JPH1045794A - 蛋白質の安定化方法および組成物 - Google Patents
蛋白質の安定化方法および組成物Info
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- JPH1045794A JPH1045794A JP8202367A JP20236796A JPH1045794A JP H1045794 A JPH1045794 A JP H1045794A JP 8202367 A JP8202367 A JP 8202367A JP 20236796 A JP20236796 A JP 20236796A JP H1045794 A JPH1045794 A JP H1045794A
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Abstract
アルブミン製剤、血液凝固因子製剤、免疫グロブリン製
剤などの血漿製剤中の蛋白質;臨床診断用の酵素、抗体
(又は抗原)、標識抗体(又は標識抗原);コンタクト
レンズ洗浄用の酵素などを、溶液、凍結、凍結乾燥など
の保存状態に関係なく安定化できる蛋白質の安定化方法
及びこの方法を利用した組成物を提供する。 【解決手段】同一系中において式1のホスホリルコリン
基を有する重合体と蛋白質とを共存させる蛋白質の安定
化方法、並びにホスホリルコリン基含有単量体を重合し
てなる重合体1.0×10-4〜80重量%と、血漿製剤
蛋白質、標識免疫学的活性物質又は酵素1.0×10
-14〜20重量%と、緩衝液0〜99.9重量%とを含
んでなる安定化した組成物。
Description
るいはメディカルデバイスなどで用いられる各種蛋白質
の安定化方法及びこの方法を利用した組成物に関する。
更に詳しくは、アルブミン製剤、血液凝固因子製剤、免
疫グロブリン製剤などの血漿製剤に含まれる蛋白質の安
定化、臨床診断で用いられる酵素、抗体(あるいは抗
原)、標識抗体(あるいは標識抗原)などの安定化、コ
ンタクトレンズの洗浄に用いられる酵素などの安定化方
法および組成物に関する。
凝固因子製剤、免疫グロブリン製剤などの血漿製剤は、
新鮮凍結血漿、または期限切れ保存血液から回された血
漿を原料とし、溶液状態、凍結状態、凍結乾燥状態で保
存され、有効期限は1〜5年となっている。その中で免
疫グロブリン製剤の静注用製剤は、人免疫グロブリンの
中からIgGだけを取り出して、静脈注射を可能にした
製剤であり、IgGをそのまま抽出すると会合体を形成
して機能しずらくなり、アナフィラキシー・ショックの
原因となる。そこで従来より、蛋白質分解酵素であるペ
プシンあるいはプラスミンで分子を分解する方法、C領
域はそのままにしてV領域との結合部位を化学変化させ
る方法、pH4の溶液で処理する方法あるいはイオン交
換樹脂で処理する方法が知られている。しかしながら、
酵素処理する方法は補体結合部位(C領域)が分かれる
ため半減期が短くなり、化学変化させる方法は注射直後
は天然のIgGより免疫力はやや落ちる問題があり、p
H4の溶液で処理する方法や、イオン交換樹脂で処理す
る方法は汎用性にやや欠ける問題がある(‘95 医療
用医薬品データブック下巻、富士経済(1995
年))。
は抗原)または、標識抗体(あるいは標識抗原)など
は、溶液状態、凍結状態、凍結乾燥状態でその活性(抗
体活性、抗原性、酵素活性など)を保持するために、サ
ッカロース、ウシ血清アルブミン(BSAと略す)など
を添加する方法が一般に知られている。特に凍結乾燥す
る際、あるいは凍結乾燥状態でその活性(抗体活性、抗
原性、酵素活性など)を保持するために、サッカロー
ス、BSA、ゼラチンなどを添加する方法が知られてい
る。しかしながら、上記の各種添加剤を用いる方法は2
5℃以上、数ヶ月間以上では、その抗体活性、抗原性あ
るいは酵素活性が低下するなどの問題があった。
抗体または抗原を水溶液中にシクロデキストリン類を存
在させることを特徴とするアクリジニウム誘導体で標識
された抗原または抗体の安定化方法(特開平7−278
184号公報)、クリスタリンを生理活性蛋白質の溶液
に含有せしめることを特徴とする生理活性蛋白質の安定
化方法が知られている(特開平7−236483号公
報)。
る加水分解酵素溶液に安定化剤として、1)ゼラチンお
よび/またはカゼイン、2)多価アルコールおよび/ま
たは糖類、および3)エチルアルコールを添加する方法
も知られている(特開昭41−152号公報)が、その
効果は十分ではない。ホスホリルコリン基含有重合体
は、抗血栓材料として優れることが知られているが、ホ
スホリルコリン基含有重合体を用いた蛋白質の安定化方
法は知られていない。また、ホスホリルコリン基含有重
合体と、抗体、標識免疫学的活性物質、加水分解酵素等
との組成物は知られていない。
床、臨床診断あるいはメディカルデバイスなどで用いら
れる各種蛋白質、例えばアルブミン製剤、血液凝固因子
製剤、免疫グロブリン製剤などの血漿製剤に含まれる蛋
白質;臨床診断で用いられる酵素、抗体(あるいは抗
原)、標識抗体(あるいは標識抗原);コンタクトレン
ズの洗浄に用いられる酵素などを、その保存状態、例え
ば溶液状態、凍結状態、凍結乾燥状態などに関係なく安
定化することができる蛋白質の安定化方法を提供するこ
とにある。本発明の別の目的は、血漿製剤蛋白質が保存
状態に関係なく安定化された組成物を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、標識免疫学的活性物質が保存
状態に関係なく安定化された組成物を提供することにあ
る。本発明の更に別の目的は、酵素が保存状態に関係な
く安定化された組成物を提供することにある。
スホリルコリン基含有重合体が、蛋白質を安定化するこ
とを見いだし、本発明を完成した。すなわち、本発明に
よれば、同一系中において、式(1)で示されるホスホ
リルコリン基を有する重合体(以下PC重合体と略記す
る)、例えば式(2)(式中Xは、水素原子またはメチ
ル基を示す)で示されるホスホリルコリン基含有単量体
を含む重合成分を重合してなる重合体等と、蛋白質とを
共存させることを特徴とする蛋白質の安定化方法が提供
される。
ホリルコリン基含有単量体を重合してなる重合体1.0
×10-4〜80重量%と、(B1)血漿製剤蛋白質1.0×
10-14〜20重量%と、(C1)緩衝液0〜99.9重量
%とを含んでなる安定化した血漿製剤蛋白質組成物が提
供される。更に本発明によれば、(A2)前記式(2)で示
されるホスホリルコリン基含有単量体を重合してなる重
合体1.0×10-4〜80重量%と、(B2)標識免疫学的
活性物質1.0×10-14〜20重量%と、(C2)緩衝液
0〜99.9重量%とを含んでなる安定化した標識免疫
学的活性物質組成物が提供される。更にまた本発明によ
れば(A3)前記式(2)で示されるホスホリルコリン基含
有単量体を重合してなる重合体1.0×10-4〜80重
量%と、(B3)酵素1.0×10-14〜20重量%と、(C
3)緩衝液0〜99.9重量%とを含んでなる安定化した
酵素組成物が提供される。
せる蛋白質と、前記PC重合体とを、同一系中に共存さ
せる。PC重合体は、前記式(2)で示されるホスホリ
ルコリン基含有単量体などの分子内に前記式(1)で示
されるホスホリルコリン基を1つ以上有する単量体(以
下PC単量体と略記する)を含む重合成分の重合体であ
る。
PC重合体を構成する全単量体に対し、1〜100モル
%が好ましく、特に5モル%以上が好ましい。前記配合
割合が1モル%未満の場合には、蛋白質の安定化作用が
得られ難いので好ましくない。PC重合体の分子量は、
調製時の重合温度、重合開始剤使用量、重合度調整剤の
使用の有無などによっても異なるが、好ましくは数平均
分子量1,000〜2,000,000、特に好ましく
は2,000〜1,000,000である。数平均分子
量が1,000未満では蛋白質の安定化作用が得られ難
く、数平均分子量が1,000,000を超えると重合
体の粘性が高くなりすぎて、取り扱い難くなり好ましく
ない。
体を、ラジカル重合などの通常の方法で単独重合させる
方法あるいは、PC単量体等の単量体と共重合可能な他
のビニル系単量体とを共重合させる方法などによって容
易に得ることができる。
ば、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2’−
(トリメチルアンモニオ)エチルホスフェート、2−
(メタ)アクリロイルオキシプロピル−2’−(トリメ
チルアンモニオ)エチルホスフェート、2−(メタ)ア
クリロイルオキシエトキシエチル−2’−(トリメチル
アンモニオ)エチルホスフェート、2−(メタ)アクリ
ロイルオキシジエトキシエチル−2’−(トリメチルア
ンモニオ)エチルホスフェート、2−(メタ)アクリロ
イルオキシトリエトキシエチル−2’−(トリメチルア
ンモニオ)エチルホスフェートなどが挙げられる。特に
入手性などの点から2−メタクリロイルオキシエチル−
2’−(トリメチルアンモニオ)エチルホスフェート
((以下MPCと略記する)=2−メタクリロイルオキ
シエチルホスホリルコリン)が好ましい。
系単量体(以下単量体Aと略記する)としては、例えば
(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)アクリル酸
メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル
酸ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アク
リル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸ヘプチル、(メ
タ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸トリデシ
ル、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、(メタ)ア
クリレート等の(メタ)アクリル酸系単量体;スチレ
ン、α−メチルスチレン、メチル核置換スチレン、クロ
ロ核置換スチレン等のスチレン系単量体;塩化ビニル、
塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、イソブチレン
等の置換炭化水素系単量体;酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル等のビニルエステル系単量体;エチルビニルエー
テル、n−ブチルビニルエーテル等のビニルエーテル系
単量体;ジエチルイタコネート、ジ−n−ブチルイタコ
ネートなどの二価カルボン酸系単量体などが好ましく、
特にメタクリル酸エステル、スチレンなどを好ましく挙
げることができる。
ては、通常のラジカル重合開始剤であれば特に限定され
ず、例えば2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、過
酸化ベンゾイル、ジイソプロピルペルオキシジカーボネ
ート、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト、t−ブチルペルオキシピバレート、t−ブチルペル
オキシジイソブチレートや、過硫酸カリウム、過硫酸ア
ンモニウム等の過硫酸塩などが挙げられる。これらの重
合開始剤は1種または2種以上を混合して用いてもよ
い。また、重合開始剤の使用にはレドックス系のラジカ
ル促進剤を併用してもよい。重合開始剤の使用量は、重
合させる全単量体100重量部に対して0.01〜10
重量部が好ましく、特に好ましくは0.1〜5重量部で
ある。
ましくは30〜80℃、特に好ましくは40〜70℃に
おいて2〜72時間重合させるのが望ましい。この際、
重合反応をより円滑に行なうために溶媒を用いてもよ
く、該溶媒としては、水、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、t−ブタノール、ベンゼン、トルエン、ジ
メチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、クロロホル
ムまたはこれらの混合物などを挙げることができる。
形態は、粉末、懸濁液状態、溶液状態のいずれでもよ
く、好ましくは蛋白質を変性させることのない、リン酸
緩衝液、酢酸緩衝液、炭酸緩衝液、クエン酸緩衝液、各
種生理食塩水などの溶解液あるいは懸濁液が挙げられ
る。これら液にジメチルスルホオキシド、テトラヒドロ
フランあるいはN,N−ジメチルホルムアミドなどの有
機溶媒を0.01〜20重量%添加することもできる。
特に好ましくはリン酸緩衝液、各種生理食塩水などの溶
解液が挙げられる。
に限定されず、後述する血漿製剤蛋白質、標識免疫学的
活性物質、酵素等を挙げることができる。
おいて、前記PC重合体と蛋白質とを共存させるとは、
例えば溶液状態の蛋白質溶液に前記液状のPC重合体液
あるいはPC重合体粉末を添加等して同一液中に共存さ
せる方法などにより実施できる。前記PC重合体粉末の
添加後に凍結あるいは添加後凍結乾燥などをしてもよ
い。前記同一液中にPC重合体と蛋白質とを共存させた
場合のPC重合体の濃度は、蛋白質の濃度および状態に
もよるが、好ましくはその下限値は1.0×10-8重量
%、特に好ましくは1.0×10-5重量%、更に好まし
くは1.0×10-4であり、上限値は好ましくは80重
量%、特に好ましくは70重量%、更に好ましくは50
重量%である。最も好ましいのは、液粘度が高くなら
ず、取り扱い易い1.0×10-3〜40重量%の範囲で
ある。PC重合体の濃度が80重量%を超えると液粘度
が高くなり取り扱い性が低下するので好ましくない。一
方、前記同一液中の蛋白質の濃度は、その種類及び用途
によって異なるが、1.0×10-8〜20重量%が好ま
しく、特に1.0×10-7〜10重量%が望ましい。
記PC単量体のうち、式(2)で示されるホスホリルコ
リン基含有単量体を重合してなる重合体1.0×10-4
〜80重量%と、(B1)血漿製剤蛋白質1.0×10-14
〜20重量%と、(C1)緩衝液0〜99.9重量%とを含
有する。(A1)の重合体は、前述の安定化方法で説明した
PC重合体のうち、式(2)で示されるホスホリルコリ
ン基含有単量体を重合して得た重合体を用いる。該重合
体の含有割合が、1.0×10-4未満の場合には血漿製
剤蛋白質の安定化効果が十分でなく、80重量%を超え
ると調製する際の液粘度が高くなり取り扱いが困難にな
る。(B1)の血漿製剤蛋白質とは、アルブミン製剤、血液
凝固因子製剤、免疫グロブリン製剤などに含まれる蛋白
質をいう。血液凝固因子製剤としては、第VIII因子製
剤、第IX因子製剤、第I因子製剤、アンチトロンビンII
I製剤、第II因子、第III因子IV、第V因子、第VII因
子、第X因子などが挙げられる。また、免疫グロブリン
製剤としては、筋注用製剤、静注用製剤などが挙げられ
る。血漿製剤蛋白質の含有割合が、1.0×10-14重
量%未満では、血漿製剤蛋白質としての活性が低くなる
場合もあり、使用する際に好ましくない。20重量%を
超えるとPC重合体の含量を増やす必要があり、その
際、粘度が高く取り扱い難い。(C1)緩衝液としては、前
述の安定化方法で列挙したものを好ましく挙げることが
でき、水溶液でも、水溶性の少量の溶剤を含んでもよ
い。この緩衝液は、血漿製剤蛋白質を水溶液状で取り扱
い易くするために添加するので、必ずしも含有されてい
なくても良い。緩衝液の含有割合が99.9重量%を超
える場合には、血漿製剤蛋白質、重合体の濃度が低くな
り、機能、効果を発揮しにくくなる。
(A2)前記PC重合体のうち、式(2)で示されるホスホ
リルコリン基含有単量体を重合してなる重合体1.0×
10-4〜80重量%と、(B2)標識免疫学的活性物質1.
0×10-14〜20重量%と、(C2)緩衝液0〜99.9
重量%とを含有する。(A2)の重合体は、前述の安定化方
法で説明したPC重合体のうち、式(2)で示されるホ
スホリルコリン基含有単量体を重合して得た重合体を用
いる。該重合体の含有割合が、1.0×10-4未満の場
合には免疫学的活性物質の安定化効果が十分でなく、8
0重量%を超えると水溶液の粘度が高く取り扱い難い。
まれる免疫グロブリンを除いて、例えば、C反応性蛋白
質(CRP)、リューマチ因子(RF)、トランスフェ
リン等の血漿蛋白に対する抗体、甲状腺刺激ホルモン
(TSH)、トリヨードサイロニン(T3)、サイロキ
シン(T4)、チロキシン結合性蛋白(TBG)、サイ
ログロブリン、インスリン、エストリオール(E3)、
絨毛性ゴナドトロピン(HCG)、ヒト胎盤性ラクトー
ゲン(HPL)等のホルモンに対する抗体、癌胎児性抗
原(CEA)、β2−マイクログロブリン、α−フェト
プロテイン(AFP)等の腫瘍関連物質に対する抗体、
HBS抗原、HBS抗体、HBe抗原、HBe抗体等のウイ
ルス肝炎の抗原および抗体に対する抗体または抗原、ム
ンプス、ヘルペス、麻疹、風疹、サイトメガロ等のウイ
ルス、抗エイズ抗体(HIV)等の各種生体成分に対す
る抗体または抗原、フェノバルビタール、アセトアミノ
フェノン、サリチル酸、シクロスポリン等の各種薬剤に
対する抗体が挙げられる。また、上記抗体に対する抗原
あるいは上記抗原に対する抗体も挙げられる。更にま
た、上記抗体はFabフラグメント、F(ab)'2フラ
グメントまたは還元型抗体であってもよい。(B2)の標識
免疫学的活性物質とは、上記免疫学的活性物質に酵素、
蛍光物質、発光物質などを化学結合的に結合させたもの
を示す。標識される酵素は特に限定されないが、アセチ
ルコリンエステラーゼ、アルカリ性ホスファターゼ、β
−D−ガラクトシダーゼ、グルコアミラーゼ、グルコー
スオキシダーゼ、グルコース−6−リン酸脱水素酵素、
ヘキソキナーゼ、ペニシリナーゼ、ペルオキシダーゼ、
リゾチームなどが挙げられ、好ましくは、酵素免疫測定
法にて汎用的に用いられるアルカリ性ホスファターゼ、
β−D−ガラクトシダーゼ、ペルオキシダーゼなどが挙
げられる。標識される蛍光物質は特に限定されず、フル
オレセインイソチオシアネート(FITC)、4−クロ
ロ−7−ニトロベンゾフラザン、4−フルオロ−7−ニ
トロベンゾフラザン、スルホローダミン101酸クロリ
ド、4−クロロ−7−スルホベンゾフラザン、アンモニ
ウム塩、N−(9−アクリジニル)マレイミドなどが挙
げられる。好ましくは、免疫学的活性物質の遊離のアミ
ノ基と混ぜるだけで反応するフルオレセインイソチオシ
アネート(FITC)、4−クロロ−7−ニトロベンゾ
フラザン、4−フルオロ−7−ニトロベンゾフラザン、
スルホローダミン101酸クロリドなどが挙げられる。
また、免疫学的活性物質の遊離のアミノ基と容易に反応
する10−メチル−9−(4−(2−(スクシンイミジ
ルオキシカルボニル)エチル)フェニルオキシカルボニ
ル)アクリジニウムフルオロサルフェートなどの化学発
光物質も用いることが可能である。標識免疫学的活性物
質の含有割合が、1.0×10-14重量%未満では、標
識免疫学的活性物質の活性が低くなり使用する際に好ま
しくない。20重量%を超えるとPC重合体の含量を増
やす必要があり、その際、粘度が高く取り扱い難くな
る。
列挙したものを好ましく挙げることができ、水溶液で
も、水溶性の少量の溶剤を含んでもよい。この緩衝液
は、標識免疫学的活性物質を水溶液状で取り扱い易くす
るために添加するので、必ずしも含有されていなくても
良い。緩衝液の含有割合が、99.9重量%を超える場
合には、標識免疫学的活性物質、重合体の濃度が低くな
り、機能、効果を発揮しにくくなる。
体のうち、式(2)で示されるホスホリルコリン基含有
単量体を重合してなる重合体1.0×10-4〜80重量
%と、(B3)酵素1.0×10-14〜20重量%と、(C3)
緩衝液0〜99.9重量%とを含有する。(A3)の重合体
は、前述の安定化方法で説明したPC重合体のうち、式
(2)で示されるホスホリルコリン基含有単量体を重合
して得た重合体を用いる。該重合体の含有割合が、1.
0×10-4未満の場合には酵素の安定化効果が十分でな
く、80重量%を超えると水溶液の粘度が高くなり取り
扱い難い。(B3)の酵素としては、特に限定されず、酸化
還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、脱離酵素、異性化
酵素、合成酵素などが挙げられる。特に好ましくは臨床
診断あるいはメディカルデバイスなどに用いられる加水
分解酵素の一種であるグリコシル加水分解酵素(糖分解
酵素)のβ−D−ガラクトシダーゼ、同じく加水分解酵
素の一種であるエステル加水分解酵素のコレステロール
エステラーゼ、アルカリフォスファターゼなど、あるい
は、酸化還元酵素の一種である過酸化酵素の西洋ワサビ
過酸化酵素などが挙げられる。これらの中で臨床診断に
用いる際は、好ましくは、コレステロールエステラー
ゼ、β−D−ガラクトシダーゼ、アルカリフォスファタ
ーゼ、西洋ワサビ過酸化酵素などが挙げられる。また、
加水分解酵素としては、例えばカルボヒドラーゼ、エス
テラーゼ、プロテアーゼ、アミダーゼ、ハロゲナーゼ、
ホスファターゼなどが挙げられる。一般には市販品が利
用できる。例えばビオプラーゼ(ナガセ生化学工業
(株)製、商標、ペプチド分解酵素)、リパーゼサイケ
ン(ナガセ生化学工業(株)製、商標、エステル加水分
解酵素)などが挙げられる。酵素の起源は限定されず、
バシルス(Bacillus)属などあらゆる起源のものが使用
できる。これらの中で、コンタクトレンズの洗浄あるい
は皮膚の美白などに用いる際は、好ましくは蛋白質分解
酵素、例えばビオプラーゼ(ナガセ生化学工業(株)
製、商標、ペプチド分解酵素)などが挙げられる。(B3)
の酵素の含有割合が、1.0×10-14重量%未満では
酵素の活性が低くなり使用する際に好ましくない。20
重量%を超えるとPC重合体の含量を増やす必要があ
り、その際、粘度が高く取り扱い難い。(C3)緩衝液とし
ては、前述の安定化方法で列挙したものを好ましく挙げ
ることができ、水溶液でも、水溶性の少量の溶剤を含ん
でもよい。この緩衝液は、酵素を水溶液状で取り扱い易
くするために添加するので、必ずしも含有されていなく
ても良い。緩衝液の含有割合が、99.9重量%を超え
る場合には、酵素、重合体の濃度が低くなり、機能、効
果を発揮しにくくなる。
合体を同一系中に共存させるだけで容易に蛋白質の活性
が保持されて長期安定化が図れる。また、本発明の血漿
製剤、標識免疫学的活性物質あるいは酵素を配合した組
成物は、特定のPC重合体を含有するので、各々の活性
が高く保持されており、長期安定化が可能となる。
発明はこれらに限定されるものではない。合成例1−1;重合体Bの合成 総単量体濃度が1.0mol/lおよび重合開始剤量が
単量体に対して1mol%となるように、MPC5.9
05g(0.02mol)を重合用ガラス反応管に秤取
し、これに重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブ
チロニトリル(以下AIBNと略記する)0.0328
g(0.2mmol)及び重合溶媒としてメタノール2
0mlを加えた。反応管内を充分にアルゴン置換した
後、密封した。次いで、24時間50℃に加温すること
により重合反応を行なった。反応混合物を氷冷した後、
400mlのジエチルエーテルに滴下することによりポ
リマーを沈澱させた。沈澱物を瀘別し、充分にジエチル
エーテルにて洗浄した後減圧乾燥して白色粉末状の重合
体B3.691gを得た。収率は62.5%であった。
分子量は重合体Bのリン酸緩衝溶液液をゲルパーミエー
ションクロマトグラフィー(GPC)を用いて分析する
ことにより測定した結果、ポリエチレングリコール換算
で68000であった。
記する)との単量体の仕込みモル比がMPC/BMA=
40/60、総単量体濃度が1.0mol/l及び重合
開始剤量が単量体に対して1mol%となるように、M
PC1.435g(4.9mmol)及びBMA2.1
53g(15.1mmol)を重合用ガラス反応管に秤
取し、これに重合開始剤としてAIBN0.0328g
(0.2mmol)及び重合溶媒としてメタノール20
mlを加えた。反応管内を充分にアルゴン置換した後、
密封した。次いで、24時間60℃に加温することによ
り重合反応を行なった。反応混合物を氷冷した後、40
0mlのジエチルエーテルに滴下することによりポリマ
ーを沈澱させた。沈澱物を瀘別し、充分にジエチルエー
テルにて洗浄した後、減圧乾燥して白色粉末状の重合体
C2.019gを得た。収率は56.3%であった。分
子量は重合体Cのテトラヒドロフラン溶液をGPCを用
いて分析することにより測定した結果、ポリスチレン換
算で32000であった。モル組成比は元素分析の結果
より、MPC/BMA=38.5/61.5であった。
チレン(以下、Stと略記する)1.573g(15.
1mmol)を用いた以外は合成例1−2と同様に行
い、白色粉末状の重合体D1.972gを得た。収率は
52.9%、分子量はポリスチレン換算で42000、
モル組成比は、MPC/St=39.5/60.5であ
った。以上合成例1−1〜1−3の単量体及び各結果を
表1に示す。
C社製)の各ウェルに、100mMリン酸水素二ナトリ
ウム/リン酸二水素ナトリウム緩衝液(pH7.5)に
溶解した5.0μg/mlの抗ヒト免疫グロブリンG1
00μLを加えて、4℃で12時間インキュベートし
た。インキュベート終了後、各ウェルを、150mM
NaClを添加した10mMリン酸水素二ナトリウム/
リン酸二水素ナトリウム緩衝液(pH7.5)で3回洗
浄した。5.0重量%BSAを添加した10mMリン酸
水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム緩衝液(p
H7.5)溶液を各ウェルに300μl加えて、25
℃、2時間インキュベートした。インキュベート終了
後、各ウェルの溶液をデカンテーションにより除去し
た。その後、−80℃のフリーザーにて凍結させた後に
乾燥させて凍結乾燥済み抗体固定化プレートを調製し
た。
験1 100mMリン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナト
リウム緩衝液(pH7.5)に溶解した、5μg/ml
ヒト免疫グロブリンG溶液(5.0×10-4重量%)
に、合成例1−1で合成した重合体Bを2.0重量%と
なるように添加した。その後に40℃インキュベートし
た。尚、添加した日を0日後とした。
3カ月後および4カ月後の各ヒト免疫グロブリンG溶液
を、参考例1で調製した抗体固定化プレートの8ウェル
に100μL/ウェルになるように添加した後、25
℃、1時間インキュベートした。インキュベート終了
後、各ウェルを、150mM NaClを添加した10
mMリン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム
緩衝液(pH7.5)で3回洗浄した。その後、5.0
重量%BSA及び150mM NaClを添加した10
mMリン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム
緩衝液(pH7.5)で10000倍希釈したHorserad
ish Peroxidase標識抗ヒト免疫グロブリンGを各ウェル
に100μL加えて、25℃、1時間インキュベートし
た。インキュベート終了後、各ウェルを、150mM
NaClを添加した10mMリン酸水素二ナトリウム/
リン酸二水素ナトリウム緩衝液(pH7.5)で3回洗
浄した。和光純薬社製の商品名「OPD錠」1錠を0.
006%の過酸化水素を含むリン酸/クエン酸緩衝液1
2mlに溶解した溶液を、100μL/ウェル添加した
後、25℃、10分間インキュベートした。続いて、2
Nの硫酸溶液を50μL/ウェル加えた後に、東ソー製
マイクロプレートリーダー「MPR−A4i」を用い
て、各ウェルの492nmの吸光度を測定し、0日後の
吸光度を100%として、各日後の%を求めた。なお、
組成を表2に示し、測定結果を表3に示す。
の安定化試験2,3 実施例1−1で用いた重合体Bの代わりに、合成例1−
2及び合成例1−3で合成した重合体C(実施例1−
2)及び重合体D(実施例1−3)を用いた以外は実施
例1−1と同様に行った。測定結果を表3に示す。
のBSAを添加した以外は、実施例1−1と同様に行っ
た。測定結果を表3に示す。
リウム緩衝液(pH7.5)に溶解した、5μg/ml
ヒト免疫グロブリンG溶液に何も添加しなかった以外は
実施例1−1と同様に行った。測定結果を表3に示す。
の安定化試験1 10mMリン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリ
ウム緩衝液(pH7.5)で20000倍希釈した Hor
seradish Peroxidase 標識抗ヒト免疫グロブリンG溶液
(約1.0×10-7重量%)に、合成例1−1で合成し
た重合体Bを2.0重量%となるように添加した。その
後に40℃インキュベートした。なお、添加した日を0
日後とした。
8ウェルに、1.0μg/mlのヒト免疫グロブリンを
100μL/ウェルになるように添加した後、25℃、
1時間インキュベートした。インキュベート終了後、各
ウェルを、150mM NaClを添加した10mMリ
ン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム緩衝液
(pH7.5)で3回洗浄した。洗浄終了後更に、0日
後、3日後、1週後、2週後、3週間後、4週間後の2
0000倍希釈した Horseradish Peroxidase標識抗ヒ
ト免疫グロブリンG溶液を、8ウェルに100μL/ウ
ェルになるように添加した後に、25℃、2時間インキ
ュベートした。インキュベート終了後、各ウェルを、1
50mM NaClを添加した10mMリン酸水素二ナ
トリウム/リン酸二水素ナトリウム緩衝液(pH7.
5)で3回洗浄した。和光純薬社製の商品名「OPD
錠」1錠を、0.006%の過酸化水素を含むリン酸/
クエン酸緩衝液12mlに溶解した溶液を、100μL
/ウェル添加した後、25℃、10分間インキュベート
した。続いて、2Nの硫酸溶液を50μL/ウェル加え
た後に、東ソー社製マイクロプレートリーダー「MPR
−A4i」を用いて、各ウェルの492nmの吸光度を
測定し、0日後の吸光度を100%として、各日後の%
を求めた。組成を表2、測定結果を表4に示す。
的活性物質の安定化試験2,3 合成例1−1で合成した重合体Bの代わりに、合成例1
−2及び合成例1−3で合成した重合体C(実施例2−
2)及び重合体D(実施例2−3)を用いた以外は実施
例2−1と同様に行った。測定結果を表4に示す。
のBSAを添加した以外は、実施例2−1と同様に行っ
た。測定結果を表4に示す。
リウム緩衝液(pH7.5)に溶解した、5μg/ml
ヒト免疫グロブリンG溶液に何も添加しなかった以外は
実施例2−1と同様に行った。測定結果を表4に示す。
た10mMリン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナト
リウム緩衝液(pH7.0)に溶解した5fmol/m
l(10-15mol/ml)のβ−D−ガラクトシダー
ゼ溶液(1.0×10-13重量%)に合成例1−1で合
成した重合体を2.0重量%となるように添加した。そ
の後に40℃でインキュベートした。なお、添加した日
を0日後とした。
後および4週間後の各β−D−ガラクトシダーゼ溶液
0.4mlに、100mM NaCl及び1mM塩化マ
グネシウムを添加した10mMリン酸水素二ナトリウム
/リン酸二水素ナトリウム緩衝液(pH7.0)に溶解
した50mmol/Lの2−ニトロフェニル・β−D−
ガラクトシド溶液0.2mlを加えて、30℃、10分
間インキュベートした。インキュベート終了後、0.1
mol/L炭酸ナトリウム2mlを加えた後に、日本分
光社製UV/VIS測定機「Ubest−50」を用い
て、420nmの吸光度を測定した。0日後の吸光度を
100%として、各日後の%を求めた。測定結果を表5
に示す。
−2、1−3 合成例1−1の重合体Bの代わりに、合成例1−2及び
合成例1−3で合成した重合体C(実施例3−2)及び
重合体D(実施例3−3)を用いた以外は実施例3−1
と同様に行った。測定結果を表5に示す。
のBSAを添加した以外は、実施例3−1と同様に行っ
た。測定結果を表5に示す。
た10mMリン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナト
リウム緩衝液(pH7.0)に溶解した5fmol/m
lβ−D−ガラクトシダーゼ溶液に何も添加しなかった
以外は実施例3−1と同様に行った。測定結果は表5に
示す。
リゾチーム0.2g及びムチン0.1gを生理食塩水に
溶解させ100mlとした)にコンタクトレンズ(セイ
コー社製コンタクトレンズ 「スーパーEX1」)を浸
し、65℃に加熱して蛋白質を付着させた。
(ナガセ生化学工業(株)製、商標、ペプチド分解酵
素)溶液(0.4重量%)に合成例1−1で合成した重
合体Bを2.0重量%となるように添加した。その後に
40℃にてインキュベートした。なお、添加した日を0
日後とした。0日後、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後、
4ヶ月後の各ビオプラーゼ溶液の蛋白質分解酵素活性
は、カゼイン−フォリン法により測定した。0日後の活
性を100%として各月後の活性を求めた。組成を表2
に、測定結果を表6に示す。
月後、4ヶ月後の各ビオプラーゼ溶液に参考例2で調製
した蛋白質付着レンズを入れ、静置した状態で洗浄し
た。洗浄効果は目視にて行い、付着蛋白質がほとんど除
かれている場合を良好、それ以外を不良として判定し
た。測定結果を表7に示す。
−2及び合成例1−3で合成した重合体C(実施例4−
2)及び重合体D(実施例4−3)を用いた以外は実施
例4−1と同様に行った。測定結果を表6および7に示
す。
量%のBSAを添加した以外は実施例4−1と同様に行
った。測定結果を表6および7に示す。
(ナガセ生化学工業(株)製、商標、ペプチド分解酵
素)溶液に何も添加しなかった以外は実施例4−1と同
様に行った。測定結果を表6および7に示す。以上の結
果、本発明の実施例は比較例に比べ安定性に優れている
ことがわかる。
Claims (5)
- 【請求項1】 同一系中において、式(1)で示される
ホスホリルコリン基を有する重合体と、蛋白質とを共存
させることを特徴とする蛋白質の安定化方法。 【化1】 - 【請求項2】 式(1)で示されるホスホリルコリン基
を有する重合体が、式(2)(式中Xは、水素原子また
はメチル基を示す)で示されるホスホリルコリン基含有
単量体を含む重合成分を重合してなる重合体である請求
項1記載の蛋白質の安定化方法。 【化2】 - 【請求項3】 (A1)式(2)(式中Xは、水素原子また
はメチル基を示す)で示されるホスホリルコリン基含有
単量体を重合してなる重合体1.0×10-4〜80重量
%と、 【化3】 (B1)血漿製剤蛋白質1.0×10-14〜20重量%と、
(C1)緩衝液0〜99.9重量%とを含んでなる安定化し
た血漿製剤蛋白質組成物。 - 【請求項4】 (A2)式(2)(式中Xは、水素原子また
はメチル基を示す)で示されるホスホリルコリン基含有
単量体を重合してなる重合体1.0×10-4〜80重量
%と、 【化4】 (B2)標識免疫学的活性物質1.0×10-14〜20重量
%と、(C2)緩衝液0〜99.9重量%とを含んでなる安
定化した標識免疫学的活性物質組成物。 - 【請求項5】 (A3)式(2)(式中Xは、水素原子また
はメチル基を示す)で示されるホスホリルコリン基含有
単量体を重合してなる重合体1.0×10-4〜80重量
%と、 【化5】 (B3)酵素1.0×10-14〜20重量%と、(C3)緩衝液
0〜99.9重量%とを含んでなる安定化した酵素組成
物。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP20236796A JP3782851B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 蛋白質の安定化方法および組成物 |
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|---|---|---|---|
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| Publication Number | Publication Date |
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ID=16456335
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-
1996
- 1996-07-31 JP JP20236796A patent/JP3782851B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP2021042166A (ja) * | 2019-09-11 | 2021-03-18 | 日油株式会社 | 蛋白質安定化剤および安定化された蛋白質を含有する試薬、ならびに試薬に含有される蛋白質の安定化方法 |
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