JPH10337477A - 光触媒機能を有する製品及びその製造方法 - Google Patents

光触媒機能を有する製品及びその製造方法

Info

Publication number
JPH10337477A
JPH10337477A JP9150718A JP15071897A JPH10337477A JP H10337477 A JPH10337477 A JP H10337477A JP 9150718 A JP9150718 A JP 9150718A JP 15071897 A JP15071897 A JP 15071897A JP H10337477 A JPH10337477 A JP H10337477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photocatalytic function
substance
glaze
product
photocatalystic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9150718A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Imai
茂雄 今井
Jiyunko Takada
潤子 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP9150718A priority Critical patent/JPH10337477A/ja
Publication of JPH10337477A publication Critical patent/JPH10337477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/009After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/50Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials
    • C04B41/5022Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials with vitreous materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/0068Ingredients with a function or property not provided for elsewhere in C04B2103/00

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通常の陶磁器製品を製造する工程と同じ工程で
光触媒機能を有する陶磁器製品等の製造を可能とする。 【解決手段】基材に、光触媒機能を有する物質と、光触
媒機能を活性化させる物質とが含まれている。基材は、
釉薬、陶磁器素地、樹脂、メッキ、ホーロー等である。
例えば、基材を釉薬とした場合は、釉薬層が光触媒機能
を有する物質とその機能を活性化させる物質とを含むも
のであるため、陶磁器製品の製造工程と何ら変わること
なく製造でき、また優れた光触媒機能が得られ、更には
前記物質が釉薬層内にあるため、剥離等の問題は起こら
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め釉薬中に光触
媒機能を有する物質と、当該光触媒機能を活性化させる
物質とを入れておくことで、陶磁器素地体の表面へ塗布
して焼成するだけで光触媒機能を有する陶磁器製品を得
る製造方法並びにこれにより得られた陶磁器製品に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】タイルや衛生陶器、セラミック製品等の
1100℃以上の高温で焼成する陶磁器製品の表面に、
抗菌を目的として光触媒機能を有する酸化チタン(Ti
2 )等の物質からなる光触媒層を形成したものがあ
る。光触媒機能を有する物質は、酸素又は水が存在する
環境下において紫外線を照射すると、活性酸素種を生成
し、悪臭成分等の有機化合物の分解を促進するという性
質がある。この活性が、抗菌,防臭,防汚,NOxの分
解等に寄与するものであり、抗菌製品として広く利用さ
れているところである。なお、活性酸素種とは、通常の
酸素にくらべて著しく科学反応を起こしやすい酸素の種
をいう。
【0003】而して、従来の光触媒機能を有する物質と
しては、比較的安価に入手でき、活性が高いことから酸
化チタン(TiO2 )が最も広く利用されている。この
TiO2 を利用した光触媒機能を有する陶磁器製品は、
図3の縦断面図に示す要領で製造されている。すなわ
ち、先ず、基材としての陶磁器成形素地1の表面に釉薬
層2を形成し、これを1100℃以上の高温で焼成して
いる。
【0004】そして、得られた陶磁器基体3の釉薬層2
上に、TiO2 等の光触媒機能を有する物質からなる光
触媒層4を形成し、700℃前後の温度で焼成してい
る。これは、光触媒機能を有するTiO2 が、900℃
以上の高温で焼成すると、光触媒機能を喪失するからで
ある。
【0005】最後に、光触媒層4の表面に銀(Ag),
白金(Pt)等の金属材料5をドブ漬け等による光還元
メッキをし、陶磁器製品6としている。金属材料5をメ
ッキすることで、光触媒層4が紫外線を受けて光触媒機
能を発揮するときに放出する電子が、光触媒層4にでき
た電子のホールへ戻ることがないようにこれを捕捉し、
光触媒層4の外へ飛び出し易くするためのものである。
この飛び出した電子は、空気中の酸素又は水等と結び付
き、水酸ラジカルOH- 等の活性酸素を生成するもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
光触媒機能を有する陶磁器製品6にあっては、陶磁器成
形素地1に釉薬層2を形成して焼成する通常の陶磁器製
品の製造工程と、陶磁器製品の釉薬層2の表面に光触媒
層4を形成する工程と、更に光触媒層4の表面にAg等
の金属材料5をメッキする光還元メッキ工程との少なく
とも三つの工程が必要である。そのため、製造工程が極
めて複雑で、全体としての設備も大掛かりとなり、製品
コストも高く付くという欠点があった。
【0007】また前記光還元メッキは、トイレや浴槽等
の洗浄に用いられる酸性洗浄液やブラシ,研磨剤等に弱
く、表面に形成した金属材料5が剥離し、光触媒層4に
おける光触媒機能を有する物質の光触媒機能自体が著し
く低下し、実用に供しえなくなるという欠点があった。
更に、このような金属材料5を表面にメッキした従来の
陶磁器製品6では、前記金属材料5と人体又は掃除用具
等の他部材との接触する機会も多く、この接触により、
金属材料5が剥離し、前記と同じ光触媒機能の低下をも
たらすという欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良し、釉薬の有する機能を見直すと共
にその機能試験を繰り返し、鋭意研究した結果、釉薬中
に含まれる物質にも光触媒機能を有するものがあること
を見い出し、更に光触媒機能を活性化させる物質を新た
に、もしくは添加量を増やして釉薬に加えることによ
り、陶磁器製品の製造工程で光触媒機能を有する陶磁器
製品の製造を可能とし、また優れた光触媒機能を奏する
ことのできる陶磁器製品や樹脂、メッキ、ホーロー製品
等及びその製造方法を提供せんとするものである。
【0009】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、基材に光触媒機能を有す
る物質と、光触媒機能を活性化させる物質とが含まれて
いることを特徴とする光触媒機能を有する製品である。
光触媒機能を有する物質と、その機能を活性化させる物
質とが含まれているため、優れた光触媒機能が得られ、
これにより活性酸素種の生成が活性化され、優れた抗
菌、脱臭、防汚、有機化合物の分解等が得られる。
【0010】本発明が採用した請求項2の手段は、基材
が、釉薬、陶磁器素地、樹脂、メッキ、ホーローのうち
のいずれか一つであることを特徴とする前記請求項1に
記載の光触媒機能を有する製品である。これにより、陶
磁器製品や樹脂製品、メッキ製品、ホーロー製品等のあ
らゆるものに光触媒機能を付与することが可能である。
【0011】本発明が採用した請求項3の手段は、基材
が釉薬であって、光触媒機能を有する物質が釉薬中に通
常含まれているものであり、K2 O,Na2 O,Ca
O,ZnO,MgO,Li2 O,BaO,Al2 3
2 3 ,TiO2 ,SiO2,ZrO2 ,Fe
2 3 ,Co2 3 ,NiO,MoO3 ,Pr6 11
2 5 ,BeO等の酸化物の単数又は複数であること
を特徴とする前記請求項1に記載の光触媒機能を有する
陶磁器製品である。このように本発明では釉薬中の物質
に光触媒機能を有するものがあることを見い出し、これ
を利用することにより、別途、光触媒機能を有する物質
を新たに準備する必要がない。
【0012】本発明が採用した請求項4の手段は、基材
が釉薬であって、光触媒機能を有する物質が釉薬中に通
常含まれていないものであり、WO3 ,SrTiO3
25 ,CdS,CdTe,MoS3 , BiO3 ,A
2 0等の酸化物の単数又は複数であることを特徴とす
る前記請求項1に記載の光触媒機能を有する製品であ
る。また光触媒機能を有する物質を、別途釉薬中に入れ
ることによっても釉薬層に光触媒機能を発揮させること
が可能である。
【0013】本発明が採用した請求項5の手段は、光触
媒機能を活性化させる物質が、Ag,Cu,Pt,P
d,Fe,Co,Ni,Au等の単数又は複数であるこ
とを特徴とする前記請求項1〜4のいずれか一つに記載
の光触媒機能を有する製品である。これらの物質の単数
又は複数を釉薬中に入れることにより、釉薬中に含まれ
る光触媒機能を有する物質又は別途混入した光触媒機能
を有する物質のより活性化が図れ、優れた光触媒機能を
奏することができる。
【0014】更にまた、本発明が採用した請求項6の手
段は、陶磁器素地体の表面に、光触媒機能を有する物質
と光触媒機能を活性化させる物質とを混合した釉薬を塗
布し、1100℃以上の温度で焼成したことを特徴とす
る光触媒機能を有する製品の製造方法である。
【0015】釉薬層が光触媒機能を有する物質とその機
能を活性化させる物質とを含むものであるため、陶磁器
製品の製造工程と何ら変わることなく製造でき、またこ
れらが釉薬層内にあるため、剥離,研磨等による劣化,
化学的耐久性の劣化等の問題は起こらない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図1に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、本発明は、前述した如く、釉薬の有する機能
を見直すと共にその機能試験を繰り返し、鋭意研究した
結果、一般的な釉薬中に含まれる物質にも光触媒機能を
有するものがあることを見い出し、これを利用する点に
特徴を有している。一般的な釉薬中に含まれる光触媒機
能を有する物質としては、次のようなものがある。
【0017】すなわち、K2 O,Na2 O,CaO,Z
nO,MgO,Li2 O,BaO,Al2 3 ,B2
3 ,TiO2 ,SiO2 ,ZrO2 ,Fe2 3 ,Co
2 3 ,NiO,MoO3 ,Pr6 11,P2 5 ,B
eO等の酸化物の単数又は複数である。これらの物質
は、本来的に光触媒機能を有するものの、従来の釉薬の
ままではその活性化が図れずにいたものである。
【0018】また釉薬に光触媒機能を持たせる方法とし
ては、通常釉薬に含まれていないものであって、W
3 ,SrTiO3 ,V2 5 ,CdS,CdTe,M
oS3 ,BiO3 ,Ag2 O等の酸化物の単数又は複数
を別途に釉薬の中へ入れることも可能である。
【0019】そして、本発明では、これらの釉薬に通常
含まれる又は新たに混入した光触媒機能を有する物質の
光触媒機能を活性化させるために、次のような物質を釉
薬中に混入している。すなわち、Ag,Cu,Pt,P
d,Zn,Fe,Co,Ni,Au等の金属材料を釉薬
の中へ混入している。これらの金属材料は、例えば、酸
化物、リン酸塩、塩化物の形態等で存在するようなもの
でもよく、また金属のままでもよく、あらゆる形態のも
のを含む金属化合物の概念である。これらの光触媒機能
を活性化させるための物質は、従来の図3に示す金属材
料5の場合と同じ働きをする。紫外線が照射されると、
釉薬中に含まれる光触媒機能を有する物質から電子が飛
び出し、飛び出した後のホールへ戻ることがないように
これを捕捉し、外部へ飛び出し易くしている。外部へ飛
び出した電子は、空気中に含まれる酸素又は水等と反応
し、水酸ラジカルOH- を生成する。つまり、活性酸素
種を生成し、悪臭成分等の有機化合物の分解を促進し、
抗菌,防臭,防汚,NOxの分解等に寄与するものであ
る。
【0020】この金属材料によるメカニズムは、確証さ
れたものではなく、次のような推測も可能である。例え
ば、これらの金属化合物自体の有する光触媒活性によっ
て前記抗菌,防臭等の効果が得られているか又はこれら
の金属化合物がO2 ,H2 Oの吸着特性により活性酸素
種が生成し易くなり、結果として抗菌,防臭等の効果が
得られているかである。
【0021】いずれにしても、光触媒機能であることに
は変わりはなく、このような光触媒機能を有する陶磁器
製品は、図1の縦断面図に示す要領で製造される。先
ず、釉薬の中へ光触媒機能を有する物質としてのW
3 ,SrTiO3 ,V2 5 等の単数又は複数を新た
に混入するか又は通常の釉薬のままのものを準備し、こ
れに光触媒機能を活性化させるためのAg,Cu,P
t,Pd,An,Zn,Fe,Co,Ni,Au等の金
属材料の単数又は複数を混入しておく。
【0022】そして、押出成形やプレス成形又は鋳込み
成形等により陶磁器素地体1を成形し、該陶磁器素地体
1の表面に、前記材料を混入した釉薬を塗布して釉薬層
8を形成する。然る後は、通常の陶磁器製品を製造する
場合のときと同じように、所定の1100℃以上の高温
による焼成を行えばよい。このようにして製造された陶
磁器製品9では、紫外線を受けることにより釉薬層8の
中の光触媒機能を有する物質が電子を放出し、これを釉
薬層8の中の光触媒機能を活性化させるための物質10
が捕捉して飛び出した後のホールへ戻らないようにし、
釉薬層8の外へ放出させている。これにより、活性酸素
の生成が可能であり、光触媒機能が活性化される結果、
活性酸素の活性化も図れ、優れた抗菌性等が得られる。
しかも、釉薬層8の内部まで組成が同じであるので、物
理的,化学的損傷によって摩耗又は磨滅等した場合であ
っても光触媒機能を有する面が表面に露出するので光触
媒活性が低下するようなことはなく、半永久的に抗菌等
の効果が得られる。
【0023】
【実施例】SiO2 ,Al2 3 ,ZrO2 ,CaO,
ZnO,Na2 , 2 Oを主成分とする釉薬を準備
し、これに光触媒機能を活性化させるための物質として
Agを選択し、前記釉薬に対して外割りで0.1wt%
添加したものを準備した。この場合は、釉薬中に含まれ
る銀イオン,銀コロイドが光触媒機能の中心的な役割を
する物質と考えられる。次に、このようにして調合され
た釉薬を、プレス成形したタイル成形素地の表面に塗布
し、1100℃の温度で焼成し、製品としてのタイルを
製造した。また比較例としてSiO2 ,Al2 3 ,Z
rO2 ,CaO,ZnO,Na2, 2 Oを主成分と
する釉薬を準備し、これをプレス成形したタイル成形素
地の表面に塗布し、続いて1100℃の温度で焼成して
従来技術による通常のタイルを製造した。
【0024】図2は、前記本発明品のタイルと、従来技
術による比較例のタイルとに対して紫外線を照射した場
合(ON)と、紫外線の照射を止めた場合(OFF)と
の一酸化窒素(NO)の分解率を示したものである。こ
の図2に示す結果から明らかなように、本発明品の場合
は紫外線照射により光触媒機能によって、優れたNOの
分解が得られており、従来のタイルではこのような作用
は得られていない。つまり、本発明品のタイルでは、紫
外線の照射による優れた光触媒機能が発生していること
が明らかである。
【0025】ところで、本発明は上述した実施の形態又
は実施例に限定されるものではなく、適宜の変更が可能
である。例えば、陶磁器製品は、セラミック製品、タイ
ル、洗面器や便器等の衛生陶器、花瓶、壷、茶碗、湯飲
み等のあらゆる陶磁器製品が含まれる。また陶磁器製品
には、金属に釉薬を施釉して焼成したホーロー製品をも
含むものである。ただし、この場合の焼成温度は、50
0〜700℃の範囲であり、1100℃よりも低めであ
る。本発明は樹脂へも光触媒機能を有する物質とその機
能を活性化させる物質とを入れた製品を製造することが
可能である。更に、陶磁器基体の原料や釉薬の原料及び
その配合割合等も適宜の変更が可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
例えば、釉薬層に光触媒機能を有する物質と光触媒機能
を活性化させる物質とを含むようにしたから、通常の陶
磁器製品を製造する場合と同じ工程で優れた光触媒機能
を有する陶磁器製品等を製造することができ、生産性の
向上並びに製造設備の簡略化が図れ、大幅なコスト低下
が可能である。また光触媒機能を有する物質及びその機
能を活性化させる物質が釉薬層等の基材内にあるため、
剥離等の問題は起こらない。更に、SiO2 を主とする
無機質の釉薬の中に光触媒物質があるので、例え反応性
の高い活性酸素種が生成されても基材が劣化するような
ことはなく、製品の長寿命化を維持することも可能であ
る。
【0027】特に、光触媒機能を有する物質としてAg
2 Oを選択した場合は、そのAg+イオンがH2 O,O
2 等の吸着量が大きいという性質を有しており、優れた
抗菌性能及び光触媒機能の向上を図ることが可能であ
る。この場合の光触媒機能の向上は、Ag2 O自身の光
触媒機能による場合と、H2 O,O2 の吸着量を増加さ
せるか又は銀イオンによる電子とホールの再結合の防止
を行うことで他の光触媒材料の機能を助成する場合とに
より得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る陶磁器製品を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明によるタイルと従来技術によるタイルと
の光触媒機能を比較した結果を示す図面である。
【図3】従来の光触媒機能を有する陶磁器製品の製造工
程を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…陶磁器成形素地 8…釉薬層 9…陶磁器製品 10…光触媒機能を活性化させる物質
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C23C 18/16 C23C 18/16 Z C23D 5/00 C23D 5/00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材に光触媒機能を有する物質と、光触媒
    機能を活性化させる物質とが含まれていることを特徴と
    する光触媒機能を有する製品。
  2. 【請求項2】基材が、釉薬、陶磁器素地、樹脂、メッ
    キ、ホーローのうちのいずれか一つであることを特徴と
    する前記請求項1に記載の光触媒機能を有する製品。
  3. 【請求項3】基材が釉薬であって、光触媒機能を有する
    物質が釉薬中に通常含まれているものであり、K2 O,
    Na2 O,CaO,ZnO,MgO,Li2 O,Ba
    O,Al2 3 ,B2 3 ,TiO2 ,SiO2 ,Zr
    2 ,Fe2 3 ,Co2 3 ,NiO,MoO3 ,P
    6 11,P2 5 ,BeO等の酸化物の単数又は複数
    であることを特徴とする前記請求項1に記載の光触媒機
    能を有する製品。
  4. 【請求項4】基材が釉薬であって、光触媒機能を有する
    物質が釉薬中に通常含まれていないものであり、W
    3 ,SrTiO3 ,V2 5 ,CdS,CdTe,M
    oS3 , BiO3 ,Ag2 0等の酸化物の単数又は複数
    であることを特徴とする前記請求項1に記載の光触媒機
    能を有する製品。
  5. 【請求項5】光触媒機能を活性化させる物質が、Ag,
    Cu,Pt,Pd,Zn,Fe,Co,Ni,Au等の
    単数又は複数であることを特徴とする前記請求項1〜4
    のいずれか一つに記載の光触媒機能を有する陶磁器製
    品。
  6. 【請求項6】陶磁器素地体の表面に、光触媒機能を有す
    る物質と光触媒機能を活性化させる物質とを混合した釉
    薬を塗布し、1100℃以上の温度で焼成したことを特
    徴とする光触媒機能を有する製品の製造方法。
JP9150718A 1997-06-09 1997-06-09 光触媒機能を有する製品及びその製造方法 Pending JPH10337477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9150718A JPH10337477A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 光触媒機能を有する製品及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9150718A JPH10337477A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 光触媒機能を有する製品及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10337477A true JPH10337477A (ja) 1998-12-22

Family

ID=15502899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9150718A Pending JPH10337477A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 光触媒機能を有する製品及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10337477A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000035833A1 (en) * 1998-12-11 2000-06-22 Toto Ltd. Sanitary earthen products
JP2005034716A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 National Institute For Materials Science アルカリ金属及びAgのビスマス複合酸化物可視光応答性光触媒とそれを用いた有害化学物質分解除去方法
CN112675844A (zh) * 2021-01-11 2021-04-20 德州学院 低负载量AuPd修饰的ZnO纳米材料及其制备与应用

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000035833A1 (en) * 1998-12-11 2000-06-22 Toto Ltd. Sanitary earthen products
US6514622B1 (en) 1998-12-11 2003-02-04 Toto Ltd. Sanitary earthen products
JP2005034716A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 National Institute For Materials Science アルカリ金属及びAgのビスマス複合酸化物可視光応答性光触媒とそれを用いた有害化学物質分解除去方法
CN112675844A (zh) * 2021-01-11 2021-04-20 德州学院 低负载量AuPd修饰的ZnO纳米材料及其制备与应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2667331B2 (ja) 光触媒機能を有する部材及びその製造方法
EP0684075B1 (en) Multi-functional material having photo-catalytic function and production method therefor
JP3309591B2 (ja) 光触媒機能を有する多機能材
TWI260314B (en) Stainproofing treatment, product having glass layer and method for production thereof, and method for producing reinforced pottery
KR100457769B1 (ko) 산소결핍 경사구조를 가지는 산화금속 피막
US6113861A (en) Photocatalyst sheet
JPH098361A (ja) 発光ダイオード
JP2016165887A (ja) 陶製用品及びその製造方法
JP3136918B2 (ja) 抗菌性を有する多機能材及びその製造方法
JPH10337477A (ja) 光触媒機能を有する製品及びその製造方法
KR19990008279A (ko) 광촉매기능을 가지는 성형품
JP2006021994A (ja) 光触媒機能を有する多機能材の製造方法
JPH10338580A (ja) 光触媒機能を有する基材
JP3246235B2 (ja) 光触媒機能を有する多機能材及びその製造方法
JP2000143369A (ja) 表面処理材及び抗菌性窯業製品並びにその製造方法
JPH07196384A (ja) 抗菌性陶磁器及びその製造方法並びにこれに使用する釉薬及び絵具
JP3063735B2 (ja) 殺菌作用を有する陶磁器
JP2000189809A (ja) 光触媒機能を有する部材
JPH11278969A (ja) 抗菌・防黴性陶磁器製品およびその製造方法
JP3465018B2 (ja) 抗菌性積層体
JPH11157966A (ja) 光触媒機能を有する陶磁器及びその製造方法
JP2000143405A (ja) 表面処理材及び抗菌性窯業製品並びにその製造方法
JP2000189796A (ja) 光触媒機能を有する部材
KR200367639Y1 (ko) 항균성 광촉매 조성물이 코팅된 도자기
KR200283665Y1 (ko) 음이온 방출 장신구

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060307