JPH10295120A - 農作業機 - Google Patents

農作業機

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JPH10295120A
JPH10295120A JP9109394A JP10939497A JPH10295120A JP H10295120 A JPH10295120 A JP H10295120A JP 9109394 A JP9109394 A JP 9109394A JP 10939497 A JP10939497 A JP 10939497A JP H10295120 A JPH10295120 A JP H10295120A
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Isao Ishida
石田  伊佐男
Masabumi Saeki
正文 佐伯
Michinori Seike
清家  理伯
Hiroyuki Niiyama
裕之 新山
Hideyuki Kusamoto
英之 草本
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Susumu Fukui
享 福井
Tatsuyuki Toritsu
龍之 鳥津
Kazuto Watanabe
計人 渡辺
Shigetoshi Ishioka
成利 石岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、乗用型の田植機や農用トラクタ−等の
ような走行車体の後側に苗植付部や耕耘ロ−タリ−等の
農作業装置が装着された農作業機において搭載されるバ
ッテリ−について、機体の左右側部や機体の後部に配置
すると、機体の重量バランスが悪化する。また、機体の
前端部に突出するように配置すると、機体の前後長が長
くなる。 【解決手段】 エンジン10からの動力が伝動部20を
介して伝達されて駆動する左右一対の前輪5,5及び後
輪6,6を備える走行車体2の後側に農作業装置3が備
えられ、前記伝動部20が前記走行車体2の前部に設け
られた農作業機1において、前記走行車体2の前部且つ
左右中央部の機体平面視で前記伝動部20と重複するよ
うにバッテリ−107が配置されていることを特徴とす
る農作業機

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗用型の田植機
や農用トラクタ−等のように、走行車体の後側に苗植付
部や耕耘ロ−タリ−等の農作業装置が装着された農作業
機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用型の田植機や農用トラクタ−
等のような走行車体の後側に苗植付部や耕耘ロ−タリ−
等の農作業装置が装着された農作業機において、走行車
体の前部に前輪及び後輪へ動力を伝達する伝動部が設け
られたものがある。上記農作業機においては、走行車体
の後側に重量の大きい苗植付部や耕耘ロ−タリ−等の農
作業装置を装着しているため、機体の重量バランスが後
寄りとなる傾向がある。そこで、機体の前後重量バラン
スを良好にすべく、走行車体の前輪及び後輪へ動力を伝
達するミッションケ−ス等の重量物である伝動部を走行
車体の前部に配置して前記伝動部の前側にバッテリ−を
搭載し、機体の前後重量バランスを良好にしたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記農作業機において
は、バッテリ−が上記伝動部の前側に配置される分、機
体の前後長が長くなり、圃場の畦際等の未作業区域が広
くなってしまう。この発明は、機体の前後長を長くする
ことがなく、機体の左右方向の重量バランス、機体の前
後重量バランスを良好にするバッテリ−の配置を得よう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、エンジン10からの動力が伝動部20
を介して伝達されて駆動する左右一対の前輪5,5及び
後輪6,6を備える走行車体2の後側に農作業装置3が
備えられ、前記伝動部20が前記走行車体2の前部に設
けられた農作業機1において、前記走行車体2の前部且
つ左右中央部の機体平面視で前記伝動部20と重複する
ようにバッテリ−107が配置されていることを特徴と
する農作業機とした。
【0005】
【発明の効果】この発明の農作業機は、走行車体の前部
に伝動部が設けられているので走行車体の後側に農作業
装置が装着された機体の前後重量バランスが良好になる
と共に、バッテリ−が前記走行車体の前部且つ左右中央
部の機体平面視で前記伝動部と重複するように配置され
ているので、走行車体の後側に農作業装置が装着された
機体の前後重量バランスを良好にすると共に、バッテリ
−を配置することにより機体の前後長を長くしたり機体
の左右方向の重量バランスを悪化させることがない。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施の一形態を図面に
基づき説明する。図1は、農作業機の一例として乗用型
の田植機1を示したものであり、この田植機1は、走行
車体2と農作業装置の一種である6条植えの苗植付部3
及び6条分の施肥装置4が備えられている。
【0007】図1及び図2に示すように、走行車体2
は、左右一対の前輪5,5及び後輪6,6が装着され、
これらの前後輪5,5,6,6を駆動して走行する。走
行車体2の左右方向の中央部に操縦席7が備えられ、該
操縦席7の前側の前部ボンネット8の上側にはステアリ
ングハンドル9が設けられている。走行車体2の略中央
に駆動源であるエンジン10が設けられ、このエンジン
10の出力プ−リ11から第一伝動ベルト12及びHS
T(油圧式無段変速装置)13の入力プ−リ14を介し
てHST入力軸13aが駆動され、前記HST13に動
力が伝達される。尚、前記第一伝動ベルト12には、該
ベルト12に張力を与えるテンションプ−リ15が設け
られている。また、油圧ポンプ16がボルトにより前記
HST13の右側に取付固着され、前記入力プ−リ14
とは反対側に突出した前記HST入力軸13aの駆動に
より前記油圧ポンプ16が駆動するようになっている。
前記HST入力軸13aから任意の変速比で変速されて
駆動するHST出力軸13bにHST出力プ−リ17が
取り付けられ、該プ−リ17から第二伝動ベルト18及
び主ミッションケ−ス入力プ−リ19を介して主ミッシ
ョンケ−ス20内へ伝動される構成となっている。尚、
前記第二伝動ベルト18には、該ベルト18に張力を与
えるテンションプ−リ21,21が設けられている。そ
して、前記主ミッションケ−ス20の左右に突出した左
右それぞれの前輪アクスル部20a,20aに動力が伝
達され、前輪5,5が駆動するようになっている。ま
た、主ミッションケ−ス20からの動力が左右それぞれ
の後輪伝動軸22,22を介して左右の後輪伝動ケ−ス
23,23に伝達され、後輪6,6が駆動するようにな
っている。
【0008】また、主ミッションケ−ス20からの動力
がエンジン10の右側方を通過するように設けられた作
業装置伝動軸24を介して作業クラッチケ−ス25内に
伝達され、該作業クラッチケ−ス内からの動力が植付伝
動軸26を介して苗植付部3に伝達されると共に前記作
業クラッチケ−ス25から上方向に延びる施肥伝動軸2
7を介して施肥装置4に伝達されるようになっている。
【0009】前記苗植付部3は、走行車体2の後部に設
けられた昇降リンク機構28を介して装着され、前記油
圧ポンプ16からの油圧により作動する油圧昇降シリン
ダ29の伸縮により上下に昇降するようにに設けられて
いる。尚、前記油圧ポンプ16から前記油圧昇降シリン
ダ29への油路の切替は、走行車体2の後部に設けられ
た油圧切替バルブ30により行うようになっている。
【0010】また、走行車体2の略中央部にはメインフ
レ−ム31が設けられており、該メインフレ−ム31は
上側に前記エンジン10を搭載し前側に主ミッションケ
−ス20を固着した構成となっている。また、メインフ
レ−ム31の後部には、前記昇降リンク機構28が取り
付けられると共に左右の後輪伝動ケ−ス23,23を固
着した後輪6,6のロ−リングフレ−ム32が枢着さ
れ、走行車体2に対して後輪6,6が揺動自在に設けら
れている。
【0011】ところで、図3に示すように前記油圧ポン
プ16の油圧回路は、油圧昇降シリンダ29への圧油供
給回路とHST13のチャ−ジ回路とを備えている。す
なわち、前記油圧ポンプ16の駆動により油圧タンク3
3からの油路34を介して該ポンプ16に油が供給さ
れ、2連ポンプである前記油圧ポンプ16から油圧昇降
シリンダ29への圧油供給用の油路35とHST13の
チャ−ジ回路用の油路36とが設けられている。前者の
油路35により油圧切替バルブ30に油圧が供給され、
該バルブ30から下降ロックバルブ37を介して油圧昇
降シリンダ29に油圧が供給される。尚、油圧切替バル
ブ30から油圧タンク33ヘの戻り油の油路38が設け
られている。また、後者の油路36からフィルタ−39
を介してHST13へ油圧が供給され、HST13から
の戻り油を油圧タンク33へ戻す油路40が設けられて
いる。
【0012】苗植付部3は、苗載置台50と植付伝動部
51と各条の苗植付装置52,…とを備えて構成され、
作業クラッチケ−ス25からの動力が植付伝動軸26を
介して植付伝動部51の植付伝動ケ−ス51a内に入力
されて作動するようになっている。また、苗植付部3の
下部には、センタ−フロ−ト53及び両側部にサイドフ
ロ−ト54,54が設けられており、該フロ−ト53,
54,54が圃場面を滑走するようになっている。尚、
フロ−ト53,54,54は、それぞれの左右方向の枢
支軸55…回りに回動自在に設けられている。また、苗
植付部3が圃場面に対して所定の高さに制御されるよう
に前記センタ−フロ−ト53の上下方向の傾斜角すなわ
ち圃場面に対する迎い角を検出することによって圃場面
を感知する圃場面感知機構56が構成され、該圃場面感
知機構56の作動に伴ってワイヤ57を介して前記油圧
切替バルブ30が作動するようになっている。
【0013】また、前記苗載置台50は、前記植付伝動
ケ−ス51aの両側から突出する左右移動軸58に苗載
置台取付部材59,59により取り付けられている。苗
植付装置52,…の作動に伴って左右移動する前記左右
移動軸58により苗載置台50を左右に往復移動させ、
該苗載置台50の左右移動により苗植付装置52,…が
苗載置台上のマット苗を苗取口60…から一株づつ掻き
取っていくようになっている。また、前記苗載置台50
は、苗載置台50の左右移動終端において苗載置台上の
マット苗を各条の苗送りベルト61…により一株分づつ
苗植付装置側に移送する公知の構成である。
【0014】走行車体2のステアリングハンドル9の右
側には、HST13の変速比を変更操作できるHSTレ
バ−70が設けられている。ステアリングハンドル9の
左側には、主ミッションケ−ス20内のギヤの噛み合い
を切り替えて機体の車速を「路上走行速」と「植付作業
速」とに切り替えることができる主変速レバ−71が設
けられている。また、操縦席7の右側には植付・昇降レ
バ−72が設けられ、この植付・昇降レバ−72の操作
で作業クラッチケ−ス25内の作業クラッチ(図示せ
ず)による苗植付部3及び施肥装置4の駆動の入切や油
圧切替バルブ30を作動させることによる苗植付部3の
昇降が行われるようになっている。ステアリングハンド
ル9の下方には、後輪6,6のデフ差動状態とデフロッ
ク状態とを切り替える後輪デフロックレバ−73、第一
伝動ベルト12のテンションプ−リ15を操作すること
によりエンジン10からHST13への伝動を断つオ−
ルストップレバ−74が設けられている。
【0015】また、前部ボンネット8の左側の下方に走
行車体2の前後輪5,5,6,6、苗植付部3及び施肥
装置4ヘの動力の伝達を断つ主クラッチペダル75、該
クラッチペダル75と略左右対称な位置に左右の後輪
6,6をそれぞれ制動するためのブレ−キペダル76,
76が設けられている。前記主クラッチペダル75の踏
み込み操作により、第二伝動ベルト18のテンションプ
−リ21,21を操作して該ベルト18によるHST1
3から主ミッションケ−ス20ヘの伝動が断たれるよう
になっている。前記左右それぞれのブレ−キペダル7
6,76の踏み込み操作により、主ミッションケ−ス内
の左右それぞれのブレ−キ装置(図示せず)が作動して
左右それぞれの後輪6,6が制動されるようになってい
る。
【0016】前記HSTレバ−70は、左右方向の回動
軸81回りに前後方向に無段変速操作して走行車体2の
前進から後進までの任意の速度に設定できるようになっ
ている。前記左右方向の回動軸81は、走行車体側に設
けられたレバ−軸支持筒82に嵌入された構成となって
いる。前記左右方向の回動軸81の左端には前記回動軸
81と一体回転するHST操作ア−ム83が設けられ、
該ア−ム83の先端部とHST13の変速操作を行うト
ラニオンア−ム13cとがHST操作ロッド(図示せ
ず)により連結された構成となっている。
【0017】また、HSTレバ−70と前記左右方向の
回動軸81とは前後方向の回動軸84により枢着されて
いる。HSTレバ−70の下方にはガイド溝85aが設
けられたガイドプレ−ト85が走行車体側と一体に設け
られると共に、前記ガイド溝85aに案内されるように
設けられた被案内プレ−ト86がHSTレバ−70に固
着されている。前記ガイド溝85aはHSTレバー70
の中立位置で該レバーを左右方向に操作するようなクラ
ンク形状となっており、前後方向の操作でHSTレバ−
70が前進側から後進側へあるいは後進側から前進側へ
直接操作されることを防止している。尚、前記前後方向
の回動軸84部分にはトルクスプリング84aが設けら
れており、このトルクスプリング84aによりHSTレ
バ−70が左側(前進操作側)に付勢されている。従っ
て、HSTレバ−70を後進側へ操作するとき、中立位
置で前記HSTレバ−70を右方向に操作してから後方
に操作するようになっている。
【0018】HSTレバ−70の前記ガイドプレ−ト8
5の下側には、該プレ−ト85に取り付けられた回動軸
87回りに回動可能なバックリフト連動用プレ−ト88
が設けられている。前記バックリフト連動用プレ−ト8
8は、HSTレバ−70の後進操作位置の状態でHST
レバ−70の前記被案内プレ−ト86が当接する立上り
部88aが設けられており、HSTレバ−70の後進側
の操作で回動するようになっている。尚、前記バックリ
フト連動用プレ−ト88には、該プレ−ト88をHST
レバ−70の前進操作位置側に付勢するトルクスプリン
グ88bが設けられている。バックリフト連動用プレ−
ト88の先端部にはバックリフト連動用ワイヤ89が取
り付けられており、該ワイヤ89により油圧切替バルブ
30を操作してHSTレバ−70が後進操作位置の状態
で苗植付部3が上昇するようにして、苗植付部3が接地
した状態で機体を後進させることによる苗植付部3の破
損等を防止している。
【0019】HSTレバ−70のレバ−軸支持筒82
は、正面視U字型の支持プレ−ト90の左右を繋ぐよう
に溶接され固着された構成となっている。前記支持プレ
−ト90は、下部において取付ボルト91,91により
主ミッションケ−ス20に取付固着されている。前記支
持プレ−ト90の上部には、主変速レバ−71が前後方
向に回動自在に取り付けられている。尚、主変速レバ−
71は、該レバ−71の操作により一体回転するレバ−
軸71aのア−ム92と主ミッションケ−ス20に設け
られた主変速シフタ93とが主変速操作ロッド94によ
り連結され、変速操作が行えるようになっている。ま
た、前記支持プレ−ト90の上部には、該支持プレ−ト
90の左右を繋ぐように2本の連結軸95,96が固着
して設けられている。前記連結軸95,96のうちの前
側の連結軸95には、該連結軸95を回動軸とする後輪
デフロックレバ−73及びオ−ルストップレバ−74が
設けられている。後側の連結軸96には、ステアリング
軸97の上部を支持する上部支持筒98と一体に設けら
れた正面視逆U字型のプレ−ト99が固着されている。
支持プレ−ト90の上下方向の中央後部には、該支持プ
レ−ト90の左右を繋ぐように中央部プレ−ト100が
固着されている。この中央部プレ−ト100とステアリ
ング軸97の上下中央部を支持する中央支持筒101に
一体のプレ−ト102とがボルト103,103、ナッ
ト104,104により固着されている。尚、前記中央
支持筒101は、主ミッションケ−ス20の上面にボル
ト105…により取付固着されている。
【0020】前記支持プレ−ト90の左側の下部には、
バッテリ−載置台106が固着して設けられている。こ
のバッテリ−載置台106の下面にHSTレバ−70の
前記レバ−軸支持筒82が溶接して固着された構成とな
っている。前記バッテリ−載置台106の左側部及び後
部には左側立上り部106a及び後立上り部106bが
設けられており、この立上り部106a,106bによ
り載置されたバッテリ−107が機体の振動等によって
位置ずれするのを防止している。尚、前記バッテリ−1
07は、バッテリ−載置台106の後立上り部106b
の上端からバッテリ−載置台106の前部に設けられた
前係止プレ−ト108との間に弾性のある帯状のゴム体
109をバッテリ−107の上側に載置した固定用プレ
−ト110の上側から掛けることにより取り付けられる
ようになっている。尚、前記前係止プレ−ト108は、
左右方向の回動軸108a回りに回動自在に設けられて
いる。
【0021】走行車体2の前部ボンネット8は、該ボン
ネット8の前側のカバ−8aを取り外せるようになって
いる。従って、該カバ−8を取り外した状態で、バッテ
リ−107を機体前方から前記バッテリ−載置台106
に載置して装着できるようになっている。このとき、左
右一対の前輪5,5を走行させるステアリング軸97よ
り前側に配置させるように前記バッテリ−107を装着
するので、バッテリ−107の装着が機体の前側から容
易に行える。
【0022】以上により、この乗用型の田植機1は、走
行車体2の前部に主ミッションケ−ス20が設けられて
いるので走行車体2の後側に苗植付部3が装着された機
体の前後重量バランスが良好になると共に、バッテリ−
107が前記走行車体2の前部且つ左右中央部の機体平
面視で前記主ミッションケ−ス20と重複するように配
置されているので、走行車体2の後側に苗植付部3が装
着された機体の前後重量バランスを良好にすると共に、
バッテリ−107を配置することにより機体の前後長を
長くしたり機体の左右方向の重量バランスを悪化させる
ことがない。
【0023】主ミッションケ−ス20の前方には、左右
方向に延びる断面四角形状の左右フレ−ム111が設け
られている。この左右フレ−ム111は、主ミッション
ケ−ス20の前部にボルト112…により取付固定され
た左右それぞれのプレ−ト113,113に溶接され固
着されている。前記左右フレ−ム111は、内部に空間
部111aを備えた構成であると共に該空間部111a
が左右フレ−ム111の左右両端部において外方に開放
されている。後部に苗植付部3を装着する機体の前後重
量バランスを良好にすべく、機体の前部となる左右フレ
−ム111の端部から棒状のバランスウエイト114を
前記左右フレ−ム内に挿し込むようになっている。前記
棒状のバランスウエイト114の端部にはフランジ11
4aが設けられると共に、左右フレ−ム111の左右両
端部にウエルドナットが溶接されたフランジ111b,
111bが設けられ、ボルトにより前記棒状のバランス
ウエイト114を前記左右フレ−ム111に固定するよ
うになっている。左右フレ−ム内に挿入する棒状のバラ
ンスウエイト114を用いることによって、バランスウ
エイトを機体の前部に突出させて装着して機体の前後長
を長くすることがなく、有効に左右フレ−ム内の空間部
111aを利用できる。
【0024】また、前記左右フレ−ム111に固着され
ウエルドナットが溶接されたバンパ取付プレ−ト115
…に、ボルトにより左右方向に3分割されたバンパ11
6,117,117を取り付けるようになっている。こ
のバンパ116,117,117の材質は重量の異なる
鋳物と樹脂の2種類のものがあり、施肥装置4の有無や
苗植付部3の重量の相違に応じて前記2種類のバンパを
付け替えて、機体の前後重量バランスを調節し良好にす
ることができる。すなわち、前記バンパ116,11
7,117は左右方向に3分割されているので、個々の
バンパ部分を前記2種類のものにそれぞれ付け替えるこ
とができ、機体の前後重量バランスを極め細かく調節で
きる。
【0025】主ミッションケ−ス20の前側には、油圧
タンク33が設けられている。この油圧タンク33は、
前記左右フレ−ム111に溶接された左右それぞれの油
圧タンク取付プレ−ト118,118にボルト119,
119により取り付けられた構成となっている。この油
圧タンク33は、左右方向に長い直方体に近い形状とな
っており、機体の前後方向の長さを短くして機体の前後
長が長くならないような形状にしている。また、前記油
圧タンク33は、機体の左右方向の略中央に設けられ、
機体の左右方向の重量バランスを悪化させないような配
置となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型の田植機の側面図
【図2】乗用型の田植機の平面図
【図3】油圧回路を示す図
【図4】走行車体の前部を示す側面図
【図5】走行車体の前部ボンネットの周辺の構成を示す
正面図
【図6】HSTレバ−の操作による苗植付部の上昇の連
繋構成を示す側面図
【図7】HSTレバ−の操作による苗植付部の上昇の連
繋構成を示す図6におけるA視図
【符号の説明】
1…乗用型の田植機(農作業機)、2…走行車体、3…
苗植付部(農作業装置)、5,5…前輪、6,6…後
輪、10…エンジン、20…主ミッションケ−ス(伝動
部)、107…バッテリ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新山 裕之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 草本 英之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 鈴木 隆 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 福井 享 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 鳥津 龍之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 渡辺 計人 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 石岡 成利 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン10からの動力が伝動部20を
    介して伝達されて駆動する左右一対の前輪5,5及び後
    輪6,6を備える走行車体2の後側に農作業装置3が備
    えられ、前記伝動部20が前記走行車体2の前部に設け
    られた農作業機1において、前記走行車体2の前部且つ
    左右中央部の機体平面視で前記伝動部20と重複するよ
    うにバッテリ−107が配置されていることを特徴とす
    る農作業機。
JP10939497A 1997-04-25 1997-04-25 農作業機 Expired - Fee Related JP3769870B2 (ja)

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