JPH10257209A - 画像読み取り装置と複写機 - Google Patents

画像読み取り装置と複写機

Info

Publication number
JPH10257209A
JPH10257209A JP9059395A JP5939597A JPH10257209A JP H10257209 A JPH10257209 A JP H10257209A JP 9059395 A JP9059395 A JP 9059395A JP 5939597 A JP5939597 A JP 5939597A JP H10257209 A JPH10257209 A JP H10257209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image sensor
ccd
reading
power consumption
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9059395A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyoshi Osozawa
憲良 遅澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9059395A priority Critical patent/JPH10257209A/ja
Publication of JPH10257209A publication Critical patent/JPH10257209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージセンサーを用いた画像読み取り装置
において、信号のオプティカルブラック部分に相当する
場所に消費電力が集中し、クランプレベルが変動するこ
とを抑圧する。 【解決手段】 原稿の読み取り信号レベルを測定する手
段と、イメージセンサーの消費電力可変手段と、前記読
み取り信号レベルに応じて前記消費電力可変手段を制御
する手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装置
に関し、特に、CCDイメージセンサー等のイメージセ
ンサーを用いて、連続読み取りのように、長時間にわた
り原稿読み取りを行う場合に起こり得るイメージセンサ
ーの熱ノイズの経時変化等による画質劣化の補正手段を
備える画像読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像読み取り装置は複写機、ファ
クシミリ、OCR等に組み込まれ、原稿画像を読み取っ
て伝送系に出力したり、読み取り信号に応じて感光体を
露出して転写したりして用いられている。その際、ライ
ンイメージセンサーを用いて画像を読み取る時は、ライ
ンイメージセンサーの並び方向を主走査方向とし、原稿
とラインイメージセンサーとの相対移動方向を副走査方
向として順次走査してエリア画像を読み取っている。
【0003】図7は原稿読み取り装置に用いられるCC
Dラインイメージセンサーの構成を示す。被写体光はフ
ォトダイオード11(以下PD11)で光電変換され、
ここで発生した電荷はシフトゲート12(以下SH1
2)を介して転送レジスタ13で矢印方向に転送され、
出力アンプ14から電荷量に対応した電圧が出力され
る。
【0004】転送レジスタ13は駆動パルスφ1,φ2
によって2相駆動され、駆動パルスは転送レジスタ13
の両端より供給される。
【0005】出力アンプ14へのバイアス電流はCCD
リニアイメージセンサー10の電源端子15(以下VO
D15)より供給される。
【0006】CCDリニアイメージセンサー10の電力
消費量は、主に後述の図3の符号3012に示すCCD
電源から端子15を経由して供給される出力アンプ14
のバイアス電源に対応した消費量P1と、図3の符号3
011に示すドライバー電源から供給されるドライバー
電源に対応した消費量P2の合計になる。
【0007】シフトゲートSH12、転送レジスタ13
は容量性負荷として捉えられ、一般に負荷容量Cを周波
数f、電圧Vで駆動した場合、消費電力Pは P=CV2f で表わされることが知られており、電力P2は駆動周波
数に比例して増加する。
【0008】図8は転送レジスタ13を分布定数として
捉えた場合の等価回路を示す。抵抗R1〜R6の値は全
て等しく、容量C1〜C5の値も全て等しく、ドライバ
からの供給電力P2は抵抗R1〜R6で消費される。
【0009】CCDラインイメージセンサーの両端部か
らの駆動電流が左右対称で中点aでバランスが取れてい
る場合、抵抗R1には容量C1〜C3に充放電する電流
が、抵抗R2には容量C2〜C3に充放電する電流が、
抵抗R3には容量C3に充放電する電流が流れる。
【0010】従って、抵抗R1〜R3での消費電力Pの
関係は、 P(R1)>P(R2)>P(R3) となる。
【0011】一方、シフトゲートSH12で消費される
電力は次に示す理由で無視することが出来る。
【0012】シフトゲートSH12はPD11から転送
レジスタ13に電荷を移動するときにのみ駆動されるも
ので、その周期は非常に長く、一般的に転送レジスタ1
3の駆動周波数に対応する周期に対し、約1/2000
〜1/5000程度になる。
【0013】従って近似的に電力P2は転送レジスタ1
3による電力のみとして考えることが出来る。
【0014】図9はCCDリニアイメージセンサー10
の電力分布を示す。電力消費は出力アンプ14のある左
端付近で極端に高く、もう一方の端部でもう一つの少し
小さめのピークを持つ分布となる。
【0015】電力分布は発熱分布に等しく、CCDリニ
アイメージセンサー10の持つ暗電流ノイズは8℃の温
度上昇に対し2倍になる特性を持つため、CCDリニア
イメージセンサー10の暗電流ノイズ分布の傾向は、図
9に示す電力分布の傾向と等しいと考えることが出来
る。
【0016】原稿読み取り装置においてCCDリニアイ
メージセンサー10を使用する場合、暗電流ノイズ分布
の局部集中や変動を少なくすることが画質向上のポイン
トであり、そのためには図9の分布を示す電力消費によ
る発熱を効率よく分散させる必要がある。
【0017】図10は放熱板40を用いる従来例を示
す。CCDリニアイメージセンサー10の光入射面の反
対側に十分に大きな放熱板40を押しつけ、CCDリニ
アイメージセンサー10内での熱分布の均一化を計ると
共に、熱容量を大きくして、放熱性を向上させ、CCD
リニアイメージセンサー10の絶対温度を抑えようとす
るものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、放熱板40が有限な大きさであるこ
と、周囲温度の上昇などを考えると、流し読みのように
長時間の駆動が行われた場合、熱的に飽和することがあ
る。
【0019】図11はCCDリニアイメージセンサー1
0の暗電流ノイズ分布の変化を表す。一般的にCCDリ
ニアイメージセンサー10は黒レベルの基準として、遮
光されたフォトダイオード部(図11:オプティカルブ
ラック(OB)部)を持ち、この遮光期間の電位を基準
電位にして信号はクランプされAD変換される。
【0020】従って、図11に示す暗電流ノイズ分布に
変化が生じると相対的に有効画素期間の信号レベルが変
動して、画像には黒つぶれが発生したり、画像が白っぽ
く浮いたりしてしまう。
【0021】黒レベル近傍のノイズは視覚的に非常に目
立ちやすく、使用者が複数枚の原稿の読み取りを連続的
に行う場合、その最中に黒レベルの変動があることは致
命的な画質劣化を及ぼす。
【0022】本発明の課題は、このようにOB部近傍に
消費電力が集中することにより、この部分で温度上昇、
暗電流の増加が起こり、この結果、クランプレベルの変
動が起こり、これにより黒レベルが変動し、画像が劣化
してしまうことを無くすことである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、原稿の読み取り信号レベルを測定する手
段と、イメージセンサーにおける消費電力を変化させる
消費電力可変手段と、前記原稿の読み取り信号レベルに
応じて、前記消費電力可変手段を制御する手段とを有す
ることを特徴とする画像読み取り装置である。
【0024】また、前記イメージセンサーの消費電力を
変化する可変手段は、前記イメージセンサーへの電源電
圧を変化させること、または、前記イメージセンサーを
駆動するドライバーへの駆動電源の電圧を変化させるこ
と、または、前記イメージセンサーを駆動するドライバ
ーへの駆動電源のデューティーを変化させること、であ
り、本発明は、これらの消費電力を変化する可変手段を
併用あるいは単独で動作させる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1はカラーCCDリニアイメー
ジセンサーを搭載したスキャナーの構成図である。
【0026】スキャナー1000はスキャナー本体10
00aとドキュメントフィーダー1000bから構成さ
れる。
【0027】スキャナー本体1000aは次のように構
成される。
【0028】符号1010は原稿を搭載するプラテンガ
ラス、1012は第1ミラーユニットであり、これは、
原稿露光用のハロゲンランプ1005、第1の反射ミラ
ー1002から構成される。符号1013は第2ミラー
ユニットであり、これは、第2の反射ミラー1003、
第3の反射ミラー1004から構成される。符号100
1は原稿反射光をカラーCCDリニアイメージセンサー
1100上へ縮小結像させるレンズユニットである。符
号1009はドキュメントフィーダー1000bを用い
て原稿の流し読みを行う場合の流し読み用のプラテンガ
ラスである。符号1014はステッピングモーターであ
る。
【0029】ドキュメントフィーダー1000bは次の
ように構成される。
【0030】図1において、符号1006は原稿のイン
プットトレイ、1007は原稿のピックアップローラ
ー、1008は原稿を給紙するフィードローラー、10
16は排紙ローラーである。1011は排紙トレーであ
る。
【0031】上記構成において、プラテンガラス101
0に載せた原稿を読み取る場合には、次の動作により原
稿読み取り走査を行う。
【0032】まず、プラテンガラス1010に原稿が原
稿面を下にして搭載されているものとする。ミラーユニ
ット1012,1013が、ステッピングモータ101
4により原稿反射面からCCDラインイメージセンサー
1100までの光路長を一定にするために2:1の走査
スピードで、副走査方向(矢印Aの方向)に移動走査
し、この間に原稿が副走査方向に走査される。
【0033】レンズユニット1001は、原稿の各副走
査位置で反射し反射ミラー群(1002〜1004)を
通ってきたハロゲンランプ1005の光を、CCDリニ
アイメージセンサー1100上に縮小結像させる。CC
Dリニアイメージセンサー1100は、各副走査位置に
おける結像を主走査方向(図を貫く方向)に走査しなが
ら読み込む。なお、レンズユニット1001とCCDリ
ニアイメージセンサー1100は固定された位置にあ
る。
【0034】この場合、ミラーユニット1012,10
13は破線の位置からスタートする。
【0035】また、上記構成において、インプットトレ
ー1006に搭載しておいた原稿を読み取る場合には、
次の動作により原稿読み取り走査を行う。
【0036】まず、インプットトレイ1006上には原
稿面を上向きにして原稿が搭載されているものとする。
【0037】片面原稿の読み取りの場合、原稿は破線矢
印の方向に搬送されながら読み取られる。すなわち、ピ
ックアップローラー1007でフィードローラー100
8まで送られ、原稿の読み取りタイミングに従ってフィ
ードローラー1008によって給紙され、破線矢印の方
向に搬送され、流し読みプラテンガラス1009上を通
過し、排紙トレー1011へ排紙される。
【0038】両面原稿の読み取りの場合、原稿は実線矢
印の方向に搬送されながら読み取られる。すなわち、ま
ず、フィードローラー1008によって給紙された原稿
は実線矢印の方向へ搬送さる。次に、表面(おもてめ
ん)が流し読みプラテンガラス1009の読み取り位置
を通過し読み取られた後、搬送経路(実線矢印)に従っ
て反転し、表面読み取り時とは逆の方向から裏面が読み
取られ、最後に、排紙経路(実線矢印)に従って搬送さ
れ、排紙トレー1011へ排紙される。
【0039】片面原稿の読み取りの場合も、両面原稿読
み取りの場合も、プラテンガラス1010に搭載された
原稿を読み取る場合と同様に、レンズユニット1001
は、原稿の各副走査位置で反射し反射ミラー群(100
2〜1004)を通ってきたハロゲンランプ1005の
光を、CCDリニアイメージセンサー1100上に縮小
結像させる。CCDリニアイメージセンサー1100
は、各副走査位置におけるこの結像を主走査方向(図を
貫く方向)に走査しながら読み込む。なお、レンズユニ
ット1001とCCDリニアイメージセンサー1100
は固定された位置にある。
【0040】この時、カラーCCDリニアイメージセン
サー1100上における結像画像の副走査方向は表面読
み取り時は矢印B、裏面読み取り時は矢印Cとなる。一
方、主走査方向は、どちらを読み取る場合も同一であ
る。
【0041】図2はカラーCCDリニアイメージセンサ
ー1100の構成図である。
【0042】図2において、2000はカラーCCDリ
ニアイメージセンサーであり、2001,2002,2
003は各々赤,青,緑のCCDリニアイメージセンサ
ー部である。
【0043】符号2001a〜2001cは各々赤のオ
ンチップカラーフィルターを備えるリニアフォトダイオ
ードアレイであり、2002a〜2002c,2003
a〜2003cは同様に各々青,緑のオンチップカラー
フィルターを備えるリニアフォトダイオードアレイであ
る。
【0044】符号2004a〜2004d,2005a
〜2005dはリニアフォトダイオードアレイ2001
a〜2001cで発生した電荷を各々の出力アンプ21
01a〜2101d、2102a〜2102dへ水平転
送するためのCCDシフトレジスタである。
【0045】ここでCCDシフトレジスタ2005a〜
2005dは正方向(表面)読み取り用(図2実線矢印
方向)で、CCDシフトレジスタ2005a,2005
bはリニアフォトダイオードアレイの左半分の電荷を出
力アンプ2102a,2102bに、CCDシフトレジ
スタ2005c,2005dはリニアフォトダイオード
アレイの右半分の電荷を出力アンプ2102c,210
2dに電荷を転送する。CCDシフトレジスタ2005
a,bとCCDシフトレジスタ2005c,dの電荷転
送方向はお互い逆向きである。
【0046】CCDシフトレジスタ2004a〜200
4dは逆方向(裏面)読み取り用(図2破線矢印方向)
であり、同様にリニアフォトダイオードアレイを左右分
割してそれぞれの出力アンプ2101a〜2101dに
電荷を転送する。
【0047】また、CCDシフトレジスタ2005a〜
2005dは青のリニアフォトダイオードアレー200
2a〜2002cで発生した電荷を出力アンプ2102
a〜2102dへ水平転送する(青の逆方向読み取り
用)CCDシフトレジスタでもある。
【0048】符号2006a〜2006dは青のリニア
フォトダイオードアレイ2002a〜2002cで発生
した電荷を、出力アンプ2103a〜2103dへ転送
する青の正方向読み取り用のCCDシフトレジスタであ
る。
【0049】また、CCDシフトレジスタ2006a〜
2006dは緑のリニアフォトダイオードアレイ200
3a〜2003cで発生した電荷を出力するため(緑の
逆方向読み取り用)のCCDシフトレジスタでもある。
【0050】符号2007a〜2007dは緑のリニア
フォトダイオードアレイ2003a〜2003cで発生
する電荷を出力アンプ2104a〜2104dへ水平転
送するためのCCDシフトレジスタである。
【0051】符号2206,2207,2208はリニ
アフォトダイオードアレイ2001aで発生した電荷を
次段のリニアフォトダイオードアレイ2001bへ転送
するシフトゲートSH1,SH2,SH3である。
【0052】このシフトゲートは次のような動作を行
う。
【0053】正方向読み取り時には、リニアフォトダイ
オードアレー2001aの電荷がシフトゲートSH1
(2206)→シフトゲートSH2(2207)→シフ
トゲートSH3(2208)→リニアフォトダイオード
アレー2001bの順に転送され、リニアフォトダイオ
ードアレー2001bにおいて電荷の加算が行われる。
【0054】逆方向読み取り時には、正方向読み取り時
とは逆に、リニアフォトダイオードアレー2001bの
電荷がシフトゲートSH3(2208)→シフトゲート
SH2(2207)→シフトゲートSH1(2206)
→リニアフォトダイオードアレー2001aの順に転送
され、リニアフォトダイオードアレー2001aにおい
て電荷の加算が行われる。
【0055】符号2209〜2211は、同様にリニア
フォトダイオードアレイ2001bと2001c間の電
荷転送を制御するためのシフトゲートSH4〜SH6で
あり、正方向読み取り時及び逆方向読み取り時の動作順
序は各々、シフトゲートSH4→シフトゲートSH5→
シフトゲートSH6、シフトゲートSH6→シフトゲー
トSH5→シフトゲートSH4である。
【0056】符号2212はリニアフォトダイオードア
レイ2001cで発生した電荷を水平CCDシフトレジ
スタ2005a〜dへ、スキャナーの読み取り速度に同
期して転送するためのシフトゲートSH7である。
【0057】符号2213,2214はシフトゲートS
H7(2212)によって転送されたリニアフォトダイ
オードアレイ2001cの電荷を、水平CCDシフトレ
ジスタ2005a〜2005dへ1画素ごとに順次転送
するためのスイッチゲートSG1,SG2である。
【0058】スイッチゲートSG1(2213)によっ
て、奇数画素の電荷が水平CCDシフトレジスタ200
5a,cへ転送され、スイッチゲートSG2(221
4)によって、偶数画素の電荷が水平CCDシフトレジ
スタ2005b,dへ転送される。
【0059】符号2215〜2217は水平CCDシフ
トレジスタ2005a,b間、2005c,d間で電荷
のレジスタ間転送を行うためのトランスファゲートTG
1〜TG3である。
【0060】前述したリニアフォトダイオードアレイ間
のシフトゲートによる電荷の転送(例えば、リニアフォ
トダイオードアレー2001aと2001bの間のシフ
トゲートSH1(2206)、SH2(2207)、S
H3(2208)による電荷の転送)と同様に、正方向
読み取り時にはトランスファーゲートTG1→トランス
ファーゲートTG2→トランスファーゲートTG3、逆
方向読み取り時にはトランスファーゲートTG3→トラ
ンスファーゲートTG2→トランスファーゲートTG1
と動作順序を切り換えることにより転送方向の制御を行
う(正方向:実線矢印、逆方向:破線矢印)。
【0061】ここで水平CCDシフトレジスタ2005
a〜dは2相駆動である。通常知られているようにφ
1,φ2の2種類のレジスタが交互に連なっており、こ
の2種類のレジスタに交互にパルスを入力することによ
って、CCDレジスタのポテンシャルが変化し、出力ア
ンプ方向へ電荷が順次転送される。
【0062】上述したトランスファゲートTG1〜TG
3のレジスタ間の転送は、2種類のレジスタ(φ1,φ
2)の内φ1のレジスタを用いて行うものとする。
【0063】信号2218,2219は電荷転送方向を
制御するスイッチゲート信号SW1、SW2である。図
示していないが、上述したシフトゲートSH1〜SH
7、トランスファゲートTG1〜TG3の電荷転送方向
の切り替えは、このスイッチゲート信号SW1(221
8),SW2(2219)に同期して行われる。また、
アナログスイッチ2106a〜2106dも、スイッチ
ゲート信号SW1(2218),SW2(2219)に
同期して切り替えられる。
【0064】アナログスイッチ2106a〜dは、正方
向読み取り時(実線矢印方向)には転送レジスタ200
7a〜dの出力を、逆方向読み取り時(破線矢印方向)
には転送レジスタ2004a〜dの出力を選択する。
【0065】なお、以上の説明からも明らかなように、
正方向読み取り時には、出力アンプ2102a〜dが赤
信号を出力し、出力アンプ2103a〜dが青信号を出
力し、出力アンプ2104a〜dが緑信号を出力する。
また、逆方向読み取り時には、出力アンプ2101a〜
dが赤信号を出力し、出力アンプ2102a〜dが青信
号を出力し、出力アンプ2103a〜dが緑信号を出力
する。
【0066】図3は信号処理回路の回路ブロック図を示
す。CCDリニアイメージセンサー1100はドライバ
ー3008によって駆動されている。ドライバー300
8はドライバー電源3011から電源供給されていて、
ドライバー電源3011はコントローラ3010によっ
て制御されている。
【0067】CCDリニアイメージセンサー1100へ
の電源供給はCCD電源3012から供給され、これも
同様にコントローラ3010によって制御される。
【0068】CCDリニアイメージセンサー1100か
ら出力される各色につき4本の信号は、アナログ信号処
理部3001内のサンプルホールド回路、ゲインコント
ロールアンプによって所定レベルに調整された後、アナ
ログ信号処理部3001内のADコンバータでデジタル
データへと変換される。
【0069】ここでCCDリニアイメージセンサー11
00からの出力信号は上述したように読み取り方向によ
って異なる色信号となる。
【0070】アナログ信号処理部3001では読み取り
方向に応じてアンプゲイン、ADコンバータの基準レベ
ル(オフセット)が切り換えられる。
【0071】本実施形態においてはADコンバータの分
解能を8ビットとして説明を行うが、発明はこれに限定
されるものではない。
【0072】アナログ信号処理部3001から出力され
る計96ビットのデジタルデータはCCD画素配列補正
部3002に供給される。
【0073】CCDリニアイメージセンサー1100は
図2で説明したように、リニアフォトダイオードアレイ
が左右に分割され、それぞれの出力はお互いに逆方向に
読み出されるため、左右の一方に対してもう一方が鏡像
出力となる。
【0074】CCD画素配列補正部3002は、後段の
画像処理回路アルゴリズムに応じてこの配列を補正する
ものでFIFO、LIFOメモリーと論理回路よりな
る。
【0075】ライン間距離補正部3003は、CCDリ
ニアイメージセンサー1100の各色毎のラインセンサ
ーの位置の差を補正するものである。
【0076】シェーディング補正部3004はCCDリ
ニアイメージセンサー1100の持つ画素毎の感度バラ
ツキの補正を行うもので、読み取り方向(正/逆)に応
じて2種類の補正データを備える。これはCCDリニア
イメージセンサー1100が読み取り方向(正/逆)に
対して電荷の転送経路が異なることに起因する。
【0077】マスキング補正部3005はRGB色空間
の補正を行うもので、読み取り方向(正/逆)に対し2
種類の補正係数を持ち、出力は読み取り方向に拘わらず
色について一定になる。
【0078】アナログ信号処理回路部3001からマス
キング補正部3005迄の処理で正規化された各デジタ
ルデータは、画像処理部3006で変倍、γ補正等の処
理をページメモリー3007を用いて行われる。
【0079】上述した回路構成において、例えばアナロ
グ信号処理部3001のゲイン、オフセットやCCD画
素配列補正部3002、ライン間距離補正部3003の
メモリーコントロールやマスキング補正部3005の補
正係数などの設定、制御はコントローラ3010が管理
する。
【0080】また、各ブロックで必要なタイミングパル
スはタイミング発生部3009で発生され、CCDリニ
アイメージセンサー1100の駆動パターンはドライバ
ー3008を介してCCDリニアイメージセンサー11
00に供給される。
【0081】特にドライバー3008に供給されるCC
D駆動パルスには、コントローラ3010によってパル
スのON/OFF制御によるデューティー制御がなされ
る。
【0082】図4はページメモリー3007に記憶され
る主走査1本分の画像イメージと、主走査方向のメモリ
ーアドレス(b)との対応の一例を示す。
【0083】CCDリニアイメージセンサー1100の
検出信号が、中心より左右に分割され、左右それぞれの
出力アンプを経由して読み出される方式が採られている
ので、図4(a)のように両端部に暗電流ノイズのピー
クが発生する。
【0084】有効画素数を8800画素とすると0番地
から8799番地までが主走査の1つのラインに対して
割り当てられるが、信号レベルの平均値Dは4000番
地から4799番地までの800画素の信号レベルをも
とにして計算される。
【0085】信号レベルは8ビットで量子化されている
のに対して、平均値の演算はこれよりも高い精度で行わ
れる。ここでは例えば10ビット精度で行われるとす
る。これは暗電流ノイズ分布の変化をより精度よく捉え
るためと、それによる画質への影響を1LSB以内に収
めるためである。
【0086】平均を求める手段としては、コントローラ
3010がページメモリー3007の所定アドレスに対
応するデータを読み込み、これを基に平均値を演算する
という手段がある。但し、手段はこれに限定されるもの
ではなく、ASICによって実現されても良い。
【0087】図5(a)は電力供給が過剰、基準、不足
の3状態でのCCDリニアイメージセンサー1100の
暗電流ノイズ分布を示す。図に示すように、その差は両
端部において顕著に現れる。
【0088】光学的な黒基準OB部はCCDリニアイメ
ージセンサー1100の両端部にレイアウトされてお
り、OB部の信号レベルの変動と、このOB部をクラン
プしたときのAD変換器の変換レンジの変動との対応を
示したのが図5(b)である。
【0089】クランプにより、OB期間の平均値の値が
レベル(10)hになるようにオッフセット調整が行わ
れるため、相対的に有効画素期間の信号レベルが変動す
る。
【0090】電力供給過剰の場合には有効画素期間信号
レベルは基準状態の時のレベルD0よりも低くなり、電
力供給不足の場合には基準状態の時のレベルよりも高く
なる。
【0091】コントローラは信号レベルの変動に伴う平
均値Dのレベル変動を検出する。
【0092】平均値Dがこの基準値D0に対しD<D0−
0.25LSBである場合、コントローラ3010は現
在は電力供給過剰であると判断し、ドライバー電源30
11の電圧を下げる、CCD電源3012の電圧を下げ
る、タイミング発生部3009のCCD駆動パルスの間
欠駆動のデューティー制御を行う、といった動作を単独
あるいは併用して、CCDリニアイメージセンサー11
00への電力供給を減らす方向に制御を行う。
【0093】平均値Dがこの基準値D0に対しD>D0+
0.25LSBである場合、コントローラ3010は現
在は電力供給不足であると判断し、ドライバー電源30
11の電圧を上げる、CCD電源3012の電圧を上げ
る、タイミング発生部3009のCCD駆動パルスの間
欠駆動のデューティー制御を行う、といった動作を単独
あるいは併用して、CCDリニアイメージセンサー11
00への電力供給を増やす方向に制御を行う。
【0094】図6はCCD駆動パルスの間欠駆動の1例
を表す。図6(a)において、1枚の読み取り時間が1
秒、原稿間の非読み取り時間が0.5秒とすると、20
0枚の原稿を読み取る場合の総読み取り時間は、 (1+0.5)×200=300秒=5分 となる。
【0095】図6の(b)は平均値Dの変化を示す。平
均値Dは、50枚目で基準D0−0.25LSBを下回
り、この時、コントローラ3010は電力供給過剰と判
断し、CCD駆動パルスの間欠駆動を開始する(図6
(c))。
【0096】間欠駆動では、図6(a)の拡大図に示す
ように、原稿間で駆動パルスを停止するため、ドライバ
ーからの供給電力は時間方向に平均すると約2/3に抑
えることが出来る。
【0097】これでも平均値Dと基準値D0との差が縮
まらない場合には、間欠駆動による制御に加え、ドライ
バーへの駆動電圧を下げる、CCDの電源電圧を下げ
る、といった制御も行う。
【0098】次に、平均値Dは上記電力制御により10
0枚目で基準値D0と等しくなり、150枚目で基準D0
+0.25LSBを越える。
【0099】この時に、コントローラ3010は電力供
給不足であると判断し、CCD駆動パルスを常駆動に切
り替える。
【0100】これでも平均値Dと基準値D0との差が縮
まらない場合には、常駆動による制御に加え、ドライバ
ーへの駆動電圧を上げる、CCDの電源電圧を上げる、
といった制御も行う。
【0101】なお、本実施形態では、平均値Dを一定の
範囲になるように制御する方法について説明したが、平
均値Dの代わりに、所定アドレス範囲内の最大値や最小
値を使用してもよい。
【0102】また、本実施形態では、イメージセンサー
としてCCDラインイメージセンサーを使用している
が、イメージセンサーとして他のデバイス、例えば2次
元画像を読み取る2次元イメージセンサーを使用する形
態においても、オプティカルブラック部分の経時変化に
よるノイズ変動を抑えて、黒レベルの変動を抑えて、画
質劣化を抑えることは可能である。
【0103】また、本実施形態では、ドキュメントフィ
ーダーを併用して原稿を連続読み取りする場合について
説明したが、ドキュメントフィーダーを使用しない形態
や連続読み取りをしない形態、例えば手差し、について
も、原稿の読み取り信号レベルやそれを基にした演算値
に応じて電力可変手段を制御することにより、画像読み
取り信号に黒レベルの変動が発生することを抑えること
ができる。
【0104】また、本画像読み取り装置を用いる複写機
の場合には、黒レベルの変動が発生していない画像信号
によってレーザーダイオードをドライブし、該レーザー
光を感光体に露光等することによって、より高品位な被
複写紙を得ることができる。
【0105】
【発明の効果】原稿の読み取り信号レベルを検出する手
段と、イメージセンサーにおける消費電力を変化させる
消費電力可変手段と、前記原稿の読み取り信号レベルに
応じて、前記消費電力可変手段を制御する手段とを備え
るので、イメージセンサーのオプティカルブラック部分
の温度変動、暗電流ノイズ分布の変動を抑え、従って、
オプティカルブラック部分の信号レベルの変動を抑え、
よって、黒レベルの変動が無い高品位な画像信号を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明と従来例におけるスキャナー構成図であ
る。
【図2】本発明と従来例におけるCCDリニアイメージ
センサー構成図である。
【図3】本発明と従来例における回路構成図である。
【図4】本発明と従来例におけるページメモリ内の1走
査線分の画像イメージとメモリーアドレスとの対応を表
す図である。
【図5】従来例におけるCCDリニアイメージセンサー
の暗電流ノイズ分布の変化を表す図である。
【図6】本発明におけるCCD駆動パルスの間欠駆動を
表す図である。
【図7】本発明と従来例におけるCCDリニアイメージ
センサー構成図である。
【図8】本発明と従来例におけるCCDの転送レジスタ
の等価回路図である。
【図9】従来例のCCDの電力消費分布を表す図であ
る。
【図10】従来例の外周器を用いたCCDリニアイメー
ジセンサーの放熱を表す図である。
【図11】従来例のCCDの暗電流ノイズ分布の変化を
表す図。
【符号の説明】
10 CCDリニアイメージセンサー 11 フォトダイオード 12 シフトゲート 13 転送レジスタ 14 出力アンプ 15 電源端子 40 放熱板 1000 スキャナー 1000a スキャナー本体 1000b ドキュメントフィーダー 1001 レンズユニット 1002 第1反射ミラー 1003 第2反射ミラー 1004 第3反射ミラー 1005 ハロゲンランプ 1006 インプットトレー 1007 ピックアップローラー 1008 フィードローラー 1009 流し読み用プラテンガラス 1010 プラテンガラス 1011 排紙トレー 1012 第1ミラーユニット 1013 第2ミラーユニット 1014 ステッピングモータ 1015 原稿 1100 CCDリニアイメージセンサー 2000 カラーCCDリニアイメージセンサー 2001 赤用CCDリニアイメージセンサー 2002 青用CCDリニアイメージセンサー 2003 緑用CCDリニアイメージセンサー 2001a〜c 赤のオンチップカラーフィルターを備
えるリニアフォトダイオードアレー 2002a〜c 青のオンチップカラーフィルターを備
えるリニアフォトダイオードアレー 2003a〜c 緑のオンチップカラーフィルターを備
えるリニアフォトダイオードアレー 2004a〜d、2005a〜d、2006a〜d、2
007a〜d CCDシフトレジスタ 2101a〜d、2102a〜d、2103a〜d、2
104a〜d 出力アンプ 2106a〜d アナログスイッチ 2200〜2202、2215〜2217 トランスフ
ァーゲート 2203、2204、2213、2214 スイッチゲ
ート 2205〜2212 シフトゲート 3001 アナログ信号処理部 3002 CCD画素配列補正部 3003 ライン間距離補正部 3004 シェーディング補正部 3005 マスキング補正部 3006 画像処理部 3007 ページメモリー 3008 CCDドライバー 3009 タイミング発生部 3010 コントローラー 3011 ドライバー電源 3012 CCD電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサーを用いて画像を読み取
    る画像読み取り装置において、画像の読み取り信号レベ
    ルを検出する手段と、前記イメージセンサーにおける消
    費電力を変化させる消費電力可変手段と、を備えること
    を特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読み取り装置におい
    て、前記原稿の読み取り信号レベルに応じて、前記消費
    電力可変手段を制御する制御手段を備えることを特徴と
    する画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像読み取り装置におい
    て、前記消費電力可変手段として、前記イメージセンサ
    ーへの電源電圧を変化させることを特徴とする画像読み
    取り装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像読み取り装置におい
    て、前記消費電力可変手段として、前記イメージセンサ
    ーを駆動するドライバーへの駆動電源の電圧を変化させ
    ることを特徴とする画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像読み取り装置におい
    て、前記消費電力可変手段として、前記イメージセンサ
    ーを駆動するドライバーへの駆動電源のデューティーを
    変化させることを特徴とする画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画
    像読み取り装置を用いたことを特徴とする複写機。
JP9059395A 1997-03-13 1997-03-13 画像読み取り装置と複写機 Pending JPH10257209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9059395A JPH10257209A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 画像読み取り装置と複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9059395A JPH10257209A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 画像読み取り装置と複写機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10257209A true JPH10257209A (ja) 1998-09-25

Family

ID=13112064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9059395A Pending JPH10257209A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 画像読み取り装置と複写機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10257209A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10554847B2 (en) 2018-03-01 2020-02-04 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus and image reading method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10554847B2 (en) 2018-03-01 2020-02-04 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus and image reading method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7423784B2 (en) Processing of signals from image sensing apparatus whose image sensing area includes a plurality of areas
US7847978B2 (en) Image reading apparatus and image reading method
JP2004112611A (ja) 画像読取装置
JPH10178513A (ja) 画像読み取り装置
JP4065515B2 (ja) 画像読み取り装置
EP1202554A1 (en) Image reading apparatus and copier
JPH1132166A (ja) イメージセンサと画像読み取り装置
US5995249A (en) Image sensing device and image reading apparatus using the same that reduces the influence of color mixture due to intrapixel transfer
JP4192111B2 (ja) 画像入力装置
JP3262609B2 (ja) 画像読取装置
US20040174568A1 (en) Image reading apparatus and image forming apparatus
JP3259975B2 (ja) 画像読取装置
US8089669B2 (en) Apparatus and control method for image reading, image forming apparatus
JP4246932B2 (ja) 画像読み取り装置および画像形成装置
JPH10257313A (ja) 画像読み取り装置
JPH0946489A (ja) 画像読み取り装置
JP4414276B2 (ja) 画像読取装置
JP2002247299A (ja) 画像読取装置
JP3542383B2 (ja) 画像読み取り装置及び画像読み取り方法及び撮像装置
JP4616716B2 (ja) 画像読み取り装置及び画像形成装置
JPH08102866A (ja) 画像読取装置
JPH09247383A (ja) 画像読み取り装置
JPH05191575A (ja) 画像読取装置
JP3739076B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JPH05207232A (ja) 画像読取装置