JPH10258458A - 二軸配向ポリエステルフィルムおよびその製造方法 - Google Patents
二軸配向ポリエステルフィルムおよびその製造方法Info
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- JPH10258458A JPH10258458A JP6622697A JP6622697A JPH10258458A JP H10258458 A JPH10258458 A JP H10258458A JP 6622697 A JP6622697 A JP 6622697A JP 6622697 A JP6622697 A JP 6622697A JP H10258458 A JPH10258458 A JP H10258458A
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- film
- less
- ratio
- biaxially oriented
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】フィルムの厚みが50μm以上であり、フ
ィルム表裏の表面粗さRaの比が1.3以下であること
を特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム。 【効果】フィルム裁断後の巻姿、および平面性を改善
し、グラフィック、製版、磁気記録媒体、包装用等の各
用途に用いられた場合の加工性、最終製品の品質を良好
とするものである。
ィルム表裏の表面粗さRaの比が1.3以下であること
を特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム。 【効果】フィルム裁断後の巻姿、および平面性を改善
し、グラフィック、製版、磁気記録媒体、包装用等の各
用途に用いられた場合の加工性、最終製品の品質を良好
とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグラフィック、製
版、磁気記録媒体、電気絶縁材料等の各用途に有効に用
いられる二軸配向ポリエステルフィルムに関するもので
ある。
版、磁気記録媒体、電気絶縁材料等の各用途に有効に用
いられる二軸配向ポリエステルフィルムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】二軸配向ポリエステルフィルムはその良
好な製膜性、価格等の点で他の素材に比べメリットが多
く、従来からグラフィック、製版、磁気記録媒体、電気
絶縁材料、包装用などの分野に広く用いられている。
好な製膜性、価格等の点で他の素材に比べメリットが多
く、従来からグラフィック、製版、磁気記録媒体、電気
絶縁材料、包装用などの分野に広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、ポリエステルフ
ィルムの製膜速度は製造能力を向上しコストダウンを図
るために増速化の傾向にあり、特にフィルム厚みの厚い
品種では、増速に従い延伸時のフィルムの昇温状態が表
裏で異なり、それに伴い製品フィルムの表裏の特性に差
が生じ、製膜後の広幅フィルムを狭巾に裁断するとき
に、綺麗に巻き取れない、最終製品への加工時、加熱さ
れたときにフィルム表裏での収縮挙動が異なるために蛇
行したり、製品の平面性が悪くなる等という問題が生じ
ている。
ィルムの製膜速度は製造能力を向上しコストダウンを図
るために増速化の傾向にあり、特にフィルム厚みの厚い
品種では、増速に従い延伸時のフィルムの昇温状態が表
裏で異なり、それに伴い製品フィルムの表裏の特性に差
が生じ、製膜後の広幅フィルムを狭巾に裁断するとき
に、綺麗に巻き取れない、最終製品への加工時、加熱さ
れたときにフィルム表裏での収縮挙動が異なるために蛇
行したり、製品の平面性が悪くなる等という問題が生じ
ている。
【0004】本発明は上記のような、従来の技術では解
決の難しい問題を解決することを目的とする。
決の難しい問題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はフィルムの厚み
が50μm以上であり、フィルム表裏の表面粗さRaの
比が1.3以下であることを特徴とする二軸配向ポリエ
ステルフィルムを骨子とするものである。
が50μm以上であり、フィルム表裏の表面粗さRaの
比が1.3以下であることを特徴とする二軸配向ポリエ
ステルフィルムを骨子とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明におけるポリエステルとし
てはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
−2,6−ナフタレート、ポリエチレン−α、β−ビス
(2−クロルフェノキシ)エタン−4、4’−ジカルボ
キシレート等が用いられるが、中でもポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、ポ
リエチレン−α、β−ビス(2−クロルフェノキシ)エ
タン−4、4’−ジカルボキシレートが好ましく、特に
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−
ナフタレートが好ましい。また本発明のポリエステルは
先に挙げたポリマの中の1種類の単独でも、2種以上の
ポリエステルの共重合体や、2種以上のポリエステルの
混合体であってもかまわない。また本発明の効果を阻害
しない範囲であれば各種添加剤が添加されていてもかま
わない。
てはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
−2,6−ナフタレート、ポリエチレン−α、β−ビス
(2−クロルフェノキシ)エタン−4、4’−ジカルボ
キシレート等が用いられるが、中でもポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、ポ
リエチレン−α、β−ビス(2−クロルフェノキシ)エ
タン−4、4’−ジカルボキシレートが好ましく、特に
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−
ナフタレートが好ましい。また本発明のポリエステルは
先に挙げたポリマの中の1種類の単独でも、2種以上の
ポリエステルの共重合体や、2種以上のポリエステルの
混合体であってもかまわない。また本発明の効果を阻害
しない範囲であれば各種添加剤が添加されていてもかま
わない。
【0007】本発明の二軸配向ポリエステルフィルムに
は、特に限定はされないが無機粒子、有機粒子等の不活
性粒子を含有しているとより好ましい。無機粒子として
は、二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、酸化アルミニウ
ム、有機粒子としてはエチルビニルベンゼン−ジビニル
ベンゼン共重合体、ポリメタクリル酸メチル等が用いら
れる。これら不活性粒子は単独、あるいは種類又は粒子
径の異なる2種以上の粒子を組み合わせて用いることが
できる。これら不活性粒子を含有することにより、フィ
ルムの滑り性が改善され、製膜、加工工程でのハンドリ
ング性、搬送性が良好となる。
は、特に限定はされないが無機粒子、有機粒子等の不活
性粒子を含有しているとより好ましい。無機粒子として
は、二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、酸化アルミニウ
ム、有機粒子としてはエチルビニルベンゼン−ジビニル
ベンゼン共重合体、ポリメタクリル酸メチル等が用いら
れる。これら不活性粒子は単独、あるいは種類又は粒子
径の異なる2種以上の粒子を組み合わせて用いることが
できる。これら不活性粒子を含有することにより、フィ
ルムの滑り性が改善され、製膜、加工工程でのハンドリ
ング性、搬送性が良好となる。
【0008】本発明の二軸配向ポリエステルフィルムの
厚みは50μm以上、好ましくは70μm以上、更に好
ましくは100μm以上のものに限定される。
厚みは50μm以上、好ましくは70μm以上、更に好
ましくは100μm以上のものに限定される。
【0009】更に本発明フィルムの表面粗さRaの表裏
の比は1.3以下、好ましくは1.25以下、更に好ま
しくは1.2以下である必要がある。表面粗さの表裏の
比が上記範囲から外れた場合、フィルム加工時の搬送性
や製品裁断時の巻取状態が不良となるため好ましくな
い。
の比は1.3以下、好ましくは1.25以下、更に好ま
しくは1.2以下である必要がある。表面粗さの表裏の
比が上記範囲から外れた場合、フィルム加工時の搬送性
や製品裁断時の巻取状態が不良となるため好ましくな
い。
【0010】また、特に限定されないがフィルム表裏の
屈折率の比は1.01以下が好ましく、さらに好ましく
は1.008以下、より好ましくは1.006以下の場
合製品裁断時の巻取状態を良好とし、フィルム加工時の
蛇行等が発生しないため好ましい。
屈折率の比は1.01以下が好ましく、さらに好ましく
は1.008以下、より好ましくは1.006以下の場
合製品裁断時の巻取状態を良好とし、フィルム加工時の
蛇行等が発生しないため好ましい。
【0011】次に本発明フィルムの製造方法について説
明する。
明する。
【0012】本発明のポリエステルとしては各種の方法
により得られるものを用いることができる。このポリエ
ステルを十分乾燥させた後、各種の押出機に供給し必要
に応じて選ばれたフィルターを通過後、口金スリットよ
りフィルム状に溶融押出する。このフィルム状ポリエス
テルを20〜60℃の温度に制御したキャスティングド
ラム上で急冷固化し非晶状態とする。このとき各種の静
電印加装置を用いてドラムとポリエステルフィルムの密
着性を向上させるとより好ましい。
により得られるものを用いることができる。このポリエ
ステルを十分乾燥させた後、各種の押出機に供給し必要
に応じて選ばれたフィルターを通過後、口金スリットよ
りフィルム状に溶融押出する。このフィルム状ポリエス
テルを20〜60℃の温度に制御したキャスティングド
ラム上で急冷固化し非晶状態とする。このとき各種の静
電印加装置を用いてドラムとポリエステルフィルムの密
着性を向上させるとより好ましい。
【0013】得られた非晶状態のポリエステルをまず長
手方向に延伸配向させる。長手方向の延伸は十分加熱さ
れたロール上を通過させて予熱した後、用いるポリエス
テルのガラス転移点(Tg)以上、冷結晶化温度(Tc
c)以下の温度でロールの周速差を利用して行う。厚み
の厚いフィルムを製膜する場合、ロールによる加熱だけ
では熱量が不足なため、周速の異なるロール間に赤外線
放射式ヒーターを設置して、このヒーターによりフィル
ムを加熱しながら延伸を行う方法が用いられる。赤外線
放射式ヒーターを用いる場合はフィルムの片面のみにヒ
ーターを設置しても、また両面に設置してもかまわない
が、本発明のフィルムを得るためには両面に設置するこ
とが特に望ましい。赤外線放射式ヒーターとしては特に
限定はされないが、棒状の石英赤外線ランプを内面が鏡
面の半楕円形の反射笠で覆った集光型、または散光型の
ヒーターの場合、効率良くフィルムを加熱でき、またヒ
ーター本体がコンパクトで縦延伸機内に設置する場合に
狭いスペースで設置できるため特に好ましい。
手方向に延伸配向させる。長手方向の延伸は十分加熱さ
れたロール上を通過させて予熱した後、用いるポリエス
テルのガラス転移点(Tg)以上、冷結晶化温度(Tc
c)以下の温度でロールの周速差を利用して行う。厚み
の厚いフィルムを製膜する場合、ロールによる加熱だけ
では熱量が不足なため、周速の異なるロール間に赤外線
放射式ヒーターを設置して、このヒーターによりフィル
ムを加熱しながら延伸を行う方法が用いられる。赤外線
放射式ヒーターを用いる場合はフィルムの片面のみにヒ
ーターを設置しても、また両面に設置してもかまわない
が、本発明のフィルムを得るためには両面に設置するこ
とが特に望ましい。赤外線放射式ヒーターとしては特に
限定はされないが、棒状の石英赤外線ランプを内面が鏡
面の半楕円形の反射笠で覆った集光型、または散光型の
ヒーターの場合、効率良くフィルムを加熱でき、またヒ
ーター本体がコンパクトで縦延伸機内に設置する場合に
狭いスペースで設置できるため特に好ましい。
【0014】縦延伸時のフィルム表裏の温度差は特に限
定はされないが10℃以下、好ましくは7℃以下、さら
に好ましくは5℃以下の場合、本発明の効果を得るため
に望ましい。
定はされないが10℃以下、好ましくは7℃以下、さら
に好ましくは5℃以下の場合、本発明の効果を得るため
に望ましい。
【0015】また限定はされないが縦延伸時の延伸区間
(延伸開始するロールの中心と延伸終了するロールの中
心の距離)は400mm以下、好ましくは350mm以
下、さらに好ましくは300mm以下のできるだけ短い
区間で延伸することが本発明の効果を得る上で望まし
い。
(延伸開始するロールの中心と延伸終了するロールの中
心の距離)は400mm以下、好ましくは350mm以
下、さらに好ましくは300mm以下のできるだけ短い
区間で延伸することが本発明の効果を得る上で望まし
い。
【0016】次に横方向に延伸配向を行う。横方向の延
伸は各種のステンターにより、用いるポリエステルのT
g以上、Tcc以下の温度で2〜5倍程度の延伸を行
う。
伸は各種のステンターにより、用いるポリエステルのT
g以上、Tcc以下の温度で2〜5倍程度の延伸を行
う。
【0017】次に熱処理を行う。熱処理は、縦、横二軸
延伸したフィルムのTcc以上、融点(Tm)以下の温
度範囲で行う。また熱処理は緊張下でも数%の弛緩下で
行ってもよい。
延伸したフィルムのTcc以上、融点(Tm)以下の温
度範囲で行う。また熱処理は緊張下でも数%の弛緩下で
行ってもよい。
【0018】
(1)フィルム表面粗さRa、表裏の比 小坂研究所(株)製ET−30HKにより下記条件で、
ランダムに測定個所を選び5回測定し、その平均をRa
とした。
ランダムに測定個所を選び5回測定し、その平均をRa
とした。
【0019】 縦倍率 :20、000倍 横倍率 :200倍 カットオフ :0.25mm 測定長 :0.5mm 送りピッチ :5μm 触針曲率半径:2μm 触針速度 :100μm/秒 測定本数 :80本 フィルム表裏について測定し、いずれか値の小さい方を
分母としてその比を算出した。
分母としてその比を算出した。
【0020】(2)フィルムの屈折率、表裏の比 Abbeの屈折計(アタゴ社製Abbe屈折計タイプ4
T)により、光源にナトリウムD線(波長589nm)
を用い、ヨウ化メチレンを中間液として、屈折率1.7
2のテストピースを用いて、プリズム面側を測定面とし
て長手方向の屈折率を測定した。フィルム表裏について
測定し、いずれか値の小さい方を分母としてその比を算
出した。
T)により、光源にナトリウムD線(波長589nm)
を用い、ヨウ化メチレンを中間液として、屈折率1.7
2のテストピースを用いて、プリズム面側を測定面とし
て長手方向の屈折率を測定した。フィルム表裏について
測定し、いずれか値の小さい方を分母としてその比を算
出した。
【0021】(3)延伸時のフィルム温度 放射型非接触温度計(例えばミノルタ(株)製非接触温
度計タイプ505)により放射率0.95で測定した。
度計タイプ505)により放射率0.95で測定した。
【0022】(4)巻姿 フィルムを幅500mmに裁断し、巻取速度200m/
分で、張力25kg/mで3000m巻取、このフィル
ムロールを24時間放置後外観を目視で観察し、シワが
3ヶ所以上または2mm以上の端面のズレが認められる
ものを不良、シワが3箇所未満かつ端面のズレが2mm
未満のものを良好とした。
分で、張力25kg/mで3000m巻取、このフィル
ムロールを24時間放置後外観を目視で観察し、シワが
3ヶ所以上または2mm以上の端面のズレが認められる
ものを不良、シワが3箇所未満かつ端面のズレが2mm
未満のものを良好とした。
【0023】(5)カール率 フィルムを長手方向に210mm、横方向に50mmの
寸法にサンプリングし、図1のように10gのおもりを
つり下げたひもにサンプルの一方の端を貼り付けフィル
ムを垂直につり下げてカール量を測定する。カール量
(mm)をフィルムの厚み(mm)で除してカール率を
算出する。
寸法にサンプリングし、図1のように10gのおもりを
つり下げたひもにサンプルの一方の端を貼り付けフィル
ムを垂直につり下げてカール量を測定する。カール量
(mm)をフィルムの厚み(mm)で除してカール率を
算出する。
【0024】カール率が100未満を○ カール率が100以上150未満を△ カール率が150以上を× として△以上を平面性良好とした。
【0025】
【実施例】本発明を実施例に基づいて説明する。
【0026】実施例1(表1、2) 各種の方法により得られたポリエチレンテレフタレート
(PET)のペレットを180℃、真空中で4時間乾燥
後、押出機に供給し280℃の温度で溶融し、フィルタ
ーを通過させた後口金より押出し、静電印加法を用いて
表面温度25℃のキャスティングドラム上で冷却固化し
非晶状態の未延伸PETフィルムを得た。この未延伸フ
ィルムを、反射笠のある散光型赤外放射式ヒーターを上
下に設置した縦延伸機により、上下ともヒーター出力3
kW/mでフィルム両面を加熱しながら延伸区間270
mmで長手方向に3.3倍延伸した。この時フィルム表
面の温度は98℃、フィルム裏面の温度は97℃であり
その差は1℃だった。続いてステンターにより105℃
で横方向に3.5倍延伸後、225℃で3秒間熱処理を
行った。得られたフィルムの厚みは100μmであり、
フィルム表裏の表面粗さRaの比は1.05、フィルム
表裏の屈折率の比は1.002であった。このフィルム
の姿巻、カール率を測定したところ、姿巻については、
しわ、端面のズレとも無く良好であり、カール率も20
で非常に良好であった。
(PET)のペレットを180℃、真空中で4時間乾燥
後、押出機に供給し280℃の温度で溶融し、フィルタ
ーを通過させた後口金より押出し、静電印加法を用いて
表面温度25℃のキャスティングドラム上で冷却固化し
非晶状態の未延伸PETフィルムを得た。この未延伸フ
ィルムを、反射笠のある散光型赤外放射式ヒーターを上
下に設置した縦延伸機により、上下ともヒーター出力3
kW/mでフィルム両面を加熱しながら延伸区間270
mmで長手方向に3.3倍延伸した。この時フィルム表
面の温度は98℃、フィルム裏面の温度は97℃であり
その差は1℃だった。続いてステンターにより105℃
で横方向に3.5倍延伸後、225℃で3秒間熱処理を
行った。得られたフィルムの厚みは100μmであり、
フィルム表裏の表面粗さRaの比は1.05、フィルム
表裏の屈折率の比は1.002であった。このフィルム
の姿巻、カール率を測定したところ、姿巻については、
しわ、端面のズレとも無く良好であり、カール率も20
で非常に良好であった。
【0027】実施例2〜4、比較例1〜3(表1、2) 実施例1と同様のペレットを用い、実施例1と同様の押
出機、延伸装置を用いて、横延伸条件は実施例1と同様
とし、縦、横二軸に延伸を行った。縦延伸条件は表1
に、得られたフィルムの特性は表2に記載した通りであ
った。フィルム表裏のRaの比が本発明の範囲にある場
合は巻姿、平面性共良好であったが、Raの比が本発明
の範囲から外れる場合は、巻姿、平面性いずれか、また
は両方が不良であった。
出機、延伸装置を用いて、横延伸条件は実施例1と同様
とし、縦、横二軸に延伸を行った。縦延伸条件は表1
に、得られたフィルムの特性は表2に記載した通りであ
った。フィルム表裏のRaの比が本発明の範囲にある場
合は巻姿、平面性共良好であったが、Raの比が本発明
の範囲から外れる場合は、巻姿、平面性いずれか、また
は両方が不良であった。
【0028】
【表1】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明は厚み50μm以上の二軸配向ポ
リエステルフィルムのフィルム表裏の表面粗さRaの比
を1.3以下とすることにより、フィルム裁断後の巻
姿、および平面性を改善し、グラフィック、製版、磁気
記録媒体、包装用等の各用途に用いられた場合の加工
性、最終製品の品質を良好とするものである。
リエステルフィルムのフィルム表裏の表面粗さRaの比
を1.3以下とすることにより、フィルム裁断後の巻
姿、および平面性を改善し、グラフィック、製版、磁気
記録媒体、包装用等の各用途に用いられた場合の加工
性、最終製品の品質を良好とするものである。
【0030】尚、本発明の二軸配向ポリエステルフィル
ムは上記用途以外にも各用途に広く有効に用いることが
できる。
ムは上記用途以外にも各用途に広く有効に用いることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の効果を評価するカール率の測定方法の
模式図である。
模式図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 67:00
Claims (4)
- 【請求項1】 フィルムの厚みが50μm以上であり、
フィルム表裏の表面粗さRaの比が1.3以下であるこ
とを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム。 - 【請求項2】 フィルム表裏の屈折率の比が1.01以
下であることを特徴とする請求項1に記載の二軸配向ポ
リエステルフィルム。 - 【請求項3】 未配向フィルムを長手方向に延伸する際
のフィルム表裏の温度差が10℃以下であることを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の二軸配向ポリエ
ステルフィルムの製造方法。 - 【請求項4】 未配向フィルムを長手方向に延伸するに
際して、延伸区間400mm以下で、かつ、フィルム表
裏両面から赤外線放射式のヒーターにより加熱しながら
延伸を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
れかに記載の二軸配向ポリエステルフィルムの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6622697A JPH10258458A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 二軸配向ポリエステルフィルムおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6622697A JPH10258458A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 二軸配向ポリエステルフィルムおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10258458A true JPH10258458A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13309723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6622697A Pending JPH10258458A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 二軸配向ポリエステルフィルムおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10258458A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008296478A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Fujifilm Corp | 延伸熱可塑性樹脂フィルムの製造方法及び装置並びに光学フィルム用ベースフィルム |
| JP2009241600A (ja) * | 2009-03-30 | 2009-10-22 | Toyobo Co Ltd | 二軸延伸ポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルム |
| JP2009255376A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Toyobo Co Ltd | 二軸延伸ポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルム |
| JP2009255377A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Toyobo Co Ltd | 二軸延伸ポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルム |
| JP5812000B2 (ja) * | 2011-03-22 | 2015-11-11 | 東レ株式会社 | フィルムの延伸方法 |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP6622697A patent/JPH10258458A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008296478A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Fujifilm Corp | 延伸熱可塑性樹脂フィルムの製造方法及び装置並びに光学フィルム用ベースフィルム |
| KR101429595B1 (ko) * | 2007-05-31 | 2014-08-12 | 후지필름 가부시키가이샤 | 연신 열가소성 수지 필름의 제조 방법, 장치 및 광학 필름용 베이스 필름 |
| JP2009255376A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Toyobo Co Ltd | 二軸延伸ポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルム |
| JP2009255377A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Toyobo Co Ltd | 二軸延伸ポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルム |
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