JPH1058721A - サーマルプリンタおよびサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドの放熱方法 - Google Patents
サーマルプリンタおよびサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドの放熱方法Info
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- JPH1058721A JPH1058721A JP8218182A JP21818296A JPH1058721A JP H1058721 A JPH1058721 A JP H1058721A JP 8218182 A JP8218182 A JP 8218182A JP 21818296 A JP21818296 A JP 21818296A JP H1058721 A JPH1058721 A JP H1058721A
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Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーマルヘッドの蓄熱を放熱(さらにはクリ
ーニング)させる機構を有し、良好な記録結果を得るこ
と。 【解決手段】 プラテン2に沿って往復移動自在とされ
たキャリッジ4に、用紙を介して前記プラテン2に接離
自在とされたサーマルヘッド7を搭載してなるサーマル
プリンタ1であって、記録範囲外の前記サーマルヘッド
7に対向する部位にサーマルヘッド7の放熱部材9を配
設したこと。
ーニング)させる機構を有し、良好な記録結果を得るこ
と。 【解決手段】 プラテン2に沿って往復移動自在とされ
たキャリッジ4に、用紙を介して前記プラテン2に接離
自在とされたサーマルヘッド7を搭載してなるサーマル
プリンタ1であって、記録範囲外の前記サーマルヘッド
7に対向する部位にサーマルヘッド7の放熱部材9を配
設したこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルプリンタお
よびサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドの放熱方
法に係り、特に、熱転写方式の記録を行なう際のインク
フィルムのインクとして熱昇華性インクを用いて記録を
行なう際にサーマルヘッドの蓄熱を良好に放熱すること
を可能としたサーマルプリンタおよびサーマルプリンタ
におけるサーマルヘッドの放熱方法に関する。
よびサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドの放熱方
法に係り、特に、熱転写方式の記録を行なう際のインク
フィルムのインクとして熱昇華性インクを用いて記録を
行なう際にサーマルヘッドの蓄熱を良好に放熱すること
を可能としたサーマルプリンタおよびサーマルプリンタ
におけるサーマルヘッドの放熱方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写方式の記録を行なうサーマルプリ
ンタ(以下、熱転写プリンタと称す)は、一般に、プラ
テンの前方に用紙を支持するとともに、キャリッジに、
複数の発熱素子が形成されたサーマルヘッドを搭載し、
これらのサーマルヘッドとプラテンとの間に、ベースフ
ィルムに所望のインクを塗布したインクフィルムの一例
としてのインクリボンと前記用紙とを挟持し、サーマル
ヘッドをキャリッジとともにプラテンに沿って移動させ
ながら、前記インクリボンを繰り出し、前記サーマルヘ
ッドの複数の発熱素子に記録情報に基づいてエネルギた
る電流を選択的に付与して発熱素子を選択的に発熱させ
ることにより、インクリボンのインクを部分的に用紙に
転写して用紙上に所望の文字などの画像の記録を行うよ
うになっている。このような熱転写プリンタは、高記録
品質、低騒音、低コスト、メンテナンスの容易性などの
理由により、コンピュータ、ワードプロセッサなどの出
力装置として多用されている。
ンタ(以下、熱転写プリンタと称す)は、一般に、プラ
テンの前方に用紙を支持するとともに、キャリッジに、
複数の発熱素子が形成されたサーマルヘッドを搭載し、
これらのサーマルヘッドとプラテンとの間に、ベースフ
ィルムに所望のインクを塗布したインクフィルムの一例
としてのインクリボンと前記用紙とを挟持し、サーマル
ヘッドをキャリッジとともにプラテンに沿って移動させ
ながら、前記インクリボンを繰り出し、前記サーマルヘ
ッドの複数の発熱素子に記録情報に基づいてエネルギた
る電流を選択的に付与して発熱素子を選択的に発熱させ
ることにより、インクリボンのインクを部分的に用紙に
転写して用紙上に所望の文字などの画像の記録を行うよ
うになっている。このような熱転写プリンタは、高記録
品質、低騒音、低コスト、メンテナンスの容易性などの
理由により、コンピュータ、ワードプロセッサなどの出
力装置として多用されている。
【0003】このような熱転写プリンタの従来のものと
しては、プラスチックフィルムのようなベースフィルム
に熱溶融性インクが塗布されたインクリボン(以下、熱
溶融性インクリボンと称す)を用いて用紙に記録を行う
もののほか、ベースフィルムに熱昇華性インクが塗布さ
れたインクリボン(以下、熱昇華性インクリボンと称
す)を用いて用紙に記録を行うものも知られている。
しては、プラスチックフィルムのようなベースフィルム
に熱溶融性インクが塗布されたインクリボン(以下、熱
溶融性インクリボンと称す)を用いて用紙に記録を行う
もののほか、ベースフィルムに熱昇華性インクが塗布さ
れたインクリボン(以下、熱昇華性インクリボンと称
す)を用いて用紙に記録を行うものも知られている。
【0004】このうち、熱溶融性インクリボンを用いて
用紙に記録を行う熱転写プリンタ(以下、熱溶融型プリ
ンタと称す)は、普通紙、厚紙、葉書などの幅広い種類
の用紙に記録することができ、使い勝手に優れたもので
ある。そして、この熱溶融性インクリボンを用いて階調
記録を行うには、1ドットの濃度階調ができないためデ
ィザ法などを用いて対応していた。
用紙に記録を行う熱転写プリンタ(以下、熱溶融型プリ
ンタと称す)は、普通紙、厚紙、葉書などの幅広い種類
の用紙に記録することができ、使い勝手に優れたもので
ある。そして、この熱溶融性インクリボンを用いて階調
記録を行うには、1ドットの濃度階調ができないためデ
ィザ法などを用いて対応していた。
【0005】これに対し、熱昇華性インクリボンを用い
て用紙に記録を行う熱転写プリンタ(以下、熱昇華型プ
リンタと称す)においては、サーマルヘッドに印加する
エネルギを制御することにより、熱昇華性インクの昇華
量を調整してインク用紙に転写するインクの量を制御で
き、用紙上における記録画像の濃度を調節できるため、
用紙として表面処理が施された専用紙を用いることによ
り銀塩写真に匹敵する高画質のフルカラー記録画像を得
ることができるものである。このため、熱昇華型プリン
タは、近年、高画質のビデオプリンタなどとして広く利
用されるようになってきている。
て用紙に記録を行う熱転写プリンタ(以下、熱昇華型プ
リンタと称す)においては、サーマルヘッドに印加する
エネルギを制御することにより、熱昇華性インクの昇華
量を調整してインク用紙に転写するインクの量を制御で
き、用紙上における記録画像の濃度を調節できるため、
用紙として表面処理が施された専用紙を用いることによ
り銀塩写真に匹敵する高画質のフルカラー記録画像を得
ることができるものである。このため、熱昇華型プリン
タは、近年、高画質のビデオプリンタなどとして広く利
用されるようになってきている。
【0006】そして、一般に、熱昇華型プリンタにおい
て高濃度の記録画像を得る場合には、サーマルヘッドの
発熱素子に付与するエネルギは、熱溶融型プリンタに付
与されるエネルギの数倍を必要とする。
て高濃度の記録画像を得る場合には、サーマルヘッドの
発熱素子に付与するエネルギは、熱溶融型プリンタに付
与されるエネルギの数倍を必要とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように大きな記録
エネルギを必要とする場合において、複数枚を連続記録
するような時には、記録開始直後と充分な記録エネルギ
が供給されサーマルヘッドに蓄熱された記録終了直前の
記録とでは、インクリボンのインクの昇華の程度に差が
生じ、その記録濃度が異なることがあった。
エネルギを必要とする場合において、複数枚を連続記録
するような時には、記録開始直後と充分な記録エネルギ
が供給されサーマルヘッドに蓄熱された記録終了直前の
記録とでは、インクリボンのインクの昇華の程度に差が
生じ、その記録濃度が異なることがあった。
【0008】また、記録エネルギが充分に蓄積されて記
録が終了した直後には、そのサーマルヘッドに残留する
エネルギ(蓄熱)によってインクリボンのインクを本来
の記録領域ではない領域に対して誤って転写させてしま
い、記録汚れを発生させるということがあった。
録が終了した直後には、そのサーマルヘッドに残留する
エネルギ(蓄熱)によってインクリボンのインクを本来
の記録領域ではない領域に対して誤って転写させてしま
い、記録汚れを発生させるということがあった。
【0009】さらに、前記従来の熱転写プリンタにおい
ては、サーマルヘッドがインクリボンの背面に圧接され
た状態で、インクリボンを走行させながら記録を行なう
ものであるため、何度も記録を行なっていると、インク
リボンの背面との摺動による摩擦により、インクリボン
の背面の一部が剥がれてしまい、前記サーマルヘッドの
発熱部のインクリボンの走行方向下流側に、そのインク
リボンの剥離によるかすが付着して堆積してしまい、サ
ーマルヘッドの汚れが生じてしまうという問題があっ
た。特に、フルカラー記録を行なうことのできる熱転写
プリンタにおいては、例えば、用紙に対して所定の1行
分を所定の1色で記録した後、この用紙を1行分だけ戻
して次の色の記録を行ない、このような動作を各色につ
いて行なうことにより所望のフルカラー記録を行なうも
のであり、この場合に、前記サーマルヘッドの用紙の紙
送り方向の下流側に既に記録された色のインクが摺動に
よる摩擦により剥離してかすとして付着してしまい、同
様に、サーマルヘッドの汚れが生じてしまうことがあっ
た。
ては、サーマルヘッドがインクリボンの背面に圧接され
た状態で、インクリボンを走行させながら記録を行なう
ものであるため、何度も記録を行なっていると、インク
リボンの背面との摺動による摩擦により、インクリボン
の背面の一部が剥がれてしまい、前記サーマルヘッドの
発熱部のインクリボンの走行方向下流側に、そのインク
リボンの剥離によるかすが付着して堆積してしまい、サ
ーマルヘッドの汚れが生じてしまうという問題があっ
た。特に、フルカラー記録を行なうことのできる熱転写
プリンタにおいては、例えば、用紙に対して所定の1行
分を所定の1色で記録した後、この用紙を1行分だけ戻
して次の色の記録を行ない、このような動作を各色につ
いて行なうことにより所望のフルカラー記録を行なうも
のであり、この場合に、前記サーマルヘッドの用紙の紙
送り方向の下流側に既に記録された色のインクが摺動に
よる摩擦により剥離してかすとして付着してしまい、同
様に、サーマルヘッドの汚れが生じてしまうことがあっ
た。
【0010】このような場合に、従来は、人手により定
期的にサーマルヘッドの清掃を行なうようにしている
が、人手による清掃作業を行なうものであるため、作業
が面倒で、また、清掃を怠った場合には、サーマルヘッ
ドの動作不良を招いたり、用紙に汚れが付着して記録汚
れを招いてしまうという問題を有している。
期的にサーマルヘッドの清掃を行なうようにしている
が、人手による清掃作業を行なうものであるため、作業
が面倒で、また、清掃を怠った場合には、サーマルヘッ
ドの動作不良を招いたり、用紙に汚れが付着して記録汚
れを招いてしまうという問題を有している。
【0011】本発明は前記した点に鑑みなされたもの
で、サーマルヘッドの蓄熱を放熱(さらにはクリーニン
グ)させる機構を有し、良好な記録結果を得ることを可
能とするサーマルプリンタおよびサーマルプリンタにお
けるサーマルヘッドの放熱方法を提供することを目的と
するものである。
で、サーマルヘッドの蓄熱を放熱(さらにはクリーニン
グ)させる機構を有し、良好な記録結果を得ることを可
能とするサーマルプリンタおよびサーマルプリンタにお
けるサーマルヘッドの放熱方法を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に係るサーマルプリンタは、プラテン
に沿って往復移動自在とされたキャリッジに、用紙を介
して前記プラテンに接離自在とされたサーマルヘッドを
搭載してなるサーマルプリンタであって、記録範囲外の
前記サーマルヘッドに対向する部位にサーマルヘッドの
放熱部材を配設したことを特徴とする。
本発明の請求項1に係るサーマルプリンタは、プラテン
に沿って往復移動自在とされたキャリッジに、用紙を介
して前記プラテンに接離自在とされたサーマルヘッドを
搭載してなるサーマルプリンタであって、記録範囲外の
前記サーマルヘッドに対向する部位にサーマルヘッドの
放熱部材を配設したことを特徴とする。
【0013】そして、請求項2に記載のサーマルプリン
タは、請求項1に記載のサーマルプリンタにおいて、前
記放熱部材は前記プラテンに配設されていることを特徴
とする。
タは、請求項1に記載のサーマルプリンタにおいて、前
記放熱部材は前記プラテンに配設されていることを特徴
とする。
【0014】また、請求項3に記載のサーマルプリンタ
は、請求項1または請求項2に記載のサーマルプリンタ
において、前記放熱部材は、サーマルヘッドのクリーニ
ング部材としての機能をも有することを特徴とし、請求
項4のサーマルプリンタは、請求項3に記載のサーマル
プリンタの前記放熱部材は、エタノールを染み込ませた
フェルトであることを特徴とする。
は、請求項1または請求項2に記載のサーマルプリンタ
において、前記放熱部材は、サーマルヘッドのクリーニ
ング部材としての機能をも有することを特徴とし、請求
項4のサーマルプリンタは、請求項3に記載のサーマル
プリンタの前記放熱部材は、エタノールを染み込ませた
フェルトであることを特徴とする。
【0015】そして、請求項5のサーマルプリンタにお
けるサーマルヘッドの放熱方法は、プラテンに沿って往
復移動自在とされたキャリッジに搭載されたサーマルヘ
ッドを、前記プラテンの記録桁方向の少なくとも下流側
または上流側で前記プラテンの延長上に配設されたサー
マルヘッドの放熱部材に対して無通電摺動させることを
特徴とする。
けるサーマルヘッドの放熱方法は、プラテンに沿って往
復移動自在とされたキャリッジに搭載されたサーマルヘ
ッドを、前記プラテンの記録桁方向の少なくとも下流側
または上流側で前記プラテンの延長上に配設されたサー
マルヘッドの放熱部材に対して無通電摺動させることを
特徴とする。
【0016】これらのサーマルプリンタおよびサーマル
プリンタにおけるサーマルヘッドの放熱方法によれば、
サーマルヘッドの記録環境温度が適温以上に達した場合
に、リボンカセットをキャリッジから取外した状態で、
キャリッジを移動させてサーマルヘッドを放熱部材の配
設された部分に移動させる。続いて、前記サーマルヘッ
ドをヘッドダウンさせてこのサーマルヘッドの記録面を
放熱部材に対して圧接させ、この状態で前記サーマルヘ
ッドを無通電摺動させることにより、サーマルヘッドは
放熱部材に接触することでその蓄熱を放出することがで
き、放熱部材がクリーニング部材としての機能をも有す
る場合には、サーマルヘッドが摺動する際の摩擦によ
り、前記サーマルヘッドに付着した汚れを除去すること
ができるものである。
プリンタにおけるサーマルヘッドの放熱方法によれば、
サーマルヘッドの記録環境温度が適温以上に達した場合
に、リボンカセットをキャリッジから取外した状態で、
キャリッジを移動させてサーマルヘッドを放熱部材の配
設された部分に移動させる。続いて、前記サーマルヘッ
ドをヘッドダウンさせてこのサーマルヘッドの記録面を
放熱部材に対して圧接させ、この状態で前記サーマルヘ
ッドを無通電摺動させることにより、サーマルヘッドは
放熱部材に接触することでその蓄熱を放出することがで
き、放熱部材がクリーニング部材としての機能をも有す
る場合には、サーマルヘッドが摺動する際の摩擦によ
り、前記サーマルヘッドに付着した汚れを除去すること
ができるものである。
【0017】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態を図1乃
至図6を参照して説明する。
至図6を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の実施形態として熱昇華性イ
ンクリボンと熱溶融性インクリボンの両種のインクリボ
ンを選択的に使用しうるものを示すものであり、図1に
示す本実施形態の熱転写プリンタ1には、フレーム(図
示せず)の所望の位置に平板状のプラテン2がその記録
面2aがほぼ垂直となるように配設されている。
ンクリボンと熱溶融性インクリボンの両種のインクリボ
ンを選択的に使用しうるものを示すものであり、図1に
示す本実施形態の熱転写プリンタ1には、フレーム(図
示せず)の所望の位置に平板状のプラテン2がその記録
面2aがほぼ垂直となるように配設されている。
【0019】本実施形態において、後述するサーマルヘ
ッド7による記録範囲外においてこのサーマルヘッド7
に対向する部位となる前記プラテン2の記録桁方向の下
流側には、図2および図3に示すように放熱部材9が配
設されており、この放熱部材9の表面は、前記プラテン
2の表面に対してほぼ均一の高さに形成されている。な
お、前記放熱部材9は前記プラテン2の記録桁方向の上
流側に配設してもよいし、上流側と下流側の両方に配設
してもよい。
ッド7による記録範囲外においてこのサーマルヘッド7
に対向する部位となる前記プラテン2の記録桁方向の下
流側には、図2および図3に示すように放熱部材9が配
設されており、この放熱部材9の表面は、前記プラテン
2の表面に対してほぼ均一の高さに形成されている。な
お、前記放熱部材9は前記プラテン2の記録桁方向の上
流側に配設してもよいし、上流側と下流側の両方に配設
してもよい。
【0020】前記放熱部材9は、熱伝導率の高い材料に
より形成されていることが望ましく、本実施例において
は、シリコーンゴム(信越シリコーン社製商品TC−8
0BC、熱伝導率:3.8W/m℃)を用いることとす
る。なお、前記放熱部材9は乾式のものであっても、湿
式のものであってもよく、前記湿式のものにおいては、
前記放熱部材9として、フェルトやガーゼ等の布、ティ
ッシュ等の紙、脱脂綿等の材料にアルコール、アセト
ン、トルエン等の揮発性を有する溶液を染み込ませるよ
うにして用いる。これは揮発性を有する溶液の気化熱に
より放熱効果をあげることができるものである。また、
こうした揮発性を有する溶液により、サーマルヘッドに
付着するかすを取り除くこともできる。さらに、前記放
熱部材9は、クッション性を有するシート上に、例え
ば、アルミナのような熱伝導の良好な物質の粒子を塗布
し、接触放熱効果を高めるとともに、アルミナ粒子の研
磨効果によってサーマルヘッドをクリーニングさせるこ
ともできる。
より形成されていることが望ましく、本実施例において
は、シリコーンゴム(信越シリコーン社製商品TC−8
0BC、熱伝導率:3.8W/m℃)を用いることとす
る。なお、前記放熱部材9は乾式のものであっても、湿
式のものであってもよく、前記湿式のものにおいては、
前記放熱部材9として、フェルトやガーゼ等の布、ティ
ッシュ等の紙、脱脂綿等の材料にアルコール、アセト
ン、トルエン等の揮発性を有する溶液を染み込ませるよ
うにして用いる。これは揮発性を有する溶液の気化熱に
より放熱効果をあげることができるものである。また、
こうした揮発性を有する溶液により、サーマルヘッドに
付着するかすを取り除くこともできる。さらに、前記放
熱部材9は、クッション性を有するシート上に、例え
ば、アルミナのような熱伝導の良好な物質の粒子を塗布
し、接触放熱効果を高めるとともに、アルミナ粒子の研
磨効果によってサーマルヘッドをクリーニングさせるこ
ともできる。
【0021】また、前記プラテン2の前側下方には、ガ
イドシャフト3がプラテン2と平行に配設されている。
そして、ガイドシャフト3の適宜な位置には、上下に分
割されたキャリッジ4が取付けられており、下方に示す
一方のキャリッジ4aは、ガイドシャフト3に取付けら
れる下キャリッジとされ、上方に示す他方のキャリッジ
4bは、後述するリボンカセット5が取付られるととも
に前記下キャリッジ4aに対し上下方向に接離可能とさ
れた上キャリッジとされている。
イドシャフト3がプラテン2と平行に配設されている。
そして、ガイドシャフト3の適宜な位置には、上下に分
割されたキャリッジ4が取付けられており、下方に示す
一方のキャリッジ4aは、ガイドシャフト3に取付けら
れる下キャリッジとされ、上方に示す他方のキャリッジ
4bは、後述するリボンカセット5が取付られるととも
に前記下キャリッジ4aに対し上下方向に接離可能とさ
れた上キャリッジとされている。
【0022】前記キャリッジ4は、1対のプーリ(図示
せず)に巻回されている適宜な駆動ベルト6を、後述す
るステッピングモータ36等のキャリッジモータ36a
により駆動させてガイドシャフト3に沿って往復動自在
に駆動されるようになっている。また、このキャリッジ
4は、後述する制御部25が前記キャリッジモータ36
aの回転速度を制御することにより、高速と低速との2
段階の移動速度のいずれか一方を選択可能とされてい
る。
せず)に巻回されている適宜な駆動ベルト6を、後述す
るステッピングモータ36等のキャリッジモータ36a
により駆動させてガイドシャフト3に沿って往復動自在
に駆動されるようになっている。また、このキャリッジ
4は、後述する制御部25が前記キャリッジモータ36
aの回転速度を制御することにより、高速と低速との2
段階の移動速度のいずれか一方を選択可能とされてい
る。
【0023】前記キャリッジ4には、プラテン2に対向
しかつプラテン2に対して駆動モータの駆動力をもって
動作可能な周知のヘッド移動機構(ともに図示せず)に
より、接離自在とされ、プラテン2に対して当接した圧
接状態(ヘッドダウン状態)においてプラテン2上の用
紙(図示せず)に記録をなすサーマルヘッド7が配設さ
れている。そして、このサーマルヘッド7は、キーボー
ドなどの適宜な入力装置(図示せず)により入力された
所望の記録情報に基づいて選択的に発熱される整列配置
された複数の発熱素子(図示せず)を備えている。ま
た、サーマルヘッド7は、後述する制御部35により、
プラテン2に対する圧接力を強圧接と弱圧接とのいずれ
か一方が選択可能とされるとともに、サーマルヘッド7
の熱エネルギを大と小との2段階(詳しくは、発熱素子
に対する通電時間を長時間と短時間との2段階)のいず
れか一方が選択可能とされている。また、前記サーマル
ヘッド7の近傍には、サーマルヘッド7の温度を検出す
るためのサーミスタ8が配設されている。そして、この
サーミスタ8は、熱転写プリンタ1の所望の位置に配設
された熱転写プリンタ1の記録動作などの制御をつかさ
どる後述する制御部35に接続されている。
しかつプラテン2に対して駆動モータの駆動力をもって
動作可能な周知のヘッド移動機構(ともに図示せず)に
より、接離自在とされ、プラテン2に対して当接した圧
接状態(ヘッドダウン状態)においてプラテン2上の用
紙(図示せず)に記録をなすサーマルヘッド7が配設さ
れている。そして、このサーマルヘッド7は、キーボー
ドなどの適宜な入力装置(図示せず)により入力された
所望の記録情報に基づいて選択的に発熱される整列配置
された複数の発熱素子(図示せず)を備えている。ま
た、サーマルヘッド7は、後述する制御部35により、
プラテン2に対する圧接力を強圧接と弱圧接とのいずれ
か一方が選択可能とされるとともに、サーマルヘッド7
の熱エネルギを大と小との2段階(詳しくは、発熱素子
に対する通電時間を長時間と短時間との2段階)のいず
れか一方が選択可能とされている。また、前記サーマル
ヘッド7の近傍には、サーマルヘッド7の温度を検出す
るためのサーミスタ8が配設されている。そして、この
サーミスタ8は、熱転写プリンタ1の所望の位置に配設
された熱転写プリンタ1の記録動作などの制御をつかさ
どる後述する制御部35に接続されている。
【0024】続いて、前記キャリッジ4について更に詳
しく説明すると、キャリッジ4は、ガイドシャフト3に
取付られる下キャリッジ4aの上面に、ほぼ平行をなす
板状の上キャリッジ4bが平行クランク機構18により
下キャリッジ4aに対して接離するように平行移動自在
に取着されて構成されている。この平行クランク機構1
8は、図4に示すように、キャリッジ4の左右両端に1
対設けられ、互いにX状に交差した1対のリンク19
a,19bを有しており、これらのリンク19a,19
bの交差位置はピン20aにより枢着され、リンク19
a,19bの端部はピン20b,20c,20d,20
eによりそれぞれ下キャリッジ4aおよび上キャリッジ
4bの左右側部の上端部に形成された長孔(図示せず)
に摺動自在に係止されている。
しく説明すると、キャリッジ4は、ガイドシャフト3に
取付られる下キャリッジ4aの上面に、ほぼ平行をなす
板状の上キャリッジ4bが平行クランク機構18により
下キャリッジ4aに対して接離するように平行移動自在
に取着されて構成されている。この平行クランク機構1
8は、図4に示すように、キャリッジ4の左右両端に1
対設けられ、互いにX状に交差した1対のリンク19
a,19bを有しており、これらのリンク19a,19
bの交差位置はピン20aにより枢着され、リンク19
a,19bの端部はピン20b,20c,20d,20
eによりそれぞれ下キャリッジ4aおよび上キャリッジ
4bの左右側部の上端部に形成された長孔(図示せず)
に摺動自在に係止されている。
【0025】また、前記下キャリッジ4aには、回転ク
ランク機構21が配設されており、この回転クランク機
構21により上キャリッジ4bの平行移動の操作がなさ
れるようになっている。この回転クランク機構21は、
下キャリッジ4aに回転駆動し得るように支持された回
転部材をなす回転板22と、この回転板22の偏心位置
にピン23aにより枢着された連結部材をなす連結リン
ク24とからなり、連結リンク24の先端が上キャリッ
ジ4bにピン23bにより枢着されて構成されている。
そして、回転板22は、モータなどの適宜な駆動手段
(図示せず)により回転駆動されるようになっている。
ランク機構21が配設されており、この回転クランク機
構21により上キャリッジ4bの平行移動の操作がなさ
れるようになっている。この回転クランク機構21は、
下キャリッジ4aに回転駆動し得るように支持された回
転部材をなす回転板22と、この回転板22の偏心位置
にピン23aにより枢着された連結部材をなす連結リン
ク24とからなり、連結リンク24の先端が上キャリッ
ジ4bにピン23bにより枢着されて構成されている。
そして、回転板22は、モータなどの適宜な駆動手段
(図示せず)により回転駆動されるようになっている。
【0026】図1に戻って、前記上キャリッジ4bの左
右両側部には、先端が相互に内側に緩やかに湾曲し上下
端に突起が形成された係合部25aとされている板状の
アーム25がほぼリボンカセット5の幅と等しい間隔を
隔てて立設されている。そして、上キャリッジ4bの中
央部には、相互に所定間隔を隔てて1対の回転可能なボ
ビン26が上方に突出するようにして配設されており、
このボビン26によりインクリボン27が所定の方向に
走行可能とされている。この1対のボビン26は、一方
がインクリボン27を巻取る巻取りボビン26aとさ
れ、他方がインクリボン27を送出する送出ボビン26
bとされている。また、キャリッジ4のプラテン2に対
して遠方側の端縁上には、リボンカセット5に収納され
たインクリボン27の種類を検出するセンサ28とし
て、光センサ28aが配設されている。この光センサ2
8aとしては、本実施形態においては反射型のものが用
いられている。そして、光センサ28aは、熱転写プリ
ンタ1の所望の位置に配設された後述する制御部35に
接続されている。
右両側部には、先端が相互に内側に緩やかに湾曲し上下
端に突起が形成された係合部25aとされている板状の
アーム25がほぼリボンカセット5の幅と等しい間隔を
隔てて立設されている。そして、上キャリッジ4bの中
央部には、相互に所定間隔を隔てて1対の回転可能なボ
ビン26が上方に突出するようにして配設されており、
このボビン26によりインクリボン27が所定の方向に
走行可能とされている。この1対のボビン26は、一方
がインクリボン27を巻取る巻取りボビン26aとさ
れ、他方がインクリボン27を送出する送出ボビン26
bとされている。また、キャリッジ4のプラテン2に対
して遠方側の端縁上には、リボンカセット5に収納され
たインクリボン27の種類を検出するセンサ28とし
て、光センサ28aが配設されている。この光センサ2
8aとしては、本実施形態においては反射型のものが用
いられている。そして、光センサ28aは、熱転写プリ
ンタ1の所望の位置に配設された後述する制御部35に
接続されている。
【0027】図1および図5に示すように、キャリッジ
4の上方には、適宜な間隔を隔てて、図示しないフレー
ムに図5において両矢印Aにて示すように開閉自在に支
持されたほぼ板状のキャノピ29が配設されている。こ
のキャノピ29は、閉状態において、紙送り機構(図示
せず)の出口側の紙押えとして機能するものであり、キ
ャリッジ4と対向するようにして配設されており、キャ
リッジ4の移動領域とほぼ同一の長さとされている。
4の上方には、適宜な間隔を隔てて、図示しないフレー
ムに図5において両矢印Aにて示すように開閉自在に支
持されたほぼ板状のキャノピ29が配設されている。こ
のキャノピ29は、閉状態において、紙送り機構(図示
せず)の出口側の紙押えとして機能するものであり、キ
ャリッジ4と対向するようにして配設されており、キャ
リッジ4の移動領域とほぼ同一の長さとされている。
【0028】前記キャノピ29のキャリッジ4と平行に
対峙する下面の所定位置には、リボンカセット5を保持
する複数のカセットホルダ(図示せず)が設けられてお
り、このカセットホルダにより、複数、本実施形態にお
いては熱溶融性インクが塗布されたインクリボン(熱溶
融性インクリボン)27aが内部に収納されたリボンカ
セット5aと、熱昇華性インクが塗布されたインクリボ
ン(熱昇華性インクリボン)27bが内部に収納された
リボンカセット5bとがキャリッジ4の移動方向に一列
状に配設されるようになっている。そして、各リボンカ
セット5a,5bは、図5に両矢印Bにて示すように、
回転クランク機構21に伴って動作する平行クランク機
構18の動作により、キャノピ29と上キャリッジ4b
との間で選択的に受け渡しが行われるようになってい
る。なお、前記カセットホルダには、すべて熱溶融性イ
ンクリボン27aの収納されたリボンカセット5aある
いは熱昇華性インクリボン27bの収納されたリボンカ
セット5bが保持されることもある。
対峙する下面の所定位置には、リボンカセット5を保持
する複数のカセットホルダ(図示せず)が設けられてお
り、このカセットホルダにより、複数、本実施形態にお
いては熱溶融性インクが塗布されたインクリボン(熱溶
融性インクリボン)27aが内部に収納されたリボンカ
セット5aと、熱昇華性インクが塗布されたインクリボ
ン(熱昇華性インクリボン)27bが内部に収納された
リボンカセット5bとがキャリッジ4の移動方向に一列
状に配設されるようになっている。そして、各リボンカ
セット5a,5bは、図5に両矢印Bにて示すように、
回転クランク機構21に伴って動作する平行クランク機
構18の動作により、キャノピ29と上キャリッジ4b
との間で選択的に受け渡しが行われるようになってい
る。なお、前記カセットホルダには、すべて熱溶融性イ
ンクリボン27aの収納されたリボンカセット5aある
いは熱昇華性インクリボン27bの収納されたリボンカ
セット5bが保持されることもある。
【0029】本実施形態の各リボンカセット5a,5b
は、インクリボン27の種類にかかわらず、すべてが同
一形状、同一寸法に形成されており、上下1対とされた
平面ほぼ矩形のケース本体30内に、図示しない回転自
在に支持された1対のリールと、回転自在に支持された
1対のリボン送りローラと、回転自在に支持されたリボ
ン経路に臨んでいる複数のガイドローラなどが配設され
ている。そして、1対のリール間にインクリボン27が
巻回され、インクリボン27の中間部が外部に導出され
ている。この1対のリールは、リボンカセット5が上キ
ャリッジ4bに搭載されると、その一方は、記録に供し
た部分のインクリボン27を巻取る巻取りリールとさ
れ、他方は、インクリボン27を送出する送出リールと
されている。そして、各リールの内周面には、複数のキ
ー溝が周方向に間隔を隔ててスプライン状に形成されて
おり、巻取りリールの内周面は、前記巻取りボビン26
aが係合される巻取り孔31aとされ、送出リールの内
周面は、前記送出ボビン26bが係合される送出孔31
bとされている。また、リボンカセット5のキャリッジ
4に搭載された状態でプラテン2と対向する面には、サ
ーマルヘッド7が臨む凹部32が形成されており、この
凹部32内においてインクリボン27の中間部が導出さ
れている。
は、インクリボン27の種類にかかわらず、すべてが同
一形状、同一寸法に形成されており、上下1対とされた
平面ほぼ矩形のケース本体30内に、図示しない回転自
在に支持された1対のリールと、回転自在に支持された
1対のリボン送りローラと、回転自在に支持されたリボ
ン経路に臨んでいる複数のガイドローラなどが配設され
ている。そして、1対のリール間にインクリボン27が
巻回され、インクリボン27の中間部が外部に導出され
ている。この1対のリールは、リボンカセット5が上キ
ャリッジ4bに搭載されると、その一方は、記録に供し
た部分のインクリボン27を巻取る巻取りリールとさ
れ、他方は、インクリボン27を送出する送出リールと
されている。そして、各リールの内周面には、複数のキ
ー溝が周方向に間隔を隔ててスプライン状に形成されて
おり、巻取りリールの内周面は、前記巻取りボビン26
aが係合される巻取り孔31aとされ、送出リールの内
周面は、前記送出ボビン26bが係合される送出孔31
bとされている。また、リボンカセット5のキャリッジ
4に搭載された状態でプラテン2と対向する面には、サ
ーマルヘッド7が臨む凹部32が形成されており、この
凹部32内においてインクリボン27の中間部が導出さ
れている。
【0030】また、リボンカセット5の凹部32が形成
された面と平行に延在する後面には、各リボンカセット
5内に収納されているインクリボン27の種類を判別す
るための識別マーク33が配置されている。本実施形態
の識別マーク33は、インクリボン27の種類によって
異なる数の縞状の非反射部34aを有する反射シール3
4により形成されている。
された面と平行に延在する後面には、各リボンカセット
5内に収納されているインクリボン27の種類を判別す
るための識別マーク33が配置されている。本実施形態
の識別マーク33は、インクリボン27の種類によって
異なる数の縞状の非反射部34aを有する反射シール3
4により形成されている。
【0031】そして、この識別マーク33をキャリッジ
4に設けたカセット種類検出手段としての光センサ28
aによって検出し、この検出信号をプリンタの制御部3
5に出力し、この制御部35内において各リボンカセッ
ト5における識別マーク33の数を計数することにより
リボンカセット5内に収納されているインクリボン27
の種類を判別するようになっている。
4に設けたカセット種類検出手段としての光センサ28
aによって検出し、この検出信号をプリンタの制御部3
5に出力し、この制御部35内において各リボンカセッ
ト5における識別マーク33の数を計数することにより
リボンカセット5内に収納されているインクリボン27
の種類を判別するようになっている。
【0032】つまり、図1において左方に示すリボンカ
セット5aには、4本の非反射部34aを有する反射シ
ール34Aが識別マーク33として配置されており、図
1において右方に示すリボンカセット5bには、2本の
非反射部34aを有する反射シール34Bが識別マーク
33として配置されている。そして、リボンカセット5
の図1において手前側に示す後面の左端部が識別マーク
33の検出のための基準位置BPとされ、識別マーク3
3の図1において右端に位置する非反射部34aの右端
面までの距離Lを、すべての識別マーク33において同
一とするとともに、この距離L内にインクリボン27の
種類を識別するための所望の非反射部34aが形成され
ている。なお、この識別マーク33は、リボンカセット
5内に収納されているインクリボン27の種類ととも
に、インクリボン27の色をも識別できるようになって
いる。そして、使用に供する識別マーク33を光センサ
28aが検出した状態でキャリッジ4が停止可能とされ
ており、キャリッジ4が停止した状態で、カセットホル
ダに収納されているリボンカセット5が上キャリッジ4
bへ受け渡されるようになっている。
セット5aには、4本の非反射部34aを有する反射シ
ール34Aが識別マーク33として配置されており、図
1において右方に示すリボンカセット5bには、2本の
非反射部34aを有する反射シール34Bが識別マーク
33として配置されている。そして、リボンカセット5
の図1において手前側に示す後面の左端部が識別マーク
33の検出のための基準位置BPとされ、識別マーク3
3の図1において右端に位置する非反射部34aの右端
面までの距離Lを、すべての識別マーク33において同
一とするとともに、この距離L内にインクリボン27の
種類を識別するための所望の非反射部34aが形成され
ている。なお、この識別マーク33は、リボンカセット
5内に収納されているインクリボン27の種類ととも
に、インクリボン27の色をも識別できるようになって
いる。そして、使用に供する識別マーク33を光センサ
28aが検出した状態でキャリッジ4が停止可能とされ
ており、キャリッジ4が停止した状態で、カセットホル
ダに収納されているリボンカセット5が上キャリッジ4
bへ受け渡されるようになっている。
【0033】なお、識別マーク33は、リボンカセット
5に印刷してもよく、特に本実施形態の構成に限定され
るものではない。
5に印刷してもよく、特に本実施形態の構成に限定され
るものではない。
【0034】また、前記プラテン2に沿って往復動自在
とされた前記キャリッジ4の下キャリッジ4aには、サ
ーマルヘッド7のプラテン2への接離動作を行なうため
のステッピングモータ36や、前記インクリボン27の
巻取制御のためのステッピングモータ36(以下、リボ
ン巻取りモータ36bという)が配設されており、図示
しない伝達ギアを介して前記サーマルヘッド7や前記巻
取りボビン26aに動力を伝達するようになっている。
とされた前記キャリッジ4の下キャリッジ4aには、サ
ーマルヘッド7のプラテン2への接離動作を行なうため
のステッピングモータ36や、前記インクリボン27の
巻取制御のためのステッピングモータ36(以下、リボ
ン巻取りモータ36bという)が配設されており、図示
しない伝達ギアを介して前記サーマルヘッド7や前記巻
取りボビン26aに動力を伝達するようになっている。
【0035】ところで、前記制御部35は、図示しない
メモリ、CPUなどから形成されており、図6に示すよ
うに、フレーム(図示せず)の所望の位置に配設された
モード切換スイッチ37から送出されるモード信号に基
づいて、少なくとも熱溶融性インクリボン27aを用い
て普通紙などの用紙に熱溶融転写による記録を行なう第
1記録モードか熱昇華性インクリボン27bを用いて専
用紙に熱昇華転写による記録を行なう第2記録モードか
を判別するモード判別部38と、モード判別部38の判
別結果に基づいて、キャリッジモータ36aおよびリボ
ン巻取りモータ36bの回転速度、サーマルヘッド7へ
の通電時間、サーマルヘッド7のプラテン2に対する圧
接力、リボンカセット5などを各モードに対応するよう
に制御する第1記録モード制御部39および第2記録モ
ード制御部40とを有している。
メモリ、CPUなどから形成されており、図6に示すよ
うに、フレーム(図示せず)の所望の位置に配設された
モード切換スイッチ37から送出されるモード信号に基
づいて、少なくとも熱溶融性インクリボン27aを用い
て普通紙などの用紙に熱溶融転写による記録を行なう第
1記録モードか熱昇華性インクリボン27bを用いて専
用紙に熱昇華転写による記録を行なう第2記録モードか
を判別するモード判別部38と、モード判別部38の判
別結果に基づいて、キャリッジモータ36aおよびリボ
ン巻取りモータ36bの回転速度、サーマルヘッド7へ
の通電時間、サーマルヘッド7のプラテン2に対する圧
接力、リボンカセット5などを各モードに対応するよう
に制御する第1記録モード制御部39および第2記録モ
ード制御部40とを有している。
【0036】ここで、前記第1記録モード制御部39お
よび前記第2記録モード制御部40による制御では、第
1記録モードと第2記録モードとでキャリッジ4および
リボン巻取りモータ36bの回転速度を変化させる。
よび前記第2記録モード制御部40による制御では、第
1記録モードと第2記録モードとでキャリッジ4および
リボン巻取りモータ36bの回転速度を変化させる。
【0037】すなわち、第1記録モードでは熱溶融性イ
ンクリボン27aを用いて記録を行なうため、キャリッ
ジの移動速度(記録速度)よりも巻取り用モータの回転
速度を若干速くして、記録時にこの熱溶融性インクリボ
ン27aのインクが溶融状態にある間に前記インクリボ
ン27aを用紙から剥離する熱時剥離を行なうように制
御する。
ンクリボン27aを用いて記録を行なうため、キャリッ
ジの移動速度(記録速度)よりも巻取り用モータの回転
速度を若干速くして、記録時にこの熱溶融性インクリボ
ン27aのインクが溶融状態にある間に前記インクリボ
ン27aを用紙から剥離する熱時剥離を行なうように制
御する。
【0038】そして、第2記録モードでは熱昇華性イン
クリボン27bを用いて記録を行なうため、キャリッジ
の移動速度(記録速度)よりも巻取り用モータの回転速
度を遅くして、記録時にこの熱昇華性インクリボン27
bのインクが固化してからインクリボン27bを用紙か
ら剥離する冷時剥離を行なうように制御する。
クリボン27bを用いて記録を行なうため、キャリッジ
の移動速度(記録速度)よりも巻取り用モータの回転速
度を遅くして、記録時にこの熱昇華性インクリボン27
bのインクが固化してからインクリボン27bを用紙か
ら剥離する冷時剥離を行なうように制御する。
【0039】さらに、前記制御部35は、キャリッジ4
の移動に伴う光センサ28aからの出力信号に基づい
て、リボンカセット5の有無およびリボンカセット5に
収納されたインクリボン27の種類、ホームポジション
に対するキャリッジ4の移動距離、キャノピ29の開閉
状態、リボンカセット5間の距離などを判別または検出
する。
の移動に伴う光センサ28aからの出力信号に基づい
て、リボンカセット5の有無およびリボンカセット5に
収納されたインクリボン27の種類、ホームポジション
に対するキャリッジ4の移動距離、キャノピ29の開閉
状態、リボンカセット5間の距離などを判別または検出
する。
【0040】またさらに、制御部35は、前記サーマル
ヘッド7の付近に配設されたサーミスタ8が検出したサ
ーマルヘッド7の温度がその記録モードにおいて適温と
されている温度よりも高温となったときに、前記キャリ
ッジ4、サーマルヘッド7およびリボンカセット5の前
記キャリッジに対する着脱を制御し、前記サーマルヘッ
ド7の蓄熱を放出すべく、前記サーマルヘッド7を放熱
部材9に対して接触摺動するように制御する。
ヘッド7の付近に配設されたサーミスタ8が検出したサ
ーマルヘッド7の温度がその記録モードにおいて適温と
されている温度よりも高温となったときに、前記キャリ
ッジ4、サーマルヘッド7およびリボンカセット5の前
記キャリッジに対する着脱を制御し、前記サーマルヘッ
ド7の蓄熱を放出すべく、前記サーマルヘッド7を放熱
部材9に対して接触摺動するように制御する。
【0041】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0042】本実施形態の熱転写プリンタ1を駆動し、
記録目的に合致するように記録モードを選択する記録モ
ードの選択動作は、自動的にあるいは操作者がモード切
換スイッチ37を動作させて熱溶融性インクリボン27
aを用いて普通紙などの用紙に熱溶融転写による記録を
行なう第1記録モードまたは熱昇華性インクリボン27
bを用いて専用紙に熱昇華転写による記録を行なう第2
記録モードのいずれか一方を選択することにより行われ
る。
記録目的に合致するように記録モードを選択する記録モ
ードの選択動作は、自動的にあるいは操作者がモード切
換スイッチ37を動作させて熱溶融性インクリボン27
aを用いて普通紙などの用紙に熱溶融転写による記録を
行なう第1記録モードまたは熱昇華性インクリボン27
bを用いて専用紙に熱昇華転写による記録を行なう第2
記録モードのいずれか一方を選択することにより行われ
る。
【0043】そして、記録モードの選択動作が行われる
と、モード切換スイッチ37から制御部35に対して選
択されたいずれか一方のモードに対応したモード信号が
送出され、制御部35のモード判別部38は、モード切
換スイッチ37から送出されたモード信号が第1記録モ
ードか第2記録モードかを判別し、判別結果に基づいて
第1記録モード制御部39および第2記録モード制御部
40のいずれか一方を動作させ、第1記録モードおよび
第2記録モードのいずれか一方に対応した熱溶融性イン
クまたは熱昇華性インクを有するインクリボン27が収
納されたリボンカセット5の選択動作を開始する。
と、モード切換スイッチ37から制御部35に対して選
択されたいずれか一方のモードに対応したモード信号が
送出され、制御部35のモード判別部38は、モード切
換スイッチ37から送出されたモード信号が第1記録モ
ードか第2記録モードかを判別し、判別結果に基づいて
第1記録モード制御部39および第2記録モード制御部
40のいずれか一方を動作させ、第1記録モードおよび
第2記録モードのいずれか一方に対応した熱溶融性イン
クまたは熱昇華性インクを有するインクリボン27が収
納されたリボンカセット5の選択動作を開始する。
【0044】すると、制御部35(詳しくは、第1記録
モード制御部39および第2記録モード制御部40のい
ずれか一方)からの指令により、ホームポジションに位
置するキャリッジ4を移動(走行)させて、キャリッジ
4に配設した光センサ28aが、リボンカセット5の識
別マーク33を検出する。そして、光センサ28aは、
非反射部34aの配列およびピッチなどの構成による各
識別マーク33の固有の検出信号を制御部35に送出
し、制御部35において発せられた指令に対応する識別
マーク33かどうかを判断し、指令に対応する識別マー
ク33の場合には、キャリッジ4の移動を停止し、指令
に対応する識別マーク33でない場合には、指令に対応
する識別マーク33を検出するまでキャリッジ4の移動
を継続する。
モード制御部39および第2記録モード制御部40のい
ずれか一方)からの指令により、ホームポジションに位
置するキャリッジ4を移動(走行)させて、キャリッジ
4に配設した光センサ28aが、リボンカセット5の識
別マーク33を検出する。そして、光センサ28aは、
非反射部34aの配列およびピッチなどの構成による各
識別マーク33の固有の検出信号を制御部35に送出
し、制御部35において発せられた指令に対応する識別
マーク33かどうかを判断し、指令に対応する識別マー
ク33の場合には、キャリッジ4の移動を停止し、指令
に対応する識別マーク33でない場合には、指令に対応
する識別マーク33を検出するまでキャリッジ4の移動
を継続する。
【0045】そして、選択された記録モードに対応する
インクリボン27を内部に収納したリボンカセット5
が、平行クランク機構18および回転クランク機構21
によって、図3に両矢印Bにて示すように、キャノピ2
9と上キャリッジ4bとの間で選択的に受け渡されて、
リボンカセット5がキャリッジ4に装着されてリボンカ
セット5の選択動作が終了する。
インクリボン27を内部に収納したリボンカセット5
が、平行クランク機構18および回転クランク機構21
によって、図3に両矢印Bにて示すように、キャノピ2
9と上キャリッジ4bとの間で選択的に受け渡されて、
リボンカセット5がキャリッジ4に装着されてリボンカ
セット5の選択動作が終了する。
【0046】ついで、選択された記録モードに対応する
用紙がプラテン2とサーマルヘッド7との間に人手ある
いは図示しない給紙装置によりセットされ、その後、記
録データの熱転写プリンタ側への転送がなされる。
用紙がプラテン2とサーマルヘッド7との間に人手ある
いは図示しない給紙装置によりセットされ、その後、記
録データの熱転写プリンタ側への転送がなされる。
【0047】前記制御部35は、この記録データに基づ
く記録を行なうようにキャリッジ4およびサーマルヘッ
ド7を制御する。そして、記録データに基づいたサーマ
ルヘッド7の記録動作中、前記制御部35は、サーマル
ヘッド7の近傍に配設されたサーミスタ8が記録モード
により設定された所定の温度(60℃〜100℃)より
高温を検出した時点で、前記サーマルヘッド7の記録動
作を一次中断し、キャリッジ4に装着されているリボン
カセット5を前記平行クランク機構18および回転クラ
ンク機構21によって取外し、図7に示すように、その
状態で前記キャリッジ4を移動させてサーマルヘッド7
をプラテン2の長手方向一端部に配設された放熱部材9
部分に移動させる。続いて、前記サーマルヘッド7をヘ
ッドダウンさせてこのサーマルヘッド7の記録面を放熱
部材9に対して圧接させ、この状態で、キャリッジ4を
往復動させることにより、図中両矢印にて示す範囲でサ
ーマルヘッド7を放熱部材9に対して摺動させる。この
とき、前記サーマルヘッド7の発熱素子への通電は行な
わないことはいうまでもない。こうすることにより、前
記サーマルヘッド7の蓄熱は放熱されることとなる。そ
して、前記放熱部材9を前述のごとくクリーニング機能
をも有する構成とすることで、前記サーマルヘッド7が
放熱部材9に摺動する際の摩擦により、前記サーマルヘ
ッド7に付着した汚れを除去することを可能とする。
く記録を行なうようにキャリッジ4およびサーマルヘッ
ド7を制御する。そして、記録データに基づいたサーマ
ルヘッド7の記録動作中、前記制御部35は、サーマル
ヘッド7の近傍に配設されたサーミスタ8が記録モード
により設定された所定の温度(60℃〜100℃)より
高温を検出した時点で、前記サーマルヘッド7の記録動
作を一次中断し、キャリッジ4に装着されているリボン
カセット5を前記平行クランク機構18および回転クラ
ンク機構21によって取外し、図7に示すように、その
状態で前記キャリッジ4を移動させてサーマルヘッド7
をプラテン2の長手方向一端部に配設された放熱部材9
部分に移動させる。続いて、前記サーマルヘッド7をヘ
ッドダウンさせてこのサーマルヘッド7の記録面を放熱
部材9に対して圧接させ、この状態で、キャリッジ4を
往復動させることにより、図中両矢印にて示す範囲でサ
ーマルヘッド7を放熱部材9に対して摺動させる。この
とき、前記サーマルヘッド7の発熱素子への通電は行な
わないことはいうまでもない。こうすることにより、前
記サーマルヘッド7の蓄熱は放熱されることとなる。そ
して、前記放熱部材9を前述のごとくクリーニング機能
をも有する構成とすることで、前記サーマルヘッド7が
放熱部材9に摺動する際の摩擦により、前記サーマルヘ
ッド7に付着した汚れを除去することを可能とする。
【0048】次に、サーマルヘッド7の放熱が完了した
ことを前記サーミスタ8により確認したら、再び、前記
リボンカセット5を前記平行クランク機構18および回
転クランク機構21によってキャリッジ4に装着し、サ
ーマルヘッド7の記録動作を再開させる。この制御を繰
り返し行なって記録を完了させる。
ことを前記サーミスタ8により確認したら、再び、前記
リボンカセット5を前記平行クランク機構18および回
転クランク機構21によってキャリッジ4に装着し、サ
ーマルヘッド7の記録動作を再開させる。この制御を繰
り返し行なって記録を完了させる。
【0049】そして、フルカラー記録の場合には、1色
目(イエロー)のインクリボン27での1枚の用紙に対
する記録を完了した後、その用紙を図示しない用紙搬送
手段により逆搬送して記録開始行に戻し、キャリッジ4
上のリボンカセット5を次の記録色(マゼンタ)のイン
クリボン27を収納したリボンカセット5と交換し、前
記イエローのインクリボン27による記録の上に重ねて
記録を行なう。このマゼンタのインクリボン27による
記録の後は、シアンのインクリボン27を用いた記録を
重ねることも周知の通りであり、各色のインクリボン2
7を用いた記録において、前述のようなサーマルヘッド
7の放熱を逐次行なうことはいうまでもない。
目(イエロー)のインクリボン27での1枚の用紙に対
する記録を完了した後、その用紙を図示しない用紙搬送
手段により逆搬送して記録開始行に戻し、キャリッジ4
上のリボンカセット5を次の記録色(マゼンタ)のイン
クリボン27を収納したリボンカセット5と交換し、前
記イエローのインクリボン27による記録の上に重ねて
記録を行なう。このマゼンタのインクリボン27による
記録の後は、シアンのインクリボン27を用いた記録を
重ねることも周知の通りであり、各色のインクリボン2
7を用いた記録において、前述のようなサーマルヘッド
7の放熱を逐次行なうことはいうまでもない。
【0050】なお、熱転写プリンタにおけるサーマルヘ
ッドの放熱手段としては、前記サーミスタ8をサーマル
プリンタ本体1Aに配設することなく、前記サーマルヘ
ッド7の放熱を、同一色のインクリボン27により1枚
の用紙に対する記録を行なった後、キャリッジ4上に装
着するリボンカセット5の交換を行なう際にそのキャリ
ッジ4上にリボンカセット5がない状態において行なう
ように制御することとしてもよい。つまり、各色のイン
クリボン27を収納したリボンカセット5を交換する度
毎に、サーマルヘッド7の放熱と、そのサーマルヘッド
7を接触摺動させる前記放熱部材9の構成によってはサ
ーマルヘッド7のクリーニングを行なうようにする。
ッドの放熱手段としては、前記サーミスタ8をサーマル
プリンタ本体1Aに配設することなく、前記サーマルヘ
ッド7の放熱を、同一色のインクリボン27により1枚
の用紙に対する記録を行なった後、キャリッジ4上に装
着するリボンカセット5の交換を行なう際にそのキャリ
ッジ4上にリボンカセット5がない状態において行なう
ように制御することとしてもよい。つまり、各色のイン
クリボン27を収納したリボンカセット5を交換する度
毎に、サーマルヘッド7の放熱と、そのサーマルヘッド
7を接触摺動させる前記放熱部材9の構成によってはサ
ーマルヘッド7のクリーニングを行なうようにする。
【0051】そして、前述したような本実施形態の熱転
写プリンタおよび熱転写プリンタにおけるサーマルヘッ
ドの放熱方法によれば、前記放熱部材9にサーマルヘッ
ド7が接触・摺動することにより、サーマルヘッド7の
蓄熱が熱伝導の良好な放熱部材に奪われることとなり、
その蓄熱が従来の約半分となるという効果を有する。具
体的には、従来のサーマルヘッド7ではその蓄熱量が1
00℃であったものが、本実施形態の場合は50℃とな
る。こうすることによりサーマルヘッド7の蓄熱によっ
て、インクリボン27のインクを、本来の記録領域では
ない領域に対して誤って転写させてしまい、記録汚れを
発生させるということを防止することができる。そし
て、記録汚れの発生を防止するために、サーマルヘッド
7の温度が所定の温度に降下するまでの時間を短縮する
ことができ、よって、記録に要する総時間を著しく短縮
することが可能となる。
写プリンタおよび熱転写プリンタにおけるサーマルヘッ
ドの放熱方法によれば、前記放熱部材9にサーマルヘッ
ド7が接触・摺動することにより、サーマルヘッド7の
蓄熱が熱伝導の良好な放熱部材に奪われることとなり、
その蓄熱が従来の約半分となるという効果を有する。具
体的には、従来のサーマルヘッド7ではその蓄熱量が1
00℃であったものが、本実施形態の場合は50℃とな
る。こうすることによりサーマルヘッド7の蓄熱によっ
て、インクリボン27のインクを、本来の記録領域では
ない領域に対して誤って転写させてしまい、記録汚れを
発生させるということを防止することができる。そし
て、記録汚れの発生を防止するために、サーマルヘッド
7の温度が所定の温度に降下するまでの時間を短縮する
ことができ、よって、記録に要する総時間を著しく短縮
することが可能となる。
【0052】このように、本実施形態の熱転写プリンタ
における前記サーマルヘッド7の蓄熱を放熱させること
で、サーマルヘッド7に形成された複数の発熱素子の温
度制御をも安定に行なうことが可能となった。
における前記サーマルヘッド7の蓄熱を放熱させること
で、サーマルヘッド7に形成された複数の発熱素子の温
度制御をも安定に行なうことが可能となった。
【0053】また、放熱部材にクリーニング機能をも付
加すれば、サーマルヘッド7に付着するかすを取り除く
ことができ、さらに良好な記録結果を得ることができ
る。
加すれば、サーマルヘッド7に付着するかすを取り除く
ことができ、さらに良好な記録結果を得ることができ
る。
【0054】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、必要に応じて変更することができる。例
えば、本実施形態のサーマルプリンタは、前述のような
熱昇華性インクリボンと熱溶融性インクリボンの両種の
インクリボンを選択的に使用しうる熱転写プリンタでは
なく、熱昇華転写あるいは熱溶融転写による記録のため
の専用の熱転写プリンタであってもよいし、また、感熱
紙を発色させて記録を行なう感熱記録方式のサーマルプ
リンタ、あるいは熱転写方式と感熱記録方式兼用のサー
マルプリンタにも適用させることは勿論である。
ものではなく、必要に応じて変更することができる。例
えば、本実施形態のサーマルプリンタは、前述のような
熱昇華性インクリボンと熱溶融性インクリボンの両種の
インクリボンを選択的に使用しうる熱転写プリンタでは
なく、熱昇華転写あるいは熱溶融転写による記録のため
の専用の熱転写プリンタであってもよいし、また、感熱
紙を発色させて記録を行なう感熱記録方式のサーマルプ
リンタ、あるいは熱転写方式と感熱記録方式兼用のサー
マルプリンタにも適用させることは勿論である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサーマル
プリンタによれば、放熱部材にサーマルヘッドを接触さ
せることにより放熱を促す構成としたことで、高速度の
記録を行なうことが可能となり、特に、高い記録エネル
ギをヘッドの発熱素子に付与する必要がある熱昇華転写
による記録を行なう場合に、より良好な記録を行なうこ
とができる等の効果を奏する。
プリンタによれば、放熱部材にサーマルヘッドを接触さ
せることにより放熱を促す構成としたことで、高速度の
記録を行なうことが可能となり、特に、高い記録エネル
ギをヘッドの発熱素子に付与する必要がある熱昇華転写
による記録を行なう場合に、より良好な記録を行なうこ
とができる等の効果を奏する。
【図1】 本発明に係るサーマルプリンタの一実施形態
の熱転写サーマルプリンタの要部を示す斜視図
の熱転写サーマルプリンタの要部を示す斜視図
【図2】 本実施形態の熱転写サーマルプリンタのプラ
テンおよび放熱部材の位置関係を示す概略正面図
テンおよび放熱部材の位置関係を示す概略正面図
【図3】 図2のプラテンおよび放熱部材とキャリッジ
およびサーマルヘッドとの位置関係を示す説明図
およびサーマルヘッドとの位置関係を示す説明図
【図4】 図1の熱転写プリンタのキャリッジの概略側
面図
面図
【図5】 図1の熱転写プリンタの要部を示す概略側面
図
図
【図6】 図1のサーマルプリンタの制御系統の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図7】 サーマルヘッドの放熱を行なう際のキャリッ
ジの位置関係を示す説明図
ジの位置関係を示す説明図
1 熱転写プリンタ 2 プラテン 3 ガイドシャフト 4 キャリッジ 7 サーマルヘッド 8 サーミスタ 9 放熱部材
Claims (5)
- 【請求項1】 プラテンに沿って往復移動自在とされた
キャリッジに、用紙を介して前記プラテンに接離自在と
されたサーマルヘッドを搭載してなるサーマルプリンタ
であって、記録範囲外の前記サーマルヘッドに対向する
部位にサーマルヘッドの放熱部材を配設したことを特徴
とするサーマルプリンタ。 - 【請求項2】 前記放熱部材は、前記プラテンに配設し
たことを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリン
タ。 - 【請求項3】 前記放熱部材は、サーマルヘッドのクリ
ーニング部材としての機能をも有することを特徴とする
請求項1または請求項2に記載のサーマルプリンタ。 - 【請求項4】 前記放熱部材は、エタノールを染み込ま
せたフェルトであることを特徴とする請求項3に記載の
サーマルプリンタ。 - 【請求項5】 プラテンに沿って往復移動自在とされた
キャリッジに搭載されたサーマルヘッドを、その記録範
囲外においてサーマルヘッドの放熱部材に対して無通電
摺動させることを特徴とするサーマルプリンタにおける
サーマルヘッドの放熱方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8218182A JPH1058721A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | サーマルプリンタおよびサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドの放熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8218182A JPH1058721A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | サーマルプリンタおよびサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドの放熱方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1058721A true JPH1058721A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16715907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8218182A Pending JPH1058721A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | サーマルプリンタおよびサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドの放熱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1058721A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014069393A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Nec Embedded Products Ltd | プリンタヘッド制御装置、プリンタ装置及びヘッドクリーニング方法 |
| CN116442512A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-07-18 | 江苏金韦尔机械有限公司 | 一种pvb膜绕卷装置 |
-
1996
- 1996-08-20 JP JP8218182A patent/JPH1058721A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014069393A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Nec Embedded Products Ltd | プリンタヘッド制御装置、プリンタ装置及びヘッドクリーニング方法 |
| CN116442512A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-07-18 | 江苏金韦尔机械有限公司 | 一种pvb膜绕卷装置 |
| CN116442512B (zh) * | 2023-04-17 | 2023-10-17 | 江苏金韦尔机械有限公司 | 一种pvb膜绕卷装置 |
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