JPH10325680A - 穀物通風装置 - Google Patents
穀物通風装置Info
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- JPH10325680A JPH10325680A JP13259597A JP13259597A JPH10325680A JP H10325680 A JPH10325680 A JP H10325680A JP 13259597 A JP13259597 A JP 13259597A JP 13259597 A JP13259597 A JP 13259597A JP H10325680 A JPH10325680 A JP H10325680A
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 堆積された籾の量にかかわらず、良好に通風
できる穀物通風装置を得る。 【解決手段】 ブロワ60と排気管74の間のダンパ収
容部62にはダンパ66が設けられている。このダンパ
66を回転操作することでダンパ収容部62内の開口率
を変化させてダンパ収容部62内を流れる単位時間当た
りの空気の量を変えることができ、結果的に吸気筒20
から吸気する空気の量を変えることができる。このた
め、吸気筒20からの吸気量を堆積された籾の量に適し
た吸気量に調節でき、籾の品質を維持できる。
できる穀物通風装置を得る。 【解決手段】 ブロワ60と排気管74の間のダンパ収
容部62にはダンパ66が設けられている。このダンパ
66を回転操作することでダンパ収容部62内の開口率
を変化させてダンパ収容部62内を流れる単位時間当た
りの空気の量を変えることができ、結果的に吸気筒20
から吸気する空気の量を変えることができる。このた
め、吸気筒20からの吸気量を堆積された籾の量に適し
た吸気量に調節でき、籾の品質を維持できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、堆積され
た穀物の通風冷却に用いられる穀物通風装置に関する。
た穀物の通風冷却に用いられる穀物通風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、籾は熱風乾燥機等で乾燥させた後
に籾摺機にかけて籾摺りすることにより籾から籾殻を除
去して玄米とするが、熱風乾燥した直後の籾は熱を帯び
ており、このままの状態で籾摺りを行うと、玄米の表面
に傷が付く(所謂「肌ずれ」が生じる)ため、籾を充分
に冷ましてから籾摺りを行っている。
に籾摺機にかけて籾摺りすることにより籾から籾殻を除
去して玄米とするが、熱風乾燥した直後の籾は熱を帯び
ており、このままの状態で籾摺りを行うと、玄米の表面
に傷が付く(所謂「肌ずれ」が生じる)ため、籾を充分
に冷ましてから籾摺りを行っている。
【0003】このような熱風乾燥後の籾を短時間で冷ま
すためには、一般的に穀物通風装置が用いられる。
すためには、一般的に穀物通風装置が用いられる。
【0004】穀物通風装置は、下端部が閉止された有底
筒状で且つ外周部に多数の通気孔が形成された吸気筒を
備えている。この吸気筒の下端側は、例えば、熱風乾燥
終了直後の帯熱した籾が収容されて堆積される籾タンク
の内部に設けられ、籾タンクの内部で堆積した籾の層内
へ埋設される。
筒状で且つ外周部に多数の通気孔が形成された吸気筒を
備えている。この吸気筒の下端側は、例えば、熱風乾燥
終了直後の帯熱した籾が収容されて堆積される籾タンク
の内部に設けられ、籾タンクの内部で堆積した籾の層内
へ埋設される。
【0005】また、この吸気筒の上部開口端側にはブロ
アが設けられており、このブロアを作動させると、吸気
筒内に負圧が生じ、通気孔を介して籾タンク内の籾層内
部の空気が吸気されて例えば籾タンクが設置されている
納屋の屋外へ排気され、代わりに籾層内部へ常温の空気
が入り込む。ここで、吸気筒で吸気された空気は、乾燥
作業により帯熱した籾によって温められた空気であるた
め、このような空気を排気して籾タンク内での滞留を防
止し、代わりに常温の空気を入り込ませることにより帯
熱した籾を短時間で冷却できる。
アが設けられており、このブロアを作動させると、吸気
筒内に負圧が生じ、通気孔を介して籾タンク内の籾層内
部の空気が吸気されて例えば籾タンクが設置されている
納屋の屋外へ排気され、代わりに籾層内部へ常温の空気
が入り込む。ここで、吸気筒で吸気された空気は、乾燥
作業により帯熱した籾によって温められた空気であるた
め、このような空気を排気して籾タンク内での滞留を防
止し、代わりに常温の空気を入り込ませることにより帯
熱した籾を短時間で冷却できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
穀物通風装置では、ブロアによって吸引する単位時間当
たりの空気の量が籾層の厚さ、すなわち、籾タンク内に
収容された籾の堆積量に反比例し、堆積量が少ないと堆
積された籾による通風抵抗(すなわち、籾層内の通風抵
抗)が少なくなるため単位時間当たりの吸気量が多くな
る。
穀物通風装置では、ブロアによって吸引する単位時間当
たりの空気の量が籾層の厚さ、すなわち、籾タンク内に
収容された籾の堆積量に反比例し、堆積量が少ないと堆
積された籾による通風抵抗(すなわち、籾層内の通風抵
抗)が少なくなるため単位時間当たりの吸気量が多くな
る。
【0007】しかしながら、ブロアの単位時間当たりの
吸気量が多すぎると、堆積された籾が急激に乾燥、冷却
されるため、籾の表面と内部との間の水分値や温度の均
衡が失われて所謂胴割れ等をおこし、品質を劣化させる
可能性がある。
吸気量が多すぎると、堆積された籾が急激に乾燥、冷却
されるため、籾の表面と内部との間の水分値や温度の均
衡が失われて所謂胴割れ等をおこし、品質を劣化させる
可能性がある。
【0008】本発明は、上記事実を考慮して、堆積され
た籾の量にかかわらず、良好に通風できる穀物通風装置
を得ることが目的である。
た籾の量にかかわらず、良好に通風できる穀物通風装置
を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の穀物通風
装置は、外周部に多数の通気孔が形成された筒状とさ
れ、堆積した穀物層に埋設される吸気筒と、前記吸気筒
の内部に負圧を生じさせて前記穀物層内の空気を吸引し
て排気する吸気手段と、前記吸気手段によって前記吸気
筒から吸引する空気の量を調節する吸気量調節手段と、
を備えている。
装置は、外周部に多数の通気孔が形成された筒状とさ
れ、堆積した穀物層に埋設される吸気筒と、前記吸気筒
の内部に負圧を生じさせて前記穀物層内の空気を吸引し
て排気する吸気手段と、前記吸気手段によって前記吸気
筒から吸引する空気の量を調節する吸気量調節手段と、
を備えている。
【0010】上記構成の穀物通風装置によれば、穀物層
内に吸気筒が埋設された状態で吸気手段を作動させる
と、吸気筒内に負圧が生じ、通気孔から穀物層間の空気
が吸引され、吸気手段を介して排気される。また、吸気
筒の通気孔から空気が吸引されると、穀物層間へ新たに
空気が取り込まれる。したがって、例えば、熱風乾燥直
後の帯熱した穀物に本装置を適用すれば、穀物層間の熱
の滞留を防止でき、短時間で穀物を冷却できる。
内に吸気筒が埋設された状態で吸気手段を作動させる
と、吸気筒内に負圧が生じ、通気孔から穀物層間の空気
が吸引され、吸気手段を介して排気される。また、吸気
筒の通気孔から空気が吸引されると、穀物層間へ新たに
空気が取り込まれる。したがって、例えば、熱風乾燥直
後の帯熱した穀物に本装置を適用すれば、穀物層間の熱
の滞留を防止でき、短時間で穀物を冷却できる。
【0011】また、堆積された穀物に対して吸引する空
気の量が適切でない場合に吸気量調節手段が操作される
と、吸気手段の出力が変化しなくても吸気筒から吸引さ
れる空気の量が堆積された穀物に対して適切な量に変更
される。したがって、例えば、熱風乾燥直後の帯熱した
穀物に本装置を適用すれば、吸気過剰による胴割れ等の
品質劣化を防止できる。
気の量が適切でない場合に吸気量調節手段が操作される
と、吸気手段の出力が変化しなくても吸気筒から吸引さ
れる空気の量が堆積された穀物に対して適切な量に変更
される。したがって、例えば、熱風乾燥直後の帯熱した
穀物に本装置を適用すれば、吸気過剰による胴割れ等の
品質劣化を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の一実施の形態
に係る穀物通風装置10の正面断面図が示されている。
この図に示されるように、穀物通風装置10は納屋等の
建造物12の屋内に設けられている。また、図1、詳細
には図1の一部を拡大した正面断面図である図2に示さ
れるように、穀物通風装置10は吸気筒20を備えてい
る。この吸気筒20は下端部が下方へ向けて収束した円
錐形状とされて閉止された有底円筒状とされており、そ
の外周部には多数の通気孔22が形成されている。
に係る穀物通風装置10の正面断面図が示されている。
この図に示されるように、穀物通風装置10は納屋等の
建造物12の屋内に設けられている。また、図1、詳細
には図1の一部を拡大した正面断面図である図2に示さ
れるように、穀物通風装置10は吸気筒20を備えてい
る。この吸気筒20は下端部が下方へ向けて収束した円
錐形状とされて閉止された有底円筒状とされており、そ
の外周部には多数の通気孔22が形成されている。
【0013】この吸気筒20は建造物12内に設置され
た箱状の籾タンク24の内部に配置されている。籾タン
ク24の内部には図示しない穀物乾燥装置で乾燥された
多量の籾が収容されて堆積される。このように、籾が各
籾タンク24の内部に堆積されることにより、吸気筒2
0が堆積した籾の層(穀物層)の内側に埋設されるよう
になっている。
た箱状の籾タンク24の内部に配置されている。籾タン
ク24の内部には図示しない穀物乾燥装置で乾燥された
多量の籾が収容されて堆積される。このように、籾が各
籾タンク24の内部に堆積されることにより、吸気筒2
0が堆積した籾の層(穀物層)の内側に埋設されるよう
になっている。
【0014】この籾タンク24の底部24Aには排出口
26が形成されている。この排出口26は、建造物12
の床部12Aに形成されたロート状の透孔28及びスラ
イドシャッターが設けられた配管を介して籾タンク24
の下側に設置された籾摺機(いずれも図示省略)へ接続
されている。
26が形成されている。この排出口26は、建造物12
の床部12Aに形成されたロート状の透孔28及びスラ
イドシャッターが設けられた配管を介して籾タンク24
の下側に設置された籾摺機(いずれも図示省略)へ接続
されている。
【0015】また、図2に示されるように、吸気筒20
は上端部が開口しており、この上端部の外周部には雄ね
じ32が形成されている。
は上端部が開口しており、この上端部の外周部には雄ね
じ32が形成されている。
【0016】さらに、図1に示されるように、吸気筒2
0の上方には円筒形状の連結管36が設けられている。
図2に示されるように、この連結管36の下端部には雌
ねじ38が形成されており、吸気筒20の雄ねじ32が
螺合している。これにより、吸気筒20が連結管36へ
一体的に連結されている。
0の上方には円筒形状の連結管36が設けられている。
図2に示されるように、この連結管36の下端部には雌
ねじ38が形成されており、吸気筒20の雄ねじ32が
螺合している。これにより、吸気筒20が連結管36へ
一体的に連結されている。
【0017】また、図1に示されるように、連結管36
の上端外周部には複数(図1では2本のみ図示してい
る)のフック42が設けられている。これらのフック4
2には長手方向一端部にターンバックル44が連結され
たチェーン46が係止されている。また、これらのチェ
ーン46の他端部は、籾タンク24の側壁24Bに固定
されたフック48に係止されている。したがって、ター
ンバックル44を回転操作してチェーン46のターンバ
ックル44を含めたチェーン46の両端の間の長さを調
節することにより、連結管36及び吸気筒20が各籾タ
ンク24の内側で立つことができる。
の上端外周部には複数(図1では2本のみ図示してい
る)のフック42が設けられている。これらのフック4
2には長手方向一端部にターンバックル44が連結され
たチェーン46が係止されている。また、これらのチェ
ーン46の他端部は、籾タンク24の側壁24Bに固定
されたフック48に係止されている。したがって、ター
ンバックル44を回転操作してチェーン46のターンバ
ックル44を含めたチェーン46の両端の間の長さを調
節することにより、連結管36及び吸気筒20が各籾タ
ンク24の内側で立つことができる。
【0018】さらに、この連結管36の上端部には吸気
手段としてのブロワ60が連結されている。このブロワ
60にはモータ61が設けられており、更にブロワ60
の内部にはモータ61の駆動力を受けて回転する回転羽
(図示省略)が収容されている。モータ61が作動する
と回転羽が回転し、連結管36の内部に負圧を生じさせ
て吸気するようになっている。
手段としてのブロワ60が連結されている。このブロワ
60にはモータ61が設けられており、更にブロワ60
の内部にはモータ61の駆動力を受けて回転する回転羽
(図示省略)が収容されている。モータ61が作動する
と回転羽が回転し、連結管36の内部に負圧を生じさせ
て吸気するようになっている。
【0019】また、このブロワ60の側方には、例え
ば、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂材で形成された排気管
74が設けられている。この排気管74の一端は、建造
物12の壁12Bを貫通して建造物12の屋外で開口し
ており、ブロワ60が吸引した空気を屋外へ排気できる
ようになっている。
ば、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂材で形成された排気管
74が設けられている。この排気管74の一端は、建造
物12の壁12Bを貫通して建造物12の屋外で開口し
ており、ブロワ60が吸引した空気を屋外へ排気できる
ようになっている。
【0020】ここで、図1、より詳細には図3に示され
るように、ブロア60の排気管74との連結部分は円筒
形状のダンパ収容部62とされており、ブロワ60はこ
のダンパ収容部62を介して排気管74へ連結されてい
る。
るように、ブロア60の排気管74との連結部分は円筒
形状のダンパ収容部62とされており、ブロワ60はこ
のダンパ収容部62を介して排気管74へ連結されてい
る。
【0021】図4に示されるように、ダンパ収容部62
にはその半径方向で且つ水平方向に長手のシャフト64
が軸支されている。このシャフト64の軸方向中間部に
は吸気量調節手段としての円盤状のダンパ66が一体的
に設けられており、シャフト64をその軸周りに回転さ
せるとダンパ66が回転するようになっている。
にはその半径方向で且つ水平方向に長手のシャフト64
が軸支されている。このシャフト64の軸方向中間部に
は吸気量調節手段としての円盤状のダンパ66が一体的
に設けられており、シャフト64をその軸周りに回転さ
せるとダンパ66が回転するようになっている。
【0022】また、シャフト64の軸方向一端には、例
えば、リレー回路や複数のギヤ、及びモータ等から成る
制御装置68が設けられており、制御装置68のモータ
の駆動力を複数のギヤを介してシャフト64へ伝えるこ
とによりダンパ66を回転させることができ、且つ、ダ
ンパ収容部62内を流れる空気の風圧をダンパ66が受
けてもシャフト64が回転しないようにシャフト64を
ロックしている。
えば、リレー回路や複数のギヤ、及びモータ等から成る
制御装置68が設けられており、制御装置68のモータ
の駆動力を複数のギヤを介してシャフト64へ伝えるこ
とによりダンパ66を回転させることができ、且つ、ダ
ンパ収容部62内を流れる空気の風圧をダンパ66が受
けてもシャフト64が回転しないようにシャフト64を
ロックしている。
【0023】さらに、ダンパ収容部62内で且つダンパ
66よりも風下側(すなわち、ダンパ収容部62内を流
れる空気Wの下流側)には、この部分を流れる空気Wの
単位時間当たりの風量を検知する風量センサ70が設け
られている。この風量センサ70はダンパ収容部62の
外側に設けられた風量計72へ電気的に接続されてお
り、ダンパ収容部62内の単位時間当たりの風量を確認
できるようになっている。また、この風量計72は制御
装置68へ電気的に接続されており、測定した風量と制
御装置68に予め設定しておいた標準風量とを対比して
ダンパ収容部62内の風量と標準風量とが略一致するよ
うにシャフト64を回転させてダンパ66を適宜に回転
させるようになっている。
66よりも風下側(すなわち、ダンパ収容部62内を流
れる空気Wの下流側)には、この部分を流れる空気Wの
単位時間当たりの風量を検知する風量センサ70が設け
られている。この風量センサ70はダンパ収容部62の
外側に設けられた風量計72へ電気的に接続されてお
り、ダンパ収容部62内の単位時間当たりの風量を確認
できるようになっている。また、この風量計72は制御
装置68へ電気的に接続されており、測定した風量と制
御装置68に予め設定しておいた標準風量とを対比して
ダンパ収容部62内の風量と標準風量とが略一致するよ
うにシャフト64を回転させてダンパ66を適宜に回転
させるようになっている。
【0024】なお、ここでいう標準風量とは、この風量
で通気冷却した場合には籾の内部と表面の水分値や温度
の均衡が保つことができ、籾層内の通気冷却に最適な風
量である。
で通気冷却した場合には籾の内部と表面の水分値や温度
の均衡が保つことができ、籾層内の通気冷却に最適な風
量である。
【0025】次に本実施の形態の作用について説明す
る。図示しない穀物乾燥機によって熱風乾燥されて熱を
帯びた多量の籾は、スローワ等の搬送手段によって搬送
されて籾タンク24へ順次張り込まれる。籾が籾タンク
24へ張り込まれて籾タンク24内で堆積されると、穀
物通風装置10の吸気筒20が多量の籾によって形成さ
れる籾層(穀物層)内に埋設される。
る。図示しない穀物乾燥機によって熱風乾燥されて熱を
帯びた多量の籾は、スローワ等の搬送手段によって搬送
されて籾タンク24へ順次張り込まれる。籾が籾タンク
24へ張り込まれて籾タンク24内で堆積されると、穀
物通風装置10の吸気筒20が多量の籾によって形成さ
れる籾層(穀物層)内に埋設される。
【0026】次いで、この状態でブロワ60のモータ6
1を作動させて回転羽を回転させると、ブロワ60の連
結管36の内部に負圧が生じ、吸気筒20の通気孔22
を介して籾タンク24に堆積された籾の層の内部から空
気Wが吸引される。吸気された空気Wは連結管36、ブ
ロワ60、及びダンパ収容部62を介して排気管74か
ら建造物12の屋外へ排気される。また、籾層間の空気
Wが吸気されて排気されることにより、代わりに籾タン
ク14の開口側(すなわち、上方)から常温の空気が籾
層間に取り込まれる。このように、籾によって温められ
た空気Wを各タンク14内で滞留させずに建造物12の
屋外へ排気して籾タンク14内(特に、籾タンク14内
の籾層内)に常温の空気を取り込むことにより、乾燥作
業により帯熱した籾を短時間で冷却できる。
1を作動させて回転羽を回転させると、ブロワ60の連
結管36の内部に負圧が生じ、吸気筒20の通気孔22
を介して籾タンク24に堆積された籾の層の内部から空
気Wが吸引される。吸気された空気Wは連結管36、ブ
ロワ60、及びダンパ収容部62を介して排気管74か
ら建造物12の屋外へ排気される。また、籾層間の空気
Wが吸気されて排気されることにより、代わりに籾タン
ク14の開口側(すなわち、上方)から常温の空気が籾
層間に取り込まれる。このように、籾によって温められ
た空気Wを各タンク14内で滞留させずに建造物12の
屋外へ排気して籾タンク14内(特に、籾タンク14内
の籾層内)に常温の空気を取り込むことにより、乾燥作
業により帯熱した籾を短時間で冷却できる。
【0027】また、ブロア60によって吸引される空気
Wの風量は、ダンパ収容部62内の風量センサ70によ
って検知され、風量計72を介してモニタされる。
Wの風量は、ダンパ収容部62内の風量センサ70によ
って検知され、風量計72を介してモニタされる。
【0028】ここで、ダンパ66が図3の実線状態で標
準風量よりも多い風量、すなわち、図1の実線で示され
る範囲Aよりも少ない二点鎖線で示される範囲Bまでし
か籾が堆積されておらず、このままの状態でブロワ60
が籾層内の空気Wを吸引し続けて籾の通気冷却を行うと
籾の内部と表面の水分値や温度の均衡が失われるような
風量を風量センサ70が検知し、風量計72を介して制
御装置68がこのときの電気信号を受信するとモータを
駆動し、例えば、ダンパ66が図3の二点鎖線状態とな
るまでシャフト64を図3の矢印C方向へ回転させる。
これにより、ダンパ66が板厚方向の端面が風上側へ傾
いてダンパ収容部62内を部分的に(例えば、図3の実
線状態での開口率を100%とした場合に50%まで)
閉塞する。したがって、ダンパ収容部62内での空気W
が通過可能な開口部分が減少して単位時間当たりの風量
が減少し、結果的にブロワ60が吸引する空気Wの量が
標準風量に近づく。このため、籾の内部と表面の水分値
や温度の均衡を保つことができ、籾の品質を維持でき
る。
準風量よりも多い風量、すなわち、図1の実線で示され
る範囲Aよりも少ない二点鎖線で示される範囲Bまでし
か籾が堆積されておらず、このままの状態でブロワ60
が籾層内の空気Wを吸引し続けて籾の通気冷却を行うと
籾の内部と表面の水分値や温度の均衡が失われるような
風量を風量センサ70が検知し、風量計72を介して制
御装置68がこのときの電気信号を受信するとモータを
駆動し、例えば、ダンパ66が図3の二点鎖線状態とな
るまでシャフト64を図3の矢印C方向へ回転させる。
これにより、ダンパ66が板厚方向の端面が風上側へ傾
いてダンパ収容部62内を部分的に(例えば、図3の実
線状態での開口率を100%とした場合に50%まで)
閉塞する。したがって、ダンパ収容部62内での空気W
が通過可能な開口部分が減少して単位時間当たりの風量
が減少し、結果的にブロワ60が吸引する空気Wの量が
標準風量に近づく。このため、籾の内部と表面の水分値
や温度の均衡を保つことができ、籾の品質を維持でき
る。
【0029】なお、本実施の形態では、ダンパ66がブ
ロワ60の風下側に設けられているため、ダンパ66を
閉塞するとブロワ60の回転羽にかかる排気抵抗が増加
するため、ブロワ60のモータ61の電流値が上昇して
回転数が低下するが、モータ61の回転数低下分につい
てはこれを見込んでダンパ66を調節するように予め制
御装置68が設定される。このため、ブロワ60が吸引
する空気Wの量を標準風量に近づけることができる。
ロワ60の風下側に設けられているため、ダンパ66を
閉塞するとブロワ60の回転羽にかかる排気抵抗が増加
するため、ブロワ60のモータ61の電流値が上昇して
回転数が低下するが、モータ61の回転数低下分につい
てはこれを見込んでダンパ66を調節するように予め制
御装置68が設定される。このため、ブロワ60が吸引
する空気Wの量を標準風量に近づけることができる。
【0030】ここで、本実施の形態のような風量調節
は、例えば、インバータや可変抵抗等を用いてブロワ6
0のモータ61の回転数を調節することによっても可能
であるが、インバータ等の各部品は高価でコスト高とな
ってしまう。これに対し、本実施の形態では、このよう
な高価な部品を用いずに風量調節を行えるためインバー
タや可変抵抗等を用いて構成と比較するとコストが安価
となる。
は、例えば、インバータや可変抵抗等を用いてブロワ6
0のモータ61の回転数を調節することによっても可能
であるが、インバータ等の各部品は高価でコスト高とな
ってしまう。これに対し、本実施の形態では、このよう
な高価な部品を用いずに風量調節を行えるためインバー
タや可変抵抗等を用いて構成と比較するとコストが安価
となる。
【0031】なお、本実施の形態では、吸気量調節手段
としてのダンパ66をブロワ60と排気管74との間に
設けた構成であったが、吸気量調節手段は吸気筒20か
ら吸引する空気Wの量を変更できるようにダンパ66が
設けられていればよく、例えば、連結管36にダンパ6
6を設けてもよい。但し、この場合には、ダンパ66を
閉塞するとブロワ60の回転羽にかかる排気抵抗が減少
するため、ブロワ60のモータ61の回転数が増加する
ため、これを見込んでダンパ66を調節するように予め
制御装置68を設定する。
としてのダンパ66をブロワ60と排気管74との間に
設けた構成であったが、吸気量調節手段は吸気筒20か
ら吸引する空気Wの量を変更できるようにダンパ66が
設けられていればよく、例えば、連結管36にダンパ6
6を設けてもよい。但し、この場合には、ダンパ66を
閉塞するとブロワ60の回転羽にかかる排気抵抗が減少
するため、ブロワ60のモータ61の回転数が増加する
ため、これを見込んでダンパ66を調節するように予め
制御装置68を設定する。
【0032】また、本実施の形態では、風量センサ70
と風量計72を用いて単位時間当たりの風量を測定する
構成であったが、吸気筒20から吸気される空気Wの量
が適切か否かを判断する際に現状を測定するための測定
手段はこれに限るものではない。例えば、風量センサ7
0と風量計72に代えて風圧センサと風圧計を適用し、
測定した風圧から吸気筒20から吸気される空気Wの量
を算出する構成としてもよい。
と風量計72を用いて単位時間当たりの風量を測定する
構成であったが、吸気筒20から吸気される空気Wの量
が適切か否かを判断する際に現状を測定するための測定
手段はこれに限るものではない。例えば、風量センサ7
0と風量計72に代えて風圧センサと風圧計を適用し、
測定した風圧から吸気筒20から吸気される空気Wの量
を算出する構成としてもよい。
【0033】さらに、本実施の形態では、制御装置68
がダンパ66を回転させる構成であったが、例えば、シ
ャフト64の端部に把手等を設けてダンパ収容部62の
外部から手動でダンパ66を操作する構成としてもよ
い。
がダンパ66を回転させる構成であったが、例えば、シ
ャフト64の端部に把手等を設けてダンパ収容部62の
外部から手動でダンパ66を操作する構成としてもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る穀物
通風装置は、吸気筒で吸引される空気の量を調節できる
ため、堆積された籾の量にかかわらず良好に通風でき
る。
通風装置は、吸気筒で吸引される空気の量を調節できる
ため、堆積された籾の量にかかわらず良好に通風でき
る。
【図1】本発明の一実施の形態に係る穀物通風装置の全
体構成を示す正面断面図である。
体構成を示す正面断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る穀物通風装置の吸
気筒を拡大した正面断面図である。
気筒を拡大した正面断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る穀物通風装置の吸
気量調節手段の内部構造を示す正面断面図である。
気量調節手段の内部構造を示す正面断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る穀物通風装置の吸
気量調節手段の内部構造を示す平面断面図である。
気量調節手段の内部構造を示す平面断面図である。
10 穀物通風装置 20 吸気筒 22 通気孔 60 ブロワ(吸気手段) 66 ダンパ(吸気量調節手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 外周部に多数の通気孔が形成された筒状
とされ、堆積した穀物層に埋設される吸気筒と、 前記吸気筒の内部に負圧を生じさせて前記穀物層内の空
気を吸引して排気する吸気手段と、 前記吸気手段によって前記吸気筒から吸引する空気の量
を調節する吸気量調節手段と、 を備える穀物通風装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09132595A JP3080600B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 穀物通風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09132595A JP3080600B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 穀物通風装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325680A true JPH10325680A (ja) | 1998-12-08 |
| JP3080600B2 JP3080600B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=15085024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09132595A Expired - Fee Related JP3080600B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 穀物通風装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3080600B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107144119A (zh) * | 2017-06-13 | 2017-09-08 | 淮阴师范学院 | 一种热风流量自调节式的谷物干燥设备 |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP09132595A patent/JP3080600B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107144119A (zh) * | 2017-06-13 | 2017-09-08 | 淮阴师范学院 | 一种热风流量自调节式的谷物干燥设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3080600B2 (ja) | 2000-08-28 |
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