JPH10261128A - 磁気センサ装置 - Google Patents
磁気センサ装置Info
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- JPH10261128A JPH10261128A JP6641697A JP6641697A JPH10261128A JP H10261128 A JPH10261128 A JP H10261128A JP 6641697 A JP6641697 A JP 6641697A JP 6641697 A JP6641697 A JP 6641697A JP H10261128 A JPH10261128 A JP H10261128A
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- cylindrical portion
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- bobbin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コアの型成形後の研磨加工を要することな
く、またブリッジ回路の平衡調整範囲を広くとる必要も
なく、硬貨の物理量を装置ごとのばらつきなく高い精度
で検出できる信頼性にすぐれた磁気センサ装置を提供す
る。 【解決手段】 第1コイル44が嵌挿される第1ボビン
43の端部を第1コア40の筒状部41の開口41aに
揃えるとともに、第2コイル54が嵌挿される第2ボビ
ン53の端部を第2コア50の筒状部51の開口51a
に揃える。この構成により、第1コイル44の磁気回路
および第2コイル54の磁気回路が装置の別にかかわら
ず均一に近い状態となり、装置間の検出精度のばらつき
が解消される。
く、またブリッジ回路の平衡調整範囲を広くとる必要も
なく、硬貨の物理量を装置ごとのばらつきなく高い精度
で検出できる信頼性にすぐれた磁気センサ装置を提供す
る。 【解決手段】 第1コイル44が嵌挿される第1ボビン
43の端部を第1コア40の筒状部41の開口41aに
揃えるとともに、第2コイル54が嵌挿される第2ボビ
ン53の端部を第2コア50の筒状部51の開口51a
に揃える。この構成により、第1コイル44の磁気回路
および第2コイル54の磁気回路が装置の別にかかわら
ず均一に近い状態となり、装置間の検出精度のばらつき
が解消される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、現金自動預出金
機に硬貨の入出金処理を自動的に行なう循環式の硬貨処
理装置などに搭載され、硬貨の材質や形状を検知する磁
気センサ装置に関する。
機に硬貨の入出金処理を自動的に行なう循環式の硬貨処
理装置などに搭載され、硬貨の材質や形状を検知する磁
気センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行などの金融機関には、現金自動預出
金機に硬貨の入出金処理を自動的に行なう循環式の硬貨
処理装置が設置される。この硬貨処理装置は、入金時に
は、入金硬貨を受け入れてその真偽や金種の識別を行な
い、入金硬貨を金種別金庫に収納する。出金時は、金種
別金庫から必要な金種の硬貨を取出し、その真偽や金種
の識別を行なった後、払い出すようにしている。
金機に硬貨の入出金処理を自動的に行なう循環式の硬貨
処理装置が設置される。この硬貨処理装置は、入金時に
は、入金硬貨を受け入れてその真偽や金種の識別を行な
い、入金硬貨を金種別金庫に収納する。出金時は、金種
別金庫から必要な金種の硬貨を取出し、その真偽や金種
の識別を行なった後、払い出すようにしている。
【0003】また、硬貨処理装置は、硬貨を搬送ベルト
で搬送面に押し付けながら強制的に搬送するための強制
搬送手段を有するとともに、搬送される硬貨の真偽や金
種の識別を行なうための硬貨識別装置いわゆる鑑査部を
備えている。
で搬送面に押し付けながら強制的に搬送するための強制
搬送手段を有するとともに、搬送される硬貨の真偽や金
種の識別を行なうための硬貨識別装置いわゆる鑑査部を
備えている。
【0004】鑑査部は、硬貨の外径を光学的に検知する
光学センサ、および硬貨の材質を磁気的に検知する磁気
センサなどを備える。磁気センサの例を図10に示す。
図10において、硬貨Cが強制搬送される搬送面100 に
対し反射磁束量検出形の磁気センサ101 が配置される。
この磁気センサ101 は、筒状コア102 、柱状コア103 、
この筒状コア102 の内周と柱状コア103 の外周との間に
嵌挿されるボビン104 、このボビン104 に巻装される第
1コイル(検出側コイル)105 および第2コイル(非検
出側コイル)106 を備える。筒状コア102 、柱状コア10
3 、ボビン104 の3ピースは、相互に位置決め固定され
る。
光学センサ、および硬貨の材質を磁気的に検知する磁気
センサなどを備える。磁気センサの例を図10に示す。
図10において、硬貨Cが強制搬送される搬送面100 に
対し反射磁束量検出形の磁気センサ101 が配置される。
この磁気センサ101 は、筒状コア102 、柱状コア103 、
この筒状コア102 の内周と柱状コア103 の外周との間に
嵌挿されるボビン104 、このボビン104 に巻装される第
1コイル(検出側コイル)105 および第2コイル(非検
出側コイル)106 を備える。筒状コア102 、柱状コア10
3 、ボビン104 の3ピースは、相互に位置決め固定され
る。
【0005】第1コイル105 および第2コイル106 は、
平衡調整用の可変抵抗器(図示しない)と共にブリッジ
回路接続される。このブリッジ回路に正弦波信号が印加
され、それぞれのコイルに生じる電圧の差が信号処理さ
れてディジタル信号に変換される。このディジタル信号
に基づき、硬貨Cの物理量たとえば形状(穴有り形状、
穴無し形状)や材質(アルミ… 1円硬貨、青銅…10円硬
貨、黄銅… 5円硬貨、白銅…50円硬貨, 100円硬貨, 5
00円硬貨)が検出される。
平衡調整用の可変抵抗器(図示しない)と共にブリッジ
回路接続される。このブリッジ回路に正弦波信号が印加
され、それぞれのコイルに生じる電圧の差が信号処理さ
れてディジタル信号に変換される。このディジタル信号
に基づき、硬貨Cの物理量たとえば形状(穴有り形状、
穴無し形状)や材質(アルミ… 1円硬貨、青銅…10円硬
貨、黄銅… 5円硬貨、白銅…50円硬貨, 100円硬貨, 5
00円硬貨)が検出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】磁気センサ101 の筒状
コア102 および柱状コア103 としては、通常、交流損失
の小さいソフトフェライトコアが用いられる。ただし、
このソフトフェライトコアは、型成形後の寸法公差が大
きい(つまりロット間で寸法ばらつきが大きい)という
問題がある。
コア102 および柱状コア103 としては、通常、交流損失
の小さいソフトフェライトコアが用いられる。ただし、
このソフトフェライトコアは、型成形後の寸法公差が大
きい(つまりロット間で寸法ばらつきが大きい)という
問題がある。
【0007】この不具合を解消するためには、型成形後
の研磨加工が必要となるが、コストの大幅な増大を招く
という新たな問題がある。仮に、筒状コア102 および柱
状コア103 について型成形後の研磨加工を施さなかった
場合、ボビン104 の形状はほぼ均一であることから、図
11のように、ボビン104 が筒状コア102 および柱状コ
ア103 の端面部から距離d突出したり、あるいは図12
のように、ボビン104 が筒状コア102 および柱状コア10
3 の端面部から中側奥に距離e凹んでしまう事態が起こ
り得る。
の研磨加工が必要となるが、コストの大幅な増大を招く
という新たな問題がある。仮に、筒状コア102 および柱
状コア103 について型成形後の研磨加工を施さなかった
場合、ボビン104 の形状はほぼ均一であることから、図
11のように、ボビン104 が筒状コア102 および柱状コ
ア103 の端面部から距離d突出したり、あるいは図12
のように、ボビン104 が筒状コア102 および柱状コア10
3 の端面部から中側奥に距離e凹んでしまう事態が起こ
り得る。
【0008】検出側の第1コイル105 の磁気回路および
非検出側の第2コイル106 の磁気回路をそれぞれ破線で
示しており、これら磁気回路が図11の場合と図12の
場合とでまったく異なる状態となる。
非検出側の第2コイル106 の磁気回路をそれぞれ破線で
示しており、これら磁気回路が図11の場合と図12の
場合とでまったく異なる状態となる。
【0009】このようにセンサごとに異なる磁気回路
は、センサごとの検出精度のばらつきとなって現われ
る。このセンサごとの検出精度のばらつきを解消するた
めには、ブリッジ回路の可変抵抗器の平衡調整範囲を広
くとる必要がある。
は、センサごとの検出精度のばらつきとなって現われ
る。このセンサごとの検出精度のばらつきを解消するた
めには、ブリッジ回路の可変抵抗器の平衡調整範囲を広
くとる必要がある。
【0010】ただし、平衡調整範囲が広いと、調整が難
しくなるという問題がある。この発明は上記の事情を考
慮したもので、その目的とするところは、コアの型成形
後の研磨加工を要することなく、またブリッジ回路の平
衡調整範囲を広くとる必要もなく、硬貨の物理量を装置
ごとのばらつきなく高い精度で検出できる信頼性にすぐ
れた磁気センサ装置を提供することにある。
しくなるという問題がある。この発明は上記の事情を考
慮したもので、その目的とするところは、コアの型成形
後の研磨加工を要することなく、またブリッジ回路の平
衡調整範囲を広くとる必要もなく、硬貨の物理量を装置
ごとのばらつきなく高い精度で検出できる信頼性にすぐ
れた磁気センサ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1)
の磁気センサ装置は、硬貨の搬送面に対し配置され、上
記搬送面に対応する側に開口を有し反対側に底面を有す
る筒状部、およびこの筒状部の底面のほぼ中央から同筒
状部の開口に至る柱状部を備えた第1コアと、この第1
コアの筒状部と柱状部との間に且つ第1コアの筒状部の
開口に端部が揃う状態に嵌挿された第1ボビンと、この
第1ボビンに巻装された第1コイルと、上記第1コアの
筒状部の底面に対し固定され、その第1コアに固定され
る側に底面を有し反対側に開口を有する筒状部、および
この筒状部の底面のほぼ中央から同筒状部の開口に至る
柱状部を備えた第2コアと、この第2コアの筒状部と柱
状部との間に且つ第2コアの筒状部の開口に端部が揃う
状態に嵌挿された第2ボビンと、この第2ボビンに巻装
された第2コイルと、上記第1コイルおよび上記第2コ
イルを平衡調整用の可変抵抗器と共に接続してなるブリ
ッジ回路と、このブリッジ回路の出力に応じて上記硬貨
の物理量を検出する検出手段とを具備している。
の磁気センサ装置は、硬貨の搬送面に対し配置され、上
記搬送面に対応する側に開口を有し反対側に底面を有す
る筒状部、およびこの筒状部の底面のほぼ中央から同筒
状部の開口に至る柱状部を備えた第1コアと、この第1
コアの筒状部と柱状部との間に且つ第1コアの筒状部の
開口に端部が揃う状態に嵌挿された第1ボビンと、この
第1ボビンに巻装された第1コイルと、上記第1コアの
筒状部の底面に対し固定され、その第1コアに固定され
る側に底面を有し反対側に開口を有する筒状部、および
この筒状部の底面のほぼ中央から同筒状部の開口に至る
柱状部を備えた第2コアと、この第2コアの筒状部と柱
状部との間に且つ第2コアの筒状部の開口に端部が揃う
状態に嵌挿された第2ボビンと、この第2ボビンに巻装
された第2コイルと、上記第1コイルおよび上記第2コ
イルを平衡調整用の可変抵抗器と共に接続してなるブリ
ッジ回路と、このブリッジ回路の出力に応じて上記硬貨
の物理量を検出する検出手段とを具備している。
【0012】第2の発明(請求項2)の磁気センサ装置
は、硬貨の搬送面に対し軸方向がほぼ鉛直となる状態に
配置され、上記搬送面に対応する側の軸方向端部に開口
を有し反対側の軸方向端部に底面を有する筒状部、およ
びこの筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に沿って同筒
状部の開口に至る柱状部を備えた第1コアと、この第1
コアの筒状部の内周と柱状部の外周との間に且つ第1コ
アの筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿された第1ボ
ビンと、この第1ボビンに巻装された第1コイルと、上
記第1コアの筒状部の底面に対し同軸状態に固定され、
その第1コアに固定される側の軸方向端部に底面を有し
反対側の軸方向端部に開口を有する筒状部、およびこの
筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に沿って同筒状部の
開口に至る柱状部を備えた第2コアと、この第2コアの
筒状部の内周と柱状部の外周との間に且つ第2コアの筒
状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿された第2ボビン
と、この第2ボビンに巻装された第2コイルと、上記第
1コイルおよび上記第2コイルを平衡調整用の可変抵抗
器と共に接続してなるブリッジ回路と、このブリッジ回
路の出力に応じて上記硬貨の物理量を検出する検出手段
と、を具備する。
は、硬貨の搬送面に対し軸方向がほぼ鉛直となる状態に
配置され、上記搬送面に対応する側の軸方向端部に開口
を有し反対側の軸方向端部に底面を有する筒状部、およ
びこの筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に沿って同筒
状部の開口に至る柱状部を備えた第1コアと、この第1
コアの筒状部の内周と柱状部の外周との間に且つ第1コ
アの筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿された第1ボ
ビンと、この第1ボビンに巻装された第1コイルと、上
記第1コアの筒状部の底面に対し同軸状態に固定され、
その第1コアに固定される側の軸方向端部に底面を有し
反対側の軸方向端部に開口を有する筒状部、およびこの
筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に沿って同筒状部の
開口に至る柱状部を備えた第2コアと、この第2コアの
筒状部の内周と柱状部の外周との間に且つ第2コアの筒
状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿された第2ボビン
と、この第2ボビンに巻装された第2コイルと、上記第
1コイルおよび上記第2コイルを平衡調整用の可変抵抗
器と共に接続してなるブリッジ回路と、このブリッジ回
路の出力に応じて上記硬貨の物理量を検出する検出手段
と、を具備する。
【0013】この第1および第2の発明の磁気センサ装
置では、第1コイルが嵌挿される第1ボビンの端部が第
1コアの筒状部の開口に揃うとともに、第2コイルが嵌
挿される第2ボビンの端部が第2コアの筒状部の開口に
揃うので、第1コイルの磁気回路および第2コイルの磁
気回路が装置の別にかかわらず均一に近い状態となり、
装置間の検出精度のばらつきが解消される。
置では、第1コイルが嵌挿される第1ボビンの端部が第
1コアの筒状部の開口に揃うとともに、第2コイルが嵌
挿される第2ボビンの端部が第2コアの筒状部の開口に
揃うので、第1コイルの磁気回路および第2コイルの磁
気回路が装置の別にかかわらず均一に近い状態となり、
装置間の検出精度のばらつきが解消される。
【0014】第3の発明(請求項3)の磁気センサ装置
は、第1または第2の発明において、第1コアおよび第
2コアがソフトフェライトコアである。第4の発明(請
求項4)の磁気センサ装置は、第1または第2の発明に
おいて、第1コアの筒状部の底面および第2コアの筒状
部の底面に、互いの位置決め用の凹凸形状部を設けた。
は、第1または第2の発明において、第1コアおよび第
2コアがソフトフェライトコアである。第4の発明(請
求項4)の磁気センサ装置は、第1または第2の発明に
おいて、第1コアの筒状部の底面および第2コアの筒状
部の底面に、互いの位置決め用の凹凸形状部を設けた。
【0015】第5の発明(請求項5)の磁気センサ装置
は、第1または第2の発明において、第1コアおよび第
2コアのそれぞれ筒状部における底面から側面にかけて
の所定部位に、コイル導線を導出するための開口を設け
た。
は、第1または第2の発明において、第1コアおよび第
2コアのそれぞれ筒状部における底面から側面にかけて
の所定部位に、コイル導線を導出するための開口を設け
た。
【0016】第6の発明(請求項6)の磁気センサ装置
は、硬貨の搬送面に対し配置され、上記搬送面に対応す
る側に開口を有し反対側に底面を有する筒状部、および
この筒状部の底面のほぼ中央から同筒状部の開口に至る
柱状部を備えた第1コアと、この第1コアの筒状部の内
周と柱状部の外周との間に且つ第1コアの筒状部の開口
に端部が揃う状態に嵌挿された第1ボビンと、この第1
ボビンに巻装された第1コイルと、この第1コアの筒状
部の底面に対し配置され、その第1コアに固定される側
に底面を有し反対側に開口を有する筒状部、およびこの
筒状部の底面のほぼ中央から同筒状部の開口に至る柱状
部を備えた第2コアと、この第2コアの筒状部の内周と
柱状部の外周との間に且つ第2コアの筒状部の開口に端
部が揃う状態に嵌挿された第2ボビンと、この第2ボビ
ンに巻装された第2コイルと、上記第1コイルおよび上
記第2コイルを平衡調整用の可変抵抗器と共に接続して
なるブリッジ回路と、このブリッジ回路の出力に応じて
上記硬貨の物理量を検出する検出手段と、を具備する。
は、硬貨の搬送面に対し配置され、上記搬送面に対応す
る側に開口を有し反対側に底面を有する筒状部、および
この筒状部の底面のほぼ中央から同筒状部の開口に至る
柱状部を備えた第1コアと、この第1コアの筒状部の内
周と柱状部の外周との間に且つ第1コアの筒状部の開口
に端部が揃う状態に嵌挿された第1ボビンと、この第1
ボビンに巻装された第1コイルと、この第1コアの筒状
部の底面に対し配置され、その第1コアに固定される側
に底面を有し反対側に開口を有する筒状部、およびこの
筒状部の底面のほぼ中央から同筒状部の開口に至る柱状
部を備えた第2コアと、この第2コアの筒状部の内周と
柱状部の外周との間に且つ第2コアの筒状部の開口に端
部が揃う状態に嵌挿された第2ボビンと、この第2ボビ
ンに巻装された第2コイルと、上記第1コイルおよび上
記第2コイルを平衡調整用の可変抵抗器と共に接続して
なるブリッジ回路と、このブリッジ回路の出力に応じて
上記硬貨の物理量を検出する検出手段と、を具備する。
【0017】第7の発明(請求項7)の磁気センサ装置
は、硬貨の搬送面に対し軸方向がほぼ鉛直となる状態に
配置され、上記搬送面に対応する側の軸方向端部に開口
を有し反対側の軸方向端部に底面を有する筒状部、およ
びこの筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に沿って同筒
状部の開口に至る柱状部を備えた第1コアと、この第1
コアの筒状部の内周と柱状部の外周との間に且つ第1コ
アの筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿された第1ボ
ビンと、この第1ボビンに巻装された第1コイルと、こ
の第1コアの筒状部の底面に対し同軸方向に配置され、
その第1コアに固定される側の軸方向端部に底面を有し
反対側の軸方向端部に開口を有する筒状部、およびこの
筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に沿って同筒状部の
開口に至る柱状部を備えた第2コアと、この第2コアの
筒状部の内周と柱状部の外周との間に且つ第2コアの筒
状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿された第2ボビン
と、この第2ボビンに巻装された第2コイルと、上記第
1コイルおよび上記第2コイルを平衡調整用の可変抵抗
器と共に接続してなるブリッジ回路と、このブリッジ回
路の出力に応じて上記硬貨の物理量を検出する検出手段
と、を具備する。
は、硬貨の搬送面に対し軸方向がほぼ鉛直となる状態に
配置され、上記搬送面に対応する側の軸方向端部に開口
を有し反対側の軸方向端部に底面を有する筒状部、およ
びこの筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に沿って同筒
状部の開口に至る柱状部を備えた第1コアと、この第1
コアの筒状部の内周と柱状部の外周との間に且つ第1コ
アの筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿された第1ボ
ビンと、この第1ボビンに巻装された第1コイルと、こ
の第1コアの筒状部の底面に対し同軸方向に配置され、
その第1コアに固定される側の軸方向端部に底面を有し
反対側の軸方向端部に開口を有する筒状部、およびこの
筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に沿って同筒状部の
開口に至る柱状部を備えた第2コアと、この第2コアの
筒状部の内周と柱状部の外周との間に且つ第2コアの筒
状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿された第2ボビン
と、この第2ボビンに巻装された第2コイルと、上記第
1コイルおよび上記第2コイルを平衡調整用の可変抵抗
器と共に接続してなるブリッジ回路と、このブリッジ回
路の出力に応じて上記硬貨の物理量を検出する検出手段
と、を具備する。
【0018】この第6および第7の発明の磁気センサ装
置では、第1コイルが嵌挿される第1ボビンの端部が第
1コアの筒状部の開口に揃うとともに、第2コイルが嵌
挿される第2ボビンの端部が第2コアの筒状部の開口に
揃うので、第1コイルの磁気回路および第2コイルの磁
気回路が装置の別にかかわらず均一に近い状態となり、
装置間の検出精度のばらつきが解消される。
置では、第1コイルが嵌挿される第1ボビンの端部が第
1コアの筒状部の開口に揃うとともに、第2コイルが嵌
挿される第2ボビンの端部が第2コアの筒状部の開口に
揃うので、第1コイルの磁気回路および第2コイルの磁
気回路が装置の別にかかわらず均一に近い状態となり、
装置間の検出精度のばらつきが解消される。
【0019】第8の発明(請求項8)の磁気センサ装置
は、第6または第7の発明において、第1コアの筒状部
の底面と第2コアの筒状部の底面との間に、各底面をそ
の嵌合により位置決めするための開口を有する基板を設
けた。
は、第6または第7の発明において、第1コアの筒状部
の底面と第2コアの筒状部の底面との間に、各底面をそ
の嵌合により位置決めするための開口を有する基板を設
けた。
【0020】第9の発明(請求項9)の磁気センサ装置
は、第8の発明において、基板は、第1コイルおよび第
2コイルの導線に対する接続用の配線パターンを有する
配線基板である。
は、第8の発明において、基板は、第1コイルおよび第
2コイルの導線に対する接続用の配線パターンを有する
配線基板である。
【0021】第10の発明(請求項10)の磁気センサ
装置は、第8の発明において、第1コアの筒状部の底面
および第2コアの筒状部の底面は、基板の開口に嵌合し
且つ開口の周縁に当接する段形状部を有する。
装置は、第8の発明において、第1コアの筒状部の底面
および第2コアの筒状部の底面は、基板の開口に嵌合し
且つ開口の周縁に当接する段形状部を有する。
【0022】第11の発明(請求項11)の磁気センサ
装置は、第6または第7の発明において、第1コアおよ
び第2コアはソフトフェライトコアである。第12の発
明(請求項12)の磁気センサ装置は、第6または第7
の発明において、第1コアおよび第2コアのそれぞれ筒
状部における底面から側面にかけての所定部位に、コイ
ル導線を導出するための開口を設けた。
装置は、第6または第7の発明において、第1コアおよ
び第2コアはソフトフェライトコアである。第12の発
明(請求項12)の磁気センサ装置は、第6または第7
の発明において、第1コアおよび第2コアのそれぞれ筒
状部における底面から側面にかけての所定部位に、コイ
ル導線を導出するための開口を設けた。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。まず、現金自動預出金機
(ATM)等に搭載される循環式の硬貨処理装置の構成
を図4に示す。
て図面を参照して説明する。まず、現金自動預出金機
(ATM)等に搭載される循環式の硬貨処理装置の構成
を図4に示す。
【0024】1は入出金口としての回転可能な受皿で、
入金時には、装置外部から処理すべき各種混合した複数
金種の硬貨が投入され、出金時には、装置外部へ払出す
各種混合した複数金種の硬貨が放出される。受皿1は、
硬貨が投入されると、回転することにより受入れた硬貨
を鉛直下方に配設された遠心円盤構造の上部繰出部2に
落下させる。上部繰出部2は、受皿1から落下された硬
貨を遠心力で分離するとともに、円盤2aの出口に設け
られた高さ規制ガイド(図示しない)で規制して、1枚
ずつ繰出す。
入金時には、装置外部から処理すべき各種混合した複数
金種の硬貨が投入され、出金時には、装置外部へ払出す
各種混合した複数金種の硬貨が放出される。受皿1は、
硬貨が投入されると、回転することにより受入れた硬貨
を鉛直下方に配設された遠心円盤構造の上部繰出部2に
落下させる。上部繰出部2は、受皿1から落下された硬
貨を遠心力で分離するとともに、円盤2aの出口に設け
られた高さ規制ガイド(図示しない)で規制して、1枚
ずつ繰出す。
【0025】上部繰出部2の円盤2aの出口のやや下流
には、ピックアップローラ3が配設されるとともに、ピ
ックアップローラ3で繰出された硬貨を強制搬送する搬
送手段としての搬送路4が隣接して配設され、双方の回
転速度比により硬貨が所定ピッチ離して1枚ずつ搬送さ
れるように構成される。
には、ピックアップローラ3が配設されるとともに、ピ
ックアップローラ3で繰出された硬貨を強制搬送する搬
送手段としての搬送路4が隣接して配設され、双方の回
転速度比により硬貨が所定ピッチ離して1枚ずつ搬送さ
れるように構成される。
【0026】通常、上部繰出部2の方が硬貨の繰出能力
が高いため、ピックアップローラ3の手前には、ほぼ連
続して硬貨が繋がる状態となる。後続の硬貨(外径:D
ia)がピックアップローラ3の回転速度で駆動され、自
身の径だけ進む時間、先頭の硬貨は下流の搬送路4の搬
送速度で駆動されることとなり、硬貨の搬送ピッチXin
t は、 Xint =(V2・Dia)/V1 V1:上流駆動回転数(ピックアップローラ3の回転
数) V2:下流駆動回転数(搬送路4の回転数) となる。
が高いため、ピックアップローラ3の手前には、ほぼ連
続して硬貨が繋がる状態となる。後続の硬貨(外径:D
ia)がピックアップローラ3の回転速度で駆動され、自
身の径だけ進む時間、先頭の硬貨は下流の搬送路4の搬
送速度で駆動されることとなり、硬貨の搬送ピッチXin
t は、 Xint =(V2・Dia)/V1 V1:上流駆動回転数(ピックアップローラ3の回転
数) V2:下流駆動回転数(搬送路4の回転数) となる。
【0027】また、ピックアップローラ3は、硬貨を後
述の搬送面5の搬送基準面へ幅寄せ送りするため、搬送
路方向に対して斜めに配置される。この幅寄せ送り作用
は、硬貨の側面のギザギサ模様を検知するために必須と
なっている。
述の搬送面5の搬送基準面へ幅寄せ送りするため、搬送
路方向に対して斜めに配置される。この幅寄せ送り作用
は、硬貨の側面のギザギサ模様を検知するために必須と
なっている。
【0028】搬送路4は、上部繰出部2から繰出される
硬貨を搬送面5上に搬送ベルト6によって押付けながら
強制的に搬送し、下流に配設された硬貨識別装置として
の鑑査部7へ送る。鑑査部7は、後述する検知、判定処
理により、搬送されてくる硬貨の真偽や種類などを識別
する。
硬貨を搬送面5上に搬送ベルト6によって押付けながら
強制的に搬送し、下流に配設された硬貨識別装置として
の鑑査部7へ送る。鑑査部7は、後述する検知、判定処
理により、搬送されてくる硬貨の真偽や種類などを識別
する。
【0029】鑑査部7を通過した硬貨は、再び搬送路4
によって更に下流へと強制的に搬送され、下流に配設さ
れた選別部8へ送られる。選別部8は、搬送路4によっ
て搬送される硬貨を鑑査部7の識別結果に基づき金種別
(種類別)に選別する。選別部8は、たとえば、周知の
対向式ゲート9,…などで構成されていて、これらゲー
ト9,…を選択的に開閉駆動することにより、硬貨を金
種別に選別する。
によって更に下流へと強制的に搬送され、下流に配設さ
れた選別部8へ送られる。選別部8は、搬送路4によっ
て搬送される硬貨を鑑査部7の識別結果に基づき金種別
(種類別)に選別する。選別部8は、たとえば、周知の
対向式ゲート9,…などで構成されていて、これらゲー
ト9,…を選択的に開閉駆動することにより、硬貨を金
種別に選別する。
【0030】選別部8によって選別された硬貨は、その
下方に配設された金種別集積部としての金種別金庫(金
種別集積)10,…内に投入され、金種別に整列されて
集積される。
下方に配設された金種別集積部としての金種別金庫(金
種別集積)10,…内に投入され、金種別に整列されて
集積される。
【0031】リジェクトされた硬貨は、金種別金庫10
の下流側に配設されたUターン搬送路11を介して下流
搬送路12に導かれ、この下流搬送路12によって受皿
1へと返却される。
の下流側に配設されたUターン搬送路11を介して下流
搬送路12に導かれ、この下流搬送路12によって受皿
1へと返却される。
【0032】金種別金庫10が満杯のとき、過剰硬貨を
収納するためのオーバーフローボックス13が鑑査部7
の下流側に配置されており、周知の対向式ゲート14な
どによ硬貨が投入される。
収納するためのオーバーフローボックス13が鑑査部7
の下流側に配置されており、周知の対向式ゲート14な
どによ硬貨が投入される。
【0033】オーバーフローボックス13が満杯となっ
た場合などには、選別部8の下流に配設された金庫15
に周知の対向式ゲート16などにより過剰硬貨を回収す
る。なお、装置外部から硬貨を補充する場合にも、この
金庫15に補充硬貨が投入される。
た場合などには、選別部8の下流に配設された金庫15
に周知の対向式ゲート16などにより過剰硬貨を回収す
る。なお、装置外部から硬貨を補充する場合にも、この
金庫15に補充硬貨が投入される。
【0034】金種別金庫10に所定数量の硬貨が収納さ
れていない状態のときには、出金処理に備え、金庫15
から金種別金庫10への補充動作が行なわれる。すなわ
ち、金庫15の下部に設けられた往復ピッカなどで構成
される硬貨投出部(図示しない)により、金庫15から
指定数量の硬貨を取出し、金種別金庫10の下方に配設
された下部繰出部17に投入する。下部繰出部17は、
上記上部繰出部2と同様の遠心円盤構造である。
れていない状態のときには、出金処理に備え、金庫15
から金種別金庫10への補充動作が行なわれる。すなわ
ち、金庫15の下部に設けられた往復ピッカなどで構成
される硬貨投出部(図示しない)により、金庫15から
指定数量の硬貨を取出し、金種別金庫10の下方に配設
された下部繰出部17に投入する。下部繰出部17は、
上記上部繰出部2と同様の遠心円盤構造である。
【0035】下部繰出部17は、金庫15から投出され
た硬貨を1枚ずつ繰出して、平ベルトなどで構成された
挟込式の縦コンベア18へ送り、この縦コンベア18を
介して上部繰出部2へ搬送する。上部繰出部2に搬送さ
れた硬貨は、前述同様に1枚ずつ繰出されて搬送路4で
搬送され、鑑査部7において真偽や種類を識別した後、
選別部8により金種別金庫10に収納される。
た硬貨を1枚ずつ繰出して、平ベルトなどで構成された
挟込式の縦コンベア18へ送り、この縦コンベア18を
介して上部繰出部2へ搬送する。上部繰出部2に搬送さ
れた硬貨は、前述同様に1枚ずつ繰出されて搬送路4で
搬送され、鑑査部7において真偽や種類を識別した後、
選別部8により金種別金庫10に収納される。
【0036】以上は硬貨の入金処理を行なう入金処理系
についての説明であるが、次に、硬貨の出金処理を行な
う出金処理系について説明する。出金処理は、金種別金
庫10から硬貨を取出して受皿1へ払出す。すなわち、
各金種別金庫10,…の下部にそれぞれ配設された往復
ピッカなどで構成される硬貨投出部19,…により、各
金種別金庫10,…から指定数量の硬貨を取出し、各金
種別金庫10,…の下方に配設された下部繰出部17に
投出す。
についての説明であるが、次に、硬貨の出金処理を行な
う出金処理系について説明する。出金処理は、金種別金
庫10から硬貨を取出して受皿1へ払出す。すなわち、
各金種別金庫10,…の下部にそれぞれ配設された往復
ピッカなどで構成される硬貨投出部19,…により、各
金種別金庫10,…から指定数量の硬貨を取出し、各金
種別金庫10,…の下方に配設された下部繰出部17に
投出す。
【0037】下部繰出部17は、各金種別金庫10,…
から投出された硬貨を1枚ずつ繰出して縦コンベア18
へ送り、この縦コンベア18を介して上部繰出部2へ搬
送される。上部繰出部2に搬送された硬貨は、前述同様
に1枚ずつ繰出されて搬送路4で搬送され、鑑査部7に
おいて種類や数量を確認した後、出金指示枚数だけ最下
流まで搬送され、Uターン搬送路11を介して下流搬送
路12に導かれ、この下流搬送路12によって受皿1へ
投出される。
から投出された硬貨を1枚ずつ繰出して縦コンベア18
へ送り、この縦コンベア18を介して上部繰出部2へ搬
送される。上部繰出部2に搬送された硬貨は、前述同様
に1枚ずつ繰出されて搬送路4で搬送され、鑑査部7に
おいて種類や数量を確認した後、出金指示枚数だけ最下
流まで搬送され、Uターン搬送路11を介して下流搬送
路12に導かれ、この下流搬送路12によって受皿1へ
投出される。
【0038】なお、20は出金硬貨などを一時保留する
一時保留部、21は異物を回収する異物回収庫である。
ところで、鑑査部7は、搬送面(サファイアガラス板や
セラミック板)5および搬送ベルト6を挟むように設け
られ、硬貨Cの外径を検出するための光学センサ、硬貨
Cの側面の凹凸形状を検出するための光学センサ、およ
び硬貨Cの物理量を検出するための磁気センサ30を備
える。このうちの磁気センサ30の構成を図1、図2
(a)(b)(c) 、図3(a)(b)(c) に示す。図1は全体的な構
成の断面、図2(a)(b)(c) は第1コアの構成、図3(a)
(b)(c) は第2コアの構成をそれぞれ示している。
一時保留部、21は異物を回収する異物回収庫である。
ところで、鑑査部7は、搬送面(サファイアガラス板や
セラミック板)5および搬送ベルト6を挟むように設け
られ、硬貨Cの外径を検出するための光学センサ、硬貨
Cの側面の凹凸形状を検出するための光学センサ、およ
び硬貨Cの物理量を検出するための磁気センサ30を備
える。このうちの磁気センサ30の構成を図1、図2
(a)(b)(c) 、図3(a)(b)(c) に示す。図1は全体的な構
成の断面、図2(a)(b)(c) は第1コアの構成、図3(a)
(b)(c) は第2コアの構成をそれぞれ示している。
【0039】図のように、硬貨Cが強制搬送される搬送
面5に対し、反射磁束量検出形の磁気センサ30が配置
される。この磁気センサ30は、第1コア40および第
2コア50を備える。
面5に対し、反射磁束量検出形の磁気センサ30が配置
される。この磁気センサ30は、第1コア40および第
2コア50を備える。
【0040】第1コア40は、たとえば交流損失の小さ
いソフトフェライトコアであり、搬送面5に対し軸方向
がほぼ鉛直となる状態に配置され、搬送面5に対応する
側の軸方向端部に開口41aを有し反対側の軸方向端部
に底面41bを有する筒状部(円筒状)41を備えると
ともに、この筒状部41の底面41bのほぼ中央から軸
方向に沿って同筒状部41の開口41aに至る柱状部
(円柱状)42を備える。なお、柱状部42の先端面
は、筒状部41の開口面(開口41a)と同一面を成
す。
いソフトフェライトコアであり、搬送面5に対し軸方向
がほぼ鉛直となる状態に配置され、搬送面5に対応する
側の軸方向端部に開口41aを有し反対側の軸方向端部
に底面41bを有する筒状部(円筒状)41を備えると
ともに、この筒状部41の底面41bのほぼ中央から軸
方向に沿って同筒状部41の開口41aに至る柱状部
(円柱状)42を備える。なお、柱状部42の先端面
は、筒状部41の開口面(開口41a)と同一面を成
す。
【0041】この第1コア40の筒状部41の内周と柱
状部42の外周との間に且つ筒状部41の開口41a
(および柱状部42の先端面)に端部が揃う状態に、第
1ボビン43が嵌挿される。第1ボビン43には、第1
コイル(検出側コイル)44が巻装される。
状部42の外周との間に且つ筒状部41の開口41a
(および柱状部42の先端面)に端部が揃う状態に、第
1ボビン43が嵌挿される。第1ボビン43には、第1
コイル(検出側コイル)44が巻装される。
【0042】この第1コイル44の導線44aをセンサ
外に導出するための開口41dが、筒状部41の底面4
1bから側面にかけての所定部位に形成される。第2コ
ア50は、第1コア40と同じくたとえば交流損失の小
さいソフトフェライトコアであり、第1コア40の筒状
部41の底面41bに対し同軸状態に固定され、その第
1コア40に固定される側の軸方向端部に底面51bを
有し反対側の軸方向端部に開口51aを有する筒状部5
1を備えるとともに、この筒状部51の底面51bのほ
ぼ中央から軸方向に沿って同筒状部51の開口51aに
至る柱状部52を備える。なお、柱状部52の先端面
は、筒状部51の開口面(開口51a)と同一面を成
す。
外に導出するための開口41dが、筒状部41の底面4
1bから側面にかけての所定部位に形成される。第2コ
ア50は、第1コア40と同じくたとえば交流損失の小
さいソフトフェライトコアであり、第1コア40の筒状
部41の底面41bに対し同軸状態に固定され、その第
1コア40に固定される側の軸方向端部に底面51bを
有し反対側の軸方向端部に開口51aを有する筒状部5
1を備えるとともに、この筒状部51の底面51bのほ
ぼ中央から軸方向に沿って同筒状部51の開口51aに
至る柱状部52を備える。なお、柱状部52の先端面
は、筒状部51の開口面(開口51a)と同一面を成
す。
【0043】この第2コア50の筒状部51の内周と柱
状部52の外周との間に且つ筒状部51の開口51a
(および柱状部52の先端面)に端部が揃う状態に、第
2ボビン53が嵌挿される。第2ボビン53には、第2
コイル(非検出側コイル)54が巻装される。
状部52の外周との間に且つ筒状部51の開口51a
(および柱状部52の先端面)に端部が揃う状態に、第
2ボビン53が嵌挿される。第2ボビン53には、第2
コイル(非検出側コイル)54が巻装される。
【0044】この第2コイル54の導線54aをセンサ
外に導出するための開口51dが、筒状部51の底面5
1bから側面にかけての所定部位に形成される。また、
第1コア40における筒状部41の底面41bの外周
に、位置決め用の凹形状部41cが形成される。第2コ
ア50における筒状部51の底面51bの外周にも、位
置決め用の凸形状部51cが形成される。これら凹形状
部41cと凸形状部51cの係合により、第1コア40
と第2コア50とを固定するに際しての位置決めを行な
うことができ、第1コア40の筒状部41と第2コア5
0の筒状部51とを同軸状態に確実かつ容易に固定する
ことができる。
外に導出するための開口51dが、筒状部51の底面5
1bから側面にかけての所定部位に形成される。また、
第1コア40における筒状部41の底面41bの外周
に、位置決め用の凹形状部41cが形成される。第2コ
ア50における筒状部51の底面51bの外周にも、位
置決め用の凸形状部51cが形成される。これら凹形状
部41cと凸形状部51cの係合により、第1コア40
と第2コア50とを固定するに際しての位置決めを行な
うことができ、第1コア40の筒状部41と第2コア5
0の筒状部51とを同軸状態に確実かつ容易に固定する
ことができる。
【0045】このような構成の磁気センサ30に対し、
図5の制御回路が付加されて、この発明の磁気センサ装
置が構成される。すなわち、図5に示すように、第1コ
イル44と第2コイル54のそれぞれ一端が共通に接続
されて接地され、各他端は平衡調整用の可変抵抗器60
の両端にそれぞれ接続される。可変抵抗器60の摺動端
子は正弦波信号(たとえば数10KHz 〜数100KHz)を発す
る発信器61の一端に接続され、発信器61の他端は接
地される。これら第1コイル44、第2コイル54、お
よび可変抵抗器60の接続により、ブリッジ回路31が
構成される。
図5の制御回路が付加されて、この発明の磁気センサ装
置が構成される。すなわち、図5に示すように、第1コ
イル44と第2コイル54のそれぞれ一端が共通に接続
されて接地され、各他端は平衡調整用の可変抵抗器60
の両端にそれぞれ接続される。可変抵抗器60の摺動端
子は正弦波信号(たとえば数10KHz 〜数100KHz)を発す
る発信器61の一端に接続され、発信器61の他端は接
地される。これら第1コイル44、第2コイル54、お
よび可変抵抗器60の接続により、ブリッジ回路31が
構成される。
【0046】このブリッジ回路31の出力、つまり各コ
イル44,54と可変抵抗器60の両端とのそれぞれの
接続点に生じる電圧は、増幅回路62,63で増幅さ
れ、かつ整流回路64,65で整流され、さらにローパ
スフィルタ66,67で平滑され、差動増幅器68に供
給される。差動増幅器68の出力はローパスフィルタ6
9で平滑された後、A/D変換器70でディジタル信号
に変換され、磁気センサの出力データとしてCPU71
に供給される。
イル44,54と可変抵抗器60の両端とのそれぞれの
接続点に生じる電圧は、増幅回路62,63で増幅さ
れ、かつ整流回路64,65で整流され、さらにローパ
スフィルタ66,67で平滑され、差動増幅器68に供
給される。差動増幅器68の出力はローパスフィルタ6
9で平滑された後、A/D変換器70でディジタル信号
に変換され、磁気センサの出力データとしてCPU71
に供給される。
【0047】CPU71には、磁気センサ30の出力デ
ータだけでなく、上記した外径検出用の光学センサの出
力データ、凹凸形状検出用の光学センサの出力データも
供給される。
ータだけでなく、上記した外径検出用の光学センサの出
力データ、凹凸形状検出用の光学センサの出力データも
供給される。
【0048】また、CPU71には、制御用プログラ
ム、および硬貨Cの外径や側面凹凸形状などの検出処理
を行なうための判定基準データを記憶しているROM7
2、入力データなど各種データを記憶するためのRAM
73、硬貨Cの物理量たとえば形状(穴有り形状、穴無
し形状)や材質(磁気的性質)の検出に関わる画像デー
タの高速演算処理を行なうためのDSP(ディジタル・
シグナル・プロセッサ)74が接続される。
ム、および硬貨Cの外径や側面凹凸形状などの検出処理
を行なうための判定基準データを記憶しているROM7
2、入力データなど各種データを記憶するためのRAM
73、硬貨Cの物理量たとえば形状(穴有り形状、穴無
し形状)や材質(磁気的性質)の検出に関わる画像デー
タの高速演算処理を行なうためのDSP(ディジタル・
シグナル・プロセッサ)74が接続される。
【0049】CPU71は、各出力データに応じた処理
により硬貨Cの真偽や種類を総合的に識別するととも
に、磁気センサ30に関わる主要な機能手段として、磁
気センサ30の出力データから硬貨Cの物理量たとえば
形状(穴有り形状、穴無し形状)や材質(アルミ… 1円
硬貨、青銅…10円硬貨、黄銅… 5円硬貨、白銅…50円硬
貨, 100硬貨, 500円硬貨)を検出する検出手段を備え
る。
により硬貨Cの真偽や種類を総合的に識別するととも
に、磁気センサ30に関わる主要な機能手段として、磁
気センサ30の出力データから硬貨Cの物理量たとえば
形状(穴有り形状、穴無し形状)や材質(アルミ… 1円
硬貨、青銅…10円硬貨、黄銅… 5円硬貨、白銅…50円硬
貨, 100硬貨, 500円硬貨)を検出する検出手段を備え
る。
【0050】次に、磁気センサ装置の作用について説明
する。通常、ブリッジ回路31では、可変抵抗器60の
操作によって平衡調整(差動増幅器68の出力零調整)
が行なわれる。そして、搬送面5を硬貨Cが通過するの
に伴い、検出側の第1コイル44に鎖交する磁界が硬貨
Cの表面に生じる渦電流により押しやられて減少し、こ
れによりブリッジ回路31の平衡がくずれ、差動増幅器
68の出力信号が立ち上がる。
する。通常、ブリッジ回路31では、可変抵抗器60の
操作によって平衡調整(差動増幅器68の出力零調整)
が行なわれる。そして、搬送面5を硬貨Cが通過するの
に伴い、検出側の第1コイル44に鎖交する磁界が硬貨
Cの表面に生じる渦電流により押しやられて減少し、こ
れによりブリッジ回路31の平衡がくずれ、差動増幅器
68の出力信号が立ち上がる。
【0051】この磁気センサ30の出力信号(差動増幅
器68の出力信号)は、第1コア40の先端部(開口4
1aの位置)から硬貨Cの表面までのギャップ、および
硬貨Cの材質(磁気的性質)に応じて波形が決定され
る。この出力信号の波形の例を図6に示す。
器68の出力信号)は、第1コア40の先端部(開口4
1aの位置)から硬貨Cの表面までのギャップ、および
硬貨Cの材質(磁気的性質)に応じて波形が決定され
る。この出力信号の波形の例を図6に示す。
【0052】磁気センサ30では数10KHz 〜数100KHzと
いう比較的高い正弦波信号での励磁を行なっているた
め、磁束は硬貨Cの内部に浸透せず、硬貨Cの表面で反
射する。よって、硬貨Cの形状(穴有無検知)を磁気的
に検出することができる。
いう比較的高い正弦波信号での励磁を行なっているた
め、磁束は硬貨Cの内部に浸透せず、硬貨Cの表面で反
射する。よって、硬貨Cの形状(穴有無検知)を磁気的
に検出することができる。
【0053】硬貨Cが穴有りであるか穴無しであるか
は、出力信号波形の凹み比率で検出される場合が多く、
例えば、第1ピーク値に対して 70%以上の凹みが確認さ
れたら、穴有りと認識し、それ以外の場合は穴無しと認
識する。
は、出力信号波形の凹み比率で検出される場合が多く、
例えば、第1ピーク値に対して 70%以上の凹みが確認さ
れたら、穴有りと認識し、それ以外の場合は穴無しと認
識する。
【0054】発振器61から発せられる正弦波信号の周
波数が上記のように数10KHz 〜数100KHzと比較的高い場
合は、磁界が硬貨表面から殆ど浸透しない為、表面形状
のみ検出されることとなる。正弦波信号の周波数を比較
的低めに設定すれば、材質(アルミ… 1円硬貨、青銅…
10円硬貨、黄銅… 5円硬貨、白銅…50円硬貨, 100円硬
貨, 500円硬貨)を検出することができる。
波数が上記のように数10KHz 〜数100KHzと比較的高い場
合は、磁界が硬貨表面から殆ど浸透しない為、表面形状
のみ検出されることとなる。正弦波信号の周波数を比較
的低めに設定すれば、材質(アルミ… 1円硬貨、青銅…
10円硬貨、黄銅… 5円硬貨、白銅…50円硬貨, 100円硬
貨, 500円硬貨)を検出することができる。
【0055】一方、磁気センサ30の構成について見る
と、第1コイル44が嵌挿される第1ボビン43の端部
が第1コア40の筒状部41の開口41a(および柱状
部42の端面)に揃うとともに、第2コイル54が嵌挿
される第2ボビン53の端部が第2コア50の筒状部5
1の開口51a(および柱状部52の端面)に揃ってお
り、よってたとえコア40,50の寸法公差が大きくて
も、そのコア40,50の型成形後の研磨加工を要する
ことなく、検出側の第1コイル44の磁気回路および非
検出側の第2コイルの磁気回路を磁気センサの別にかか
わらず均一に近い状態に維持することができる。これに
より、磁気センサ間の検出精度のばらつきが解消され
る。
と、第1コイル44が嵌挿される第1ボビン43の端部
が第1コア40の筒状部41の開口41a(および柱状
部42の端面)に揃うとともに、第2コイル54が嵌挿
される第2ボビン53の端部が第2コア50の筒状部5
1の開口51a(および柱状部52の端面)に揃ってお
り、よってたとえコア40,50の寸法公差が大きくて
も、そのコア40,50の型成形後の研磨加工を要する
ことなく、検出側の第1コイル44の磁気回路および非
検出側の第2コイルの磁気回路を磁気センサの別にかか
わらず均一に近い状態に維持することができる。これに
より、磁気センサ間の検出精度のばらつきが解消され
る。
【0056】すなわち、硬貨Cの物理量を装置ごとのば
らつきなく高い精度で検出することができ、信頼性の向
上が図れる。したがって、コア40,50の型成形後の
研磨加工が不要となり、コストの大幅な増大を回避する
ことができる。高性能の磁気センサが安価に得られる。
らつきなく高い精度で検出することができ、信頼性の向
上が図れる。したがって、コア40,50の型成形後の
研磨加工が不要となり、コストの大幅な増大を回避する
ことができる。高性能の磁気センサが安価に得られる。
【0057】しかも、ブリッジ回路31における可変抵
抗器60の平衡調整範囲を広くとる必要もなくなり、よ
って可変抵抗器60の操作による平衡調整(差動増幅器
68の出力零調整)が容易となる。
抗器60の平衡調整範囲を広くとる必要もなくなり、よ
って可変抵抗器60の操作による平衡調整(差動増幅器
68の出力零調整)が容易となる。
【0058】なお、上記実施例では、第1コア40と第
2コア50とを直接的に固定する場合を例に説明した
が、図7、図8(a)(b)(c) 、図9(a)(b)(c) に示すよう
に、第1コア40と第2コア50とをプリント配線基板
(PC板)80を挟んで間接的に固定する構成としても
よい。図7は全体的な構成の断面、図8(a)(b)(c) は第
1コアの構成、図9(a)(b)(c) は第2コアの構成をそれ
ぞれ示している。
2コア50とを直接的に固定する場合を例に説明した
が、図7、図8(a)(b)(c) 、図9(a)(b)(c) に示すよう
に、第1コア40と第2コア50とをプリント配線基板
(PC板)80を挟んで間接的に固定する構成としても
よい。図7は全体的な構成の断面、図8(a)(b)(c) は第
1コアの構成、図9(a)(b)(c) は第2コアの構成をそれ
ぞれ示している。
【0059】配線基板80は、筒状部41の底面41b
および筒状部51の底面51bをその嵌合により位置決
めするための開口81を有するとともに、第1コイル4
4の導線44aに対する接続用の配線パターンを上面に
有し、第2コイル54の導線54aに対する接続用の配
線パターンを下面に有する。
および筒状部51の底面51bをその嵌合により位置決
めするための開口81を有するとともに、第1コイル4
4の導線44aに対する接続用の配線パターンを上面に
有し、第2コイル54の導線54aに対する接続用の配
線パターンを下面に有する。
【0060】この配線基板80の上面および下面のそれ
ぞれ配線パターンに対し、導線44a,54aが半田付
け接続される。筒状部41の底面41bにはその周りを
囲むようにフランジ部41eが形成されていて、そのフ
ランジ部41eに連接する段形状部41fが配線基板8
0の開口81に上面側から嵌合し且つ開口81の周縁に
当接する。
ぞれ配線パターンに対し、導線44a,54aが半田付
け接続される。筒状部41の底面41bにはその周りを
囲むようにフランジ部41eが形成されていて、そのフ
ランジ部41eに連接する段形状部41fが配線基板8
0の開口81に上面側から嵌合し且つ開口81の周縁に
当接する。
【0061】筒状部51の底面51bにもその周りを囲
むようにフランジ部51eが形成されていて、そのフラ
ンジ部51eに連接する段形状部51fがが配線基板8
0の開口81に下面側から嵌合し且つ開口81の周縁に
当接する。
むようにフランジ部51eが形成されていて、そのフラ
ンジ部51eに連接する段形状部51fがが配線基板8
0の開口81に下面側から嵌合し且つ開口81の周縁に
当接する。
【0062】このような構成によれば、配線基板80の
開口81に対し、かつ配線基板80をその両面から挟み
込むようにして、第1コア40の筒状部41および第2
コア50の筒状部51がそれぞれ装着されることによ
り、筒状部41と筒状部51とを同軸状態に確実かつ容
易に固定することができる。
開口81に対し、かつ配線基板80をその両面から挟み
込むようにして、第1コア40の筒状部41および第2
コア50の筒状部51がそれぞれ装着されることによ
り、筒状部41と筒状部51とを同軸状態に確実かつ容
易に固定することができる。
【0063】しかも、第1コイル44が嵌挿される第1
ボビン43の端部が第1コア40の筒状部41の開口4
1a(および柱状部42の端面)に揃うとともに、第2
コイル54が嵌挿される第2ボビン53の端部が第2コ
ア50の筒状部51の開口51a(および柱状部52の
端面)に揃う構成であるから、たとえコア40,50の
寸法公差が大きくても、そのコア40,50の型成形後
の研磨加工を要することなく、検出側の第1コイル44
の磁気回路および非検出側の第2コイルの磁気回路を磁
気センサの別にかかわらず均一に近い状態に維持するこ
とができる。これにより、磁気センサ間の検出精度のば
らつきが解消される。
ボビン43の端部が第1コア40の筒状部41の開口4
1a(および柱状部42の端面)に揃うとともに、第2
コイル54が嵌挿される第2ボビン53の端部が第2コ
ア50の筒状部51の開口51a(および柱状部52の
端面)に揃う構成であるから、たとえコア40,50の
寸法公差が大きくても、そのコア40,50の型成形後
の研磨加工を要することなく、検出側の第1コイル44
の磁気回路および非検出側の第2コイルの磁気回路を磁
気センサの別にかかわらず均一に近い状態に維持するこ
とができる。これにより、磁気センサ間の検出精度のば
らつきが解消される。
【0064】すなわち、硬貨Cの物理量を装置ごとのば
らつきなく高い精度で検出することができ、信頼性の向
上が図れる。なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能
である。
らつきなく高い精度で検出することができ、信頼性の向
上が図れる。なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能
である。
【0065】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、第
1コイルが嵌挿される第1ボビンの端部を第1コアの筒
状部の開口に揃えるとともに、第2コイルが嵌挿される
第2ボビンの端部を第2コアの筒状部の開口に揃える構
成としたので、コアの型成形後の研磨加工を要すること
なく、またブリッジ回路の平衡調整範囲を広くとる必要
もなく、硬貨の物理量を装置ごとのばらつきなく高い精
度で検出できる信頼性にすぐれた磁気センサ装置を提供
できる。
1コイルが嵌挿される第1ボビンの端部を第1コアの筒
状部の開口に揃えるとともに、第2コイルが嵌挿される
第2ボビンの端部を第2コアの筒状部の開口に揃える構
成としたので、コアの型成形後の研磨加工を要すること
なく、またブリッジ回路の平衡調整範囲を広くとる必要
もなく、硬貨の物理量を装置ごとのばらつきなく高い精
度で検出できる信頼性にすぐれた磁気センサ装置を提供
できる。
【図1】一実施例の磁気センサおよびその周辺部の構成
を示す断面図。
を示す断面図。
【図2】同実施例における第1コアの構成を示すもの
で、 (a)は平面図、 (b)は断面図、 (c)は側面図。
で、 (a)は平面図、 (b)は断面図、 (c)は側面図。
【図3】同実施例における第2コアの構成を示すもの
で、 (a)は平面図、 (b)は断面図、 (c)は側面図。
で、 (a)は平面図、 (b)は断面図、 (c)は側面図。
【図4】同実施例に関わる現金自動預出金機の構成を示
す図。
す図。
【図5】同実施例の制御回路の構成を示すブロック図。
【図6】同実施例の磁気センサの出力信号の波形の例を
示す図。
示す図。
【図7】図1の変形例の構成を示す断面図。
【図8】図7における第1コアの構成を示すもので、
(a)は平面図、 (b)は断面図、(c)は側面図。
(a)は平面図、 (b)は断面図、(c)は側面図。
【図9】図7における第2コアの構成を示すもので、
(a)は平面図、 (b)は断面図、(c)は側面図。
(a)は平面図、 (b)は断面図、(c)は側面図。
【図10】従来の磁気センサおよびその周辺部の構成を
示す断面図。
示す断面図。
【図11】図10の磁気センサのコアの寸法ばらつきの
例を説明するための図。
例を説明するための図。
【図12】図10の磁気センサのコアの寸法ばらつきの
他の例を説明するための図。
他の例を説明するための図。
1…現金自動預出金機 4…搬送路 5…搬送面 6…搬送ベルト 7…鑑査部(硬貨識別装置) 30…磁気センサ 31…ブリッジ回路 40…第1コア 41…筒状部 41a…開口 41b…底面 41c…凹形状部 41d…開口 42…柱状部 43…第1ボビン 44…第1コイル 51…筒状部 51a…開口 51b…底面 51c…凹形状部 51d…開口 52…柱状部 53…第1ボビン 54…第1コイル 68…差動増幅器 71…CPU
Claims (12)
- 【請求項1】 硬貨の搬送面に対し配置され、前記搬送
面に対応する側に開口を有し反対側に底面を有する筒状
部、およびこの筒状部の底面のほぼ中央から同筒状部の
開口に至る柱状部を備えた第1コアと、 この第1コアの筒状部と柱状部との間に且つ第1コアの
筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿された第1ボビン
と、 この第1ボビンに巻装された第1コイルと、 前記第1コアの筒状部の底面に対し固定され、その第1
コアに固定される側に底面を有し反対側に開口を有する
筒状部、およびこの筒状部の底面のほぼ中央から同筒状
部の開口に至る柱状部を備えた第2コアと、 この第2コアの筒状部と柱状部との間に且つ第2コアの
筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿された第2ボビン
と、 この第2ボビンに巻装された第2コイルと、 前記第1コイルおよび前記第2コイルを平衡調整用の可
変抵抗器と共に接続してなるブリッジ回路と、 このブリッジ回路の出力に応じて前記硬貨の物理量を検
出する検出手段と、 を具備したことを特徴とする磁気センサ装置。 - 【請求項2】 硬貨の搬送面に対し軸方向がほぼ鉛直と
なる状態に配置され、前記搬送面に対応する側の軸方向
端部に開口を有し反対側の軸方向端部に底面を有する筒
状部、およびこの筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に
沿って同筒状部の開口に至る柱状部を備えた第1コア
と、 この第1コアの筒状部の内周と柱状部の外周との間に且
つ第1コアの筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿され
た第1ボビンと、 この第1ボビンに巻装された第1コイルと、 前記第1コアの筒状部の底面に対し同軸状態に固定さ
れ、その第1コアに固定される側の軸方向端部に底面を
有し反対側の軸方向端部に開口を有する筒状部、および
この筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に沿って同筒状
部の開口に至る柱状部を備えた第2コアと、 この第2コアの筒状部の内周と柱状部の外周との間に且
つ第2コアの筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿され
た第2ボビンと、 この第2ボビンに巻装された第2コイルと、 前記第1コイルおよび前記第2コイルを平衡調整用の可
変抵抗器と共に接続してなるブリッジ回路と、 このブリッジ回路の出力に応じて前記硬貨の物理量を検
出する検出手段と、 を具備したことを特徴とする磁気センサ装置。 - 【請求項3】 前記第1コアおよび第2コアは、ソフト
フェライトコアであることを特徴とする請求項1または
請求項2に記載の磁気センサ装置。 - 【請求項4】 前記第1コアの筒状部の底面および前記
第2コアの筒状部の底面に、互いの位置決め用の凹凸形
状部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の磁気センサ装置。 - 【請求項5】 前記第1コアおよび前記第2コアのそれ
ぞれ筒状部における底面から側面にかけての所定部位
に、コイル導線を導出するための開口を設けたことを特
徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気センサ装
置。 - 【請求項6】 硬貨の搬送面に対し配置され、前記搬送
面に対応する側に開口を有し反対側に底面を有する筒状
部、およびこの筒状部の底面のほぼ中央から同筒状部の
開口に至る柱状部を備えた第1コアと、 この第1コアの筒状部の内周と柱状部の外周との間に且
つ第1コアの筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿され
た第1ボビンと、 この第1ボビンに巻装された第1コイルと、 この第1コアの筒状部の底面に対し配置され、その第1
コアに固定される側に底面を有し反対側に開口を有する
筒状部、およびこの筒状部の底面のほぼ中央から同筒状
部の開口に至る柱状部を備えた第2コアと、 この第2コアの筒状部の内周と柱状部の外周との間に且
つ第2コアの筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿され
た第2ボビンと、 この第2ボビンに巻装された第2コイルと、 前記第1コイルおよび前記第2コイルを平衡調整用の可
変抵抗器と共に接続してなるブリッジ回路と、 このブリッジ回路の出力に応じて前記硬貨の物理量を検
出する検出手段と、 を具備したことを特徴とする磁気センサ装置。 - 【請求項7】 硬貨の搬送面に対し軸方向がほぼ鉛直と
なる状態に配置され、前記搬送面に対応する側の軸方向
端部に開口を有し反対側の軸方向端部に底面を有する筒
状部、およびこの筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に
沿って同筒状部の開口に至る柱状部を備えた第1コア
と、 この第1コアの筒状部の内周と柱状部の外周との間に且
つ第1コアの筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿され
た第1ボビンと、 この第1ボビンに巻装された第1コイルと、 この第1コアの筒状部の底面に対し同軸方向に配置さ
れ、その第1コアに固定される側の軸方向端部に底面を
有し反対側の軸方向端部に開口を有する筒状部、および
この筒状部の底面のほぼ中央から軸方向に沿って同筒状
部の開口に至る柱状部を備えた第2コアと、 この第2コアの筒状部の内周と柱状部の外周との間に且
つ第2コアの筒状部の開口に端部が揃う状態に嵌挿され
た第2ボビンと、 この第2ボビンに巻装された第2コイルと、 前記第1コイルおよび前記第2コイルを平衡調整用の可
変抵抗器と共に接続してなるブリッジ回路と、 このブリッジ回路の出力に応じて前記硬貨の物理量を検
出する検出手段と、 を具備したことを特徴とする磁気センサ装置。 - 【請求項8】 前記第1コアの筒状部の底面と前記第2
コアの筒状部の底面との間に、各底面をその嵌合により
位置決めするための開口を有する基板を設けたことを特
徴とする請求項6または請求項7に記載の磁気センサ装
置。 - 【請求項9】 前記基板は、前記第1コイルおよび前記
第2コイルの導線に対する接続用の配線パターンを有す
る配線基板であることを特徴とする請求項8に記載の磁
気センサ装置。 - 【請求項10】 前記第1コアの筒状部の底面および前
記第2コアの筒状部の底面は、前記基板の開口に嵌合し
且つ開口の周縁に当接する段形状部を有することを特徴
とする請求項8に記載の磁気センサ装置。 - 【請求項11】 前記第1コアおよび第2コアは、ソフ
トフェライトコアであることを特徴とする請求項6また
は請求項7に記載の磁気センサ装置。 - 【請求項12】 前記第1コアおよび前記第2コアのそ
れぞれ筒状部における底面から側面にかけての所定部位
に、コイル導線を導出するための開口を設けたことを特
徴とする請求項6または請求項7に記載の磁気センサ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6641697A JPH10261128A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 磁気センサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6641697A JPH10261128A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 磁気センサ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10261128A true JPH10261128A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13315179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6641697A Pending JPH10261128A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 磁気センサ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10261128A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7126355B2 (en) | 2004-05-31 | 2006-10-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Physical quantity sensing device with bridge circuit and temperature compensating method |
| US7180311B2 (en) | 2004-05-31 | 2007-02-20 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Physical quantity sensing device with bridge circuit and zero point adjusting method |
| JP2008003672A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Laurel Seiki Kk | 円盤状金属用識別装置 |
| KR20140033395A (ko) * | 2011-05-10 | 2014-03-18 | 신토고교 가부시키가이샤 | 표면 특성 검사 장치 및 표면 특성 검사 방법 |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP6641697A patent/JPH10261128A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7126355B2 (en) | 2004-05-31 | 2006-10-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Physical quantity sensing device with bridge circuit and temperature compensating method |
| US7180311B2 (en) | 2004-05-31 | 2007-02-20 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Physical quantity sensing device with bridge circuit and zero point adjusting method |
| JP2008003672A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Laurel Seiki Kk | 円盤状金属用識別装置 |
| KR20140033395A (ko) * | 2011-05-10 | 2014-03-18 | 신토고교 가부시키가이샤 | 표면 특성 검사 장치 및 표면 특성 검사 방법 |
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