JPH10312585A - 光学記録媒体作製用スタンパ、スタンパ用原盤、および光学記録媒体の製造方法 - Google Patents
光学記録媒体作製用スタンパ、スタンパ用原盤、および光学記録媒体の製造方法Info
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- JPH10312585A JPH10312585A JP12096397A JP12096397A JPH10312585A JP H10312585 A JPH10312585 A JP H10312585A JP 12096397 A JP12096397 A JP 12096397A JP 12096397 A JP12096397 A JP 12096397A JP H10312585 A JPH10312585 A JP H10312585A
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Abstract
光学記録媒体においてもピット幅のばらつきの改善をは
かることができるようにし、またRF信号の劣化を改善
することができるようにする。 【解決手段】 基盤上に塗布された感光性材料層2に、
記録光による記録露光を行う工程と、その後感光性材料
層2に対する現像処理を行って目的とする光学記録媒体
における微細凹凸パターンに対応する凹凸パターン4を
形成する工程と、この凹凸パターン4の凹凸表面に沿っ
て薄膜を堆積してこの凹凸パターンの幅が縮小された縮
小凹凸パターン14を形成する工程とを経て光学記録媒
体作製用スタンパ用原盤を作製する。
Description
学記録媒体作製用スタンパ、スタンパ用原盤、および光
学記録媒体の製造方法に係わる。
y Memory) 型の光ディスク、あるいは相変化記録層を有
する書き換え可能型の光ディスク等においては、所要の
フォーマットによるピットもしくは(および)グルー
ブ、すなわち微細凹凸パターンが形成される。この微細
凹凸パターンの形成は、この微細凹凸パターンの反転パ
ターンによる凹凸パターンが形成されたスタンパを用い
て射出成型することによって光ディスクの成型と同時に
微細凹凸パターンを形成するとか、あるいは2P法(フ
ォトポリマリゼーション:Photopolymerization 法) に
よって、すなわち基板上に紫外線硬化樹脂を塗布し、こ
れに上述のスタンパを押圧して微細凹凸パターンを転写
形成し紫外線照射するという方法が採られる。
写形成する原盤の作製がなされる。この原盤の作製は、
通常平滑面を有するガラス基盤上に、フォトレジストに
よる感光性材料層の形成がなされ、これに最終的に得る
すなわち目的とする微細凹凸パターンによる露光記録を
なし、現像処理を行うことによって微細凹凸パターンを
形成し、これに例えばNiメッキによる金属層の形成を
行い、原盤からの剥離によってスタンパを作製すると
か、あるいは一旦マスター盤を作製し、このマスター盤
を用いてマザー盤を転写作製し、更にこのマザー盤を用
いた転写によって同様のスタンパを作製する。
体において、記録の高密度化をはかるには、上述した原
盤作製における感光性材料層に対する露光、すなわち記
録露光は、できるだけ短波長の記録光を用い、また、そ
の記録光を感光性材料層に対して収束照射する光学系
(対物レンズ)の開口数N.A.が大きいことが必要と
なる。現在露光記録波長の短い光源としては、Arおよ
びKrレーザの波長351nmである。また、対物レン
ズの開口数N.A.は、0.90で、空気中ではほぼ限
界に近づいている。
パターンのピット幅は、ピット長に依存する。すなわち
ピット長が短い場合、これに伴って露光量が小さくなる
ことから、ピット幅も狭くなる。このように、短いピッ
トにおいて、その幅があまり狭くなると、RF(高周
波)信号は、激しく劣化してしまう。例えばDVD(デ
ィジタル ビデオ ディスク)の露光記録についていう
と、上述した波長351nmで、開口数N.A.が、
0.90で、記録光スポット径が0.47μmの場合、
DVDにおける最短のピット長の0.4μm長でも幅の
細りは無視できる。これは、このDVDの最短ピット長
が、記録光のスポット径の85%程度に達していること
による。しかしながら、更に高密度のフォーマットを露
光記録する場合、長さ0.4μm未満のピットについて
は、露光量の問題から、ピット幅が、小さくなり、特に
RF信号の劣化が著しくなる。
が小さくなるほど、露光量の変動による露光幅すなわち
ピット幅のばらつきも大きくなるという問題がある。こ
れについて図23を参照して説明する。図23Aは、ピ
ット長が長く比較的大きな露光量が得られる場合の、露
光スポットにおける露光量分布を示す。この場合、その
露光量が、曲線a1 と曲線a2との間でばらついている
場合を示している。また、同図Bは、ピット長が短く露
光量が小さい場合の露光スポットの露光量の分布を示
し、その露光量が曲線b1と曲線b2 との間でばらつい
ている場合を示す。図23において、破線曲線cで示す
レベルは、感光性材料層(フォトレジスト)のピット形
成可能な露光のしきい値を示す。したがって、露光量が
大きいすなわちピット長が大きい場合は、図23Aに示
すように、露光量の分布がa1 からa2 に変動すると
き、ピット形成幅はW1sからW2sに変化するに比し、露
光量が小さいすなわちピット長が短い場合は、図23B
に示すように、露光量の分布がb1 からb2 に変動する
とき、ピット形成幅はW1wからからW2wに変化するもの
であり、露光量が小さい場合の露光量の変動は、露光量
が大きい場合に比し大きい。
することによって、上述したピット長が0.4μm未満
のピットにおいても、そのばらつきの低減化をはかるこ
とが考えられる。また、このように露光量を大とすると
きは、図23Bの分布が図23Aの分布へと近づけられ
ることから、短いピットにおける幅を大きくすることが
でき、一方長いピットは、幅の拡大が飽和して来ること
から、短いピットと長いピットとの幅のばらつきも小さ
くなり、これによってジッター低減の効果を大きくする
ことができる。しかしながら、このように露光光源の露
光強度を大きくすると、全体的にピット幅が大きくなっ
てピット間相互の干渉(符号間干渉やクロストーク)が
増大し、RF信号の改善につながらない。
用いてDVDを越える密度の光学記録媒体、例えば光デ
ィスクを記録することは困難であった。
%以下程度の長さの、0.40μm未満のきわめて短い
ピットを含む微細凹凸パターンを有する光学記録媒体に
おいても、ピット幅のばらつきの改善をはかることがで
きるようにし、またRF信号の劣化を改善することがで
きるようにする。
ンが、上述した85%以下程度の長さの、0.40μm
未満のきわめて短いピットを含むことのない、例えばグ
ルーブのみによる微細凹凸パターンである場合において
も、そのグルーブ幅を、上述の記録露光のスポット径に
比して充分小さくする場合において有益な光学記録媒体
作製用スタンパ、スタンパ用原盤、および光学記録媒体
の製造方法を提供するおのである。
体作製用スタンパ用原盤の製造方法においては、基盤上
に塗布された感光性材料層に、記録光による記録露光を
行う工程と、その後感光性材料層に対する現像処理を行
って目的とする光学記録媒体における微細凹凸パターン
に対応する凹凸パターンを形成する工程と、この凹凸パ
ターンの凹凸表面に沿って薄膜を堆積してこの凹凸パタ
ーンの幅が縮小された縮小凹凸パターンを形成する工程
とを経て光学記録媒体作製用スタンパ用原盤を作製す
る。
タンパの製造方法においては、基盤上に塗布された感光
性材料層に、記録光による記録露光を行う工程と、その
後感光性材料層に対する現像処理を行って目的とする光
学記録媒体における微細凹凸パターンに対応する凹凸パ
ターンを形成する工程と、この凹凸パターンの凹凸表面
に沿って薄膜を堆積してこの凹凸パターンの幅が縮小さ
れた縮小凹凸パターンを形成する工程とを経てスタンパ
作製用原盤を作製する工程と、さらに、このスタンパ作
製用原盤の転写によってスタンパを作製する工程とを経
て光学記録媒体作製用スタンパを作製する。
タンパの製造方法においては、基盤上に塗布された感光
性材料層に、記録光による記録露光を行う工程と、その
後感光性材料層に対する現像処理を行って目的とする光
学記録媒体における微細凹凸パターンに対応する凹凸パ
ターンを形成してスタンパ作製用原盤を作製する工程
と、このスタンパ作製用原盤の転写によってマスター盤
を作製する工程と、このマスター盤の転写によってマザ
ー盤を作製する工程と、更に、このマザー盤に転写され
た凹凸パターンの凹凸表面に沿って薄膜を堆積してこの
凹凸パターンの幅が縮小された縮小凹凸パターンを得る
工程と、マザー盤の転写によってスタンパを作製する工
程とを経て光学記録媒体作製用スタンパを作製する。
法においては、上述した各本発明による、すなわち凹凸
パターンの凹凸表面に沿って薄膜を堆積して縮小凹凸パ
ターンを形成する工程を経て得たスタンパによってフォ
トポリマー法もしくは射出成型法によって光学記録媒体
を得る。
を得るためのスタンパを形成する原盤もしくはマザー盤
における凹凸パターンに薄膜の成膜を行うことによって
縮小凹凸パターンを形成するようにしたことから、原盤
形成の露光記録においては、その幅を大に形成すること
ができる。つまり、例えばピット長が、露光スポット径
の85%未満に相当する0.40μm未満のピット長を
含むフォーマットによる光学記録媒体を得る場合におい
ても、その原盤形成の露光記録における凹凸パターンの
幅を大に形成することができることから、その露光強度
を充分大きくすることができ、図23で説明したよう
に、凹凸パターンの幅のばらつきを改善できる。また、
露光強度を充分大きくすることができることから、いわ
ゆる“きれ”のよいパターンとして形成することがで
る。したがって、最終的得る光学記録媒体における微細
凹凸パターンは、その幅のばらつきが改善され、さらに
パターンのいわゆる“きれ”がよい微細凹凸パターンと
して形成されることからRF特性の改善が図られる。
は、その凹凸パターンは、記録露光時のパターンに比
し、その幅が縮小されたパターンであることから、露光
強度を大にすることによって全体の幅がおおきくなって
ピット間相互の干渉を増加させるような不都合も回避さ
れる。したがって、本発明によれば、確実にRF信号の
改善がはかられる。
スタンパ用原盤の製造方法においては、基盤上に塗布さ
れた感光性材料層に、記録光による記録露光を行う工程
と、その後感光性材料層に対する現像処理を行って目的
とする光学記録媒体における微細凹凸パターンに対応す
る凹凸パターンを形成する工程と、この凹凸パターンの
凹凸表面に沿って薄膜を堆積してこの凹凸パターンの幅
が縮小された縮小凹凸パターンを形成する工程とを経て
光学記録媒体作製用スタンパ用原盤を作製する。
タンパの製造方法においては、基盤上に塗布された感光
性材料層に、記録光による記録露光を行う工程と、その
後感光性材料層に対する現像処理を行って目的とする光
学記録媒体における微細凹凸パターンに対応する凹凸パ
ターンを形成する工程と、この凹凸パターンの凹凸表面
に沿って薄膜を堆積してこの凹凸パターンの幅が縮小さ
れた縮小凹凸パターンを形成する工程とを経てスタンパ
作製用原盤を作製する工程と、さらに、このスタンパ作
製用原盤の転写によってスタンパを作製する工程とを経
え光学記録媒体作製用スタンパを作製する。
タンパの製造方法においては、基盤上に塗布された感光
性材料層に、記録光による記録露光を行う工程と、その
後感光性材料層に対する現像処理を行って目的とする光
学記録媒体における微細凹凸パターンに対応する凹凸パ
ターンを形成してスタンパ作製用原盤を作製する工程
と、このスタンパ作製用原盤の転写によってマスター盤
を作製する工程と、このマスター盤の転写によってマザ
ー盤を作製する工程と、更に、このマザー盤に転写され
た凹凸パターンの凹凸表面に沿って薄膜を堆積してこの
凹凸パターンの幅が縮小された縮小凹凸パターンを得る
工程と、マザー盤の転写によってスタンパを作製する工
程とを経て光学記録媒体作製用スタンパを作製する。
法においては、上述した各本発明による、すなわち凹凸
パターンの凹凸表面に沿って薄膜を堆積して縮小凹凸パ
ターンを形成する工程を経て得たスタンパによってフォ
トポリマー法もしくは射出成型法によって光学記録媒体
を得る。
0nm以上の記録光によって行い、0.40μm未満の
長さのピットを含むフォーマット作製用凹凸パターンを
得る。
形成は、スパッタあるいは化学メッキによって行うこと
ができる。
る光学記録媒体作製用スタンパ用原盤の製造方法の一例
と、この原盤によって光学記録媒体作製用スタンパを作
製し、このスタンパを用いて光ディスクを作製する各一
例を説明する。先ず、図1に示すように、少なくとも1
主面1sが平滑化された基盤1例えばガラス基盤を用意
し、この主面1s上に、感光性材料層例えばポジ型のフ
ォトレジスト2を、回転塗布法等によって均一な厚さに
塗布する。そして、感光性材料層2に対して、最終的に
得る光学記録媒体の微細凹凸パターンに対応するもの
の、この微細凹凸パターンの幅より大なる幅のパターン
に記録光Lを、光学系すなわち対物レンズ3を通じて露
光記録する。
して現像処理を行って露光部にピットが形成された凹凸
パターン4を形成する。その後、ディープUV(遠紫外
線)を全面的に照射する。
ップリング剤処理して、図3に示すように、シラン層4
を形成する。このとき、先に行ったディープUV照射に
よりフォトレジスト表面に発生した水酸基が、シランカ
ップリング剤の水酸基と水素結合することにより両者は
強固に密着する。
た原盤6に、図4に示すように、薄膜7の被着を行って
凹凸パターン4の幅の縮小化を行って縮小凹凸パターン
14を形成する。この薄膜7の形成は、Niを化学メッ
キもしくはスパッタリングによって行うことができる。
Niの化学メッキとは、溶液中に含まれる還元剤の酸化
反応で遊離する電子によって金属イオンを還元し、金属
被膜として析出させるメッキ法である。例えば、塩化ニ
ッケル、次亜燐酸ナトリウムをpH調整剤、界面活性剤
とともに混合した溶液中では、 H2 PO2 - →H2 PO3 2-+2e- (酸化反応) Ni2+ +2e- → Ni↓ (還元反応) の反応によりNi薄膜7が析出する。このようにしてシ
ランカップリング剤を介してフォトレジスト2にNi薄
膜7が強固に被着され、この薄膜の厚さの選定によっ
て、上述の凹凸パターン4の凹部の幅より小なる幅とさ
れた凹部が形成された凹凸パターン14が形成される。
例えば重クロム酸溶液による酸化処理を行って剥離層8
を形成する。
メッキを縮小凹凸パターン14を埋込むに充分な厚さに
被着形成し、図6に示すように、この金属層を、原盤6
の剥離層8から剥離して、薄膜7の縮小凹凸パターン1
4が転写された凹凸パターン24が形成されたスタンパ
9を形成する。
ないが、射出成型用金型内に配置して、ポリカーボネー
ト等の樹脂の注入を行って、スタンパ9の凹凸パターン
24が転写された微細凹凸パターン34が形成された目
的とする光学記録媒体10例えば光ディスクを得る。
うに、例えばその表面にAl膜による反射膜11をスパ
ッタリング、蒸着等によって被着し、図9に示すよう
に、反射膜11上に例えば紫外線硬化型樹脂による保護
膜12を塗布する。このようにして目的とする微細凹凸
パターン34を有する光学記録媒体、例えば光ディスク
10を得る。
る露光は、その幅を大にすることから、最適なピット
幅、すなわちRF信号の揺らぎを示すジッター値が、最
小となるようなピット幅を得る露光強度より大きな光強
度で露光することができる。そして、このように、露光
強度を大きくできることから図23で説明したところか
ら明かなように、幅のばらつきを回避でき、短いピット
すなわち露光スポットの85%以下のピット長を有する
ピットを得る場合においても、ピット長が長いピット
と、その幅のばらつきが小さいピットを形成できる。
録媒体10において、その微細凹凸パターン34の幅が
最適な値、すなわちジッターが最小となる幅となるよう
に、図4におけるNi薄膜7の厚さの選定がなされる。
ィスク10を成型するスタンパ9を原盤6からの直接的
転写によって形成した場合であるが、スタンパ9の損耗
を考慮して、原盤からマスター盤を転写形成し、このマ
スター盤からマザー盤を転写して形成し、このマザー盤
から多数のスタンパ9を作製する方法をとることができ
る。
図を参照して説明する。この場合においても、図1で説
明したと同様に、先ず、図10に示すように、少なくと
も1主面1sが平滑化された基盤1例えばガラス基盤を
用意し、この主面1s上に、感光性材料層例えばポジ型
のフォトレジスト2を、回転塗布法等によって均一な厚
さに塗布する。そして、本発明においては、このフォト
レジスト2に対して、最終的に形成する光学記録媒体の
微細凹凸パターンの幅より大なる幅のパターンに記録光
Lを、光学系すなわち対物レンズ3を通じて露光記録す
る。この場合においても、この露光は、最適なピット
幅、すなわちRF信号の揺らぎを示すジッター値が、最
小となるようなピット幅を得る露光強度より大きな光強
度で露光する。
する現像処理を行って凹凸パターン4を形成する。次
に、この例では、この凹凸パターン4を埋込むように、
充分な厚さに、例えば化学メッキおよび電気メッキによ
る金属層例えばNi層を被着し、これを、図12に示す
ように、感光性材料層2から剥離して、凹凸パターン4
が転写された凹凸パターン54が形成された例えばNi
よりなるマスター盤50を作製する。
凸パターン54を有する面を、例えば重クロム酸溶液に
よる酸化処理を行い剥離層55を形成する。そして、こ
の剥離層55上に、金属例えばNiを、凹凸パターン5
4を埋込むように充分な厚さに、例えば電気メッキし、
図14に示すように、この金属層を、剥離層55から剥
離して、凹凸パターン54が転写された凹凸パターン6
4が形成された例えばNiよりなるマザー盤60を作製
する。
に、例えばNiを化学メッキ、あるいはスパッタリング
することによって薄膜17の被着を行って凹凸パターン
4のピットの縮小化を行って縮小凹凸パターン94を形
成する。
17、この例ではNi層の表面を例えば重クロム酸溶液
による酸化処理を行い剥離層55を形成する。このよう
に剥離処理が施された凹凸パターン64上に、これを埋
込むに充分な厚さに金属例えばNiの電気メッキし、図
17に示すように、この金属層を、剥離層55から剥離
して、縮小凹凸パターン94が転写された凹凸パターン
74が形成された例えばNiよりなるスタンパ70を作
製する。
しないが、射出成型用金型内に配置して、ポリカーボネ
ート等の樹脂の注入を行って、スタンパ70の凹凸パタ
ーン74が転写された目的とする微細凹凸パターン34
が形成された光学記録媒体10例えば光ディスクを得
る。
ように、例えばその表面にAl膜による反射膜11をス
パッタリング等によって被着し、図20に示すように、
反射膜11上に例えば紫外線硬化型樹脂による保護膜1
2を塗布する。このようにして光学記録媒体、例えば光
ディスク10を得る。
に形成する微細凹凸パターン34の幅が、最適な値、す
なわちジッターが最小となる幅となるように、図15に
おけるNi薄膜17の厚さの選定がなされる。
を用いて2P法によって光学記録媒体10を得ることが
できる。
存したピット幅の差が少なく、かつ読み取り時のピット
間の干渉が小さなピットを持つ、光ディスクを形成する
ことができる。ここで、縮小凹凸パターンを形成するた
めの薄膜7,17の厚さについて考察する。いま、図2
1に示すように、板面と平行な平面上に成膜される薄膜
の厚さをaとし、記録光学系、すなわち感光性剤(フォ
トレジスト)のガンマ特性によって決定されるピットの
底面の幅をWとし、ピットの側面の平均斜度をθとす
る。ピットの側面に成膜される薄膜の厚さbは、成膜が
完全な指向性をもってなされた場合に最小値a×cos
θとなり、全く指向性のない成膜がなされた場合の厚さ
はaとなる。すなわち、ピット側面に成膜される薄膜の
厚さbは、下記(数1)の範囲となる。
の縮小は起こらないが、実際にはこのような成膜プロセ
スはないため、ピットの縮小は必ず起こる。そこで、簡
単のため、成膜に指向性が全くない場合について考え
る。ピットから信号を再生するためには、ピットの縮小
により、ピットの底面がなくならにように成膜されるこ
とが必須である。そして、このとき、指向性が全くない
としたことにより、ピットの側面にも厚さaの成膜がな
され、この場合にピット底面が消失する膜厚は、(数
2)となる。
の底面の幅mは、(数4)となる。
厚増加に比例してピットの縮小すなわち縮小凹凸パター
ンを形成することができる。
を得るためのスタンパを形成する原盤もしくはマザー盤
における凹凸パターンに薄膜の成膜を行うことによって
縮小凹凸パターンを形成するようにしたことから、原盤
形成の露光記録においては、その幅を大に形成すること
ができる。つまり、例えばピット長が、露光スポット径
の85%未満に相当する0.40μm未満のピット長を
含むフォーマットによる光学記録媒体を得る場合におい
ても、その原盤形成の露光記録における凹凸パターンの
幅を大に形成することができることから、その露光強度
を大きくすることができ、図23で説明したように、凹
凸パターンの幅のばらつきを改善できる。また、露光強
度を充分大きくすることができることから、いわゆる
“きれ”のよいパターンとして形成することがでる。し
たがって、最終的得る光学記録媒体における微細凹凸パ
ターンは、その幅のばらつきが改善され、さらにパター
ンのいわゆる“きれ”がよい微細凹凸パターンとして形
成されることからRF特性の改善が図られる。
学記録媒体を得るためのスタンパを形成する原盤もしく
はマザー盤におけるピットもしくは(および)グルーブ
に薄膜の成膜を行うものであるので、このピットもしく
は(および)グルーブの幅を、露光記録によって得る幅
より小にすることができる。したがって、本発明方法に
よれば、ピット長が0.40μm未満のピット長を含む
フォーマットによる光学記録媒体を得る場合において
も、その露光記録に際しては、最終的に得るピットの幅
より大なる露光量をもって形成することができることか
ら、確実に光学記録媒体を得ることができる。
4が形成され、これの上に反射膜11および保護膜12
が形成された光ディスクを作製した場合であるが、微細
凹凸パターン34上に相変化材料等による記録層が形成
された光学記録媒体等を得る場合に本発明を適用するこ
ともできるなど、本発明方法は、上述した例に限られな
い。
する微細凹凸パターンの形成に有益であるものの、微細
幅を有するグルーブの形成に適用することができる。
例えばピット長が0.40μm未満のピット長を含むフ
ォーマットによる光学記録媒体を得る場合においても、
その露光記録に際しては、最終的に得るピットの幅より
大なる露光量をもって形成することができることから、
幅にばらつきがなく、確実に所要の微細凹凸パターンを
有する光学記録媒体を得ることができる。
て、露光記録光のスポット径の85%以下のピット長を
含むフォーマットを記録する場合においても、RF信号
のジッターを効果的に低減化することができる。
として351nm以下の露光光の実用化はされていない
が、たとえこれ以下の波長の開発がなされて実用化に至
っても、これに伴って記録露光のための材料、プロセ
ス、環境管理等に大幅な変更が必要となることが予想さ
れ、工業的に問題が多くなることが予想されるが、本発
明によれば、記録波長の短縮化に依存せずに、現状の波
長範囲で、高密度光学記録媒体例えば光ディスクを充分
なマージンを保ちつつ、安定に露光記録できるという工
業的に大きな利益をもたらす。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
説明図である。
説明図である。
る。
物レンズ、4 凹凸パターン、8 剥離層、9 スタン
パ、10 光学記録媒体、14 縮小凹凸パターン、2
4 凹凸パターン、34 微細凹凸パターン、50 マ
スター盤、54凹凸パターン、55 剥離層、60 マ
ザー盤、64 凹凸パターン、70スタンパ、94 縮
小凹凸パターン
Claims (10)
- 【請求項1】 基盤上に塗布された感光性材料層に、記
録光による記録露光を行う工程と、 その後上記感光性材料層に対する現像処理を行って目的
とする光学記録媒体における微細凹凸パターンに対応す
る凹凸パターンを形成する工程と、 上記凹凸パターンの凹凸表面に沿って薄膜を堆積して該
凹凸パターンの幅が縮小された縮小凹凸パターンを形成
する工程とを有することを特徴とする光学記録媒体作製
用スタンパ用原盤の製造方法。 - 【請求項2】 基盤上に塗布された感光性材料層に、記
録光による記録露光を行う工程と、 その後上記感光性材料層に対する現像処理を行って目的
とする光学記録媒体における微細凹凸パターンに対応す
る凹凸パターンを形成する工程と、 上記凹凸パターンの凹凸表面に沿って薄膜を堆積して該
凹凸パターンの幅が縮小された縮小凹凸パターンを形成
する工程とを経てスタンパ作製用原盤を作製する工程
と、 該スタンパ作製用原盤の転写によってスタンパを作製す
る工程とを有することを特徴とする光学記録媒体作製用
スタンパの製造方法。 - 【請求項3】 基盤上に塗布された感光性材料層に、記
録光による記録露光を行う工程と、 その後上記感光性材料層に対する現像処理を行って目的
とする光学記録媒体における微細凹凸パターンに対応す
る凹凸パターンを形成してスタンパ作製用原盤を作製す
る工程と、 該スタンパ作製用原盤の転写によってマスター盤を作製
する工程と、 該マスター盤の転写によってマザー盤を作製する工程
と、 該マザー盤に転写された凹凸パターンの凹凸表面に沿っ
て薄膜を堆積して該凹凸パターンの幅が縮小された縮小
凹凸パターンを得る工程と、 該マザー盤の転写によってスタンパを作製する工程とを
有することを特徴とする光学記録媒体作製用スタンパの
製造方法。 - 【請求項4】 凹凸パターンの凹凸表面に沿って薄膜を
堆積して縮小凹凸パターンを形成する工程を経て得たス
タンパによってフォトポリマー法もしくは射出成型法に
よって光学記録媒体を得ることを特徴とする光学記録媒
体の製造方法。 - 【請求項5】 上記感光性材層に対する記録露光を、波
長350nm以上の記録光によって行い、0.40μm
未満の長さのピットを含むフォーマット作製用凹凸パタ
ーンを得ることを特徴とする請求項1に記載の光学記録
媒体作製用スタンパ用原盤の製造方法。 - 【請求項6】 上記感光性材層に対する記録露光を、波
長350nm以上の記録光によって行い、0.40μm
未満の長さのピットを含むフォーマット作製用凹凸パタ
ーンを形成することを特徴とする請求項2に記載の光学
記録媒体作製用スタンパの製造方法。 - 【請求項7】 上記感光性材層に対する記録露光を、波
長350nm以上の記録光によって行い、0.40μm
未満の長さのピットを含むフォーマット作製用凹凸パタ
ーンを形成することを特徴とする請求項3に記載の光学
記録媒体作製用スタンパの製造方法。 - 【請求項8】 上記薄膜の形成を、スパッタあるいは化
学メッキによって行うことを特徴とする請求項1に記載
の光学記録媒体作製用スタンパ用原盤の製造方法。 - 【請求項9】 上記薄膜の形成を、スパッタあるいは化
学メッキによって行うことを特徴とする請求項2に記載
の光学記録媒体作製用スタンパの製造方法。 - 【請求項10】 上記薄膜の形成を、スパッタあるいは
化学メッキによって行うことを特徴とする請求項3に記
載の光学記録媒体作製用スタンパの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12096397A JPH10312585A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 光学記録媒体作製用スタンパ、スタンパ用原盤、および光学記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12096397A JPH10312585A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 光学記録媒体作製用スタンパ、スタンパ用原盤、および光学記録媒体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312585A true JPH10312585A (ja) | 1998-11-24 |
| JPH10312585A5 JPH10312585A5 (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=14799345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12096397A Pending JPH10312585A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 光学記録媒体作製用スタンパ、スタンパ用原盤、および光学記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312585A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005004839A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Hitachi Maxell Ltd | 基板成形用スタンパ、基板成形用ガラス原盤、光記録媒体用樹脂基板、光記録媒体及び基板成形用スタンパの製造方法。 |
| EP1886785A4 (en) * | 2005-06-03 | 2010-12-15 | Alps Electric Co Ltd | METHOD FOR PRODUCING A FORM AND THEREFORE RECEIVED MOLDING |
| US7938978B2 (en) | 2009-01-23 | 2011-05-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of manufacturing stamper |
| US8343362B2 (en) | 2008-12-22 | 2013-01-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Stamper manufacturing method |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP12096397A patent/JPH10312585A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005004839A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Hitachi Maxell Ltd | 基板成形用スタンパ、基板成形用ガラス原盤、光記録媒体用樹脂基板、光記録媒体及び基板成形用スタンパの製造方法。 |
| EP1886785A4 (en) * | 2005-06-03 | 2010-12-15 | Alps Electric Co Ltd | METHOD FOR PRODUCING A FORM AND THEREFORE RECEIVED MOLDING |
| US8343362B2 (en) | 2008-12-22 | 2013-01-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Stamper manufacturing method |
| US7938978B2 (en) | 2009-01-23 | 2011-05-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of manufacturing stamper |
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