JPH1031243A - フイルムカートリッジの使用状態識別装置 - Google Patents
フイルムカートリッジの使用状態識別装置Info
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- JPH1031243A JPH1031243A JP18511796A JP18511796A JPH1031243A JP H1031243 A JPH1031243 A JP H1031243A JP 18511796 A JP18511796 A JP 18511796A JP 18511796 A JP18511796 A JP 18511796A JP H1031243 A JPH1031243 A JP H1031243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- film cartridge
- film
- code
- quiet zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スプールドライバの回動直後に発生するデー
タディスクの逆転や停止に影響されることなくフイルム
カートリッジの使用状態を識別する。 【解決手段】 コード部には黒バーと白バーが13個交
互に配されている。スプールドライバの回動開始させる
のと同時にフォトセンサでデータディスクのコードパタ
ーンの検出を開始する。フォトセンサが白バーと、黒バ
ーまたはクワイエットゾーンとの境界を検出する毎にカ
ウント値Ctを「1」すつインクリメントする。クワイ
エットゾーン,所定のパターンのコード部の検出,クワ
イエットゾーンの順番の基準コードパターンを最初に検
知した点でカウント値Ctのカウントを停止する。この
カウント値Ctが「20」以下であれば未露光以外の使
用状態のフイルムカートリッジが装填されたと識別し、
「20」よりも大きい場合には、未露光のフイルムカー
トリッジが装填されたと識別する。
タディスクの逆転や停止に影響されることなくフイルム
カートリッジの使用状態を識別する。 【解決手段】 コード部には黒バーと白バーが13個交
互に配されている。スプールドライバの回動開始させる
のと同時にフォトセンサでデータディスクのコードパタ
ーンの検出を開始する。フォトセンサが白バーと、黒バ
ーまたはクワイエットゾーンとの境界を検出する毎にカ
ウント値Ctを「1」すつインクリメントする。クワイ
エットゾーン,所定のパターンのコード部の検出,クワ
イエットゾーンの順番の基準コードパターンを最初に検
知した点でカウント値Ctのカウントを停止する。この
カウント値Ctが「20」以下であれば未露光以外の使
用状態のフイルムカートリッジが装填されたと識別し、
「20」よりも大きい場合には、未露光のフイルムカー
トリッジが装填されたと識別する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フイルムカートリ
ッジの使用状態識別装置に関し、詳しくはデータディス
ク板の位置によってフイルムカートリッジに収納されて
いる写真フイルムの使用状態を識別するフイルムカート
リッジの使用状態識別装置に関するものである。
ッジの使用状態識別装置に関し、詳しくはデータディス
ク板の位置によってフイルムカートリッジに収納されて
いる写真フイルムの使用状態を識別するフイルムカート
リッジの使用状態識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スプールの回転によってカートリッジ本
体の外部に写真フイルムを送り出すことができるように
したフイルムカートリッジを用いたアドバンスドフォト
システムと呼ばれる新しい写真システムが知られてい
る。このアドバンスドフォトシステムのフイルムカート
リッジでは、フイルム送出口に従来のテレンプに代え
て、フイルム送出口を開閉する蓋部材が設けられてい
る。さらに、カートリッジ本体に収納されている写真フ
イルムの各種の情報(フイルム感度,撮影可能枚数等)
をバーコードで表し、このバーコードを記録したデータ
ディスクを備えている。
体の外部に写真フイルムを送り出すことができるように
したフイルムカートリッジを用いたアドバンスドフォト
システムと呼ばれる新しい写真システムが知られてい
る。このアドバンスドフォトシステムのフイルムカート
リッジでは、フイルム送出口に従来のテレンプに代え
て、フイルム送出口を開閉する蓋部材が設けられてい
る。さらに、カートリッジ本体に収納されている写真フ
イルムの各種の情報(フイルム感度,撮影可能枚数等)
をバーコードで表し、このバーコードを記録したデータ
ディスクを備えている。
【0003】データディスクは、スプールとともに回動
するようになっており、バーコードは、低反射面(以
下、黒バーという)と高反射面(以下、白バーという)
を交互に複数並べたコード部と、このコード部の区切り
を表す幅広な低反射面としてのクワイエットゾーンとか
らなる。このバーコードのコードパターンは、カメラに
フイルムカートリッジを装填した直後でスプールを回動
している間に、カートリッジ本体に設けられた読み取り
用開口、あるいは後述する使用状態を識別するための識
別用開口を通してフォトセンサによって読み取られる。
するようになっており、バーコードは、低反射面(以
下、黒バーという)と高反射面(以下、白バーという)
を交互に複数並べたコード部と、このコード部の区切り
を表す幅広な低反射面としてのクワイエットゾーンとか
らなる。このバーコードのコードパターンは、カメラに
フイルムカートリッジを装填した直後でスプールを回動
している間に、カートリッジ本体に設けられた読み取り
用開口、あるいは後述する使用状態を識別するための識
別用開口を通してフォトセンサによって読み取られる。
【0004】また、このフイルムカートリッジでは、写
真フイルムの全てをカートリッジ本体内に収納するた
め、その外観からは収納されている写真フイルムが未露
光のものなのか、露光済や現像済のものなのかを区別す
ることができない。そこで、露光済や現像済のフイルム
カートリッジがカメラに再度装填されて撮影が行われる
ことを防止するために、使用状態に応じて識別用開口に
露呈されるバーコードの部分が決められており、これを
カメラ側のフォトセンサで検出することで使用状態を識
別できるようになっている。例えば、フイルム巻き戻し
を終了して、カメラからフイルムカートリッジを取り出
す際に、フイルムカートリッジに露光済の写真フイルム
が収納されている場合には、識別用開口にクワイエット
ゾーンが位置するようにしてスプールの停止位置が制御
される。また、収納されている写真フイルムが未露光の
場合には、コード部が識別用開口に露呈された状態とさ
れる。また、スプールの停止位置が不用意にずれること
を防止するために、スプールは、蓋部材がフイルム送出
口を閉じているときには、スプールロック機構によって
スプールが簡単に回動されないようにしてある。
真フイルムの全てをカートリッジ本体内に収納するた
め、その外観からは収納されている写真フイルムが未露
光のものなのか、露光済や現像済のものなのかを区別す
ることができない。そこで、露光済や現像済のフイルム
カートリッジがカメラに再度装填されて撮影が行われる
ことを防止するために、使用状態に応じて識別用開口に
露呈されるバーコードの部分が決められており、これを
カメラ側のフォトセンサで検出することで使用状態を識
別できるようになっている。例えば、フイルム巻き戻し
を終了して、カメラからフイルムカートリッジを取り出
す際に、フイルムカートリッジに露光済の写真フイルム
が収納されている場合には、識別用開口にクワイエット
ゾーンが位置するようにしてスプールの停止位置が制御
される。また、収納されている写真フイルムが未露光の
場合には、コード部が識別用開口に露呈された状態とさ
れる。また、スプールの停止位置が不用意にずれること
を防止するために、スプールは、蓋部材がフイルム送出
口を閉じているときには、スプールロック機構によって
スプールが簡単に回動されないようにしてある。
【0005】さらに、このようなフイルムカートリッジ
を使用するカメラでは、カメラを小型化したり、部品点
数を減らしたりするために、1個のモータでスプールと
係合してこれを回動させるためのカメラ側のスプールド
ライバを回動するとともに、このスプールドライバの回
動を、一時的に蓋部材に係合する開閉用駆動軸に伝達
し、蓋部材を閉じ位置から開き位置に回動させるものが
ある。このカメラでは、バーコードを読み取ったりバー
コードの装填時の位置を特定したりするために、スプー
ルをフイルム巻き戻し方向に回動している間に、この回
動で開閉用駆動軸を回動させるようにしている。
を使用するカメラでは、カメラを小型化したり、部品点
数を減らしたりするために、1個のモータでスプールと
係合してこれを回動させるためのカメラ側のスプールド
ライバを回動するとともに、このスプールドライバの回
動を、一時的に蓋部材に係合する開閉用駆動軸に伝達
し、蓋部材を閉じ位置から開き位置に回動させるものが
ある。このカメラでは、バーコードを読み取ったりバー
コードの装填時の位置を特定したりするために、スプー
ルをフイルム巻き戻し方向に回動している間に、この回
動で開閉用駆動軸を回動させるようにしている。
【0006】スプールドライバは、これに設けられた係
合突起をスプールのキー溝に係合するようになってい
る。しかし、この係合突起の回転位置は、前回使用した
フイルムカートリッジの取り出し時の使用状態と装填さ
れたフイルムカートリッジの使用状態とによって、必ず
しもスプールのキー溝と一致した位置になるとは限らな
い。このため、スプールドライバは、例えば、スプール
の軸方向にスライド可能にされ、キー溝との回転位置が
一致するまでの間はバネ付勢に抗して押し上げられ、回
転位置が一致した時にこれらが係合されるようになって
いる。
合突起をスプールのキー溝に係合するようになってい
る。しかし、この係合突起の回転位置は、前回使用した
フイルムカートリッジの取り出し時の使用状態と装填さ
れたフイルムカートリッジの使用状態とによって、必ず
しもスプールのキー溝と一致した位置になるとは限らな
い。このため、スプールドライバは、例えば、スプール
の軸方向にスライド可能にされ、キー溝との回転位置が
一致するまでの間はバネ付勢に抗して押し上げられ、回
転位置が一致した時にこれらが係合されるようになって
いる。
【0007】ところで、1個のフォトセンサを用い、ス
プールドライバの回動開始時から得られるバーコードの
白バーと、黒バーまたはクワイエットゾーンとの境界
(トランジション)数をカウントすることにより、装填
時に識別用開口にバーコードのクワイエットゾーン,コ
ード部のいずれかがあったかを特定し、装填されたフイ
ルムカートリッジの写真フイルムの使用状態を識別する
方法が本出願人から提案されている。この方法では、ス
プールドライバをモータで回動させると同時に、バーコ
ードからの反射光をフォトセンサで検出し、バーコード
のトランジション数をカウントする。また、フォトセン
サが検出する低反射面(黒バーまたはクワイエットゾー
ン)の幅(角度)を調べる。そして、クワイエットゾー
ンを検知した時点でトランジションのカウントを停止
し、この時のカウント値に基づいて、装填時に識別用開
口にコード部かクワイエットゾーンのいずれがあったか
を特定することにより、写真フイルムの使用状態を識別
する。
プールドライバの回動開始時から得られるバーコードの
白バーと、黒バーまたはクワイエットゾーンとの境界
(トランジション)数をカウントすることにより、装填
時に識別用開口にバーコードのクワイエットゾーン,コ
ード部のいずれかがあったかを特定し、装填されたフイ
ルムカートリッジの写真フイルムの使用状態を識別する
方法が本出願人から提案されている。この方法では、ス
プールドライバをモータで回動させると同時に、バーコ
ードからの反射光をフォトセンサで検出し、バーコード
のトランジション数をカウントする。また、フォトセン
サが検出する低反射面(黒バーまたはクワイエットゾー
ン)の幅(角度)を調べる。そして、クワイエットゾー
ンを検知した時点でトランジションのカウントを停止
し、この時のカウント値に基づいて、装填時に識別用開
口にコード部かクワイエットゾーンのいずれがあったか
を特定することにより、写真フイルムの使用状態を識別
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1個の
モータで蓋部材の開閉及びスプールの駆動を行うように
したカメラの場合、上記のような識別方法では信頼性の
点で問題がある。蓋部材の開放のためにモータを駆動す
るとスプールドライバも回転を開始するが、例えばスプ
ールドライバの係合突起とスプールのキー溝とが一致し
ていないときには、スプールドライバの先端あるいは係
合突起とスプールの端面との摩擦によってスプールに回
転力が加わる。ところが、蓋部材が閉止しているときに
はスプールロック機構によって、スプールの回転が阻止
されているため、上記回転力によってスプールが小刻み
に正転,逆転を行い、この動きがそのままデータディス
クに伝わって、フォトセンサが白バーと黒バー、あるい
は白バーとクワイエットゾーンとの同じ境界を繰り返し
検出してしまい、トランジション数が実際よりも多くな
る現象が生じるからである。
モータで蓋部材の開閉及びスプールの駆動を行うように
したカメラの場合、上記のような識別方法では信頼性の
点で問題がある。蓋部材の開放のためにモータを駆動す
るとスプールドライバも回転を開始するが、例えばスプ
ールドライバの係合突起とスプールのキー溝とが一致し
ていないときには、スプールドライバの先端あるいは係
合突起とスプールの端面との摩擦によってスプールに回
転力が加わる。ところが、蓋部材が閉止しているときに
はスプールロック機構によって、スプールの回転が阻止
されているため、上記回転力によってスプールが小刻み
に正転,逆転を行い、この動きがそのままデータディス
クに伝わって、フォトセンサが白バーと黒バー、あるい
は白バーとクワイエットゾーンとの同じ境界を繰り返し
検出してしまい、トランジション数が実際よりも多くな
る現象が生じるからである。
【0009】また、スプールドライバの係合突起とスプ
ールのキー溝とが合致していたとしても、蓋部材が開放
されるまでの間はスプールと一体のギヤとこのギヤと係
合するロックレバーからなるスプールロック機構が働い
ており、それを無理やりに乗り越えるので挙動が不安定
になる。そして、蓋部材が開放されるときにもスプール
ロック機構の解除とともにスプールが回転することにな
るため、スプールドライバの回動直後にはデータディス
クが不安定な挙動を示すようになる。したがって、フォ
トセンサが黒バーをクワイエットゾーンと誤認したり、
同じ境界部を繰り返し検出するといった不都合が生じて
しまう。
ールのキー溝とが合致していたとしても、蓋部材が開放
されるまでの間はスプールと一体のギヤとこのギヤと係
合するロックレバーからなるスプールロック機構が働い
ており、それを無理やりに乗り越えるので挙動が不安定
になる。そして、蓋部材が開放されるときにもスプール
ロック機構の解除とともにスプールが回転することにな
るため、スプールドライバの回動直後にはデータディス
クが不安定な挙動を示すようになる。したがって、フォ
トセンサが黒バーをクワイエットゾーンと誤認したり、
同じ境界部を繰り返し検出するといった不都合が生じて
しまう。
【0010】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであって、装填されたフイルムカートリジに収
納された写真フイルムの使用状態を識別する際に、デー
タディスクに停止や逆転等の不安定な挙動が生じても使
用状態を正しく識別できるフイルムカートリッジの使用
状態識別装置を提供することを目的とするものである。
れたものであって、装填されたフイルムカートリジに収
納された写真フイルムの使用状態を識別する際に、デー
タディスクに停止や逆転等の不安定な挙動が生じても使
用状態を正しく識別できるフイルムカートリッジの使用
状態識別装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、装填されたフイルムカー
トリッジの識別用開口に対向して配され、コード部及び
クワイエットゾーンを光電検出するフォトセンサと、フ
イルムカートリッジを装填した後に、スプールに係合さ
れるスプールドライバを回動するとともに、フォトセン
サによる光電検出を開始し、この光電検出の結果に基づ
き、クワイエットゾーン、所定のパターンで検出された
コード部、クワイエットゾーンの順番の基準コードパタ
ーンを最初に検知されるまでに、フォトセンサにより検
出された白バーと黒バー及び白バーとクワイエットゾー
ンの境界数をカウントするカウンタと、このカウンタの
内容に応じてフイルムカートリッジの装填時に識別開口
にコード部とクワイエットゾーンのいずれが露呈されて
いたかを判別する判別手段を備えたものである。
に、請求項1記載の発明では、装填されたフイルムカー
トリッジの識別用開口に対向して配され、コード部及び
クワイエットゾーンを光電検出するフォトセンサと、フ
イルムカートリッジを装填した後に、スプールに係合さ
れるスプールドライバを回動するとともに、フォトセン
サによる光電検出を開始し、この光電検出の結果に基づ
き、クワイエットゾーン、所定のパターンで検出された
コード部、クワイエットゾーンの順番の基準コードパタ
ーンを最初に検知されるまでに、フォトセンサにより検
出された白バーと黒バー及び白バーとクワイエットゾー
ンの境界数をカウントするカウンタと、このカウンタの
内容に応じてフイルムカートリッジの装填時に識別開口
にコード部とクワイエットゾーンのいずれが露呈されて
いたかを判別する判別手段を備えたものである。
【0012】請求項2記載の発明では、装填されたフイ
ルムカートリッジの識別用開口に対向して配され、コー
ド部及びクワイエットゾーンを光電検出するフォトセン
サと、フイルムカートリッジを装填した後に、スプール
と係合されるスプールドライバを回動するとともに、フ
ォトセンサによる光電検出を開始し、この光電検出の結
果に基づき、クワイエットゾーン、所定パターンで検出
されたコード部、クワイエットゾーンの順番の基準コー
ドパターンを最初に検出した時点で、この基準コードパ
ターンの前にコード部から所定パターン以外のパターン
の検出が行われたか否かでフイルムカートリッジの装填
時に識別開口にコード部とクワイエットゾーンのいずれ
が露呈されていたかを判別する判別手段を備えたもので
ある。
ルムカートリッジの識別用開口に対向して配され、コー
ド部及びクワイエットゾーンを光電検出するフォトセン
サと、フイルムカートリッジを装填した後に、スプール
と係合されるスプールドライバを回動するとともに、フ
ォトセンサによる光電検出を開始し、この光電検出の結
果に基づき、クワイエットゾーン、所定パターンで検出
されたコード部、クワイエットゾーンの順番の基準コー
ドパターンを最初に検出した時点で、この基準コードパ
ターンの前にコード部から所定パターン以外のパターン
の検出が行われたか否かでフイルムカートリッジの装填
時に識別開口にコード部とクワイエットゾーンのいずれ
が露呈されていたかを判別する判別手段を備えたもので
ある。
【0013】請求項3記載の発明では、フイルムカート
リッジは、カートリッジ本体内に収納した写真フイルム
が未露光の場合には、識別開口からコード部が露呈さ
れ、未露光以外の場合に識別開口からクワイエットゾー
ンが露呈されるようになっており、判別手段は、フイル
ムカートリッジの装填時に識別開口に露呈されていたコ
ードパターンがコード部であると判別した場合には、フ
イルムカートリッジが未露光の写真フイルムを収納して
いると識別し、クワイエットゾーンであると判別した場
合には、フイルムカートリッジが未露光以外の写真フイ
ルムを収納していると識別するものである。
リッジは、カートリッジ本体内に収納した写真フイルム
が未露光の場合には、識別開口からコード部が露呈さ
れ、未露光以外の場合に識別開口からクワイエットゾー
ンが露呈されるようになっており、判別手段は、フイル
ムカートリッジの装填時に識別開口に露呈されていたコ
ードパターンがコード部であると判別した場合には、フ
イルムカートリッジが未露光の写真フイルムを収納して
いると識別し、クワイエットゾーンであると判別した場
合には、フイルムカートリッジが未露光以外の写真フイ
ルムを収納していると識別するものである。
【0014】請求項4記載の発明では、判別手段は、ス
ープルドライバの回動する角度を測定する測定手段を有
しており、フォトセンサが黒バーまたはクワイエットゾ
ーンを検出しているときに出力される光電信号のレベル
を第1レベルとし、白バーを検出をしているときに出力
される光電信号のレベルを第2レベルとしたときに、前
記測定手段での測定と、前記フォトセンサから出力され
る光電信号のレベルとに基づき、第1レベルの光電信号
が発生している間にスプールドライバが所定の角度以上
に回動し、次に第2レベルと第1レベルの光電信号が複
数回交互に発生するとともに、これらの交互に発生する
各レベルの光電信号の発生している各々の期間に黒バー
及び白バーに対して予め決められた角度でスープルドラ
イバが回動し、さらに、この後に第1レベルの光電信号
が発生している間にスプールドライバが所定の角度以上
に回動することにより、前記基準コードパターンを検知
したと判断するものである。
ープルドライバの回動する角度を測定する測定手段を有
しており、フォトセンサが黒バーまたはクワイエットゾ
ーンを検出しているときに出力される光電信号のレベル
を第1レベルとし、白バーを検出をしているときに出力
される光電信号のレベルを第2レベルとしたときに、前
記測定手段での測定と、前記フォトセンサから出力され
る光電信号のレベルとに基づき、第1レベルの光電信号
が発生している間にスプールドライバが所定の角度以上
に回動し、次に第2レベルと第1レベルの光電信号が複
数回交互に発生するとともに、これらの交互に発生する
各レベルの光電信号の発生している各々の期間に黒バー
及び白バーに対して予め決められた角度でスープルドラ
イバが回動し、さらに、この後に第1レベルの光電信号
が発生している間にスプールドライバが所定の角度以上
に回動することにより、前記基準コードパターンを検知
したと判断するものである。
【0015】請求項5記載の発明では、測定手段は、前
記スプールドライバが一定角度回転する毎に発生するエ
ンコードパルスを計数することにより、スプールドライ
バが所定の角度回動されたことを検知するものである。
記スプールドライバが一定角度回転する毎に発生するエ
ンコードパルスを計数することにより、スプールドライ
バが所定の角度回動されたことを検知するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図2及び図3において、フイルム
カートリッジ10は、カートリッジ本体11の内部に、
写真フイルム12を巻き付けたスプール13を回動自在
に収納しており、スプール13をフイルム送り出し方向
に回転させることにより、写真フイルム12をその先端
からカートリッジ本体11の外部に送り出す。また、ス
プール13をフイルム巻き戻し方向に回転させることに
より、写真フイルム12をカートリッジ本体11の内部
に巻き戻すことができる。
カートリッジ10は、カートリッジ本体11の内部に、
写真フイルム12を巻き付けたスプール13を回動自在
に収納しており、スプール13をフイルム送り出し方向
に回転させることにより、写真フイルム12をその先端
からカートリッジ本体11の外部に送り出す。また、ス
プール13をフイルム巻き戻し方向に回転させることに
より、写真フイルム12をカートリッジ本体11の内部
に巻き戻すことができる。
【0017】カートリッジ本体11は、樹脂製の上ケー
ス11aと下ケース11bとからなり、各ケース11
a,11bは、下ケース11bに設けた係合爪16によ
って互いに組み付けられ、これらの外周にラベル17が
貼着される。各ケース11a,11bの接合面には、写
真フイルム12を送り出すためのフイルム送出口20が
形成されている。このフイルム送出口20には、カート
リッジ本体11の内部に外光が入射することを防止する
ための蓋部材21が設けられている。蓋部材21は、そ
の両端部にそれぞれキー溝22aを有した係合穴22が
形成されている。この係合穴22には、カメラに装填さ
れ際にカメラ側の開閉用駆動軸が係合され、この開閉用
駆動軸を回動することにより、蓋部材21がフイルム送
出口20を塞ぐ閉じ位置とフイルム送出口20を開放し
た開き位置との間で回動される。
ス11aと下ケース11bとからなり、各ケース11
a,11bは、下ケース11bに設けた係合爪16によ
って互いに組み付けられ、これらの外周にラベル17が
貼着される。各ケース11a,11bの接合面には、写
真フイルム12を送り出すためのフイルム送出口20が
形成されている。このフイルム送出口20には、カート
リッジ本体11の内部に外光が入射することを防止する
ための蓋部材21が設けられている。蓋部材21は、そ
の両端部にそれぞれキー溝22aを有した係合穴22が
形成されている。この係合穴22には、カメラに装填さ
れ際にカメラ側の開閉用駆動軸が係合され、この開閉用
駆動軸を回動することにより、蓋部材21がフイルム送
出口20を塞ぐ閉じ位置とフイルム送出口20を開放し
た開き位置との間で回動される。
【0018】スプール13は、スプール軸23,一対の
フランジ24,回転部材25とから構成されている。ま
た、このスプール13には、データディスク27が一体
に設けられている。スプール軸23は、これの両端部の
それぞれにキー溝28aを有した係合穴28が形成され
ており、カメラに装填される際に係合穴28に係合する
カメラ側の駆動軸(以下、スプールドライバ)によっ
て、フイルム送り出し方向またはフイルム巻き戻し方向
に回動される。
フランジ24,回転部材25とから構成されている。ま
た、このスプール13には、データディスク27が一体
に設けられている。スプール軸23は、これの両端部の
それぞれにキー溝28aを有した係合穴28が形成され
ており、カメラに装填される際に係合穴28に係合する
カメラ側の駆動軸(以下、スプールドライバ)によっ
て、フイルム送り出し方向またはフイルム巻き戻し方向
に回動される。
【0019】回転部材25には、ギヤ30,表示板31
等が一体に形成されており、これらはスプール軸23と
一体に回動する。回転部材25のギヤ30と、ロックレ
バー32とでスプールロック機構を構成している。ロッ
クレバー23は、その一端23aをギヤ30に係合させ
たスプールロック位置と、係合を外した解除位置との間
で揺動自在にしてカートリッジ本体11内に配されてい
る。このロックレバー23は、蓋部材21によって駆動
され、蓋部材21が閉じ位置にあるときには係合位置に
揺動されて、スプールロック状態となりスプール13の
回動を防止する。これにより、表示板31とデータディ
スク27の位置が写真フイルム12の使用状態に応じた
位置から不用意にずれないようにしている。また、蓋部
材21が開き位置にあるときには解除位置にされて、ス
プールアンロック状態となりスプール13の回動を許容
する。
等が一体に形成されており、これらはスプール軸23と
一体に回動する。回転部材25のギヤ30と、ロックレ
バー32とでスプールロック機構を構成している。ロッ
クレバー23は、その一端23aをギヤ30に係合させ
たスプールロック位置と、係合を外した解除位置との間
で揺動自在にしてカートリッジ本体11内に配されてい
る。このロックレバー23は、蓋部材21によって駆動
され、蓋部材21が閉じ位置にあるときには係合位置に
揺動されて、スプールロック状態となりスプール13の
回動を防止する。これにより、表示板31とデータディ
スク27の位置が写真フイルム12の使用状態に応じた
位置から不用意にずれないようにしている。また、蓋部
材21が開き位置にあるときには解除位置にされて、ス
プールアンロック状態となりスプール13の回動を許容
する。
【0020】図4は、データディスク27に形成された
コードパターンの26の一例を示すものである。コード
パターン26は、データディスク27を一部を扇状に切
り欠いて形成されたクワイエットゾーン35と、データ
ディスク27上に記された低反射面の黒バー37a,3
7bと、高反射面の白バー38a,38bが交互に並べ
られたコード部36とから構成される。クワイエットゾ
ーン35は、データディスク27に切り欠きとして形成
されているため、この部分をカメラ等の反射型のフォト
センサで検出した場合には、黒バー37a,37bと同
様にして扱われるが、コード部36の黒バー37a,3
7bよりも、その幅(角度)が充分に広くされて、コー
ド部36の区切りを表している。
コードパターンの26の一例を示すものである。コード
パターン26は、データディスク27を一部を扇状に切
り欠いて形成されたクワイエットゾーン35と、データ
ディスク27上に記された低反射面の黒バー37a,3
7bと、高反射面の白バー38a,38bが交互に並べ
られたコード部36とから構成される。クワイエットゾ
ーン35は、データディスク27に切り欠きとして形成
されているため、この部分をカメラ等の反射型のフォト
センサで検出した場合には、黒バー37a,37bと同
様にして扱われるが、コード部36の黒バー37a,3
7bよりも、その幅(角度)が充分に広くされて、コー
ド部36の区切りを表している。
【0021】コード部36は、幅広の黒バー37a,白
バー38aと、幅狭の黒バー37b,白バー38bとか
ら構成されており、これらの4種類の各バー37a,3
7b,38a,38bを所定の順番で配列することによ
り、写真フイルム12の感度,撮影可能枚数等を表す。
なお、クワイエットゾーン35に隣接する低反射面は、
クワイエットゾーン35として扱われる。データディス
ク27がスプール13とともに回動している間に、カメ
ラやプリンタのフォトセンサによりコードパターン26
が読み取られ、そのコード部36の情報が解読される。
バー38aと、幅狭の黒バー37b,白バー38bとか
ら構成されており、これらの4種類の各バー37a,3
7b,38a,38bを所定の順番で配列することによ
り、写真フイルム12の感度,撮影可能枚数等を表す。
なお、クワイエットゾーン35に隣接する低反射面は、
クワイエットゾーン35として扱われる。データディス
ク27がスプール13とともに回動している間に、カメ
ラやプリンタのフォトセンサによりコードパターン26
が読み取られ、そのコード部36の情報が解読される。
【0022】クワイエットゾーン35の角度,コード部
36の各バー37a,37b,38a,38bの角度及
び配列は、予め決められている。例えば、クワイエット
ゾーン35の角度は約170度とされ、各バー37a,
37b,38a,38bの角度は3度〜40度の範囲に
設定されるが、例えば、幅広の各バー37a,38aの
角度は20度,幅狭の各バー37b,38bの角度は1
0度とされている。また、コード部36は、白バーが7
本と黒バーが6本の合計13本となるように決められて
いる。さらに、スプール13のキー溝28aとデータデ
ィスク27との相対的な角度も決められている。
36の各バー37a,37b,38a,38bの角度及
び配列は、予め決められている。例えば、クワイエット
ゾーン35の角度は約170度とされ、各バー37a,
37b,38a,38bの角度は3度〜40度の範囲に
設定されるが、例えば、幅広の各バー37a,38aの
角度は20度,幅狭の各バー37b,38bの角度は1
0度とされている。また、コード部36は、白バーが7
本と黒バーが6本の合計13本となるように決められて
いる。さらに、スプール13のキー溝28aとデータデ
ィスク27との相対的な角度も決められている。
【0023】図5は、写真フイルム12の使用状態毎の
キー溝28aと、表示板31と、データディスク27と
の位置を示すものである。写真フイルム12が未露光で
ある場合には、図5(a)に示すように、表示板31
は、カートリッジ本体11の一側面に形成された4個の
表示窓40a〜40dのうちの円形の表示窓40aから
露呈される。また、この時には、データディスク27の
コード部36がカートリッジ本体11の他側面に形成さ
れた識別用開口41に露呈される。
キー溝28aと、表示板31と、データディスク27と
の位置を示すものである。写真フイルム12が未露光で
ある場合には、図5(a)に示すように、表示板31
は、カートリッジ本体11の一側面に形成された4個の
表示窓40a〜40dのうちの円形の表示窓40aから
露呈される。また、この時には、データディスク27の
コード部36がカートリッジ本体11の他側面に形成さ
れた識別用開口41に露呈される。
【0024】また、写真フイルム12の一部の撮影コマ
が露光済(以下、一部露光済という)である場合には、
図5(b)に示すように、半円形の表示窓40bから表
示板31が露呈され、識別用開口41の反時計方向の端
部にコード部36の後端部が僅かに露呈され、ほとんど
の部分にはクワイエットゾーン35が位置する。
が露光済(以下、一部露光済という)である場合には、
図5(b)に示すように、半円形の表示窓40bから表
示板31が露呈され、識別用開口41の反時計方向の端
部にコード部36の後端部が僅かに露呈され、ほとんど
の部分にはクワイエットゾーン35が位置する。
【0025】図5(c)は、写真フイルム12の全撮影
コマが露光済である場合を示している。この場合には、
十字形の表示窓40cから表示板31が露呈される。現
像済である場合には、図5(d)に示すように、表示板
31が四角形の表示窓40dから露呈される。露光済及
び現像済のいずれの場合にも、識別用開口41にクワイ
エットゾーン35が位置する。
コマが露光済である場合を示している。この場合には、
十字形の表示窓40cから表示板31が露呈される。現
像済である場合には、図5(d)に示すように、表示板
31が四角形の表示窓40dから露呈される。露光済及
び現像済のいずれの場合にも、識別用開口41にクワイ
エットゾーン35が位置する。
【0026】また、スプール13は、図5(a)〜図5
(d)に示されるように、収納されている写真フイルム
12の使用状態に応じてキー溝28aが未露光位置U
s,一部露光済位置Ps,露光済位置Es,現像済位置
Prsのいずれかの位置となるようにして、カメラやプ
リンタでは、写真フイルム12をカートリッジ本体11
に巻き戻した後にスプール13の停止位置が決められ
る。
(d)に示されるように、収納されている写真フイルム
12の使用状態に応じてキー溝28aが未露光位置U
s,一部露光済位置Ps,露光済位置Es,現像済位置
Prsのいずれかの位置となるようにして、カメラやプ
リンタでは、写真フイルム12をカートリッジ本体11
に巻き戻した後にスプール13の停止位置が決められ
る。
【0027】なお、符号43は、コードパターン26の
情報をフォトセンサで読み取るための読み取り用開口で
あるが、この読み取り開口43、または識別用開口41
のいずれからでもコードパターン26の情報を読み取る
ことができるのはいうまでもない。
情報をフォトセンサで読み取るための読み取り用開口で
あるが、この読み取り開口43、または識別用開口41
のいずれからでもコードパターン26の情報を読み取る
ことができるのはいうまでもない。
【0028】フイルムカートリッジ10を用いるカメラ
を図6に示す。カメラ50は、装填されたフイルムカー
トリッジ10の写真フイルム12が未露光か、それ以外
の使用状態かを識別する。カメラ50には、周知のよう
にカートリッジ装填室51が形成されており、その底面
が開口52になっている。この開口52は、底蓋53に
よって開閉され、カメラ50の側面に設けたロックレバ
ー54を矢印方向にスライド操作することにより、底蓋
53が閉じた状態でロックされる。また、このロックレ
バー54を矢印と逆方向にスライド操作すれ底蓋53が
アンロックとなり、底蓋53を開いてフイルムカートリ
ッジ10の装填と取り出しとを行うことができる。
を図6に示す。カメラ50は、装填されたフイルムカー
トリッジ10の写真フイルム12が未露光か、それ以外
の使用状態かを識別する。カメラ50には、周知のよう
にカートリッジ装填室51が形成されており、その底面
が開口52になっている。この開口52は、底蓋53に
よって開閉され、カメラ50の側面に設けたロックレバ
ー54を矢印方向にスライド操作することにより、底蓋
53が閉じた状態でロックされる。また、このロックレ
バー54を矢印と逆方向にスライド操作すれ底蓋53が
アンロックとなり、底蓋53を開いてフイルムカートリ
ッジ10の装填と取り出しとを行うことができる。
【0029】フイルムカートリッジ10は、データディ
スク27側を上に向けた姿勢でカートリッジ装填室51
内に装填される。スプール13の係合穴28に対峙する
位置にはスプールドライバ55が、蓋部材21の係合穴
22に対峙する位置には開閉用駆動軸56がカートリッ
ジ装填室51の上面内壁に突出して設けられており、装
填されたフイルムカートリッジ10の対応する係合穴に
それぞれ挿入される。
スク27側を上に向けた姿勢でカートリッジ装填室51
内に装填される。スプール13の係合穴28に対峙する
位置にはスプールドライバ55が、蓋部材21の係合穴
22に対峙する位置には開閉用駆動軸56がカートリッ
ジ装填室51の上面内壁に突出して設けられており、装
填されたフイルムカートリッジ10の対応する係合穴に
それぞれ挿入される。
【0030】さらに、識別用開口41に対峙する位置に
は、反射型のフォトセンサ57が配されている。このフ
ォトセンサ57は、図5に示されるように、識別用開口
41内の反時計方向の端部近傍に対峙するように配され
ている。フォトセンサ57は、投光部から検出光を投光
して、識別用開口41を通してコード部36で反射され
た反射光、または、クワイエットゾーン35を通してカ
ートリッジ本体11の表面で反射された反射光を受光部
で受光する。そして、反射光の光強度に応じた光電信号
を出力する。この光電信号は、使用状態の識別及び、コ
ードパターンの情報の読み取りに用いられる。
は、反射型のフォトセンサ57が配されている。このフ
ォトセンサ57は、図5に示されるように、識別用開口
41内の反時計方向の端部近傍に対峙するように配され
ている。フォトセンサ57は、投光部から検出光を投光
して、識別用開口41を通してコード部36で反射され
た反射光、または、クワイエットゾーン35を通してカ
ートリッジ本体11の表面で反射された反射光を受光部
で受光する。そして、反射光の光強度に応じた光電信号
を出力する。この光電信号は、使用状態の識別及び、コ
ードパターンの情報の読み取りに用いられる。
【0031】図7において、カメラ50に内蔵されたモ
ータ60からの駆動力は、減速機構61を介して、スプ
ールギア62に伝達される。スプールギア62の下面に
は、スプール13の係合穴28に挿入される円筒状のド
ライバ軸62aが一体に形成されている。このドライバ
軸62aの内部には、キー溝28aに係合する係合突起
63aが形成された内筒部63がスライド自在にして挿
入され、係合突起63aがドライバ軸62aの外周面に
形成された開口62bより突出される。これらのスプー
ル軸62aと係合突起63aとでスプールドライバ55
を構成している。
ータ60からの駆動力は、減速機構61を介して、スプ
ールギア62に伝達される。スプールギア62の下面に
は、スプール13の係合穴28に挿入される円筒状のド
ライバ軸62aが一体に形成されている。このドライバ
軸62aの内部には、キー溝28aに係合する係合突起
63aが形成された内筒部63がスライド自在にして挿
入され、係合突起63aがドライバ軸62aの外周面に
形成された開口62bより突出される。これらのスプー
ル軸62aと係合突起63aとでスプールドライバ55
を構成している。
【0032】内筒部63の上部には、コイルバネ64が
配され、このコイルバネ64は、連動レバー65に一体
に設けられた押圧部66で下方に向けて押圧され、円筒
部63を下方(カメラの底面方向)に付勢する。これに
より、装填されたフイルムカートリッジ10のキー溝2
8aと、スプールドライバ55の係合突起63aの位置
が一致していない場合にでも、係合突起63aがコイル
バネ64の付勢に抗して上方に移動するため、ドライバ
軸62aの係合穴28への挿入が許容される。そして、
スプールドライバ55が回動して、キー溝28aと係合
突起63aとの位置が一致した時に、コイルバネ64の
付勢で係合突起63aが下方にスライドしてキー溝28
aと係合する。
配され、このコイルバネ64は、連動レバー65に一体
に設けられた押圧部66で下方に向けて押圧され、円筒
部63を下方(カメラの底面方向)に付勢する。これに
より、装填されたフイルムカートリッジ10のキー溝2
8aと、スプールドライバ55の係合突起63aの位置
が一致していない場合にでも、係合突起63aがコイル
バネ64の付勢に抗して上方に移動するため、ドライバ
軸62aの係合穴28への挿入が許容される。そして、
スプールドライバ55が回動して、キー溝28aと係合
突起63aとの位置が一致した時に、コイルバネ64の
付勢で係合突起63aが下方にスライドしてキー溝28
aと係合する。
【0033】なお、以下の説明では、装填されたフイル
ムカートリッジ10の未露光位置Us,一部露光済位置
Ps,露光済位置Es,現像済位置Prsの各位置に停
止されたスプール13のキー溝28aと、係合突起63
aの位置が一致するスプールドライバ55の位置をそれ
ぞれ未露光位置Ud,一部露光済位置Pd,露光済位置
Ed,現像済位置Prdとして説明する。
ムカートリッジ10の未露光位置Us,一部露光済位置
Ps,露光済位置Es,現像済位置Prsの各位置に停
止されたスプール13のキー溝28aと、係合突起63
aの位置が一致するスプールドライバ55の位置をそれ
ぞれ未露光位置Ud,一部露光済位置Pd,露光済位置
Ed,現像済位置Prdとして説明する。
【0034】フイルムカートリッジ10をカートリッジ
装填室51から取り出す際には、スプールドライバ55
が写真フイルム12の使用状態に応じて、未露光位置U
d、または露光済位置Edのいずれか一方の位置に停止
されるように制御される。したがって、スプールドライ
バ55は、前回に使用したフイルムカートリッジ10の
使用状態に応じた未露光位置Ud、または露光済位置E
sでフイルムカートリッジ10のスプール13を受け入
れる。
装填室51から取り出す際には、スプールドライバ55
が写真フイルム12の使用状態に応じて、未露光位置U
d、または露光済位置Edのいずれか一方の位置に停止
されるように制御される。したがって、スプールドライ
バ55は、前回に使用したフイルムカートリッジ10の
使用状態に応じた未露光位置Ud、または露光済位置E
sでフイルムカートリッジ10のスプール13を受け入
れる。
【0035】スプールギア62の上面には、3歯の連動
ギア67が一体に形成されている。この連動ギア67
は、スプールドライバ55が反時計方向に回動している
間に、開閉用回動部材68の3歯のセクタギア68aと
噛合し、開閉用回動部材68を時計方向に回動させる。
開閉駆動部材68の下面には、これと同軸に開閉用駆動
軸56が一体に形成されており、この開閉用駆動軸56
の周面には、蓋部材21のキー溝22に係合する係合突
起56aが形成されている。
ギア67が一体に形成されている。この連動ギア67
は、スプールドライバ55が反時計方向に回動している
間に、開閉用回動部材68の3歯のセクタギア68aと
噛合し、開閉用回動部材68を時計方向に回動させる。
開閉駆動部材68の下面には、これと同軸に開閉用駆動
軸56が一体に形成されており、この開閉用駆動軸56
の周面には、蓋部材21のキー溝22に係合する係合突
起56aが形成されている。
【0036】また、開閉用回動部材68は、その上方に
配された第1付勢用セクタギア70と連結ピン71によ
り連結され、これらは同軸で一体に回転する。この第1
付勢用セクタギア70は、第2付勢用セクタギア72と
噛合している。第2付勢用セクタギア72は、フイルム
カートリッジ10の装填時には、トグルバネ73によ
り、時計方向に付勢されている。
配された第1付勢用セクタギア70と連結ピン71によ
り連結され、これらは同軸で一体に回転する。この第1
付勢用セクタギア70は、第2付勢用セクタギア72と
噛合している。第2付勢用セクタギア72は、フイルム
カートリッジ10の装填時には、トグルバネ73によ
り、時計方向に付勢されている。
【0037】連動レバー65は、第2付勢用セクタギア
72と同軸で、その下側に回動自在に配されおり、ロッ
クレバー54の操作に連動して揺動される駆動ピン74
によって回動される。この連動レバー65の一端65a
の移動軌跡上には、上述の連結ピン71が配されてい
る。
72と同軸で、その下側に回動自在に配されおり、ロッ
クレバー54の操作に連動して揺動される駆動ピン74
によって回動される。この連動レバー65の一端65a
の移動軌跡上には、上述の連結ピン71が配されてい
る。
【0038】図8は、上記のように構成されたスプール
ギア62及び開閉用回動部材68等の動作を模式的に示
すものである。底蓋53がロックされている時には、図
8(a)に示すように、連動レバー65の一端65aが
開閉用回動部材68から反時計方向に離れた位置にあ
る。また、トグルバネ73の付勢力により開閉用回動部
材68は、第2付勢用セクタギア72,第1付勢用セク
タギア70,連結ピン71を介して反時計方向に付勢さ
れている。この状態で、モータ60が逆転すると、スプ
ールギア62が反時計方向に回動し、スプールドライバ
55がフイルム巻き戻し方向に回動される。また、この
スプールギア62の回動に伴って連動ギア67が反時計
方向に回動する。
ギア62及び開閉用回動部材68等の動作を模式的に示
すものである。底蓋53がロックされている時には、図
8(a)に示すように、連動レバー65の一端65aが
開閉用回動部材68から反時計方向に離れた位置にあ
る。また、トグルバネ73の付勢力により開閉用回動部
材68は、第2付勢用セクタギア72,第1付勢用セク
タギア70,連結ピン71を介して反時計方向に付勢さ
れている。この状態で、モータ60が逆転すると、スプ
ールギア62が反時計方向に回動し、スプールドライバ
55がフイルム巻き戻し方向に回動される。また、この
スプールギア62の回動に伴って連動ギア67が反時計
方向に回動する。
【0039】連動ギア67がセクタギア68aに噛合す
ると、図8(b)に示すように、開閉用回動部材68
と、これに連結された第1付勢用セクタギア70とがと
もに時計方向に回動する。この開閉用回動部材68の回
動により、開閉用駆動軸56が蓋部材21の閉じ位置に
対応した位置から開き位置に対応した位置に向けて回動
される。また、第1付勢用セクタギア70は、トグルバ
ネ73の付勢力に抗して、第2付勢用セクタギア72を
反時計方向に回動する。
ると、図8(b)に示すように、開閉用回動部材68
と、これに連結された第1付勢用セクタギア70とがと
もに時計方向に回動する。この開閉用回動部材68の回
動により、開閉用駆動軸56が蓋部材21の閉じ位置に
対応した位置から開き位置に対応した位置に向けて回動
される。また、第1付勢用セクタギア70は、トグルバ
ネ73の付勢力に抗して、第2付勢用セクタギア72を
反時計方向に回動する。
【0040】開閉用回動部材68がさらに回動し、これ
にともなって第2付勢用セクタギア72が所定の角度回
動すると、図8(c)に示すように、トグルバネ73が
反転して、第2付勢用セクタギア72への付勢方向が反
転する。このトグルバネ73の付勢力により、第2付勢
用セクタギア72が時計方向に回動し、第1付勢用セク
タギア70,連結ピン71を介して、開閉用回動部材6
8がさらに時計方向に回動する。このため、セクタギア
68aが連動ギア67の移動軌跡上から退避した退避位
置に回動され、この退避位置に保持される。この時に、
開閉駆動軸56が蓋部材21の開き位置に対応する位置
まで回動する。また、この状態になると、この後スープ
ルギア62が時計方向または反時計方向に回動しても、
連動ギア67とセクタギア68aとは噛合しない。
にともなって第2付勢用セクタギア72が所定の角度回
動すると、図8(c)に示すように、トグルバネ73が
反転して、第2付勢用セクタギア72への付勢方向が反
転する。このトグルバネ73の付勢力により、第2付勢
用セクタギア72が時計方向に回動し、第1付勢用セク
タギア70,連結ピン71を介して、開閉用回動部材6
8がさらに時計方向に回動する。このため、セクタギア
68aが連動ギア67の移動軌跡上から退避した退避位
置に回動され、この退避位置に保持される。この時に、
開閉駆動軸56が蓋部材21の開き位置に対応する位置
まで回動する。また、この状態になると、この後スープ
ルギア62が時計方向または反時計方向に回動しても、
連動ギア67とセクタギア68aとは噛合しない。
【0041】フイルムカートリッジ10を取り出す際
に、底蓋53をアンロックにする位置にロックレバー5
4をスライドさせると、図8(d)に示すように、駆動
ピン74で連動レバー65が時計方向に回動される。こ
の時に、連動レバー65の一端65aが連結ピン71を
時計方向に押圧するため、開閉駆動部材68,第1付勢
用セクタギア70,第2付勢用動セクタギア72がトグ
ルバネ73の付勢に抗して、前述の説明とは逆方向に回
動されて、トグルバネ73の付勢方向が反転する。これ
により、開閉駆動軸56が蓋部材21の開き位置に対応
した位置から閉じ位置対応した位置に回動される。な
お、図8(a),図8(d)は、それぞれスプールドラ
イバ55が露光済位置Edにある場合を示している。
に、底蓋53をアンロックにする位置にロックレバー5
4をスライドさせると、図8(d)に示すように、駆動
ピン74で連動レバー65が時計方向に回動される。こ
の時に、連動レバー65の一端65aが連結ピン71を
時計方向に押圧するため、開閉駆動部材68,第1付勢
用セクタギア70,第2付勢用動セクタギア72がトグ
ルバネ73の付勢に抗して、前述の説明とは逆方向に回
動されて、トグルバネ73の付勢方向が反転する。これ
により、開閉駆動軸56が蓋部材21の開き位置に対応
した位置から閉じ位置対応した位置に回動される。な
お、図8(a),図8(d)は、それぞれスプールドラ
イバ55が露光済位置Edにある場合を示している。
【0042】スプールドライバ55が現像済位置Prd
の近傍を回動しているときに、連動ギア67aがセクタ
ギア68aと噛合する開放動作領域となる。例えば、ス
プールドライバ55が露光済位置Edや未露光位置Ud
の近傍にスプールギア62の開放動作領域を設定する
と、開閉用駆動軸56の位置が定まらなくなり、フイル
ムカートリッジ10を取り出す際に、蓋部材21が閉じ
位置まで完全に回動されなかったり、次にフイルムカー
トリッジ10を装填した時に、蓋部材21の閉じ位置に
対応しない開閉用駆動軸56で次のフイルムカートリッ
ジ10を受け入れて、開閉用駆動軸56や蓋部材21を
壊してしまたりすることがある。しかし、カメラでは、
写真フイルム12の使用状態にスプールドドライバ55
を現像済位置Prdに止めることがないので、スプール
ドライバ55の現像済位置Prdの近傍で、蓋部材21
の開放動作が行われるように設定している。
の近傍を回動しているときに、連動ギア67aがセクタ
ギア68aと噛合する開放動作領域となる。例えば、ス
プールドライバ55が露光済位置Edや未露光位置Ud
の近傍にスプールギア62の開放動作領域を設定する
と、開閉用駆動軸56の位置が定まらなくなり、フイル
ムカートリッジ10を取り出す際に、蓋部材21が閉じ
位置まで完全に回動されなかったり、次にフイルムカー
トリッジ10を装填した時に、蓋部材21の閉じ位置に
対応しない開閉用駆動軸56で次のフイルムカートリッ
ジ10を受け入れて、開閉用駆動軸56や蓋部材21を
壊してしまたりすることがある。しかし、カメラでは、
写真フイルム12の使用状態にスプールドドライバ55
を現像済位置Prdに止めることがないので、スプール
ドライバ55の現像済位置Prdの近傍で、蓋部材21
の開放動作が行われるように設定している。
【0043】カメラ50の電気的な構成を示す図9にお
いて、マイクロコンピュータ80には、各種の制御に必
要なデータを一時的に記憶し、ワークメモリとして使用
されるRAM80aと、各種の制御をするためのプログ
ラムが書き込まれたROM80bとが接続されている。
マイクロコンピュータ80は、ROM80bのプログラ
ムに基づいて、カメラ50の各部を制御する。
いて、マイクロコンピュータ80には、各種の制御に必
要なデータを一時的に記憶し、ワークメモリとして使用
されるRAM80aと、各種の制御をするためのプログ
ラムが書き込まれたROM80bとが接続されている。
マイクロコンピュータ80は、ROM80bのプログラ
ムに基づいて、カメラ50の各部を制御する。
【0044】フォトセンサ57からの光電信号は、2値
化回路81に送られる。この二値化回路81は、光電信
号を適当なスレッシュホールドレベルで二値化したバー
コード信号を出力する。バーコード信号は、フォトセン
サ57がバーコード26の白バー38a,38bを検出
している時には「Hレベル」となり、黒バー37a,3
7b、及びクワイエットゾーン35を検出しているとき
には「Lレベル」となる。このバーコード信号は、トラ
ンジション検出回路82とパルス幅検出回路83及びマ
イクロコンピュータ80に送られる。
化回路81に送られる。この二値化回路81は、光電信
号を適当なスレッシュホールドレベルで二値化したバー
コード信号を出力する。バーコード信号は、フォトセン
サ57がバーコード26の白バー38a,38bを検出
している時には「Hレベル」となり、黒バー37a,3
7b、及びクワイエットゾーン35を検出しているとき
には「Lレベル」となる。このバーコード信号は、トラ
ンジション検出回路82とパルス幅検出回路83及びマ
イクロコンピュータ80に送られる。
【0045】トランジション検出回路82は、バーコー
ド信号が「Hレベル」から「Lレベル」に変化した時、
及び「Lレベル」から「Hレベル」に変化した時に、そ
れぞれカウントアップ信号を発生し、これをカウンタ8
4に送る。カウンタ84は、フォトセンサ57によるコ
ードパターン26の検出前に、そのカウント値Ctがマ
イクロコンピュータ80により、「0」にリセットさ
れ、カウントアップ信号の入力毎にカウント値Ctを1
ずつインクリメントする。これにより、フォトセンサ5
7が検出するバーコード26の白バー37a,38b
と、黒バー37a,38bもしくはクワイエットゾーン
35との境界(トランジション)数を計数する。このカ
ウンタ84のカウント値Ctは、カウントの停止後に、
写真フイルム12の使用状態を識別するためにマイクロ
コンピュータ80に送られる。
ド信号が「Hレベル」から「Lレベル」に変化した時、
及び「Lレベル」から「Hレベル」に変化した時に、そ
れぞれカウントアップ信号を発生し、これをカウンタ8
4に送る。カウンタ84は、フォトセンサ57によるコ
ードパターン26の検出前に、そのカウント値Ctがマ
イクロコンピュータ80により、「0」にリセットさ
れ、カウントアップ信号の入力毎にカウント値Ctを1
ずつインクリメントする。これにより、フォトセンサ5
7が検出するバーコード26の白バー37a,38b
と、黒バー37a,38bもしくはクワイエットゾーン
35との境界(トランジション)数を計数する。このカ
ウンタ84のカウント値Ctは、カウントの停止後に、
写真フイルム12の使用状態を識別するためにマイクロ
コンピュータ80に送られる。
【0046】モータドライバ85は、マイクロコンピュ
ータ80に制御されてモータ60を正転または逆転させ
る。スプール駆動機構86は、減速機構61,スプール
ギア62等から構成され、モータ80の回転でスプール
ギア62を回動させ、スプール13を回動する。蓋部材
開閉機構87は、スプールドライバ62の連動用セクタ
ギア67,開閉用駆動部材68,第1,第2付勢用セク
タギア70,72等から構成され、スプールギア62の
回動に連動して開閉用駆動軸56で蓋部材21を回動す
る。
ータ80に制御されてモータ60を正転または逆転させ
る。スプール駆動機構86は、減速機構61,スプール
ギア62等から構成され、モータ80の回転でスプール
ギア62を回動させ、スプール13を回動する。蓋部材
開閉機構87は、スプールドライバ62の連動用セクタ
ギア67,開閉用駆動部材68,第1,第2付勢用セク
タギア70,72等から構成され、スプールギア62の
回動に連動して開閉用駆動軸56で蓋部材21を回動す
る。
【0047】モータ回転センサ86aは、例えば、放射
状に多数のスリットが一定ピッチで形成され、スプール
駆動機構86を介してモータ60の回転が伝達されて回
転するエンコード板と、このエンコード板のスリットの
通過を監視するフォトインタラプタと、フォトインタラ
プタに接続され、フォトインタラプタがエンコード板の
スリットを検出するとエンコードパルスを発生するパル
ス発生器とから構成されたエンコーダである。モータ6
0が一定角度回転する毎、すなわちスプールドライバ5
5が一定角度回転毎にエンコード板も一定の角度回転さ
れるため、モータ回転センサ86aは、スプールドライ
バ55が一定角度回転する毎にエンコードパルスを発生
する。このエンコードパルスは、パルス幅カウンタ83
に送られる。
状に多数のスリットが一定ピッチで形成され、スプール
駆動機構86を介してモータ60の回転が伝達されて回
転するエンコード板と、このエンコード板のスリットの
通過を監視するフォトインタラプタと、フォトインタラ
プタに接続され、フォトインタラプタがエンコード板の
スリットを検出するとエンコードパルスを発生するパル
ス発生器とから構成されたエンコーダである。モータ6
0が一定角度回転する毎、すなわちスプールドライバ5
5が一定角度回転毎にエンコード板も一定の角度回転さ
れるため、モータ回転センサ86aは、スプールドライ
バ55が一定角度回転する毎にエンコードパルスを発生
する。このエンコードパルスは、パルス幅カウンタ83
に送られる。
【0048】なお、モータ60の回転軸にエンコーダを
直接に連結してエンコードパルスを取り出してもよい。
また、これ以外の装置によって、スプールドライバ55
が一定角度回転する毎にエンコードパルスを発生させて
もよく、モータ60として、パルスモータを使用してい
る場合には、このモータに供給されるモータ駆動パルス
の個数に応じてスプールドライバ55が一定角度回転す
るから、モータ駆動パルスをカウントすることにより、
スプールドライバ55の回転角度を検出してもよい。
直接に連結してエンコードパルスを取り出してもよい。
また、これ以外の装置によって、スプールドライバ55
が一定角度回転する毎にエンコードパルスを発生させて
もよく、モータ60として、パルスモータを使用してい
る場合には、このモータに供給されるモータ駆動パルス
の個数に応じてスプールドライバ55が一定角度回転す
るから、モータ駆動パルスをカウントすることにより、
スプールドライバ55の回転角度を検出してもよい。
【0049】パルス幅検出回路83は、入力されるエン
コードパルスの個数をカウント値Cpとしてカウント
し、このカウント値Cpは、バーコード信号が「Hレベ
ル」から「Lレベル」に変化したとき、及び「Lレベ
ル」から「Hレベル」に変化したときに「0」にリセッ
トされる。パルス幅検出回路83のカウント値Cpは、
黒バー37a,37b,白バー38a,38b,クワイ
エットゾーン35のいずれかをフォトセンサ57が検出
している時のスプールドライバ55の回動角度を表して
おり、マイクロコンピュー80に送られる。
コードパルスの個数をカウント値Cpとしてカウント
し、このカウント値Cpは、バーコード信号が「Hレベ
ル」から「Lレベル」に変化したとき、及び「Lレベ
ル」から「Hレベル」に変化したときに「0」にリセッ
トされる。パルス幅検出回路83のカウント値Cpは、
黒バー37a,37b,白バー38a,38b,クワイ
エットゾーン35のいずれかをフォトセンサ57が検出
している時のスプールドライバ55の回動角度を表して
おり、マイクロコンピュー80に送られる。
【0050】ところで、スプールドライバ55の回動開
始の直後では、スプール13及びデータディスク27は
逆転したり、停止したりして安定して回動しない。例え
ば、蓋部材21が閉じ位置にある場合で、スプールドラ
イバ55の係合突起63aとスプール13のキー溝28
aとが係合していない時には、スプール13の係合穴2
8とドライバ軸62aと間に発生するフリションによ
り、スプール13が回動しようとする。しかし、スプー
ルロック状態にあるため、スプール13が停止したまま
であったり、回動してもすぐに逆転して元の位置に戻る
といった往復動をしたりする。したがって、データディ
スク27も同じ挙動を示す。以下、このような挙動を第
1挙動という。
始の直後では、スプール13及びデータディスク27は
逆転したり、停止したりして安定して回動しない。例え
ば、蓋部材21が閉じ位置にある場合で、スプールドラ
イバ55の係合突起63aとスプール13のキー溝28
aとが係合していない時には、スプール13の係合穴2
8とドライバ軸62aと間に発生するフリションによ
り、スプール13が回動しようとする。しかし、スプー
ルロック状態にあるため、スプール13が停止したまま
であったり、回動してもすぐに逆転して元の位置に戻る
といった往復動をしたりする。したがって、データディ
スク27も同じ挙動を示す。以下、このような挙動を第
1挙動という。
【0051】蓋部材21が閉じ位置にある場合で、係合
突起63aとキー溝28aとが係合している時には、ス
プールロック機構のギア30をロックレバー32が乗り
越えることを繰り返しながら、無理やりスプール13が
回動するために、データディスク27は停止や僅かな逆
転を伴いながら回動する。以下、これを第2挙動とい
う。
突起63aとキー溝28aとが係合している時には、ス
プールロック機構のギア30をロックレバー32が乗り
越えることを繰り返しながら、無理やりスプール13が
回動するために、データディスク27は停止や僅かな逆
転を伴いながら回動する。以下、これを第2挙動とい
う。
【0052】スプールギア62が開放動作領域で回動し
ている場合には、連動ギア67がセクタギア68aと噛
合して、トグルバネ73の付勢力に抗して開閉用回動部
材68を回動するため、係合突起63aとキー溝28a
とが係合しているか否にかかわらずデータディスク27
の回動が不安定となり、データディスク27に停止や激
しい逆転等が生じる。以下、この開放動作領域での挙動
を第3挙動という。
ている場合には、連動ギア67がセクタギア68aと噛
合して、トグルバネ73の付勢力に抗して開閉用回動部
材68を回動するため、係合突起63aとキー溝28a
とが係合しているか否にかかわらずデータディスク27
の回動が不安定となり、データディスク27に停止や激
しい逆転等が生じる。以下、この開放動作領域での挙動
を第3挙動という。
【0053】蓋部材21が開き位置になった後でも、係
合突起63aとキー溝28aとが係合していない場合で
は、係合穴28とドライバ軸62aと間に発生するフリ
クションにより、データディスク27が回動する場合も
あれば、停止したままとなる場合もあるが、逆転するこ
とはない。以下、このような挙動を第4挙動という。な
お、蓋部材21が開き位置になった後に、係合突起63
aとキー溝28aとが係合していれば、データディスク
27は、スプールドライバ55とともに滑らかに安定し
て回動する。
合突起63aとキー溝28aとが係合していない場合で
は、係合穴28とドライバ軸62aと間に発生するフリ
クションにより、データディスク27が回動する場合も
あれば、停止したままとなる場合もあるが、逆転するこ
とはない。以下、このような挙動を第4挙動という。な
お、蓋部材21が開き位置になった後に、係合突起63
aとキー溝28aとが係合していれば、データディスク
27は、スプールドライバ55とともに滑らかに安定し
て回動する。
【0054】このようなデータディスク27の各種の挙
動による使用状態の誤判断を防止するために、マイクロ
コンピュータ80は、バーコード信号と、カウント値C
pととを用いて、クワイエットゾーン35の検出と、コ
ード部36との検出とを行う。そして、クワイエットゾ
ーン35,所定のパターン検出されたコード部36,さ
らにクワイエットゾーン35の順番の基準コードパター
ンを最初に検知した時点までに、フォトセンサ57が検
出したトランジション数(=カウント値Ct)に基づい
て、装填されたフイルムカートリッジ10の写真フイル
ム12が未露光であるか、それ以外であるかを識別す
る。
動による使用状態の誤判断を防止するために、マイクロ
コンピュータ80は、バーコード信号と、カウント値C
pととを用いて、クワイエットゾーン35の検出と、コ
ード部36との検出とを行う。そして、クワイエットゾ
ーン35,所定のパターン検出されたコード部36,さ
らにクワイエットゾーン35の順番の基準コードパター
ンを最初に検知した時点までに、フォトセンサ57が検
出したトランジション数(=カウント値Ct)に基づい
て、装填されたフイルムカートリッジ10の写真フイル
ム12が未露光であるか、それ以外であるかを識別す
る。
【0055】コード部36が所定のパターンで検出され
たか否かは、以下の,の条件がともに満たされてい
るか否によって判断される。 「Hレベル」または「Lレベル」の各バーコード信
号が発生している間にカウントされたカウント値Cpが
コード部36の各バー37a,37b,38a,38b
の角度に対応したものとなっている。 を満たすカウント値Cpが13個連続して得ら
れ、その前後がクワイエットゾーンとなっていること。
たか否かは、以下の,の条件がともに満たされてい
るか否によって判断される。 「Hレベル」または「Lレベル」の各バーコード信
号が発生している間にカウントされたカウント値Cpが
コード部36の各バー37a,37b,38a,38b
の角度に対応したものとなっている。 を満たすカウント値Cpが13個連続して得ら
れ、その前後がクワイエットゾーンとなっていること。
【0056】なお、マイクロコンピュータ80は、バー
コード信号が「Lレベル」の時に、カウント値Cpがス
プールドライバ55を90度以上回動させたときに発生
するエンコードパルスの個数(以下、第2基準値とい
う)となることにより、フォトセンサ57がクワイエッ
トゾーン35を検出したと判定するが、その後に上記条
件,を満たさない不完全なコード部36が検知され
た場合には、この判定が間違いであるとして、再度クワ
イエットゾーン35の判定を行う。また、カウント値C
pがコードの各バー37a,37b,38a,38bの
角度に対応したものとなっているか否かを調べる場合に
は、測定誤差を考慮して許容範囲を設けるのがよい。
コード信号が「Lレベル」の時に、カウント値Cpがス
プールドライバ55を90度以上回動させたときに発生
するエンコードパルスの個数(以下、第2基準値とい
う)となることにより、フォトセンサ57がクワイエッ
トゾーン35を検出したと判定するが、その後に上記条
件,を満たさない不完全なコード部36が検知され
た場合には、この判定が間違いであるとして、再度クワ
イエットゾーン35の判定を行う。また、カウント値C
pがコードの各バー37a,37b,38a,38bの
角度に対応したものとなっているか否かを調べる場合に
は、測定誤差を考慮して許容範囲を設けるのがよい。
【0057】使用状態を識別する際には、前述の基準コ
ードパターンを検知した時点での、カウンタ84のカウ
ント値Ctを読込み、このカウント値Ctが値20の第
1基準値と比較することにより行う。この比較でカウン
ト値Ctが第1基準値以下の場合には、装填されたフイ
ルムカートリッジ10の写真フイルム12が未露光以外
であると識別する。また、カウント値Ctが第1基準値
よりも大きい場合には、装填されたフイルムカートリッ
ジ10の写真フイルム12が未露光であると識別する。
ードパターンを検知した時点での、カウンタ84のカウ
ント値Ctを読込み、このカウント値Ctが値20の第
1基準値と比較することにより行う。この比較でカウン
ト値Ctが第1基準値以下の場合には、装填されたフイ
ルムカートリッジ10の写真フイルム12が未露光以外
であると識別する。また、カウント値Ctが第1基準値
よりも大きい場合には、装填されたフイルムカートリッ
ジ10の写真フイルム12が未露光であると識別する。
【0058】フイルムカートリッジ10が未露光以外で
ある場合には、フォトセンサ57が最初にクワイエット
ゾーン35から検出を開始するから、基準コードパター
ンを検知するまでの間に、フォトセンサ57が検出する
トランジション数が、コードパターン26の1周分のト
ランジション数「14」となる。なお、写真フイルム1
2が一部露光済である場合には、装填時にフォトセンサ
57がコード部36の後端部を検出することがあるた
め、トランジション数が+1〜+3程度変動することが
ある。
ある場合には、フォトセンサ57が最初にクワイエット
ゾーン35から検出を開始するから、基準コードパター
ンを検知するまでの間に、フォトセンサ57が検出する
トランジション数が、コードパターン26の1周分のト
ランジション数「14」となる。なお、写真フイルム1
2が一部露光済である場合には、装填時にフォトセンサ
57がコード部36の後端部を検出することがあるた
め、トランジション数が+1〜+3程度変動することが
ある。
【0059】また 未露光状態のフイルムカートリッジ
10が装填された場合には、フォトセンサ57は、コー
ド部36の前半部から検出を開始するため、データディ
スク27が最初から安定して回動したとしても、基準コ
ードパターンを検知した時点では、コード部36の後半
部分のトランジション数「7」が、完全なコードとして
の検出されたコード部36のトランジション数「14」
に加算されて「21」となる。したがって、14(+1
〜+3)から21の範囲の第1基準値でカウント値Ct
を比較すれば、使用状態を識別することが可能になる。
このため、この実施形態では、第1基準値としている。
なお、コード部36を構成する黒バー37a,37b,
白バー38a,38bの本数が増減された場合には、第
1基準値の値が変更されるのはいうまでもない。
10が装填された場合には、フォトセンサ57は、コー
ド部36の前半部から検出を開始するため、データディ
スク27が最初から安定して回動したとしても、基準コ
ードパターンを検知した時点では、コード部36の後半
部分のトランジション数「7」が、完全なコードとして
の検出されたコード部36のトランジション数「14」
に加算されて「21」となる。したがって、14(+1
〜+3)から21の範囲の第1基準値でカウント値Ct
を比較すれば、使用状態を識別することが可能になる。
このため、この実施形態では、第1基準値としている。
なお、コード部36を構成する黒バー37a,37b,
白バー38a,38bの本数が増減された場合には、第
1基準値の値が変更されるのはいうまでもない。
【0060】次に、上記構成の作用について図1を参照
しながら説明する。底蓋53を開放して、カートリッジ
装填室51にフイルムカートリッジ10を装填する。ス
プールドライバ55は、前回の取り出したフイルムカー
トリッジ10の使用状態に応じて、未露光位置Usまた
は露光済位置Esとなっている。このため、今回装填し
たフイルムカートリッジ10のスプール13の位置がス
プールドライバ55の位置と一致していれば、スプール
13の係合穴28にドライバ軸62aが挿入されるとと
もに、キー溝28aに係合突起63aが係合するが、こ
れらが一致していない場合には、係合突起63aが係合
穴28の周縁部でコイルバネ64の付勢に抗して上方に
押上られるため係合しない。また、閉じ位置にある蓋部
材21の係合穴22には、開閉用駆動軸56が係合され
た状態となる。
しながら説明する。底蓋53を開放して、カートリッジ
装填室51にフイルムカートリッジ10を装填する。ス
プールドライバ55は、前回の取り出したフイルムカー
トリッジ10の使用状態に応じて、未露光位置Usまた
は露光済位置Esとなっている。このため、今回装填し
たフイルムカートリッジ10のスプール13の位置がス
プールドライバ55の位置と一致していれば、スプール
13の係合穴28にドライバ軸62aが挿入されるとと
もに、キー溝28aに係合突起63aが係合するが、こ
れらが一致していない場合には、係合突起63aが係合
穴28の周縁部でコイルバネ64の付勢に抗して上方に
押上られるため係合しない。また、閉じ位置にある蓋部
材21の係合穴22には、開閉用駆動軸56が係合され
た状態となる。
【0061】底蓋53を閉じてからロックレバー54を
スライドさせて底蓋53をロックすると、閉じ信号がマ
イクロコンピュータ80に入力される。マイクロコンピ
ュータ80は、閉じ信号が入力されると、まず、カウン
タ84をリセットしてカウント値Ctを「0」とする。
また、パルス幅検出回路83を初期化して、そのカウン
ト値Cpを「0」にする。この後に、フォトセンサ57
をONとする。
スライドさせて底蓋53をロックすると、閉じ信号がマ
イクロコンピュータ80に入力される。マイクロコンピ
ュータ80は、閉じ信号が入力されると、まず、カウン
タ84をリセットしてカウント値Ctを「0」とする。
また、パルス幅検出回路83を初期化して、そのカウン
ト値Cpを「0」にする。この後に、フォトセンサ57
をONとする。
【0062】次に、マイクロコンピュータ80は、写真
フイルム12の使用状態の識別と、コードパターン26
の情報を読み取るために、モータ駆動信号をモータドラ
イバ85に送ってモータ60を逆回転させる。モータ6
0の回転は、減速機構61を介してスプールギア62を
図7中で反時計方向に回動する。このスプールギア62
が開放動作領域に達すると、連動ギア67が開閉用回動
部材68のセクタギア68aと噛合し、開閉用回動部材
68がトグルバネ73の付勢力に抗して回動される。こ
れにより、開閉用駆動軸56が蓋部材21を閉じ位置か
ら開き位置に向けて回動する。開閉用回動部材68が所
定の角度回動されると、トグルバネ73が反転し、この
トグルバネ73の付勢でセクタギア68aが退避位置ま
での回動する。これにより、蓋部材21が開き位置まで
回動される。この後もスプールギア62は、回動を続け
る。
フイルム12の使用状態の識別と、コードパターン26
の情報を読み取るために、モータ駆動信号をモータドラ
イバ85に送ってモータ60を逆回転させる。モータ6
0の回転は、減速機構61を介してスプールギア62を
図7中で反時計方向に回動する。このスプールギア62
が開放動作領域に達すると、連動ギア67が開閉用回動
部材68のセクタギア68aと噛合し、開閉用回動部材
68がトグルバネ73の付勢力に抗して回動される。こ
れにより、開閉用駆動軸56が蓋部材21を閉じ位置か
ら開き位置に向けて回動する。開閉用回動部材68が所
定の角度回動されると、トグルバネ73が反転し、この
トグルバネ73の付勢でセクタギア68aが退避位置ま
での回動する。これにより、蓋部材21が開き位置まで
回動される。この後もスプールギア62は、回動を続け
る。
【0063】また、スプールギア62が回動すると、こ
れが一定角度回転する毎に、モータ回転センサ86aか
らエンコードパルスが発生する。このエンコードパルス
が第1,第2パルス幅検出回路83,88に送られ、第
1,第2パルス幅検出回路83,88は、エンコードパ
ルスが入力される毎に、それぞれカウント値Cp1,C
p2を「1」ずつインクメントする。
れが一定角度回転する毎に、モータ回転センサ86aか
らエンコードパルスが発生する。このエンコードパルス
が第1,第2パルス幅検出回路83,88に送られ、第
1,第2パルス幅検出回路83,88は、エンコードパ
ルスが入力される毎に、それぞれカウント値Cp1,C
p2を「1」ずつインクメントする。
【0064】一方、スプールドライバ55が回動するこ
とにより、スプール13とスプールドライバ55の位置
に応じて、データディスク27は、最初に第1挙動また
は第2挙動を示す。また、スプールギア62が開放動作
領域で回動するようになると、データディスク27は第
3挙動を示す。さらに、開放動作領域を通過した後に
も、第4挙動を示しながら回動する場合もある。そし
て、いずれの場合でも、開放動作領域を通過し、スプー
ルドライバ55の係合突起63aとキー溝28aと係合
した状態となれば、スプールドライバ55の回動ととも
にデータディスク27が安定して回動する。
とにより、スプール13とスプールドライバ55の位置
に応じて、データディスク27は、最初に第1挙動また
は第2挙動を示す。また、スプールギア62が開放動作
領域で回動するようになると、データディスク27は第
3挙動を示す。さらに、開放動作領域を通過した後に
も、第4挙動を示しながら回動する場合もある。そし
て、いずれの場合でも、開放動作領域を通過し、スプー
ルドライバ55の係合突起63aとキー溝28aと係合
した状態となれば、スプールドライバ55の回動ととも
にデータディスク27が安定して回動する。
【0065】このようにして、データディスク27が第
1〜第4挙動の挙動を示したり、この後安定して回動す
る間に、フォトセンサ57は、識別用開口41に向けて
検出光を投光し、受光した反射光の強度に応じた光電信
号を出力する。この光電信号は、二値化回路81でバー
コード信号に変換され、これがトランジション検出回路
82,パルス幅検出回路83,マイクロコンピュータ8
0に送られる。
1〜第4挙動の挙動を示したり、この後安定して回動す
る間に、フォトセンサ57は、識別用開口41に向けて
検出光を投光し、受光した反射光の強度に応じた光電信
号を出力する。この光電信号は、二値化回路81でバー
コード信号に変換され、これがトランジション検出回路
82,パルス幅検出回路83,マイクロコンピュータ8
0に送られる。
【0066】例えば、データディスク27の挙動に伴
い、フォトセンサ57が対峙している位置がクワイエッ
トゾーン35あるいは黒バー37a,37bのいずれか
から白バー38a,38bのいずれかに移ると、バーコ
ード信号が「Lレベル」から「Hレベル」に変化する。
バーコード信号が「Lレベル」から「Hレベル」に変化
すると、トランジション検出回路82は、カウントアッ
プ信号を発生してカウンタ84に送る。カウンタ84
は、このカウントアップ信号の入力により、現在のカウ
ント値Ctが1だけインクリメントされる。
い、フォトセンサ57が対峙している位置がクワイエッ
トゾーン35あるいは黒バー37a,37bのいずれか
から白バー38a,38bのいずれかに移ると、バーコ
ード信号が「Lレベル」から「Hレベル」に変化する。
バーコード信号が「Lレベル」から「Hレベル」に変化
すると、トランジション検出回路82は、カウントアッ
プ信号を発生してカウンタ84に送る。カウンタ84
は、このカウントアップ信号の入力により、現在のカウ
ント値Ctが1だけインクリメントされる。
【0067】また、パルス幅検出回路83は、バーコー
ド信号が「Lレベル」から「Hレベル」に変化した時点
でカウント値Cpを「0」にリセットしてから、再びエ
ンコードパルスのカウントを開始する。
ド信号が「Lレベル」から「Hレベル」に変化した時点
でカウント値Cpを「0」にリセットしてから、再びエ
ンコードパルスのカウントを開始する。
【0068】さらに、フォトセンサ57が対峙している
位置が白バー43a,43bのいずれかからクワイエッ
トゾーン35または黒バー42a,42bのいずれかに
移ると、バーコード信号が「Lレベル」から「Hレベ
ル」に変化し、トランジション検出回路82からのカウ
ントアップ信号でカウンタ84のカウント値Ctが1だ
けインクリメントされる。また、パルス幅検出回路83
は、バーコード信号が「Hレベル」になった時点でカウ
ント値Cpを「0」にリセットしてから、エンコードパ
ルスのカウントを開始する。
位置が白バー43a,43bのいずれかからクワイエッ
トゾーン35または黒バー42a,42bのいずれかに
移ると、バーコード信号が「Lレベル」から「Hレベ
ル」に変化し、トランジション検出回路82からのカウ
ントアップ信号でカウンタ84のカウント値Ctが1だ
けインクリメントされる。また、パルス幅検出回路83
は、バーコード信号が「Hレベル」になった時点でカウ
ント値Cpを「0」にリセットしてから、エンコードパ
ルスのカウントを開始する。
【0069】もちろん、データディスク27が往復動を
したり、停止したりして、フォトセンサ57がクワイエ
ットゾーン35,黒バー37a,37b,白バー38
a,38bのいずれかに対峙した状態を維持していれ
ば、この時には、バーコード信号のレベルの変化がない
ら、カウンタ84のカウント値Ctがインクメントされ
ることはない。しかし、パルス幅検出回路83では、エ
ンコードパルスの発生する毎に、すなわちスプールドラ
イバ55が一定角度回転する毎に、カウント値Cpが
「1」ずつインクメントされる。
したり、停止したりして、フォトセンサ57がクワイエ
ットゾーン35,黒バー37a,37b,白バー38
a,38bのいずれかに対峙した状態を維持していれ
ば、この時には、バーコード信号のレベルの変化がない
ら、カウンタ84のカウント値Ctがインクメントされ
ることはない。しかし、パルス幅検出回路83では、エ
ンコードパルスの発生する毎に、すなわちスプールドラ
イバ55が一定角度回転する毎に、カウント値Cpが
「1」ずつインクメントされる。
【0070】このようにして、フォトセンサ57の検出
結果に基づいて得られるバーコード信号とカウント値C
pとが、モータ60の回転開始と同時にマイクロコンピ
ュータ80により監視される。そして、マイクロコンピ
ュータ80は、監視しているバーコード信号が「Lレベ
ル」となると、スプールドライバ55が一定角度回動す
る毎に順次更新されるカウント値Cpと、第3基準値と
を順次比較し、これらの値が同じになるとフォトセンサ
57がクワイエットゾーン35を検出したものと判定す
る。また、これらの値が同じになる前にバーコード信号
が「Hレベル」となってカウント値Cpが「0」となる
と、クワイエットゾーン35ではなかったとして、次に
「Lレベル」のバーコード信号が入力されている期間中
に、カウント値Cpと、第3基準値とを比較してクワイ
エットゾーン35を検出したか否かを調べる。
結果に基づいて得られるバーコード信号とカウント値C
pとが、モータ60の回転開始と同時にマイクロコンピ
ュータ80により監視される。そして、マイクロコンピ
ュータ80は、監視しているバーコード信号が「Lレベ
ル」となると、スプールドライバ55が一定角度回動す
る毎に順次更新されるカウント値Cpと、第3基準値と
を順次比較し、これらの値が同じになるとフォトセンサ
57がクワイエットゾーン35を検出したものと判定す
る。また、これらの値が同じになる前にバーコード信号
が「Hレベル」となってカウント値Cpが「0」となる
と、クワイエットゾーン35ではなかったとして、次に
「Lレベル」のバーコード信号が入力されている期間中
に、カウント値Cpと、第3基準値とを比較してクワイ
エットゾーン35を検出したか否かを調べる。
【0071】最初のクワイエットゾーン35が検出され
た判定すると、マイクロコンピュータ80は、この後に
入力されるバーコード信号のレベルの変化とカウント値
Cpとを用いて、次にフォトセンサ57が検出すると予
測されるコード部36の各バー37a,37b,38
a,38bの幅が所定の幅になっているか否かを調べ、
上述の条件を満たしているか否かを判定する。具体的
には、入力されたバーコード信号が変化した時点で、そ
の直前にパルス幅検出回路83から入力されたカウント
値Cpが10度または20度のバーの幅に対応した値に
なっているか否かを調べる。そして、条件を満たして
いると判定したならば、検出したバーが13個連続して
いるか否かを判定する。
た判定すると、マイクロコンピュータ80は、この後に
入力されるバーコード信号のレベルの変化とカウント値
Cpとを用いて、次にフォトセンサ57が検出すると予
測されるコード部36の各バー37a,37b,38
a,38bの幅が所定の幅になっているか否かを調べ、
上述の条件を満たしているか否かを判定する。具体的
には、入力されたバーコード信号が変化した時点で、そ
の直前にパルス幅検出回路83から入力されたカウント
値Cpが10度または20度のバーの幅に対応した値に
なっているか否かを調べる。そして、条件を満たして
いると判定したならば、検出したバーが13個連続して
いるか否かを判定する。
【0072】バーが13個連続していると判定すると、
マイクロコンピュータ80は、次に上記同様な手順で次
の「Lレベル」のバーコード信号が入力されている間
に、フォトセンサ57がクワイエットゾーン35を検出
したかを判定する。この判定で、フォトセンサ57がク
ワイエットゾーン35が検出されたと判定すると、マイ
クロコンピュータ80は、コード部36を検出し、しか
もその前後にクワイエットゾーン35が検出されている
から条件を満たしているので、コード部36が所定の
パターンを持った適正なコード部として検出されたと判
断する。また、これと同時に基準コードパターンが検知
されたことになるので、この時点でカウンタ84のカウ
ントを停止する。
マイクロコンピュータ80は、次に上記同様な手順で次
の「Lレベル」のバーコード信号が入力されている間
に、フォトセンサ57がクワイエットゾーン35を検出
したかを判定する。この判定で、フォトセンサ57がク
ワイエットゾーン35が検出されたと判定すると、マイ
クロコンピュータ80は、コード部36を検出し、しか
もその前後にクワイエットゾーン35が検出されている
から条件を満たしているので、コード部36が所定の
パターンを持った適正なコード部として検出されたと判
断する。また、これと同時に基準コードパターンが検知
されたことになるので、この時点でカウンタ84のカウ
ントを停止する。
【0073】一方、条件を満たしていない場合やバー
が13個連続していない場合、すなわちコード部36が
不完全なコードとなる場合には、フォトセンサ57が例
えば停止したデータディスク27上の黒バー37a,3
7bを検出したために、最初のクワイエットゾーン35
の判定が間違っていたと判断する。この判断をすると、
マイクロコンピュータ80は、コード部36が不完全な
コードとなった時点から、再び上記と同様な手順で最初
のクワイエットゾーン35が検出された否かを調べる。
が13個連続していない場合、すなわちコード部36が
不完全なコードとなる場合には、フォトセンサ57が例
えば停止したデータディスク27上の黒バー37a,3
7bを検出したために、最初のクワイエットゾーン35
の判定が間違っていたと判断する。この判断をすると、
マイクロコンピュータ80は、コード部36が不完全な
コードとなった時点から、再び上記と同様な手順で最初
のクワイエットゾーン35が検出された否かを調べる。
【0074】こうして、基準コードパターンを検知する
と、マイクロコンピュータ80は、データディスク27
が1回転以上回動している間にフォトセンサ57を用い
て、コードパターン26に表されたフイルム感度,撮影
可能枚数等の情報を読み取ってからモータ60を停止す
る。
と、マイクロコンピュータ80は、データディスク27
が1回転以上回動している間にフォトセンサ57を用い
て、コードパターン26に表されたフイルム感度,撮影
可能枚数等の情報を読み取ってからモータ60を停止す
る。
【0075】モータ60を停止した後、マイクロコンピ
ュータ80は、カウンタ84のカウント値Ctを読込
み、このカウント値Ctが第1基準値よりも大きくなっ
ている場合には、フォトセンサ57がコード部36から
検出を開始したと判別し、装填されたフイルムカートリ
ッジ10の写真フイルム12が未露光と識別する。
ュータ80は、カウンタ84のカウント値Ctを読込
み、このカウント値Ctが第1基準値よりも大きくなっ
ている場合には、フォトセンサ57がコード部36から
検出を開始したと判別し、装填されたフイルムカートリ
ッジ10の写真フイルム12が未露光と識別する。
【0076】マイクロコンピュータ80は、写真フイル
ム12を未露光と識別した場合には、モータ60を正転
させて、スプールドライバ55を介して、スプール13
をフイルム送り出し方向に回動する。これにより、カー
トリッジ本体11の内部から写真フイルム12がフイル
ム送出口20を介して送り出され、カメラ50のアパー
チャの背後を通ってフイルム巻き取り室(図示省略)に
向けて送られて撮影可能状態とされる。
ム12を未露光と識別した場合には、モータ60を正転
させて、スプールドライバ55を介して、スプール13
をフイルム送り出し方向に回動する。これにより、カー
トリッジ本体11の内部から写真フイルム12がフイル
ム送出口20を介して送り出され、カメラ50のアパー
チャの背後を通ってフイルム巻き取り室(図示省略)に
向けて送られて撮影可能状態とされる。
【0077】写真フイルム12の一部のコマに対して撮
影を行ってから、巻き戻しボタン(図示省略)を操作す
るか、全コマの撮影が完了するとスプール13がフイル
ム巻き戻し方向に回動され、全ての写真フイルム12が
カートリッジ本体11内に収納される。この後に、スー
プル13が露光済位置Esに停止するように制御され
る。また、撮影を行わないで巻き戻しボタンを操作した
場合には、スプール13は、未露光位置Usで停止され
る。なお、スプール13の停止位置は、バーコード信号
とエンコードパルスの個数に基づいて行うことができ
る。
影を行ってから、巻き戻しボタン(図示省略)を操作す
るか、全コマの撮影が完了するとスプール13がフイル
ム巻き戻し方向に回動され、全ての写真フイルム12が
カートリッジ本体11内に収納される。この後に、スー
プル13が露光済位置Esに停止するように制御され
る。また、撮影を行わないで巻き戻しボタンを操作した
場合には、スプール13は、未露光位置Usで停止され
る。なお、スプール13の停止位置は、バーコード信号
とエンコードパルスの個数に基づいて行うことができ
る。
【0078】他方、カウント値Ctが第1基準値以下と
なっている場合には、フォトセンサ57がクワイエット
ゾーン35から検出を開始したと判断し、装填されたフ
イルムカートリッジ10の写真フイルム12が未露光以
外の使用状態であると識別する。この場合には、スプー
ル13をフイルム巻き戻し方向に回動して露光済位置E
sに停止させる。そして、撮影できない写真フイルム1
2が装填された旨を示す警告を表示して、シーケンスを
終了する。
なっている場合には、フォトセンサ57がクワイエット
ゾーン35から検出を開始したと判断し、装填されたフ
イルムカートリッジ10の写真フイルム12が未露光以
外の使用状態であると識別する。この場合には、スプー
ル13をフイルム巻き戻し方向に回動して露光済位置E
sに停止させる。そして、撮影できない写真フイルム1
2が装填された旨を示す警告を表示して、シーケンスを
終了する。
【0079】このフイルムカートリッジ本体11内に写
真フイルム12が全て収納された後、ロックレバー54
をスライド操作して底蓋53のロックを解除すると、こ
のロックレバー54のスライド操作に連動して、駆動ピ
ン74が揺動され、連動レバー65が図8中で時計方向
に回動する。この時に一端65aが連結ピン71を押圧
して開閉用駆動部材68が回動されることで、蓋部材2
1が閉じ位置に回動される。この後、フイルムカートリ
ッジ10がカートリッジ装填室51から取り出す。
真フイルム12が全て収納された後、ロックレバー54
をスライド操作して底蓋53のロックを解除すると、こ
のロックレバー54のスライド操作に連動して、駆動ピ
ン74が揺動され、連動レバー65が図8中で時計方向
に回動する。この時に一端65aが連結ピン71を押圧
して開閉用駆動部材68が回動されることで、蓋部材2
1が閉じ位置に回動される。この後、フイルムカートリ
ッジ10がカートリッジ装填室51から取り出す。
【0080】図10は、スプールドライバ55が露光済
位置Edにある時に、各種の使用状態のフイルムカート
リッジ10を装填し、スプール13をフイルム巻き戻し
方向に回動させた際のコードパターン26に対するフォ
トセンサ57の相対的な移動状態を示すものである。な
お、図10では、縦軸に対応させて、コードパターンを
直線状に変換したものを描いてあり、符号Sdで示す移
動曲線は、スプールドライバ55の移動状態を示してい
る。
位置Edにある時に、各種の使用状態のフイルムカート
リッジ10を装填し、スプール13をフイルム巻き戻し
方向に回動させた際のコードパターン26に対するフォ
トセンサ57の相対的な移動状態を示すものである。な
お、図10では、縦軸に対応させて、コードパターンを
直線状に変換したものを描いてあり、符号Sdで示す移
動曲線は、スプールドライバ55の移動状態を示してい
る。
【0081】スプールドライバ55が露光済位置Edに
ある時に、例えば、露光済のフイルムカートリッジ10
が装填された場合には、装填時にスプールドライバ55
の係合突起63aとキー溝28aとが係合するが、蓋部
材21が開き位置に回動するまでの間ではスプールロッ
ク状態にある。このため、移動曲線Es/Edで示すよ
うに、データディスク27は、スプールドライバ55の
回動開始とともに第2挙動を示す。そして、スプールギ
ア62が開放動作領域で回動してる間には、データディ
スク27は、第3挙動を示す。
ある時に、例えば、露光済のフイルムカートリッジ10
が装填された場合には、装填時にスプールドライバ55
の係合突起63aとキー溝28aとが係合するが、蓋部
材21が開き位置に回動するまでの間ではスプールロッ
ク状態にある。このため、移動曲線Es/Edで示すよ
うに、データディスク27は、スプールドライバ55の
回動開始とともに第2挙動を示す。そして、スプールギ
ア62が開放動作領域で回動してる間には、データディ
スク27は、第3挙動を示す。
【0082】第2,第3挙動では、データデイスク27
が停止や逆転をともないながら回動するが、スプールギ
ア62が開放動作領域を通過するまではデータデイスク
27が停止したり逆転しても、フォトセンサ57がコー
ドパターン26のクワィエットゾーン35だけに対峙し
ているから、バーコード信号が「Lレベル」に維持され
る。したがって、これらの第2,第3挙動中でトランジ
ション数(カウント値Ct)が増加することはない。ま
た、フイルムカートリッジ10を装填した直後では、フ
ォトセンサ57とコード部36の先端部との間は、90
度以上の角度となっているので、このクワイエットゾー
ン35を検出している間には、エンコードパルスがスプ
ールドライバ55を90度回転させた時に発生する個数
(第2基準値)以上発生するので、この第2,第3挙動
中にクワイエットゾーン35と判断することができる。
が停止や逆転をともないながら回動するが、スプールギ
ア62が開放動作領域を通過するまではデータデイスク
27が停止したり逆転しても、フォトセンサ57がコー
ドパターン26のクワィエットゾーン35だけに対峙し
ているから、バーコード信号が「Lレベル」に維持され
る。したがって、これらの第2,第3挙動中でトランジ
ション数(カウント値Ct)が増加することはない。ま
た、フイルムカートリッジ10を装填した直後では、フ
ォトセンサ57とコード部36の先端部との間は、90
度以上の角度となっているので、このクワイエットゾー
ン35を検出している間には、エンコードパルスがスプ
ールドライバ55を90度回転させた時に発生する個数
(第2基準値)以上発生するので、この第2,第3挙動
中にクワイエットゾーン35と判断することができる。
【0083】クワイエットゾーン35がフォトセンサ5
7を通過するまでには、スプールギア62が開放動作領
域を通過するため、フォトセンサ57がコード部36の
検出を開始する前に、データディスク27はスープルド
ライバ55の回動とともに、安定して回動するようにな
る。したがって、フォトセンサ57は、データディスク
27が安定して回動している間に、コード部36の検出
と、その後のクワイエットゾーン35の検出とを行う。
7を通過するまでには、スプールギア62が開放動作領
域を通過するため、フォトセンサ57がコード部36の
検出を開始する前に、データディスク27はスープルド
ライバ55の回動とともに、安定して回動するようにな
る。したがって、フォトセンサ57は、データディスク
27が安定して回動している間に、コード部36の検出
と、その後のクワイエットゾーン35の検出とを行う。
【0084】結果として、図11(a)に示すように、
スプールドライバ55の回動開始から、クワイエットゾ
ーン35,所定のパターンとして読み出されたコード部
36,クワイエットゾーン35の順番の基準コードパタ
ーンが検知される。そして、2番目にクワイエットゾー
ン35を検出した時点では、カウント値Cpは、コード
パターン26の本来のトランジション数となるので、装
填時に識別用開口42にクワイエットゾーン35が位置
していたと判別することができ、装填されたフイルムカ
ートリッジ10の写真フイルム12が未露光以外の使用
状態であると識別することができる。
スプールドライバ55の回動開始から、クワイエットゾ
ーン35,所定のパターンとして読み出されたコード部
36,クワイエットゾーン35の順番の基準コードパタ
ーンが検知される。そして、2番目にクワイエットゾー
ン35を検出した時点では、カウント値Cpは、コード
パターン26の本来のトランジション数となるので、装
填時に識別用開口42にクワイエットゾーン35が位置
していたと判別することができ、装填されたフイルムカ
ートリッジ10の写真フイルム12が未露光以外の使用
状態であると識別することができる。
【0085】現像済のフイルムカートリッジ10が装填
された場合には、装填時にスプールドライバ55の係合
突起63aとキー溝28aとが係合しない。また、蓋部
材21が開き位置に回動するまでの間ではスプールロッ
ク状態にある。このため、移動曲線Prs/Edで示す
ように、データディスク27は、最初に第1挙動示す。
そして、スプールギア62が開放動作領域を回動中に、
係合突起63aとキー溝28aとが係合し、開放動作領
域ではデータディスク27は第3挙動を示す。
された場合には、装填時にスプールドライバ55の係合
突起63aとキー溝28aとが係合しない。また、蓋部
材21が開き位置に回動するまでの間ではスプールロッ
ク状態にある。このため、移動曲線Prs/Edで示す
ように、データディスク27は、最初に第1挙動示す。
そして、スプールギア62が開放動作領域を回動中に、
係合突起63aとキー溝28aとが係合し、開放動作領
域ではデータディスク27は第3挙動を示す。
【0086】第1挙動,第3挙動となっても、上述の第
2,第3挙動の場合と同様に、これらの挙動中に、フォ
トセンサ57がクワィエットゾーン35だけに対峙して
いるから、トランジション数が増加することはない。ま
た、フイルムカートリッジ10を装填した直後では、フ
ォトセンサ57とコード部36の先端部との間の角度が
90度よりも僅かに小さくなる場合があるが、第1挙動
中ではスープルドライバ55は、データディスク27よ
りも回動角度が多い。このため、クワイエットゾーン3
5を検出している間には、第2基準値以上のエンコード
パルスが発生する。したがって、この第1,第3挙動中
にクワイエットゾーン35を検出したと判定することが
できる。この後は、上述のスープル13が露光位置Es
の場合と同様である。
2,第3挙動の場合と同様に、これらの挙動中に、フォ
トセンサ57がクワィエットゾーン35だけに対峙して
いるから、トランジション数が増加することはない。ま
た、フイルムカートリッジ10を装填した直後では、フ
ォトセンサ57とコード部36の先端部との間の角度が
90度よりも僅かに小さくなる場合があるが、第1挙動
中ではスープルドライバ55は、データディスク27よ
りも回動角度が多い。このため、クワイエットゾーン3
5を検出している間には、第2基準値以上のエンコード
パルスが発生する。したがって、この第1,第3挙動中
にクワイエットゾーン35を検出したと判定することが
できる。この後は、上述のスープル13が露光位置Es
の場合と同様である。
【0087】また、一部露光済のフイルムカートリッジ
10が装填された場合にも、装填時に係合突起63aと
キー溝28aとが係合しない。この場合には、移動曲線
Ps/Edに示されるように、最初にデータディスク2
7は、第1挙動を示し、次に第3挙動を示す。この第3
挙動後でも、キー溝28aの位置が係合突起63aより
も進んだ位置にあるため、ドライバ軸62aとスプール
13とのフリクンションによって、データディスク27
は、第4挙動を示す。しかし、フォトセンサ57は、ク
ワイエットゾーン35の後端部(コード部36の前半部
に寄った側)から検出を開始するので、この第1〜第4
挙動が発生しても、これらの挙動中にクワイエットゾー
ン35と対峙している状態となる。
10が装填された場合にも、装填時に係合突起63aと
キー溝28aとが係合しない。この場合には、移動曲線
Ps/Edに示されるように、最初にデータディスク2
7は、第1挙動を示し、次に第3挙動を示す。この第3
挙動後でも、キー溝28aの位置が係合突起63aより
も進んだ位置にあるため、ドライバ軸62aとスプール
13とのフリクンションによって、データディスク27
は、第4挙動を示す。しかし、フォトセンサ57は、ク
ワイエットゾーン35の後端部(コード部36の前半部
に寄った側)から検出を開始するので、この第1〜第4
挙動が発生しても、これらの挙動中にクワイエットゾー
ン35と対峙している状態となる。
【0088】そして、ほとんどの場合で、フォトセンサ
57がコード部36の検出を開始する前に、係合突起6
3aがキー溝28aに追いついて係合するため、フォト
センサ57がコード部36を検出を開始する時点では、
データディスク27は安定して回動する。したがって、
上述同様に装填された写真フイルム12が未露光以外の
使用状態と識別することができる。
57がコード部36の検出を開始する前に、係合突起6
3aがキー溝28aに追いついて係合するため、フォト
センサ57がコード部36を検出を開始する時点では、
データディスク27は安定して回動する。したがって、
上述同様に装填された写真フイルム12が未露光以外の
使用状態と識別することができる。
【0089】一方、未露光のフイルムカートリッジ10
が装填された場合には、やはり装填時に係合突起63a
とキー溝28aとが係合しない。この場合には、移動曲
線Us/Edに示すように、一部露光済のフイルムカー
トリッジ10が装填された場合と同様に、データディス
ク27は第1挙動,第3挙動,第4挙動を示す。装填時
ではフォトセンサ57がコード部36の前半部に対峙し
ているため、第1挙動が発生するとデータディスク27
の往復動により、フォトセンサ57が検出するトランジ
ション数が異常に増加する可能性がある。しかも、各挙
動中には、データデイスク27の回動が安定しないた
め、バーコード信号のパルス幅が本来の各バー37a,
37b,38a,38bに対応したものとならない。し
たがって、最初に検出されるコード部36は、不完全な
コードとして判定される。
が装填された場合には、やはり装填時に係合突起63a
とキー溝28aとが係合しない。この場合には、移動曲
線Us/Edに示すように、一部露光済のフイルムカー
トリッジ10が装填された場合と同様に、データディス
ク27は第1挙動,第3挙動,第4挙動を示す。装填時
ではフォトセンサ57がコード部36の前半部に対峙し
ているため、第1挙動が発生するとデータディスク27
の往復動により、フォトセンサ57が検出するトランジ
ション数が異常に増加する可能性がある。しかも、各挙
動中には、データデイスク27の回動が安定しないた
め、バーコード信号のパルス幅が本来の各バー37a,
37b,38a,38bに対応したものとならない。し
たがって、最初に検出されるコード部36は、不完全な
コードとして判定される。
【0090】また、この場合に、たとえ第1挙動,第3
挙動,第4挙動が発生せず、バーコード信号が「Hレベ
ル」及び「Lレベル」となっている各期間のカウント値
Cpが各バー37a,37b,38a,38bに対応し
たものとなっても、フォトセンサ57は、コード部36
の途中から検出を開始するので、コード部36が不完全
なコードとして判定される。さらに、データディスク2
7が停止して、黒バー37a,37bのいずれかをクワ
イエットゾーン35と誤判定しても、次にコード部36
が所定のパターンとして検出されないから、これが誤判
定であることがわかる。
挙動,第4挙動が発生せず、バーコード信号が「Hレベ
ル」及び「Lレベル」となっている各期間のカウント値
Cpが各バー37a,37b,38a,38bに対応し
たものとなっても、フォトセンサ57は、コード部36
の途中から検出を開始するので、コード部36が不完全
なコードとして判定される。さらに、データディスク2
7が停止して、黒バー37a,37bのいずれかをクワ
イエットゾーン35と誤判定しても、次にコード部36
が所定のパターンとして検出されないから、これが誤判
定であることがわかる。
【0091】そして、ほとんどの場合で、フォトセンサ
57が不完全なコードとしてのコード部36を検出した
後の次のクワイエットゾーン35の検出を開始する前
に、係合突起63aがキー溝28aに係合して、データ
ディスク27が安定して回動するから、この後に基準コ
ードパターンを検知することができる。
57が不完全なコードとしてのコード部36を検出した
後の次のクワイエットゾーン35の検出を開始する前
に、係合突起63aがキー溝28aに係合して、データ
ディスク27が安定して回動するから、この後に基準コ
ードパターンを検知することができる。
【0092】結果として、図11(b)に示すように、
不完全なコードを検知してから、基準コードパターンが
検知される。カウント値Cpは、未露光以外の使用状態
のフイルムカートリッジ10を装填した時に比べて、不
完全なコードを検出したトランジション数が余分にカウ
ントされているから、装填時に識別用開口42にコード
部36が位置していたと判別することができ、装填され
たフイルムカートリッジ10の写真フイルム12が未露
光であると識別することができる。
不完全なコードを検知してから、基準コードパターンが
検知される。カウント値Cpは、未露光以外の使用状態
のフイルムカートリッジ10を装填した時に比べて、不
完全なコードを検出したトランジション数が余分にカウ
ントされているから、装填時に識別用開口42にコード
部36が位置していたと判別することができ、装填され
たフイルムカートリッジ10の写真フイルム12が未露
光であると識別することができる。
【0093】図12は、スプールドライバ55が未露光
位置Udにある時に、各種の使用状態のフイルムカート
リッジ10を装填し、スプール13をフイルム巻き戻し
方向に回動させた際のコードパターン26に対するフォ
トセンサ57の相対的な移動状態を示すものである。な
お、図12でも、縦軸に対応させて、コードパターン2
6を直線状に変換したものを描いてある。
位置Udにある時に、各種の使用状態のフイルムカート
リッジ10を装填し、スプール13をフイルム巻き戻し
方向に回動させた際のコードパターン26に対するフォ
トセンサ57の相対的な移動状態を示すものである。な
お、図12でも、縦軸に対応させて、コードパターン2
6を直線状に変換したものを描いてある。
【0094】移動曲線Es/Ud,Ps/Udにそれぞ
れ示すように、スプールドライバ55が未露光位置Ud
にある時に露光済、あるいは一部露光済のフイルムカー
トリッジ10を装填した場合には、スプールドライバ5
5が露光位置Edにある時に現像済のフイルムカートリ
ッジ10を装填し場合と同様である。また、現像済のフ
イルムカートリッジ10を装填し場合には、移動曲線P
r/Udに示すように、スプールドライバ55が露光位
置Edにある時に現像済のフイルムカートリッジ10を
装填した場合と同様であり、これらの場合にも、カウン
ト値Cpによって未露光以外の写真フイルム12が装填
されたことを識別することができる。
れ示すように、スプールドライバ55が未露光位置Ud
にある時に露光済、あるいは一部露光済のフイルムカー
トリッジ10を装填した場合には、スプールドライバ5
5が露光位置Edにある時に現像済のフイルムカートリ
ッジ10を装填し場合と同様である。また、現像済のフ
イルムカートリッジ10を装填し場合には、移動曲線P
r/Udに示すように、スプールドライバ55が露光位
置Edにある時に現像済のフイルムカートリッジ10を
装填した場合と同様であり、これらの場合にも、カウン
ト値Cpによって未露光以外の写真フイルム12が装填
されたことを識別することができる。
【0095】スプールドライバ55が未露光位置Udに
ある時に、未露光のフイルムカートリッジ10を装填し
た場合には、移動曲線Us/Udに示すように、最初に
第2挙動が発生する点が、スプールドライバ55が露光
位置Edにある時に未露光のフイルムカートリッジ10
を装填し場合と異なるが、不完全なコードを検出してか
ら、基準コードパターンが検知されるのは同じである。
データディスク27が第2挙動を示した場合には、この
挙動中にトランジション数が増加したり、カウント値C
pが各バー37a,37b,38a,38bに対応した
ものにならないので、この場合にもカウント値Cpによ
って未露光の写真フイルム12が装填されたことを識別
することができる。
ある時に、未露光のフイルムカートリッジ10を装填し
た場合には、移動曲線Us/Udに示すように、最初に
第2挙動が発生する点が、スプールドライバ55が露光
位置Edにある時に未露光のフイルムカートリッジ10
を装填し場合と異なるが、不完全なコードを検出してか
ら、基準コードパターンが検知されるのは同じである。
データディスク27が第2挙動を示した場合には、この
挙動中にトランジション数が増加したり、カウント値C
pが各バー37a,37b,38a,38bに対応した
ものにならないので、この場合にもカウント値Cpによ
って未露光の写真フイルム12が装填されたことを識別
することができる。
【0096】なお、上記実施形態では、カウンタ84で
のカウント数を基にして使用状態を識別しているが、最
初に基準コードパターンを検知した後に、この基準コー
ドパターンの前に、不完全なコードとしてのコード部3
6が検出されたか否を調べることでも、使用状態を識別
することができる。また、所定のパターンのコード部3
6が検出された否かを判定する際に、最初と2番目のク
ワイエットゾーン35との間に検出したコード部36の
パターンが、フイルム感度や撮影可能枚数等の情報を読
み取った時のコード部36のパターンと一致しているこ
とを条件として加えてもよい。
のカウント数を基にして使用状態を識別しているが、最
初に基準コードパターンを検知した後に、この基準コー
ドパターンの前に、不完全なコードとしてのコード部3
6が検出されたか否を調べることでも、使用状態を識別
することができる。また、所定のパターンのコード部3
6が検出された否かを判定する際に、最初と2番目のク
ワイエットゾーン35との間に検出したコード部36の
パターンが、フイルム感度や撮影可能枚数等の情報を読
み取った時のコード部36のパターンと一致しているこ
とを条件として加えてもよい。
【0097】
【発明の効果】フイルムカートリッジを装填した後に、
スプールドライバを回動するとともに、フォトセンサに
よる光電検出を開始し、クワイエットゾーン、所定のパ
ターンのコード部、クワイエットゾーンの順番の基準コ
ードパターンを最初に検知されるまでに、フォトセンサ
によって検出した白バーと黒バー及び白バーとクワイエ
ットゾーンの境界数に応じて、または、この基準コード
パターンを検知する前に所定のパターン以外のパターン
が検出されたか否かで、フイルムカートリッジの装填時
に識別開口にコード部とクワイエットゾーンのいずれが
露呈されていたかを判別するから、スプールドライバの
回動直後にデータディスクの回動が不安定であっても、
装填されたフイルムカートリッジの使用状態を識別する
ことができる。
スプールドライバを回動するとともに、フォトセンサに
よる光電検出を開始し、クワイエットゾーン、所定のパ
ターンのコード部、クワイエットゾーンの順番の基準コ
ードパターンを最初に検知されるまでに、フォトセンサ
によって検出した白バーと黒バー及び白バーとクワイエ
ットゾーンの境界数に応じて、または、この基準コード
パターンを検知する前に所定のパターン以外のパターン
が検出されたか否かで、フイルムカートリッジの装填時
に識別開口にコード部とクワイエットゾーンのいずれが
露呈されていたかを判別するから、スプールドライバの
回動直後にデータディスクの回動が不安定であっても、
装填されたフイルムカートリッジの使用状態を識別する
ことができる。
【図1】装填されたフイルムカートリッジの使用状態を
識別する際の手順を示すフローチャートである。
識別する際の手順を示すフローチャートである。
【図2】データディスクを備えたフイルムカートリッジ
の外観を示す斜視図である。
の外観を示す斜視図である。
【図3】フイルムカートリッジ構成を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図4】データディスクのコードパターンの一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】フイルムカートリッジの使用状態とデータディ
スクの位置関係を示す説明図である。
スクの位置関係を示す説明図である。
【図6】カメラのカートリッジ装填室を底面側から示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】スプール駆動機構と蓋部材開閉機構の構成を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図8】スプール駆動機構と蓋部材開閉機構の動作を説
明する説明図である。
明する説明図である。
【図9】カメラの電気的な構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図10】フイルムカートリッジの装填時にスプールド
ライバが露光済位置にある場合のコードパターンとフォ
トセンサと相対移動位置を示すグラフである。
ライバが露光済位置にある場合のコードパターンとフォ
トセンサと相対移動位置を示すグラフである。
【図11】フォトセンサで検出するコードパターンの状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図12】フイルムカートリッジの装填時にスプールド
ライバが未露光位置にある場合のコードパターンとフォ
トセンサと相対移動位置を示すグラフである。
ライバが未露光位置にある場合のコードパターンとフォ
トセンサと相対移動位置を示すグラフである。
10 フイルムカートリッジ 12 写真フイルム 13 スプール 21 蓋部材 26 コードパターン 27 データディスク 35 クワイエットゾーン 36 コード部 41 識別用開口 55 スプールドライバ 56 開閉用駆動軸 57 フォトセンサ 80 マイクロコンピュータ 82 トランジション検出回路 83 パルス幅検出回路 84 カウンタ
Claims (5)
- 【請求項1】 低反射の黒バーと高反射の白バーとを交
互に複数個配列したコード部と、このコード部の先端と
後端との間に設けられ、コード部の区切りを示すクワイ
エットゾーンとが形成されたデータディスクがスプール
と一体に回動され、フイルムをカートリッジ本体内に収
納した後に、フイルムの使用状態に応じてカートリッジ
本体に形成された識別用開口からコード部とクワイエッ
トゾーンのいずれか一方が選択的に露呈されるフイルム
カートリッジに用いられ、このフイルムカートリッジを
装填したときに識別用開口にコード部とクワイエットゾ
ーンのいずれが露呈されているかを判別して、装填され
たフイルムカートリッジの使用状態を識別するカメラに
おいて、 装填されたフイルムカートリッジの識別用開口に対向し
て配され、前記コード部及びクワイエットゾーンを光電
検出するフォトセンサと、フイルムカートリッジを装填
した後に、スプールに係合されるスプールドライバを回
動するとともに、フォトセンサによる光電検出を開始
し、この光電検出の結果に基づき、クワイエットゾー
ン、所定のパターンで検出されたコード部、クワイエッ
トゾーンの順番の基準コードパターンを最初に検知され
るまでに、フォトセンサにより検出された白バーと黒バ
ー及び白バーとクワイエットゾーンの境界数をカウント
するカウンタと、このカウンタの内容に応じてフイルム
カートリッジの装填時に識別開口にコード部とクワイエ
ットゾーンのいずれが露呈されていたかを判別する判別
手段を備えたことを特徴とするフイルムカートリッジの
使用状態識別装置。 - 【請求項2】 低反射の黒バーと高反射の白バーとを交
互に複数個配列したコード部と、このコード部の先端と
後端との間に設けられ、コード部の区切りを示すクワイ
エットゾーンとが形成されたデータディスクがスプール
と一体に回動され、フイルムをカートリッジ本体内に収
納した後に、フイルムの使用状態に応じてカートリッジ
本体に形成された識別用開口からコード部とクワイエッ
トゾーンのいずれか一方が選択的に露呈されるフイルム
カートリッジに用いられ、このフイルムカートリッジを
装填したときに識別用開口にコード部とクワイエットゾ
ーンのいずれが露呈されているかを判別して、装填され
たフイルムカートリッジの使用状態を識別するカメラに
おいて、 装填されたフイルムカートリッジの識別用開口に対向し
て配され、前記コード部及びクワイエットゾーンを光電
検出するフォトセンサと、フイルムカートリッジを装填
した後に、スプールと係合されるスプールドライバを回
動するとともに、フォトセンサによる光電検出を開始
し、この光電検出の結果に基づき、クワイエットゾー
ン、所定パターンで検出されたコード部、クワイエット
ゾーンの順番の基準コードパターンを最初に検出した時
点で、この基準コードパターンの前にコード部から所定
パターン以外のパターンの検出が行われたか否かでフイ
ルムカートリッジの装填時に識別開口にコード部とクワ
イエットゾーンのいずれが露呈されていたかを判別する
判別手段を備えたことを特徴とするフイルムカートリッ
ジの使用状態識別装置。 - 【請求項3】 前記フイルムカートリッジは、カートリ
ッジ本体内に収納した写真フイルムが未露光の場合に
は、識別開口からコード部が露呈され、未露光以外の場
合に識別開口からクワイエットゾーンが露呈されるよう
になっており、前記判別手段は、フイルムカートリッジ
の装填時に識別開口に露呈されていたコードパターンが
前記コード部であると判別した場合には、フイルムカー
トリッジが未露光の写真フイルムを収納していると識別
し、クワイエットゾーンであると判別した場合には、フ
イルムカートリッジが未露光以外の写真フイルムを収納
していると識別することを特徴とする請求項1または2
記載のフイルムカートリッジの使用状態識別装置。 - 【請求項4】 前記判別手段は、スープルドライバの回
動する角度を測定する測定手段を有しており、フォトセ
ンサが黒バーまたはクワイエットゾーンを検出している
ときに出力される光電信号のレベルを第1レベルとし、
白バーを検出をしているときに出力される光電信号のレ
ベルを第2レベルとしたときに、前記測定手段での測定
と、前記フォトセンサから出力される光電信号のレベル
とに基づき、第1レベルの光電信号が発生している間に
スプールドライバが所定の角度以上に回動し、次に第2
レベルと第1レベルの光電信号が複数回交互に発生する
とともに、これらの交互に発生する各レベルの光電信号
が発生している各々の期間に黒バー及び白バーに対して
予め決められた所定の角度でスープルドライバが回動
し、さらに、この後に第1レベルの光電信号が発生して
いる間にスプールドライバが所定の角度以上に回動する
ことにより、前記基準コードパターンを検知したと判断
することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項
に記載のフイルムカートリッジの使用状態識別装置。 - 【請求項5】 前記測定手段は、前記スプールドライバ
が一定角度回転する毎に発生するエンコードパルスを計
数することにより、スプールドライバが回動角度を測定
することを検知することを特徴とする請求項4記載のフ
イルムカートリッジの使用状態識別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18511796A JPH1031243A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | フイルムカートリッジの使用状態識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18511796A JPH1031243A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | フイルムカートリッジの使用状態識別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1031243A true JPH1031243A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16165170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18511796A Pending JPH1031243A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | フイルムカートリッジの使用状態識別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1031243A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6701083B2 (en) | 2001-03-30 | 2004-03-02 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Camera with safety-lock mechanism |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP18511796A patent/JPH1031243A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6701083B2 (en) | 2001-03-30 | 2004-03-02 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Camera with safety-lock mechanism |
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