JPH10319690A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10319690A
JPH10319690A JP9133281A JP13328197A JPH10319690A JP H10319690 A JPH10319690 A JP H10319690A JP 9133281 A JP9133281 A JP 9133281A JP 13328197 A JP13328197 A JP 13328197A JP H10319690 A JPH10319690 A JP H10319690A
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developing
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light
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Koichi Eto
浩一 衛藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置において露光手段から照射され
る光線の拡散の影響をも考慮して階調特性を向上するこ
と。 【解決手段】 現像装置(4)の現像ローラ(4c)に
印加する現像バイアス値(VB)を、像担持体(1)の
非画像部における表面電位である非画像部電位(V0
の約1/2に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等に使用される接触現像方式の画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置では、均一に帯電
させた像担持体表面に光線を照射し、露光により電位を
減衰させた画像部と、電位を減衰させない非画像部から
なる静電潜像を形成した後、像担持体表面に接触し、か
つ、像担持体表面と同極性の現像バイアスが印加される
現像スリーブにより、上記画像部に像担持体の帯電極性
と同極性の現像剤を反転現像して静電潜像を顕像化す
る。
【0003】従来より、この画像形成装置において、階
調特性(γ特性)を向上するための種々の試みがなされ
ている。例えば、特開平5−80648号公報には、上
記現像バイアスの値(現像バイアス値)VBと像担持体
表面の電位V0との差の絶対値(|V0−VB|)が小さ
いと非画像部へ現像剤の付着が生じやすいことに着目
し、この絶対値を300V以下に設定することにより階
調特性の向上を図ることが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、階調特性は、
上記現像バイアス値と像担持体表面の電位差の他、上記
露光手段から照射される光線が拡散することによる影響
を受ける。上記のように露光手段からの光線で静電潜像
を形成する場合、主走査方向(光線を走査する方向)の
線は、光線を連続発光することにより形成できるが、副
走査方向(光線を走査する方向と垂直な方向)の線は、
ドット毎のつながりにより形成される。そのため、上記
光線の径(ビーム径)が1ドットの大きさよりも小さい
と副走査方向に連続した線を形成することができず、ド
ット毎に途切れた線となってしまう。そのため、ビーム
径は1ドットの寸法よりも大きく設定されている。上記
光線は一般に断面が円形であるが、その光量はガウス分
布を有するため、ビーム径は半値幅、あるいは1/e2
幅で表現される。例えば、印字密度が400dpiであ
ると1ドットは一辺63.5μmの正方形であるが、こ
の場合のビーム径は半減値で60μm程度、1/e2
で100μm程度に設定する必要がある。
【0005】図8(A),(B)は、露光と非露光が1
ドット毎に交互に配置されるように露光手段を発光させ
た場合の光量分布を示している。上記のようにビーム径
は1ドットの寸法よりも大きく設定しているため、露光
されるドット(露光ドット)に挟まれた非露光のドット
(非露光ドット)にも光線が照射される。そして、図8
(A)に示すように光線の光量が小であれば、非露光ド
ットにおける光量は、現像スリーブから現像剤が付着す
る電位(現像閾値)まで非露光ドットの電位を低下させ
ないが、図8(B)に示すように光線の光量が大であれ
ば、非露光ドットにおける光量は現像閾値を越える電位
まで非露光ドットの電位を低下させてしまう。そのた
め、光線の光量が大であれば、中間調から高濃度域にか
けて非露光のドット、すなわち本来は用紙の色をそのま
ま残すドット(白ドット)がつぶれてしまい、いわゆる
地肌かぶりが発生して階調特性が不良となる。特に、2
値誤差拡散方式のように黒ドットを散在させるようなパ
ターンにより階調表現を行う場合には、上記ドットのつ
ぶれによる階調特性が顕著に不良となる。
【0006】本発明は、上記従来の画像形成装置におけ
る問題を解決するためになされたものであり、上記現像
バイアス値と像担持体表面の電位差に加えて、上記露光
手段から照射される光線の拡散の影響をも考慮して階調
特性の向上を図ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願の第1の発明は、像担持体と、像担持体表面を
均一に帯電させる帯電装置と、帯電された像担持体表面
に光線を照射し、露光により電位を減衰させた画像部
と、非露光の非画像部からなる静電潜像を形成する露光
手段と、像担持体表面に接触し、かつ、像担持体表面と
同極性の現像バイアスが印加される現像スリーブを備
え、この現像スリーブにより像担持体表面の露光手段に
より光が照射された部分に、像担持体の帯電極性と同極
性の現像剤を反転現像する現像手段とを備える画像形成
装置であって、上記現像手段の現像スリーブに印加する
現像バイアス値を、像担持体の非画像部における表面電
位の約1/2に設定することを特徴としている。
【0008】また、本願の第2の発明は、像担持体と、
像担持体表面を均一に帯電させる帯電装置と、帯電され
た像担持体表面に光線を照射し、露光により電位を減衰
させた画像部と、非露光の非画像部からなる静電潜像を
形成する露光手段と、像担持体表面に接触し、かつ、像
担持体表面と同極性の現像バイアスが印加される現像ス
リーブを備え、この現像スリーブにより像担持体表面の
露光手段により光が照射された部分に、像担持体の帯電
極性と同極性の現像剤を反転現像する現像手段とを備え
る画像形成装置であって、上記像担持体の非画像部にお
ける表面電位値V0と、上記現像手段の現像スリーブに
印加する現像バイアス値VBが下記の関係を満たすこと
を特徴としている。
【0009】
【数2】
【0010】
【発明の効果】第1及び第2の発明に係る画像形成装置
では、非画像部の表面電位を、現像スリーブから現像剤
が付着する現像閾値よりも高く設定しつつ、所望の画像
濃度に対応する現像電位を実現するために、像担持体の
画像部の電位を低下させるのに必要な光量を小さく設定
できる。そのため、露光されたドットの周囲のドットに
対して露光手段からの光線の拡散による影響を小さくす
ることができる。そのため、いわゆる地肌汚れや、白ド
ットのつぶれが発生せず、階調特性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明が適用さ
れる画像形成装置の一例を示している。図1において、
1は外周面に有機光導電材料(OPC)の薄膜層を形成
してなる像担持体であり、この像担持体1は図示しない
モータにより矢印A方向に回転する。
【0012】像担持体1の周囲には、その回転方向に沿
って帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写装置5
及びクリーニング装置6が順に配置されている。また、
上記像担持体1の下方には、給紙装置7が設けてある。
この給紙装置7は、用紙Pを収容した給紙カセット7a
と、給紙カセット7a内の用紙Pを1枚毎に給紙する給
紙ローラ7bと、用紙Pを給紙ローラ7bまで押し上げ
る押上板7cとを備えている。さらに、上記給紙装置7
からガイド8に沿って像担持体1と転写装置5に挟まれ
た転写領域に到る通紙路が形成されている。給紙装置7
から供給された用紙Pはタイミングローラ9によって、
像担持体1の表面の現像剤像と位置合わせを行いながら
転写領域に送られ、さらに、定着装置11を介して排紙
トレイ12に排出されるようになっている。
【0013】上記帯電装置2は、図示しない高圧電源に
接続された帯電ブラシ2aを備え、図3(A)に示すよ
うに、像担持体1の表面を600V〜1000V程度の
所定の電位V0に均一に帯電させる。なお、帯電装置2
は、導電性ローラを備えるものや、ワイヤや針電極から
のコロナ放電を利用する帯電チャージャであってもよ
い。
【0014】露光装置3は、レーザ光学系により構成さ
れ、上記帯電装置2により帯電された像担持体1の表面
に光線を照射して静電潜像を形成する。上記像担持体1
表面の光線が照射された部分では、図3(B)に示すよ
うに、上記帯電装置2により帯電された電位V0から電
位Viに減衰して画像部が形成される。以下、電位Vi
画像部電位Viという。一方、像担持体1表面の光線が
照射されない部分は、図3(B)に示すように、電位V
0のまま維持される非画像部となる。以下、非画像部の
電位V0を非画像部電位V0という。なお、露光装置3
は、LEDヘッドを使用したものや、液晶やPLZT等
を用いたシャッタ手段等で構成されたものであってもよ
い。
【0015】現像装置4は、図2に示すように、その内
部に一成分系現像剤13を収容し、像担持体1との対向
側に開口部4aを備える現像ハウジング4bと、現像ハ
ウジング4bの開口部4aに設けられ、弾性を有する導
電性材料により構成された無端状の現像スリーブ4c
と、現像スリーブ4cに高電圧を印加する高電圧源4d
と、現像スリーブ4cと現像剤層を介して接触する弾性
部材からなる規制ブレード4eと、現像ハウジング4b
内に収容された一成分系現像剤13の現像剤搬送手段4
fとを備えている。なお、上記一成分系現像剤13は、
ポリエステル系あるいはアクリル系の樹脂を主成分と
し、樹脂中にカーボン、帯電制御材、ワックス等を分散
させたものにシリカ等の流動剤によって表面処理を施し
たものである。
【0016】現像ハウジング4内の一成分系現像剤13
は、現像剤搬送手段4fが矢印B方向に回転することに
より、開口部4a側へ搬送され、現像スリーブ4c上に
供給される。現像スリーブ4cは矢印Cに方向に回転し
ているが、現像スリーブ4c上の一成分系現像剤13の
一部は規制ブレード4eを通過し、その際に摩擦帯電に
よって上記像担持体1の表面と同極性に帯電する。その
結果、現像スリーブ4cの表面に一成分系現像剤13の
荷電薄層が形成される。なお、現像スリーブ4c上の残
余の一成分系現像剤13は、規制ブレード4eに捕捉さ
れて現像ハウジング4b内に戻される。上記一成分系現
像剤13の荷電薄層は、現像スリーブ4cの回転により
像担持体1と表面と対向する現像領域まで搬送される。
そのため、現像領域では、一成分系現像剤13の荷電薄
層を介して像担持体1の表面と現像スリーブ4cが接触
している。
【0017】現像スリーブ4cには、上記高電圧源4d
により像担持体1表面と同極性の現像バイアスが印加さ
れる。この現像バイアスの電圧値(現像バイアス値
B)は図3(C)に示すように、上記非画像部電位V0
と画像部電位Viの間の値である。そのため、像担持体
1表面の画像部では、現像スリーブ4c上の一成分系現
像剤13を像担持体1に付着させる方向の電界(現像電
界)が発生する。この現像電界の強さ(現像電位Vp
は、上記画像部電位V0と現像バイアス値VBの差の絶対
値(|VB−Vi|)で表される。一方、像担持体1表面
の非画像部では、一成分系現像剤13を像担持体1表面
から現像スリーブ4cに向かわせる電界が発生する。
【0018】転写装置5は、導電性ローラ5aを備え、
用紙Pを介して像担持体1の表面に接触させた導電性ロ
ーラ5に現像剤像と逆極性の転写電荷を印加することに
より、現像剤像を用紙Pに転写する。なお、転写装置5
は、導電性のワイヤや針電極に高圧電荷を印加し、コロ
ナ放電により転写を行うものでもよい。
【0019】清掃装置6は、弾性を有するゴム部材から
なるクリーナブレード6aを備えている。クリーナブレ
ード6aは、現像剤像を用紙Pに転写した後も像担持体
1の表面に残留する一成分系現像剤13を回収する。な
お、清掃装置6は、ブラシ等により一成分系現像剤13
を回収するものでもよい。また、清掃装置6よりも像担
持体1の回転方向下流側に、イレーサランプ、コロトロ
ンチャージャ等により像担持体表面の電荷を除去する電
荷除去装置を設けてもよい。
【0020】本発明者は、現像バイアス値VBと像担持
体1の非画像部電位V0の差に加えて、露光装置3から
照射される光線の拡散の影響をも考慮して、階調特性に
ついて種々の実験・研究を行った。その結果、上記現像
バイアス値VBを、像担持体1の非画像部電位V0に対し
て約1/2に設定することにより良好な階調特性が得ら
れることを見いだした。以下、その理由を説明する。
【0021】なお、上記図1に示す画像形成装置では、
光線の光量と画像部電位Viには図4に示す関係があ
る。また、現像電位(VP=|VB−Vi|)と現像量
(像担持体1上に現像される一成分系現像剤13の単位
面積当たりの付着量)には図5に示す関係である。さら
に、現像量と画像濃度には図6に示す関係がある。
【0022】上記現像バイアスVBは、第1に所望の画
像濃度が得られるように設定する必要があり、第2に非
露光部に像担持体1の表面電位の変動や帯電むら等によ
る現像が起こらないように設定する必要がある。
【0023】まず、第1の条件については、画像濃度の
最大値、すなわち黒ベタの場合の画像濃度を1.4以上
とするためには、図6より現像量が0.8mg/cm2
以上である必要がある。また、0.8mg/cm2以上
の現像量を得るには図5より現像電位VPを150V以
上に設定する必要がある。すなわち、現像剤VPは以下
の式(1)を満たす必要がある。
【0024】
【数3】
【0025】なお、図5に示すように、図1の装置で
は、現像電位が0Vの場合でも現像量は0とならない
が、これは現像スリーブ4c表面に形成された一成分系
現像剤13の荷電薄層が有する自己バイアスとして作用
するためである。現像量が0mg/cm2となるのは、
現像電位が−100V程度の場合である。
【0026】次に、第2の条件については、現像バイア
ス値VBと非画像部電位V0の差が小さいと、像担持体1
の表面電位の変動や帯電むら等による現像を起こる可能
性がある。よって、現像バイアス値VBは非画像部電位
0よりも200V程度低い値に設定することが好まし
い。すなわち、
【0027】
【数4】
【0028】次に、上記したように露光装置3から照射
される光線は拡散し、かつ、ビーム径は1ドットの寸法
よりも大きく設定されるため、光量が大きいほど非露光
のドットまで現像されやすく、階調特性が不良となる。
また、上記したように帯電装置2により電位V0に帯電
されている像担持体1表面を露光装置3からの光線によ
り減衰させることにより画像部が形成されるが、図4に
示すように、画像部電位Viは光量が増加するのに伴っ
て、対数的に減少する。よって、非画像部電位V0と画
像部電位Viの差が大であるほど、露光装置3から照射
される光線の光量を大きく設定する必要があり、ドット
のつぶれ等が生じやすくなる。このように露光装置3か
ら照射される光線の拡散の影響を考慮すると、非画像部
電位V0と画像部電位Viの差はできる限り小さいことが
好ましい。
【0029】しかし、上記光量を少なくするために、非
画像部電位V0と現像バイアス値VBを上記した表面電位
の変動や帯電むら等による現像が発生しない程度(式
(2)の条件を満たす程度)にできる限り小さくした場
合、図4で示す光量の変化に対する表面電位の変化が大
である領域(光減衰特性が立った領域)で、露光装置3
からの光線の光量を制御する必要が生じ、光量制御が困
難となる。従って、この点からは上記非画像部電位V0
と画像部電位Viの差はあまり小さく設定することがで
きない。
【0030】以上、式(1),(2)の条件及び非画像
部電位V0と画像部電位Viの差は、露光装置3から照射
される光線の光量を好適に制御できる程度に小さいこと
が好ましいことから、現像バイアス値VBは、像担持体
1の非画像部電位V0の約1/2に設定することが好ま
しい。なお、この条件を満足すれば、非画像部電位V0
と現像バイアス値VBは任意の値に設定することが可能
であるが、像担持体1の耐久使用に伴う感光層の膜削れ
による絶縁耐性低下を考慮すると、非画像部電位V0
約1000V以内に設定することが好ましい。
【0031】また、本発明者は、上記現像バイアス値V
Bが像担持体1の非画像部電位V0にの約1/2という設
定から、若干ずれた場合でも良好な階調特性を得られる
ことを見いだした。具体的には、まず、上記式(2)に
示すように、現像バイアス値VBは非画像部電位V0より
も200V程度低いことが好ましいが、この差は100
V程度であっても、表面電位の変動や帯電むら等による
現像を防止できる。また、この現像バイアス値VBは非
画像部電位V0の差が現像バイアスVBの2倍未満であれ
ば実用上支障のない階調特性が得られる。
【0032】すなわち、上記像担持体1非画像部の表面
電位値V0と、現像バイアス値VBが下記の式(3)の関
係を満たす場合にも良好な階調特性が得られる。
【0033】
【数5】
【0034】下記の表1において、上記実験例1から実
験例3は上記本発明の条件を満たすように、非画像部電
位V0、画像部電位Vi及び現像バイアス値VBを設定し
たものである。このうち実験例1及び実験例2は、現像
バイアス値VBを非画像部電位V0に対して約1/2に設
定した例である。また、実験例2及び実験例3は、上記
式(3)の関係を満たすものである。なお、比較例は非
画像部電位V0と現像バイアスVBの差を、600Vと大
きく設定したものであり、上記本発明の2つの条件をい
ずれも満たしていな。
【0035】
【表1】
【0036】上記実験例1から実験例3及び比較例につ
いて、システム速度を95(mm/sec)、印字密度
を400dpi(1ドットは一辺63.5μm)、ビー
ム径を半値幅で約60μm、1/e2幅で100μm、
階調表現を2値誤差拡散方式の64階調として階調特性
測定用パターンをプリントし、各パターンを反射濃度計
により測定した。その結果、実験例1から実験例3及び
比較例について図7に示すような階調特性が得られた。
なお、図7においてXは階調特性がリニア(γ=1)で
ある場合を示している。
【0037】この図7に示すように、実験例1から実験
例3では、階調特性は全濃度域で上記Xで示すリニアな
階調特性に近く良好である。一方、比較例では、特に、
中間調から高濃度域において階調段数の変化に対する画
像濃度の変化が大、すなわち階調特性が立った状態にあ
る。これは実験例1から実験例3では、露光装置3から
照射される光線の光量が少ないため、上記光線の拡散の
影響による地肌汚れや、白ドットつぶれが低減されてい
るのに対して、比較例では実験例1から実験例3と同程
度の画像濃度を得るために必要な光量が大きく、光線の
拡散の影響による地肌汚れ等が発生するからである。例
えば、実験例1では非画像部電位V0を800V、現像
バイアスVBを400Vに設定しているため、現像電圧
Pを200Vとするためには、画像部電位Viを200
Vまで低下させる必要があり、図4よりこの場合の光量
は約0.5mWでよい。これに対して比較例1では非画
像部電位V0を900V、現像バイアスVBを300Vに
設定しているため、現像電圧VPを200Vとするため
には、画像部電位Viを100Vまで低下させる必要が
あり、図4よりこの場合の光量は約0.8mWに達す
る。
【0038】なお、本発明は、上記実施形態のような一
成分現像方式に限定されず、二成分現像方式の画像形成
装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図2】 現像装置を示す概略構成図である。
【図3】 (A)は帯電過程による像担持体表面の電位
の変化を示すグラフ、(B)は露光過程による像担持体
表面の電位の変化を示すグラフ、(C)は現像過程にお
ける像担持体表面を示すグラフである。
【図4】 光量と表面電位の関係を示すグラフである。
【図5】 現像電位と現像量の関係を示すグラフであ
る。
【図6】 現像量と現像電位の関係を示すグラフであ
る。
【図7】 階調段数と画像濃度の関係を示すグラフであ
る。
【図8】 (A),(B)は光線の拡散の影響を説明す
るためのグラフである。
【符号の説明】
1…像担持体、2…帯電装置、3…露光装置、4…現像
装置、4a…現像スリーブ、5…転写装置、6…清掃装
置、12…定着装置、V0…非画像部電位、Vi…画像部
電位、VB…現像バイアス値、VP…現像電位。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、 像担持体表面を均一に帯電させる帯電装置と、 帯電された像担持体表面に光線を照射し、露光により電
    位を減衰させた画像部と、非露光の非画像部からなる静
    電潜像を形成する露光手段と、 像担持体表面に接触し、かつ、像担持体表面と同極性の
    現像バイアスが印加される現像スリーブを備え、この現
    像スリーブにより像担持体表面の露光手段により光が照
    射された部分に、像担持体の帯電極性と同極性の現像剤
    を反転現像する現像手段とを備える画像形成装置であっ
    て、 上記現像手段の現像スリーブに印加する現像バイアス値
    を、像担持体の非画像部における表面電位の約1/2に
    設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体と、 像担持体表面を均一に帯電させる帯電装置と、 帯電された像担持体表面に光線を照射し、露光により電
    位を減衰させた画像部と、非露光の非画像部からなる静
    電潜像を形成する露光手段と、 像担持体表面に接触し、かつ、像担持体表面と同極性の
    現像バイアスが印加される現像スリーブを備え、この現
    像スリーブにより像担持体表面の露光手段により光が照
    射された部分に、像担持体の帯電極性と同極性の現像剤
    を反転現像する現像手段とを備える画像形成装置であっ
    て、 上記像担持体の非画像部における表面電位値V0と、上
    記現像手段の現像スリーブに印加する現像バイアス値V
    Bが下記の関係を満たすことを特徴とする画像形成装
    置。 【数1】
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