JPH10283326A - 複数行の表示装置を有し入力の確認修正が容易な事を特徴とする卓上電子式計算機 - Google Patents

複数行の表示装置を有し入力の確認修正が容易な事を特徴とする卓上電子式計算機

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JPH10283326A
JPH10283326A JP9105116A JP10511697A JPH10283326A JP H10283326 A JPH10283326 A JP H10283326A JP 9105116 A JP9105116 A JP 9105116A JP 10511697 A JP10511697 A JP 10511697A JP H10283326 A JPH10283326 A JP H10283326A
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JP
Japan
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input
line
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key
calculation
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JP9105116A
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Inventor
Hiroshi Yasumatsu
寛 安松
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電卓の入力ミスが分るように、又入力ミスの
部分のみの入れ直しで、正しい答えが求められるように
する。使用者に操作課程が分るよう、現在の物より分り
やすく使いやすくする。 【解決手段】 表示装置を複数にして、入力された操作
を逐次表示し、気記憶装置に操作を記憶し、一括して演
算を行なう様に装置します。演算結果も同様に記憶し、
記憶している内容を任意に表示させることで、入力の確
認が出来ます。入力に項目数を付け、現在の入力数が分
るようにします。修正の場合、修正する行が表示されて
いる時、通常と同じ入力で数値を置き直す事で修正出来
ます。この時、演算結果も変更します。同じ演算を2回
入力することで、検算が出来ます。入力の違う部分を複
数行に項目数を付けわかりやすく表示します。その時正
しい入力を選択することで、正しい答えを求められま
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、事務用卓上電子
式計算機の機能改善に関するものです。
【0002】
【従来の技術】卓上電子式計算機(以下電卓)は、広く
一般に使用される。基本的な事務機器です。開発以来、
時計を組み合せる、税金計算専用のキーを設ける等の改
良がなされているが、本発明のような汎用機種での基本
機能の改良は見あたりません。入力の確認のため1回目
の入力を記憶しておき、2回目の入力と比較する、検算
機能のある機種もありますが。項目の概念がないため、
1回目と2回目の入力項目が違うと、結局始めから計算
をやり直しとなり、また、表示が1行のため表示が解り
にくいなど問題点がありました。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電卓は計算結果
の表示のみですので、計算結果の正誤を知る術は、再度
計算する以外方法がありません。電卓を使いなれない使
用者にとっては、大変な苦痛です。又、電卓を使いなれ
た使用者は、上記の理由で、同じ計算を二回繰返し、検
算作業をします。この時1回目の答えをメモしなければ
なりません。もし、検算の答えが違えば、更にもう一度
初めから計算をやり直さなければいけません。
【0004】従来の電卓は、逐次計算するので、数学的
に正しい「乗算、除算の優先計算」は出来ません。乗
算、加算の混合計算を行なうにはメモリー機能を使わね
ば出来ません。メモリー機能は機種により統一されてお
らず、使いにくいものもあるようです。計算途中で、計
算作業の中断は、出来ません。入力の項目数は、分りま
せん。この様に、従来の電卓は、まだまだ問題点が多い
と思われます。
【0005】
【課題を解決する為の手段】この発明は、入力を相当数
記憶するための記憶装置を用意し、演算子と数値を記憶
して置き、複数行の表示装置に逐次表示するように設
け。記憶した演算子と数値を用い演算を一括して行い、
乗算、除算の優先計算をするよう装置しました。
【0006】上下キーで記憶してある入力および演算結
果の表示位置を移動することで、入力の確認が出来るよ
うにし、入力の誤りが有ったとき、その行が表示されて
いる時に、再入力することで、入力を修正出来るよう装
置しました。入力表示の前に、項目番号を表示すること
で、入力項目数を知ることが出来るようにしました。
【0007】同じ計算式を2回入力し、[検]キーを押
すことで、1回目と2回目の演算入力と演算結果を比較
し、入力の違う部分を項目行番号付で、複数行表示装置
に分りやすく表示し、正しい入力を選択出来るよう装置
しました。記憶にある入力や演算結果を、参照出来るよ
う装置しました。従来の電卓にあった独立メモリーも使
用出来るようにし、メモリーを使用した定数計算が出来
るよう装置しました。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に本発明の正面図の1例を示
します。10桁の電卓で、5行の表示装置を有します。
表示行数は検算の表示も含め4行以上であれば多い分に
は構いません、実際使用してみて、表示の情報を把握す
る事を考えると、多ければ多いほど良いものでもなく、
装置の大きさも考慮して5行としました。本発明は電卓
の機能向上を目的としたものですが、機能向上に伴い操
作が複雑にならないよう工夫しました。従来の電卓とほ
とんど同じ使用法です。5行の表示ですが実際に操作し
たとき数字が入力される行は5行目のみで1行目から4
行目まで表示のみに使います。1行目から4行目をまと
めて「補助行」と表記します。
【0009】5行目に数字を置くのは従来の電卓と同じ
です。(右端に「0.」が表示されていて、数字キーを
押すとその数字に、更に押すと左にシフトする)5行目
を以降「操作行」と表記します。従来の電卓と同じ使用
であれば、操作行が必ず最新入力行になります。この場
合を以降「記憶行追加動作中」と表記します。過去の入
力や計算結果を確認、修正するため、表示を移動する事
が出来ますので、操作行と最新入力行が一致しなくなる
場合があります。この場合を以降「表示移動中」と表記
します。本実施例は、演算装置につながるRAM上に操
作記憶、レジスターを割り当て、各部の動作をソフトウ
エアー実現していますが、専用設計を考慮して、概念的
に記述します。以降各記憶装置の表現は下記の記号を最
後に示します。数値を扱うレジスターを「LR」(ロン
グレジスター、内容は後述)。8ビットで0から255
の値を表現するレジスターを「R」(レジスター)。O
N又はOFFの状態を「F」表現するメモリー(フラ
グ)。
【0010】表示装置 図2に表示装置が全点灯の場合を示します。1行の表示
は初めに2桁の項目数、演算子を表現する5×5のドッ
ト構成、エラーと数字10桁の時のマイナス表示、10
桁数字と各桁に小数点、3桁目以上には桁区切り点、を
1行とする5行の表示と、更に最下行に メモリーに数字が記憶されている表示「M」 定数計算が出来る表示「K」 検算結果の表示「ERR」「CHK」「検算OK」 表示移動中の表示(下部に表示できる行があることを表
す)黒下三角マークが表示されます。
【0011】数値の内部表現 10桁の浮動小数点数値は内部では数字文字10文字
と、小数点の位置を表す小数桁、正負を表す正負フラ
グ、の3つの部分で構成されます。以降LRが示される
記憶装置は全てこの構成となります。数字文字は「0」
〜「9」の文字に空白「□」を合わせた11種類です。
これが10文字分あり、表示装置に表示される通りに並
んでいます。最小値は0でこの場合10文字の最後のみ
「0」の文字が入り、1から9文字目は空白が入りま
す。小数桁は小数点の位置を表します。値は0から9の
間です。正負フラグは「+」又は「−」の値をとりま
す。 数値の正負を表現します。
【0012】記憶行の構成 本発明は操作や演算結果の記憶が特徴です。操作や演算
結果は1行ずつ記憶行に書き込み記憶します。1行の記
憶行の構成は項目数、演算子、エラー表現、数値の4つ
の部分から構成されます。項目数は入力の項目を表す連
番数字です。演算子は下記の6種類があります。 「〕」演算開始、演算子がこの記号の行から計算が始ま
ります。「+」「−」「×」「÷」数学の四則演算。表
現通りです。「=」イコール、演算結果の表示の行で
す。エラー表現は演算子が「=」の行のみ使用するフラ
グです。数値は数値の内部表現で説明した構成です。本
発明では記憶に上記の記憶行を256組使用していま
す。ソフトウエアではレジスタの指定した記憶行のを操
作する事があります。その場合、数値(指定R)、演算
子(指定R)、項目数(指定R)と表現します。意味は
「指定Rの示す記憶行の数値」「指定Rの示す記憶行の
演算子」、「指定Rの示す記憶行の項目数」となりま
す。
【0013】記憶行の管理方法 図3に操作に対する記憶行の記憶状態の例を示します。
記憶行は0行より255行まで連続してあるのですが概
念的に、255行の次は0行、0行の前はの255行と
連結して考えて下さい。実際に記憶行の指定は8ビット
のレジスタでおこなうので、256行にすれば、必要十
分な上、行の連結に関する処理が省略できるので採用し
ました。記憶行に書込む管理を行なうために、2つの専
用レジスターを使用しています。名称を「開始R」「入
力R」とします。開始Rは有効な一番古い記憶行を示し
ています。入力Rは最新の記憶行を示しています。操作
に伴い有効な記憶行が追加され、入力Rは値が1ずつ増
えて行きます。行の判別はその行の演算子で行ないま
す。
【0014】記憶行を説明する上で連続する記憶行を幾
つか集めた「グループ」と言う概念を使用します。3図
を参照してください。1つのグループは計算の単位であ
り内容は「〕」(計算開始)の行から、次の「〕」の行
の前の「=」の行までか、又は入力Rで示される行まで
です。グループの先頭は必ず項目数が「01」演算子が
「〕」になります。項目数を書き込むため専用レジスタ
を使用します。名称を「項目R」とします。項目数はグ
ループが始まる「〕」 の行の時、項目Rに「01」を
セットしその行に書き込みます。四則演算操作がされた
場合に1追加した値を書込んで、改行動作の後その行に
書き込みます。「=」の行には前行と同じ値を書込みま
す。値は01〜99の範囲です。一括計算を行う構造上
演算できる最大の項目数を決定しなければいけません。
99あれば電卓の使用状況を考え必要十分であり表示も
2桁で済むことから99を採用しました。99行以上の
入力は強制的に「=」の行と「〕」の行を付けたし新し
いグループを作成します。項目数は、一旦演算子を入力
後「=」キーに押し直た場合や後術する検算後のの挿入
修正、削除修正でを行なったとき整合性を失いますの
で、演算サブルーチンで新たに書き込みます。入力が続
き入力Rの値が開始Rと同じになった場合、開始Rは次
のグループの先頭まで移動させます。この動作で、一番
古いグループを破棄したことになります。この動作を行
うことで、オールクリアをしなくても次々に違う演算が
実行出来ます。
【0015】入力に関する構成 1図に示される様に入力に用いるキーは27個ありま
す。実施例では、ソフトウエアでキースキャンしていま
す。どのキーが押されたか判断するためレジスターを用
意します。名称を「キーR」とします。内容はキーRに
は押されたキーに対応する1から27のキー番号です。
キーと番号の対応を次に示します。キーR0はキーが押
されていない場合です。 数字キー 「0」から「9」 「.」 「00」 12個 キーR 1 〜 10 11 12 修正関係キー 桁修正キー 「C」 「AC」 3個 キーR 13 14 15 メモリー関係キー 「MR」 「MS」 「K」 3個 キーR 16 17 18 表示移動関係キー 「TP」 上キー 下キー 3個 キーR 19 20 21 検算関係 「検」 1個 キーR 22 演算関係キー 「+」 「−」 「×」 「÷」 「=」5個 キーR 23 24 25 26 27 記憶行追加動作中は操作キーにより改行動作をコントロ
ールします。現在の状態を知るためにフラグを使用しま
す。名称を「改行F」とします。
【0016】数字入力用レジスタの説明 入力方法は、従来の電卓と同じですので、数値、演算
子、数値、演算子、数値..と続きイコールの入力で演
算結果を表示します。 この時、演算子は直接操作記憶
メモリーに書き込むのですが、数値は有効性の検証、表
示移動時の入力等を考慮し、数値入力用の専用レジスタ
を設けています。名称を「操作LR」とします。内容は
数値表現です。専用機構として、数字文字部分が左右に
シフト出来ます。右にシフトする場合先頭に空白が挿入
されます。小数の入力をコントロールするためフラグを
使用します。名称を「小数F」とします。数字キーの入
力は必ず一回操作LRに書き込まれます。操作LRに書
き込む時に数字文字の先頭に”0”がこないようにしま
す。記憶行にコピーする時に、小数桁があり小数部の最
後が”0”の場合切取ります。
【0017】行の表示 表示は表示装置の表示保持用のメモリーに書き込む事で
表示を行なう物です。表示のコントロールは行単位で行
なっています。具体的には表示する記憶行と表示先、表
示コントロールを特定レジスタに指示し、表示書き込み
ルーチンを呼ぶことで表示保持メモリーに内容に従い書
き込みます。操作行についてのみ、数値表示部分に操作
LRを表示することがあります。表示ルーチンとのやり
取りに使用するレジスターは名称を「D行R」「Dモー
ドR」「D表示行R」とします。D表示行Rは実際に書
き出される。行 1行〜5行 DモードRは表示のコントロール、内容は下記のとうり 「0」は通常、行の内容を書き出す。 「1」行全体消灯。 「2」項目数表示のみ消灯、演算子が「=」の行に使
用。 「3」数値部分の表示を、操作LRの内容にする。 D行Rは表示する記憶行 1行の表示は項目数「01」〜「99」、演算子、エラ
ー表現、10桁の浮動小数点数値数値で記憶行の内容と
一致します。小数点の位置は小数桁の値、3桁の桁区切
りは、小数桁と数字文字の長さから計算して表示してい
ます。負数の表現は数値の左端に「−」を表示すること
で行ないます。演算子と混乱しないようこの形式を採用
しました。
【0018】補助行の表示 記憶行のどの部分を表示するかを示す為、専用レジスタ
を使用します。名称を「表示R」とします。表示Rと入
力Rが等しい時は記憶行追加動作中になります。表示R
と入力Rが等しくないと時は表示移動中になります。上
記の動作を区別するためフラグを使用します、名称を
「移動F」とします。図1は図3の記憶例の時、表示R
が245の値の例です。表示Rが示す記憶行は操作行に
表示されている物です。逆に言えば表示Rの内容を変更
すれば表示も移動します。表示Rの内容の変更は上下キ
ー、「TP」キー、「=」キーなどで行ないますが。値
は開始R〜入力Rの範囲に限定します。図4は図3の記
憶例のとき、表示Rが各値の時の表示例です。補助行に
は操作行より前の連続した4行を表示します。しかし開
始R以前の記憶行は無効なので表示しないよう、消灯に
コントロールします。図4の一番上の図を参照。
【0019】操作行の表示 操作行の表示は入力中と記憶内容の表示の2種類になり
ます。数値入力中は、操作LRの内容を表示します。演
算結果、又は入力の確認に表示移動中は表示Rの示す記
憶行となります。入力中か表示中かを判断するフラグを
設けます。名称を「操作F」とします。操作Fがセット
されている場合、項目数、演算子付いては、表示Rの示
す記憶行の内容によりますが、数値は操作LRを表示し
ます。図4の一番下の図を参照。図4の場合記憶行の内
容は不定ですが、操作LRの数値が「0.」なので表示
が「0.」となり、数字キーの入力で操作LRに書込ま
れます。キーRの内容で15以上のキーが操作された
時、記憶行にコピーします。
【0020】演算用レジスタ 3つの演算用レジスタを使用しています内容は数値表現
です。名称を「A演算LR」、「B演算LR」、「C演
算LR」とします。演算結果がエラーになる場合の判断
にフラグを使用します。名称を「エラーF」とします。
A演算LRは演算の基本用。B演算LRは乗算、除算の
優先演算を行なうための保留用。C演算LRは操作記憶
からの数値コピー用です。演算はBCD演算で行いま
す、下記の演算ができるようソフトウエアーで装置しま
した。10桁を越える下部は切捨てます。演算に使うレ
ジスタは割愛します。 乗算 A演算LR * C演算LR → A演算LR 除算 A演算LR / C演算LR → A演算LR 加算 B演算LR + A演算LR → A演算LR 減算 B演算LR − A演算LR → A演算LR 演算結果が10桁を越える場合はエラーFをセットし、
「A演算LR」と「C演算LR」の内容を10桁を越え
る部分に小数点を移動し、概算が求められるようにしま
す。負数や0で除算を行なった場合もエラーFをセット
します。
【0021】演算の考え方 演算は入力毎に行なうのではなく、記憶入力に従い特定
の操作の後一括して行ないます。演算のコントロールに
フラグを使用します。名称を「演算F」とします。演算
は全てグループの単位で行ないます。まず最初に操作中
のグループの先頭を見つけます。操作中のグループの先
頭を見つける為に、現在の操作行を知る為専用レジスタ
を設けます。名称を「演算R」とします。演算Fをセッ
トする時に、演算Rに表示Rをコピーします。演算Rが
示す行から演算子を前方向にチェックして行き、「〕」
の行を見つけます。次の「〕」の行がでてくるか、又は
入力Rが示す行まで演算を行ないます。乗算、除算の優
先演算を行なうため、演算子が「+」又は「−」の行
は、次に「+」又は「−」又は「=」の行が出てくるま
で、演算せずに保留します。「=」の行にはA演算LR
の内容をコピーします。この時エラーFがセットされて
いれば、記憶行のエラー表現をセットします。ループ内
で項目Rを使い項目数を書き直します。
【0022】メモリー機能の考え方 従来の電卓では、メモリーは独立した存在でした。しか
し本実施例では入力数値、演算結果数値を相当数記憶し
ているので、その数値を参照できるようにします。具体
的には表示移動で操作行に参照したい数値を表示し、
「MR」キーを操作することで、最新入力行にその数値
をコピーし、表示を最新入力行に戻します。独立型のメ
モリーも使用頻度が高いので1個設けます。従来の電卓
では、同じ演算キーを二回操作すると定数演算が実行出
来る物が大半ですが、本実施例では、同じ操作では複数
表示に分りやすく表示することが難しいので、独立メモ
リーと組み合せ、専用キーを設け定数演算を実現しま
す。独立メモリー用に数値レジスタと演算子記憶レジス
タを使用します。名称を「M数値LR」「M演算R」と
します。
【0023】検算の考え方 グループを行単位で比較することで、検算を行ないま
す。入力Rの属するグループとその一つ前のグループを
行単位で比較して行きます。グループの最後まで行の内
容が一致したなら、入力のミスがなく、グループの内容
は全く同じなので、入力Rの示す行の属するグループを
破棄して「検算OK」表示をします。途中で行の内容が
一致しなかった場合、「CHK」を表示して、一致しな
かった各行と、各グループの最終の演算結果を表示しま
す。検算で内容が一致しなかった場合の操作例と表示例
を5図に示します。「CHK」表示の後は、上下キーで
入力の正しいものを選択することでその行を置き換え検
算を初めから行ない、「検算OK」が表示されるまで、
選択操作を行なうことで、正しい演算結果を得ることが
出来ます。「CHK」表示の内容が分らないときは、
「TP」キー、「=」キーの操作で通常の表示に戻し、
1行ずつ読み合わせも出来ます。
【0024】項目数が同じなら上記の処理のみで良いの
ですが、図6を参照してください。入力ミスの操作例を
示します。1回目が正しい入力、2回目には1回目の項
目数で04、05の入力をいれ飛ばしています。この図
様な場合上記の処理のみでは、いくら正しい入力を選択
しても、項目数が違うので「検算OK」の表示にはなり
ません。この様な場合に対応するため、「CHK」の表
示を一旦行なった後、グループの項目数違えば一致しな
かった行が単独で存在しているのか確認します。項目数
の少ないグループの一致しなかった行と、項目数の多い
グループの一致しなかった行から、項目数の差を加えた
行を開始としてグループの最後まで比較します。この場
合イコールの行の数値は比較しません。図6の例では1
回目の一致しなかった行04に項目の差2を加えた06
行と、2回目の04行からを比較します。グループの最
後まで一致したなら、項目数の多いグループの一致しな
かった行は単独データーですので、「CHK」表示の項
目数の少ないグループの一致しなかった行は消灯にしま
す。
【0025】図6の例では04、05の二つは単独デー
ターとなります。選択動作で項目数が多いグループが選
択された場合、項目数が少ないグループの記憶行を後ろ
に1行づつずらし、項目数の多いグループの一致しなか
った行を挿入して初めから検算します。選択動作で項目
数が少ないグループが選択された場合、項目数が多いグ
ループの記憶行を1行ずつ前にずらし、項目数が多いグ
ループの一致しなかった行を削除して初めから検算しま
す。上記の動作を行なうことで、ほとんどの入力ミスに
は対応出来ます。図7に違う間違い入力と選択動を行い
正しい演算結果を求めるまでの表示例を示します。感覚
的に入力選択後「検算OK」の表示が出る方が良いと判
断し、この形式としました。
【0026】記憶が検算できる形式に成っていない時は
「ERR」の表示をします。表示とのやりとりにレジス
ターを使用します。名称を「検算R」とします。検算R
の内容は下記の通り 「0」検算が行なわれていない、検算関係表示しない。 「1」検算の形式になっていない、「ERR」表示。 「2」検算結果一致した、「検算OK」表示。 「3」項目数が同じ検算チェック「CHK」表示。 「4」1回目のグループの項目が多い検算チェック「C
HK」表示。 「5」2回目のグループの項目が多い検算チェック「C
HK」表示。 検算作業に作業用の6つのレジスタを使用します。名称
を「検1R」〜「検6R」とします。
【0027】レジスター、フラグのまとめ 今まで記述した、レジスター、フラグを種類別にまとめ
て表記します。 記憶行 項目() 演算子() 数値()(エラー表現は数値を書込むとき書込みます) 0から255まで 256組 数値レジスター 内容 10桁の浮動小数値表現 A演算LR、B演算LR、C演算LR、操作LR、M数値LR 5個 管理用レジスタ 内容0〜255 開始R、入力R、表示R、項目R、演算R、検算R、キーR、 M演算R、検1R〜検6R 14個 表示コントロール用 内容0〜255 D行R、D表示行R、DモードR 3個 フラグ 移動F、改行F、操作F、演算F、小数F、エラーF 6個
【0028】全体のコントロール全体のフローチャート
を図8に示します。全体は無限ループしています。 ループ1 演算Fを見てセットされていれば、演算を行ないます。
演算Fをリセットします。操作LRをクリアーします。
補助行を表示するルーチン呼び出す。 ループ2 操作行を表示します。 ループ3 キー入力チェックでキーが離されるまで待ちます。キー
入力チェックでキー入力があるまで止まります。キーR
が15以上で操作FがONの場合、操作LRの内容を表
示Rの示す記憶行に書き込み、操作FをOFFにセット
します。キーRに対応する各キーの処理ルーチンにジャ
ンプします。表示全体を書き直しする場合は、ループ1
へ帰ります。数字キー、修正キーの様に操作行のみ書き
直す場合、ループ2へ帰ります。キーを入力を受け付け
ない場合ループ3へ帰るます。
【0029】ソフトウエアサブルーチン 幾つかの動作はサブルーチンとしてまとめてあります 演算サブルーチン 図9に詳細なフロチャートを示します。演算の考え方を
参照してください。
【0030】補助行表示サブルーチン 図10に詳細なフロチャートを示します。補助行の表示
を参照してください。最下行も表示するため最下行表示
サブルーチンを呼びます。
【0031】最下行表示サブルーチン 図11に詳細なフロチャートを示します。M数値LR、
M演算R、検算R、移動Fの内容に従い最下行の表示を
行ないます。
【0032】項目R追加サブルーチン 図12に詳細なフロチャートを示します。項目Rが10
0になった時、強制的にグループ分けを行なうため。項
目Rを調べ100ならば一旦「=」の行を2行挿入し、
演算を行った後2行目の演算子を「〕」に変えて、強制
的にグループ分けを行います。入力R追加ルーチンを呼
びます。
【0033】入力R追加サブルーチン 図13に詳細なフロチャートを示します。 開始Rと等
しくなった時、古いグループを破棄する作業を行なうた
め。入力Rと開始Rを比較して同じならば、開始Rを次
に「〕」が出てくるまで移動します。
【0034】前方シフトサブルーチン 図15に詳細なフロチャートを示します。項目数の違う
検算後内容を変更するため、記憶行を前方にシフトしま
す。「〕」の行を削除する場合、グループの整合性を保
つため、次行の演算子を「〕」に変更します。
【0035】後方シフトサブルーチン 図16に詳細なフロチャートを示します。項目数の違う
検算後内容を変更するため、記憶行を後方にシフトしま
す。「〕」の行が移動する場合、グループの整合性を保
つため、演算子を「+」に変更します。
【0036】各キーを押された時の処理ルーチン 「数字キー」図17に詳細なフロチャートを示します。
図14に「00」キーの詳細なフロチャートを示しま
す。操作行を表示するため操作Fをセットします。操作
行に数字を置きます。操作行がイコールで答えを表示し
ている時は、表示を1行送り、数字を置きます。この時
演算子は[〕]になります。次に他のキー操作のときに
改行するよう改行Fをセットします。表示移動中の動作
は、操作行の内容を初めから置き直します。(イコール
の行を除きます)この時、演算Rに表示行の値と演算F
をセットします。図14に「00」キーの詳細なフロチ
ャートを示します。
【0037】「四則演算キー」図18に詳細なフロチャ
ートを示します。改行Fがセットされていれば、改行動
作をします。改行Fをリセットします。入力された演算
子と項目Rを記憶行に書込みます。操作LRを表示する
ため操作Fをセットします。表示移動中の動作は、現在
の表示Rの示す記憶行の演算子を置き直します。(イコ
ールの行を除きます)
【0038】「=キー」図19に詳細なフロチャートを
示します。操作行が「=」又は「〕」の行ならキーを無
視します。改行Fがセットされていれば、改行動作をし
ます。入力Rの示す記憶行に演算子「=」と項目Rを書
込みます。演算Rに表示Rを書き込み演算Fをセットし
ます。表示移動中の動作は、操作行以降の「=」の行に
表示Rを移します。もし「=」行がなければ、入力Rの
示す行に表示を移動します。
【0039】「ACキー」図20に詳細なフロチャート
を示します。メモリー以外の記憶内容をクリアーしま
す。表示移動中の動作は、操作行以降のみクリアーでき
る様にします。入力Rに表示R−1の値を書込みます。
【0040】「Cキー」図21に詳細なフロチャートを
示します。操作行に数字が入力されている場合は、操作
行の数値を”0”に戻します。操作行の演算子が「=」
又は「〕」の場合と数字が入力されてない場合は、その
記憶行を自体をクリアーします。したがって、Cキーを
操作すると、記憶内容を順次削除出来ます。表示移動中
の動作は、その行の記憶している数値に戻します。
【0041】「桁修正キー」図22に詳細なフロチャー
トを示します。操作行の数値を一桁小さくします。(イ
コールの行を除きます)操作LRにデータがなければ、
操作LRに表示Rの示す記憶行の数値をコピーします。
操作Fをセットします。操作LRを右にシフトします。
【0042】「上キー」図23に詳細なフロチャートを
示します。表示全体を一つ下に表示を移動します。表示
すべき内容が無い時は、キーを無視します。検算Rが3
以上の場合「CHK」表示ですので。検算Rが3の場
合、記憶行の内容をコピーします。検算Rが4の場合、
記憶行を前方へシフトするサブルーチン呼びます。検算
Rが5の場合、記憶行を後方へシフトするサブルーチン
呼びます、記憶行をコピーします。上記動作の後検算キ
ールーチンにジャンプします。
【0043】「下キー」図24に詳細なフロチャートを
示します。表示全体を一つ上に表示を移動します。表示
すべき内容が無い時は、キーを無視します。検算Rが3
以上の場合「CHK」表示ですので。検算Rが3の場
合、記憶行の内容をコピーします。検算Rが5の場合、
記憶行を前方へシフトするサブルーチン呼びます。検算
Rが4の場合、記憶行を後方へシフトするサブルーチン
呼びます、記憶行をコピーします。上記動作の後検算キ
ールーチンにジャンプします。
【0044】「TPキー」図25に詳細なフロチャート
を示します。操作行をグループの先頭に戻します。もし
現在グループの先頭なら前のグループの先頭に戻しま
す。
【0045】「MSキー」図26に詳細なフロチャート
を示します。現在の表示Rの示す記憶行の内容をM数値
LRとM演算Rにコピーします。
【0046】「MRキー」図27に詳細なフロチャート
を示します。M数値LRとM演算Rの内容を操作LRに
コピーします。表示移動中の動作は、表示R示す記憶行
の内容を操作LRにコピーします。表示Rは入力Rが示
す行に移動します。
【0047】「Kキー」図28に詳細なフロチャートを
示します。M数値LRとM演算Rを用い定数計算を行い
ます。M数値LRが0か、M演算Rが四則演算を表して
いない場合、Kキーは無視します。改行動作を行ないM
演算RとM演算LRを入力Rの示す記憶行にコピーしま
す。更に改行動作を行ない「=」の行を追加し、演算R
に入力Rの値をコピーし演算Fをセットします。表示R
は入力Rが示す行に移動します。
【0048】「検キー」図29と図30に詳細なフロチ
ャートを示します。検算の考え方を参照してください
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果があります。
【0050】入力通りの表示ですので、使用時に操作が
従来の物よりわかりやすく、年少者や、機械の苦手な人
でも安心感があります。
【0051】項目数の少ない演算の場合、入力間違いの
有無を一目で確認できます。項目の多い場合表示を移動
して、1行毎に確認、読み合わせができます。入力間違
いのある場合その行に表示を移動し、新しい入力をする
ことで数値又は演算子を置き直せます。この時再度演算
を行い演算結果の数値も置き換えられます。イコールの
行を見るには、「=」キーを押すことで、表示がイコー
ルの行に移動します。
【0052】2回同じ入力をして、「検」キーを押すこ
とで入力を比較し、検算が正しいか簡単に確認できま
す。もし間違いがあった場合も項目番号を付けて表示す
るので確認しやすく、正しい入力を選択することで検算
を繰り返し、正しい答えを求められます。
【0053】演算子の前に項目番号が表示されるので、
現在の入力項目数が分かり項目数を知りたいときは便利
です。全項目数の分かっている演算の場合確認が容易で
す。複数行に数値が表示されるで、前入力との比較で桁
の把握がしやすく入力間違いを見つけやすいです。計算
過程が表示されるので、計算作業を途中で中断しても後
から続きができます。
【0054】乗算、除算が優先計算されるので、数式と
うりの入力で正しい答えを求められます。例えば、Aの
商品320円を5個とBの商品220円を8個とCの商
品520円4個の合計を求めるとして、従来の電卓では
メモリーを使わねば出来ないところ、「320×5+2
20×8+520×4=」と入力すれば良く操作が簡単
です。
【0055】記憶装置に残っている数値を参照すること
で、複数の数式で答えを求める演算も1回できます。入
力修正機能を使うことで試し計算も出来ます。例えば、
1定期間の材料使用量を求め、材料単価をかけ材料費を
求めるとします、この時「もし材料単価を変えたら」と
か「使用量の係数を変えたら」等の演算は入力修正で、
該当の項目を修正するのみで、その場合の答えを求めら
れます。
【0056】定数計算がメモリーで独立して出来るの
で、計算結果に定数計算することが出来ます。たとえ
ば、ドルから円の換算計算をするとき、1ドル120円
として、×120と操作し、[MS]キーでメモリーに
入力します。その状態で、ドルの計算をしてから、円に
換算したいとき[K]キーで自動的に「×120=」が
挿入され円換算金額が表示されます。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図です。
【図2】表示装置の全点灯時のパターンです。
【図3】記憶行の操作に対する記憶行の記憶例です。
【図4】図3の例の場合の表示例3パターンです。
【図5】検算の操作入力と表示例1です。
【図6】検算の操作入力と表示例2です。
【図7】検算の入力と表示、表示後の操作例です。
【図8】メインルーチンのフロチャートです。
【図9】演算サブルーチンのフロチャートです。
【図10】補助行表示サブルーチンのフロチャートで
す。
【図11】最下行表示サブルーチンのフロチャートで
す。
【図12】項目R追加サブルーチンのフロチャートで
す。
【図13】入力R追加サブルーチンのフロチャートで
す。
【図14】「00」キールーチンのフロチャートです。
【図15】前方シフトサブルーチンのフロチャートで
す。
【図16】後方シフトサブルーチンのフロチャートで
す。
【図17】数字キールーチンのフロチャートです。
【図18】四則演算キールーチンのフロチャートです。
【図19】イコールキールーチンのフロチャートです。
【図20】ACキールーチンのフロチャートです。
【図21】Cキールーチンのフロチャートです。
【図22】桁修正キールーチンのフロチャートです。
【図23】上キールーチンのフロチャートです。
【図24】下キールーチンのフロチャートです。
【図25】TPキールーチンのフロチャートです。
【図26】MSキールーチンのフロチャートです。
【図27】MRキールーチンのフロチャートです。
【図28】Kキールーチンのフロチャートです。
【図29】検キールーチンのフロチャートです。
【図30】検算ルーチン2のフロチャートです。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数行の表示装置に入力および演算結果
    を逐次表示し、入力の確認修正が出来る卓上電子計算
    機。
  2. 【請求項2】 入力を記憶して置き、一括に演算を行な
    い、乗算、除算の優先計算し、入力が修正された場合、
    再計算する請求項1記載の卓上電子計算機。
  3. 【請求項3】 記憶された内容で、容易に検算できる請
    求項1記載の卓上電子計算機。
JP9105116A 1997-04-08 1997-04-08 複数行の表示装置を有し入力の確認修正が容易な事を特徴とする卓上電子式計算機 Pending JPH10283326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9105116A JPH10283326A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 複数行の表示装置を有し入力の確認修正が容易な事を特徴とする卓上電子式計算機

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Publications (1)

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JPH10283326A true JPH10283326A (ja) 1998-10-23

Family

ID=14398865

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JP9105116A Pending JPH10283326A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 複数行の表示装置を有し入力の確認修正が容易な事を特徴とする卓上電子式計算機

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JP (1) JPH10283326A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017123089A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 カシオ計算機株式会社 電子機器及び計算処理プログラム
WO2018123378A1 (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 シャープ株式会社 演算処理装置、およびその制御方法

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JP2017123089A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 カシオ計算機株式会社 電子機器及び計算処理プログラム
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