JPH10291930A - 新規タキソイドを含む製薬学的組成物 - Google Patents

新規タキソイドを含む製薬学的組成物

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JPH10291930A
JPH10291930A JP10052669A JP5266998A JPH10291930A JP H10291930 A JPH10291930 A JP H10291930A JP 10052669 A JP10052669 A JP 10052669A JP 5266998 A JP5266998 A JP 5266998A JP H10291930 A JPH10291930 A JP H10291930A
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Japan
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group
general formula
carbon atoms
acid
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JP10052669A
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English (en)
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Herve Bouchard
エルベ・ブシヤール
Jean-Dominique Bourzat
ジヤン−ドミニク・ブルザ
Alain Commercon
アラン・コメルソン
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Aventis Pharma SA
Original Assignee
Rhone Poulenc Rorer SA
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D305/00Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms
    • C07D305/14Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms condensed with carbocyclic rings or ring systems
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/335Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多剤耐性腫瘍に対しても優れた抗腫瘍活性を
示すタキソド誘導体を含む製薬学的組成物を提供するこ
と。 【解決手段】 一般式 【化1】 [式中、Rは水素原子あるいはアセチル、アルコキシア
セチル又はアルキル基を示し;R1はベンゾイル基又は
基R2−O−CO−を示し、ここでR2は場合により置換
されていることができる、アルキル、アルケニル、アル
キニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ビシクロ
アルキル、フェニル又はヘテロ環式基を示し;Arは場
合により置換されていることができるアリール基を示
す]の新規タキソイドの少なくとも1種を、1種もしく
はそれ以上の製薬学的に許容し得る不活性な又は生理学
的に活性な生成物を組み合わせて含むことを特徴とする
製薬学的組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は一般式:
【0002】
【化2】
【0003】の新規タキソイド、それらの製造及びそれ
らを含む製薬学的組成物に関する。
【0004】一般式(I)において、Arはアリール基
を示し、Rは水素原子あるいはアセチル、アルコキシア
セチル又はアルキル基を示し、R1はベンゾイル基又は
基R2−O−CO−を示し、ここでR2は −炭素数が1〜8の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル
基、炭素数が2〜8のアルケニル基、炭素数が3〜8の
アルキニル基、炭素数が3〜6のシクロアルキル基、炭
素数が4〜6のシクロアルケニル基又は炭素数が7〜1
1のビシクロアルキル基を示し、これらの基は場合によ
りハロゲン原子ならびにヒドロキシ基、炭素数が1〜4
のアルコキシ基、各アルキル部分の炭素数が1〜4のジ
アルキルアミノ基、ピペリジノ基、モルホリノ基、1−
ピペラジニル基(場合により4−位において炭素数が1
〜4のアルキル基により、又はアルキル部分の炭素数が
1〜4のフェニルアルキル基により置換されていること
ができる)、炭素数が3〜6のシクロアルキル基、炭素
数が4〜6のシクロアルケニル基、フェニル基、シアノ
基、カルボキシ基又はアルキル部分の炭素数が1〜4の
アルコキシカルボニル基から選ばれる1個又はそれ以上
の置換基により置換されていることができるか、 −あるいは場合によりハロゲン原子及び炭素数が1〜4
のアルキル基又は炭素数が1〜4のアルコキシ基から選
ばれる1個又はそれ以上の原子又は基により置換されて
いることができるフェニル基を示すか、 −あるいは場
合により1個又はそれ以上の炭素数が1〜4のアルキル
基により置換されていることができる4−〜6−員の飽
和もしくは不飽和窒素−含有ヘテロ環式基を示し、シク
ロアルキル、シクロアルケニル又はビシクロアルキル基
は場合により1個又はそれ以上の炭素数が1〜4のアル
キル基により置換されていることができると理解され
る。
【0005】好ましくは、Arは場合によりハロゲン原
子(フッ素、塩素、臭素又はヨウ素)及びアルキル、ア
ルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、
アルコキシ、アルキルチオ、アリールオキシ、アリール
チオ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、
ホルミル、アシル、アシルアミノ、アロイルアミノ、ア
ルコキシカルボニルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、
ジアルキルアミノ、カルボキシ、アルコキシカルボニ
ル、カルバモイル、ジアルキルカルバモイル、シアノ、
ニトロ及びトリフルオロメチル基から選ばれる1個又は
それ以上の原子又は基により置換されていることができ
るフェニル又はα−もしくはβ−ナフチル基を示し、ア
ルキル基及び他の基のアルキル部分の炭素数は1〜4で
あり、アルケニル及びアルキニル基の炭素数は2〜8で
あり、アリール基はフェニル又はα−もしくはβ−ナフ
チル基であると理解されるか、あるいはまた、Arは窒
素、酸素又は硫黄原子から選ばれる1個又はそれ以上の
同一又は異なる原子を含み、場合によりハロゲン原子
(フッ素、塩素、臭素又はヨウ素)及び炭素数が1〜4
のアルキル基、炭素数が6〜10のアリール基、炭素数
が1〜4のアルコキシ基、炭素数が6〜10のアリール
オキシ基、アミノ基、炭素数が1〜4のアルキルアミノ
基、各アルキル部分の炭素数が1〜4のジアルキルアミ
ノ基、アシル部分の炭素数が1〜4のアシルアミノ基、
炭素数が1〜4のアルコキシカルボニルアミノ基、炭素
数が1〜4のアシル基、アリール基の炭素数が6〜10
のアリールカルボニル基、シアノ基、カルボキシ基、カ
ルバモイル基、アルキル部分の炭素数が1〜4のアルキ
ルカルバモイル基、各アルキル部分の炭素数が1〜4の
ジアルキルカルバモイル基又はアルコキシ部分の炭素数
が1〜4のアルコキシカルボニル基から選ばれる1個又
はそれ以上の同一又は異なる置換基により置換されてい
ることができる5−員芳香族ヘテロ環式基を示す。
【0006】より特定的には、Arは場合によりハロゲ
ン原子ならびにアルキル、アルコキシ、アミノ、アルキ
ルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、アルコキ
シカルボニルアミノ及びトリフルオロメチル基から選ば
れる1個又はそれ以上の同一又は異なる原子又は基によ
り置換されていることができるフェニル、2−もしくは
3−チエニル又は2−もしくは3−フリル基を示す。
【0007】さらに特定的には、Arは場合により塩素
又はフッ素原子により、あるいはアルキル(メチル)、
アルコキシ(メトキシ)、ジアルキルアミノ(ジエチル
アミノ)、アシルアミノ(アセチルアミノ)又はアルコ
キシカルボニルアミノ(tert−ブトキシカルボニル
アミノ)により置換されていることができるフェニル
基、あるいは2−もしくは3−チエニル又は2−もしく
は3−フリル基を示す。
【0008】Arがフェニル基を示し、R1がベンゾイ
ル又はtert−ブトキシカルボニル基を示す一般式
(I)の生成物がさらに特に興味深い。
【0009】7−位における置換基の性質により一般式
(I)の生成物と異なり且つ耐性腫瘍細胞に活性な性質
を示さないタキソイドはJ.Med.Chem.,
,992−998(1991)に記載されている。
【0010】本発明に従えば、一般式(I)の新規タキ
ソイドは一般式:
【0011】
【化3】
【0012】[式中、Ar及びR1は上記と同義であ
り、R3及びR4は同一又は異なり水素原子、又は炭素数
が1〜4のアルキル基、アルキル部分の炭素数が1〜4
であり且つアリール部分が好ましくは場合により1個も
しくはそれ以上の炭素数が1〜4のアルコキシ基により
置換されていることができるフェニル基を示すアラルキ
ル基、又は場合により1個もしくはそれ以上の炭素数が
1〜4のアルコキシ基により置換されていることができ
るフェニル基であることが好ましいアリール基を示す
か、あるいは他の場合、R3は炭素数が1〜4のアルコ
キシ基又はトリクロロメチルなどのトリハロメチル基又
はトリクロロメチルなどのトリハロメチル基により置換
されたフェニル基を示し、そしてR4は水素原子を示す
か、あるいはまた、R3及びR4はそれらが結合している
炭素原子と一緒になって4〜7員環を形成し、G1は水
素原子又はアセチル、アルコキシアセチルもしくはアル
キル基あるいはヒドロキシ−保護基を示す]の生成物か
ら得ることができ、方法はR3及びR4の意味に従って以
下の方法で行われる: 1)R3が水素原子又は炭素数が1〜4のアルコキシ基
又は場合により置換されていることができるアリール基
を示し、R4が水素原子を示す場合、一般式(II)の
生成物を酸性媒体中で処理して一般式:
【0013】
【化4】
【0014】[式中、Ar、R1及びG1は上記と同義で
ある]の生成物を得、必要ならそのG1基を水素原子に
より置換する。
【0015】一般式(II)の生成物の側鎖の脱保護は
単独で、又は混合物として用いられる無機酸(塩酸又は
硫酸)あるいは有機酸(酢酸、メタンスルホン酸、トリ
フルオロメタンスルホン酸又はp−トルエンスルホン
酸)の存在中で行うこともでき、方法はアルコール類
(メタノール、エタノール又はイソプロパノール)、エ
ーテル類(テトラヒドロフラン、ジイソプロピルエーテ
ル又はメチルt−ブチルエーテル)、エステル類(酢酸
エチル、酢酸イソプロピル又は酢酸n−ブチル)、脂肪
族炭化水素類(ペンタン、ヘキサン又はヘプタン)、ハ
ロゲン化脂肪族炭化水素類(ジクロロメタン又は1,2
−ジクロロエタン)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、ト
ルエン又はキシレン)及びニトリル類(アセトニトリ
ル)から選ばれる有機溶媒中で、−10〜60℃、好ま
しくは15〜30℃の温度において行われる。酸は触媒
量、化学量論的量又は過剰量で用いることができる。
【0016】脱保護は酸化条件下で、例えばアセトニト
リル−水混合物中でアンモニウムセリウム(IV)ナイ
トレートを用いることにより、あるいは水中で2,3−
ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノンを
用いることによっても行うことができる。
【0017】脱保護は還元条件下で、例えば触媒の存在
中における水添分解によっても行うことができる。
【0018】G1が保護基を示す場合、それは2,2,
2−トリクロロエトキシカルボニル又は2−(2−トリ
クロロメチルプロポキシ)カルボニル基であることが好
ましく、その水素による置換は酢酸の存在中で20〜6
0℃の温度において、場合により銅と組み合わされた亜
鉛を用いて、あるいは場合により銅と組み合わされた亜
鉛の存在中で炭素数が1〜3の脂肪族アルコール中、又
は酢酸エチル、酢酸イソプロピル又は酢酸n−ブチルな
どの脂肪族エステル中の溶液において塩酸又は酢酸など
の無機又は有機酸を用いることにより行われ、あるいは
別の場合、G1がアルコキシカルボニル基を示す場合、
その場合によって行われる水素による置換は、アルカリ
性媒体中における処理により、あるいは分子の残りの部
分に影響を与えない条件下でハロゲン化亜鉛の作用によ
り行われる。一般にアルカリ処理は水性−アルコール性
媒体中で20℃近辺の温度においてアンモニアの作用に
より行われる。一般にハロゲン化亜鉛、好ましくはヨウ
化亜鉛を用いた処理は、メタノール中で20℃近辺の温
度において行われる。
【0019】2)R3及びR4が同一又は異なり炭素数が
1〜4のアルキル基、又はアルキル部分の炭素数が1〜
4であり、アリール部分が好ましくは場合により置換さ
れていることができるフェニルであるアラルキル基を示
すか、あるいは他の場合、R3がトリハロメチル基又は
トリハロメチル基により置換されたフェニル基を示し、
4が水素原子を示すか、あるいは他の場合、R3及びR
4がそれらが結合している炭素原子と一緒になって4〜
7員環を形成する場合、一般式(II)の化合物を一般
式:
【0020】
【化5】
【0021】[式中、Ar及びG1は上記と同義であ
る]の生成物に変換し、それをベンゾイルクロリド又は
一般式: R2−O−CO−X (V) [式中、R2は上記と同義であり、Xはハロゲン(フッ
素又は塩素)原子あるいは−O−R2もしくは−O−C
O−O−R2残基を示す]の反応性誘導体を用いてアシ
ル化し、Ar、R1及びG1が上記と同義である一般式
(III)の生成物を得、そのG1基を必要なら水素原
子により置換する。
【0022】一般式(IV)の生成物は、Ar、R1
びG1が上記と同義であり、R3及びR4が同一又は異な
りアルキル、アラルキル又はアリール基を示すか、ある
いは他の場合R3及びR4がそれらが結合している炭素原
子と一緒になって4〜7員環を形成する一般式(II)
の生成物を、場合により炭素数が1〜3のアルコール
(メタノール、エタノール又はイソプロパノール)中で
0〜50℃の温度において無機酸(塩酸又は硫酸)もし
くは有機酸(蟻酸)で処理することにより得ることがで
きる。20℃近辺の温度において蟻酸を用いるのが好ま
しい。
【0023】ベンゾイルクロリド又は一般式(V)の反
応性誘導体を用いた一般式(IV)の生成物のアシル化
は、エステル類、例えば酢酸エチル、酢酸イソプロピル
又は酢酸n−ブチル及びハロゲン化脂肪族炭化水素類、
例えばジクロロメタン又は1,2−ジクロロエタンから
選ばれる不活性有機溶媒中で、例えば重炭酸ナトリウム
などの無機塩基、又はトリエチルアミンなどの有機塩基
の存在中で行われる。反応は0〜50℃、好ましくは2
0℃近辺の温度で行われる。
【0024】基G1が保護基を示す場合、その水素原子
による置換は上記の条件下で行われる。
【0025】一般式(II)の生成物は以下の方法の1
つに従って得ることができる: 1)一般式:
【0026】
【化6】
【0027】[式中、G1は上記と同義である]の生成
物を一般式:
【0028】
【化7】
【0029】[式中、Ar、R1、R3及びR4は上記と
同義である]の酸又はこの酸の誘導体を用いてエステル
化することにより。
【0030】一般式(VII)の酸を用いたエステル化
は縮合剤(カルボジイミド、反応性炭酸塩)及び活性化
剤(アミノピリジン)の存在中で、有機溶媒(エーテ
ル、エステル、ケトン類、ニトリル類、脂肪族炭化水素
類、ハロゲン化脂肪族炭化水素類又は芳香族炭化水素
類)中において、−10〜90℃の温度で行うことがで
きる。
【0031】エステル化は、無水物の形態の一般式(V
II)の酸を用いても行うことができ、方法は活性化剤
(アミノピリジン)の存在中で、有機溶媒(エーテル
類、エステル類、ケトン類、ニトリル類、脂肪族炭化水
素類、ハロゲン化脂肪族炭化水素類又は芳香族炭化水素
類)中において、0〜90℃の温度で行われる。
【0032】エステル化はハライドの形態、あるいは場
合によりその場で生成される脂肪族又は芳香族酸との無
水物の形態の一般式(VII)の酸を用いて塩基(第3
脂肪族アミン類)の存在中でも行うことができ、方法は
有機溶媒(エーテル類、エステル類、ケトン類、ニトリ
ル類、脂肪族炭化水素類、ハロゲン化脂肪族炭化水素類
又は芳香族炭化水素類)中において、0〜80℃の温度
で行われる。
【0033】一般式(VII)の酸は、一般式:
【0034】
【化8】
【0035】[式中、Ar、R1、R3及びR4は上記と
同義であり、R5は場合によりフェニル基により置換さ
れていることができる炭素数が1〜4のアルキル基を示
す]のエステルのけん化により得ることができる。
【0036】一般にけん化は水性−アルコール性媒体
(メタノール−水)中で無機塩基(アルカリ金属水酸化
物、炭酸塩又は重炭酸塩)を用い、10〜40℃の温度
で行われる。
【0037】一般式(VIII)のエステルは、ジアル
キルアセタール又はエノールアルキルエーテルの形態の
一般式:
【0038】
【化9】
【0039】[式中、R3及びR4は上記と同義である]
の生成物を一般式:
【0040】
【化10】
【0041】[式中、Ar、R1及びR5は上記と同義で
ある]のエステルに作用させることにより得られ、方法
は不活性有機溶媒(芳香族炭化水素)中で、無機強酸
(硫酸)又は有機強酸(場合によりピリジニウム塩の形
態のp−トルエンスルホン酸)の存在中において、0℃
〜反応混合物の沸点の温度で行われる。
【0042】一般式(X)のエステルは一般式(V)の
生成物を一般式:
【0043】
【化11】
【0044】[式中、Ar及びR5は上記と同義であ
る]のエステルに作用させることにより得ることがで
き、方法は有機溶媒(エステル、ハロゲン化脂肪族炭化
水素)中で、無機又は有機塩基の存在中において、0〜
50℃の温度で行われる。
【0045】一般式(XI)の生成物は、一般式:
【0046】
【化12】
【0047】[式中、Ar及びR5は上記と同義であ
る]のアジドをパラジウムカーボンなどの触媒の存在中
で水素を用いて還元することにより得ることができ、方
法は有機溶媒(エステル)中で行われる。
【0048】一般式(XII)の生成物はトリメチルシ
リルアジドなどのアジドを塩化亜鉛の存在中で、又はア
ルカリ金属(ナトリウム、カリウム又はリチウム)アジ
ドを水性−有機溶媒(水−テトラヒドロフラン)中にお
いて、20℃〜反応混合物の沸点の温度で、場合により
その場で生成される一般式:
【0049】
【化13】
【0050】[式中、Ar及びR5は上記と同義であ
る]のエポキシドに作用させることにより得ることがで
きる。
【0051】一般式(XIII)のエポキシドは、一般
式:
【0052】
【化14】
【0053】[式中、Arは上記と同義であり、Hal
はハロゲン原子、好ましくは臭素原子を示し、R6及び
7は同一又は異なり水素原子又は炭素数が1〜4のア
ルキル基又はフェニル基を示し、少なくとも1つはアル
キル基又はフェニル基である]の生成物を、テトラヒド
ロフランなどの不活性有機溶媒中で−80℃〜25℃の
温度において、場合によりその場で生成されるアルカリ
金属アルコレートを用いて脱ハロゲン化水素することに
より場合によりその場で得ることができる。
【0054】一般式(XIV)の生成物は、一般式: Ar−CHO (XV) [式中、Arは上記と同義である]のアルデヒドを、前
もってアニオン化された一般式:
【0055】
【化15】
【0056】[式中、Hal、R6及びR7は上記と同義
である]のハライドに作用させることにより得ることが
できる。
【0057】一般に方法は、エーテル類(エチルエーテ
ル)及びハロゲン化脂肪族炭化水素類(メチレンクロリ
ド)から選ばれる不活性有機溶媒中で、−80〜25℃
の温度において、第3アミン(トリエチルアミン)及び
エノール化剤(ジ−n−ブチルホウ素トリフレート)の
存在中で行われる。
【0058】一般式(XVI)の生成物はハロ酢酸のハ
ライド、好ましくはブロモ酢酸のブロミドを対応するオ
キサゾリジノンに作用させることにより得ることができ
る。
【0059】一般式(XI)の生成物は、一般式:
【0060】
【化16】
【0061】[式中、Ar及びR5は上記と同義であ
り、Phは場合により置換されていることができるフェ
ニル基を示す]の生成物の水添分解により得ることがで
きる。
【0062】水添分解は一般に触媒の存在中で水素を用
いて行われる。さらに特定的には、1〜10重量%のパ
ラジウムを含むパラジウムカーボン、又は20重量%の
パラジウムを含むパラジウムジヒドロキシドを触媒とし
て用いる。
【0063】水添分解は有機溶媒中、又は有機溶媒の混
合物中で行われる。場合により炭素数が1〜4の脂肪族
アルコールと組み合わされた酢酸、例えば酢酸−メタノ
ール混合物中で、20〜80℃の温度において方法を行
うのが有利である。
【0064】水添分解に必要な水素は、化学反応又は熱
分解により水素を放出する化合物(蟻酸アンモニウム)
により与えることもできる。1〜50バールの水素圧下
で方法を行うのが有利である。
【0065】一般式(XVII)の生成物は、一般式:
【0066】
【化17】
【0067】[式中、Ar及びPhは上記と同義であ
る]の生成物の加水分解又はアルコーリシスにより得る
ことができる。
【0068】R5が上記と同義である式R5−OHのアル
コールを用いてアルコーリシスを行うのが特に有利であ
り、反応は酸媒体中で行われる。
【0069】アルコーリシスは塩酸などの無機強酸の存
在中で、反応混合物の還流温度近辺の温度においてメタ
ノールを用いて行うのが好ましい。
【0070】一般式(XVIII)の生成物は一般式:
【0071】
【化18】
【0072】[式中、Ar及びPhは上記と同義であ
り、R8はアルキル、フェニルアルキル又はフェニル基
を示す]のエステルをけん化し、その後一般式(XVI
I)の3R,4Sジアステレオ異性体を他のジアステレ
オ異性体から分離することにより得ることができる。
【0073】けん化は一般に水酸化アンモニウム、水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど
の無機又は有機塩基を用い、メタノール−水又はテトラ
ヒドロフラン−水混合物などの適した溶媒中で、−10
℃〜20℃の温度において行われる。
【0074】3R,4Sジアステレオ異性体の分離は、
酢酸エチルなどの適した有機溶媒からの選択的結晶化に
より行うことができる。
【0075】一般式(XIX)の生成物は、一般式:
【0076】
【化19】
【0077】[式中、Ar及びPhは上記と同義であ
る]のイミンの、一般式:
【0078】
【化20】
【0079】[式中、R1は上記と同義であり、Yは臭
素又は塩素原子などのハロゲン原子を示す]の酸ハライ
ドへの環状付加により得ることができる。
【0080】反応は一般に0〜50℃の温度において、
脂肪族第3アミン類(トリエチルアミン)又はピリジン
から選ばれる塩基の存在中で、場合によりハロゲン化さ
れた脂肪族炭化水素類(メチレンクロリド又はクロロホ
ルム)及び芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン又は
キシレン)から選ばれる有機溶媒中で行われる。
【0081】一般式(XX)の生成物はM.Furuk
awa et al.,Chem.Pharm.Bul
l.,25(1),181−184(1977)により
記載の条件と類似の条件下で得ることができる。
【0082】一般式(VI)の生成物は一般式:
【0083】
【化21】
【0084】[式中、G1は上記と同義である]のバッ
カチンIII又は10−デアセチルバッカチンIII誘
導体に、アルカリ金属ハライド(ヨウ化ナトリウムもし
くはフッ化カリウム)又はアルカリ金属アジド(ナトリ
ウムアジド)、又は第4アンモニウム塩又はアルカリ金
属ホスフェートを作用させることにより得ることができ
る。
【0085】一般に反応はエーテル類(テトラヒドロフ
ラン、ジイソプロピルエーテル、メチルt−ブチルエー
テル)及びニトリル類(アセトニトリル)から選ばれる
単独の、又は混合物の形態の有機溶媒中で、20℃〜反
応混合物の沸点の温度において行われる。
【0086】G1が水素原子又はアセチル、アルコキシ
アセチル又はアルキル基を示す式(XXII)の生成物
は、既知の方法に従っていちいの葉(タクスス・バッカ
タ(Taxus baccata))から抽出し、場合
により10位を保護することができるバッカチンIII
又は10−デアセチルバッカチンIIIに無水物又はN
−フェニルトリフルオロメタンスルホンイミドなどのト
リフルオロメタンスルホン酸誘導体を作用させることに
より得られ、G1がアルコキシアセチル又はアルキル基
を示す一般式(XXII)の生成物を得るためには、好
ましくは7位においてシリル化基で保護された10−デ
アセチルバッカチンIIIを前以てアルコキシ酢酸ハラ
イド又はアルキルハライドで処理することが必要である
ことが理解される。
【0087】一般にトリフルオロメタンスルホン酸誘導
体の反応は、不活性有機溶媒(場合によりハロゲン化さ
れた脂肪族炭化水素類又は芳香族炭化水素類)中で、脂
肪族第3アミン(トリエチルアミン)又はピリジンなど
の有機塩基の存在中において、−50〜+20℃の温度
で行われる。
【0088】一般にアルコキシアセチル基の導入は、保
護10−デアセチルバッカチンIIIをアルコキシ酢酸
ハライドで処理することにより行われ、方法はピリジン
などの塩基性有機溶媒中で、20℃近辺の温度で行われ
る。
【0089】一般にアルキル基の導入は、10位におい
て保護及び金属化された10−デアセチルバッカチンI
IIを、例えばアルカリ金属水素化物(水素化ナトリウ
ム)又は金属アルキリド(ブチルリチウム)をアルキル
ハライドと共に用いて処理することにより行われる。
【0090】2)一般式:
【0091】
【化22】
【0092】[式中、Ar、R1、R3、R4及びG1は上
記の通りである]の生成物へのアルカリ金属ハライド
(ヨウ化ナトリウム又はフッ化カリウム)あるいはアル
カリ金属アジド(ナトリウムアジド)あるいは第4アン
モニウム塩あるいはアルカリ金属ホスフェートの作用に
より。
【0093】一般に反応はエーテル類(テトラヒドロフ
ラン、ジイソプロピルエーテル又はメチルt−ブチルエ
ーテル)及びニトリル類(アセトニトリル)から選ばれ
る単独の、又は混合物の形態の有機溶媒中で、20℃〜
反応混合物の沸点の温度において行われる。
【0094】一般式(XXIII)の生成物は一般式
【0095】
【化23】
【0096】[式中、Ar、R1、R3、R4及びG1は上
記と同義である]のタキソイドへの無水物又はN−フェ
ニルトリフルオロメタンスルホンイミドなどのトリフル
オロメタンスルホン酸誘導体の作用により得られる。
【0097】一般に反応は不活性有機溶媒(場合により
ハロゲン化された脂肪族炭化水素類又は芳香族炭化水素
類)中で、脂肪族第3アミン(トリエチルアミン)又は
ピリジンなどの有機塩基の存在中において、−50〜+
20℃の温度で行われる。
【0098】G1が水素原子又はアセチル基を示す一般
式(XXIV)のタキソイドは、一般式:
【0099】
【化24】
【0100】[式中、Ar、R1、R3及びR4は上記と
同義であり、G’1はヒドロキシ−保護基を示し、G’2
はアセチル、アルコキシアセチル又はアルキル基、ある
いはヒドロキシ−保護基を示す]の生成物から、保護基
G’1及び場合によりG’2を水素により置換することに
より得ることができる。
【0101】基G’1及びG’2がヒドロキシ−保護基を
示す場合、それは2,2,2−トリクロロエトキシカル
ボニル又は2−(2−トリクロロメチルプロポキシ)カ
ルボニル基、あるいはアルキル部分の炭素数が1〜4で
あり、アリール部分が好ましくはフェニル基であるトリ
アルキルシリル、ジアルキルアリールシリル、アルキル
ジアリールシリル又はトリアリールシリルであることが
好ましく、さらにG’2の場合はアルコキシアセチル基
を示すことができる。
【0102】G’1及びG’2が2,2,2−トリクロロ
エトキシカルボニル又は2−(2−トリクロロメチルプ
ロポキシ)カルボニル基を示す場合、保護基の水素によ
る置換は酢酸の存在中で20〜60℃の温度において、
場合により銅と組み合わされた亜鉛を用いて、あるいは
場合により銅と組み合わされた亜鉛の存在中で炭素数が
1〜3の脂肪族アルコール中、又は酢酸エチル、酢酸イ
ソプロピル又は酢酸n−ブチルなどの脂肪族エステル中
の溶液において塩酸又は酢酸などの無機又は有機酸を用
いることにより行われる。
【0103】G’1がシリル化基を示し、G’2がアセチ
ル、アルコキシアセチル又はアルキル基を示す場合、保
護基G’1の水素による置換は、例えば分子の残りの部
分に影響を与えない条件下でエタノール性溶液中におい
て0℃近辺の温度で気体の塩酸を用いて行うことができ
る。
【0104】G’2がアルコキシアセチル基を示す場
合、その場合によって行われる水素による置換は、アル
カリ性媒体中における処理により、あるいは分子の残り
の部分に影響を与えない条件下でハロゲン化亜鉛の作用
により行われる。一般にアルカリ処理は水性−アルコー
ル性媒体中で20℃近辺の温度においてアンモニアの作
用により行われる。一般にハロゲン化亜鉛、好ましくは
ヨウ化亜鉛を用いた処理は、メタノール中で20℃近辺
の温度において行われる。
【0105】一般式(XXV)の生成物は国際出願PC
T/WO 9209589に記載の条件下で得ることが
できる。
【0106】一般式(I)の新規誘導体は、一般式(V
I)の生成物を一般式:
【0107】
【化25】
【0108】[式中、Ar及びR1は上記と同義であ
り、G3はメトキシメチル、1−エトキシエチル、ベン
ジルオキシメチル、(β−トリメチルシリルオキシ)メ
チル、テトラヒドロピラニル、2,2,2−トリクロロ
エトキシメチル、2,2,2−トリクロロエトキシカル
ボニル又は2−(2−トリクロロメチルプロポキシ)カ
ルボニル基、あるいはPhが場合によりハロゲン原子又
は炭素数が1〜4のアルキル基もしくは炭素数が1〜4
のアルコキシ基から選ばれる1個又はそれ以上の同一又
は異なる原子もしくは基により置換されていることがで
きるフェニルを示すCH2−Phから選ばれるヒドロキ
シ−保護基を示す]の酸又はこの酸の反応性誘導体を用
いてエステル化し、一般式:
【0109】
【化26】
【0110】[式中、Ar、R1、G1、G2及びG3は上
記と同義である]の生成物を得、その後保護基G1、G2
及びG3を水素原子により置換して一般式(I)の生成
物を得ることによっても得ることができる。
【0111】エステル化は一般式(VII)の酸を用い
た一般式(VI)の生成物のエステル化に関して上記で
記載した条件下で行うことができる。
【0112】一般式(XXVII)の生成物の保護基G
1及びG3の水素原子による置換は、G1及びG3が2,
2,2−トリクロロエトキシカルボニル又は2−(2−
トリクロロメチルプロポキシ)カルボニル基を示す場
合、酢酸の存在中で30〜60℃の温度において、場合
により銅と組み合わされた亜鉛を用いた処理により、あ
るいは炭素数が1〜3の脂肪族アルコール又は酢酸エチ
ル、酢酸イソプロピルもしくは酢酸n−ブチルなどの脂
肪族エステル中の溶液において、場合により銅と組み合
わされた亜鉛の存在中で塩酸又は酢酸などの無機又は有
機酸を用いることにより行われる。保護基G3の置換
は、それがシリル化基又はアセチル残基を示す場合、炭
素数が1〜3の脂肪族アルコール(メタノール、エタノ
ール、プロパノール又はイソプロパノール)中の溶液に
おける塩酸などの酸媒体中、又はフッ化水素酸水溶液中
で、0〜40℃の温度において処理することにより行わ
れ、それがアセチル残基を示す場合、保護基G1の置換
が次いで上記の条件下で行われる。G3が基−CH2−P
hを示す場合、この保護基の水素原子による置換は触媒
の存在中における水添分解により行うことができる。
【0113】一般式(XXVI)の酸は、一般式:
【0114】
【化27】
【0115】[式中、Ar、R1、R5及びG3は上記と
同義である]のエステルのけん化により得ることができ
る。
【0116】けん化は一般に無機塩基(アルカリ金属水
酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩)を用い、水性−アルコー
ル性媒体(メタノール−水)中で、10〜40℃の温度
において行われる。
【0117】一般式(XXVIII)のエステルは、エ
ーテル類の製造に関する通常の方法に従って、さらに特
定的にはJ−N.Denis et al.,J.Org.
Chem.,51,46−50(1986)により記載
の方法に従って一般式(XI)の生成物から得ることが
できる。
【0118】本発明の方法を用いることにより得られる
一般式(I)の新規生成物は、結晶化又はクロマトグラ
フィーなどの既知の方法に従って精製することができ
る。
【0119】一般式(I)の新規生成物は生物学的性質
を有する。
【0120】試験管内において、M.L.Shelan
ski et al.,Proc.Natl.Aca
d.Sci.USA,70,765−768(197
3)の方法により、ブタ脳から抽出されたチューブリン
において生物学的活性の測定を行う。微小管からチュー
ブリンへの解重合(depolymerizatio
n)の研究をG.Chauvieere et a
l.,C.R.Acad.Sci.293,serie
s II,501−503(1981)の方法に従って
行う。この研究において一般式(I)の生成物は少なく
ともタキソール及びTaxotereと同様に活性であ
ることが証明された。
【0121】生体内において、一般式(I)の生成物
は、黒色腫 B16を移植されたマウスにおいて、他の
嚢胞性(liquid)又は充実性腫瘍の場合と同様
に、腹腔内における1〜10mg/kgの投薬量で活性
であることが証明された。
【0122】新規生成物は抗腫瘍性、さらに特定的には
TaxolR又はTaxotereRに対して耐性の腫瘍
に対する活性を有する。そのような腫瘍にはmdr 1
遺伝子(多剤耐性遺伝子(multi−drug re
sistance gene))の高い発現を有する大
腸腫瘍が含まれる。多剤耐性は構造及び作用の機構が異
なる種々の生成物に対する腫瘍の耐性に関する共通語で
ある。タキソイドは一般に、mdr 1を発現するドキ
ソルビシンに対するその耐性の故に選択された細胞系で
あるP388/DOXなどの実験的腫瘍により強く認識
されることが知られている。
【0123】特に実施例1、2及び3の生成物を含む本
発明の新規生成物は、TaxolR及びTaxoter
Rのそれより優れた多剤耐性を有することが見いださ
れた。さらに、驚くべきことに、実施例3の生成物は実
施例1及び2の生成物のそれより優れた多剤耐性を有す
ることが見いだされた。
【0124】以下の実施例は本発明を例示するものであ
る。
【0125】
【実施例】実施例1 20cm3の蟻酸中の2.01gの4−アセトキシ−2
α−ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β,
10β−ジヒドロキシ−7β,8β−メチレン−9−オ
キソ−19−ノル−11−タキセン−13α−イル
(4S,5R)−3−tert−ブトキシカルボニル−
2,2−ジメチル−4−フェニル−5−オキサゾリジン
カルボキシレートの溶液を20℃近辺の温度で4時間撹
拌し、次いで減圧下(0.27kPa)において40℃
で濃縮乾固する。得られる泡を100cm3のジクロロ
メタンに溶解し、得られる溶液に20cm3の炭酸水素
ナトリウム飽和水溶液を補足する。沈降が起こった後に
水相を分離し、20cm3のジクロロメタンで抽出す
る。有機相をプールし、硫酸マグネシウム上で乾燥し、
濾過し、次いで減圧下(2.7kPa)において40℃
で濃縮乾固する。1.95gの白色の泡が得られ、それ
を直径が7cmのカラムに含まれる200gのシリカ
(0.063〜0.2mm)上のクロマトグラフィーに
より精製し、ジクロロメタン−メタノール混合物(体積
により98−2)を用いて溶離し、30cm3の画分を
集める。所望の生成物のみを含む画分をプールし、減圧
下(0.27kPa)で40℃において2時間濃縮乾固
する。1.57gの4−アセトキシ−2α−ベンゾイル
オキシ−5β,20−エポキシ−1β,10β−ジヒド
ロキシ−7β,8β−メチレン−9−オキソ−19−ノ
ル−11−タキセン−13α−イル (2R,3S)−
3−アミノ−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオネ
ートが白色の泡の形態で得られる。
【0126】アルゴン雰囲気下に保たれた1cm3のジ
クロロメタン中の400mgの4−アセトキシ−2α−
ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β,10
β−ジヒドロキシ−7β,8β−メチレン−9−オキソ
−19−ノル−11−タキセン−13α−イル (2
R,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−3−フェニ
ルプロピオネートの溶液に、60mgの炭酸水素ナトリ
ウムを加え、次いで20℃近辺の温度で1cm3のジク
ロロメタン中の0.16gのジ−tert−ブチルジカ
ーボネートの溶液を滴下する。得られる溶液を20℃近
辺の温度で64時間撹拌し、次いで5cm3の蒸留水及
び10cm3のジクロロメタンを補足する。有機相を2
cm3の蒸留水で3回洗浄する。有機相を硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2.7kPa)にお
いて40℃で濃縮乾固する。かくして317mgの白色
の泡が得られ、それを直径が3cmのカラムに含まれる
30gのシリカ(0.063〜0.2mm)上のクロマ
トグラフィーにより精製し、ジクロロメタン−メタノー
ル混合物(体積により95−5)を用いて溶離し、5c
3の画分を集める。所望の生成物のみを含む画分をプ
ールし、減圧下(0.27kPa)で40℃において2
時間濃縮乾固する。かくして161mgの4−アセトキ
シ−2α−ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−
1β,10β−ジヒドロキシ−7β,8β−メチレン−
9−オキソ−19−ノル−11−タキセン−13α−イ
ル (2R,3S)−3−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノ−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオネー
トが白色の泡の形態で得られ、その特性は以下の通りで
ある: −比旋光度:[α]20 D=−17o(c=0.482;メ
タノール) プロトンNMRスペクトル:(400MHz;CDCl
3;323Kの温度;ppmによるδ;Hzによるカッ
プリング定数J):1.21(s,3H:−C 316
又は17);1.28(s,3H:−C 316又は1
7);1.34[s,9H:−C(C 33];1.3
0〜1.50(mt,1H:−7);1.80及び
2.36(2mt,それぞれ1H:シクロプロパンの−
2−);1.88(s,3H:−C 318);2.
13[mt,1H:−(CH)−6];2.26[d
d,1H,J=15〜8.5:−(CH9−14];
2.35(s,3H:−COC 3);2.35〜2.5
0[mt,2H:−(CH)−14及び−(CH)−
6];3.21(d,1H,J=4:−O2');4.
08[d,1H,J=8:−(CH)−20];4.
16(d,1H,J=7:−3);4.18(s,1
H,−O10);4.31[d,1H,J=8:−
(CH)−20];4.61(dd,1H,J=4及
び2:−2’);4.74(d,1H,J=4:−
5);5.00(s,1H:−10);5.26(d
d,1H,J=9及び2:−3’);5.33(d,
1H,J=9:−N3’);5.69(d,1H,J
=7:−2);6.29(d,1H,J=8.5:−
13);7.30〜7.50[mt,5H:3’にお
ける−C65(−2〜−6);7.51[t,2
H,J=7.5:−OCOC65(−3及び
5)];7.60[t,1H,J=7.5:−OCOC
658−4)];8.14[d,2H,J=7.5:
−OCOC65(−2及び6)]。
【0127】4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ
−5β,20−エポキシ−1β,10β−ジヒドロキシ
−7β,8β−メチレン−9−オキソ−19−ノル−1
1−タキセン−13α−イル (4S,5R)−3−t
ert−ブトキシカルボニル−2,2−ジメチル−4−
フェニル−5−オキサゾリジンカルボキシレートは以下
の方法で製造することができる: アルゴン雰囲気下に
保たれた25cm3の無水アセトニトリル及び3cm3
無水テトラヒドロフラン中の2.5gの4−アセトキシ
−2α−ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1
β,10β−ジヒドロキシ−9−オキソ−7β−トリフ
ルオロメタンスルホネート−11−タキセン−13α−
イル (4S,5R)−3−tert−ブトキシカルボ
ニル−2,2−ジメチル−4−フェニル−5−オキサゾ
リジンカルボキシレートの溶液に、2.5gのナトリウ
ムアジドを加える。反応混合物を撹拌しながらアルゴン
雰囲気下で80℃近辺の温度に2時間加熱し、次いで2
0℃近辺の温度に冷却し、30cm3の蒸留水を補足す
る。水相をデカンテーションにより分離し、次いで20
cm3のジクロロメタンで抽出する。合わせた有機相を
硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、次いで減圧下
(2.7kPa)において40℃で濃縮乾固する。かく
して2.44gの黄色の泡が得られ、それを直径が8c
mのカラムに含まれる300gのシリカ(0.063〜
0.2mm)上のクロマトグラフィーにより精製し、ジ
クロロメタン−酢酸エチル混合物(体積により90−1
0)を用いて溶離し、60cm3の画分を集める。画分
47〜70をプールし、減圧下(0.27kPa)にお
いて40℃で2時間濃縮乾固する。かくして2.01g
の4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β,2
0−エポキシ−1β,10β−ジヒドロキシ−7β,8
β−メチレン−9−オキソ−19−ノル−11−タキセ
ン−13α−イル (4S,5R)−3−tert−ブ
トキシカルボニル−2,2−ジメチル−4−フェニル−
5−オキサゾリジンカルボキシレートが白色の泡の形態
で得られる。
【0128】4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ
−5β,20−エポキシ−1β,10β−ジヒドロキシ
−9−オキソ−7β−トリフルオロメタンスルホネート
−11−タキセン−13α−イル (4S,5R)−3
−tert−ブトキシカルボニル−2,2−ジメチル−
4−フェニル−5−オキサゾリジンカルボキシレートは
以下の方法で製造することができる:アルゴン雰囲気下
に保たれた29cm3の無水ジクロロメタン中の2.8
6gの4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5
β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロ
キシ−9−オキソ−11−タキセン−13α−イル
(4S,5R)−3−tert−ブトキシカルボニル−
2,2−ジメチル−4−フェニル−5−オキサゾリジン
カルボキシレートの溶液に、0.955cm3のピリジ
ン及び50mgの粉末活性化4Åモレキュラーシーブを
加える。反応混合物を−35℃近辺の温度に冷却し、
0.85cm3のトリフルオロメタンスルホン酸無水物
をゆっくり補足し、−5℃近辺の温度で15分間撹拌
し、10cm3の蒸留水を補足する。セライトを備えた
焼結ガラス上で濾過し、焼結ガラスを10cm3のメタ
ノール−ジクロロメタン混合物(体積により10−9
0)で3回濯いだ後、沈降が起こってから水相を分離
し、10cm3のジクロロメタンで2回抽出する。有機
相をプールし、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、
次いで減圧下(2.7kPa)において40℃で濃縮乾
固する。3.87gの白色の泡が得られ、それを直径が
10cmのカラムに含まれる400gのシリカ(0.0
63〜0.2mm)上のクロマトグラフィーにより精製
し、ジクロロメタン−酢酸エチル混合物(体積により9
7.5−2.5〜90−10)を用いて溶離し、80c
3の画分を集める。所望の生成物のみを含む画分をプ
ールし、減圧下(0.27kPa)で40℃において2
時間濃縮乾固する。かくして3.0gの4−アセトキシ
−2α−ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1
β,10β−ジヒドロキシ−9−オキソ−7β−トリフ
ルオロメタンスルホネート−11−タキセン−13α−
イル (4S,5R)−3−tert−ブトキシカルボ
ニル−2,2−ジメチル−4−フェニル−5−オキサゾ
リジンカルボキシレートが白色の泡の形態で得られる。
【0129】4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ
−5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒ
ドロキシ−9−オキソ−11−タキセン−13α−イル
(4S,5R)−3−tert−ブトキシカルボニル
−2,2−ジメチル−4−フェニル−5−オキサゾリジ
ンカルボキシレートは以下の方法で製造することができ
る:130cm3の酢酸エチル及び46.5cm3の酢酸
の混合物中の24.35gの4−アセトキシ−2α−ベ
ンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−9−オキソ−
7β,10β−[ビス(2,2,2−トリクロロエトキ
シ)カルボニルオキシ]−1β−ヒドロキシ−11−タ
キセン−13α−イル (4S,5R)−3−tert
−ブトキシカルボニル−2,2−ジメチル−4−フェニ
ル−5−オキサゾリジンカルボキシレートの溶液をアル
ゴン雰囲気下で撹拌しながら60℃近辺の温度まで加熱
し、次いで40gの亜鉛粉末を補足する。次いで反応混
合物を60℃で30分間撹拌し、次いで20℃近辺の温
度に冷却し、セライトを備えた焼結ガラス上で濾過す
る。焼結ガラスを100cm3のメタノール−ジクロロ
メタン(体積により20−80)で洗浄し、濾液をプー
ルし、次いで減圧下(0.27kPa)で40℃近辺の
温度において濃縮乾固する。 残留物に500cm3
ジクロロメタンを補足する。有機相を50cm3の炭酸
水素ナトリウム飽和水溶液で2回、次いで50cm3
蒸留水で洗浄する。沈降が起こった後に得られ、プール
した水相を30cm3のジクロロメタンで2回抽出する。
有機相をプールし、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過
し、次いで減圧下(2.7kPa)で40℃において濃
縮乾固する。19.7gの白色の泡が得られ、それを直
径が10cmのカラムに含まれる800gのシリカ
(0.063〜0.2mm)上のクロマトグラフィーに
より精製し、ジクロロメタン−メタノール勾配(体積に
より100−0〜97−3)を用いて溶離し、80cm
3の画分を集める。所望の生成物のみを含む画分をプー
ルし、減圧下(0.27kPa)で40℃において2時
間濃縮乾固する。16.53gの4−アセトキシ−2α
−ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β,7
β,10β−トリヒドロキシ−9−オキソ−11−タキ
セン−13α−イル (4S,5R)−3−tert−
ブトキシカルボニル−2,2−ジメチル−4−フェニル
−5−オキサゾリジンカルボキシレートが白色の泡の形
態で得られる。
【0130】4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ
−5β,20−エポキシ−9−オキソ−7β,10β−
[ビス(2,2,2−トリクロロエトキシ)カルボニル
オキシ]−1β−ヒドロキシ−11−タキセン−13α
−イル (4S,5R)−3−tert−ブトキシカル
ボニル−2,2−ジメチル−4−フェニル−5−オキサ
ゾリジンカルボキシレートは国際出願PCT WO 9
209589に記載の方法に従って製造することができ
る。
【0131】実施例2 550mgの4α,10β−ジアセトキシ−2α−ベン
ゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β−ヒドロキ
シ−7β,8β−メチレン−9−オキソ−19−ノル−
11−タキセン−13α−イル (2R,3S)−3−
アミノ−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオネート
の溶液に45cm3の蒸留水、45cm3の炭酸水素ナト
リウム飽和水溶液を加え、次いで20℃近辺の温度で
0.096cm3のベンゾイルクロリドを滴下する。得
られる混合物を20℃近辺の温度で10分間撹拌する。
沈降が起こった後に水相を30cm3の酢酸エチルで2
回抽出する。合わせた有機相を硫酸マグネシウム上で乾
燥し、濾過し、次いで減圧下(2.7kPa)で40℃
において濃縮乾固する。かくして670mgの白色の泡
が得られ、それを直径が2.5mのカラムに含まれる5
0gのシリカ(0.063〜0.2mm)上のクロマト
グラフィーにより大気圧下で精製し、メタノール−ジク
ロロメタン混合物(体積により1−99、次いで2.5
−97.5)を用いて溶離し、10cm3の画分を集め
る。所望の生成物のみを含む画分をプールし、減圧下
(0.27kPa)で40℃において濃縮乾固する。か
くして610mgの白色の泡が得られる。300mgの
試料を12の薄層シリカ板(Kieselgel 60
G254,Merck;厚さ0.25mm)上の分取ク
ロマトグラフィーにより精製し、メタノール−ジクロロ
メタン混合物(体積により3−97)を用いて溶離す
る。メタノール−ジクロロメタン混合物(体積により1
0−90)を用いて主生成物に対応する領域を溶離し、
次いで減圧下(0.27kPa)で40℃近辺の温度に
おいて溶媒を蒸発させた後、155.2mgの4α,1
0β−ジアセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β,
20−エポキシ−1β−ヒドロキシ−7β,8β−メチ
レン−9−オキソ−19−ノル−11−タキセン−13
α−イル (2R,3S)−3−ベンゾイルアミノ−2
−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオネートが白色の泡
の形態で得られ、その特性は以下のとおりである: −比旋光度:[α]20 D=−30.5o(c=0.49
1;メタノール)−プロトンNMRスペクトル:(30
0MHz;CDCl3;ppmによるδ;Hzによるカ
ップリング定数J):1.27(s,3H:−C 3
6又は17);1.30(s,3H:−C 316又は
17);1.40(mt,1H:−7);1.62及
び2.25(q及びm,それぞれ1H:シクロプロパン
のC 2);1.85(s,3H:−C 318);1.
96(s,1H:1における−O);2.05及び
2.48(d及びm,それぞれ1H:6におけ−C 2
−);2.24(s,3H:10における−COC
3);2.28及び2.50(m,それぞれ1H:1
4における−C 2);2.45(s,3H:4におけ
る−COC 3);3.52(d,1H:2’における
−O);4.10及び4.35(d,それぞれ1H:
20における−C 2−);4.11(d,1H:−
3);4.77(ブロードd,1H:−5);4.8
2(dd,1H:−2’);5.70(d,1H:2
における−);5.84(dd,1H:−3’);
6.30(ブロードt,1H:−13);6.36
(s,1H:−10);7.00(d,1H:−CO
−);7.35〜8.30(m,15H:3’にお
ける−C 6 5,−OCOC 2 5及びNHCOC 6 5)。
【0132】4α,10β−ジアセトキシ−2α−ベン
ゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β−ヒドロキ
シ−7β,8β−メチレン−9−オキソ−19−ノル−
11−タキセン−13α−イル (2R,3S)−3−
アミノ−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオネート
は、4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β,
20−エポキシ−1β,10β−ジヒドロキシ−7β,
8β−メチレン−9−オキソ−19−ノル−11−タキ
セン−13α−イル (2R,3S)−3−アミノ−2
−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオネートの製造に関
して実施例1に記載されている条件下で方法を行うこと
により製造できる。かくして1.6gの4α,10β−
ジアセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β,20−
エポキシ−1β−ヒドロキシ−7β,8β−メチレン−
9−オキソ−19−ノル−11−タキセン−13α−イ
ル (4S,5R)−3−tert−ブトキシカルボニ
ル−2,2−ジメチル−4−フェニル−5−オキサジリ
ジンカルボキシレートから出発して1.14gの4α,
10β−ジアセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5
β,20−エポキシ−1β−ヒドロキシ−7β,8β−
メチレン−9−オキソ−19−ノル−11−タキセン−
13α−イル(2R,3S)−3−アミノ−2−ヒドロ
キシ−3−フェニルプロピオネートが白色の泡の形態で
得られる。
【0133】4α,10β−ジアセトキシ−2α−ベン
ゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β−ヒドロキ
シ−7β,8β−メチレン−9−オキソ−19−ノル−
11−タキセン−13α−イル (4S,5R)−3−
tert−ブトキシカルボニル−2,2−ジメチル−4
−フェニル−5−オキサジリジンカルボキシレートは4
α−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β,20
−エポキシ−1β,10β−ジヒドロキシ−7β,8β
−メチレン−9−オキソ−19−ノル−11−タキセン
−13α−イル (4S,5R)−3−tert−ブト
キシカルボニル−2,2−ジメチル−4−フェニル−5
−オキサジリジンカルボキシレートの製造に関して実施
例1に記載の条件下で製造することができる。かくして
2.2gの4α,10β−ジアセトキシ−2α−ベンゾ
イルオキシ−5β,20−エポキシ−1β−ヒドロキシ
−9−オキソ−7β−トリフルオロメタンスルホネート
−11−タキセン−13α−イル (4S,5R)−3
−tert−ブトキシカルボニル−2,2−ジメチル−
4−フェニル−5−オキサジリジンカルボキシレートか
ら出発して1.62gの4α,10β−ジアセトキシ−
2α−ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β
−ヒドロキシ−7β,8β−メチレン−9−オキソ−1
9−ノル−11−タキセン−13α−イル (4S,5
R)−3−tert−ブトキシカルボニル−2,2−ジ
メチル−4−フェニル−5−オキサジリジンカルボキシ
レートが白色の泡の形態で得られる。
【0134】4α,10β−ジアセトキシ−2α−ベン
ゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β−ヒドロキ
シ−9−オキソ−7β−トリフルオロメタンスルホネー
ト−11−タキセン−13α−イル (4S,5R)−
3−tert−ブトキシカルボニル−2,2−ジメチル
−4−フェニル−5−オキサジリジンカルボキシレート
は、4α−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5
β,20−エポキシ−1β,10β−ジヒドロキシ−9
−オキソ−7β−トリフルオロメタンスルホネート−1
9−ノル−11−タキセン−13α−イル (4S,5
R)−3−tert−ブトキシカルボニル−2,2−ジ
メチル−4−フェニル−5−オキサジリジンカルボキシ
レートに関して実施例1に記載の条件下で製造すること
ができる。かくして2.4gの4α,10β−ジアセト
キシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ
−1β,7β−ジヒドロキシ−9−オキソ−11−タキ
セン−13α−イル (4S,5R)−3−tert−
ブトキシカルボニル−2,2−ジメチル−4−フェニル
−5−オキサジリジンカルボキシレートから出発して
2.46gの4α,10β−ジアセトキシ−2α−ベン
ゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β−ヒドロキ
シ−9−オキソ−7β−トリフルオロメタンスルホネー
ト−11−タキセン−13α−イル (4S,5R)−
3−tert−ブトキシカルボニル−2,2−ジメチル
−4−フェニル−5−オキサジリジンカルボキシレート
が白色の泡の形態で得られる。
【0135】4α,10β−ジアセトキシ−2α−ベン
ゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β,7β−ジ
ヒドロキシ−9−オキソ−11−タキセン−13α−イ
ル(4S,5R)−3−tert−ブトキシカルボニル
−2,2−ジメチル−4−フェニル−5−オキサジリジ
ンカルボキシレートは、国際出願PCT WO 920
9589に記載の条件下で製造することができる。
【0136】実施例3 アルゴン雰囲気下に保たれた1cm3のジクロロメタン
中の550mgの4α,10β−ジアセトキシ−2α−
ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β−ヒド
ロキシ−7β,8β−メチレン−9−オキソ−19−ノ
ル−11−タキセン−13α−イル (2R,3S)−
3−アミノ−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオネ
ートの溶液に、76mgの炭酸水素ナトリウムを加え、
次いで20℃近辺の温度で1cm3のジクロロメタン中
の197mgのジ−tert−ブチルジカーボネートの
溶液を滴下する。得られる溶液を20℃近辺の温度で1
5時間撹拌し、次いで5cm3の蒸留水及び10cm3
ジクロロメタンの混合物を補足する。水相を5cm3
ジクロロメタンで抽出する。合わせた有機相を硫酸マグ
ネシウム上で乾燥し、濾過し、次いで減圧下(2.7k
Pa)で40℃において濃縮乾固する。かくして780
mgの白色の泡が得られ、それを直径が2.5mのカラ
ムに含まれる50gのシリカ(0.063〜0.2m
m)上のクロマトグラフィーにより大気圧下で精製し、
メタノール−ジクロロメタン混合物(体積により1−9
9、次いで2.5−97.5)を用いて溶離し、10c
3の画分を集める。所望の生成物のみを含む画分をプ
ールし、減圧下(0.27kPa)で40℃において濃
縮乾固する。かくして660mgの白色の泡が得られ
る。300mgの試料を12の薄層シリカ板(Kies
elgel 60G254,Merck;厚さ0.25
mm)上の分取クロマトグラフィーにより精製し、メタ
ノール−ジクロロメタン混合物(体積により4−96)
を用いて溶離する。メタノール−ジクロロメタン混合物
(体積により10−90)を用いて主生成物に対応する
領域を溶離し、次いで減圧下(0.27kPa)で40
℃近辺の温度において溶媒を蒸発させた後、159.7
mgの4α,10β−ジアセトキシ−2α−ベンゾイル
オキシ−5β,20−エポキシ−1β−ヒドロキシ−7
β,8β−メチレン−9−オキソ−19−ノル−11−
タキセン−13α−イル (2R,3S)−3−ter
t−ブトキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシ−3−
フェニルプロピオネートが白色の泡の形態で得られ、そ
の特性は以下のとおりである: −比旋光度:[α]20 D=−34o(c=0.564;メ
タノール) −プロトンNMRスペクトル:(400MHz;CDC
3;ppmによるδ;Hzによるカップリング定数
J):1.28(s,3H:−C 316又は17);
1.30[s,9H:−C(C 33];1.38(m
t,1H:−7);1.60(s,3H:−C 3
6又は17);1.68及び2.25(t及びm,それ
ぞれ1H:シクロプロパンのC 2−);1.85
(s,3H:−C 318);2.10及び2.45
(d及びtd,それぞれ1H:6におけ−C 2−);
2.23(s,3H:10における−COC 3);
2.22及び2.40(m,それぞれ1H:14におけ
る−C 2);3.28(d,1H:2’における−O
);4.05及び4.22(d,それぞれ1H:20
における−C 2−);4.10(d,1H:−
3);4.62(ブロードs,1H:−2’);4.
73(d,1H:−5);5.29(ブロードd,1
H:−3’);5.37(d,1H:−CON
−);5.67(d,1H:2における−);6.2
8(ブロードt,1H:−13);6.33(s,1
H:−10);7.30〜7.45(mt,5H:
3’における−C 6 5);7.51[t,2H:−OC
OC25(−3及び−5)];7.61[t,1
H:−OCOC25(−4)];8.17[d,2
H:−OCOC25(−6)]。
【0137】実施例4 −78℃近辺の温度に冷却され、アルゴン雰囲気下に保
たれた3cm3のテトラヒドロフラン及び0.05cm3
のピリジンの混合物中の100mgの10−デアセチル
バッカチンIIIの溶液に、0.09cm3のトリフオ
ロメタンスルホン酸無水物を滴下する。温度を約1時間
かけてゆっくり0℃近辺の温度に上げ、次いで約1時間
かけて20℃近辺の温度まで上げる。20℃近辺の温度
において2時間後、200mgのテトラブチルアンモニ
ウムヨウダイドを加え、次いで溶液を溶媒の沸点に15
時間加熱する。20℃近辺の温度に冷却した後、10c
3の酢酸エチル及び次いで1cm3の蒸留水を加える。
沈降が起こった後に分離してから、有機相を硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2.7kPa)で
40℃において濃縮乾固する。かくして116mgの黄
色油が得られ、それを直径が2.5cmのカラムに含ま
れる30gのシリカ(0.063〜0.2mm)上のク
ロマトグラフィーにより大気圧下で精製し、酢酸エチル
−ジクロロメタンの混合物を用い、体積により0−10
0〜80−20の溶離勾配で溶離する。所望の生成物を
含む画分をプールし、減圧下(0.27kPa)におい
て40℃で濃縮乾固する。かくして10.3mgの10
−デアセチル−7β,8β−メチレン−19−ノルバッ
カチンIIIが白色の泡の形態で得られ、その特性は以
下の通りである: −プロトンNMRスペクトル:(400MHz;CDC
3;ppmによるδ;Hzによるカップリング定数
J):1.14(s,3H:16又は17における−C
3);1.42(mt,1H:7における−);1.7
6及び2.31(t及びm,それぞれ1H;シクロプロ
パンのC 2);2.07(s,3H;18における−
3);2.15及び2.50(ブロードd及びt
d,それぞれ1H:6におけるC 2−);2.30
(s,3H:4における−COC 3);2.28及び
2.35(m,それぞれ1H:14における−C
2);4.11及び4.37(d,それぞれ1H:1
0における−C 2);4.28(d,1H:3におけ
る−3);4.79(d,1H:5における−);
4.88(ブロードt,1H:13における−);
5.09(s,1H:10における−);5.66
(d,1H:2における−);7.51[t,2H:
−OCOC65(3及び5における−)];7.61
[t,1H:−OCOC65(4における−)];
8.17[d,2H:−OCOC65(2及び6におけ
る−)]。
【0138】13C NMRスペクトル:(100MH
z;CDCl3;ppmによるδ;非カップリング;s
=一重項、d=二重項;t=三重項;q=四重項):1
5(q,C18);16.5(t,C19);20及び
27(q,C16及びC17);22.5(q,−CO
3);26.5(t,C6);33(d,C7);3
5(s,C8);39(d,C3);39.5(t,C1
4);43(s,C15);68(d,C13);76
(t,C20);76.2(d,C10);79.5
(s,C1);80(s,C4);81(d,C2);
85(d,C5);129(d,C2:−OCOC
65);130(s,−OCOC65のC1);13
0.5(d,−OCOC6H5のC3);134(d,
−OCOC65のC4);136(s,C11);14
3(s,C12);168(s,−OOC6H5);
171(s,−OCH3);210(s,C9)。
【0139】一般式(I)の新規生成物は、異常な細胞
増殖に関して有意な阻害活性を現し、異常な細胞増殖に
伴う病理学的状態を有する患者を処置できる治療性を有
する。病理学的状態には、制限を意図するものではない
が筋肉、骨もしくは結合組織、皮膚、脳、肺、性器官、
リンパもしくは腎系、乳もしくは血液細胞、肝臓、消化
管、すい臓及び甲状腺もしくは副腎を含む種々の組織及
び/又は器官の悪性又は良性細胞の異常な細胞増殖が含
まれる。これらの病理学的状態には乾せん、充実性腫
瘍、卵巣、乳、脳、前立腺、結腸、胃、腎臓又は精巣の
癌、カポジー肉腫、胆管腫、絨毛腫、神経芽腫、ウィル
ムス腫瘍、ホジキン病、黒色腫、多発性骨髄腫、リンパ
性白血病ならびに急性又は慢性顆粒球性リンパ腫も含ま
れる。本発明の新規生成物は卵巣の癌の処置に特に有用
である。本発明の生成物は病理学的状態の発現又は再発
の予防又は遅延に、あるいはこれらの病理学的状態の処
置に用いることができる。
【0140】本発明の生成物は選ばれた投与経路に適合
された種々の形態に従って患者に投与することができ、
投与経路は非経口的経路が好ましい。非経口的投与には
静脈内、腹腔内、筋肉内又は皮下投与が含まれる。腹腔
内又は静脈内投与がさらに特に好ましい。
【0141】本発明は人又は動物の治療に用いるために
適合された十分な量で少なくとも1種の一般式(I)の
生成物を含む製薬学的組成物も含む。組成物は通常に方
法に従い、1種又はそれ以上の製薬学的に許容し得る添
加剤、担体又は賦形剤を用いて製造することができる。
適した担体には希釈剤、無菌水性媒体及び種々の無毒性
溶剤が含まれる。組成物は水性の懸濁液又は溶液、ある
いは注射可能な溶液で与えられるのが好ましく、それら
は乳化剤、着色剤、防腐剤又は安定剤を含むことができ
る。
【0142】添加剤又は賦形剤の選択は、生成物の溶解
度及び化学的性質、投与の特定の様式及び優れた製薬学
的習慣により決定することができる。
【0143】非経口的投与の場合、水性又は非水性の無
菌溶液又は懸濁液を用いる。非水性溶液又は懸濁液の製
造の場合、オリーブ油、ごま油などの天然の植物油又は
液体パラフィン、あるいはオレイン酸エチルなどの注射
可能な有機エステルを用いることができる。無菌の水溶
液は水中の溶液として製薬学的に許容し得る塩の溶液を
含むことができる。水溶液は、pHが適当に調節され、
例えば十分な量の塩化ナトリウム又はグルコースを用い
て等張とされていれば、静脈内投与に適している。滅菌
は加熱により、又は組成物に悪影響を与えない他の手段
により行うことができる。
【0144】本発明の組成物に入る生成物はすべて純粋
で、使用量において無毒性でなければならないことは明
白に理解される。
【0145】組成物は少なくとも0.01%の治療的活
性生成物を含むことができる。組成物中の活性生成物の
量は、適した投薬量を処方できる量である。組成物は、
非経口的投与の場合1回の投薬量が約0.01〜1,0
00mgの活性生成物を含むように製造するのが好まし
い。
【0146】治療的処置は抗悪性腫瘍医薬品、モノクロ
ーナル抗体、免疫療法又は放射線療法あるいは生体応答
調節物質を含む他の治療的処置と同時に行うことができ
る。応答調節物質にはインターロイキン、インターフェ
ロン(α,β又はδ)及びTNFなどのリンホカイン及
びサイトカイン(cytokines)が含まれるがこ
れらに制限するものではない。細胞の異常な増殖による
疾患の処置に有用な他の化学療法薬にはナイトロジェン
マスタードなどのアルキル化剤、例えばメクロルエタミ
ン、シクロホスファミド、メルフアラン及びクロラムブ
シル、ブスルファンなどのアルキルスルホネート類、カ
ルムスチン、ロムシン、セムスチン及びストレプトゾシ
ンなどのニトロソウレア類、ダカルバジンなどのトリア
ゼン類、葉酸類似体などの代謝拮抗物質、例えばメトト
レキセート、フルオロウラシル及びシタラビンなどのピ
リミジン類似体、メルカプトプリン及びチオグアニンな
どのプリン類似体、ビンカアルカロイドなどの天然生成
物、例えばビンブラスチン、ビンクリスチン及びベンデ
シン、エトポシド及びテニポシドなどのエピポドフィロ
トキシン類、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、ドク
ソルビシン、ブレオマイシン、プリカマイシン及びミト
マイシンなどの抗生物質、L−アスパラギナーゼなどの
酵素類、白金の配位錯体などの種々の薬剤、例えばシス
プラチン、ヒドロキシウレアなどの置換ウレア類、プロ
カルバジンなどのメチルヒドラジン誘導体、ミトタン及
びアミノグリテチミドなどのアドレノコルチコイド抑制
剤、ホルモン類及び拮抗剤、例えばプレドニソンなどの
アドレノコルチコステロイド類、ヒドロキシプロゲステ
ロンカプロエート、メトキシプロゲスチロンアセテート
及びメゲステロールアセテートなどのプロゲスチン類、
ジエチルスチルボエステロール及びエチニルエストラジ
オールなどのオエストロゲン類、タモキシフェンなどの
アンチエストロゲン、ならびにテストステロンプロピオ
ネート及びフルオキシメステロンなどのアンドロゲン類
が含まれるがこれらに制限するものではない。
【0147】本発明の方法を実行するために用いられる
投薬量は予防処置又は最大治療応答を可能にする投薬量
である。投薬量は投与の形態、選択された特定の生成
物、処置される患者に特異的な性質に従って変化する。
一般に投薬量は、異常な細胞増殖による疾患の処置に治
療的に有効である量である。本発明の生成物は所望の治
療効果を得るために必要なだけ頻繁に投与することがで
きる。いくらかの患者は比較的高い又は低い投薬量に対
して急速に応答することができ、かくして必要な維持量
が低いか、又はゼロである。一般に処置の始めに低投薬
量を用い、必要なら最適効果が得られるまで徐々に高い
投薬量を投与する。他の患者の場合、1日に1〜8回、
好ましくは1〜4回の維持量を、考慮中の患者の生理学
的要求に従って投与することが必要であり得る。いくら
かの患者の場合、1日の必要投与回数が1回又は2回だ
けであることも可能である。
【0148】人の場合、投薬量は一般に0.01〜20
0mg/kgである。腹腔内投与の場合、投薬量は一般
に0.1〜100mg/kg、好ましくは0.5〜50
mg/kg、さらに特に好ましくは1〜10mg/kg
である。静脈内投与の場合、投薬量は一般に0.1〜5
0mg/kg、好ましくは0.1〜5mg/kg、さら
に特に好ましくは1〜2mg/kgである。最も適した
投薬量を選ぶために投与経路、患者の体重、彼の全身的
健康状態、彼の年令、ならびに処置の効率に影響し得る
すべての因子を考慮しなければならないことが理解され
る。
【0149】以下の実施例は本発明の組成物を例示する
ものである。
【0150】実施例 40mgの実施例1で得られる生成物を1cm3のEm
ulphor EL620(ポリオキシエチレン脂肪酸
エステル;GAF社商品名)及び1cm3のエタノール
に溶解し、次いで溶液を18cm3の生理学的食塩水の
添加により希釈する。
【0151】組成物を生理食塩水に導入することにより
1時間、潅水により投与する。
【0152】なお、本発明の主たる特徴及び態様を示せ
ば以下のとおりである。
【0153】1.一般式:
【0154】
【化28】
【0155】[式中、Rは水素原子あるいはアセチル、
アルコキシアセチル又はアルキル基を示し、R1はベン
ゾイル基又は基R2−O−CO−を示し、ここでR2は場
合により置換されていることができる、アルキル、アル
ケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニ
ル、ビシクロアルキル、フェニル又はヘテロ環式基を示
し、Arは場合により置換されていることができるアリ
ール基を示す]の新規タキソイド。
【0156】2.Rが水素原子あるいはアセチル、アル
コキシアセチル又はアルキル基を示し、R1がベンゾイ
ル基又は基R2−O−CO−を示し、ここでR2は −炭素数が1〜8の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル
基、炭素数が2〜8のアルケニル基、炭素数が3〜8の
アルキニル基、炭素数が3〜6のシクロアルキル基、炭
素数が4〜6のシクロアルケニル基又は炭素数が7〜1
0のビシクロアルキル基を示し、これらの基は場合によ
りハロゲン原子及びヒドロキシ基、炭素数が1〜4のア
ルコキシ基、各アルキル部分の炭素数が1〜4のジアル
キルアミノ基、ピペリジノ基、モルホリノ基、1−ピペ
ラジニル基(場合により4−位において炭素数が1〜4
のアルキル基によりもしくはアルキル部分の炭素数が1
〜4のフェニルアルキル基により置換されていることが
できる)、炭素数が3〜6のシクロアルキル基、炭素数
が4〜6のシクロアルケニル基、フェニル基、シアノ
基、カルボキシ基又はアルキル部分の炭素数が1〜4の
アルコキシカルボニル基から選ばれる1個又はそれ以上
の同一又は異なる置換基により置換されていることがで
き、 −あるいは場合により炭素数が1〜4のアルキル基又は
炭素数が1〜4のアルコキシ基から選ばれる1個又はそ
れ以上の同一又は異なる基により置換されていることが
できるフェニル基を示し、 −あるいは場合により1個又はそれ以上の炭素数が1〜
4のアルキル基により置換されていることができる5−
もしくはは6−員の飽和もしくは不飽和の窒素−含有ヘ
テロ環式基を示し、上記のシクロアルキル、シクロアル
ケニル又はビシクロアルキル基は場合により1個又はそ
れ以上の炭素数が1〜4のアルキル基により置換されて
いることができると理解され、Arが場合によりハロゲ
ン原子(フッ素、塩素、臭素もしくはヨウ素)及びアル
キル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールア
ルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アリールオキシ、
アリールチオ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メル
カプト、ホルミル、アシル、アシルアミノ、アロイルア
ミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、アルキル
アミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ、アルコキシカ
ルボニル、カルバモイル、ジアルキルカルバモイル、シ
アノ、ニトロ及びトリフルオロメチル基から選ばれる1
個又はそれ以上の原子又は基により置換されていること
ができるフェニル又はα−もしくはβ−ナフチル基を示
し、ここでアルキル基及び他の基のアルキル部分の炭素
数は1〜4であり、アルケニル及びアルキニル基の炭素
数は2〜8であり、アリール基はフェニル又はα−もし
くはβ−ナフチル基であると理解され、あるいはまた、
Arが窒素、酸素又は硫黄原子から選ばれる1個又はそ
れ以上の同一又は異なる原子を含み、場合によりハロゲ
ン原子(フッ素、塩素、臭素もしくはヨウ素)及び炭素
数が1〜4のアルキル基、炭素数が6〜10のアリール
基、炭素数が1〜4のアルコキシ基、炭素数が6〜10
のアリールオキシ基、アミノ基、炭素数が1〜4のアル
キルアミノ基、各アルキル部分の炭素数が1〜4のジア
ルキルアミノ基、アシル部分の炭素数が1〜4のアシル
アミノ基、炭素数が1〜4のアルコキシカルボニルアミ
ノ基、炭素数が1〜4のアシル基、アリール基の炭素数
が6〜10のアリールカルボニル基、シアノ基、カルボ
キシ基、カルバモイル基、アルキル部分の炭素数が1〜
4のアルキルカルバモイル基、各アルキル部分の炭素数
が1〜4のジアルキルカルバモイル基又はアルコキシ部
分の炭素数が1〜4のアルコキシカルボニル基から選ば
れる1個又はそれ以上の同一又は異なる置換基により置
換されていることができる5−員芳香族ヘテロ環式基を
示す上記第1項に記載の新規タキソイド。
【0157】3.Rが水素原子あるいはアセチル、アル
コキシアセチル又はアルキル基を示し、R1がベンゾイ
ル基又は基R2−O−CO−を示し、ここでR2はt−ブ
チル基を示し、Arがフェニル基を示す上記第1項に記
載の新規タキソイド。
【0158】4.Rがアセチル基を示し、R1が基R2
O−CO−を示し、ここでR2がt−ブチル基を示し、
Arがフェニル基を示す上記第1項に記載の新規タキソ
イド。
【0159】5.Rがアセチル基を示し、R1がベンゾ
イル基を示し、Arがフェニル基を示す上記第1項に記
載の新規タキソイド。
【0160】6.Rが水素原子を示し、R1が基R2−O
−CO−を示し、ここでR2がt−ブチル基を示し、A
rがフェニル基を示す上記第1項に記載の新規タキソイ
ド。
【0161】7.Rが水素原子を示し、R1がベンゾイ
ル基を示し、Arがフェニル基を示す上記第1項に記載
の新規タキソイド。
【0162】8.一般式:
【0163】
【化29】
【0164】[式中、G1は水素原子あるいはアセチ
ル、アルコキシアセチル又はアルキル基あるいはヒドロ
キシ−保護基を示す]の生成物を一般式
【0165】
【化30】
【0166】[式中、Ar及びR1は上記第1〜7項の
いずれかにおけると同義であり、R3は水素原子あるい
は炭素数が1〜4のアルコキシ基又は場合により置換さ
れているこができるアリール基を示し、R4は水素原子
を示す]の酸を用いてエステル化し、一般式:
【0167】
【化31】
【0168】[式中、Ar、R及びR1は上記第1〜7
項のいずれかにおけると同義であり、R3、R4及びG1
は上記と同義である]の生成物を得、それを酸性媒体中
で処理して一般式:
【0169】
【化32】
【0170】[式中、Ar、R1及びG1は上記と同義で
ある]の生成物を得、G1がヒドロキシ−保護基を示す
生成物が得られる場合には、次いで該ヒドロキシ−保護
基G1を水素原子で置換し、そして得られる生成物を単
離することを特徴とする上記第1〜7項のいずれかに記
載の生成物の製造法。
【0171】9.エステル化を遊離の酸を用いて行い、
そして該方法をカルボジイミド類及び反応性炭酸塩類か
ら選ばれる縮合剤ならびにアミノピリジン類から選ばれ
る活性化剤の存在下で、エーテル類、ケトン類、エステ
ル類、ニトリル類、脂肪族炭化水素類、ハロゲン化炭化
水素類及び芳香族炭化水素類から選ばれる有機溶媒中に
おいて、−10〜90℃の温度で行うことを特徴とする
上記第8項に記載の方法。
【0172】10.エステル化を、無水物を用い、アミ
ノピリジン類から選ばれる活性化剤の存在下で、エーテ
ル類、エステル類、ケトン類、ニトリル類、脂肪族炭化
水素類、ハロゲン化脂肪族炭化水素類及び芳香族炭化水
素類から選ばれる有機溶媒中において、0〜90℃の温
度で行うことを特徴とする上記第8項に記載の方法。
【0173】11.エステル化を、ハライドあるいは場
合によりその場で生成される脂肪族又は芳香族酸との無
水物を用いて行い、そして該方法を第3脂肪族アミン類
から選ばれる塩基の存在下で、エーテル類、エステル
類、ケトン類、ニトリル類、脂肪族炭化水素類、ハロゲ
ン化脂肪族炭化水素類及び芳香族炭化水素類から選ばれ
る有機溶媒中において、0〜80℃の温度で行うことを
特徴とする上記第8項に記載の方法。
【0174】12.酸処理を、無機又は有機酸を用い、
有機溶媒中で−10〜60℃の温度において行うことを
特徴とする上記第8項に記載の方法。
【0175】13.酸が単独で又は混合物の形態で用い
られる塩酸、硫酸、酢酸、メタンスルホン酸、トリフル
オロメタンスルホン酸及びp−トルエンスルホン酸から
選ばれることを特徴とする上記第12項に記載の方法。
【0176】14.溶媒がアルコール類、エーテル類、
エステル類、ハロゲン化脂肪族炭化水素類、芳香族炭化
水素類及びニトリル類から選ばれることを特徴とする上
記第12項に記載の方法。
【0177】15.ヒドロキシ−保護基G1の水素原子
による置換を、該保護基が2,2,2−トリクロロエト
キシカルボニル又は2−(2−トリクロロメチルプロポ
キシ)カルボニル基を示す場合には、酢酸の存在下で3
0〜60℃の温度において、場合により銅と組み合わさ
れた亜鉛を用いて処理することにより、あるいは場合に
より銅と組み合わされた亜鉛の存在下で炭素数が1〜3
の脂肪族アルコール中又は酢酸エチル、酢酸イソプロピ
ルもしくは酢酸n−ブチルなどの脂肪族エステル中の溶
液において塩酸又は酢酸などの無機又は有機酸を用いる
ことにより行い、そしてヒドロキシ−保護基G1がアル
コキシアセチル基を示す場合には、20℃近辺の温度に
おいて水性−アルコール性媒体中でアンモニアを用いた
アルカリ性媒体中において処理することにより、あるい
は20℃近辺の温度においてメタノール中でハロゲン化
亜鉛を用いて処理することにより行うことを特徴とする
上記第8項に記載の方法。
【0178】16.一般式:
【0179】
【化33】
【0180】[式中、G1は水素原子あるいはアセチ
ル、アルコキシアセチル又はアルキル基あるいはヒドロ
キシ−保護基を示す]の生成物を一般式:
【0181】
【化34】
【0182】[式中、Ar及びR1は上記第1〜7項の
いずれかにおけると同義であり、R3及びR4は同一又は
異なり、炭素数が1〜4のアルキル基又はアルキル部分
の炭素数が1〜4のアラルキル基又はアリール基を示す
か、あるいは別の場合R3はトリハロメチル基又トリハ
ロメチル基により置換されたフェニル基を示し、そして
4は水素原子を示すか、あるいは別の場合R3及びR4
はそれらが結合している炭素原子と一緒になって4−〜
7−員環を形成する]の酸を用いてエステル化し、酸性
媒体中で処理した後、一般式:
【0183】
【化35】
【0184】[式中、Arは上記第1〜7項のいずれか
におけると同義であり、G1は上記と同義である]の生
成物を得、それをベンゾイルクロリド又は一般式: R2−O−CO−X [式中、R2は上記第1〜7項のいずれかにおけると同
義であり、Xはハロゲン原子あるいは残基−O−R2
は−O−CO−O−R2を示す]の反応性誘導体を用い
てアシル化し、G1がヒドロキシ−保護基を示す生成物
が得られる場合には、次いで該ヒドロキシ−保護基G1
を水素原子により置換し、そして得られる生成物を単離
することを特徴とする上記第1〜7項のいずれかに記載
の生成物の製造法。
【0185】17.エステル化を遊離の酸を用いて行
い、そして該方法をカルボジイミド類及び反応性炭酸塩
類から選ばれる縮合剤ならびにアミノピリジン類から選
ばれる活性化剤の存在下で、エーテル類、ケトン類、エ
ステル類、ニトリル類、脂肪族炭化水素類、ハロゲン化
炭化水素類及び芳香族炭化水素類から選ばれる有機溶媒
中において、−10〜90℃の温度で行うことを特徴と
する上記第16項に記載の方法。
【0186】18.エステル化を、無水物を用い、アミ
ノピリジン類から選ばれる活性化剤の存在下で、エーテ
ル類、エステル類、ケトン類、ニトリル類、脂肪族炭化
水素類、ハロゲン化脂肪族炭化水素類及び芳香族炭化水
素類から選ばれる有機溶媒中において、0〜90℃の温
度で行うことを特徴とする上記第16項に記載の方法。
【0187】19.エステル化を、ハライドあるいは場
合によりその場で生成される脂肪族又は芳香族酸との無
水物を用いて行い、そして該方法を第3脂肪族アミン類
から選ばれる塩基の存在下で、エーテル類、エステル
類、ケトン類、ニトリル類、脂肪族炭化水素類、ハロゲ
ン化脂肪族炭化水素類及び芳香族炭化水素類から選ばれ
る有機溶媒中において、0〜80℃の温度で行うことを
特徴とする上記第16項に記載の方法。
【0188】20.酸処理を、無機又は有機酸を用い、
有機溶媒中で0〜50℃の温度において行うことを特徴
とする上記第16項に記載の方法。
【0189】21.酸が塩酸、硫酸及び蟻酸から選ばれ
ることを特徴とする上記第20項に記載の方法。
【0190】22.溶媒が炭素数が1〜3のアルコール
類から選ばれることを特徴とする上記第20項に記載の
方法。
【0191】23.アシル化を、不活性有機溶媒中にお
いて無機又は有機塩基の存在下で行うことを特徴とする
上記第16項に記載の方法。
【0192】24.不活性有機溶媒がエステル類及びハ
ロゲン化脂肪族炭化水素類から選ばれることを特徴とす
る上記第23項に記載の方法。
【0193】25.該方法を0〜50℃の温度で行うこ
とを特徴とする上記第22、23又は24項に記載の方
法。
【0194】26.ヒドロキシ−保護基G1の水素原子
による置換を、該保護基が2,2,2−トリクロロエト
キシカルボニル又は2−(2−トリクロロメチルプロポ
キシ)カルボニル基を示す場合には、酢酸の存在下で3
0〜60℃の温度において、場合により銅と組み合わさ
れた亜鉛を用いて処理することにより、あるいは場合に
より銅と組み合わされた亜鉛の存在下で炭素数が1〜3
の脂肪族アルコール中又は酢酸エチル、酢酸イソプロピ
ルもしくは酢酸n−ブチルなどの脂肪族エステル中の溶
液において塩酸又は酢酸などの無機又は有機酸を用いる
ことにより行い、あるいはヒドロキシ−保護基G1がア
ルコキシアセチル基を示す場合には、20℃近辺の温度
において水性−アルコール性媒体中でアンモニアを用い
たアルカリ性媒体中において処理することにより、ある
いは20℃近辺の温度においてメタノール中でハロゲン
化亜鉛を用いて処理することにより行うことを特徴とす
る上記第16項に記載の方法。
【0195】27.一般式:
【0196】
【化36】
【0197】[式中、G1は水素原子あるいはアセチル
基又はヒドロキシ−保護基を示す]の生成物を一般式:
【0198】
【化37】
【0199】[式中、Ar及びR1は上記第1〜7項の
いずれかにおけると同義であり、G3はヒドロキシ−保
護基を示す]の酸又はこの酸の活性化誘導体を用いてエ
ステル化し、一般式:
【0200】
【化38】
【0201】[式中、Ar、R1、G1及びG3は上記と
同義である]の生成物を得、該生成物におけるヒドロキ
シ−保護基G3及びG1がヒドロキシ−保護基を示す生成
物が得られる場合には、該ヒドロキシ−保護基G1を水
素原子により置換し、そして得られる生成物を単離する
ことを特徴とする上記第1〜7項のいずれかに記載の生
成物の製造法。
【0202】28.エステル化を遊離の酸を用いて行
い、そして該方法をカルボジイミド類及び反応性炭酸塩
類から選ばれる縮合剤ならびにアミノピリジン類から選
ばれる活性化剤の存在下で、エーテル類、ケトン類、エ
ステル類、ニトリル類、脂肪族炭化水素類、ハロゲン化
炭化水素類及び芳香族炭化水素類から選ばれる有機溶媒
中において、−10〜90℃の温度で行うことを特徴と
する上記第27項に記載の方法。
【0203】29.エステル化を、無水物を用い、アミ
ノピリジン類から選ばれる活性化剤の存在下で、エーテ
ル類、エステル類、ケトン類、ニトリル類、脂肪族炭化
水素類、ハロゲン化脂肪族炭化水素類及び芳香族炭化水
素類から選ばれる有機溶媒中において、0〜90℃の温
度で行うことを特徴とする上記第27項に記載の方法。
【0204】30.エステル化を、ハライドあるいは場
合によりその場で生成される脂肪族又は芳香族酸との無
水物を用いて行い、そして該方法を第3脂肪族アミン類
から選ばれる塩基の存在下で、エーテル類、エステル
類、ケトン類、ニトリル類、脂肪族炭化水素類、ハロゲ
ン化脂肪族炭化水素類及び芳香族炭化水素類から選ばれ
る有機溶媒中において、0〜80℃の温度で行うことを
特徴とする上記第27項に記載の方法。
【0205】31.ヒドロキシ−保護基G1及びG3の水
素原子による置換を、G1及びG3が2,2,2−トリク
ロロエトキシカルボニル又は2−(2−トリクロロメチ
ルプロポキシ)カルボニル基を示す場合には、酢酸の存
在下で30〜60℃の温度において、場合により銅と組
み合わされた亜鉛を用いて処理することにより、あるい
は炭素数が1〜3の脂肪族アルコール又は酢酸エチル、
酢酸イソプロピルもしくは酢酸n−ブチルなどの脂肪族
エステル中の溶液において、場合により銅と組み合わさ
れた亜鉛の存在下で塩酸又は酢酸などの無機又は有機酸
を用いることにより行い、あるいはG3がシリル化基又
はアセチル残基を示す場合には、炭素数が1〜3の脂肪
族アルコール(メタノール、エタノール、プロパノール
もしくはイソプロパノール)中の溶液における塩酸など
の酸媒体中で又はフッ化水素酸水溶液中で0〜40℃の
温度において処理し、しかる後、酢酸の存在下で30〜
60℃の温度において、場合により銅と組み合わされた
亜鉛を用いて処理することにより、あるいは炭素数が1
〜3の脂肪族アルコール又は酢酸エチル、酢酸イソプロ
ピルもしくは酢酸n−ブチルなどの脂肪族エステル中の
溶液において、場合により銅と組み合わされた亜鉛の存
在下で塩酸又は酢酸などの無機又は有機酸を用いること
により保護基G1を置換するか、あるいはG1がアルコキ
シアセチル基を示す場合には、20℃近辺の温度におい
て水性−アルコール性媒体中でアンモニアを用いたアル
カリ性媒体で処理することにより、あるいは20℃近辺
の温度においてメタノール中でハロゲン化亜鉛を用いて
処理することにより保護基G1を置換することにより行
うことを特徴とする上記第27項に記載の方法。
【0206】32.G3が−CH2−Phを示し、該基の
水素原子による置換を、上記第31項に記載の条件下で
保護基G1が置換された後に水添分解により行うことを
特徴とする上記第27項に記載の方法。
【0207】33.一般式:
【0208】
【化39】
【0209】[式中、G1は水素原子あるいはアセチル
又はアルコキシアセチル基あるいはヒドロキシ−保護基
を示す]の新規タキソイド。
【0210】34.一般式:
【0211】
【化40】
【0212】[式中、G1は水素原子あるいはアセチル
又はアルコキシアセチル基あるいはヒドロキシ−保護基
を示し、Ar及びR1は上記第1〜7項のいずれかにお
けると同義であり、R3及びR4は上記第8又は16項に
おけると同義である]の新規タキソイド。
【0213】35.一般式:
【0214】
【化41】
【0215】[式中、G1は水素原子又はアセチル、ア
ルコキシアセチル又はアルキル基あるいはヒドロキシ−
保護基を示す]の新規タキソイド。
【0216】36.上記第1〜7項のいずれかに記載の
生成物を、1種もしくはそれ以上の製薬学的に許容し得
る不活性な又は生理学的に活性な生成物と組み合わせて
含むことを特徴とする製薬学的組成物。
【0217】37.上記第1〜7項のいずれかに記載の
タキソイド誘導体を有効成分として含有することを特徴
とする異常な細胞増殖に関連する病理学的状態を有する
患者の処置剤。
【0218】38.病理学的状態が、組織及び/又は器
官の悪性又は良性細胞の異常な増殖、乾せん、充実性腫
瘍、卵巣、乳、脳、前立腺、結腸、胃、腎臓又は精巣の
癌、カポジー肉腫、胆管腫、絨毛腫、神経芽腫、ウィル
ムス腫瘍、ホジキン病、黒色腫、多発性骨髄腫、リンパ
性白血病ならびに急性又は慢性顆粒球性リンパ腫である
上記第37項記載の処置剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヤン−ドミニク・ブルザ フランス国エフ−94300バンセヌ・ブール バールドラリベラシヨン36 (72)発明者 アラン・コメルソン フランス国エフ−94400ビトリ−シユール −セーヌ・リユシヤルルフロケ1ビス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式: 【化1】 [式中、Rは水素原子あるいはアセチル、アルコキシア
    セチル又はアルキル基を示し、R1はベンゾイル基又は
    基R2−O−CO−を示し、ここでR2は場合により置換
    されていることができる、アルキル、アルケニル、アル
    キニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ビシクロ
    アルキル、フェニル又はヘテロ環式基を示し、Arは場
    合により置換されていることができるアリール基を示
    す]の新規タキソイドの少なくとも1種を、1種もしく
    はそれ以上の製薬学的に許容し得る不活性な又は生理学
    的に活性な生成物と組み合わせて含むことを特徴とする
    製薬学的組成物。
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