JPH10308480A - 半導体デバイス用封止樹脂材料及び半導体デバイス - Google Patents
半導体デバイス用封止樹脂材料及び半導体デバイスInfo
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- JPH10308480A JPH10308480A JP9119204A JP11920497A JPH10308480A JP H10308480 A JPH10308480 A JP H10308480A JP 9119204 A JP9119204 A JP 9119204A JP 11920497 A JP11920497 A JP 11920497A JP H10308480 A JPH10308480 A JP H10308480A
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- H10W72/541—Dispositions of bond wires
- H10W72/547—Dispositions of multiple bond wires
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- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体デバイスの封止に使用可能な絶縁性を
有し、かつ高い熱伝導性を有する半導体デバイス用封止
樹脂材料を提供する。 【解決手段】 半導体デバイス10に於いて、封止樹脂
基材21中に高熱伝導性のセラミック微粉末20がフィ
ラーとして混入されている半導体デバイス用封止樹脂材
料4。
有し、かつ高い熱伝導性を有する半導体デバイス用封止
樹脂材料を提供する。 【解決手段】 半導体デバイス10に於いて、封止樹脂
基材21中に高熱伝導性のセラミック微粉末20がフィ
ラーとして混入されている半導体デバイス用封止樹脂材
料4。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
保護のために用いられる半導体デバイス用封止樹脂材料
に関する。
保護のために用いられる半導体デバイス用封止樹脂材料
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイスをベアチップの状
態で適宜の基板或いはフィルム等のキャリア等に実装し
た後の封止材料や、良く知られているクワッドフラット
パッケージ(QFP)或いはスモールアウトラインパッ
ケージ(SOP)等の樹脂封止型パッケージ用に使用さ
れる封止材料としては、例えばエポキシ系の樹脂中に、
硝子微粒子或いはSiO2 微粒子等をフィラーとして混
入したものが多く用いられている。
態で適宜の基板或いはフィルム等のキャリア等に実装し
た後の封止材料や、良く知られているクワッドフラット
パッケージ(QFP)或いはスモールアウトラインパッ
ケージ(SOP)等の樹脂封止型パッケージ用に使用さ
れる封止材料としては、例えばエポキシ系の樹脂中に、
硝子微粒子或いはSiO2 微粒子等をフィラーとして混
入したものが多く用いられている。
【0003】しかしながら、エポキシおよび硝子或いは
SiO2 の熱伝導率が低いため、封止する半導体デバイ
スが比較的高消費電力の場合にはデバイスから発生した
熱を十分に放熱させることが困難となり、使用できない
という欠点があった。この問題を解決する手段として半
導体デバイス用の封止樹脂中に混入するフィラー材料を
高熱伝導率のものに変更する提案が特表平8−5066
95号公報等に示されている。
SiO2 の熱伝導率が低いため、封止する半導体デバイ
スが比較的高消費電力の場合にはデバイスから発生した
熱を十分に放熱させることが困難となり、使用できない
という欠点があった。この問題を解決する手段として半
導体デバイス用の封止樹脂中に混入するフィラー材料を
高熱伝導率のものに変更する提案が特表平8−5066
95号公報等に示されている。
【0004】つまり、図3に、特表平8−506695
号公報に示されている熱伝導性集積回路パッケージの一
例を示す。図3において、成形材料21はエポキシなど
の熱伝導でかつ導電材料からなり、少なくとも1つ以上
のフィラー例えば金属元素または合金を有し、これが成
形材料の熱伝導性・導電性に実質的に寄与する。即ち、
当該成形材料21は導電性および熱伝導性を提供するた
め、銅,アルミニウム,ニッケル,金,銀または同様な
種類の材料で一般に約70〜75%充填される。この成
形材料であれば、一般にSiO2 より熱伝導率が約2桁
大きい金属がフィラーとして混入されているため、成形
材料を介した放熱が期待できる。
号公報に示されている熱伝導性集積回路パッケージの一
例を示す。図3において、成形材料21はエポキシなど
の熱伝導でかつ導電材料からなり、少なくとも1つ以上
のフィラー例えば金属元素または合金を有し、これが成
形材料の熱伝導性・導電性に実質的に寄与する。即ち、
当該成形材料21は導電性および熱伝導性を提供するた
め、銅,アルミニウム,ニッケル,金,銀または同様な
種類の材料で一般に約70〜75%充填される。この成
形材料であれば、一般にSiO2 より熱伝導率が約2桁
大きい金属がフィラーとして混入されているため、成形
材料を介した放熱が期待できる。
【0005】しかしながら、係る公知技術に於いては、
封止用の成形材料自体が導電性を有するため、半導体デ
バイスの実装方法として一般的に最も多く使用されてい
るワイヤーボンディング方式の構造においては、半導体
デバイス上の電極パッド間やボンディングワイヤー間を
ショートさせてしまうため、その使用は難しい。同様
に、フリップチップ方式の半導体デバイスに於いても、
当該基板或いはキャリアとチップ間に配置される封止樹
脂としても使用する事が出来ないと言う問題を有してい
た。
封止用の成形材料自体が導電性を有するため、半導体デ
バイスの実装方法として一般的に最も多く使用されてい
るワイヤーボンディング方式の構造においては、半導体
デバイス上の電極パッド間やボンディングワイヤー間を
ショートさせてしまうため、その使用は難しい。同様
に、フリップチップ方式の半導体デバイスに於いても、
当該基板或いはキャリアとチップ間に配置される封止樹
脂としても使用する事が出来ないと言う問題を有してい
た。
【0006】一方、第4図は、特開平5−95057号
公報に示されている、公知の半導体封止樹脂材料用のフ
ィラーの断面図である。即ち、係る公知技術に於いて
は、封止樹脂に混入されるフィラーとしてSi微粒子3
1の表面をSiO2 のフィルム32が覆っている構造を
持つ。係る半導体封止樹脂中に該フィラーを混入させれ
ば、封止樹脂を介した放熱が可能であるし、また各フィ
ラーは表面が絶縁性のSiO2 で覆われているため、ワ
イヤーボンディング方式により実装された半導体デバイ
スを直接封止する場合にも使用可能となる。
公報に示されている、公知の半導体封止樹脂材料用のフ
ィラーの断面図である。即ち、係る公知技術に於いて
は、封止樹脂に混入されるフィラーとしてSi微粒子3
1の表面をSiO2 のフィルム32が覆っている構造を
持つ。係る半導体封止樹脂中に該フィラーを混入させれ
ば、封止樹脂を介した放熱が可能であるし、また各フィ
ラーは表面が絶縁性のSiO2 で覆われているため、ワ
イヤーボンディング方式により実装された半導体デバイ
スを直接封止する場合にも使用可能となる。
【0007】然しながら、係るフィラーは、熱伝導性が
一般的には低く、実用的ではないが、かかるフィラーを
使用して封止樹脂の熱伝導率を大きく保つためには、当
該フィラーの表面に形成されるSiO2 膜を薄くすれば
可能であるが、その為には当該SiO2 膜を均一に且つ
薄く形成する必要から、フィラー自体の製造工程の制御
が複雑になる。また、仮に精度良くSiO2 皮膜を形成
できたとしても、フィラーを封止樹脂中に混入する工程
等でSiO2 皮膜が傷つき、Siが露出するようなこと
があれば封止樹脂の絶縁性が損なわれてしまう可能性が
ある。
一般的には低く、実用的ではないが、かかるフィラーを
使用して封止樹脂の熱伝導率を大きく保つためには、当
該フィラーの表面に形成されるSiO2 膜を薄くすれば
可能であるが、その為には当該SiO2 膜を均一に且つ
薄く形成する必要から、フィラー自体の製造工程の制御
が複雑になる。また、仮に精度良くSiO2 皮膜を形成
できたとしても、フィラーを封止樹脂中に混入する工程
等でSiO2 皮膜が傷つき、Siが露出するようなこと
があれば封止樹脂の絶縁性が損なわれてしまう可能性が
ある。
【0008】従って、高信頼性を維持するためには熱伝
導率の低いSiO2 膜を厚く形成する必要が出てくる
為、結果として封止樹脂自体の熱伝導性を犠牲にしなけ
ればならなくなる。又、特開平5−121578号公報
には、窒化アルミニウムを含むアルファ粒子放出量の少
ない熱移動係数の高い合成フィラーをポリフルオロカー
ボン粒子で被覆したものを充填材として使用したカード
素材が開示されているが、係る従来技術に於いては、カ
ードの様なパッケージ基材を提供する事が目的であり、
チップを封止する樹脂として使用する方法に関しては全
く開示されていない。
導率の低いSiO2 膜を厚く形成する必要が出てくる
為、結果として封止樹脂自体の熱伝導性を犠牲にしなけ
ればならなくなる。又、特開平5−121578号公報
には、窒化アルミニウムを含むアルファ粒子放出量の少
ない熱移動係数の高い合成フィラーをポリフルオロカー
ボン粒子で被覆したものを充填材として使用したカード
素材が開示されているが、係る従来技術に於いては、カ
ードの様なパッケージ基材を提供する事が目的であり、
チップを封止する樹脂として使用する方法に関しては全
く開示されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術の第1
の問題点は、半導体デバイス用封止樹脂に十分な放熱性
(熱伝導性)持たせた場合に、封止樹脂が導電性を帯び
てしまい、一般的に広く使用されているワイヤーボンデ
ィング方式で実装された半導体デバイスを直接封止する
目的には使用できない点である。
の問題点は、半導体デバイス用封止樹脂に十分な放熱性
(熱伝導性)持たせた場合に、封止樹脂が導電性を帯び
てしまい、一般的に広く使用されているワイヤーボンデ
ィング方式で実装された半導体デバイスを直接封止する
目的には使用できない点である。
【0010】その理由は、高熱伝導性を得るために封止
樹脂中に混入するフィラーとして金属材料を使用してい
るためである。また、従来技術の第2の問題点は、半導
体デバイス封止用樹脂に放熱性と絶縁性を併せ持たせよ
うとした場合、封止樹脂中に混入するフィラーの製造工
程の制御が複雑になり、また、封止樹脂自体の熱伝導性
をある程度犠牲にしなければならないという点である。
樹脂中に混入するフィラーとして金属材料を使用してい
るためである。また、従来技術の第2の問題点は、半導
体デバイス封止用樹脂に放熱性と絶縁性を併せ持たせよ
うとした場合、封止樹脂中に混入するフィラーの製造工
程の制御が複雑になり、また、封止樹脂自体の熱伝導性
をある程度犠牲にしなければならないという点である。
【0011】その理由は、封止樹脂中に混入するフィラ
ーの絶縁性を保つためにフィラー表面を酸化処理する手
段を取っているためである。
ーの絶縁性を保つためにフィラー表面を酸化処理する手
段を取っているためである。
【0012】
【発明の目的】本発明の目的は、上記した従来技術の欠
点を改良し、一般に広く使われているワイヤーボンディ
ング方式或いはフリップチップ方式により実装された半
導体デバイスの封止に使用可能な絶縁性を有し、かつ金
属製フィラーを混入した場合の様に高い熱伝導性を有す
る半導体デバイス用封止樹脂を提供することにあり、更
にはかかる封止樹脂を使用した半導体デバイスを提供す
るものである。
点を改良し、一般に広く使われているワイヤーボンディ
ング方式或いはフリップチップ方式により実装された半
導体デバイスの封止に使用可能な絶縁性を有し、かつ金
属製フィラーを混入した場合の様に高い熱伝導性を有す
る半導体デバイス用封止樹脂を提供することにあり、更
にはかかる封止樹脂を使用した半導体デバイスを提供す
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、本発明に係る第1の態様として
は、封止樹脂基材中に高熱伝導性のセラミック微粉末が
フィラーとして混入されている半導体デバイス用封止樹
脂材料であり、又本発明に係る第2の態様としては、基
板或いはキャリヤ部、当該基板或いはキャリヤ部に搭載
されているチップ部、当該チップ部を被覆する様に配置
されている高熱伝導性のセラミック微粉末がフィラーと
して混入されている封止樹脂基材とで構成されている半
導体デバイスである。
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、本発明に係る第1の態様として
は、封止樹脂基材中に高熱伝導性のセラミック微粉末が
フィラーとして混入されている半導体デバイス用封止樹
脂材料であり、又本発明に係る第2の態様としては、基
板或いはキャリヤ部、当該基板或いはキャリヤ部に搭載
されているチップ部、当該チップ部を被覆する様に配置
されている高熱伝導性のセラミック微粉末がフィラーと
して混入されている封止樹脂基材とで構成されている半
導体デバイスである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体デバイス用封
止樹脂材料は、上記した様な技術構成を採用しているの
で、封止樹脂中に混入するフィラーとしてAlN等の高
熱伝導性セラミック微粉末を使用しているため、金属系
フィラーを混入した封止樹脂と同等の放熱性を得ること
が可能となる。
止樹脂材料は、上記した様な技術構成を採用しているの
で、封止樹脂中に混入するフィラーとしてAlN等の高
熱伝導性セラミック微粉末を使用しているため、金属系
フィラーを混入した封止樹脂と同等の放熱性を得ること
が可能となる。
【0015】また、当該フィラーとして混入するセラミ
ックは絶縁物質であるため、封止樹脂が半導体デバイス
の電極パッドやボンディングワイヤーに直接触れるよう
な場合でも使用することが可能となり、特にワイヤーボ
ンディング方式にて実装された半導体デバイスの封止樹
脂として使用可能となるばかりでなく、フリップチップ
方式によるチップと基板等との接続面にも封止樹脂とし
て使用する事も可能である。
ックは絶縁物質であるため、封止樹脂が半導体デバイス
の電極パッドやボンディングワイヤーに直接触れるよう
な場合でも使用することが可能となり、特にワイヤーボ
ンディング方式にて実装された半導体デバイスの封止樹
脂として使用可能となるばかりでなく、フリップチップ
方式によるチップと基板等との接続面にも封止樹脂とし
て使用する事も可能である。
【0016】
【実施例】以下に、本発明に係る半導体デバイス用封止
樹脂材料及び当該封止樹脂材料を使用した半導体デバイ
スの具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1
及び図2は、本発明に係る半導体デバイス10の一具体
例に於ける構造を示す断面図であり、半導体デバイス1
0に於いて、封止樹脂基材21中に高熱伝導性のセラミ
ック微粉末20がフィラーとして混入されている半導体
デバイス用封止樹脂材料4が示されている。
樹脂材料及び当該封止樹脂材料を使用した半導体デバイ
スの具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1
及び図2は、本発明に係る半導体デバイス10の一具体
例に於ける構造を示す断面図であり、半導体デバイス1
0に於いて、封止樹脂基材21中に高熱伝導性のセラミ
ック微粉末20がフィラーとして混入されている半導体
デバイス用封止樹脂材料4が示されている。
【0017】本具体例に於ける当該封止樹脂基材21
は、例えばエポキシ樹脂等であり、該封止樹脂基材21
中に混在せしめられるフィラーとしての高熱伝導性のセ
ラミック微粉末は窒化アルミニウム(AlN)系の微粉
末である事が望ましい。つまり、本発明に於いては、当
該半導体デバイス用の封止樹脂としては、該封止樹脂材
料21中に混入するフィラー20として金属類と同等の
熱伝導性を有し、かつ絶縁物質であるAlN等のセラミ
ック微粉末を使用するものである。
は、例えばエポキシ樹脂等であり、該封止樹脂基材21
中に混在せしめられるフィラーとしての高熱伝導性のセ
ラミック微粉末は窒化アルミニウム(AlN)系の微粉
末である事が望ましい。つまり、本発明に於いては、当
該半導体デバイス用の封止樹脂としては、該封止樹脂材
料21中に混入するフィラー20として金属類と同等の
熱伝導性を有し、かつ絶縁物質であるAlN等のセラミ
ック微粉末を使用するものである。
【0018】高熱伝導性を考慮すれば、銅、アルミニウ
ム、銀、ベリリウム等が有力であるが、何れも導電性を
有していることから、本発明の目的達成の為には使用不
可能であり、又前記した様に、酸化シリコンや酸化アル
ミニウム等は絶縁性があるが熱伝導性が低いため、これ
も本発明の目的達成の為には使用不可能である。つまり
本発明に於いては、高熱伝導性と電気絶縁性とを合わせ
持ったフィラーの選択的な使用が特徴である。
ム、銀、ベリリウム等が有力であるが、何れも導電性を
有していることから、本発明の目的達成の為には使用不
可能であり、又前記した様に、酸化シリコンや酸化アル
ミニウム等は絶縁性があるが熱伝導性が低いため、これ
も本発明の目的達成の為には使用不可能である。つまり
本発明に於いては、高熱伝導性と電気絶縁性とを合わせ
持ったフィラーの選択的な使用が特徴である。
【0019】次に、本発明に係る半導体デバイス10の
構成の一具体例を図1を参照して更に詳細に説明する。
即ち、図1は、本発明の半導体デバイス用封止樹脂4を
セラミックボールグリッドアレー(BGA)構造のマル
チチップモジュール上のデバイスの封止材料として使用
した実施例の断面図である。
構成の一具体例を図1を参照して更に詳細に説明する。
即ち、図1は、本発明の半導体デバイス用封止樹脂4を
セラミックボールグリッドアレー(BGA)構造のマル
チチップモジュール上のデバイスの封止材料として使用
した実施例の断面図である。
【0020】図1に於いて、セラミック基板1上に半導
体チップ2−1及び2−2がボンディングワイヤ3によ
り電気的に接続されており、さらに半導体チップ2−1
及び2−2は本発明の半導体デバイス用封止樹脂4によ
り封止されている。また、セラミック基板1はBGAボ
ール5を介してプリント配線板6と接続されている。
体チップ2−1及び2−2がボンディングワイヤ3によ
り電気的に接続されており、さらに半導体チップ2−1
及び2−2は本発明の半導体デバイス用封止樹脂4によ
り封止されている。また、セラミック基板1はBGAボ
ール5を介してプリント配線板6と接続されている。
【0021】一方、半導体デバイス用封止樹脂4の表面
とプリント配線板6との間には熱伝導性の接着剤または
グリース7が注入されており、その下のプリント配線板
6にはサーマルビア8が設けられている。又、本具体例
に於けるセラミック基板1上部にはヒートシンク9−1
が、プリント配線板6の下部にはヒートシンク9−2が
設けられている。
とプリント配線板6との間には熱伝導性の接着剤または
グリース7が注入されており、その下のプリント配線板
6にはサーマルビア8が設けられている。又、本具体例
に於けるセラミック基板1上部にはヒートシンク9−1
が、プリント配線板6の下部にはヒートシンク9−2が
設けられている。
【0022】従来、本構造の様なセラミックBGAタイ
プのマルチチップモジュール等では、半導体デバイス用
の封止樹脂材料の熱伝導率が低かったため、半導体デバ
イスから発生した熱はセラミック基板を介してヒートシ
ンク9−1に伝え、放熱する手段しかとれなかったが、
本実施例の場合、半導体デバイス10の封止樹脂材料4
として高い熱伝導率を有するAlNフィラー入りの封止
材料を使用しているため、半導体チップ2−1、2−2
から発生した熱を封止樹脂4から熱伝導性の接着剤また
はグリース7を経てサーマルビア8を介してヒートシン
ク9−2に効率よく伝えることによって放熱する事が可
能となり、従来より高消費電力の半導体デバイスを搭載
可能となる。
プのマルチチップモジュール等では、半導体デバイス用
の封止樹脂材料の熱伝導率が低かったため、半導体デバ
イスから発生した熱はセラミック基板を介してヒートシ
ンク9−1に伝え、放熱する手段しかとれなかったが、
本実施例の場合、半導体デバイス10の封止樹脂材料4
として高い熱伝導率を有するAlNフィラー入りの封止
材料を使用しているため、半導体チップ2−1、2−2
から発生した熱を封止樹脂4から熱伝導性の接着剤また
はグリース7を経てサーマルビア8を介してヒートシン
ク9−2に効率よく伝えることによって放熱する事が可
能となり、従来より高消費電力の半導体デバイスを搭載
可能となる。
【0023】本発明に於いては、上記した様な具体例の
他に、当該封止剤4が、半導体チップ2−1、2−2と
基板或いはキャリヤ部1との間に配置されるものであっ
ても良い。即ち、本発明に係る半導体デバイスは、基板
或いはキャリヤ部1、当該基板或いはキャリヤ部1に搭
載されているチップ部2−1、2−2、当該チップ部2
−1、2−2を被覆する様に配置されている高熱伝導性
のセラミック微粉末20がフィラーとして混入されてい
る封止樹脂基材4とで構成されているものであり、且つ
当該高熱伝導性のセラミック微粉末が窒化アルミニウム
(AlN)系の微粉末である事が特に望ましい。
他に、当該封止剤4が、半導体チップ2−1、2−2と
基板或いはキャリヤ部1との間に配置されるものであっ
ても良い。即ち、本発明に係る半導体デバイスは、基板
或いはキャリヤ部1、当該基板或いはキャリヤ部1に搭
載されているチップ部2−1、2−2、当該チップ部2
−1、2−2を被覆する様に配置されている高熱伝導性
のセラミック微粉末20がフィラーとして混入されてい
る封止樹脂基材4とで構成されているものであり、且つ
当該高熱伝導性のセラミック微粉末が窒化アルミニウム
(AlN)系の微粉末である事が特に望ましい。
【0024】更に本発明に於ける具体例では、当該半導
体デバイス10がチップ2−1或いは2−2の端子部
と、リードフレーム或いは基板又はキャリア上に配置さ
れたコンタクト部とがボンディングワイヤ3を使用して
接続されているものである事が好ましい。又、本発明に
係る半導体デバイス10に於いては、基板或いはキャリ
ヤ部1、当該基板或いはキャリヤ部1に搭載されている
チップ部2−1、2−2、当該チップ部2−1、2−2
と当該基板或いはキャリヤ部1との間に配置された高熱
伝導性のセラミック微粉末20がフィラーとして混入さ
れている封止樹脂基材4とで構成されているものであっ
ても良い。
体デバイス10がチップ2−1或いは2−2の端子部
と、リードフレーム或いは基板又はキャリア上に配置さ
れたコンタクト部とがボンディングワイヤ3を使用して
接続されているものである事が好ましい。又、本発明に
係る半導体デバイス10に於いては、基板或いはキャリ
ヤ部1、当該基板或いはキャリヤ部1に搭載されている
チップ部2−1、2−2、当該チップ部2−1、2−2
と当該基板或いはキャリヤ部1との間に配置された高熱
伝導性のセラミック微粉末20がフィラーとして混入さ
れている封止樹脂基材4とで構成されているものであっ
ても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明の半導体デバイス用封止樹脂で
は、樹脂中に混入するフィラーとしてAlN等の高熱伝
導性セラミック微粉末を使用しているため、金属系フィ
ラーを混入した封止樹脂と同等の放熱性を得ることが可
能となる。また、フィラーとして混入するセラミックは
絶縁物質であるため、封止樹脂が半導体デバイスの電極
パッドやボンディングワイヤーに直接触れるような場合
でも使用することが可能となり、ワイヤーボンディング
方式にて実装された半導体デバイスの封止にも使用可能
となる、という効果がある。
は、樹脂中に混入するフィラーとしてAlN等の高熱伝
導性セラミック微粉末を使用しているため、金属系フィ
ラーを混入した封止樹脂と同等の放熱性を得ることが可
能となる。また、フィラーとして混入するセラミックは
絶縁物質であるため、封止樹脂が半導体デバイスの電極
パッドやボンディングワイヤーに直接触れるような場合
でも使用することが可能となり、ワイヤーボンディング
方式にて実装された半導体デバイスの封止にも使用可能
となる、という効果がある。
【図1】図1は、本発明にかかる半導体デバイスの一実
施例を示した断面図である。
施例を示した断面図である。
【図2】図2は、本発明に於ける半導体装置に使用され
る封止樹脂材料の構成例を示す断面図である。
る封止樹脂材料の構成例を示す断面図である。
【図3】図3は、従来技術に於ける半導体デバイスの一
実施例を示した断面図である。
実施例を示した断面図である。
【図4】図4は、従来技術に於ける半導体デバイスの封
止樹脂材料に使用されるフィラーの一例を示した断面図
である。
止樹脂材料に使用されるフィラーの一例を示した断面図
である。
1…セラミック基板、キャリア 2、2−1、2−2…半導体チップ 3…ボンディングワイヤ 4…半導体デバイス用封止樹脂 5…BGAボール 6…プリント配線板 7…接着剤またはグリース 8…サーマルビア 9−1、9−2…ヒートシンク 10…半導体デバイス 20…フィラー 21…封止樹脂基材、成形材料
Claims (10)
- 【請求項1】 封止樹脂基材中に高熱伝導性のセラミッ
ク微粉末がフィラーとして混入されていることを特徴と
する半導体デバイス用封止樹脂材料。 - 【請求項2】 当該高熱伝導性のセラミック微粉末が窒
化アルミニウム(AlN)系の微粉末である事を特徴と
する請求項1記載の半導体デバイス用封止樹脂材料。 - 【請求項3】 当該封止剤が、チップの外表面を被覆す
るか若しくは当該チップと基板或いはキャリヤ部との間
に配置されるものである事を特徴とする請求項1又は2
に記載の半導体デバイス用封止樹脂材料。 - 【請求項4】 半導体デバイスがチップの端子部と、リ
ードフレーム或いは基板又はキャリア上に配置されたコ
ンタクト部とがボンディングワイヤを使用して接続され
ているものである事を特徴とする請求項1乃至3の何れ
かに記載の半導体デバイス用封止樹脂材料。 - 【請求項5】 基板或いはキャリヤ部、当該基板或いは
キャリヤ部に搭載されているチップ部、当該チップ部を
被覆する様に配置されている高熱伝導性のセラミック微
粉末がフィラーとして混入されている封止樹脂基材とで
構成されている事を特徴とする半導体デバイス。 - 【請求項6】 当該高熱伝導性のセラミック微粉末が窒
化アルミニウム(AlN)系の微粉末である事を特徴と
する請求項5記載の半導体デバイス。 - 【請求項7】 半導体デバイスがチップの端子部と、リ
ードフレーム或いは基板又はキャリア上に配置されたコ
ンタクト部とがボンディングワイヤを使用して接続され
ているものである事を特徴とする請求項5又は6記載の
半導体デバイス。 - 【請求項8】 基板或いはキャリヤ部、当該基板或いは
キャリヤ部に搭載されているチップ部、当該チップ部と
当該基板或いはキャリヤ部との間に配置された高熱伝導
性のセラミック微粉末がフィラーとして混入されている
封止樹脂基材とで構成されている事を特徴とする半導体
デバイス。 - 【請求項9】 当該高熱伝導性のセラミック微粉末が窒
化アルミニウム(AlN)系の微粉末である事を特徴と
する請求項8記載の半導体デバイス。 - 【請求項10】 当該高熱伝導性のセラミック微粉末を
含む当該封止樹脂形成部にヒートシンクが接続されてい
る事を特徴とする請求項5乃至9の何れかに記載の半導
体デバイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9119204A JPH10308480A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 半導体デバイス用封止樹脂材料及び半導体デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9119204A JPH10308480A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 半導体デバイス用封止樹脂材料及び半導体デバイス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10308480A true JPH10308480A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14755516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9119204A Pending JPH10308480A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 半導体デバイス用封止樹脂材料及び半導体デバイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10308480A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100796522B1 (ko) | 2006-09-05 | 2008-01-21 | 삼성전기주식회사 | 전자소자 내장형 인쇄회로기판의 제조방법 |
| CN103596357A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-02-19 | 沙洲职业工学院 | 一种pcb板及功率电子器件散热装置 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP9119204A patent/JPH10308480A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100796522B1 (ko) | 2006-09-05 | 2008-01-21 | 삼성전기주식회사 | 전자소자 내장형 인쇄회로기판의 제조방법 |
| CN103596357A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-02-19 | 沙洲职业工学院 | 一种pcb板及功率电子器件散热装置 |
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