JPH1061037A - 地中壁面部の防水構造体およびカバー部材 - Google Patents
地中壁面部の防水構造体およびカバー部材Info
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- JPH1061037A JPH1061037A JP22023796A JP22023796A JPH1061037A JP H1061037 A JPH1061037 A JP H1061037A JP 22023796 A JP22023796 A JP 22023796A JP 22023796 A JP22023796 A JP 22023796A JP H1061037 A JPH1061037 A JP H1061037A
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- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上端部の処理が容易な地中壁面部の防水構造
体およびカバー部材を提供すること。 【解決手段】 少なくとも一の方向に連通した凹部を備
えたスペーサパネル2を、透水性シート3で覆う状態で
積層する。そして、この積層体を、スペーサパネル2の
凹部が少なくとも上下方向に連通される向きで、壁面部
wの表面に設置する。この場合、積層体1の上端部10
は、地表に位置させる。これらの積層体1の上端部を覆
う状態で、カバー部材4を壁面部wに固定する。
体およびカバー部材を提供すること。 【解決手段】 少なくとも一の方向に連通した凹部を備
えたスペーサパネル2を、透水性シート3で覆う状態で
積層する。そして、この積層体を、スペーサパネル2の
凹部が少なくとも上下方向に連通される向きで、壁面部
wの表面に設置する。この場合、積層体1の上端部10
は、地表に位置させる。これらの積層体1の上端部を覆
う状態で、カバー部材4を壁面部wに固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に位置する壁
面部の防水構造体およびカバー部材に係り、特に、建物
の基礎、地下室外壁等のように、土と接触する壁面部の
防水に好適な、防水構造体およびカバー部材に関する。
面部の防水構造体およびカバー部材に係り、特に、建物
の基礎、地下室外壁等のように、土と接触する壁面部の
防水に好適な、防水構造体およびカバー部材に関する。
【0002】
【従来の技術】地下室、半地下室等の地下空間を構成す
る場合、通常、コンクリートによる壁面を形成し、これ
により、地下空間を囲む構造とされる。しかし、この壁
面は、その外壁側が土と接触するため、土中の水分がコ
ンクリートに染み込みやすい。このため、地下室の場
合、コンクリートに染み込んだ水が、地下空間側に浸透
して、湿度を高くすること、壁面等に結露して、かびが
発生しやすくなることといった問題がある。
る場合、通常、コンクリートによる壁面を形成し、これ
により、地下空間を囲む構造とされる。しかし、この壁
面は、その外壁側が土と接触するため、土中の水分がコ
ンクリートに染み込みやすい。このため、地下室の場
合、コンクリートに染み込んだ水が、地下空間側に浸透
して、湿度を高くすること、壁面等に結露して、かびが
発生しやすくなることといった問題がある。
【0003】これに対して、壁面の外壁側、すなわち、
土と接触する面を覆うことが考えられている。例えば、
多数の凹凸を形成したパネルで壁面を覆い、その上を、
透水性のシートで覆うことが考えられている。この場
合、凹凸を形成したパネルによって、コンクリート壁面
と透水性シートとの間に空間が形成され、透水性シート
から染み出した水が、この空間を伝って、流下する。こ
れにより、コンクリート壁面に土中の水が染み込むこと
を防ぐことができる。そして、さらに、流下した水を溜
め、それを自然排水、または、強制排水することによ
り、壁面に影響を与える水を、より完全に排除すること
が期待できる。
土と接触する面を覆うことが考えられている。例えば、
多数の凹凸を形成したパネルで壁面を覆い、その上を、
透水性のシートで覆うことが考えられている。この場
合、凹凸を形成したパネルによって、コンクリート壁面
と透水性シートとの間に空間が形成され、透水性シート
から染み出した水が、この空間を伝って、流下する。こ
れにより、コンクリート壁面に土中の水が染み込むこと
を防ぐことができる。そして、さらに、流下した水を溜
め、それを自然排水、または、強制排水することによ
り、壁面に影響を与える水を、より完全に排除すること
が期待できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記凹凸のパ
ネルと透水性シートとの積層体は、その上端部から、土
砂が流入することが考えられる。そのため、上端部を折
り曲げたり、テープを貼り付ける等の処置が行なう必要
がある。しかし、これらの処置は、施工上、手間がかか
るので、改善が望まれる。
ネルと透水性シートとの積層体は、その上端部から、土
砂が流入することが考えられる。そのため、上端部を折
り曲げたり、テープを貼り付ける等の処置が行なう必要
がある。しかし、これらの処置は、施工上、手間がかか
るので、改善が望まれる。
【0005】本発明の目的は、上端部の処理を容易に行
なえる構造を有する地中壁面部の防水構造体およびカバ
ー部材を提供することにある。
なえる構造を有する地中壁面部の防水構造体およびカバ
ー部材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものでその第1の態様としては、地
中部に設置される壁面部の防水構造体において、少なく
とも一方向について連通する凹部を形成したスペーサパ
ネルと、前記スペーサパネルを覆うためのシートであっ
て、透水性を有する透水性シートと、前記スペーサパネ
ルおよび透水性シートの積層体の上端部を覆うためのカ
バー部材とを有し、前記スペーサパネルを、それに設け
られている凹部が少なくとも上下方向に連通される状態
で、上記壁面部表面に配置し、その上を、透水性シート
で覆う状態で積層し、これらの積層体の上端部を覆う状
態で、前記カバー部材を、壁面部に固定することを特徴
とする地中壁面部の防水構造体が提供される。
するためになされたものでその第1の態様としては、地
中部に設置される壁面部の防水構造体において、少なく
とも一方向について連通する凹部を形成したスペーサパ
ネルと、前記スペーサパネルを覆うためのシートであっ
て、透水性を有する透水性シートと、前記スペーサパネ
ルおよび透水性シートの積層体の上端部を覆うためのカ
バー部材とを有し、前記スペーサパネルを、それに設け
られている凹部が少なくとも上下方向に連通される状態
で、上記壁面部表面に配置し、その上を、透水性シート
で覆う状態で積層し、これらの積層体の上端部を覆う状
態で、前記カバー部材を、壁面部に固定することを特徴
とする地中壁面部の防水構造体が提供される。
【0007】断熱性を有する断熱パネルをさらに有し、
前記断熱パネルは、前記壁面部と前記スペーサパネルと
の間に配置されても良い。
前記断熱パネルは、前記壁面部と前記スペーサパネルと
の間に配置されても良い。
【0008】この場合、前記断熱パネルは、前記壁面部
の前記スペーサパネルで覆われる位置よりも上部側をも
覆う状態で配置され、前記カバー部材は、断熱パネルに
固定されて、前記スペーサパネルおよび透水性シートの
積層体の上端部を覆う構造であってもよい。
の前記スペーサパネルで覆われる位置よりも上部側をも
覆う状態で配置され、前記カバー部材は、断熱パネルに
固定されて、前記スペーサパネルおよび透水性シートの
積層体の上端部を覆う構造であってもよい。
【0009】前記スペーサパネルおよび透水性シートの
積層体の上端部を地表に位置させて、当該上端部を前記
カバー部材により覆う構造とすることを特徴とする地中
壁面部の防水構造体が提供される。
積層体の上端部を地表に位置させて、当該上端部を前記
カバー部材により覆う構造とすることを特徴とする地中
壁面部の防水構造体が提供される。
【0010】この場合、前記カバー部材は、前記積層体
の上端部を覆う部分に、通気孔を有してもよい。
の上端部を覆う部分に、通気孔を有してもよい。
【0011】本発明の第2の態様としては、少なくとも
一方向について連通する凹部を形成したスペーサパネル
と、透水性を有する透水性シートとを、この順に積層し
て、地中部に設置される壁面部の表面を覆う積層体の上
端部を、覆うためのカバー部材であって、前記壁面部側
に固定される固定部と、前記積層体の上端部を覆う中間
部と、前記積層体の上縁部を押さえる押え部とを有し、
前記固定部、中間部および前記押え部は、この順に並ん
で一体に形成されることを特徴とするカバー部材が提供
される。
一方向について連通する凹部を形成したスペーサパネル
と、透水性を有する透水性シートとを、この順に積層し
て、地中部に設置される壁面部の表面を覆う積層体の上
端部を、覆うためのカバー部材であって、前記壁面部側
に固定される固定部と、前記積層体の上端部を覆う中間
部と、前記積層体の上縁部を押さえる押え部とを有し、
前記固定部、中間部および前記押え部は、この順に並ん
で一体に形成されることを特徴とするカバー部材が提供
される。
【0012】前記中間部は、通気孔を有してもよい。
【0013】作用を説明する。
【0014】スペーサパネルを、それに設けられている
凹部が少なくとも上下方向に連通される状態で、壁面部
表面に配置する。そして、その上を、透水性シートで覆
う状態で積層する。さらに、これらの積層体の上端部を
覆う状態で、カバー部材を壁面部に固定する。そして、
その上端部をカバー部材により覆う。これにより上端部
からの土砂の流入などを防ぐことができる。
凹部が少なくとも上下方向に連通される状態で、壁面部
表面に配置する。そして、その上を、透水性シートで覆
う状態で積層する。さらに、これらの積層体の上端部を
覆う状態で、カバー部材を壁面部に固定する。そして、
その上端部をカバー部材により覆う。これにより上端部
からの土砂の流入などを防ぐことができる。
【0015】スペーサパネルおよび透水性シートの積層
体の上端部は、地表に位置させるようにすれば、より確
実に土砂の流入などを防ぐことができる。この場合、カ
バー部材に通気孔を設ければ、スペーサパネルと壁面部
との間の空間における湿気を速やかに地上に排出でき
る。
体の上端部は、地表に位置させるようにすれば、より確
実に土砂の流入などを防ぐことができる。この場合、カ
バー部材に通気孔を設ければ、スペーサパネルと壁面部
との間の空間における湿気を速やかに地上に排出でき
る。
【0016】断熱パネルを採用する場合には、これを壁
面部とスペーサパネルとの間に配置する。この場合、断
熱パネルは、壁面部のスペーサパネルで覆われる位置よ
りも上部側をも覆う状態で配置する。カバー部材は、こ
の断熱パネルに固定する。
面部とスペーサパネルとの間に配置する。この場合、断
熱パネルは、壁面部のスペーサパネルで覆われる位置よ
りも上部側をも覆う状態で配置する。カバー部材は、こ
の断熱パネルに固定する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について、
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0018】まず、本発明の実施形態である防水工法の
概要を図1を用いて説明する。
概要を図1を用いて説明する。
【0019】地下室、半地下室等は、コンクリート製の
壁面部wを外殻として構成される。該壁面部wのうち地
中に埋まっている部分には、その外側に、本発明の隔離
体1を設ける。これにより、該壁面部wが、直接、土m
と接触しないようにできる。また、該隔離体1の上方に
はカバー部材4を配置することで、壁面部wと隔離体1
との隙間に該上端部から雨水等が侵入するのを防ぐこと
ができる。
壁面部wを外殻として構成される。該壁面部wのうち地
中に埋まっている部分には、その外側に、本発明の隔離
体1を設ける。これにより、該壁面部wが、直接、土m
と接触しないようにできる。また、該隔離体1の上方に
はカバー部材4を配置することで、壁面部wと隔離体1
との隙間に該上端部から雨水等が侵入するのを防ぐこと
ができる。
【0020】次に、本実施形態の隔離体1およびカバー
部材4を詳細に説明する。
部材4を詳細に説明する。
【0021】まず、隔離体1について図2、図3を用い
て説明する。
て説明する。
【0022】隔離体1は、壁面部の地中部分が、直接、
土に触れるのを防ぐためのものであり、図2に示すよう
に、スペーサパネル2とこれをくるんだ透水性シート3
とからなる。
土に触れるのを防ぐためのものであり、図2に示すよう
に、スペーサパネル2とこれをくるんだ透水性シート3
とからなる。
【0023】スペーサパネル2は、図3に示すとおり、
非透水性の板状部材であり、その両面にはその全面に亙
って各所に凸部20が設けられている。そして、該凸部
20と凸部20との間の領域が、少なくとも一の方向に
ついて連通した凹部空間21を構成している(図2参
照)。施工時、該スペーサパネル2は該凹部空間21を
上下方向に連通させた状態で壁面部wに沿って埋設され
る。この埋設状態においても該凹部空間21における排
水抵抗は少ない。従って、該スペーサパネル2近傍にお
ける水が、該凹部空間21を通じて速やかに地中に排出
される。当然ながら該スペーサパネル2は、土圧に耐え
る十分な強度と、耐水性、耐久性を備えている。
非透水性の板状部材であり、その両面にはその全面に亙
って各所に凸部20が設けられている。そして、該凸部
20と凸部20との間の領域が、少なくとも一の方向に
ついて連通した凹部空間21を構成している(図2参
照)。施工時、該スペーサパネル2は該凹部空間21を
上下方向に連通させた状態で壁面部wに沿って埋設され
る。この埋設状態においても該凹部空間21における排
水抵抗は少ない。従って、該スペーサパネル2近傍にお
ける水が、該凹部空間21を通じて速やかに地中に排出
される。当然ながら該スペーサパネル2は、土圧に耐え
る十分な強度と、耐水性、耐久性を備えている。
【0024】透水性シート3は、上述した凹部空間21
に土が入りこみ、該凹部空間21における排水抵抗が大
きくなってしまうのを防ぐためのものである(図2参
照)。該透水性シート3でスペーサパネル2を覆うこと
で、凹部空間21に土が入り込むのを防ぐことができ
る。その一方で、該透水性シート3は、その名の通り十
分な透水性を備えており、地中の水が外側の凹部空間2
1に流れ込むのを大きく妨げることはない。従って該透
水性シート3は、水は容易に通り抜けることができる
が、且つ、土の粒の通過できない程度の孔を多数備えた
材料で構成する必要がある。
に土が入りこみ、該凹部空間21における排水抵抗が大
きくなってしまうのを防ぐためのものである(図2参
照)。該透水性シート3でスペーサパネル2を覆うこと
で、凹部空間21に土が入り込むのを防ぐことができ
る。その一方で、該透水性シート3は、その名の通り十
分な透水性を備えており、地中の水が外側の凹部空間2
1に流れ込むのを大きく妨げることはない。従って該透
水性シート3は、水は容易に通り抜けることができる
が、且つ、土の粒の通過できない程度の孔を多数備えた
材料で構成する必要がある。
【0025】このように透水性シート3は、十分な透水
性を備えたままで、土圧(例えば、500kg/m2)
に耐えて長期間に亙って凹部空間21を確保し続けなけ
ればならない。このような特性を備えた材料として、本
実施形態では該透水性シート3を不織布で構成してい
る。
性を備えたままで、土圧(例えば、500kg/m2)
に耐えて長期間に亙って凹部空間21を確保し続けなけ
ればならない。このような特性を備えた材料として、本
実施形態では該透水性シート3を不織布で構成してい
る。
【0026】次に、カバー部材4を図4を用いて説明す
る。
る。
【0027】カバー部材4は、隔離体1の上端部から、
土砂,雨水等がスペーサパネル2と壁面部wとの隙間等
に侵入するのを防ぐためのものである。該カバー部材4
は、図4に示すとおり、固定部40と、中間部41と、
押さえ部42とから成る。固定部40は、壁面部wに固
定される部分である。中間部41は、隔離体1の上端部
10を覆う部分である。押え部42は、隔離体1の上端
部10(図1参照)を押さえる部分である。カバー部材
4は、固定部40、中間部41および押え部42が、こ
の順に並んで一体に形成されている。そして、これらの
各部は、それぞれが該カバー部材4の長手方向にそれぞ
れが延びている。該カバー部材4は、当然ながら、非透
水性の材料を用いて構成されている。
土砂,雨水等がスペーサパネル2と壁面部wとの隙間等
に侵入するのを防ぐためのものである。該カバー部材4
は、図4に示すとおり、固定部40と、中間部41と、
押さえ部42とから成る。固定部40は、壁面部wに固
定される部分である。中間部41は、隔離体1の上端部
10を覆う部分である。押え部42は、隔離体1の上端
部10(図1参照)を押さえる部分である。カバー部材
4は、固定部40、中間部41および押え部42が、こ
の順に並んで一体に形成されている。そして、これらの
各部は、それぞれが該カバー部材4の長手方向にそれぞ
れが延びている。該カバー部材4は、当然ながら、非透
水性の材料を用いて構成されている。
【0028】特許請求の範囲において言う“凹部”と
は、本実施形態における凹部空間21に相当する。“積
層体”とは、隔離体1に相当する。
は、本実施形態における凹部空間21に相当する。“積
層体”とは、隔離体1に相当する。
【0029】本実施形態の隔離体1およびカバー部材4
の施工手順およびこれらの作用について図5を用いて説
明する。
の施工手順およびこれらの作用について図5を用いて説
明する。
【0030】施工時には、該隔離体1を施工対象,施工
環境に応じて適宜切断する。そして、これを壁面部wに
沿って埋設する。この場合、該切断端面部が上側に位置
するような向きで(すなわち、切断端面部を後述するカ
バー部材で抑えることができるような向きで)埋設す
る。また、埋設した状態において、該隔離体1の上端部
(切断の有無に関わらず)10が地表に露出した状態と
しておく。なお、該隔離体1の下端部には、パイプ等の
排水経路を設けておく。
環境に応じて適宜切断する。そして、これを壁面部wに
沿って埋設する。この場合、該切断端面部が上側に位置
するような向きで(すなわち、切断端面部を後述するカ
バー部材で抑えることができるような向きで)埋設す
る。また、埋設した状態において、該隔離体1の上端部
(切断の有無に関わらず)10が地表に露出した状態と
しておく。なお、該隔離体1の下端部には、パイプ等の
排水経路を設けておく。
【0031】続いて、カバー部材4を、その中間部41
が隔離体1の上端部10を覆う状態で壁面部wに固定す
る。これによりスペーサパネル2と壁面部wとの隙間
に、雨水が侵入するのを防ぐことができる。また、この
状態では、押さえ部42が隔離体1の上端部10を横方
向から抑えている。そのため、隔離体1の上端部が切断
され透水性シート3の上端部分が開口状態になっていて
も、該開口部が開いてしまうことはない。従って、該隔
離体1の中(スペーサパネル2と透水性シート3との隙
間)に土砂が侵入するようなことはない。この場合、必
要に応じて、押さえ部42と隔離体1との間に、スレー
ト板5等を挟み込むようにしても良い(図1参照)。
が隔離体1の上端部10を覆う状態で壁面部wに固定す
る。これによりスペーサパネル2と壁面部wとの隙間
に、雨水が侵入するのを防ぐことができる。また、この
状態では、押さえ部42が隔離体1の上端部10を横方
向から抑えている。そのため、隔離体1の上端部が切断
され透水性シート3の上端部分が開口状態になっていて
も、該開口部が開いてしまうことはない。従って、該隔
離体1の中(スペーサパネル2と透水性シート3との隙
間)に土砂が侵入するようなことはない。この場合、必
要に応じて、押さえ部42と隔離体1との間に、スレー
ト板5等を挟み込むようにしても良い(図1参照)。
【0032】地中の水は、透水性シート3を通過して、
凹部空間21に到達する。該凹部空間21はその排水抵
抗が小さいため、該水は該凹部空間21を通って上述し
た排水用のパイプ等に容易に流れてゆく。スペーサパネ
ル2自体は透水性を備えていないため、地中の水が壁面
部wに達してしまうことはない。
凹部空間21に到達する。該凹部空間21はその排水抵
抗が小さいため、該水は該凹部空間21を通って上述し
た排水用のパイプ等に容易に流れてゆく。スペーサパネ
ル2自体は透水性を備えていないため、地中の水が壁面
部wに達してしまうことはない。
【0033】以上説明した実施形態によれば、カバー部
材を壁面に固定することによって、隔離体1の内部、お
よび、隔離体1と壁面部wとの隙間、への土砂の流入を
確実に防止できる。しかも、カバー部材が板材で構成さ
れているので、隔離体1の上端部の処理が容易である。
テープで切断開口部を塞ぐ作業も不要である。
材を壁面に固定することによって、隔離体1の内部、お
よび、隔離体1と壁面部wとの隙間、への土砂の流入を
確実に防止できる。しかも、カバー部材が板材で構成さ
れているので、隔離体1の上端部の処理が容易である。
テープで切断開口部を塞ぐ作業も不要である。
【0034】なお、カバー部材4には、図6に示すよう
に、隔離体1の上端部10を覆う部分(中間部41)に
通気孔43を設けておいても良い。このような構成を採
った場合には、スペーサパネル2と壁面部wとの間の隙
間における湿気を速やかに地上に逃がし、壁面をより乾
燥した状態に保つことができる。ただし、この場合に
は、該通気孔43から雨水などが侵入するのを防ぐため
に、該カバー部材4’の上方に水切り6を設けることが
好ましい(図1参照)。
に、隔離体1の上端部10を覆う部分(中間部41)に
通気孔43を設けておいても良い。このような構成を採
った場合には、スペーサパネル2と壁面部wとの間の隙
間における湿気を速やかに地上に逃がし、壁面をより乾
燥した状態に保つことができる。ただし、この場合に
は、該通気孔43から雨水などが侵入するのを防ぐため
に、該カバー部材4’の上方に水切り6を設けることが
好ましい(図1参照)。
【0035】隔離体1と壁面部wとの間には、図7に示
すように断熱性に優れた断熱パネル7を配置しても良
い。この場合、断熱パネル7は、壁面部wの隔離体1で
覆われる位置よりも上部側をも覆う状態で配置する。そ
して、上述のカバー部材4は、この断熱パネル7に固定
するとともに、隔離体1の上端部を覆うようにする。断
熱パネル7のうち隔離体1で覆われていない部分および
カバー部材4の固定部40については、モルタル等によ
って覆う。なお、断熱パネル7としては、例えば、発砲
ポリスチレンが採用可能である。埋没後の状態において
は、該カバー部材4および隔離体1が完全に土に埋まる
ようにする。このようにしても、断熱パネル7と隔離体
1との間に土が入ることは、カバー部材4によって防が
れる。
すように断熱性に優れた断熱パネル7を配置しても良
い。この場合、断熱パネル7は、壁面部wの隔離体1で
覆われる位置よりも上部側をも覆う状態で配置する。そ
して、上述のカバー部材4は、この断熱パネル7に固定
するとともに、隔離体1の上端部を覆うようにする。断
熱パネル7のうち隔離体1で覆われていない部分および
カバー部材4の固定部40については、モルタル等によ
って覆う。なお、断熱パネル7としては、例えば、発砲
ポリスチレンが採用可能である。埋没後の状態において
は、該カバー部材4および隔離体1が完全に土に埋まる
ようにする。このようにしても、断熱パネル7と隔離体
1との間に土が入ることは、カバー部材4によって防が
れる。
【0036】なお、上記した構造は、施工後に、土を埋
め戻す。この場合、例えば、図7に示すように、カバー
部材4より上まで、土に覆われる状態となることがあ
る。この場合であっても、断熱パネル7と隔離体1との
間に土が侵入することが、カバー部材4によって、防が
れる。これは、図7のように断熱パネル7が存在する場
合に限らず、断熱パネルを設けていない場合であっても
同様である。
め戻す。この場合、例えば、図7に示すように、カバー
部材4より上まで、土に覆われる状態となることがあ
る。この場合であっても、断熱パネル7と隔離体1との
間に土が侵入することが、カバー部材4によって、防が
れる。これは、図7のように断熱パネル7が存在する場
合に限らず、断熱パネルを設けていない場合であっても
同様である。
【0037】また、上述した実施形態では、隔離体の下
端にパイプ等の排水経路を設けることを述べているが、
これに限られない。例えば、上記隔離体の下方に、砂利
を透水シートで覆った状態で配置すると共に、隔離体の
内部の凹部空間と連通させて、排水溜めを設け、この排
水溜めの水を、パイプ等を介して、自然排水させるか、
パイプ等を介して、ポンプにより強制排水する構造とす
ることができる。
端にパイプ等の排水経路を設けることを述べているが、
これに限られない。例えば、上記隔離体の下方に、砂利
を透水シートで覆った状態で配置すると共に、隔離体の
内部の凹部空間と連通させて、排水溜めを設け、この排
水溜めの水を、パイプ等を介して、自然排水させるか、
パイプ等を介して、ポンプにより強制排水する構造とす
ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、カバ
ー部材を壁面に固定することによって、土砂の流入を確
実に防止できる。しかも、カバー部材が板材で構成され
ているので、積層体の上端部の処理が可能となり、施工
が容易となる。
ー部材を壁面に固定することによって、土砂の流入を確
実に防止できる。しかも、カバー部材が板材で構成され
ているので、積層体の上端部の処理が可能となり、施工
が容易となる。
【0039】また、積層体を取り付ける壁面に水切りを
設けて、その水切りによりカバー部材を覆う構造とする
場合には、カバー部材の積層体上端部を覆う部分に、通
気孔を設けることによって、スペーサパネルが形成する
空間の湿気を地上に逃がすことができて、壁面をより乾
燥した状態に保てる効果がある。
設けて、その水切りによりカバー部材を覆う構造とする
場合には、カバー部材の積層体上端部を覆う部分に、通
気孔を設けることによって、スペーサパネルが形成する
空間の湿気を地上に逃がすことができて、壁面をより乾
燥した状態に保てる効果がある。
【図1】本発明の防水構造体を利用した防水工法の概要
を示す図である。
を示す図である。
【図2】隔離体1の内部構造を示す模式図である。
【図3】スペーサパネル2を示す斜視図である。
【図4】カバー部材4を示す斜視図である。
【図5】カバー部材4の施工部分を示す模式図である。
【図6】通気孔43を備えたカバー部材4’を示す斜視
図である。
図である。
【図7】断熱パネル7を用いた施工の様子を示す模式図
である。
である。
【符号の説明】 1…隔離体、2…スペーサパネル、3…透水性シート、
4…カバー部材、5…スレート板、6…水切り、7…断
熱パネル、10…上端部、20…凸部、21…凹部空
間、40…固定部、41…中間部、42…押さえ部、4
3…通気孔、w…壁面部、wa…胴縁、m…土、r…室
内、g…地表面
4…カバー部材、5…スレート板、6…水切り、7…断
熱パネル、10…上端部、20…凸部、21…凹部空
間、40…固定部、41…中間部、42…押さえ部、4
3…通気孔、w…壁面部、wa…胴縁、m…土、r…室
内、g…地表面
Claims (7)
- 【請求項1】 地中部に設置される壁面部の防水構造体
において、 少なくとも一方向について連通する凹部を形成したスペ
ーサパネルと、 前記スペーサパネルを覆うためのシートであって、透水
性を有する透水性シートと、 前記スペーサパネルおよび透水性シートの積層体の上端
部を覆うためのカバー部材とを有し、 前記スペーサパネルを、それに設けられている凹部が少
なくとも上下方向に連通される状態で、上記壁面部表面
に配置し、その上を、透水性シートで覆う状態で積層
し、これらの積層体の上端部を覆う状態で、前記カバー
部材を、壁面部に固定することを特徴とする地中壁面部
の防水構造体。 - 【請求項2】 請求項1において、断熱性を有する断熱
パネルをさらに有し、 前記断熱パネルは、前記壁面部と前記スペーサパネルと
の間に配置されることを特徴とする地中壁面部の防水構
造体。 - 【請求項3】 請求項2において、前記断熱パネルは、
前記壁面部の前記スペーサパネルで覆われる位置よりも
上部側をも覆う状態で配置され、 前記カバー部材は、断熱パネルに固定されて、前記スペ
ーサパネルおよび透水性シートの積層体の上端部を覆う
構造であることを特徴とする地中壁面部の防水構造体。 - 【請求項4】 請求項1において、前記スペーサパネル
および透水性シートの積層体の上端部を地表に位置させ
て、当該上端部を前記カバー部材により覆う構造とする
ことを特徴とする地中壁面部の防水構造体。 - 【請求項5】 請求項4において、前記カバー部材は、
前記積層体の上端部を覆う部分に、通気孔を有すること
を特徴とする地中壁面部の防水構造体。 - 【請求項6】 少なくとも一方向について連通する凹部
を形成したスペーサパネルと、透水性を有する透水性シ
ートとを、この順に積層して、地中部に設置される壁面
部の表面を覆う積層体の上端部を、覆うためのカバー部
材であって、 前記壁面部側に固定される固定部と、 前記積層体の上端部を覆う中間部と、 前記積層体の上縁部を押さえる押え部とを有し、 前記固定部、中間部および前記押え部は、この順に並ん
で一体に形成されることを特徴とするカバー部材。 - 【請求項7】 請求項7において、前記中間部は、通気
孔を有することを特徴とするカバー部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22023796A JPH1061037A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 地中壁面部の防水構造体およびカバー部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22023796A JPH1061037A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 地中壁面部の防水構造体およびカバー部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1061037A true JPH1061037A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16748047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22023796A Pending JPH1061037A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 地中壁面部の防水構造体およびカバー部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1061037A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101162994B1 (ko) | 2011-10-27 | 2012-07-09 | 주식회사 젠트로 | 구조물의 라이닝 커버장치 |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP22023796A patent/JPH1061037A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101162994B1 (ko) | 2011-10-27 | 2012-07-09 | 주식회사 젠트로 | 구조물의 라이닝 커버장치 |
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