JPH11301003A - サーマルプリンタ - Google Patents
サーマルプリンタInfo
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- JPH11301003A JPH11301003A JP10113253A JP11325398A JPH11301003A JP H11301003 A JPH11301003 A JP H11301003A JP 10113253 A JP10113253 A JP 10113253A JP 11325398 A JP11325398 A JP 11325398A JP H11301003 A JPH11301003 A JP H11301003A
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘッド基板の部分的な蓄熱を短時間で拡散さ
せ、前記ヘッド基板の蓄熱を短時間で放出させることに
より、効率的に良好な記録結果を得ることのできるサー
マルプリンタを提供すること。 【解決手段】 サーマルプリンタ1のヘッド基板7の表
面の露出部分に、ヘッド基板7を構成する材料よりも高
い熱伝導率を示す材料からなる放熱シート11を貼着し
たこと。
せ、前記ヘッド基板の蓄熱を短時間で放出させることに
より、効率的に良好な記録結果を得ることのできるサー
マルプリンタを提供すること。 【解決手段】 サーマルプリンタ1のヘッド基板7の表
面の露出部分に、ヘッド基板7を構成する材料よりも高
い熱伝導率を示す材料からなる放熱シート11を貼着し
たこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルプリンタに
係り、特に、熱昇華転写記録等のようにサーマルヘッド
の発熱部に高エネルギを付与する場合に好適なサーマル
プリンタに関する。
係り、特に、熱昇華転写記録等のようにサーマルヘッド
の発熱部に高エネルギを付与する場合に好適なサーマル
プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写方式あるいは感熱方式の記録を行
なうサーマルプリンタは、サーマルヘッドの発熱により
記録紙に記録を行うようになっている。このうち、イン
クリボンを用いて記録を行う場合には、一般に、プラテ
ンの前方に用紙を支持するとともに、キャリッジに、複
数の発熱素子が形成されたサーマルヘッドを搭載し、こ
れらのサーマルヘッドとプラテンとの間に、ベースフィ
ルムに所望のインクを塗布したインクフィルムの一例と
してのインクリボンと前記用紙とを挟持し、サーマルヘ
ッドをキャリッジとともにプラテンに沿って移動させな
がら、前記インクリボンを繰り出し、前記サーマルヘッ
ドの複数の発熱素子に記録情報に基づいてエネルギたる
電流を選択的に付与して発熱素子を選択的に発熱させる
ことにより、インクリボンのインクを部分的に用紙に転
写して用紙上に所望の文字などの画像の記録を行うよう
になっている。また、感熱記録を行う場合は、用紙とし
て感熱記録紙を用いてインクリボンを使用することな
く、熱転写記録と同様にして発熱素子の発熱により感熱
記録紙を発色させて記録を行うようになっている。
なうサーマルプリンタは、サーマルヘッドの発熱により
記録紙に記録を行うようになっている。このうち、イン
クリボンを用いて記録を行う場合には、一般に、プラテ
ンの前方に用紙を支持するとともに、キャリッジに、複
数の発熱素子が形成されたサーマルヘッドを搭載し、こ
れらのサーマルヘッドとプラテンとの間に、ベースフィ
ルムに所望のインクを塗布したインクフィルムの一例と
してのインクリボンと前記用紙とを挟持し、サーマルヘ
ッドをキャリッジとともにプラテンに沿って移動させな
がら、前記インクリボンを繰り出し、前記サーマルヘッ
ドの複数の発熱素子に記録情報に基づいてエネルギたる
電流を選択的に付与して発熱素子を選択的に発熱させる
ことにより、インクリボンのインクを部分的に用紙に転
写して用紙上に所望の文字などの画像の記録を行うよう
になっている。また、感熱記録を行う場合は、用紙とし
て感熱記録紙を用いてインクリボンを使用することな
く、熱転写記録と同様にして発熱素子の発熱により感熱
記録紙を発色させて記録を行うようになっている。
【0003】このようなサーマルプリンタは、高記録品
質、低騒音、低コスト、メンテナンスの容易性などの理
由により、コンピュータ、ワードプロセッサなどの出力
装置として多用されている。
質、低騒音、低コスト、メンテナンスの容易性などの理
由により、コンピュータ、ワードプロセッサなどの出力
装置として多用されている。
【0004】前述のサーマルプリンタのうち、熱転写方
式のものとしては、プラスチックフィルムのようなベー
スフィルムに熱溶融性インクが塗布されたインクリボン
(以下、熱溶融性インクリボンと称す)を用いて用紙に
記録を行うもののほか、ベースフィルムに熱昇華性イン
クが塗布されたインクリボン(以下、熱昇華性インクリ
ボンと称す)を用いて用紙に記録を行うものも知られて
いる。
式のものとしては、プラスチックフィルムのようなベー
スフィルムに熱溶融性インクが塗布されたインクリボン
(以下、熱溶融性インクリボンと称す)を用いて用紙に
記録を行うもののほか、ベースフィルムに熱昇華性イン
クが塗布されたインクリボン(以下、熱昇華性インクリ
ボンと称す)を用いて用紙に記録を行うものも知られて
いる。
【0005】このうち、熱溶融性インクリボンを用いて
用紙に記録を行うサーマルプリンタ(以下、熱溶融型プ
リンタと称す)は、普通紙、厚紙、葉書などの幅広い種
類の用紙に記録することができ、使い勝手に優れたもの
である。また、熱昇華性インクリボンを用いて用紙に記
録を行うサーマルプリンタ(以下、熱昇華型プリンタと
称す)においては、サーマルヘッドに印加するエネルギ
を制御することにより、熱昇華性インクの昇華量を調整
して用紙に転写するインクの量を制御でき、用紙上にお
ける記録画像の濃度を調節できるため、用紙として表面
処理が施された専用紙を用いることにより銀塩写真に匹
敵する高画質のフルカラー記録画像を得ることができ
る。このため、熱昇華型プリンタは、近年、高画質のビ
デオプリンタなどとして広く利用されるようになってき
ている。
用紙に記録を行うサーマルプリンタ(以下、熱溶融型プ
リンタと称す)は、普通紙、厚紙、葉書などの幅広い種
類の用紙に記録することができ、使い勝手に優れたもの
である。また、熱昇華性インクリボンを用いて用紙に記
録を行うサーマルプリンタ(以下、熱昇華型プリンタと
称す)においては、サーマルヘッドに印加するエネルギ
を制御することにより、熱昇華性インクの昇華量を調整
して用紙に転写するインクの量を制御でき、用紙上にお
ける記録画像の濃度を調節できるため、用紙として表面
処理が施された専用紙を用いることにより銀塩写真に匹
敵する高画質のフルカラー記録画像を得ることができ
る。このため、熱昇華型プリンタは、近年、高画質のビ
デオプリンタなどとして広く利用されるようになってき
ている。
【0006】そして、一般に、熱昇華型プリンタにおい
て高濃度の記録画像を得る場合には、サーマルヘッドの
発熱素子に付与するエネルギは、熱溶融型プリンタに付
与されるエネルギの数倍を必要とする。そのため、熱昇
華型プリンタにおいては、そのサーマルヘッドが搭載さ
れたキャリッジを熱溶融型プリンタのキャリッジの走行
速度の約1/5の速度で走行させることにより、サーマ
ルヘッドの発熱素子に対して大きなエネルギを付与する
ようになされている。
て高濃度の記録画像を得る場合には、サーマルヘッドの
発熱素子に付与するエネルギは、熱溶融型プリンタに付
与されるエネルギの数倍を必要とする。そのため、熱昇
華型プリンタにおいては、そのサーマルヘッドが搭載さ
れたキャリッジを熱溶融型プリンタのキャリッジの走行
速度の約1/5の速度で走行させることにより、サーマ
ルヘッドの発熱素子に対して大きなエネルギを付与する
ようになされている。
【0007】しかし、この熱昇華型プリンタにおける発
熱のための大きなエネルギはサーマルヘッド内に蓄熱さ
れやすく、その蓄熱がその後の熱昇華印刷にインク汚れ
や濃度変化といった影響を与えることがあった。
熱のための大きなエネルギはサーマルヘッド内に蓄熱さ
れやすく、その蓄熱がその後の熱昇華印刷にインク汚れ
や濃度変化といった影響を与えることがあった。
【0008】そこで、従来においては、前記ヘッド基板
の表面温度やサーマルヘッドの環境温度等をサーミスタ
で検出し、一定の温度以上の温度を検出した場合には、
前記蓄熱が放出されて一定温度以下となるまで、その記
録動作を一時停止させ、待機する制御を行っていた。
の表面温度やサーマルヘッドの環境温度等をサーミスタ
で検出し、一定の温度以上の温度を検出した場合には、
前記蓄熱が放出されて一定温度以下となるまで、その記
録動作を一時停止させ、待機する制御を行っていた。
【0009】そして、従来においては、そのヘッド基板
の蓄熱を少しでも積極的に放出させるべく、サーマルヘ
ッドの基板が取付けられるサーマルヘッド取付台の裏側
にヒートシンクを配設する等の手段がとられていた。
の蓄熱を少しでも積極的に放出させるべく、サーマルヘ
ッドの基板が取付けられるサーマルヘッド取付台の裏側
にヒートシンクを配設する等の手段がとられていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、放熱の
ための時間はかなりの時間を要し、このため、A4サイ
ズの用紙の記録に要する時間が20分程度かかり、記録
効率が悪かった。
ための時間はかなりの時間を要し、このため、A4サイ
ズの用紙の記録に要する時間が20分程度かかり、記録
効率が悪かった。
【0011】また、前述のように、前記発熱素子は記録
情報に基づいて選択的に発熱されるものであり、言い換
えれば、サーマルヘッドには記録情報によって発熱する
部分と全く発熱しない部分とが混在することになる。そ
して、このサーマルヘッド全体としてみれば、前記ヒー
トシンクによりその蓄熱を放熱することはできても、サ
ーマルヘッドの発熱した部分と発熱しなかった部分、前
記ヒートシンクの配設部分と配設されていない部分とで
は、短時間の放熱後に残留する蓄熱に温度差が生じ、や
はり、その後の記録結果に大きな影響を与えていた。
情報に基づいて選択的に発熱されるものであり、言い換
えれば、サーマルヘッドには記録情報によって発熱する
部分と全く発熱しない部分とが混在することになる。そ
して、このサーマルヘッド全体としてみれば、前記ヒー
トシンクによりその蓄熱を放熱することはできても、サ
ーマルヘッドの発熱した部分と発熱しなかった部分、前
記ヒートシンクの配設部分と配設されていない部分とで
は、短時間の放熱後に残留する蓄熱に温度差が生じ、や
はり、その後の記録結果に大きな影響を与えていた。
【0012】本発明は前記した点に鑑みなされたもの
で、ヘッド基板の部分的な蓄熱を短時間で拡散させ、前
記ヘッド基板の蓄熱を短時間で放出させることにより、
効率的に良好な記録結果を得ることのできるサーマルプ
リンタを提供することを目的とするものである。
で、ヘッド基板の部分的な蓄熱を短時間で拡散させ、前
記ヘッド基板の蓄熱を短時間で放出させることにより、
効率的に良好な記録結果を得ることのできるサーマルプ
リンタを提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に係るサーマルプリンタは、サーマル
プリンタのヘッド基板の表面の露出部分に、ヘッド基板
を構成する材料よりも高い熱伝導率を示す材料からなる
放熱シートを貼着したことを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係るサーマルプリンタは、サーマル
プリンタのヘッド基板の表面の露出部分に、ヘッド基板
を構成する材料よりも高い熱伝導率を示す材料からなる
放熱シートを貼着したことを特徴とするものである。
【0014】本請求項に記載した発明によれば、前記発
熱素子の部分的な蓄熱を短時間で放熱シート全体に拡散
させ、ヘッド基板自体の蓄熱の放出を放熱シートから短
時間で行うことができる。
熱素子の部分的な蓄熱を短時間で放熱シート全体に拡散
させ、ヘッド基板自体の蓄熱の放出を放熱シートから短
時間で行うことができる。
【0015】また、請求項2に記載のサーマルプリンタ
は、サーマルプリンタのヘッド基板の表面の露出部分
に、前記ヘッド基板を構成する材料よりも高い熱伝導率
を示す材料からなる放熱シートの一部を貼着し、前記放
熱シートの残りの部分のうち少なくとも一部を、前記ヘ
ッド基板以外の他のサーマルヘッド周辺部材に貼着した
ことを特徴とするものであり、請求項3に記載のサーマ
ルプリンタは、その請求項2に記載のサーマルプリンタ
であって、前記ヘッド基板以外の他のサーマルヘッド周
辺部材は、前記ヘッド基板の表面に接合されたFPCで
あることを特徴とする。
は、サーマルプリンタのヘッド基板の表面の露出部分
に、前記ヘッド基板を構成する材料よりも高い熱伝導率
を示す材料からなる放熱シートの一部を貼着し、前記放
熱シートの残りの部分のうち少なくとも一部を、前記ヘ
ッド基板以外の他のサーマルヘッド周辺部材に貼着した
ことを特徴とするものであり、請求項3に記載のサーマ
ルプリンタは、その請求項2に記載のサーマルプリンタ
であって、前記ヘッド基板以外の他のサーマルヘッド周
辺部材は、前記ヘッド基板の表面に接合されたFPCで
あることを特徴とする。
【0016】これらの請求項に記載した発明によれば、
前記放熱シートから放熱を行うとともに、この放熱シー
トを介して前記発熱素子の蓄熱を他のサーマルヘッド周
辺部材に熱伝導させることにより、短時間で前記ヘッド
基板の放熱を行うことができる。
前記放熱シートから放熱を行うとともに、この放熱シー
トを介して前記発熱素子の蓄熱を他のサーマルヘッド周
辺部材に熱伝導させることにより、短時間で前記ヘッド
基板の放熱を行うことができる。
【0017】そして、請求項4に記載のサーマルプリン
タは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のサー
マルプリンタであって、前記放熱シートは、その端辺を
前記発熱素子の整列方向と略平行に位置させるととも
に、前記発熱素子の整列方向に直交して前記発熱部の全
体を2分する仮想線によりその形状を対称とするよう
に、前記ヘッド基板の表面の露出部分に接着されている
ことを特徴とする。
タは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のサー
マルプリンタであって、前記放熱シートは、その端辺を
前記発熱素子の整列方向と略平行に位置させるととも
に、前記発熱素子の整列方向に直交して前記発熱部の全
体を2分する仮想線によりその形状を対称とするよう
に、前記ヘッド基板の表面の露出部分に接着されている
ことを特徴とする。
【0018】本請求項に記載のサーマルプリンタによれ
ば、前記放熱シートを用いたヘッド基板の放熱をより効
果的に行うことができる。
ば、前記放熱シートを用いたヘッド基板の放熱をより効
果的に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図8を参照して説明する。
乃至図8を参照して説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態として熱昇華性
インクリボンと熱溶融性インクリボンの両種のインクリ
ボンを選択的に使用しうるものを示すものであり、図1
に示す本実施形態のサーマルプリンタ1には、フレーム
(図示せず)の所望の位置に平板状のプラテン2がその
記録面2aがほぼ垂直となるように配設されており、こ
のプラテン2の前側下方には、ガイドシャフト3がプラ
テン2と平行に配設されている。そして、ガイドシャフ
ト3の適宜な位置には、上下に分割されたキャリッジ4
が取着されており、下方に示す一方のキャリッジ4は、
ガイドシャフト3に取着される下キャリッジ4aとさ
れ、上方に示す他方のキャリッジ4は、後述するリボン
カセット5が取着されるとともに前記下キャリッジ4a
に対し上下方向に接離可能とされた上キャリッジ4bと
されている。
インクリボンと熱溶融性インクリボンの両種のインクリ
ボンを選択的に使用しうるものを示すものであり、図1
に示す本実施形態のサーマルプリンタ1には、フレーム
(図示せず)の所望の位置に平板状のプラテン2がその
記録面2aがほぼ垂直となるように配設されており、こ
のプラテン2の前側下方には、ガイドシャフト3がプラ
テン2と平行に配設されている。そして、ガイドシャフ
ト3の適宜な位置には、上下に分割されたキャリッジ4
が取着されており、下方に示す一方のキャリッジ4は、
ガイドシャフト3に取着される下キャリッジ4aとさ
れ、上方に示す他方のキャリッジ4は、後述するリボン
カセット5が取着されるとともに前記下キャリッジ4a
に対し上下方向に接離可能とされた上キャリッジ4bと
されている。
【0021】前記キャリッジ4は、1対のプーリ(図示
せず)に巻回されている適宜な駆動ベルト6を、図示し
ないキャリッジモータにより駆動させて、ガイドシャフ
ト3に沿って往復動自在に駆動されるようになってい
る。また、このキャリッジ4は、後述する制御部29が
前記キャリッジモータの回転速度を制御することによ
り、高速と低速との2段階の移動速度のいずれか一方を
選択可能とされている。
せず)に巻回されている適宜な駆動ベルト6を、図示し
ないキャリッジモータにより駆動させて、ガイドシャフ
ト3に沿って往復動自在に駆動されるようになってい
る。また、このキャリッジ4は、後述する制御部29が
前記キャリッジモータの回転速度を制御することによ
り、高速と低速との2段階の移動速度のいずれか一方を
選択可能とされている。
【0022】前記キャリッジ4には、プラテン2に対向
しかつプラテン2に対して駆動モータの駆動力をもって
動作可能な周知のヘッド移動機構(ともに図示せず)に
より接離自在とされ、プラテン2に対して当接した圧接
状態(ヘッドダウン状態)においてプラテン2上の記録
紙(図示せず)に記録をなすサーマルヘッド7が配設さ
れている。
しかつプラテン2に対して駆動モータの駆動力をもって
動作可能な周知のヘッド移動機構(ともに図示せず)に
より接離自在とされ、プラテン2に対して当接した圧接
状態(ヘッドダウン状態)においてプラテン2上の記録
紙(図示せず)に記録をなすサーマルヘッド7が配設さ
れている。
【0023】前記サーマルヘッド7は、図4に示すよう
に、支持軸を中心として揺動自在にキャリッジ4に取付
けられたほぼL字状のヘッド圧接レバー(図示せず)の
一端部に配設されたヘッド取付台9に対し、ヘッド基板
7を接着固定されており、前記ヘッド基板7a上の前記
キャリッジ4の記録動作時における移動方向上流側端辺
部分には、複数の発熱素子を整列配置した発熱部8が形
成されている。また、前記サーマルヘッド基板7a上の
前記キャリッジ4の記録動作時における移動方向下流側
端辺部分には、前記発熱部8の発熱素子に通電しうるフ
レキシブル・プリント・サーキット(以下、FPCと記
す)10が半田により接着固定されており、前記発熱部
8の発熱素子は、キーボードなどの適宜な入力装置(図
示せず)により入力された所望の記録情報に基づいて選
択的に発熱されるようになっている。
に、支持軸を中心として揺動自在にキャリッジ4に取付
けられたほぼL字状のヘッド圧接レバー(図示せず)の
一端部に配設されたヘッド取付台9に対し、ヘッド基板
7を接着固定されており、前記ヘッド基板7a上の前記
キャリッジ4の記録動作時における移動方向上流側端辺
部分には、複数の発熱素子を整列配置した発熱部8が形
成されている。また、前記サーマルヘッド基板7a上の
前記キャリッジ4の記録動作時における移動方向下流側
端辺部分には、前記発熱部8の発熱素子に通電しうるフ
レキシブル・プリント・サーキット(以下、FPCと記
す)10が半田により接着固定されており、前記発熱部
8の発熱素子は、キーボードなどの適宜な入力装置(図
示せず)により入力された所望の記録情報に基づいて選
択的に発熱されるようになっている。
【0024】そして、本実施形態においては、長方形状
とされた1枚の放熱シート11が、図4および図5に示
すように、その一端辺を前記ヘッド基板7aの表面に形
成された発熱部8の近傍で前記発熱素子の整列方向に位
置させ、他端辺を前記FPC10上に位置させるように
して、前記ヘッド基板7aおよびFPC10に接着され
ている。
とされた1枚の放熱シート11が、図4および図5に示
すように、その一端辺を前記ヘッド基板7aの表面に形
成された発熱部8の近傍で前記発熱素子の整列方向に位
置させ、他端辺を前記FPC10上に位置させるように
して、前記ヘッド基板7aおよびFPC10に接着され
ている。
【0025】前記放熱シート11は、前記ヘッド基板7
aの表面の露出部分をなるべく広く覆い、しかも、ヘッ
ド基板7aに形成された前記発熱素子の整列方向に直交
して前記発熱部8の全体を2分する仮想線によりその形
状を対称とするように接着されている。このような構造
とすることによって発熱部8の蓄熱をバランス良く、効
率的に放出することができる。
aの表面の露出部分をなるべく広く覆い、しかも、ヘッ
ド基板7aに形成された前記発熱素子の整列方向に直交
して前記発熱部8の全体を2分する仮想線によりその形
状を対称とするように接着されている。このような構造
とすることによって発熱部8の蓄熱をバランス良く、効
率的に放出することができる。
【0026】また、前記放熱シート11は、発熱部8の
放熱効率を向上させるために、熱伝導率の高い材料、例
えば、Al、Cu、Siなどによりシート状に形成され
ている。これらの熱伝導率は、Alは238W/m℃、
Cuは385W/m℃、Siは150W/m℃である。
本実施形態では、加工の容易性および低コストを考慮し
てAlにより放熱シート11を形成している。
放熱効率を向上させるために、熱伝導率の高い材料、例
えば、Al、Cu、Siなどによりシート状に形成され
ている。これらの熱伝導率は、Alは238W/m℃、
Cuは385W/m℃、Siは150W/m℃である。
本実施形態では、加工の容易性および低コストを考慮し
てAlにより放熱シート11を形成している。
【0027】また、前記ヘッド基板7aおよびFPC1
0と前記放熱シート11との接着には、熱伝導性のよい
シリコン系の接着剤を使用する。例えば、信越シリコー
ン製の接着剤KE3493を用いることができる。な
お、この接着剤の熱伝導率は1.7W/m℃程度であ
る。
0と前記放熱シート11との接着には、熱伝導性のよい
シリコン系の接着剤を使用する。例えば、信越シリコー
ン製の接着剤KE3493を用いることができる。な
お、この接着剤の熱伝導率は1.7W/m℃程度であ
る。
【0028】さらに、前記ヘッド取付台9も、前述の放
熱シート11と同様に、発熱部8の放熱効率を向上させ
るために、熱伝導率の高い材料、例えば、Alダイキャ
スト、純AlおよびCu(銅)などにより形成されてい
る。なお、Alダイキャストの熱伝導率は96W/m℃
である。本実施形態では、加工の容易性および低コスト
を考慮してAlダイキャストにより前記ヘッド取付台9
を形成している。また、前記ヘッド取付台9の前記サー
マルヘッド7が固定された面の裏面には、放熱フィン
(図示せず)が前記発熱部8の直下の位置に形成されて
おり、前記発熱部8の蓄熱をサーマルヘッド7の裏面側
から放熱するようになっている。また、サーマルヘッド
7には、図示しないサーミスタが配設されており、サー
マルヘッド7の温度を検出することにより、記録動作の
駆動、停止を制御可能とされている。
熱シート11と同様に、発熱部8の放熱効率を向上させ
るために、熱伝導率の高い材料、例えば、Alダイキャ
スト、純AlおよびCu(銅)などにより形成されてい
る。なお、Alダイキャストの熱伝導率は96W/m℃
である。本実施形態では、加工の容易性および低コスト
を考慮してAlダイキャストにより前記ヘッド取付台9
を形成している。また、前記ヘッド取付台9の前記サー
マルヘッド7が固定された面の裏面には、放熱フィン
(図示せず)が前記発熱部8の直下の位置に形成されて
おり、前記発熱部8の蓄熱をサーマルヘッド7の裏面側
から放熱するようになっている。また、サーマルヘッド
7には、図示しないサーミスタが配設されており、サー
マルヘッド7の温度を検出することにより、記録動作の
駆動、停止を制御可能とされている。
【0029】また、前記サーマルヘッド7は、後述する
制御部29により、プラテン2に対する圧接力を強圧接
と弱圧接とのいずれか一方が選択可能とされるととも
に、サーマルヘッド7への付加エネルギを大と小との2
段階(詳しくは、発熱部8に対する通電時間を長時間と
短時間との2段階)のいずれか一方が選択可能とされて
いる。
制御部29により、プラテン2に対する圧接力を強圧接
と弱圧接とのいずれか一方が選択可能とされるととも
に、サーマルヘッド7への付加エネルギを大と小との2
段階(詳しくは、発熱部8に対する通電時間を長時間と
短時間との2段階)のいずれか一方が選択可能とされて
いる。
【0030】前記キャリッジ4について更に詳しく説明
すると、前記キャリッジ4は、前記下キャリッジ4aの
上面に、ほぼ平行をなす板状の上キャリッジ4bが平行
クランク機構12により前記下キャリッジ4aに対して
接離するように平行移動自在に構成されている。この平
行クランク機構12は、図3に示すように、キャリッジ
4の左右両端に1対設けられ、互いにX状に交差した1
対のリンク13a,13bを有しており、これらのリン
ク13a,13bの交差位置はピン14aにより枢着さ
れ、リンク13a,13bの端部はピン14b,14
c,14d,14eによりそれぞれ下キャリッジ4aお
よび上キャリッジ4bの左右側部の上端部に形成された
長孔(図示せず)に摺動自在に係止されている。
すると、前記キャリッジ4は、前記下キャリッジ4aの
上面に、ほぼ平行をなす板状の上キャリッジ4bが平行
クランク機構12により前記下キャリッジ4aに対して
接離するように平行移動自在に構成されている。この平
行クランク機構12は、図3に示すように、キャリッジ
4の左右両端に1対設けられ、互いにX状に交差した1
対のリンク13a,13bを有しており、これらのリン
ク13a,13bの交差位置はピン14aにより枢着さ
れ、リンク13a,13bの端部はピン14b,14
c,14d,14eによりそれぞれ下キャリッジ4aお
よび上キャリッジ4bの左右側部の上端部に形成された
長孔(図示せず)に摺動自在に係止されている。
【0031】また、前記下キャリッジ4aには、回転ク
ランク機構15が配設されており、この回転クランク機
構15により上キャリッジ4bの平行移動の操作がなさ
れるようになっている。この回転クランク機構15は、
下キャリッジ4aに回転駆動し得るように支持された回
転部材をなす回転板16と、この回転板16の偏心位置
にピン17aにより枢着された連結部材をなす連結リン
ク18とからなり、連結リンク18の先端が上キャリッ
ジ4bにピン17bにより枢着されて構成されている。
そして、回転板16は、モータなどの適宜な駆動手段
(図示せず)により回転駆動されるようになっている。
ランク機構15が配設されており、この回転クランク機
構15により上キャリッジ4bの平行移動の操作がなさ
れるようになっている。この回転クランク機構15は、
下キャリッジ4aに回転駆動し得るように支持された回
転部材をなす回転板16と、この回転板16の偏心位置
にピン17aにより枢着された連結部材をなす連結リン
ク18とからなり、連結リンク18の先端が上キャリッ
ジ4bにピン17bにより枢着されて構成されている。
そして、回転板16は、モータなどの適宜な駆動手段
(図示せず)により回転駆動されるようになっている。
【0032】図1に戻って、前記上キャリッジ4bの左
右両側部には、先端が相互に内側に緩やかに湾曲し上下
端に突起が形成された係合部19aとされている板状の
アーム19がほぼリボンカセット5の幅と等しい間隔を
隔てて立設されている。そして、上キャリッジ4bの中
央部には、相互に所定間隔を隔てて1対の回転可能なボ
ビン20が上方に突出するようにして配設されており、
このボビン20によりインクリボン21が所定の方向に
走行可能とされている。この1対のボビン20は、一方
がインクリボン21を巻取る巻取りボビン20aとさ
れ、他方がインクリボン21を送出する送出ボビン20
bとされている。
右両側部には、先端が相互に内側に緩やかに湾曲し上下
端に突起が形成された係合部19aとされている板状の
アーム19がほぼリボンカセット5の幅と等しい間隔を
隔てて立設されている。そして、上キャリッジ4bの中
央部には、相互に所定間隔を隔てて1対の回転可能なボ
ビン20が上方に突出するようにして配設されており、
このボビン20によりインクリボン21が所定の方向に
走行可能とされている。この1対のボビン20は、一方
がインクリボン21を巻取る巻取りボビン20aとさ
れ、他方がインクリボン21を送出する送出ボビン20
bとされている。
【0033】また、キャリッジ4のプラテン2に対して
遠方側の端縁上には、リボンカセット5に収納されたイ
ンクリボン21の種類を検出するセンサ22として、光
センサ22aが配設されている。この光センサ22aと
しては、本実施の形態においては反射型のものが用いら
れている。そして、光センサ22aは、サーマルプリン
タ1の所望の位置に配設されたサーマルプリンタ1の記
録動作などの制御をつかさどる制御部29に接続されて
いる。
遠方側の端縁上には、リボンカセット5に収納されたイ
ンクリボン21の種類を検出するセンサ22として、光
センサ22aが配設されている。この光センサ22aと
しては、本実施の形態においては反射型のものが用いら
れている。そして、光センサ22aは、サーマルプリン
タ1の所望の位置に配設されたサーマルプリンタ1の記
録動作などの制御をつかさどる制御部29に接続されて
いる。
【0034】図1および図2に示すように、キャリッジ
4の上方には、適宜な間隔を隔てて、図示しないフレー
ムに図2において両矢印Aにて示すように開閉自在に支
持されたほぼ板状のキャノピ23が配設されている。こ
のキャノピ23は、閉状態において、紙送り機構(図示
せず)の出口側の紙押えとして機能するものであり、キ
ャリッジ4と対向するようにして配設されており、キャ
リッジ4の移動領域とほぼ同一の長さとされている。
4の上方には、適宜な間隔を隔てて、図示しないフレー
ムに図2において両矢印Aにて示すように開閉自在に支
持されたほぼ板状のキャノピ23が配設されている。こ
のキャノピ23は、閉状態において、紙送り機構(図示
せず)の出口側の紙押えとして機能するものであり、キ
ャリッジ4と対向するようにして配設されており、キャ
リッジ4の移動領域とほぼ同一の長さとされている。
【0035】前記キャノピ23のキャリッジ4と平行に
対峙する下面の所定位置には、リボンカセット5を保持
する複数のカセットホルダ(図示せず)が設けられてお
り、このカセットホルダにより、複数、本実施の形態に
おいては熱溶融性インクが塗布されたインクリボン(熱
溶融性インクリボン)21aが内部に収納されたリボン
カセット5aと、熱昇華性インクが塗布されたインクリ
ボン(熱昇華性インクリボン)21bが内部に収納され
たリボンカセット5bとがキャリッジ4の移動方向に一
列状に配設されるようになっている。そして、各リボン
カセット5a,5bは、図2に両矢印Bにて示すよう
に、回転クランク機構15に伴って動作する平行クラン
ク機構12の動作により、キャノピ23と上キャリッジ
4bとの間で選択的に受け渡しが行われるようになって
いる。
対峙する下面の所定位置には、リボンカセット5を保持
する複数のカセットホルダ(図示せず)が設けられてお
り、このカセットホルダにより、複数、本実施の形態に
おいては熱溶融性インクが塗布されたインクリボン(熱
溶融性インクリボン)21aが内部に収納されたリボン
カセット5aと、熱昇華性インクが塗布されたインクリ
ボン(熱昇華性インクリボン)21bが内部に収納され
たリボンカセット5bとがキャリッジ4の移動方向に一
列状に配設されるようになっている。そして、各リボン
カセット5a,5bは、図2に両矢印Bにて示すよう
に、回転クランク機構15に伴って動作する平行クラン
ク機構12の動作により、キャノピ23と上キャリッジ
4bとの間で選択的に受け渡しが行われるようになって
いる。
【0036】なお、前記カセットホルダには、すべて熱
溶融性インクリボン21aの収納されたリボンカセット
5aあるいは熱昇華性インクリボン21bの収納された
リボンカセット5bが保持されることもある。
溶融性インクリボン21aの収納されたリボンカセット
5aあるいは熱昇華性インクリボン21bの収納された
リボンカセット5bが保持されることもある。
【0037】本実施の形態の各リボンカセット5a,5
bは、インクリボン21の種類にかかわらず、すべてが
同一形状、同一寸法に形成されており、上下1対とされ
た平面ほぼ矩形のケース本体24内に、図示しない回転
自在に支持された1対のリールと、回転自在に支持され
た1対のリボン送りローラと、回転自在に支持されたリ
ボン経路に臨んでいる複数のガイドローラなどが配設さ
れている。
bは、インクリボン21の種類にかかわらず、すべてが
同一形状、同一寸法に形成されており、上下1対とされ
た平面ほぼ矩形のケース本体24内に、図示しない回転
自在に支持された1対のリールと、回転自在に支持され
た1対のリボン送りローラと、回転自在に支持されたリ
ボン経路に臨んでいる複数のガイドローラなどが配設さ
れている。
【0038】そして、1対のリール間にインクリボン2
1が巻回され、インクリボン21の中間部が外部に導出
されている。この1対のリールは、リボンカセット5が
上キャリッジ4bに搭載されると、その一方は、記録に
供した部分のインクリボン21を巻取る巻取りリールと
され、他方は、インクリボンを送出する送出リールとさ
れている。そして、各リールの内周面には、複数のキー
溝が周方向に間隔を隔ててスプライン状に形成されてお
り、巻取りリールの内周面は、前記巻取りボビン20a
が係合される巻取り孔25aとされ、送出リールの内周
面は、前記送出ボビン20bが係合される送出孔25b
とされている。また、リボンカセット5のキャリッジ4
に搭載された状態でプラテン2と対向する面には、サー
マルヘッド7が臨む凹部26が形成されており、この凹
部26内においてインクリボン21の中間部が導出され
ている。
1が巻回され、インクリボン21の中間部が外部に導出
されている。この1対のリールは、リボンカセット5が
上キャリッジ4bに搭載されると、その一方は、記録に
供した部分のインクリボン21を巻取る巻取りリールと
され、他方は、インクリボンを送出する送出リールとさ
れている。そして、各リールの内周面には、複数のキー
溝が周方向に間隔を隔ててスプライン状に形成されてお
り、巻取りリールの内周面は、前記巻取りボビン20a
が係合される巻取り孔25aとされ、送出リールの内周
面は、前記送出ボビン20bが係合される送出孔25b
とされている。また、リボンカセット5のキャリッジ4
に搭載された状態でプラテン2と対向する面には、サー
マルヘッド7が臨む凹部26が形成されており、この凹
部26内においてインクリボン21の中間部が導出され
ている。
【0039】また、リボンカセット5の凹部26が形成
された面と平行に延在する後面には、各リボンカセット
5内に収納されているインクリボン21の種類を判別す
るための識別マーク27が配置されている。本実施の形
態の識別マーク27は、インクリボン21の種類によっ
て異なる数の縞状の非反射部28aを有する反射シール
28により形成されている。
された面と平行に延在する後面には、各リボンカセット
5内に収納されているインクリボン21の種類を判別す
るための識別マーク27が配置されている。本実施の形
態の識別マーク27は、インクリボン21の種類によっ
て異なる数の縞状の非反射部28aを有する反射シール
28により形成されている。
【0040】そして、この識別マーク27をキャリッジ
4に設けたカセット種類検出手段としての光センサ22
aによって検出し、この検出信号をプリンタの制御部2
9に出力し、この制御部29内において各リボンカセッ
ト5における識別マーク27の数を計数することにより
リボンカセット5内に収納されているインクリボン21
の種類を判別するようになっている。
4に設けたカセット種類検出手段としての光センサ22
aによって検出し、この検出信号をプリンタの制御部2
9に出力し、この制御部29内において各リボンカセッ
ト5における識別マーク27の数を計数することにより
リボンカセット5内に収納されているインクリボン21
の種類を判別するようになっている。
【0041】つまり、図1において左方に示すリボンカ
セット5aには、4本の非反射部28aを有する反射シ
ール28Aが識別マーク27として配置されており、図
1において右方に示すリボンカセット5bには、2本の
非反射部28aを有する反射シール28Bが識別マーク
27として配置されている。そして、リボンカセット5
の図1において手前側に示す後面の左端部が識別マーク
27の検出のための基準位置BPとされ、識別マーク2
7の図1において右端に位置する非反射部28aの右端
面までの距離Lを、すべての識別マーク27において同
一とするとともに、この距離L内にインクリボン21の
種類を識別するための所望の非反射部28aが形成され
ている。なお、この識別マーク27は、リボンカセット
5内に収納されているインクリボン21の種類ととも
に、インクリボン21の色をも識別できるようになって
いる。そして、使用に供する識別マーク27を光センサ
22aが検出した状態でキャリッジ4が停止可能とされ
ており、キャリッジ4が停止した状態で、カセットホル
ダに収納されているリボンカセット5が上キャリッジ4
bへ受け渡されるようになっている。
セット5aには、4本の非反射部28aを有する反射シ
ール28Aが識別マーク27として配置されており、図
1において右方に示すリボンカセット5bには、2本の
非反射部28aを有する反射シール28Bが識別マーク
27として配置されている。そして、リボンカセット5
の図1において手前側に示す後面の左端部が識別マーク
27の検出のための基準位置BPとされ、識別マーク2
7の図1において右端に位置する非反射部28aの右端
面までの距離Lを、すべての識別マーク27において同
一とするとともに、この距離L内にインクリボン21の
種類を識別するための所望の非反射部28aが形成され
ている。なお、この識別マーク27は、リボンカセット
5内に収納されているインクリボン21の種類ととも
に、インクリボン21の色をも識別できるようになって
いる。そして、使用に供する識別マーク27を光センサ
22aが検出した状態でキャリッジ4が停止可能とされ
ており、キャリッジ4が停止した状態で、カセットホル
ダに収納されているリボンカセット5が上キャリッジ4
bへ受け渡されるようになっている。
【0042】なお、識別マーク27は、リボンカセット
5に印刷してもよく、特に本実施の形態の構成に限定さ
れるものではない。
5に印刷してもよく、特に本実施の形態の構成に限定さ
れるものではない。
【0043】また、前記プラテン2に沿って往復動自在
とされた前記キャリッジ4の下キャリッジ4aには、サ
ーマルヘッド7のプラテン2への接離動作を行なうため
のステッピングモータや前記インクリボンの巻取制御の
ためのステッピングモータ(以下、リボン巻取りモータ
という)が配設されており(いずれも図示せず)、図示
しない伝達ギアを介して前記サーマルヘッド7や前記巻
取りボビン20aに動力を伝達するようになっている。
とされた前記キャリッジ4の下キャリッジ4aには、サ
ーマルヘッド7のプラテン2への接離動作を行なうため
のステッピングモータや前記インクリボンの巻取制御の
ためのステッピングモータ(以下、リボン巻取りモータ
という)が配設されており(いずれも図示せず)、図示
しない伝達ギアを介して前記サーマルヘッド7や前記巻
取りボビン20aに動力を伝達するようになっている。
【0044】前記制御部29は、図示しないメモリ、C
PUなどから形成されており、図6に示すように、フレ
ーム(図示せず)の所望の位置に配設されたモード切換
スイッチ30から送出されるモード信号に基づいて、少
なくとも熱溶融性インクリボン21aを用いて普通紙な
どの記録紙に熱溶融転写による記録を行なう第1記録モ
ードか熱昇華性インクリボン21bを用いて専用紙に熱
昇華転写による記録を行なう第2記録モードかを判別す
るモード判別部31と、モード判別部31の判別結果に
基づいて、キャリッジモータおよびリボン巻取りモータ
の回転速度、サーマルヘッド7への通電時間、サーマル
ヘッド7のプラテン2に対する圧接力、リボンカセット
5などを各モードに対応するように制御する第1記録モ
ード制御部32および第2記録モード制御部33とを有
している。
PUなどから形成されており、図6に示すように、フレ
ーム(図示せず)の所望の位置に配設されたモード切換
スイッチ30から送出されるモード信号に基づいて、少
なくとも熱溶融性インクリボン21aを用いて普通紙な
どの記録紙に熱溶融転写による記録を行なう第1記録モ
ードか熱昇華性インクリボン21bを用いて専用紙に熱
昇華転写による記録を行なう第2記録モードかを判別す
るモード判別部31と、モード判別部31の判別結果に
基づいて、キャリッジモータおよびリボン巻取りモータ
の回転速度、サーマルヘッド7への通電時間、サーマル
ヘッド7のプラテン2に対する圧接力、リボンカセット
5などを各モードに対応するように制御する第1記録モ
ード制御部32および第2記録モード制御部33とを有
している。
【0045】なお、前記制御部29は、キャリッジ4の
移動に伴う光センサ22aからの出力信号に基づいて、
リボンカセット5の有無およびリボンカセット5に収納
されたインクリボン21の種類、ホームポジションに対
するキャリッジ4の移動距離、キャノピ23の開閉状
態、リボンカセット5間の距離などを判別または検出す
るようになっている。
移動に伴う光センサ22aからの出力信号に基づいて、
リボンカセット5の有無およびリボンカセット5に収納
されたインクリボン21の種類、ホームポジションに対
するキャリッジ4の移動距離、キャノピ23の開閉状
態、リボンカセット5間の距離などを判別または検出す
るようになっている。
【0046】なお、前述したキャリッジモータおよびリ
ボン巻取りモータの回転速度の制御は、光センサ22a
の検出結果によりリボンカセット5内のインクリボン2
1が熱溶融性インクリボン21aか熱昇華性インクリボ
ン21bかに基づいて制御するようになっているが、こ
れに限るものではなく他の要素に基づいて制御してもよ
い。
ボン巻取りモータの回転速度の制御は、光センサ22a
の検出結果によりリボンカセット5内のインクリボン2
1が熱溶融性インクリボン21aか熱昇華性インクリボ
ン21bかに基づいて制御するようになっているが、こ
れに限るものではなく他の要素に基づいて制御してもよ
い。
【0047】例えば、記録媒体(記録紙)の種類を検出
する記録媒体検出手段(図示せず)を配設して、その検
出結果を前記制御部29に入力する。そして、前記制御
部29は、その検出結果に基づいて、記録媒体が普通紙
である場合には第1記録モードにより前記キャリッジモ
ータおよびリボン巻取りモータの回転速度を制御し、前
記記録媒体がOHP用紙である場合には第2記録モード
により前記各モータの回転速度を制御するようにしても
よい。
する記録媒体検出手段(図示せず)を配設して、その検
出結果を前記制御部29に入力する。そして、前記制御
部29は、その検出結果に基づいて、記録媒体が普通紙
である場合には第1記録モードにより前記キャリッジモ
ータおよびリボン巻取りモータの回転速度を制御し、前
記記録媒体がOHP用紙である場合には第2記録モード
により前記各モータの回転速度を制御するようにしても
よい。
【0048】また、キャリッジ4による記録速度を検出
する記録速度検出手段(図示せず)を配設して、その検
出結果を前記制御部29に入力するようにし、その結果
に基づいて前記制御部29が前記キャリッジモータおよ
びリボン巻取りモータの回転速度を制御するようにして
もよい。例えば、前記キャリッジ4による記録速度が所
定の記録速度よりも速い場合には第1記録モードにより
制御し、記録速度が所定の記録速度よりも遅い場合には
第2記録モードにより制御するようにしてもよい。
する記録速度検出手段(図示せず)を配設して、その検
出結果を前記制御部29に入力するようにし、その結果
に基づいて前記制御部29が前記キャリッジモータおよ
びリボン巻取りモータの回転速度を制御するようにして
もよい。例えば、前記キャリッジ4による記録速度が所
定の記録速度よりも速い場合には第1記録モードにより
制御し、記録速度が所定の記録速度よりも遅い場合には
第2記録モードにより制御するようにしてもよい。
【0049】さらに、使用するリボンカセット5の種
類、記録モード、記録媒体および記録速度等のいずれか
1つ以上の条件を手動的または自動的に選択する選択手
段としての選択スイッチ34を設けて前記制御部29と
接続するようにしてもよい。
類、記録モード、記録媒体および記録速度等のいずれか
1つ以上の条件を手動的または自動的に選択する選択手
段としての選択スイッチ34を設けて前記制御部29と
接続するようにしてもよい。
【0050】あるいは、これらリボンカセットの種類等
の諸条件をサーマルプリンタが接続されるコンピュータ
等の外部装置から入力して選択するようにしてもよい。
特に、外部装置によりリボンカセット5や記録モードや
記録媒体あるいは記録速度を任意に選択する場合には、
CRT等の表示画面で必要なモードを選択しインターフ
ェイスを介して前記制御部29にその結果を入力するよ
うにしてもよい。
の諸条件をサーマルプリンタが接続されるコンピュータ
等の外部装置から入力して選択するようにしてもよい。
特に、外部装置によりリボンカセット5や記録モードや
記録媒体あるいは記録速度を任意に選択する場合には、
CRT等の表示画面で必要なモードを選択しインターフ
ェイスを介して前記制御部29にその結果を入力するよ
うにしてもよい。
【0051】つぎに、前述した構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
態の作用について説明する。
【0052】本実施の形態のサーマルプリンタ1を駆動
し、記録目的に合致するように記録モードを選択する記
録モードの選択動作は、自動的にあるいは操作者がモー
ド切換スイッチ30を動作させて熱溶融性インクリボン
21aを用いて普通紙などの記録紙に熱溶融転写による
記録を行なう第1記録モードまたは熱昇華性インクリボ
ン21bを用いて専用紙に熱昇華転写による記録を行な
う第2記録モードのいずれか一方を選択することにより
行われる。
し、記録目的に合致するように記録モードを選択する記
録モードの選択動作は、自動的にあるいは操作者がモー
ド切換スイッチ30を動作させて熱溶融性インクリボン
21aを用いて普通紙などの記録紙に熱溶融転写による
記録を行なう第1記録モードまたは熱昇華性インクリボ
ン21bを用いて専用紙に熱昇華転写による記録を行な
う第2記録モードのいずれか一方を選択することにより
行われる。
【0053】そして、記録モードの選択動作が行われる
と、モード切換スイッチ30から制御部29に対して選
択されたいずれか一方のモードに対応したモード信号が
送出され、制御部29のモード判別部31は、モード切
換スイッチ30から送出されたモード信号が第1記録モ
ードか第2記録モードかを判別し、判別結果に基づいて
第1記録モード制御部32および第2記録モード制御部
33のいずれか一方を動作させ、第1記録モードおよび
第2記録モードのいずれか一方に対応した熱溶融性イン
クまたは熱昇華性インクを有するインクリボン21が収
納されたリボンカセット5の選択動作を開始する。
と、モード切換スイッチ30から制御部29に対して選
択されたいずれか一方のモードに対応したモード信号が
送出され、制御部29のモード判別部31は、モード切
換スイッチ30から送出されたモード信号が第1記録モ
ードか第2記録モードかを判別し、判別結果に基づいて
第1記録モード制御部32および第2記録モード制御部
33のいずれか一方を動作させ、第1記録モードおよび
第2記録モードのいずれか一方に対応した熱溶融性イン
クまたは熱昇華性インクを有するインクリボン21が収
納されたリボンカセット5の選択動作を開始する。
【0054】すると、制御部29(詳しくは、第1記録
モード制御部32および第2記録モード制御部33のい
ずれか一方)からの指令により、ホームポジションに位
置するキャリッジ4を移動(走行)させて、キャリッジ
4に配設した光センサ22aが、リボンカセット5の識
別マーク27を検出する。そして、光センサ22aは、
非反射部28aの配列およびピッチなどの構成による各
識別マーク27の固有の検出信号を制御部29に送出
し、制御部29において発せられた指令に対応する識別
マーク27かどうかを判断し、指令に対応する識別マー
ク27の場合には、キャリッジ4の移動を停止し、指令
に対応する識別マーク27でない場合には、指令に対応
する識別マーク27を検出するまでキャリッジ4の移動
を継続する。つまり、本実施の形態においては、インク
リボン21の種類によってリボンカセット5の反射シー
ル28の違いを検出することにより、リボンカセット5
(詳しくは、インクリボン21)を確実に判別すること
ができる。
モード制御部32および第2記録モード制御部33のい
ずれか一方)からの指令により、ホームポジションに位
置するキャリッジ4を移動(走行)させて、キャリッジ
4に配設した光センサ22aが、リボンカセット5の識
別マーク27を検出する。そして、光センサ22aは、
非反射部28aの配列およびピッチなどの構成による各
識別マーク27の固有の検出信号を制御部29に送出
し、制御部29において発せられた指令に対応する識別
マーク27かどうかを判断し、指令に対応する識別マー
ク27の場合には、キャリッジ4の移動を停止し、指令
に対応する識別マーク27でない場合には、指令に対応
する識別マーク27を検出するまでキャリッジ4の移動
を継続する。つまり、本実施の形態においては、インク
リボン21の種類によってリボンカセット5の反射シー
ル28の違いを検出することにより、リボンカセット5
(詳しくは、インクリボン21)を確実に判別すること
ができる。
【0055】そして、本実施形態においては、各リボン
カセット5はキャノピ23の所定位置に取着されるの
で、キャリッジ4のホームポジションから各リボンカセ
ット5の識別マーク27までの距離が一定値とされ、ホ
ームポジションに対するキャリッジ4の移動距離を容易
に検出することができる。つまり、キャリッジ4を駆動
するキャリッジモータのステップ数をカウントすること
により、ホームポジションに対するキャリッジ4の移動
距離を容易に検出することができ、ホームポジションを
容易に検出することができる。
カセット5はキャノピ23の所定位置に取着されるの
で、キャリッジ4のホームポジションから各リボンカセ
ット5の識別マーク27までの距離が一定値とされ、ホ
ームポジションに対するキャリッジ4の移動距離を容易
に検出することができる。つまり、キャリッジ4を駆動
するキャリッジモータのステップ数をカウントすること
により、ホームポジションに対するキャリッジ4の移動
距離を容易に検出することができ、ホームポジションを
容易に検出することができる。
【0056】そして、予め定められているホームポジシ
ョンから各リボンカセット5の識別マーク27までの距
離に対応するキャリッジモータのステップ数と、キャリ
ッジ4を駆動させた場合の実際のキャリッジモータのス
テップ数とを比較することにより、ホームポジションと
リボンカセット5との距離の変化、および、リボンカセ
ット5間の距離の変化などの温度によるサーマルプリン
タ1の変化を検出することもできる。
ョンから各リボンカセット5の識別マーク27までの距
離に対応するキャリッジモータのステップ数と、キャリ
ッジ4を駆動させた場合の実際のキャリッジモータのス
テップ数とを比較することにより、ホームポジションと
リボンカセット5との距離の変化、および、リボンカセ
ット5間の距離の変化などの温度によるサーマルプリン
タ1の変化を検出することもできる。
【0057】また、本実施の形態におけるリボンカセッ
ト5は、キャノピ23の所定位置に取着されているの
で、キャノピ23が開状態とされた場合には、リボンカ
セット5の識別マーク27が光センサ22aに対して対
向せず、結果として、キャリッジ4の走査を行っても、
光センサ22aによるリボンカセット5の識別マーク2
7の検知を行なうことができないこととなる。これを利
用してキャノピ23の開閉状態を検出することができ
る。
ト5は、キャノピ23の所定位置に取着されているの
で、キャノピ23が開状態とされた場合には、リボンカ
セット5の識別マーク27が光センサ22aに対して対
向せず、結果として、キャリッジ4の走査を行っても、
光センサ22aによるリボンカセット5の識別マーク2
7の検知を行なうことができないこととなる。これを利
用してキャノピ23の開閉状態を検出することができ
る。
【0058】このように、本実施の形態のサーマルプリ
ンタ1によれば、リボンカセット5の有無および種類の
検出と、ホームポジションの検出と、キャノピ23の開
閉状態の検出などとを1つのセンサ22で兼用すること
ができるので、総合的に低コスト化をはかることができ
る。
ンタ1によれば、リボンカセット5の有無および種類の
検出と、ホームポジションの検出と、キャノピ23の開
閉状態の検出などとを1つのセンサ22で兼用すること
ができるので、総合的に低コスト化をはかることができ
る。
【0059】そして、選択された記録モードに対応する
インクリボン21を内部に収納したリボンカセット5
が、平行クランク機構12および回転クランク機構15
によって、図2に両矢印Bにて示すように、キャノピ2
3と上キャリッジ4bとの間で選択的に受け渡されて、
リボンカセット5がキャリッジ4に装着されてリボンカ
セット5の選択動作が終了する。
インクリボン21を内部に収納したリボンカセット5
が、平行クランク機構12および回転クランク機構15
によって、図2に両矢印Bにて示すように、キャノピ2
3と上キャリッジ4bとの間で選択的に受け渡されて、
リボンカセット5がキャリッジ4に装着されてリボンカ
セット5の選択動作が終了する。
【0060】ついで、選択された記録モードに対応する
記録紙がプラテン2とサーマルヘッド7との間に人手あ
るいは図示しない給紙装置によりセットされ記録動作が
開始される。
記録紙がプラテン2とサーマルヘッド7との間に人手あ
るいは図示しない給紙装置によりセットされ記録動作が
開始される。
【0061】そして、第1記録モードの場合には、制御
部29の第1記録モード制御部32からの指令により、
ヘッドダウン状態におけるプラテン2に対するサーマル
ヘッド7の圧接力を0.5〜3.0kg程度、サーマル
ヘッド7による記録速度に相当するキャリッジ4の移動
速度を5〜50cm/sec程度、サーマルヘッド7の
発熱部8の1ドットあたりの通電時間を0.1msec
としこの通電時間を経過したときに発熱部8の温度が6
00℃まで1パルスの通電により上昇するように制御す
る。さらに、前記巻取りボビン20aの巻取り速度を前
記キャリッジ4の移動速度と同一あるいは105%程度
とし、熱溶融性インクリボン21aを巻き取るタイミン
グも熱時剥離が行なえるように、前記キャリッジ4によ
る記録とほぼ同時に行なう。これにより、熱溶融性イン
クリボン21aを用いて普通紙などの記録紙に熱溶融転
写による記録を確実に施すことができる。
部29の第1記録モード制御部32からの指令により、
ヘッドダウン状態におけるプラテン2に対するサーマル
ヘッド7の圧接力を0.5〜3.0kg程度、サーマル
ヘッド7による記録速度に相当するキャリッジ4の移動
速度を5〜50cm/sec程度、サーマルヘッド7の
発熱部8の1ドットあたりの通電時間を0.1msec
としこの通電時間を経過したときに発熱部8の温度が6
00℃まで1パルスの通電により上昇するように制御す
る。さらに、前記巻取りボビン20aの巻取り速度を前
記キャリッジ4の移動速度と同一あるいは105%程度
とし、熱溶融性インクリボン21aを巻き取るタイミン
グも熱時剥離が行なえるように、前記キャリッジ4によ
る記録とほぼ同時に行なう。これにより、熱溶融性イン
クリボン21aを用いて普通紙などの記録紙に熱溶融転
写による記録を確実に施すことができる。
【0062】また、第2記録モードの場合には、制御部
29の第2記録モード制御部33からの指令により、ヘ
ッドダウン状態におけるプラテン2に対するサーマルヘ
ッド7の圧接力を第1記録モードより小さな0.2〜
1.5kg程度として、サーマルヘッド7を搭載したキ
ャリッジ4の移動速度を第1記録モードより遅い2〜2
5cm/sec程度、サーマルヘッド7の発熱部8への
1ドットあたりの通電を分割して5回の同一のパルスP
を繰り返し、0.8msecの通電時間を経過したとき
に発熱部8の温度が650℃まで上昇するように制御す
る。さらに、前記巻取りボビン20aの巻取り速度を前
記キャリッジ4の移動速度よりも約80〜95%と遅く
し、熱昇華性インクリボン21aを巻き取るタイミング
は冷時剥離が行なえるように、前記キャリッジ4が記録
開始位置から所定量移動した後に行なう。これにより、
熱昇華性インクリボン21bを用いて記録紙に熱昇華転
写による記録を確実に施すことができる。
29の第2記録モード制御部33からの指令により、ヘ
ッドダウン状態におけるプラテン2に対するサーマルヘ
ッド7の圧接力を第1記録モードより小さな0.2〜
1.5kg程度として、サーマルヘッド7を搭載したキ
ャリッジ4の移動速度を第1記録モードより遅い2〜2
5cm/sec程度、サーマルヘッド7の発熱部8への
1ドットあたりの通電を分割して5回の同一のパルスP
を繰り返し、0.8msecの通電時間を経過したとき
に発熱部8の温度が650℃まで上昇するように制御す
る。さらに、前記巻取りボビン20aの巻取り速度を前
記キャリッジ4の移動速度よりも約80〜95%と遅く
し、熱昇華性インクリボン21aを巻き取るタイミング
は冷時剥離が行なえるように、前記キャリッジ4が記録
開始位置から所定量移動した後に行なう。これにより、
熱昇華性インクリボン21bを用いて記録紙に熱昇華転
写による記録を確実に施すことができる。
【0063】このように、第2記録モード時におけるプ
ラテン2に対するサーマルヘッド7の圧接力を第1記録
モード時より弱くすることにより、第2記録モード時に
おけるサーマルヘッド7の摩耗を低減し、これにより、
総合的なサーマルヘッド7の耐久性を確実に向上させる
ことができる。
ラテン2に対するサーマルヘッド7の圧接力を第1記録
モード時より弱くすることにより、第2記録モード時に
おけるサーマルヘッド7の摩耗を低減し、これにより、
総合的なサーマルヘッド7の耐久性を確実に向上させる
ことができる。
【0064】また、このような記録、特に熱昇華転写記
録を行った場合に、前記サーマルヘッド7の発熱部8に
付加されるエネルギは大きいため、蓄熱も大きいものと
なるが、本実施形態においては、前記サーマルヘッド7
を熱伝導率の高いAlダイキャストから構成されている
ヘッド取付台9に固定し、このヘッド取付台9の前記発
熱部8の直下位置に形成した複数の放熱フィンにより蓄
熱をサーマルヘッド7の裏面側から放熱するとともに、
前記ヘッド基板7aの表面の露出部分にその一端側を接
着したAlからなる放熱シート11により、その蓄熱を
前記放熱シート11の表面から空気や記録媒体との接触
により放出し、または、この放熱シート11を介して、
ヘッド基板7aの蓄熱をFPC10へ伝導させること
で、前記蓄熱をサーマルヘッド7の表面側からも効率的
な放熱を積極的に行うこととする。
録を行った場合に、前記サーマルヘッド7の発熱部8に
付加されるエネルギは大きいため、蓄熱も大きいものと
なるが、本実施形態においては、前記サーマルヘッド7
を熱伝導率の高いAlダイキャストから構成されている
ヘッド取付台9に固定し、このヘッド取付台9の前記発
熱部8の直下位置に形成した複数の放熱フィンにより蓄
熱をサーマルヘッド7の裏面側から放熱するとともに、
前記ヘッド基板7aの表面の露出部分にその一端側を接
着したAlからなる放熱シート11により、その蓄熱を
前記放熱シート11の表面から空気や記録媒体との接触
により放出し、または、この放熱シート11を介して、
ヘッド基板7aの蓄熱をFPC10へ伝導させること
で、前記蓄熱をサーマルヘッド7の表面側からも効率的
な放熱を積極的に行うこととする。
【0065】特に、放熱シート11を、前記ヘッド基板
7a上のみならず、前記FPC10上に張り出させて、
その面積を大きく確保して形成することで、放熱効率は
より向上するものとなる。
7a上のみならず、前記FPC10上に張り出させて、
その面積を大きく確保して形成することで、放熱効率は
より向上するものとなる。
【0066】このように、サーマルヘッド7の表裏両面
から積極的な放熱を行うことによって、その放熱に要す
る時間を、従来より大幅に短縮することができる。具体
的には、蓄熱によりサーマルヘッド7の温度が上昇した
場合には、従来のサーマルプリンタであれば、A4サイ
ズの用紙に対する記録時間が20分程度必要であった
が、本実施形態によれば、その時間を従来の半分の10
分程度にまで短縮することができた。
から積極的な放熱を行うことによって、その放熱に要す
る時間を、従来より大幅に短縮することができる。具体
的には、蓄熱によりサーマルヘッド7の温度が上昇した
場合には、従来のサーマルプリンタであれば、A4サイ
ズの用紙に対する記録時間が20分程度必要であった
が、本実施形態によれば、その時間を従来の半分の10
分程度にまで短縮することができた。
【0067】また、本実施形態においては、放熱シート
11の幅方向寸法を前記発熱素子の整列方向の寸法以上
に形成することにより、発熱部8の発熱した発熱素子部
分と発熱しなかった発熱素子部分とで生じる熱勾配を短
時間で均一化し、発熱素子の蓄熱を拡散させることがで
きる。これによって、連続記録を施した場合には、各ペ
ージ間の濃度変化を目視では認識できない程度にまで低
減させることができ、印刷濃度も均一化した良好な記録
結果を得ることができる。この拡散されたサーマルヘッ
ド7の蓄熱は、本実施形態においては、前記放熱シート
11を介して、随時、空気や記録媒体との接触によって
放熱され、または、FPC10側に伝導することでサー
マルヘッド7の放熱を行うことはいうまでもない。よっ
て、図示しないサーミスタの前記サーマルヘッド7の温
度検出により、記録動作を一時停止する制御が行われる
回数を減少させることができる。
11の幅方向寸法を前記発熱素子の整列方向の寸法以上
に形成することにより、発熱部8の発熱した発熱素子部
分と発熱しなかった発熱素子部分とで生じる熱勾配を短
時間で均一化し、発熱素子の蓄熱を拡散させることがで
きる。これによって、連続記録を施した場合には、各ペ
ージ間の濃度変化を目視では認識できない程度にまで低
減させることができ、印刷濃度も均一化した良好な記録
結果を得ることができる。この拡散されたサーマルヘッ
ド7の蓄熱は、本実施形態においては、前記放熱シート
11を介して、随時、空気や記録媒体との接触によって
放熱され、または、FPC10側に伝導することでサー
マルヘッド7の放熱を行うことはいうまでもない。よっ
て、図示しないサーミスタの前記サーマルヘッド7の温
度検出により、記録動作を一時停止する制御が行われる
回数を減少させることができる。
【0068】このように、本実施形態によれば、サーマ
ルヘッドの蓄熱を効率的に拡散し、放出することがで
き、よって、連続記録における濃度変化や印刷のムラを
防止して、迅速かつ高品質の記録を施すことが可能とな
る。
ルヘッドの蓄熱を効率的に拡散し、放出することがで
き、よって、連続記録における濃度変化や印刷のムラを
防止して、迅速かつ高品質の記録を施すことが可能とな
る。
【0069】なお、前記サーマルヘッド7の蓄熱を前記
ヘッド基板7aから放熱シート11を介して伝導されう
る部材としては、前述のFPC10に限らない。例え
ば、前述の実施形態の放熱シート11のような略長方形
状に形成された放熱シート11であれば、その一端側の
一部を前記ヘッド基板7aの露出面に貼着し、他端側の
一部を前記ヘッド基板7aとは分離して位置する部材に
貼着して、両部材間に放熱シート11を跨架させるよう
な構成となる。さらに、前記サーマルヘッド7の蓄熱を
前記ヘッド基板7aから放熱シート11を介して伝導さ
れうる部材は、1の部材に限ることなく、2以上の部材
であってもよいことはいうまでもない。
ヘッド基板7aから放熱シート11を介して伝導されう
る部材としては、前述のFPC10に限らない。例え
ば、前述の実施形態の放熱シート11のような略長方形
状に形成された放熱シート11であれば、その一端側の
一部を前記ヘッド基板7aの露出面に貼着し、他端側の
一部を前記ヘッド基板7aとは分離して位置する部材に
貼着して、両部材間に放熱シート11を跨架させるよう
な構成となる。さらに、前記サーマルヘッド7の蓄熱を
前記ヘッド基板7aから放熱シート11を介して伝導さ
れうる部材は、1の部材に限ることなく、2以上の部材
であってもよいことはいうまでもない。
【0070】さらに、前記放熱シート11は、図7およ
び図8に示すように、前記ヘッド基板7aの表面の露出
部分にのみ配設することも可能である。
び図8に示すように、前記ヘッド基板7aの表面の露出
部分にのみ配設することも可能である。
【0071】このように、放熱シート11を前記ヘッド
基板7aの表面上にのみ接着した構成としても、前記発
熱部8の近傍に前記ヘッド基板7aの表面の露出部分を
覆うようにして接着された放熱シート11により、発熱
した発熱素子の蓄熱を短時間で拡散させ、発熱部8の発
熱した発熱素子部分と発熱しなかった発熱素子部分とで
生じる熱勾配を均一化することができ、連続記録を施し
た場合に、各ページ間の濃度変化を目視では認識できな
い程度にまで低減させることができ、印刷濃度も均一化
した良好な記録結果を得ることができるという効果に変
わりはない。
基板7aの表面上にのみ接着した構成としても、前記発
熱部8の近傍に前記ヘッド基板7aの表面の露出部分を
覆うようにして接着された放熱シート11により、発熱
した発熱素子の蓄熱を短時間で拡散させ、発熱部8の発
熱した発熱素子部分と発熱しなかった発熱素子部分とで
生じる熱勾配を均一化することができ、連続記録を施し
た場合に、各ページ間の濃度変化を目視では認識できな
い程度にまで低減させることができ、印刷濃度も均一化
した良好な記録結果を得ることができるという効果に変
わりはない。
【0072】また、本実施形態においては、この拡散さ
れたヘッド7の蓄熱は、熱伝導率の高い材料により構成
された放熱シート11を介して記録動作時に接触する印
刷媒体や空気等に伝導させ、サーマルヘッド7の表面側
からの積極的な放熱を行うこととなる。これにより、そ
の放熱に要する時間を大幅に短縮することができる。
れたヘッド7の蓄熱は、熱伝導率の高い材料により構成
された放熱シート11を介して記録動作時に接触する印
刷媒体や空気等に伝導させ、サーマルヘッド7の表面側
からの積極的な放熱を行うこととなる。これにより、そ
の放熱に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0073】なお、本発明は、前述の実施形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。例えば、前記実施形態では、熱昇華性記録と熱溶融
性記録の双方の記録を可能とするサーマルプリンタをも
って説明したが、熱昇華性記録専用のサーマルプリンタ
であってもよいし、あるいは熱転写方式専用、あるいは
感熱方式、熱転写方式兼用のプリンタであってもよい。
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。例えば、前記実施形態では、熱昇華性記録と熱溶融
性記録の双方の記録を可能とするサーマルプリンタをも
って説明したが、熱昇華性記録専用のサーマルプリンタ
であってもよいし、あるいは熱転写方式専用、あるいは
感熱方式、熱転写方式兼用のプリンタであってもよい。
【0074】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るサーマル
プリンタは、ヘッド基板に貼着した放熱シートにより、
サーマルヘッドの蓄熱を積極的に放出させ、連続記録に
おける濃度変化や印刷のムラを防止して迅速かつ高品質
の記録を施すことができる等の効果を奏する。
プリンタは、ヘッド基板に貼着した放熱シートにより、
サーマルヘッドの蓄熱を積極的に放出させ、連続記録に
おける濃度変化や印刷のムラを防止して迅速かつ高品質
の記録を施すことができる等の効果を奏する。
【図1】 本発明の第1実施形態のサーマルプリンタの
要部を示す斜視図
要部を示す斜視図
【図2】 図1のサーマルプリンタの要部を示す概略側
面図
面図
【図3】 図1のサーマルプリンタのキャリッジの概略
側面図
側面図
【図4】 図1のサーマルプリンタにおけるサーマルヘ
ッド部分を示す正面図
ッド部分を示す正面図
【図5】 図1のサーマルプリンタにおけるサーマルヘ
ッド部分を示す平面図
ッド部分を示す平面図
【図6】 図1のサーマルプリンタの制御系統の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図7】 本発明の第2実施形態のサーマルプリンタに
おけるサーマルヘッド部分を示す正面図
おけるサーマルヘッド部分を示す正面図
【図8】 図7のサーマルプリンタにおけるサーマルヘ
ッド部分を示す平面図
ッド部分を示す平面図
7 サーマルヘッド 8 発熱部 9 ヘッド取付 10 FPC 11 放熱シート
Claims (4)
- 【請求項1】 整列配置された複数の発熱素子からなる
発熱部をヘッド基板の表面に有するサーマルヘッドをキ
ャリッジに搭載し、前記キャリッジをプラテンに沿って
往復移動しつつ前記サーマルヘッドを前記プラテンに対
して記録紙を介して圧接し、前記発熱素子に選択的にエ
ネルギを付与することによって記録紙に記録を行うサー
マルプリンタであって、前記ヘッド基板の表面の露出部
分に、ヘッド基板を構成する材料よりも高い熱伝導率を
示す材料からなる放熱シートを貼着したことを特徴とす
るサーマルプリンタ。 - 【請求項2】 整列配置された複数の発熱素子からなる
発熱部をヘッド基板の表面に有するサーマルヘッドをキ
ャリッジに搭載し、前記キャリッジをプラテンに沿って
往復移動しつつ前記サーマルヘッドを前記プラテンに対
して記録紙を介して圧接し、前記発熱素子に選択的にエ
ネルギを付与することによって記録紙に記録を行うサー
マルプリンタであって、前記ヘッド基板の表面の露出部
分に、前記ヘッド基板を構成する材料よりも高い熱伝導
率を示す材料からなる放熱シートの一部を貼着し、前記
放熱シートの残りの部分のうち少なくとも一部を、前記
ヘッド基板以外の他のサーマルヘッド周辺部材に貼着し
たことを特徴とするサーマルプリンタ。 - 【請求項3】 前記ヘッド基板以外の他のサーマルヘッ
ド周辺部材は、前記ヘッド基板の表面に接合されたFP
Cであることを特徴とする請求項2に記載のサーマルプ
リンタ。 - 【請求項4】 前記放熱シートは、その端辺を前記発熱
素子の整列方向と略平行に位置させるとともに、前記発
熱素子の整列方向に直交して前記発熱部の全体を2分す
る仮想線によりその形状を対称とするように、前記ヘッ
ド基板の表面の露出部分に接着されていることを特徴と
する請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のサーマ
ルプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10113253A JPH11301003A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | サーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10113253A JPH11301003A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | サーマルプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11301003A true JPH11301003A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14607471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10113253A Withdrawn JPH11301003A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | サーマルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11301003A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003075912A (ja) * | 2001-09-06 | 2003-03-12 | Sony Corp | 液晶プロジェクターおよびその組立方法 |
-
1998
- 1998-04-23 JP JP10113253A patent/JPH11301003A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003075912A (ja) * | 2001-09-06 | 2003-03-12 | Sony Corp | 液晶プロジェクターおよびその組立方法 |
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