JPH10259565A - パイル糸とパイル布帛製造法 - Google Patents
パイル糸とパイル布帛製造法Info
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- JPH10259565A JPH10259565A JP9084410A JP8441097A JPH10259565A JP H10259565 A JPH10259565 A JP H10259565A JP 9084410 A JP9084410 A JP 9084410A JP 8441097 A JP8441097 A JP 8441097A JP H10259565 A JPH10259565 A JP H10259565A
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- Japan
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- pile
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- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
- D02G3/40—Yarns in which fibres are united by adhesives; Impregnated yarns or threads
- D02G3/402—Yarns in which fibres are united by adhesives; Impregnated yarns or threads the adhesive being one component of the yarn, i.e. thermoplastic yarn
-
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- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パイルの繊維の種類や太さに左右されず、パ
イルがペンシルポイント調、つまり先端が収束した状態
で嵩高に開毛してボリューム感があり、風合いの柔らか
いパイル布帛を得る。 【解決手段】 パイル主材糸条14に、鞘成分11の融
点が芯成分12の融点よりも低い芯鞘構造のフイラメン
ト糸13を捲き付け、その鞘成分11を主材糸条14に
加熱融着してパイル糸15を構成する。フイラメント糸
13の芯成分12の太さは20〜50デニールとし、且
つ、主材糸条14の太さの10分の1以下とする。
イルがペンシルポイント調、つまり先端が収束した状態
で嵩高に開毛してボリューム感があり、風合いの柔らか
いパイル布帛を得る。 【解決手段】 パイル主材糸条14に、鞘成分11の融
点が芯成分12の融点よりも低い芯鞘構造のフイラメン
ト糸13を捲き付け、その鞘成分11を主材糸条14に
加熱融着してパイル糸15を構成する。フイラメント糸
13の芯成分12の太さは20〜50デニールとし、且
つ、主材糸条14の太さの10分の1以下とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイル糸およびパ
イル布帛の製造法に関するものである。
イル布帛の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パイル編機、パイル織機、タフテッド機
等のパイル製造装置に仕掛けられるパイル糸は、そのパ
イル布帛の製造過程で解れないようにするため、その構
成する多数の繊維を絡合させ、或いは、加撚し、或い
は、ラップ糸を捲き付ける等して結束させて使用され
る。
等のパイル製造装置に仕掛けられるパイル糸は、そのパ
イル布帛の製造過程で解れないようにするため、その構
成する多数の繊維を絡合させ、或いは、加撚し、或い
は、ラップ糸を捲き付ける等して結束させて使用され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パイル糸を結束する方
法として、パイル糸に熱融着性繊維を混用し、それによ
ってパイル糸を構成する在来の一般繊維を接合する方法
があるが、それによって構成されるパイル布帛は、毛抜
けや遊び毛は防止されるものの、風合いが粗硬でボリュ
ーム感に欠けたものとなる。マルチフイラメント糸で
は、その構成する個々の繊維に捲縮を付与して相互に絡
合する方法が採られるが、捲縮がなく絹調光沢のあるマ
ルチフイラメント糸では、サイジングを施して繊維間を
仮接着しなければならない。そして、単糸繊度が50デ
ニール以上の太手のフイラメントに成るフイラメント糸
では、その構成する個々のフイラメントが剛直で容易に
はフイラメント間を仮接着することは出来ない。又、摩
擦係数の少ない麻繊維に成る紡績糸では、それを強く加
撚しなければパイル糸としては使用し得ず、その風合い
は粗硬で柔らかくボリューム感のあるパイル布帛は得ら
れない。
法として、パイル糸に熱融着性繊維を混用し、それによ
ってパイル糸を構成する在来の一般繊維を接合する方法
があるが、それによって構成されるパイル布帛は、毛抜
けや遊び毛は防止されるものの、風合いが粗硬でボリュ
ーム感に欠けたものとなる。マルチフイラメント糸で
は、その構成する個々の繊維に捲縮を付与して相互に絡
合する方法が採られるが、捲縮がなく絹調光沢のあるマ
ルチフイラメント糸では、サイジングを施して繊維間を
仮接着しなければならない。そして、単糸繊度が50デ
ニール以上の太手のフイラメントに成るフイラメント糸
では、その構成する個々のフイラメントが剛直で容易に
はフイラメント間を仮接着することは出来ない。又、摩
擦係数の少ない麻繊維に成る紡績糸では、それを強く加
撚しなければパイル糸としては使用し得ず、その風合い
は粗硬で柔らかくボリューム感のあるパイル布帛は得ら
れない。
【0004】
【発明の目的】そこで本発明は、繊維の種類や太さに左
右されず、パイルがペンシルポイント調つまり先端が収
束した状態で嵩高に開毛してボリューム感があり、風合
いの柔らかいパイル布帛を得ることを目的とする。
右されず、パイルがペンシルポイント調つまり先端が収
束した状態で嵩高に開毛してボリューム感があり、風合
いの柔らかいパイル布帛を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、パイル編地、
パイル織物、タフテッド布帛等のパイル布帛16に使用
するパイル糸15を、その主材糸条14に、鞘成分11
の融点が芯成分12の融点よりも低い芯鞘構造のフイラ
メント糸13を捲き付け、その鞘成分11を主材糸条1
4に加熱融着させることを第1の特徴とする。
パイル織物、タフテッド布帛等のパイル布帛16に使用
するパイル糸15を、その主材糸条14に、鞘成分11
の融点が芯成分12の融点よりも低い芯鞘構造のフイラ
メント糸13を捲き付け、その鞘成分11を主材糸条1
4に加熱融着させることを第1の特徴とする。
【0006】本発明の第2の特徴は、上記第1の特徴に
加えて、フイラメント糸13の芯成分12の太さを20
〜50デニールとし、且つ、主材糸条14の太さの10
分の1以下としたことにある。
加えて、フイラメント糸13の芯成分12の太さを20
〜50デニールとし、且つ、主材糸条14の太さの10
分の1以下としたことにある。
【0007】本発明の第3の特徴は、上記第1または第
2の特徴に加えて、フイラメント糸13を5〜100m
mのピッチ(間隔)で主材糸条14に捲き付けたことに
ある。
2の特徴に加えて、フイラメント糸13を5〜100m
mのピッチ(間隔)で主材糸条14に捲き付けたことに
ある。
【0008】本発明の第4の特徴は、上記第1、第2ま
たは第3の特徴に加えて、上記主材糸条14を紡績工程
で形成される紡績スライバーとしたことにある。
たは第3の特徴に加えて、上記主材糸条14を紡績工程
で形成される紡績スライバーとしたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】紡績スライバー14は、短繊維が
一定方向に揃えられて紡績カードから送出される繊維ウ
ェブを糸状に収束させたものであり、それにフイラメン
ト糸13を捲き付けて結束した無撚結束紡績糸は、本発
明者が開示した特開平1−162855や特開昭63−
42958にも記載されているように公知である。
一定方向に揃えられて紡績カードから送出される繊維ウ
ェブを糸状に収束させたものであり、それにフイラメン
ト糸13を捲き付けて結束した無撚結束紡績糸は、本発
明者が開示した特開平1−162855や特開昭63−
42958にも記載されているように公知である。
【0010】又、特開平6−10234や特開平5−3
21035にも記載されているように、鞘成分11の融
点が芯成分12の融点よりも低い芯鞘構造のフイラメン
ト糸13は公知であり、フイラメント糸13には鞘成分
11と芯成分12との融点差が50℃以上、好ましくは
100℃以上のものを用いる。
21035にも記載されているように、鞘成分11の融
点が芯成分12の融点よりも低い芯鞘構造のフイラメン
ト糸13は公知であり、フイラメント糸13には鞘成分
11と芯成分12との融点差が50℃以上、好ましくは
100℃以上のものを用いる。
【0011】芯成分12の太さを20〜50デニールで
主材糸条14の太さの10分の1以下とするのは、芯成
分12が余り太ければ主材糸条14の品質が損なわれる
ことがあり、一方、それが余り細ければ破断して主材糸
条14を結束し得なくなるからである。芯成分12を含
むフイラメント糸全体13の太さは、芯成分12の太さ
よりも10デニール以上太く400デニール以下にすれ
ばよく、その太さは主材糸条全体14の太さ、主材糸条
14を構成する繊維の太さ(単糸繊度)や材質、特に、
繊維表面の滑り易さや鞘成分11との接着性を考慮して
適宜設定される。芯成分12の太さを20〜50デニー
ルとする限り、芯成分12を含むフイラメント糸全体1
3の太さは格別限定されない。それは、融着した鞘成分
11は主材糸条14の一部にもなり、鞘成分11が融着
した後のフイラメント糸13の太さは実質的に芯成分1
2の太さと同等になるからである。
主材糸条14の太さの10分の1以下とするのは、芯成
分12が余り太ければ主材糸条14の品質が損なわれる
ことがあり、一方、それが余り細ければ破断して主材糸
条14を結束し得なくなるからである。芯成分12を含
むフイラメント糸全体13の太さは、芯成分12の太さ
よりも10デニール以上太く400デニール以下にすれ
ばよく、その太さは主材糸条全体14の太さ、主材糸条
14を構成する繊維の太さ(単糸繊度)や材質、特に、
繊維表面の滑り易さや鞘成分11との接着性を考慮して
適宜設定される。芯成分12の太さを20〜50デニー
ルとする限り、芯成分12を含むフイラメント糸全体1
3の太さは格別限定されない。それは、融着した鞘成分
11は主材糸条14の一部にもなり、鞘成分11が融着
した後のフイラメント糸13の太さは実質的に芯成分1
2の太さと同等になるからである。
【0012】フイラメント糸13の捲き付けピッチ(間
隔)を5〜100mmとするのは、それを余り細かくす
れば、鞘成分11を主材糸条14に融着させなくても主
材糸条14の繊維間を強く結束することが出来、芯鞘構
造の熱融着性フイラメント糸13を用いる意味がなくな
る一方、それが余り粗ければフイラメント糸13による
主材糸条14を十分に結束し得なくなるからである。
隔)を5〜100mmとするのは、それを余り細かくす
れば、鞘成分11を主材糸条14に融着させなくても主
材糸条14の繊維間を強く結束することが出来、芯鞘構
造の熱融着性フイラメント糸13を用いる意味がなくな
る一方、それが余り粗ければフイラメント糸13による
主材糸条14を十分に結束し得なくなるからである。
【0013】主材糸条14として紡績スライバーを推奨
するのは、紡績スライバーが平行に揃えられた短繊維に
よって構成されており、その短繊維間をフイラメント糸
で結束すれば、紡績スライバーを加撚して結束する手間
が省けるためである。
するのは、紡績スライバーが平行に揃えられた短繊維に
よって構成されており、その短繊維間をフイラメント糸
で結束すれば、紡績スライバーを加撚して結束する手間
が省けるためである。
【0014】
【実施例】単糸繊度が3デニールのポリエステル繊維に
よって構成される総デニールが800デニールの紡績ス
ライバー14に、ポリエチレンを鞘成分11とし、ポリ
エステルを芯成分12とし、芯成分12の太さが30デ
ニールであり、全体の太さが70デニールのフイラメン
ト糸13をピッチ(撚り間隔)7mmで捲き付けて締束
し、ヒーターに通して鞘成分11を紡績スライバー14
に融着したパイル糸15を基布19にタフテイングし、
パイル長が6mmのカットパイルタフテッドパイル布帛
16を得た。そのパイル17は、周囲側面にフイラメン
ト糸13が捲き付けられたまま融着していて梳毛糸の観
を呈し、パイル先端は解れ難くペンシルポイントの観を
呈し、パイル面からの遊び毛は、在来の無撚結束紡績糸
をパイル糸とするカットパイルタフテッドパイル布帛に
比して少なかった。
よって構成される総デニールが800デニールの紡績ス
ライバー14に、ポリエチレンを鞘成分11とし、ポリ
エステルを芯成分12とし、芯成分12の太さが30デ
ニールであり、全体の太さが70デニールのフイラメン
ト糸13をピッチ(撚り間隔)7mmで捲き付けて締束
し、ヒーターに通して鞘成分11を紡績スライバー14
に融着したパイル糸15を基布19にタフテイングし、
パイル長が6mmのカットパイルタフテッドパイル布帛
16を得た。そのパイル17は、周囲側面にフイラメン
ト糸13が捲き付けられたまま融着していて梳毛糸の観
を呈し、パイル先端は解れ難くペンシルポイントの観を
呈し、パイル面からの遊び毛は、在来の無撚結束紡績糸
をパイル糸とするカットパイルタフテッドパイル布帛に
比して少なかった。
【0015】
【発明の効果】フイラメント糸13をスライバー14に
捲き付けた糸条(15)は、無撚結束紡績糸として公知
であり、引き揃えられた多数のフイラメント(14)に
1本のフイラメント糸13を捲き付けて結束することは
容易に推考し得るとしても、その引き揃えられる多数の
フイラメント(14)が剛直な太手のフイラメントの場
合、それに1本のフイラメント糸13を捲き付けても、
それら多数のフイラメント(14)に捲き付けたフイラ
メント糸13がズレ動き、例えば、パイルを編成する過
程や基布19にタフテイングする過程において、その結
束されたフイラメントの束(14)がループ状に折り曲
げられるとき、多数のフイラメント(14)はフイラメ
ント糸13による結束から解放されて個々独立したルー
プを形成することになって、編成或いはタフテイングに
支障を来すことになる。
捲き付けた糸条(15)は、無撚結束紡績糸として公知
であり、引き揃えられた多数のフイラメント(14)に
1本のフイラメント糸13を捲き付けて結束することは
容易に推考し得るとしても、その引き揃えられる多数の
フイラメント(14)が剛直な太手のフイラメントの場
合、それに1本のフイラメント糸13を捲き付けても、
それら多数のフイラメント(14)に捲き付けたフイラ
メント糸13がズレ動き、例えば、パイルを編成する過
程や基布19にタフテイングする過程において、その結
束されたフイラメントの束(14)がループ状に折り曲
げられるとき、多数のフイラメント(14)はフイラメ
ント糸13による結束から解放されて個々独立したルー
プを形成することになって、編成或いはタフテイングに
支障を来すことになる。
【0016】この点、本発明(請求項1)によると、そ
の捲き付けたフイラメント糸13は、主材糸条14に融
着しているので、その主材糸条14が剛直な太手のフイ
ラメントに成る場合でも、フイラメント糸13が主材糸
条14の表面でズレ動くことなく、パイルの編成やタフ
テイングに支障を来さない。従って本発明(請求項1)
は、主材糸条14の単糸繊度が50デニール以上の太く
剛直な多数のフイラメントに成る場合や、剛直で滑り易
いガラス繊維や麻繊維、柔軟でも滑り易い捲縮がなく絹
調光沢のあるマルチフイラメント糸に成る場合に効果的
である。
の捲き付けたフイラメント糸13は、主材糸条14に融
着しているので、その主材糸条14が剛直な太手のフイ
ラメントに成る場合でも、フイラメント糸13が主材糸
条14の表面でズレ動くことなく、パイルの編成やタフ
テイングに支障を来さない。従って本発明(請求項1)
は、主材糸条14の単糸繊度が50デニール以上の太く
剛直な多数のフイラメントに成る場合や、剛直で滑り易
いガラス繊維や麻繊維、柔軟でも滑り易い捲縮がなく絹
調光沢のあるマルチフイラメント糸に成る場合に効果的
である。
【0017】本発明(請求項2)によると、主材糸条1
4が、単糸繊度10デニール以下の繊維に成るカーペッ
トその他のパイル布帛に使用される捲縮加工の施された
嵩高なパイル糸であっても、フイラメント糸13の鞘成
分11がパイル17の周囲側面に露出する外部繊維18
にだけ融着しており、そのパイル糸(14)の内部の繊
維間はフイラメント糸13によって連結されていないの
で、パイルは嵩高に開毛する。そして、フイラメント糸
13は、捲き付けられて捩れたまま外部繊維18に融着
し、合撚糸の撚り目の観を呈するので、パイル17は撚
り目のある高価な梳毛糸に成るパイルと同等の高級観を
呈する。而も、フイラメント糸13はパイル17の先端
部分にも融着しており、パイル17の先端部分での繊維
はフイラメント糸13に軽く接合されるので、その形状
は先端が尖ったペンシルポイント調になる。
4が、単糸繊度10デニール以下の繊維に成るカーペッ
トその他のパイル布帛に使用される捲縮加工の施された
嵩高なパイル糸であっても、フイラメント糸13の鞘成
分11がパイル17の周囲側面に露出する外部繊維18
にだけ融着しており、そのパイル糸(14)の内部の繊
維間はフイラメント糸13によって連結されていないの
で、パイルは嵩高に開毛する。そして、フイラメント糸
13は、捲き付けられて捩れたまま外部繊維18に融着
し、合撚糸の撚り目の観を呈するので、パイル17は撚
り目のある高価な梳毛糸に成るパイルと同等の高級観を
呈する。而も、フイラメント糸13はパイル17の先端
部分にも融着しており、パイル17の先端部分での繊維
はフイラメント糸13に軽く接合されるので、その形状
は先端が尖ったペンシルポイント調になる。
【0018】カーペットのパイル長は一般に5〜10m
mであり、椅子張地用モケット等のパイル布帛のパイル
長は5mm以下になっている。このため、フイラメント
糸13の捲き付けピッチが5mm以上のパイル糸15の
形成する1個のパイル17の根元から先端に至る部分に
は、フイラメント糸13が多くても1回捲き付くだけと
なり、それがパイル17の開毛を格別妨げることにはな
らず、よって、本発明(請求項3)によると、パイル全
体17が嵩高に開毛したパイル布帛16が得られる。
mであり、椅子張地用モケット等のパイル布帛のパイル
長は5mm以下になっている。このため、フイラメント
糸13の捲き付けピッチが5mm以上のパイル糸15の
形成する1個のパイル17の根元から先端に至る部分に
は、フイラメント糸13が多くても1回捲き付くだけと
なり、それがパイル17の開毛を格別妨げることにはな
らず、よって、本発明(請求項3)によると、パイル全
体17が嵩高に開毛したパイル布帛16が得られる。
【0019】而も又、表面が滑り易い繊維によって主材
糸条14が構成されている場合でも、フイラメント糸1
3が主材糸条に融着しているので、その主材糸条14が
被覆電線のように完全に被覆される程度に細かいピッチ
でフイラメント糸13を捲き付ける必要がなく、従っ
て、フイラメント糸13が少なくて済むと共にフイラメ
ント糸13の捲き付けに要する時間も短くて済み、パイ
ル糸15が経済的且つ効率的に得られる。
糸条14が構成されている場合でも、フイラメント糸1
3が主材糸条に融着しているので、その主材糸条14が
被覆電線のように完全に被覆される程度に細かいピッチ
でフイラメント糸13を捲き付ける必要がなく、従っ
て、フイラメント糸13が少なくて済むと共にフイラメ
ント糸13の捲き付けに要する時間も短くて済み、パイ
ル糸15が経済的且つ効率的に得られる。
【0020】そして、結束紡績糸は、紡績スライバーに
フイラメント糸を捲き付けて構成されるので、本発明
(請求項4)は、結束紡績糸に成るパイル糸15に適用
するとき、頗る実用的である。
フイラメント糸を捲き付けて構成されるので、本発明
(請求項4)は、結束紡績糸に成るパイル糸15に適用
するとき、頗る実用的である。
【図1】本発明に係るパイル糸に拡大断面斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明に係るパイル布帛の拡大断面図である。
11 鞘成分 12 芯成分 13 フイラメント糸 14 主材糸条 15 パイル糸 16 パイル布帛 17 パイル 18 外部繊維 19 基布
Claims (4)
- 【請求項1】 鞘成分(11)の融点が芯成分(12)
の融点よりも低い芯鞘構造のフイラメント糸(13)を
パイル主材糸条(14)に捲き付けて鞘成分を加熱融着
させたパイル糸(15)を用いてパイル布帛(16)を
製造することを特徴とするパイル布帛製造法。 - 【請求項2】 パイル主材糸条(14)に、鞘成分(1
1)の融点が芯成分(12)の融点よりも低い芯鞘構造
のフイラメント糸(13)を捲き付け、その鞘成分(1
1)を主材糸条(14)に加熱融着して成り、芯成分
(12)の太さが20〜50デニールであり、主材糸条
(14)の太さの10分の1以下であることを特徴とす
るパイル糸。 - 【請求項3】 前掲請求項2に記載のフイラメント糸
(13)が5〜100mmのピッチ(間隔)で主材糸条
(14)に捲き付けていることを特徴とする前掲請求項
2に記載のパイル糸。 - 【請求項4】 前掲請求項2に記載の主材糸条(14)
が紡績スライバーであることを特徴とする前掲請求項2
に記載のパイル糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9084410A JPH10259565A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | パイル糸とパイル布帛製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9084410A JPH10259565A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | パイル糸とパイル布帛製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10259565A true JPH10259565A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13829831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9084410A Pending JPH10259565A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | パイル糸とパイル布帛製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10259565A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011031029A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-02-17 | Kb Seiren Ltd | ブラシ用毛材およびその製造方法 |
| JP2015206132A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | 株式会社オーノ | パイル布帛とペンシルポイント仕上加工法 |
-
1997
- 1997-03-17 JP JP9084410A patent/JPH10259565A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011031029A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-02-17 | Kb Seiren Ltd | ブラシ用毛材およびその製造方法 |
| JP2015206132A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | 株式会社オーノ | パイル布帛とペンシルポイント仕上加工法 |
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