JPH1061902A - 横置き伝熱管群の据付け方法と据付け構造体 - Google Patents

横置き伝熱管群の据付け方法と据付け構造体

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JPH1061902A
JPH1061902A JP21636496A JP21636496A JPH1061902A JP H1061902 A JPH1061902 A JP H1061902A JP 21636496 A JP21636496 A JP 21636496A JP 21636496 A JP21636496 A JP 21636496A JP H1061902 A JPH1061902 A JP H1061902A
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tube group
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横置き伝熱管群の据付けにおける地上作業を
削減し、並行作業を可能とすることで工事期間を短縮化
すると共に、高所での組立て作業の安全性の向上を図
る。 【解決手段】 伝熱管群を複数の小伝熱管群にそれぞれ
分割し、さらに該小伝熱管群の伝熱管コイルの缶幅方向
の管列間隔を、梱包を含めて据付け寸法より縮小した寸
法となるように梱包して現地まで輸送し、ボイラ建屋の
横置き伝熱管群の収納部の略直下部へ搬入し、吊り上げ
た後に梱包を外し、伝熱管群の管列を該間隔が据付け寸
法となるように缶幅方向に広げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大型ボイラの据付
けに係り、特に排ガスとの対流伝熱を効果的に行うため
に、ガス流路にガス流れに対して直管部が略直角になる
ように横置きされた横置き伝熱管群の据付け方法と据付
け構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】横置き伝熱管群を有する大型ボイラの代
表的な構成を図9に示す。同図に示すように事業用火力
発電用ボイラのような大型ボイラは、ボイラ本体がボイ
ラ建屋内部のボイラ本体収納空間に配置され、鉄骨柱及
び梁などで構成されるボイラ本体支持鉄骨群1のうち最
上部のトップ大梁11を支持点とするスリングボルト2
により吊り下げて支持される。
【0003】前記ボイラ本体は例えば、燃料の燃焼が行
われるボイラ火炉室3、該ボイラ火炉室3からの燃焼排
ガスの流路となる副側壁室4、及び該副側壁室4からの
ガス流れの後流側に設けられる後部伝熱壁室5の3室に
大きく分けられ、それぞれの室は伝熱管群が取り囲むこ
とによって構成される。また、各室の天井の部分には伝
熱壁群であるところの天井壁6が設けられ、前記ボイラ
建屋の屋上部分にペントハウス7と称される空間を構成
している。
【0004】前記伝熱壁群は、メンブレンバーまたはフ
ィンなどの平板上の伝熱部品を伝熱管と交互に接続して
溶接することによって一体化された壁構造になってお
り、必要によって保温が施工されている。
【0005】前記ボイラ火炉室3のガス流れの後流側及
び副側壁室4の内部には、吊り下げ型の伝熱管群8や伝
熱管が配置され、前記ペントハウス7内に設けられたそ
れぞれの管寄せ9を支持点とし、スリングボルト2を介
してトップ大梁11に吊り下げられている。
【0006】また、前記後部伝熱壁室5は、後部伝熱隔
壁53によって、ボイラ火炉室3に近い側の後部伝熱前
壁51、後部伝熱側壁52及び後部伝熱隔壁53とで囲
まれた後部伝熱壁前室5aと、ボイラ火炉室3に遠い側
の後部伝熱隔壁53、後部伝熱側壁52及び後部伝熱後
壁54とで囲まれた後部伝熱壁後室5bに2分割されて
おり、それぞれの室内には吊り下げ型の伝熱管群や伝熱
管の他に、過熱器10a、再熱器10c、蒸発器10b
または節炭器10dなどの横置き型の伝熱管群10や、
伝熱管12a,12bなどが配置されている。
【0007】図11及び図12に示すように、前記伝熱
管群10は、曲げ加工及び溶接によってコイル形状に組
み立てた複数の伝熱管コイルをボイラの缶幅方向に複数
枚、一定の間隔Qをあけて並べた構成になっており、後
部伝熱壁室5内にそれぞれの伝熱管群の直管部がガス流
れに対し直角となるように横置きに配置されている。前
記間隔Qは対流伝熱効率を考慮した設定になっている。
【0008】図9及び図11に示すように、前記後部伝
熱壁後室5bに設置される横置き型の伝熱管群は、伝熱
管コイル間に配置した複数の吊り下げ管13により図示
していない支持金具を介して支持されており、排ガス流
路にガス流れに対して複数段の伝熱管群が設置される場
合には、前記吊り下げ管13の全数を各段ごとに突き合
わせ溶接によって連結することによって、複数段の伝熱
管群が全段にわたって伝熱管コイル間に配置した複数の
吊り下げ管13により図示していない支持金具を介して
支持される。
【0009】また、前記吊り下げ管13は、ペントハウ
ス7内に設けられた吊り下げ管管寄せ14のスタッブ1
5に突き合わせ溶接されており、伝熱管群は前記吊り下
げ管13を介して吊り下げ管管寄せ14に支持されてい
る。
【0010】さらに、該管寄せ14は、スリングボルト
2を介してトップ大梁11に吊り下げられており、例え
ば、地上から40m以上の高さに設置されている。
【0011】また、前記横置き型の伝熱管群は、伝熱効
率を向上させるために前記それぞれの室内に、例えば、
ボイラの缶幅方向に管間隔で100ミリピッチで100
から300列のように密接して配列されており、前記吊
り下げ管13も、伝熱管コイル間に配置されるため同様
の列数を有する。
【0012】前記のような横置き伝熱管群の輸送及び据
付けは、図11、図12に示すように、まず工場におい
て、それぞれの伝熱管群をボイラ缶幅方向に20列から
30列の小ブロックに分割し、さらに該ブロックを枠柱
16a、枠梁16b及び補強材16cで梱包して発送す
る。
【0013】前記小ブロックの大きさは、設定時のスリ
ングボルト2での吊り下げ能力及び吊り上げ時の作業効
率によって設定され、伝熱管群が複数段の場合には、そ
れぞれの伝熱管群は略同じ大きさの小ブロックに分割さ
れると共に、小ブロックの全段を同時に吊り上げること
から、吊り下げ管13の管列ピッチは全段にわたって共
通の寸法に設定される。
【0014】次に、図10に示すように、据付け現地で
は、ボイラ本体支持鉄骨1の建て方終了後、複数のセン
タホールジャッキ17aなどの吊り上げ装置17をトッ
プ大梁11に設置し、スリングボルト2を地上に降ろ
し、該スリングボルト2の下部に吊り上げ梁18を取り
付け、ワイヤやロッドなどの吊り下げ手段を前記吊り下
げ管管寄せ14に取り付ける。
【0015】前記吊り上げ梁18及び吊り下げ管管寄せ
14の分割寸法は小ブロックの大きさに合わせて設定し
ている。
【0016】次に、前記吊り下げ管管寄せ14のスタッ
ブ群15の下端となる突き合わせ溶接位置が、最上段に
設置する伝熱管群の小ブロックの上端となる吊り下げ管
13との突き合わせ溶接位置をかわす高さになるまで吊
り上げる。
【0017】次に、前記輸送されたきた最上段に設置す
る伝熱管群の小ブロックを前記吊り下げ管管寄せ14の
略直下に移動し、枠柱16a、枠梁16b及び補強材1
6cなどの梱包枠16を地上作業で解体して取り外し、
1段目の結合として前記吊り下げ管13同士の開先合わ
せ及び突き合わせ溶接を行う。また同時に、伝熱管群同
士についても、開先合わせ及び突き合わせ溶接作業を行
い、上下のブロックを一体化する。
【0018】以下、伝熱管群が複数段の場合には、順
次、2段目以降について、次の段の小ブロックをかわす
高さまでの吊り上げ、梱包枠の解体、搬入、溶接及び吊
り上げ作業を行い、最下段に設置する伝熱管群の小ブロ
ックを溶接によって取り付けた後、設定位置までの全段
の吊り上げを行う。
【0019】また、前記吊り下げ管13同士の開先合わ
せ及び突き合わせ溶接作業においては、梱包枠16を取
り外すことにより管列ピッチにばらつきが生じ、上下の
開先合わせが行えないため、上下段ともに図示していな
い管列ピッチ調節部品を各管ごとにボルト締めによって
取り付ける必要があった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来技術に
は次のような問題点があった。即ち、横置き伝熱管群を
現地に輸送して据え付ける場合に、まず工場内で、輸送
及び据付け効率を考慮した大きさの小ブロックにする
が、従来技術によれば、図11に示すように、各伝熱管
の管列ピッチQを、輸送時の振動などによる管の損傷を
防止するために、据付け時の寸法と略同じまたは広い間
隔とした上で、梱包枠16を取り付けていた。
【0021】このため、据付け時にはそのまま吊り上げ
た場合に、伝熱管ブロック寸法La×Waが梱包枠16
の寸法を加えたことによって収納寸法以上の寸法La′
×Wa′となり、隣接する梱包枠と干渉することから、
据付け現地の地上において吊り上げ前に梱包枠16を取
り外す必要があった。
【0022】しかしながら、この方法では梱包枠を吊り
上げに使用できないことから、少なくとも吊り下げ管1
3同士を伝熱管群の設置位置の略直下の地上において、
吊り下げ管13のばらつき防止のために、図示していな
い管列ピッチ調節部品を各吊り下げ管13ごとにボルト
締めによって取り付けた上で開先合わせ及び突き合わせ
溶接作業を行う必要があり、複数段の伝熱管群を小ブロ
ック単位でボイラ缶幅にわたって全数吊り上げた場合に
は、例えば3カ月もの長期間の作業期間を要していた。
【0023】また、ボイラの据付け現地においては地上
での作業範囲が限られており、前記のように地上での作
業期間が長くなった場合には、伝熱管群の下部のボイラ
建屋や、収納空間に配置されるファン、ホッパ、ケーシ
ング、配管類、及び煙道などの据付け準備が行えなかっ
た。
【0024】また、各伝熱管群は据付け終了時の設定寸
法L×Wと略同寸法で吊り上げられるため、伝熱管群の
収納空間である後部伝熱壁室5を取り囲む各壁との間に
溶接などの作業空間が殆どないことから、後部伝熱壁と
伝熱管群との吊り上げを同時に行うことができないた
め、やむを得ず先に伝熱管群を吊り上げた後に、後部伝
熱壁を吊り上げていたが、吊り上げ後のそれぞれの取り
合い作業は狭隘部での作業となり、非常に困難であっ
た。
【0025】前記従来技術はボイラ本体の据付け工事期
間の短縮化についての考慮が払われていなかった。具体
的には、後部伝熱壁及び横置き伝熱管群の据付けにおけ
る地上作業の削減及び並行作業による期間短縮、ならび
に高所での組立て作業の安全性向上についての考慮が払
われていなかった。このため、据付け工事期間が長期間
となっていた。
【0026】本発明の目的は、横置き伝熱管群の据付け
における地上作業を削減し、並行作業を可能とすること
で工事期間を短縮化すると共に、高所での組立て作業の
安全性の向上を図ることができる横置き伝熱管群の輸送
及び据付け方法と輸送及び据付け構造体を提供すること
にある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ボイラから
の排ガス流路に、ガス流れに対して直管部が直角となる
ように横置きに配置される、過熱器、再熱器、蒸発器、
節炭器などの、それぞれ複数枚の伝熱管コイルからなる
横置き伝熱管群を据付ける方法において、前記伝熱管群
を複数の小伝熱管群にそれぞれ分割し、さらに該小伝熱
管群の伝熱管コイルの缶幅方向の管列間隔を、梱包を含
めて据付け寸法より縮小した寸法となるように梱包して
現地まで輸送し、ボイラ建屋の横置き伝熱管群の収納部
の略直下部へ搬入し、吊り上げた後に前記梱包を外し、
伝熱管群の管列を該間隔が据付け寸法となるように缶幅
方向に広げる第1の手段により達成される。
【0028】また第1の手段の横置き伝熱管群の据付け
方法において、ガス流れに対して複数段が配置される伝
熱管群のうち、前回に搬入した上流側の伝熱管群を、今
回搬入する下流側の伝熱管群をかわす高さ以上に吊り上
げ、梱包同士を最少個所数で接合し、次回搬入する下流
側の伝熱管群をかわす高さ以上に吊り上げ、前記吊り上
げを順次行い、最下流側の伝熱管群の梱包の接合が終了
した後は、全段を据付け位置に吊り上げ、前記梱包を外
して下降させると共に、それぞれの伝熱管群の管列を該
間隔が据付け寸法となるように缶幅方向に広げる第2の
手段により達成される。
【0029】またボイラからの排ガス流路に、ガス流れ
に対して直管部が直角となるように横置きに配置され
る、過熱器、再熱器、蒸発器、節炭器などの、それぞれ
複数枚の伝熱管コイルからなる横置き伝熱管群の据付け
構造体において、前記伝熱管群をそれぞれ分割した複数
の小伝熱管群であって、該小伝熱管群の伝熱管コイルの
缶幅方向の管列間隔は、梱包を含めて据付け寸法より縮
小した寸法であり、吊り上げ後に前記梱包が取り外せ、
伝熱管群の缶列を缶幅方向に広げることによって該缶列
間隔を据付け寸法にできる第3の手段により達成され
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。まず、図1〜図6
を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図
1〜図6にはそれぞれ本発明の一実施の形態となる横置
き伝熱管群の吊り上げ手順の説明図、収納空間における
作業空間を説明するための平面図、小ブロック構造及び
梱包枠の取り付け図、伝熱管コイルまたは吊り下げ管の
管列ピッチを最小とした場合の説明図、ならびに横置き
伝熱管群の小ブロックごとの吊り上げ形態の説明図を示
す。
【0031】まず、工場において、それぞれの伝熱管群
を分割してボイラ缶幅方向に20列から30列の小ブロ
ックにするのに、図5に示すように、伝熱管コイルまた
は吊り下げ管13の管列ピッチを、据付け終了後の設定
寸法Qより小さいPに間隔を詰めて行う。本実施の形態
では間隔Pが最小となる場合を示している。
【0032】次に、前記によって作成した小ブロック
に、枠柱16a、枠梁16b及び補強材16cからなる
梱包枠16を、図4に示すように、伝熱管コイルの長手
方向において吊り下げ管13よりも内側の位置に、小ブ
ロックにおいて最も外側に配置される伝熱管コイルに密
接するように配置し、梱包枠16寸法をR×Wbに収ま
る寸法とする。
【0033】前記のように、小ブロックにおける伝熱管
または吊り下げ管13の間隔を最小とし、さらに梱包枠
16を密接して配置することにより、輸送中の隣接する
伝熱管コイル及び梱包枠16同士の振動または撓みなど
による接触や擦れによる損傷を防止することができる。
また、梱包枠16寸法をR×Wbに収まる寸法としてい
るので、収納空間となる後部伝熱壁室5の缶長手方向の
寸法に対して梱包枠16が干渉することがない。さら
に、缶幅方向の寸法に対しては、図3に示すように、伝
熱管群を8ブロックの小ブロックに分割しているが、小
ブロック間の現地接合個所21との間に十分な作業空間
20を確保できる。
【0034】これに対して従来は、小ブロックの幅方向
の寸法Waは略小ブロック間の現地接合個所21間の寸
法と一致していたため、作業空間が殆ど取れず、地上で
溶接作業を終了させておく必要があった。
【0035】また、本実施の形態では、梱包枠16を取
り付けたままの吊り上げを考慮して、枠柱16aの高さ
方向の寸法はHbとし、枠柱16aの伝熱管コイル長手
方向の前記吊り下げ管13の上下段との突き合わせ溶接
位置間の寸法と略一致するように設定している。
【0036】次に、図1、図6を示して、本発明の実施
の形態になる横置き伝熱管群の吊り上げを説明する。図
1は図の左から右に吊り上げ手順を時系列的に示したも
のである。
【0037】まず、ボイラ本体支持鉄骨1の建て方終了
後、複数のセンタホールジャッキ17aなどの吊り上げ
装置17をトップ大梁11に設置し、スリングボルト2
を地上に降ろし、該スリングボルト2の下部に吊り上げ
梁18を取り付け、ワイヤやロッドなどの吊り下げ手段
を吊り下げ管管寄せ14に取り付ける。この場合、トッ
プ大梁11から直接にワイヤやロッドなどの吊り下げ手
段を吊り下げ管管寄せ14に取り付け、吊り上げ梁18
を省略することもできる。
【0038】前記吊り下げ管管寄せ14のスタッブ群1
5の下端となる突き合わせ溶接位置の近傍には管列ピッ
チ調節手段17を取り付け、該手段17によって、前記
スタッブ群15の下端となる吊り下げ管の管列ピッチ
を、最上段となる小ブロック10aの管列ピッチに設定
する。
【0039】次に、前記吊り下げ管管寄せ14のスタッ
ブ群15の下端となる突き合わせ溶接位置が、最上段に
設置する伝熱管群の小ブロック10aの上端となる吊り
下げ管13との突き合わせ溶接位置をかわす高さになる
まで吊り上げる。
【0040】次に、前記輸送されてきた最上段に設置す
る伝熱管群の小ブロック10aを前記吊り下げ管管寄せ
14の略直下に移動し、梱包枠16を解体せずに、1段
目の結合として前記吊り下げ管13同士の開先合わせ及
び突き合わせ溶接を行う。
【0041】この場合、吊り上げ梁18に最上段に設置
する小ブロック10aの梱包枠16のうち、枠柱16a
を吊り下げるためのワイヤやロッドなどの吊り下げ手段
を設けておき、これを枠柱16aの上端と結合すれば、
前記小ブロック10aの荷重を伝達できるので、前記吊
り下げ管13同士の開先合わせ及び突き合わせ溶接を吊
り上げ後に行い、地上での作業を削減することができ
る。
【0042】以下、2段目以降については、次の段の小
ブロックをかわす高さまでの吊り上げ後は枠柱16a同
士の結合のみ行い、最下段に設置する小ブロック、例え
ば10dを枠柱16a同士で結合した後は、図5に示す
ように、設定位置までの全段の吊り上げを行う。
【0043】次に、全段を設定位置まで吊り上げた後、
各段の吊り下げ管及び伝熱管同士の突き合わせ溶接を行
った後、梱包枠16を解体して地上へ降ろす。
【0044】次に、管列ピッチ調節手段17を取り外
し、管列ピッチを設定寸法に調節し、同じ伝熱管群の小
ブロック同士を現地接合個所20で拘束手段によって結
合し、伝熱管群として一体化させ、据付けを完了する。
【0045】本発明の他の実施の形態を図2に示す。こ
の実施の形態では、吊り下げ管管寄せ14から吊り下げ
管13との突き合わせ溶接位置までを据付けの最初の段
階で吊り上げておき、次にトップ大梁11から直接にワ
イヤやロッドなどの吊り下げ手段を地上へ降ろし、これ
に小ブロックを梱包枠16の枠柱16aなどを結合する
ことで、順次全段の吊り上げを行う。
【0046】本実施の形態によれば、伝熱管群全体の据
付けが並行作業で行うことができ、最上段に設置する伝
熱管群から順番に据付け工程に合わせての製作、輸送及
び吊り上げが行えるため、効率的な工程管理が行える。
【0047】また、本発明のさらに他の実施の形態を図
7及び図8に示す。この実施の形態では、小ブロックの
範囲を上下段の小ブロックを合わせたものとしており、
本実施の形態によれば、工場側で予め上下段の小ブロッ
クの組立てを行っているため、据付け現地での吊り上げ
及び吊り上げ後の突き合わせ溶接に要する時間が半減で
きる。
【0048】本発明においては、工場での横置き伝熱管
群10をボイラ缶幅方向に分割して小ブロックにする際
に、小ブロックの構造を各伝熱管コイルの管列ピッチ、
即ち吊り下げ管の管列ピッチが据付け終了時の設定寸法
より小さいピッチで、梱包枠が各小ブロックの外側にな
る伝熱管コイルに密接して配置した構造にしたので、各
小ブロックの吊り上げ時にボイラ幅方向での干渉を防止
でき、設定位置に吊り上げたときに十分な作業空間が確
保できる。
【0049】このため、前記小ブロックの梱包枠を地上
で解体する必要がなくなり、さらに伝熱管群が複数段あ
る場合には、上下の段の接続を梱包枠同士で最小点数の
溶接を行うだけでよく、据付け工事の進行を図るには出
来るだけ少なくする必要のある地上作業を削減できる。
【0050】さらに、横置き伝熱管群10の収納空間と
なる後部伝熱壁室5を取り囲む各壁の据付けを、横置き
伝熱管群との間に十分な作業空間が生じることから、横
置き伝熱管群の吊り上げと並行作業で行え、後部伝熱壁
室に関する全ての吊り上げ作業終了後に、十分な作業空
間において安全に数百本の吊り上げ管、伝熱管群及び後
部伝熱壁室を取り囲む各壁との取り合い部の溶接が行え
る。
【0051】また、吊り上げ作業が終了した小ブロック
のうち最上段のものは、吊り下げ管管寄せ14に吊り下
げ管13を介して支持されているが、該吊り下げ管管寄
せ14からの吊り下げ管13の管列ピッチは、吊り下げ
管管寄せ14においては据付け終了時の設定寸法であ
り、最上段との取り合い部においては管列ピッチ調節手
段17によって小ブロックの管列ピッチ、即ち、据付け
終了時の設定寸法より小さいピッチに設定している。
【0052】このため、前記管列ピッチ調節手段17を
据付けの最終段階で取り外すことで、簡単な作業で伝熱
管群を構成する全ての伝熱管コイルの管列ピッチを据付
け終了時の設定寸法に調節することができる。
【0053】なお、梱包枠の取り外し及び吊り降ろし
は、前記管列ピッチを据付け終了時の寸法に調節する作
業の前までに行えばよい。
【0054】
【発明の効果】本発明の横置き伝熱管群の輸送及び据付
け方法と輸送及び据付け構造体によれば、横置き伝熱管
群をコンパクト化しているので輸送効率の向上と、梱包
枠ごとの吊り上げにより据付けにおける地上作業の大幅
削減が可能となる。また、他のボイラ本体部品の据付け
作業との並行作業が行えることから、工事期間の大幅な
短縮化ができると共に、高所での組立て作業の安全性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る横置き伝熱管群の吊
り上げ手順の説明図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係る横置き伝熱管群
の吊り上げ手順の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る横置き伝熱管群の収
納空間における作業空間の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る横置き伝熱管群の小
ブロック構造及び梱包枠の取り付け状態を示す斜視図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態に係る横置き伝熱管群の伝
熱管コイルまたは吊り下げ管の管列ピッチを最小とした
場合の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る横置き伝熱管群の小
ブロックごとの吊り上げ形態の斜視図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係る横置き伝熱管群
の吊り上げ手順の説明図である。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る横置き伝熱管群
の小ブロック構造及び梱包枠の取り付け状態を示す斜視
図である。
【図9】横置き伝熱管群を有する大型ボイラの代表的な
構成図である。
【図10】従来例に係る横置き伝熱管群の吊り上げ手順
の説明図である。
【図11】従来例に係る横置き伝熱管群の小ブロック構
造及び梱包枠の取り付け状態を示す斜視図である。
【図12】従来例に係る横置き伝熱管群の伝熱管コイル
または吊り下げ管の管列ピッチ説明図である。
【符号の説明】
2 スリングボルト 11 トップ大梁 14 吊り下げ管管寄せ 15 スタッブ群 16 梱包枠 17 吊り上げ装置 18 吊り上げ梁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラからの排ガス流路に、ガス流れ方
    向に対して直管部がほぼ直角となるように横置きに配置
    される複数枚の伝熱管群を据付ける方法において、 前記伝熱管群を複数の小伝熱管群にそれぞれ分割し、そ
    の小伝熱管群の伝熱管コイルの缶幅方向の管列間隔を、
    梱包を含めて据付け寸法より縮小した寸法となるように
    梱包して現地まで輸送し、ボイラ建屋の横置き伝熱管群
    の収納部の略直下部へ搬入し、吊り上げた後に前記梱包
    を外して、伝熱管群の管列を該間隔が据付け寸法となる
    ように缶幅方向に広げることを特徴とする横置き伝熱管
    群の据付け方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、ガス流れに対し
    て複数段が配置される伝熱管群のうち、前回に搬入した
    上流側の伝熱管群を、今回搬入する下流側の伝熱管群を
    かわす高さ以上に吊り上げ、梱包同士を最少個所数で接
    合し、次回搬入する下流側の伝熱管群をかわす高さ以上
    に吊り上げ、前記吊り上げを順次行い、最下流側の伝熱
    管群の梱包の接合が終了した後は、全段を据付け位置に
    吊り上げ、前記梱包を外して下降させると共に、それぞ
    れの伝熱管群の管列を該間隔が据付け寸法となるように
    缶幅方向に広げることを特徴とする横置き伝熱管群の据
    付け方法。
  3. 【請求項3】 ボイラからの排ガス流路に、ガス流れ方
    向に対して直管部がほぼ直角となるように横置きに配置
    される複数枚の伝熱管群の据付け構造体において、 前記伝熱管群が分割した複数の小伝熱管群で構成され、
    その小伝熱管群の伝熱管コイルの缶幅方向の管列間隔は
    梱包を含めて据付け寸法より縮小した寸法であり、吊り
    上げ後に前記梱包が取り外され、伝熱管群の缶列を缶幅
    方向に広げることによってその缶列間隔を据付け寸法に
    できることを特徴とする横置き伝熱管群の据付け構造
    体。
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