JPH10329037A - ドーナツ状基板の円孔研削工具およびこの工具を利用した円孔研削方法 - Google Patents
ドーナツ状基板の円孔研削工具およびこの工具を利用した円孔研削方法Info
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
つダイヤモンド砥石の寿命を大幅に延ばせる高精度のド
ーナツ状基板の円孔研削工具およびこの工具を利用した
円孔研削方法を提供すること。 【構成】 高さの異なる一の環状凹部8のダイヤモンド
砥石面12のダイヤモンドの粒度がそれぞれ上下で異な
っているため、例えば、粒度の大きなダイヤモンドを有
するダイヤモンド砥石面12でドーナツ状基板の粗仕上
げ加工を行った後、次に研削工具を取り外すことなく上
下方向に移動するのみで、粒度の小さなダイヤモンドを
有するダイヤモンド砥石面12’でのドーナツ状基板の
高精度な仕上げ研削を行える。
Description
材料を用いて製造されるドーナツ状基板の円孔研削工具
及び円孔研削方法に関する。
ク基板の材料は、アルミ材等の金属材の他ガラス、セラ
ミック、プラスチック等の非金属材料が用いられてお
り、最近では平面性に優れるという理由でガラス等の材
料が多用されている。
に円孔を有するドーナツ状基板が多く用いられ、切出し
直後のガラス等のドーナツ状基板の場合は、その内外周
に切削時の微小な凹凸が残り、それらの凹凸の除去およ
び強度の向上を図る上で、周端面の仕上加工と面取りと
を行わなければならなかった。
201048号公報および実開昭63−64460号公
報に示されるように、ガラスを図10(イ)のようにド
ーナツ状に切出し、この切出したドーナツ状基板を真空
吸着テーブルの上に吸着およびまたは押し付け等により
固定し、その後内外周研削具内に前記ドーナツ状基板を
収納し、周壁部とコアー部の内外周にそれぞれ形成され
た環状凹部に前記ドーナツ状基板の内周部と周縁部とを
当接させ、内外周研削具と真空吸着テーブルとをそれぞ
れを回転させるとともに、内外周研削具とドーナツ状基
板との間に水平運動を与え、ドーナツ状基板の内周部と
周縁部とを研削し、図10(ロ)のような研削仕上げ加
工を行っていた。
来のドーナツ状基板の研削工程にあっては、周壁部とコ
アー部の内外周にそれぞれ形成された一対の環状凹部で
一気にドーナツ状基板の研削を行うようにすると種々の
問題が発生する。
仕上げ研削に適した粒度のダイヤモンドが使用されてい
るため、ドーナツ状基板が図10(イ)から図10
(ロ)に変化するまで、言い換えると粗加工から仕上げ
加工まで同じ粒度のダイヤモンドが使用されることにな
り、研削時間が長時間となる。
イヤモンドで粗加工を行うとすると、ダイヤモンド砥石
面の寿命が短くなり、工具の取り換えを頻繁に行わなけ
ればならなくなる。
々の工具を用いて同一の装置で2工程で行うとすると、
工具取り換えが必要になり、手間を要する。また、別々
の複数の装置で上述の2工程を行うとすると、ドーナツ
状基板を固定テーブルに設置する際、軸合せが煩雑にな
るばかりか、軸の中心が狂ってしまうとドーナツ状基板
の精度が落ちるといった問題がある。
されたもので、粗仕上げから仕上げまでを短時間に行
え、かつダイヤモンド砥石の寿命を大幅に延ばせる高精
度のドーナツ状基板の円孔研削工具およびこの工具を利
用した円孔研削方法を提供することである。
の円孔研削工具は、ドーナツ状基板の中心の円孔を研削
するコアー部材としての研削工具であり、前記コアー部
材の外周部には上下位置に複数の環状凹部が形成されて
おり、この一の環状凹部は、他の異なる高さの環状凹部
に対して粒度の異なるダイヤモンドを使用したダイヤモ
ンド砥石面であることを特徴としている。もちろん、環
状凹部の形状は限定されるものではなく、全て同一形状
または相異ならせることも可能である。このようにする
ことで、高さの異なる環状凹部のダイヤモンド砥石面の
ダイヤモンドの粒度がそれぞれ上下で異なっているた
め、例えば、粒度の大きなダイヤモンドを有するダイヤ
モンド砥石面でドーナツ状基板の粗仕上げ加工を行った
後、次に研削工具を取り外すことなく上下方向に移動す
るのみで、粒度の小さなダイヤモンドを有するダイヤモ
ンド砥石面でのドーナツ状基板の中心の円孔に対して高
精度な仕上げ研削を一連の作業として行える。
は、ドーナツ状基板の中心の円孔を研削するコアー部材
としての研削工具であり、前記コアー部材の外周部には
上下位置に複数の環状凹部が形成されており、この一の
環状凹部は、他の異なる高さの環状凹部に対して環状凹
部の開放角が相異なるように形成されたダイヤモンド砥
石面であることを特徴としている。このようにすること
で、高さの異なるダイヤモンド砥石面の環状凹部の開放
角がそれぞれ上下で異なっているため、ドーナツ状基板
の仕上げ研削の前段階での粗仕上げ加工を行った後、研
削工具を取り外すことなく上下方向に移動するのみで研
削加工の少ないドーナツ状基板の仕上げ研削を一連の作
業として行える。
は、一の環状凹部が、他の異なる高さの環状凹部に対し
て粒度の異なるダイヤモンドを使用したダイヤモンド砥
石面にすることもできる。このようにすることで、環状
凹部の開放角とダイヤモンドの粒度とをそれぞれ組み合
わせることにより、より広範囲なドーナツ状基板の仕上
げ加工ができる。
は、コアー部材をドーナツ状基板の円孔に挿入して、該
ドーナツ状基板を前記コアー部材の所定高さに位置する
環状凹部に位置させ、回転状態の前記コアー部材とドー
ナツ状基板との間に相対的水平運動を与え、前記所定高
さの環状凹部でドーナツ状基板の円孔の内周の粗仕上げ
研削を行い、続いて前記コアー部材の中心軸とドーナツ
状基板の中心軸とを接近させ、前記コアー部材とドーナ
ツ状基板とを上下方向に相対移動して、ドーナツ状基板
を前記使用した環状凹部と異なる高さに位置する別の環
状凹部に位置させ、再度、前記コアー部材とドーナツ状
基板との間に偏心運動を与えてドーナツ状基板の円孔の
内周の仕上げ研削を行うことを特徴としている。このよ
うにすることで、コアー部材の中心軸とドーナツ状基板
の中心軸とを接近させるのみで、このコアー部材が回転
中であったとしても、自由にドーナツ状基板を同一のコ
アー部材の高さの異なる他の環状凹部の高さまで移動さ
せることができるため、ドーナツ状基板の円孔の内面の
粗加工から仕上げまでを高精度かつ短時間に処理でき
る。
づいて説明する。
るドーナツ状基板を研削するための研削工具1が示され
ており、天板2の上方にはシャンク3が突設されている
とともに、シャンク3と同軸下方には円柱状のコアー部
材4が延びており、また天板2の円周部からは前記コア
ー部材4を包囲するようにフレアー部材5が垂設されて
いる。
コアー部材4の外周およびフレアー部材5の内周には、
同じ高さ位置に環状凹部8が複数本切設され、その形状
は断面がほぼ台形状をしている。ただし、断面台形に限
らずその用途によっては半月状または三角形になっても
よい。
2を構成しており、このダイヤモンド砥石部12は、メ
タルボンド砥石あるいは電着砥石等として製作される。
ここで、図1では明らかではないが、ダイヤモンド砥石
部は、各同じ高さの内外の環状凹部8、8を一対として
使用されるダイヤモンドの粒度や環状凹部の形状等が異
なっている。即ち、環状凹部の断面については、例えば
図5(a)、(b)に示されるように、上下の環状凹部
の開放角θがそれぞれθ1、θ2のように異なってい
る。
たドーナツ状基板6の粗加工から仕上げの工程について
その一例を説明する。
の研削工具1内に、(a)に示されるようにドーナツ状
基板6が挿入され、所定の高さのダイヤモンド砥石面1
2に臨むように位置決めされる。この位置で、所定の回
転が与えられた研削工具に、(b)に示されるように水
平運動を与え、例えば、粒度の大きいダイヤモンドを使
用したダイヤモンド砥石面12で粗加工が行われる。こ
の場合、ドーナツ状基板6に回転や水平運動を与えても
同じ効果がある。
最終形状に近付け、続いてこのセット状態のまま(c)
に示されるように研削工具1の回転中心とドーナツ状基
板6の中心とを近付けることにより、この研削工具とド
ーナツ状基板とは上下に移動可能となる。
状基板6がこの研削工具1内に収納され、所定の環状凹
部8に対応する水平位置にセットされると、コアー部材
4の回転中心Oに対して所定の寸法の水平移動が与えら
れる。この水平運動はドーナツ状基板6の中心点の回り
を研削工具の回転中心Oが円周軌道を描く移動形態、さ
らには研削工具を所定の方向に往復移動させながら、ド
ーナツ状基板6を低速で回転させることもできる。言い
換えると、研削中にドーナツ状基板6の内外周がコアー
部材4とフレアー部材5とに形成された所定のダイヤモ
ンド砥石面12にほぼ均一に接触すれば足りるため、相
対的な両者の水平移動が達成されればよい。
基板6とに上下方向の移動を与え、次の加工、即ちドー
ナツ状基板6が仕上げ用のダイヤモンド砥石面12’に
臨む図4(d)の位置で位置決めされる。
与えられ、例えば、粒度の小さいダイヤモンドを使用し
たダイヤモンド砥石面12’で仕上げ加工が行われる。
この後、研削工具1の回転中心とドーナツ状基板6との
中心とを近付けることにより、ドーナツ状基板を研削工
具から容易に分離できる。この研削工具1による研削加
工にはダイヤモンド砥石面12と12’とを使用した
が、更にダイヤモンド砥石面12”を使用し、粗仕上
げ、中仕上げ、そして高精度仕上げのように、3段階の
工程を行ってもよい。
2の開放角θをそれぞれ変化させた実施例であり、前述
の工程における、粗仕上げの際、(a)に示されるよう
に上部傾斜面9と下部傾斜面10とで形成される開放角
θ1の大きいダイヤモンド砥石面12で糸面部11を予
め削り落とす。このため、次段階の仕上げ用のダイヤモ
ンド砥石面12’を用いた研削時には、(b)に示され
るように上部傾斜面9’と下部傾斜面10’とで形成さ
れる開放角θ2の小さいダイヤモンド砥石面12’にか
かる研削負担は極めて少なくなる。ここで、粗加工と仕
上げ加工とに用いられるダイヤモンド砥石面において、
ダイヤモンドの粒子の大小と開放角とを組み合わせるこ
とも可能である。
ヤモンド砥石面が上下2箇所に形成されたものが、さら
に図7にはフレアー部材5が円筒状ではなくバランス良
く複数片垂下されたフレアー部材を有するものが示され
ている。
り、研削工具1のフレアー部材5とコアー部材4とが同
じ回転中心軸を共有するが、それぞれ別々の回転駆動部
(図示せず)と連結されるように、フレアー部材5のシ
ャンク3内にコアー部材4と一体のコアーシャンク7が
形成されている。
材4の回転方向とフレアー部材5の回転方向とを逆にす
ることにより、下方で真空吸着テーブル(図示せず)等
で固定されたドーナツ状基板6に掛かる一方向の回転研
削抵抗が減少し、固定する力の多少にかかわらずドーナ
ツ状基板の位置ずれ等の危険を防止することができる。
材4の周速度をフレアー部材5の周速度よりも高めるこ
とにより、それぞれの部材4、5のダイヤモンド砥石面
の寿命を等しくすることができる。
れており、これは、前述の形態と異なり、コアー部材4
とフレアー部材5とが回転軸の異なる別々のシャンク1
3、14を有しているものである。これらコアー部材4
とフレアー部材5とはテーブルプレート15に対して位
置決めされ使用されるものであり、回転中のコアー部材
4とフレアー部材5とでドーナツ状基板が研削される。
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
下方にドリル部を設け、ドーナツ状基板の切取りを行
い、続いて本発明の仕上げ工程を行うようにしてもよ
い。また、この研削工具やドーナツ状基板の水平移動幅
やその速度ついても材質やその大きさ等によって種々に
変更できることは明らかである。
なる環状凹部のダイヤモンド砥石面のダイヤモンドの粒
度がそれぞれ上下で異なっているため、例えば、粒度の
大きなダイヤモンドを有するダイヤモンド砥石面でドー
ナツ状基板の粗仕上げ加工を行った後、次に研削工具を
取り外すことなく上下方向に移動するのみで、粒度の小
さなダイヤモンドを有するダイヤモンド砥石面でのドー
ナツ状基板の中心の円孔に対して高精度な仕上げ研削を
一連の作業として行える。
なるダイヤモンド砥石面の環状凹部の開放角がそれぞれ
上下で異なっているため、ドーナツ状基板の仕上げ研削
の前段階での粗仕上げ加工を行った後、研削工具を取り
外すことなく上下方向に移動するのみで研削加工の少な
いドーナツ状基板の仕上げ研削を一連の作業として行え
る。
の開放角とダイヤモンドの粒度とをそれぞれ組み合わせ
ることにより、より広範囲なドーナツ状基板の仕上げ加
工ができる。
材の中心軸とドーナツ状基板の中心軸とを接近させるの
みで、このコアー部材が回転中であったとしても、自由
にドーナツ状基板を同一のコアー部材の高さの異なる他
の環状凹部の高さまで移動させることができるため、ド
ーナツ状基板の円孔の内面の粗加工から仕上げまでを高
精度かつ短時間に処理できる。
図ある。
ある。
ある。
ある。
る。
る。
ある。
ある。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 ドーナツ状基板の中心の円孔を研削する
コアー部材としての研削工具であり、前記コアー部材の
外周部には上下位置に複数の環状凹部が形成されてお
り、この一の環状凹部は、他の異なる高さの環状凹部に
対して粒度の異なるダイヤモンドを使用したダイヤモン
ド砥石面であることを特徴とするドーナツ状基板の円孔
研削工具。 - 【請求項2】 ドーナツ状基板の中心の円孔を研削する
コアー部材としての研削工具であり、前記コアー部材の
外周部には上下位置に複数の環状凹部が形成されてお
り、この一の環状凹部は、他の異なる高さの環状凹部に
対して環状凹部の開放角が相異なるように形成されたダ
イヤモンド砥石面であることを特徴とするドーナツ状基
板の円孔研削工具。 - 【請求項3】 一の環状凹部は、他の異なる高さの環状
凹部に対して粒度の異なるダイヤモンドを使用したダイ
ヤモンド砥石面である請求項2に記載のドーナツ状基板
の円孔研削工具。 - 【請求項4】 コアー部材をドーナツ状基板の円孔に挿
入して、該ドーナツ状基板を前記コアー部材の所定高さ
に位置する環状凹部に位置させ、回転状態の前記コアー
部材とドーナツ状基板との間に相対的水平運動を与え、
前記所定高さの環状凹部でドーナツ状基板の円孔の内周
の粗仕上げ研削を行い、 続いて前記コアー部材の中心軸とドーナツ状基板の中心
軸とを接近させ、前記コアー部材とドーナツ状基板とを
上下方向に相対移動して、ドーナツ状基板を前記使用し
た環状凹部と異なる高さに位置する別の環状凹部に位置
させ、 再度、前記コアー部材とドーナツ状基板との間に偏心運
動を与えてドーナツ状基板の円孔の内周の仕上げ研削を
行うことを特徴とするドーナツ状基板の円孔研削方法。
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