JPH1032438A - カレントミラー回路 - Google Patents
カレントミラー回路Info
- Publication number
- JPH1032438A JPH1032438A JP8184806A JP18480696A JPH1032438A JP H1032438 A JPH1032438 A JP H1032438A JP 8184806 A JP8184806 A JP 8184806A JP 18480696 A JP18480696 A JP 18480696A JP H1032438 A JPH1032438 A JP H1032438A
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- Japan
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- current
- mirror circuit
- transistor
- amplification factor
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電流増幅率の低いラテラル形PNPトランジ
スタを使用したカレントミラー回路で、基準電流とミラ
ー電流の電流比の精度を向上させることを目的とする。 【解決手段】 カレントミラー回路を構成する各PNP
トランジスタにNPNトランジスタをダーリントン接続
する。これにより、PNPトランジスタの電流増幅率が
実質、NPNトランジスタの電流増幅率を掛け合せたも
のに増大して、このために上記NPNトランジスタのベ
ース電流は大幅に減少して、カレントミラー回路の基準
となる定電流と負荷側に流れ込む電流、すなわちミラー
電流とのずれを減少させることができる。
スタを使用したカレントミラー回路で、基準電流とミラ
ー電流の電流比の精度を向上させることを目的とする。 【解決手段】 カレントミラー回路を構成する各PNP
トランジスタにNPNトランジスタをダーリントン接続
する。これにより、PNPトランジスタの電流増幅率が
実質、NPNトランジスタの電流増幅率を掛け合せたも
のに増大して、このために上記NPNトランジスタのベ
ース電流は大幅に減少して、カレントミラー回路の基準
となる定電流と負荷側に流れ込む電流、すなわちミラー
電流とのずれを減少させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路上のカレ
ントミラー回路に関するもので、特に電流増幅率の低い
ラテラル形PNPトランジスタを使用したカレントミラ
ー回路で、基準電流とミラー電流の電流比の精度を向上
させることに関するものである。
ントミラー回路に関するもので、特に電流増幅率の低い
ラテラル形PNPトランジスタを使用したカレントミラ
ー回路で、基準電流とミラー電流の電流比の精度を向上
させることに関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路におけるPNPトランジスタを
使用したカレントミラー回路において、最も単純な例を
図2に、また、ミラー電流の精度を上げたいわゆるウィ
ルソン形の例について図3に示す。
使用したカレントミラー回路において、最も単純な例を
図2に、また、ミラー電流の精度を上げたいわゆるウィ
ルソン形の例について図3に示す。
【0003】いずれの回路も、ベースを共通にした一対
のトランジスタQ1,Q2のうちのQ1に定電流IRが流れ
るとき、抵抗R1の電圧降下分により生じるQ1のエミッ
タ電圧VE1と等しい電圧が、抵抗R2の電圧降下分によ
り生じるQ2のエミッタ電圧VE2(=VE1)として生じ
るように負荷Lに電流ILが流れ、ここでR1=R2であ
ればQ2から負荷Lに流れる電流ILがIRと等しくなる
特性を使って構成されるものである。
のトランジスタQ1,Q2のうちのQ1に定電流IRが流れ
るとき、抵抗R1の電圧降下分により生じるQ1のエミッ
タ電圧VE1と等しい電圧が、抵抗R2の電圧降下分によ
り生じるQ2のエミッタ電圧VE2(=VE1)として生じ
るように負荷Lに電流ILが流れ、ここでR1=R2であ
ればQ2から負荷Lに流れる電流ILがIRと等しくなる
特性を使って構成されるものである。
【0004】これらのカレントミラー回路を一般的な集
積回路上で作成する場合、PNPトランジスタには、縦
形構造のNPNトランジスタに比べて電流増幅率βPが
1/2以下と低いラテラル形構造のものが使用されるこ
とが多く、従ってこの場合には必然的にPNPトランジ
スタのベース電流は大きくなる。この影響による負荷側
に流れ込む電流ILと定電流IRとのずれを図2、図3に
ついて示す。但し、以下の全ての場合についてPNP,
NPNトランジスタの電流増幅率βP,βNは各一定とす
る。図2について定電流IRと負荷に流れ込む電流ILを
トランジスタQ1,Q2のエミッタ電流IE1,IE2、ベー
ス電流IB1,IB2および電流増幅率βPで示すと、図2
から
積回路上で作成する場合、PNPトランジスタには、縦
形構造のNPNトランジスタに比べて電流増幅率βPが
1/2以下と低いラテラル形構造のものが使用されるこ
とが多く、従ってこの場合には必然的にPNPトランジ
スタのベース電流は大きくなる。この影響による負荷側
に流れ込む電流ILと定電流IRとのずれを図2、図3に
ついて示す。但し、以下の全ての場合についてPNP,
NPNトランジスタの電流増幅率βP,βNは各一定とす
る。図2について定電流IRと負荷に流れ込む電流ILを
トランジスタQ1,Q2のエミッタ電流IE1,IE2、ベー
ス電流IB1,IB2および電流増幅率βPで示すと、図2
から
【0005】
【数1】
【0006】式(1)また、
【0007】
【数2】
【0008】式(2)となり、トランジスタQ1,Q2 の
エミッタ電圧VE1,VE2は抵抗R1とR2が等しいとすれ
ば、VE1=VE2、従ってIE1=IE2となる。その結果、
定電流IRと負荷に流れ込む電流ILとのずれ、すなわち
その差は
エミッタ電圧VE1,VE2は抵抗R1とR2が等しいとすれ
ば、VE1=VE2、従ってIE1=IE2となる。その結果、
定電流IRと負荷に流れ込む電流ILとのずれ、すなわち
その差は
【0009】
【数3】
【0010】式(3)で表わされる。また、図3につい
ても同様に定電流IRと負荷に流れ込む電流ILおよびそ
の差を算出すると、新たにトランジスタQ3が加わるた
め、図3から、IRは
ても同様に定電流IRと負荷に流れ込む電流ILおよびそ
の差を算出すると、新たにトランジスタQ3が加わるた
め、図3から、IRは
【0011】
【数4】
【0012】式(4)また、ILは式(5)
【0013】
【数5】
【0014】となり、その結果、IR−ILは式(6)
【0015】
【数6】
【0016】となる。
【0017】具体的に数値を入れて定電流IRと負荷に
流れ込む電流ILのずれを算出すると、PNPトランジ
スタは電流増幅率βPが低いためβP=50とすると、図
2の場合は、式(7)
流れ込む電流ILのずれを算出すると、PNPトランジ
スタは電流増幅率βPが低いためβP=50とすると、図
2の場合は、式(7)
【0018】
【数7】
【0019】となり、IE2の約4%。また、図3の場合
は、式(8)
は、式(8)
【0020】
【数8】
【0021】となり、IE2の約0.08%となることが
わかる。
わかる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】さて、図2、図3に示
したカレントミラー回路では、PNPトランジスタに電
流増幅率の低いラテラル形を使用した場合、定電流と負
荷側に流れ込む電流のずれが多くなることはさけられ
ず、また、かなり改善された図3のウィルソン形回路例
でも、そのずれを極力押えたい場合には不充分な場合が
ある。また、ラテラル形PNPトランジスタの場合、そ
の電流増幅率は特に集積回路上の製造ロットばらつきを
受けやすく、1/2〜2倍も変動する可能性がある。図
2、図3の数値算出例で、もしPNPトランジスタの電
流増幅率が1/2倍になった場合、定電流と負荷側に流
れ込む電流のずれはさらに増えることになる。
したカレントミラー回路では、PNPトランジスタに電
流増幅率の低いラテラル形を使用した場合、定電流と負
荷側に流れ込む電流のずれが多くなることはさけられ
ず、また、かなり改善された図3のウィルソン形回路例
でも、そのずれを極力押えたい場合には不充分な場合が
ある。また、ラテラル形PNPトランジスタの場合、そ
の電流増幅率は特に集積回路上の製造ロットばらつきを
受けやすく、1/2〜2倍も変動する可能性がある。図
2、図3の数値算出例で、もしPNPトランジスタの電
流増幅率が1/2倍になった場合、定電流と負荷側に流
れ込む電流のずれはさらに増えることになる。
【0023】本発明の目的は、ラテラル形PNPトラン
ジスタを使用したカレントミラー回路における前述の定
電流と負荷側に流れ込む電流のずれを最小限に押えるこ
とを目的とする。
ジスタを使用したカレントミラー回路における前述の定
電流と負荷側に流れ込む電流のずれを最小限に押えるこ
とを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、PNPトランジスタのカレントミラー回
路において、基準側と負荷側の各PNPトランジスタに
NPNトランジスタをダーリントン接続したものであ
る。
成するために、PNPトランジスタのカレントミラー回
路において、基準側と負荷側の各PNPトランジスタに
NPNトランジスタをダーリントン接続したものであ
る。
【0025】本発明の作用について説明する。一般的に
カレントミラー回路において基準となる定電流と負荷側
に流れ込む電流のずれは、ほとんど全てカレントミラー
回路を形成するトランジスタのベース電流によるもので
ある。よって、このベース電流が低減されれば、そのま
ま上記の電流のずれの低減になるものである。
カレントミラー回路において基準となる定電流と負荷側
に流れ込む電流のずれは、ほとんど全てカレントミラー
回路を形成するトランジスタのベース電流によるもので
ある。よって、このベース電流が低減されれば、そのま
ま上記の電流のずれの低減になるものである。
【0026】本発明では上記の目的を達成するために、
カレントミラー回路を構成する各PNPトランジスタに
NPNトランジスタをダーリントン接続するものであ
る。これにより、PNPトランジスタの電流増幅率が実
質、NPNトランジスタの電流増幅率を掛け合せたもの
に増大して、このために上記PNPトランジスタのベー
ス電流は大幅に減少して、カレントミラー回路の前述の
定電流と負荷側に流れ込む電流のずれを減少させること
ができる。また、一般的な集積回路の場合、構造上NP
NトランジスタはPNPトランジスタ(ラテラル形)に
比べて電流増幅率が高く、カレントミラー回路のPNP
トランジスタにダーリントン接続することによる電流増
幅率の増大効果がより大きいことになる。
カレントミラー回路を構成する各PNPトランジスタに
NPNトランジスタをダーリントン接続するものであ
る。これにより、PNPトランジスタの電流増幅率が実
質、NPNトランジスタの電流増幅率を掛け合せたもの
に増大して、このために上記PNPトランジスタのベー
ス電流は大幅に減少して、カレントミラー回路の前述の
定電流と負荷側に流れ込む電流のずれを減少させること
ができる。また、一般的な集積回路の場合、構造上NP
NトランジスタはPNPトランジスタ(ラテラル形)に
比べて電流増幅率が高く、カレントミラー回路のPNP
トランジスタにダーリントン接続することによる電流増
幅率の増大効果がより大きいことになる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図1に
より説明する。前述の通り、図1の回路はカレントミラ
ー回路を構成する各PNPトランジスタQ1,Q2にそれ
ぞれNPNトランジスタQ11,Q21をダーリントン接続
したものである。この回路における定電流IRと負荷側
に流れ込む電流ILを図2、図3の従来例と同様に算出
すると式(9)、(10)のようになる。
より説明する。前述の通り、図1の回路はカレントミラ
ー回路を構成する各PNPトランジスタQ1,Q2にそれ
ぞれNPNトランジスタQ11,Q21をダーリントン接続
したものである。この回路における定電流IRと負荷側
に流れ込む電流ILを図2、図3の従来例と同様に算出
すると式(9)、(10)のようになる。
【0028】
【数9】
【0029】
【数10】
【0030】従って、IR−ILは式(11)となる。
【0031】
【数11】
【0032】となる。ここで、NPN,PNP各トラン
ジスタの電流増幅率βN,βPに一般的な数値としてβN
=200,βP=50として算出すると、
ジスタの電流増幅率βN,βPに一般的な数値としてβN
=200,βP=50として算出すると、
【0033】
【数12】
【0034】式(12)で、IE2の0.02%となり、
図2のウィルソン形カレントミラー回路算出値以下に上
記の定電流と負荷側に流れ込む電流とのずれを低減させ
ることができる。
図2のウィルソン形カレントミラー回路算出値以下に上
記の定電流と負荷側に流れ込む電流とのずれを低減させ
ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればP
NPトランジスタのカレントミラー回路において、基準
定電流を作るPNPトランジスタのベース電流を低減さ
せることができる。
NPトランジスタのカレントミラー回路において、基準
定電流を作るPNPトランジスタのベース電流を低減さ
せることができる。
【0036】その結果、基準定電流と負荷側に流れ込む
電流のずれが低減されるため、カレントミラー回路のミ
ラー電流の電流比精度を向上させることができる。
電流のずれが低減されるため、カレントミラー回路のミ
ラー電流の電流比精度を向上させることができる。
【図1】本発明によるPNPトランジスタを使ったカレ
ントミラー回路の一実施例を示す回路図。
ントミラー回路の一実施例を示す回路図。
【図2】従来例によるPNPトランジスタを使ったカレ
ントミラー回路例を示す回路図。
ントミラー回路例を示す回路図。
【図3】従来例によるPNPトランジスタを使ったカレ
ントミラー回路例を示す回路図。
ントミラー回路例を示す回路図。
Q1,Q2,Q3:PNPトランジスタ(ラテラル形)、Q
11,Q21:NPNトランジスタ、R1,R2,R3:抵抗、
L:負荷、VCC:電源、VE1,VE2:トランジスタのエ
ミッタ電圧。
11,Q21:NPNトランジスタ、R1,R2,R3:抵抗、
L:負荷、VCC:電源、VE1,VE2:トランジスタのエ
ミッタ電圧。
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースが共通に接続された一対のトラン
ジスタで、一方のトランジスタのベース,コレクタを接
続してエミッタ,コレクタ間に定電流を流すことで、他
方のトランジスタのコレクタに接続された負荷に前記定
電流とほぼ等しいミラー電流を流す集積化されたカレン
トミラー回路において、前記一対のトランジスタにおの
おの第2、第3のトランジスタをダーリントン接続させ
たことを特徴とするカレントミラー回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のカレントミラー回路にお
いて、第2、第3のトランジスタにおのおのNPNトラ
ンジスタを使ったことを特徴とするカレントミラー回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8184806A JPH1032438A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | カレントミラー回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8184806A JPH1032438A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | カレントミラー回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1032438A true JPH1032438A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16159627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8184806A Pending JPH1032438A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | カレントミラー回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1032438A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012156326A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Rohm Co Ltd | 発光ダイオードの駆動回路およびそれを用いた発光装置、電子機器 |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP8184806A patent/JPH1032438A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012156326A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Rohm Co Ltd | 発光ダイオードの駆動回路およびそれを用いた発光装置、電子機器 |
| TWI649008B (zh) * | 2011-01-26 | 2019-01-21 | Rohm Co., Ltd. | 發光二極體的驅動電路及使用該驅動電路之發光裝置及電子機器 |
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