JPH1060168A - 樹脂組成物および結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法 - Google Patents
樹脂組成物および結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法Info
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- JPH1060168A JPH1060168A JP22375496A JP22375496A JPH1060168A JP H1060168 A JPH1060168 A JP H1060168A JP 22375496 A JP22375496 A JP 22375496A JP 22375496 A JP22375496 A JP 22375496A JP H1060168 A JPH1060168 A JP H1060168A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】安価に、機械的性質および/または光学的性質
に優れた成形体が得られるような樹脂組成物および結晶
性熱可塑性樹脂組成物の製造方法を提供すること。 【解決手段】(A)結晶性熱可塑性樹脂;100重量部
と、(B)芳香族リン化合物;0.001〜30重量部
と、(C)金属元素含有化合物;0.001〜60重量
部とからなる樹脂組成物。(A)結晶性熱可塑性樹脂
と、(B)芳香族リン化合物と、(C)金属元素含有化
合物とを溶融混練する結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造
方法。
に優れた成形体が得られるような樹脂組成物および結晶
性熱可塑性樹脂組成物の製造方法を提供すること。 【解決手段】(A)結晶性熱可塑性樹脂;100重量部
と、(B)芳香族リン化合物;0.001〜30重量部
と、(C)金属元素含有化合物;0.001〜60重量
部とからなる樹脂組成物。(A)結晶性熱可塑性樹脂
と、(B)芳香族リン化合物と、(C)金属元素含有化
合物とを溶融混練する結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造
方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂組成物および
結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法に関し、さらに詳
しくは、結晶性熱可塑性樹脂と、芳香族リン化合物と、
金属元素含有化合物からなる樹脂組成物、および前記成
分を溶融混練する結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法
に関するものである。
結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法に関し、さらに詳
しくは、結晶性熱可塑性樹脂と、芳香族リン化合物と、
金属元素含有化合物からなる樹脂組成物、および前記成
分を溶融混練する結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法
に関するものである。
【0002】
【発明の技術的背景】ポリオレフィン、ポリエステル、
ポリアミド、ポリアセタールなどの結晶性熱可塑性樹脂
は、優れた加工性、耐薬品性、電気的性質、機械的性質
などを有しているため、射出成形品、中空成形品、フィ
ルム、シート、繊維などに加工され各種用途に用いられ
ている。しかしながら用途によっては、剛性、耐熱剛
性、透明性などが充分とはいえない場合がある。
ポリアミド、ポリアセタールなどの結晶性熱可塑性樹脂
は、優れた加工性、耐薬品性、電気的性質、機械的性質
などを有しているため、射出成形品、中空成形品、フィ
ルム、シート、繊維などに加工され各種用途に用いられ
ている。しかしながら用途によっては、剛性、耐熱剛
性、透明性などが充分とはいえない場合がある。
【0003】このような結晶性熱可塑性樹脂からなる成
形体の剛性、耐熱剛性、透明性を向上させるには、成形
加工時に微細な結晶を急速に生成させればよいことが知
られている。このため従来から結晶性熱可塑性樹脂の結
晶化速度を速めるために、芳香族リン酸化合物のナトリ
ウム塩などの芳香族リン酸化合物の金属塩が使用されて
きた。しかし、これら金属塩は樹脂への溶解性が充分で
ないため、剛性などの機械的性質、および/または、透
明性などの光学的性質が必ずしも満足するものではなか
った。また、近年樹脂製品の低コスト化の要請から、さ
らに安価で、機械的性質および/または光学的性質に優
れた結晶性熱可塑性樹脂組成物が求められている。
形体の剛性、耐熱剛性、透明性を向上させるには、成形
加工時に微細な結晶を急速に生成させればよいことが知
られている。このため従来から結晶性熱可塑性樹脂の結
晶化速度を速めるために、芳香族リン酸化合物のナトリ
ウム塩などの芳香族リン酸化合物の金属塩が使用されて
きた。しかし、これら金属塩は樹脂への溶解性が充分で
ないため、剛性などの機械的性質、および/または、透
明性などの光学的性質が必ずしも満足するものではなか
った。また、近年樹脂製品の低コスト化の要請から、さ
らに安価で、機械的性質および/または光学的性質に優
れた結晶性熱可塑性樹脂組成物が求められている。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記のような状況のもとなさ
れたものであって、安価で、機械的性質および/または
光学的性質に優れた成形体が得られるような樹脂組成物
および安価で、機械的性質および/または光学的性質に
優れた成形体が得られるような結晶性熱可塑性樹脂組成
物の製造方法を提供することを目的としている。
れたものであって、安価で、機械的性質および/または
光学的性質に優れた成形体が得られるような樹脂組成物
および安価で、機械的性質および/または光学的性質に
優れた成形体が得られるような結晶性熱可塑性樹脂組成
物の製造方法を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の概要】本発明に係る樹脂組成物は、(A)結晶
性熱可塑性樹脂;100重量部と、(B)芳香族リン化
合物;0.001〜30重量部と、(C)金属元素含有
化合物;0.001〜60重量部とからなることを特徴
としている。
性熱可塑性樹脂;100重量部と、(B)芳香族リン化
合物;0.001〜30重量部と、(C)金属元素含有
化合物;0.001〜60重量部とからなることを特徴
としている。
【0006】前記結晶性熱可塑性樹脂(A)としては、
たとえばポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、
ポリアセタールなどが挙げられる。前記芳香族リン化合
物(B)としては、たとえば下記一般式(Ia)で表さ
れる芳香族リン酸ジエステルおよび下記一般式(Ib)
で表される芳香族リン酸ジエステルから選ばれる少なく
とも1種の化合物が挙げられる。
たとえばポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、
ポリアセタールなどが挙げられる。前記芳香族リン化合
物(B)としては、たとえば下記一般式(Ia)で表さ
れる芳香族リン酸ジエステルおよび下記一般式(Ib)
で表される芳香族リン酸ジエステルから選ばれる少なく
とも1種の化合物が挙げられる。
【0007】
【化3】
【0008】(式(Ia)中、R1 およびR2 は、互い
に同一でも異なっていてもよく、水素原子、アルキル
基、シクロアルキル基またはアリール基を示す。式(I
b)中、R3 、R4 およびR5 は、互いに同一でも異な
っていてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキ
ル基またはアリール基を示す)。
に同一でも異なっていてもよく、水素原子、アルキル
基、シクロアルキル基またはアリール基を示す。式(I
b)中、R3 、R4 およびR5 は、互いに同一でも異な
っていてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキ
ル基またはアリール基を示す)。
【0009】前記金属元素含有化合物(C)としては、
たとえばNa、K、Li、Be、Mg、Zn、Al、S
rおよびBaから選ばれる少なくとも1種の金属元素を
含む少なくとも1種の化合物が挙げられる。このような
金属元素含有化合物(C)としては、たとえばハイドロ
タルサイト、タルク、水酸化マグネシウム、酸化マグネ
シウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、ケイ
酸ナトリウムおよびケイ酸マグネシウムが挙げられる。
たとえばNa、K、Li、Be、Mg、Zn、Al、S
rおよびBaから選ばれる少なくとも1種の金属元素を
含む少なくとも1種の化合物が挙げられる。このような
金属元素含有化合物(C)としては、たとえばハイドロ
タルサイト、タルク、水酸化マグネシウム、酸化マグネ
シウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、ケイ
酸ナトリウムおよびケイ酸マグネシウムが挙げられる。
【0010】本発明の結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造
方法は、前記(A)結晶性熱可塑性樹脂と、前記(B)
芳香族リン化合物と、前記(C)金属元素含有化合物と
を溶融混練することを特徴としている。
方法は、前記(A)結晶性熱可塑性樹脂と、前記(B)
芳香族リン化合物と、前記(C)金属元素含有化合物と
を溶融混練することを特徴としている。
【0011】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る樹脂組成物お
よび結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法について具体
的に説明する。
よび結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法について具体
的に説明する。
【0012】本発明に係る樹脂組成物は、(A)結晶性
熱可塑性樹脂と、(B)芳香族リン化合物と、(C)金
属元素含有化合物とから形成されている。まず、本発明
に係る樹脂組成物を形成する各成分について説明する。
熱可塑性樹脂と、(B)芳香族リン化合物と、(C)金
属元素含有化合物とから形成されている。まず、本発明
に係る樹脂組成物を形成する各成分について説明する。
【0013】(A)結晶性熱可塑性樹脂 結晶性熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン、ポリエ
ステル、ポリアミドおよびポリアセタールなどが挙げら
れる。
ステル、ポリアミドおよびポリアセタールなどが挙げら
れる。
【0014】ポリオレフィンとしては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ-1-ブテン、ポリメチルペンテ
ン、ポリメチルブテンなどのオレフィン単独重合体、プ
ロピレン・エチレンランダム共重合体などのオレフィン
共重合体などを挙げることができ、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ-1-ブテンが特に好ましい。このよう
なポリオレフィンは、単独で用いてもよく、2種以上組
み合わせて用いてもよい。
ポリプロピレン、ポリ-1-ブテン、ポリメチルペンテ
ン、ポリメチルブテンなどのオレフィン単独重合体、プ
ロピレン・エチレンランダム共重合体などのオレフィン
共重合体などを挙げることができ、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ-1-ブテンが特に好ましい。このよう
なポリオレフィンは、単独で用いてもよく、2種以上組
み合わせて用いてもよい。
【0015】ポリエステルとしては、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレン
テレフタレートなどの芳香族系ポリエステル、ポリカプ
ロラクトン、ポリヒドロキシブチレートなどを挙げるこ
とができ、ポリエチレンテレフタレートが特に好まし
い。このようなポリエステルは、単独で用いてもよく、
2種以上組み合わせて用いてもよい。
フタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレン
テレフタレートなどの芳香族系ポリエステル、ポリカプ
ロラクトン、ポリヒドロキシブチレートなどを挙げるこ
とができ、ポリエチレンテレフタレートが特に好まし
い。このようなポリエステルは、単独で用いてもよく、
2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0016】ポリアミドとしては、ナイロン−6、ナイ
ロン−66、ナイロン−10、ナイロン−12、ナイロ
ン−46等の脂肪族ポリアミド、芳香族ジカルボン酸と
脂肪族ジアミンより製造される芳香族ポリアミドなどを
挙げることができ、ナイロン−6が特に好ましい。この
ようなポリアミドは、単独で用いてもよく、2種以上組
み合わせて用いてもよい。
ロン−66、ナイロン−10、ナイロン−12、ナイロ
ン−46等の脂肪族ポリアミド、芳香族ジカルボン酸と
脂肪族ジアミンより製造される芳香族ポリアミドなどを
挙げることができ、ナイロン−6が特に好ましい。この
ようなポリアミドは、単独で用いてもよく、2種以上組
み合わせて用いてもよい。
【0017】ポリアセタールとしては、ポリホルムアル
デヒド(ポリオキシメチレン)、ポリアセトアルデヒ
ド、ポリプロピオンアルデヒド、ポリブチルアルデヒド
などを挙げることができ、ポリホルムアルデヒドが特に
好ましい。このようなポリアセタールは、単独で用いて
もよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。
デヒド(ポリオキシメチレン)、ポリアセトアルデヒ
ド、ポリプロピオンアルデヒド、ポリブチルアルデヒド
などを挙げることができ、ポリホルムアルデヒドが特に
好ましい。このようなポリアセタールは、単独で用いて
もよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0018】これらのうちでは、ポリオレフィン、特に
ポリプロピレンが機械的性質および/または光学的性質
の改善効果が大きいため好ましい。(B)芳香族リン化合物 芳香族リン化合物としては、芳香環を有するリンの有機
化合物であれば特に限定されないが、芳香族化合物とリ
ン酸とのエステルが好ましく、特にジエステルが好まし
い。
ポリプロピレンが機械的性質および/または光学的性質
の改善効果が大きいため好ましい。(B)芳香族リン化合物 芳香族リン化合物としては、芳香環を有するリンの有機
化合物であれば特に限定されないが、芳香族化合物とリ
ン酸とのエステルが好ましく、特にジエステルが好まし
い。
【0019】芳香族化合物とリン酸のジエステルとして
具体的には、下記一般式(Ia)で表される芳香族リン
酸ジエステルおよび下記一般式(Ib)で表される芳香
族リン酸ジエステルが挙げられる。
具体的には、下記一般式(Ia)で表される芳香族リン
酸ジエステルおよび下記一般式(Ib)で表される芳香
族リン酸ジエステルが挙げられる。
【0020】
【化4】
【0021】式(Ia)中、R1 およびR2 は、互いに
同一でも異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、
シクロアルキル基またはアリール基を示す。式(Ib)
中、R3 、R4 およびR5 は、互いに同一でも異なって
いてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基
またはアリール基を示す。
同一でも異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、
シクロアルキル基またはアリール基を示す。式(Ib)
中、R3 、R4 およびR5 は、互いに同一でも異なって
いてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基
またはアリール基を示す。
【0022】アルキル基として具体的には、メチル、エ
チル、プロピル、ブチル、ヘキシル、オクチル、ノニ
ル、ドデシル、アイコシルなどの炭素原子数が1〜20
のアルキル基が挙げられる。
チル、プロピル、ブチル、ヘキシル、オクチル、ノニ
ル、ドデシル、アイコシルなどの炭素原子数が1〜20
のアルキル基が挙げられる。
【0023】シクロアルキル基として具体的には、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、ノルボルニル、アダマン
チルなどの炭素原子数が5〜20のシクロアルキル基が
挙げられる。
ロペンチル、シクロヘキシル、ノルボルニル、アダマン
チルなどの炭素原子数が5〜20のシクロアルキル基が
挙げられる。
【0024】アリール基として具体的には、フェニル、
トリル、ジメチルフェニル、トリメチルフェニル、エチ
ルフェニル、プロピルフェニル、ビフェニル、ナフチ
ル、メチルナフチル、アントリル、フェナントリルなど
の炭素原子数が6〜20のアリール基が挙げられる。
トリル、ジメチルフェニル、トリメチルフェニル、エチ
ルフェニル、プロピルフェニル、ビフェニル、ナフチ
ル、メチルナフチル、アントリル、フェナントリルなど
の炭素原子数が6〜20のアリール基が挙げられる。
【0025】前記一般式(Ia)において、R1 は、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、 tert-ブチル
などのアルキル基であることが好ましく、 tert-ブチル
基であることがより好ましい。R2 は、水素原子である
ことが好ましい。
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、 tert-ブチル
などのアルキル基であることが好ましく、 tert-ブチル
基であることがより好ましい。R2 は、水素原子である
ことが好ましい。
【0026】前記一般式(Ib)において、R3 および
R4 は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、 t
ert-ブチルなどのアルキル基であることが好ましく、 t
ert-ブチル基であることがより好ましい。R5 は水素原
子であることが好ましい。
R4 は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、 t
ert-ブチルなどのアルキル基であることが好ましく、 t
ert-ブチル基であることがより好ましい。R5 は水素原
子であることが好ましい。
【0027】前記一般式(Ia)で表される芳香族リン
酸ジエステルとして具体的には、ジフェニルホスフェー
ト、ビス(4-メチルフェニル)ホスフェート、ビス(4-
エチルフェニル)ホスフェート、ビス(4-i-プロピルフ
ェニル)ホスフェート、ビス(4-t-ブチルフェニル)ホ
スフェート、ビス(4-t-オクチルフェニル)ホスフェー
トなどが挙げられる。
酸ジエステルとして具体的には、ジフェニルホスフェー
ト、ビス(4-メチルフェニル)ホスフェート、ビス(4-
エチルフェニル)ホスフェート、ビス(4-i-プロピルフ
ェニル)ホスフェート、ビス(4-t-ブチルフェニル)ホ
スフェート、ビス(4-t-オクチルフェニル)ホスフェー
トなどが挙げられる。
【0028】これらのなかでは、ジフェニルホスフェー
トおよびビス(4-t-ブチルフェニル) ホスフェートが好
ましい。前記一般式(Ib)で表される芳香族リン酸ジ
エステルとして具体的には、2,2'-メチレン-ビス(4,6-
ジ-t-ブチルフェニル) ホスフェート、2,2'-メチレン-
ビス(4-メチル-6-t-ブチルフェニル) ホスフェート、
2,2'-メチレン-ビス(4-エチル-6-t-ブチルフェニル)
ホスフェート、2,2'-メチレン-ビス(4,6-ジ-t-ブチル
フェニル) ホスフェート、2,2'-メチレン-ビス(4-メチ
ル-6-t-ブチルフェニル) ホスフェート、2,2'-メチレン
-ビス(4-エチル-6-t-ブチルフェニル) ホスフェート、
2,2'-メチレン-ビス(4,6-ジ-メチルフェニル) ホスフ
ェート、2,2'-メチレン-ビス(4,6-ジ-エチルフェニル)
ホスフェートなどが挙げられる。
トおよびビス(4-t-ブチルフェニル) ホスフェートが好
ましい。前記一般式(Ib)で表される芳香族リン酸ジ
エステルとして具体的には、2,2'-メチレン-ビス(4,6-
ジ-t-ブチルフェニル) ホスフェート、2,2'-メチレン-
ビス(4-メチル-6-t-ブチルフェニル) ホスフェート、
2,2'-メチレン-ビス(4-エチル-6-t-ブチルフェニル)
ホスフェート、2,2'-メチレン-ビス(4,6-ジ-t-ブチル
フェニル) ホスフェート、2,2'-メチレン-ビス(4-メチ
ル-6-t-ブチルフェニル) ホスフェート、2,2'-メチレン
-ビス(4-エチル-6-t-ブチルフェニル) ホスフェート、
2,2'-メチレン-ビス(4,6-ジ-メチルフェニル) ホスフ
ェート、2,2'-メチレン-ビス(4,6-ジ-エチルフェニル)
ホスフェートなどが挙げられる。
【0029】これらのなかでは、2,2'-メチレン-ビス
(4,6-ジ-t-ブチルフェニル)ホスフェートが好まし
い。(C)金属元素含有化合物 金属元素含有化合物としては、少なくとも1種類以上の
金属元素を含有する有機化合物(金属元素含有有機化合
物)、および少なくとも1種類以上の金属元素を含有す
る無機化合物(金属元素含有無機化合物)が挙げられ
る。
(4,6-ジ-t-ブチルフェニル)ホスフェートが好まし
い。(C)金属元素含有化合物 金属元素含有化合物としては、少なくとも1種類以上の
金属元素を含有する有機化合物(金属元素含有有機化合
物)、および少なくとも1種類以上の金属元素を含有す
る無機化合物(金属元素含有無機化合物)が挙げられ
る。
【0030】金属元素含有有機化合物としては、たとえ
ば高級脂肪酸金属塩、芳香族カルボン酸金属塩、アルキ
ルホスホン酸金属塩などが挙げられる。金属元素含有有
機化合物が含有する金属元素としては、I族、II族、II
I族の金属元素から選ばれる少なくとも1種の元素が好
ましく、Na、K、Li、Be、Mg、Zn、Al、S
rおよびBaから選ばれる少なくとも1種の元素がより
好ましく、Na、MgおよびAlから選ばれる少なくと
も1種の元素がさらに好ましい。
ば高級脂肪酸金属塩、芳香族カルボン酸金属塩、アルキ
ルホスホン酸金属塩などが挙げられる。金属元素含有有
機化合物が含有する金属元素としては、I族、II族、II
I族の金属元素から選ばれる少なくとも1種の元素が好
ましく、Na、K、Li、Be、Mg、Zn、Al、S
rおよびBaから選ばれる少なくとも1種の元素がより
好ましく、Na、MgおよびAlから選ばれる少なくと
も1種の元素がさらに好ましい。
【0031】金属元素含有有機化合物として具体的に
は、Na、K、Li、Be、Mg、Zn、Al、Srお
よびBaから選ばれる金属元素と、高級脂肪酸との金属
塩が挙げられ、より具体的には、ステアリン酸、ラウリ
ン酸、パルチミン酸、モンタン酸、オレイン酸、エルカ
酸、12-ヒドロキシステアリン酸、安息香酸、p-t-ブチ
ル−安息香酸の、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム
塩、ベリリウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、アルミニ
ウム塩、ストロンチウム塩、バリウム塩などが挙げられ
る。これらの中では、ステアリン酸アルミニウム、ステ
アリン酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウムが好ま
しい。
は、Na、K、Li、Be、Mg、Zn、Al、Srお
よびBaから選ばれる金属元素と、高級脂肪酸との金属
塩が挙げられ、より具体的には、ステアリン酸、ラウリ
ン酸、パルチミン酸、モンタン酸、オレイン酸、エルカ
酸、12-ヒドロキシステアリン酸、安息香酸、p-t-ブチ
ル−安息香酸の、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム
塩、ベリリウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、アルミニ
ウム塩、ストロンチウム塩、バリウム塩などが挙げられ
る。これらの中では、ステアリン酸アルミニウム、ステ
アリン酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウムが好ま
しい。
【0032】金属元素含有無機化合物としては、金属単
体の他、金属の硫酸塩、硝酸塩、炭酸塩、リン酸塩、水
酸化物、硫化物、酸化物などが挙げられる。無機金属元
素含有化合物が含有する金属元素としては、I族、II
族、III族の金属元素から選ばれる少なくとも1種の元
素が好ましく、Na、K、Li、Be、Mg、Zn、A
l、SrおよびBaから選ばれる少なくとも1種の元素
がより好ましく、Na、MgおよびAlから選ばれる少
なくとも1種の元素がさらに好ましい。
体の他、金属の硫酸塩、硝酸塩、炭酸塩、リン酸塩、水
酸化物、硫化物、酸化物などが挙げられる。無機金属元
素含有化合物が含有する金属元素としては、I族、II
族、III族の金属元素から選ばれる少なくとも1種の元
素が好ましく、Na、K、Li、Be、Mg、Zn、A
l、SrおよびBaから選ばれる少なくとも1種の元素
がより好ましく、Na、MgおよびAlから選ばれる少
なくとも1種の元素がさらに好ましい。
【0033】無機金属元素含有化合物として具体的に
は、ハイドロタルサイト、タルク、水酸化マグネシウ
ム、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、炭酸マグネ
シウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、ケイ
酸ナトリウム、ケイ酸マグネシウムなどが挙げられ、ハ
イドロタルサイト、タルク、水酸化マグネシウム、酸化
マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム
が好ましい。
は、ハイドロタルサイト、タルク、水酸化マグネシウ
ム、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、炭酸マグネ
シウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、ケイ
酸ナトリウム、ケイ酸マグネシウムなどが挙げられ、ハ
イドロタルサイト、タルク、水酸化マグネシウム、酸化
マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム
が好ましい。
【0034】このような金属元素含有化合物は、単独で
用いてもよく、2種類以上組み合わせて用いることがで
きる。樹脂組成物 本発明の樹脂組成物は、(A)結晶性熱可塑性樹脂;1
00重量部と、(B)芳香族リン化合物0.001〜3
0重量部、好ましくは0.005〜5重量部、より好ま
しくは0.01〜2重量部と、(C)金属元素含有化合
物;0.001〜60重量部、好ましくは0.005〜
10重量部、より好ましくは0.01〜2重量部とから
形成されている。
用いてもよく、2種類以上組み合わせて用いることがで
きる。樹脂組成物 本発明の樹脂組成物は、(A)結晶性熱可塑性樹脂;1
00重量部と、(B)芳香族リン化合物0.001〜3
0重量部、好ましくは0.005〜5重量部、より好ま
しくは0.01〜2重量部と、(C)金属元素含有化合
物;0.001〜60重量部、好ましくは0.005〜
10重量部、より好ましくは0.01〜2重量部とから
形成されている。
【0035】本発明の樹脂組成物を溶融混練すると、後
述するように溶融樹脂中において芳香族リン化合物
(B)と、金属元素含有化合物(C)との間でイオン交
換が起こり、核剤効果を有する化合物が生成する。
述するように溶融樹脂中において芳香族リン化合物
(B)と、金属元素含有化合物(C)との間でイオン交
換が起こり、核剤効果を有する化合物が生成する。
【0036】このような樹脂組成物から得られる成形体
は、結晶性熱可塑性樹脂(A)が本来有する優れた特性
を有し、かつ、結晶化速度が速い。また、本発明の樹脂
組成物は、架橋剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、滑剤、離
型剤、無機充填剤、顔料分散剤、顔料あるいは染料など
の各種配合剤を、本発明の目的を損なわない範囲で含有
していてもよい。
は、結晶性熱可塑性樹脂(A)が本来有する優れた特性
を有し、かつ、結晶化速度が速い。また、本発明の樹脂
組成物は、架橋剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、滑剤、離
型剤、無機充填剤、顔料分散剤、顔料あるいは染料など
の各種配合剤を、本発明の目的を損なわない範囲で含有
していてもよい。
【0037】本発明の樹脂組成物は、家庭用品から工業
用品に至る広い用途、たとえば、食品容器、電気部品、
電子部品、自動車部品、機械機構部品、フィルム、シー
ト、繊維などの素材として好適に使用される。
用品に至る広い用途、たとえば、食品容器、電気部品、
電子部品、自動車部品、機械機構部品、フィルム、シー
ト、繊維などの素材として好適に使用される。
【0038】本発明に係る樹脂組成物は、ポリオレフィ
ン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアセタールなどの
結晶性熱可塑性樹脂(A)と、芳香族リン化合物(B)
と、金属元素含有化合物(C)とから形成されており、
成形時の結晶化速度が速く、得られる成形体は、剛性、
耐熱剛性などの機械的特性および/または透明性、光沢
などの光学的特性に優れている。また、高価な核剤が配
合されていないので経済的にも有利である。
ン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアセタールなどの
結晶性熱可塑性樹脂(A)と、芳香族リン化合物(B)
と、金属元素含有化合物(C)とから形成されており、
成形時の結晶化速度が速く、得られる成形体は、剛性、
耐熱剛性などの機械的特性および/または透明性、光沢
などの光学的特性に優れている。また、高価な核剤が配
合されていないので経済的にも有利である。
【0039】結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法 本発明に係る結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法で
は、結晶性熱可塑性樹脂(A)と、芳香族リン化合物
(B)と、金属元素含有化合物(C)とを押出機、ニー
ダーなどを用いて結晶性熱可塑性樹脂(A)の融点以上
の温度で溶融混練する。
は、結晶性熱可塑性樹脂(A)と、芳香族リン化合物
(B)と、金属元素含有化合物(C)とを押出機、ニー
ダーなどを用いて結晶性熱可塑性樹脂(A)の融点以上
の温度で溶融混練する。
【0040】溶融混練する際には、(A)結晶性熱可塑
性樹脂;100重量部に対して、(B)芳香族リン化合
物は、通常0.001〜30重量部、好ましくは0.0
05〜5重量部、より好ましくは0.01〜2重量部の
量で用いられ、(C)金属元素含有化合物は、0.00
1〜60重量部、好ましくは0.005〜10重量部、
より好ましくは0.01〜2重量部の量で用いられる。
性樹脂;100重量部に対して、(B)芳香族リン化合
物は、通常0.001〜30重量部、好ましくは0.0
05〜5重量部、より好ましくは0.01〜2重量部の
量で用いられ、(C)金属元素含有化合物は、0.00
1〜60重量部、好ましくは0.005〜10重量部、
より好ましくは0.01〜2重量部の量で用いられる。
【0041】なお、溶融混練時には、前記のような各種
配合剤を配合することができる。結晶性熱可塑性樹脂の
製造条件は、結晶性熱可塑性樹脂(A)がポリオレフィ
ンである場合には、溶融混練時の温度は通常170〜3
00℃、好ましくは180〜250℃の範囲であり、溶
融混練時間は通常0.2〜20分、好ましくは0.5〜
10分である。
配合剤を配合することができる。結晶性熱可塑性樹脂の
製造条件は、結晶性熱可塑性樹脂(A)がポリオレフィ
ンである場合には、溶融混練時の温度は通常170〜3
00℃、好ましくは180〜250℃の範囲であり、溶
融混練時間は通常0.2〜20分、好ましくは0.5〜
10分である。
【0042】ポリエステルである場合には、溶融混練時
の温度は通常260〜330℃、好ましくは270〜3
00℃の範囲であり、溶融混練時間は通常0.2〜20
分、好ましくは0.5〜10分である。
の温度は通常260〜330℃、好ましくは270〜3
00℃の範囲であり、溶融混練時間は通常0.2〜20
分、好ましくは0.5〜10分である。
【0043】ポリアミドである場合には、溶融混練時の
温度は通常220〜330℃、好ましくは260〜33
0℃の範囲であり、溶融混練時間は通常0.2〜20
分、好ましくは0.5〜10分である。
温度は通常220〜330℃、好ましくは260〜33
0℃の範囲であり、溶融混練時間は通常0.2〜20
分、好ましくは0.5〜10分である。
【0044】ポリアセタールである場合には、溶融混練
時の温度は通常180〜300℃、好ましくは180〜
250℃の範囲であり、溶融混練時間は通常0.2〜2
0分、好ましくは0.5〜10分である。
時の温度は通常180〜300℃、好ましくは180〜
250℃の範囲であり、溶融混練時間は通常0.2〜2
0分、好ましくは0.5〜10分である。
【0045】上記のように結晶性熱可塑性樹脂(A)
と、芳香族リン化合物(B)と、金属元素含有化合物
(C)とを、結晶性熱可塑性樹脂(A)の融点以上の温
度で溶融混練すると、溶融樹脂中において芳香族リン化
合物(B)と、金属元素含有化合物(C)との間でイオ
ン交換が起こり、たとえば下記一般式(IIa)または
(IIb)で示されるような核剤効果を有する芳香族リン
酸ジエステルの金属塩が生成する。
と、芳香族リン化合物(B)と、金属元素含有化合物
(C)とを、結晶性熱可塑性樹脂(A)の融点以上の温
度で溶融混練すると、溶融樹脂中において芳香族リン化
合物(B)と、金属元素含有化合物(C)との間でイオ
ン交換が起こり、たとえば下記一般式(IIa)または
(IIb)で示されるような核剤効果を有する芳香族リン
酸ジエステルの金属塩が生成する。
【0046】
【化5】
【0047】(式中、R1 およびはR2 は、前記一般式
(Ia)におけるR1 およびR2 と同一であり、Mは、
周期律表I族、II族、III族の金属元素から選ばれる金
属イオンであり、nは、金属イオンMの価数と同一の整
数であり、1〜3の整数である。)
(Ia)におけるR1 およびR2 と同一であり、Mは、
周期律表I族、II族、III族の金属元素から選ばれる金
属イオンであり、nは、金属イオンMの価数と同一の整
数であり、1〜3の整数である。)
【0048】
【化6】
【0049】(式中、R3 、R4 およびはR5 は、前記
一般式(Ib)におけるR3 、R4 およびはR5 と同一
であり、Mは、周期律表I族、II族、III族の金属元素
から選ばれる金属イオンであり、nは、金属イオンMの
価数と同一の整数であり、1〜3の整数である。) 本発明では、結晶性熱可塑性樹脂組成物の調製工程にお
いて核剤効果を示す化合物が生成するので、芳香族リン
化合物を金属塩化した後結晶性熱可塑性樹脂に配合する
従来の方法に比較して、安価に、機械的性質および/ま
たは光学的性質に優れた結晶性熱可塑性樹脂組成物が得
られる。
一般式(Ib)におけるR3 、R4 およびはR5 と同一
であり、Mは、周期律表I族、II族、III族の金属元素
から選ばれる金属イオンであり、nは、金属イオンMの
価数と同一の整数であり、1〜3の整数である。) 本発明では、結晶性熱可塑性樹脂組成物の調製工程にお
いて核剤効果を示す化合物が生成するので、芳香族リン
化合物を金属塩化した後結晶性熱可塑性樹脂に配合する
従来の方法に比較して、安価に、機械的性質および/ま
たは光学的性質に優れた結晶性熱可塑性樹脂組成物が得
られる。
【0050】本発明の結晶性熱可塑性樹脂組成物は、家
庭用品から工業用品に至る広い用途、たとえば、食品容
器、電気部品、電子部品、自動車部品、機械機構部品、
フィルム、シート、繊維などの素材として好適に使用さ
れる。
庭用品から工業用品に至る広い用途、たとえば、食品容
器、電気部品、電子部品、自動車部品、機械機構部品、
フィルム、シート、繊維などの素材として好適に使用さ
れる。
【0051】
【発明の効果】本発明に係る樹脂組成物によれば、安価
に、機械的性質および/または光学的性質に優れた成形
体が得られる。
に、機械的性質および/または光学的性質に優れた成形
体が得られる。
【0052】本発明に係る結晶性熱可塑性樹脂組成物の
製法方法によれば、安価に、機械的性質および/または
光学的性質に優れた成形体を得るのに適した組成物が得
られる。
製法方法によれば、安価に、機械的性質および/または
光学的性質に優れた成形体を得るのに適した組成物が得
られる。
【0053】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
【0054】なお、結晶性熱可塑性樹脂組成物の性能評
価は次の方法によった。結晶化速度(Tc) 0.2mm厚の圧縮成形シートを、示差走査熱量計(D
SC)により溶融状態から一定速度(10℃/分)で冷
却し、結晶化発熱ピーク温度〔結晶化温度(Tc)〕を
測定することにより結晶化速度を評価した。結晶化温度
(Tc)の上昇効果の高いものほど結晶化速度が速い。
価は次の方法によった。結晶化速度(Tc) 0.2mm厚の圧縮成形シートを、示差走査熱量計(D
SC)により溶融状態から一定速度(10℃/分)で冷
却し、結晶化発熱ピーク温度〔結晶化温度(Tc)〕を
測定することにより結晶化速度を評価した。結晶化温度
(Tc)の上昇効果の高いものほど結晶化速度が速い。
【0055】密度 イソプロパノール−水の密度勾配管で23℃における密
度を測定した。剛性(FM) 2mm厚の圧縮成形シートより切り出した、長さ100
mm、巾10mm、厚み2mmの試験片を用い、JIS
K7203に準拠して曲げ弾性率を測定することによ
り評価した。
度を測定した。剛性(FM) 2mm厚の圧縮成形シートより切り出した、長さ100
mm、巾10mm、厚み2mmの試験片を用い、JIS
K7203に準拠して曲げ弾性率を測定することによ
り評価した。
【0056】
【実施例1】プロピレンホモポリマー(温度230℃、
荷重2.16kgで測定したメルトフローレート:12
g/10分)100重量部に、イルガノックス1010TM
(チバガイギー社製)0.1重量部、ジ-t-ブチル−ヒ
ドロキシトルエン(タケダ社製)0.1重量部、ジフェ
ニルホスフェート(和光純薬社製)0.4重量部、ステ
アリン酸アルミニウムを0.2重量部添加し、ラボプラ
ストミル(東洋精機社製)により樹脂温度200℃、3
0rpmの回転数で5分間溶融混練し結晶性熱可塑性樹
脂組成物を製造した。
荷重2.16kgで測定したメルトフローレート:12
g/10分)100重量部に、イルガノックス1010TM
(チバガイギー社製)0.1重量部、ジ-t-ブチル−ヒ
ドロキシトルエン(タケダ社製)0.1重量部、ジフェ
ニルホスフェート(和光純薬社製)0.4重量部、ステ
アリン酸アルミニウムを0.2重量部添加し、ラボプラ
ストミル(東洋精機社製)により樹脂温度200℃、3
0rpmの回転数で5分間溶融混練し結晶性熱可塑性樹
脂組成物を製造した。
【0057】得られた結晶性熱可塑性樹脂組成物を用い
溶融温度200℃、冷却温度20℃で圧縮成形し各種の
試験片を作成した。この試験片を用いて前記の試験方法
により各種物性の測定を行った。結果を表1に示す。
溶融温度200℃、冷却温度20℃で圧縮成形し各種の
試験片を作成した。この試験片を用いて前記の試験方法
により各種物性の測定を行った。結果を表1に示す。
【0058】
【実施例2】ステアリン酸アルミニウムに代えて、ステ
アリン酸ナトリウムを0.2重量部添加した以外は実施
例1と同様にして結晶性熱可塑性樹脂組成物を製造し
た。得られた結晶性熱可塑性樹脂組成物を用い、実施例
1と同様にして各種の試験片を作成した。この試験片を
用いて前記の試験方法により各種物性の測定を行った。
結果を表1に示す。
アリン酸ナトリウムを0.2重量部添加した以外は実施
例1と同様にして結晶性熱可塑性樹脂組成物を製造し
た。得られた結晶性熱可塑性樹脂組成物を用い、実施例
1と同様にして各種の試験片を作成した。この試験片を
用いて前記の試験方法により各種物性の測定を行った。
結果を表1に示す。
【0059】
【実施例3】ステアリン酸アルミニウムに代えて、合成
ハイドロタルサイト(DHT−4A:協和化学社製)を
0.2重量部添加した以外は実施例1と同様にして結晶
性熱可塑性樹脂組成物を製造した。得られた結晶性熱可
塑性樹脂組成物を用い、実施例1と同様にして各種の試
験片を作成した。この試験片を用いて前記の試験方法に
より各種物性の測定を行った。結果を表1に示す。
ハイドロタルサイト(DHT−4A:協和化学社製)を
0.2重量部添加した以外は実施例1と同様にして結晶
性熱可塑性樹脂組成物を製造した。得られた結晶性熱可
塑性樹脂組成物を用い、実施例1と同様にして各種の試
験片を作成した。この試験片を用いて前記の試験方法に
より各種物性の測定を行った。結果を表1に示す。
【0060】
【比較例1】ジフェニルホスフェートとステアリン酸ア
ルミニウムを全く用いなかった以外は実施例1と同様に
して結晶性熱可塑性樹脂組成物を製造した。得られた結
晶性熱可塑性樹脂組成物を用い、実施例1と同様にして
各種の試験片を作成した。この試験片を用いて前記の試
験方法により各種物性の測定を行った。結果を表1に示
す。
ルミニウムを全く用いなかった以外は実施例1と同様に
して結晶性熱可塑性樹脂組成物を製造した。得られた結
晶性熱可塑性樹脂組成物を用い、実施例1と同様にして
各種の試験片を作成した。この試験片を用いて前記の試
験方法により各種物性の測定を行った。結果を表1に示
す。
【0061】
【比較例2】ステアリン酸アルミニウムを全く用いなか
った以外は実施例1と同様にして結晶性熱可塑性樹脂組
成物を製造した。得られた結晶性熱可塑性樹脂組成物を
用い、実施例1と同様にして各種の試験片を作成した。
この試験片を用いて前記の試験方法により各種物性の測
定を行った。結果を表1に示す。
った以外は実施例1と同様にして結晶性熱可塑性樹脂組
成物を製造した。得られた結晶性熱可塑性樹脂組成物を
用い、実施例1と同様にして各種の試験片を作成した。
この試験片を用いて前記の試験方法により各種物性の測
定を行った。結果を表1に示す。
【0062】
【比較例3】ジフェニルホスフェートを全く用いなかっ
た以外は実施例1と同様にして結晶性熱可塑性樹脂組成
物を製造した。得られた結晶性熱可塑性樹脂組成物を用
い、実施例1と同様にして各種の試験片を作成した。こ
の試験片を用いて前記の試験方法により各種物性の測定
を行った。結果を表1に示す。
た以外は実施例1と同様にして結晶性熱可塑性樹脂組成
物を製造した。得られた結晶性熱可塑性樹脂組成物を用
い、実施例1と同様にして各種の試験片を作成した。こ
の試験片を用いて前記の試験方法により各種物性の測定
を行った。結果を表1に示す。
【0063】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/527 C08K 5/527 C08L 23/02 KFM C08L 23/02 KFM 59/00 LML 59/00 LML 67/02 KKD 67/02 KKD 77/00 KLB 77/00 KLB 101/00 101/00 (72)発明者 前 田 正 雄 大阪府大阪市鶴見区鶴見一丁目1番9号 荒川化学工業株式会社研究所内
Claims (14)
- 【請求項1】(A)結晶性熱可塑性樹脂;100重量部
と、(B)芳香族リン化合物;0.001〜30重量部
と、(C)金属元素含有化合物;0.001〜60重量
部とからなることを特徴とする樹脂組成物。 - 【請求項2】 前記結晶性熱可塑性樹脂(A)が、ポリ
オレフィン、ポリエステル、ポリアミドおよびポリアセ
タールからなる群より選ばれる1種の結晶性熱可塑性樹
脂である請求項1に記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 前記芳香族リン化合物(B)が、下記一
般式(Ia)で表される芳香族リン酸ジエステルおよび
下記一般式(Ib)で表される芳香族リン酸ジエステル
から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項1ま
たは2に記載の樹脂組成物。 【化1】 (式(Ia)中、R1 およびR2 は、互いに同一でも異
なっていてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアル
キル基またはアリール基を示す。式(Ib)中、R3 、
R4 およびR5 は、互いに同一でも異なっていてもよ
く、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基またはア
リール基を示す)。 - 【請求項4】 前記一般式(Ia)においてR1 が ter
t-ブチル基であり、R2 が水素原子であり、かつ前記一
般式(Ib)においてR3 およびR4 が tert-ブチル基
であり、R5 が水素原子である請求項3に記載の樹脂組
成物。 - 【請求項5】 前記金属元素含有化合物(C)がNa、
K、Li、Be、Mg、Zn、Al、SrおよびBaか
ら選ばれる少なくとも1種の金属元素を含む、少なくと
も1種の化合物である請求項1〜4のいずれかに記載の
樹脂組成物。 - 【請求項6】 前記金属元素含有化合物(C)がNa、
K、Li、Be、Mg、Zn、Al、SrおよびBaか
ら選ばれる金属元素と、高級脂肪酸との金属塩である請
求項1〜4のいずれかに記載の樹脂組成物。 - 【請求項7】 前記金属元素含有化合物(C)がハイド
ロタルサイト、タルク、水酸化マグネシウム、酸化マグ
ネシウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、ケ
イ酸ナトリウムおよびケイ酸カリウムから選ばれる少な
くとも1種の化合物である請求項1〜4のいずれかに記
載の樹脂組成物。 - 【請求項8】(A)結晶性熱可塑性樹脂と、(B)芳香
族リン化合物と、(C)金属元素含有化合物とを溶融混
練することを特徴とする結晶性熱可塑性樹脂組成物の製
造方法。 - 【請求項9】 前記結晶性熱可塑性樹脂(A)が、ポリ
オレフィン、ポリエステル、ポリアミドおよびポリアセ
タールからなる群より選ばれる1種の結晶性熱可塑性樹
脂である請求項8に記載の結晶性熱可塑性樹脂組成物の
製造方法。 - 【請求項10】 前記芳香族リン化合物(B)が、下記
一般式(Ia)で表される芳香族リン酸ジエステルおよ
び下記一般式(Ib)で表される芳香族リン酸ジエステ
ルから選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項8
または9に記載の結晶性熱可塑性樹脂の製造方法。 【化2】 (式(Ia)中、R1 およびR2 は、互いに同一でも異
なっていてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアル
キル基またはアリール基を示す。式(Ib)中、R3 、
R4 およびR5 は、互いに同一でも異なっていてもよ
く、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基またはア
リール基を示す)。 - 【請求項11】 前記一般式(Ia)においてR1 が t
ert-ブチル基であり、R2 が水素原子であり、かつ前記
一般式(Ib)においてR3 およびR4 が tert-ブチル
基であり、R5 が水素原子である請求項10に記載の結
晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法。 - 【請求項12】 前記金属元素含有化合物(C)がN
a、K、Li、Be、Mg、Zn、Al、SrおよびB
aから選ばれる少なくとも1種の金属元素を含む、少な
くとも1種の化合物である請求項8〜11のいずれかに
記載の結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法。 - 【請求項13】 前記金属元素含有化合物(C)がN
a、K、Li、Be、Mg、Zn、Al、SrおよびB
aから選ばれる金属元素と、高級脂肪酸との金属塩であ
る請求項8〜11のいずれかに記載の結晶性熱可塑性樹
脂組成物の製造方法。 - 【請求項14】 前記金属元素含有化合物(C)がハイ
ドロタルサイト、タルク、水酸化マグネシウム、酸化マ
グネシウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、
ケイ酸ナトリウムおよびケイ酸カリウムから選ばれる少
なくとも1種の化合物である請求項8〜11のいずれか
に記載の結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22375496A JPH1060168A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 樹脂組成物および結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22375496A JPH1060168A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 樹脂組成物および結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1060168A true JPH1060168A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16803192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22375496A Pending JPH1060168A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 樹脂組成物および結晶性熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1060168A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004091778A (ja) * | 2002-08-12 | 2004-03-25 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアミド樹脂組成物およびその製造方法 |
| JP2011219519A (ja) * | 2010-04-05 | 2011-11-04 | Japan Polypropylene Corp | プロピレン系樹脂シート |
| JP2011219518A (ja) * | 2010-04-05 | 2011-11-04 | Japan Polypropylene Corp | プロピレン系樹脂フィルムおよびその製造方法 |
| EP2702098A4 (en) * | 2011-04-26 | 2014-10-08 | Basf Se | ADDITIVES FOR POLYMERS WITH HIGH FLOW |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP22375496A patent/JPH1060168A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004091778A (ja) * | 2002-08-12 | 2004-03-25 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアミド樹脂組成物およびその製造方法 |
| JP2011219519A (ja) * | 2010-04-05 | 2011-11-04 | Japan Polypropylene Corp | プロピレン系樹脂シート |
| JP2011219518A (ja) * | 2010-04-05 | 2011-11-04 | Japan Polypropylene Corp | プロピレン系樹脂フィルムおよびその製造方法 |
| EP2702098A4 (en) * | 2011-04-26 | 2014-10-08 | Basf Se | ADDITIVES FOR POLYMERS WITH HIGH FLOW |
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