JPH1074844A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH1074844A
JPH1074844A JP8228901A JP22890196A JPH1074844A JP H1074844 A JPH1074844 A JP H1074844A JP 8228901 A JP8228901 A JP 8228901A JP 22890196 A JP22890196 A JP 22890196A JP H1074844 A JPH1074844 A JP H1074844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
ion implantation
transistor
type impurity
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8228901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3386101B2 (ja
Inventor
Yoshiji Takamura
好二 高村
Akio Kawamura
昭男 川村
Katsuji Iguchi
勝次 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP22890196A priority Critical patent/JP3386101B2/ja
Priority to SG1997002022A priority patent/SG70595A1/en
Priority to US08/871,680 priority patent/US5795803A/en
Priority to TW086108073A priority patent/TW332924B/zh
Priority to MYPI97002825A priority patent/MY123831A/en
Priority to KR1019970036400A priority patent/KR100231765B1/ko
Priority to IDP972754A priority patent/ID18123A/id
Priority to EP97306656A priority patent/EP0827205A3/en
Publication of JPH1074844A publication Critical patent/JPH1074844A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3386101B2 publication Critical patent/JP3386101B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/01Manufacture or treatment
    • H10D84/0123Integrating together multiple components covered by H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integrating multiple IGBTs
    • H10D84/0126Integrating together multiple components covered by H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integrating multiple IGBTs the components including insulated gates, e.g. IGFETs
    • H10D84/0165Integrating together multiple components covered by H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integrating multiple IGBTs the components including insulated gates, e.g. IGFETs the components including complementary IGFETs, e.g. CMOS devices
    • H10D84/0191Manufacturing their doped wells
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/01Manufacture or treatment
    • H10D84/02Manufacture or treatment characterised by using material-based technologies
    • H10D84/03Manufacture or treatment characterised by using material-based technologies using Group IV technology, e.g. silicon technology or silicon-carbide [SiC] technology
    • H10D84/038Manufacture or treatment characterised by using material-based technologies using Group IV technology, e.g. silicon technology or silicon-carbide [SiC] technology using silicon technology, e.g. SiGe
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/80Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs
    • H10D84/82Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs of only field-effect components
    • H10D84/83Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs of only field-effect components of only insulated-gate FETs [IGFET]
    • H10D84/85Complementary IGFETs, e.g. CMOS
    • H10D84/856Complementary IGFETs, e.g. CMOS the complementary IGFETs having different architectures than each other, e.g. high-voltage and low-voltage CMOS

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】素子分離領域が形成された半導体基板上にトラ
ンジスタを含む半導体装置を製造する際、4段階でイオ
ン注入し、チャネル表面から半導体基板内部に渡って不
純物領域を最適な不純物プロファイルで形成する。 【解決手段】前記第1導電型不純物領域を、前記素子分
離領域底面より深い位置にピークを有する第1のイオン
注入B1、前記素子分離領域底面近傍にピークを有する
第2のイオン注入B2、前記ソース/ドレイン領域を形
成する領域の接合部近傍にピークを有する第3のイオン
注入B3、前記チャネルとなる領域表面又はその直下に
ピークを有する第4のイオン注入B4により形成する。
イオン注入直後に通常行っているウェル形成の熱処理は
省略し、ゲート絶縁膜形成時などの他の熱処理を利用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、より詳細には、高集積化されたCMOS回路
素子を有する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
例えばCMOS素子を形成するための不純物領域(ウエ
ル)は、不純物を注入した後、熱拡散することによって
形成するが、所望のサイズのウェルを形成しようとして
も不純物の横方向の拡散が大きく、ウエル境界付近での
不純物濃度変動領域が長くなる。このため、トランジス
タの閾値電圧や耐圧を確保できない無効領域を予め広く
とっておく必要があった。また、不純物濃度が表面より
単調に減少するプロファイルとなり、ラッチアップに弱
い構造となる。さらに、ウエル形成後、ウエル内の素子
分離領域底部でのリーク電流を抑えるためのチャネルス
トップ層の形成工程や、トランジスタの短チャネル効果
を制御する等のために、チャネル領域やその下部の不純
物分布を精密に制御するためのイオン注入工程等が必要
となる。
【0003】これに対して、近年の高エネルギーイオン
注入技術の進展に伴い、基板内部の深い領域までイオン
注入できるようになり、また、ウェル形成のためのイオ
ン注入量も比較的低濃度であるため、基板に及ぼすダメ
ージも軽微である。よって、従来の高温熱処理を行わず
に、高いエネルギーで不純物イオンを多段注入し、ウエ
ルを形成することができる。これにより、トランジスタ
の閾値電圧制御以外に、素子分離形成後に厚い分離酸化
膜直下にイオン注入してチャネルトップを形成し、かつ
基板内部のウエルの濃度を高くすることでラッチアップ
耐性を上げることができる。
【0004】例えば、従来のツインウエル構造に対し
て、高エネルギーイオン注入技術によってウエルを形成
してCMOSを製造する方法が特開平2−264464
号公報(米国特許5141882号)に提案されてい
る。
【0005】この方法によれば、まず、シリコン基板上
に酸化膜、シリコン窒化膜及びレジストを塗布する。次
いで、フォトリソグラフィ及びエッチング工程により素
子分離領域となる領域のレジストに開口部を形成し、こ
の領域のシリコン窒化膜をエッチング除去する。さら
に、図9(a)に示したように、熱酸化により厚さ0.
5μmのフィールド酸化膜87を形成する。
【0006】続いて、熱リン酸溶液により、シリコン窒
化膜83、フッ酸溶液により酸化膜82を除去した後、
図9(b)に示したように、シリコン基板81上に保護
酸化膜82aを形成し、さらにNMOSトランジスタ形
成領域96に開口部を有するレジストパターン88を形
成した後、次の3段階のエネルギーでボロンイオンを注
入し、Pウエル86の形成およびチャネル領域93の制
御を行う。 ・第1のイオン注入:200keV〜700keV(素
子分離領域87を貫通させ、素子分離領域87直下にチ
ャネルストップ層89を形成する。 ・第2のイオン注入:10keV〜250keV(第1
のイオン注入よりも低エネルギーで行う。) ・第3のイオン注入:10keV〜80keV(トラン
ジスタのパンチスルー防止及び閾値電圧制御用、チャネ
ル領域93を形成する。) 次いで、レジストパターン88を除去し、図9(c)に
示したように、PMOSトランジスタ形成領域97に開
口部を有するレジストパターン90を形成する。その
後、次のエネルギーで燐、砒素、ボロンイオン注入を行
ない、Nウエル85の形成及びチャネル領域の制御を行
う。 ・第1のイオン注入:燐イオン、300keV〜120
0keV(素子分離領域87を貫通させ、素子分離領域
87直下にチャネルストップ層91を形成し、ラッチア
ップを防止する。) ・第2のイオン注入:燐イオン、100keV〜500
keV(第1のイオン注入よりも低エネルギーで行
う。) ・第3のイオン注入:ボロンイオン、20keV(トラ
ンジスタの閾値電圧制御用、チャネル領域95を形成す
る。) ・第4のイオン注入:砒素イオン、50keV〜220
keV(トランジスタのパンチスルー防止及び閾値電圧
制御用、チャネル領域95を形成する。)
【0007】続いて、図9(d)に示したように、レジ
ストパターン90を取り除く。さらに、図9(e)に示
したように、表面の保護酸化膜82aを除去し、以降従
来工程を経由してCMOSトランジスタを形成する。上
記方法においては、2回のリソグラフィ工程によりツイ
ンウエルが形成されており、製造工程が従来より簡略化
されている。
【0008】さらに簡略な方法としては、1回のリソグ
ラフィ工程でツインウエルを形成する方法が特開昭62
−254203号公報又は特開昭63−88714号公
報等に提案されている。以下にその製造方法を説明す
る。
【0009】図10(a)に示したように、シリコン基
板100上に、保護酸化膜101とPMOSトランジス
タ形成領域に開口部を有するレジストパターン112を
形成し、ボロンの高エネルギーイオン注入を行って、P
型領域(Pウエル)102を形成する。なお、この際の
イオンは、レジストパターン112を貫通するため、レ
ジストパターン112下では、シリコン基板100の比
較的浅い位置にPウエル102bが形成されるととも
に、レジストパターン112の存在しない領域では、シ
リコン基板100の比較的深い位置にPウエル102a
が形成されることとなる。
【0010】次いで、図10(b)に示したように、燐
等のN型不純物をレジストパターン112を貫通しない
エネルギーで注入し、Nウエル103をPMOSトラン
ジスタ形成領域に形成する。これにより1回のフォトリ
ソグラフィ工程でツインウエルを形成することができ
る。
【0011】その後、図10(c)に示したように、素
子分離絶縁膜104、さらにゲート絶縁膜105を形成
する。
【0012】また、上記1回のリソグラフィ工程を行う
方法の改良として、N型、P型各ウェル形成のためのイ
オン注入を2〜3回で行う方法が、米国特許55019
93号に提案されている。しかし、上記に示した種々の
従来例では、1種類の閾値電圧を有するNMOSトラン
ジスタと1種類の閾値電圧を有するPMOSトランジス
タとを形成するツインウエル構造の形成方法であり、2
種類以上の閾値電圧を有するMOSトランジスタを形成
する方法は開示されていない。つまり、最近需要の高い
低電圧低消費電力用CMOS回路素子を有する半導体装
置においては、高速動作性と低消費電力化との二つの要
求を満たすために、動作速度は低いがスタンバイリーク
電流を抑制できる閾値の高いトランジスタとリーク電流
は大きいが高速動作に適した閾値電圧の低いトランジス
タとの作り分けが必要となっている。ところが閾値電圧
が異なる2種類の同じ導電型の領域を形成するため、最
も単純であるチャネル領域の不純物濃度を制御する工程
を追加しようとすると、リソグラフィ工程が1回増加し
てしまい、結局製造コストの上昇を招くこととなる。
【0013】また、上記に示した種々の従来例では、P
ウエルを1〜3回のイオン注入により形成しているが、
これではNMOSトランジスタを形成すべきウエル構造
(ここではチャネル領域を含めたP型領域全体をウエル
と呼ぶ、但し基板は除く)全体を十分に制御することは
できない。Pウエルの特性としては、以下の要件のすべ
てを満たす必要があるからである。 基板内部に高濃度領域を形成し、ウエル抵抗を低減さ
せ、ラッチアップ耐性を高める、 素子分離領域端部及び底部に比較的高濃度領域を形成
し、Pウエル内の素子分離を実現する、 チャネル深部の濃度を適度に制御し、トランジスタの
パンチスルーを防止する、 基板表面のチャネルの濃度を制御し、トランジスタの
閾値電圧を制御する。
【0014】トランジスタの短チャネル効果を抑制しつ
つ、閾値電圧を制御することは1回のイオン注入では困
難である。また、ラッチアップ耐性を向上する程の量の
イオン注入をチャネルストップ層の位置に行うと素子分
離領域厚が薄くなる微細素子ではチャネルへの影響が大
きくなりすぎるという問題がある。
【0015】一方、リソグラフィ工程を増やすことな
く、異なる閾値電圧のトランジスタを形成する方法が、
特開平2−67755号公報に提案されている。まず、
図11(a)に示したように、基板201上のNMOS
トランジスタ形成領域214、215にボロン等のP型
不純物を8×1012/cm2のドーズでイオン注入し、次
いでNMOSトランジスタ形成領域214及びPMOS
トランジスタ形成領域216にリン等のN型不純物を6
×1012/cm2のドーズでイオン注入し、さらに、10
50〜1200℃の熱処理を行ってNウェル203、P
ウェル202及び低濃度Pウェル218を形成する。
【0016】続いて、図11(b)に示したように、素
子分離領域204を形成し、さらにチャネル不純物とし
てボロン等のP型不純物を7×1011/cm2のドーズ
で、チャネル領域205、206、207、208にイ
オン注入する。
【0017】次いで、図11(c)に示したように、ゲ
ート絶縁膜209、ゲート電極210及びソース/ドレ
イン領域211をそれぞれ形成し、閾値電圧の異なる3
種類のNMOSトランジスタ及び1種類のPMOSトラ
ンジスタを形成する。上記方法においては、Pウェル2
02及びNウェル203は、通常の不純物濃度を有する
ウェルであり、低濃度Pウェル218は、図11(a)
で注入したP型不純物の一部をN型不純物が打ち消すこ
とにより、低濃度Pウェルとして形成されている。ま
た、上記方法においては、閾値電圧制御用のチャネルイ
オン注入は基板201表面全面に対して行われるため、
Pウェル及びNウェルを形成するための2回のリソグラ
フィ工程で、3種類のNMOSトランジスタを形成する
ことができる。
【0018】しかし、この方法では、閾値電圧は基板2
01全体に行うボロンイオンの注入で制御することとな
るが、この注入は通常Pウエル内のNMOSトランジス
タの閾値電圧、通常Nウエル内のPMOSトランジスタ
の閾値電圧、N型不純物とP型不純物とを同時に注入す
ることによって形成したPウェル内のNMOSトランジ
スタの閾値電圧をも制御するため、これらを独立に制御
することは極めて難しい。リソグラフィ工程を増加すれ
ば容易に改善できるが、それでは製造工程が増加すると
いう問題があった。
【0019】また、この方法では1つのウエルを形成す
るためにN型不純物とP型不純物とを注入し、両不純物
を相殺させることによって、ウエル濃度を決める方式を
とっているが、これでは通常のN、P両ウエルの形成が
制約されることとなり、3つのウエルに構成されるトラ
ンジスタを独立に制御することができない。さらに、相
殺型のウエル形成では、不純物濃度のバラツキが大き
く、再現性が悪いため、精度の良い閾値電圧制御は極め
て困難である。特に閾値電圧を下げたい場合には閾値電
圧のバラツキに対する仕様は極めて厳しく、上記の方法
を採用すること自体極めて難しいこととなる。しかも、
この方法では素子分離絶縁膜下へのチャネルストッパ用
の不純物注入については全く考慮されていない。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、半導体
基板に素子分離領域を形成し、少なくとも第1導電型不
純物領域を形成した後、ゲート絶縁膜、ゲート電極、ソ
ース/ドレイン領域及び前記ゲート電極直下に位置する
チャネルからなるトランジスタを含む半導体装置を製造
する方法であって、前記第1導電型不純物領域を、前記
素子分離領域底面より深い位置にピークを有する第1の
イオン注入、前記素子分離領域底面近傍にピークを有す
る第2のイオン注入、前記ソース/ドレイン領域を形成
する領域の接合部近傍にピークを有する第3のイオン注
入、前記チャネルとなる領域表面又はその直下にピーク
を有する第4のイオン注入により形成する半導体装置の
製造方法が提供される。
【0021】また、第1導電型半導体基板に0.6μm
よりも深い素子分離領域を形成し、少なくとも第1導電
型不純物領域を形成した後、ゲート絶縁膜、ゲート電
極、ソース/ドレイン領域及び前記ゲート電極直下に位
置するチャネルからなるトランジスタを含む半導体装置
を製造する方法であって、前記第1導電型不純物領域
を、0.6μmの深さ近傍にピークを有する第1′のイ
オン注入、0.35μmの深さ近傍にピークを有する第
2′のイオン注入、前記ソース/ドレイン領域を形成す
る領域の接合部近傍にピークを有する第3′のイオン注
入、前記チャネルとなる領域表面又はその直下にピーク
を有する第4′のイオン注入により形成する半導体装置
の製造方法が提供される。
【0022】さらに、半導体基板に素子分離領域を形成
し、少なくとも異なる不純物濃度を有する複数の第1導
電型不純物領域を形成した後、ゲート絶縁膜、ゲート電
極、ソース/ドレイン領域及び前記ゲート電極直下に位
置するチャネルからなり、異なる閾値電圧を有する複数
のトランジスタを含む半導体装置を製造する方法であっ
て、前記異なる不純物濃度を有する複数の第1導電型不
純物領域を、前記半導体基板上に少なくとも絶対値が大
きな閾値電圧を有するトランジスタ形成領域に開口部を
有するマスクパターンを形成し、該マスクパターンを用
いて、前記トランジスタ形成領域に選択的に第1導電型
不純物を請求項1記載の第1〜第4のイオン注入又は請
求項2記載の第1′〜第4′のイオン注入により注入す
るとともに、前記マスクパターンに被覆された絶対値が
小さな閾値電圧を有するトランジスタ形成領域に、前記
マスクパターンを貫通させる第5のイオン注入により第
1導電型不純物を注入することによってそれぞれ形成す
る半導体装置の製造方法が提供される。
【0023】
【発明の実施の態様】本発明は、素子分離領域が形成さ
れた半導体基板上にトランジスタを含む半導体装置を製
造するにあたって、4段回でイオン注入を行うことによ
り、チャネル表面から半導体基板内部に渡って配置する
不純物領域(ウェル)全体を最適な不純物プロファイル
で形成する方法である。
【0024】本発明において使用する半導体基板として
は、通常PMOS、NMOS又はCMOS等の半導体装
置を形成するために使用される基板であれば特に限定さ
れるものではなく、シリコン基板が好ましい。
【0025】この半導体基板にまず、活性領域を規定す
るために素子分離領域を形成する。素子分離領域は、例
えば、LOCOS法、改良LOCOS法、トレンチ素子
分離法等の公知の方法により形成することができる。素
子分離領域の膜厚は、素子を形成するための不純物領域
(ウェル)の大きさ、深さ、不純物濃度、素子のレイア
ウト、サイズ等種々の条件により適宜調節することがで
きるが、少なくとも後に形成するソース/ドレイン領域
よりも深いことが好ましい。
【0026】素子分離領域が形成された半導体基板に、
4段階のイオン注入により、第1導電型不純物領域(ウ
ェル)を形成する。第1のイオン注入として、第1導電
型不純物イオンを、素子分離領域底面より深い位置に不
純物の濃度がピークを有するように注入する。ピーク
は、0.4〜1.0μm程度に位置するように注入する
ことが好ましい。ピークの位置の調整は、例えば、注入
エネルギーを調節することにより行うことができる。具
体的には、第1導電型不純物がP型であれば、例えばボ
ロンイオンで130〜500keV程度が挙げられる。
また第1導電型不純物がN型であれば、例えばリンイオ
ンで300〜800keV程度が好ましい。不純物の注
入量は、5.0×1012〜5.0×1013cm-2程度が
好ましい。また、素子分離領域が、0.6μm程度以上
の膜厚を有する場合には、第1′のイオン注入として、
0.6μmの深さ近傍にピークを有するように、第1導
電型不純物イオンを注入する。この場合、半導体基板及
び第1導電型不純物がP型であれば、例えば200〜3
00keV程度、注入量は5.0×1012〜5.0×1
13cm-2程度のボロンイオン注入が好ましい。
【0027】第2のイオン注入として、第1導電型不純
物イオンを、素子分離領域底面近傍にピークを有するよ
うに注入する。具体的には、素子分離領域の膜厚が20
00〜5000Å程度の場合には、ピークは、0.25
μm〜0.6μm程度の深さに位置するように、注入エ
ネルギー及びイオン種を適宜選択して注入することが好
ましく、例えば第1導電型不純物がP型であれば、ボロ
ンイオンを80〜200keV程度が挙げられる。この
際の不純物イオン注入量は、1×1012〜1×1013
-2程度が好ましい。また、第1導電型不純物がN型で
あれば、リンイオンで150〜500keV程度の注入
エネルギーで1×1012〜1×1013cm-2程度の注入
量が好ましい。また、素子分離領域が、0.6μm程度
以上の膜厚を有する場合には、第2′のイオン注入とし
て、0.35μmの深さ近傍、あるいは素子分離領域の
膜厚の2/3〜1/2程度の深さにピークを有するよう
に、第1導電型不純物イオンを注入する。半導体基板及
び第1導電型不純物領域がP型であれば、例えば100
〜150keV程度の注入エネルギー、注入量は1×1
12〜1×1013cm-2程度のボロンイオン注入が好ま
しい。
【0028】第3のイオン注入として、第1導電型不純
物イオンを、ソース/ドレイン領域を形成する領域の接
合部近傍にピークを有するように注入する。具体的に
は、ソース/ドレイン領域が0.1〜0.3μm程度の
深さで形成される場合には、ピークは、0.15〜0.
4μm程度の深さに位置するように、注入エネルギー及
びイオン種を適宜選択して注入することが好ましく、例
えば、第1導電型不純物領域がP型であれば40〜15
0keV程度でのボロンイオン注入が挙げられる。この
際の不純物の注入量は、1×1012〜1×1013cm-2
程度が好ましい。また、第1導電型不純物領域がN型で
あれば、例えば100〜300keV程度でのリンイオ
ン注入が挙げられる。この際の不純物の注入量は、1×
1012〜1×1013cm-2程度が好ましい。なお、素子
分離領域の膜厚が厚い場合に行う第3′のイオン注入
は、上記第3のイオン注入と実質的に同様に行うことが
できる。
【0029】第4のイオン注入として、第1導電型不純
物イオンを、チャネルとなる領域表面又はその直下にピ
ークを有するように注入する。具体的には、ピークは、
0〜0.2μm程度の深さに位置するように、注入エネ
ルギー及びイオン種を適宜選択して注入することが好ま
しく、例えば、P型不純物の場合、ボロンイオンを10
〜60keV程度が挙げられる。また、この際の不純物
の注入量は、1×10 12〜5×1012cm-2程度が好ま
しい。N型不純物の場合、リンイオンを10〜150k
eV程度が挙げられる。また、この際の不純物の注入量
は、1×1012〜5×1012cm-2程度が好ましい。な
お、素子分離領域の膜厚が厚い場合に行う第4′のイオ
ン注入は、上記第4のイオン注入と実質的に同様に行う
ことができる。
【0030】上述の第1〜第4及び第1′〜第4′のイ
オン注入は、ピーク位置が異なるように条件を選択して
順次行うことができるが、その順序は必ずしも順番に行
う必要はない。また、これらイオン注入は条件を変化さ
せながら連続的に行ってもよい。さらに、上記4種の特
性の制御を独立的に行うことができる限り、その半導体
装置、第1導電型不純物領域等の大きさに応じて4段階
注入のみならず、5段階以上の注入方法を行ってもよ
い。
【0031】上記のように4段階のイオン注入を行うこ
とにより、第1導電型不純物領域の深さをそれぞれ独立
のイオン注入により制御することができ、高密度にトラ
ンジスタ特性を制御することが可能となる。つまり、
(1)第1又は第1′のイオン注入により、基板内部に
高濃度領域を形成し、ウエル抵抗を低減し、ラッチアッ
プ耐性を高めることができ、(2)第2又は第2′のイ
オン注入により、素子分離領域端部及び底部に比較的高
濃度領域を形成し、ウエル内の素子分離を実現すること
ができ、(3)第3又は第3′のイオン注入により、チ
ャネル深部の濃度を適度に制御し、トランジスタのパン
チスルーを防止することができ、(4)第4又は第4′
のイオン注入により、基板表面のチャネル部の濃度を制
御し、トランジスタの閾値電圧を制御することができ
る。これら4段階のイオン注入においては、最終的に得
られる第1導電型不純物領域は、基板表面から不純物領
域底面にかけて略均一に制御することもできるし、上記
特性を十分満足させることができる不純物プロファイル
を有するようにすることもできる。例えば、第1導電型
不純物領域の全体の濃度は、5×1016〜5×1018
-3程度の範囲で均一又は不均一に分布させることがで
きる。
【0032】上述の4段階のイオン注入により第1導電
型不純物領域を形成した後、その領域上にゲート絶縁
膜、ゲート電極及びソース/ドレイン領域を有するトラ
ンジスタを形成し、さらに、これらトランジスタ上に層
間絶縁膜、配線層等を形成して半導体装置を完成させ
る。具体的には、ゲート絶縁膜を形成するために、熱酸
化法として800〜950℃程度の酸素あるいは水蒸
気、あるいは両者の雰囲気中でシリコン基板表面を酸化
する。ゲート電極は、ポリシリコン単層、高融点金属等
とのシリサイド及びこれらのポリサイド等の単層又は積
層膜により形成することができ、任意にサイドウォール
スペーサ等を形成してもよい。ソース/ドレイン領域
は、所望の注入量で、所望の深さを有するように不純物
イオンを注入し、その後任意にアニール処理を行う。こ
の際のアニール処理は、850〜950℃程度、5〜2
0分間程度行うことが好ましい。さらに、このようにし
て形成したトランジスタ上に層間絶縁膜としてPSG,
BPSG、SiO2 、SiN等を形成し、コンタクト及
びメタル系の配線を施し、半導体装置が構築される。
【0033】本発明の半導体装置の製造方法、つまり4
段階のイオン注入により第1導電型不純物領域を形成す
る場合の重要な点は、これらのイオン注入直後に、特に
ウェル形成用として熱処理を行わない点である。つま
り、ウェル形成用の熱処理を省略して、トランジスタを
含む集積回路形成のための他の工程の熱処理を利用す
る。例えば、ゲート絶縁膜の形成工程、ソース/ドレイ
ン領域形成工程、層間絶縁膜形成工程等において行われ
るいずれかの熱処理を利用することができる。これらの
熱処理は、通常1100℃以下、好ましくは900℃以
下での比較的短時間、例えば、10秒間〜30分間程度
での熱処理である。このような他の工程における熱処理
を利用することにより、第1導電型不純物領域を形成す
るために注入された不純物の顕著な拡散を抑制すること
ができる。
【0034】さらに、本発明の半導体装置の製造方法の
別の観点では、半導体基板上に異なる閾値電圧を有する
少なくとも2種類の第1導電型トランジスタを形成する
ことができる。この発明においても、素子分離領域の形
成は上述と同様に行うことができ、素子分離領域の膜厚
に応じて、後工程で形成する第1導電型不純物領域形成
のためのイオン注入の注入深さを調節することができ
る。
【0035】素子分離領域が形成された半導体基板に、
まず、マスクパターンを形成する。このマスクパターン
は、異なる閾値電圧を有する複数の第1導電型トランジ
スタうちの少なくとも絶対値が大きな閾値電圧を有する
(高Vth)トランジスタ形成領域に開口部を有するも
のである。この際のマスクパターンは、公知のレジスト
を、1.0〜4.0μm程度の膜厚で塗布し、フォトリ
ソグラフィ及びエッチング工程により所望の形状にパタ
ーニングして形成することができる。なお、このマスク
パターンは、高Vthトランジスタ形成領域に開口部を
有するとともに、絶対値が小さな閾値電圧を有する(低
Vth)トランジスタ形成領域の外周部にも開口部を有
していてもよい。
【0036】上記マスクパターンを用いて、高Vthト
ランジスタ形成領域に選択的に第1導電型不純物を注入
する。この際の第1導電型不純物の注入は、先の工程で
形成した素子分離領域の膜厚により上記第1〜第4のイ
オン注入又は上記第1′〜第4′のイオン注入により行
うことができる。なお、これらイオン注入は、上述の
(1)〜(4)の特性を確保することができるように、
注入条件を適宜調節することが好ましい。これにより、
高Vthトランジスタ形成領域に、比較的濃度の高い第
1導電型不純物領域、例えば5×1016〜5×1018
-3の不純物濃度の範囲の均一又は不均一な不純物プロ
ファイルを有する第1導電型不純物領域を形成すること
ができる。なお、先の工程において、マスクパターン
が、低Vthトランジスタ形成領域の外周部にも開口部
を有している場合には、その外周部に同様に比較的濃度
の高い第1導電型不純物領域が形成される。これによ
り、低Vthトランジスタ形成領域の確実な素子分離を
図ることができる。
【0037】また、同じマスクパターンを用いて、第5
のイオン注入を行う。この際のイオン注入は、第1導電
型不純物を、マスクパターンを貫通させて半導体基板表
面に導入するものであり、マスクパターンを貫通させる
のに十分な注入エネルギーで注入することが必要であ
る。また、この際の第1導電型不純物の注入量は、低V
thトランジスタのチャネル部の不純物濃度に対応する
ものであるため、その閾値電圧により適宜設定すること
ができる。これにより、マスクパターンで被覆された領
域の全部又は一部に、比較的濃度が低く、比較的浅い第
1導電型不純物領域が形成されることとなる。また、マ
スクパターンが存在しない領域、つまり高Vthトラン
ジスタ形成領域では、半導体基板のかなり深い位置に第
1導電型不純物が注入されることとなるので、高Vth
トランジスタの特性に直接影響はあたえない。なお、こ
の第5のイオン注入は、必ずしも上記第1〜第4又は第
1′〜第4′のイオン注入の後に行う必要はなく、これ
らイオン注入の前又は各イオン注入の間等、同じマスク
パターンを用いてイオン注入することができればいつで
もよい。
【0038】上記方法は、少なくとも2種の閾値電圧を
有するトランジスタについて説明しているが、N型又は
P型のいずれのトランジスタにも適用することができ
る。また、この方法を、さらに2種の閾値電圧を有する
N型トランジスタとP型トランジスタ、2種の閾値電圧
を有するP型トランジスタとN型トランジスタ又は2種
の閾値電圧を有するP型トランジスタと2種の閾値電圧
を有するN型トランジスタのいずれのトランジスタにも
適用することができる。これらの方法においても、少な
くとも2回のリソグラフィ工程と簡素な製造方法を実現
することができる。
【0039】具体的には、少なくとも2種の閾値電圧を
有するNMOSトランジスタと2種の閾値電圧を有する
PMOSトランジスタからなるCMOSを形成する場
合、まず、高VthNMOSトランジスタ形成領域と低
VthPMOSトランジスタ形成領域とに開口部を有す
るマスクパターンを形成し、このマスクパターンを用い
て、これら領域に4段階のイオン注入により比較的濃度
の高いP型不純物領域を形成するとともに、マスクパタ
ーンに覆われている低VthNMOSトランジスタ形成
領域と高VthPMOSトランジスタ形成領域表面に、
マスクパターンを貫通させるイオン注入によりP型不純
物を注入する。なお、このマスクパターンを貫通させる
イオン注入の注入量は、低VthNMOSトランジスタ
の形成領域を形成するためのものであるため、比較的不
純物濃度は低く設定することが好ましい。
【0040】次いで、公知の方法により、高Vth及び
低VthPMOSトランジスタ形成領域に開口部を有す
るマスクパターンを形成し、このマスクパターンを用い
て、4段階のイオン注入によりN型不純物領域を形成す
る。なお、低VthPMOSトランジスタ形成領域に
は、先の4段階のイオン注入により比較的濃度の高いP
型不純物及び半導体基板深部には低VthNMOS閾値
電圧調整用のP型不純物が注入されているが、この4段
階のイオン注入で、少なくとも半導体基板表面のP型不
純物が相殺され、比較的濃度の低いN型不純物領域が形
成されることとなるように、不純物の注入量を、適宜調
節することが好ましい。同様に、高VthPMOSトラ
ンジスタ形成領域においては、先のマスクパターンを貫
通して注入された比較的低濃度のP型不純物領域が形成
されているが、この4段階のイオン注入で、低濃度のP
型不純物が相殺され、比較的濃度の高いN型不純物領域
が形成されることとなるように、不純物の注入量を、適
宜調節することが好ましい。
【0041】以下、本発明の半導体装置の製造方法の実
施例を図面に基づいて説明する。実施例1 まず、図1(a)に示したように、P型シリコン基板1
上に、改良LOCOS法により非活性領域に3000Å
程度の膜厚の素子分離領域2を選択的に形成した。ま
た、素子分離領域2で覆われていない活性領域上に20
0Åの保護酸化膜3を熱酸化によって形成した。なお、
本実施例は、NMOSトランジスタの形成について説明
するが、同時に、NMOSトランジスタ形成領域4にP
MOSトランシスタ形成領域5が隣接して形成される場
合について説明する。
【0042】次いで、図1(b)に示したように、Pウ
ェル14を形成するために、NMOSトランジスタ形成
領域4(素子分離領域2の一部も含む)に開口部を有す
る膜厚は2.0μmのレジストパターン6を形成し、こ
のレジストパターン6をマスクとして以下の条件でボロ
ンイオンを注入した。 B1 注入エネルギー:250keV、ドーズ:1×10
13cm-2 B2 注入エネルギー:120keV、ドーズ:3×10
12cm-2 B3 注入エネルギー:60keV、ドーズ:2×1012
cm-2 B4 注入エネルギー:20keV、ドーズ:3×1012
cm-2 上記条件で注入されたイオンは全てレジスト中でストッ
プし、レジストパターン6で覆われたPMOSトランジ
スタ形成領域5には注入されない。
【0043】続いて、レジストパターン6を除去し、図
1(c)に示したように、Nウエル15と表面P領域1
6を形成するために、PMOSトランジスタ形成領域5
(素子分離領域2の一部も含む)に開口部を有する膜厚
2.0μmのレジストパターン7を形成し、このレジス
トパターン7をマスクとして以下の条件で燐イオン及び
ボロンイオンを注入した。 P1 燐イオン、注入エネルギー:600keV、ドー
ズ:3×1013cm-2 P2 燐イオン、注入エネルギー:230keV、ドー
ズ:2×1012cm-2 P3 燐イオン、注入エネルギー:100keV、ドー
ズ:1×1012cm-2 B5 ボロンイオン、注入エネルギー:20keV、ド
ーズ:3.3×1012cm-2 上記条件で注入されたイオンは全てレジスト中でストッ
プし、レジストパターン7で覆われたNMOSトランジ
スタ形成領域4には注入されない。
【0044】次に、図1(d)に示したように、公知の
技術を用いて、膜厚80Å程度のゲート絶縁膜8;膜厚
1000ÅのN+ ポリシリコン膜9及び膜厚1000Å
のWSi膜10からなり、サイドウォールスペーサ11
を有するゲート電極;LDD構造を有するソース/ドレ
イン領域12から構成されるNMOSトランジスタと、
ゲート絶縁膜8;N+ ポリシリコン膜9及びWSi膜1
0からなり、サイドウォールスペーサ11を有するゲー
ト電極;LDD構造を有するソース/ドレイン領域1
3、表面P領域16から構成されるPMOSトランジス
タとを有するCMOSトランジスタを形成した。なお、
本実施例ではNMOS、PMOSトランジスタともにN
+ ポリシリコンゲート電極を用いているため、PMOS
トランジスタは埋め込みチャネル型となり、Nウエル1
5表面に表面P領域16を設けて、閾値電圧を調整して
いる。
【0045】この実施例においては、ゲート電極はNM
OSトランジスタを最小ゲート長0.35μm、PMOSト
ランジスタを最小ゲート長0.45μmに加工した。また、
図示していないが、NMOSトランジスタ形成領域4に
は、ウエルへの電源供給を行う電源線(アース線)が接
続されており、そのためにP+ 拡散領域が形成されてい
る。PMOSトランジスタ形成領域5の場合も同様にN
+ 拡散領域が形成されている。
【0046】本実施例では、ウエル活性化のための意図
的なアニールを行っておらず、ゲート酸化工程や、トラ
ンジスタ完成後にこのトランジスタ上に形成される層間
絶縁膜(BPSG膜、図示せず)のアニール工程で、自
然にウェルを形成する不純物イオンの活性化が行われ
る。これらの熱処理温度はいずれも900℃であり、こ
の程度では顕著な不純物拡散は起こらなかった。よっ
て、Nウエル−Pウエル間に生じるウエル濃度遷移領域
はせいぜい1.0μm程度であり、Nウエル−Pウエル
間の無効領域はフォトリソグラフィ工程の重ね合わせ制
度や種々のマージンを考慮しても1.5μm程度に低減
できた。
【0047】本実施例のNMOSトランジスタではB1
〜B4までの4段階のイオン注入を行うことで、それぞ
れ下記の点の不純物濃度のピークを制御できた。なお、
NウエルとPウエルとの隣あった注入領域では、不純物
が互いに影響し合うが、制御性は向上した。 B1 ピーク位置:O.6μm 素子分離領域底面により
さらに深い点、 B2 ピーク位置:0.35μm 素子分離領域(0.3μm
厚)底部付近、 B3 ピーク位置:0.18μm ソース/ドレイン領域の
接合(深さ0.15μm)付近、 B4 ピーク位置:0.05μm 表面のチャネル層。 また、B4の注入量を変更すれば、NMOSトランジタ
の閾値電圧を0.4V以上で自由に制御でき、この場合
でも、短チャネル効果の劣化は特に見られない。つま
り、長チャネルトランジスタに比べ0.35μmゲート長で
の閾値電圧の低下は、いずれも0.1V以下に抑えられて
いる。これにより、種々のデバイス毎に最適の閾値電圧
を容易に設定できるようになった。
【0048】実施例2 まず、図2(a)に示したように、素子分離領域厚を2
500Å程度とする以外は、実施例1と同様にシリコン
基板1上に素子分離領域2及び保護酸化膜3を形成し
た。なお、本実施例は、PMOSトランジスタの形成に
ついて説明するが、同時に、PMOSトランジスタ形成
領域5にNMOSトランシスタ形成領域4が隣接して形
成される場合について説明する。
【0049】次いで、図2(b)に示したように、Pウ
ェル14を形成するために、NMOSトランジスタ形成
領域4に開口部を有するレジストパターン6を形成した
のち、実施例1と同様に4段階のボロンイオン注入を行
った。
【0050】続いて、レジストパターン6を除去し、図
2(c)に示したように、Nウエル15を形成するため
に、PMOSトランジスタ形成領域5(素子分離領域2
の一部も含む)に開口部を有するレジストパターン7を
形成し、このレジストパターン7をマスクとして以下の
条件で燐イオンを注入した。 P1 注入エネルギー:600keV、ドーズ:3×1013
cm-2 P2 注入エネルギー:230keV、ドーズ:2×1012
cm-2 P3 注入エネルギー:100keV、ドーズ:1×1012
cm-2 P4 注入エネルギー: 60keV、ドーズ:3.3×1012
cm-2
【0051】次に、図2(d)に示したように、公知の
技術を用いて、膜厚60Å程度のゲート絶縁膜8;表面
に膜厚1000Å程度のシリサイド層(TiSi2 層)
21を有する膜厚2000Å程度のN+ ポリシリコン1
9又はP+ ポリシリコン20からなるゲート電極;LD
D構造を有し、自己整合的に表面にシリサイド層21を
有するソース/ドレイン領域12又は13から構成され
るNMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタを有
するCMOSトランジスタを形成した。なお、この図2
(d)においては、NMOSトランジスタにはN+ ポリ
シリコンゲート電極、PMOSトランジスタにはP+
リシリコンゲート電極を用いるデュアルゲート構造を採
るため、両トランジスタとも表面チャネル型となってい
る。この実施例においては、ゲート電極はNMOSトラ
ンジスタを最小ゲート長0.25μm、PMOSトランジス
タを最小ゲート長0.25μmに加工した。また、図示して
いないが、NMOSトランジスタ形成領域4には、ウエ
ルへの電源供給を行う電源線(アース線)が接続されて
おり、そのためにP+ 拡散領域が形成されている。PM
OSトランジスタ形成領域5の場合も同様にN+ 拡散領
域が形成されている。
【0052】本実施例では、ウエル活性化のための意図
的なアニールを行っておらず、ゲート酸化工程や、ソー
ス/ドレイン領域形成のために行うアニール工程で、自
然にウェルを形成する不純物イオンの活性化が行われ
る。これらの熱処理温度のうち、最高の熱処理はアニー
ル工程の1100℃(処理時間10秒)であり、この程度
では顕著な不純物拡散は起こらず、Nウエル−Pウエル
間に生じるウエル濃度遷移領域はせいぜい1.0μm程
度であった。よって、Nウエル−Pウエル間の無効領域
はフォトリソグラフィ工程の重ね合わせ精度や種々のマ
ージンを考慮しても1.5μm程度に低減できた。
【0053】本実施例のNMOSトランジスタではB1
〜B4までの4段階のイオン注入を行うことで、実施例
1と同様の不純物濃度のピークを制御できた。なお、N
ウエルとPウエルとの隣あった注入領域では、不純物が
互いに影響し合うが、制御性は向上した。また、NMO
Sトランジスタに関しては、実施例1と同様に、B4の
注入量を変更すれば、NMOSトランジタの閾値電圧を
0.3V以上で自由に制御でき、この場合でも、短チャ
ネル効果の劣化は特に見られない。つまり、長チャネル
トランジスタに比べ0.25μmゲート長での閾値電圧の低
下は、いずれも0.1V以下に抑えられている。これによ
り、種々のデバイス毎に最適の閾値電圧を容易に設定で
きるようになった。
【0054】一方、POSトランジスタでは、P1〜P
4までの4段階のイオン注入を行うことで、それぞれ下
記の点の不純物濃度のピークを制御できた。なお、Nウ
エルとPウエルとの隣あった注入領域では、不純物が互
いに影響し合うが、制御性は向上した。 P1 ピーク位置:0.7μm 素子分離領域底面より更
に深い点 P2 ピーク位置:0.28μm 素子分離領域(0.25μm
厚)底部付近 P3 ピーク位置:0.1μm ソースドレイン拡散層の
接合(深さ0.15μm)付近 P4 ピーク位置:0.05μm 表面のチャネル層 PMOSトランジスタに関しては、実施例1のNMOS
トランジスタと同様の効果が得られた。P4の注入量を
変更すれば、PMOSトランジスタの閾値電圧を0.3
V以上で自由に制御でき、この場合でも、短チャネル効
果の劣化は特にみられない。つまり、長チャネルトラン
ジスタに比べ0.25μmゲート長での閾値電圧の低下は、
いずれも0.1V以下に抑えられている。これにより、種
々のデバイス毎に最適の閾値電圧を容易に設定できるよ
うになった。
【0055】実施例3 実施例3は、素子分離領域が比較的深いトレンチ分離で
構成されている以外、実施例2と同様である。つまり、
図3(a)に示したように、0.7μmの深さのトレン
チ素子分離領域32がP型シリコン基板1上に形成され
ている。また、図3(b)及び図3(c)に示したよう
に、NMOSトランジスタ形成領域4及びPMOSトラ
ンジスタ形成領域5へのウェル形成のためのイオン注入
のエネルギー及びドーズは、実施例2と同様であり、図
3(d)に示したように、その後のトランジスタ形成も
実施例2と同様であった。本実施例において、実施例1
及び2に準じてイオン注入を実現しようとすると、素子
分離領域32はトレンチ状で比較的深いため、深いトレ
ンチ底部とさらにその下部を狙ってイオン注入をするこ
とが必要となる。例えば1.0μmのトレンチではボロン
で500keV 〜1.0MeVのエネルギーでの注入が必要
となり、燐では800keV 〜1.5MeVのエネルギーでのイ
オン注入が必要となる。このような高エネルギーで注入
されるイオンをストップさせるためには、実際に実施例
1や2で使用しているレジストよりも厚いレジストが必
要となる。しかし、厚いレジストでは解像度が劣化し、
トレンチ分離によって微細化された分離領域上に精度よ
くレジストパターンの端部を配置することが難しくな
る。また、高いエネルギーイオン注入を行う装置が必要
となり、装置コストが増大することとなり好ましくな
い。
【0056】一方、本実施例のようにトレンチ分離が深
くなった場合でも、トランジスタの特性は表面付近で決
定されるため、ウェル形成のためのイオン注入は実施例
2と同様の条件を採用することができる。この場合、N
MOSトランジスタ形成領域4でのトレンチ分離底部に
はP型不純物が注入されていないため、P型不純物濃度
が低濃度となりリークパスとなり得るが、上記のイオン
注入を行うことにより、トレンチ分離の側面に沿った電
流経路でのP型不純物が高濃度に保持されるため、リー
ク電流は、実施例2と同様に低いレベルに保つことがで
きる。
【0057】実施例4 本実施例では、異なる閾値電圧を有するMOSトランジ
スタの製造方法を示す。つまり、閾値電圧Vthが0.
4〜0.7Vと比較的高い閾値電圧を有する高VthN
MOSトランジスタ、閾値電圧Vthが0〜0.3Vと
比較的低い閾値電圧を有する低VthNMOSトランジ
スタ、さらに、閾値電圧Vthが−0.4〜−0.7V
と比較的(絶対値が)高い閾値電圧を有する高VthP
MOSトランジスタと閾値電圧Vthが0〜−0.3V
と比較的(絶対値が)低い閾値電圧を有する低VthP
MOSトランジスタとを有するCMOSトランジスタを
製造する方法について示す。
【0058】まず、図4に示したように、実施例1と同
様にP型シリコン基板1上に3000Å程度の膜厚の素
子分離領域2及び200Åの保護酸化膜3を形成した。
【0059】次いで、図5に示したように、高VthN
MOSトランジスタ形成領域40と低VthPMOSト
ランジスタ形成領域43とに開口部を有する膜厚2.0
μmのレジストパターン44を形成し、このレジストパ
ターン44をマスクとして以下の条件でボロンイオンを
注入した。 (B1)注入エネルギー:250keV、ドーズ: 1.6×1
013cm-2 (B2)注入エネルギー:120keV、ドーズ: 4.7×1
012cm-2 (B3)注入エネルギー: 60 keV、ドーズ: 3.1×
1012cm-2 (B4)注入エネルギー: 20 keV、ドーズ:3×10
12cm-2 (B10)注入エネルギー:1000keV、ドーズ:1.2 ×
1012cm-2
【0060】これらイオン注入のうち、B1〜B4で注
入されたイオンは全てレジスト中でストップし、レジス
トで覆われた高VthPMOSトランジスタ形成領域4
2と低VthNMOSトランジスタ形成領域41とには
注入されない。B10のイオン注入は、レジストパター
ン44を貫通して、シリコン基板1の表面に達する。こ
の注入により、低VthNMOSトランジスタ形成領域
41のシリコン基板1表面の不純物濃度を直接調整する
ことができる(図7中、46で表される低濃度P型領域
が形成されることとなる)。また、レジストパターン4
4が存在しない領域では、このイオン注入でのイオンは
基板の深部(約1μm以上)に達し、注入量もB1の注
入量に比較して1桁程度低いため、電気的影響は殆ど考
慮する必要がない。
【0061】なお、レジストパターン44においては、
低VthNMOSトランジスタ形成領域41を完全に被
覆しておらず、その外周部分に露出領域Xを設けるとと
もに、低VthPMOSトランジスタ形成領域43の外
周部分に被覆領域Yを設けることにより、低VthMO
Sトランジスタ形成領域の確実な素子分離を図ってい
る。
【0062】続いて、レジストパターン44を除去し、
図6に示したように、高Vth及び低VthPMOSト
ランジスタ形成領域42及び43に開口部を有する膜厚
2.0μmのレジストパターン45を形成し、このレジ
ストパターン45をマスクとして以下の条件で燐イオン
を注入した。 (P1)注入エネルギー:600keV、ドーズ: 3.1×1
013cm-2 (P2)注入エネルギー:300keV、ドーズ: 1.2×1
012cm-2 (P3)注入エネルギー:120keV、ドーズ: 5.3×1
012cm-2 (P4)注入エネルギー: 40keV、ドーズ: 1.7×1
012cm-2
【0063】P1〜P4で注入されたイオンは全てレジ
スト中でストップし、レジストで覆われたNMOSトラ
ンジスタ形成領域40及び41には注入されない。な
お、高VthPMOSトランジスタ形成領域42では、
先の工程であるB10のイオン注入によりP型不純物で
あるボロンが基板1表面に注入されているため、このイ
オンを補償してN型不純物濃度を上げるために、P3及
びP4の注入は、実施例2に比較してそのドーズを増加
させている。また、B10による表面のボロン濃度は、
P3及びP4の燐濃度に比較して数分の1〜10分の1
程度であるため、B10による高VthPMOSトラン
ジスタの閾値電圧のばらつきは少ない。低VthPMO
Sトランジスタ形成領域43においては、ボロンイオン
と燐イオンの両方が同様の深さに渡って注入されてい
る。基板1の比較的深部(P1及びP2によって燐イオ
ンが注入された領域)では、燐イオンの濃度の方が高い
ため、全体としてN型領域が形成される。また、基板1
の比較的浅い部分(P3及びP4によって燐イオンが注
入された領域)では、ほぼ、低VthNMOSトランジ
スタのボロン濃度と同程度で対応する燐濃度を有する低
濃度N型領域(図7中、47)が形成されることとな
る。
【0064】本実施例では、デュアルゲート型構造をと
っているため、閾値の絶対値がほぼ等しいNMOSトラ
ンジスタ及びPMOSトランジスタは、それら表面の実
効的なP及びN型不純物濃度はほぼ同程度である。つま
り、高VthNMOSトランジスタ形成領域40と高V
thPMOSトランジスタ形成領域42でこの様な状況
を実現するため、高VthPMOSトランジスタ形成領
域42へのPイオン注入量は、高VthNMOSトラン
ジスタ形成領域40のボロンイオン注入量より、B10
により注入された表面のボロンイオン相当分だけ多くな
っている。次に、図7に示したように、公知の技術を用
いて、膜厚60Å程度のゲート絶縁膜8;表面に膜厚1
000Å程度のシリサイド層(TiSi2 層)21を有
する膜厚2000Å程度のN+ ポリシリコン19及びP
+ ポリシリコン20からなるゲート電極;LDD構造を
有し、自己整合的に表面にシリサイド層21を有するソ
ース/ドレイン領域12又は13から構成されるNMO
Sトランジスタ及びPMOSトランジスタを有するCM
OSトランジスタを形成した。
【0065】なお、この実施例においては、ゲート電極
は高VthNMOSトランジスタを最小ゲート長0.25μ
m、低VthNMOSトランジスタを最小ゲート長0.45
μm、高VthPMOSトランジスタを最小ゲート長0.
25μm、低VthPMOSトランジスタを最小ゲート長
0.45μmに加工した。また、図示していないが、NMO
Sトランジスタ形成領域4には、ウエルへの電源供給を
行う電源線(アース線)が接続されており、そのために
+ 拡散領域も形成されている。PMOSトランジスタ
形成領域の場合も同様にN+ 拡散領域が形成されてい
る。このようにして作製された本実施例のCMOSにお
いては、高VthNMOSトランジスタの閾値電圧Vt
hは0.65V、低VthNMOSトランジスタの閾値
電圧Vthは0.2V、高VthPMOSトランジスタ
の閾値電圧Vthは−0.7V、低VthPMOSトラ
ンジスタの閾値電圧Vthは−0.2Vであった。
【0066】本実施例では、図5において使用したレジ
ストパターン44を、低VthNMOSトランジスタ形
成領域41の外周部分に露出領域X、低VthPMOS
トランジスタ形成領域43の外周部分に被覆領域Yを設
けるように形成したため、低VthNMOSトランジス
タ形成領域41及び低VthPMOSトランジスタ形成
領域43の外周部分にそれぞれ比較的不純物濃度の高い
領域を形成している。つまり、低VthNMOSトラン
ジスタ形成領域41及び低VthPMOSトランジスタ
形成領域43に隣接する高VthNMOSトランジスタ
形成領域40及び高VthPMOSトランジスタ形成領
域42に形成されたPウェル14及びNウェル15が、
低VthNMOSトランジスタ形成領域41及び低Vt
hPMOSトランジスタ形成領域43の外周部に及んで
いる。これは、特にNMOSトランジスタの場合、低濃
度ウェルでは素子分離領域の底部や端部での正の固定電
荷によりリークチャネルが生じ、トランジスタのオフ特
性が劣化をもたらすため、その外周部分に比較的濃度の
高い領域を配置させて確実な素子分離を図るためにであ
る。また、PMOSトランジスタの場合には、必ずしも
このような比較的濃度の高い領域を配置は必要ではない
が、素子分離特性を高VthMOSトランジスタと共通
化するために有用である。つまり、素子分離特性が高低
VthMOSトランジスタ間で異なる場合には、それぞ
れ別々のレイアウトルールを設定しなければならず、設
計が極めて煩雑となるが、この実施例によれば、全ての
トランジスタにおいて素子分離特性を共通化することが
でき、CMOSの設計が容易となる。
【0067】以上のように、本実施例においては、異な
る閾値電圧を有する2種類のNMOSトランジスタより
構成されたCMOS回路素子のウェル形成工程を少なく
とも2回のフォトリソグラフィ工程で実現できる。さら
にNMOSトランジスタの場合、閾値電圧の絶対値が大
きなNMOSトランジスタが配置される高Vthトラン
ジスタ用ウェルに開口部を有するマスクパターンを用い
ることにより、そのウェル構造全体の不純物濃度を制御
することができる。閾値電圧の絶対値が小さなNMOS
トランジスタ(この領域は2回のフォトリソグラフィ工
程を通じて、常にマスクパターンで覆われている。この
閾値電圧は前記マスクパターンを貫通するイオン注入
(低Vth注入)により制御できる。このイオン注入は
閾値電圧の絶対値が大きなトランジスタの特性に対して
殆ど影響を与えない。なぜなら、高Vthウェルでは低
Vth注入は最深部にイオン注入されるからである。ま
た、低Vth用の不純物濃度は高Vth用不純物に比べ
濃度が低く、注入量も少ないからである。本実施例では
低Vth注入はPMOS領域にも注入されるが、注入量
が少ないため、Nウェル注入量を調整することにより、
容易に補正できる。従って、本発明によれば、大きな影
響を残すことなく、容易、かつ高精度に2種類の閾値電
圧を制御できる。
【0068】本実施例では、NMOSトランジスタ及び
PMOSトランジスタ両方とも2種類の閾値電圧を有す
る場合を狙っており、低閾値電圧PMOSトランジスタ
形成領域43は2種類のマスクに開口部を有し、N及び
P量ウェルの不純物が同時に導入され、不純物が相殺さ
れることとなる。閾値電圧の安定性は低VthNMOS
トランジスタほど良くないが、低VthPMOSトラン
ジスタでは単一Vthの場合と異なり、オフ電流に対す
る制限が緩いため、多少のVthのバラツキは許容で
き、実用の範囲内である。
【0069】実施例5 本実施例においても、異なる閾値電圧を有するMOSト
ランジスタの製造方法を示す。
【0070】まず、実施例1と同様に、図8(a)に示
したように、P型シリコン基板1上に、LOCOS法に
より非活性領域に3000Å程度の膜厚の素子分離領域
52を選択的に形成した。また、素子分離領域52で覆
われていない活性領域上に140Åの保護酸化膜3を熱
酸化によって形成した。
【0071】次いで、図8(b)に示したように、NM
OSトランジスタ形成領域62(素子分離領域52も含
む)と低Vth電圧NMOSトランジスタ形成領域61
の外周に位置する素子分離領域52上の一部に開口部を
有するレジストパターン63を形成し、このレジストパ
ターン63をマスクとして以下の条件でボロンイオンを
注入した。 (B1)注入エネルギー:250keV、ドーズ:1×10
13cm-2 (B2)注入エネルギー:120keV、ドーズ:3×10
12cm-2 (B3)注入エネルギー: 60 keV、ドーズ:2×10
12cm-2 (B4)注入エネルギー: 20 keV、ドーズ:3×10
12cm-2 これにより、Pウエル67を形成するとともに、素子分
離領域52の直下にもイオン注入領域66を形成するこ
とができるので、素子分離耐圧等の特性の向上を図るこ
とができる。
【0072】続いて、レジストパターン63を除去し、
図8(c)に示したように、PMOSトランジスタ形成
領域60(素子分離領域52の一部も含む)に開口部を
有するレジストパターン64を形成し、このレジストパ
ターン64をマスクとして以下の条件で燐イオン及びボ
ロンイオンを注入した。 (P1)燐イオン、注入エネルギー:600keV、ドー
ズ:3×1013cm-2 (P2)燐イオン、注入エネルギー:230keV、ドー
ズ:2×1012cm-2 (P3)燐イオン、注入エネルギー:100keV、ドー
ズ:1×1012cm-2 (B5)Bイオン、注入エネルギー: 20 keV、ドー
ズ:3.3×1012cm-2
【0073】次に、図8(d)に示したように、公知の
技術を用いてMOSトランジスタを形成した。つまり、
シリコン基板1上の活性領域に、膜厚80Å程度のゲー
ト絶縁膜8を介して膜厚1000Å程度のN+ ポリシリ
コン9からなるゲート電極を形成した。また、これらゲ
ート電極の側壁にはサイドウォールスペーサ11が形成
されており、ソース/ドレイン領域12及び13が形成
されている。ゲート電極上には層間絶縁膜68が形成さ
れており、ゲート電極及びソース/ドレイン領域12及
び13はタングステンプラグ69を介してメタル配線7
0に接続されている。
【0074】本実施例では、ウエル活性化のための意図
的なアニールを行っておらず、ゲート酸化工程や、トラ
ンジスタ完成後にこのトランジスタ上に形成される層間
絶縁膜のアニール工程で、自然に活性化が行われる。こ
れらの熱処理はいずれも900℃での短時間処理であ
り、この程度では顕著な不純物拡散は起こらない。な
お、1000℃の温度で、活性化するのに必要な最小時
間の熱処理を用いると、Nウエル−Pウエルの境界部分
において不純物の横方向の拡散がおこり、それぞれ濃度
の低下が生じるが、元々の不純物濃度が1016〜1018
/cm3 程度であるため、拡散はウェル形成のために用
いるマスクのアライメント精度の範囲内(例えば0.1
〜0.5μm)でおさまる。しかし、ウェル形成のため
に不純物を注入していない領域では、不純物濃度が10
14〜1015/cm3 程度しかないため、熱処理により隣
接するウェルから不純物が入り込むこととなる。よって
熱処理による拡散長さの分だけ広めにリサイズして回路
設計しなければならなくなるため、熱処理温度は短時間
かつ低温で行うことが必要である。以上の工程によりマ
スク枚数と回路面積を増加させることなく、1組のCM
OSトランジスタと閾値電圧の異なる1種類のMOSト
ランジスタを形成できた。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、半導体基板にトランジ
スタを形成するために第1導電型不純物領域(ウェル)
を、4段階注入によって形成するために、ウエル抵抗
を低減し、ラッチアップ耐性を高めることができ、ウ
エル内の素子分離を確実にする事ができ、トランジス
タのパンチスルーを防止することができ、トランジス
タの閾値電圧を制御することができるというように、こ
れら4種の制御を独立的に行うことができることとな
る。しかも、これらの制御は従来と同じ工程数のままで
行うことができる。また、異なる閾値電圧を有するPM
OS及び/又はNMOS、1組のCMOSと異なる閾値
電圧を持つ1種類のMOS等とをマスクアライメント制
度の範囲内で製造でき、製造にかかる時間やコストの増
加がなく、複雑な回路構成をもつ集積回路の製造を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の製造方法の一実施例を示
す概略断面図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法の別の実施例を
示す概略断面図である。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法のさらに別の実
施例を示す概略断面図である。
【図4】本発明の半導体装置の製造方法のさらに別の実
施例を示す第1の工程図である。
【図5】本発明の半導体装置の製造方法のさらに別の実
施例を示す第2の工程図である。
【図6】本発明の半導体装置の製造方法のさらに別の実
施例を示す第3の工程図である。
【図7】本発明の半導体装置の製造方法のさらに別の実
施例を示す第4の工程図である。
【図8】本発明の半導体装置の製造方法のさらに別の実
施例を示す概略断面図である。
【図9】従来の半導体装置の製造方法を示す概略工程図
である。
【図10】従来の別の半導体装置の製造方法を示す概略
工程図である。
【図11】従来のさらに別の半導体装置の製造方法を示
す概略工程図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2、32、52 素子分離領域 3 保護酸化膜 6、7、44、45、63、64 レジストパターン 8 ゲート絶縁膜 9、19 N+ ポリシリコン 10 WSi膜 11 サイドウォールスペーサ 12 N型ソース/ドレイン領域 13 P型ソース/ドレイン領域 14、67 Pウェル 15 Nウェル 16 表面P領域 20 P+ ポリシリコン 21 シリサイド層(TiSi2 層) 46 低濃度P型領域 47 低濃度N型領域 66 イオン注入領域 68 層間絶縁膜 69 タングステンプラグ 70 メタル配線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に素子分離領域を形成し、少
    なくとも第1導電型不純物領域を形成した後、ゲート絶
    縁膜、ゲート電極、ソース/ドレイン領域及び前記ゲー
    ト電極直下に位置するチャネルからなるトランジスタを
    含む半導体装置を製造する方法であって、 前記第1導電型不純物領域を、前記素子分離領域底面よ
    り深い位置にピークを有する第1のイオン注入、前記素
    子分離領域底面近傍にピークを有する第2のイオン注
    入、前記ソース/ドレイン領域を形成する領域の接合部
    近傍にピークを有する第3のイオン注入、前記チャネル
    となる領域表面又はその直下にピークを有する第4のイ
    オン注入により形成することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 第1導電型半導体基板に0.6μmより
    も深い素子分離領域を形成し、少なくとも第1導電型不
    純物領域を形成した後、ゲート絶縁膜、ゲート電極、ソ
    ース/ドレイン領域及び前記ゲート電極直下に位置する
    チャネルからなるトランジスタを含む半導体装置を製造
    する方法であって、 前記第1導電型不純物領域を、0.6μmの深さ近傍に
    ピークを有する第1′のイオン注入、0.35μmの深
    さ近傍にピークを有する第2′のイオン注入、前記ソー
    ス/ドレイン領域を形成する領域の接合部近傍にピーク
    を有する第3′のイオン注入、前記チャネルとなる領域
    表面又はその直下にピークを有する第4′のイオン注入
    により形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 第1〜第4のイオン注入又は第1′〜第
    4′のイオン注入の後、半導体基板上にゲート絶縁膜を
    形成すると同時に前記第1導電型不純物イオンの活性化
    を行う請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板に素子分離領域を形成し、少
    なくとも異なる不純物濃度を有する複数の第1導電型不
    純物領域を形成した後、ゲート絶縁膜、ゲート電極、ソ
    ース/ドレイン領域及び前記ゲート電極直下に位置する
    チャネルからなり、異なる閾値電圧を有する複数のトラ
    ンジスタを含む半導体装置を製造する方法であって、 前記異なる不純物濃度を有する複数の第1導電型不純物
    領域を、 前記半導体基板上に少なくとも絶対値が大きな閾値電圧
    を有するトランジスタ形成領域に開口部を有するマスク
    パターンを形成し、該マスクパターンを用いて、前記ト
    ランジスタ形成領域に選択的に第1導電型不純物を請求
    項1記載の第1〜第4のイオン注入又は請求項2記載の
    第1′〜第4′のイオン注入により注入するとともに、
    前記マスクパターンに被覆された絶対値が小さな閾値電
    圧を有するトランジスタ形成領域に、前記マスクパター
    ンを貫通させる第5のイオン注入により第1導電型不純
    物を注入することによってそれぞれ形成することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 マスクパターンが、絶対値が小さな閾値
    電圧を有するトランジスタ形成領域の外周部にも開口部
    が有する請求項4記載の半導体装置の製造方法。
JP22890196A 1996-08-29 1996-08-29 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3386101B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22890196A JP3386101B2 (ja) 1996-08-29 1996-08-29 半導体装置の製造方法
SG1997002022A SG70595A1 (en) 1996-08-29 1997-06-09 Method of removing coated film from substrate edge surface and apparatus for removing coated film
US08/871,680 US5795803A (en) 1996-08-29 1997-06-09 Method for manufacturing a semiconductor device
TW086108073A TW332924B (en) 1996-08-29 1997-06-12 Semiconductor
MYPI97002825A MY123831A (en) 1996-08-29 1997-06-23 Method for manufacturing a semiconductor device
KR1019970036400A KR100231765B1 (ko) 1996-08-29 1997-07-24 반도체장치의 제조방법
IDP972754A ID18123A (id) 1996-08-29 1997-08-07 Metoda untuk memanufaktur alat semi konduktor
EP97306656A EP0827205A3 (en) 1996-08-29 1997-08-29 Method for manufacturing a semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22890196A JP3386101B2 (ja) 1996-08-29 1996-08-29 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1074844A true JPH1074844A (ja) 1998-03-17
JP3386101B2 JP3386101B2 (ja) 2003-03-17

Family

ID=16883642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22890196A Expired - Fee Related JP3386101B2 (ja) 1996-08-29 1996-08-29 半導体装置の製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5795803A (ja)
EP (1) EP0827205A3 (ja)
JP (1) JP3386101B2 (ja)
KR (1) KR100231765B1 (ja)
ID (1) ID18123A (ja)
MY (1) MY123831A (ja)
SG (1) SG70595A1 (ja)
TW (1) TW332924B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6664602B2 (en) 2001-08-10 2003-12-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2006093507A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2007281027A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Renesas Technology Corp 半導体装置とその製造方法
JP2008153621A (ja) * 2006-11-22 2008-07-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2015008208A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体装置の製造方法
JP2015516115A (ja) * 2012-05-11 2015-06-04 アポロン、ソーラーApollonsolar N型ドープしたシリコンを含む太陽電池

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2316224B (en) * 1996-06-14 2000-10-04 Applied Materials Inc Ion implantation method
US5963801A (en) * 1996-12-19 1999-10-05 Lsi Logic Corporation Method of forming retrograde well structures and punch-through barriers using low energy implants
JPH10189762A (ja) * 1996-12-20 1998-07-21 Nec Corp 半導体装置およびその製造方法
US6555484B1 (en) * 1997-06-19 2003-04-29 Cypress Semiconductor Corp. Method for controlling the oxidation of implanted silicon
US6137142A (en) * 1998-02-24 2000-10-24 Sun Microsystems, Inc. MOS device structure and method for reducing PN junction leakage
US5963799A (en) * 1998-03-23 1999-10-05 Texas Instruments - Acer Incorporated Blanket well counter doping process for high speed/low power MOSFETs
KR100262011B1 (ko) * 1998-05-07 2000-07-15 김영환 트윈 웰의 형성 방법
KR100505610B1 (ko) * 1998-07-06 2005-09-26 삼성전자주식회사 레트로그레이드 웰을 갖는 반도체장치의 제조방법
KR100324931B1 (ko) * 1999-01-22 2002-02-28 박종섭 반도체장치 및 그의 제조방법
US6238982B1 (en) * 1999-04-13 2001-05-29 Advanced Micro Devices Multiple threshold voltage semiconductor device fabrication technology
JP4666700B2 (ja) * 1999-08-30 2011-04-06 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置の製造方法
US6693331B2 (en) * 1999-11-18 2004-02-17 Intel Corporation Method of fabricating dual threshold voltage n-channel and p-channel MOSFETS with a single extra masked implant operation
US6362035B1 (en) * 2000-02-07 2002-03-26 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Channel stop ion implantation method for CMOS integrated circuits
JP4765014B2 (ja) * 2001-01-23 2011-09-07 富士電機株式会社 半導体集積回路装置およびその製造方法
US6879007B2 (en) * 2002-08-08 2005-04-12 Sharp Kabushiki Kaisha Low volt/high volt transistor
US6881634B2 (en) * 2002-08-30 2005-04-19 Cypress Semiconductor Corporation Buried-channel transistor with reduced leakage current
US7202133B2 (en) 2004-01-21 2007-04-10 Chartered Semiconductor Manufacturing, Ltd. Structure and method to form source and drain regions over doped depletion regions
KR100598033B1 (ko) * 2004-02-03 2006-07-07 삼성전자주식회사 반도체 소자의 듀얼 게이트 산화막 형성 방법
JP4511307B2 (ja) * 2004-02-10 2010-07-28 セイコーエプソン株式会社 ゲート絶縁膜、半導体素子、電子デバイスおよび電子機器
KR100697289B1 (ko) * 2005-08-10 2007-03-20 삼성전자주식회사 반도체 장치의 형성 방법
KR100710195B1 (ko) * 2005-12-28 2007-04-20 동부일렉트로닉스 주식회사 모스 버랙터의 제조 방법
JP2008270419A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Nec Electronics Corp サンプルウェハの製造方法
JP2009182161A (ja) 2008-01-31 2009-08-13 Renesas Technology Corp 半導体装置
US7800179B2 (en) 2009-02-04 2010-09-21 Fairchild Semiconductor Corporation High speed, low power consumption, isolated analog CMOS unit
JP5374585B2 (ja) * 2009-06-05 2013-12-25 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置およびその製造方法
US10930507B2 (en) 2018-10-31 2021-02-23 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Reduce well dopant loss in FinFETs through co-implantation
CN111430307B (zh) * 2019-12-17 2021-06-25 合肥晶合集成电路股份有限公司 半导体集成器件的阱制备方法和阱注入光罩组
US12527070B2 (en) * 2022-06-30 2026-01-13 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method for forming wells for semiconductor devices using implanations of increasing energy

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932163A (ja) * 1982-08-18 1984-02-21 Nec Corp Cmos集積回路
US4889825A (en) * 1986-03-04 1989-12-26 Motorola, Inc. High/low doping profile for twin well process
JPS62254203A (ja) * 1986-04-23 1987-11-06 Daikin Ind Ltd 温度制御装置
JPS6388714A (ja) * 1986-10-02 1988-04-19 信越ポリマ−株式会社 印刷配線板
JPH0267755A (ja) * 1988-09-01 1990-03-07 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
NL8802219A (nl) * 1988-09-09 1990-04-02 Philips Nv Werkwijze voor het vervaardigen van een halfgeleiderinrichting met een siliciumlichaam waarin door ionenimplantaties halfgeleidergebieden worden gevormd.
JP2745228B2 (ja) * 1989-04-05 1998-04-28 三菱電機株式会社 半導体装置およびその製造方法
JPH02305468A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の製造方法
JPH0468564A (ja) * 1990-07-10 1992-03-04 Sony Corp 半導体装置の製法
JP2851753B2 (ja) * 1991-10-22 1999-01-27 三菱電機株式会社 半導体装置およびその製造方法
JP2682425B2 (ja) * 1993-12-24 1997-11-26 日本電気株式会社 半導体装置の製造方法
US5416038A (en) * 1994-05-25 1995-05-16 United Microelectronics Corporation Method for producing semiconductor device with two different threshold voltages
US5501993A (en) * 1994-11-22 1996-03-26 Genus, Inc. Method of constructing CMOS vertically modulated wells (VMW) by clustered MeV BILLI (buried implanted layer for lateral isolation) implantation
US5489540A (en) * 1995-03-22 1996-02-06 Advanced Micro Devices Inc. Method of making simplified LDD and source/drain formation in advanced CMOS integrated circuits using implantation through well mask
US5654213A (en) * 1995-10-03 1997-08-05 Integrated Device Technology, Inc. Method for fabricating a CMOS device

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6664602B2 (en) 2001-08-10 2003-12-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2006093507A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2007281027A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Renesas Technology Corp 半導体装置とその製造方法
JP2008153621A (ja) * 2006-11-22 2008-07-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2015516115A (ja) * 2012-05-11 2015-06-04 アポロン、ソーラーApollonsolar N型ドープしたシリコンを含む太陽電池
JP2015008208A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
SG70595A1 (en) 2000-02-22
EP0827205A3 (en) 1998-09-23
ID18123A (id) 1998-03-05
KR19980018264A (ko) 1998-06-05
JP3386101B2 (ja) 2003-03-17
US5795803A (en) 1998-08-18
MY123831A (en) 2006-06-30
EP0827205A2 (en) 1998-03-04
KR100231765B1 (ko) 1999-11-15
TW332924B (en) 1998-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3386101B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100402381B1 (ko) 게르마늄 함유 폴리실리콘 게이트를 가지는 씨모스형반도체 장치 및 그 형성방법
US5693505A (en) Method of fabricating a semiconductor device
JP2897004B2 (ja) Cmosfet製造方法
US20060065928A1 (en) Semiconductor device
US6352887B1 (en) Merged bipolar and CMOS circuit and method
JPH0576190B2 (ja)
JP2005044924A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US4931407A (en) Method for manufacturing integrated bipolar and MOS transistors
US20030143812A1 (en) Reduction of negative bias temperature instability in narrow width PMOS using F2 implanation
JP4458442B2 (ja) Cmosトランジスタ及びその製造方法
JPH10200110A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US5913122A (en) Method of making high breakdown voltage twin well device with source/drain regions widely spaced from FOX regions
JP3497059B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100305681B1 (ko) 반도체소자 및 그 제조방법
JP2504567B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3778810B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2845186B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
JP2796047B2 (ja) Cmosトランジスタの製造方法
KR100431324B1 (ko) 반도체장치의 제조방법
JP2743828B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2953915B2 (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
JPH07297397A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3530410B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100505618B1 (ko) 고성능 모스 트랜지스터 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100110

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110110

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120110

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130110

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130110

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees