JPH102590A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH102590A
JPH102590A JP8153970A JP15397096A JPH102590A JP H102590 A JPH102590 A JP H102590A JP 8153970 A JP8153970 A JP 8153970A JP 15397096 A JP15397096 A JP 15397096A JP H102590 A JPH102590 A JP H102590A
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JP
Japan
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temperature
air volume
air
indoor
change pattern
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Pending
Application number
JP8153970A
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English (en)
Inventor
Noriko Miyake
典子 三宅
Eiko Maki
詠子 牧
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Publication of JPH102590A publication Critical patent/JPH102590A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機において1/fゆらぎの温度変動
を提供中、負荷の影響により所望の室温変動が得られな
いという課題を解決する。 【解決手段】 冷房時の室内温度変動が1/fゆらぎに
なるよう設定温度変更パターンおよび送風停止モードを
含む設定風量変更パターンを予めプログラムしたメモリ
14aと、室内空調負荷を検知する室温負荷検知手段2
0と、室内空調負荷に応じて設定風量変更パターンにお
ける平均的な送風量を制御する設定風量パターン制御手
段17bと、設定温度変更手段15と、設定風量変更パ
ターンに応じて設定風量を変更する設定風量変更手段1
8bとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用エアコン、
業務用パッケージエアコン等の空気調和機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】今までの空気調和機、例えば家庭用エア
コンの温度制御は、設定温度を一定に保つようにしてい
たが、近年更なる快適性の向上を目指し、予め設定した
温度変動パターンに基づいて室内温度を変動させるもの
が考案されつつある。
【0003】これは人が一定時間以上部屋の中にいる
と、温度的な馴化(慣れ)のため、最初に設定した温熱
条件では涼しさ、暖かさを意識しなくなり快適感が薄れ
てくることを防ぐため、部屋の温度を変化させ居住者に
温度刺激を与えるようにし、その結果として居住者が心
地よく感ずる空気調和機を提供するものである。従来、
この種の空気調和機としては特開平4−84058号公
報等に示されているものがある。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の空気
調和機を説明する。図10は、従来の空気調和機の冷凍
サイクルを示す概略構成図、図11は従来の空気調和機
の温度変動制御の制御ブロック図、図12は従来の空気
調和機における設定温度および室内温度の時間経過変動
特性図である。図10において、1は空気調和機の室外
ユニット、2は空気調和機の室内ユニットである。3は
回転数や電圧を変化させることにより能力を制御する能
力可変型圧縮機、4は冷房運転と暖房運転の切り替えを
行う四方弁、5は冷媒と室外空気との間で熱交換を行う
室外熱交換手段、6はキャピラリや電動膨張弁等により
構成される室外膨張手段、7はファンモータおよびファ
ンから構成され室外熱交換手段5に送風する室外送風手
段であり、圧縮機3および四方弁4、室外熱交換手段
5、室外膨張手段6、室外送風手段7は室外ユニット1
の内部に収納されている。
【0005】また、8は冷媒と室内空気との間で熱交換
を行う室内熱交換手段、9は電動膨張弁等から構成され
開度等を制御することにより冷媒流量を制御する室内膨
張手段、10はファンモータおよびファンから構成され
室内熱交換手段8に送風する室内送風手段であり、室内
熱交換手段8および室内膨張手段9、室内送風手段10
は室内ユニット2の内部に収納されている。
【0006】また、11は室内壁面や室内ユニット2の
吸い込み口に設置され室内温度を検知する室内温度検知
手段、12は表示パネルやスイッチ等から構成され室内
温度を所望温度に設定する設定温度入力手段、13は空
気調和機の運転を制御する運転制御装置である。
【0007】また、図11において、14は室内温度の
変動パワースペクトルが1/fゆらぎになるよう例えば
+1℃・15分→−1℃・10分→±0℃・15分のよ
うな設定温度変更幅および保持時間からなる設定温度変
更パターンが予めプログラムされたメモリ、15は設定
温度入力手段12により設定された設定温度をメモリ1
4からの出力に応じて変更する設定温度変更手段であ
る。16は室内温度検知手段11が検知した室内温度と
設定温度変更手段15が変更出力した設定温度との差に
応じ、例えば能力可変型圧縮機3の回転数、室内膨張手
段9を流れる冷媒流量等を制御して空気調和機の能力を
変化させる能力制御手段である。運転制御装置13は、
図11に示すように、メモリ14、設定温度変更手段1
5、能力制御手段16とからなっている。
【0008】ここで、メモリ14にプログラムされた設
定温度の変更パターンにおける設定温度の変更幅は、一
般的に適切な室内温度変動幅といわれる±1℃以内の値
をとることが多い。
【0009】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作を説明する。まず、設定温度入力手段
12により設定温度TSを入力し、室外ユニット1およ
び室内ユニット2全体を駆動させ、冷房運転を行う。そ
して、室温がTS℃に到達し安定した後、メモリ14が
出力する設定温度変更パターンに応じ設定温度変更手段
15において設定温度を変更する。
【0010】例えば、メモリ14の出力が+1℃・15
分の場合、設定温度をTS+1と変更する。従って、室
内温度TSと設定温度TS+1との間に1℃の温度差が生
じることとなる。そして、能力制御手段16によりその
温度差に応じ、例えば能力可変型圧縮機3の回転数を減
少させる、電動膨張弁で構成された室内膨張手段9の開
度を減少させて冷媒流量を減少させるなどの方法により
空気調和機の能力を減少させて室内温度をTS+1と上
昇させる。
【0011】次に、設定温度変更パターンにおける保持
時間、例えば15分が経過した後、メモリ14の出力−
1℃・10分により設定温度をTS−1へと変化させ、
能力制御手段16により空気調和機の能力を増加させ同
様に室内温度をTS−1へと低下させる。
【0012】以上のように、メモリ14にプログラムし
た設定温度変更パターンに基づき設定温度を変更し、室
内の温度の上昇・低下を繰り返すことにより室内温度が
変動し、しかもその変動パワースペクトルが変動周波数
f分の1に比例すなわち1/fゆらぎとなるので、多く
の居住者に受け入れられる温度変動を提供することがで
きる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、設定温度と室内温度との差が大きくても
1〜2℃程度であるため、能力制御手段による能力可変
型圧縮機の回転数や室内膨張手段の開度の変化量が比較
的小さく、能力の変化速度すなわち室内温度の変動速度
が遅くなる欠点があった。例えば、振幅1℃程度のゆら
ぎを実現するにも20〜30分の時間を要するため細か
な室温変動を作り出すことができず人体に室内温度の変
動が体感できないという欠点もあった。
【0014】本発明は従来の課題を解決するもので、人
体に室内温度の変動が体感できるように室温変化速度が
大きく、かつ細かな1/fゆらぎの室温変動を実現し、
人体に不快感を与えることなく涼感効果を得て省エネル
ギーを図ることのできる空気調和機を提供することを目
的とする。
【0015】また、上記従来の構成では、例えば室内空
調負荷が大きい場合に室内温度の低下がかなり遅くなる
など、室内空調負荷の状態により室内温度の変動速度や
変動幅が変化するため、所望の室内温度変動が得られ
ず、人体に室内温度の変動が体感できない場合や、目標
室内温度変動幅よりも大きな室内温度変動が生じて不快
感をひきおこすという欠点もあった。かつ、室負荷状態
が急激に変化した場合などは、室内温度が大きく変動し
て過剰に上昇または下降してしまい、適正な室内温度範
囲から外れてしまい不快感をひきおこすという欠点もあ
った。
【0016】本発明の他の目的は、1/fゆらぎの温度
変動を実現して省エネルギーを図る中で所望の室内温度
変動を適正な室内温度範囲内で実現し、人体に不快感を
与えることなく涼感効果を得て省エネルギーを図ること
のできる空気調和機を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の空気調和機は、冷房時の室内温度変動が1/f
ゆらぎになるように設定温度変更パターン及び設定風量
変更パターンを予めプログラムしたメモリと、設定温度
入力手段により設定された設定温度をメモリが出力する
設定温度変更パターンに応じて変更する設定温度変更手
段と、設定風量入力手段により設定された設定風量をメ
モリが出力する設定風量変更パターンに応じて変更する
設定風量変更手段と、設定温度と室内温度との差に応じ
て能力制御を行う能力制御手段と風量制御を行う風量制
御手段とを備え、しかもメモリにプログラムされた設定
風量変更パターンには所定時間だけ送風を停止するモー
ドを含んだことを特徴としたものである。
【0018】これにより、設定温度と室内温度との差に
応じた能力制御手段による能力変化に加えて、設定温度
と室内温度との差に応じた風量制御手段による風量変化
に伴う吹き出し空気温度変化、能力変化が起こり、総合
的に室内温度の変動速度を増加させ、温度変動が人体に
体感できるようになるという効果が得られる。その上、
送風停止により強制的に能力を0にすることができるの
で室温上昇を大きくすることができ、かつ、再び送風を
開始した直後に急激に室温が低下するので、より細かい
室温変動を得ることができ、室内温度変動を自由に実現
することが可能になるという効果が得られる。
【0019】また、発明者らの実験結果によると、人体
に体感できる1/fゆらぎの温度変動は、居住者の温熱
感覚を刺激し、冷房時により涼しく感じさせる効果を確
認しているため、平均的な室内温度を高めにしても同等
の涼しさを感じることとなり、省エネルギーを図ること
ができるという利点も得られる。
【0020】また、本発明の空気調和機は、冷房時の室
内温度変動が1/fゆらぎになるように設定温度変更パ
ターン及び送風停止モードを含む設定風量変更パターン
を予めプログラムしたメモリと、室内空調負荷を検知す
る室内空調負荷検知手段と、前記室内空調検知手段によ
り検知した室内空調負荷に応じて前記メモリが出力する
設定風量変更パターンにおける平均的な送風量を制御す
る設定風量パターン制御手段と、前記設定温度入力手段
により設定された設定温度を前記メモリが出力する設定
温度変更パターンに応じて変更する設定温度変更手段
と、前記設定風量入力手段により設定された設定風量を
前記設定風量パターン変更部が出力する設定風量変更パ
ターンに応じて変更する設定風量変更手段と、設定温度
と室内温度との差に応じて能力制御を行う能力制御手段
と風量制御を行う風量制御手段とを備えたことを特徴と
したものである。
【0021】この本発明によれば、1/fゆらぎの温度
変動を実現して省エネルギーを図る中で、室内空調負荷
に影響されず所望の室内温度変動を確保することができ
る。
【0022】また、本発明の空気調和機は、冷房時の室
内温度変動が1/fゆらぎになるように設定温度変更パ
ターン及び送風停止モードを含む設定風量変更パターン
を予めプログラムしたメモリと、室内温度を検知する室
内温度検知手段と、室内温度検知手段により検知した室
内温度が予め設定した温度範囲よりも上昇または下降し
た場合にメモリが出力する設定風量変更パターンにおけ
る送風停止時間を制御する設定風量パターン制御手段
と、設定温度入力手段により設定された設定温度をメモ
リが出力する設定温度変更パターンに応じて変更する設
定温度変更手段と、設定風量入力手段により設定された
設定風量を設定風量パターン制御手段が出力する設定風
量変更パターンに応じて変更する設定風量変更手段と、
設定温度と室内温度との差に応じて能力制御を行う能力
制御手段と風量制御を行う風量制御手段とを備えたこと
を特徴としたものである。
【0023】この本発明によれば、室内空調負荷の急激
な変動などにより室内温度が過剰に上昇または低下した
場合でも室内温度を適正範囲内に速やかに戻すことがで
きるため、人体に体感できる1/fゆらぎの温度変動を
適正な室内温度範囲内で実現し、省エネルギーを図るこ
とができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、室内温度を所望温度に設定する設定温度入力手段
と、空気調和機の風量を所望風量に設定する設定風量入
力手段と、冷房時の室内温度変動が1/fゆらぎになる
ように設定温度変更パターン及び設定風量変更パターン
を予めプログラムしたメモリと、前記設定温度入力手段
により設定された設定温度を前記メモリが出力する設定
温度変更パターンに応じて変更する設定温度変更手段
と、前記設定風量入力手段により設定された設定風量を
前記メモリが出力する設定風量変更パターンに応じて変
更する設定風量変更手段と、設定温度と室内温度との差
に応じて能力制御を行う能力制御手段と風量制御を行う
風量制御手段とを備え、しかも前記メモリにプログラム
された設定風量変更パターンには所定時間だけ送風を停
止するモードを含んだことを特徴とする空気調和機とし
たものであり、制御応答を早めて室内温度の変動速度を
増加させるのみならず、送風停止を含むことにより細か
な温度変動を実現して室内温度の変動が自由に実現可能
となる。また、室内温度の変動速度が増加することによ
り温度変動が人体に体感できるようになるという作用を
有する。かつ、人体に体感できる1/fゆらぎの温度変
動を実現することにより、人体に不快感を与えることな
く涼感効果を得て省エネルギーを図ることができるとい
う作用も有する。
【0025】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
室内温度を所望温度に設定する設定温度入力手段と、空
気調和機の風量を所望風量に設定する設定風量入力手段
と、冷房時の室内温度変動が1/fゆらぎになるように
設定温度変更パターン及び送風停止モードを含む設定風
量変更パターンを予めプログラムしたメモリと、室内空
調負荷を検知する室内空調負荷検知手段と、前記室内空
調検知手段により検知した室内空調負荷に応じて前記メ
モリが出力する設定風量変更パターンにおける平均的な
送風量を制御する設定風量パターン制御手段と、前記設
定温度入力手段により設定された設定温度を前記メモリ
が出力する設定温度変更パターンに応じて変更する設定
温度変更手段と、前記設定風量入力手段により設定され
た設定風量を前記設定風量パターン変更部が出力する設
定風量変更パターンに応じて変更する設定風量変更手段
と、設定温度と室内温度との差に応じて能力制御を行う
能力制御手段と風量制御を行う風量制御手段とを備えた
ことを特徴とする空気調和機としたものであり、1/f
ゆらぎの温度変動を実現して省エネルギーを図る中で、
室内空調負荷に影響されずに所望の室内温度変動を確保
することができるという作用を有する。
【0026】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
室内温度を所望温度に設定する設定温度入力手段と、空
気調和機の風量を所望風量に設定する設定風量入力手段
と、冷房時の室内温度変動が1/fゆらぎになるように
設定温度変更パターン及び送風停止モードを含む設定風
量変更パターンを予めプログラムしたメモリと、室内温
度を検知する室内温度検知手段と、前記室内温度検知手
段により検知した室内温度が予め設定した温度範囲より
も上昇または下降した場合に前記メモリが出力する設定
風量変更パターンにおける送風停止時間を制御する設定
風量パターン制御手段と、前記設定温度入力手段により
設定された設定温度を前記メモリが出力する設定温度変
更パターンに応じて変更する設定温度変更手段と、前記
設定風量入力手段により設定された設定風量を前記設定
風量パターン制御手段が出力する設定風量変更パターン
に応じて変更する設定風量変更手段と、設定温度と室内
温度との差に応じて能力制御を行う能力制御手段と風量
制御を行う風量制御手段とを備えたことを特徴とする空
気調和機としたものであり、急激な負荷変動により室温
が大きく変動した場合でも人体に体感できる1/fゆら
ぎの温度変動を適正なる範囲で実現し、人体に不快感を
与えることなく涼感効果を得て省エネルギーを図ること
ができるという作用を有する。
【0027】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図9を用いて説明する。なお、従来と同一構成につ
いては、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0028】(実施の形態1)図1は、本実施の形態に
よる空気調和機の冷凍サイクルを示す概略構成図であ
る。図2は、同実施の形態による温度変動制御の制御ブ
ロック図である。図3は、同実施の形態による設定温度
変更、設定風量変更および室内温度変動の時間経過特性
図である。
【0029】図1において、13aは空気調和機の運転
を制御する運転制御装置である。図2において、14a
は例えば+1℃・−1段階・15分→−1℃・+1段階
・10分のような設定温度変更幅および設定風量変更
幅、保持時間からなる設定温度変更パターンと設定風量
変更パターンを予めプログラムしたメモリである。ここ
で、メモリ14aにプログラムされた設定風量変更パタ
ーンにおいては、所定時間だけ送風を停止するモードを
含んでいることを特徴としている。
【0030】また、17は表示パネルやスイッチ等から
構成され室内風量を設定する設定風量入力手段、18a
は設定風量入力手段17によらずメモリ14aが出力し
た設定風量変更パターンに応じて設定風量を変更する設
定風量変更手段である。19は設定風量変更手段18a
の出力に応じて室内送風手段10の送風量を制御する風
量制御手段である。室温制御装置13aは、図2に示す
ように、メモリ14aと、設定温度変更手段15と、能
力制御手段16と、設定風量変更手段18aと、風量制
御手段19よりなっている。
【0031】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作を図3の時間経過特性図を用いて説明
する。
【0032】設定温度入力手段12により設定温度TS
を入力、かつ設定風量入力手段17により設定風量FS
を入力し、室外ユニット1および室内ユニット2全体を
駆動させ、冷房運転を行う。そして、室温がTSに到達
して安定した後、設定温度変更手段15において、メモ
リ14aが出力する設定温度変更パターンにより設定温
度を変更し、設定風量変更手段18aにおいて、メモリ
14aが出力する設定風量変更パターンにより設定風量
を変更する。
【0033】例えば目標とする室内温度がTS+1℃の
場合は、設定温度はTS+1℃となり、設定風量はFS
1となる。従って、設定温度の上昇による能力減少速度
に、設定風量の減少による能力減少速度が加わり、すな
わち室内温度の上昇速度も増加することとなる。
【0034】室温低下時も同様に、例えば目標とする室
内温度がTS−1℃の場合は、設定温度はTS−1℃とな
り、設定風量はFS+1となる。従って、設定温度の低
下による能力増加速度に、設定風量の増加による能力増
加速度が加わり、すなわち室内温度の低下速度も増加す
ることとなる。
【0035】しかも、メモリ14aが出力する設定風量
変更パターンにおいては所定時間送風を停止させるモー
ドが含まれているので、送風停止中は送風されず空調能
力が0となり、室温を急上昇させることができる。また
逆に送風停止中は室内熱交換手段8で熱交換が行われな
いために室内熱交換手段8の温度が大きく低下するの
で、再び送風停止の状態から弱風や強風等の送風状態に
切り替えた直後、吹き出し温度が大きく低下して能力が
急増することにより、室温が急激に低下する。すなわ
ち、急激な室温上昇、室温低下が可能となり、室温変動
として従来の制御応答性ではできなかった自由かつ細か
な室内温度変動を実現することが可能となる。
【0036】また、例えば室温上昇中に所定時間送風を
停止させ、室温低下への切り替えと送風再開を同時に行
うことにより、室温上昇時の室温をさらに上昇させるこ
とができるだけでなく、室温低下への切り替え直後に室
温を大きく低下させることが可能となり、細かい室温変
動の実現が可能となる。かつ、制御応答をさらに早める
ことが可能となる。
【0037】なお、例えば目標とする室内温度がTS
1℃の場合、設定温度をTS−3℃とするなど、設定温
度変更幅を目標とする室内温度変動幅に比べ大きくする
ことにより、室内温度と設定温度の差を増加させ、制御
応答をさらに早めることも可能となる。
【0038】以上のように、設定温度変更に加えて送風
停止を含めた設定風量変更を行なうことにより、室内温
度の変化速度を増加させると共に細かな室温変化も実現
でき、自由な室内温度変動を実現することができるとい
う効果が得られ、かつ人体に室内温度変動が体感できる
という効果も得られる。
【0039】さらに、人体に体感できる1/fゆらぎの
温度変動を実現することにより、居住者の温熱感覚を刺
激し、冷房時により涼しく感じさせる効果すなわち涼感
効果を得ることができるため、平均的な室内温度を高め
にしても同等の涼しさを感じることとなり、省エネルギ
ーを図ることができるという効果も得られる。
【0040】ここで、1/fゆらぎの室内温度変動と
は、室内の温度変動のパワースペクトルがその周波数f
分の一に比例するような温度変動を示すものである。し
かし、周波数fの1.05乗分の一に比例すなわち1/
1.05の温度変動等、通常1/f0.9〜1/f1.1もほぼ
1/fゆらぎの温度変動として含められる。
【0041】(実施の形態2)図4は、本実施の形態に
よる空気調和機の冷凍サイクルを示す概略構成図であ
る。図5は、同実施の形態による温度変動制御の制御ブ
ロック図である。図6は、同実施の形態による設定風量
変更制御のフローチャートである。
【0042】図4および図5において、13bは空気調
和機の運転を制御する運転制御装置である。20は室内
負荷を検知する室内負荷検知手段である。
【0043】室内負荷検知手段20は、空調負荷とバラ
ンスしている空調能力の大小として、室内膨張手段9の
開度と能力可変型圧縮機3の回転数両者を検知するもの
であることが望ましいが、能力可変型圧縮機3の回転数
を検知しても同様の効果が得られる。また、室内温度検
知手段11や外気温度検知等の上記に代わる手段であっ
ても何等問題はない。
【0044】21bは室内負荷検知手段20が検知した
室内負荷に応じてメモリ14aが出力する設定風量変更
パターンにおける平均的な送風量を制御する設定風量パ
ターン制御手段である。18bは設定風量パターン制御
手段21bが出力した設定風量変更パターンに応じて設
定風量を変更する設定風量変更手段である。
【0045】運転制御装置13bは、図5に示すよう
に、メモリ14aと、設定温度変更手段15と、能力制
御手段16と、設定風量パターン制御手段21bと、設
定風量変更手段18bと、風量制御手段19よりなって
いる。
【0046】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下設定風量パターン変更制御に関する部分の動作
を図6のフローチャートを用いて説明する。
【0047】設定温度変更手段15においてメモリ14
aが出力する設定温度変更パターンにより設定温度TS
を変更し、かつ設定風量変更手段18bにおいてメモリ
14aが出力する設定風量変更パターンにより設定風量
Sを変更して室内温度を上昇・低下させ、1/fゆら
ぎの温度変動を提供する。
【0048】ここで、室内負荷検知手段20により室内
空調負荷lを検知し(ステップ11)、設定風量パター
ン制御手段21bにおいて予め設定した標準負荷Lと比
較し(ステップ12)、標準負荷Lよりも空調負荷lが
大きい場合すなわちL<lであるとき(ステップ13を
YES側に分岐)、メモリ14aが出力する設定風量変
更パターンにおいて例えば2分の送風停止時間を1分へ
と短縮して残りの1分は強風で運転するなど、平均的な
送風量を増加させる(ステップ14)。そして、送風停
止時間を短縮するなど平均的な風量を増加させることに
より、室内温度の上昇を抑えるだけでなく能力も増加す
る。従って、室内空調負荷が大きく室内温度が低下しに
くい場合でも、室内温度の上昇を抑えて室内温度を低下
させることができ、目標とする室温変動を確保すること
ができる。
【0049】また、標準負荷Lよりも空調負荷lが小さ
い場合すなわちL>lであるとき(ステップ15をYE
S側に分岐)、設定風量の変更パターンを平均的な送風
量量が減少するよう、例えば送風停止時間を延長する
(ステップ16)。そして、送風停止時間を延長するな
ど平均的な送風量を減少させることにより、室内温度を
上昇させることが可能となるため、室内空調負荷が小さ
い場合に室温が上昇しにくくなるのを防止し、目標とす
る室温変動を確保することができる。
【0050】なお、標準負荷Lの設定値については、例
えば空気調和機の標準能力の70%の値とするなど、実
験等から最適な値を決定することが望ましい。
【0051】以上のように、室内空調負荷に応じて設定
風量パターンを制御することにより、室内空調負荷の大
小に影響されず、目標とする室温変動幅を確保できると
いう効果が得られる。
【0052】なお、本実施の形態においては、メモリ1
4aと設定風量パターン制御手段21bは別々の構成と
しているが、メモリ14aに設定風量パターン制御手段
21bの機能を持たせ、同一の構成としても同等の効果
が得られる。また、例えば、送風停止時間を変化させて
平均的な送風量が異なるような複数個の設定風量変更パ
ターンをメモリ14aに予めプログラムし、室内負荷検
知手段20により検知した室内空調負荷に応じて設定風
量変更パターンを選択するようにしても同等の効果が得
られる。
【0053】(実施の形態3)図7は、本実施の形態に
よる空気調和機の冷凍サイクルを示す概略構成図であ
る。図8は、同実施の形態による温度変動制御の制御ブ
ロック図である。図9は、同実施の形態による設定風量
変更制御のフローチャートである。
【0054】図7および図8において、13cは空気調
和機の運転を制御する運転制御装置である。21cは室
内温度検知手段11が検知した室内温度が予め設定した
温度範囲よりも上昇または下降した場合にメモリ14a
が出力する設定風量変更パターンにおける送風停止時間
を制御する設定風量パターン制御手段である。18cは
設定風量パターン制御手段21bの出力に応じて室内送
風手段10の送風量を制御する風量制御手段である。運
転制御装置13cは、図8に示すように、メモリ14a
と、設定温度変更手段15と、能力制御手段16と、設
定風量パターン制御手段21cと、設定風量変更手段1
8cと、風量制御手段19よりなっている。
【0055】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下設定風量パターン変更制御に関する部分の動作
を図9のフローチャートを用いて説明する。
【0056】設定温度変更手段15においてメモリ14
aが出力する設定温度変更パターンにより設定温度TS
を変更し、かつ設定風量変更手段18cにおいてメモリ
14aが出力する設定風量変更パターンにより設定風量
Sを変更して室内温度を上昇・低下させ、1/fゆら
ぎの温度変動を提供する。
【0057】ここで、室内温度検知手段11により室内
温度tを検知し(ステップ21)、設定風量パターン制
御手段21cにおいて予め設定した室内温度範囲の上限
値T hおよび下限値Tlと比較し(ステップ22)、室内
温度範囲上限値Thよりも室内温度tが高い場合すなわ
ちt>Thであるとき(ステップ23をYES側に分
岐)、メモリ14aが出力する設定風量変更パターンの
送風停止時間を減少させる(ステップ24)。例えば、
メモリ14aが出力する設定風量パターンのうち送風停
止時間が2分であるとき、例えば送風停止時間を1分へ
と減少させ、残りの1分は強風運転を行うようにする。
従って、送風停止による急激な室温上昇を防止し、室内
空調負荷が急激に変動して室温が過剰に上昇した場合で
も室内温度を適正範囲に速やかに戻すことができる。ま
た、例えば送風停止時間を0分にすることにより、より
速やかに室内温度を低下させることも可能となる。
【0058】また、tが室内温度下限値Tlよりも低い
場合すなわちt<Tlであるとき(ステップ25をYE
S側に分岐)、メモリ14aが出力する設定風量パター
ンにおける送風停止時間を増加させる(ステップ2
6)。例えば、メモリ14aが出力する送風停止時間が
2分であるとき、送風停止時間を23へと増加させる。
このため、空調能力が0となる時間を長くでき、室温を
急激に上昇させることができるため、室内空調負荷が急
激に変動して室温が過剰に低下した場合でも室内温度を
適正範囲に速やかに戻すことができる。
【0059】なお、室内温度範囲上限値Thおよび下限
値Tlの設定値については、例えば設定温度入力手段1
2により設定した設定温度TS℃に対してTS+2℃、T
S−2℃等、人体に不快感を与えないような適正な値を
実験等より予め設定することが望ましい。また、送風停
止時間の増加時間、減少時間についても適正な値を実験
等より予め設定することが望ましい。
【0060】以上のように、室内温度が予め設定した温
度範囲よりも上昇または下降した場合に設定風量変更パ
ターンが出力する設定風量の送風停止時間を制御するこ
とにより、室内空調負荷の急激な変動などにより室内温
度が過剰に上昇または低下した場合でも、室内温度を適
正範囲内に速やかに戻すことができるため、人体に不快
感を与えることなく適正範囲での1/fゆらぎ温度変動
を提供することができるという効果が得られる。
【0061】なお、本実施の形態においては、メモリ1
4aと設定風量パターン制御手段21cは別々の構成と
しているが、メモリ14aに設定風量パターン制御手段
21cの機能を持たせ、同一の構成としても同等の効果
が得られる。また、予め送風停止時間が異なるような複
数個の設定風量変更パターンをメモリ14aにプログラ
ムし、室内温度検知手段11により検知した室内温度に
応じて設定風量変更パターンを選択するようにしても同
等の効果が得られる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、設定温度
変更に加えて送風停止を含めた設定風量変更を行なうこ
とにより、室内温度の変化速度を増加させると共に細か
な室温変化も実現でき、人体に室内温度変動が体感で
き、居住者の温熱感覚を刺激して冷房時により涼しく感
じさせる効果すなわち涼感効果を得ることができるた
め、平均的な室内温度を高めにしても同等の涼しさを感
じることとなり、省エネルギーを図ることができるとい
う有利な効果が得られる。
【0063】また、室内空調負荷に応じて設定風量変更
パターンにおける平均的な送風量を制御することによ
り、室内空調負荷に影響されず目標とする室温変動幅を
確保できるという効果が得られる。
【0064】また、室内温度が予め設定した温度範囲よ
りも上昇または下降した場合に設定風量変更パターンに
おける送風停止時間を制御することにより、室内空調負
荷の急激な変動などにより室内温度が過剰に上昇または
低下した場合でも、室内温度を適正範囲内に速やかに戻
すことができるため、人体に不快感を与えることなく適
正範囲での1/fゆらぎ温度変動を提供することができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による冷凍サイクル
を示す概略構成図
【図2】同実施の形態による温度変動制御の制御ブロッ
ク図
【図3】同実施の形態による設定温度変更、設定風量変
更および室内温度変動の時間経過特性図
【図4】本発明の第2の実施の形態による冷凍サイクル
を示す概略構成図
【図5】同実施の形態による温度変動制御の制御ブロッ
ク図
【図6】同実施の形態による設定風量変更幅制御のフロ
ーチャート
【図7】本発明の第3の実施の形態による冷凍サイクル
を示す概略構成図
【図8】同実施の形態による温度変動制御の制御ブロッ
ク図
【図9】同実施の形態による設定風量変更幅制御のフロ
ーチャート
【図10】従来の空気調和機の冷凍サイクルを示す概略
構成図
【図11】従来の空気調和機の温度変動制御の制御ブロ
ック図
【図12】従来の空気調和機の設定温度と室内温度の時
間経過変動特性図
【符号の説明】 11 室内温度検知手段 12 設定温度入力手段 14,14a メモリ 15 設定温度変更手段 16 能力制御手段 17 設定風量入力手段 18a,18b,18c 設定風量変更手段 19 風量制御手段 20 室内負荷検知手段 21b,21c 設定風量パターン制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内温度を所望温度に設定する設定温度
    入力手段と、空気調和機の風量を所望風量に設定する設
    定風量入力手段と、冷房時の室内温度変動が1/fゆら
    ぎになるように設定温度変更パターン及び設定風量変更
    パターンを予めプログラムしたメモリと、前記設定温度
    入力手段により設定された設定温度を前記メモリが出力
    する設定温度変更パターンに応じて変更する設定温度変
    更手段と、前記設定風量入力手段により設定された設定
    風量を前記メモリが出力する設定風量変更パターンに応
    じて変更する設定風量変更手段と、設定温度と室内温度
    との差に応じて能力制御を行う能力制御手段と風量制御
    を行う風量制御手段とを備え、しかも前記メモリにプロ
    グラムされた設定風量変更パターンには所定時間だけ送
    風を停止するモードを含んだことを特徴とする空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 室内温度を所望温度に設定する設定温度
    入力手段と、空気調和機の風量を所望風量に設定する設
    定風量入力手段と、冷房時の室内温度変動が1/fゆら
    ぎになるように設定温度変更パターン及び送風停止モー
    ドを含む設定風量変更パターンを予めプログラムしたメ
    モリと、室内空調負荷を検知する室内空調負荷検知手段
    と、前記室内空調検知手段により検知した室内空調負荷
    に応じて前記メモリが出力する設定風量変更パターンに
    おける平均的な送風量を制御する設定風量パターン制御
    部と、前記設定温度入力手段により設定された設定温度
    を前記メモリが出力する設定温度変更パターンに応じて
    変更する設定温度変更手段と、前記設定風量入力手段に
    より設定された設定風量を前記設定風量パターン変更部
    が出力する設定風量変更パターンに応じて変更する設定
    風量変更手段と、設定温度と室内温度との差に応じて能
    力制御を行う能力制御手段と風量制御を行う風量制御手
    段とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 室内温度を所望温度に設定する設定温度
    入力手段と、空気調和機の風量を所望風量に設定する設
    定風量入力手段と、冷房時の室内温度変動が1/fゆら
    ぎになるように設定温度変更パターン及び送風停止モー
    ドを含む設定風量変更パターンを予めプログラムしたメ
    モリと、室内温度を検知する室内温度検知手段と、前記
    室内温度検知手段により検知した室内温度が予め設定し
    た温度範囲よりも上昇または下降した場合に前記メモリ
    が出力する設定風量変更パターンにおける送風停止時間
    を制御する設定風量パターン制御手段と、前記設定温度
    入力手段により設定された設定温度を前記メモリが出力
    する設定温度変更パターンに応じて変更する設定温度変
    更手段と、前記設定風量入力手段により設定された設定
    風量を前記設定風量パターン制御手段が出力する設定風
    量変更パターンに応じて変更する設定風量変更手段と、
    設定温度と室内温度との差に応じて能力制御を行う能力
    制御手段と風量制御を行う風量制御手段とを備えたこと
    を特徴とする空気調和機。
JP8153970A 1996-06-14 1996-06-14 空気調和機 Pending JPH102590A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4775645A (en) * 1983-12-26 1988-10-04 Victor Company Of Japan, Limited Method of producing a flat LED panel display
EP1055886A3 (en) * 1999-05-25 2002-05-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Control device of air contitioning system
JP2014240708A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 アズビル株式会社 制御設定値変更装置および方法
JP2022131246A (ja) * 2021-02-26 2022-09-07 オーナンバ株式会社 空調システム

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