JPH10294358A - 静電チャック - Google Patents
静電チャックInfo
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- JPH10294358A JPH10294358A JP10032978A JP3297898A JPH10294358A JP H10294358 A JPH10294358 A JP H10294358A JP 10032978 A JP10032978 A JP 10032978A JP 3297898 A JP3297898 A JP 3297898A JP H10294358 A JPH10294358 A JP H10294358A
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Abstract
能で基板からの熱移動の速度を最大にする有効な冷却手
段を有する静電チャック。 【解決手段】本発明の静電チャックは、(a)間隔をお
いた第1のグルーブを有する金属のベースと、(b)該
ベースの該第1のグルーブと共形な、実質的に連続な電
気絶縁体フィルムであって、該絶縁体フィルムの上面は
該第1のグルーブの形に対応した形を有する第2のグル
ーブを備え、該第2のグルーブのサイズ及び配分は、該
絶縁体フィルムの上面に保持される基板を冷却するため
のクーラントを保持するように与えられ、また、該絶縁
体フィルムは、(i)該絶縁体フィルムが電極の全体を
覆うべく該絶縁体フィルムの中に埋め込まれた電極と、
(ii)電極に電圧を印加できるように電極に接続され
た電気リード線とを備える、該電気絶縁体フィルムとを
備えている
Description
等を保持するための静電チャックに関する。
保持し処理中の基板の移動やミスアラインメントを防止
するために、チャックが用いられる。静電チャックは、
静電引力を用いて基板を保持するものであり、機械的や
真空的なチャックに対して種々の利点を有し、機械的な
クランプによる応力に関係したクラックを低減すること
や;基板表面のより大きな部分を利用せしめることや;
基板上の腐食粒子の堆積を制限することや;低圧プロセ
スにおいてチャックの使用を可能にすることを含んでい
る。典型的な従来の静電チャック10は、図1に示され
るように、導電性の電極11を有しその上に電気絶縁体
12を有する。電圧ソース13は、電極11に対して基
板14を電気的にバイアスする。絶縁体12は、この中
を通る電子の流れを妨げ、反対の静電荷を生じさせて基
板14と電極11に蓄積し、基板14をチャック10上
に吸引して保持する静電力Fを発生させる。静電力F
は、: F=(1/2)・ε・(V2/t2)・A で与えられ、ここで、εは絶縁体層14の誘電定数、V
は印加電圧、tは絶縁12の厚さ、Aは電極11の面積
である。従って、薄い絶縁体を有し、高い誘電定数ε
と、絶縁体12及び基板14と接触する電極11の面積
が大きくなることが伴うことにより、強力な静電保持力
が得られる。
問題点の一つは、チャック上に保持される基板を効率良
く均一に冷却する能力に限界があることである。エッチ
ングのプロセス等のプラズマプロセスにチャックが用い
られる場合は、基板とチャックの冷却がしばしば必要と
され、その理由は、高エネルギープラズマイオンによる
衝突が、基板とチャックへの蓄熱及び熱損傷を引き起こ
すからである。ある種の従来のチャックは、チャックの
絶縁体の下にクーラントを保持しチャック10を冷却す
る冷却システムを利用する。しかし、これらの冷却シス
テムは充分ではなく、その理由は、基板14からチャッ
ク10への熱移動を、上にある絶縁体12が妨げている
からである。従って、基板にクーラントを直接接触させ
ることができて、基板からチャックへの熱移動を最大に
する冷却システムを備えることが望ましい。
種々の不利な点を有する。例えば、従来のプロセスは絶
縁体層を電極へ接着する複雑なステップを要求すること
があり、また、絶縁体がチャック10を電気的に絶縁す
るに充分厚くなるまで、電極11上に絶縁材料の層を塗
る数多くのステップを要することがある。また、従来の
プロセスはしばしば、チャック10によって作用する静
電保持力を減少させる、過剰に厚い絶縁体となる結果を
生じる。従来のプロセスはまた、しばしば、絶縁体内に
クーラントを保持するためのグルーブを機械加工する複
雑な機械加工のステップを用い、これが、絶縁体12が
荒れたエッジやコーナーを有することになり、この荒れ
たエッジやコーナーがチャック上に保持された基板14
を傷つける。
体が電極11にきちんと接着していないか、一致してい
なければ、チャック10の作製中又はチャック10上に
保持された基板の作製中に、絶縁体12を電極から離し
てしまうことにしばしばなる。従来のプロセスではま
た、絶縁体12と電極11との間に空気がトラップされ
ることにもなる。絶縁体層が剥離し絶縁体の下に空気が
トラップされれば、絶縁体の表面が平坦ではなくなるこ
とになり、プロセス中の基板の移動やミスアラインメン
トを生じて、基板全体の損失を生じることになる。
ることができ基板からの熱移動の速度を最大にする有効
な冷却手段を静電チャックが有する必要がある。また、
薄い絶縁体を与えて静電引力を最大にし;接着剤なしに
及び絶縁体の下に空気をとラップさせずに、絶縁体を電
極に効果的に接着し;エッジ及びコーナーの荒れが低減
した、均一に電極に適合する絶縁体を与える、チャック
作製プロセスに対する必要性がある。
びチャックを製造するプロセスは、これらの必要性を満
たす。本発明の静電チャックは、内部に間隔をもって離
れた冷却グルーブをもった上表面を有するベースを備
え、グルーブは、チャック上に保持された基板を冷却す
るためのクーラントを保持するように、サイズを与えら
れ分布されている。実質的に連続な電気絶縁体が、ベー
スの上面上のグルーブの上に配置され、適合する。ベー
スは、電気的伝導性を有しチャックの電極として作用す
ることが可能でもよく、又は、電極は絶縁体に埋め込ま
れていてもよい。その理由は、絶縁体が、冷却グルーブ
に適合して接着し、グルーブ内のクーラントが基板に直
接接触できて、基板からチャックへの熱移動を効果的に
促進するからである。また、本発明に従った、半導体ウ
エハの処理中に半導体ウエハを保持するための静電チャ
ックは、(a)間隔をおいた第1のグルーブを有する金
属のベースと、(b)該ベースの該第1のグルーブと共
形な、実質的に連続な電気絶縁体フィルムであって、該
絶縁体フィルムの上面は該第1のグルーブの形に対応し
た形を有する第2のグルーブを備え、該第2のグルーブ
のサイズ及び配分は、該絶縁体フィルムの上面に保持さ
れる基板を冷却するためのクーラントを保持するように
与えられ、また、該絶縁体フィルムは、(i)該絶縁体
フィルムが電極の全体を覆うべく該絶縁体フィルムの中
に埋め込まれた電極と、(ii)電極に電圧を印加でき
るように電極に接続された電気リード線とを備える、該
電気絶縁体フィルムとを備えている。また、この静電チ
ャックは、該絶縁体フィルムが、ポリマー又はセラミク
スを備え、該電極が、銅と、ニッケルと、クロムと、ア
ルミニウムと、タングステンと、鉄と、これらの2つ以
上の合金とから成る群より選択される1つを備えてもよ
い。あるいは、該電極が、該第1のグルーブ同士の間に
配置されセグメントに分かれた導電層を備えていてもよ
い。また、該電極が、該第1のグルーブの形に共形な形
を有する連続な導電層を備えていてもよい。あるいは、
該絶縁体フィルムが、接着剤を用いないで該金属ベース
の該第1のグルーブに共形に接着されてもよい。また、
該絶縁体フィルムが、該金属ベースに対する濡れ性が少
なくとも約30mJ/m2であるポリマーを備え、該ポ
リマーは、ポリ(カーボネート)と、ポリ(エチレンテ
レフタレート)と、ポリ(アクリロニトリル)と、エポ
キシ樹脂と、ポリ(プロピレンオキサイド)と、ポリ
(エチルアクリレート)と、ポリスチレンとの少なくと
も1つを備えていてもよい。また、該絶縁体フィルム
が、オキサイド、ハイドロオキサイド、ハイドロパーオ
キシ、フェノール、カルボキシリックアシッド、カルボ
ニル又はプライマリーアミンを備えるポリマーであっ
て、該金属ベースに接着する反応性表面官能基を有する
該ポリマーを備えていてもよい。
なくともベースに直接接着できるので、チャックは高温
のプロセスでも使用可能である。好ましくは、絶縁体フ
ィルムは、ベースに対して少なくとも約30mJ/m2
のぬれ性を有し、更に好ましくは、少なくとも約40m
J/m2 である。また、フィルムの表面を改質してオキ
サイド、ハイドロオキサイド、ハイドロパーオキシ、フ
ェノール、カルボキシリックアシッド、カルボニル及び
プライマリーアミン等の、反応性表面官能基を形成した
場合に、絶縁体フィルムのぬれ性は増加が可能である。
別の方法として、(i)化学接着により又は(ii)混
合若しくはクラスター形成による物理的接着により、ベ
ースに接着する液状の前駆物質もまた用いられることが
可能である。
/又は圧力をかけることにより、ベースに接着し適合し
て、絶縁体をベースに適合的に接着させる。更に好まし
くは、(i)電気絶縁体の露出面を第1の圧力に維持
し、同時に、(ii)ベースと接触するフィルムの接触
面を第2の圧力、ここで第2の圧力は第1の圧力よりも
低いが、第2の圧力に維持することにより、フィルムの
厚さにわたって圧力差がかけられる。好ましくは、第2
の圧力は、少なくとも約500Torrであり、更に好
ましくは少なくとも約5000Torrであり、第1の
圧力よりも低い。圧力差は、絶縁体を強制してベースに
適合させ、絶縁体とベースの間にトラップされた空気を
取り除くので、有利である。
体処理装置25において、本発明に従った静電チャック
20の動作を説明する。この発明の動作は装置25に関
連して説明されるが、この発明は、この分野の通常の知
識を有する者には当然の如く、他の基板処理装置に用い
ることができ、また、ここに説明された処理装置の範囲
に限定されない。例えば、装置25は、カリフォルニア
州サンタクララのアプライドマテリアルズ社から商業的
に入手可能な「プレシジョン5000」磁気励起反応性
イオンエッチング装置で代表させることができる。装置
25は、一般には、導電性の支持体ないしカソード35
と、導電性面ないしアノードとを有するプロセスチャン
バ30を備えている。本発明の静電チャックの1形態2
0は、プロセスチャンバ30内で支持体35に固定され
ている。チャック20は、電極50を覆う電気絶縁体4
5を備える。電気コネクタ55は、電圧供給ターミナル
60を介して電極50を第1の電圧供給機65に接続さ
せる。第1の電圧供給機65は、チャック20の電極5
0の操作に適するDC電圧を与え、この電圧は、典型的
には、1000から3000ボルトまでの範囲にある。
この適切な電圧供給機65は、10MΩの抵抗器を介し
て高電圧読み取りに接続される高電圧DCソースを備え
る。電圧供給機の1MΩの抵抗器が回路を介して流れる
電流を制限し、500pFキャパシタが別の電流フィル
ターとして与えられている。
圧を与えるために用いられて、チャンバ30においてア
ノード40に対して支持体35に電気的バイアスを与
え、チャンバ30内部に導入されたプロセスガスからプ
ラズマを発生させる。適切な第2の電圧供給機70は、
プロセスチャンバ30のインピーダンスを、絶縁キャパ
シタと直列のライン電圧のインピーダンスと整合させる
RFインピーダンスを備える。
チャンバ30は大気圧より下の気圧、典型的には約1x
10-6〜約1x10-9トールの範囲に脱気される。チャ
ック20上に基板75が置かれ、チャック20の電極5
0は、第1の電圧供給機65によって基板75に対して
電気的バイアスが与えられる。その後、第2の電圧供給
機70を活性化することにより、チャンバ30内に導入
されたプロセスガスからプラズマが発生される。電極5
0に印加された電圧とチャンバ30内の電気的にチャー
ジされたプラズマ種とが、反対の静電荷を生じて基板7
5と電極50に蓄積し、基板75をチャック20に保持
する静電引力となる。
するためにクーラントソース90により供給されるヘリ
ウム、アルゴン、窒素又はネオン等のクーラントを内部
に保持するための冷却グルーブ85を有する、ベース8
0を備えていてもよい。冷却グルーブ85はまた、ベー
ス80の上面95内に形成されて絶縁体45がグルーブ
85に適合的に接着していてもよく(図示の通り)、又
は、冷却グルーブ85は絶縁体45を通って延長してい
てもよい。基板75がチャック20に保持されていると
きは、グルーブ85内に保持されているクーラントは基
板75に直接接触し、基板75はグルーブ85を覆って
シールし、クーラントの漏出を防止する。クーラント
は、基板の処理の間、基板75から熱を除去して基板7
5を実質的に一定の温度に維持する。典型的には、グル
ーブ85内に保持されたクーラントが基板75の実質的
全体を冷却できるように、冷却グルーブ85はサイズが
与えられ配分される。
極50a、50bを備えたバイポーラー形態のチャック
20の動作を説明する。バイポーラーチャック20の動
作のために、第1の電圧供給機65はバイポーラー電極
50a、50bのそれぞれを正反対の電気的ポテンシャ
ルに維持する。好ましい電圧供給機は、(i)第1の電
極50aを負の電気的ポテンシャルに維持する第1の電
圧供給機65と、(ii)第2の電極50bを正の電気
的ポテンシャルに維持する第1の電圧供給機70とを備
える。電極50a、50bにおける正反対の電気的ポテ
ンシャルは、電極50a、50bに正反対の静電荷を引
き起こし、基板75をチャック20に静電気的に保持す
る。バイポーラー電極の構成は、基板75に電気的バイ
アスを与えるための電荷キャリアとして作用するチャー
ジされたプラズマ種が存在しない非プラズマプロセスに
対して有利である。
成で作製されることができる。従って、本発明の説明を
容易にするために、本発明のチャック20の例示的な構
成がまず説明される。図3aから3eまでは、好ましい
チャック20の構成を例示する。図3aは、接着剤なし
に、電極50を覆って直接接着される実質的に連続した
ポリマーの電気絶縁体45を備える静電チャック20の
1つの形態を示す。電極50は、例えば、銅、ニッケ
ル、クロム、アルミニウム、鉄、タングステン、及びこ
れらの合金等の、電気伝導性材料製である。図3bは、
絶縁体45とこの中に埋め込まれた電極50とが、ベー
ス80に直接接着される、別の形態のチャック20を示
す。電極50は、典型的には、上述のような導電性材料
を備え、約1μmから約1000μmまで、更に典型的
には1μmから50μmまで、特に1から5μmまでの
厚さを備える。好ましい構成においては、絶縁体45
は、(i)チャック20のベース80上の下絶縁体層4
5aと、(ii)電極50を覆う上絶縁体層45bとを
備える。埋め込まれた電極50の形態は、プラズマプロ
セスにおいて基板75を保持するに好ましく、その理由
は、絶縁体45内部に全体が含まれている電極50が、
プロセスチャンバ30において、チャック20とアノー
ド40との間での電気的アークの可能性を減ずるからで
ある。ベース80は、金属等の電気伝導性材料製であっ
てもよく、又は、ポリマーやセラミクス等の非電気伝導
性材料製であってもよい。
の形態は、全て、間隔をおいた冷却グルーブ85をもつ
上面95を有するベース80を備え、チャック20上に
保持される基板を冷却するためのクーラントを保持する
ように、グルーブ85はサイズが与えられて配分され
る。典型的には、グルーブ85は、幅が少なくとも約5
μm、深さ少なくとも約10μmで、チャック20上に
保持された基板75を効率良く冷却するに充分なクーラ
ントを保持する。これらの形態においては、絶縁体45
は、ベース80の上面95上の冷却グルーブ85に適合
的に接着され、クーラントを内部に保持するため第1の
グルーブ85aに略適合する第2のグルーブ85bを形
成する。クーラントが第2のグルーブ85に保持されて
いるときは、図3cに示されるように、クーラントが漏
出なしに基板75と直接接触できるように、チャック2
0上に保持された基板75がグルーブ85を覆ってシー
ルする。クーラントが絶縁体45を間に介さずに基板7
5と直接接触できるように、絶縁体45は、従来からの
温度感知接着剤又は圧力感知接着剤を用いてベース80
に接着されるか、又は、好ましくは、ベース80に直接
接着される。チャック20のベース80のグルーブ85
に絶縁体45を接着し適合させる好ましい方法を、以下
に説明する。図3d及び3eに示されるチャック20の
形態では、内部に単一又は複数の電極50をもつ絶縁体
45は、ベース80の冷却グルーブ85直接接着し適合
する。電極50は、図3dに示されるように、絶縁体4
5全体までに実質的に連続的に延長してもよく、又は、
図3eに示されるように部分部分(セグメント)に別れ
て、例えばグルーブ85の間の尾根の中にフィットする
導電性要素のパターンを形成していてもよい。
ク20上に保持された基板75を実質的に均一に冷却す
るために、サイズが与えられてベース80の上面95上
に配分される、微小なグルーブを備えていてもよい。ベ
ース80とチャック20上に保持された基板75との間
のクーラントによって与えられる熱移動速度と実質的に
等価な熱移動速度を、グルーブ85内のクーラントが与
えるように、微小グルーブは充分小さいことが好まし
い。微小グルーブは、グルーブ85内のヘリウム等のク
ーラントが、大きなサイズのグルーブにヘリウムが維持
される場合よりも優れた熱移動速度を示すことを可能に
する。典型的には、グルーブは互いに実質的に平行にパ
ターニングされ、更に典型的には、円周上に放射状にベ
ース80の表面にパターニングされている。好ましい冷
却グルーブ33のパターニングは、図8a〜8eに示さ
れる。グルーブ85はその断面が、U字型、V字型又は
長方形であってもよい。
給ターミナル60を電気的に連結させる電気コネクタ5
5を介して、電圧が上述の静電チャックの単一又は複数
の電極50a、bに印加される。例えば、チャック20
がバイポーラー電極50a、50bを備える場合は、図
2bに示されるように、一対の電気コネクタ55a、5
5bは2つの電圧供給ターミナル60a、60bに電気
的に連結し、各電極50a、50bを電圧供給機に別々
に接続させる。従来からの電気的コネクタ55の構成
は、ベース80内で孔130まで延長する電気的に絶縁
された導線110を備え、図2bに示されるように、導
線は電圧供給ターミナル60に電気的に連結させる電気
接点115を有する。好ましくは、電気コネクタ55
は、電極50の縦断的な延長を成し、電気コネクタ55
及び電極50は導電性金属のシート等の単一の導電材に
より形成され、チャック20の作製を容易にする。導線
110の長さは、典型的には、約10から約50mmま
でであり、更に典型的には、20から40mmまでであ
る。導線110上の電気接点115の面積は、典型的に
は、少なくとも約50平方cm、更に好ましくは75か
ら150平方cmまでで、接点115は、好ましくは半
径約5〜約12cmのディスク形状である。好ましい電
気コネクタ55の構成は、カメロンらにより1994年
7月19日に出願された米国特許出願通し番号08/2
78,787号、標題「耐腐食性電気コネクタをもつ静
電チャック」に記載され、これは参照としてここに併合
される。
る。
0は金属、セラミクス又はポリマーから作製され、更に
典型的には、従来からの機械加工技術を用いてアルミニ
ウム又はステンレス鋼から作製される。典型的には、チ
ャック20上に保持された基板75の形状及びサイズと
合うように、ベース80の形状とサイズは決められる。
例えば、半導体基板75(典型的には約127から20
3mm迄の範囲の直径の円形)に適したベース80は、
厚さ約1.5から約1.8cm、直径約100から約3
00mmの直円柱形状を有する。ベース80の機械加工
の後、ベース80の上面及び下面は、ベース80の表面
粗さが約1ミクロン未満となるまで研磨されるので、ベ
ース80は基板75と均一に接触できて、基板75、ベ
ース80及び支持体35の間の効率的な熱移動を可能と
して、基板の過熱を減少させる。研磨の後、プレート1
60は充分に洗浄されて、研磨くずを除去する。ベース
80の上面95の冷却グルーブ85と、ベース80内の
孔130は、従来の機械加工技術を用いて機械加工され
ることが可能である。
縁体45のタイプがチャック20の作製に用いることが
できる。好ましい絶縁体材料と、電極50又はベース8
0への絶縁体45の接着法を説明する。好ましくは、絶
縁体45は例えば、ポリイミド、ポリケトン、ポリエー
テルケトン、ポリサルフォン、ポリカーボネート、ポリ
スチレン、ナイロン、ポリビニルクロライド、ポリプロ
ピレン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルサルフォ
ン、ポリエチレンテレフタレート、フルオロエチレンプ
ロピレンコポリマー、セルロース、トリアセテート、シ
リコーン、ラバー、又はこれらの混合物等の電気的絶縁
性のポリマーを備える。基板75と電極50に静電荷が
蓄積できるように、絶縁体45は充分に高い誘電破壊強
度を有して、電気的にバイアスがかけられた基板75と
電極50との間の静電荷の漏出を防止するべきである。
好ましくは、絶縁体45の誘電破壊強度は少なくとも約
4ボルト/ミクロン、更に好ましくは少なくとも約40
ボルト/ミクロンである。チャック20上の絶縁体45
の厚さは、この誘電破壊強度と誘電定数の依存する。典
型的には、絶縁体45の誘電定数は、約2からであり、
更に好ましくは、少なくとも約3である。誘電定数3.
5の絶縁体では、適切な厚さは、約1μmから約100
μmまで、更に好ましくは約1から50μmまで、最も
好ましくは約1から5μmまでである。
ーフィルム、例えば、デラウエア州ウィルミントンのD
upond de Nemours Co.により製造
される「KAPTON」ポリイミドフィルム;日本の鐘
淵化学工業により製造される「APIQUEO」;日本
の日東電工により製造される「NITOMID」;日本
の三菱樹脂により製造される「SUPERIOR FI
LM」等である。これらの絶縁体フィルムは、(i)室
温でべとつかず高温でべとつく熱活性接着剤、又は、
(ii)加圧下でべとつく圧力感知接着剤等の、従来か
らの接着剤を用いて、ベース又は電極に接着される。適
切な接着剤には、メタクリレート等のアクリル、ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ、シリコ
ーン含有接着剤、又は、これらの混合物が含まれる。熱
活性接着剤層は、はんだこて、エアドライヤ又は電気ヒ
ーター等の熱源をあててフィルムを典型的には少なくと
も約300℃の温度に加熱することにより活性化され、
接着剤70がべとついて、ベース80にフィルムを接着
させる。圧力感知接着剤は、フィルム45に充分な圧力
をかけることにより活性化され、フィルムがべとつきベ
ース80にフィルムを接着させるが、この圧力は、典型
的には、約10から25psiまで(500から13,
000トールまで)である。
セスに使用可能であるように、絶縁体45は自己接着性
で、接着剤を使用せずに電極50又はベース80に直接
接着できてもよい。例えば、ベース80又は電極に直接
接着可能なポリマーの絶縁体フィルムは、ベース又は電
極と比較して高いぬれ性(又は低い表面エネルギー)を
有していてもよく、このフィルムのぬれ性は、好ましく
は少なくとも約30mJ/m2 、更に好ましくは少なく
とも約40mJ/m2 である。適切なフィルムとこれら
の金属上のぬれ性は、ポリ(カーボネート)(42mJ
/m2 )、 ポリ(エチレンテレフタレート)(43m
J/m2 )、ポリ(アクリロニトリル)(44mJ/m
2 )、エポキシ樹脂(43mJ/m2 )、ポリ(プロピ
レンオキサイド)(32mJ/m2 )、ポリ(エチルア
クリレート)(35mJ /m2)、ポリスチレン(33
〜36mJ/m2 )、ポリ(ビニルアルコール)(37
mJ/m2 )を含んでいる。この他の高いぬれ性のポリ
マーフィルム は、L.H.LEE,J.Polym.Sci.12,719(1968)
において概略的に記載され、これは参照としてここに併
合される。
の表面、又は、電極50若しくはベース80の表面を改
質して、ポリマーフィルムを金属、セラミクス又はポリ
マー材料に直接接着せしめる電子ドナー又はアクセプタ
ーサイト等の反応性表面官能基を形成することにより、
増加させることができる。適切な官能基は、オキサイ
ド、ハイドロオキサイド、ハイドロパーオキシ、フェノ
ール、カルボキシリックアシッド、カルボニル及びプラ
イマリーアミンを含む。従来からのポリマーフィルム表
面のケミカルエッチング、イオンスパッタリング又はプ
ラズマ処理は、ポリマーフィルム上にこのような官能基
を形成することに用いられる。例えば、ポリテトラフル
オロエチレン(PTFE)絶縁体フィルムは、ナフタレ
ン塩を用いてエッチングされて、PTFEフィルム表面
に、PTFEフィルムが金属ベースに接着することを可
能とする、不飽和の>C=Oや−COOHを形成するこ
とが可能である。電子グロー放電法もまた、PTFEフ
ィルムの表面にRO2 官能基を形成することによりPT
FEフィルムの接着を改善するた めに用いられること
が可能である。他の例では、ポリエチレンフィルムが改
質されて、(i)コロナ放電技術により−OH、RO2
R 及びRO3R 基を、又は、(ii)フレーム酸化処
理(flame oxidation treatment)により−OH、−C=
O及び−COOH基を、フィルム表面に形成してもよ
い。スチレンフィルムは、スチレンが金属ベースとM−
O−C接着を形成するように、酸化により改質された表
面であってもよい。また、ポリプロピレンフィルム及び
ポリ(エチレンテレフタレート)フィルムは、アルゴン
又は酸素プラズマスパッタエッチングを用いて改質さ
れ、表面酸化及び架橋を生じさせてセラミクスベース及
び金属ベースに接着可能なC=O及びC−O官能基を形
成してもよい。反応性官能基を形成するその他の方法
は、Fundametals of Adhesion,Ed.Lieng-Huang Lee,Ple
num Press,1991に記載され、これは参照としてここに併
合される。
を改質して、ぬれ性を増加させ電極50又はベース80
へのフィルムの接着を改良してもよい。高温で使用可能
な好ましいポリマー絶縁体は、シャモウリアンらにより
同日に出願された米国特許出願、標題「共形な絶縁体フ
ィルムを有する静電チャック」に記載され、これは参照
としてここに併合される。
また液状前駆体を用いて形成されてもよく、これは、ベ
ース80上で、スピンコーティングされ、スプレーさ
れ、ディップされ、塗布され、又はシルクスクリーンさ
れて、これに続いて、約200℃から約400℃、更に
典型的には225℃から350℃に加熱処理され、静電
チャックチャック材を用いずに、ベース80に直接接着
される固体の絶縁体フィルム45を形成する。液状前駆
体はまた、約1から10ミクロン、更に典型的には1か
ら5ミクロン、最も典型的には約1から約2ミクロン
の、厚さを有する薄い絶縁体を形成することができる。
液状前駆体とベース80との接着の本質は複雑であり、
界面を形成する材料の組み合わせに依存する。例えば、
ポリイミド液状前駆体は、金属ベース80に対して、
(i)接着していないポリイミドの電子と金属ベース8
0との化学接着により、又は、(ii)例えば、Fundam
etals ofAdhesion,Ed.Lieng-Huang Lee,Chapter 14:Met
al-Polymer Interfacces,PlenumPress,1991、これは参
照としてここに併合されるが、ここに記載されるよう
な、2つの材料の混合又はクラスター形成により、接着
することが可能である。液状の前駆体は有利であり、そ
の理由は、薄い絶縁体フィルム45の形成を可能にし、
基板75とチャック20との間の優れた熱移動と、改善
された静電引力を与えるからである。また、チャック2
0のベース80がその上に冷却グルーブを有している場
合は、液状の前駆体は簡単に流れてグルーブ85に適合
し、共形な絶縁体45を形成することができる。
縁体45に望ましい他の特定の性質もある。例えば、熱
が絶縁体を介して消失できるよう、絶縁体45が、高い
熱伝導度を有することが望ましく、これは、好ましく
は、少なくとも約0.10ワット/m/Kである。ま
た、チャック20上に保持された基板75がチャック2
0の使用中にフィルムを過剰にすりむかないように、絶
縁体45は充分な硬さを有していることが望ましい。ダ
イヤモンド、アルミナ、ジルコニウムボライド、ボロン
ナイトライド、アルミニウムナイトライド及びガラスセ
ラミクス等のフィラー材料が絶縁体45に添加されて、
絶縁体45の熱伝導度、硬さ及び高温能力を向上させて
もよい。好ましくは、フィラーは約10μmより小さな
平均粒子径を有して、体積比で約10%から80%ま
で、更に典型的には、約20%から50%までで、絶縁
体フィルム45に分散される。
塗布でき、腐食又は侵食処理環境下で絶縁体45の化学
的分解を減少させる。好ましい保護コーティング及び作
製のプロセスは、例えば、Wuらによる1993年2月
22日に出願された米国特許出願S/N08/052,
018号、標題「集積回路処理装置に用いられるウエハ
サポート上の誘電材料のための保護コーティング及び同
方法」に記載され、これは参照としてここに併合され
る。
を説明する。電極50は、銅、ニッケル、アルミニウ
ム、クロム、鉄、タングステン、及びこれらの合金等の
導電性材料を備えていてもよい。内部に埋め込まれた電
極50を有する絶縁体45を作製する一つの方法は、銅
の層等の導電性金属の層を2つの絶縁体フィルム45の
間にサンドウィッチして、絶縁体45内に埋め込まれた
電極50を形成することである。また、例えば絶縁体4
5上に酸化クロム接着層を間に介して銅の層をスパッタ
することにより、連続的な金属層が気相堆積されてもよ
い。気相堆積法は有利であり、その理由は、約5,00
0オングストロームより小さい、更に好ましくは2,5
00オングストロームより小さい厚さを有する薄い電極
50を形成せしめるからである。埋め込まれた電極50
を有する絶縁体45を作製する別の方法は多層フィルム
を用い、これは導電性の銅又はアルミニウムの層を上に
有する絶縁体12を備えている。商業的に入手可能な適
切な多層フィルムには、銅の層が上に堆積された、25
から125μmまでの厚さのポリイミドフィルムを備え
る、アリゾナ州チャンドラーのロジャーズ社からの「R
/FLEX 1100」が含まれる。第2の絶縁体フィ
ルム45が、多層フィルムの導電性層を覆って接着され
て、2つの絶縁体フィルム12の間に導電性の層を埋め
込む。この方法に用いられる絶縁体フィルム45は、前
述の絶縁体フィルム45のいかなるものを備えていても
よい。
45に埋め込まれた電極50を作製するためには、更な
るプロセスステップが必要である。一つの方法において
は、前述の「R/FLEX 1100」フィルム等の多
層上の導電性層がエッチングされ、削り取られ、又は切
断されて、所望の部分に別れた電極50の構成を成す。
電極50の形成には従来からのフォトリソグラフ及びエ
ッチングの方法を用いることができ、例えば、(i)Si
licon Processing for the VLSI Era, Volume1:Process
Technology, Chapter 12,13 and 14, by Stanley Wolf
and RechardN.Tauber, Lattice Press, California(19
86)、これは参照としてここに併合されるが、ここに一
般的に記載されるように、パターニングされたデュポン
社製の「RISTON」フォトレジスト層を、従来から
のフォトリソグラフの方法を用いて導電性金属層の上に
形成し、(ii)従来のウェット又はプラズマエッチン
グ技術を用いて、導電性層の露出部分をエッチングす
る。典型的なウェットケミカルエッチング法では、多層
フィルムは、塩化鉄(III)、過硫酸ナトリウム等の
エッチャント又は酸若しくは塩基に浸漬される。VLSI T
echnology, SecondEdition,Chapter 5,by S.M.Sze,McGr
aw-Hill Publishing Company(1988),これは参照として
ここに併合されるが、ここに一般的に記載されるよう
に、典型的なプラズマエッチングプロセスは、塩素、酸
素又はSiCl4 のプラズマを用いて、導電層をエッ
チングする。残留したフォトレジストは、従来からの酸
又は酸素ストリッピングプロセスにより除去できる。エ
ッチングの後、上述のごとく、電極50が絶縁体45内
部に埋め込まれるように、第2の絶縁体フィルム45が
パターニングされた電極50の上に接着される。
させる方法を説明する。絶縁体45は、(i)ベース8
0の上面95全体に実質的に覆うように充分大きなサイ
ズに、前述の如く、ベース80に接着が可能な絶縁体フ
ィルム45を切断し、(ii)切断されたフィルムをベ
ース80上に置き、(iii)ベース80上で、充分に
高い温度に絶縁体フィルム45を加熱し、絶縁体フィル
ム45がベース80に直接接着するようになる。あるい
は、ベース80に接着可能な液状のポリマー前駆体をベ
ース80に塗り、その後加熱してフィルムをベース80
に接着させる。
ように、冷却グルーブ85をその上に有する場合は、絶
縁体フィルム45又は液状前駆体がベース80上に塗ら
れ、充分高い温度に加熱されて、絶縁体フィルム45が
柔軟になりベース80の上面95上のグルーブ85内を
流れるようになって、絶縁体45が冷却グルーブ85に
適合する。冷却グルーブ85もまた、フィルムがチャッ
ク20に接着される前の、絶縁体フィルム45が切断さ
れ、打ち抜きされ、又は加圧されたものであってもよ
い。あるいは、絶縁体フィルム45はまずベース80に
接着され、その後、従来からのウェットケミカル又はプ
ラズマエッチング(例えば、VLSI Technology, Second
Edition,Chapter 5,by S.M.Sze,McGraw-Hill Publishin
g Company(1988),これは参照としてここに併合される
が、ここに一般的に記載されるように、酸素プラズマを
用いたもの)を用いてエッチングされて、所望の冷却グ
ルーブの構成を成してもよい。冷却グルーブ85は、所
望の深さにも依るが、絶縁体フィルム45の片方又は両
方をエッチングしてもよい。
ム45をベース80に適合させる好ましい方法を説明す
る。この方法では、上述の技術の一つにより形成された
電極50を内部に有する又は有しない絶縁体フィルム4
5は、ベース80上に置かれて、図5に示されるよう
に、ベース−フィルム組立体150を成す。そして、ベ
ース−フィルム組立体150は圧力形成装置25内に置
かれるが、これは、充分高い圧力に維持されて、絶縁体
フィルム45に、力を及ぼし、ベース80の平坦な又は
グルーブが形成された上面95に適合させて接着させ
る。典型的には、圧力形成装置25は約10から約50
0psiまで(500から30,000トールまで)、
更に典型的には、約200psi(10,000トー
ル)の圧力に維持される。圧力感知接着剤を用いて絶縁
体フィルム45がベース80に接着される場合は、接着
剤が過剰に搾り取られることを防止するために、圧力は
低い方が好ましく、この圧力は典型的には約10から2
5psiまで(500から13,000トールまで)で
ある。従来からの圧力形成プロセスは、Allen J.Kling,
Curing Techniques for Composites, April,1985に一般
的に記載され、これは参照としてここに併合される。
ルム組立体150は、充分高い温度に加熱されて、絶縁
体フィルム45が柔軟になり、ベース80の上面95上
の表面粗さの中、ないしは、グルーブ85内を流れるよ
うになる。典型的な加熱サイクルは、(i)約120℃
の第1の温度に約30分間、フィルムからガス状反応副
生成物のガス放出をさせ、そして、(ii)絶縁体フィ
ルム45のガラス転移点又は結晶化温度に対応した第2
の温度に約60分間、フィルム45を柔軟にしてベース
80の上面95に適合させることを備える。温度活性接
着剤を用いてフィルムがベース80に接着される場合
は、温度は接着剤が活性化されるに充分高いべきであ
り、典型的には少なくとも約300℃である。
と、平型プレス又は静水圧プレスを有している。オート
クレーブが好ましく、その理由は、これはベース−フィ
ルム組立体150に更に均一に圧力を掛けるからであ
る。典型的なオートクレーブは、約1から10フィート
の範囲の直径を有する耐圧スティールチャンバを備え
る。加圧された、二酸化炭素や窒素等の非反応性ガス
が、オートクレーブの加圧に用いられる。適切なオート
クレーブには、カリフォルニア州サンタフェスプリング
の「BARON AUTOCLAVES」により製造さ
れたもの;カリフォルニア州アナハイムの「AOV I
NDUSTRIES」により製造されたもの;及び、カ
リフォルニア州アツサの「MELCO STEEL」に
より製造されたものが含まれる。オートクレーブの使用
に代えて平型プレス又は静水圧プレスが用いられて、フ
ィルムをベース80に適合させてもよい。平型プレスが
用いられる場合は、シリコーンシート等の圧力分散シー
トが電気的絶縁体フィルム45上に置かれて、ベース−
フィルム組立体150上に平板状圧力を分散させる。静
水圧プレスは、適当な静水圧成形バッグ内にベース−フ
ィルム組立体150を置き、静水圧を用いてバッグに充
分な圧力をかけることにより用いられる。
けることと同時に、好ましくは、真空バッグ組立体15
5を用いて、ベース−フィルム組立体150内の空気を
脱気して、絶縁体フィルム45とベース80の間にトラ
ップされた空気を除去する。また、トラップされた空気
を除去して、絶縁体45内の金属電極50の酸化を防止
することが望ましい。真空バッグ組立体155は典型的
には、図5に示されるように、フレキシブルなバッギン
グ材料165を用いてシールされることが可能なステン
レス鋼のベース板160を備える。バッギング材料16
5は、典型的には、ナイロン又はシリコーン製で約25
から100μmの厚さである。カリフォルニア州カーソ
ンのAIRTECH International I
nc.;カリフォルニア州ノーウォークのBond L
ine Products;並びに、ワシントン州オー
バーンのZip−Vac、により製造された真空バッグ
が適切である。真空バッグ155の使用に際しては、ベ
ース−フィルム組立体150は真空バッグ155内に置
かれ、織物とリリースフィルム170の層がベース−フ
ィルム組立体150上に積み重ねられて真空バッグ組立
体155を成し、これは、ガス状の反応副生成物を通気
せしめ、また、ベース−フィルム組立体150を真空バ
ッグ155から容易に分離せしめる。図6に示されるよ
うに、(i)ベース−フィルム組立体150の両サイド
に置かれる、デラウエア州ウィルミントンのデュポン社
により製造される「TEFLON(trademar
k)」リリースフィルム、及び、カリフォルニア州カー
ソンのAirtechにより製造される「A4000
P」リリースフィルム等の、リリースフィルム170
a、170bと;(ii)上側のリリースフィルム17
0bの上に置かれて絶縁体フィルム45をグルーブ85
内に押込める、熱可塑プラスチックのシリコーンシート
等の圧力分散適合シート175と;(iii)適合体シ
ート175上に置かれて、真空バッグ155の脱気を促
進し、プロセス中に生成された凝縮物を除去する、共に
カリフォルニア州カーソンのAirtechにより製造
される「AIRWEAVE SS RESIN ABS
ORBER」及び「AIRWEAVE FR EDGE
BLEED」等の、多孔性の通気孔を有する織物18
0と;(iv)通気孔を有する織物180の上に置かれ
て、バッグ155の周囲に均一な真空圧力を与える、カ
リフォルニア州カーソンのAirtechにより製造さ
れる「AIRWEAVE SS RESIN ABSO
RBER」や「A22C」等の空気供給シート185と
を、適切な一連の織物とリリースフィルム170a、1
70bは含む。真空バッグをシールするためには、粘着
性のシーラントテープ190が用いられる。シールされ
た真空バッグは、真空システムに接続された真空コネク
タラインを介して脱気され、この真空ラインはバッグを
通過して空気供給シート185の近くで終了する。
絶縁体フィルム45に力をかけてベース80の上面95
上のグルーブ85に適合させることが、更に望ましい。
この圧力差プロセスもまた有利であり、その理由は、絶
縁体フィルム45とベース80の間にトラップされた空
気を除去するからである。このプロセスでは、絶縁体フ
ィルム45がベース80の上面95と接触する接触面2
05と反対側の露出面とを有するように、ベース80上
に絶縁体フィルム45が置かれる。フィルムの露出面2
10に第1の圧力がかけられ、フィルムの接触面205
に第2の圧力がかけられることにより、絶縁体フィルム
45にわたって圧力差がかけられるが、ここで第2の圧
力は第1の圧力よりも低い。好ましくは、第2の圧力は
少なくとも約500トールだけ、更に好ましくは少なく
とも約5000トールだけ第1の圧力よりも低い。好ま
しくは、第1の圧力は、少なくとも約500トール、更
に好ましくは約500トールから約30,000トール
までであり;好ましくは、第2の圧力は約100トール
よりも低く、更に好ましくは約10−6トールから約1
トールまでである。フィルム45の露出面210を第1
の圧力で押し同時にフィルムの接触面を第2の圧力で引
くことにより、フィルム45に力を及ぼしてベース80
上のグルーブ85に適合させ、ベース上の絶縁体フィル
ム45の均一で一致し連続的な層を与える。
差をかける一つの方法はチャック20を用いるもので、
図6に示されるように、チャック20のベース80は複
数の穴215を内部に有し、穴215はベース80の表
面上のグルーブ85のところで止っている。穴215
は、均一な間隔をもち、典型的には、約0.5から10
mmまで、更に典型的には約1から約2mmまでの直径
を有している。絶縁体フィルム45は、ベース80の上
に置かれてベース−フィルム組立体150を成し、これ
は真空バッグ155内に置かれる。チャンネル220が
真空ライン195を介して真空バッグ155を真空シス
テム200に接続し、これがベース80の穴215内の
空気を脱気して、ベース80上の絶縁体フィルム45の
接触面205を第2の低い圧力に維持する。真空バッグ
155をオートクレーブ内に置きオートクレーブを加圧
することにより、フィルム45の露出面は第2の高い方
の圧力に維持されてもよい。その結果の圧力差が、フィ
ルムをベース80の上面に適合させる。
されてきたが、他の形態も可能である。例えば、電気絶
縁体フィルム45は、保護材料、導電材料又は絶縁材料
の層を更に備えていてもよい。更に、チャック20は、
別の温度プロセス及び圧力プロセスを用いて処理されて
もよい。また、これら技術分野の通常の知識を有するも
のには自明なように、別の方法を用いて絶縁体フィルム
45の厚さにわたって圧力差をかけてもよい。
れば、クーラントを基板に直接接触させることができ基
板からの熱移動の速度を最大にする有効な冷却手段を静
電チャックが提供される。また、薄い絶縁体を与えて静
電引力を最大にし;接着剤なしに及び絶縁体の下に空気
をとラップさせずに、絶縁体を電極に効果的に接着し;
エッジ及びコーナーの荒れが低減した、均一に電極に適
合する絶縁体を与える、チャック作製プロセスが提供さ
れる。
面の模式図である。
ポーラーチャックの側面正面断面の模式図であり、モノ
ポーラーチャックの動作に適当な電気回路を示し、
(b)は、基板処理装置における本発明のバイポーラー
チャックの側面正面断面の模式図であり、バイポーラー
チャックの動作に適当な電気回路を示す。
分側面正面断面の模式図でありチャックの電極に直接接
着し適合する絶縁体を示し、(b)は、本発明のチャッ
クの別の形態の部分側面正面断面の模式図でありチャッ
クのベースに直接接着し適合する電極を内部に有する絶
縁体を示し、(c)は、本発明のチャックの別の形態の
部分側面正面断面の模式図でありチャックの上面上の冷
却グルーブに接着される絶縁体を示し、(d)は、
(c)のチャックの別の形態の部分側面正面断面の模式
図でありここでは絶縁体はベースに直接接続され連続的
な電極を内部に備えており、(e)は、(d)のチャッ
クの別の形態の部分側面正面断面の模式図でありここで
絶縁体は部分に別れた電極を内部に有している。
冷却グルーブのパターンの上平面模式図であり、(b)
は、別の好ましい冷却グルーブパターンの上平面模式図
であり、(c)は、別の好ましい冷却グルーブパターン
の上平面模式図であり、(d)は、別の好ましい冷却グ
ルーブパターンの上平面模式図であり、(e)は、別の
好ましい冷却グルーブパターンの上平面模式図である。
真空バッギング組立体の側面正面断面模式図である。
ありチャックのベースにおいて穴を介したチャックの絶
縁体上の圧力差の適用を例示する。
アノード、50…電極、75…基板、80…ベース、8
5…グルーブ、95…上面、110…リード線、130
…孔。
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体ウエハの処理中に半導体ウエハを
保持するための静電チャックであって、 (a)間隔をおいた第1のグルーブを有する金属のベー
スと、 (b)該ベースの該第1のグルーブと共形な、実質的に
連続な電気絶縁体フィルムであって、該絶縁体フィルム
の上面は該第1のグルーブの形に対応した形を有する第
2のグルーブを備え、該第2のグルーブのサイズ及び配
分は、該絶縁体フィルムの上面に保持される基板を冷却
するためのクーラントを保持するように与えられ、ま
た、該絶縁体フィルムは、(i)該絶縁体フィルムが電
極の全体を覆うべく該絶縁体フィルムの中に埋め込まれ
た電極と、(ii)電極に電圧を印加できるように電極
に接続された電気リード線とを備える、該電気絶縁体フ
ィルムとを備える静電チャック。 - 【請求項2】 該絶縁体フィルムが、ポリマー又はセラ
ミクスを備え、該電極が、銅と、ニッケルと、クロム
と、アルミニウムと、タングステンと、鉄と、これらの
2つ以上の合金とから成る群より選択される1つを備え
る請求項1に記載の静電チャック。 - 【請求項3】 該電極が、該第1のグルーブ同士の間に
配置されセグメントに分かれた導電層を備える請求項1
又は2のいずれかに記載の静電チャック。 - 【請求項4】 該電極が、該第1のグルーブの形に共形
な形を有する連続な導電層を備える請求項1又は2のい
ずれかに記載の静電チャック。 - 【請求項5】 該絶縁体フィルムが、接着剤を用いない
で該金属ベースの該第1のグルーブに共形に接着される
請求項1、2、3又は4のいずれかに記載の静電チャッ
ク。 - 【請求項6】 該絶縁体フィルムが、該金属ベースに対
する濡れ性が少なくとも約30mJ/m2であるポリマ
ーを備え、該ポリマーは、ポリ(カーボネート)と、ポ
リ(エチレンテレフタレート)と、ポリ(アクリロニト
リル)と、エポキシ樹脂と、ポリ(プロピレンオキサイ
ド)と、ポリ(エチルアクリレート)と、ポリスチレン
との少なくとも1つを備える請求項5に記載の静電チャ
ック。 - 【請求項7】 該絶縁体フィルムが、オキサイド、ハイ
ドロオキサイド、ハイドロパーオキシ、フェノール、カ
ルボキシリックアシッド、カルボニル又はプライマリー
アミンを備えるポリマーであって、該金属ベースに接着
する反応性表面官能基を有する該ポリマーを備える請求
項5に記載の静電チャック。
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|---|---|---|---|
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| JP7520253A Pending JPH08507196A (ja) | 1994-01-31 | 1995-01-31 | 共形な絶縁体フィルムを有する静電チャック |
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| KR (2) | KR100430643B1 (ja) |
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Cited By (4)
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