JPH10512271A - 光学的活性2−ハロプロピオン酸の製造 - Google Patents

光学的活性2−ハロプロピオン酸の製造

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JPH10512271A JP8521993A JP52199396A JPH10512271A JP H10512271 A JPH10512271 A JP H10512271A JP 8521993 A JP8521993 A JP 8521993A JP 52199396 A JP52199396 A JP 52199396A JP H10512271 A JPH10512271 A JP H10512271A
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Abstract

(57)【要約】 対応する光学的活性アルキル−2−ハロプロピオナートを、高温でカルボン酸と反応させ、トランスアシル化反応で、光学的活性2−ハロプロピオン酸とアルキルカルボキシラートを形成し、得られた光学的活性2−ハロプロピオン酸を反応混合物から分離することを特徴とする、光学的活性2−ハロプロピオン酸の製造方法。この光学的活性生成物は、植物保護剤、医薬製造のための重要な中間生成物である。

Description

【発明の詳細な説明】 光学的活性2−ハロプロピオン酸の製造 本発明は、光学的活性2−ハロプロピオン酸の新規製造方法に関する。 イソブチル−l−2−クロロプロピオナートのアルカリ性加水分解によりl− 2−クロロプロピオン酸およびそのナトリウム塩を製造し得ることは公知である 。しかしながら、この方法では、しばしば質の劣悪な生成物(約90から95% の鏡像体)がもたらされ、これは依然として5から10%の乳酸を副生成物とし て含有している。 仏国特許2700164号公報には、o−シリル化アセタールをN−クロロス クシンイミドと反応させてl−2−クロロプロピオナートを合成し、これをアル カリ金属ヒドロパーオキシドで加水分解させることによりl−2−クロロプロピ オン酸を形成することが記載されている。 日本国特願公告昭57/94295号、昭62/205797号、昭61/1 11699号各公報およびヨーロッパ特願公開196625号公報には、酵素に より、ラセミ−2−クロロプロピオナートを、異性体選択的に解離し得ることが 開示されている。しかしながら、この方法の欠点は、ラセミ化合物に対する最大 限の可能収率がわずか50%に過ぎない点を別としても、形成される2−クロロ プロピオナートの鏡像体純度が不充分なことである。 また、candida cylindracea(不完全菌類)のリパーゼに よる、2−ハロカルボキシラートのラセミ体解離も公知である(米国特許898 972号)。 Bio.Med.Chem.Lett.(1991)1339によれば、光学 的活性フェノキシプロピオナートが、対応するぶどう酸の酵素エステル化により 得られること、使用される酵素に応じて、鏡像体の若干のものはエステル化され るが、他の鏡像体は、酸のままに止まることが記載されている。次いで、光学的 活性化合物の分離が、蒸留および/または抽出により行なわれるが、採用される 処理条件に応じて、d−異性体またはl−異性体の割合が、70%から約90% の状態で得られる。 ラセミクロロプロピオン酸の酵素的脱ハロゲンに際して、d−鏡像体は乳酸に 転化されるが、l−クロロプロピオン酸はそのままで変化しない。この場合の可 能な最大限収率は、ラセミ体に対してほぼ50%である(1990年、ニューヨ ークのファン、ノストランド、R刊、D.A.アブラモヴィッチ編、「バイオキ ャタリシス」、「ジャーナル、オブ、ジェネラル、マイクロバイオロジイ」12 8、(1982)、1755参照)。 さらに、ヨーロッパ特願公開257716号公報には、メチル−d,l−2− ブロモプロピオナートをラセマートとして使用し、これをCandidacyl indraceaのリパーゼで2相混合物に転化する連続的方法が開示されてい る。しかしながら、この方法では、加水分解生成物は単離されない。 さらに、Biotechnol.Bioeng.30(8)、995(197 8)において、S.K.ダホドおよびP.シンタ、マンガーノは、四塩化炭素の 存在下にはメチル−l−2−クロロプロピオナートのリパーゼ触媒による加水分 解を開示している。しかしながら、この方法の欠点は、塩素化溶媒の使用は別と しても、わずかに95%純度の鏡像体の収率が約30%で、極めて低いことであ る。 さらに、ヨーロッパ特願公開511526号公報には、ラセミ−2−クロロプ ロピオナートを酵素加水分解により、水およびこれと混合されない、エステル用 有機溶媒から成る2相混合物を形成する方法が記載されている。しかしながら、 この方法は、有機相を何回も分離して加水分解酵素と接触させ、循環使用しなけ ればならず、極めて繁雑である。しかも転化は極めて不完全で、極めて長い反応 時間にもかかわらず、純粋な鏡像体生成物は得られないので、l−2−クロロプ ロピオン酸およびそのナトリウム塩を経済的に製造するには不適当である。 光学的活性の2−ハロカルボン酸を製造するための他の方法は、例えばpse udomonesのような菌で2−ハロカルボキシアミドをラセマート解離する 方法(西独特願公開4117255号公報)および菌で2−ハロカルボン酸ニト リルをラセマート解離する方法(Pure and Appl.Chem.62 、(1990)1441)である。 そこで、本発明の目的は、できるだけ高い化学的、光学的純度(少くともほぼ 98%を超える鏡像体)の、光学的活性2−ハロプロピオン酸を製造するための 簡単な方法を開発し、提供することである。 しかるに、上述の目的は、対応する光学的活性アルキル−2−ハロプロピオナ ートを、高温でカルボン酸と反応させ、トランスアシル化反応で、光学的活性2 −ハロプロピオン酸とアルキルカルボキシラートを形成し、得られた光学的活性 2−ハロプロピオン酸を反応混合物から分離することを特徴とする、光学的活性 2−ハロプロピオン酸の製造方法により達成され得ることが本発明者らにより見 出された。 本発明方法は、以下の反応式により説明される。 上記Iは光学的活性アルキル−2−ハロプロピオナートであって、そのXはハ ロゲンを意味し、IIはカルボン酸、IIIは得られる光学的活性2−ハロプロ ピオン酸、IVはトランスアシル化の際に形成されるアルキルカルボキシラート をそれぞれ表わす。 光学的活性のアルキル−2−ハロプロピオナートIおよび2−ハロプロピオン 酸IIIにおけるXは、一般的に塩素、臭素または沃素を意味し、好ましくは塩 素または臭素、ことに塩素を意味する。 上記反応式中において、R1は一般的にC1−C8アルキル、好ましくはC1−C6 アルキルを、R2は一般的にC1−C4アルキルを意味する。 使用されるカルボン酸IIは、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、好ましくは、蟻 酸、酢酸、ことに蟻酸である。 出発生成物として使用されるべき光学的活性アルキル−2−ハロプロピオナー トの製造は、対応する光学的活性ラクタートから出発して、これをハロゲン化す ることにより有利に行なわれる。例えば、アルキル−l−2−クロロプロピオナ ートの製造は、対応するアルキル−d−ラクタートをハロゲン化することにより 、例えばヒドロキシル基を塩素で置換することにより行なわれる。アルキル−d −ラクタートは公知の態様で塩素化される(例えば、ヨーロッパ特願公開401 104号公報、日本国特願公告昭61(1986)/57534号、同年2(1 990)/104560号、同昭61(1986)/68445号各公報、仏国 特願公開2459221号公報参照)。塩素化は、例えばN,N−ジメチルホル ムアミドのような触媒の存在下に、チオニルクロリドを使用して行なうのが好ま しく、反転は不斉炭素原子において生ずる。粗生成物は、高沸点留分から分離さ れ、次いで蒸留により精製される。 上述した方法により、例えばイソブチル−l−2−クロロピオナートが、約9 8から99.8%の化学的純度を以て製造され得る。光学的純度(l:d)は、 ほぼ98:2から100:0%である。 本発明のトランスアシル化を行なうため、代わりに、光学的活性アルキル−2 −ハロプロピオナートを、あらかじめ精製することなく使用され得る。 光学的活性2−ハロプロピオン酸を製造するための反応は、40℃から200 ℃、好ましくは80℃から150℃の温度、ことにトランスアシル化のために使 用されるカルボン酸の沸点温度、またはトランスアシル化の間に形成されるアル キルカルボキシラートの沸点温度で行なわれるのが有利である。 この反応は、また減圧、常圧または加圧下に行なわれることができ、一般的に 0.1から10バール、ことに0.5から3バールの圧力下に行なわれる。 トランスアシル化のために使用されるべきカルボン酸は、使用されるアルキル −2−ハロプロピオナートに対して、化学量論的量で使用され得るが、カルボン 酸は、一般的に10%から5000%、ことに200%から1000%の過剰量 で使用されるのが好ましい。 カルボン酸は、当初からアルキル−2−ハロプロピオナートと共に存在する か、あるいはトランスアシル化反応の間に添加されるか、あるいはその一部分が 当初から存在し、残余部分がトランスアシル化の間に添加され得る。 反応は酸触媒の存在下に行なわれるのが有利な場合がある。適当な酸触媒は、 燐酸、塩酸、硫酸のような鉱酸、p−トルエンスルホン酸のような有機酸、Hタ イプのイオン交換体、ルイス酸である。一般的に、硫酸がことに好ましく、触媒 は、アルキル−2−ハロプロピオナートに対して、0.1から10重量%の量で 使用される。 またトランスアシル化反応の間に、少量の、例えばアルキル−2−ハロプロピ オナートに対して0から50重量%、ことに0.01から30重量%の水を添加 することも有利であり得るが、カルボン酸として蟻酸が使用される場合には、水 の量は比較的少量にするか、あるいは全く水を使用しないのが好ましい。蟻は反 応条件下において部分的に分離し、水を形成するからである。水の大部分は、形 成されたアルキルカルボキシラートの蒸留による除去と共に附随的に分離除去さ れる。 この方法は、通常、添加溶媒を使用することなく行なわれるが、必要に応じて 、反応条件下に不活性の、塩素化炭化水素、ヘキサンのような脂肪族炭化水素、 トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素を希釈剤として使用し得る。 本発明方法のトランスアシル化の間に形成されるアルキルカルボキシラートは 、形成される速度、割合で、ことに蒸留により除去されるのが好ましい。 光学的活性2−ハロプロピオン酸を単離するための反応混合物の精製は、通常 、分別蒸留により行なわれる。これは、例えばトランスアシル化の間に形成され るアルキルカルボキシラートと、反応混合物中に依然存在するカルボン酸を蒸留 除去して分離することにより、光学的活性2−ハロプロピオン酸を残渣として得 る。この残渣として得られた粗生成物は、さらに精製、ことに蒸留により、純粋 生成物として単離され得る。 上述の蒸留は、常圧条件下、減圧下または加圧下行なわれ得る。トランスアシ ル化が酸触媒を使用して行なわれる場合には、この酸触媒は、蒸留処理前に、ア ルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の水酸化物、またはアルカリ金属の弱酸塩 、例えばアルカリ金属ホルマート、アルカリ金属アセタート、ことにナトリウ ムホルマート、ナトリウムアセタートを添加して中性化されもしくは分離される のが好ましい。 本発明のトランスアシル化により、光学的活性2−ハロプロピオン酸は、高収 率、高光学的純度を以て、極めて経済的に得られる。 合成工程および精製工程の間において、光学的純度は維持され、あるいは極め てわずかに低下するに止まる。目的生成物である光学的活性2−クロロプロピオ ン酸は、各種医薬品、植物保護剤を製造するための、光学的活性アリールオキシ プロピオン酸、例えばd−2,4−ジクロロフェノキシプロピオン酸、d−2− メチル−4−クロロフェノキシプロピオン酸、ブチル−2−(4−[5−(トリ フルオロメチル)−2−ピリジニル]−オキシ)−フェノキシプロピオナート( フルアジフォプブチル)、エチル−2−[4−[(6−クロロ−2−ベンズオキ サゾリル)−オキシ]フェノキシ]−プロピオナート(フェノキサプロプーエチ ル)を製造するための出発材料である。 以下の実施例により本発明を例示的に、さらに具体的に説明する。 実施例1 493.5g(3.0モル)のイソブチル−l−2−クロロプロピオナート( d=0.8%、l=99.2%)および138g(3.0モル)の蟻酸(100 %濃度)を5.6g(0.057モル)の硫酸(100%濃度)と共に、フラス コに装填する。552g(12モル)の蟻酸(100%濃度)と5.6g(0. 057モル)の硫酸(100%濃度)の溶液を、還流下(112℃)に3時間に わたり計量、給送する。カラムを経て、イソブチルホルマート、蟻酸および水か ら成る共沸混合物が、同時に反応器フラスコから蒸留除去される。添加給送が完 了してからさらに2時間、沸点温度において攪拌を継続する。上記共沸混合物の 蒸留除去により温度は115℃まで上昇する。フラスコ内の材料を15.5g( 0.228モル)のナトリウムホルマートで中和し、次いで分別蒸留する。これ により、理論量の94.6%収率に対応する純度99.8%(GC)bp40、1 02℃のl−2−クロロプロピオン酸(d=0.8%、C=99.2%)308 .6gが得られる。 実施例2 493.5g(3.0モル)のイソブチル−l−2−クロロプロピオナート( d=0.8%、l=99.2%)と、138g(3.0モル)の蟻酸(100% 濃度)を、5.6g(0.057モル)の硫酸(100%濃度)と共に、フラス コに装填する。蟻酸溶液(90%濃度)306.7g(6モル)と硫酸(100 %濃度)5.6g(0.057モル)を、3時間にわたり、還流(112℃)下 に計量給送する。カラムを経て、イソブチルホルマート、蟻酸および水から成る 共沸混合物が、同時に反応器フラスコから蒸留除去される。添加完了後、沸点に おいて、さらに2時間攪拌を継続し、この間、温度は115℃まで上昇する。反 応器フラスコ中の材料を、15.5g(0.228モル)のナトリウムホルマー トで中和し、次いで分別蒸留を行なう。これにより、理論量に対して93.7% の収率に相当する純度99.9%(GC)bp40、102℃を有するl−2−ク ロロプロピオン酸(d=0.9%、l=99.1%)が得られる。 実施例3 329g(2.0モル)のイソブチル−l−2−クロロプロピオナート(d= 0.8%、l=99.2%)と230g(5.0モル)の蟻酸(100%濃度) とを、3.4g(0.035モル)の硫酸(100%濃度)と共に、フラスコに 装填する。360g(10モル)の蟻酸(100%濃度)と3.4g(0.03 5モル)の硫酸(100%濃度)とを、還流下(112℃)に、3.5時間にわ たり計量、給送する。同時に、カラムを経て、イソブチルホルマート、蟻酸およ び水から成る共沸混合物を、反応器フラスコから蒸留除去する。添加完了後、沸 点における攪拌をさらに2時間継続し、また蒸留を継続する。この間に、温度は 116℃まで上昇する。反応器フラスコ中の材料を9.52g(0.14モル) のナトリウムホルマートで中和し、次いで分別蒸留を行なう。これにより、理論 量に対する94.3%の収率に対応する純度99.8%(GC)bp32、97℃ を示すl−2−クロロプロピオン酸(d=0.9%、l=99.1%)205g が得られる。 実施例4 164.5g(1.0モル)のイソブチル−l−2−クロロプロピオナート (d=0.8%、l=99.2%)と、333g(5.0モル)の酢酸(90% 濃度)を、3.68g(0.036モル)の硫酸と共に、フラスコに装填する。 これに666g(10モル)の酢酸水溶液(90%濃度)を、110℃から11 5℃において、6時間にわたり計量、給送する。同時に、イソブチルアセタート と水から成る共沸混合物を、反応器フラスコからカラムを経て蒸留除去する。反 応器フラスコ中の材料を、5.9g(0.072モル)のナトリウムアセタート で中和し、分別蒸留する。これにより、理論量に対して92.0%の収率に対応 する純度99.8%(GC)bp54、107℃を示すl−2−クロロプロピオン 酸(d=1.0%、l=99.0%)100gが得られる。 実施例5 329g(2.0モル)のイソブチル−l−2−クロロプロピオナート(d= 0.8%、l=99.2%)と625g(10モル)の酢酸(96%濃度)を、 11g(0.108モル)の硫酸(96%濃度)と共に、フラスコ中に装填する 。これに、666g(10モル)の酢酸水溶液を、114から120℃の温度で 7.5時間にわたり計量給送する。同時に、イソブチルアセタートと水から成る 共沸混合物を、反応器フラスコから、カラムを経て蒸留排出する。120℃にお いてさらに2.5時間攪拌を継続し、共沸混合物を蒸留除去する。残存反応混合 物を17.7g(0.216モル)の酢酸ナトリウムで中和し、分別蒸留に附す る。これにより、理論量に対して95.0%の収率に対応する純度99.7%( GC)、bP47、104℃を示すl−2−クロロプロピオン酸(d=1.0%、 l=99.0%)206.8gを得る。 実施例6 122.5g(1モル)のメチル−d−クロロプロピオナートと、138g( 3モル)の蟻酸(100%濃度)を、5.5g(0.054モル)の硫酸(96 %濃度)と共にフラスコ中に装填する。これに、300g(3.5モル)の蟻酸 と、2.9g(0.0284モル)の硫酸(96%濃度)を、還流下(102℃ )下、75分間にわたり計量、給送する。同時に、メチルホルマート、蟻酸およ び水から成る共沸混合物を、カラムを経て反応器フラスコから蒸留排出する。添 加完了後、さらに沸点温度において半時間攪拌を継続し、また蒸留 を継続する。この間に温度は106℃まで上昇する。反応器フラスコ中の反応混 合物を、11.2g(0.165モル)のナトリウムホルマートで中和し、次い で分別蒸留に附する。これにより、理論量に対して94.4%の収率に対応する 純度99.4%(GC)bp62、109℃を示すd−2−クロロプロピオン酸( d=99%、l=1%)193gを得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),UA(AZ,BY,KZ,RU ,TJ,TM),AU,BG,BR,CA,CN,CZ ,FI,HU,JP,KR,MX,NO,NZ,PL, SG,SK,TR,UA,US (72)発明者 ハンセン,ハンスペーター ドイツ国、D−67061、ルートヴィッヒス ハーフェン、レムブラントシュトラーセ、 3 (72)発明者 ズィペラー,ベルンハルト ドイツ国、D−67246、ディルムシュタイ ン、アム、ヘルゴトザッカー、6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.対応する光学的活性アルキル−2−ハロプロピオナートを、高温でカルボ ン酸と反応させ、トランスアシル化反応で、光学的活性2−ハロプロピオン酸と アルキルカルボキシラートを形成し、得られた光学的活性2−ハロプロピオン酸 を反応混合物から分離することを特徴とする、光学的活性2−ハロプロピオン酸 の製造方法。 2.反応を40℃から200℃の温度で行なうことを特徴とする、請求項1の 方法。 3.トランスアシル化の間に形成されるアルキルカルボキシラートと、依然と して存在するカルボン酸を反応混合物から分離して、生成光学的活性2−ハロプ ロピオン酸を反応混合物から蒸留により分離し、光学的活性2−ハロカルボン酸 を塔底生成物として得ることを特徴とする、請求項1の方法。 4.反応を、トランスアシル化のために使用されるカルボン酸の沸点、または トランスアシル化の間に形成されるアルキルカルボキシラートの沸点に相当する 温度で行なうことを特徴とする、請求項1または2の方法。 5.トランスアシル化の間に形成されるアルキルカルボキシラートを蒸留除去 することを特徴とする、請求項1から4のいずれかの方法。 6.反応を0.1から10バールの範囲の圧力下に行なうことを特徴とする、 請求項1から5のいずれかの方法。 7.生成する光学的活性2−ハロプロピオン酸を、トランスアシル化により形 成される反応混合物から、これを分別蒸留に附することにより、単離することを 特徴とする、請求項1から6のいずれかの方法。 8.カルボン酸を過剰量で使用することを特徴とする、請求項1から7のいず れかの方法。 9.反応を酸触媒の存在下に行なうことを特徴とする、請求項1から8のいず れかの方法。 10.反応条件下に不活性である溶媒を追加的に使用することを特徴とする、 請求項1から9のいずれかの方法。 11.光学的活性2−クロロプロピオン酸を製造するために使用されることを 特徴とする、請求項1から10のいずれかの方法。
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