JPH1065805A - 二重電圧の電話線の監視回路 - Google Patents

二重電圧の電話線の監視回路

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JPH1065805A
JPH1065805A JP9120539A JP12053997A JPH1065805A JP H1065805 A JPH1065805 A JP H1065805A JP 9120539 A JP9120539 A JP 9120539A JP 12053997 A JP12053997 A JP 12053997A JP H1065805 A JPH1065805 A JP H1065805A
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transistor
loop
current
terminal
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JP9120539A
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Inventor
Robert Kuo-Wei Chen
ケー.チェン ロバート
C Gammel John
シー.ガムメル ジョン
Alan Supaia Deuein
アラン スパイア デウェイン
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Lucent Technologies Inc
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/001Current supply source at the exchanger providing current to substations
    • H04M19/005Feeding arrangements without the use of line transformers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話回線をテストをするか、あるいは通常の
BORSCHT機能を具備するような電話線回路の監視
回路を提供する。 【解決手段】 ループに接続されるべき電源として、高
電圧電源か、低電圧電源のいずれかを選択する電源切替
器を有する電話線回路の監視回路において、(A)前記
高電圧電源あるいは低電圧電源からループにより引き出
される出力電流を制限するために、前記電源切替器に接
続される電流ミラー回路と、(B)一定入力基準電流を
前記電流ミラー回路に供給する基準電流ソースと、
(C)前記ループにより前記電源から取り出される電流
を、通常の話中状態の間は低い値に、それ以外の状態の
時には高い値に制限するために、前記電流ミラー回路を
選択的に制御する手段とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者ライン(ル
ープ)に提供される電話サービスの保守と信頼性の管理
に関し、特にこのような加入者ラインにサービスするイ
ンタフェース回路(SLIC)に関する。
【0002】
【従来の技術】電話線回路(従来は中央電話局に配備さ
れていた)は、加入者ループにサービスする様々な機能
を提供している。「BORSCHT」は、このような機
能の主要な1つを識別するためにしばしば用いられる、
ニーモニックである、例えばこのような機能の例として
は、電源の供給,ループの過電圧保護,リンギング,ル
ープの監視,符号化/復号化,ハイブリット機能(即
ち、4線のネットワークへの2線の加入者ラインの接
続)と試験である。
【0003】中央電話局から離れた場所に加入者ライン
が集中する傾向が増えるにつれて、BORSCHT機能
が中央電話局から離れた場所に位置するラインカードに
より与えられ、その結果中央電話局の自動テスト装置
は、加入者ライン回路には、もはや局部的に適応できな
くなっている。従って、従来は中央電話局の交換器を遠
隔地から利用する必要があったような多数のテスト機能
を自己内蔵型の方法により、実行できるラインインタフ
ェース回路を具備すること望ましい。
【0004】さらに信頼性を犠牲にすることなく、ライ
ンインタフェース回路のコストと大きさを低減するのが
望ましい。特に、加入者ループのティップ/リング導体
をライン回路から切断することが従来は必要であったよ
うな電気機械ループ絶縁リレーとライン変圧器の必要性
をなくし、その結果、電話ライン回路は、ループの状態
に影響したりあるいはされたりすることなくテストでき
ることが望ましい。
【0005】これまでは従来の電気機械リレーの1つ
(即ち、トランスファ接点が、ループのリング導体をラ
イン回路あるいはリンギング生成器のいずれかに接続す
るようなリンギングリレー)は、トランジスタスイッチ
により置換できると認識されていた。米国特許第4,6
52,701号(1987年3月4日発行、発明者、R.
J. Cubbison Jr.)によれば、このリレーをトランジス
タスイッチで置換すると、カットオフトランジスタの有
限抵抗がリンギング信号をライン回路に結合するのを阻
止するフィードバックパスを具備し、さらに軸方向のア
ンバランスを阻止するためにトランジスタの有限順方向
抵抗を補償する必要がある。
【0006】さらにまた例えば、米国特許第5,34
1,416号(1994年8月23日発行、発明者 J.
C. Gammel)によれば、リンギング信号がループに入力
される(即ち高速リングトリップになる)と、オフフッ
ク状態の早期検出は、リンギング信号の極性をモニタ
し、リンギング電圧の特定の極性の間に、リンギング電
流があるしきい値を超えたときにそのリンギング電流を
切断することにより達成される。
【0007】電気機械的ループの絶縁リレーを必要とす
ることなく、ティップ/リング導体の誤交差あるいは接
地が存在するか否かを決定し、ライン回路のヒューズ、
DCフィード/音声周波数終端インピーダンス,コーデ
ックとティップ/リング駆動増幅器と、リングトリップ
とループ閉鎖検出器の状態を認証することのできるライ
ン回路を具備することが望ましい。また異なる電源供給
電圧の元でこれら回路状態を確認することが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、ライン回路とループ導体とを絶縁する電気機械
リレーを必要とすることなく選択的にテストをするか、
あるいは通常のBORSCHT機能を具備する為に、マ
イクロプロセッサ/DSPにより制御可能な回路要素を
有する4線回路を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、従来の
ライン変圧器は、ループ電流供給抵抗ネットワークによ
り置換される。高電圧電源あるいは低電圧電源のいずれ
かが、ループ電流を与えるために、電流レギュレータ回
路と電源切替器回路を介して抵抗ネットワークに接続さ
れる。通常の動作状態においては、ライン受信増幅器を
含むフィードバックパスは、終端インピーダンスを供給
抵抗のDC値以上に増加させ、その結果ループ終端抵抗
ネットワークは、無線周波数でループの特性インピーダ
ンスに適合できる。
【0010】コーデックのアナログ出力とライン駆動増
幅器への入力との間のレベルシフト回路は、ループに入
力される信号に対し、DCレベルを確立し、ループに電
源を供給するために接続されている電源の如何を問わ
ず、コーデック信号のダイナミックレンジを確保でき
る。抵抗ネットワークに直接接続されるライン受信増幅
器は、オンフックとオフフックのループ状態をマイクロ
プロセッサ/DSPに対し、コンパレータを介して入力
する。そしてこのコンパレータには、ループに電力を供
給するいずれかの電源によりバイアスされている。
【0011】ミラー(Miller)キャパシタに対する異な
る放電パスは、リンギング状態かあるいは切断順方向状
態のいずれかが、ループに電力を供給するバッテリの切
断に続いて発生するかによって、マイクロプロセッサ/
DSPにより選択される。この別々の放電パスは、ルー
プを介して伝送される可聴周波数アナログ信号に対する
低インピーダンスパスを与えるために電流制限器をシャ
ント(短絡)する。このミラーキャパシタは、リンギン
グ状態の前に急速に放電され、その結果リンギング信号
に対する負荷にはならないが、ループに対しノイズスパ
イクを導入するのを回避するために、切断順方向状態の
前にはゆっくりと放電される。
【0012】テストモードにおいては、マイクロプロセ
ッサ/DSPは、ライン駆動増幅器と受信増幅器とレベ
ルシフト回路に電力を供給したり遮断したりする。これ
により、回路内のこれらの構成要素を切り離したりある
いは導通したりする。このレベルシフト回路はコーデッ
クのアナログ出力と入力との間に配置される。供給抵抗
と保護ヒューズの状態とループ閉鎖検出器の状態は、マ
イクロプロセッサ/DSPにループのオンフック状態と
オフフック状態を報告するのに通常用いられる同一の端
末を介して通知される。
【0013】テストは次のようにして行われる。 1.ループバックテスト このテストにおいては、コーデックの入力と出力をルー
プのティップ/リング導体から絶縁するために、ティッ
プ/リング駆動増幅器と受信増幅器とコーデックとのイ
ンタフェースはターンオフして、それらを高インピーダ
ンス状態にする。マイクロプロセッサ/DSPは、デジ
タルトーンコードをコーデックのデジタル入力に与え、
このコーデックのアナログ出力は、そのアナログ入力に
接続され、そしてこのコーデックのデジタル出力は、マ
イクロプロセッサ/DSPに接続されて解析される。
【0014】2.チップサイド伝送テスト このテストでは、チップサイド駆動増幅器と受信増幅器
とは、イネーブルされるが、リングサイド駆動増幅器
は、ターンオフされ高インピーダンス状態にされる。マ
イクロプロセッサ/DSPは、デジタルトーンコードを
コーデックのデジタル入力に出力する。このコーデック
のアナログ出力は、テストトーンをチップ駆動増幅器に
供給する。抵抗ネットワークからの受信増幅器により検
出されたトーンの反射は、コーデックのアナログ入力に
供給され、そしてコーデックのデジタル出力は、マイク
ロプロセッサ/DSPにより解析され、イネーブルされ
た増幅器とループ終端抵抗と結合キャパシタが機能して
いるかを決定する。
【0015】3.リングサイド伝送テスト これはリングサイド伝送パスの対応する機能を実行す
る。
【0016】4.(ループ閉鎖検出器回路の一部を用い
る)テストは、DC供給抵抗の状態と供給される高電圧
電源に具備されたヒューズの状態を報告する。
【0017】5.ループ電流がない状態(オンフック伝
送の場合)の線形動作用にバイアスされた電流制限器を
介して供給されるDCフィード抵抗と低電圧電源のヒュ
ーズのテスト。
【0018】6.ループ閉鎖検出器の強制オンフックの
テスト 受信増幅器はターンオフされ、ループ閉鎖検出器の入力
は正常電源の一部である電圧に接続される。
【0019】7.ループ閉鎖検出器の強制オフフックの
テスト 受信増幅器はターンオフされ、ループ閉鎖検出器の入力
は接地される。
【0020】8.リンギング生成器のテスト このテストは、リンギング信号を電話機に入力する前に
実行され、その際に20Hzのクロックが内部的に+5
Vにされて、リンギング生成器はターンオフされ、その
出力はVBAT1から接地に順次増加(減少)する。
【0021】9.リングトリップのテスト このテストは、リンギング生成器のテストの後に行わ
れ、その際にリンギング生成器はターンオフされ、過電
圧保護回路のSCRはターンオンされ、ループ電流は電
流制限器により制限される。リングトリップ検出器がイ
ネーブルされた後、NRDETがリングトリップをマイ
クロプロセッサDSPへの報告が速すぎるかあるいは遅
すぎる場合には、この状態はリンギング信号はループに
入力されるべきではないことを示す。
【0022】10.リンギングトリップリセット状態 これはリングトリップフィルタキャパシタが、リンギン
グ信号をループに入力する前に放電される。
【0023】11.ノイズテスト これは全ての増幅器と受信インタフェースがパワーダウ
ンされるが、電源切替器はターンオンされ、コーデック
のアナログ入力に現れるループからのアイドルチャネル
ノイズが測定される。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の加入者ループイン
タフェース回路の主要な要素を表すブロック図である。
図1の2点鎖線で囲まれた左側の部分の厚いフィルム製
の第1サブアッセンブリ(FIC)は、DC供給抵抗と
ヒューズを一つのパッケージ内に組み込み、端末TIP
とRNGを有し、それにループ回路のティップ/リング
導体がそれぞれ接続されている。
【0025】第1サブアッセンブリFICは、ヒューズ
FT、FRと複数の抵抗Rを有する、このヒューズF
T、FRは、ティップ導体とリング導体のそれぞれの過
電流保護用であり、この複数の抵抗は、DC電流をルー
プに供給するため、あるいはリンギング信号をループに
供給するため、およびループに可聴周波数結合用のベー
シックインピーダンス適合用である。第1サブアッセン
ブリFICを破壊するような高パワーのクロス(交差短
絡)が発生した場合には、第1サブアッセンブリFIC
の厚フィルム抵抗は、短絡せずに安全方向の解放状態に
なるよう設計され、このDC供給抵抗の解放により、電
源と接地フィードはループから切り離される。
【0026】第2のサブアッセンブリICは、集積回路
チップ上に、ラインインタフェース回路の電子増幅器要
素とテスト要素とを含み、外部コーデックとマイクロプ
ロセッサ/DSPを組み込んで、ループにBORSCH
T機能を提供するラインインタフェース要素の組立が完
了する。
【0027】ラインインタフェース回路の電源切替器
は、ラインがオンフックで信号範囲を増加させるときに
は、ループへ電流制限高電圧電源(VBAT1)を接続
し、ラインがオフフックで電力消費を低減させていると
きには、低電圧電源(VBAT2)を接続する。このラ
インインタフェースサブアッセンブリICは、電流制限
器と電源切替回路とを有し、電圧制御された制限電流を
ループに対しいずれかの電源から供給し、さらに使用さ
れるべき電源を選択する。
【0028】ループがアイドル状態の時には電源切替器
はターンオンされ、VBAT1(通常−48V)を採用
し、そして制御された電流が、電流制限器によりリング
導体の端末VREGに供給され、様々な加入者構内装置
が最大の範囲で適正に動作するようにティップとリング
との間の十分なオープン回路電圧を与える。加入者がオ
フフック状態に行くと、電源切替器はターンオフされ、
VBAT2(通常−24V)がリング導体に電流制限器
を介して接続され、パワーの消費を最低にする。
【0029】この電流制限器は、23mAの電流の最大
値を430Ωの最大ループ抵抗に480Ωのフィード抵
抗を介して与える。この制御された電流は、電流制限器
の端末VREGからリング導体に電源供給抵抗RR1
(75Ω),RR2(125Ω),RRF(40Ω),
ヒューズFRを介して供給される。ティップ導体が抵抗
RT(200Ω)と、RTF3(40Ω)とヒューズF
Tを介して接地される。抵抗RFSTとRFSR(それ
ぞれここでは1メガオーム)がそれぞれティップ導体と
リング導体とヒューズとの間に接続され、それらがティ
ップ導体とリング導体とを供給抵抗検出器回路に接続さ
せる。
【0030】サブアッセンブリICは、加入者ループA
Tと加入者ループARのそれぞれのティップとリングに
対しライン駆動増幅器と、ループ導体に直接接続される
可聴周波数受信増幅器AXを有する。増幅器ATの端末
PTに与えられる可聴周波数出力信号は、ティップ導体
TIPにキャパシタCTと抵抗RPTとRTF3を介し
て接続される。一方、増幅器ARの端末PRに供給され
る可聴周波数出力信号は、リング導体RNGにキャパシ
タCRと抵抗RPRとRRFを介して接続される。
【0031】抵抗RPTとRPRはそれぞれ2400Ω
である。抵抗R1とR3は、ティップ導体TIPとリン
グ導体RNGを増幅器AXの入力端末TSとRSに直接
接続し、その出力端末XMTにおいて、オンフックルー
プ状態とオフフックループ状態とをループ閉鎖コンパレ
ータCMP1の入力INMに入力する。ティップ導体T
IPとリング導体RNGの間に現れるAC信号は、増幅
器AXにより検出され、キャパシタCB1とCB2の接
合部に供給される。
【0032】キャパシタCB1と抵抗デバイダRT1,
RT2とは、ともにこのAC信号を受信インタフェース
RIの端末RCVNに接続し、そしてキャパシタCB2
と抵抗RT3とは、このAC信号を増幅器A0にコーデ
ックCODECのアナログ入力で接続する(これは図1
の右側上部に示してある)。電流制限器と電源切替器の
VREG端末の電流制限DC電圧が、ループ閉鎖コンパ
レータCMP1の端末INPに入力され、その結果コン
パレータCMP1は、ループに加えられる電圧の如何を
問わずループ電流のDC状態を監視する。コンパレータ
CMP1は、ループ閉鎖状態をマイクロプロセッサDS
Pの端末NLCに入力する。
【0033】ラインインターフェースサブアッセンブリ
ICの様々な構成要素は、復号論理回路(デコードロジ
ック)DLにより分配されるロジックレベル信号の制御
下で動作する。復号論理回路DLは、ロジックレベル制
御信号をマイクロプロセッサ/DSPから導体B0−B
4を介して受信する。そしてラインインターフェースサ
ブアッセンブリICは、状態情報をマイクロプロセッサ
/DSPの入力端末NRDETとNLCに与える。マイ
クロプロセッサ/DSPは、コーデックと信号を送受信
する。復号論理回路DLは、個々の制御信号を様々な増
幅器とラインインターフェースサブアッセンブリICの
テストサブ回路に導体B0−B4を介して分配される信
号のパターンに従って与える。この詳細は表1と2のリ
ストとして示す。
【0034】電源供給抵抗とヒューズとループに加わる
電源電圧の完全性は、ヒューズとDC供給抵抗検出器F
DETにより高抵抗レジスタRFSTとRFSR(それ
ぞれが1メガオーム)を介して監視される。ヒューズま
たは電源供給抵抗の一方、または両方が故障している場
合には、検出器の出力はループがオンフックの時にはフ
ォールトを表し、ヒューズと電源供給抵抗の出力は、端
末NLCの信号に通知され、そこからマイクロプロセッ
サ/DSPに加えられる。
【0035】リンギングが要求された場合には、電源切
替器はターンオフされ、リンギング生成器はリンギング
電圧を端末VRSで端末VREGに接続されている高負
電源(通常−180V)に重ね合わせる。増幅器AR
は、リンギング生成器により供給されるリンギング電圧
に負荷とならないようにするために高インピーダンス状
態におかれる。
【0036】リング導体RNG上に高負電圧が存在する
ことは、リンギングの間にヒューズとDC供給抵抗検出
回路FDETにより認証され、このDC供給抵抗検出回
路はしきい値監視回路を含む。このしきい値監視回路
は、イネーブル信号NRHV1からNRGHV3を復号
論理回路DLから受信する。リング導体上の電圧が所定
の負のしきい値に近付くと回路FDETはこのことを端
末NLCに入力する。
【0037】リンギング中にループ内を流れるDC電流
は、リングトリップ検出器により端末RTFLTでもっ
て監視され、端末NRDETに送られてリンギングをト
リップする時点をマイクロプロセッサ/DSPに示す。
リンギング生成器の位相は、20Hzのリンギングクロ
ックに同期している。オフフックが20Hzのクロック
の後端から25mS内に端末NRDETに送られると、
リンギングは1周期以下の遅延でもってトリップされ
る。オフフックが20Hzのクロックの後端から25m
Sから50mSの範囲内で検出されると、リンギングは
即時に(即ち遅延なく)ターンオフされる。
【0038】このリンギングトリップテストが終了する
と、リンギングトリップリセット状態に入り、外部フィ
ルタキャパシタCRTが放電され、その結果リンギング
信号がループに入力された時オフフック検出器を誤って
トリップしない(not faulttrip)。このキャパシタを
放電するために論理回路は、NRTR信号(表1を参
照)を送り、リングトリップリセットの間、Nチャネル
FETをターンオンして、キャパシタCRTの短絡放電
パスを形成する。
【0039】ラインインタフェース回路の正常動作の
間、コーデックの左側(アナログ)出力からの可聴周波
数信号は、キャパシタCRCVと抵抗RCV1を介し
て、受信インタフェースIRの端末RCVPに供給さ
れ、そしてこの受信インタフェースIRからこの可聴周
波数信号は、作動増幅器ATとARに供給され、その後
ティップ導体/リング導体にキャパシタCTとCRで容
量性結合される。
【0040】ティップ導体とリング導体間にかかる電圧
は、端末TS,RSで増幅器AXにより電圧分割抵抗R
1,R3,R4を介して検出される。この電圧分割抵抗
はティップ導体とリング導体の電圧の一部(例えば1/
5)を増幅器AXに加える。増幅器AXの出力の一部
(端末XMTに現れる)は、キャパシタCB1と抵抗分
割器RT1とRT2を介して端末RCVNに戻され、ル
ープのティップ導体とリング導体に現れる可聴周波数終
端インピーダンスを増加させる。
【0041】この可聴周波数フィードバックがないと終
端インピーダンスは、ティップ導体TIPの抵抗RTF
3,RT,RPTのDC抵抗値と、リング導体RNGの
抵抗RRF,RR,RPRのDC抵抗値により決定され
る。この実施例においては、このDC抵抗は約450Ω
の終端インピーダンスを形成し、これは所望のループ終
端インピーダンス600オーム以下である。受信増幅器
AXと、フィードバックパス(図2のB)でもってAC
信号用の終端インピーダンスは所望のレベルまで増加す
る。
【0042】端末XMTの信号は、キャパシタCB2と
抵抗RT3を介してコーデック入力増幅器A0の反転入
力に入力される。復号論理回路DLからのチャネルテス
ト信号HBSにより、トランジスタスイッチHB1(図
2A)が活性化されると、このトランジスタスイッチH
B1は、端末SB1とSB2を接続し、その結果端末X
MTの信号は、コーデックアナログ出力からの信号と抵
抗RHB内で加算される。この実施例においては、コー
デックは5Vのダイナミックレンジを有する入力アナロ
グ信号を受信する。この振幅を変換して、それを約ゼロ
ボルトに規準を合わせるために、2.5VのDCのバイ
アス電圧がコーデック増幅器A0の非反転入力に加えら
れ、その結果、コーデックに加えられる信号は接地(ゼ
ロボルト)と+5Vとの間でスイングする。
【0043】受信増幅器AXの出力は、ループ閉鎖コン
パレータCMP1のINM入力にも加えられる。抵抗分
割器RLC1,RLC2(図2A)は、端末VREGの
電圧の一部をコンパレータCMP1のINP入力に加
え、その結果ループ閉鎖検出用のしきい値は、端末VR
EGの電圧に比例することになる。このループ閉鎖検出
しきい値は、VREGの電圧によって、共に変化するた
めにコンパレータCMP1の端末NCLの出力は、ルー
プにかかる電源電圧とは無関係にループ閉鎖を正確に示
す。
【0044】通常のパワーアップ話中状態(表I,II
のライン1を参照)においては、増幅器ATとARはパ
ワーアップされ、電源切替器はターンオンされて、VB
AT1をリング導体RNGに接続し、端末NCLはルー
プが開状態の時、即ちオンフックの時に論理ハイを示
す。ラインがオフフック状態(表I,IIのライン2を
参照)に移行すると、電源切替器はターンオフされVB
AT2は、電流制限器を介して接続される。
【0045】リンギングの間(表I,IIのライン
3)、増幅器AT,ARと受信インターフェースRIと
はパワーダウンされ電力を節約し、電源切替器はターン
オフされ、リンギング生成器がターンオンされ、高電圧
検出器(図6)がイネーブルされる。ヒューズ検出器
は、リング導体RNG電圧が所定の負しきい値を超えた
時点を検出し、論理レベルがハイの信号を端末NLCに
送り高リンギング電圧の存在を示す。
【0046】ACインピーダンスの修正、図2B DC供給抵抗の値は約450Ωの終端インピーダンスを
形成し、これは、ループ内を伝送されるAC信号用の6
00オームの所望のループ終端用インピーダンス以下で
ある。DC供給抵抗の値は、最低電流(例23.5m
A)を低電圧電源VBAT2から430オームの最大ル
ープ抵抗に与えながらオフフックパワーの消費を最低に
するような要件により制限される。
【0047】これにより供給抵抗の最大DC抵抗は、約
450オームを超えることがない。この値は、600オ
ームのループのAC特性インピーダンス以下である。ラ
インインタフェース回路のAC駆動点インピーダンス
を、ループの600オームの特性インピーダンスに適合
させるために、供給抵抗のDC抵抗が低いにもかかわら
ず、増幅器AXとレベルシフト受信インタフェースRI
を含むフィードバックパスが採用される。
【0048】いかにACフィードバックパスがループを
望む有効ACインピーダンスを増加させるかを解析する
ために、図2Bにおいて作動増幅器AT,ARは、単純
化した合成増幅器G=Aにより置換され、フィードバッ
クパス増幅器AXがブラックボックス「−k」により置
換される。図2Bにおいて、RL はループの600オー
ムの特性インピーダンスを表し、全ティップサイドDC
供給抵抗値(図1:RT+RTF3=240オーム)と
全リングサイドDC供給抵抗値(図1:RRF+RR2
+RR1=240オーム)が1個の抵抗Rf により置換
される。
【0049】インタフェース回路が、ループに対し60
0オームの終端インピーダンスを表す場合には、増幅器
により表されるインピーダンスと並列のRf とフィード
バックパスとの組み合わせは、600オームでなければ
ならない。この合成増幅器は、反転入力(−)からのA
のゲインと、非反転入力(RCV)からのARCVPのゲイ
ンとを有する。
【0050】RLとRfの並列組み合わせをRL.′で表す
とする。ただし単位駆動点電流IをVRCVNがゼロでポイ
ントV1 に与えるものとする。
【数1】
【0051】式(3)をV0 で割ると駆動点アドミッタ
ンス、1/RT が次式で得られる。
【数2】 ここでは、600オームのラインがラインインタフェー
ス回路により600オームで終端すると仮定すると、R
T =300オームとなる。そして式(4)をkAについ
て解くと次式となる。
【数3】
【0052】
【数4】 式(4)から次式が得られる、
【数5】 これを式(8)に入れると次式となる。
【数6】
【0053】したがってRT =300オームでは、受信
ゲイン1のARCV ,Rf =480,R=4700オー
ム,RL′= 266オームを用いてこれらの値を式
(5)に代入すると次式となる。
【数7】 式(10)から次式が得られる。
【数8】
【0054】式(12)の値を式(11)に代入する
と、k=3/16=0.188となる。増幅器AXのゲ
インを0.2とする、図1の抵抗RT1とRT2の値
は、0.188/0.2即ち0.94の比率となる。
【0055】受信インタフェース「RI」とループ閉鎖
検出器、図2A 受信インタフェースRIは、コーデックの「シングルエ
ンド」出力を受信し、作動アナログ信号をそれぞれティ
ップ導体とリング導体のライン駆動増幅器ATとARに
与える。さらにこの受信インタフェースは、アナログ信
号のDCレベルを確立し、それをライン駆動増幅器がテ
ィップ導体とリング導体に与え、コーデックアナログ出
力により与えられる信号の最大ダイナミックレンジを含
めるようにする。
【0056】ティップ導体は、通常接地電位かその近傍
にあり、一方リング導体は、負の電位にある。この受信
インタフェースRIは、接地とVBAT1の間のアナロ
グ出力のDCレベルを確立し、コーデックのアナログ信
号をループ導体上に現れる電位がクリップするのを阻止
する。さらに詳述すると、コーデックの「シングルエン
ド」アナログ出力は、受信インタフェースのトランジス
タB15のベースで端末RCVPに接続され、このトラ
ンジスタB15のコレクタとエミッタは、一定電流ソー
スの右側対(IRef) の間に配置され、そしてその両方
は復号論理回路DLからのIPR1信号により制御され
る。
【0057】このIPR1信号が「0」状態の時には、
定電流ソースはパワーアップされる。最上位のソースを
ソースとして考え、最下位のソースは同一電流値(例、
200μA)の定電流シンクとして考えることもでき
る。別のトランジスタB16のエミッタコレクタパスも
同様に定電流ソースの対応する対の間に接続される。ト
ランジスタB16のベースは、抵抗分割器RT1,RT
2の接合部の端末RCVNに接続される。
【0058】これらの定電流ソースの両方の対は、復号
論理回路DLからのIPR1論理レベル信号により制御
される。トランジスタB15のベースに加えられるコー
デックのアナログ信号出力が、このトランジスタの導通
率を増加させる傾向があるときには、この増加したエミ
ッタ電流は、右上の定電流ソースから来るのではなく抵
抗R12により供給されねばならず、この抵抗R12は
トランジスタB16を介して通常流れる左上の定電流ソ
ースにより供給される電流の一部を転流させる。
【0059】しかし左下の定電流ソースは、コーデック
がトランジスタB15のベースを駆動する前と同一の定
電流をシンクし続けなければならないので、転流された
電流はそこに戻されなければならない。トランジスタB
15のコレクタを介する増加した電流は、ポイントAR
Pから直列接続された抵抗R13,R14を介してポイ
ントATPに流れ、そこで左下の電流シンクに戻る。抵
抗R13,R14を介した増加電流は、ポイントARP
をポイントATPよりも正電位にさせる。
【0060】したがって、トランジスタB16のコレク
タ回路のポイントATPの位相は、トランジスタB15
のコレクタパスのポイントARPに加えられる駆動電流
の位相と180°ずれている。その結果増幅器には、コ
ーデックがシングルエンド出力を具備するだけにもかか
わらず、必要な作動アナログ信号が与えられる。ポイン
トATPのアナログ駆動電流(電圧)が、増幅器ATの
非反転入力に加えられ、ポイントARPの駆動電流が増
幅器ARの非反転入力に加えられる。IPR1の信号が
「1」の状態にある時には、定電流ソースはパワーダウ
ンされ、コーデックの出力は、ライン駆動増幅器AT,
ARへの入力から遮断される。
【0061】バッファ増幅器X1の入力点における等価
抵抗LC1,LC2が、ポイントATPとARPのアナ
ログ電圧のDCレベルを確立し、それが接地とVBAT
1の中間に置かれる。これはティップ導体とリング導体
に入力されるアナログ信号の最大ダイナミックレンジを
与える。増幅器ATの反転入力と直列の抵抗R22と増
幅器ATに跨るフィードバック抵抗R23が端末PTへ
の非反転入力からの増幅器ATのゲイン(例、6)を確
立する。同様なことが増幅器ARに関連した抵抗R24
とR25にもあてはまる。
【0062】ノイズ除去構成がトランスコンダクタンス
段gmとキャパシタCBN,VREGにより与えられ、
その結果ポイントVREG上に現れるいかなるACノイ
ズも、RCVPに加えられるアナログ信号内のノイズを
相殺するような方法でポイントARPに加えられる。し
かし、端末CBNに現れるいかなるノイズ電圧もトラン
スコンダクタンス段により電流に変換され、この電流が
ノイズ電圧がティップ導体とリング導体上の伝送に影響
を与えるのを相殺するのに十分な振幅と所定の極性の電
圧をポイントARPに生成する。ノイズ除去回路の詳細
は、同時出願の出願番号08/359,164号(発明
者 Ian. A. Schorr 、出願日1994年12月19日)
に開示されている。
【0063】図1に戻って、ライン受信増幅器AXは、
ループのティップ導体とリング導体に直接接続される入
力を有する。増幅器AXの出力は、ループ閉鎖コンパレ
ータCMP1の反転入力INMに接続される。この詳細
は、図5の右上側に開示されている。図2Aに示すよう
に、コンパレータCMP1の非反転入力INPは、抵抗
RLC1とRLC2の接合部に接続され、これによりル
ープにDC電流を供給する端末VREGからの接地への
抵抗分割器を構成する。RLC1とRLC2の比率がC
MP1により検出可能なループ包囲抵抗のしきい値を決
定する。
【0064】コンパレータCMP1のNLC出力が、マ
イクロプロセッサ/DSPに接続される。かくしてコン
パレータCMP1は、ライン受信増幅器AXにより報告
されたDC状態により決定されたループの実際の状態を
入力する。増幅器AXが高インピーダンス状態に配置さ
れると、ループ閉鎖しきい値は、図4Aの回路LCTに
よりチェックされる。回路LCTは、コンパレータCM
P1のINM入力を強制的に接地(復号論理回路DLの
信号をNLCTO=0,NLCTC=0)にするかある
いはVBAT1(復号論理回路の信号をNLCTO=
0,NLCTC=1)の部分電圧にする。
【0065】チャネルテスト チャネルテストは、ループがオンフックの時に行われ
る。これは、論理ハイの状態の端末NLCをモニタする
マイクロプロセッサ/DSPにより決定される。テスト
プログラム中にループがオフフック状態になると、この
テストプログラムは失敗に終わる。復号論理回路DLに
より様々なテスト中にサブアッセンブリICの様々な構
成部品に与えられる論理レベル信号は、本明細書の末尾
にある表I,IIに示されている。
【0066】1.ループバックテスト この状態においてマイクロプロセッサ/DSPは、復号
論理回路DLに対し、表I,IIのライン7の信号を発
信するよう指示する。この表中の「状態/テスト」カラ
ム内の「PD]の略字は、ループ駆動増幅器のAT,A
R、ループ受信増幅器AX、受信インタフェースRIの
パワーダウンを表す。AX増幅器の出力は、接地に保持
され、電流制限器は、ターンオフされる。
【0067】ループ駆動増幅器と受信増幅器とがパワー
ダウンされると、増幅器は高インピーダンス状態におか
れ、ループはコーデックのアナログ入力と出力から絶縁
される。このようにコーデックがループから切り離され
ると、復号論理回路DLは、HBS信号(図2A)を供
給して、トランジスタHB1をターンオンしてループバ
ック接続を確立する。このループバック接続において、
ハイブリッド抵抗RHBは、コーデックの出力とその入
力との間に接続され、そのパスは端末SB1へのコーデ
ックの出力からPチャネルあるいはNチャネルのいずれ
かのトランジスタHB1を介して端末SB2とコーデッ
ク増幅器A0の反転入力への抵抗RHBへ形成されるこ
とになる。
【0068】その後このマイクロプロセッサ/DSP
は、デジタルトーン信号をコーデックのデジタル入力に
入力し、このデジタルトーン信号をコーデックはアナロ
グ信号に対応して変換し、それはトランジスタスイッチ
HB1を介して増幅器A0の反転入力に入力され、そし
てコーデックのアナログ入力に戻され、コーデックによ
り対応するデジタル信号に変換されてマイクロプロセッ
サ/DSPにより解析される。
【0069】2.ハイブリッドなしのティップ側のみの
伝送テスト この状態は、表IとIIのライン9に示されているよう
に、全てのパワーはパワーアップ([PU])される
が、ただし、リング導体駆動増幅器ARは復号論理回路
DLの信号RPD=1によりターンオフ(パワーダウ
ン)にされる。端末SB1,SB2の間に配置されたス
イッチHB1(図2A)は開状態で、端末RCVPはハ
イブリッドトランジスタRHB(復号論理回路DL出力
HBSW=0)には接続されていない。このコーデック
は、そのデジタル入力点で、DSPの指示によりテスト
トーン(例、1kHzで−10dBm)をアナログ受信
ポートRCVPに入力する。
【0070】増幅器ATは活性状態にあり、増幅器AR
はパワー状態にあるため、信号はティップ導体にのみ入
力される。反射波は増幅器AXにより検出され、それが
伝送XMTに現れ、そこから増幅器A0の反転入力に入
力され、さらにコーデックのアナログ入力に入力され
る。ティップ導体が開状態ある場合には、反射はテスト
トーン以下の6dBである。しかし、ティップとリング
が適正に600オームあるいは900オームのインピー
ダンスにより終端されている場合には、この反射はテス
トトーン以下の11dBである。
【0071】ティップ導体が短絡して接地されると、反
射はテストトーン以下の23dBに大幅に減少する。イ
ンタフェースのティップ側に何らかの故障(例えば動作
不能のAT増幅器,開状態の結合キャパシタCTおよび
/または抵抗RPTが存在する場合)には、反射は4線
ポートには現れない。DC供給抵抗(RT,RTF3,
RRF,RR)が故障して開状態あり、FICの点線内
の他の全ての抵抗が正常状態にある場合には、4線ポー
トには大きな過負荷が存在することになる。増幅器AX
により受信されたアイドルチャネルノイズは、端末XM
Tに現れ同様に測定される。
【0072】3.伝送テスト−リングサイドのみ;高電
圧電源ヒューズテスト この状態は、表IとIIのライン8に示されるように、
全ての回路はパワーアップされるが、増幅器AT(復号
論理回路DLの信号TPD=1)を除く。ハイブリッド
抵抗RHBは、端末RCVPからスイッチHB1(図2
A)を開くことにより切断される。テストトーン(例、
1kHzで−10dBm)がコーデックにより受信ポー
トRCVPに入力される。反射が伝送ポートXMTに現
れる。
【0073】リング導体が開状態の場合には、反射はテ
ストトーン以下の約6dBmである。しかし、ティップ
導体とリング導体が600オームまたは900オームの
インピーダンスにより適正に終端している場合には、こ
の反射はテストトーン以下の約11dBである。しか
し、何らかの理由によりリング状態が接地されている
と、反射はテストトーン以下の約23dBに急激に減少
する。
【0074】インタフェースのリングサイドに何らかの
故障、例えば動作不可能なAR増幅器,開状態の結合キ
ャパシタCRおよび/または抵抗RPRが存在する場合
には、反射は4線ポートには現れない。DC供給抵抗
(RT,RTF3,RRF,RR)が故障して開状態あ
り、FICの点線内の他の全ての抵抗が正常状態にある
場合には、4線ポートには大きな過負荷が存在すること
になる。アイドルチャネルノイズは、4線ポートと同様
に測定される。
【0075】4.ヒューズテスト−高電圧電源 この状態は、表I,IIのライン10に示されるように
ライン駆動増幅器と受信増幅器AT,AR,AXと受信
インタフェースRIは、パワーダウンされるが電源切替
器は、ターンオン(復号論理回路DLの信号NHV=
0,NBSON=0)される。ヒューズ検出器回路FD
ET(図5,6)がコンパレータCMP1のNLC端末
出力にフィード抵抗とヒューズの状態を表す信号を与え
る。
【0076】ティップ導体が接地に接続され、リードR
FST用のヒューズ検出器しきい値が−27Vに設定さ
れる。リング導体はVBAT1に接続され、リードRF
SR用のヒューズ検出器しきい値が−35Vに設定され
る。ヒューズとフィード抵抗検出器FDET回路は、復
号論理回路DLの出力をNFEN=0,NHV=0にす
ることによりイネーブルされる。このヒューズとDC供
給抵抗とが故障していない(intact)場合には、ティッ
プ導体とリング導体とは、それぞれ接地とVBAT1と
なり、このFDET回路は、パス状態信号を論理ハイと
して端末NLCに入力する。
【0077】1つまたは両方のヒューズあるいは1つま
たは両方のフィードトランジスタ(即ち、RTおよび/
またはRR)が故障し、開いた状態にあるときには、論
理低レベルが端末NLCに通知される。このテスト中に
ループがオフフック状態に移行すると、FDET回路は
故障を指示するが、しかしマイクロプロセッサ/DSP
は、リードNLC上のループ閉鎖出力を見るために正常
のパワーアップ状態に変化させることによりこれは故障
状態であるかを認証する。ループ閉鎖が検出されると
(NLCが論理低)故障の指示は無視される。
【0078】5.ヒューズテスト−低電圧電源 この状態は、表I,IIのライン11に示されるよう
に、高電圧電源のヒューズテストと同一である。ただ
し、電源切替器は、ターンオフ(複合論理DL信号NB
SON=1,NHV=1)される。ループがオンフック
状態にある、即ちループ電流が流れていない時には、電
流制限器が適正に動作するためには、線形化されたバイ
アス電流が電源切替器と電流制限器回路の電流ミラー部
分に供給されることが必要である。このバイアス電流
(例、20mADC)は、リンギング生成器からリード
IBSONを介して確保するのがよい。このリードIB
SONは、復号論理回路DLからIBSON信号を受信
する。
【0079】ティップ導体は接地に接続され、そのヒュ
ーズ検出しきい値は−27Vに設定される。リング導体
はVバットに接続され、そのヒューズ検出器しきい値は
−10Vに設定される。ヒューズとDCフィード抵抗と
が完全な場合には、ティップ導体とリング導体は、それ
ぞれ接地とVBAT2に設定され、ヒューズとフィード
抵抗検出器は、イネーブルされ(復号論理回路DLがN
FEN,NHV低状態に出力する)、リードNLC上に
論理ハイとして現れるパス状態信号を示す。1つあるい
は両方のヒューズあるいは1つあるいは両方のフィード
抵抗(即ちRTおよび/またはRR)が故障して開状態
にあるときには、リードNLCは論理低状態を示す。
【0080】6.ループ閉鎖テスト−NLC強制オンフ
ック この状態においては、表I,IIのライン12に示すよ
うに、全ての回路と電源切替器はパワーアップされる。
ただし、受信パスと伝送パス(増幅器AT,AR,AX
と受信インタフェースRI)はパワーダウンされて電力
をセーブする。増幅器AXのループ閉鎖コンパレータC
MP1へのINM入力への出力は、VBAT1の1/5
の電圧に接続されてループ閉鎖検出をテストする。
【0081】これは端末LCTHの入力電圧とループ閉
鎖コンパレータCMP1の動作の両方をチェックする。
このループがテスト中にオンフック状態に移行すると、
このテストは、電源切替器が電流制限に入った場合でも
依然として行われる。このテストにおける前提として
は、AX増幅器は上記の伝送テストを合格しているの
で、そのDCオフセット電圧は仕様の範囲内にある。A
X増幅器がその仕様外に移行してもオンフックとオフフ
ックは、依然として適切に検出できる、その理由は、ル
ープ閉鎖検出が失敗しながらAX増幅器は伝送テストを
合格することがほとんどありえないからである。
【0082】7.ループ閉鎖テスト−NLC強制オフフ
ック このテストは、表I,IIのライン13に示されるよう
に、上記のテストと同様であるが、ただし増幅器AXの
出力は接地されている。ループ閉鎖コンパレータCMP
1は、オフフック状態を示さなければならない。このル
ープがテスト中にオフフック状態に移行すると、テスト
は端末VREGの電圧が0ボルトにはならないので影響
されることはない。
【0083】8.リンギング生成器テスト−接地の出力 このテストは、表I,IIのライン14に示されるよう
に、リンギング信号を電話機にかける前に実行され、そ
してリングトリップテストの準備として行われる。受信
伝送パス(AT,AR,受信インタフェースRI)は、
パワーダウンされて電力を節約する。この20Hzのク
ロックが内部的に+5Vに強制され、リンギング生成器
はターンオンされ、その出力はVBAT1から接地に徐
々に変化する。このVREGディテクタはイネーブルさ
れ、そのしきい値は端末VREGで、−15Vを検出す
るよう設定される。端末NLCは、VREGの電圧が−
15V以上の場合には、論理低(テスト合格を意味す
る)を入力する。
【0084】9.リングトリップテスト このテストは、表I,IIのライン15に示されるよう
に、リンギング生成器はターンオフされるが、保護回路
内のSCR(図3)は、強制的にターンオンされ(復号
論理回路DLの信号NSCRON=0)、これにより端
末VREGを抵抗RR1に並列に接地させる。電流制限
器はターンオンされ、その出力は55mAに増加する。
このリングトリップ検出器の出力NRDETは、回路が
この状態に入った後約100mSでリンギングトリップ
状態を通知しなければならない。
【0085】NRDETが70mS前にリングトリップ
を検出するか、あるいは130mS以降でもリングトリ
ップを指示しない場合には、このリングトリップディテ
クタのテストは失敗したものとなり、リンギング信号を
電話機に加えてはならないことを表す。このテストは、
接地テストにおける出力とリンギング生成器の後に常に
行われなければならず、そしてリンギングが電話機に掛
けられる前に実行しなければならない。
【0086】10.リングトリップリセット この状態は、表I,IIのライン16に示されるよう
に、話中状態−高電圧電源と同一である。ただし、端末
RTFLTとVREGとは短絡され、リングトリップフ
ィルタキャパシタCRTを放電する。このテストは、リ
ングトリップテストの後に行われなければならず、そし
てリンギング信号を電話機に加える前に実行されなけれ
ばならない。
【0087】11.ノイズテスト この状態においては、受信インタフェースRIとATと
AR増幅器は、パワーダウンされ、そして電源切替器は
ターンオンされる。コーデックによりマイクロプロセッ
サに通知されるデジタル信号からのアイドルチャネルノ
イズは、マイクロプロセッサにより測定される。このテ
ストの結果は、ノイズテストと一緒に上記の伝送テスト
から得られたものであり、そしてこれを用いてノイズ源
を決定する。
【0088】伝送テストがノイズ状態にありながら、こ
のテストに合格すると、受信インタフェース回路および
/またはATおよび/またはAR増幅器はノイズ状態に
なる。このテストでノイズ状態と決定された場合には、
ノイズは加入者のループから来たものと推定される。ノ
イズはAX増幅器により引き起こされた可能性はある
が、経験によればこの種のデバイスの故障は、数百万回
分の一の範囲(極めて稀)である。
【0089】電流制限器、図3,図4 電源VBAT1あるいはVBAT2のいずれをループに
接続するかの選択は、トランジスタDM1をオンするか
あるいはオフすることにより行われる。高電圧源VBA
T1は、トランジスタDM1をターンオンすることによ
り選択される。復号論理回路DLは、ISON信号を電
流制限器と電源切替器(図1、3)に送り、この電源切
替器は電流ソースIRef を規準電流をポイント「11」
に入れることによりターンオンする。
【0090】この規準電流は、トランジスタQ3Aのベ
ースを駆動し、それをターンオンしそしてこのトランジ
スタQ3Aは、次にトランジスタQ3Bをターンオンさ
せる。リンギング生成器回路からのIBSON信号は、
10μAの電流をトランジスタDM1のゲートに加え、
それをターンオンさせる。導通状態のトランジスタDM
1は、VBAT1をダイオードD2のアノードに加え、
そしてそのカソードは、VBAT2に接続されている。
このダイオードD2は、逆バイアスされることになる、
その理由はVBAT1は、VBAT2よりも負の値の絶
対値が大きいからである。
【0091】ダイオードD2が、逆バイアスされた状態
で電流制限器の出力端末VREGは、電源VBAT2か
ら絶縁され、トランジスタDM1は、VBAT1から端
末VREGへの電流パスを形成する。一方、電源VBA
T2は、トランジスタDM1をターンオフさせダイオー
ドD2を順方向バイアスさせることにより電流を供給す
るために端末VREGに接続される。
【0092】トランジスタDM1をターンオフさせるた
めに、リンギング生成器回路は、復号論理回路DLから
送信されたNBSON信号により制御され、リードIB
SONに掛かるバイアス電流を取り除き、IBSOFF
信号を供給し、トランジスタQ8,Q9をターンオン
し、それによりDM1のゲートの電圧を低下させDM1
をターンオフさせる。図3の右側のキャパシタCBS
は、極めて大きなキャパシタで、例えば0.1μfであ
り、これはトランジスタDM1のターンオフを遅延させ
ることによりVBAT1とVBAT2の切り換えをスム
ーズに行わせる。
【0093】図3の中央上部のキャパシタCLIMもま
たその値は0.1μfであり、これは抵抗R9と直列に
規準電流ソースに接続され、そしてトランジスタQ2の
コレクタエミッタパスとトランジスタDM1とソースド
レインパスを介してVBAT1の電位の方向にチャージ
する。キャパシタCLIMは、ミラーキャパシタとして
機能することにより、端末VREGからトランジスタQ
3A,Q3Bの接地へ20μfのキャパシタンスを与
え、これにより端末VREGにより与えられる接地に対
するACインピーダンスを低下させる。
【0094】電流制限機能は、トランジスタQ1,Q2
をポイント「11」に注入された規準バイアス電圧に対
し、電流ミラーとして機能させることにより得られる。
電流ミラートランジスタQ1とQ2のベースは、ダーリ
ントン接続されたトランジスタQ3AとQ3Bにより駆
動され、これはポイント「11」でトランジスタQ3A
のベースに注入される規準電流を引き出すためのトラン
ジスタヘルパとして機能する。
【0095】トランジスタQ1のエミッタサイズは、ト
ランジスタQ2を流れる電流の例えば1/72の電流を
有するような大きさで、一方Q2のエミッタパスのR2
は、Q1のエミッタパスのR1の一部となるよう設計さ
れる。電流ミラートランジスタQ1,Q2は、トランジ
スタDM1と直列に動作することにより調整電流がソー
スVBAT1から端末VREGに供給される。一方、ト
ランジスタQ1,Q2が動作し、トランジスタDM1が
カットオフ状態では、調整電流はソースVBAT2から
端末VREGに与えられる。
【0096】端末VREGから与えられた電流に対する
制限は、ポイント「11」に供給される規準電流のレベ
ルにより決定される。このようにして供給された規準電
流のレベルは、ISON信号またはN55MA信号を送
信する復号論理回路DLにより決定される。このN55
mA信号(表Iに示す)は、「0」状態にあり、規準電
流のより高い値をオフフック伝送用,伝送テスト用,ヒ
ューズテスト用,ループ閉鎖検出器テスト用,リングト
リップテスト用にポイント「11」に与える。
【0097】ダーリントン対トランジスタのエミッタと
電流ミラートランジスタのベースとの間の抵抗R4は、
キャパシタC1とともにフィードバックを形成し、電流
ミラー−ヘルパ(current mirror-helper)トランジス
タ構成を、Q1のベースからR12を介してQ3Aへの
ベースに至るフィードバックループに主極(dominantpo
le)に挿入することにより安定化させ、これにより十分
な位相とゲインのマージンを与える。
【0098】電流制限器をターンオフするために、ポイ
ント「11」への規準電流源IRefは、NILMON高
信号を供給する復号論理回路DLによりカットオフされ
る(IRef への制御パスは図示していない)。規準電流
を取り除くことにより、ダーリントン接続された電流調
整トランジスタQ3A,Q3Bはターンオフする。しか
し、キャパシタCLIMは、前述したパスを介してチャ
ージされたが、これはポイント「11」への規準電流が
カットオフされた後しばらくの間、ダーリントン接続さ
れたトランジスタQ3A,Q3Bのベースに規準電流を
供給し続ける。
【0099】リンギング状態(表I,IIのライン3)
がオンフック伝送状態の後に続く場合には、電流制限器
をすばやくターンオフしてキャパシタCLIMを放電
し、そしてリンギング生成器をシャントしないようにす
ることが望ましい。この電流制限器を急速にターンオフ
するために、復号論理回路DLはILMR信号をハイに
し、ダーリントン接続されたトランジスタQ6A,Q6
Bをターンオンさせ、VREGからのキャパシタCLI
M用の放電パスを形成する。
【0100】一方、切断順方向状態(表I,IIのライ
ン5)が確実にされると、ノイズインパルスをループに
送らないように電流制限器をゆっくりとターンオフする
のが望ましい。この電流制限器をゆっくりとターンオフ
させるために、ILMTはハイにされ、Q25,Q26
をターンオンさせる。その後これらのトランジスタは、
抵抗R19に直列のキャパシタの放電用のパスを形成
し、その結果キャパシタCLIMは、一次的な規準電流
を電流ミラーに与え続けることができる。
【0101】電流制限器規準ソース、図4 図4は、電流ミラー回路を図示し、これは制御信号を復
号論理回路DLに送信するマイクロプロセッサDSPの
制御下で、異なる規準電流を図3の電流制限器回路のポ
イント「11」に与える。さらに図4の左側の回路は、
駆動電流を図3の右側の端末ILMRとILMTに与
え、リンギング信号がループに与えられる前に電流制限
器をターンオフし、そして切断順方向状態にする。
【0102】トランジスタM10は、電流ミラー回路の
主入力トランジスタで、M11は主出力トランジスタで
あり、制御された電流を図4の底部と図3の右側に示さ
れたポイント「11」に与える。この実施例において
は、M10とM11は、電界効果型トランジスタであ
る。これらのチャネルの幅対長さの比率は、それぞれ
(93)と(240)のファクタでもって規準化され、
出力トランジスタM11は、トランジスタM10への入
力規準電流IREF の2.5倍の電流をポイント「11」
に与える。
【0103】(しかし、バイポーラトランジスタが使用
される場合には、チャネルではなくそのエミッタの相対
的面積の幅対長さの比率がその適切なファクタでもって
明かとなる。)トランジスタM10は、ダイオード接続
されたトランジスタQ20と直列に通常では導通状態で
あり、トランジスタQ20のコレクタは、トランジスタ
Q21のベースとともに復号論理回路DLが制御信号I
SON=0を与える限り、90mAの規準ソースIREF
によりドレインに電流が与えられる。トランジスタQ2
0,Q21のベースは、互いに接続され、この両方がベ
ース−エミッタで同一電圧を有する。
【0104】トランジスタM10,M11のチャネルの
幅対長さの換算係数のために、トランジスタM11によ
るポイント「11」へ流れる出力電流は、トランジスタ
M10に供給される規準電流よりも大きい。さらにまた
ポイント「11」に与えられる出力電流は、並列接続さ
れたトランジスタM12からM15の1つあるいは複数
のトランジスタからの電流により供給されるのが好まし
い。しかし便宜上この回路の動作は、トランジスタM1
2からM15を無視して説明する。
【0105】図4の底部と図3の右側に示されるトラン
ジスタM11(トランジスタQ21を介して)により与
えられるポイント「11」へ流れる駆動電流は、トラン
ジスタM21をトランジスタM10と並列になるように
入り切りすることにより変化させる。これは出力トラン
ジスタM11のチャネル幅対長さ比を、並列に接続され
た合成入力トランジスタM10,M21か、あるいは入
力トランジスタM10のみのそれに対して変化させるこ
とになる。
【0106】ループ電流が約23mAに制限された時の
通常の高電圧または低電圧電源話中状態においては、復
号論理回路DLはN55MA=1の信号を維持し、これ
によりトランジスタM20をオフにし、インバータG2
がトランジスタM19をターンオンさせるようにする。
トランジスタM19をターンオンさせることによりトラ
ンジスタM21をターンオンさせ、それを電流ミラート
ランジスタM10と並列に接続し、それにより出力トラ
ンジスタM11と並列な入力トランジスタM10,M2
1との間のチャネル幅対長さ比を低下させる。
【0107】トランジスタM21のチャネル幅対長さ比
は120であり、これによりトランジスタM10のみに
より与えられるよりもその比率を増加させる。ループが
引き出す電流量を増加させることが好ましい場合には、
トランジスタM21は、トランジスタM10の並列が外
れるよう切り換えられ、これにより出力トランジスタM
11と入力トランジスタM10との間の比率を上昇させ
る。
【0108】オンフック伝送状態においては、電流はN
55MA=0信号を送信する復号論理回路DLにより5
5mAに制限される。この信号は、トランジスタM20
をターンオンさせ、トランジスタM21をターンオフさ
せ、トランジスタM21が電流ミラー入力トランジスタ
M10と並列状態にあることから解放し、電流ミラーの
入力トランジスタと出力トランジスタの間のチャネル幅
対長さ比を増加させる。この理由は、この電流比率は、
出力トランジスタM11入力トランジスタM10の相対
的な大きさにより決定されるものであり、出力トランジ
スタM11と並列の入力トランジスタM10,M21の
相対的な大きさにより決定されるものではないからであ
る。
【0109】図4の右側において、他の2つの切り換え
回路が点線で示されている。これらの切り換え回路は、
上記の切り換え回路と類似し、入力トランジスタM10
のエミッタ領域と出力トランジスタM11のエミッタ領
域の比率を変える代わりに、トランジスタM19,M2
0を有し、これにより交互の出力トランジスタM18と
M24を提供する。
【0110】最も右側の点線で囲まれた部分において
は、入力トランジスタM18のゲートは、入力トランジ
スタM10のゲートにトランジスタM16でもって接続
され、その結果トランジスタM18とトランジスタQ2
2は直列状態となって、電流ミラーの端末ILMRへの
出力トランジスタとして機能し、これはちょうどトラン
ジスタM11がQ21と直列となってポイント「11」
への出力トランジスタとして機能するのと同様である。
【0111】電流ミラー出力トランジスタM18のエミ
ッタ領域(215)は、電流ミラー入力トランジスタM
10のエミッタ領域(93)よりも大きい。通常の話中
状態においては、復号論理回路DLは、制御信号NIL
R=0とNILT=0を送信し、これによりトランジス
タM18とM24がターンオンするのを阻止する、その
理由は、トランジスタM17とM23が両方ともターン
オンするからである。トランジスタM23は、トランジ
スタM24のゲートとソースをシャントし、一方トラン
ジスタM17はトランジスタM18のゲートとソースと
をシャントし、これによりトランジスタM24,M18
がターンオンするのを阻止する。
【0112】トランジスタM24がオフ状態では、トラ
ンジスタQ24に対して端末ILMTへの電流パスは存
在せず、そしてトランジスタM18がオフの時にはトラ
ンジスタQ22に対し、端末ILMRへの電流パスは存
在しない。したがって図4の回路は、ポイント「11」
への規準電流を図3の電流制限器回路に供給し続け、そ
の結果それは電流調整電圧を端末VREGに通常状態で
供給するよう機能する。
【0113】一方復号論理回路DLは、コマンドNIL
R=1を送信し、これはループへリンギング信号を入力
する前の状態を規定するためのものであるが、トランジ
スタM17はターンオフされ、インバータG1はトラン
ジスタM16をターンオンし、そしてこれは電流ミラー
出力トランジスタM18をターンオンし、これによりト
ランジスタQ22を通る端末ILMRへの電流パスが完
成する(図3,4の右側)。
【0114】端末ILMRへの電流が図3のトランジス
タQ6Aをターンオンし、そしてこれは上記のキャパシ
タCLIM用の急速放電パスを形成する。トランジスタ
M18の有効チャネルの幅対長さ比(215)は、トラ
ンジスタM10のそれ(93)よりも数倍大きい。例え
ばこれは具体的には2.5倍で、その結果トランジスタ
M18は、ターンオンすると電流ミラー入力トランジス
タM10に与えられるよりもより大きな電流を端末IL
MRに与える。
【0115】同様に復号論理回路DLがNILT=1の
信号を送信すると、これは切断順方向に先行する状態で
あるが、トランジスタM23はターンオフされトランジ
スタM22はターンオンされ、これによりトランジスタ
M24をターンオンし、その結果図3,4の右側に示す
端末ILMTへの電流パスが形成される。同様にトラン
ジスタM24のチャネルの幅対長さ比は、トランジスタ
M10のエミッタよりも数倍大きく、例えば2.5倍大
きいのが好ましく、その結果トランジスタM24はター
ンオンされると電流ミラー入力トランジスタM10に与
えられるよりもより大きな電流を端末ILMTに与え
る。
【0116】トランジスタM11は、ポイント「11」
を駆動する電流ミラー回路の出力電流の半分の一部であ
る。実際にはトランジスタM11の幅対長さ比は、Pチ
ャネルトランジスタM12からM15の1つあるいは複
数のものにより引き出すことができる。これらのトラン
ジスタのいずれもが(ライン回路ユニットを搭載する前
に)、ツェナーダイオードZ13,Z12,Z11,Z
10のアレイの1つあるいは複数を抵抗に変換すること
により接続される(トランジスタM10−M15の各々
のドレイン端末とトランジスタQ21のエミッタとの間
に接続される)。
【0117】ツェナーダイオードの破壊電圧(例、5V
のVccに対しては14V)は、通常の回路状態におい
ては、それらのいずれもが導通状態とならないようなも
のである。製造時にこのツェナーダイオードの1つある
いは複数のものは、公知のバイナリ重み付け溶融バック
(binary-weighted melt-back)あるいはツェナーザッ
プ調整("zener zap" adjustment)によるプロセス中で
抵抗に変換される。このようにして変換されたツェナー
ダイオードの数は、ポイント「11」に供給されるのに
必要な全出力電流により決定される。
【0118】雷保護回路プロット、図3 図3の左下部は、雷保護回路を示しそのプロットは、D
Cフィード抵抗ネットワークに抵抗RR2とRR1との
接合部に接続される。ある種の外部事象がループに対
し、異常に高い負の電位を与えた場合には、端末プロッ
トへの電位は、抵抗R2を介して導通され、ツェナーダ
イオードアレイZ1Pを破壊し、トランジスタQ2Pを
ターンオンさせる。抵抗R2からの電流が、抵抗に掛か
る電圧ドロップを0.7V以上にさせると、SCR1は
ターンオンされ、一次的に過剰の負電圧を接地させる。
一方外部電圧により端末プロットがその正常電位以上に
上昇した場合には、ダイオードD1は、順方向バイアス
されてこの過電圧を接地させる。
【0119】ループに対する過電圧保護装置として機能
すること以外に、この保護装置はテストモードにおい
て、図1の抵抗RTFLTに接続されたリングトリップ
回路をテストするよう機能する。このテストは、NSC
RON=「0」信号を発信する復号論理回路DLに応答
して実行され、そしてこの信号はトランジスタQ1Pを
ターンオンさせる。そして次にこのターンオンされたト
ランジスタQ1Pは、次にトランジスタQ3Pをターン
オンさせる。そしてさらにこのターンオンされたトラン
ジスタQ3Pは、トランジスタQ2Pをターンオンさせ
SCRをトリガ(導通状態)にさせる。この導通状態の
SCRは、リング生成器から十分な電流を引き出して加
入者ループのオフフック状態を模擬する。
【0120】ヒューズとフィード抵抗テスト回路(FD
ET)、図5,6 DCフィード抵抗とヒューズ検出器回路とは、マイクロ
プロセッサDSPに端末NLCに対し、図1のヒューズ
とDCフィード抵抗の状態に関し、VBAT1またはV
BAT2のいずれかがループに供給されているかを入力
する。さらにまた図6に示されたFDET回路の一部
は、端末NLCに対し、高電圧がリング導体に供給され
ているかを入力する。端末NLCは、テスト中にはハイ
状態に維持され、素子が完全であることを示す。このフ
ィード抵抗とヒューズとの状態は、抵抗RFSTとRF
SRを介して確認される。これらの抵抗は極めて高い値
例えば1MΩの抵抗値を有する。
【0121】VBAT2がループに供給されている間、
DCフィード抵抗とヒューズをテストするために復号論
理回路DLは、NFEN=「0」と、NHV=「1」の
信号を送信する。このNFEN=0の信号は、トランジ
スタB15aをターンオンさせ、一方NHV=1の信号
はトランジスタB17をターンオフさせる。駆動電流が
トランジスタB12,B14のベースに端末VPR3で
与えられる。トランジスタB15aがターンオンする
と、エミッタ電流(例、20μA)を抵抗R1Eを介し
てトランジスタB12にそしてエミッタ電流(10μ
A)をトランジスタR7Bを介してトランジスタB14
に供給する。
【0122】VBAT1がループに供給されているとき
に、DCフィード抵抗とヒューズとをテストするため
に、復号論理回路DLはNHV=「0」の信号を送信し
てトランジスタB17をターンオンしてトランジスタB
14から抵抗R7Aへ接続させ、さらにエミッタ電流
(20μA)を供給し、それによりトランジスタB14
に30μAの全電流を供給する。
【0123】トランジスタB23,B24に接続される
この2つの電流源によりこれらのトランジスタは、端末
RFSR,RFSTの異なるしきい値状態に感受性をも
たせ、これにより図1のDCフィード抵抗とヒューズを
VBAT1またはVBAT2のいずれかが端末VREG
に電流を供給しているかをテストし、そして予定の電源
が実際に接続されているかを認証する。
【0124】復号論理回路DLによりNFEN信号およ
び/またはNHV信号によりこのようにしてイネーブル
されると、トランジスタB12,B14は、異なる値の
規準電流をトランジスタB23,B24のコレクタに流
し、そしてそのエミッタ回路は、それぞれ端末VBAT
1とRFSRに接続されている。VBAT1がリング導
体に供給され、図1のヒューズRFとDCフィード抵抗
とが完全な場合にはトランジスタB24は、約40mA
の電流を引き出し、これにより左のORゲートトランジ
スタB5のコレクタとゲートを低(ロウ)にさせる。
【0125】このORゲートのトランジスタB5は、駆
動電流をトランジスタB1Yのベースに供給し、このB
1Yのコレクタは、端末NLCに接続されている。この
左のORゲートトランジスタB5がオフ状態の時には、
端末NLCはハイを維持する。何らかの理由で図1のD
Cフィード抵抗あるいはヒューズFRの一方が開状態の
時には、トランジスタB24は、トランジスタB14に
より利用される電流を導通させない。
【0126】そのためトランジスタB24のコレクタ
は、論理ハイ状態にあり、左のORゲートトランジスタ
B5をターンオンさせ、そしてこれがさらにトランジス
タB1Yをターンオンさせ、これにより端末NLCに接
続されているそのコレクタをロウ状態に持っていく。こ
こで図1を参照すると、端末NLCのロウ信号は、フィ
ード抵抗とヒューズのテスト中に発生するトラブル状態
としてマイクロプロセッサ/DSPに通知される。
【0127】端末RFSTに関しては、図1のティップ
導体から反射されるべき正規の接地電位によりカレント
ミラートランジスタB33はターンオンし、さらにトラ
ンジスタB34をターンオンさせ、そしてトランジスタ
B23での電流を取り出させる。トランジスタB23を
流れる電流により、そのコレクタはロウ状態になり、ト
ランジスタB22をターンオフさせ、ORゲートトラン
ジスタB5の右側部分に対しベース駆動電流を取り除
く。
【0128】B5トランジスタのいずれもがターンオン
されていない場合には、トランジスタB1Yはターンオ
ンされず、そして端末NLCはハイ状態を維持し、マイ
クロプロセッサ/DSPに対し図1のヒューズとDCフ
ィード抵抗は正常に動作していることを入力する。した
がってNLCに通知されるべき論理ハイに対しては、ト
ランジスタB1Yは、ターンオンしてはならず、そして
これはトランジスタB23,B24の両方が導通状態に
あり、そしてその電流がトランジスタB12,B14を
流れる電流を超えている限りあてはまるものである。
【0129】復号論理回路DLがNHV=「0」信号を
送信すると、フィード抵抗とヒューズ検出器回路のしき
い値は、フィード抵抗とヒューズの状態を示すよう設定
される(この場合、VBAT1はリング導体に供給され
る)。しかし、VBAT1がこのように接続されていな
い場合には、トランジスタB24を流れる電流は、トラ
ンジスタB14を流れる電流を超えることはなく、そし
てトランジスタB24のコレクタのハイの信号は、OR
ゲートB5をタンーンオンさせそして端末NLCは、ロ
ウ状態をマイクロプロセッサ/DSPに入力する。
【0130】したがって、フィード抵抗とヒューズ検出
回路とは、予想された電源VBAT1が実際に予測通り
接続されているかをテストするよう機能する。トランジ
スタB10,B27はクランプして、実際に端末RFS
R,RFSTに反射された異なる動作電位の下でトラン
ジスタB12,B14,B23またはB24のコレクタ
の飽和を阻止する。
【0131】ループ閉鎖テスト回路(LCT)、図5 ループ検出器の2種類のテストが実行される。まず第1
に端末NLC強制オンフックについて、次に端末NLC
強制オフフックについてである。この両方のテストに対
しては、AX増幅器の電流源(IPR2=1)が取り除
かれ、それによりコンパレータCMP1の端末INMに
接続されたAX増幅器の出力を高インピーダンス状態に
おく。
【0132】強制オンフックテストにおいては、VBA
T1の1/5の電圧が端末INMに図4の右下のLCT
回路により加えられる。この電位は、VBAT1と接地
との間に接続された抵抗分割器Rx,Ryのタップによ
り得られる。この抵抗分割器Rx,Ryのタップは、ト
ランジスタB3Fのベースに接続される。この時点で、
表I,IIのライン12に示すように復号論理回路DL
は、NLCTO=0,NLCTC=1の信号を送信し、
前者の信号はトランジスタB1Bをターンオンさせ、後
者の信号はトランジスタB5Yをターンオフさせる。
【0133】トランジスタB1Bは、トランジスタB3
E、ダイードY2と電流ミラートランジスタB35F,
B2Y2に対し電流を供給する。(このパスにおいて、
トランジスタB3E用のベースバイアス電流は、上記の
FDET回路のトランジスタB12のベースに供給され
るのと同様なベースレールVPR3により与えられ
る。)トランジスタB35Fへの電流は、電流ミラート
ランジスタB2Y2内の電流として反射される。トラン
ジスタB2Y2を流れる電流は、ダイオードY3とエミ
ッタフォロアB1Yを流れる電流をプルダウンする。
【0134】エミッタフォロアは、端末INMの電位を
抵抗分割器Rx,Ryのタップに現れる同一の電圧にク
ランプし、これは4個の導通状態のダイオードドロップ
と、2つの関連電位上昇と2つの関連電位ドロップを介
してタップから端末INMへのパスを観測することによ
り得られる。抵抗分割器Rx,Ryのタップの電位は、
約12vDCであるので、これは端末INMがクランプ
されたポテンシャルでもある。ループ閉鎖検出器に関す
る記載から分かるようにコンパレータCMP1,の他の
端末と端末INP(図2)は、端末VREGの実際の電
圧に従って、ループ閉鎖検出器のしきい値を変化させる
ために、抵抗分割器RLC1,RLC2のタップに接続
される。
【0135】正常状態の増幅器AXは、ループ導体間の
実際のオンフック電位とオフフック電位を端末INMに
付加し、この電位は非常に大きく変わる。したがって、
増幅器AXが、正常状態にあり、回路LCTが、ループ
検出器の動作をチェックするよう機能していない場合に
は、回路LCTは端末INMに対し、高インピーダンス
を示さなければならない。
【0136】ループ検出器の強制オフフックテストは、
表I,IIのライン13に記載されているが、条件は同
一であり、ただし、復号論理回路DLが、信号を回路L
CTに送信し、その結果コンパレータCMP1の端末I
NMは強制的に接地される。復号論理回路DLからのN
LCTC=1,ISON=1,N55MA=0の信号
は、電流制限器への正常規準電流をターンオフし、その
代わりループ電流を55mAに制限する規準電流を与え
る。
【0137】このNLCTC=0の信号は、LCT回路
の右上部のトランジスタB5Yをターンオンさせる。ト
ランジスタB5YをターンオンさせるとVccは、トラ
ンジスタB4Fのエミッタに加えられ、それを導通状態
にさせる。これによりベースをバイアスする抵抗に係る
十分な電圧を生成し、これによりトランジスタB1Y
は、トランジスタB1Yのベースを接地まで引き上げさ
せる。これにより端末INMを強制的に接地させる。
【0138】高電圧保護、図6 リンギング中に端末VRS(図1)にかかる高い負の電
圧が、リング導体にリンギング生成器を介して加えられ
る。ヒューズとDCフィード抵抗検出器回路FDET
は、復号論理装置DLの信号NRHV1からNRGHV
3までをロウにすることによりイネーブルされ、信号L
COFFがハイ(図6)の間、ループ閉鎖コンパレータ
CMP1内のトランジスタB5をターンオフし、これに
よりループ閉鎖状態が端末NLCに影響を及ぼすのを阻
止する。
【0139】図5の抵抗R4は、図6のトランジスタB
1Y2によりドラグダウンされない限り端末NLCをハ
イ状態に維持する。回路がリンギングテスト状態にない
場合(端末NRGHV1からNRGHV3まで全てハイ
状態)の間は、トランジスタBX2L、抵抗R2E、ト
ランジスタB4Y1は、トランジスタB1Y2をディス
エーブルし、それにより端末NLCを誤ってドラグダウ
ンさせない。別個の駆動電流が復号論理回路DLにより
トランジスタBX1Lに与えられ、グランドテストのリ
ンギング生成器と高電圧テストのリンギング生成器とを
できるようにする。
【0140】リンギング生成器が接地テスト状態にある
間、端末NRGNDは復号論理回路DLにより論理低状
態におかれ、リンギング生成器が高電圧テスト状態の間
は、端末NRGNDとNRGHV1の両方が論理低状態
におかれる。端末VREG(図1と6)は、トランジス
タB2EX(図6)のエミッタに直列接続された抵抗R
LC1とRLC2を介して接続される。トランジスタB
2EXのエミッタと端末IREGは、トランジスタB3
2F,B31F,B19Fと端末VCLの駆動電流によ
り接地された状態に維持される。
【0141】トランジスタB19Fは、電流をバイアス
トランジスタB31FとB32Fに加え、これによりト
ランジスタB2EXに対し規準電圧を設定する。トラン
ジスタB32Fが導通状態にあると、そのエミッタは接
地されており、これによりトランジスタB2EXのベー
スを接地状態におく。トランジスタB2EXのコレクタ
電流は、イネーブルされたトランジスタB18Fとトラ
ンジスタB30FとBX1LBの直列接続と、トランジ
スタB29FとB5Yの直列接続により与えられる。
【0142】この実施例においては、抵抗RLC1,R
LC2の結合抵抗は0.6MΩで、その結果端子VRE
Gが−130Vにある時には、トランジスタB2EXの
エミッタは接地状態にあり、トランジスタB2EXのエ
ミッタは接地状態にあり、トランジスタB2EXを流れ
る電流は、約215μAである。端子VREGの電位が
−130よりも接地側に近い場合には、トランジスタB
2EXを流れる電流は、215μA以下でコレクタの電
位(ポイント「52」)は、ダーリントン接続されたト
ランジスタB3Y2,B4Y2をオン状態に維持する程
度十分に高い。
【0143】ダーリントントランジスタがオンの時に
は、それらはトランジスタB1Y2をターンオンさせ
る。このオン状態のトランジスタB1Y2は、端子NL
Cを論理ロウレベルにドラグダウンさせる。端子VRE
Gの電位が−130Vのしきい値電圧を超えて負の方向
に行く場合には、このダーリントントランジスタとトラ
ンジスタB1Y2はターンオフされ、端末NLCは、高
電位をマイクロプロセッサ/DSPに送る。
【0144】非リンギング生成器のテスト状態において
は、ループ閉鎖コンパレータCMP1は、ループ抵抗検
出器として機能する。その理由は、ループ閉鎖検出器の
しきい値は、端末VREGの電圧によって変わるからで
ある。端末VREGの電位の絶対値が正確なループ状態
検出には低すぎるほど低下した時にはループを動作させ
るほど十分な電流は流れず、端末NLCはオンフック状
態をマイクロプロセッサ/DSPに送る。
【0145】したがって、端末VREGがダーリントン
トランジスタB3Y2(図6)をオフ状態に維持するた
めに十分な電流を引き出すには、電位が小さすぎる場合
にはトランジスタB18Fは電流を端末IREGに送
り、トランジスタB2Y3をターンオンさせる。このト
ランジスタB2Y3のコレクタは、端末NLCOFFに
接続され、そしてこの端末NLCOFFは、図5のコン
パレータCMP1のダイオード接続されたトランジスタ
B3に接続される。
【0146】コンパレータのトランジスタB3,B4
は、カレントミラーを形成する。トランジスタB2Y3
が端末NLCOFFからトランジスタB3を介して電流
を引き出すと、同程度の電流がトランジスタB4を介し
て流れるか、あるいはトランジスタB4が飽和状態にな
る。トランジスタB4が飽和状態になると、トランジス
タB5はターンオンされず、その結果抵抗R4は、端末
NLCをハイ状態に強制的にさせる。
【表1】
【表2】
【0147】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラインイ
ンタフェース回路は、様々なテストがラインインタフェ
ース回路をループから切り離すために電気機械的なリレ
イを用いることなく電話中央局から離れた場所で自己内
蔵的方法により実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロプロセッサ/DSPの制御下でBOR
SCHT機能と自己テストとを行う本発明の4線ライン
インタフェース回路の一実施例を表す図
【図2】図1のコーデックとループ駆動増幅器との間の
受信インタフェース(RI)回路を表す図(A)とルー
プ閉鎖検出器の一部を表す図(B)
【図3】図1の電流制限器(CL)回路を表す図
【図4】図1の保護(PROT)回路を表す図
【図5】図1のヒューズとDC供給抵抗検出器(FDE
T)とループ閉鎖コンパレータ(CMP1)を表す図
【図6】ループ閉鎖検出器テスト(LCT)回路を表す
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ジョン シー.ガムメル アメリカ合衆国、19567 ペンシルバニア、 ウォメルスドルフ、アールディ ナンバー 1 ボックス 454 (72)発明者 デウェイン アラン スパイア アメリカ合衆国、03865 ニューハンプシ ャー、プレイストー、ハリマン ロード 2

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループに接続されるべき電源として、高
    電圧電源か、低電圧電源のいずれかを選択する電源切替
    器を有する電話線回路の監視回路において、 (A) 前記高電圧電源あるいは低電圧電源からループ
    により引き出される出力電流を制限するために、前記電
    源切替器に接続される電流ミラー回路と、 (B) 一定入力基準電流を前記電流ミラー回路に供給
    する基準電流ソースと、 (C) 前記ループにより前記電源から取り出される電
    流を、通常の話中状態の間は低い値に、それ以外の状態
    の時には高い値に制限するために、前記電流ミラー回路
    を選択的に制御する手段とからなることを特徴とする電
    話線回路の監視回路。
  2. 【請求項2】 前記(A)の電流ミラー回路は、 前記基準電流ソースに接続される入力トランジスタと、
    前記ループの端末に接続される出力トランジスタとを有
    し、 前記入力トランジスタと出力トランジスタの有効チャネ
    ル寸法は、所定の比率により寸法が換えられ、 前記(C)の選択的制御手段は、前記入力トランジスタ
    と並列に入り切りするように入力トランジスタを切り換
    える手段を含むことを特徴とする請求項1の回路。
  3. 【請求項3】 前記(C)の選択的制御手段は、前記通
    常話中状態とそれ以外の状態とを決定し、選択的制御信
    号を前記電源切替器に送るマイクロプロセッサを含むこ
    とを特徴とする請求項2の回路。
  4. 【請求項4】 前記ループの端末に接続され、前記電流
    ミラー回路により表される前記ループに対するACイン
    ピーダンスを低下させるミラーキャパシタをさらに有
    し、 前記ミラーキャパシタは、前記電源切替器により前記ル
    ープに接続されたいずれかの電源により決定される電圧
    に正常にチャージすることを特徴とする請求項3の回
    路。
  5. 【請求項5】 (D)前記ミラーキャパシタを放電する
    手段をさらに有し、 前記(D)放電手段は、 高抵抗パスと、 低抵抗パスと、 前記マイクロプロセッサにより制御され、前記マイクロ
    プロセッサが、リンギング状態が後に続くときには、低
    抵抗パスを選択し、切断フォワード状態が後に続くとき
    には高抵抗パスを選択する手段とを有することを特徴と
    する請求項4の回路。
  6. 【請求項6】 (E)前記ループの端末と、接地との間
    に接続され、前記電話線回路を前記ループへの過電圧か
    ら保護するシリコン制御整流子手段を有する保護回路手
    段をさらに有することを特徴とする請求項5の回路。
  7. 【請求項7】 (F)リングトリップ検知器とリンギン
    グ信号生成器とをさらに有し、 前記リンギング状態は、前記リンギング生成器を前記端
    末に接続することにより生成され、 前記(E)保護回路手段は、前記ループのオフフック状
    態を模擬することにより、前記リンギングトリップ検知
    器をテストするために、前記端末を接地に一次的にシャ
    ントするために前記マイクロプロセッサにより制御され
    ることを特徴とする請求項5の回路。
  8. 【請求項8】 前記(E)保護回路手段は、前記マイク
    ロプロセッサにより制御され、前記端末を接地に一次的
    にシャントするために、前記シリコン制御整流子手段を
    ターンオンするトランジスタ手段を有することを特徴と
    する請求項7の回路。
  9. 【請求項9】 (G)前記リンギング生成器から流れる
    電流の持続時間を制限するために、前記リンギング生成
    器を前記端末から切り離すために、前記シリコン制御整
    流子手段を介して流れる電流を検出する手段をさらに有
    することを特徴とする請求項7の回路。
  10. 【請求項10】 前記(G)シリコン制御整流子手段を
    流れる電流を検出する手段は、 (G1)前記シリコン制御整流子手段と直列に接続され
    た抵抗と、 (G2)前記リンギング生成器をターンオフするために
    前記抵抗による電位低下を検出する手段とを有すること
    を特徴とする請求項9の回路。
JP9120539A 1996-05-10 1997-05-12 二重電圧の電話線の監視回路 Pending JPH1065805A (ja)

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