JPH10288438A - 冷蔵装置およびその制御方法 - Google Patents

冷蔵装置およびその制御方法

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JPH10288438A
JPH10288438A JP9093377A JP9337797A JPH10288438A JP H10288438 A JPH10288438 A JP H10288438A JP 9093377 A JP9093377 A JP 9093377A JP 9337797 A JP9337797 A JP 9337797A JP H10288438 A JPH10288438 A JP H10288438A
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peltier cooling
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rice
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JP9093377A
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English (en)
Inventor
Yoji Akaha
洋二 赤羽
Yukihisa Miyazawa
幸央 宮沢
Akihiro Koyama
明宏 小山
Jun Takahashi
純 高橋
Yuichi Minamiyama
雄一 南山
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G EE SHI KK
Original Assignee
G EE SHI KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2321/00Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B2321/02Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
    • F25B2321/021Control thereof
    • F25B2321/0212Control thereof of electric power, current or voltage

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭や農家等において手軽に白米などを冷蔵
保存できる、ランニングコストの低い冷蔵装置を提供す
る。 【解決手段】 穀物を投入して保持する収納庫20をペ
ルチェ冷却ユニット11および12で冷却し冷蔵温度を
保持する冷蔵米びつ1において、ペルチェ冷却ユニット
11および12に交流を直流に変換して電力を供給する
AC/DC変換器31の交流側をオンオフ可能なスイッ
チSW20を設ける。そして、ペルチェ冷却ユニット1
1および12と共にAC/DC変換器31もオンオフ制
御し、AC/DC変換器で消費される電力を省くことに
より、ランニングコストが低く、手軽に利用できる冷蔵
米びつを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルチェ冷却ユニ
ットを用いた冷蔵装置に関し、とくに、投入部と払い出
し部を備えた穀物を冷蔵保管するのに適した冷蔵装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、白米が傷み易い夏期等においても
手軽に新鮮な状態の白米や玄米などの穀物を得ることが
できる保冷米びつや、手頃なサイズの玄米用の断熱収納
庫などが提案されている。さらに、これらの米びつや断
熱収納庫の上方に冷媒が循環するタイプの冷却ユニット
を搭載して、米びつや収納庫の内部を冷却し、白米や玄
米などの穀物を保存するのにいっそう適した環境を構築
できるものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冷却ユニットの搭載さ
れた米びつや穀物収納庫を一般の家庭や農家で手軽に購
入し利用できるようにするためには、低価格で提供でき
るようにすると共に、ランニングコストのできるだけ低
いものを提供することが望ましい。このため、冷却ユニ
ットを小型化することによって米びつや穀物収納庫全体
を小型に構成でき、さらに、特殊な流動媒体である冷媒
の不要なペルチェ素子を用いたペルチェ冷却ユニットを
冷蔵米びつや冷蔵穀物収納庫に採用することが検討され
ている。
【0004】図6に、2つのペルチェ冷却ユニット11
および12を用いて収納庫20を冷却できる冷蔵米びつ
1の例を示してある。この冷蔵米びつ1は、収納庫20
に白米を投入して冷蔵保存できるようになっており、こ
のため、収納庫20の周囲が断熱材29で覆われ、ペル
チェ冷却ユニット11および12によって収納庫内の熱
を吸熱し庫内温度を下げられるようになっている。それ
ぞれのペルチェ冷却ユニット11および12には、ペル
チェ素子を作動するための直流電力が制御装置30から
供給されている。制御装置30は、家庭用の交流電力を
直流電力に変換する変換器31と、それぞれの冷却ユニ
ット11および12に供給される直流電力をオンオフす
るスイッチSW11およびSW12と、これらのスイッ
チSW11およびSW12を制御する制御ユニット32
を備えている。制御ユニット32は、温度センサー33
によって収納庫20の庫内温度Tを検出し、この庫内温
度Tが所定の範囲に収まるようにスイッチSW11およ
びSW12を用いてペルチェ冷却ユニット11および1
2をオンオフ制御する。また、白米を収納庫に投入した
後に庫内を冷却し、適当な冷蔵温度まで庫内温度Tを下
げる際は、結露を避けるために適当な温度サイクルある
いは速度となるように庫内温度Tを調整する必要があ
り、制御ユニット32はスイッチSW11およびSW1
2を用いて、このような冷却プロセスの制御も行えるよ
うにすることができる。
【0005】ペルチェ冷却ユニット11および12を採
用した冷蔵米びつ1は、全体がコンパクトに纏めること
ができ、さらに、冷媒を用いていないために冷却系統の
構成も非常に簡素にできる。従って、家庭や農家などで
も手軽に使用できる低価格の冷蔵米びつを提供すること
が可能である。しかしながら、ペルチェ冷却ユニット1
1および12に直流電力を供給するためのAC/DC変
換器31で消費される電力が大きく、双方のペルチェ冷
却ユニット11および12で消費される電力に匹敵する
程度の電力がAC/DC変換器31で自己消費されてし
まう。そして、この消費電力が収納庫の庫内温度Tが冷
蔵温度範囲に達してペルチェ冷却ユニット11および1
2が稼働停止を繰り返す状況になっても継続して負荷と
なるために冷蔵米びつで消費される電力が大きくなって
しまう。また、AC/DC変換器31で消費される電力
は熱となり、冷蔵米びつ1のハウジング内に放出される
ので、ハウジング内の温度が上昇し、断熱材29で覆わ
れているが収納庫20の庫内温度が上昇する1つの要素
になっている。
【0006】そこで、本発明においては、AC/DC変
換器31で消費される電力を削減し、ランニングコスト
の安い冷蔵装置を提供することを目的としている。そし
て、ペルチェ冷却ユニットを採用したコンパクトで、さ
らに日常のランニングコストも低く抑えることができる
冷蔵装置を提供することを目的としている。さらに、米
の投入から冷蔵までに詳細な温度制御を安定して行うこ
とができると共にランニングコストも低く抑えることが
できる冷蔵装置およびその制御方法を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、各々のペルチェ冷却ユニットに供給される直流側
をオンオフする代わりに、AC/DC変換器に供給され
る交流側をオンオフしてペルチェ冷却ユニットを制御す
るようにしている。これによって、AC/DC変換器も
オンオフ制御することができるので、ペルチェ冷却ユニ
ットが可動していないときはAC/DC変換器における
電力消費をなくし、消費電力を大幅に削減することがで
きる。また、AC/DC変換器からの発熱も抑制できる
ので、冷蔵装置内からの発熱も抑えることが可能とな
り、収納庫の庫内温度の上昇も抑えられ、さらに消費電
力を低減することができる。すなわち、本発明の冷蔵装
置は、被冷蔵物を収納する収納部と、この収納部を冷却
するペルチェ冷却ユニットと、このペルチェ冷却ユニッ
トに対し交流を直流に変換して供給する電力供給部とを
備えており、収納部の温度に基づいて電力供給部に供給
される交流をオンオフ可能なスイッチ部を有することを
特徴としている。
【0008】AC/DC変換を行う電力供給部は、安定
した電圧を確保し、また、電力投入時の突入電流の影響
を防止するなどの観点より通常は連続的に動作されてい
る。しかしながら、本願の発明者らは、冷蔵装置におい
ては、いったん庫内温度が冷蔵温度範囲に入ると通常は
安定して保持され、冷却ユニットがオンオフするインタ
ーバルが非常に長いことに着目し、ペルチェ冷却ユニッ
トの稼働停止に合わせて電力供給部を稼働停止してもペ
ルチェ冷却ユニットに殆ど影響を与えずに運転が可能で
あることを見いだした。特に、収納部に投入部と払い出
し部が形成された穀物用の冷蔵装置においては、冷蔵温
度範囲が広く、例えば、白米であっても15〜20℃程
度の範囲の制御で十分である。従って、ペルチェ冷却ユ
ニットを稼働して、いったん15℃まで庫内温度Tを下
げた後は、庫内温度Tが20℃を越えるまでペルチェ冷
却ユニットを停止した状態にできるので、白米や収納部
が冷えて状態が安定している状況ではペルチェ冷却ユニ
ットがオンオフするインターバルは非常に長くなる。従
って、AC/DC変換機能を備えた電力供給部をオンオ
フしても、その頻度はそれほど高くならないのでペルチ
ェ冷却ユニットおよび電力供給部自体の耐久性に殆ど影
響をあたえないで制御することができる。さらに、電力
供給部を停止することによって冷蔵装置内での発熱を抑
えることができるので、ペルチェ冷却ユニットおよび電
力供給部が稼働するタイミングをさらに延ばすことがで
きる。
【0009】ペルチェ冷却ユニットを短いインターバル
でオンオフして収納庫の庫内温度の低下率をコントロー
ルするような場合は、電力供給部を短いインターバルで
オンオフすることは避けることが望ましい。そこで、ペ
ルチェ冷却ユニットに供給される直流をオンオフ可能な
スイッチ部も設けることにより、電力供給部は継続して
稼働した状態でペルチェ冷却ユニットだけを制御するこ
とも可能としている。この直流側のスイッチ部は、特
に、複数のペルチェ冷却ユニットを備えている場合に有
効であり、冷却能力を切り替えることにより、適当な温
度低下率や温度サイクルで収納庫を冷やすのに適してい
る。この冷蔵装置は、次の2つのモードを備えた制御方
法によって制御することができる。
【0010】1.ペルチェ冷却ユニットに対し電力供給
部から供給される交流を変換した直流をオンオフする第
1のモード。
【0011】2.電力供給部に供給される交流をオンオ
フする第2のモード。
【0012】このような交流側のスイッチ部と直流側の
スイッチ部を備えた冷蔵装置あるいは第1および第2の
モードを備えた冷蔵装置は、細かな温度制御が必要な場
合は直流電力をオンオフすることによってAC/DC変
換機能を備えた電力供給部を動かした状態でペルチェ冷
却ユニットだけを制御することが可能であり、電力供給
部およびペルチェ冷却ユニットを負担をかけずに比較的
短いインターバルで制御することができる。一方、冷蔵
温度に達した以降のような細かな温度制御が不要の場合
は、交流電力をオンオフすることによって電力供給部も
含めて制御することが可能であり、電力供給部で消費さ
れる電力を削減すると共に冷蔵装置の内部で発生する熱
も抑制してランニングコストを大幅に低減することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の一
例であるペルチェ冷却ユニットを備えた冷蔵米びつ装置
を説明する。図1に本例の冷蔵米びつ装置の外観を斜視
図を用いて示してある。また、図2に本例の冷蔵米びつ
装置の概略構成を縦断面図を用いて示してあり、図3
に、さらに、横断面図を用いて冷蔵米びつ装置の概略構
成を示してある。
【0014】これらの図に示すように、本例の冷蔵米び
つ装置(米びつ)1は、鉛直方向に長い直方体状のハウ
ジング2を備えており、このハウジング2の上方に開閉
可能な蓋3が設けられている。そして、蓋3を開くと、
白米を収納庫20に投入する投入口21が現れる。本例
の収納庫20は比較的薄い金属板によって囲われた上下
に直方体状に延びた中空の空間であり、その下方に壁の
間がテーパ状に徐々に狭くなった払い出し部22が設け
られ、その先が計量装置4に繋がっている。計量装置4
は、ハウジング2の前面パネル2aから操作できるよう
になっており、計量された米は計量装置4の下側に配置
された米を取り出すための容器5に入り、ユーザーが適
当な量の白米を収納庫20の内部から蓋3など開けずに
取り出せるようになっている。また、ハウジング2の後
面パネル2bの側には、収納部20を冷却するためのペ
ルチェ冷却装置10が配置されており、その下側にペル
チェ冷却装置10を制御するための制御装置30が配置
されている。
【0015】本例の米びつ1は、収納庫20の周囲にペ
ルチェ冷却装置10の吸熱フィン13で冷却される空気
の層28が形成されており、この冷気の循環層28の周
囲に断熱壁29が設けられている。従って、ペルチェ冷
却装置10で冷却された空気が媒体となって収納庫20
を外側全体から徐々に冷却して収納庫20および内部に
投入された白米8の熱を吸収し、収納庫20の庫内温度
Tを下げられるようになっている。断熱壁29と収納庫
20との間には所定の間隔でスペーサ29aが配置され
ており、これによって断熱壁29と収納庫20との間に
適当な間隔の循環層28が形成され、冷気が循環できる
ようになっている。また、ハウジング2の上部と、収納
庫20の蓋3、さらに、収納庫20の払い出し部22は
断熱材29で覆われており、収納庫20の上下方向は断
熱材29でほぼ密封された状態となっている。このた
め、収納庫20は外界から熱的に遮断されており、さら
に、循環層28の冷気が外に漏れないようになってい
る。
【0016】図3に示すように、本例のペルチェ冷却装
置10は、循環層28に設置された吸熱フィン13と、
ハウジング2の後面2aに面して配置された放熱フィン
14を備えており、これら吸熱フィン13および放熱フ
ィン14が2つのペルチェ素子ユニット(ペルチェ冷却
ユニット)11および12で接続されている。さらに、
放熱フィン14の上部には、2つの循環ファン15およ
び16が配置されており、ハウジング2の外部の空気を
放熱フィン14に強制的に循環して放熱効率を高められ
るようになっている。
【0017】図4に、本例の米びつ1の概略の制御構成
をブロック図を用いて示してある。本例の米びつ1の制
御装置30は、家庭用の交流電源でペルチェ冷却装置1
0を稼働できるようになっており、そのために電力供給
部となるAC/DC変換器31で交流39を直流38に
変換してそれぞれのペルチェ冷却ユニット11および1
2に供給するようにしている。AC/DC変換器31か
ら供給される直流電力の一部は循環ファン15および1
6にも供給され、これらをペルチェ冷却ユニット11お
よび12と共に駆動できるようになっている。また、本
例の制御装置30は、それぞれのペルチェ冷却ユニット
11および12に供給される直流電力を個々にオンオフ
可能な直流側のスイッチSW11およびSW12に加
え、AC/DC変換器31に供給される交流電力を一括
してオンオフ可能な交流側のスイッチSW20が設けら
れている。そして、これらのスイッチSW11、SW1
2およびSW20は制御ユニット32によって操作され
るようになっている。制御ユニット32は、収納庫20
の庫内温度Tあるいはこれに関連する温度をセンサー3
3で捉えて庫内温度Tを適当な温度範囲、冷却速度ある
いは冷却サイクルに従って制御する機能を備えており、
制御する状況によって直流側のスイッチSW11および
SW12でペルチェ冷却ユニット11および12を制御
したり、交流側のスイッチSW20で双方のペルチェ冷
却ユニット11および12を一括して制御できるように
なっている。
【0018】図5に本例の米びつ1の制御の一例を示し
てある。ステップ51で収納庫20に白米8を投入する
と、まず、ステップ52で収納庫20および白米8の熱
を取って冷蔵に適した温度範囲まで冷却する冷却プロセ
スが開始される。この冷却プロセスにおいては、収納庫
20を急激に冷却してしまうと壁面や白米の表面が結露
して白米の表面が湿ってしまい、品質を低下させる原因
となったり、かびなどが発生する原因となる。また、収
納庫内の水分をドレン化して庫外に排出してしまうと米
の食味を低下させる原因になると共に収納庫が非常に乾
燥して白米の表面に割れが発生する原因となり、白米の
品質が低下してしまう。一方、収納庫を冷却する速度が
遅すぎると、高温に晒されるので害虫の発生を促してし
まう。このため、上記のような不具合が発生しない状況
でできるかぎり早い速度で庫内温度Tを下げることが望
ましい。このように、ステップ52の冷却プロセスにお
いては、庫内温度Tを適当な割合で低下させたり、ある
いは、冷却と温度保持を繰り返すような適当な温度サイ
クルで庫内温度Tを下げる必要がある。そこで、ステッ
プ52においては、本例の制御ユニット32が、交流側
のスイッチSW20をオンし、直流側のスイッチSW1
1およびSW12をオンオフ制御する制御モード(モー
ド1)を採用して適当な温度勾配または温度サイクルで
収納庫20の庫内温度Tを下げられるようにしている。
【0019】上記のモード1の制御を採用すると、交流
側のスイッチSW20が常時オンになっているので、A
C/DC変換器31は常に稼働状態であり、AC/DC
変換器31からほぼ電圧などが安定した直流電力がそれ
ぞれのペルチェ冷却ユニット11および12に供給され
る。従って、ペルチェ冷却ユニット11および12を直
流側のスイッチSW11およびSW12を用いて同時
に、あるいは個別にオンオフ制御しても大きな電圧変動
や突入電流が発生することはない。このため、ペルチェ
冷却ユニット11および12を短いサイクルあるいはタ
イミングでオンオフ制御して、速やかに所定の冷却性能
を得ることができる。さらに、安定した電力が供給され
ているので、これらのユニット11および12の耐久性
や寿命にそれほど影響を与えずに短いサイクルでオンオ
フ制御することができる。また、本例の米びつ1では、
SW20をオンしておくことにより、循環ファン15お
よび16が稼働状態となるので、ペルチェ冷却装置10
を冷却効率の高い状態で使用することができる。
【0020】ステップ53で、収納庫20の庫内温度T
が冷蔵温度範囲の下限値T2に達すると、次に、収納庫
20の庫内温度Tを冷蔵温度範囲、たとえば15から2
0℃に保持する保持プロセスに移行する。この保持プロ
セスでは、まず、ステップ54で新たな白米の投入があ
ったか否かをたとえば、蓋3の開閉で検出する。白米が
投入された場合は、先に説明した冷却プロセスを行う必
要があるので、ステップ52に移行する。一方、そのま
ま保持プロセスを行う場合はステップ55で庫内温度T
が冷蔵温度範囲の上限T1以上になっているか否かを確
認する。庫内温度Tが上限値T1を超えている場合は、
収納庫20の内部を冷却する必要がある。このため、ス
テップ57において交流側のスイッチSW20をオンに
してペルチェ冷却ユニット11および12を稼動状態に
する。このステップ57においては、直流側のスイッチ
SW11およびSW12はオンに固定されており、交流
側のスイッチSW20で双方のペルチェ冷却ユニット1
1および12を制御できるようになっている。
【0021】ステップ55において庫内温度Tが上限値
T1以下の場合は、ステップ56で庫内温度Tが冷蔵温
度範囲の下限値T2に達しているか否かを確認する。庫
内温度Tが下限値T2に達している場合は、ステップ5
8で交流側のスイッチSW20をオフにして双方のペル
チェ冷却ユニット11および12を停止状態にする。交
流側のスイッチSW20をオフにすることにより、ペル
チェ冷却ユニット11および12を停止できると共に、
AC/DC変換器31も停止できる。したがって、本例
の制御装置30は、保持プロセスで直流側のスイッチS
W11およびSW12をオンにしておき、交流側のスイ
ッチSW20をオンオフ制御する制御モード(モード
2)を採用することにより、ペルチェ冷却装置10で消
費される電力はもちろん、AC/DC変換器31で自己
消費される電力も省けるようにしている。また、本例の
米びつ1では、AC/DC変換器31を停止することに
よって、循環ファン15および16も停止するようにな
っているので、ファンで消費される電力も自動的に削減
され、さらに消費電力を低減することができる。
【0022】ステップ56で、庫内温度Tが下限値T2
に到達していない場合は、ペルチェ冷却ユニット11お
よび12を用いて収納庫を冷却中であるか、あるいは、
いったん庫内温度Tが下限値T2に到達して収納庫が冷
蔵温度範囲に維持されている状態である。従って、その
ままの状態でステップ54に戻って上記のような保持プ
ロセスを繰り返す。
【0023】このように、本例の米びつ1は、収納庫2
0の庫内温度Tを所定の温度範囲に維持する保持プロセ
スにおいては、直流側のスイッチSW11およびSW1
2に加えて交流側にもスイッチSW20を設け、この交
流側のスイッチSW20を操作することによってペルチ
ェ冷却ユニット11および12を操作している。ペルチ
ェ冷却ユニットを用いた冷蔵庫などにおいては、収納庫
の温度制御はペルチェ冷却ユニットをオンオフ制御する
か、あるいはペルチェ冷却ユニットに供給される直流電
圧を制御してペルチェ冷却ユニットの能力を変えて温度
制御をする方法が採用されているが、電圧を可変制御に
できる電力供給装置のコストを考慮するとオンオフ制御
が用いられるケースが多い。このようなオンオフ制御を
行う際でも、安定した電力を確保するためなどの目的で
ペルチェ冷却ユニットの制御に係わらずAC/DC変換
装置は継続して稼動したままの状態である。したがっ
て、通常の効率のAC/DC変換装置が採用されている
場合は、ペルチェ冷却ユニットで消費される電力とほぼ
等しい電力がAC/DC変換装置で消費されてしまう。
これに対し本例の米びつ1においては、交流側にもスイ
ッチを設け、AC/DC変換器31も停止できるので、
消費電力を大幅に低減することができる。さらに、ペル
チェ冷却ユニット11および12が停止している間はA
C/DC変換器31も停止することにより、AC/DC
変換器31からの発熱も防止できるので、ハウジング2
の内部温度の上昇も押さえることができる。したがっ
て、収納庫に対して温度上昇の原因となるハウジング内
の温度も低く保持できるので、保持プロセスでペルチェ
冷却ユニットが起動する頻度も減り、この点でも消費電
力を抑えることができる。このように、本例の米びつ1
は、交流側にスイッチSW20を設けて、スイッチング
を行うことにより、通常運転時のランニングコストを大
幅に低減することが可能である。さらに、発熱を抑える
ことができるので、部屋や倉庫の角などの狭いスペース
に冷蔵米びつを設置することが可能となり、一般の家庭
や農家などで利用し易い冷蔵米びつを提供することがで
きる。
【0024】さらに、本例の冷蔵装置は穀物貯蔵を行う
米びつであり、保持プロセスにおいては5℃近くの許容
範囲のある冷蔵温度範囲を設定することができる。ま
た、庫内温度Tがこの冷蔵温度範囲の上限T1に到達し
たときに、冷蔵温度範囲の下限T2までいっきに冷却
し、その下限値T2に達したら停止するという制御方法
を採用することができる。このため、ペルチェ冷却ユニ
ット11および12はいったん稼動すると上限温度T1
から下限温度T2まで継続して運転され、その後、庫内
温度Tが上限温度T1に達するまで停止することができ
る。このように、白米に限らず、玄米やその他の穀物を
保存する穀物冷蔵貯蔵庫においては、冷蔵温度範囲を広
く設定できるので、冷却ユニットの稼働・停止のインタ
ーバルを長くすることが可能である。従って、ペルチェ
冷却ユニットが稼働および停止をするタイミングでAC
/DC変換器31をオンオフすことにより、ペルチェ冷
却ユニットの起動の当初に若干の電圧変動や突入電流が
発生しても、その頻度が非常に少ないのでペルチェ冷却
ユニットの耐久性に及ぼす影響は殆どない。
【0025】さらに、本例の制御装置30においては、
ペルチェ冷却ユニット11および12が頻繁にオンオフ
する可能性がある冷却プロセスにおいては、モード1の
制御、すなわち、直流側のスイッチSW11およびSW
12でそれぞれのペルチェ冷却ユニット11および12
を制御できるようにしてある。このため、ペルチェ冷却
ユニット11および12のオンオフのインターバルが短
い状況ではAC/DC変換器31は停止せず継続して稼
働する。従って、安定した電力をユニット11および1
2に供給することができるので、ペルチェ冷却ユニット
11および12の稼働・停止が頻繁になっても各々のペ
ルチェ冷却ユニット11および12に負担が少ない運転
を行うことができる。
【0026】なお、上記では、白米を冷蔵保存可能な米
びつ1を例に本発明を説明しているが、白米に限らず、
玄米や麦などの他の穀物を冷蔵保存可能な冷蔵装置にお
いても本発明が適用できることはもちろんである。ま
た、冷蔵米びつの構成は本例に限定されるものではな
く、ペルチェ冷却ユニットを用いた様々な構成の冷蔵装
置に対し本発明を適用することが可能であり、例えば、
庫内に吸熱フィンが露出したタイプや、蓋にペルチェ冷
却ユニットが装着されたタイプであっても本発明を適用
することができる。また、本例においては、2つのペル
チェ冷却ユニットを用いて収納庫を冷却するタイプの冷
蔵米びつを例に説明しているが、3つ以上のペルチェ冷
却ユニットを用いることももちろん可能であり、また、
ペルチェ冷却ユニットが1つの冷蔵装置においても本発
明を適用できることはもちろんである。また、小型の冷
蔵米びつのように、冷却期間が短く、これに比べて冷蔵
温度範囲内で庫内温度を保持する期間が長い冷蔵装置に
おいては、冷却期間中にペルチェ冷却ユニットをオンオ
フする頻度はそれほど多くない。従って、冷却期間中で
あってもAC/DC変換器31の交流側のスイッチSW
20で一括して制御してもペルチェ冷却ユニットの耐久
性に与える影響はほとんどなく、スイッチSW20だけ
で全ての制御が可能となるので、ランニングコストの安
い冷蔵米びつを非常に簡易な構成で低価格で提供するこ
とが可能となる。
【0027】さらに、本発明は、穀物用の冷蔵装置に限
らず、比較的冷蔵温度範囲が広く、ペルチェ冷却装置の
稼働および停止のインターバルの長い冷蔵庫に対して好
適であり、そのような冷蔵装置のランニングコストを大
幅に抑えることが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷蔵装置
は、収納部に投入された穀物などの被冷蔵物をペルチェ
冷却ユニットを用いて冷蔵可能なものであり、ペルチェ
冷却ユニットをオンオフするインターバルを長く設定で
きるときに、交流を直流に変換してペルチェ冷却ユニッ
トに供給する電力供給部の交流側をスイッチングし、ペ
ルチェ冷却ユニットと共に電力供給部もオンオフ制御で
きるようにしている。これにより、ペルチェ冷却ユニッ
トが停止している間は、電力供給部も停止するので、こ
の電力供給部で消費される電力を削減するとが可能とな
る。特に、穀物に適した冷蔵装置は、いったん冷却した
後は、収納部の穀物が消費されるまでは冷蔵温度範囲で
保持する制御となる。このため、この保持する期間はペ
ルチェ冷却ユニットと共に電力供給部もオンオフ制御す
ることによって消費電力を大幅に低減し、ランニングコ
ストを低く抑えることが可能となる。従って、一般の家
庭や農家において、コストをかけずに手軽に利用でき、
夏期などの気温の高い状況でも白米や他の穀物の品質を
長期間にわたり保持でき、いつでもおいしい白米あるい
は他の穀物を手軽に得られる冷蔵装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷蔵米びつの外観を示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示す冷蔵米びつの概略構成を示す縦断面
図である。
【図3】図1に示す冷蔵米びつの概略構成を示す横断面
図である。
【図4】図1に示す冷蔵米びつの制御構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図1に示す冷蔵米びつの制御方式の一例を示す
フローチャートである。
【図6】直流側にのみスイッチが設けられた冷蔵米びつ
の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 米びつ装置 2 ハウジング 3 開閉蓋 8 白米 10 ペルチェ冷却装置 11、12 ペルチェ冷却ユニット 13 吸熱フィン 14 放熱フィン 15、16 循環ファン 20 収納庫 21 投入口 22 払い出し口 30 制御装置 31 AC/DC変換器 32 制御ユニット 38 直流 39 交流 SW11、SW12 直流側のスイッチ SW20 交流側のスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 純 長野県南安曇郡豊科町大字豊科1000番地 ジーエーシー株式会社内 (72)発明者 南山 雄一 長野県南安曇郡豊科町大字豊科1000番地 ジーエーシー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被冷蔵物を収納する収納部と、この収納
    部を冷却するペルチェ冷却ユニットと、このペルチェ冷
    却ユニットに対し交流を直流に変換して供給する電力供
    給部と、前記収納部の温度に基づいて前記電力供給部に
    供給される交流をオンオフ可能なスイッチ部とを有する
    ことを特徴とする冷蔵装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記収納部は投入部
    と払い出し部を備えていることを特徴とする冷蔵装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ペルチェ冷却ユ
    ニットに供給される直流をオンオフ可能なスイッチ部を
    備えていることを特徴とする冷蔵装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、複数の前記ペルチェ
    冷却ユニットを備えていることを特徴とする冷蔵装置。
  5. 【請求項5】 被冷蔵物を収納する収納部を少なくとも
    1つのペルチェ冷却ユニットによって冷却可能な冷蔵装
    置の制御方法であって、 前記ペルチェ冷却ユニットに対し電力供給部から供給さ
    れる交流を変換した直流をオンオフする第1のモード
    と、 前記電力供給部に供給される交流をオンオフする第2の
    モードとを有することを特徴とする冷蔵装置の制御方
    法。
JP9093377A 1997-04-11 1997-04-11 冷蔵装置およびその制御方法 Pending JPH10288438A (ja)

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