JPH1040435A - 硬貨識別装置 - Google Patents
硬貨識別装置Info
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- JPH1040435A JPH1040435A JP8196200A JP19620096A JPH1040435A JP H1040435 A JPH1040435 A JP H1040435A JP 8196200 A JP8196200 A JP 8196200A JP 19620096 A JP19620096 A JP 19620096A JP H1040435 A JPH1040435 A JP H1040435A
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- coins
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Abstract
(57)【要約】
【課題】粉塵などが搬送面に付着し難く、クリーニング
などが不要または回数が激減し、常に安定した識別精度
が得られる硬貨識別装置を提供する。 【解決手段】硬貨Cを搬送する搬送面31の下方に対し
て硬貨Cを搬送ベルト6で押圧しながら強制搬送する。
搬送ベルト6の下方には、上記押圧力を与えるための複
数のスプリング付き押圧プーリ32が配設されている。
搬送面31の上方には、搬送面31の上面に対して斜め
方向から、搬送される硬貨Cの表面に対して光を照射す
るLED33、硬貨Cの表面からの反射光を受光し、電
気信号に変換するエリアセンサ34、エリアセンサ34
の近傍に配設された磁気センサ35、エリアセンサ34
および磁気センサ35が位置決め固定された単一の印刷
配線基板36が設けられている。
などが不要または回数が激減し、常に安定した識別精度
が得られる硬貨識別装置を提供する。 【解決手段】硬貨Cを搬送する搬送面31の下方に対し
て硬貨Cを搬送ベルト6で押圧しながら強制搬送する。
搬送ベルト6の下方には、上記押圧力を与えるための複
数のスプリング付き押圧プーリ32が配設されている。
搬送面31の上方には、搬送面31の上面に対して斜め
方向から、搬送される硬貨Cの表面に対して光を照射す
るLED33、硬貨Cの表面からの反射光を受光し、電
気信号に変換するエリアセンサ34、エリアセンサ34
の近傍に配設された磁気センサ35、エリアセンサ34
および磁気センサ35が位置決め固定された単一の印刷
配線基板36が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、銀行な
どの金融機関における現金自動預出金機などに搭載さ
れ、硬貨の入金処理および出金処理を自動的に行なう循
環式の硬貨処理装置において、硬貨の種類や真偽などを
識別する硬貨識別装置に関する。
どの金融機関における現金自動預出金機などに搭載さ
れ、硬貨の入金処理および出金処理を自動的に行なう循
環式の硬貨処理装置において、硬貨の種類や真偽などを
識別する硬貨識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、銀行などの金融機関で
は、現金自動預出金機に硬貨の入出金処理を自動的に行
なう大形で循環式の硬貨処理装置を搭載し、硬貨の入出
金処理をも可能としたものが開発されている。この種の
硬貨処理装置は、入金時には、入金硬貨を受入れて真偽
や金種の識別を行ない、金種別金庫にそれぞれ収納し、
出金時には、この金種別金庫から必要な金種の硬貨を取
出し、真偽や金種の識別を行なった後、払出すようにな
っている。
は、現金自動預出金機に硬貨の入出金処理を自動的に行
なう大形で循環式の硬貨処理装置を搭載し、硬貨の入出
金処理をも可能としたものが開発されている。この種の
硬貨処理装置は、入金時には、入金硬貨を受入れて真偽
や金種の識別を行ない、金種別金庫にそれぞれ収納し、
出金時には、この金種別金庫から必要な金種の硬貨を取
出し、真偽や金種の識別を行なった後、払出すようにな
っている。
【0003】このような硬貨処理装置では、硬貨を搬送
ベルトで搬送面に押し付けながら強制的に搬送するため
の強制搬送手段を有していて、この強制搬送手段に対し
て、搬送される硬貨の真偽や金種の識別を行なうための
硬貨識別装置としての鑑査部が設けられている。この種
の鑑査部は、一般に、たとえば、硬貨の材質を磁気的に
検出するための磁気センサと、硬貨の外径を光学的に検
出するための光学センサとから構成されている。
ベルトで搬送面に押し付けながら強制的に搬送するため
の強制搬送手段を有していて、この強制搬送手段に対し
て、搬送される硬貨の真偽や金種の識別を行なうための
硬貨識別装置としての鑑査部が設けられている。この種
の鑑査部は、一般に、たとえば、硬貨の材質を磁気的に
検出するための磁気センサと、硬貨の外径を光学的に検
出するための光学センサとから構成されている。
【0004】ところが、最近、多種多様な外国硬貨が国
内に持ち込まれるようになり、硬貨の真偽や金種の識別
を行なう鑑査部においても、従来の材質および外径など
の検出だけでは識別が困難となっている。そこで、最
近、硬貨の表面の模様を検出する模様検出手段を追加す
ることにより、硬貨の識別要素として、材質および外径
の外に、さらに表面の模様を加える技術が開発されてい
る。
内に持ち込まれるようになり、硬貨の真偽や金種の識別
を行なう鑑査部においても、従来の材質および外径など
の検出だけでは識別が困難となっている。そこで、最
近、硬貨の表面の模様を検出する模様検出手段を追加す
ることにより、硬貨の識別要素として、材質および外径
の外に、さらに表面の模様を加える技術が開発されてい
る。
【0005】硬貨の表面の模様を検出する模様検出手段
は、硬貨の表面に光を照射する光源、および、硬貨の表
面からの反射光を受光して電気信号に変換するエリアセ
ンサを有し、さらに、大量の画像データの高速処理が必
要なため、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)
などの高速演算プロセッサを用いた処理回路が用いられ
ていた。
は、硬貨の表面に光を照射する光源、および、硬貨の表
面からの反射光を受光して電気信号に変換するエリアセ
ンサを有し、さらに、大量の画像データの高速処理が必
要なため、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)
などの高速演算プロセッサを用いた処理回路が用いられ
ていた。
【0006】そして、模様検出手段の検出部の構成とし
ては、水平状態に設けられ、サファイアガラスなどの透
明部材で形成された硬貨を搬送するための搬送面と、こ
の搬送面の上に硬貨を押圧して強制搬送する搬送ベルト
と、この搬送ベルトに対して上記押圧力を与えるスプリ
ング付き押圧プーリと、搬送面の下方に設けられ、搬送
される硬貨の表面に対して搬送面を介して光を照射する
光源と、同じく搬送面の下方に設けられ、光源からの光
照射による硬貨の表面からの反射光を搬送面を介して受
光し、電気信号に変換するCCD形のエリアセンサとか
ら構成されていた。
ては、水平状態に設けられ、サファイアガラスなどの透
明部材で形成された硬貨を搬送するための搬送面と、こ
の搬送面の上に硬貨を押圧して強制搬送する搬送ベルト
と、この搬送ベルトに対して上記押圧力を与えるスプリ
ング付き押圧プーリと、搬送面の下方に設けられ、搬送
される硬貨の表面に対して搬送面を介して光を照射する
光源と、同じく搬送面の下方に設けられ、光源からの光
照射による硬貨の表面からの反射光を搬送面を介して受
光し、電気信号に変換するCCD形のエリアセンサとか
ら構成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、光電変換手段と
してのエリアセンサは、上述したように搬送面の下方に
配設されていた。したがって、搬送面上には、装置外部
から侵入した粉塵(異物とは識別の困難なもので、紙切
れ、綿埃など)、および、装置内で発生した硬貨磨耗屑
などが蓄積し、検出精度を悪化させるため、定期的(頻
繁)に搬送面のクリーニングを行なう必要があった。
してのエリアセンサは、上述したように搬送面の下方に
配設されていた。したがって、搬送面上には、装置外部
から侵入した粉塵(異物とは識別の困難なもので、紙切
れ、綿埃など)、および、装置内で発生した硬貨磨耗屑
などが蓄積し、検出精度を悪化させるため、定期的(頻
繁)に搬送面のクリーニングを行なう必要があった。
【0008】また、エリアセンサにおける大きな課題と
して、光学的なハードコピー(写真など)と実物との識
別が難しいという問題があった。すなわち、たとえば、
同様の材質の板(同一の材質でなくても、体積、導電
率、透磁率などのトータルの物理量が同じであれば)に
写真を貼り付ければ、誤判定して正貨と識別し、取込ん
でしまっていた。
して、光学的なハードコピー(写真など)と実物との識
別が難しいという問題があった。すなわち、たとえば、
同様の材質の板(同一の材質でなくても、体積、導電
率、透磁率などのトータルの物理量が同じであれば)に
写真を貼り付ければ、誤判定して正貨と識別し、取込ん
でしまっていた。
【0009】そこで、本発明は、粉塵などが搬送面に付
着し難く、クリーニングなどが不要または回数が激減
し、常に安定した識別精度が得られる硬貨識別装置を提
供することを目的とする。また、本発明は、光学的なハ
ードコピー(写真など)を貼り付けたものとの識別が容
易となる硬貨識別装置を提供することを目的とする。
着し難く、クリーニングなどが不要または回数が激減
し、常に安定した識別精度が得られる硬貨識別装置を提
供することを目的とする。また、本発明は、光学的なハ
ードコピー(写真など)を貼り付けたものとの識別が容
易となる硬貨識別装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の硬貨識別装置
は、ほぼ水平状態に設けられ、透明部材で形成された硬
貨を搬送するための搬送面と、この搬送面に対して下方
から硬貨を押圧しながら強制搬送する搬送手段と、前記
搬送面の上方に設けられ、前記搬送される硬貨の表面に
対して前記搬送面を介して光を照射する光源と、前記搬
送面の上方に設けられ、前記光源からの光照射による硬
貨の表面からの反射光を前記搬送面を介して受光し電気
信号に変換する光電変換手段と、この光電変換手段の出
力により硬貨の表面の模様を検出し、この検出した模様
に基づき前記搬送される硬貨の少なくとも種類を識別す
る識別手段とを具備している。
は、ほぼ水平状態に設けられ、透明部材で形成された硬
貨を搬送するための搬送面と、この搬送面に対して下方
から硬貨を押圧しながら強制搬送する搬送手段と、前記
搬送面の上方に設けられ、前記搬送される硬貨の表面に
対して前記搬送面を介して光を照射する光源と、前記搬
送面の上方に設けられ、前記光源からの光照射による硬
貨の表面からの反射光を前記搬送面を介して受光し電気
信号に変換する光電変換手段と、この光電変換手段の出
力により硬貨の表面の模様を検出し、この検出した模様
に基づき前記搬送される硬貨の少なくとも種類を識別す
る識別手段とを具備している。
【0011】また、本発明の硬貨識別装置は、ほぼ水平
状態に設けられ、透明部材で形成された硬貨を搬送する
ための搬送面と、この搬送面に対して下方から硬貨を押
圧しながら強制搬送する搬送手段と、前記搬送面の上方
に設けられ、前記搬送される硬貨の表面に対して前記搬
送面を介して光を照射する光源と、前記搬送面の上方に
設けられ、前記光源からの光照射による硬貨の表面から
の反射光を前記搬送面を介して受光し電気信号に変換す
る光電変換手段と、前記搬送面の上方に設けられ、前記
搬送される硬貨の表面の凹凸パターンを磁気的に検出す
る磁気センサと、前記光電変換手段の出力により硬貨の
表面の模様を検出し、この検出した模様および前記磁気
センサの出力に基づき前記搬送される硬貨の少なくとも
種類を識別する識別手段とを具備している。
状態に設けられ、透明部材で形成された硬貨を搬送する
ための搬送面と、この搬送面に対して下方から硬貨を押
圧しながら強制搬送する搬送手段と、前記搬送面の上方
に設けられ、前記搬送される硬貨の表面に対して前記搬
送面を介して光を照射する光源と、前記搬送面の上方に
設けられ、前記光源からの光照射による硬貨の表面から
の反射光を前記搬送面を介して受光し電気信号に変換す
る光電変換手段と、前記搬送面の上方に設けられ、前記
搬送される硬貨の表面の凹凸パターンを磁気的に検出す
る磁気センサと、前記光電変換手段の出力により硬貨の
表面の模様を検出し、この検出した模様および前記磁気
センサの出力に基づき前記搬送される硬貨の少なくとも
種類を識別する識別手段とを具備している。
【0012】さらに、本発明の硬貨識別装置は、ほぼ水
平状態に設けられ、透明部材で形成された硬貨を搬送す
るための搬送面と、この搬送面に対して下方から硬貨を
押圧しながら強制搬送する搬送手段と、前記搬送面の上
方に設けられ、前記搬送される硬貨の表面に対して前記
搬送面を介して光を照射する光源と、前記搬送面の上方
に設けられ、前記光源からの光照射による硬貨の表面か
らの反射光を前記搬送面を介して受光し電気信号に変換
する光電変換手段と、前記搬送面の上方に設けられ、前
記搬送面に対して直角方向に設けられた円柱状コアと、
この円柱状コアに巻装された少なくとも1つ以上のコイ
ルと、前記円柱状コアの周囲に配設され、前記円柱状コ
アと磁路を構成する円筒状コアとからなり、前記搬送さ
れる硬貨の表面の凹凸パターンを磁気的に検出する磁気
センサと、前記光電変換手段、並びに、前記磁気センサ
を構成するコイルの巻装された円柱状コアおよび円筒状
コアを位置決め固定する単一の基板と、前記光電変換手
段の出力により硬貨の表面の模様を検出し、この検出し
た模様および前記磁気センサの出力に基づき前記搬送さ
れる硬貨の少なくとも種類を識別する識別手段とを具備
している。
平状態に設けられ、透明部材で形成された硬貨を搬送す
るための搬送面と、この搬送面に対して下方から硬貨を
押圧しながら強制搬送する搬送手段と、前記搬送面の上
方に設けられ、前記搬送される硬貨の表面に対して前記
搬送面を介して光を照射する光源と、前記搬送面の上方
に設けられ、前記光源からの光照射による硬貨の表面か
らの反射光を前記搬送面を介して受光し電気信号に変換
する光電変換手段と、前記搬送面の上方に設けられ、前
記搬送面に対して直角方向に設けられた円柱状コアと、
この円柱状コアに巻装された少なくとも1つ以上のコイ
ルと、前記円柱状コアの周囲に配設され、前記円柱状コ
アと磁路を構成する円筒状コアとからなり、前記搬送さ
れる硬貨の表面の凹凸パターンを磁気的に検出する磁気
センサと、前記光電変換手段、並びに、前記磁気センサ
を構成するコイルの巻装された円柱状コアおよび円筒状
コアを位置決め固定する単一の基板と、前記光電変換手
段の出力により硬貨の表面の模様を検出し、この検出し
た模様および前記磁気センサの出力に基づき前記搬送さ
れる硬貨の少なくとも種類を識別する識別手段とを具備
している。
【0013】本発明によれば、搬送面を上方に有し、硬
貨を搬送面に対して下方から押圧して強制搬送させる搬
送手段を備えるとともに、光電変換手段を搬送面の上方
に配設するため、粉塵などが搬送面に付着し難く、クリ
ーニングなどが不要または回数が激減し、常に安定した
識別精度が得られる。
貨を搬送面に対して下方から押圧して強制搬送させる搬
送手段を備えるとともに、光電変換手段を搬送面の上方
に配設するため、粉塵などが搬送面に付着し難く、クリ
ーニングなどが不要または回数が激減し、常に安定した
識別精度が得られる。
【0014】また、反射磁束量検出形の磁気センサと併
用することにより、磁気的に硬貨の表面の凹凸パターン
を検出できるため、光学的なハードコピー(写真など)
を貼り付けたものとの識別が容易となる。
用することにより、磁気的に硬貨の表面の凹凸パターン
を検出できるため、光学的なハードコピー(写真など)
を貼り付けたものとの識別が容易となる。
【0015】さらに、単一の基板上に光電変換手段とし
てのエリアセンサ、および、磁気センサのコアを位置決
め固定し配設することにより、検出部内部でのリード線
の引き回しが無くなるため、安価に、しかも、コンパク
トに構成できる。
てのエリアセンサ、および、磁気センサのコアを位置決
め固定し配設することにより、検出部内部でのリード線
の引き回しが無くなるため、安価に、しかも、コンパク
トに構成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係
る硬貨識別装置が適用される硬貨処理装置の構成を概略
的に示すものである。この硬貨処理装置は、たとえば、
銀行などの金融機関における現金自動預出金機などに搭
載され、硬貨の入金処理および出金処理を自動的に行な
う循環式の硬貨処理装置である。
て図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係
る硬貨識別装置が適用される硬貨処理装置の構成を概略
的に示すものである。この硬貨処理装置は、たとえば、
銀行などの金融機関における現金自動預出金機などに搭
載され、硬貨の入金処理および出金処理を自動的に行な
う循環式の硬貨処理装置である。
【0017】図1において、1は入出金口としての回転
可能な受皿で、入金時には、装置外部から処理すべき各
種混合した複数金種の硬貨が投入され、出金時には、装
置外部へ払出す各種混合した複数金種の硬貨が放出され
る。受皿1は、硬貨が投入されると、回転することによ
り受入れた硬貨を鉛直下方に配設された遠心円盤構造の
上部繰出部2に落下させる。上部繰出部2は、受皿1か
ら落下された硬貨を遠心力で分離するとともに、円盤2
aの出口に設けられた高さ規制ガイド(図示しない)で
規制して、1枚ずつ繰出すようになっている。
可能な受皿で、入金時には、装置外部から処理すべき各
種混合した複数金種の硬貨が投入され、出金時には、装
置外部へ払出す各種混合した複数金種の硬貨が放出され
る。受皿1は、硬貨が投入されると、回転することによ
り受入れた硬貨を鉛直下方に配設された遠心円盤構造の
上部繰出部2に落下させる。上部繰出部2は、受皿1か
ら落下された硬貨を遠心力で分離するとともに、円盤2
aの出口に設けられた高さ規制ガイド(図示しない)で
規制して、1枚ずつ繰出すようになっている。
【0018】上部繰出部2の円盤2aの出口のやや下流
には、ピックアップローラ3が配設されるとともに、ピ
ックアップローラ3の下流には、ピックアップローラ3
で繰出された硬貨を強制搬送する搬送手段としての搬送
路4が隣接して配設され、双方の回転速度比により硬貨
が所定ピッチ離して1枚ずつ搬送されるように構成され
ている。
には、ピックアップローラ3が配設されるとともに、ピ
ックアップローラ3の下流には、ピックアップローラ3
で繰出された硬貨を強制搬送する搬送手段としての搬送
路4が隣接して配設され、双方の回転速度比により硬貨
が所定ピッチ離して1枚ずつ搬送されるように構成され
ている。
【0019】通常、上部繰出部2の方が硬貨の繰出し能
力が高いため、ピックアップローラ3の手前には、ほぼ
連続して硬貨が繋がることとなる。後続の硬貨(径:D
ia)がピックアップローラ3の回転速度で駆動され、自
身の径だけ進む時間、先頭の硬貨は下流の搬送路4の搬
送速度で駆動されることとなり、硬貨の搬送ピッチXin
t は、 Xint =(V2*Dia)/V1 V1:上流駆動回転数(ピックアップローラ3の回転
数) V2:下流駆動回転数(搬送路4の回転数) Dia:搬送される硬貨の直径 となる。
力が高いため、ピックアップローラ3の手前には、ほぼ
連続して硬貨が繋がることとなる。後続の硬貨(径:D
ia)がピックアップローラ3の回転速度で駆動され、自
身の径だけ進む時間、先頭の硬貨は下流の搬送路4の搬
送速度で駆動されることとなり、硬貨の搬送ピッチXin
t は、 Xint =(V2*Dia)/V1 V1:上流駆動回転数(ピックアップローラ3の回転
数) V2:下流駆動回転数(搬送路4の回転数) Dia:搬送される硬貨の直径 となる。
【0020】搬送路4は、上部繰出部2から繰出される
硬貨を搬送面5上に搬送ベルト6によって押し付けなが
ら強制的に搬送し、下流に配設された硬貨識別装置とし
ての鑑査部7へ送る。鑑査部7は、後述する検出、判定
処理により、搬送されてくる硬貨の真偽や種類などを識
別する。
硬貨を搬送面5上に搬送ベルト6によって押し付けなが
ら強制的に搬送し、下流に配設された硬貨識別装置とし
ての鑑査部7へ送る。鑑査部7は、後述する検出、判定
処理により、搬送されてくる硬貨の真偽や種類などを識
別する。
【0021】鑑査部7を通過した硬貨は、再び搬送路4
によって更に下流へと強制的に搬送され、下流に配設さ
れた選別部8へ送られる。選別部8は、搬送路4によっ
て搬送される硬貨を鑑査部7の識別結果に基づき金種別
(種類別)に選別する。選別部8は、たとえば、周知の
対向式ゲート9,…などで構成されていて、これらゲー
ト9,…を選択的に開閉駆動することにより、硬貨を金
種別に選別するようになっている。
によって更に下流へと強制的に搬送され、下流に配設さ
れた選別部8へ送られる。選別部8は、搬送路4によっ
て搬送される硬貨を鑑査部7の識別結果に基づき金種別
(種類別)に選別する。選別部8は、たとえば、周知の
対向式ゲート9,…などで構成されていて、これらゲー
ト9,…を選択的に開閉駆動することにより、硬貨を金
種別に選別するようになっている。
【0022】選別部8によって選別された硬貨は、その
下方に配設された金種別集積部としての金種別金庫(金
種別集積筒)10,…内に投入され、金種別に整列され
て集積されるようになっている。
下方に配設された金種別集積部としての金種別金庫(金
種別集積筒)10,…内に投入され、金種別に整列され
て集積されるようになっている。
【0023】リジェクトされた硬貨は、金種別金庫10
の下流側に配設されたUターン搬送路11を介して下流
搬送路12に導かれ、この下流搬送路12によって受皿
1へと返却されるようになっている。
の下流側に配設されたUターン搬送路11を介して下流
搬送路12に導かれ、この下流搬送路12によって受皿
1へと返却されるようになっている。
【0024】金種別金庫10が満杯のとき、過剰硬貨を
収納するためのオーバーフローボックス13が鑑査部7
の下流側に配置されており、周知の対向式ゲート14な
どにより硬貨が投入されるようになっている。
収納するためのオーバーフローボックス13が鑑査部7
の下流側に配置されており、周知の対向式ゲート14な
どにより硬貨が投入されるようになっている。
【0025】オーバーフローボックス13が満杯となっ
た場合などには、選別部8の下流に配設された金庫15
に周知の対向式ゲート16などにより過剰硬貨を回収す
るようになっている。なお、装置外部から硬貨を補充す
る場合にも、この金庫15に補充硬貨が投入されるよう
になっている。
た場合などには、選別部8の下流に配設された金庫15
に周知の対向式ゲート16などにより過剰硬貨を回収す
るようになっている。なお、装置外部から硬貨を補充す
る場合にも、この金庫15に補充硬貨が投入されるよう
になっている。
【0026】金種別金庫10に所定数量の硬貨が収納さ
れていない状態のときには、出金処理に備え、金庫15
から金種別金庫10への補充動作が行なわれるようにな
っている。すなわち、金庫15の下部に設けられた往復
ピッカなどで構成される硬貨投出部(図示しない)によ
り、金庫15から指定数量の硬貨を取出し、金種別金庫
10の下方に配設された下部繰出部17に投出する。下
部繰出部17は、前記上部繰出部2と同様の遠心円盤構
造である。
れていない状態のときには、出金処理に備え、金庫15
から金種別金庫10への補充動作が行なわれるようにな
っている。すなわち、金庫15の下部に設けられた往復
ピッカなどで構成される硬貨投出部(図示しない)によ
り、金庫15から指定数量の硬貨を取出し、金種別金庫
10の下方に配設された下部繰出部17に投出する。下
部繰出部17は、前記上部繰出部2と同様の遠心円盤構
造である。
【0027】下部繰出部17は、金庫15から投出され
た硬貨を1枚ずつ繰り出して、平ベルトなどで構成され
た挟み込み搬送式の縦コンベア18へ送り、この縦コン
ベア18を介して上部繰出部2へ搬送する。上部繰出部
2に搬送された硬貨は、前述同様に1枚ずつ繰出されて
搬送路4で搬送され、鑑査部7において種類や真偽を識
別した後、選別部8により金種別金庫10に収納され
る。
た硬貨を1枚ずつ繰り出して、平ベルトなどで構成され
た挟み込み搬送式の縦コンベア18へ送り、この縦コン
ベア18を介して上部繰出部2へ搬送する。上部繰出部
2に搬送された硬貨は、前述同様に1枚ずつ繰出されて
搬送路4で搬送され、鑑査部7において種類や真偽を識
別した後、選別部8により金種別金庫10に収納され
る。
【0028】以上は硬貨の入金処理を行なう入金処理系
についての説明であるが、次に、硬貨の出金処理を行な
う出金処理系について説明する。出金処理は、金種別金
庫10から硬貨を取出して受皿1へ払出す。すなわち、
各金種別金庫10,…の下部にそれぞれ配設された往復
ピッカなどで構成される硬貨投出部19,…により、各
金種別金庫10,…から指定数量の硬貨を取出し、各金
種別金庫10,…の下方に配設された下部繰出部17に
投出する。
についての説明であるが、次に、硬貨の出金処理を行な
う出金処理系について説明する。出金処理は、金種別金
庫10から硬貨を取出して受皿1へ払出す。すなわち、
各金種別金庫10,…の下部にそれぞれ配設された往復
ピッカなどで構成される硬貨投出部19,…により、各
金種別金庫10,…から指定数量の硬貨を取出し、各金
種別金庫10,…の下方に配設された下部繰出部17に
投出する。
【0029】下部繰出部17は、各金種別金庫10,…
から投出された硬貨を1枚ずつ繰り出して縦コンベア1
8へ送り、この縦コンベア18を介して上部繰出部2へ
搬送する。上部繰出部2に搬送された硬貨は、前述同様
に1枚ずつ繰出されて搬送路4で搬送され、鑑査部7に
おいて種類や数量を確認した後、出金指示枚数だけ最下
流まで搬送され、Uターン搬送路11を介して下流搬送
路12に導かれ、この下流搬送路12によって受皿1へ
投出されるようになっている。
から投出された硬貨を1枚ずつ繰り出して縦コンベア1
8へ送り、この縦コンベア18を介して上部繰出部2へ
搬送する。上部繰出部2に搬送された硬貨は、前述同様
に1枚ずつ繰出されて搬送路4で搬送され、鑑査部7に
おいて種類や数量を確認した後、出金指示枚数だけ最下
流まで搬送され、Uターン搬送路11を介して下流搬送
路12に導かれ、この下流搬送路12によって受皿1へ
投出されるようになっている。
【0030】なお、20は出金硬貨などを一時保留する
一時保留部、21は異物を回収する異物回収庫である。
図2は、鑑査部7の検出部の構成を概略的に示すもので
ある。図2において、31はサファイアガラスなどの透
明部材で形成された搬送面で、水平状態に配設されてい
る。そして、この搬送面31の下方に対して、硬貨Cを
搬送ベルト6で押圧しながら図示矢印方向に強制搬送す
るようになっている。搬送ベルト6の下方には、搬送ベ
ルト6に対して上記押圧力を与えるための複数のスプリ
ング付き押圧プーリ32が配設されている。
一時保留部、21は異物を回収する異物回収庫である。
図2は、鑑査部7の検出部の構成を概略的に示すもので
ある。図2において、31はサファイアガラスなどの透
明部材で形成された搬送面で、水平状態に配設されてい
る。そして、この搬送面31の下方に対して、硬貨Cを
搬送ベルト6で押圧しながら図示矢印方向に強制搬送す
るようになっている。搬送ベルト6の下方には、搬送ベ
ルト6に対して上記押圧力を与えるための複数のスプリ
ング付き押圧プーリ32が配設されている。
【0031】搬送面31の上方には、搬送面31の上面
に対して斜め方向から、搬送される硬貨Cの表面に対し
て搬送面31を介して光を照射する光源としてのLED
(発光ダイオード)33、硬貨Cの表面からの反射光を
搬送面31を介して受光し、電気信号に変換する光電変
換手段としてのCCD形のエリアセンサ34、エリアセ
ンサ34の近傍に配設された磁気センサ35、エリアセ
ンサ34および磁気センサ35が位置決め固定された単
一の印刷配線基板36が設けられていて、これらは検出
部本体37によって一体的に支持されている。
に対して斜め方向から、搬送される硬貨Cの表面に対し
て搬送面31を介して光を照射する光源としてのLED
(発光ダイオード)33、硬貨Cの表面からの反射光を
搬送面31を介して受光し、電気信号に変換する光電変
換手段としてのCCD形のエリアセンサ34、エリアセ
ンサ34の近傍に配設された磁気センサ35、エリアセ
ンサ34および磁気センサ35が位置決め固定された単
一の印刷配線基板36が設けられていて、これらは検出
部本体37によって一体的に支持されている。
【0032】ここに、エリアセンサ34としては、たと
えば、20〜30万画素の民生用のエリアセンサが用い
られる。本エリアセンサ34では、硬貨Cが所定の位置
にきたときに、LED33を瞬間的に点灯させることに
より、硬貨Cの表面の画像(模様)を読取り、画像デー
タとしてRAMなどのメモリに転送するようになってい
る。
えば、20〜30万画素の民生用のエリアセンサが用い
られる。本エリアセンサ34では、硬貨Cが所定の位置
にきたときに、LED33を瞬間的に点灯させることに
より、硬貨Cの表面の画像(模様)を読取り、画像デー
タとしてRAMなどのメモリに転送するようになってい
る。
【0033】また、磁気センサ35は、搬送面31の上
面に対して鉛直方向に設けられた円柱状コア38、この
円柱状コア38に巻装された2つのコイル39,40、
円柱状コア38の周囲に配設され、円柱状コア38と磁
路を構成する円筒状コア41とからなる反射磁束量検出
形の磁気センサであり、上記円柱状コア38および円筒
状コア41が印刷配線基板36上に位置決め固定されて
いる。
面に対して鉛直方向に設けられた円柱状コア38、この
円柱状コア38に巻装された2つのコイル39,40、
円柱状コア38の周囲に配設され、円柱状コア38と磁
路を構成する円筒状コア41とからなる反射磁束量検出
形の磁気センサであり、上記円柱状コア38および円筒
状コア41が印刷配線基板36上に位置決め固定されて
いる。
【0034】ここに、円柱状コア38および円筒状コア
41としては、たとえば、ソフトフェライトコアが用い
られる。このように構成された検出部と相対向する搬送
面31の下方には、粉塵や硬貨の磨耗屑などを回収する
ための回収手段としてのダストボックス42が配設され
ている。
41としては、たとえば、ソフトフェライトコアが用い
られる。このように構成された検出部と相対向する搬送
面31の下方には、粉塵や硬貨の磨耗屑などを回収する
ための回収手段としてのダストボックス42が配設され
ている。
【0035】図3は、鑑査部7の電気回路を示すもので
ある。まず、磁気センサ35の系統について述べる。磁
気センサ35のコイル39,40の各一端は共通に接続
されて接地され、各他端はそれぞれ抵抗器51,52の
各一端に接続され、抵抗器51,52の各他端はそれぞ
れ調整用の可変抵抗器53の両端にそれぞれ接続されて
いる。可変抵抗器53の摺動子は、高周波(数10K〜
100KHz)の正弦波励磁信号を発生する発振器54
の一端に接続され、発振器54の他端は接地されてい
る。これにより、コイル39,40、抵抗器51,52
および可変抵抗器53はブリッジ回路を形成している。
ある。まず、磁気センサ35の系統について述べる。磁
気センサ35のコイル39,40の各一端は共通に接続
されて接地され、各他端はそれぞれ抵抗器51,52の
各一端に接続され、抵抗器51,52の各他端はそれぞ
れ調整用の可変抵抗器53の両端にそれぞれ接続されて
いる。可変抵抗器53の摺動子は、高周波(数10K〜
100KHz)の正弦波励磁信号を発生する発振器54
の一端に接続され、発振器54の他端は接地されてい
る。これにより、コイル39,40、抵抗器51,52
および可変抵抗器53はブリッジ回路を形成している。
【0036】コイル39,40と抵抗器51,52との
各接続点から得られる各出力信号は、それぞれ増幅回路
55,56で増幅された後、整流回路57,58で整流
され、ローパスフィルタ59,60で平滑され、差動増
幅器61にそれぞれ入力される。差動増幅器61の出力
は、ローパスフィルタ62で平滑された後、A/D変換
器63でデジタル信号に変換され、磁気センサ35の出
力データとしてCPU(セントラル・プロセッシング・
ユニット)64に入力される。
各接続点から得られる各出力信号は、それぞれ増幅回路
55,56で増幅された後、整流回路57,58で整流
され、ローパスフィルタ59,60で平滑され、差動増
幅器61にそれぞれ入力される。差動増幅器61の出力
は、ローパスフィルタ62で平滑された後、A/D変換
器63でデジタル信号に変換され、磁気センサ35の出
力データとしてCPU(セントラル・プロセッシング・
ユニット)64に入力される。
【0037】CPU64には、CPU64の制御プログ
ラム、および、硬貨の種類や真偽などの識別処理を行な
うための各種基準値データなどを記憶しているROM
(リード・オンリ・メモリ)65、および、入力データ
などの各種データを記憶するためのRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)66、硬貨Cの模様検出時に画像デ
ータの高速演算処理を行なうためのDSP(デジタル・
シグナル・プロセッサ)67がそれぞれ接続されてい
る。
ラム、および、硬貨の種類や真偽などの識別処理を行な
うための各種基準値データなどを記憶しているROM
(リード・オンリ・メモリ)65、および、入力データ
などの各種データを記憶するためのRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)66、硬貨Cの模様検出時に画像デ
ータの高速演算処理を行なうためのDSP(デジタル・
シグナル・プロセッサ)67がそれぞれ接続されてい
る。
【0038】CPU64には、信号処理部68を介して
前記エリアセンサ34の出力が入力されている。これに
より、CPU64は、エリアセンサ34の出力に基づ
き、硬貨Cの表面の模様の検出処理を行なうようになっ
ている。また、CPU64は、模様の検出結果および磁
気センサ35の出力データに基づき、硬貨Cの種類や真
偽などの識別処理を行なうようになっている。
前記エリアセンサ34の出力が入力されている。これに
より、CPU64は、エリアセンサ34の出力に基づ
き、硬貨Cの表面の模様の検出処理を行なうようになっ
ている。また、CPU64は、模様の検出結果および磁
気センサ35の出力データに基づき、硬貨Cの種類や真
偽などの識別処理を行なうようになっている。
【0039】上記のような構成において、まず、磁気セ
ンサ35の出力信号による硬貨Cの表面の凹凸パターン
の検出処理について説明する。円柱状コア38に巻装さ
れた2つのコイル39,40は正弦波の励磁信号で励磁
され、その各出力信号の差を差動増幅器61で取出し、
磁気センサ35の出力信号とする。図4に、各硬貨別の
磁気センサ35の出力信号(差動増幅器61の出力信
号)の波形例を示す。本磁気センサ35では、比較的高
周波(数10K〜100KHz)で励磁するため、磁束
は硬貨Cの内部に浸透せず、硬貨Cの表面で反射する。
したがって、硬貨Cの表面の凹凸パターンを磁気的に検
出することができる。
ンサ35の出力信号による硬貨Cの表面の凹凸パターン
の検出処理について説明する。円柱状コア38に巻装さ
れた2つのコイル39,40は正弦波の励磁信号で励磁
され、その各出力信号の差を差動増幅器61で取出し、
磁気センサ35の出力信号とする。図4に、各硬貨別の
磁気センサ35の出力信号(差動増幅器61の出力信
号)の波形例を示す。本磁気センサ35では、比較的高
周波(数10K〜100KHz)で励磁するため、磁束
は硬貨Cの内部に浸透せず、硬貨Cの表面で反射する。
したがって、硬貨Cの表面の凹凸パターンを磁気的に検
出することができる。
【0040】通常、図3に示すようなブリッジ回路で
は、調整用の可変抵抗器53でバランス(ブリッジの平
衡)を取り、零調整を行なう。硬貨Cの通過に伴い、検
出側のコイル39に鎖交する磁界が硬貨Cの表面に生じ
る渦電流により押しやられて減少するため、ブリッジ回
路の平衡が崩れ、出力信号が立ち上がる。そもそも渦電
流とは、鎖交する磁界を打ち消す方向の磁界を発生させ
る方向に流れるものである。
は、調整用の可変抵抗器53でバランス(ブリッジの平
衡)を取り、零調整を行なう。硬貨Cの通過に伴い、検
出側のコイル39に鎖交する磁界が硬貨Cの表面に生じ
る渦電流により押しやられて減少するため、ブリッジ回
路の平衡が崩れ、出力信号が立ち上がる。そもそも渦電
流とは、鎖交する磁界を打ち消す方向の磁界を発生させ
る方向に流れるものである。
【0041】このようにして硬貨Cの表面の凹凸パター
ンを検出するものであり、検出した凹凸パターンを例え
ば基準値データ(基準の凹凸パターン)と照合すること
により、表面の凹凸パターンによる硬貨Cの真偽や種類
を識別する。
ンを検出するものであり、検出した凹凸パターンを例え
ば基準値データ(基準の凹凸パターン)と照合すること
により、表面の凹凸パターンによる硬貨Cの真偽や種類
を識別する。
【0042】次に、図5を用いてエリアセンサ34の出
力による硬貨Cの表面の模様の検出処理について説明す
る。一般に、硬貨Cは円形であり、360度回転する。
したがって、方向を特定することは困難である。また、
画像処理を行なうに当たっても、硬貨Cの回転を考慮す
ると、処理時間的に実用性が無くなる(応答遅延となっ
てしまう)。
力による硬貨Cの表面の模様の検出処理について説明す
る。一般に、硬貨Cは円形であり、360度回転する。
したがって、方向を特定することは困難である。また、
画像処理を行なうに当たっても、硬貨Cの回転を考慮す
ると、処理時間的に実用性が無くなる(応答遅延となっ
てしまう)。
【0043】そこで、硬貨Cの回転に無関係な特徴量の
抽出が必要となってくる。本例では、図5に示すよう
に、硬貨Cの表面部分の画像データからリング状に領域
分割を行ない、各リング領域において画像データを所定
のスレッシュホールドで2値化し、ハイレベルのみを加
算(積分)することにより濃淡積分量を求め、各リング
領域間の分布(関係)により、あらかじめ記憶している
正貨の分布(基準値データとしての基準の分布パター
ン)との類似度を求め、類似度が所定値以上(たとえ
ば、類似度0.9以上)の場合、正貨と判定するような
模様検出を行なう。なお、上記リング領域の幅は、たと
えば、1mm程度である。
抽出が必要となってくる。本例では、図5に示すよう
に、硬貨Cの表面部分の画像データからリング状に領域
分割を行ない、各リング領域において画像データを所定
のスレッシュホールドで2値化し、ハイレベルのみを加
算(積分)することにより濃淡積分量を求め、各リング
領域間の分布(関係)により、あらかじめ記憶している
正貨の分布(基準値データとしての基準の分布パター
ン)との類似度を求め、類似度が所定値以上(たとえ
ば、類似度0.9以上)の場合、正貨と判定するような
模様検出を行なう。なお、上記リング領域の幅は、たと
えば、1mm程度である。
【0044】このようにして硬貨Cの表面の模様を検出
し、検出した模様に基づき硬貨Cの真偽や種類を識別す
る。上記したようにして、硬貨Cの表面の凹凸パターン
による識別結果、および、硬貨Cの表面の模様による識
別結果が得られると、その両識別結果に基づき総合判定
を行なうことにより、最終的な硬貨Cの真偽や種類の識
別を行なう。すなわち、たとえば、両識別結果が同じで
あれば、それを最終的な識別結果とし、いずれか一方で
も異なればリジェクト硬貨とするものである。
し、検出した模様に基づき硬貨Cの真偽や種類を識別す
る。上記したようにして、硬貨Cの表面の凹凸パターン
による識別結果、および、硬貨Cの表面の模様による識
別結果が得られると、その両識別結果に基づき総合判定
を行なうことにより、最終的な硬貨Cの真偽や種類の識
別を行なう。すなわち、たとえば、両識別結果が同じで
あれば、それを最終的な識別結果とし、いずれか一方で
も異なればリジェクト硬貨とするものである。
【0045】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、搬送面を上方に有し、硬貨を搬送面に対して下方
から押圧して強制搬送させる搬送手段を備えるととも
に、模様検出用のエリアセンサを搬送面の上方に配設す
るため、粉塵などが搬送面に付着し難く、クリーニング
などが不要または回数が激減し、常に安定した識別精度
が得られる。
れば、搬送面を上方に有し、硬貨を搬送面に対して下方
から押圧して強制搬送させる搬送手段を備えるととも
に、模様検出用のエリアセンサを搬送面の上方に配設す
るため、粉塵などが搬送面に付着し難く、クリーニング
などが不要または回数が激減し、常に安定した識別精度
が得られる。
【0046】また、反射磁束量検出形の磁気センサと併
用することにより、磁気的に硬貨の表面の凹凸パターン
を検出できるため、光学的なハードコピー(写真など)
を貼り付けたものとの識別が容易となる。
用することにより、磁気的に硬貨の表面の凹凸パターン
を検出できるため、光学的なハードコピー(写真など)
を貼り付けたものとの識別が容易となる。
【0047】さらに、単一の印刷配線基板上にエリアセ
ンサ、および、磁気センサのコアを位置決め固定し配設
することにより、検出部内部でのリード線の引き回しが
無くなるため、安価に、しかも、コンパクトに構成でき
る。
ンサ、および、磁気センサのコアを位置決め固定し配設
することにより、検出部内部でのリード線の引き回しが
無くなるため、安価に、しかも、コンパクトに構成でき
る。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、粉
塵などが搬送面に付着し難く、クリーニングなどが不要
または回数が激減し、常に安定した識別精度が得られる
硬貨識別装置を提供できる。また、本発明によれば、光
学的なハードコピー(写真など)を貼り付けたものとの
識別が容易となる硬貨識別装置を提供できる。
塵などが搬送面に付着し難く、クリーニングなどが不要
または回数が激減し、常に安定した識別精度が得られる
硬貨識別装置を提供できる。また、本発明によれば、光
学的なハードコピー(写真など)を貼り付けたものとの
識別が容易となる硬貨識別装置を提供できる。
【図1】本発明の実施の形態に係る硬貨識別装置が適用
される硬貨処理装置を概略的に示す構成図。
される硬貨処理装置を概略的に示す構成図。
【図2】鑑査部の構成を概略的に示す縦断側面図。
【図3】鑑査部の電気回路の構成を示すブロック図。
【図4】磁気センサの出力波形例を示す図。
【図5】硬貨の模様検出処理を説明するための図。
C……硬貨、1……受皿、2……上部繰出部、3……ピ
ックアップローラ、4……搬送路、5……搬送面、6…
…搬送ベルト、7……鑑査部、8……選別部、9……ゲ
ート、10……金種別金庫、31……搬送面、32……
スプリング付き押圧プーリ、33……LED(光源)、
34……エリアセンサ(光電変換手段)、35……磁気
センサ、36……印刷配線基板、38……円柱状コア、
39,40……コイル、41……円筒状コア、42……
ダストボックス(回収手段)、61……差動増幅器、6
3……A/D変換器、64……CPU、65……RO
M、66……RAM、67……DSP、68……信号処
理部。
ックアップローラ、4……搬送路、5……搬送面、6…
…搬送ベルト、7……鑑査部、8……選別部、9……ゲ
ート、10……金種別金庫、31……搬送面、32……
スプリング付き押圧プーリ、33……LED(光源)、
34……エリアセンサ(光電変換手段)、35……磁気
センサ、36……印刷配線基板、38……円柱状コア、
39,40……コイル、41……円筒状コア、42……
ダストボックス(回収手段)、61……差動増幅器、6
3……A/D変換器、64……CPU、65……RO
M、66……RAM、67……DSP、68……信号処
理部。
Claims (10)
- 【請求項1】 ほぼ水平状態に設けられ、透明部材で形
成された硬貨を搬送するための搬送面と、 この搬送面に対して下方から硬貨を押圧しながら強制搬
送する搬送手段と、 前記搬送面の上方に設けられ、前記搬送される硬貨の表
面に対して前記搬送面を介して光を照射する光源と、 前記搬送面の上方に設けられ、前記光源からの光照射に
よる硬貨の表面からの反射光を前記搬送面を介して受光
し電気信号に変換する光電変換手段と、 この光電変換手段の出力により硬貨の表面の模様を検出
し、この検出した模様に基づき前記搬送される硬貨の少
なくとも種類を識別する識別手段と、 を具備したことを特徴とする硬貨識別装置。 - 【請求項2】 前記搬送手段は、硬貨を搬送面の下方に
押圧して搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトに対し
て前記押圧力を与えるスプリング付き押圧プーリとから
構成されることを特徴とする請求項1記載の硬貨識別装
置。 - 【請求項3】 前記光電変換手段はエリアセンサである
ことを特徴とする請求項1記載の硬貨識別装置。 - 【請求項4】 前記光電変換手段と対向する前記搬送面
の下部に粉塵などを回収するための回収手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の硬貨識別装置。 - 【請求項5】 ほぼ水平状態に設けられ、透明部材で形
成された硬貨を搬送するための搬送面と、 この搬送面に対して下方から硬貨を押圧しながら強制搬
送する搬送手段と、 前記搬送面の上方に設けられ、前記搬送される硬貨の表
面に対して前記搬送面を介して光を照射する光源と、 前記搬送面の上方に設けられ、前記光源からの光照射に
よる硬貨の表面からの反射光を前記搬送面を介して受光
し電気信号に変換する光電変換手段と、 前記搬送面の上方に設けられ、前記搬送される硬貨の表
面の凹凸パターンを磁気的に検出する磁気センサと、 前記光電変換手段の出力により硬貨の表面の模様を検出
し、この検出した模様および前記磁気センサの出力に基
づき前記搬送される硬貨の少なくとも種類を識別する識
別手段と、 を具備したことを特徴とする硬貨識別装置。 - 【請求項6】 前記磁気センサは、搬送面に対して直角
方向に設けられた円柱状コアと、この円柱状コアに巻装
された少なくとも1つ以上のコイルと、前記円柱状コア
の周囲に配設され、前記円柱状コアと磁路を構成する円
筒状コアとからなる反射磁束量検出形の磁気センサであ
ることを特徴とする請求項4記載の硬貨識別装置。 - 【請求項7】 前記磁気センサは前記光電変換手段の近
傍に設けられていることを特徴とする請求項4記載の硬
貨識別装置。 - 【請求項8】 前記光電変換手段および磁気センサと対
向する前記搬送面の下部に粉塵などを回収するための回
収手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の硬貨識
別装置。 - 【請求項9】 ほぼ水平状態に設けられ、透明部材で形
成された硬貨を搬送するための搬送面と、 この搬送面に対して下方から硬貨を押圧しながら強制搬
送する搬送手段と、 前記搬送面の上方に設けられ、前記搬送される硬貨の表
面に対して前記搬送面を介して光を照射する光源と、 前記搬送面の上方に設けられ、前記光源からの光照射に
よる硬貨の表面からの反射光を前記搬送面を介して受光
し電気信号に変換するエリアセンサと、 前記搬送面の上方に設けられ、前記搬送面に対して直角
方向に設けられた円柱状コアと、この円柱状コアに巻装
された少なくとも1つ以上のコイルと、前記円柱状コア
の周囲に配設され、前記円柱状コアと磁路を構成する円
筒状コアとからなり、前記搬送される硬貨の表面の凹凸
パターンを磁気的に検出する磁気センサと、 前記エリアセンサ、並びに、前記磁気センサを構成する
コイルの巻装された円柱状コアおよび円筒状コアを位置
決め固定する単一の基板と、 前記エリアセンサの出力により硬貨の表面の模様を検出
し、この検出した模様および前記磁気センサの出力に基
づき前記搬送される硬貨の少なくとも種類を識別する識
別手段と、 を具備したことを特徴とする硬貨識別装置。 - 【請求項10】 前記エリアセンサおよび磁気センサと
対向する前記搬送面の下部に粉塵などを回収するための
回収手段を設けたことを特徴とする請求項9記載の硬貨
識別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8196200A JPH1040435A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 硬貨識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8196200A JPH1040435A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 硬貨識別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1040435A true JPH1040435A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16353868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8196200A Pending JPH1040435A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 硬貨識別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1040435A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1017169A2 (en) | 1998-12-29 | 2000-07-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Surface acoustic wave device |
| JP2010134660A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Goodtomorrow Co Ltd | コイン計数システム、コインカウンタ及びコイン計数方法 |
| CN104843514A (zh) * | 2015-04-17 | 2015-08-19 | 杭州登新科技有限公司 | Pcb板传送装置 |
| WO2025191944A1 (ja) * | 2024-03-15 | 2025-09-18 | 日本金銭機械株式会社 | 硬貨処理装置 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP8196200A patent/JPH1040435A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1017169A2 (en) | 1998-12-29 | 2000-07-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Surface acoustic wave device |
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