JPH10316377A - 非常吊り降ろし装置 - Google Patents
非常吊り降ろし装置Info
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- JPH10316377A JPH10316377A JP13152997A JP13152997A JPH10316377A JP H10316377 A JPH10316377 A JP H10316377A JP 13152997 A JP13152997 A JP 13152997A JP 13152997 A JP13152997 A JP 13152997A JP H10316377 A JPH10316377 A JP H10316377A
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- rotating shaft
- load
- shaft
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 故障により宙吊りになった荷物を安全確実に
しかも容易に吊り降ろす。 【解決手段】 主モータ1の回転軸1aに連結されたブ
レーキ軸5をクラッチ部44及び微速側減速部47を介
して微速モータ17の回転軸17aに連結し、故障発生
時回転軸17aに設けた延長部17eにハンドル45を
取り付け、回転軸17aを制動するブレーキ部43のブ
レーキトルクに抗して回転軸17aを強制的に回転させ
る。
しかも容易に吊り降ろす。 【解決手段】 主モータ1の回転軸1aに連結されたブ
レーキ軸5をクラッチ部44及び微速側減速部47を介
して微速モータ17の回転軸17aに連結し、故障発生
時回転軸17aに設けた延長部17eにハンドル45を
取り付け、回転軸17aを制動するブレーキ部43のブ
レーキトルクに抗して回転軸17aを強制的に回転させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホイスト等にお
いて、荷物の吊り上げまたは吊り降ろしが故障により停
止した際に用いられる非常吊り降ろし装置に関するもの
である。
いて、荷物の吊り上げまたは吊り降ろしが故障により停
止した際に用いられる非常吊り降ろし装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の微速機構付ホイストの縦断
面図を示し、主モータ1の回転軸1aはブラケット1
b,1cに回転自在に支持され、回転軸1aにはカップ
リング2を介して中間軸3が連結され、中間軸3にはカ
ップリング4を介してブレーキ軸5が連結されている。
中間軸3の外周には円筒状のドラム6が配設され、その
一端はブラケット1bに回転自在に支持される。ドラム
6には図示しないフックを介して荷物を吊り上げるため
のワイヤロープ7が巻回され、ドラム6の外周に設けら
れたドラムケース8の一端はブラケット1bに取り付け
られている。ブレーキ軸5の端部に形成されたスプライ
ン部5aには二枚のブレーキホイル9が移動自在に嵌合
される。
面図を示し、主モータ1の回転軸1aはブラケット1
b,1cに回転自在に支持され、回転軸1aにはカップ
リング2を介して中間軸3が連結され、中間軸3にはカ
ップリング4を介してブレーキ軸5が連結されている。
中間軸3の外周には円筒状のドラム6が配設され、その
一端はブラケット1bに回転自在に支持される。ドラム
6には図示しないフックを介して荷物を吊り上げるため
のワイヤロープ7が巻回され、ドラム6の外周に設けら
れたドラムケース8の一端はブラケット1bに取り付け
られている。ブレーキ軸5の端部に形成されたスプライ
ン部5aには二枚のブレーキホイル9が移動自在に嵌合
される。
【0003】10,11はドラムケース8の他端と一体
的に設けられたケースであり、ケース10のブラケット
10aにはギヤ12が回転自在に支持され、ドラム6の
他端はギヤ12と一体的となっている。ケース10,1
1のブラケット10a,11aにより両端を回転自在に
支持された回転軸13には歯部13aが設けられ、歯部
13aはギヤ12と歯合する。又、回転軸13にはギヤ
14が取り付けられ、ギヤ14はブレーキ軸5の歯部5
bと歯合する。ギヤ12はカップリング4を回転自在に
支持する。又、ブラケット11aに回転自在に支持され
たギヤ15は回転軸13に回転自在に支持されたギヤ1
6を介して微速モータ17の回転軸17aの歯部17b
と歯合する。回転軸17aの一端はブラケット11aに
回転自在に支持され、ギヤ15はブレーキ軸5を回転自
在に支持する。
的に設けられたケースであり、ケース10のブラケット
10aにはギヤ12が回転自在に支持され、ドラム6の
他端はギヤ12と一体的となっている。ケース10,1
1のブラケット10a,11aにより両端を回転自在に
支持された回転軸13には歯部13aが設けられ、歯部
13aはギヤ12と歯合する。又、回転軸13にはギヤ
14が取り付けられ、ギヤ14はブレーキ軸5の歯部5
bと歯合する。ギヤ12はカップリング4を回転自在に
支持する。又、ブラケット11aに回転自在に支持され
たギヤ15は回転軸13に回転自在に支持されたギヤ1
6を介して微速モータ17の回転軸17aの歯部17b
と歯合する。回転軸17aの一端はブラケット11aに
回転自在に支持され、ギヤ15はブレーキ軸5を回転自
在に支持する。
【0004】ブラケット11aには固定ピン18が立設
されるとともに、固定コア19が固定され、固定コア1
9はギヤ15を回転自在に支持する。20は固定コア1
9に埋設されたコイル、21はギヤ15とスプライン嵌
合した可動コアであり、ギヤ15と可動コア21の間に
はブレーキばね22が設けられている。可動コア21に
はガイド軸23が立設され、ガイド軸23にはブレーキ
ホイル9と交互に位置するブレーキディスク24,25
が移動自在に設けられている。固定ピン18の先端には
アマチュア26が取り付けられ、アマチュア26にブレ
ーキ軸5の軸方向に移動可能に支持された軸受41には
ブレーキディスク25が回転自在に支持されるととも
に、アマチュア26には調整ねじ27が螺合され、調整
ねじ27には調整ハンドル28が嵌合され、調整ハンド
ル28はアマチュア26にボルト37,38及びナット
39により取り付けられている。
されるとともに、固定コア19が固定され、固定コア1
9はギヤ15を回転自在に支持する。20は固定コア1
9に埋設されたコイル、21はギヤ15とスプライン嵌
合した可動コアであり、ギヤ15と可動コア21の間に
はブレーキばね22が設けられている。可動コア21に
はガイド軸23が立設され、ガイド軸23にはブレーキ
ホイル9と交互に位置するブレーキディスク24,25
が移動自在に設けられている。固定ピン18の先端には
アマチュア26が取り付けられ、アマチュア26にブレ
ーキ軸5の軸方向に移動可能に支持された軸受41には
ブレーキディスク25が回転自在に支持されるととも
に、アマチュア26には調整ねじ27が螺合され、調整
ねじ27には調整ハンドル28が嵌合され、調整ハンド
ル28はアマチュア26にボルト37,38及びナット
39により取り付けられている。
【0005】17cは一端がブラケット11aに取り付
けられた微速モータ17のフレームであり、フレーム1
7cの他端にはブラケットを兼ねる固定コア17dが固
定され、固定コア17dは回転軸17aの他端を回転自
在に支持されるとともに、コイル29及びブレーキばね
30が埋設されている。回転軸17aには2枚のブレー
キホイル31がスプライン嵌合される。32は固定コア
17dに立設されたガイド軸であり、ガイド軸32には
可動コア33及びブレーキディスク34が移動自在に設
けられている。又回転軸17aの軸端に螺合された調整
ナット35がボルト36によりブレーキホイル31に固
定されている。40はドラムケース8と一体的に設けら
れ、高所に設けられたレールに沿って移動するための移
動支持部、42はブレーキカバーである。
けられた微速モータ17のフレームであり、フレーム1
7cの他端にはブラケットを兼ねる固定コア17dが固
定され、固定コア17dは回転軸17aの他端を回転自
在に支持されるとともに、コイル29及びブレーキばね
30が埋設されている。回転軸17aには2枚のブレー
キホイル31がスプライン嵌合される。32は固定コア
17dに立設されたガイド軸であり、ガイド軸32には
可動コア33及びブレーキディスク34が移動自在に設
けられている。又回転軸17aの軸端に螺合された調整
ナット35がボルト36によりブレーキホイル31に固
定されている。40はドラムケース8と一体的に設けら
れ、高所に設けられたレールに沿って移動するための移
動支持部、42はブレーキカバーである。
【0006】次に、上記構成のホイストの動作を説明す
る。まず、固定コア19、コイル20、可動コア21、
ブレーキばね22、ガイド軸23、ブレーキホイル9及
びブレーキディスク24,25からなるクラッチ部44
においては、コイル20を励磁して可動コア21を固定
コア19に吸着し、ブレーキホイル9及びブレーキディ
スク24,25を非圧接状態としてクラッチ部を非接続
状態とする。ここで、主モータ1の回転軸1aを回転さ
せると、中間軸3を介してブレーキ軸5も回転し、この
回転は歯部5b、ギヤ14、回転軸13の歯部13a及
びギヤ12からなる高速側減速部46により減速され、
ドラム6の回転によりワイヤロープ7を介して荷物が吊
り上げまたは吊り降ろされる。
る。まず、固定コア19、コイル20、可動コア21、
ブレーキばね22、ガイド軸23、ブレーキホイル9及
びブレーキディスク24,25からなるクラッチ部44
においては、コイル20を励磁して可動コア21を固定
コア19に吸着し、ブレーキホイル9及びブレーキディ
スク24,25を非圧接状態としてクラッチ部を非接続
状態とする。ここで、主モータ1の回転軸1aを回転さ
せると、中間軸3を介してブレーキ軸5も回転し、この
回転は歯部5b、ギヤ14、回転軸13の歯部13a及
びギヤ12からなる高速側減速部46により減速され、
ドラム6の回転によりワイヤロープ7を介して荷物が吊
り上げまたは吊り降ろされる。
【0007】又、主モータ1の停止時にコイル20の励
磁を停止すると、ブレーキばね22の押圧により可動コ
ア21、ブレーキホイル9及びブレーキディスク24,
25が相互に圧接され、クラッチ部は接続状態となる。
一方、固定コア17d、ブレーキばね30、ブレーキホ
イル31、ガイド軸32、可動コア33及びブレーキデ
ィスク34等からなるブレーキ部43において、コイル
29を励磁すると、固定コア17dに可動コア33が吸
着され、ブレーキ部は非制動状態となる。ここで、微速
モータ17を回転させると、この回転は回転軸17aの
歯部17b、ギヤ16,15からなる微速側減速部47
を介して可動コア21に伝えられ、さらにクラッチ部4
4を介してブレーキ軸5に伝えられ、高速側減速部46
を介してドラム6に伝えられ、ドラム6は微速回転し、
荷物の吊り上げ又は吊り降ろしを行う。なお、コイル2
9の励磁を解除すれば、ブレーキばね30の押圧により
可動コア33、ブレーキディスク34及びブレーキホイ
ル31が圧接され、回転軸17aが制動されるのでドラ
ム6も制動される。
磁を停止すると、ブレーキばね22の押圧により可動コ
ア21、ブレーキホイル9及びブレーキディスク24,
25が相互に圧接され、クラッチ部は接続状態となる。
一方、固定コア17d、ブレーキばね30、ブレーキホ
イル31、ガイド軸32、可動コア33及びブレーキデ
ィスク34等からなるブレーキ部43において、コイル
29を励磁すると、固定コア17dに可動コア33が吸
着され、ブレーキ部は非制動状態となる。ここで、微速
モータ17を回転させると、この回転は回転軸17aの
歯部17b、ギヤ16,15からなる微速側減速部47
を介して可動コア21に伝えられ、さらにクラッチ部4
4を介してブレーキ軸5に伝えられ、高速側減速部46
を介してドラム6に伝えられ、ドラム6は微速回転し、
荷物の吊り上げ又は吊り降ろしを行う。なお、コイル2
9の励磁を解除すれば、ブレーキばね30の押圧により
可動コア33、ブレーキディスク34及びブレーキホイ
ル31が圧接され、回転軸17aが制動されるのでドラ
ム6も制動される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したホイストにお
いて、例えばコイル20を励磁してクラッチ部44を非
接続状態として主モータ1を回転させ、高速側減速部4
6を介してドラム6を回転させ、ワイヤロープ7を介し
て荷物の吊り上げ、または吊り降ろしを行っている間
に、主モータ1の焼付などにより主モータ1が停止し、
荷物が宙吊りになった場合、コイル20,29への通電
は停止され、クラッチ部44は接続され、ブレーキ部4
3は制動状態となる。このため、荷物は宙吊りのままと
なる。
いて、例えばコイル20を励磁してクラッチ部44を非
接続状態として主モータ1を回転させ、高速側減速部4
6を介してドラム6を回転させ、ワイヤロープ7を介し
て荷物の吊り上げ、または吊り降ろしを行っている間
に、主モータ1の焼付などにより主モータ1が停止し、
荷物が宙吊りになった場合、コイル20,29への通電
は停止され、クラッチ部44は接続され、ブレーキ部4
3は制動状態となる。このため、荷物は宙吊りのままと
なる。
【0009】そこで、従来では非常手段として、調整ハ
ンドル28を取り外し、裏返しにして調整ねじ27に嵌
合し、調整ハンドル28により調整ねじ27を回転させ
て調整ねじ27を図3の左方へ後退させる。これによ
り、軸受41により押圧されていたブレーキディスク2
5も左方へ移動する。この結果、クラッチ部44の圧接
トルクが吊り荷の負荷トルクよりやや弱くなった際に、
吊り荷を自重により降下させるようにしていた。しか
し、この際、吊り荷が自由落下にならないように調整ね
じ27の緩め具合を調整する必要があり、専門家でない
と危険な作業であった。
ンドル28を取り外し、裏返しにして調整ねじ27に嵌
合し、調整ハンドル28により調整ねじ27を回転させ
て調整ねじ27を図3の左方へ後退させる。これによ
り、軸受41により押圧されていたブレーキディスク2
5も左方へ移動する。この結果、クラッチ部44の圧接
トルクが吊り荷の負荷トルクよりやや弱くなった際に、
吊り荷を自重により降下させるようにしていた。しか
し、この際、吊り荷が自由落下にならないように調整ね
じ27の緩め具合を調整する必要があり、専門家でない
と危険な作業であった。
【0010】又、別の手段として、ボルト36を取り外
して調整ナット35を緩め、ブレーキ部43の制動トル
クを吊り荷の負荷トルクよりやや弱くするようにしてい
たが、この場合にも吊り荷が自由落下にならないように
調整ナット35の緩め具合を調整する必要があるととも
に、調整ナット35も吊り荷の降下の際に回転するので
やはり困難で危険な作業であった。
して調整ナット35を緩め、ブレーキ部43の制動トル
クを吊り荷の負荷トルクよりやや弱くするようにしてい
たが、この場合にも吊り荷が自由落下にならないように
調整ナット35の緩め具合を調整する必要があるととも
に、調整ナット35も吊り荷の降下の際に回転するので
やはり困難で危険な作業であった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、吊り荷の吊り上げまたは吊り
降ろし動作の故障による停止時にこの吊り荷を安全確実
にかつ容易に吊り降ろすことができる非常吊り降ろし装
置を得ることを目的とする。
めに成されたものであり、吊り荷の吊り上げまたは吊り
降ろし動作の故障による停止時にこの吊り荷を安全確実
にかつ容易に吊り降ろすことができる非常吊り降ろし装
置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る非常吊り降ろし装置は、主モータの回転軸に荷物昇降
用のドラムを連結するとともに、微速モータの回転軸に
減速部と非通電時に接続されるクラッチ部を介して主モ
ータの回転軸を連結し、かつ非通電時に微速モータの回
転軸を制動するブレーキ部を設けたものにおいて、荷物
の昇降動作の故障による停止時に微速モータの回転軸の
延長部に回転用のハンドルを設けたものである。
る非常吊り降ろし装置は、主モータの回転軸に荷物昇降
用のドラムを連結するとともに、微速モータの回転軸に
減速部と非通電時に接続されるクラッチ部を介して主モ
ータの回転軸を連結し、かつ非通電時に微速モータの回
転軸を制動するブレーキ部を設けたものにおいて、荷物
の昇降動作の故障による停止時に微速モータの回転軸の
延長部に回転用のハンドルを設けたものである。
【0013】請求項2に係る非常吊り降ろし装置は、主
モータの回転軸に荷物昇降用のドラムを連結したものに
おいて、ブレーキ部により制動されるブレーキ用回転軸
に減速部と非通電時に接続されるクラッチ部を介して主
モータの回転軸を連結し、かつ荷物の昇降動作の故障に
よる停止時にブレーキ用回転軸に回転用のハンドルを設
けたものである。
モータの回転軸に荷物昇降用のドラムを連結したものに
おいて、ブレーキ部により制動されるブレーキ用回転軸
に減速部と非通電時に接続されるクラッチ部を介して主
モータの回転軸を連結し、かつ荷物の昇降動作の故障に
よる停止時にブレーキ用回転軸に回転用のハンドルを設
けたものである。
【0014】
実施の形態1 以下、この発明の実施形態を図面とともに説明する。図
1は実施形態1による非常吊り降ろし装置を有するホイ
ストの縦断面図を示し、17eは微速モータ17の一端
を延長した延長部であり、ブレーキカバー42を突出し
て六角状に形成されている。45は延長部17eに挿脱
自在に嵌合されるハンドルである。他の構成は従来と同
様である。
1は実施形態1による非常吊り降ろし装置を有するホイ
ストの縦断面図を示し、17eは微速モータ17の一端
を延長した延長部であり、ブレーキカバー42を突出し
て六角状に形成されている。45は延長部17eに挿脱
自在に嵌合されるハンドルである。他の構成は従来と同
様である。
【0015】上記構成において、クラッチ部44のコイ
ル20に通電し、クラッチ部44を非接続状態にして主
モータ1の回転軸1aを回転し、高速側減速部46を介
してドラム6を回転させ、荷物の吊り上げ又は吊り降ろ
しを行っている際に、故障により主モータ1が停止した
場合、図示しない制御部はこれを検知してコイル20,
29への通電を停止する。これにより、回転軸1aはク
ラッチ部44などを介してブレーキ部43に連結され
る。ここで、延長部17eにハンドル45を嵌合し、ブ
レーキ部43のブレーキトルクに抗して回転軸17aを
回転させ、これにより微速側減速部47、クラッチ部4
4、ブレーキ軸5及び高速側減速部46を介してドラム
6を回転させ、荷物を吊り降ろす。減速部46,47が
あるためにブレーキ部43のブレーキトルクはあまり大
きくなくてよく、従って、ハンドル45による回転軸1
7aの回転も容易に行うことができる。
ル20に通電し、クラッチ部44を非接続状態にして主
モータ1の回転軸1aを回転し、高速側減速部46を介
してドラム6を回転させ、荷物の吊り上げ又は吊り降ろ
しを行っている際に、故障により主モータ1が停止した
場合、図示しない制御部はこれを検知してコイル20,
29への通電を停止する。これにより、回転軸1aはク
ラッチ部44などを介してブレーキ部43に連結され
る。ここで、延長部17eにハンドル45を嵌合し、ブ
レーキ部43のブレーキトルクに抗して回転軸17aを
回転させ、これにより微速側減速部47、クラッチ部4
4、ブレーキ軸5及び高速側減速部46を介してドラム
6を回転させ、荷物を吊り降ろす。減速部46,47が
あるためにブレーキ部43のブレーキトルクはあまり大
きくなくてよく、従って、ハンドル45による回転軸1
7aの回転も容易に行うことができる。
【0016】実施形態1においては、吊り荷はクラッチ
部44での圧接力を介してブレーキ部43でのブレーキ
力によって確実に停止した状態で回転軸17aを回転さ
せることにより吊り降ろされるので、荷物の吊り降ろし
を安全確実にかつ容易に行うことができる。又、回転軸
17aに単に延長部17eを設けるだけでよく、製作が
容易である。
部44での圧接力を介してブレーキ部43でのブレーキ
力によって確実に停止した状態で回転軸17aを回転さ
せることにより吊り降ろされるので、荷物の吊り降ろし
を安全確実にかつ容易に行うことができる。又、回転軸
17aに単に延長部17eを設けるだけでよく、製作が
容易である。
【0017】実施形態2 図4は参考に示した非常吊り降ろし装置を有する一速形
ホイストの縦断面図を示し、図1に示したホイストに比
べると、ガイド軸23、微速モータ17、軸受41、ブ
レーキ部43、微速側減速部47が除去され、可動コア
21及びブレーキディスク24,25が固定ピン18に
移動自在に挿通されている。又、ブレーキ軸5がブラケ
ット11aに回転自在に支持されるとともに、ブレーキ
ばね22がブラケット11aに埋設されている。又、調
整ねじ27は直接ブレーキディスク25と当接してい
る。さらに、ブレーキホイル9、固定ピン18、固定コ
ア19、コイル20、可動コア21、ブレーキばね、ブ
レーキディスク24,25、アマチュア26、調整ねじ
27及び調整ハンドル28等によりブレーキ48が構成
される。そして、主モータ1の回転軸1aには突出した
六角状の延長部1dが形成される。この場合、荷物の吊
り上げ、吊り降ろし動作が故障により停止した際にはコ
イル20への通電が停止され、ブレーキ部48が制動状
態となる。ここで、回転軸1aの延長部1dに図示しな
いハンドルを嵌合し、このハンドルによりブレーキばね
22のブレーキトルクに抗して回転軸1aを回転させ、
ブレーキ軸5及び高速側減速部46を介してドラム6を
強制的に回転させ、荷物を吊り降ろすことになるが、図
1のような微速側減速部47がないので、ブレーキ部4
8のブレーキトルクは大きなものとなり、ハンドルによ
り回転軸1aを回転させることは困難であった。
ホイストの縦断面図を示し、図1に示したホイストに比
べると、ガイド軸23、微速モータ17、軸受41、ブ
レーキ部43、微速側減速部47が除去され、可動コア
21及びブレーキディスク24,25が固定ピン18に
移動自在に挿通されている。又、ブレーキ軸5がブラケ
ット11aに回転自在に支持されるとともに、ブレーキ
ばね22がブラケット11aに埋設されている。又、調
整ねじ27は直接ブレーキディスク25と当接してい
る。さらに、ブレーキホイル9、固定ピン18、固定コ
ア19、コイル20、可動コア21、ブレーキばね、ブ
レーキディスク24,25、アマチュア26、調整ねじ
27及び調整ハンドル28等によりブレーキ48が構成
される。そして、主モータ1の回転軸1aには突出した
六角状の延長部1dが形成される。この場合、荷物の吊
り上げ、吊り降ろし動作が故障により停止した際にはコ
イル20への通電が停止され、ブレーキ部48が制動状
態となる。ここで、回転軸1aの延長部1dに図示しな
いハンドルを嵌合し、このハンドルによりブレーキばね
22のブレーキトルクに抗して回転軸1aを回転させ、
ブレーキ軸5及び高速側減速部46を介してドラム6を
強制的に回転させ、荷物を吊り降ろすことになるが、図
1のような微速側減速部47がないので、ブレーキ部4
8のブレーキトルクは大きなものとなり、ハンドルによ
り回転軸1aを回転させることは困難であった。
【0018】図2は実施形態2による一速形ホイストの
要部縦断面図を示し、微速モータ17は設けられてな
く、ブラケット11aには固定コア49が取り付けら
れ、ブラケット11aと固定コア49にブレーキ用回転
軸50が回転自在に支持され、ブレーキ用回転軸50の
スプライン部50aに二枚のブレーキホイル31が移動
自在に嵌合されている。固定コア49にはガイド軸32
が立設され、ガイド軸32には可動コア33とブレーキ
ディスク34が移動自在に挿通され、ブレーキ用回転軸
50のねじ部50cには調整ナット35が螺着される。
固定コア49と可動コア33との間にはブレーキばね3
0が設けられ、ブレーキ用回転軸50の一端には歯部5
0bが設けられるとともに、ブレーキ用回転軸50の他
端にはブレーキカバー42から突出した六角状の突出部
50dを設ける。歯部50bはギヤ16を介してギヤ1
5と歯合してブレーキ側減速部51を構成するととも
に、固定コア49、ブレーキばね30、ブレーキホイル
31、ガイド軸32、可動コア33、ブレーキディスク
34及び調整ナット35によりブレーキ部52が形成さ
れる。他の構成は実施形態1と同様である。
要部縦断面図を示し、微速モータ17は設けられてな
く、ブラケット11aには固定コア49が取り付けら
れ、ブラケット11aと固定コア49にブレーキ用回転
軸50が回転自在に支持され、ブレーキ用回転軸50の
スプライン部50aに二枚のブレーキホイル31が移動
自在に嵌合されている。固定コア49にはガイド軸32
が立設され、ガイド軸32には可動コア33とブレーキ
ディスク34が移動自在に挿通され、ブレーキ用回転軸
50のねじ部50cには調整ナット35が螺着される。
固定コア49と可動コア33との間にはブレーキばね3
0が設けられ、ブレーキ用回転軸50の一端には歯部5
0bが設けられるとともに、ブレーキ用回転軸50の他
端にはブレーキカバー42から突出した六角状の突出部
50dを設ける。歯部50bはギヤ16を介してギヤ1
5と歯合してブレーキ側減速部51を構成するととも
に、固定コア49、ブレーキばね30、ブレーキホイル
31、ガイド軸32、可動コア33、ブレーキディスク
34及び調整ナット35によりブレーキ部52が形成さ
れる。他の構成は実施形態1と同様である。
【0019】上記構成において、ブレーキ部52は常時
制動状態にある。又、通常の荷物の吊り上げ時又は吊り
降ろし時にはコイル20に通電され、クラッチ部44は
解放状態にある。従って、回転軸1aを回転させると、
ブレーキ軸5及び高速側減速部46を介してドラム6が
回転し、荷物の吊り上げ又は吊り降ろしが行われる。こ
こで、荷物の吊り上げ又は吊り降ろし動作が故障により
停止するとコイル20への通電が停止され、クラッチ部
44は接続状態となる。従って、ブレーキ軸5はクラッ
チ部44及びブレーキ側減速部51を介してブレーキ用
回転軸50に連結され、ブレーキ用回転軸50はブレー
キ部52により制動されているので、ブレーキ軸5も制
動され、高速側減速部46を介してドラム6も制動され
る。この状態で突出部50dにハンドル45を嵌合し、
ハンドル45によりブレーキ用回転軸50を回転させる
と、ブレーキ側減速部51及びクラッチ部44を介して
ブレーキ軸5が回転し、高速側減速部46を介してドラ
ム6も回転し、荷物の吊り降ろしが行われる。
制動状態にある。又、通常の荷物の吊り上げ時又は吊り
降ろし時にはコイル20に通電され、クラッチ部44は
解放状態にある。従って、回転軸1aを回転させると、
ブレーキ軸5及び高速側減速部46を介してドラム6が
回転し、荷物の吊り上げ又は吊り降ろしが行われる。こ
こで、荷物の吊り上げ又は吊り降ろし動作が故障により
停止するとコイル20への通電が停止され、クラッチ部
44は接続状態となる。従って、ブレーキ軸5はクラッ
チ部44及びブレーキ側減速部51を介してブレーキ用
回転軸50に連結され、ブレーキ用回転軸50はブレー
キ部52により制動されているので、ブレーキ軸5も制
動され、高速側減速部46を介してドラム6も制動され
る。この状態で突出部50dにハンドル45を嵌合し、
ハンドル45によりブレーキ用回転軸50を回転させる
と、ブレーキ側減速部51及びクラッチ部44を介して
ブレーキ軸5が回転し、高速側減速部46を介してドラ
ム6も回転し、荷物の吊り降ろしが行われる。
【0020】実施形態2においても、荷物の吊り降ろし
をドラム6の制動状態で行うので安全に行うことができ
る。しかも、ブレーキ側減速部51を設けたことにより
ブレーキ部52のブレーキトルクは小さくてよいので、
ブレーキ用回転軸50の回転を容易に行うことができ
る。
をドラム6の制動状態で行うので安全に行うことができ
る。しかも、ブレーキ側減速部51を設けたことにより
ブレーキ部52のブレーキトルクは小さくてよいので、
ブレーキ用回転軸50の回転を容易に行うことができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、荷物が故障により宙吊り状態になった際にはドラム
はブレーキ部により制動され、しかもブレーキ部の制動
トルクは減速部があるので小さくてよい。従って、ブレ
ーキ部の回転軸の延長部にハンドルを取り付け、この回
転支軸をブレーキトルクに抗して回転させることにより
安全確実にしかも容易に荷物の吊り降ろしを行うことが
できる。しかも、従来のものに対して、ブレーキ部の回
転軸に延長部を設けるだけでよいので製作が容易であ
る。
ば、荷物が故障により宙吊り状態になった際にはドラム
はブレーキ部により制動され、しかもブレーキ部の制動
トルクは減速部があるので小さくてよい。従って、ブレ
ーキ部の回転軸の延長部にハンドルを取り付け、この回
転支軸をブレーキトルクに抗して回転させることにより
安全確実にしかも容易に荷物の吊り降ろしを行うことが
できる。しかも、従来のものに対して、ブレーキ部の回
転軸に延長部を設けるだけでよいので製作が容易であ
る。
【0022】又、請求項2においても、荷物が故障によ
り宙吊り状態になった際にはドラムはブレーキ部により
制動され、しかもブレーキ部の制動トルクは減速部があ
るので小さくてよい。従って、ブレーキ部により制動さ
れるブレーキ用回転軸にハンドルを取り付け、このブレ
ーキ用回転軸をブレーキトルクに抗して回転させること
により、安全確実にしかも容易に荷物の吊り降ろしを行
うことができる。
り宙吊り状態になった際にはドラムはブレーキ部により
制動され、しかもブレーキ部の制動トルクは減速部があ
るので小さくてよい。従って、ブレーキ部により制動さ
れるブレーキ用回転軸にハンドルを取り付け、このブレ
ーキ用回転軸をブレーキトルクに抗して回転させること
により、安全確実にしかも容易に荷物の吊り降ろしを行
うことができる。
【図1】この発明の実施形態1による微速機構付ホイス
トの縦断面図である。
トの縦断面図である。
【図2】実施形態2による一速形ホイストの縦断面図で
ある。
ある。
【図3】従来の微速機構付ホイストの縦断面図である。
【図4】参考例で示す一速形ホイストの縦断面図であ
る。
る。
1…主モータ 1a,17a…回転軸 17e…延長部 5…ブレーキ軸 6…ドラム 7…ワイヤロープ 17…微速モータ 43,52…ブレーキ部 44…クラッチ部 45…ハンドル 46…高速側減速部 47…微速側減速部 50…ブレーキ用回転軸 50d…突出部 51…ブレーキ側減速部。
Claims (2)
- 【請求項1】 主モータの回転軸にロープを介して荷物
を吊り上げまたは吊り降ろすドラムを連結するととも
に、微速モータの回転軸に減速部と非通電時に接続され
るクラッチ部を介して主モータの回転軸を連結し、かつ
非通電時に微速モータの回転軸を制動するブレーキ部を
設けたものにおいて、微速モータの回転軸に延長部を設
け、荷物の吊り上げまたは吊り降ろしの故障による停止
時に上記延長部に微速モータの回転軸を回転させて荷物
を吊り降ろすためのハンドルを取り付けたことを特徴と
する非常吊り降ろし装置。 - 【請求項2】 主モータの回転軸にロープを介して荷物
を吊り上げまたは吊り降ろすドラムを連結したものにお
いて、ブレーキ部により制動されるブレーキ用回転軸に
減速部と非通電時に接続されるクラッチ部を介して主モ
ータの回転軸を連結し、荷物の吊り上げまたは吊り降ろ
しの故障による停止時にブレーキ用回転軸に該回転軸を
回転させて荷物を吊り降ろすためのハンドルを取り付け
たことを特徴とする非常吊り降ろし装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13152997A JPH10316377A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 非常吊り降ろし装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13152997A JPH10316377A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 非常吊り降ろし装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10316377A true JPH10316377A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15060209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13152997A Pending JPH10316377A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 非常吊り降ろし装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10316377A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101028859B1 (ko) | 2008-07-31 | 2011-04-12 | 주식회사 조연산업 | 크레인의 호이스트 제동방법 및 그 제동장치 |
| CN106429831A (zh) * | 2015-08-07 | 2017-02-22 | 株式会社日立产机系统 | 曳引机和使用它的顶部升降装置 |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP13152997A patent/JPH10316377A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101028859B1 (ko) | 2008-07-31 | 2011-04-12 | 주식회사 조연산업 | 크레인의 호이스트 제동방법 및 그 제동장치 |
| CN106429831A (zh) * | 2015-08-07 | 2017-02-22 | 株式会社日立产机系统 | 曳引机和使用它的顶部升降装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050210 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050719 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |