JPH10298906A - 道路橋の遊間部構造 - Google Patents
道路橋の遊間部構造Info
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- JPH10298906A JPH10298906A JP10429697A JP10429697A JPH10298906A JP H10298906 A JPH10298906 A JP H10298906A JP 10429697 A JP10429697 A JP 10429697A JP 10429697 A JP10429697 A JP 10429697A JP H10298906 A JPH10298906 A JP H10298906A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊間を跨ぐように設けられた舗装材の耐久性
を高める。 【解決手段】 桁22,24同士の間の遊間36に弾性
体10が配置され、アンカーボルト26によって弾性体
10が桁22,24の双方に連結されている。弾性体1
0には上下方向に貫通する空洞部12,14,16が設
けられている。弾性体10の上面は桁22,24の上面
と同一面となっており、その上に遊間36を跨ぐように
して弾性板状体及びアスファルト系舗装材料よりなる舗
装材が設けられている。
を高める。 【解決手段】 桁22,24同士の間の遊間36に弾性
体10が配置され、アンカーボルト26によって弾性体
10が桁22,24の双方に連結されている。弾性体1
0には上下方向に貫通する空洞部12,14,16が設
けられている。弾性体10の上面は桁22,24の上面
と同一面となっており、その上に遊間36を跨ぐように
して弾性板状体及びアスファルト系舗装材料よりなる舗
装材が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路橋の遊間部構造
に係り、特に遊間を跨いで舗装が施されている該構造に
関する。
に係り、特に遊間を跨いで舗装が施されている該構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】道路橋の桁端部同士の間あるいは桁と橋
台との間には遊間と称される間隙があいている。この遊
間を跨ぐように(即ち一方の桁から他方の桁又は橋台に
連続して)舗装を施す場合、桁上にスライディングシー
トを敷設し、その上に網状の応力伝達部材を埋設したア
スファルト混合物を積層して舗装部を形成することが行
われている。この応力伝達部材は、遊間を跨いで水平状
に展開するようにアスファルト中に埋設されている。
台との間には遊間と称される間隙があいている。この遊
間を跨ぐように(即ち一方の桁から他方の桁又は橋台に
連続して)舗装を施す場合、桁上にスライディングシー
トを敷設し、その上に網状の応力伝達部材を埋設したア
スファルト混合物を積層して舗装部を形成することが行
われている。この応力伝達部材は、遊間を跨いで水平状
に展開するようにアスファルト中に埋設されている。
【0003】このような方法によって、橋桁と橋台との
間又は橋桁と橋桁との間の伸縮遊間付近の舗装が施工さ
れていると、スライディングシートの表面が水平方向の
滑り面となる。従って桁が伸縮し遊間が変化したとき
に、この遊間上の舗装部のみに大きな歪が生じるのでは
なく、伸縮遊間の両側の舗装部にも歪みが分散される。
これにより、舗装部には局部的な過大な変形や応力が発
生せず、伸縮遊間の両側にわたって連続して舗装部を形
成しても平坦で耐久性のある走行面を維持することがで
きる。
間又は橋桁と橋桁との間の伸縮遊間付近の舗装が施工さ
れていると、スライディングシートの表面が水平方向の
滑り面となる。従って桁が伸縮し遊間が変化したとき
に、この遊間上の舗装部のみに大きな歪が生じるのでは
なく、伸縮遊間の両側の舗装部にも歪みが分散される。
これにより、舗装部には局部的な過大な変形や応力が発
生せず、伸縮遊間の両側にわたって連続して舗装部を形
成しても平坦で耐久性のある走行面を維持することがで
きる。
【0004】なお、アスファルト混合物の中に埋設され
た上記網状の応力伝達部材は桁が伸縮したときに舗装部
に作用する応力をスライディングシートが敷設された範
囲全体に伝達し、局部的に大きな応力が生じないように
分散させると共にアスファルト混合物からなる舗装部を
補強する役割を有する。
た上記網状の応力伝達部材は桁が伸縮したときに舗装部
に作用する応力をスライディングシートが敷設された範
囲全体に伝達し、局部的に大きな応力が生じないように
分散させると共にアスファルト混合物からなる舗装部を
補強する役割を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらスライデ
ィングシートにも摩擦があり、この摩擦力によって歪み
が十分には分散されず、伸縮遊間付近で舗装部に作用す
る水平方向の応力度が最も大きくなる。また、車輛が通
過することによる輪荷重によっても水平方向の応力が作
用する。これらの応力により伸縮遊間付近では他の部分
に比べて舗装部に微細なひび割れを生じやすくなる。そ
して、繰り返し輪荷重が作用することによって、ひび割
れが拡大する。
ィングシートにも摩擦があり、この摩擦力によって歪み
が十分には分散されず、伸縮遊間付近で舗装部に作用す
る水平方向の応力度が最も大きくなる。また、車輛が通
過することによる輪荷重によっても水平方向の応力が作
用する。これらの応力により伸縮遊間付近では他の部分
に比べて舗装部に微細なひび割れを生じやすくなる。そ
して、繰り返し輪荷重が作用することによって、ひび割
れが拡大する。
【0006】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、橋梁の伸縮遊間の両側にわたって連続
して設けた舗装に充分な耐久性を与えることができる道
路橋の遊間部構造を提供することを目的とする。また、
本発明は、地震時等における遊間の橋軸方向の拡大、縮
小あるいは橋軸直角方向の変位を小さくすることができ
る遊間部構造を提供することを目的とする。
れたものであり、橋梁の伸縮遊間の両側にわたって連続
して設けた舗装に充分な耐久性を与えることができる道
路橋の遊間部構造を提供することを目的とする。また、
本発明は、地震時等における遊間の橋軸方向の拡大、縮
小あるいは橋軸直角方向の変位を小さくすることができ
る遊間部構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の道路橋の遊間部
構造は、桁の端部同士の間又は桁の端部と橋台との間の
遊間を跨いで舗装が施されている道路橋の遊間部構造に
おいて、該遊間に弾性体を設け、該弾性体によって前記
舗装を支持した構造であって、該弾性体は遊間に臨む双
方の桁又は橋台に連結されていることを特徴とするもの
である。
構造は、桁の端部同士の間又は桁の端部と橋台との間の
遊間を跨いで舗装が施されている道路橋の遊間部構造に
おいて、該遊間に弾性体を設け、該弾性体によって前記
舗装を支持した構造であって、該弾性体は遊間に臨む双
方の桁又は橋台に連結されていることを特徴とするもの
である。
【0008】かかる道路橋の遊間部構造においては、弾
性体が舗装を支持しているため、遊間上の舗装の耐久性
が格段に向上する。
性体が舗装を支持しているため、遊間上の舗装の耐久性
が格段に向上する。
【0009】本発明では、弾性体を遊間に臨む桁又は橋
台の双方に連結したことにより、地震時等における橋軸
方向及び橋軸直角方向の変位を小さくすることもでき、
遊間上の舗装の耐久性をさらに向上させることができ
る。
台の双方に連結したことにより、地震時等における橋軸
方向及び橋軸直角方向の変位を小さくすることもでき、
遊間上の舗装の耐久性をさらに向上させることができ
る。
【0010】この弾性体に沿って上下方向に貫通する空
洞部を設けることにより、弾性体の弾性率を調節でき
る。また、空洞部が上下方向に設けられているため、雨
水や異物が空胴部内に溜ることが防止される。
洞部を設けることにより、弾性体の弾性率を調節でき
る。また、空洞部が上下方向に設けられているため、雨
水や異物が空胴部内に溜ることが防止される。
【0011】本発明では弾性体を遊間に臨む桁又は橋台
の双方に連結する場合、弾性体は、橋軸方向に対し斜交
方向に延在した4個の片部を有した平面視形状が略X字
形状のX形弾性体と、橋軸方向に延びる2片及び橋軸直
角方向に延びる2片を有した平面視形状が略十字形状の
十字形弾性体とからなり、該X形弾性体と十字形弾性体
とが橋軸直角方向に交互に配列されているようにしても
良い。このようにすることにより、遊間内における弾性
体同士の間の空隙が細かく分散したものとなり(即ち、
過度に大きな幅の間隙がなくなり)、遊間上の舗装の耐
久性を向上させることができる。
の双方に連結する場合、弾性体は、橋軸方向に対し斜交
方向に延在した4個の片部を有した平面視形状が略X字
形状のX形弾性体と、橋軸方向に延びる2片及び橋軸直
角方向に延びる2片を有した平面視形状が略十字形状の
十字形弾性体とからなり、該X形弾性体と十字形弾性体
とが橋軸直角方向に交互に配列されているようにしても
良い。このようにすることにより、遊間内における弾性
体同士の間の空隙が細かく分散したものとなり(即ち、
過度に大きな幅の間隙がなくなり)、遊間上の舗装の耐
久性を向上させることができる。
【0012】本発明において、舗装は、前記遊間を跨い
でいる弾性板状体と、この弾性板状体を覆っているアス
ファルト系舗装材料層とを有することが好ましい。この
ように弾性板状体を基層として用いることにより、遊間
の変位がアスファルト系舗装材料層に伝達することを緩
衝でき、アスファルト系舗装材料層のひび割れを防止し
て耐久性を高めることができる。
でいる弾性板状体と、この弾性板状体を覆っているアス
ファルト系舗装材料層とを有することが好ましい。この
ように弾性板状体を基層として用いることにより、遊間
の変位がアスファルト系舗装材料層に伝達することを緩
衝でき、アスファルト系舗装材料層のひび割れを防止し
て耐久性を高めることができる。
【0013】なお、本発明において、弾性体や弾性板状
体としてはゴム及び/又は軟質合成樹脂よりなるもの、
これらを主体としたものなどが好適である。
体としてはゴム及び/又は軟質合成樹脂よりなるもの、
これらを主体としたものなどが好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。第1図は実施の形態において
遊間に配置された弾性体を示す平面図であり、第2図は
その水平断面図である。第3図はこの遊間部構造を示す
縦断面図であり、第1,2図のIII-III 線に沿う部分の
断面を示している。第4図は第3図のIV-IV 線に沿う断
面図、第5図はこの弾性体の斜視図である。
の形態について説明する。第1図は実施の形態において
遊間に配置された弾性体を示す平面図であり、第2図は
その水平断面図である。第3図はこの遊間部構造を示す
縦断面図であり、第1,2図のIII-III 線に沿う部分の
断面を示している。第4図は第3図のIV-IV 線に沿う断
面図、第5図はこの弾性体の斜視図である。
【0015】第5図に示す通り、この弾性体10は、略
直方体形状のブロック状のものであり、上下方向に貫通
する略四角形状の空洞部12と、略半円形状の空洞部1
4と、円筒形状の空洞部16とを有している。弾性体1
0のコーナー部からはフランジ部18が延設されてお
り、このフランジ部18にボルト挿通孔20が設けられ
ている。
直方体形状のブロック状のものであり、上下方向に貫通
する略四角形状の空洞部12と、略半円形状の空洞部1
4と、円筒形状の空洞部16とを有している。弾性体1
0のコーナー部からはフランジ部18が延設されてお
り、このフランジ部18にボルト挿通孔20が設けられ
ている。
【0016】この弾性体10が桁22,24の端面同士
の間に配置され、アンカーボルト(スタッドボルト)2
6及び該アンカーボルト26に締め込まれたナット28
によって弾性体10が桁22,24の双方に連結されて
いる。
の間に配置され、アンカーボルト(スタッドボルト)2
6及び該アンカーボルト26に締め込まれたナット28
によって弾性体10が桁22,24の双方に連結されて
いる。
【0017】なお、第2,3図に示すように、この実施
の形態にあっては、桁22,24はコンクリート製であ
り、遊間に臨む端面とその上側部分に回り込むようにL
字形断面形状の鉄板30がアンカー部材31によって固
定されている。前記アンカーボルト26はこの鉄板30
に固着されている。
の形態にあっては、桁22,24はコンクリート製であ
り、遊間に臨む端面とその上側部分に回り込むようにL
字形断面形状の鉄板30がアンカー部材31によって固
定されている。前記アンカーボルト26はこの鉄板30
に固着されている。
【0018】第2図及び第3図に示すように、この弾性
体10は、その長手側面に沿って補強金属板32が埋設
されており、前記ボルト挿通孔20はこの補強金属板3
2を貫通するように設けられている。
体10は、その長手側面に沿って補強金属板32が埋設
されており、前記ボルト挿通孔20はこの補強金属板3
2を貫通するように設けられている。
【0019】この弾性体10は、その上面が桁22,2
4の上面と同一面を形成するように桁22,24に取り
付けられている。桁22,24の遊間36を跨ぐように
弾性板状体38が配置され、この弾性板状体38を覆う
ようにアスファルト系舗装材料40が施工されている。
4の上面と同一面を形成するように桁22,24に取り
付けられている。桁22,24の遊間36を跨ぐように
弾性板状体38が配置され、この弾性板状体38を覆う
ようにアスファルト系舗装材料40が施工されている。
【0020】なお、弾性体10の下側にはゴム製の水受
け部材42が設けられている。この水受け部材42はU
字形断面形状のものであり、スタッドボルト44を利用
して鉄板30に取り付けられている。
け部材42が設けられている。この水受け部材42はU
字形断面形状のものであり、スタッドボルト44を利用
して鉄板30に取り付けられている。
【0021】このように構成された道路橋の遊間部構造
においては、弾性板状体38及びアスファルト系舗装材
料40よりなる舗装材が遊間36の部分において弾性体
10に支持されており、この舗装材の遊間36部分にお
ける耐久性が良好である。また、弾性体10が遊間36
に挿入され、桁22,24の接近方向の変位が小さいた
め、これによっても舗装材の耐久性が向上される。更
に、この実施の形態にあっては、弾性体10が桁22,
24の双方に連結されているため、遊間36を拡げる方
向の変位も小さくなり、舗装材の耐久性が更に向上され
る。
においては、弾性板状体38及びアスファルト系舗装材
料40よりなる舗装材が遊間36の部分において弾性体
10に支持されており、この舗装材の遊間36部分にお
ける耐久性が良好である。また、弾性体10が遊間36
に挿入され、桁22,24の接近方向の変位が小さいた
め、これによっても舗装材の耐久性が向上される。更
に、この実施の形態にあっては、弾性体10が桁22,
24の双方に連結されているため、遊間36を拡げる方
向の変位も小さくなり、舗装材の耐久性が更に向上され
る。
【0022】なお、アスファルト系舗装材料40の下側
に遊間36を跨ぐようにして弾性板状体38を設けてい
るため、遊間36の変位によって舗装材料40に加えら
れる応力が該弾性板状体38によって広い範囲に分散さ
れるようになり、アスファルト系舗装材料40の耐久性
がさらに向上される。
に遊間36を跨ぐようにして弾性板状体38を設けてい
るため、遊間36の変位によって舗装材料40に加えら
れる応力が該弾性板状体38によって広い範囲に分散さ
れるようになり、アスファルト系舗装材料40の耐久性
がさらに向上される。
【0023】第6図は本発明の別の実施の形態に係る構
造を示すものであり、前記第2図と同様の箇所の水平断
面を示している。第7,8図は、弾性体50,60の斜
視図である。
造を示すものであり、前記第2図と同様の箇所の水平断
面を示している。第7,8図は、弾性体50,60の斜
視図である。
【0024】この実施の形態にあっては、桁22,24
の間の遊間36にX形弾性体50と十字形弾性体60と
が橋軸直角方向に交互に配置されている。各弾性体5
0,60の上面は桁22,24の上面と面一となってお
り、この弾性体50,60によて遊間36上の舗装が支
持されている。
の間の遊間36にX形弾性体50と十字形弾性体60と
が橋軸直角方向に交互に配置されている。各弾性体5
0,60の上面は桁22,24の上面と面一となってお
り、この弾性体50,60によて遊間36上の舗装が支
持されている。
【0025】X形弾性体50は、橋軸方向に約45°の
角度で延在する4個の片部52を備えており、各片部5
2がアンカーボルト54によって桁22,24の鉄板3
0に固定されている。なお、X形弾性体50には補強用
の金属板56が埋設されている。この弾性体50は、上
下方向に貫通する円筒形状の空洞部58を備えている。
角度で延在する4個の片部52を備えており、各片部5
2がアンカーボルト54によって桁22,24の鉄板3
0に固定されている。なお、X形弾性体50には補強用
の金属板56が埋設されている。この弾性体50は、上
下方向に貫通する円筒形状の空洞部58を備えている。
【0026】十字形弾性体60は、橋軸方向に延在する
片部62と、橋軸直角方向に延在する片部64とを備え
ている。片部62にはフランジ部66が設けられ、この
フランジ部66がアンカーボルト54によって桁22,
24の鉄板30に固定されている。この弾性体60にも
補強用金属板68が埋設されている。また、この弾性体
60には、上下方向に貫通する空洞部70が設けられて
いる。
片部62と、橋軸直角方向に延在する片部64とを備え
ている。片部62にはフランジ部66が設けられ、この
フランジ部66がアンカーボルト54によって桁22,
24の鉄板30に固定されている。この弾性体60にも
補強用金属板68が埋設されている。また、この弾性体
60には、上下方向に貫通する空洞部70が設けられて
いる。
【0027】この実施の形態においても、桁22,24
の接近及び離反方向の変位が弾性体50,60によって
抑制されるようになり、またこの弾性体50,60が舗
装材を支持することにより、この舗装材の耐久性がきわ
めて高いものとされる。
の接近及び離反方向の変位が弾性体50,60によって
抑制されるようになり、またこの弾性体50,60が舗
装材を支持することにより、この舗装材の耐久性がきわ
めて高いものとされる。
【0028】なお、第6図から明らかな通り、片部64
は橋軸方向の中央部に位置し、X形弾性体56の中央部
に向って延在している。この結果、遊間36における空
間部の幅が小さくなり、舗装材に対し局部的に大きな応
力が加えられることが防止される。
は橋軸方向の中央部に位置し、X形弾性体56の中央部
に向って延在している。この結果、遊間36における空
間部の幅が小さくなり、舗装材に対し局部的に大きな応
力が加えられることが防止される。
【0029】第9図(a)は本発明の更に別の実施の形
態を示す平面図であり、前記第1図と同様部分を示して
いる。第9図(b)はこの実施の形態で用いられている
弾性体の斜視図である。
態を示す平面図であり、前記第1図と同様部分を示して
いる。第9図(b)はこの実施の形態で用いられている
弾性体の斜視図である。
【0030】この弾性体72は、円筒形状部74と、こ
の円筒形状部74の両側からそれぞれ平行に延出するフ
ランジ部76とを有した略Ω字形状のものである。この
フランジ部76には補強金属板が埋設されており、この
補強金属板を貫通するようにボルト挿通孔78が設けら
れている。桁22,24の鉄板30(第9図では図示
略)に固着されたアンカーボルト26がこのボルト挿通
孔78に挿通され、ナット28が締め込まれることによ
って弾性体72が桁22,24に連結されている。
の円筒形状部74の両側からそれぞれ平行に延出するフ
ランジ部76とを有した略Ω字形状のものである。この
フランジ部76には補強金属板が埋設されており、この
補強金属板を貫通するようにボルト挿通孔78が設けら
れている。桁22,24の鉄板30(第9図では図示
略)に固着されたアンカーボルト26がこのボルト挿通
孔78に挿通され、ナット28が締め込まれることによ
って弾性体72が桁22,24に連結されている。
【0031】第10図はさらに別の実施の形態を示す平
面図であり、第9図(a)と同様部分を示している。
面図であり、第9図(a)と同様部分を示している。
【0032】この実施の形態で用いられている弾性体8
0は桁22、24の端面に対し斜交する斜辺部82、8
4を有した屏風をW字形に開いた如き形状のものであ
る。この弾性体80は双方の桁22、24に対しアンカ
ーボルト26及びナット28によって連結されている。
なお、この実施の形態では斜辺部82、84が3枚ずつ
備えられているが、これ以外の枚数でも良く、例えばV
字状、W字状であっても良い。要は、弾性体が双方の桁
22、24(又は桁と橋台)に連結されていれば良い。
0は桁22、24の端面に対し斜交する斜辺部82、8
4を有した屏風をW字形に開いた如き形状のものであ
る。この弾性体80は双方の桁22、24に対しアンカ
ーボルト26及びナット28によって連結されている。
なお、この実施の形態では斜辺部82、84が3枚ずつ
備えられているが、これ以外の枚数でも良く、例えばV
字状、W字状であっても良い。要は、弾性体が双方の桁
22、24(又は桁と橋台)に連結されていれば良い。
【0033】このように構成された第9図及び第10図
の実施の形態においても、弾性体72,80が桁22,
24の間の遊間36を狭める方向の変位を小さくし、且
つこの弾性体72、80が舗装材を支持しているため、
遊間36を跨ぐように設けられた舗装材の耐久性がきわ
めて高いものとなる。
の実施の形態においても、弾性体72,80が桁22,
24の間の遊間36を狭める方向の変位を小さくし、且
つこの弾性体72、80が舗装材を支持しているため、
遊間36を跨ぐように設けられた舗装材の耐久性がきわ
めて高いものとなる。
【0034】上記実施の形態はいずれも本発明の一例で
あって、本発明は図示以外の形態をも取りうる。例え
ば、弾性体の形状は図示以外のものであっても良く、空
洞部の形状も図示以外のものとされても良いことは明ら
かである。
あって、本発明は図示以外の形態をも取りうる。例え
ば、弾性体の形状は図示以外のものであっても良く、空
洞部の形状も図示以外のものとされても良いことは明ら
かである。
【0035】また、上記実施の形態の遊間は桁の端部同
士の間のものであるが、桁の端面と橋台との間の遊間に
ついても同様に本発明を適用できる。
士の間のものであるが、桁の端面と橋台との間の遊間に
ついても同様に本発明を適用できる。
【0036】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、遊間を跨
ぐ舗装が弾性体で支持されると共に、地震時における遊
間の橋軸方向及び橋軸直角方向の変位を小さくすること
ができるため、該舗装の耐久性がきわめて良好なものと
なる。
ぐ舗装が弾性体で支持されると共に、地震時における遊
間の橋軸方向及び橋軸直角方向の変位を小さくすること
ができるため、該舗装の耐久性がきわめて良好なものと
なる。
【0037】なお、遊間に配材される材料が弾性体であ
るため、この弾性体が押し上げられるような変位が生じ
た場合であっても遊間上の舗装が突き破られることがな
いという効果も奏される。
るため、この弾性体が押し上げられるような変位が生じ
た場合であっても遊間上の舗装が突き破られることがな
いという効果も奏される。
【図1】実施の形態に係る構造を示すものであり、舗装
材を取り除いた状態における平面図である。
材を取り除いた状態における平面図である。
【図2】遊間に配置された弾性体を示す水平断面図であ
る。
る。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】図3のIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】弾性体10の斜視図である。
【図6】別の実施の形態を示す水平断面図である。
【図7】X形弾性体の斜視図である。
【図8】十字形弾性体の斜視図である。
【図9】更に別の実施の形態を示す平面図と斜視図であ
る。
る。
【図10】さらに別の実施の形態を示す平面図である。
10,72,80 弾性体 12,14,16 空洞部 22,24 桁 36 遊間 38 弾性板状体 40 アスファルト系舗装材料 42 水受け部材 50 X形弾性体 52 片部 58 空洞部 60 十字形弾性体 62,64 片部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、遊間を跨
ぐ舗装が弾性体で支持されると共に、地震時における遊
間の橋軸方向及び橋軸直角方向の変位を小さくする(免
震効果をもたせる)ことができるため、該舗装の耐久性
がきわめて良好なものとなる。
ぐ舗装が弾性体で支持されると共に、地震時における遊
間の橋軸方向及び橋軸直角方向の変位を小さくする(免
震効果をもたせる)ことができるため、該舗装の耐久性
がきわめて良好なものとなる。
Claims (4)
- 【請求項1】 桁の端部同士の間又は桁の端部と橋台と
の間の遊間を跨いで舗装が施されている道路橋の遊間部
構造において、 該遊間に弾性体を設け、該弾性体によって前記舗装を支
持した構造であって、該弾性体は遊間に臨む双方の桁又
は橋台に連結されていることを特徴とする道路橋の遊間
部構造。 - 【請求項2】 請求項1において、前記弾性体に沿って
上下方向に貫通する空洞部が設けられていることを特徴
とする道路橋の遊間部構造。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記弾性体
は、橋軸方向に対し斜交方向に延在した4個の片部を有
した平面視形状が略X字形状のX形弾性体と、橋軸方向
に延びる2片及び橋軸直角方向に延びる2片を有した平
面視形状が略十字形状の十字形弾性体とからなり、 該X形弾性体と十字形弾性体とが橋軸直角方向に交互に
配列されていることを特徴とする道路橋の遊間部構造。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
て、前記舗装は、前記遊間を跨いでいる弾性板状体と、
この弾性板状体を覆っているアスファルト系舗装材料層
とを有することを特徴とする道路橋の遊間部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10429697A JPH10298906A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 道路橋の遊間部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10429697A JPH10298906A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 道路橋の遊間部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10298906A true JPH10298906A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14376971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10429697A Pending JPH10298906A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 道路橋の遊間部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10298906A (ja) |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP10429697A patent/JPH10298906A/ja active Pending
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