JPH10259665A - 建造物の補強方法 - Google Patents
建造物の補強方法Info
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- JPH10259665A JPH10259665A JP6448897A JP6448897A JPH10259665A JP H10259665 A JPH10259665 A JP H10259665A JP 6448897 A JP6448897 A JP 6448897A JP 6448897 A JP6448897 A JP 6448897A JP H10259665 A JPH10259665 A JP H10259665A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】施工現場において仮着性粘着剤付き高強度繊維
製補強シート面の剥離シートを剥がした後、直ちに、そ
の高強度繊維製補強シートの剥離面を建造物表面に押圧
するだけの容易な作業によって、高強度繊維製補強シー
トの建造物表面への貼着が完了し、次いで、次工程の高
強度繊維製補強シート内への接着剤の含浸作業を実施で
きる、建造物の補強方法を提供する。 【解決手段】裏面全体に仮着性粘着剤を貼着してなる高
強度繊維製補強シートを、その裏面を建造物表面に押圧
して仮着し、次いで該仮着した高強度繊維製補強シート
内に接着剤を十分に含浸させ、最後に同含浸処理済みの
高強度繊維製補強シート面を表面仕上げする。高強度繊
維製補強シートは、その裏面に仮着性粘着剤を多数の空
隙部を平均的に配して貼着したものが好ましい。高強度
繊維製補強シートは、炭素繊維製補強シートが好ましい
か、アラミド繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、ポリ
エステル繊維及びガラス繊維の中から選択される1又は
2以上の繊維であってもよい。
製補強シート面の剥離シートを剥がした後、直ちに、そ
の高強度繊維製補強シートの剥離面を建造物表面に押圧
するだけの容易な作業によって、高強度繊維製補強シー
トの建造物表面への貼着が完了し、次いで、次工程の高
強度繊維製補強シート内への接着剤の含浸作業を実施で
きる、建造物の補強方法を提供する。 【解決手段】裏面全体に仮着性粘着剤を貼着してなる高
強度繊維製補強シートを、その裏面を建造物表面に押圧
して仮着し、次いで該仮着した高強度繊維製補強シート
内に接着剤を十分に含浸させ、最後に同含浸処理済みの
高強度繊維製補強シート面を表面仕上げする。高強度繊
維製補強シートは、その裏面に仮着性粘着剤を多数の空
隙部を平均的に配して貼着したものが好ましい。高強度
繊維製補強シートは、炭素繊維製補強シートが好ましい
か、アラミド繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、ポリ
エステル繊維及びガラス繊維の中から選択される1又は
2以上の繊維であってもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物の補強方法
に関し、特に鉄道、道路等の橋脚、煙突、灯台等のなど
のコンクリート建造物の補強方法に関する。
に関し、特に鉄道、道路等の橋脚、煙突、灯台等のなど
のコンクリート建造物の補強方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】昨今、
構造物における老朽化にともなう耐荷力の低下、塩害や
凍結融解、酸性雨等による劣化の進行に起因して、巨大
地震発生時に生じる建造物の破壊が問題となっており、
その対策が急がれている。その対策の一つとして、建造
物の表面に高強度繊維製補強シート、特に鉄の10倍も
の強度を有する炭素繊維製補強シートを接着して、建造
物を補強する工法が普及しつつある。
構造物における老朽化にともなう耐荷力の低下、塩害や
凍結融解、酸性雨等による劣化の進行に起因して、巨大
地震発生時に生じる建造物の破壊が問題となっており、
その対策が急がれている。その対策の一つとして、建造
物の表面に高強度繊維製補強シート、特に鉄の10倍も
の強度を有する炭素繊維製補強シートを接着して、建造
物を補強する工法が普及しつつある。
【0003】前記補強方法においては、建造物表面に炭
素繊維製補強シートを接着する際には、まず接着剤を建
造物表面に塗布し、その上に炭素繊維製補強シートを積
み重ねて施工しているが、広い建造物表面に接着剤を塗
布し、その後その接着剤層面上に比較的広い炭素繊維製
補強シートを平らに積み重ねて接合することは容易でな
かった。そしてまた、前記接合の段階で、炭素繊維製補
強シートのところどころに皺が生じてしまい平らで奇麗
なシート面を形成することは至難であった。
素繊維製補強シートを接着する際には、まず接着剤を建
造物表面に塗布し、その上に炭素繊維製補強シートを積
み重ねて施工しているが、広い建造物表面に接着剤を塗
布し、その後その接着剤層面上に比較的広い炭素繊維製
補強シートを平らに積み重ねて接合することは容易でな
かった。そしてまた、前記接合の段階で、炭素繊維製補
強シートのところどころに皺が生じてしまい平らで奇麗
なシート面を形成することは至難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは鋭
意研究の結果、そうした問題を容易に解決できる方法を
開発し、下記本発明を提供するに至った。 (1)裏面全体に、仮着性粘着剤と更にその上に剥離シ
ートとを積層貼着してなる高強度繊維製補強シートを、
同剥離シートを剥がし、その裏面を建造物表面に押圧し
て仮着し、次いで該仮着した高強度繊維製補強シート内
に接着剤を十分に含浸させ、最後に同含浸処理済みの高
強度繊維製補強シート面を表面仕上げすることを特徴と
する建造物の補強方法。 (2)裏面に、仮着性粘着剤を多数の空隙部を平均的に
配して貼着し、更にその上に剥離シートを積層貼着して
なる高強度繊維製補強シートを、同剥離シートを剥が
し、その裏面を建造物表面に押圧して仮着し、次いで該
仮着した高強度繊維製補強シート内に接着剤を前記建造
物表面に至るまで十分に含浸させ、最後に同含浸処理済
みの高強度繊維製補強シート面を表面仕上げすることを
特徴とする建造物の補強方法。 (3)高強度繊維製補強シートが、炭素繊維製補強シー
トであることを特徴とする前記(1)項又は(2)項記
載の建造物の補強方法。 (4)炭素繊維製補強シートの炭素繊維が、PAN系の
炭素繊維シートであることを特徴とする(1)項記載の
建造物の補強方法。 (5)高強度繊維製補強シートの高強度繊維が、アラミ
ド繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊
維及びガラス繊維の中から選択される1又は2以上の繊
維であることを特徴とする(1)項記載の建造物の補強
方法。 (6)接着剤が、メチルメタクリレートプレポリマー系
接着剤であることを特徴とする(1)項ないし(5)項
のいずれかに記載の建造物の補強方法。 (7)仮着性粘着剤が、アクリルゴム系のものであるこ
とを特徴とする(1)項ないし(6)項のいずれかに記
載の建造物の補強方法。 (8)仮着性粘着剤が、クロロプレンゴム系のものであ
ることを特徴とする(1)項1ないし(6)項のいずれ
かに記載の建造物の補強方法。
意研究の結果、そうした問題を容易に解決できる方法を
開発し、下記本発明を提供するに至った。 (1)裏面全体に、仮着性粘着剤と更にその上に剥離シ
ートとを積層貼着してなる高強度繊維製補強シートを、
同剥離シートを剥がし、その裏面を建造物表面に押圧し
て仮着し、次いで該仮着した高強度繊維製補強シート内
に接着剤を十分に含浸させ、最後に同含浸処理済みの高
強度繊維製補強シート面を表面仕上げすることを特徴と
する建造物の補強方法。 (2)裏面に、仮着性粘着剤を多数の空隙部を平均的に
配して貼着し、更にその上に剥離シートを積層貼着して
なる高強度繊維製補強シートを、同剥離シートを剥が
し、その裏面を建造物表面に押圧して仮着し、次いで該
仮着した高強度繊維製補強シート内に接着剤を前記建造
物表面に至るまで十分に含浸させ、最後に同含浸処理済
みの高強度繊維製補強シート面を表面仕上げすることを
特徴とする建造物の補強方法。 (3)高強度繊維製補強シートが、炭素繊維製補強シー
トであることを特徴とする前記(1)項又は(2)項記
載の建造物の補強方法。 (4)炭素繊維製補強シートの炭素繊維が、PAN系の
炭素繊維シートであることを特徴とする(1)項記載の
建造物の補強方法。 (5)高強度繊維製補強シートの高強度繊維が、アラミ
ド繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊
維及びガラス繊維の中から選択される1又は2以上の繊
維であることを特徴とする(1)項記載の建造物の補強
方法。 (6)接着剤が、メチルメタクリレートプレポリマー系
接着剤であることを特徴とする(1)項ないし(5)項
のいずれかに記載の建造物の補強方法。 (7)仮着性粘着剤が、アクリルゴム系のものであるこ
とを特徴とする(1)項ないし(6)項のいずれかに記
載の建造物の補強方法。 (8)仮着性粘着剤が、クロロプレンゴム系のものであ
ることを特徴とする(1)項1ないし(6)項のいずれ
かに記載の建造物の補強方法。
【0005】本発明に係る建造物の補強方法が適用され
る建造物としては、主にコンクリート構造物である、長
大橋梁のコンクリート橋脚、地下構造物の支柱、灯台等
の高い耐震性が要求される建造物が挙げられる。また、
本発明でいう仮着粘着剤は、粘着剤の一種で、アクリル
ゴム系、クロロプレンゴム系等の材料で、貼着・剥離可
能な付箋に採用されているごとき粘着剤であり、あまり
粘着性が強くなく、押当てて粘着させたシート等の固形
材を容易に引きはがし、かつ再度貼着すことができるも
のである。高強度繊維製補強シート裏面への仮着粘着剤
の貼着は、同シート裏面全体に薄く塗布した状態で行わ
れ、高強度繊維製補強シート裏面と建造物表面とはそう
した仮着粘着剤層を介して仮着される。そして、その後
の工程で高強度繊維製補強シート中に接着剤が十分に含
浸されると、接着剤は前記仮着粘着剤層を打ち破って通
過し、あるいは溶解して、建造物表面に到達して、強固
な接着を実現する。好ましくは、高強度繊維製補強シー
ト裏面への仮着粘着剤の貼着は、同シート裏面に多数の
空隙部を平均的に残存させた状態で、例えば碁盤目状、
千鳥模様状、波形状、縦縞状又は横縞状等に貼着して行
われ、高強度繊維製補強シート裏面と建造物表面とはそ
うした碁盤目状等の仮着粘着剤層を介して仮着される。
この場合、その後の工程で高強度繊維製補強シート中に
接着剤が含浸されると、接着剤は前記多数の空隙部を通
過して、建造物表面に到達して、強固な接着を実現す
る。
る建造物としては、主にコンクリート構造物である、長
大橋梁のコンクリート橋脚、地下構造物の支柱、灯台等
の高い耐震性が要求される建造物が挙げられる。また、
本発明でいう仮着粘着剤は、粘着剤の一種で、アクリル
ゴム系、クロロプレンゴム系等の材料で、貼着・剥離可
能な付箋に採用されているごとき粘着剤であり、あまり
粘着性が強くなく、押当てて粘着させたシート等の固形
材を容易に引きはがし、かつ再度貼着すことができるも
のである。高強度繊維製補強シート裏面への仮着粘着剤
の貼着は、同シート裏面全体に薄く塗布した状態で行わ
れ、高強度繊維製補強シート裏面と建造物表面とはそう
した仮着粘着剤層を介して仮着される。そして、その後
の工程で高強度繊維製補強シート中に接着剤が十分に含
浸されると、接着剤は前記仮着粘着剤層を打ち破って通
過し、あるいは溶解して、建造物表面に到達して、強固
な接着を実現する。好ましくは、高強度繊維製補強シー
ト裏面への仮着粘着剤の貼着は、同シート裏面に多数の
空隙部を平均的に残存させた状態で、例えば碁盤目状、
千鳥模様状、波形状、縦縞状又は横縞状等に貼着して行
われ、高強度繊維製補強シート裏面と建造物表面とはそ
うした碁盤目状等の仮着粘着剤層を介して仮着される。
この場合、その後の工程で高強度繊維製補強シート中に
接着剤が含浸されると、接着剤は前記多数の空隙部を通
過して、建造物表面に到達して、強固な接着を実現す
る。
【0006】高強度繊維製補強シートとしては、炭素繊
維製補強シートのほか、アラミド繊維、ナイロン繊維、
ビニロン繊維、ポリエステル繊維及びガラス繊維の中か
ら選択される1又は2以上の繊維を採用したシートが使
用できる。また、ポリカーボネート繊維製補強シートも
使用できる。炭素繊維製補強シートの炭素繊維シートと
しては、ポリアクリロニトリル(PAN)繊維を原料と
して製造されたPAN系やコールタールを原料として製
造されたピッチ系、その他の炭素繊維シートを使用する
ことができるが、PAN系のものが強度等に優れるため
好ましい。そして同炭素繊維シートは、多数の長い炭素
繊維を一方向に並列に配設して用いることが好ましく、
例えば前記多数の長い炭素繊維を縦糸とし、それらの間
をガラス繊維糸を横糸として支持してシート状となした
もの、あるいは一面に仮着性粘着剤層を有する剥離紙の
仮着性粘着剤層面に前記長い炭素繊維の多数を並列に貼
着してシート状となしたものであってもよい。炭素繊維
シートを建造物表面に接着する接着剤としては、メチル
メタクリレートプレポリマー(MMA)系接着剤が好ま
しく、これは常温下で30〜60分間で硬化するため作
業が短時間でできる。
維製補強シートのほか、アラミド繊維、ナイロン繊維、
ビニロン繊維、ポリエステル繊維及びガラス繊維の中か
ら選択される1又は2以上の繊維を採用したシートが使
用できる。また、ポリカーボネート繊維製補強シートも
使用できる。炭素繊維製補強シートの炭素繊維シートと
しては、ポリアクリロニトリル(PAN)繊維を原料と
して製造されたPAN系やコールタールを原料として製
造されたピッチ系、その他の炭素繊維シートを使用する
ことができるが、PAN系のものが強度等に優れるため
好ましい。そして同炭素繊維シートは、多数の長い炭素
繊維を一方向に並列に配設して用いることが好ましく、
例えば前記多数の長い炭素繊維を縦糸とし、それらの間
をガラス繊維糸を横糸として支持してシート状となした
もの、あるいは一面に仮着性粘着剤層を有する剥離紙の
仮着性粘着剤層面に前記長い炭素繊維の多数を並列に貼
着してシート状となしたものであってもよい。炭素繊維
シートを建造物表面に接着する接着剤としては、メチル
メタクリレートプレポリマー(MMA)系接着剤が好ま
しく、これは常温下で30〜60分間で硬化するため作
業が短時間でできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。高架高速道路構造物を支持するコンクリート柱の
外周面に炭素繊維製補強シートを巻回接合して補強する
例を図面に基づいて説明する。図1〜図2にコンクリー
ト柱への施工断面図を示すごとく、下記工程により各層
を積層する。 (a)図1(1)に断面図を示すごとき、炭素繊維(例
えばPAN系炭素繊維)製補強シート1の裏面に仮着性
粘着剤(例えば、アクリルゴム系仮着性粘着剤)2を碁
盤目状に貼着し、かつその上面に剥離シート3を付着し
た剥離シート付き炭素繊維製補強シートを用意する。 (b)次いで前記剥離シート付き炭素繊維製補強シート
を、その剥離シート3を剥がしてから、コンクリート柱
4の清浄化された外周面に、押圧して仮着し、図1
(2)に示す断面図の状態とする。炭素繊維製補強シー
ト1の建造物(例えば、コンクリート柱)4外周面への
押圧は、その上からハケ又はローラを押圧移動してシー
ト1をしごくごとくし、平らに押し広げて皺をなくし平
面化する。この際、皺になっているシート1の部分は容
易に少し引きはがして広げ、コンクリート柱4面へ再度
押し当てながらしごくことにより、全面的に平らな炭素
繊維製補強シート1層が形成される。 (c)その後、仮着された炭素繊維製補強シート1の表
面から接着剤(例えば、メチルメタクリレートプレポリ
マー系接着剤5を炭素繊維シート1内へさらに建造物4
表面に到達するまでに含浸させる。 (d)最後に同接着剤含浸処理済みの炭素繊維製補強シ
ート1層面へトップコート塗布して、トップコート表面
仕上層6を形成する。
する。高架高速道路構造物を支持するコンクリート柱の
外周面に炭素繊維製補強シートを巻回接合して補強する
例を図面に基づいて説明する。図1〜図2にコンクリー
ト柱への施工断面図を示すごとく、下記工程により各層
を積層する。 (a)図1(1)に断面図を示すごとき、炭素繊維(例
えばPAN系炭素繊維)製補強シート1の裏面に仮着性
粘着剤(例えば、アクリルゴム系仮着性粘着剤)2を碁
盤目状に貼着し、かつその上面に剥離シート3を付着し
た剥離シート付き炭素繊維製補強シートを用意する。 (b)次いで前記剥離シート付き炭素繊維製補強シート
を、その剥離シート3を剥がしてから、コンクリート柱
4の清浄化された外周面に、押圧して仮着し、図1
(2)に示す断面図の状態とする。炭素繊維製補強シー
ト1の建造物(例えば、コンクリート柱)4外周面への
押圧は、その上からハケ又はローラを押圧移動してシー
ト1をしごくごとくし、平らに押し広げて皺をなくし平
面化する。この際、皺になっているシート1の部分は容
易に少し引きはがして広げ、コンクリート柱4面へ再度
押し当てながらしごくことにより、全面的に平らな炭素
繊維製補強シート1層が形成される。 (c)その後、仮着された炭素繊維製補強シート1の表
面から接着剤(例えば、メチルメタクリレートプレポリ
マー系接着剤5を炭素繊維シート1内へさらに建造物4
表面に到達するまでに含浸させる。 (d)最後に同接着剤含浸処理済みの炭素繊維製補強シ
ート1層面へトップコート塗布して、トップコート表面
仕上層6を形成する。
【0008】
【発明の効果】上記のごとく本発明によれば、建造物表
面への高強度繊維製補強シートの貼着が極めて短時間で
容易に実施でき、かつ貼着時に同シートに皺が生じたよ
うな場合には随時少し引きはがして再度押圧するこによ
り平らに修正して貼着することができる。すなわち、施
工現場において仮着性粘着剤付き高強度繊維製補強シー
ト面の剥離シートを剥がした後、直ちに、その高強度繊
維製補強シートの剥離面(仮着性粘着剤面)を建造物表
面に押圧するだけの容易な作業によって、高強度繊維製
補強シートの建造物表面への貼着が完了する。次いで、
次工程の高強度繊維製補強シート内への接着剤の含浸作
業を実施すれば、接着剤は建造物表面にまで到達して同
シートの強固な接着が達成される。以上により、建造物
の高強度繊維製補強シートによる補強作業が、何ら熟練
を要することなく、短時間で容易に、しかも失敗なしに
実施できる。
面への高強度繊維製補強シートの貼着が極めて短時間で
容易に実施でき、かつ貼着時に同シートに皺が生じたよ
うな場合には随時少し引きはがして再度押圧するこによ
り平らに修正して貼着することができる。すなわち、施
工現場において仮着性粘着剤付き高強度繊維製補強シー
ト面の剥離シートを剥がした後、直ちに、その高強度繊
維製補強シートの剥離面(仮着性粘着剤面)を建造物表
面に押圧するだけの容易な作業によって、高強度繊維製
補強シートの建造物表面への貼着が完了する。次いで、
次工程の高強度繊維製補強シート内への接着剤の含浸作
業を実施すれば、接着剤は建造物表面にまで到達して同
シートの強固な接着が達成される。以上により、建造物
の高強度繊維製補強シートによる補強作業が、何ら熟練
を要することなく、短時間で容易に、しかも失敗なしに
実施できる。
【図1】本発明方法の建造物表面への施工工程説明断面
図。
図。
【図2】本発明方法の建造物表面への施工工程説明断面
図。
図。
1:高強度繊維製補強シート 2:仮着性粘着剤 3:剥離シート 4:建造物 5:接着剤 6:表面仕上層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:08
Claims (8)
- 【請求項1】裏面全体に、仮着性粘着剤と更にその上に
剥離シートとを積層貼着してなる高強度繊維製補強シー
トを、同剥離シートを剥がし、その裏面を建造物表面に
押圧して仮着し、次いで該仮着した高強度繊維製補強シ
ート内に接着剤を十分に含浸させ、最後に同含浸処理済
みの高強度繊維製補強シート面を表面仕上げすることを
特徴とする建造物の補強方法。 - 【請求項2】裏面に、仮着性粘着剤を多数の空隙部を平
均的に配して貼着し、更にその上に剥離シートを積層貼
着してなる高強度繊維製補強シートを、同剥離シートを
剥がし、その裏面を建造物表面に押圧して仮着し、次い
で該仮着した高強度繊維製補強シート内に接着剤を前記
建造物表面に至るまで十分に含浸させ、最後に同含浸処
理済みの高強度繊維製補強シート面を表面仕上げするこ
とを特徴とする建造物の補強方法。 - 【請求項3】高強度繊維製補強シートが、炭素繊維製補
強シートであることを特徴とする請求項1又は2記載の
建造物の補強方法。 - 【請求項4】炭素繊維製補強シートの炭素繊維が、PA
N系の炭素繊維シートであることを特徴とする請求項3
記載の建造物の補強方法。 - 【請求項5】高強度繊維製補強シートの高強度繊維が、
アラミド繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、ポリエス
テル繊維及びガラス繊維の中から選択される1又は2以
上の繊維であることを特徴とする請求項1記載の建造物
の補強方法。 - 【請求項6】接着剤が、メチルメタクリレートプレポリ
マー系接着剤であることを特徴とする請求項1ないし5
のいずれかに記載の建造物の補強方法。 - 【請求項7】仮着性粘着剤が、アクリルゴム系のもので
あることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記
載の建造物の補強方法。 - 【請求項8】仮着性粘着剤が、クロロプレンゴム系のも
のであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
に記載の建造物の補強方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6448897A JPH10259665A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 建造物の補強方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6448897A JPH10259665A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 建造物の補強方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10259665A true JPH10259665A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13259657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6448897A Pending JPH10259665A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 建造物の補強方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10259665A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003221930A (ja) * | 1999-12-27 | 2003-08-08 | Structural Quality Assurance Inc | 構築物の補強材料およびそれと接着剤との組み合わせ |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP6448897A patent/JPH10259665A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003221930A (ja) * | 1999-12-27 | 2003-08-08 | Structural Quality Assurance Inc | 構築物の補強材料およびそれと接着剤との組み合わせ |
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