JPH1025654A - 刺繍ミシンの上糸供給構造 - Google Patents
刺繍ミシンの上糸供給構造Info
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- JPH1025654A JPH1025654A JP9074416A JP7441697A JPH1025654A JP H1025654 A JPH1025654 A JP H1025654A JP 9074416 A JP9074416 A JP 9074416A JP 7441697 A JP7441697 A JP 7441697A JP H1025654 A JPH1025654 A JP H1025654A
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Abstract
から引き出した上糸のセットが困難で、刺繍加工動作に
より発生する振動の影響を受け易かった。 【解決手段】 本刺繍ミシンの上糸供給構造5は、刺繍
ヘッド2の上方に張力付与機構付き糸案内具27等を配
設し、糸立て装置13の糸立てピン12に外挿したボビ
ン10から解かれた上糸11を糸案内具27等を経て刺
繍ヘッド2の針に供給するものにおいて、糸立てピン1
2を低い位置に配設するとともに、糸立てピン12を上
下端が開口した筒で形成し、ボビン10から解かれた上
糸11を該上端の開口から糸立てピン12に挿入可能と
し、糸立てピン12の下端の開口から糸道装置25の糸
案内具27の近傍までの間を、中空の上糸案内管15を
用いて接続し、上糸11をエア流によって上糸案内管1
5に挿通可能としたこと。
Description
て、ボビンから糸道装置を経て刺繍ヘッドの針に上糸を
供給する上糸供給構造に関するものである。
工業用刺繍ミシンにおいては、刺繍ヘッドの上方に糸道
装置が配設され、該糸道装置には上糸に張力を付与する
張力付与手段を備えた糸案内具、糸調子等が配設されて
いる。さらに、糸道装置の後方であってかつ糸道装置よ
り高い位置に糸立て装置が配設されている。糸立て装置
は、台と、該台に立設された多数の糸立てピンとからな
り、各糸立てピンに、色彩の異なる上糸が巻かれたボビ
ンを外挿して立てるようになっている。そして、ボビン
から解かれた上糸は、ボビンより高い位置に設けられた
糸ガイドに一旦引掛引っ掛けられ、そこから糸道装置ま
で空中に張られ、糸道装置を経て刺繍ヘッドの針に供給
される。
糸道装置より高い位置に配設されていると、最初に糸立
てピンにボビンを立てたり、色の異なる上糸が巻かれた
ボビンに取替えたり、上糸の無くなったボビンを新しい
ボビンに取り替えたり、ボビンから解かれた上糸をさら
に高い位置にある糸ガイドに引っ掛けて糸道装置まで張
ったりする際に、作業者は、背伸びしたり、台に乗った
りして行う必要があり、作業しにくいという問題があっ
た。
置される多頭式の多針刺繍ミシンにおいては、各刺繍ヘ
ッド毎に針数分のボビンをセットする必要があるため、
糸立て装置には多数のボビンが密集して配置される。こ
のため、作業者にとっては、さらにボビンの抜差し等の
作業が困難であった。
によって発生する振動は、刺繍ミシンの上側ほど増幅さ
れて伝わるため、糸立て装置が刺繍ヘッドより高い位置
に配設されていると、刺繍ミシンの刺繍加工動作によっ
て発生する振動が糸立て装置に伝わり易い。このため、
刺繍加工中にボビンに巻かれた上糸にばらけや、たるみ
が生じてしまい、隣り合うボビンの上糸同士が絡んだ
り、上糸がボビンの下に入り込んで引っ掛り、糸切れが
発生することがあった。
構造として、特開平4−338487号公報に記載され
たものがある。この上糸供給構造50においては、図1
3に示すように、糸立てピン55を上端及び下端が開口
した中空の筒で形成して、ボビン54から解かれた上糸
53を該上端の開口から糸立てピン55に挿入可能と
し、前記糸立てピン55の下端の開口から糸調節器57
近傍までの間を中空の上糸案内管58で接続している。
そして、ボビン54から解かれた上糸53を、周知の針
金状の糸通し具を用いて、糸立てピン55の上端の開口
から挿入し、糸立てピン55及び上糸案内管58に挿通
させて糸調節器57近傍の糸出口59に導いている。な
お、糸調節器57は上糸に張力を付与する張力付与手段
を備えたものである。
に立設・固定されている。ボビン54に巻かれた上糸5
3をボビン54から解き易くするためには、ボビン54
が外挿されたときに、糸立てピン55の上端部がボビン
54の上端から上方に突出するように設ける必要があ
る。ボビン54には種々のサイズのものがあるため、糸
立てピン55の高さは、最も高さが高いボビン54に合
わせて固定されている。
うな高い位置にある糸ガイドに上糸53を引っ掛ける必
要はないものの、やはり、糸立て装置56が刺繍ヘッド
51の支持アーム52の上方に設けられていたため、ボ
ビン54の抜差し等の作業が困難であった。
記糸立てピン55及び前記上糸案内管58に挿通させて
いるため、前記糸立てピン55と前記上糸案内管58と
の総長が長い場合は、それに見合う長さの糸通し具が必
要となる。従って、前記糸立てピン55と前記上糸案内
管58との総長をあまり長くすると糸通しが困難となる
ため、前記総長が長いものは実現困難であった。
ため、前記糸立てピン55及び前記上糸案内管58の経
路に曲率が大きいカーブを設けると糸通しが困難となる
ため、前記経路の設け方に制限があった。
ボビン54に合わせて固定されているため、低いボビン
54を用いると、ボビン54の上端から突出する糸立て
ピン55の上端部の長さが長くなってしまう。このた
め、ボビン54から解かれた上糸53が、その有する不
可避的なねじれによって、糸立てピン55の上端部に巻
き付いてしまい、糸切れが発生することがあった。
て装置に対してボビンを容易に抜差しでき、該ボビンか
ら解いた上糸を刺繍ヘッドに容易にセットでき、さら
に、刺繍ミシンの刺繍加工に必要な上糸を安定的に供給
するとともに、刺繍加工動作により発生する振動の影響
を受けにくい刺繍ミシンの上糸供給構造を提供すること
にある。
に、本発明の刺繍ミシンの上糸供給構造は、上糸に張力
を付与するための張力付与手段を刺繍ヘッドの上方に配
設し、上糸が巻かれたボビンを糸立て装置の糸立てピン
に外挿して立て、該ボビンから解かれた上糸を前記張力
付与手段を経て前記刺繍ヘッドの針に供給するようにし
た刺繍ミシンの上糸供給構造において、前記糸立てピン
の下端位置が最上部にある前記張力付与手段より下方と
なるように、該糸立てピンを低い位置に配設するととも
に、該糸立てピンを上端及び下端が開口した中空の筒で
形成して、前記ボビンから解かれた上糸を該上端の開口
から糸立てピンに挿入可能とし、該糸立てピンの下端の
開口から最上部の前記張力付与手段の近傍までの間を、
中空の上糸案内管を用いて途中で空気漏れが生じないよ
うに接続し、前記糸立てピンに挿入した上糸をエア流に
よって上糸案内管の全体に挿通可能とした。
いが、以下の態様を例示することができる。 (1)前記刺繍ミシンは前記刺繍ヘッドがテーブルの上
方に水平に架設されたブリッジの前側に間隔をおいて二
つ以上連設された多頭式刺繍ミシンであり、前記糸立て
装置を前記ブリッジの後側に設けた態様。
テーブルの下方に設けた態様。
置にセットされた前記ボビンの少なくとも一部が前記刺
繍ミシンの前側から見えるように設けることが好まし
い。
いものであればとくに限定されず、軟質なものでも硬質
のものでも構わない。但し、軟質なものにした方が配設
し易いため、より好ましい。このようなものとして、ウ
レタンチューブ、ビニールチューブ又はナイロンチュー
ブを例示することができる。
ては、前記糸立てピンの上端の開口をエア流入口とし、
該糸立てピンの上端の開口縁に筒の外側から内側へ前記
上糸が通過可能な切欠を設けることが好ましい。
においては、前記上糸案内管の途中にエア流入口を設け
ることもできる。
高さを調節する高さ調節機構を備えていることが好まし
い。
定されないが、次のものを例示できる。
立てピンが略垂直に挿通され又は螺合されて立設されて
おり、前記糸立て台への前記挿通又は螺合位置を調節す
ることによって、前記糸立てピンの上端高さを調節する
態様。
一方のパイプからの他方のパイプの突出高さを調節する
ことによって、前記糸立てピンの上端高さを調節する態
様。
前記糸立てピンの上端高さは、特に限定されないが、該
糸立てピンに前記ボビンを外挿したときに、該ボビンの
上端から糸立てピンが突出する高さが5〜20mmにな
るようにすることが好ましい。
ついて、図面を参照して説明する。図1〜図6は本発明
を具体化した第一実施形態の上糸供給構造を備えた多頭
式刺繍ミシン1を示している。この刺繍ミシン1は、図
1に示すように、テーブル3の上に水平に架設されたブ
リッジ4の前側に間隔をおいて連設された4つの刺繍ヘ
ッド2と、ブリッジ4の後側に該刺繍ヘッド2毎に設け
られた上糸供給構造5と、刺繍ヘッド2の下方におい
て、テーブル3上に載置された刺繍枠6と、テーブル3
の右側において、刺繍加工する図形データ、刺繍ミシン
1の作動指示等を入力するためのコントローラ7とを備
えている。そして、刺繍ヘッド2の上部には、張力付与
機構付き糸案内具27、糸調子28等を備えた糸道装置
25が配設されており、それぞれの糸案内具27、糸調
子28等は、上糸へ張力を付与する張力付与手段を備え
ている。
うに、ボビン10を立てるための糸立て装置13と、糸
立て装置13と糸案内具27の近傍との間に配された9
本のウレタン製の中空管である上糸案内管15とを備え
ている。
立て台16に一定の間をおいて立てられた9本の糸立て
ピン12とを備え、各糸立てピン12には上糸11が巻
かれたボビン10が外挿して立てられている。このと
き、糸立てピン12の上端部はボビン10の上部から突
出するようになっている。糸立て装置13は、糸立てピ
ン12の下端位置が糸案内具27より下方であって、図
1に示すように、刺繍ミシン1の前側から糸立てピン1
2に外挿されたボビン10の上部が見えるように設けら
れており、前側からボビン10に巻かれた上糸11の残
量を容易に確認できるようになっている。具体的には、
糸立て装置13は、糸立てピン12の下端位置が床から
1330mm(例示であって、これに限定されない。好
ましくは1350mm以下であり、更に好ましくは12
50mm以下である。)の高さになるように、ブリッジ
4の後側にボルトによって固定されている。
端及び下端が開口した筒17と該筒17の上端の開口に
嵌入されたキャップ18とよりなっており、筒17の下
端側に螺刻された雌ネジに螺合されたナット22,22
によって糸立て台16に立てられている。キャップ18
はフランジ部24を備え、該フランジ部24によって筒
17の上端の開口の端面を覆うようになっている。そし
て、フランジ部24の上面の内周縁及び外周縁は、その
全周が滑らかな曲線となるように形成されている。ま
た、フランジ部24の上面には、図4及び図5に示すよ
うに、糸立てピン12の外側から内側へ上糸11が通過
可能な切欠20が設けられている。
うに、前側と後側とを貫通させた穴23が水平に9つ配
設された止具29が設けられ、各穴23には、前側から
キャップ19が嵌入されている。該キャップ19は、切
欠20が設けられていない点を除いてキャップ18と同
様のものである。
ように、各糸立てピン12の下端の開口から、上糸案内
管15の先端がキャップ18の下側に当たるまで挿入さ
れている。該上糸案内管15の外周は糸立てピン12の
内周より若干太めに形成されており、糸立てピン12に
一旦挿入されると、簡単には抜けないようになってい
る。
に示すように、各穴23の後側から、その先端がキャッ
プ19の後側に当たるまで挿入されており、前記糸立て
ピン側と同様に一端挿入すると簡単には抜けないように
なっている。
立てピン12の下端の開口から糸道装置25の糸案内具
27の近傍までの間を途中で空気漏れが生じないように
接続してある。
15に挿通させるには、まず、糸立てピン12及び上糸
案内管15に挿通させるのに十分な上糸11をボビン1
0から解いておく。次に、上糸11の先端をキャップ1
8に設けられた切欠20を介して糸立てピン12に挿入
する。一方、エアコンプレッサー(図示略)からチュー
ブで延出されたエアガンを手に持ち、該エアガンのノズ
ル21を糸立てピン12の上端の開口縁に当接させ、ノ
ズル21から加圧されたエアを噴射させる。そうする
と、エア流によって上糸11が切欠20を通して糸立て
ピン12及び上糸案内管15の中空部に強制的に送り込
まれ、上糸案内管15の糸道装置25側端部から上糸1
1が送り出される。こうして、上糸11を瞬時に挿通さ
せることができる。
ば、ボビン10から解かれた上糸11は、すぐに糸立て
ピン12の上端の開口から入り、常に糸立てピン12や
上糸案内管15によって周囲が拘束されているため、上
糸11が撚りの強いものであってもそれがループ状にな
ることはなく、また、隣接するボビン10相互の上糸1
1が絡むこともない。
具27より下方になるように糸立て装置13を低く設け
たため、糸立て装置13に対してボビン10を抜差しす
るときに、作業者は、背伸びしたり、台に乗ったりする
ことなく、容易に作業することができる。そして、糸立
て装置13に多数のボビン10が密集して配置される多
頭式の多針刺繍ミシンにおいても、同様にボビン10を
容易に抜差しできる。
め、刺繍ミシン1の刺繍加工動作により発生する振動の
糸立て装置13への影響が少ない。このため、ボビン1
0に巻かれた上糸11にばらけや、たるみが生じにく
く、隣り合うボビン10の上糸11同士が絡んだり、上
糸11がボビン10の下に入り込んで引っ掛り、糸切れ
が発生するという問題が生じにくい。
ン12の下端の開口から糸道装置25の糸案内具27の
近傍までの間を途中で空気漏れが生じないように接続す
るとともに、エア流によって上糸11を糸立てピン12
及び上糸案内管15に挿通させているため、糸立てピン
12及び上糸案内管15の総長が長い場合や、糸立てピ
ン12及び上糸案内管15の経路に曲率が大きいカーブ
を設けた場合であっても、瞬時に上糸を挿通させること
ができる。従って、従来の周知の針金状の糸通し具を用
いる場合のように糸通しが困難になるという問題は一切
生じない。
切欠20を設けたため、糸立てピン12及び上糸案内管
15に上糸11を挿通させるときに、エアガンのノズル
21を糸立てピン12の上端の開口縁に当接させた状態
でも、切欠20を介して、ノズル21と糸立てピン12
との間に上糸11をスムーズに通過させることができ
る。従って、上糸11が通過可能な隙間を作るために、
ノズル21を糸立てピン12の上端の開口縁から少し浮
かせる必要がなく、糸立てピン12及び上糸案内管15
に上糸11を容易に挿通させることができる。
給構造30を示し、次の点においてのみ、第一実施形態
と相違している。従って、第一実施形態と同様の部分に
ついては、図7に示すように、同一の番号を付して重複
説明を避ける。
5の糸立てピン12寄りの位置にY型接手31を設け、
該Y型接手31の流入口32は手動弁33を介して前記
エアコンプレッサー(図示略)に接続されている。そし
て、手動弁33を押下すると、前記エアコンプレッサー
により加圧されたエアが手動弁33から噴射され、エア
流が上糸案内管15の糸道装置25方向側へ流入するよ
うになっている。なお、糸立てピン34の上端の開口縁
には、第一実施形態と異なり切欠が設けられていない。
を糸立てピン12及び上糸案内管15に挿通させるに
は、まず、ボビン10から糸立てピン12及び上糸案内
管15を挿通させるのに十分な上糸11を解いておく。
次に、上糸11の先端を糸立てピン12の上端の開口に
挿入する。そして、手動弁33を押下すると、加圧され
たエアが噴射され、エア流がY型接手31の流入口32
を介して上糸案内管15の糸道装置25方向側へ流入す
る。そうすると、上糸11は、該エア流によって糸立て
ピン12の中空部に強制的に引き込まれ、上糸案内管1
5の糸道装置25側端部から送り出される。こうして、
上糸11を瞬時に挿通させることができる。
31を介してエア流を上糸案内管15の中空部に送るよ
うにしたため、上糸11を通すときに、第一実施形態の
ように糸立てピン12の上端の開口縁に前記エアガンの
ノズル21を当接させる手間がない。このため、第一実
施形態よりも、さらに容易に上糸11を挿通させること
ができる。
の上糸供給構造35を示し、この上糸供給構造35で
は、糸立て装置36を刺繍枠6が載置されたテーブル3
の下方かつ前側に設けた点においてのみ、第一実施形態
と相違している。従って、第一実施形態と同様の部分に
ついては、図に示すように、同一の番号を付して重複説
明を避ける。
ば、糸立て装置36をテーブル3の下方に低く設けたた
め、作業者の身長の高低に拘らず、ボビン10を容易に
抜差しできる。
かつ前側に設けたため、糸立て装置36に対するボビン
10の抜差しや、上糸11の刺繍ヘッド2へのセット等
の作業を刺繍ミシン1の後側に廻ることなく、前側から
行なうことできる。また、刺繍ミシンの後方にボビン1
0の抜差し等の作業のためのスペースを設ける必要がな
い。
にも適用可能な第一変更例の糸立て装置40を示し、こ
の糸立て装置40は、糸立てピン41の上端高さを調節
する高さ調節機構を設けた点においてのみ、第一実施形
態の糸立て装置13と異なる。
穴16aが設けられており、各穴16aにはゴム又は軟
質樹脂製のピン支持部42が取り付けられている。そし
て、各ピン支持部42によって、9本の糸立てピン41
が立てられている。
け穴42aを備えた円筒形をしており、その外周壁には
糸立て台16に設けられた穴16aの内周縁に嵌合する
周溝42bが凹設されている。取付け穴42aの内周壁
は凹凸面又は粗面に形成され、その内径は糸立てピン4
1の外径より縮径されている。そして、糸立てピン41
の下端側が挿着されたときに、取付け穴42aの内周壁
の弾性力、及び、該内周壁と糸立てピン41の外周壁と
の摩擦力によって糸立てピン41を支持するようになっ
ている。この糸立てピン41のピン支持部42への挿着
位置をスライドして変更することにより糸立てピン41
の上端高さを調節可能になっており、これが糸立てピン
41の高さ調節機構である。
用可能な第二変更例の糸立て装置44を示し、この糸立
て装置44では、糸立てピン45の下端側に刻設された
雄ネジ部45aが長めに設けられている点においての
み、第一実施形態の糸立て装置13と異なる。
糸立て台16への締結位置を変更することにより、糸立
てピン45の上端高さを調節可能にしており、これが、
糸立てピン45の高さ調節機構である。
用可能な第三変更例の糸立て装置47を示し、この糸立
て装置47では、糸立てピン48を糸立て台16に止め
具49を用いて固定するようにした点においてのみ、第
二変更例と異なる。
と異なり、雄ネジが螺刻されていない。糸立てピン48
は、その下端側が糸立て台16に設けられた穴16aに
垂直に挿入された状態で、糸立て台16の上面側と下面
側から糸立てピン48に貫装された一対の止め具49に
よって、糸立て台16に固定されている。
径と略等しくされ、上下方向に貫通した取付け穴49a
と、側面から取付け穴49aに直角に開口する雌ネジ穴
49bと、雌ネジ穴49bに螺入された雄ネジ49cと
を備えている。そして、雌ネジ穴49bに螺入された雄
ネジ49cの螺入側先端部によって、取付け穴49aに
挿入された糸立てピン48を取付け穴49aの内周壁に
圧着することにより、止め具49は糸立てピン48に固
定されるようになっている。
置を変更することにより糸立てピン48の上端高さを調
節可能にしており、これが糸立てピン48の高さ調節機
構である。
機構によって調節する糸立てピン41,45,48の上
端高さは、特に限定されないが、糸立てピン41,4
5,48にボビン10を外挿したときに、ボビン10の
上端から糸立てピン41,45,48の突出高さhが5
〜20mmになるようにすることが好ましい。
置40,44,47は、いずれも糸立てピン41,4
5,48の高さ調節機構を備えているので、ボビン10
のサイズに応じて糸立てピン41,45,48の高さを
最適に調節することができる。従って、ボビン10から
解かれた上糸11が、ボビン10から突出した糸立てピ
ン41,45,48の上端側に巻き付くことによる糸切
れの発生を大きく減少させ、もって、刺繍ミシンの刺繍
加工に必要な上糸11を安定的に供給することができ
る。
されず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)糸立てピンを傾斜させて設け、ボビンが前方に傾
斜するようにすること。 (2)糸立てピンの上端の開口縁に設けた切欠を、糸立
てピンではなく、エアガンのノズル先端の開口縁に設け
ること。
ンジ部を備えた糸ガイドを設け、ボビンに巻かれた上糸
が、前記フランジ部によって前記ボビンから外方向に引
き離されるようにして解かれるようにすること。
おいて、糸立て台16に設けた穴16aに糸立てピン4
5に螺合する雌ネジを刻設することによって、糸立て台
16の上面側又は下面側のいずれか一方のナット22を
省略すること。
ピン12を二重パイプにし、一方のパイプからの他方の
パイプの突出高さを調節することによって、糸立てピン
12の上端高さを調節すること。
繍ミシンの上糸供給構造によれば、糸立て装置に対する
ボビンの抜差しを容易に行なうことができ、ボビンから
解いた上糸をエア流によって上糸案内管の全体に容易か
つ瞬時に挿通することができ、さらに、刺繍ミシンの刺
繍加工動作により発生する振動の影響を受けにくくする
という優れた効果を奏する。
ンの上糸供給構造によれば、刺繍ミシンの刺繍加工動作
により発生する振動の影響をさらに受けにくくするとい
う優れた効果を奏する。
ンの上糸供給構造によれば、糸立て装置に対するボビン
の抜差しをさらに容易に行なうことができ、刺繍ミシン
の後方にボビンの抜差し等の作業のためのスペースを設
ける必要がないという優れた効果を奏する。
シンの上糸供給構造によれば、ボビンから解いた上糸を
エア流によって上糸案内管の全体にさらに容易に挿通す
ることができるという優れた効果を奏する。
供給構造によれば、刺繍ミシンの刺繍加工に必要な上糸
を安定的に供給することができるという優れた効果を奏
する。
造を備えた刺繍ミシンの正面図である。
造の平面図である。
ある。
る。
造の側面を示す断面図である。
造を備えた刺繍ミシンの正面図である。
れにも適用可能な第一変更例の糸立て装置を示す側面の
部分断面図である。
断面図である。
断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 上糸に張力を付与するための張力付与手
段を刺繍ヘッドの上方に配設し、上糸が巻かれたボビン
を糸立て装置の糸立てピンに外挿して立て、該ボビンか
ら解かれた上糸を前記張力付与手段を経て前記刺繍ヘッ
ドの針に供給するようにした刺繍ミシンの上糸供給構造
において、 前記糸立てピンの下端位置が最上部にある前記張力付与
手段より下方となるように、該糸立てピンを低い位置に
配設するとともに、 該糸立てピンを上端及び下端が開口した中空の筒で形成
して、前記ボビンから解かれた上糸を該上端の開口から
糸立てピンに挿入可能とし、 該糸立てピンの下端の開口から最上部の前記張力付与手
段の近傍までの間を、中空の上糸案内管を用いて途中で
空気漏れが生じないように接続し、前記糸立てピンに挿
入した上糸をエア流によって上糸案内管の全体に挿通可
能としたことを特徴とする刺繍ミシンの上糸供給構造。 - 【請求項2】 前記刺繍ミシンは、前記刺繍ヘッドがテ
ーブルの上方に水平に架設されたブリッジの前側に間隔
をおいて二つ以上連設された多頭式刺繍ミシンであり、
前記糸立て装置を前記ブリッジの後側に設けた請求項1
記載の刺繍ミシンの上糸供給構造。 - 【請求項3】 前記糸立て装置を前記刺繍ミシンのテー
ブルの下方に設けた請求項1記載の刺繍ミシンの上糸供
給構造。 - 【請求項4】 前記糸立てピンの上端の開口をエア流入
口とし、該糸立てピンの上端の開口縁に筒の外側から内
側へ前記上糸が通過可能な切欠を設けた請求項1、2又
は3記載の刺繍ミシンの上糸供給構造。 - 【請求項5】 前記上糸案内管の途中にエア流入口を設
けた請求項1、2又は3記載の刺繍ミシンの上糸供給構
造。 - 【請求項6】 前記糸立て装置は、前記糸立てピンの上
端高さを調節する高さ調節機構を備えた請求項1〜5の
いずれか一項に記載の刺繍ミシンの上糸供給構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07441697A JP3829205B2 (ja) | 1996-05-09 | 1997-03-10 | 刺繍ミシンの上糸供給構造及び上糸供給方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-140903 | 1996-05-09 | ||
| JP14090396 | 1996-05-09 | ||
| JP07441697A JP3829205B2 (ja) | 1996-05-09 | 1997-03-10 | 刺繍ミシンの上糸供給構造及び上糸供給方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
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