JPH1060336A - 水性記録液 - Google Patents
水性記録液Info
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- JPH1060336A JPH1060336A JP22536696A JP22536696A JPH1060336A JP H1060336 A JPH1060336 A JP H1060336A JP 22536696 A JP22536696 A JP 22536696A JP 22536696 A JP22536696 A JP 22536696A JP H1060336 A JPH1060336 A JP H1060336A
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- recording
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット記録用インク等の記録液とし
て適正で、染料受容層を有する記録紙に形成した画像は
耐久性が高く、しかもオフィスで一般に使用されている
普通紙にも良好に印字できる特性を有する記録液を提供
する。 【解決手段】 水溶性染料として酸性染料及び/又は直
接染料を含有し、水溶性有機溶剤として、少なくとも記
録時において、多価アルコール及び多価アルコール誘導
体からなる化合物群から選ばれる少なくとも1種と、1
以上のカルボニル基を有する環状化合物の少なくとも1
種とを、同時に含有する水性記録液。
て適正で、染料受容層を有する記録紙に形成した画像は
耐久性が高く、しかもオフィスで一般に使用されている
普通紙にも良好に印字できる特性を有する記録液を提供
する。 【解決手段】 水溶性染料として酸性染料及び/又は直
接染料を含有し、水溶性有機溶剤として、少なくとも記
録時において、多価アルコール及び多価アルコール誘導
体からなる化合物群から選ばれる少なくとも1種と、1
以上のカルボニル基を有する環状化合物の少なくとも1
種とを、同時に含有する水性記録液。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録液に関し、詳
しくは、各種プリンター等の記録装置等において記録を
行うためのインク等として用いられる水性記録液に関す
るものである。本発明は、たとえば、支持体上に染料受
容層が形成されてなる被記録材の染料受容層に、水溶性
染料を含有する記録液を被着させることにより記録を行
う場合に用いられる記録液として利用でき、あるいは、
特に染料受容層を形成していない普通紙に記録液を被着
させて記録を行う場合の記録液として利用することがで
きる。本発明の記録液は、記録液により被記録材(記録
媒体)上に画像(文字画像も含み、また、可視画像に限
られない)を形成する各種の記録技術において、適用す
ることができる。
しくは、各種プリンター等の記録装置等において記録を
行うためのインク等として用いられる水性記録液に関す
るものである。本発明は、たとえば、支持体上に染料受
容層が形成されてなる被記録材の染料受容層に、水溶性
染料を含有する記録液を被着させることにより記録を行
う場合に用いられる記録液として利用でき、あるいは、
特に染料受容層を形成していない普通紙に記録液を被着
させて記録を行う場合の記録液として利用することがで
きる。本発明の記録液は、記録液により被記録材(記録
媒体)上に画像(文字画像も含み、また、可視画像に限
られない)を形成する各種の記録技術において、適用す
ることができる。
【0002】
【従来の技術】水溶性染料を含有する記録液により記録
媒体上に記録を行う技術は広範な分野で採用されてお
り、近年は、与えられた画像情報に従って像様に記録液
を記録媒体上に付着させて記録を行う技術の進展が著し
い。この種の技術としては、たとえばインクを用いたイ
ンクジェット記録技術があり、これは近年、各種の分野
で多用されるに至っている。たとえば、近年のパーソナ
ルコンピュータ等の普及に伴い、該パーソナルコンピュ
ータの表示画像等を銀塩写真と同じように印画紙等のシ
ート状媒体に表示することが要求されており、この場合
に、インクジェット記録技術が代表的な表示記録手段の
一つとして、採用されている。インクジェット記録技術
における画像形成(印刷)の手段としては、一般に、電
界、熱、または圧力等を駆動源としてノズル等の吐出口
から液状のインクをシート状媒体である記録紙上に与え
て、このインクにより画像を形成している。
媒体上に記録を行う技術は広範な分野で採用されてお
り、近年は、与えられた画像情報に従って像様に記録液
を記録媒体上に付着させて記録を行う技術の進展が著し
い。この種の技術としては、たとえばインクを用いたイ
ンクジェット記録技術があり、これは近年、各種の分野
で多用されるに至っている。たとえば、近年のパーソナ
ルコンピュータ等の普及に伴い、該パーソナルコンピュ
ータの表示画像等を銀塩写真と同じように印画紙等のシ
ート状媒体に表示することが要求されており、この場合
に、インクジェット記録技術が代表的な表示記録手段の
一つとして、採用されている。インクジェット記録技術
における画像形成(印刷)の手段としては、一般に、電
界、熱、または圧力等を駆動源としてノズル等の吐出口
から液状のインクをシート状媒体である記録紙上に与え
て、このインクにより画像を形成している。
【0003】上記インクジェット記録技術においては、
インクとして水溶性染料を含有する水性インクを使用
し、被記録材としては、支持体上に染料等の色素を受容
する染料受容層を形成した記録紙を使用するのが、一般
的である。
インクとして水溶性染料を含有する水性インクを使用
し、被記録材としては、支持体上に染料等の色素を受容
する染料受容層を形成した記録紙を使用するのが、一般
的である。
【0004】上記のような記録技術において用いられる
水性インクに要求されている要素として、 (1)記録装置において固化することによる不都合、た
とえばプリンターのヘッド等におけるヘッド詰まりがな
いこと。 (2)被記録材であるたとえば記録紙(インクジェット
用記録紙等)に浸透しやすいこと。 (3)印画部の乾燥が速いこと。 (4)プリンター等から安定に吐出する物性値であるこ
と。 等がある。
水性インクに要求されている要素として、 (1)記録装置において固化することによる不都合、た
とえばプリンターのヘッド等におけるヘッド詰まりがな
いこと。 (2)被記録材であるたとえば記録紙(インクジェット
用記録紙等)に浸透しやすいこと。 (3)印画部の乾燥が速いこと。 (4)プリンター等から安定に吐出する物性値であるこ
と。 等がある。
【0005】一般に、上記水性インク等の記録液には、
水溶性染料、水の他に、染料溶解剤が使用されることが
多く、また添加剤として、湿潤剤、界面活性剤、防菌
剤、凝固点降下剤、消泡剤等が使用されている。上記水
溶性染料としては、記録紙の構成材料として一般的なセ
ルロース系材料に対して十分な染着性を有し、かつ、単
独でブラック色が出せる水溶性直接染料や、水溶性酸性
染料が主に使用されている。以下本明細書中、「水溶性
直接染料及び水溶性酸性染料」を、単に、「水溶性アニ
オン染料」と総称することもある。
水溶性染料、水の他に、染料溶解剤が使用されることが
多く、また添加剤として、湿潤剤、界面活性剤、防菌
剤、凝固点降下剤、消泡剤等が使用されている。上記水
溶性染料としては、記録紙の構成材料として一般的なセ
ルロース系材料に対して十分な染着性を有し、かつ、単
独でブラック色が出せる水溶性直接染料や、水溶性酸性
染料が主に使用されている。以下本明細書中、「水溶性
直接染料及び水溶性酸性染料」を、単に、「水溶性アニ
オン染料」と総称することもある。
【0006】被記録材である記録紙として、支持体上に
染料等の色素を受容する染料受容層を形成した記録紙を
使用する場合、記録紙の染料受容層としては、水溶性イ
ンクの滲みを抑制すべく、染料との親和性にすぐれた水
溶性高分子中に、種々の添加剤を分散させた層が形成さ
れるのが、一般的である。
染料等の色素を受容する染料受容層を形成した記録紙を
使用する場合、記録紙の染料受容層としては、水溶性イ
ンクの滲みを抑制すべく、染料との親和性にすぐれた水
溶性高分子中に、種々の添加剤を分散させた層が形成さ
れるのが、一般的である。
【0007】上記のようなインクジェット記録技術にお
いて使用される染料は、代表的な水溶性アニオン染料の
染色理論によれば、染料受容層に移行した後において
は、染料受容層成分とのファンデルワールス力、水素結
合等の相互結合作用によって、染料受容層に保持され
る。
いて使用される染料は、代表的な水溶性アニオン染料の
染色理論によれば、染料受容層に移行した後において
は、染料受容層成分とのファンデルワールス力、水素結
合等の相互結合作用によって、染料受容層に保持され
る。
【0008】したがって、水溶性アニオン染料を含む染
料により形成される画像に対して、より親和力の高い溶
剤や樹脂が接した場合、あるいは、染料と染料受容層と
の相互作用を打ち消すだけの熱エネルギが供給されたよ
うな場合には、染料の溶出や移行が誘発されたり、画像
のボケが発生することがある。このような状況になる
と、上記水溶性アニオン染料により形成された画像にお
いては、銀塩写真のような完全な定着性を確保すること
ができない。
料により形成される画像に対して、より親和力の高い溶
剤や樹脂が接した場合、あるいは、染料と染料受容層と
の相互作用を打ち消すだけの熱エネルギが供給されたよ
うな場合には、染料の溶出や移行が誘発されたり、画像
のボケが発生することがある。このような状況になる
と、上記水溶性アニオン染料により形成された画像にお
いては、銀塩写真のような完全な定着性を確保すること
ができない。
【0009】上記問題点の解決のため、たとえば特公昭
62−798号公報に示すように、水性インク用染料と
して反応性染料を用い、染料受容層中の活性基と共有結
合を形成する方法、あるいは米国特許第4694302
号に示すように、染料アニオンと染料受容層中の有機高
分子カチオン間にイオン結合を形成させる方法、特公昭
63−11158号公報に示すように、染料アニオンと
染料受容層中の無機低分子カチオン間にイオン結合を形
成させる方法等のような、化学結合に基づく手段が提案
されている。
62−798号公報に示すように、水性インク用染料と
して反応性染料を用い、染料受容層中の活性基と共有結
合を形成する方法、あるいは米国特許第4694302
号に示すように、染料アニオンと染料受容層中の有機高
分子カチオン間にイオン結合を形成させる方法、特公昭
63−11158号公報に示すように、染料アニオンと
染料受容層中の無機低分子カチオン間にイオン結合を形
成させる方法等のような、化学結合に基づく手段が提案
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような背景で、
各種の記録技術の開発がなされているわけであるが、記
録液の改良という点で、上述したような水性インクに求
められる要素のすべてを満たすように、インク中に溶剤
や、添加剤を含有させると、複雑な組成のインクになっ
てしまい、本来の溶剤、添加剤の特性を発揮できないイ
ンクとなったり、プリンターヘッドでの吐出にふさわし
くない物性のインクとなることがあるという問題点が生
じてくる。
各種の記録技術の開発がなされているわけであるが、記
録液の改良という点で、上述したような水性インクに求
められる要素のすべてを満たすように、インク中に溶剤
や、添加剤を含有させると、複雑な組成のインクになっ
てしまい、本来の溶剤、添加剤の特性を発揮できないイ
ンクとなったり、プリンターヘッドでの吐出にふさわし
くない物性のインクとなることがあるという問題点が生
じてくる。
【0011】また、従来のインクには、普通紙を被記録
材として用いて記録するにはふさわしくないという問題
点がある。すなわち上記したように、近年は、インクジ
ェット記録装置は、オフィス用、また個人用記録装置と
して急速に普及しつつあるが、従来のインクジェットプ
リンター用インクは、これを普通紙、たとえばリサイク
ル紙、コピー用紙等、オフィスで一般に使用されている
紙に対して印字を行うために用いると、印字したインク
が紙の繊維に沿って広がるため、ドット形状が不安定と
なり、滲みが発生する。このため、細い罫線や、細い文
字、JIS第2水準として規定されているような複雑な
漢字等が不鮮明に印字されて、見づらいという問題があ
った。よって、従来のインクは、入手の容易性、簡便
性、コストの点などで有利な普通紙(PPC用紙など)
に用いるインクとしては、使用しにくかったものであ
る。
材として用いて記録するにはふさわしくないという問題
点がある。すなわち上記したように、近年は、インクジ
ェット記録装置は、オフィス用、また個人用記録装置と
して急速に普及しつつあるが、従来のインクジェットプ
リンター用インクは、これを普通紙、たとえばリサイク
ル紙、コピー用紙等、オフィスで一般に使用されている
紙に対して印字を行うために用いると、印字したインク
が紙の繊維に沿って広がるため、ドット形状が不安定と
なり、滲みが発生する。このため、細い罫線や、細い文
字、JIS第2水準として規定されているような複雑な
漢字等が不鮮明に印字されて、見づらいという問題があ
った。よって、従来のインクは、入手の容易性、簡便
性、コストの点などで有利な普通紙(PPC用紙など)
に用いるインクとしては、使用しにくかったものであ
る。
【0012】また、上記した各公報で提案されているよ
うな手法では、インクや染料受容層中の反応性が非常に
高くなり、インクあるいは染料受容層の形成された記録
紙上に記録された画像の保存性が十分でなく、やはり銀
塩写真ほどの定着性を確保することは困難である。
うな手法では、インクや染料受容層中の反応性が非常に
高くなり、インクあるいは染料受容層の形成された記録
紙上に記録された画像の保存性が十分でなく、やはり銀
塩写真ほどの定着性を確保することは困難である。
【0013】また、染料と染料受容層の反応が短時間で
は終了しないため、画像が安定に形成されるまで、長時
間を要する、もしくは、安定に画像が形成するためには
加熱を要するといった、不都合も生じている。
は終了しないため、画像が安定に形成されるまで、長時
間を要する、もしくは、安定に画像が形成するためには
加熱を要するといった、不都合も生じている。
【0014】上記したような事情から、従来は、インク
ジェット記録技術により形成される画像は、証明写真
や、屋外展示用印刷物等の、高度に画像耐久性が要求さ
れる分野においては、実用が難しいとされている。しか
し、このような分野においても、インクジェット記録方
技術により形成される画像を実現できるように、その画
像の耐久性を高めることが要求されている。
ジェット記録技術により形成される画像は、証明写真
や、屋外展示用印刷物等の、高度に画像耐久性が要求さ
れる分野においては、実用が難しいとされている。しか
し、このような分野においても、インクジェット記録方
技術により形成される画像を実現できるように、その画
像の耐久性を高めることが要求されている。
【0015】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たもので、インクジェット記録用インク等の記録液とし
て適正な特性を満たし、かつ、染料受容層を有する記録
紙に形成した画像は耐久性が高く、たとえば、銀塩写真
に匹敵し得る耐久性を有するとともに、たとえばリサイ
クル紙、コピー用紙等、オフィスで一般に使用されてい
る普通紙にも良好に印字できる特性を有する記録液を提
供することを目的としている。
たもので、インクジェット記録用インク等の記録液とし
て適正な特性を満たし、かつ、染料受容層を有する記録
紙に形成した画像は耐久性が高く、たとえば、銀塩写真
に匹敵し得る耐久性を有するとともに、たとえばリサイ
クル紙、コピー用紙等、オフィスで一般に使用されてい
る普通紙にも良好に印字できる特性を有する記録液を提
供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水性記録液
は、水溶性染料として酸性染料及び/又は直接染料を含
有し、かつ水溶性有機溶剤を含有する水性記録液であっ
て、水溶性有機溶剤として、少なくとも記録時におい
て、多価アルコール及び多価アルコール誘導体からなる
化合物群から選ばれる少なくとも1種と、1以上のカル
ボニル基を有する環状化合物の少なくとも1種とを、同
時に含有することを特徴とするものである。本発明にお
いては、多価アルコール又は多価アルコール誘導体と、
カルボニル基を有する環状化合物とは、記録時、つまり
インク等としてこれにより印字や描画する時点で、共存
していればよく、記録液中に混在するのでも、記録時に
混合されるのでもよい。なお、記録液は任意の染料を含
有してもよいことは当然であり、たとえば、フルカラー
の画像の形成用に供してよい。
は、水溶性染料として酸性染料及び/又は直接染料を含
有し、かつ水溶性有機溶剤を含有する水性記録液であっ
て、水溶性有機溶剤として、少なくとも記録時におい
て、多価アルコール及び多価アルコール誘導体からなる
化合物群から選ばれる少なくとも1種と、1以上のカル
ボニル基を有する環状化合物の少なくとも1種とを、同
時に含有することを特徴とするものである。本発明にお
いては、多価アルコール又は多価アルコール誘導体と、
カルボニル基を有する環状化合物とは、記録時、つまり
インク等としてこれにより印字や描画する時点で、共存
していればよく、記録液中に混在するのでも、記録時に
混合されるのでもよい。なお、記録液は任意の染料を含
有してもよいことは当然であり、たとえば、フルカラー
の画像の形成用に供してよい。
【0017】この発明は、本発明者による次のような知
見に基づいて、なされたものである。すなわち、本発明
者が鋭意検討した結果、水溶性アニオン染料が、特定の
溶剤とともに用いることによって、上記目的を達成する
特性を持つ記録液となることを見出し、これに基づい
て、なされたものである。
見に基づいて、なされたものである。すなわち、本発明
者が鋭意検討した結果、水溶性アニオン染料が、特定の
溶剤とともに用いることによって、上記目的を達成する
特性を持つ記録液となることを見出し、これに基づい
て、なされたものである。
【0018】また、水溶性アニオン染料が、水吸着性も
しくは水に対する膨潤性にすぐれ、かつアニオン交換能
を有する層間に、イオン交換作用に基づくインターカレ
ーション反応により強固に固定されることを利用し、こ
の記録液を染料受容層に被着させると、保存性及び定着
性が良好で、耐久性の良い画像が形成されることを見出
した。さらに、リサイクル紙、コピー用紙等、オフィス
で一般に使用されている普通紙でも、上記記録液を用い
ると、印字したインクが紙の繊維に沿って広がってドッ
ト形状が不安定になり発生する滲みが抑えられることを
見い出した。
しくは水に対する膨潤性にすぐれ、かつアニオン交換能
を有する層間に、イオン交換作用に基づくインターカレ
ーション反応により強固に固定されることを利用し、こ
の記録液を染料受容層に被着させると、保存性及び定着
性が良好で、耐久性の良い画像が形成されることを見出
した。さらに、リサイクル紙、コピー用紙等、オフィス
で一般に使用されている普通紙でも、上記記録液を用い
ると、印字したインクが紙の繊維に沿って広がってドッ
ト形状が不安定になり発生する滲みが抑えられることを
見い出した。
【0019】以下本発明についてさらに説明すると、本
発明の記録液中には、水溶性有機溶剤として、少なくと
も記録時において、多価アルコール及び多価アルコール
誘導体からなる化合物群から選ばれる少なくとも1種
と、1以上のカルボニル基を有する環状化合物の少なく
とも1種とを、同時に含有する。
発明の記録液中には、水溶性有機溶剤として、少なくと
も記録時において、多価アルコール及び多価アルコール
誘導体からなる化合物群から選ばれる少なくとも1種
と、1以上のカルボニル基を有する環状化合物の少なく
とも1種とを、同時に含有する。
【0020】多価アルコール、及び多価アルコール誘導
体は、一般に高沸点溶媒であり、吸湿性があり、記録液
吐出部であるたとえばノズルの目詰まりを防止する効果
を有する。多価アルコールのうち、ジエチレングリコー
ルやグリセリン等は、染料のすぐれた溶剤ともなる。さ
らに、多価アルコール、及び多価アルコール誘導体は、
記録液を、インクとして形成する場合に、母体となる水
の氷点を低下させて、インクの保存性を高める作用も呈
する。また上記多価アルコール、及び多価アルコール誘
導体の含有量としては、記録液全体量に対してたとえば
1重量%以上であれば良い。好ましい含有量の上限とし
ては、たとえば記録液としてインクを使用した場合で
は、そのインクの粘性及び乾燥性を考えれば、総量で4
0重量%程度であり、総量で5重量%〜30重量%とす
ることが好ましい。
体は、一般に高沸点溶媒であり、吸湿性があり、記録液
吐出部であるたとえばノズルの目詰まりを防止する効果
を有する。多価アルコールのうち、ジエチレングリコー
ルやグリセリン等は、染料のすぐれた溶剤ともなる。さ
らに、多価アルコール、及び多価アルコール誘導体は、
記録液を、インクとして形成する場合に、母体となる水
の氷点を低下させて、インクの保存性を高める作用も呈
する。また上記多価アルコール、及び多価アルコール誘
導体の含有量としては、記録液全体量に対してたとえば
1重量%以上であれば良い。好ましい含有量の上限とし
ては、たとえば記録液としてインクを使用した場合で
は、そのインクの粘性及び乾燥性を考えれば、総量で4
0重量%程度であり、総量で5重量%〜30重量%とす
ることが好ましい。
【0021】1以上のカルボニル基を有する環状化合物
は、染料の定着を促進する作用を示す。たとえば、層間
化合物を有する染料受容層に用いる場合、染料受容層に
浸透しきれずに乾燥し、層間化合物と反応できない染料
も、この1以上のカルボニル基を有する環状化合物の作
用により、その定着が促進される。このような環状化合
物のうち、炭酸プロピレン等は、染料のすぐれた溶剤と
もなる。さらに、記録液をインクとして形成する場合
に、母体となる水の氷点を低下させて、インクの保存性
を高める作用も呈する。上記環状化合物の含有量として
は、記録液全体量に対して、1〜50重量%の範囲であ
ることが好ましい。
は、染料の定着を促進する作用を示す。たとえば、層間
化合物を有する染料受容層に用いる場合、染料受容層に
浸透しきれずに乾燥し、層間化合物と反応できない染料
も、この1以上のカルボニル基を有する環状化合物の作
用により、その定着が促進される。このような環状化合
物のうち、炭酸プロピレン等は、染料のすぐれた溶剤と
もなる。さらに、記録液をインクとして形成する場合
に、母体となる水の氷点を低下させて、インクの保存性
を高める作用も呈する。上記環状化合物の含有量として
は、記録液全体量に対して、1〜50重量%の範囲であ
ることが好ましい。
【0022】さらに、記録液中の溶剤として、ジグリセ
リンボラート(以下DGBと称することもある。)又は
その誘導体を含有することが好ましい。ジグリセリンボ
ラート(DGB)又はその誘導体は、少なくとも1種の
グリコール誘導体、もしくは、1種以上の環状ケトン誘
導体、あるいは、それらを組み合わせた化合物を含有し
ていることが好ましい。上記ジグリセリンボラート(D
GB)は、粘度を変えずに表面張力を制御でき、記録液
滴の吐出安定性を高める効果を有する。また、ジグリセ
リンボラート(DGB)は吸湿性があり、ノズルの目詰
まりを防止する効果を有し、記録液をインクとして形成
した場合の保存性を高める効果も有する。さらには、記
録液をインクとして形成した場合のカビの発生を防止し
て、保存性を高める効果を有する。ジグリセリンボラー
ト(DGB)又はその誘導体として、その黄色ブドウ球
菌に対するMIC(μg/ml)が、3200以下であ
るものを用いるのが好ましい。記録液に含まれるジグリ
セリンボラート(DGB)又はその誘導体の含有量は、
記録液全体の1〜30重量%の範囲であることが好まし
い。
リンボラート(以下DGBと称することもある。)又は
その誘導体を含有することが好ましい。ジグリセリンボ
ラート(DGB)又はその誘導体は、少なくとも1種の
グリコール誘導体、もしくは、1種以上の環状ケトン誘
導体、あるいは、それらを組み合わせた化合物を含有し
ていることが好ましい。上記ジグリセリンボラート(D
GB)は、粘度を変えずに表面張力を制御でき、記録液
滴の吐出安定性を高める効果を有する。また、ジグリセ
リンボラート(DGB)は吸湿性があり、ノズルの目詰
まりを防止する効果を有し、記録液をインクとして形成
した場合の保存性を高める効果も有する。さらには、記
録液をインクとして形成した場合のカビの発生を防止し
て、保存性を高める効果を有する。ジグリセリンボラー
ト(DGB)又はその誘導体として、その黄色ブドウ球
菌に対するMIC(μg/ml)が、3200以下であ
るものを用いるのが好ましい。記録液に含まれるジグリ
セリンボラート(DGB)又はその誘導体の含有量は、
記録液全体の1〜30重量%の範囲であることが好まし
い。
【0023】記録液中の界面活性剤としては、分子構造
中に、少なくとも1個のボロン原子を有する非イオン性
界面活性剤が、記録液組成中に含有されるものである場
合が好ましい。この非イオン性界面活性剤は、インクの
粘性、湿潤性、画像の耐光性に影響を与えることなく、
記録液としてインクを形成した場合の表面張力を制御す
る効果を有する。記録液中に含まれる界面活性剤の含有
量は、記録液全体の0.01〜1重量%であることが好
ましい。
中に、少なくとも1個のボロン原子を有する非イオン性
界面活性剤が、記録液組成中に含有されるものである場
合が好ましい。この非イオン性界面活性剤は、インクの
粘性、湿潤性、画像の耐光性に影響を与えることなく、
記録液としてインクを形成した場合の表面張力を制御す
る効果を有する。記録液中に含まれる界面活性剤の含有
量は、記録液全体の0.01〜1重量%であることが好
ましい。
【0024】この場合、上記分子構造中に少なくとも1
個のボロン原子を有する非イオン性界面活性剤が、その
黄色ブドウ球菌に対するMIC(μg/ml)が320
0以下であることが好ましい。
個のボロン原子を有する非イオン性界面活性剤が、その
黄色ブドウ球菌に対するMIC(μg/ml)が320
0以下であることが好ましい。
【0025】本発明の実施において、記録液中の水溶性
染料が直接染料であり、下記式(1)で表される染料、
もしくは、C.I.ダイレクトイエロー132のいずれ
かであることは、好ましい態様である。
染料が直接染料であり、下記式(1)で表される染料、
もしくは、C.I.ダイレクトイエロー132のいずれ
かであることは、好ましい態様である。
【0026】
【化2】
【0027】本発明の実施において、記録液中の水溶性
染料が酸性染料であり、C.I.アシッドレッド24
9、もしくは、C.I.アシッドブラック2のいずれか
であることは、好ましい態様である。
染料が酸性染料であり、C.I.アシッドレッド24
9、もしくは、C.I.アシッドブラック2のいずれか
であることは、好ましい態様である。
【0028】本発明の実施において、本発明の記録液
を、層間化合物を含有する染料受容層が形成されてなる
記録紙の染料受容層に被着して記録を行う形態で使用す
ることができる。
を、層間化合物を含有する染料受容層が形成されてなる
記録紙の染料受容層に被着して記録を行う形態で使用す
ることができる。
【0029】本発明の実施において、本発明の記録液
を、普通紙に被着して記録を行う形態で使用することが
できる。
を、普通紙に被着して記録を行う形態で使用することが
できる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施の形態の具体的
実施例について説明することにより、本発明の実施の形
態についてさらに詳細に説明する。但し当然のことでは
あるが、本発明は以下説明する実施の形態例に限定され
るものではない。
実施例について説明することにより、本発明の実施の形
態についてさらに詳細に説明する。但し当然のことでは
あるが、本発明は以下説明する実施の形態例に限定され
るものではない。
【0031】実施例1 本実施例では、次のような実験を行った。すなわち、本
実験においては、本発明に係る水性記録液を、水溶性染
料として直接染料及び酸性染料を含有したインクジェッ
ト用記録液に具体化して使用した。また被記録材とし
て、後記するような染料受容層を有する記録紙、及び、
オフィスで一般に使用されている紙(普通紙)を用意
し、上記水性記録液を用いてこれらに記録を行ったとき
の水性記録液としての特性、特にインクジェット用記録
液としての特性を、オフィスで一般に使用されている普
通紙に記録した時の印字サンプルの滲みを含め、調査し
た。
実験においては、本発明に係る水性記録液を、水溶性染
料として直接染料及び酸性染料を含有したインクジェッ
ト用記録液に具体化して使用した。また被記録材とし
て、後記するような染料受容層を有する記録紙、及び、
オフィスで一般に使用されている紙(普通紙)を用意
し、上記水性記録液を用いてこれらに記録を行ったとき
の水性記録液としての特性、特にインクジェット用記録
液としての特性を、オフィスで一般に使用されている普
通紙に記録した時の印字サンプルの滲みを含め、調査し
た。
【0032】本例で用いるインクサンプル(本発明に係
るインクサンプル、及び比較のインクサンプル)、及
び、記録紙の構成を、以下に記す。 〔インクサンプル〕本発明に係る水性記録液の具体例と
して、下記に示すような配合のインクサンプル1を用意
した。水溶性染料としては前述の構造を有するC.I.
ダイレクトブルー199を用意し、これを用いてこのイ
ンクサンプル1を調製した。なお下記に示す「部」は、
特に断わらない限り、「重量部」を示す。 (インクサンプル1のインク配合) 染料 5部 水 61.99部 ジエチレングリコール 5部 ジエチレングリコールモノメチルエーテル 9.5部 2−ピロリドン 3部 ジグリセリンボラート 0.5部 炭酸プロピレン 15部 非イオン界面活性剤(LB−120,ボロンインターナショナル製) 0.01部 上記組成中の非イオン界面活性剤であるLB−120
は、ボロン原子を中心に置き、その黄色ブドウ球菌に対
するMIC(μg/ml)が3200以下である抗菌作
用をもち、また、帯電防止効果を有するものである。 〔インク比較サンプル〕染料は上記インクサンプル調製
用に使用したのと同じ染料を使用し、下記配合により、
インク比較サンプル1とした。このインク比較サンプル
1は、上記本発明に係るインクサンプル1と違って、カ
ルボニル基含有環状化合物である炭酸プロピレンを含有
しない。また、ジグリセリンボラートは含んでいない。 (インク比較サンプル1のインク配合) 染料 5部 水 77.5部 ジエチレングリコール 5部 ジエチレングリコールモノメチルエーテル 9.5部 2−ピロリドン 3部
るインクサンプル、及び比較のインクサンプル)、及
び、記録紙の構成を、以下に記す。 〔インクサンプル〕本発明に係る水性記録液の具体例と
して、下記に示すような配合のインクサンプル1を用意
した。水溶性染料としては前述の構造を有するC.I.
ダイレクトブルー199を用意し、これを用いてこのイ
ンクサンプル1を調製した。なお下記に示す「部」は、
特に断わらない限り、「重量部」を示す。 (インクサンプル1のインク配合) 染料 5部 水 61.99部 ジエチレングリコール 5部 ジエチレングリコールモノメチルエーテル 9.5部 2−ピロリドン 3部 ジグリセリンボラート 0.5部 炭酸プロピレン 15部 非イオン界面活性剤(LB−120,ボロンインターナショナル製) 0.01部 上記組成中の非イオン界面活性剤であるLB−120
は、ボロン原子を中心に置き、その黄色ブドウ球菌に対
するMIC(μg/ml)が3200以下である抗菌作
用をもち、また、帯電防止効果を有するものである。 〔インク比較サンプル〕染料は上記インクサンプル調製
用に使用したのと同じ染料を使用し、下記配合により、
インク比較サンプル1とした。このインク比較サンプル
1は、上記本発明に係るインクサンプル1と違って、カ
ルボニル基含有環状化合物である炭酸プロピレンを含有
しない。また、ジグリセリンボラートは含んでいない。 (インク比較サンプル1のインク配合) 染料 5部 水 77.5部 ジエチレングリコール 5部 ジエチレングリコールモノメチルエーテル 9.5部 2−ピロリドン 3部
【0033】〔記録紙サンプル〕次に示す構成の、染料
受容層を有する記録紙、及び、オフィスで一般に使用さ
れているリサイクル紙を用意した。 (記録紙サンプル−1、特願平07−182853号に
記載の印画紙)エチルアルコール90gに、層間化合物
として合成ハイドロサルタイト(協和化学工業株式会社
製の焼成ハイドロサルタイト(商品名:KW2000)
を9gと、樹脂として、ポリビニルブチラール(商品
名:エスレックBL−S、積水化学工業株式会社製)1
gを加えて、2週間ロールミルで分散させて、懸濁溶液
を得た。なお上記層間化合物とは、層状をなす分子(一
般に高分子化合物分子)が2以上の層を構成して、その
層間に交換性イオンを有しうるようになっているもので
ある。
受容層を有する記録紙、及び、オフィスで一般に使用さ
れているリサイクル紙を用意した。 (記録紙サンプル−1、特願平07−182853号に
記載の印画紙)エチルアルコール90gに、層間化合物
として合成ハイドロサルタイト(協和化学工業株式会社
製の焼成ハイドロサルタイト(商品名:KW2000)
を9gと、樹脂として、ポリビニルブチラール(商品
名:エスレックBL−S、積水化学工業株式会社製)1
gを加えて、2週間ロールミルで分散させて、懸濁溶液
を得た。なお上記層間化合物とは、層状をなす分子(一
般に高分子化合物分子)が2以上の層を構成して、その
層間に交換性イオンを有しうるようになっているもので
ある。
【0034】続いて、支持体として、厚さ125μmの
透明ポリエチレンテレフタレートフィルムを用意して、
この上に上記懸濁溶液を乾燥厚さ10μmとなるように
ワイヤーバーを用いて塗布して染料受容層を形成して記
録紙を製造し、記録紙サンプルとした。
透明ポリエチレンテレフタレートフィルムを用意して、
この上に上記懸濁溶液を乾燥厚さ10μmとなるように
ワイヤーバーを用いて塗布して染料受容層を形成して記
録紙を製造し、記録紙サンプルとした。
【0035】また、別途、オフィスで一般に使用されて
いる紙としてリサイクル紙を用意し、記録紙として使用
した。
いる紙としてリサイクル紙を用意し、記録紙として使用
した。
【0036】次に上記のようにして得られたインクサン
プル1及びインク比較サンプル1を、エプソン社製のプ
リンター(MJ−800C)のインクとして詰め替えて
おき、まず、プリンターヘッドの目詰まりを調査した。
プリンターヘッドの目詰まりがないものを○、プリンタ
ーヘッドの目詰まりがあるものを×とした。
プル1及びインク比較サンプル1を、エプソン社製のプ
リンター(MJ−800C)のインクとして詰め替えて
おき、まず、プリンターヘッドの目詰まりを調査した。
プリンターヘッドの目詰まりがないものを○、プリンタ
ーヘッドの目詰まりがあるものを×とした。
【0037】次に、インクのノズルからの吐出安定性を
を調べた。プリンターのノズルからインクが安定吐出し
ているものを○、安定吐出していないものを×とした。
を調べた。プリンターのノズルからインクが安定吐出し
ているものを○、安定吐出していないものを×とした。
【0038】さらに、インクの保存安定性を調べた。こ
こでは保存安定性を、保存したときのインクの粘性変
化、変質、沈澱物の形成の有無、ヘッドの目詰まりにつ
いて、調査した。具体的には、被調査インクを前記エプ
ソン社製のプリンターのインクとして詰め替え、使用せ
ずに室温(25℃)で1週間放置した。放置後、印字を
行い、インクの吐出状態の変化で、保存安定性を判定し
た。インクに保存安定性のあるものを○、保存安定性の
ないものを×とした。以上の結果を、表1に示す。
こでは保存安定性を、保存したときのインクの粘性変
化、変質、沈澱物の形成の有無、ヘッドの目詰まりにつ
いて、調査した。具体的には、被調査インクを前記エプ
ソン社製のプリンターのインクとして詰め替え、使用せ
ずに室温(25℃)で1週間放置した。放置後、印字を
行い、インクの吐出状態の変化で、保存安定性を判定し
た。インクに保存安定性のあるものを○、保存安定性の
ないものを×とした。以上の結果を、表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】また上記の方法で、インクサンプル1及び
インク比較サンプル1を用い、上記した染料受容層を有
する印画紙である記録紙サンプルに印字を行って、印字
サンプルを得た。この場合の、上記染料受容層を有する
記録紙の印画部における、インクの浸透性及び乾燥性を
調べた。染料受容層を有する記録紙の印画部へのインク
の浸透性及び乾燥性が良いものを○、悪いものを×とし
た。
インク比較サンプル1を用い、上記した染料受容層を有
する印画紙である記録紙サンプルに印字を行って、印字
サンプルを得た。この場合の、上記染料受容層を有する
記録紙の印画部における、インクの浸透性及び乾燥性を
調べた。染料受容層を有する記録紙の印画部へのインク
の浸透性及び乾燥性が良いものを○、悪いものを×とし
た。
【0041】次に、オフィスで普通に使用されるリサイ
クル紙を記録紙として印字を行い、その場合のインクの
滲みを調査した。印字したインクが紙の繊維に沿って広
がるためドット形状が不定型となって発生する滲みにつ
いて、このような滲みがないものを○、滲みがあるもの
を×とした。その結果を表2に示す。
クル紙を記録紙として印字を行い、その場合のインクの
滲みを調査した。印字したインクが紙の繊維に沿って広
がるためドット形状が不定型となって発生する滲みにつ
いて、このような滲みがないものを○、滲みがあるもの
を×とした。その結果を表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】表1,表2の結果から、記録液中に特定の
溶剤及び添加剤を有する水溶性染料を含有するインクサ
ンプル1は、記録液中に特定の溶剤及び添加剤を含有し
ない記録液比較サンプル1よりもインクジェット用記録
液としての特性を満たしていることがわかる。特に、目
詰まりがなく、吐出の安定性がよく、保存安定性があっ
て、かつ、印画部の浸透性と、乾燥性がよいものであ
る。また、染料受容層を備える記録紙に対しても、また
オフィスで一般に使用されている紙に対しても、ともに
適正がある水性インクであることが確認された。なお、
本実施例ではジグリセリンボラートを用いたことによっ
て、吐出性及び保存安定性をより高めることができた。
また本実施例では、抗菌性のある界面活性剤を用いたこ
とによって、さらに吐出性及び保存安定性(抗菌性)を
高めることができた。
溶剤及び添加剤を有する水溶性染料を含有するインクサ
ンプル1は、記録液中に特定の溶剤及び添加剤を含有し
ない記録液比較サンプル1よりもインクジェット用記録
液としての特性を満たしていることがわかる。特に、目
詰まりがなく、吐出の安定性がよく、保存安定性があっ
て、かつ、印画部の浸透性と、乾燥性がよいものであ
る。また、染料受容層を備える記録紙に対しても、また
オフィスで一般に使用されている紙に対しても、ともに
適正がある水性インクであることが確認された。なお、
本実施例ではジグリセリンボラートを用いたことによっ
て、吐出性及び保存安定性をより高めることができた。
また本実施例では、抗菌性のある界面活性剤を用いたこ
とによって、さらに吐出性及び保存安定性(抗菌性)を
高めることができた。
【0044】実施例2 本実施例では、次のような実験を行った。すなわち、本
実験においては、本発明に係る水性記録液を、水溶性染
料として直接染料又は酸性染料を含有したインクジェッ
ト用記録液に具体化して使用し、これを用いて形成した
画像の耐久性を調べた。用いた被記録材は、実施例1で
用いたのと同じ染料受容層を有する記録紙、及び、オフ
ィスで一般に使用されている紙(普通紙)である。
実験においては、本発明に係る水性記録液を、水溶性染
料として直接染料又は酸性染料を含有したインクジェッ
ト用記録液に具体化して使用し、これを用いて形成した
画像の耐久性を調べた。用いた被記録材は、実施例1で
用いたのと同じ染料受容層を有する記録紙、及び、オフ
ィスで一般に使用されている紙(普通紙)である。
【0045】本例で用いるインクサンプル(本発明に係
るインクサンプル4種、及び比較のインクサンプル)の
構成を、以下に記す。 〔インクサンプル〕本発明に係る水性記録液の具体例と
して、下記に示すような配合のインクサンプル2〜5を
用意した。水溶性染料は4種類用意し、インクサンプル
2〜5に対してそれぞれ、前述の構造を有するC.I.
ダイレクトブルー199、C.I.ダイレクトイエロー
132(以上直接染料)、C.I.アシッドレッド24
9、C.I.アシッドブラック2(以上酸性染料)を用
いた。
るインクサンプル4種、及び比較のインクサンプル)の
構成を、以下に記す。 〔インクサンプル〕本発明に係る水性記録液の具体例と
して、下記に示すような配合のインクサンプル2〜5を
用意した。水溶性染料は4種類用意し、インクサンプル
2〜5に対してそれぞれ、前述の構造を有するC.I.
ダイレクトブルー199、C.I.ダイレクトイエロー
132(以上直接染料)、C.I.アシッドレッド24
9、C.I.アシッドブラック2(以上酸性染料)を用
いた。
【0046】 (インクサンプル2〜5のインク配合) 染料 5部 水 61.99部 ジエチレングリコール 5部 ジエチレングリコールモノメチルエーテル 9.5部 2−ピロリドン 3部 ジグリセリンボラート 0.5部 炭酸プロピレン 15部 非イオン界面活性剤(LB−120,ボロンインターナショナル製) 0.01部
【0047】〔インク比較サンプル〕染料は上記インク
サンプル調製用に使用したのと同じ染料を使用し、下記
配合により、それぞれインク比較サンプル2〜5とし
た。このインク比較サンプル2〜5は、上記本発明に係
るインクサンプル2〜5に対し、カルボニル基含有環状
化合物である炭酸プロピレンを含有しない。また、ジグ
リセリンボラートは含んでいない。 (インク比較サンプル2〜5のインク配合) 染料 5部 水 77.5部 ジエチレングリコール 5部 ジエチレングリコールモノメチルエーテル 9.5部 2−ピロリドン 3部
サンプル調製用に使用したのと同じ染料を使用し、下記
配合により、それぞれインク比較サンプル2〜5とし
た。このインク比較サンプル2〜5は、上記本発明に係
るインクサンプル2〜5に対し、カルボニル基含有環状
化合物である炭酸プロピレンを含有しない。また、ジグ
リセリンボラートは含んでいない。 (インク比較サンプル2〜5のインク配合) 染料 5部 水 77.5部 ジエチレングリコール 5部 ジエチレングリコールモノメチルエーテル 9.5部 2−ピロリドン 3部
【0048】次に上記のようにして得られたインクサン
プル2〜5及びインク比較サンプル2〜5を、エプソン
社製のプリンター(MJ−800C)のインクとして詰
め替えておき、前記した記録紙(染料受容層を有する印
画紙)に印字を行って、画像(印字)を形成したサンプ
ル(印字サンプル)を得た。得られた印字サンプルの耐
光性及び耐水性を、次のようにして調べた。
プル2〜5及びインク比較サンプル2〜5を、エプソン
社製のプリンター(MJ−800C)のインクとして詰
め替えておき、前記した記録紙(染料受容層を有する印
画紙)に印字を行って、画像(印字)を形成したサンプ
ル(印字サンプル)を得た。得られた印字サンプルの耐
光性及び耐水性を、次のようにして調べた。
【0049】すなわち、耐光性を調査すべく、インクサ
ンプル2〜5及びインク比較サンプル2〜5により上記
記録紙サンプルに形成された印字の濃度を、マクベス社
製濃度計(機種名:TR−924)によって、測定し
た。
ンプル2〜5及びインク比較サンプル2〜5により上記
記録紙サンプルに形成された印字の濃度を、マクベス社
製濃度計(機種名:TR−924)によって、測定し
た。
【0050】次に、上記各サンプルに、キセノンアーク
フェードメーター(アトラス試験機)により、72時間
かけて、90kJ/m2 のエネルギーを照射した。
フェードメーター(アトラス試験機)により、72時間
かけて、90kJ/m2 のエネルギーを照射した。
【0051】続いて、エネルギー照射後の各サンプルの
印字の濃度を、上述と同様に測定した。エネルギー照射
後の印字サンプルが、初期の状態と濃度、色差がほとん
ど変わらないものを○、初期の印字サンプルよりやや劣
るものを△、劣化が激しいものを×として、評価を行っ
た。下記表3に評価結果を示す。
印字の濃度を、上述と同様に測定した。エネルギー照射
後の印字サンプルが、初期の状態と濃度、色差がほとん
ど変わらないものを○、初期の印字サンプルよりやや劣
るものを△、劣化が激しいものを×として、評価を行っ
た。下記表3に評価結果を示す。
【0052】
【表3】
【0053】表3の結果から、層間化合物を含有する染
料受容層が支持体上に形成されている記録紙に、記録液
中に特定の溶剤及び添加剤を有する水溶性染料を含有す
るインクサンプル2〜5により記録を行ったものは、記
録液中に特定の溶剤及び添加剤を含有しない記録液比較
サンプル2〜5よりも、耐光性が向上していることが確
認された。
料受容層が支持体上に形成されている記録紙に、記録液
中に特定の溶剤及び添加剤を有する水溶性染料を含有す
るインクサンプル2〜5により記録を行ったものは、記
録液中に特定の溶剤及び添加剤を含有しない記録液比較
サンプル2〜5よりも、耐光性が向上していることが確
認された。
【0054】さらに、耐水性を調べるため、以下の実験
を行った。すなわち、インクサンプル2〜5及びインク
比較サンプル2〜5により印字記録された記録紙につい
て、これを画像形成面(印字面)が水に接するように蒸
留水中に10分間浸漬させた。このとき、染料の溶出が
無く、画像の滲みも生じていないものを○、水中への染
料の溶出が生じているものを×として、評価した。結果
を、下記の表4に示す。
を行った。すなわち、インクサンプル2〜5及びインク
比較サンプル2〜5により印字記録された記録紙につい
て、これを画像形成面(印字面)が水に接するように蒸
留水中に10分間浸漬させた。このとき、染料の溶出が
無く、画像の滲みも生じていないものを○、水中への染
料の溶出が生じているものを×として、評価した。結果
を、下記の表4に示す。
【0055】
【表4】
【0056】表4の結果から、層間化合物を含有する染
料受容層が支持体上に形成されている記録紙に、記録液
中に特定の溶剤及び添加剤を有する水溶性染料を含有す
るインクサンプル2〜5により記録を行ったものは、記
録液中に特定の溶剤及び添加剤を含有しない記録液比較
サンプル2〜5よりも、耐水性が向上していることが確
認された。
料受容層が支持体上に形成されている記録紙に、記録液
中に特定の溶剤及び添加剤を有する水溶性染料を含有す
るインクサンプル2〜5により記録を行ったものは、記
録液中に特定の溶剤及び添加剤を含有しない記録液比較
サンプル2〜5よりも、耐水性が向上していることが確
認された。
【0057】本実施例によれば、上記のごとく、染料受
容層が支持体上に形成されている記録紙に、記録液中に
特定の溶剤及び添加剤を有する水溶性染料を含有するイ
ンクサンプル2〜5により記録を行ったものは、イオン
交換作用に基づくインターカーション反応により染料が
強固に定着保持し、よってこれにより直接染料が層間化
合物により染料受容層中に強固に定着されることが確認
された。
容層が支持体上に形成されている記録紙に、記録液中に
特定の溶剤及び添加剤を有する水溶性染料を含有するイ
ンクサンプル2〜5により記録を行ったものは、イオン
交換作用に基づくインターカーション反応により染料が
強固に定着保持し、よってこれにより直接染料が層間化
合物により染料受容層中に強固に定着されることが確認
された。
【0058】したがって、本発明の水性記録液は、イン
クジェット記録用記録液としての特性を満たし、かつ、
染料受容層を有する記録紙に形成した画像の保存性、定
着性が良好で、耐久性も良好となることが確認された。
クジェット記録用記録液としての特性を満たし、かつ、
染料受容層を有する記録紙に形成した画像の保存性、定
着性が良好で、耐久性も良好となることが確認された。
【0059】なお別途、実施例1におけると同様に、オ
フィスで普通に使用されるリサイクル紙を記録紙として
印字を行い、その場合のインクの滲みを調査したとこ
ろ、本発明に係る記録液については、滲みの無い印字が
得られた。よって、この記録液(インクサンプル2〜
5)は、オフィスで一般に使用されている紙に対して、
適正をもつことが確認された。
フィスで普通に使用されるリサイクル紙を記録紙として
印字を行い、その場合のインクの滲みを調査したとこ
ろ、本発明に係る記録液については、滲みの無い印字が
得られた。よって、この記録液(インクサンプル2〜
5)は、オフィスで一般に使用されている紙に対して、
適正をもつことが確認された。
【0060】以上の説明からも明らかなように、本発明
の水性記録液は、インクジェット記録用記録液としての
特性を満たし、かつ、染料受容層を有する記録紙に対し
ても、オフィスで一般に使用されている普通紙に対して
も、適正をもつことが確認された。
の水性記録液は、インクジェット記録用記録液としての
特性を満たし、かつ、染料受容層を有する記録紙に対し
ても、オフィスで一般に使用されている普通紙に対して
も、適正をもつことが確認された。
【0061】かつ、水溶性染料を含有する本発明の水性
記録液は、イオン交換作用に基づくインターカレーショ
ン反応により層間化合物を含有する染料受容層にその染
料が強固に定着保持され、形成される画像の保存性、定
着性が良好になり、耐久性も良好となる。
記録液は、イオン交換作用に基づくインターカレーショ
ン反応により層間化合物を含有する染料受容層にその染
料が強固に定着保持され、形成される画像の保存性、定
着性が良好になり、耐久性も良好となる。
【0062】以上のことから、本発明の水性記録液は、
記録紙を選ばずに使用できることがわかる。また、本発
明の水性記録液を用いて、層間化合物を含有する染料受
容層を備えた記録紙に画像を形成した場合には、銀塩写
真に匹敵し得る耐久性を有するものとなり、証明写真
や、屋外展示物等として、十分に使用し得るものとなっ
て、その工業的価値は、非常に高い。
記録紙を選ばずに使用できることがわかる。また、本発
明の水性記録液を用いて、層間化合物を含有する染料受
容層を備えた記録紙に画像を形成した場合には、銀塩写
真に匹敵し得る耐久性を有するものとなり、証明写真
や、屋外展示物等として、十分に使用し得るものとなっ
て、その工業的価値は、非常に高い。
【0063】
【発明の効果】本発明の水性記録液は、インクジェット
記録用インク等の記録液として適正な特性を満たし、か
つ、染料受容層を有する記録紙に形成した画像は耐久性
が高く、たとえば、銀塩写真に匹敵し得る耐久性を有す
るとともに、たとえばリサイクル紙、コピー用紙等、オ
フィスで一般に使用されている普通紙にも良好に印字で
きる特性を有するという効果を発揮する。
記録用インク等の記録液として適正な特性を満たし、か
つ、染料受容層を有する記録紙に形成した画像は耐久性
が高く、たとえば、銀塩写真に匹敵し得る耐久性を有す
るとともに、たとえばリサイクル紙、コピー用紙等、オ
フィスで一般に使用されている普通紙にも良好に印字で
きる特性を有するという効果を発揮する。
Claims (13)
- 【請求項1】水溶性染料として酸性染料及び/又は直接
染料を含有し、かつ水溶性有機溶剤を含有する水性記録
液であって、 水溶性有機溶剤として、少なくとも記録時において、多
価アルコール及び多価アルコール誘導体からなる化合物
群から選ばれる少なくとも1種と、1以上のカルボニル
基を有する環状化合物の少なくとも1種とを、同時に含
有することを特徴とする水性記録液。 - 【請求項2】1以上のカルボニル基を有する環状化合物
の含有量が、記録液全体の1〜50重量%であることを
特徴とする請求項1に記載の水性記録液。 - 【請求項3】ジグリセリンボラート又はその誘導体を含
有することを特徴とする請求項1に記載の水性記録液。 - 【請求項4】ジグリセリンボラート又はその誘導体の含
有量が、記録液全体の1〜30重量%であることを特徴
とする請求項3に記載の水性記録液。 - 【請求項5】ジグリセリンボラート又はその誘導体が、
その黄色ブドウ球菌に対するMIC(μg/ml)が3
200以下であることを特徴とする請求項3に記載の水
性記録液。 - 【請求項6】ジグリセリンボラート又はその誘導体と、
少なくとも1種の環状ケトン誘導体とを含有しているこ
とを特徴とする請求項3に記載の水性記録液。 - 【請求項7】分子構造中に、少なくとも1個のボロン原
子を有する非イオン性界面活性剤を含有することを特徴
とする請求項1に記載の水性記録液。 - 【請求項8】界面活性剤の含有量が、記録液全体の0.
01〜1重量%であることを特徴とする請求項7に記載
の水性記録液。 - 【請求項9】分子構造中に、少なくとも1個のボロン原
子を有する非イオン性界面活性剤が、その黄色ブドウ球
菌に対するMIC(μg/ml)が3200以下である
ことを特徴とする請求項7に記載の水性記録液。 - 【請求項10】記録液中の水溶性染料が直接染料であ
り、下記式(1)で表される染料、もしくは、C.I.
ダイレクトイエロー132のいずれかであることを特徴
とする請求項1に記載の水性記録液。 【化1】 - 【請求項11】記録液中の水溶性染料が酸性染料であ
り、C.I.アシッドレッド249、もしくは、C.
I.アシッドブラック2のいずれかであることを特徴と
する請求項1に記載の水性記録液。 - 【請求項12】層間化合物を含有する染料受容層が形成
されてなる記録紙の染料受容層に被着して記録を行うも
のであることを特徴とする請求項1に記載の水性記録
液。 - 【請求項13】普通紙に被着して記録を行うものである
ことを特徴とする請求項1に記載の水性記録液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22536696A JPH1060336A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 水性記録液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22536696A JPH1060336A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 水性記録液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1060336A true JPH1060336A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16828228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22536696A Pending JPH1060336A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 水性記録液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1060336A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100717007B1 (ko) | 2005-07-02 | 2007-05-10 | 삼성전자주식회사 | 잉크 조성물, 이를 포함한 잉크 카트리지 및 잉크 젯트기록 장치 |
| WO2013035560A1 (ja) | 2011-09-05 | 2013-03-14 | 日本化薬株式会社 | 水性黒色インク組成物、これを用いるインクジェット記録方法、及び着色体 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP22536696A patent/JPH1060336A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100717007B1 (ko) | 2005-07-02 | 2007-05-10 | 삼성전자주식회사 | 잉크 조성물, 이를 포함한 잉크 카트리지 및 잉크 젯트기록 장치 |
| WO2013035560A1 (ja) | 2011-09-05 | 2013-03-14 | 日本化薬株式会社 | 水性黒色インク組成物、これを用いるインクジェット記録方法、及び着色体 |
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