JPH10273497A - 抗菌作用物質 - Google Patents
抗菌作用物質Info
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- JPH10273497A JPH10273497A JP9080384A JP8038497A JPH10273497A JP H10273497 A JPH10273497 A JP H10273497A JP 9080384 A JP9080384 A JP 9080384A JP 8038497 A JP8038497 A JP 8038497A JP H10273497 A JPH10273497 A JP H10273497A
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- Japan
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- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自然界から分離される微生物から抗菌作用を
有する新規化合物を見いだすこと。 【解決手段】 式 【化3】 (式中、R1はメチル基又はエチル基であり、R2及びR
3はそれぞれ水素原子又は塩素原子であり、R4は水素原
子又はメチル基である。)で表される抗菌作用物質。
有する新規化合物を見いだすこと。 【解決手段】 式 【化3】 (式中、R1はメチル基又はエチル基であり、R2及びR
3はそれぞれ水素原子又は塩素原子であり、R4は水素原
子又はメチル基である。)で表される抗菌作用物質。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、抗菌作用を有する
新規化合物に関する。
新規化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、種々の抗生物質が医薬として使用
されているが、その効果は必ずしも十分ではなく、より
優れた抗菌作用を有する新規化合物の開発が望まれてい
る。
されているが、その効果は必ずしも十分ではなく、より
優れた抗菌作用を有する新規化合物の開発が望まれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自然
界から分離される微生物から抗菌作用を有する新規化合
物を見いだすことにある。
界から分離される微生物から抗菌作用を有する新規化合
物を見いだすことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、抗菌活性
を有する新規化合物を土壌分離菌の中から得るべく探索
研究を重ねた結果、本発明者らの見いだした特定の微生
物が、抗菌作用を有する新規な生理活性物質を生産する
ことを見いだし、本発明を完成した。
を有する新規化合物を土壌分離菌の中から得るべく探索
研究を重ねた結果、本発明者らの見いだした特定の微生
物が、抗菌作用を有する新規な生理活性物質を生産する
ことを見いだし、本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、式
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1はメチル基又はエチル基であ
り、R2及びR3はそれぞれ水素原子又は塩素原子であ
り、R4は水素原子又はメチル基である。)で表される
抗菌作用物質である(以下、R1がエチル基、R2が塩素
原子、R3及びR4が水素原子の場合をAEA0060、
R1がエチル基、R2、R3及びR4が水素原子の場合をA
EA0061、R1がメチル基、R2が塩素原子、R3及
びR4が水素原子の場合をAEA0062、R1がエチル
基、R2及びR3が塩素原子、R4が水素原子の場合をA
EA0063、R1がエチル基、R2が塩素原子、R3が
水素原子、R4がメチル基の場合をAEA0064、R1
がエチル基、R2及びR3が塩素原子、R4がメチル基の
場合をAEA0065と称する。)。
り、R2及びR3はそれぞれ水素原子又は塩素原子であ
り、R4は水素原子又はメチル基である。)で表される
抗菌作用物質である(以下、R1がエチル基、R2が塩素
原子、R3及びR4が水素原子の場合をAEA0060、
R1がエチル基、R2、R3及びR4が水素原子の場合をA
EA0061、R1がメチル基、R2が塩素原子、R3及
びR4が水素原子の場合をAEA0062、R1がエチル
基、R2及びR3が塩素原子、R4が水素原子の場合をA
EA0063、R1がエチル基、R2が塩素原子、R3が
水素原子、R4がメチル基の場合をAEA0064、R1
がエチル基、R2及びR3が塩素原子、R4がメチル基の
場合をAEA0065と称する。)。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の抗菌作用物質AEA00
60、AEA0061、AEA0062、AEA006
3、AEA0064及びAEA0065を生産する菌株
は、本発明者らが自然界から新たに分離した菌株であ
り、微生物の名称「Actinomadura sp. TA-0327」及び微
生物寄託番号「FERM P−16135」として工業技術院生命
工学工業技術研究所に寄託されている。
60、AEA0061、AEA0062、AEA006
3、AEA0064及びAEA0065を生産する菌株
は、本発明者らが自然界から新たに分離した菌株であ
り、微生物の名称「Actinomadura sp. TA-0327」及び微
生物寄託番号「FERM P−16135」として工業技術院生命
工学工業技術研究所に寄託されている。
【0009】この菌株の菌学的性状を以下に示す。 A.形態的特徴 基生菌糸はよく生育し分岐しているが、分断は見られな
い。気菌糸の形成は貧しい傾向にあり、一部の寒天培地
にしか見られない。胞子はイースト・麦芽寒天培地で中
程度に形成するが、その他の寒天培地では見られない又
はごく僅かの形成である。寒天培地中での胞子形成は認
められない。主軸の気菌糸に4〜10個の胞子からなる
胞子鎖が3〜4本輪生もしくは単生して形成する。胞子
鎖は曲線状又は先端がループ状になっている。胞子は長
さが0.9〜1.1μm、幅が0.6〜1.1μm、形は亜
球形〜楕円型、表面はいぼ状である。また、胞子嚢や菌
核の形成及び胞子の運動性は認められない。
い。気菌糸の形成は貧しい傾向にあり、一部の寒天培地
にしか見られない。胞子はイースト・麦芽寒天培地で中
程度に形成するが、その他の寒天培地では見られない又
はごく僅かの形成である。寒天培地中での胞子形成は認
められない。主軸の気菌糸に4〜10個の胞子からなる
胞子鎖が3〜4本輪生もしくは単生して形成する。胞子
鎖は曲線状又は先端がループ状になっている。胞子は長
さが0.9〜1.1μm、幅が0.6〜1.1μm、形は亜
球形〜楕円型、表面はいぼ状である。また、胞子嚢や菌
核の形成及び胞子の運動性は認められない。
【0010】B.各種培地上での培養性状 各種培地上で、28℃、28日間培養した場合の肉眼的
観察結果を次の表1に示した。なお色の表示は日本規格
協会、JIS色名帳(1985年)の系統色名を引用し
た。
観察結果を次の表1に示した。なお色の表示は日本規格
協会、JIS色名帳(1985年)の系統色名を引用し
た。
【0011】
【表1】
【0012】C.生理的性質 生育温度試験は1週間、その他の試験は3週間培養後に
観察した。 生育温度範囲:20〜39℃ 最適生育温度:31〜35℃ ゼラチンの液化:陽性 脱脂乳の凝固:陰性 脱脂乳のペプトン化:陰性 メラニン様色素の生産:陰性 でんぷんの加水分解 :陰性 炭素源の利用性(プリドハム・ゴトリーブ寒天培地上) L−アラビノース : − L−ラムロース : + D−キシロース : − ラフィノース : − D−グルコース : + イノシトール : − D−フラクトース : − D−マンニトール : − シュクロース : − (+:生育する −:殆ど生育しない)。
観察した。 生育温度範囲:20〜39℃ 最適生育温度:31〜35℃ ゼラチンの液化:陽性 脱脂乳の凝固:陰性 脱脂乳のペプトン化:陰性 メラニン様色素の生産:陰性 でんぷんの加水分解 :陰性 炭素源の利用性(プリドハム・ゴトリーブ寒天培地上) L−アラビノース : − L−ラムロース : + D−キシロース : − ラフィノース : − D−グルコース : + イノシトール : − D−フラクトース : − D−マンニトール : − シュクロース : − (+:生育する −:殆ど生育しない)。
【0013】D.化学分類的性質 ジアミノピメリン酸の有無と光学異性型:メソ型のジ
アミノピメリン酸が検出された。 細胞壁のアミノ酸組成:アラニンとグルタミン酸が明
瞭に検出された。グリシンはごく微量検出された。 全菌体の還元糖の種類:リボース、マジュロース、ガ
ラクトース及びグルコースが検出された。 メナキノン: MK−9(H6)が主成分として検出さ
れた。MK−9(H8)が少量検出された。 リン脂質:ホスファチジルイノシトールとジホスファ
チジルグリセロールが検出された。未知のグルコサミン
含有リン脂質は検出されなかった。
アミノピメリン酸が検出された。 細胞壁のアミノ酸組成:アラニンとグルタミン酸が明
瞭に検出された。グリシンはごく微量検出された。 全菌体の還元糖の種類:リボース、マジュロース、ガ
ラクトース及びグルコースが検出された。 メナキノン: MK−9(H6)が主成分として検出さ
れた。MK−9(H8)が少量検出された。 リン脂質:ホスファチジルイノシトールとジホスファ
チジルグリセロールが検出された。未知のグルコサミン
含有リン脂質は検出されなかった。
【0014】TA−0327株は上記したように 1)
ジアミノピメリン酸はメソ型が検出され、またアミノ酸
についてはグリシンを含有しない。 2)還元糖として
マジュロースを含む。(以上より細胞壁組成はIIIB
型) 3)メナキノンはMK−9(H6)を主成分とす
る。 4)リン脂質はPI型である。これらの結果か
ら、本菌株は放線菌の Actinomadura 属の1菌種である
ことが明かとなった。よって本菌株を Actinomadura s
p.TA-0327 と命名した。
ジアミノピメリン酸はメソ型が検出され、またアミノ酸
についてはグリシンを含有しない。 2)還元糖として
マジュロースを含む。(以上より細胞壁組成はIIIB
型) 3)メナキノンはMK−9(H6)を主成分とす
る。 4)リン脂質はPI型である。これらの結果か
ら、本菌株は放線菌の Actinomadura 属の1菌種である
ことが明かとなった。よって本菌株を Actinomadura s
p.TA-0327 と命名した。
【0015】AEA0060、AEA0061、AEA
0062、AEA0063、AEA0064及びAEA
0065の生産は、大略一般の発酵生成物を生産する場
合に準じ、各種の栄養物質を含む培地でActinomadura s
p. TA-0327株を好気的条件下で培養することにより行
う。培地は主として液体培地を用い、炭素源、窒素源、
無機塩よりなり、必要に応じてビタミン類、先駆物質、
消泡剤を加えることができ、pHは7前後に調整する。
炭素源としては、例えばグルコース、マルトース、デキ
ストリン、グリセリン、澱粉などを単独か又は混合して
用いる。窒素源としては、例えば酵母エキス、ペプト
ン、肉エキス、大豆粉、コーン・スティープ・リカー、
尿素、アンモニウム塩などを単独か又は混合して用い
る。無機塩としては、例えば燐酸一カリウム、硫酸マグ
ネシウム、塩化ナトリウム、炭酸カルシウムなどを単独
か又は混合して用いる。消泡剤としてはアデカノール、
シリコン化合物などを用いることができる。
0062、AEA0063、AEA0064及びAEA
0065の生産は、大略一般の発酵生成物を生産する場
合に準じ、各種の栄養物質を含む培地でActinomadura s
p. TA-0327株を好気的条件下で培養することにより行
う。培地は主として液体培地を用い、炭素源、窒素源、
無機塩よりなり、必要に応じてビタミン類、先駆物質、
消泡剤を加えることができ、pHは7前後に調整する。
炭素源としては、例えばグルコース、マルトース、デキ
ストリン、グリセリン、澱粉などを単独か又は混合して
用いる。窒素源としては、例えば酵母エキス、ペプト
ン、肉エキス、大豆粉、コーン・スティープ・リカー、
尿素、アンモニウム塩などを単独か又は混合して用い
る。無機塩としては、例えば燐酸一カリウム、硫酸マグ
ネシウム、塩化ナトリウム、炭酸カルシウムなどを単独
か又は混合して用いる。消泡剤としてはアデカノール、
シリコン化合物などを用いることができる。
【0016】培養方法としては振盪培養、通気攪拌培養
などの好気的培養が適しており、pH4〜8、25〜3
0℃で2〜4日間、望ましくはpH6〜7、26〜28
℃で4日間培養する。この培養により生産されたAEA
0060、AEA0061、AEA0062、AEA0
063、AEA0064及びAEA0065を単離する
には、発酵生産物を採取する一般的な方法に準じて行え
ばよい。すなわち、培養終了後、遠心分離又は濾過によ
り分離した菌体からAEA0060、AEA0061、
AEA0062、AEA0063、AEA0064及び
AEA0065を低級アルコール、アセトンなどの有機
溶媒で抽出し、この抽出液を減圧濃縮し有機溶媒を除去
した後、酢酸エチル、ベンゼン、クロロホルムなどの非
水溶性有機溶媒に転溶し、これを減圧濃縮してシロップ
状とする。このシロップを再度酢酸エチル、ベンゼン、
クロロホルム、アセトン、メタノールなどの有機溶媒に
溶解し、シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ー、逆相分配用シリカゲルODSを充填した高速液体ク
ロマトグラフィー及びゲル濾過カラムクロマトグラフィ
ーに付すことによりAEA0060、AEA0061、
AEA0062、AEA0063、AEA0064及び
AEA0065を精製、単離することができる。
などの好気的培養が適しており、pH4〜8、25〜3
0℃で2〜4日間、望ましくはpH6〜7、26〜28
℃で4日間培養する。この培養により生産されたAEA
0060、AEA0061、AEA0062、AEA0
063、AEA0064及びAEA0065を単離する
には、発酵生産物を採取する一般的な方法に準じて行え
ばよい。すなわち、培養終了後、遠心分離又は濾過によ
り分離した菌体からAEA0060、AEA0061、
AEA0062、AEA0063、AEA0064及び
AEA0065を低級アルコール、アセトンなどの有機
溶媒で抽出し、この抽出液を減圧濃縮し有機溶媒を除去
した後、酢酸エチル、ベンゼン、クロロホルムなどの非
水溶性有機溶媒に転溶し、これを減圧濃縮してシロップ
状とする。このシロップを再度酢酸エチル、ベンゼン、
クロロホルム、アセトン、メタノールなどの有機溶媒に
溶解し、シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ー、逆相分配用シリカゲルODSを充填した高速液体ク
ロマトグラフィー及びゲル濾過カラムクロマトグラフィ
ーに付すことによりAEA0060、AEA0061、
AEA0062、AEA0063、AEA0064及び
AEA0065を精製、単離することができる。
【0017】以上の精製によって得られた本発明の目的
物質であるAEA0060、AEA0061、AEA0
062、AEA0063、AEA0064及びAEA0
065は、以下のような物理化学的性状を有する。本物
質と物理化学的性状を同一にする抗菌作用物質は知られ
ていない。
物質であるAEA0060、AEA0061、AEA0
062、AEA0063、AEA0064及びAEA0
065は、以下のような物理化学的性状を有する。本物
質と物理化学的性状を同一にする抗菌作用物質は知られ
ていない。
【0018】[1]AEA0060の物理化学的性状 (1)外観:白色粉末 (2)融点:209−211℃ (3)高分解能マススペクトル: 実測値;m/z 893.2843(M+K)+ 理論値;m/z 893.2949(C45H56Cl2N2
O10Kとして計算) (4)マススペクトル: FABMS(+) m/z 855(M+H)+ FABMS(+) m/z 893(M+K)+ (5)分子量:855.85 (6)分子式:C45H56Cl2N2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−28.0°(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 270nm(ε=22000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図1に示す。
O10Kとして計算) (4)マススペクトル: FABMS(+) m/z 855(M+H)+ FABMS(+) m/z 893(M+K)+ (5)分子量:855.85 (6)分子式:C45H56Cl2N2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−28.0°(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 270nm(ε=22000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図1に示す。
【0019】(10)1H−NMRスペクトル:CD3O
D中、500MHzで測定した結果を図2に示す。
D中、500MHzで測定した結果を図2に示す。
【0020】(11)13C−NMRスペクトル:CD3
OD中、125MHzで測定した結果を図3に示す。
OD中、125MHzで測定した結果を図3に示す。
【0021】(12)溶剤に対する溶解性:水に不溶、
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄 [2]AEA0061の物理化学的性状 (1)外観:白色粉末 (2)融点:224−226℃ (3)高分解能マススペクトル: 実測値;m/z 819.3642(M−H)- 理論値;m/z 819.3663(C45H56ClN2O
10 として計算) (4)マススペクトル: FABMS(+) m/z 821(M+H)+ FABMS(+) m/z 859(M+K)+ (5)分子量:821.41 (6)分子式:C45H57ClN2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−26.0°(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 271nm(ε=22000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図4に示す。
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄 [2]AEA0061の物理化学的性状 (1)外観:白色粉末 (2)融点:224−226℃ (3)高分解能マススペクトル: 実測値;m/z 819.3642(M−H)- 理論値;m/z 819.3663(C45H56ClN2O
10 として計算) (4)マススペクトル: FABMS(+) m/z 821(M+H)+ FABMS(+) m/z 859(M+K)+ (5)分子量:821.41 (6)分子式:C45H57ClN2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−26.0°(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 271nm(ε=22000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図4に示す。
【0022】(10)1H−NMRスペクトル:CD3O
D中、500MHzで測定した結果を図5に示す。
D中、500MHzで測定した結果を図5に示す。
【0023】(11)13C−NMRスペクトル:CD3
OD中、125MHzで測定した結果を図6に示す。
OD中、125MHzで測定した結果を図6に示す。
【0024】(12)溶剤に対する溶解性:水に不溶、
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄 [3]AEA0062の物理化学的性状 (1)外観:白色粉末 (2)融点:220−221℃ (3)高分解能マススペクトル: 実測値;m/z 839.3068(M−H)- 理論値;m/z 839.3064(C44H53Cl2N2
O10 として計算) (4)マススペクトル: FABMS(+) m/z 841(M+H)+ FABMS(+) m/z 879(M+K)+ (5)分子量:841.83 (6)分子式:C44H54Cl2N2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−36.0°(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 268nm(ε=23000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図7に示す。
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄 [3]AEA0062の物理化学的性状 (1)外観:白色粉末 (2)融点:220−221℃ (3)高分解能マススペクトル: 実測値;m/z 839.3068(M−H)- 理論値;m/z 839.3064(C44H53Cl2N2
O10 として計算) (4)マススペクトル: FABMS(+) m/z 841(M+H)+ FABMS(+) m/z 879(M+K)+ (5)分子量:841.83 (6)分子式:C44H54Cl2N2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−36.0°(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 268nm(ε=23000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図7に示す。
【0025】(10)1H−NMRスペクトル:CD3O
D中、500MHzで測定した結果を図8に示す。
D中、500MHzで測定した結果を図8に示す。
【0026】(11)13C−NMRスペクトル:CD3
OD中、125MHzで測定した結果を図9に示す。
OD中、125MHzで測定した結果を図9に示す。
【0027】(12)溶剤に対する溶解性:水に不溶、
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄 [4]AEA0063の物理化学的性状 (1)外観:白色粉末 (2)融点:214−215℃ (3)高分解能マススペクトル: 実測値;m/z 887.2859(M−H)+ 理論値;m/z 887.2880(C45H54Cl3N2
O10として計算) (4)マススペクトル: FABMS(−) m/z 889(M−H)- FABMS(+) m/z 929(M+K)+ (5)分子量:890.30 (6)分子式:C45H55Cl3N2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−2.0 °(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 273nm(ε=19000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図10に示す。
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄 [4]AEA0063の物理化学的性状 (1)外観:白色粉末 (2)融点:214−215℃ (3)高分解能マススペクトル: 実測値;m/z 887.2859(M−H)+ 理論値;m/z 887.2880(C45H54Cl3N2
O10として計算) (4)マススペクトル: FABMS(−) m/z 889(M−H)- FABMS(+) m/z 929(M+K)+ (5)分子量:890.30 (6)分子式:C45H55Cl3N2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−2.0 °(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 273nm(ε=19000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図10に示す。
【0028】(10)1H−NMRスペクトル:CD3O
D中、500MHzで測定した結果を図11に示す。
D中、500MHzで測定した結果を図11に示す。
【0029】(11)13C−NMRスペクトル:CD3
OD中、125MHzで測定した結果を図12に示す。
OD中、125MHzで測定した結果を図12に示す。
【0030】(12)溶剤に対する溶解性:水に不溶、
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄 [5]AEA0064の物理化学的性状 (1)外観:白色粉末 (2)融点:204−205℃ (3)高分解能マススペクトル: 実測値;m/z 867.3398(M−H)- 理論値;m/z 867.3392(C46H57Cl2N2
O10として計算) (4)マススペクトル: FABMS(−) m/z 867(M−H)- FABMS(+) m/z 907(M+K)+ (5)分子量:869.88 (6)分子式:C46H58Cl2N2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−14.0°(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 268nm(ε=19000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図13に示す。
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄 [5]AEA0064の物理化学的性状 (1)外観:白色粉末 (2)融点:204−205℃ (3)高分解能マススペクトル: 実測値;m/z 867.3398(M−H)- 理論値;m/z 867.3392(C46H57Cl2N2
O10として計算) (4)マススペクトル: FABMS(−) m/z 867(M−H)- FABMS(+) m/z 907(M+K)+ (5)分子量:869.88 (6)分子式:C46H58Cl2N2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−14.0°(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 268nm(ε=19000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図13に示す。
【0031】(10)1H−NMRスペクトル:CD3O
D中、500MHzで測定した結果を図14に示す。
D中、500MHzで測定した結果を図14に示す。
【0032】(11)13C−NMRスペクトル:CD3
OD中、125MHzで測定した結果を図15に示す。
OD中、125MHzで測定した結果を図15に示す。
【0033】(12)溶剤に対する溶解性:水に不溶、
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄 [6]AEA0065の物理化学的性状 (1)外観:白色粉末 (2)融点:213−215℃ (3)高分解能マススペクトル: 実測値;m/z 901.2988(M−H)- 理論値;m/z 901.3001(C46H56Cl3N2
O10として計算) (4)マススペクトル: FABMS(−) m/z 903(M−H)- FABMS(+) m/z 943(M+K)+ (5)分子量:904.32 (6)分子式:C46H57Cl3N2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−18.0°(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 272nm(ε=17000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図16に示す。
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄 [6]AEA0065の物理化学的性状 (1)外観:白色粉末 (2)融点:213−215℃ (3)高分解能マススペクトル: 実測値;m/z 901.2988(M−H)- 理論値;m/z 901.3001(C46H56Cl3N2
O10として計算) (4)マススペクトル: FABMS(−) m/z 903(M−H)- FABMS(+) m/z 943(M+K)+ (5)分子量:904.32 (6)分子式:C46H57Cl3N2O10 (7)比旋光度: [α]D 26=−18.0°(c=0.1,メタノール) (8)紫外線吸収スペクトル: λmax 272nm(ε=17000) (メタノール溶液中で測定) (9)赤外線吸収スペクトル:KBr法で測定した結果
を図16に示す。
【0034】(10)1H−NMRスペクトル:CD3O
D中、500MHzで測定した結果を図17に示す。
D中、500MHzで測定した結果を図17に示す。
【0035】(11)13C−NMRスペクトル:CD3
OD中、125MHzで測定した結果を図18に示す。
OD中、125MHzで測定した結果を図18に示す。
【0036】(12)溶剤に対する溶解性:水に不溶、
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄
クロロホルム、メタノール、エタノール、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに可溶 (13)呈色反応; 陽性:ヨウド、硫酸 陰性:塩化第2鉄
【0037】
【発明の効果】本発明の化合物は抗菌作用を有するので
医薬として有用である。
医薬として有用である。
【0038】
【実施例】以下、実施例及び試験例を示し、本発明を更
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
【0039】実施例1 [AEA0060、AEA00
61、AEA0062、AEA0063の調製] (1)100ml当り可溶性デンプン2g、グルコース
0.5g、酵母エキス0.2g、NZケイス0.3g、肉
エキス0.5g、炭酸カルシウム0.3gからなるpH7
の無菌液体培地50mlを含む500ml容三角フラス
コにAc tinomadurasp. TA-0327株を接種し、28℃、1
92時間ロータリー培養した。次に100ml当りグル
コース2.5g、コーンステイープリカー粉末0.75
g、ファーマメデイア0.5g、デイステイラーズソルブル
1.0g、塩化コバルト0.001g、ポリエチレングリ
コール(400)0.25g、炭酸カルシウム0.3gか
らなるpH7の無菌液体培地100mlを含む500m
l容三角フラスコに前記種培養液中の菌体を接種し、2
8℃、216時間ロータリー培養した。次に200L容
培養タンク1基を用いて、前記種培養と同じ組成の無菌
培地120Lに前記種培養液1.5Lを接種し28℃、
96時間攪拌通気培養した。
61、AEA0062、AEA0063の調製] (1)100ml当り可溶性デンプン2g、グルコース
0.5g、酵母エキス0.2g、NZケイス0.3g、肉
エキス0.5g、炭酸カルシウム0.3gからなるpH7
の無菌液体培地50mlを含む500ml容三角フラス
コにAc tinomadurasp. TA-0327株を接種し、28℃、1
92時間ロータリー培養した。次に100ml当りグル
コース2.5g、コーンステイープリカー粉末0.75
g、ファーマメデイア0.5g、デイステイラーズソルブル
1.0g、塩化コバルト0.001g、ポリエチレングリ
コール(400)0.25g、炭酸カルシウム0.3gか
らなるpH7の無菌液体培地100mlを含む500m
l容三角フラスコに前記種培養液中の菌体を接種し、2
8℃、216時間ロータリー培養した。次に200L容
培養タンク1基を用いて、前記種培養と同じ組成の無菌
培地120Lに前記種培養液1.5Lを接種し28℃、
96時間攪拌通気培養した。
【0040】(2)培養終了後遠心分離機で上清と菌体
に分けた。上清は6L容のHP−20に吸着させ、12
Lの精製水で洗浄後、12Lのアセトンで溶出し、減圧
濃縮した。アセトンを除去した後、残渣を5Lの酢酸エ
チルで2回抽出した。得られた菌体は24L容のアセト
ンで抽出し、減圧濃縮した。アセトンを除去した後、残
渣を5Lの酢酸エチルで2回抽出した。これらの酢酸エ
チル抽出区分を合わせ無水硫酸ナトリウムで脱水後、減
圧濃縮乾固し褐色物質32.522gを得た。
に分けた。上清は6L容のHP−20に吸着させ、12
Lの精製水で洗浄後、12Lのアセトンで溶出し、減圧
濃縮した。アセトンを除去した後、残渣を5Lの酢酸エ
チルで2回抽出した。得られた菌体は24L容のアセト
ンで抽出し、減圧濃縮した。アセトンを除去した後、残
渣を5Lの酢酸エチルで2回抽出した。これらの酢酸エ
チル抽出区分を合わせ無水硫酸ナトリウムで脱水後、減
圧濃縮乾固し褐色物質32.522gを得た。
【0041】(3)この褐色物質をクロロホルム200
mlに溶解し、クロロホルムで調製したシリカゲル[キ
ーゼルゲル−60(商品名、メルク社製)]の1000
mlカラムに吸着させた。クロロホルム2000mlで
洗浄後、クロロホルム−メタノール(97:3〜50:
50)の混合溶媒で順に溶出した。このうち、混合溶媒
比(90:10〜80:20)で溶出した活性画分を合
わせ、減圧濃縮乾固し、褐色シロップ2.75gを得
た。
mlに溶解し、クロロホルムで調製したシリカゲル[キ
ーゼルゲル−60(商品名、メルク社製)]の1000
mlカラムに吸着させた。クロロホルム2000mlで
洗浄後、クロロホルム−メタノール(97:3〜50:
50)の混合溶媒で順に溶出した。このうち、混合溶媒
比(90:10〜80:20)で溶出した活性画分を合
わせ、減圧濃縮乾固し、褐色シロップ2.75gを得
た。
【0042】(4)前項の褐色物質を少量のメタノール
に溶解し、クロロホルム−メタノール(1:1)で調製
したセファデックスLH20(商品名、ファルマシア
製)を充填した580mlのカラムを用いて同混合溶媒
でゲル濾過を行った。活性画分を集め褐色物質1.15
gを得た。
に溶解し、クロロホルム−メタノール(1:1)で調製
したセファデックスLH20(商品名、ファルマシア
製)を充填した580mlのカラムを用いて同混合溶媒
でゲル濾過を行った。活性画分を集め褐色物質1.15
gを得た。
【0043】(5)前項の褐色物質のうち950mgを
メタノールに溶解し、この溶液をアセトニトリル−リン
酸バッファーpH3.5(75:25)を移動相とした
分取高速液体クロマトグラフィー[使用装置:ウオータ
ーズ社製;カラム:関東化学MightysilRP−18(2
0φ×200mm)]を用い、UV吸収210nmでモ
ニターしながら流速9.45ml/minで4.0〜10
分、15〜17.5分、17.5〜25.0分に溶出され
るピークを分取した。分取して得られた3区分を各々合
わせ減圧濃縮し、アセトニトリルを除去した後、半量の
酢酸エチルで2回抽出した。この酢酸エチル抽出区分を
合わせ無水硫酸ナトリウムで脱水後、減圧濃縮乾固し4
78mgのFr1、69.0mgのAEA0060、7
4.5mgのFr2を得た。
メタノールに溶解し、この溶液をアセトニトリル−リン
酸バッファーpH3.5(75:25)を移動相とした
分取高速液体クロマトグラフィー[使用装置:ウオータ
ーズ社製;カラム:関東化学MightysilRP−18(2
0φ×200mm)]を用い、UV吸収210nmでモ
ニターしながら流速9.45ml/minで4.0〜10
分、15〜17.5分、17.5〜25.0分に溶出され
るピークを分取した。分取して得られた3区分を各々合
わせ減圧濃縮し、アセトニトリルを除去した後、半量の
酢酸エチルで2回抽出した。この酢酸エチル抽出区分を
合わせ無水硫酸ナトリウムで脱水後、減圧濃縮乾固し4
78mgのFr1、69.0mgのAEA0060、7
4.5mgのFr2を得た。
【0044】(6)前項のFr1を、少量のメタノール
に溶解し、この溶液をアセトニトリル−リン酸バッファ
ーpH3.5(70:30)を移動相とした分取高速液
体クロマトグラフィー[使用装置:ウオーターズ社製;
カラム:関東化学MightysilRP−18(20φ×20
0mm)]を用い、UV吸収210nmでモニターしな
がら流速9.45ml/minで14.9分、21.2分
に溶出されるピークを分取した。分取して得られた2区
分を各々合わせ減圧濃縮し、アセトニトリルを除去した
後、半量の酢酸エチルで2回抽出した。この酢酸エチル
抽出区分を合わせ無水硫酸ナトリウムで脱水後、減圧濃
縮乾固し28.1mgのAEA0061、8.0mgのA
EA0062を得た。
に溶解し、この溶液をアセトニトリル−リン酸バッファ
ーpH3.5(70:30)を移動相とした分取高速液
体クロマトグラフィー[使用装置:ウオーターズ社製;
カラム:関東化学MightysilRP−18(20φ×20
0mm)]を用い、UV吸収210nmでモニターしな
がら流速9.45ml/minで14.9分、21.2分
に溶出されるピークを分取した。分取して得られた2区
分を各々合わせ減圧濃縮し、アセトニトリルを除去した
後、半量の酢酸エチルで2回抽出した。この酢酸エチル
抽出区分を合わせ無水硫酸ナトリウムで脱水後、減圧濃
縮乾固し28.1mgのAEA0061、8.0mgのA
EA0062を得た。
【0045】(7)前項のFr2を、少量のメタノール
に溶解し、この溶液をアセトニトリル−リン酸バッファ
ーpH3.5(80:20)を移動相とした分取高速液
体クロマトグラフィー[使用装置:ウオーターズ社製;
カラム:関東化学MightysilRP−18(20φ×20
0mm)]を用い、UV吸収210nmでモニターしな
がら流速9.45ml/minで16.5分に溶出される
ピークを分取した。分取して得られたピークを減圧濃縮
し、アセトニトリルを除去した後、半量の酢酸エチルで
2回抽出した。この酢酸エチル抽出区分を合わせ無水硫
酸ナトリウムで脱水後、減圧濃縮乾固し9.4mgのA
EA0063を得た。
に溶解し、この溶液をアセトニトリル−リン酸バッファ
ーpH3.5(80:20)を移動相とした分取高速液
体クロマトグラフィー[使用装置:ウオーターズ社製;
カラム:関東化学MightysilRP−18(20φ×20
0mm)]を用い、UV吸収210nmでモニターしな
がら流速9.45ml/minで16.5分に溶出される
ピークを分取した。分取して得られたピークを減圧濃縮
し、アセトニトリルを除去した後、半量の酢酸エチルで
2回抽出した。この酢酸エチル抽出区分を合わせ無水硫
酸ナトリウムで脱水後、減圧濃縮乾固し9.4mgのA
EA0063を得た。
【0046】実施例2 AEA0064、0065の調
製 (1)100ml当り可溶性デンプン2g、グルコース
0.5g、酵母エキス0.2g、NZケイス0.3g、フ
ァーマメデイア0.5g、フィッシュミール0.5g、炭
酸カルシウム0.2gからなるpH7の無菌液体培地1
00mlを含む500ml容三角フラスコにActinomadu
ra sp. TA-0327株を接種し、28℃、144時間ロータ
リー培養した。次に100ml当りグルコース2.5
g、コーンステイープリカー粉末0.75g、ファーマメ
デイア0.5g、デイステイラーズソルブル1.0g、塩化
コバルト0.001g、ポリエチレングリコール(40
0)0.25g、炭酸カルシウム0.3gからなるpH7
の無菌液体培地100mlを含む500ml容三角フラ
スコ100本に前記種培養液を2%接種し、28℃、1
92時間ロータリー培養した。
製 (1)100ml当り可溶性デンプン2g、グルコース
0.5g、酵母エキス0.2g、NZケイス0.3g、フ
ァーマメデイア0.5g、フィッシュミール0.5g、炭
酸カルシウム0.2gからなるpH7の無菌液体培地1
00mlを含む500ml容三角フラスコにActinomadu
ra sp. TA-0327株を接種し、28℃、144時間ロータ
リー培養した。次に100ml当りグルコース2.5
g、コーンステイープリカー粉末0.75g、ファーマメ
デイア0.5g、デイステイラーズソルブル1.0g、塩化
コバルト0.001g、ポリエチレングリコール(40
0)0.25g、炭酸カルシウム0.3gからなるpH7
の無菌液体培地100mlを含む500ml容三角フラ
スコ100本に前記種培養液を2%接種し、28℃、1
92時間ロータリー培養した。
【0047】(2)培養終了後遠心分離機で上清と菌体
に分けた。上清は0.5L容のHP−20に吸着させ、
1Lの精製水で洗浄後、2Lのアセトンで溶出し、減圧
濃縮した。得られた菌体は6L容のアセトンで抽出し、
減圧濃縮した。両方の残渣を1Lの酢酸エチルで2回抽
出した。これらの酢酸エチル抽出区分を合わせ無水硫酸
ナトリウムで脱水後、減圧濃縮乾固し褐色シロップ3.
57gを得た。
に分けた。上清は0.5L容のHP−20に吸着させ、
1Lの精製水で洗浄後、2Lのアセトンで溶出し、減圧
濃縮した。得られた菌体は6L容のアセトンで抽出し、
減圧濃縮した。両方の残渣を1Lの酢酸エチルで2回抽
出した。これらの酢酸エチル抽出区分を合わせ無水硫酸
ナトリウムで脱水後、減圧濃縮乾固し褐色シロップ3.
57gを得た。
【0048】(3)この褐色物質をクロロホルム20m
lに溶解し、クロロホルムで調製したシリカゲル[キー
セルゲルー60(商品名、メルク社製)]の1200m
lカラムに吸着させた。クロロホルム2000mlで洗
浄後、クロロホルム−メタノール(97:3〜50:5
0)の混合溶媒で順に溶出した。このうち、混合溶媒比
(95:5)で溶出した活性画分を合わせ、減圧濃縮乾
固し、褐色シロップ1.50gを得た。
lに溶解し、クロロホルムで調製したシリカゲル[キー
セルゲルー60(商品名、メルク社製)]の1200m
lカラムに吸着させた。クロロホルム2000mlで洗
浄後、クロロホルム−メタノール(97:3〜50:5
0)の混合溶媒で順に溶出した。このうち、混合溶媒比
(95:5)で溶出した活性画分を合わせ、減圧濃縮乾
固し、褐色シロップ1.50gを得た。
【0049】(4)前項の褐色物質を少量のメタノール
に溶解し、メタノールで調製したセファデックスLH2
0(商品名、ファルマシア製)を充填した1200ml
のカラムを用いて同溶媒でゲル濾過を行った。活性画分
を集め褐色物質1.20gを得た。
に溶解し、メタノールで調製したセファデックスLH2
0(商品名、ファルマシア製)を充填した1200ml
のカラムを用いて同溶媒でゲル濾過を行った。活性画分
を集め褐色物質1.20gを得た。
【0050】(5)前項の褐色物質をメタノールに溶解
し、この溶液を75%アセトニトリルで調製したODS
の0.5Lのカラムに吸着させ同溶媒で分取中圧液体ク
ロマトグラフィー[使用装置:草野科学機械製作所製]
を用い、UV吸収270nmでモニターしながら流速3
0.0ml/minで82.5分、115.0分に溶出さ
れるピークを分取した。分取して得られた2区分を各々
合わせ減圧濃縮し、アセトニトリルを除去した後、半量
の酢酸エチルで2回抽出した。この酢酸エチル抽出区分
を合わせ無水硫酸ナトリウムで脱水後、減圧濃縮乾固し
80.0mgのAEA0064、60.0mgのAEA0
065を得た。
し、この溶液を75%アセトニトリルで調製したODS
の0.5Lのカラムに吸着させ同溶媒で分取中圧液体ク
ロマトグラフィー[使用装置:草野科学機械製作所製]
を用い、UV吸収270nmでモニターしながら流速3
0.0ml/minで82.5分、115.0分に溶出さ
れるピークを分取した。分取して得られた2区分を各々
合わせ減圧濃縮し、アセトニトリルを除去した後、半量
の酢酸エチルで2回抽出した。この酢酸エチル抽出区分
を合わせ無水硫酸ナトリウムで脱水後、減圧濃縮乾固し
80.0mgのAEA0064、60.0mgのAEA0
065を得た。
【0051】試験例(抗菌作用) 微量液体希釈法にて抗菌力(MIC;最小発育阻止濃
度)を測定した。
度)を測定した。
【0052】(検体)実施例1及び2で得られたAEA
0060、AEA0061、AEA0062、AEA0
063、AEA0064及びAEA0065をそれぞれ
1.0mgずつジメチルスルホキシドに溶解し、系列希
釈したものを用いた。
0060、AEA0061、AEA0062、AEA0
063、AEA0064及びAEA0065をそれぞれ
1.0mgずつジメチルスルホキシドに溶解し、系列希
釈したものを用いた。
【0053】(試験菌)Staphylococcus aureus ATCC 33591(メチシリン耐性黄
色ブドウ球菌) (培地) ミューラーヒントン液体培地 (試験方法)試験菌 Staphylococcus aureus ATCC 3359
1(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を1.7×104C
FU/mlとなるように調製し、検体をそれぞれ加え
て、37℃、24時間、培養器内で培養をした後、最小
発育阻止濃度(MIC)を測定した。
色ブドウ球菌) (培地) ミューラーヒントン液体培地 (試験方法)試験菌 Staphylococcus aureus ATCC 3359
1(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を1.7×104C
FU/mlとなるように調製し、検体をそれぞれ加え
て、37℃、24時間、培養器内で培養をした後、最小
発育阻止濃度(MIC)を測定した。
【0054】(結果)AEA0060、AEA006
1、AEA0062、AEA0063、AEA0064
及びAEA0065は、メチシリン耐性の黄色ブドウ球
菌に対して優れた抗菌力を示した(表2)。
1、AEA0062、AEA0063、AEA0064
及びAEA0065は、メチシリン耐性の黄色ブドウ球
菌に対して優れた抗菌力を示した(表2)。
【0055】
【表2】
【0056】また、AEA0060、AEA0061、
AEA0062、AEA0063、AEA0064及び
AEA0065は、Coagulase(-) Staphylococcus、Ent
erococcus faecium、Moraxella cata rralis に対しても
抗菌力を示した。
AEA0062、AEA0063、AEA0064及び
AEA0065は、Coagulase(-) Staphylococcus、Ent
erococcus faecium、Moraxella cata rralis に対しても
抗菌力を示した。
【図1】KBr法にて測定したAEA0060の赤外線
吸収スペクトルを示す。
吸収スペクトルを示す。
【図2】CD3OD中、500MHzで測定したAEA
0060の1H−NMRスペクトルを示す。
0060の1H−NMRスペクトルを示す。
【図3】CD3OD中、125MHzで測定したAEA
0060の13C−NMRスペクトルを示す。
0060の13C−NMRスペクトルを示す。
【図4】KBr法にて測定したAEA0061の赤外線
吸収スペクトルを示す。
吸収スペクトルを示す。
【図5】CD3OD中、500MHzで測定したAEA
0061の1H−NMRスペクトルを示す。
0061の1H−NMRスペクトルを示す。
【図6】CD3OD中、125MHzで測定したAEA
0061の13C−NMRスペクトルを示す。
0061の13C−NMRスペクトルを示す。
【図7】KBr法にて測定したAEA0062の赤外線
吸収スペクトルを示す。
吸収スペクトルを示す。
【図8】CD3OD中、500MHzで測定したAEA
0062の1H−NMRスペクトルを示す。
0062の1H−NMRスペクトルを示す。
【図9】CD3OD中、125MHzで測定したAEA
0062の13C−NMRスペクトルを示す。
0062の13C−NMRスペクトルを示す。
【図10】KBr法にて測定したAEA0063の赤外
線吸収スペクトルを示す。
線吸収スペクトルを示す。
【図11】CD3OD中、500MHzで測定したAE
A0063の1H−NMRスペクトルを示す。
A0063の1H−NMRスペクトルを示す。
【図12】CD3OD中、125MHzで測定したAE
A0063の13C−NMRスペクトルを示す。
A0063の13C−NMRスペクトルを示す。
【図13】KBr法にて測定したAEA0064の赤外
線吸収スペクトルを示す。
線吸収スペクトルを示す。
【図14】CD3OD中、500MHzで測定したAE
A0064の1H−NMRスペクトルを示す。
A0064の1H−NMRスペクトルを示す。
【図15】CD3OD中、125MHzで測定したAE
A0064の13C−NMRスペクトルを示す。
A0064の13C−NMRスペクトルを示す。
【図16】KBr法にて測定したAEA0065の赤外
線吸収スペクトルを示す。
線吸収スペクトルを示す。
【図17】CD3OD中、500MHzで測定したAE
A0065の1H−NMRスペクトルを示す。
A0065の1H−NMRスペクトルを示す。
【図18】CD3OD中、125MHzで測定したAE
A0065の13C−NMRスペクトルを示す。
A0065の13C−NMRスペクトルを示す。
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
フロントページの続き (72)発明者 明石 敏 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 式 【化1】 (式中、R1はメチル基又はエチル基であり、R2及びR
3はそれぞれ水素原子又は塩素原子であり、R4は水素原
子又はメチル基である。)で表される抗菌作用物質。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080384A JPH10273497A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 抗菌作用物質 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080384A JPH10273497A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 抗菌作用物質 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10273497A true JPH10273497A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13716803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9080384A Pending JPH10273497A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 抗菌作用物質 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10273497A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024107120A1 (en) * | 2022-11-18 | 2024-05-23 | Agency For Science, Technology And Research | Spirotetronate polyketide compounds |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9080384A patent/JPH10273497A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024107120A1 (en) * | 2022-11-18 | 2024-05-23 | Agency For Science, Technology And Research | Spirotetronate polyketide compounds |
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