JPH105404A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH105404A
JPH105404A JP8163179A JP16317996A JPH105404A JP H105404 A JPH105404 A JP H105404A JP 8163179 A JP8163179 A JP 8163179A JP 16317996 A JP16317996 A JP 16317996A JP H105404 A JPH105404 A JP H105404A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 可変表示遊技の表示構成を変えることで、該
可変表示遊技を変化に富み大当り発生の期待感を向上さ
せ、興趣性に溢れた遊技機を提供する。 【解決手段】 可変表示装置の可変表示部には、複数の
表示窓部61a〜61dのうちの所定数の表示窓部から
なる第1の表示領域61と、前記複数の表示窓部61a
〜61dのうちで前記第1の表示領域61を除いた残り
の表示窓部により構成され複数の識別情報を可変表示可
能な第2の表示領域62とが設けられいる。そして、第
1の表示領域61と前記第2の表示領域62とで可変表
示の変動形式が異なる表示制御が行われ、第1の表示領
域61における所定数の可変表示部における停止識別情
報の組合せ停止表示態様と、第2の表示領域62におけ
る識別情報の停止表示態様とに基づき、特別停止表示態
様が複数パターン発生可能となる表示領域構成となって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の識別情報
を用いた可変表示遊技を行う可変表示装置が設けられ、
前記可変表示遊技の停止結果が予め定められた特定の識
別情報の組み合わせになった場合に、所定の遊技価値を
付与可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、始動口や可変表示装置等を備
え、始動口への入賞(或は始動ゲートへの通過)に基づ
き可変表示装置において可変表示遊技を行い、その停止
結果如何によって遊技者が特に有利となる大当りの遊技
状態(特別遊技状態)を発生させる遊技機が知られてい
る。
【0003】このような遊技機においては、例えば、可
変表示装置に3つの表示窓部を設け、それら各々の表示
窓部に複数の図柄(識別情報)を高速で変動表示し、所
定時間(例えば6秒)経過後にそれら3つの表示窓部に
図柄を順次停止表示させ、その結果が大当り図柄(例え
ば「7,7,7」等のゾロ目)であった場合に大当りの
遊技状態を発生させていた。
【0004】また、3つの表示窓部に図柄を順次停止表
示する過程において、大当り図柄での停止の可能性が発
生したリーチ状態(例えば、「7,7,−」(−は未だ
変動中)など)となった場合に、このリーチ状態を示す
リーチ態様として、最終停止図柄をスロースクロールに
したり、或はスロースクロールを長時間行ったり、また
そのスクロールに併せて装飾ランプの点灯制御や効果音
の出力を行うなど、遊技者の大当りの発生の期待感を向
上させるようにしたものも多い。
【0005】また、最近の遊技機では、可変表示装置と
して液晶表示装置やCRT(陰極線管)表示装置を備
え、その可変表示装置にドラム風の3個の表示窓部を表
示すると共に、各々の表示窓部の上段部、中段部、下段
部に3個の図柄が停止表示(有効表示)されるようにし
て、例えば、横並び上段ライン、横並び中段ライン、横
並び下段ライン、斜め右上がりライン、斜め右下がりラ
インなど、大当り図柄を発生可能な有効ラインを複数設
け、大当りの停止態様が複数のパターン(複数の有効ラ
イン上)で発生可能になっているものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、可変表示遊技
を行う遊技機においては、遊技の勝敗が大当りの発生如
何によって決定するため、遊技者は大当りの発生の前提
となるリーチ状態に興味を集中するようになる。そのた
め、このような遊技機では、リーチ状態の表現を如何に
遊技者の期待感を向上させるようにするかが非常に重要
となっている。
【0007】しかし、従来の遊技機における可変表示遊
技では、予め設定された3個の表示窓部にそれぞれ1個
ずつ図柄が停止表示され、可変表示遊技の結果がそれら
3個の図柄の組合せで決定されるという表示構成であっ
たため、変化に乏しく大当りへの期待感が余り向上しな
い遊技内容になっていた。
【0008】また、液晶表示器やCRT表示器によりド
ラム風の可変表示遊技を行う表示構成としたものの中に
は、大当り図柄を発生可能な有効ラインを増やすように
したタイプのものがあり、それによって、大当りへの期
待感は幾分向上されるが、それ程向上されなかった。
【0009】例えば、1つの表示窓部に3つの図柄が停
止表示されるドラム風の表示構成では、有効ラインの数
は、例えば5ラインと多くなっているものの、最終停止
する表示窓部において有効表示される図柄数は3個と少
ないため、有効ライン数が多い割りに大当り発生の期待
感はあまり向上していなかった。
【0010】このようなタイプのものにおいて、より期
待感を向上させるためには、有効ラインをさらに増やす
必要があり、そのためには各表示窓部に表示される図柄
の数を増やさなければならないが、可変表示装置(表示
領域)の大きさには限界があり、図柄の大きさをそのま
まにして従来以上の有効ライン数を増やすことは困難で
あった。仮に増やしても図柄が小さくなり見づらくなっ
てしまったり、リーチの発生や大当りの発生が分かりづ
らいものになってしまう。
【0011】この発明は、上記実情に鑑み成されたもの
で、可変表示遊技の表示構成を変えることで、該可変表
示遊技を変化に富み大当り発生の期待感を向上させ、興
趣性を高めた遊技機を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数種類の識別情報を可変
表示可能な表示窓部を複数有する可変表示装置を備え、
前記複数の表示窓部により行われる可変表示遊技の停止
結果が予め定められた特定の識別情報の組み合わせ態様
である特別停止表示態様となった場合に、所定の遊技価
値を付与可能な遊技機において、前記可変表示装置に
は、前記複数の表示窓部のうちの所定数の表示窓部から
なる第1の表示領域と、前記複数の表示窓部のうちで前
記第1の表示領域を除いた残りの表示窓部により構成さ
れ複数の識別情報を可変表示可能な第2の表示領域と、
が設けられ、前記第1の表示領域と前記第2の表示領域
とで可変表示の変動形式が異なる表示制御が行われ、前
記第1の表示領域における所定数の表示窓部における停
止識別情報の組合せ停止表示態様と、前記第2の表示領
域における識別情報の停止表示態様と、に基づき、前記
特別停止表示態様が複数パターン発生可能となる表示領
域構成となっていることを特徴としている。
【0013】この請求項1記載の遊技機によれば、可変
表示装置に設けられた複数の表示窓部を用いて第1の表
示領域と第2の表示領域とを形成し、第1の表示領域と
第2の表示領域とで可変表示の変動形式が異なり、それ
により、可変表示遊技が従来になく斬新なものとなって
遊技上の興趣が高まるものとなる。
【0014】また、第1の表示領域に停止表示される識
別情報と第2の表示領域に停止表示される識別情報との
組み合わせによって特別停止態様を発生可能としたの
で、可変表示装置に停止表示される識別情報の数を必要
以上に増やすことなく(即ち、識別情報が特に小さくな
ったり、可変表示遊技の内容を分かりにくくしたりせず
に)、可変表示遊技における表示構成を従来にない変化
に富んだ構成にすることができる。
【0015】例えば、縦横3桁のマトリックス状に識別
情報が停止表示される場合、右下側の縦横2桁の停止表
示部分に4つの表示窓部を設けて第1の表示領域とし、
残りの上側と左側の5つの停止表示部分に1つの大きな
表示窓部を設けて第2の表示領域とすることで、停止表
示される識別情報の数を不必要に増やすことなく従来に
ない表示構成が実現される。それにより、斬新で興趣に
富んだ遊技機を実現することが出来る。
【0016】また、第1の表示領域に停止表示される識
別情報の組み合わせ態様と、第2の表示領域に停止表示
される複数の識別情報の何れかと、を組み合わせて構成
される複数の組み合わせパターンにおいて、所定の遊技
価値が付与される特別停止態様が発生可能になっている
ので、それら第1の表示領域の表示窓部と第2の表示領
域との構成によって、特別停止態様を発生可能な組み合
わせパターンを増やすことができる。それにより、所定
の遊技価値の付与に対する遊技者の期待感を向上させる
ことが出来る。
【0017】ここで、遊技機は、パチンコ遊技機、アレ
ンジボール遊技機、雀球遊技機およびパチスロ遊技機な
どの弾球遊技機、並びに、スロットマシーン等が含まれ
る。識別情報(標章とも言う。)とは、例えば、数字、
記号、キャラクター等の図柄、および、色彩など、視覚
により識別可能なものであれば何でも良い。可変表示装
置は、液晶表示装置、CRT(陰線管)表示装置、多数
の発光素子を配列した表示装置、および、回転ドラムや
ベルトを使用したメカ式の表示装置など、どのような形
式のものであってもよい。特定の遊技価値とは、例え
ば、所謂第1種のパチンコ遊技機における大入賞口(ア
タッカー、特別変動入賞装置とも言う。)の開放、所謂
第3種のパチンコ遊技機における権利発生の状態、或
は、所謂一般電役機における複数の電動役物を連続させ
て開放させる状態など、遊技者が特に有利となる遊技状
態のことである。
【0018】第1の表示領域と第2の表示領域との表示
構成としては、例えば、可変表示装置において縦3桁×
横3桁のマトリックス状に識別情報が停止表示される場
合、縦2桁×横2桁のマトリックス状の停止表示部分に
4つの表示窓部を設けて第1の表示領域とし、残りの停
止表示部分に1つの大きな表示窓部或は複数の表示窓部
を設けて第2の表示領域としたり、周縁部の8個の停止
表示部分に8個の表示窓部を設けて第1の表示領域と
し、真中の1個の停止表示部分を第2の表示領域とした
り、或は、上段部の中央と中段部の左右と下段部の中央
の4個の停止表示部分に表示窓部を設けて第1の表示窓
部とし、残りの5個の停止表示部分を第2の表示領域に
する等の表示構成が挙げられる。また、例えば、縦4桁
×横4桁のマトリックス状に識別情報が停止表示される
場合、中央の縦2桁×横2桁の停止表示部分に4個の表
示窓部を設けて第1の表示窓部にし、残りの周縁分の1
2個の停止表示部を第2の表示領域にしたり、或は、そ
の逆など、様々なパターンが挙げられる。なお、表示窓
部は幾つでも良く、どのように配列されていても良い。
第1の表示領域および第2の表示領域は、範囲が重なら
なければどのような構成にしても良い。第2の表示領域
では、大きな表示窓部に複数の識別情報が停止表示され
るようにしても良いし、表示窓部を複数設けてそれらの
表示窓部に識別情報が1個ずつ停止表示されるようにし
ても良い。
【0019】上記のような可変表示遊技の制御は、遊技
上の制御を行う役物制御回路や表示上の制御を行う表示
制御回路などにより制御すれば良い。
【0020】請求項2記載の遊技機は、請求項1記載の
遊技機において、前記第2の表示領域の変動表示形式が
移動変動表示形式となっている。
【0021】この請求項2記載の発明によれば、特に、
第2の表示領域の変動表示形式が移動表示形式になって
いるので、第2の表示領域のその移動する可変表示が何
処の位置で止まるかによって特別停止表示態様になるか
否かが決まることとなり、その移動と停止に対する関心
が高まる興趣性の高い遊技機となる。
【0022】請求項3記載の遊技機は、請求項1又は2
記載の遊技機において、前記第1の表示領域の識別情報
の組み合わせ態様が決定表示された段階で、前記第2の
表示領域の識別情報の停止表示結果の如何によって前記
特別停止態様が発生しうるリーチ状態となった場合に、
該リーチ状態になったことを示すリーチ表示態様を発生
可能にしたことを特徴としている。
【0023】この請求項3記載の遊技機によれば、特
に、第1の表示領域に停止表示される識別情報の組み合
わせ態様が、第2の表示領域の停止結果の如何によって
特別停止態様となりうるリーチ状態になったときに、該
リーチ状態になったことを示すリーチ態様が発生される
ので、リーチ状態になったことを遊技者に確実に伝える
ことが出来ると共に、そのリーチ態様により、所定の遊
技価値に対する遊技者の期待感を更に向上させることが
出来る。
【0024】ここで、リーチ態様には、例えば、第2の
表示領域の変動表示がスロースクロールに変更される態
様、変動表示が長時間行われる態様、キャラクター等の
装飾表示が行われる態様、表示構成が変更される態様、
或いは、装飾ランプの点滅や装飾音(音声合成も含
む。)の出力の態様などが含まれる。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の遊技機において、前記第2の表示領
域は、前記第1の表示領域の少なくとも一部をその周縁
部に沿って囲む状態に設けられていることを特徴として
いる。
【0026】この請求項4記載の遊技機によれば、特
に、第2の表示領域が第1の表示領域の少なくともその
周縁部に沿って囲む状態に設けられているので、可変表
示遊技の表示構成が従来にない斬新なものとなる。ま
た、前記特別停止態様を発生可能な組み合わせパターン
として、第1の表示領域の表示窓部に停止される識別情
報と第2の表示領域に停止される識別情報とを連続させ
た組み合わせパターンで多数構成することができる。そ
れにより、所定の遊技価値の付与に対する遊技者の期待
感を更に向上させることが出来る。
【0027】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の遊技機において、所定条件の成立に
基づき、前記第2の表示領域において表示される識別情
報の数を増加或は減少させることにより、前記特別停止
態様を発生可能な前記組み合わせパターンを増加或いは
減少させるようにしたことを特徴としている。
【0028】この請求項5記載の遊技機によれば、所定
条件の成立に基づき、特別停止態様を発生可能な組み合
わせパターンの数が変化するため、斬新で変化に富んだ
興趣性の高い可変表示遊技を実現できると共に(特に、
リーチ状態時などに変化させて興趣性の高いリーチ態様
を実現できる)、状況に応じで所定の遊技価値の付与に
対する遊技者の期待感を変化させて、長く遊技を続けて
も飽きのこない遊技機にすることが出来る。
【0029】ここで、所定条件の成立としては、例え
ば、リーチ状態となった場合、可変表示遊技で特別停止
態様の発生率が高くなる確率変動状態となった場合、特
定の入賞口やゲートに遊技媒体が入賞或は通過したと
き、可変表示遊技の実行回数に関連した条件の成立(例
えば、電源投入や前回の特別停止態様の発生から所定回
数可変表示遊技が実行されたときなど)等々、どのよう
な条件を用いても良い。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る遊技機の実
施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0031】図1には、この発明の実施の形態に係るパ
チンコ遊技機の遊技盤の正面図を示す。
【0032】このパチンコ遊技機はいわゆる第1種のも
ので、遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域3
内には、特図(特別図柄)の可変表示装置4、特別変動
入賞装置5、普図始動ゲート6,6、普通図柄(普図)
の可変表示装置7、一般入賞口4c,8,8,…、特図
始動口を兼ねた普通変動入賞装置9、風車と呼ばれる方
向変換部材10,10,…、装飾ランプLED(Light
Emitting Diode)11,11,…などが配設されてい
る。
【0033】可変表示装置4は、例えば液晶表示装置か
らなる特別図柄(特図)の可変表示部4aを備えてい
る。この可変表示部4aの表示領域は、表示窓部61a
〜61dがマトリックス状に画像表示される第1の表示
領域61と、該第1の表示領域61の周縁部に沿った第
2の表示領域62とから構成される(図4)。これら第
1の表示領域と、第2の表示領域では、それぞれ異なっ
た変動態様で、複数の識別情報(視覚により識別可能な
標章、又は図柄とも言う。)が変動表示されて、後述す
る可変表示遊技(特別図柄の可変表示遊技)が行われる
ようになっている。また、第2の表示領域62は拡大し
て、識別情報の停止表示される表示部が5個の停止表示
部62b〜62fから8個の停止表示部62b〜62i
に、或は、12個の停止表示部62a〜62lに増加可
能になっている。
【0034】また、可変表示装置4の上部には特図始動
記憶表示器4b,4b,…が配設されている。
【0035】特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開
閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aはその上端側が手前側に倒れる方向に回
動して開放可能になっていて、特図の可変表示遊技の結
果如何によって大入賞口5bが開放されるようになって
いる。この大入賞口5bの内部には、カウントスイッチ
5c(図2)と継続スイッチ5d(図2)とが設けられ
ている。
【0036】普通図柄の可変表示装置7は、例えば7セ
グメント型のLEDなどによって構成され、普通図柄の
可変表示遊技が行われるようになっている。
【0037】普通変動入賞装置9は、左右一対の開閉部
材9a,9aを備えている。この開閉部材9a,9a
は、常時は遊技球が1個流入しうる状態に閉じている
が、普図の可変表示遊技の結果如何によって、逆「ハ」
の字状に開いて普通変動入賞装置9を開放させるように
なっている。この普通変動入賞装置9は特図の始動口も
兼ねていて、その内部に特図始動スイッチ9b(図2)
を備えている。
【0038】普図始動ゲート6,6内には普図始動スイ
ッチ6b,6b(図2)が設けられている。また、普図
始動ゲート6,6の近傍には普図始動記憶表示器6a,
6aが設けられている。
【0039】図2には、このパチンコ遊技機の裏側に設
置された遊技系統の制御を行う役物制御回路20、およ
び、この役物制御回路20の制御下で特図の可変表示部
4aの表示の制御を行う表示制御回路40の主要制御ブ
ロック図を示す。
【0040】役物制御回路20は、内部にCPU(Cent
ral Processing Unit )21a、RAM(Random Acces
s Memory)21bおよび制御ROM(Read Only Memor
y)21cを備えたワンチップマイクロコンピューター
(ワンチップマイコン)21、並びに、分周回路23、
電源回路24、I/O(入出力)バス30、サウンドジ
ェネレータ32、アンプ33、出力ポート25、ドライ
バー26、バッファゲート28、ローパスフィルタ2
7、インターフェース35などから構成されている。
【0041】ローパスフィルタ27には、特図始動スイ
ッチ9b、普図始動スイッチ6b,6b、カウントスイ
ッチ5c、継続スイッチ5d、パチンコ遊技機の背面側
に設けられ可変表示遊技の大当り発生確率を切換スイッ
チなどで設定変更する確率設定装置38、などが接続さ
れている。
【0042】ドライバー26には、特別変動入賞装置
5、特図の始動記憶表示器4b、普図の始動記憶表示器
6a,6a、普通図柄の可変表示装置7、普通変動入賞
装置(特図始動口)9、並びに、装飾ランプLED1
1,11…などが接続されている。
【0043】インターフェース35には、特図の可変表
示部4aの表示制御を行う表示制御回路40が接続さ
れ、アンプ33にはパチンコ遊技機の前面側に設置され
たスピーカー34が接続されている。
【0044】CPU21aは、制御部、演算部、各種カ
ウンタ、各種レジスタ、各種フラグなどを備え、演算制
御を行うようになっている。この各種レジスタの中に
は、殆どの演算処理に使用されほぼ乱数のように使用可
能なリフレッシュレジスタが含まれている。
【0045】RAM21bは、CPU21aで生成され
る各種乱数(特図の可変表示遊技の大当り発生に関与す
る特図大当たり乱数、普図の可変表示遊技の当り発生に
関与する普図当たり乱数、リーチ状態の発生に関与する
リーチ発生用乱数、および、リーチパターンの決定に関
与するリーチパターン決定用乱数など)を一時的に記憶
しておく記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶
領域、各種フラグ、並びに、CPU21aの作業領域を
備えている。
【0046】制御ROM21cには、遊技上の制御を行
うための制御プログラムと制御データ、並びに、特図の
大当たり発生を判定するための通常確率の大当り判定値
と高確率の大当り判定値(或は、種類の異なった複数の
通常確率の大当り判定値)などが書き込まれている。
【0047】これらCPU21a、RAM21bおよび
制御ROM21cが1つのチップ上に形成されてワンチ
ップマイクロコンピュータ21を構成している。
【0048】図3には、図2の表示制御回路40の主要
制御ブロック図を示す。
【0049】表示制御回路40は、外部に制御ROM4
1aと制御RAM41bを備えた表示用CPU41、内
部にパレットRAM42aと画像RAM42bを備えた
VDP(Video Digital Processor)42、キャラクタ
ROM(Read Only Memory)44、並びに、インターフ
ェース46などにより構成されている。
【0050】表示用CPU41は、制御部、演算部、各
種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグなどを備え演算
処理を行うようになっている。
【0051】この表示用CPU41には、役物制御回路
20のワンチップマイクロコンピュータ21が接続さ
れ、ワンチップマイクロコンピュータ21からのコマン
ド信号やこのコマンド信号のタイミングを取るストロー
ブ信号やリセット信号が送信されるようになっている。
このコマンド信号には各遊技状態に応じてデータ構成が
変化されるモードデータが含まれ、このモードデータ中
には可変表示部4aに映し出される複数の表示窓部の表
示位置データや、それら表示窓部に表示される図柄の種
類や表示位置の指定データなどが示されている。
【0052】また、表示用CPU41にはVDP42が
接続され、該VDP42との間で画像の編集内容を示す
指令信号や画像信号の送信のタイミングを取る画像タイ
ミング信号がやり取りされるようになっている。
【0053】制御ROM41aには、可変表示部4aの
表示制御を行うための制御プログラムや制御データ等が
書き込まれている。制御RAM41bは、各種信号デー
タを一時的に記憶する記憶領域や表示用CPU41のワ
ークエリアなどを備えている。
【0054】画像RAM42bはVDP42の作業領域
を提供したり、可変表示部4aに送る画像データを一時
的に記憶する記憶領域を提供している。
【0055】キャラクターROM44には、特図の可変
表示遊技に用いられる図柄の画像データなどが書き込ま
れている。パレットRAM42aは画像データの配色指
定を行うための作業領域を形成している。
【0056】VDP42は、表示用CPU41からの指
令信号を受けて、キャラクタROM44から図柄や背景
の画像データを取り出すと共に画像RAM42bを作業
エリアとして編集し、上記指令信号に含まれる配色デー
タに基づいて、その編集した画像データをパレットRA
M42aで配色指定し、その配色された画像データを画
像RAM42bに戻して貯留させ、VDP42からの画
像タイミング信号に基づいてその貯留していたものを
R,G,B信号に載せてインターフェース44を介して
可変表示部4aに送信するようになっている。
【0057】この実施の形態に係るパチンコ遊技機は、
上記のように構成されていて、役物制御回路20や表示
制御回路40により、例えば、次のような遊技制御と表
示制御が行われる。
【0058】すなわち、常時は、役物制御回路20から
のコマンド信号に基づいて表示制御回路40が可変表示
部4aの表示制御を行って、可変表示部4aに客寄せ用
呼び込み表示などの画像表示が行われている。
【0059】この状態で、遊技領域3に発射された遊技
球が普図の始動ゲート6,6中を通過して普図始動スイ
ッチ6a,6aによる検出信号がローパスフィルター2
7側から入力されると、ドライバー26への出力に基づ
いて普図の可変表示装置7における普図の可変表示遊技
が行われる。
【0060】この普図の可変表示遊技は、数字や記号等
の図柄が所定時間(例えば60秒)変動表示した後に、
或る図柄が停止表示されるといった内容の遊技である。
【0061】この普図の可変表示遊技の結果、当たりの
表示態様(例えば、「7」)で停止すれば、普図の当た
りとなって、普通変動入賞装置9が所定時間(例えば、
0.5秒間)開放される。それにより、普通変動入賞装
置9に遊技球が入賞しやすくなって、その分、特別図柄
の可変表示遊技の始動が容易になる。
【0062】この普図の可変表示遊技中に、普図の始動
ゲート6,6中を遊技球が通過して普図始動スイッチ6
b,6bからの検出信号がローパスフィルター27側か
ら入力されると、その通過の検出回数がRAM21bに
記憶(普図始動記憶)され、その記憶した数の表示信号
がドライバー26に出力されて、普図の始動記憶表示器
6a,6a…がその記憶数分だけの個数点灯される。そ
して、その記憶個数分だけの普図の可変表示遊技が順に
行われる。
【0063】一方、遊技領域3中に打ち込まれた遊技球
が、普通変動入賞装置(特図始動口)9に入賞すると、
その入賞が特図始動スイッチ9bに検出されてRAM2
1bに一旦記憶(特図始動記憶)される。その記憶に基
づいて、インターフェース35側から表示制御回路40
にコマンド信号が送られて、該表示制御回路40の表示
制御により可変表示部4aにおいて特別図柄の可変表示
遊技が行われる。
【0064】図4には、可変表示部4aで行われる特別
図柄の可変表示遊技の概略画像の1例を示す。図4中、
(a)は変動開始時の概略画像図、(b)はリーチAパ
ターンの一例を示す概略画像図、(c)はリーチBパタ
ーンの一例を示す概略画像図、(d)はリーチCパター
ンの一例を示す概略画像図である。
【0065】図4に示すように、この可変表示遊技は、
第1の表示領域61と第2の表示領域62とにおいて、
それぞれ異なった変動態様で図柄が変動表示され、所定
時間の経過後に、それら変動表示が所定の順序で停止
し、その停止態様によって大当りか否かが判定される図
柄合わせの表示遊技である。
【0066】第1の表示領域61は、例えば、縦2桁×
横2桁のマトリックス状の表示窓部61a〜61dから
構成され、第2の表示領域62は、第1の表示領域61
の周縁部に沿った表示領域から構成される。第1の表示
領域61では、それら表示窓部61a〜61dに1個ず
つ図柄が停止表示されるようになっている。第2の表示
領域62においては複数の図柄が図柄の停止表示部62
b〜62fに(或は、停止表示部62b〜62i、停止
表示部62a〜62lに増加する場合もある。)それぞ
れ停止表示されるようになっている。第1の表示領域6
1はその表示位置の位置換えが可能であり、第2の表示
領域62は第1の表示領域61の位置換えに応じてその
表示位置の位置換えが可能であるとともに停止表示され
る図柄の数も変化可能となっている。
【0067】そして、第1の表示領域61中の2つの表
示窓部に停止表示される図柄と、第2の表示領域62中
に停止表示される1つの図柄との組合せが、予め定めら
れた組み合わせラインである有効ライン上において、所
定の停止表示態様になったときに大当りが発生されるよ
うになっている。
【0068】即ち、有効ライン上にある3つの表示窓部
の停止表示態様が所定の態様(例えば、「5,5,5」
や「7,7,7」等の特定図柄でのゾロ目)となった場
合には大当りとなるが、有効ライン上にない3つの表示
窓部の停止表示態様が所定の停止表示態様となっても大
当りにはならない。
【0069】有効ラインは、第1の表示領域61中の
横、縦又は斜めに2つ並んだ表示窓部と、この2つ並ん
だ表示窓部の直線延長上にある第2の表示領域62中の
1つの図柄の停止表示部とを組み合わせてなるもので、
複数(5個、或は8個や12個に増える場合もある)形
成される。例えば、表示窓部61a,61bと停止表示
部62e、表示窓部61c,61dと停止表示部62
f、表示窓部61a,61cと停止表示部62c、表示
窓部61b,61dと停止表示部62b、表示窓部61
a,61dと停止表示部62d、或は、表示窓部61
a,61bと停止表示部62l、表示窓部61c,61
dと停止表示部62k、表示窓部61a,61cと停止
表示部62h、表示窓部61b,61dと停止表示部6
2i、表示窓部61a,61dと停止表示部62j、表
示窓部61b,61cと停止表示部62a、表示窓部6
1b,61cと停止表示部62gの組合せラインが適宜
有効ラインとなりうる。このように、有効ラインが直線
状に並んでいることで遊技者に分かり易い組み合わせと
なっている。
【0070】図4(a)に示すように、特図の可変表示
遊技が開始されると、第1の表示領域61と第2の表示
領域62において図柄の変動表示が開始される。第1の
表示領域61では各表示窓部61a〜61dごとにそれ
ぞれ独立形式で図柄が変動表示され、第2の表示領域で
は、第1の表示領域の外周に沿って一連の図柄配列が移
動スクロール表示されることで図柄の変動表示が行われ
る。
【0071】変動表示の開始から所定時間が経過する
と、先ず、第1の表示領域61中の斜め右下りに並ぶ2
つの表示窓部61a,61dの変動表示が停止され、更
に所定時間が経過すると、斜め右上がりに並ぶ残りの2
つの表示窓部61b,61cの変動表示が停止される。
そして、第1の表示領域61の表示窓部61a〜61d
にそれぞれ独立して図柄が停止表示される。
【0072】なお、第1の表示領域61の変動表示の停
止の仕方は、上記のものに限定されず、例えば、その逆
の順序で停止してもよいし、1つずつ停止しても良い
し、表示窓部61a〜61dが同時に停止するようにし
ても良い。
【0073】図4(b)に示すように、第1の表示領域
61の図柄が停止表示された段階で、次の第2の表示領
域62の停止表示図柄如何により大当りとなる可能性の
あるリーチ状態、例えば、有効ライン上で「−,7,
7」や「−,5,5」(「−」は第2の表示領域62で
の変動表示)が発生したときには、そのリーチ状態を報
知および装飾するリーチ態様(スロースクロールへの変
更、装飾表示、装飾音(音声合成も含む。)出力など)
が発生されると共に、所定の確率で、第2の表示領域6
2が拡大される表示領域拡大状態などが発生される。
【0074】この表示領域拡大状態には、図4(c)に
示すように、第1の表示領域61の位置が1段上方に移
動したことに伴う第2の表示領域62の拡大によって、
第1の表示領域61の周縁部の1辺(下辺)に沿った停
止表示部62g〜62iの表示領域が増加されるリーチ
Bパターンと、図4(d)に示すように、第1の表示領
域61の位置が1段上方でかつ内側に1列分移動したこ
とに伴う第2の表示領域62の拡大によって、第1の表
示領域61の2辺(下辺と右辺)に沿った停止表示部6
2g〜62l,62aの表示領域が増加されるリーチC
パターンとがある。また、図4(b)に示すように、表
示領域拡大状態が発生しないときをリーチAパターンと
呼ぶ。第2表示領域62が拡大すると、それに伴って第
2表示領域62に停止表示される図柄の数が増加する。
【0075】リーチBパターンが発生すると、新たに3
つの有効ライン(表示窓部61b,61cと停止表示部
62gの組合せライン、表示窓部61a,61cと停止
表示部62hの組合せライン、表示窓部61b,61d
と停止表示部62iの組合せライン)が増加して、第1
の停止領域61の停止態様の如何によっては、リーチ状
態となるライン(リーチ有効ラインと呼ぶ。)の数が1
〜3個増加する可能性がでる。図4(c)の例では2個
のリーチ有効ラインが増加している。
【0076】また、リーチCパターンが発生すると、新
たに7個の有効ライン(表示窓部61a,61bと停止
表示部62l、表示窓部61c,61dと停止表示部6
2k、表示窓部61a,61cと停止表示部62h、表
示窓部61b,61dと停止表示部62i、表示窓部6
1a,61dと停止表示部62j、表示窓部61c,6
1bと停止表示部62a、表示窓部61b,61cと停
止表示部62g、それぞれの組合せライン)が増加し
て、第1の停止領域61の停止態様の如何によってはリ
ーチ有効ラインの数が1〜7個増加する場合がある。図
4(d)の例では7個のリーチ有効ラインが増加してい
る。
【0077】これらリーチ有効ラインの増加によって、
次の第2の表示領域62の図柄変動の停止により大当り
となる停止表示態様の数が増え、遊技者の期待感を向上
させることが出来る。
【0078】なお、この表示領域拡大状態は、リーチ状
態の発生と同時に発生される必要はなく、第1の表示領
域61の変動中に発生されても良いし、第1の表示領域
61の変動停止から所定時間の経過後に発生されるよう
にしても良い。
【0079】第1の表示領域61に図柄が停止表示され
て所定時間が経過すると、第2の表示領域62でのスク
ロール変動が停止される。
【0080】この特図の可変表示遊技の結果として、第
1の表示領域61の表示窓部と第2の表示領域62の図
柄の停止表示部から構成される複数の有効ラインの何れ
かに停止表示される3桁の図柄が特別停止態様(例えば
「5,5,5」や「7,7,7」など特定図柄のゾロ
目)となったときには、大当たりとなって、遊技者に特
に有利な特別遊技状態が発生される。
【0081】特別遊技状態は、特別変動入賞装置5の開
閉扉5aが所定時間(例えば、29.5秒)開放されて
閉じるサイクルを1サイクルとし、各サイクル中、遊技
球が大入賞口5b中の継続入賞領域の継続スイッチ5d
に検出されることを条件に所定サイクル(例えば、16
サイクル)まで継続される遊技状態である。但し、各サ
イクル中、大入賞口5bに遊技球が所定個数(例えば、
10個)入賞したときはその時点でそのサイクルを終了
する。各サイクル中、大入賞口5bへの入賞個数は、カ
ウントスイッチ5cにより検出されてRAM21bに記
憶され、所定個数に達すると、特別変動入賞装置5のソ
レノイドが消磁されて開閉扉5aが閉じられて特別遊技
のそのサイクルが終了する。
【0082】上記の特別図柄の可変表示遊技中に、さら
に普通変動入賞装置9に遊技球が入賞して特図始動スイ
ッチ9bにより検出されたときには、その入賞によって
特図可変表示遊技が未処理となっている回数がRAM2
1bに記憶されて、その未処理記憶数分の数だけ、特図
始動記憶表示器4bが点灯される。そして、その可変表
示遊技の終了後に、その未処理となっている回数分の可
変表示遊技が順次行われ、その行われる毎に、RAM2
1bの未処理記憶数が減算されるとともに特図始動記憶
表示器4bが1つずつ順に消灯される。
【0083】特図の可変表示遊技の結果が所定の確率変
動図柄(例えば「3」、「5」、「7」など)により大
当りとなった場合には、その大当たりによる特別遊技の
終了後、例えば、その後に大当たりが2回発生するまで
大当たりの発生確率や普図の当たりの発生確率が高確率
となる確率変動状態が発生される。但し、この確率変動
状態中、再び確率変動図柄で大当りが発生した場合に
は、その後、再び、大当りが例えば2回発生するまで確
率変動状態が継続される。また、この確率変動状態の継
続は所定回数(例えば16回)で無条件に終了されるよ
うにしても良い。
【0084】この確率変動中には、普図の可変表示遊技
の変動表示時間の短縮(例えば、60秒から6秒へ)さ
れる普図時短遊技が併せて行われても良い。この普図時
短遊技中には、普図の始動記憶より6秒以上経過してい
る普図の可変表示遊技について、その変動表示を6秒以
内で停止させる即止め制御を行っても良い。この普図時
短状態によって普図の可変表示遊技の単位時間当りの実
行可能回数が増えて、その分、普図の当り発生回数も増
加することになる。
【0085】また、この普図時短状態中には、普図の当
りによる普通変動入賞装置9の開放パターンの変更制御
を併せて行っても良い。その開放パターンの変更制御と
しては、例えば、開閉扉5aの0.5秒の開放を1回か
ら、3秒の開放を2回、或は、5秒の開放を1回にする
などの変更制御がある。
【0086】その他、大当たりの発生時、リーチ表示態
様の発生時、表示領域拡大状態の発生時などには、スピ
ーカー34から装飾音や音声合成音などの各種電子音が
発せられ、装飾LEDランプ11,11…などにもそれ
を知らせる装飾表示としての点灯や点滅が行われる。
【0087】図5には、役物制御回路20によって行わ
れるメイン遊技制御処理(ゼネラルフロー)のフローチ
ャートを示す。
【0088】この制御処理は、図2の分周回路23のク
ロック信号をもとにワンチップマイクロコンピュータ2
1内で作成される所定の周期(例えば、約2ms)を持
ったリセット信号に基づいてスタートからエンドまでの
1シーケンスずつの処理が行われる。
【0089】そのリセット信号により、この処理が開始
されると、先ずステップS1において電源の投入時であ
るか否かを判定し、電源投入時であればステップS2で
電源投入処理をしてそのまま1シーケンスの処理を終了
するが、電源投入時でなければステップS3に移行す
る。
【0090】ステップS3では、ローパスフィルター2
7側から特図始動スイッチ9b、普図始動スイッチ6
b,6b、カウントスイッチ5c、継続スイッチ5dお
よび確率設定装置38などからのスイッチ信号を入力す
る処理を行った後に、特図始動スイッチ9bからの特図
始動信号があったときに、この特図始動信号の発生を特
図始動記憶としてRAM21b中に記憶させると共に、
特図可変表示遊技の大当り発生に関与する特図大当り乱
数、リーチ状態の発生に関与するリーチ発生用乱数、お
よび、リーチパターンの決定に関与するリーチパターン
決定用乱数をRAM21b中から抽出して、今回の特図
始動信号に対応したRAM21b中の所定の記憶領域に
格納する処理等をしてステップS4に移行する。
【0091】ステップS4では、制御処理の過程で定め
られる処理NO.に従って、ステップS5〜S11のう
ちの該当する処理を行う分岐処理がなされる。
【0092】この分岐処理の順序としては、図6の制御
処理の流れの説明図に示すように、先ず、普段処理(ス
テップS5)において特図始動スイッチ9bのスイッチ
信号に基づく始動記憶があるシーケンスで変動処理の処
理NO.に変更されて、ゼネラルフロー(図5)の次の
シーケンスで変動処理(ステップS6)に移行される。
この変動処理は、可変表示部4aの第1の表示領域中の
各々の表示窓部61a〜61d、並びに、第2の表示領
域62において、図柄を人の目で追えない程度の速さで
変動表示させる処理である。
【0093】この変動処理における所定時間後のシーケ
ンスで図柄停止処理の処理NO.に変更されて、ゼネラ
ルフローの次のシーケンスで図柄停止処理(通常停止処
理、ステップS7)が行われる。
【0094】この図柄停止処理において、第1の表示領
域61の変動表示を停止する処理を行うと共に、停止表
示された図柄がリーチ状態となるリーチ図柄であった場
合には、リーチ停止処理の処理NO.に変更してゼネラ
ルフロー(図5)の次のシーケンスでリーチ停止処理
(ステップS8)が行われる。が、リーチ図柄以外であ
れば第2の表示領域62の変動表示を停止する処理を行
って、その後、停止図柄判定処理の処理NO.に変更し
てゼネラルフロー(図5)の次のシーケンスで停止図柄
判定処理(ステップS9)が行われる。
【0095】その結果、リーチ停止処理が行われたとき
には、このリーチ停止処理において予め決められたリー
チパターンのリーチ態様および表示領域拡大状態を発生
させる処理を行った後に、第2の表示領域62の変動表
示を停止する処理を行い、該リーチ停止処理中の所定時
間後に停止図柄判定処理の処理NO.に変更し、ゼネラ
ルフロー(図5)の次のシーケンスで停止図柄判定処理
が行われる。
【0096】この停止図柄判定処理で、大当り図柄の停
止であれば大当り処理の処理NO.に、大当り図柄以外
の停止であれば外れ処理の処理NO.に、それぞれ変更
されてゼネラルフロー(図5)の次のシーケンスでその
変更された処理NO.に応じて、大当り処理(ステップ
S10)、又は外れ処理(ステップS11)が行われ
る。
【0097】その結果、外れ処理が行われたときには、
該外れ処理における所定時間後のシーケンスで普段処理
の処理NO.に変更されてゼネラルフロー(図5)の次
のシーケンスで普段処理に戻される。
【0098】一方、大当り処理が行われたときには、該
大当り処理で大当りの最終回或は継続条件が満たされな
かったときから所定時間後のシーケンスにおいて普段処
理の処理NO.に戻されて、ゼネラルフロー(図5)の
次のシーケンスで普段処理に戻される。
【0099】このような順序で行われる上記ステップ4
の分岐処理により、普段処理(ステップS5)、変動処
理(ステップS6)、図柄停止処理(通常停止処理、ス
テップS7)、リーチ停止処理(ステップS8)、停止
図柄判定処理(ステップS9)、大当り処理(ステップ
S10)、外れ処理(ステップS11)に対応する処理
をしてステップS12に移行する。
【0100】その後、順次、普通変動表示遊技に関与す
る普図普電処理(ステップS12)、外部との情報のや
り取りを行う外部情報処理(ステップS13)をしてス
テップS14に移行する。
【0101】ステップS14では、特図の大当り発生に
関与する特図大当り用乱数と、普図の当り発生に関与す
る普図当り用乱数とをそれぞれ更新(「1」インクリメ
ント)する処理をしてステップS15に移行する。
【0102】ステップS15では、リーチ状態の発生に
関与するリーチ発生用乱数を更新(「1」インクリメン
ト)する処理をしてステップS16に移行する。
【0103】ステップS16では、リーチパターンの決
定に関与するリーチパターン決定用乱数を更新(「1」
インクリメント)する処理をしてステップS17に移行
する。
【0104】ステップS17では、リフレッシュレジス
タを使用し、複数の停止態様に対応する特図可変表示遊
技の停止図柄をランダムに作成および更新する処理、並
びに、普図の可変表示遊技の停止図柄をランダムに作成
および更新する処理をしてステップS18に移行する。
【0105】その後、順次、可変表示部4aに表示され
る表示図柄を編集する処理(ステップS18)、遊技制
御回路20側から表示制御回路40側へ表示制御に関わ
るコマンド信号(各遊技状態に応じたモードデータが含
まれる。)を転送する処理(ステップS19)、遊技制
御回路20のドライバー26側から、特別変動入賞装置
5、特図始動記憶表示器4b、普図始動記憶表示器6
a、普通図柄可変表示装置7、普通変動入賞装置9、装
飾ランプLED11,11…等に制御信号を出力する処
理(ステップS20)を行ってこのシーケンスの処理を
終了する。
【0106】そして、ワンチップマイクロコンピュータ
21内で次のリセット信号が作成されるのを待って、次
のリセット信号により次のシーケンス処理(ステップS
1〜S20までの処理)が行われる。
【0107】図7には、ゼネラルフロー(図5)のステ
ップS5において行われる普段処理のサブルーチン処理
のフローチャートを示す。
【0108】この普段処理が開始されると、先ず、ステ
ップS31においてRAM21b中の特図の始動記憶が
有るか否かを判定しで有ればステップS32に移行する
が、無ければこのままサブルーチンを終了してゼネラル
フロー(図5)のステップS12に移行する。
【0109】その結果、ステップS32に移行したとき
には、該ステップS32においてRAM21b中の特図
の始動記憶の数を「1」デクレメントする処理、並び
に、この特図の始動記憶に対応してRAM21b中の所
定の記憶領域に格納した特図大当り用乱数を取り出す処
理をしてステップS33に移行する。
【0110】ステップS33では、確率変動状態の残り
の発生回数を示す特図確率変動カウンタが「0」か否か
を判定する。この判定の結果、「0」であればステップ
S34で制御ROM21c中から通常確率の大当り乱数
判定値を選択するが、「0」でなければステップS35
で制御ROM21c中から高確率の大当り乱数判定値
(例えば7個の判定値)を選択する。
【0111】次のステップS36では、ステップS32
で取り出された特図大当り用乱数とステップS34又は
S35で選択された乱数判定値とを比較する処理をして
ステップS37に移行する。
【0112】ステップS37では、リーチパターンや特
図可変表示遊技の停止結果の決定に係る表示態様決定処
理のサブルーチン処理をしてステップS38に移行す
る。
【0113】ステップS38では、ゼネラルフロー(図
5)の次のシーケンスの処理を変動処理に変更すべく変
動処理の処理NO.に変更する処理をして、このサブル
ーチンを終了しゼネラルフロー(図5)のステップS1
2に移行する。
【0114】図8には、図7の普段処理のステップS3
7において行われる表示態様決定処理のサブルーチン処
理のフローチャートを示す。
【0115】この表示態様決定処理が開始されると、先
ず、ステップS41において、ステップS36の比較に
よりその特図大当り用乱数が大当り値か否かの判定を行
い、大当り値であればステップS42に移行するが、大
当り値でなければステップS48に移行する。
【0116】その結果、ステップS42に移行したとき
には、図5のゼネラルフローのスイッチ入力処理(ステ
ップS3)において今回の始動記憶に対応させてRAM
21b中の所定の記憶領域に格納したリーチパターン決
定用乱数を抽出する処理をしてステップS43に移行す
る。
【0117】ステップS43では、上記のリーチパター
ン決定用乱数に基づき所定の確率でステップS44〜S
46の何れかに移行する分岐処理を行う。すなわち、低
い確率(例えば10%)でステップS44に、比較的低
い確率(例えば30%)でステップS45に、高い確率
(例えば60%)でステップS46に移行する。
【0118】そして、ステップS44に移行したときに
はリーチパターンAに決定する処理を行い、ステップS
45に移行したときにはリーチパターンBに決定する処
理を行い、ステップS46に移行したときにはリーチパ
ターンCに決定する処理を行って、それぞれ次のステッ
プS47に移行する。
【0119】ステップS47では、図5のゼネラルフロ
ーの特図停止図柄作成処理(ステップS17)で作成さ
れた停止図柄の内、大当り図柄に基づき、ステップS4
4、S45又はS46で決定したリーチパターンに対応
した大当りとなる停止表示図柄(表示窓部61a〜61
d,停止表示部62a〜62lに停止表示される図柄の
種類)をランダムに決定する。そして、このサブルーチ
ンを終了して普段処理(図7)のステップS38に移行
する。
【0120】一方、ステップS41の分岐処理の結果、
ステップS48に移行したときには、図5のゼネラルフ
ローのスイッチ入力処理(ステップS3)において今回
の始動記憶に対応させてRAM21b中の所定の記憶領
域に格納したリーチ発生用乱数(例えばリーチ発生率が
1/15となる乱数)を抽出する処理をしてステップS
49に移行する。
【0121】ステップS49では、上記のリーチ発生用
乱数がリーチ発生値か否かを判定し、リーチ発生値であ
ればステップS50に移行し、リーチ発生値でなければ
ステップS56に移行する。
【0122】その結果、ステップS50に移行したとき
には、図5のゼネラルフローのスイッチ入力処理(ステ
ップS3)において今回の始動記憶に対応させてRAM
21b中の所定の記憶領域に格納したリーチパターン決
定用乱数を抽出する処理をしてステップS51に移行す
る。
【0123】ステップS51では、上記のリーチパター
ン決定用乱数に基づき所定の確率でステップS52〜S
54の何れかに移行する分岐処理を行う。すなわち、高
い確率(例えば60%)でステップS52に、比較的低
い確率(例えば30%)でステップS53に、低い確率
(例えば10%)でステップS54に移行する。
【0124】そして、ステップS52に移行したときに
はリーチパターンAに決定する処理を行い、ステップS
53に移行したときにはリーチパターンBに決定する処
理を行い、ステップS54に移行したときにはリーチパ
ターンCに決定する処理を行って、それぞれ次のステッ
プS55に移行する。
【0125】ステップS55では、図5のゼネラルフロ
ーの特図停止図柄作成処理(ステップS17)で作成さ
れた停止図柄の内、リーチ外れ図柄に基づき、ステップ
S52、S53又はS54で決定したリーチパターンに
対応したリーチ外れとなる停止表示図柄(表示窓部61
a〜61d,停止表示部62a〜62lに停止される図
柄の種類)をランダムに決定する。そして、このサブル
ーチンを終了して普段処理(図7)のステップS38に
移行する。
【0126】一方、ステップS49の分岐処理の結果、
ステップS56に移行したときには、該ステップS56
において、例えば、CPU21aのリフレッシュレジス
タの値を乱数として使用して、リーチ無しの外れ図柄
(表示窓部61a〜61d,停止表示部62a〜62l
に停止される図柄の種類)をランダムに決定し、このサ
ブルーチンを終了して普段処理(図7)のステップS3
8に移行する。
【0127】この表示態様決定処理のサブルーチン処理
によって、リーチパターンCが発生するときには大当り
となる確率が特に高く、リーチパターンBが発生すると
きには大当りとなる確率が高く、リーチパターンAが発
生するときには大当りとなる確率が低くなるように制御
されている。
【0128】なお、ステップS43とステップS51の
分岐処理で設定されている分岐の割合は適宜変更可能で
ある。
【0129】また、従来の特図の可変表示遊技の制御で
は、先ず停止図柄を決定し、該停止図柄がリーチ図柄か
否かによって、リーチ態様の発生を決定していたため、
この実施の形態に示すような複雑な表示領域拡大状態の
制御には対応出来なかった。が、本実施の形態の制御で
は、先ずリーチ態様の発生如何を決定し、更に、リーチ
態様が発生される場合にリーチパターンを決定し、その
後、リーチ態様の発生如何およびリーチパターンに応じ
た停止図柄を決定するようにしているので、表示領域拡
大状態のような複雑で多彩な停止図柄の増加や減少制御
をしつつ、所定の確率でリーチ態様を発生させることが
出来るようになっている。
【0130】図9には、表示制御回路40によって行わ
れる特図の可変表示部4aの表示制御処理の制御処理手
順(表示制御のゼネラルフロー)のフローチャートを示
す。
【0131】パチンコ遊技機に電源が投入されてこの表
示制御処理が開始されると、先ず、ステップR1〜R3
で、順に、表示制御回路40のRAMの初期化、I/O
レジスタの設定、システム内部のレジスタの設定をして
から、ステップR4に移行する。
【0132】ステップR4ではVシンク(SYNC)フ
ラグがあるか否かを判定し、なければ再びステップR4
を繰り返すが、あれば、ステップR5に移行する。
【0133】ステップR5では、役物制御回路20から
送られてくるモードデータ(ゼネラルフロー(図5)の
処理NO.を示すヘキサデータ、リーチパターンAの発
生如何を示すリーチパターンAフラグ情報、リーチパタ
ーンBの発生如何を示すリーチパターンBフラグ情報、
リーチパターンCの発生如何を示すリーチパターンCフ
ラグ情報、可変表示遊技の停止結果を示す結果情報な
ど)に応じて、表示制御回路40の制御ROM41a中
に書き込まれた表示制御データや表示制御プログラムを
選択し、その表示制御データや表示制御プログラムに従
って、リーチ態様としてのキャラクターやメッセージな
どの装飾表示や背景配色の変更、および、表示領域拡大
状態の発生(例えば、第1の表示領域61の領域枠の表
示位置の移動など)に伴う画像データの決定を行う。そ
して、ステップR6に移行する。
【0134】ステップR6では、役物制御回路20から
送られてくるモードデータ(ゼネラルフロー(図5)の
処理NO.を示すヘキサデータ、可変表示部4aに表示
される図柄の種類と表示位置のデータなど)に応じて、
第1の表示領域61の表示窓部61a〜61dや第2の
表示領域に表示される図柄の画像データの決定処理を行
う。そして、ステップR7に移行する。
【0135】その後、枠情報処理(パチンコ遊技機の遊
技領域3を覆うガラス板の枠が開いているか否かの情報
処理)(ステップR7)、図柄データの並べ替えを行う
図柄データソート処理(ステップR8)をしてステップ
R4に戻る。
【0136】図10には、図9の表示制御のゼネラルフ
ローが行われているときに入った割り込み信号に基づい
て行われる割り込み処理のフローチャートを示す。
【0137】この割り込み処理は、表示制御のゼネラル
フロー(図9)が行われているときに入った割り込み信
号(特図の可変表示部4aからの画像タイミング信号
や、ワンチップマイクロコンピュータ21からのリセッ
ト信号など)に基づき開始される。
【0138】この割り込み処理が開始されると、ステッ
プR10,R11において、順に割り込み禁止の処理と
レジスタの退避処理をしてからステップR12に移行す
る。
【0139】ステップR12ではワンチップマイクロコ
ンピュータ21からのリセット信号による通信割り込み
か否かを判定し、通信割り込みでなければステップR1
4に移行するが、通信割り込みであればステップR13
でワンチップマイクロコンピュータ21からのコマンド
信号を受信する通信処理をしてステップR18にジャン
プする。
【0140】ステップR14では特図の可変表示部4a
からの画像タイミング信号によるVシンク(SYNC)
割り込みか否かを判定し、そうでなければそのままステ
ップR18にジャンプするが、そうであればステップR
15に移行する。
【0141】ステップR15では、図9の表示制御のゼ
ネラルフローのステップR5,R6等で決定した画像デ
ータの画像信号をVDP42から特図の可変表示部4a
へ転送する処理をしてステップR16に移行する。
【0142】ステップR16に移行すると、その後、順
に、Vシンク(SYNC)の割り込みフラグを立てる処
理(ステップR16)、枠信号処理(ステップR17)
をしてステップR18に移行する。
【0143】ステップR18では、レジスタ復帰の処理
をしてステップR19に移行し、ステップR19では割
り込みの許可処理をして、この割込処理を終了し表示制
御のゼネラルフロー(図9)の元の処理に戻る。
【0144】しかして、表示制御回路40から転送され
る画像信号に基づいて、可変表示部4aに次のような特
図可変表示遊技の画像表示が行われるようになってい
る。
【0145】図11には、可変表示部4aに表示される
特図可変表示遊技の画像図の一例を示す。図11中、
(a)は変動開始時の画像図の一例、(b)は第1の表
示領域の変動停止でリーチ状態となった後の画像図の一
例、(c)は第2の表示領域が変動停止して大当りとな
った画像図の一例である。
【0146】図11(a)に示すように、特図可変表示
遊技が開始されると、先ず、キャラクターが表示窓部6
1a〜61dの枠部の表示を画面端から運んできて、第
1の表示領域61が画面上に固定される。ここで、キャ
ラクターが異なった数の表示窓部(例えば2個や3個の
表示窓部)を運んでくるパターンを設けても良く、それ
により、ゲームのバリエーションがより豊富になる。
【0147】図11(b)に示すように、第1の表示領
域61に図柄が停止表示されると、第2の表示領域62
の図柄のスクロール表示が開始される。第2の表示領域
62でのスクロール表示は、画面端より一連の図柄配列
が進入し、図柄の停止表示部62b〜62fに沿って移
動するように行われる。
【0148】図示例では、表示窓部61a〜61dに
「7」、「7」、「5」、「5」の図柄が停止表示さ
れ、2つの有効ライン上(停止表示部62eと表示窓部
61a,61bの組合せラインと停止表示部62dと表
示窓部61c,61dの組合せライン)においてリーチ
状態となっている。そして、そのリーチ状態の発生によ
り、第2の表示領域62でのスクロール表示が図柄が人
の目で追える程度のスロースクロールになっている。
【0149】なお、リーチ状態となったときには、リー
チ状態となっている有効ライン(リーチ有効ライン)を
示すリーチラインやリーチ枠などをリーチ有効ラインに
沿って表示するようにしても良い。また、第2の表示領
域62をスクロールする図柄をリーチ有効ライン上に有
るときと無いときとで、配色反転など図柄の表示に変化
を持たせて、そこで停止する図柄が大当りか否かの判定
の基になることを遊技者に分かり易くするようにしても
良い。
【0150】また、図11(b)に示すように、第1の
表示領域の図柄を黒塗にする一方、第2の表示領域の図
柄を白抜きにしたり、第1の表示領域61において表示
窓部61a〜61dの枠表示を行う一方、第2の表示領
域62において枠表示を行わないようにするなどして、
第1の表示領域61と第2の表示領域62との表示態様
に変化を持たせることにより、それらの領域の区分を明
確に遊技者に伝えることが出来て、遊技内容(遊技のル
ール)を分かり易くさせている。
【0151】図11(c)に示すように、第2の表示領
域62でのスクロール変動が停止するときは、それらス
クール変動していた図柄が停止表示部62b〜62fに
収まる状態で停止表示される。そして、大当りとなった
ときには、その図柄が第1の表示領域61の表示態様と
同様の表示に変更され、大当りとなった有効ラインが明
確に示されるようになっている。図示例では、停止表示
部62eと表示窓部61a,61bの有効ライン上で
「7,7,7」の大当りとなって、第2の表示領域62
の停止表示部62eの「7」が黒塗りの表示に変更さ
れ、大当り図柄の表示態様が統一されている。
【0152】以上のように、この実施の形態のパチンコ
遊技機によれば、可変表示遊技の表示構成が、縦横2桁
×2桁の表示窓部61a〜61dからなる第1の表示領
域61と、該第1の表示領域61の周縁部に沿った停止
表示部62b〜62fからなる第2の表示領域62とに
よって構成され、第1の表示領域61に停止表示される
図柄の停止態様と、第2の表示領域に停止表示される図
柄とを組み合わせることによって大当り図柄を発生可能
としたので、可変表示装置に停止表示される図柄の数を
必要以上に増やすことなく、従来にない斬新で変化に富
んだ可変表示遊技が実現されている。
【0153】また、第2の表示領域62が拡大される表
示領域拡大状態の発生により、大当り図柄を発生可能な
有効ラインの数が増加するので(5ラインから12ライ
ンに増加)、大当り発生に対する遊技者の期待感を向上
させることが出来る。
【0154】また、第1の表示領域61の変動表示が停
止したときにリーチ態様が発生可能であり、且つ、該リ
ーチ態様として上記の表示領域拡大状態が発生されるの
で、そのリーチ態様によりリーチになったことを遊技者
に明確に報知することが出来ると共に、表示領域拡大状
態によりリーチ有効ラインの増加が見込め、より興趣に
富んだ遊技内容が実現されている。
【0155】なお、この発明の遊技機は、この実施の形
態のパチンコ遊技機に限定されるものでなく、例えば、
遊技機として、パチンコ遊技機の他、アレンジボール遊
技機、雀球遊技機およびパチスロ遊技機などの弾球遊技
機、並びに、スロットマシーン等に適用可能である。ま
た、第1の表示領域に含まれる表示窓部は幾つでも良い
し、どのような配置にしても良い。また、第2の表示領
域に停止される図柄は幾つでも良いし、どのような配置
にしても良く、第2の表示領域に複数の表示窓部を設け
ても良い。また、第2の表示領域が拡大される条件は、
リーチ状態となったことを条件にする他、可変表示遊技
で特別停止態様の発生率が高くなる確率変動状態となっ
たとき、特定の入賞口やゲートに遊技媒体が入賞或は通
過したとき、可変表示遊技の実行回数に関連した条件
(例えば、電源投入や前回の特別停止態様の発生から所
定回数可変表示遊技が実行されたときなど)等々、どの
ような条件を用いても良い。また、第2の表示領域は拡
大するだけでなく縮小されても良く、その拡大や縮小に
伴って内部に停止表示される図柄の数や配置が変化され
ても良い。
【0156】また、この実施の形態では、第1の表示領
域と第2の表示領域とを変動開始時から可変表示の変動
形式を異ならせているが、最初は同じで、所定の遊技状
態(例えばリーチ状態)の発生に基づいて可変表示の変
動形式を異ならせるようにしても良い。
【0157】
【発明の効果】請求項1記載の遊技機によれば、可変表
示装置に設けられた複数の表示窓部を用いて第1の表示
領域と第2の表示領域とを形成し、第1の表示領域と第
2の表示領域とで可変表示の変動形式が異なり、それに
より、可変表示遊技が従来になく斬新なものとなって遊
技上の興趣が高まるものとなる。
【0158】また、第1の表示領域に停止表示される識
別情報と第2の表示領域に停止表示される識別情報との
組み合わせによって特別停止態様を発生可能としたの
で、可変表示装置に停止される識別情報(図柄)の数を
必要以上に増やすことなく(即ち、識別情報が特に小さ
くなったり、可変表示遊技の内容を分かりにくくしたり
せずに)、可変表示遊技における表示構成を従来にない
変化に富んだ構成にすることができる。
【0159】例えば、縦横3桁のマトリックス状に識別
情報が停止表示される場合、右下側の縦横2桁の停止表
示部分に4つの表示窓部を設けて第1の表示領域とし、
残りの上側と左側の5つの停止表示部分に1つの大きな
表示窓部を設けて第2の表示領域とすることで、停止表
示される識別情報の数を不必要に増やすことなく従来に
ない表示構成が実現される。それにより、斬新で興趣に
富んだ遊技機を実現することが出来る。
【0160】また、第1の表示領域に停止表示される識
別情報の組み合わせ態様と、第2の表示領域に停止表示
される複数の識別情報の何れかと、を組み合わせて構成
される複数の組み合わせパターンにおいて、所定の遊技
価値が付与される特別停止態様が発生可能になっている
ので、それら第1の表示領域の表示窓部と第2の表示領
域との構成によって、特別停止態様を発生可能な組み合
わせパターンを増やすことができる。それにより、所定
の遊技価値の付与に対する遊技者の期待感を向上させる
ことが出来る。
【0161】請求項2記載の発明によれば、特に、第2
の表示領域の変動表示形式が移動表示形式になっている
ので、第2の表示領域のその移動する可変表示が何処の
位置で止まるかによって特別停止表示態様になるか否か
が決まることとなり、その移動と停止に対する関心が高
まる興趣性の高い遊技機となる。
【0162】請求項3記載の遊技機によれば、特に、第
1の表示領域に停止表示される識別情報の組み合わせ態
様が、第2の表示領域の停止結果の如何によって特別停
止態様となりうるリーチ状態になったときに、該リーチ
状態になったことを示すリーチ態様が発生されるので、
リーチ状態になったことを遊技者に確実に伝えることが
出来ると共に、そのリーチ態様により、所定の遊技価値
に対する遊技者の期待感を更に向上させることが出来
る。
【0163】請求項4記載の遊技機によれば、特に、第
2の表示領域が第1の表示領域の少なくともその周縁部
に沿って囲む状態に設けられているので、可変表示遊技
の表示構成が従来にない斬新なものとなる。また、前記
特別停止態様を発生可能な組み合わせパターンとして、
第1の表示領域の表示窓部に停止される識別情報と第2
の表示領域に停止される識別情報とを連続させた組み合
わせパターンを多数構成することができる。それによ
り、所定の遊技価値の付与に対する遊技者の期待感を更
に向上させることが出来る。
【0164】請求項5記載の遊技機によれば、所定条件
の成立に基づき、特別停止態様を発生可能な組み合わせ
パターンの数が変化するため、斬新で変化に富んだ興趣
性の高い可変表示遊技を実現できると共に(特に、リー
チ状態時などに変化させて興趣性の高いリーチ態様を実
現できる)、状況に応じで所定の遊技価値の付与に対す
る遊技者の期待感を変化させて、長く遊技を続けても飽
きのこない遊技機にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の
遊技盤の正面図である。
【図2】このパチンコ遊技機の裏側に設置された遊技系
統の制御を行う役物制御回路、および、この役物制御回
路の制御下で特図の可変表示部の表示制御を行う表示制
御回路の主要制御ブロック図である。
【図3】図2の表示制御回路の詳細を示した主要制御ブ
ロック図である。
【図4】可変表示部で行われる特別図柄の可変表示遊技
の概略を示すもので、(a)は変動開始時の概略画像
図、(b)はリーチAパターンの一例を示す概略画像
図、(c)はリーチBパターンの一例を示す概略画像
図、(d)はリーチCパターンの一例を示す概略画像図
である。
【図5】役物制御回路によって行われるメイン遊技制御
処理(ゼネラルフロー)のフローチャートである。
【図6】図5のゼネラルフローのステップS5〜S11
の制御処理の流れの説明図である。
【図7】図5のゼネラルフローのステップS5において
行われる普段処理のサブルーチン処理のフローチャート
である。
【図8】図7の普段処理のステップS37において行わ
れる表示態様決定処理のサブルーチン処理のフローチャ
ートである。
【図9】表示制御回路40によって行われる特図の可変
表示部4aの表示制御処理の制御処理手順(表示制御の
ゼネラルフロー)のフローチャートである。
【図10】図9の表示制御のゼネラルフローが行われて
いるときに入った割り込み信号に基づいて行われる割り
込み処理のフローチャートを示す。
【図11】可変表示部に表示される特図可変表示遊技の
画像図の一例であり、(a)は変動開始時の画像図の一
例、(b)は第1の表示領域の変動停止でリーチ状態と
なった後の画像図の一例、(c)は第2の表示領域が変
動停止して大当りとなった画像図の一例である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4a 可変表示部 20 役物制御回路 40 表示制御回路 61 第1の表示領域 62 第2の表示領域 61a〜61d 表示窓部 62a〜62l 図柄の停止表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の識別情報を可変表示可能な表
    示窓部を複数有する可変表示装置を備え、前記複数の表
    示窓部により行われる可変表示遊技の停止結果が予め定
    められた特定の識別情報の組み合わせ態様である特別停
    止表示態様となった場合に、所定の遊技価値を付与可能
    な遊技機において、 前記可変表示装置には、 前記複数の表示窓部のうちの所定数の表示窓部からなる
    第1の表示領域と、 前記複数の表示窓部のうちで前記第1の表示領域を除い
    た残りの表示窓部により構成され複数の識別情報を可変
    表示可能な第2の表示領域と、 が設けられ、 前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とで可変表示
    の変動形式が異なる表示制御が行われ、 前記第1の表示領域における所定数の表示窓部における
    停止識別情報の組合せ停止表示態様と、 前記第2の表示領域における識別情報の停止表示態様
    と、 に基づき、 前記特別停止表示態様が複数パターン発生可能となる表
    示領域構成となっていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記第2の表示領域の変動表示形式が移
    動変動表示形式となっていることを特徴とする請求項1
    記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第1の表示領域の識別情報の組み合
    わせ態様が決定表示された段階で、前記第2の表示領域
    の識別情報の停止表示結果の如何によって前記特別停止
    態様が発生しうるリーチ状態となった場合に、 該リーチ状態になったことを示すリーチ表示態様を発生
    可能にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】 前記第2の表示領域は、前記第1の表示
    領域の少なくとも一部をその周縁部に沿って囲む状態に
    設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 所定条件の成立に基づき、前記第2の表
    示領域において表示される識別情報の数を増加或は減少
    させることにより、前記特別停止態様を発生可能な前記
    組み合わせパターンを増加或いは減少させるようにした
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    遊技機。
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