JPH10319846A - 印刷物 - Google Patents
印刷物Info
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- JPH10319846A JPH10319846A JP14848897A JP14848897A JPH10319846A JP H10319846 A JPH10319846 A JP H10319846A JP 14848897 A JP14848897 A JP 14848897A JP 14848897 A JP14848897 A JP 14848897A JP H10319846 A JPH10319846 A JP H10319846A
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- Japan
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- writing
- agent
- ink
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- antimicrobial
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- Laminated Bodies (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 筆記性を阻害しないで長期抗菌作用を付与し
た印刷層を有するラベル等の印刷物を提供すること。 【解決手段】 ラベル等のプラスチック系基材に筆記受
理剤と抗菌剤を混練りした筆記受理インキで印刷した筆
記受理層を形成したことを特徴とする。
た印刷層を有するラベル等の印刷物を提供すること。 【解決手段】 ラベル等のプラスチック系基材に筆記受
理剤と抗菌剤を混練りした筆記受理インキで印刷した筆
記受理層を形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は筆記受理層を有する
プラスチック系製品に関し、より具体的には筆記受理層
を設けたプラスチック製のカード、ラベル、テープカセ
ット、テープカセット保護ケース等に関する。
プラスチック系製品に関し、より具体的には筆記受理層
を設けたプラスチック製のカード、ラベル、テープカセ
ット、テープカセット保護ケース等に関する。
【0002】
【従来の技術】筆記受理インキを塗布して筆記受理層を
形成した製品として、キャッシュカード、クレジットカ
ード、オーディオカセットテープ、カセットテープ保護
ケース、各種プラスチック系ラベル等が挙げられる。筆
記受理層は基材がプラスチック系の材料で記名やタイト
ル等を書き込み個別に識別する必要がある場合に使用さ
れる。従来、これらの製品は記入用の紙ラベル等を貼り
つけ、必要事項を記入していたが、紙ラベルの場合長期
間使用しているうちに汚れたり剥げたりし、機能に支障
をきたす場合があった。そのため製品本体に筆記受理イ
ンキを直接塗布したり、あるいはプラスチック系ラベル
に筆記受理インキを塗布し、このラベルを製品本体に貼
着することで機能を長期間保つことが提案されている。
形成した製品として、キャッシュカード、クレジットカ
ード、オーディオカセットテープ、カセットテープ保護
ケース、各種プラスチック系ラベル等が挙げられる。筆
記受理層は基材がプラスチック系の材料で記名やタイト
ル等を書き込み個別に識別する必要がある場合に使用さ
れる。従来、これらの製品は記入用の紙ラベル等を貼り
つけ、必要事項を記入していたが、紙ラベルの場合長期
間使用しているうちに汚れたり剥げたりし、機能に支障
をきたす場合があった。そのため製品本体に筆記受理イ
ンキを直接塗布したり、あるいはプラスチック系ラベル
に筆記受理インキを塗布し、このラベルを製品本体に貼
着することで機能を長期間保つことが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような筆記受理イ
ンキに使用される筆記受理剤の成分は木材系セルロー
ス、プロテインパウダー、でんぷん、シリカ等の多孔性
物質であり、その性質は吸湿性である。この性質により
筆記具のインキ等を吸着し筆記可能にしている。しかし
吸湿性であるため手脂等も吸着し易く細菌やかび等の繁
殖し易い環境にもなり易い。従って、本発明はプラスチ
ック系基材に、筆記受理剤を印刷した印刷物の防菌、防
かびを目的とする。
ンキに使用される筆記受理剤の成分は木材系セルロー
ス、プロテインパウダー、でんぷん、シリカ等の多孔性
物質であり、その性質は吸湿性である。この性質により
筆記具のインキ等を吸着し筆記可能にしている。しかし
吸湿性であるため手脂等も吸着し易く細菌やかび等の繁
殖し易い環境にもなり易い。従って、本発明はプラスチ
ック系基材に、筆記受理剤を印刷した印刷物の防菌、防
かびを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャッシュカ
ード、クレジットカード、オーディオカセットテープ、
カセットテープ保護ケース、各種プラスチック系ラベル
等のプラスチック系基材に筆記受理剤と抗菌剤を混練り
した抗菌筆記受理インキで印刷した筆記受理層を形成す
ることにより、筆記受理層に抗菌性を付与するものであ
る。
ード、クレジットカード、オーディオカセットテープ、
カセットテープ保護ケース、各種プラスチック系ラベル
等のプラスチック系基材に筆記受理剤と抗菌剤を混練り
した抗菌筆記受理インキで印刷した筆記受理層を形成す
ることにより、筆記受理層に抗菌性を付与するものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】筆記受理剤の成分は木材系セルロ
ース、プロテインパウダー、でんぷん、シリカ等の多孔
性物質である。従って、筆記受理し易い例えば木材系セ
ルロースに抗菌作用のある例えば銀、酸化亜鉛、酸化チ
タン、過酸化チタン等を担持させることで抗菌効果が持
続する筆記受理剤となる。この抗菌筆記受理剤の成分が
木材系セルロースの場合、平均粒径は5〜10ミクロン
である。この抗菌筆記受理剤を熱硬化型インキまたはU
V硬化型インキに混ぜることで抗菌筆記受理インキを調
製する。抗菌筆記受理剤はインキ中に15〜40重量%
添加することにより印刷法を用いて筆記性の優れた抗菌
筆記受理層を形成することができる。印刷法は塗布法に
比較して簡便で生産性がよい。
ース、プロテインパウダー、でんぷん、シリカ等の多孔
性物質である。従って、筆記受理し易い例えば木材系セ
ルロースに抗菌作用のある例えば銀、酸化亜鉛、酸化チ
タン、過酸化チタン等を担持させることで抗菌効果が持
続する筆記受理剤となる。この抗菌筆記受理剤の成分が
木材系セルロースの場合、平均粒径は5〜10ミクロン
である。この抗菌筆記受理剤を熱硬化型インキまたはU
V硬化型インキに混ぜることで抗菌筆記受理インキを調
製する。抗菌筆記受理剤はインキ中に15〜40重量%
添加することにより印刷法を用いて筆記性の優れた抗菌
筆記受理層を形成することができる。印刷法は塗布法に
比較して簡便で生産性がよい。
【0006】特に好ましい筆記受理層には受理剤として
木材系のセルロースを用いた筆記受理インキを使用す
る。木材系のセルロースを使用すると、印刷機の各種ロ
ーラへのインキ付着と蓄積が減じて、凸版輪転印刷法を
使用した大量印刷が可能となる。また、更に木材系のセ
ルロースの使用により適度な凹凸が形成されることによ
り筆記性が改善される。ここに、木材系セルロースの好
ましい調整方法は、木材、木綿、麻類等の繊維を脱脂
し、希アルカリ溶液と煮沸した後、インキ化し易いよう
に粉末化したものである。木材系セルロースは繊維を脱
脂してあるため、吸水性(親水性)に優れており、筆記
受理性を向上する。上に述べた公知のプロテイン及びで
んぷんは、凸版輪転印刷において印刷版によるインキ転
移性が不十分であるが、木材系セルロースを採用するこ
とによりインキ転移性を改善でき、輪転印刷機の採用に
より連続印刷が可能になり量産性を確保できる。
木材系のセルロースを用いた筆記受理インキを使用す
る。木材系のセルロースを使用すると、印刷機の各種ロ
ーラへのインキ付着と蓄積が減じて、凸版輪転印刷法を
使用した大量印刷が可能となる。また、更に木材系のセ
ルロースの使用により適度な凹凸が形成されることによ
り筆記性が改善される。ここに、木材系セルロースの好
ましい調整方法は、木材、木綿、麻類等の繊維を脱脂
し、希アルカリ溶液と煮沸した後、インキ化し易いよう
に粉末化したものである。木材系セルロースは繊維を脱
脂してあるため、吸水性(親水性)に優れており、筆記
受理性を向上する。上に述べた公知のプロテイン及びで
んぷんは、凸版輪転印刷において印刷版によるインキ転
移性が不十分であるが、木材系セルロースを採用するこ
とによりインキ転移性を改善でき、輪転印刷機の採用に
より連続印刷が可能になり量産性を確保できる。
【0007】この受理剤によると、吸水性が向上するこ
とにより万年筆、水性サインペン等のインクによる記入
が可能になるだけでなく、油性ペンによる筆記性も確保
でき、更に印刷領域が木材系のセルロースにより適度な
凹凸ができて鉛筆による筆記性が向上する。このよう
に、木材系のセルロースを使用した筆記受理領域にはあ
らゆる筆記具による筆記性が付与される。
とにより万年筆、水性サインペン等のインクによる記入
が可能になるだけでなく、油性ペンによる筆記性も確保
でき、更に印刷領域が木材系のセルロースにより適度な
凹凸ができて鉛筆による筆記性が向上する。このよう
に、木材系のセルロースを使用した筆記受理領域にはあ
らゆる筆記具による筆記性が付与される。
【0008】本発明の抗菌筆記受理層は抗菌剤と筆記受
理剤が混合されていることが重要でである。抗菌剤を筆
記受理層の上に塗布すると抗菌の効果はあるが筆記性が
著しく悪くなり、本来の筆記受理層の役割を果たせなく
なる。
理剤が混合されていることが重要でである。抗菌剤を筆
記受理層の上に塗布すると抗菌の効果はあるが筆記性が
著しく悪くなり、本来の筆記受理層の役割を果たせなく
なる。
【0009】また印刷基材がプラスチック系であること
が重要である。印刷基材の材質が紙の場合、熱硬化型あ
るいはUV硬化型インキでは擦れにより容易に抗菌剤の
脱落が発生する。
が重要である。印刷基材の材質が紙の場合、熱硬化型あ
るいはUV硬化型インキでは擦れにより容易に抗菌剤の
脱落が発生する。
【0010】ここに使用されるUV硬化型インキは、U
V硬化性オリゴマー、モノマー、光重合開始剤、光重合
促進剤及び添加剤(ワックス等)にて構成されている。
UV硬化の仕組みとしては、光重合開始剤が紫外線のエ
ネルギーを吸収してラジカルを生成して、オリゴマーと
モノマーを励起する。これにより瞬時にラジカル重合が
連鎖的に進行してオリゴマーとモノマーを高分子化して
硬化する。紫外線硬化したUV硬化型インキは熱硬化型
インキよりも塗膜強度が高く、擦れに強いので、長期間
の使用に耐え得る。エポキシ樹脂等の熱硬化型樹脂はU
V硬化型よりも硬化に時間がかかるが充分に使用でき
る。
V硬化性オリゴマー、モノマー、光重合開始剤、光重合
促進剤及び添加剤(ワックス等)にて構成されている。
UV硬化の仕組みとしては、光重合開始剤が紫外線のエ
ネルギーを吸収してラジカルを生成して、オリゴマーと
モノマーを励起する。これにより瞬時にラジカル重合が
連鎖的に進行してオリゴマーとモノマーを高分子化して
硬化する。紫外線硬化したUV硬化型インキは熱硬化型
インキよりも塗膜強度が高く、擦れに強いので、長期間
の使用に耐え得る。エポキシ樹脂等の熱硬化型樹脂はU
V硬化型よりも硬化に時間がかかるが充分に使用でき
る。
【0011】さらに、抗菌剤には有機系抗菌剤と無機系
抗菌剤があるが本発明では無機系を使用すべきである。
有機系抗菌剤は、抗菌機能発揮のメカニズムが抗菌成分
の溶出・気化によるものであるため、効果が時間と共に
減退して行くので記録媒体のような長期保存を要するも
のに対しては不適当である。抗菌剤は、無機系物質が好
適であり、特にゼオライト等の多孔質物質に銀や銅、特
に二酸化チタン、過酸化課チタン、銀系の抗菌性を有す
る金属イオンを担持させたものを使用することが好まし
い。これらの金属イオンは微生物の細胞膜蛋白質等に吸
着された時に細胞の代謝障害を起こし細胞の構造破壊を
起こすことで成育を抑制し抗菌作用が発揮される。従っ
て、抗菌インキ塗膜に直接触れる細菌は上記のような作
用を受けて成育抑制される。
抗菌剤があるが本発明では無機系を使用すべきである。
有機系抗菌剤は、抗菌機能発揮のメカニズムが抗菌成分
の溶出・気化によるものであるため、効果が時間と共に
減退して行くので記録媒体のような長期保存を要するも
のに対しては不適当である。抗菌剤は、無機系物質が好
適であり、特にゼオライト等の多孔質物質に銀や銅、特
に二酸化チタン、過酸化課チタン、銀系の抗菌性を有す
る金属イオンを担持させたものを使用することが好まし
い。これらの金属イオンは微生物の細胞膜蛋白質等に吸
着された時に細胞の代謝障害を起こし細胞の構造破壊を
起こすことで成育を抑制し抗菌作用が発揮される。従っ
て、抗菌インキ塗膜に直接触れる細菌は上記のような作
用を受けて成育抑制される。
【0012】酸素はこの抗菌金属の光触媒作用により強
い抗菌作用を有する活性酸素に変換されることである。
このため、抗菌剤はほとんど消耗されず長期に抗菌作用
を発揮することができる。活性酸素は抗菌紫外線硬化型
インキの塗布面に数ミクロンの層厚で形成され、細菌に
吸収され、細胞膜の蛋白質等に影響を与え、細胞の構造
破壊を起こすものと考えられている。従って、UV硬化
型または熱硬化樹脂を透明なものから選択することによ
り、光は抗菌剤に充分当たり、活性酸素を持続的に作り
出すことができる。
い抗菌作用を有する活性酸素に変換されることである。
このため、抗菌剤はほとんど消耗されず長期に抗菌作用
を発揮することができる。活性酸素は抗菌紫外線硬化型
インキの塗布面に数ミクロンの層厚で形成され、細菌に
吸収され、細胞膜の蛋白質等に影響を与え、細胞の構造
破壊を起こすものと考えられている。従って、UV硬化
型または熱硬化樹脂を透明なものから選択することによ
り、光は抗菌剤に充分当たり、活性酸素を持続的に作り
出すことができる。
【0013】無機系抗菌剤の量は微量で充分であるが、
インキの量(乾燥重量)に対して一般に約0.3重量%
以上であり、多量では高価につくので好ましくは5重量
%以下の量で使用すればよい。
インキの量(乾燥重量)に対して一般に約0.3重量%
以上であり、多量では高価につくので好ましくは5重量
%以下の量で使用すればよい。
【0014】
【作用】プラスチック系基材上に抗菌筆記受理インキを
印刷すると、筆記受理成分である多孔質物質の吸着性が
筆記具のインキを吸い取ることで水性ペン等でも容易に
筆記が可能となり、鉛筆を使用した場合でも顔料が細孔
に入り込むことで筆記が可能となる。多孔性物質の孔に
は抗菌性の銀等が入っており、これにより防菌、防かび
性を付与することができる。抗菌剤は多孔性物質である
筆記受理性成分に担持された形で筆記受理インキに練り
込まれているので長期に抗菌効果を維持できるだけでな
く、抗菌剤が筆記性を阻害することがない。
印刷すると、筆記受理成分である多孔質物質の吸着性が
筆記具のインキを吸い取ることで水性ペン等でも容易に
筆記が可能となり、鉛筆を使用した場合でも顔料が細孔
に入り込むことで筆記が可能となる。多孔性物質の孔に
は抗菌性の銀等が入っており、これにより防菌、防かび
性を付与することができる。抗菌剤は多孔性物質である
筆記受理性成分に担持された形で筆記受理インキに練り
込まれているので長期に抗菌効果を維持できるだけでな
く、抗菌剤が筆記性を阻害することがない。
【0015】
【実施例】実施例1 オーディオカセット用タイトルラベルに対して実験を行
った。PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム
の裏面にアルミニウム蒸着層と、弱粘着層と、セパレー
ト紙をこの順に設け、ラベルとした。アルミニウム蒸着
層は筆記層を観察し易くするために設けた。PETフィ
ルムの表面には筆記受理剤として木材系セルロースを1
6.5重量%添加したアクリル樹脂系の筆記受理インキ
にゼオライト系担体に銀系抗菌成分を担持させた抗菌剤
を0.3重量%添加した抗菌筆記受理インキを凸版印刷
機にて印刷した。この時印刷は60%の網点版にて一次
印刷後、30%の網点版にて二次印刷した。このように
して水性ペン、油性ペン、鉛筆等の筆記性が良好となる
(特願平9−24548号)。
った。PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム
の裏面にアルミニウム蒸着層と、弱粘着層と、セパレー
ト紙をこの順に設け、ラベルとした。アルミニウム蒸着
層は筆記層を観察し易くするために設けた。PETフィ
ルムの表面には筆記受理剤として木材系セルロースを1
6.5重量%添加したアクリル樹脂系の筆記受理インキ
にゼオライト系担体に銀系抗菌成分を担持させた抗菌剤
を0.3重量%添加した抗菌筆記受理インキを凸版印刷
機にて印刷した。この時印刷は60%の網点版にて一次
印刷後、30%の網点版にて二次印刷した。このように
して水性ペン、油性ペン、鉛筆等の筆記性が良好となる
(特願平9−24548号)。
【0016】実施例2 抗菌剤を3重量%とした他は実施例1により抗菌筆記受
理インキを印刷した。
理インキを印刷した。
【0017】実施例3 抗菌剤を5重量%とした他は実施例1により抗菌筆記受
理インキを印刷した。
理インキを印刷した。
【0018】比較例1 抗菌剤を使用しない他は実施例1により筆記受理インキ
を印刷した。
を印刷した。
【0019】抗菌試験 得られたラベルを次のように試験した。サンプルを一辺
約2.5cmの正方形に切り試験片とした。試験片をシ
ャーレに入れ、試験片の試験面に大腸菌の菌液をそれぞ
れ0.1ml滴下後、一辺2.0cmの正方形のフィル
ムを被せ、蓋を閉め、35℃で、相対湿度90%の条件
で19時間保存した後に生菌数を測定した。ただし、菌
液の調製と生菌数の測定は次の方法によった。
約2.5cmの正方形に切り試験片とした。試験片をシ
ャーレに入れ、試験片の試験面に大腸菌の菌液をそれぞ
れ0.1ml滴下後、一辺2.0cmの正方形のフィル
ムを被せ、蓋を閉め、35℃で、相対湿度90%の条件
で19時間保存した後に生菌数を測定した。ただし、菌
液の調製と生菌数の測定は次の方法によった。
【0020】菌液の調製:Escherichia c
oli IFO 3972(大腸菌)をSCD培地に移
植し、35℃で8時間培養(前前培養)する。この前前
培養した菌をSDC培地に50μl移植し、37℃で1
0時間培養する(前培養)する。この前培養した菌の培
養液を、滅菌生理食塩水で菌数が約105 個/mlにな
るように稀釈し、接種菌液とした。
oli IFO 3972(大腸菌)をSCD培地に移
植し、35℃で8時間培養(前前培養)する。この前前
培養した菌をSDC培地に50μl移植し、37℃で1
0時間培養する(前培養)する。この前培養した菌の培
養液を、滅菌生理食塩水で菌数が約105 個/mlにな
るように稀釈し、接種菌液とした。
【0021】生菌数の測定:0.8%滅菌生理食塩水
1.9mlを用いて、サンプル上でフィルムを洗い、菌
の回収を行った。この19時間保存後の菌液1ml中の
生菌数を、普通寒天培地を使用した寒天平板法(35
℃、24時間)により測定した。抗菌試験の結果を表1
に示す。
1.9mlを用いて、サンプル上でフィルムを洗い、菌
の回収を行った。この19時間保存後の菌液1ml中の
生菌数を、普通寒天培地を使用した寒天平板法(35
℃、24時間)により測定した。抗菌試験の結果を表1
に示す。
【0022】
【表1】
【0023】防かび試験 実施例1〜3及び比較例1についてASTM G−21
に従って防かび試験を行った。ただし使用かびは青かび
(Penicillium funiculosum)
であった。ASTM G−21の評価は0〜4であり、
0は無発生、1はわずかに発生、2は少し発生、3は中
程度の発生、4は著しく発生である。結果を表2に示
す。
に従って防かび試験を行った。ただし使用かびは青かび
(Penicillium funiculosum)
であった。ASTM G−21の評価は0〜4であり、
0は無発生、1はわずかに発生、2は少し発生、3は中
程度の発生、4は著しく発生である。結果を表2に示
す。
【0024】
【表2】
【0025】実施例4、5、6及び比較例2 実施例1〜3、比較例1で調製した抗菌筆記受理インキ
をテープカセットのラベル領域に直接印刷してそれぞれ
実施例4、5、6及び比較例2の試料とした。抗菌試験
及び防かび試験の結果はそれぞれ実施例1〜3、比較例
1の結果と同等であった。
をテープカセットのラベル領域に直接印刷してそれぞれ
実施例4、5、6及び比較例2の試料とした。抗菌試験
及び防かび試験の結果はそれぞれ実施例1〜3、比較例
1の結果と同等であった。
【0026】
【発明の効果】以上の実施例から分かるように、本発明
によると、プラスチック基材に筆記受理層と抗菌剤を混
合したインキを印刷することにより抗菌筆記受理層を形
成したので、筆記受理成分である多孔質物質の吸着性が
筆記具のインキを吸い取ることで水性ペン等でも容易に
筆記が可能となり、鉛筆を使用した場合でも顔料が細孔
に入り込むことで筆記が可能となる。多孔性物質の孔に
は抗菌性の銀等が入っており、これにより防菌、防かび
性を付与することができる。抗菌剤は多孔性物質である
筆記受理成分に担持された形で筆記受理インキに練り込
まれているので長期に抗菌効果を維持できるだけでな
く、抗菌剤が筆記性を阻害することがない。
によると、プラスチック基材に筆記受理層と抗菌剤を混
合したインキを印刷することにより抗菌筆記受理層を形
成したので、筆記受理成分である多孔質物質の吸着性が
筆記具のインキを吸い取ることで水性ペン等でも容易に
筆記が可能となり、鉛筆を使用した場合でも顔料が細孔
に入り込むことで筆記が可能となる。多孔性物質の孔に
は抗菌性の銀等が入っており、これにより防菌、防かび
性を付与することができる。抗菌剤は多孔性物質である
筆記受理成分に担持された形で筆記受理インキに練り込
まれているので長期に抗菌効果を維持できるだけでな
く、抗菌剤が筆記性を阻害することがない。
Claims (4)
- 【請求項1】 プラスチック系基材に筆記受理剤と抗菌
剤を混練りした筆記受理インキで印刷した筆記受理層を
形成したことを特徴とする印刷物。 - 【請求項2】 前記筆記受理層は抗菌剤を0.3重量%
以上含有することを特徴とする請求項1記載の印刷物。 - 【請求項3】 前記筆記受理剤は多孔性物質よりなり、
前記抗菌剤は前記多孔性物質に担持されていることを特
徴とする請求項1の印刷物。 - 【請求項4】 筆記受理剤は木材系セルロースであり、
抗菌剤は無機系抗菌剤である請求項1〜3のいずれかに
記載の印刷物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14848897A JPH10319846A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 印刷物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14848897A JPH10319846A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 印刷物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10319846A true JPH10319846A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15453886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14848897A Pending JPH10319846A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 印刷物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10319846A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102660908A (zh) * | 2012-05-14 | 2012-09-12 | 广东玉兰装饰材料有限公司 | 一种抗菌墙纸及其制备方法 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP14848897A patent/JPH10319846A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102660908A (zh) * | 2012-05-14 | 2012-09-12 | 广东玉兰装饰材料有限公司 | 一种抗菌墙纸及其制备方法 |
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Legal Events
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Effective date: 20050308 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |