JPH10264269A - コンベアベルト - Google Patents
コンベアベルトInfo
- Publication number
- JPH10264269A JPH10264269A JP9477697A JP9477697A JPH10264269A JP H10264269 A JPH10264269 A JP H10264269A JP 9477697 A JP9477697 A JP 9477697A JP 9477697 A JP9477697 A JP 9477697A JP H10264269 A JPH10264269 A JP H10264269A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor belt
- resin
- polyolefin
- fiber
- canvas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポリオレフィンと繊維とを強固に接着するこ
とにより、ポリオレフィンからなる樹脂層と繊維帆布と
からなるコンベアベルトを提供可能とする。 【解決手段】 樹脂層と繊維帆布とを積層してなるコン
ベアベルトであって、上記樹脂層は、酸無水物共重合ポ
リオレフィンからなるものであり、上記繊維帆布は、ポ
リアミド樹脂からなる接着剤により処理されたものであ
るコンベアベルト。
とにより、ポリオレフィンからなる樹脂層と繊維帆布と
からなるコンベアベルトを提供可能とする。 【解決手段】 樹脂層と繊維帆布とを積層してなるコン
ベアベルトであって、上記樹脂層は、酸無水物共重合ポ
リオレフィンからなるものであり、上記繊維帆布は、ポ
リアミド樹脂からなる接着剤により処理されたものであ
るコンベアベルト。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂層と繊維帆布
とを積層してなるコンベアベルトに関する。
とを積層してなるコンベアベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】コンベアベルトは、物品を搬送するもの
として、食品、食品加工品等の用途、加工材料、器具部
材等の用途、廃棄物等の用途等に広く用いられている。
このようなコンベアベルトは、耐久性、耐磨耗性等を必
要とするため、樹脂からなる樹脂層と、繊維からなる繊
維帆布とを積層して構成されている。
として、食品、食品加工品等の用途、加工材料、器具部
材等の用途、廃棄物等の用途等に広く用いられている。
このようなコンベアベルトは、耐久性、耐磨耗性等を必
要とするため、樹脂からなる樹脂層と、繊維からなる繊
維帆布とを積層して構成されている。
【0003】従来より、このような樹脂層用の樹脂とし
て、天然ゴムやスチレン−ブタジエン共重合体ゴム等が
用いられていたが、多種類・多量の添加剤を配合して性
能を調整しなければならず、時としてこれらの添加剤が
コンベアベルトの表面から溶出して搬送品を汚したり食
品を汚染する等の欠点があった。
て、天然ゴムやスチレン−ブタジエン共重合体ゴム等が
用いられていたが、多種類・多量の添加剤を配合して性
能を調整しなければならず、時としてこれらの添加剤が
コンベアベルトの表面から溶出して搬送品を汚したり食
品を汚染する等の欠点があった。
【0004】そこで、食品等の搬送のために用いられる
コンベアベルトとしては、主として衛生面の観点から、
ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体等の樹脂を表
層とした樹脂コンベアベルト等が広く用いられている。
しかしながら、これらの樹脂を用いた場合には、使用中
に加水分解や劣化が起こり、劣化物が食品等へ移行する
欠点を有していた。
コンベアベルトとしては、主として衛生面の観点から、
ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体等の樹脂を表
層とした樹脂コンベアベルト等が広く用いられている。
しかしながら、これらの樹脂を用いた場合には、使用中
に加水分解や劣化が起こり、劣化物が食品等へ移行する
欠点を有していた。
【0005】一方、ポリエチレンやポリプロピレン等の
ポリオレフィンは、環境安定性に優れており、このよう
な欠点がないことが知られている。しかしながら、ポリ
オレフィンは、難接着材料であり、コンベアベルトの樹
脂層として用いる場合に必要な帆布との接着が困難であ
る欠点を有していた。
ポリオレフィンは、環境安定性に優れており、このよう
な欠点がないことが知られている。しかしながら、ポリ
オレフィンは、難接着材料であり、コンベアベルトの樹
脂層として用いる場合に必要な帆布との接着が困難であ
る欠点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、ポリオレフィンと繊維とを強固に接着することによ
り、ポリオレフィンからなる樹脂層と繊維帆布とからな
るコンベアベルトを提供可能とすることを目的とするも
のである。
み、ポリオレフィンと繊維とを強固に接着することによ
り、ポリオレフィンからなる樹脂層と繊維帆布とからな
るコンベアベルトを提供可能とすることを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、樹脂層と繊維
帆布とを積層してなるコンベアベルトであって、上記樹
脂層は、酸無水物共重合ポリオレフィンからなるもので
あり、上記繊維帆布は、ポリアミド樹脂からなる接着剤
により処理されたものであるコンベアベルトである。以
下に、本発明を詳述する。
帆布とを積層してなるコンベアベルトであって、上記樹
脂層は、酸無水物共重合ポリオレフィンからなるもので
あり、上記繊維帆布は、ポリアミド樹脂からなる接着剤
により処理されたものであるコンベアベルトである。以
下に、本発明を詳述する。
【0008】本発明のコンベアベルトの樹脂層は、酸無
水物共重合ポリオレフィンからなる。上記酸無水物共重
合ポリオレフィンは、酸無水物をポリオレフィンに共重
合させたものである。上記酸無水物としては特に限定さ
れず、例えば、無水マレイン酸、無水フタル酸、無水コ
ハク酸等を挙げることができる。上記ポリオレフィンと
しては特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等を挙げることができる。上記酸無水物共重合
ポリオレフィンとしては、更に具体的には、例えば、A
DMER(三井石油化学工業社製)、MODIC(三菱
化学社製)等を挙げることができる。
水物共重合ポリオレフィンからなる。上記酸無水物共重
合ポリオレフィンは、酸無水物をポリオレフィンに共重
合させたものである。上記酸無水物としては特に限定さ
れず、例えば、無水マレイン酸、無水フタル酸、無水コ
ハク酸等を挙げることができる。上記ポリオレフィンと
しては特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等を挙げることができる。上記酸無水物共重合
ポリオレフィンとしては、更に具体的には、例えば、A
DMER(三井石油化学工業社製)、MODIC(三菱
化学社製)等を挙げることができる。
【0009】本発明のコンベアベルトの帆布は、繊維か
らなり、ポリアミド樹脂からなる接着剤により処理され
たものである。上記繊維帆布としては、例えば、ポリエ
チレンテレフタレート、ナイロン6、綿、レーヨン等の
繊維からなるもの等を挙げることができる。上記ポリア
ミド樹脂は、ジカルボン酸とジアミンとの縮合反応によ
って生成される分子中にアミド結合を有する熱可塑性樹
脂である。なかでも、溶剤・水可溶化ポリアミド樹脂
が、帆布を容易に処理することができる点で好ましい。
上記溶剤・水可溶化ポリアミド樹脂としては、例えば、
ダイマー酸とジアミンとから生成されるポリアミド樹脂
やナイロンをN−メチロール化したもの、N−アルコキ
シメチル化したもの、メルカプタン化したもの等を挙げ
ることができる。
らなり、ポリアミド樹脂からなる接着剤により処理され
たものである。上記繊維帆布としては、例えば、ポリエ
チレンテレフタレート、ナイロン6、綿、レーヨン等の
繊維からなるもの等を挙げることができる。上記ポリア
ミド樹脂は、ジカルボン酸とジアミンとの縮合反応によ
って生成される分子中にアミド結合を有する熱可塑性樹
脂である。なかでも、溶剤・水可溶化ポリアミド樹脂
が、帆布を容易に処理することができる点で好ましい。
上記溶剤・水可溶化ポリアミド樹脂としては、例えば、
ダイマー酸とジアミンとから生成されるポリアミド樹脂
やナイロンをN−メチロール化したもの、N−アルコキ
シメチル化したもの、メルカプタン化したもの等を挙げ
ることができる。
【0010】上記ポリアミド樹脂からなる接着剤として
は、上記ポリアミド樹脂を主成分とし、好ましくはエポ
キシ樹脂及び/又はポリイソシアネート化合物等を添加
したもの等を挙げることができる。上記エポキシ樹脂と
しては、分子中にグリシジルエーテル基を2個以上有す
るものが好ましく、例えば、ビスフェノール系エポキシ
樹脂、グリセリン型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキ
シ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ポリオレフィン型エポキ
シ樹脂、エポキシ化大豆油等を挙げることができる。上
記ポリイソシアネート化合物としては、分子中にイソシ
アネート基を2個以上有するものが好ましく、例えば、
クロロフェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシ
アネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシア
ネート等を挙げることができる。
は、上記ポリアミド樹脂を主成分とし、好ましくはエポ
キシ樹脂及び/又はポリイソシアネート化合物等を添加
したもの等を挙げることができる。上記エポキシ樹脂と
しては、分子中にグリシジルエーテル基を2個以上有す
るものが好ましく、例えば、ビスフェノール系エポキシ
樹脂、グリセリン型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキ
シ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ポリオレフィン型エポキ
シ樹脂、エポキシ化大豆油等を挙げることができる。上
記ポリイソシアネート化合物としては、分子中にイソシ
アネート基を2個以上有するものが好ましく、例えば、
クロロフェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシ
アネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシア
ネート等を挙げることができる。
【0011】本発明のコンベアベルトは、例えば、以下
のようにして製造することができる。予め上記繊維帆布
を、溶液化又は溶融した上記接着剤に浸漬又はコーティ
ングすることにより、上記繊維帆布に上記接着剤を含浸
し又は塗布する。その後、上記接着剤を乾燥・反応させ
るため、必要に応じて、50〜150℃の温度で数分〜
数十分間加熱する。その後、接着剤処理された上記繊維
帆布と、溶融した上記酸無水物共重合ポリオレフィンと
をラミネートする。
のようにして製造することができる。予め上記繊維帆布
を、溶液化又は溶融した上記接着剤に浸漬又はコーティ
ングすることにより、上記繊維帆布に上記接着剤を含浸
し又は塗布する。その後、上記接着剤を乾燥・反応させ
るため、必要に応じて、50〜150℃の温度で数分〜
数十分間加熱する。その後、接着剤処理された上記繊維
帆布と、溶融した上記酸無水物共重合ポリオレフィンと
をラミネートする。
【0012】本発明のコンベヤベルトは、高耐久性を有
し、衛生上安全であり、また、搬送物の付着残留が極め
て少ない。従って、本発明のコンベヤベルトは、食品等
の搬送用コンベヤベルトとして好適に用いることができ
る。
し、衛生上安全であり、また、搬送物の付着残留が極め
て少ない。従って、本発明のコンベヤベルトは、食品等
の搬送用コンベヤベルトとして好適に用いることができ
る。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を掲げて本発明を更に
詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0014】実施例1〜4及び比較例1〜5 ポリエチレンテレフタレート製の繊維帆布を、表1に示
す接着剤に浸漬した後、150℃で3分間加熱処理を行
った。その後、接着処理した繊維帆布に、表2に示す樹
脂を押出機を用いてラミネートすることにより、図1に
示すコンベアベルトを作製した。
す接着剤に浸漬した後、150℃で3分間加熱処理を行
った。その後、接着処理した繊維帆布に、表2に示す樹
脂を押出機を用いてラミネートすることにより、図1に
示すコンベアベルトを作製した。
【0015】実施例1〜4及び比較例1〜5のコンベヤ
ベルトについて、下記の評価を行った。 (1)剥離接着力 25mm幅×150mm長さの試験片を作製し、剥離角
度180°、剥離速度50mm/分で、室温及び60℃
の温度条件下で樹脂/繊維帆布間の剥離接着力を測定し
た。 (2)ベルト走行試験 幅50mmの試験ベルトを作製し、50mmφ駆動プー
リー・50mmφ従動プーリー・軸間1mの試験装置に
より、走行速度200m/分で、ベルトの走行試験を行
い、剥離開始までの走行時間により、プーリー屈曲回数
を算出した。これらの結果を表3に示した。
ベルトについて、下記の評価を行った。 (1)剥離接着力 25mm幅×150mm長さの試験片を作製し、剥離角
度180°、剥離速度50mm/分で、室温及び60℃
の温度条件下で樹脂/繊維帆布間の剥離接着力を測定し
た。 (2)ベルト走行試験 幅50mmの試験ベルトを作製し、50mmφ駆動プー
リー・50mmφ従動プーリー・軸間1mの試験装置に
より、走行速度200m/分で、ベルトの走行試験を行
い、剥離開始までの走行時間により、プーリー屈曲回数
を算出した。これらの結果を表3に示した。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】表1、表2中、1)は、ダイマー酸系ポリ
アミド樹脂(ヘンケルジャパン社製)、2)は、エポキ
シ樹脂(油化シェルエポキシ社製)、3)は、イミダゾ
ール化合物(サンアプロ社製)、4)は、酸無水物共重
合LLDPE系ポリオレフィン(三井石油化学工業社
製)、5)は、エチレン−オクテン共重合体系ポリオレ
フィン(ダウケミカル社製)をそれぞれ表す。
アミド樹脂(ヘンケルジャパン社製)、2)は、エポキ
シ樹脂(油化シェルエポキシ社製)、3)は、イミダゾ
ール化合物(サンアプロ社製)、4)は、酸無水物共重
合LLDPE系ポリオレフィン(三井石油化学工業社
製)、5)は、エチレン−オクテン共重合体系ポリオレ
フィン(ダウケミカル社製)をそれぞれ表す。
【0019】
【表3】
【0020】
【発明の効果】本発明のコンベヤベルトは、上述の通り
であるので、高耐久性を有し、衛生上安全であり、か
つ、搬送物の付着残留が極めて少ない。本発明のコンベ
ヤベルトは、食品等の搬送用コンベヤベルトとして好適
に用いることができる。
であるので、高耐久性を有し、衛生上安全であり、か
つ、搬送物の付着残留が極めて少ない。本発明のコンベ
ヤベルトは、食品等の搬送用コンベヤベルトとして好適
に用いることができる。
【図1】本発明のコンベヤベルトの断面構造の概略図で
ある。
ある。
1 繊維帆布 2 樹脂層 3 コンベヤベルト
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂層と繊維帆布とを積層してなるコン
ベアベルトであって、前記樹脂層は、酸無水物共重合ポ
リオレフィンからなるものであり、前記繊維帆布は、ポ
リアミド樹脂からなる接着剤により処理されたものであ
ることを特徴とするコンベアベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9477697A JPH10264269A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | コンベアベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9477697A JPH10264269A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | コンベアベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10264269A true JPH10264269A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=14119509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9477697A Pending JPH10264269A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | コンベアベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10264269A (ja) |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP9477697A patent/JPH10264269A/ja active Pending
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