JPH1077391A - 冷凍機モートル用樹脂組成物 - Google Patents

冷凍機モートル用樹脂組成物

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JPH1077391A
JPH1077391A JP23116596A JP23116596A JPH1077391A JP H1077391 A JPH1077391 A JP H1077391A JP 23116596 A JP23116596 A JP 23116596A JP 23116596 A JP23116596 A JP 23116596A JP H1077391 A JPH1077391 A JP H1077391A
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JP
Japan
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parts
resin
weight
epoxy resin
resin composition
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JP23116596A
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English (en)
Inventor
Hisashi Nishigaki
寿 西垣
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱硬化時の発泡がなく、短時間硬化におい
ても、優れた耐冷媒性を有する冷凍機モートル用樹脂組
成物を提供する。 【解決手段】(1)ビスフェノール型液状エポキシ樹脂
40〜90重量部、(2)液状トルエン・ホルムアルデ
ヒド樹脂10〜60重量部、(3)一般式が化1の
(I)で示されるイミダゾール化合物を、(1)及び
(2)の総量100重量部に対して0.5〜5.0重量
部を含有してなる冷凍機モートル用樹脂組成物である。 【化1】 (式中、R1はH又は炭素数1〜3のアルキル基を示
し、R2は炭素数1〜llのアルキル基又はフェニル基
を示す)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒として、フロ
ン134a、フロン22等を用いる冷凍機用モートルの
コイルの含浸に適した樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍機モートルのコイル含浸用樹脂組成
物には優れた耐冷媒性が要求され、従来からこの点に優
れた冷凍機モートルのコイル含浸用樹脂組成物として、
エポキシ樹脂とフェノール樹脂をキシレン、アルコー
ル、セロソルブ等の有機溶剤に溶解したものが知られて
いる。冷凍機モートルのコイル含浸用樹脂組成物の硬化
時間を短縮するために、特定のイミダゾール化合物、例
えば、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイミ
ダゾールを含有させることも提案されている(特開昭6
0−51716号公報及び特開昭60−53525号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの冷凍機モート
ルのコイル含浸用樹脂組成物は、フェノール樹脂が固型
であるため、有機溶剤に溶解させて液状化することが必
須である。溶剤を含有していると、加熱硬化時に発泡し
やすく、この発泡した皮膜が、モートル運転中の振動に
より欠落し、冷媒(フロン)を循環させるパイプをつま
らせる原因にもなっている。そのため、これらの溶剤型
冷凍機モートルのコイル含浸用樹脂組成物は、発泡しな
いように比較的低温(ll0〜130℃)で加熱硬化さ
せなければならず、短時間硬化の隘路となっていた。本
発明は、加熱硬化時の発泡がなく、短時間硬化において
も、優れた耐冷媒性を有する冷凍機モートル用樹脂組成
物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)ビスフ
ェノール型液状エポキシ樹脂40〜90重量部、(2)
液状トルエン・ホルムアルデヒド樹脂10〜60重量
部、(3)一般式が化2の(I)で示されるイミダゾー
ル化合物を、(1)及び(2)の総量100重量部に対
して0.5〜5.0重量部を含有してなる冷凍機モート
ル用樹脂組成物である。
【化2】 (式中、R1はH又は炭素数1〜3のアルキル基を示
し、R2は炭素数1〜llのアルキル基又はフェニル基
を示す)
【0005】本発明において、ビスフェノール型液状エ
ポキシ樹脂と液状卜ル工ン・ホルムアルデヒド樹脂の配
合割合は、ビスフェノール型液状エポキシ樹脂40〜9
0重量部、液状トルエン・ホルムアルデヒド樹脂10〜
60重量部とされる。この範囲外になると耐冷媒性が低
下する。ビスフェノール型液状エポキシ樹脂と液状卜ル
工ン・ホルムアルデヒド樹脂の配合割合は、ビスフェノ
ール型液状エポキシ樹脂が50〜80重量部、液状トル
エン・ホルムアルデヒド樹脂20〜50重量部とするの
が好ましい。また、一般式化2の(I)で示されるイミ
ダゾール化合物の配合量は、ビスフェノール型液状エポ
キシ樹脂と液状卜ル工ン・ホルムアルデヒド樹脂の総量
100重量部に対して0.5〜5.0重量部される。イ
ミダゾール化合物の配合量が0.5重量部未満では硬化
性に劣り、5.0重量部を超えても硬化性についての効
果は変わらないので経済性が低下し、また、ポットライ
フが短くなる傾向がある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるビスフェノー
ル型液状エポキシ樹脂としては、エポキシ当量200以
下のビスフェノールA型エポキシ樹脂、エポキシ当量2
00以下のビスフェノールF型エポキシ樹脂が挙げられ
るが、ビスフェノールF型エポキシ樹脂の方が低粘度な
ため、含浸処理後のコイル部に硬化物のたまりが生じに
くく、より好ましい。ビスフェノールF型エポキシ樹脂
とビスフェノールA型エポキシ樹脂とを併用することも
可能である。市販品としては、油化シェルエポキシ株式
会社から、エピコート807、エピコート828という
商品名で、また、東都化成株式会社から、エポトートY
D−126、エポトートYDF−8170、エポトート
YDF−170という商品名でそれぞれ市販されている
もの等が挙げられる。
【0007】液状トルエン・ホルムアルデヒド樹脂は、
トルエンとホルムアルデヒドとを、酸触媒、例えば、p
−トルエンスルホン酸の存在下にて反応させて得られる
レゾールタイプの樹脂である。本発明で用いられる液状
トルエン・ホルムアルデヒド樹脂とは、室温で液状のも
のである。液状トルエン・ホルムアルデヒド樹脂の市販
品としては、ゼネライト30(粘度10ポイズ、20
℃)、ゼネライト50(粘度70ポイズ、20℃)、ゼ
ネライト100(粘度150ポイズ、20℃)という商
品名でゼネラル石油化学工業株式会社から市販されてい
るもの等が挙げられる。
【0008】本発明で用いられる前記一般式化2の
(I)で示されるイミダゾール化合物としては、l−シ
アノエチル−2−エチル−4−メチルイミダゾール、l
−シアノエチル−2−プロピル−4−メチルイミダゾー
ル、l−シアノエチル−2−フェニル−4−メチルイミ
ダゾール等が挙げられる。
【0009】
【実施例】次に実施例及び比較例にて本発明を説明す
る。
【0010】実施例1 ビスフェノール型液状エポキシ樹脂(油化シェルエポキ
シ株式会社製、商品名エピコート828を使用した)4
0部(重量部、以下同じ)、液状トルエン・ホルムアル
デヒド樹脂(ゼネラル石油化学工業株式会社製、商品名
ゼネライト50を使用した)60部、及び、1−シアノ
エチル−2−エチル−4−メチルイミダゾール2.0部
を配合して冷凍機モートル用樹脂組成物(以下ワニスと
いう)を得た。
【0011】実施例2 ビスフェノール型液状エポキシ樹脂の配合量を50部と
し、液状トルエン・ホルムアルデヒド樹脂の配合量を5
0部としたほか実施例1と同様にしてワニスを得た。
【0012】実施例3 ビスフェノール型液状エポキシ樹脂の配合量を65部と
し、液状トルエン・ホルムアルデヒド樹脂の配合量を3
5部としたほか実施例1と同様にしてワニスを得た。
【0013】実施例4 ビスフェノール型液状エポキシ樹脂の配合量を80部と
し、液状トルエン・ホルムアルデヒド樹脂の配合量を2
0部としたほか実施例1と同様にしてワニスを得た。
【0014】実施例5 ビスフェノール型液状エポキシ樹脂の配合量を90部と
し、液状トルエン・ホルムアルデヒド樹脂の配合量を1
0部としたほか実施例1と同様にしてワニスを得た。
【0015】実施例6 ビスフェノール型液状エポキシ樹脂を、油化シェルエポ
キシ株式会社製、商品名エピコート807に変更して配
合量を65部とし、液状トルエン・ホルムアルデヒド樹
脂の配合量を35部としたほか実施例1と同様にしてワ
ニスを得た。
【0016】実施例7 ビスフェノール型液状エポキシ樹脂の配合量を90部と
し、液状トルエン・ホルムアルデヒド樹脂の配合量を1
0部としたほか実施例6と同様にしてワニスを得た。
【0017】実施例8 1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイミダゾー
ルの配合量を0.5部としたほか実施例6と同様にして
ワニスを得た。
【0018】実施例9 1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイミダゾー
ルの配合量を5.0部としたほか実施例6と同様にして
ワニスを得た。
【0019】比較例1 ビスフェノール型液状エポキシ樹脂(油化シェルエポキ
シ株式会社製、商品名エピコート828)40部、レゾ
ール型フェノール樹脂(日立化成工業株式会社製、商品
名PR−4020を使用、固形分50重量%、溶剤キシ
レン)30部、1−シアノエチル−2−エチル−4−メ
チルイミダゾール0.5部、n−ブタノール10部、及
び、m−キシレン10部を配合してワニスを得た。
【0020】比較例2 ビスフェノール型液状エポキシ樹脂(油化シェルエポキ
シ株式会社製、商品名エピコート828)100部、及
び、2−エチル−4−メチルイミダゾール5.0部を配
合してワニスを得た。
【0021】得られたワニスについて、塗膜の硬化性、
耐冷媒性、及び、発泡性を調べた。その結果を表1に示
す。試験方法は、以下に示す通りとした。
【0022】1.塗膜の硬化性 100mm×50mm×0.3tmmのステンレス板に
ワニスを塗布したあと、120℃の恒温槽中に放置し、
J1S C 2103に準じて、指触法で硬化時間を測
定した。
【0023】2.耐冷媒性 100mm×50mm×0.3tmmのステンレス板に
各々のワニスを塗布後130℃で1時間硬化した。次
に、硬化した塗膜の上に、同じワニスを再塗布し、13
0℃で、硬化時間を、1時間としたもの、2時間とした
もの、3時間としたもの、4時間としたものと、4種の
試験片を作成した。得られた試験片と冷凍機油(昭和シ
ェル石油株式会社製、RM−22S(商品名))300
gとを内容積1リットルのステンレス製耐圧容器(以
下、オートクレーブという)内に入れ、密封して減圧
(1.33hPa)にして、温度100℃で1時間保持
し、冷凍機油に含まれる水分を除去した。その後、オー
トクレーブを冷却し、オートクレーブ内にフルオロカー
ボン(アサヒフロン株式会社製の商品名R−22を使用
した)300gを注入して密封し、温度をll0℃とし
て120時間放置後、室温まで冷却したあと開封し、試
験片を取り出した。 (1)ブリスター 取り出した試験片を、直ちに130℃で30分加熱した
あと、塗膜の発泡程度を観察した。この試験について、
表1における記号の意味は次の通りである。 ○:発泡なし、△:発泡若干発生、×:全面に発泡 (2)抽出率 取り出した試験片を、ガソリンで5回洗浄して付着した
冷凍機油を除去した。洗浄した試験片を130℃で30
分加熱してガソリンを除去して、重量を測定し、オート
クレーブ処理前の重量との差から、抽出率(重量%)を
求めた。
【0024】3.発泡性 70mm×90mm角の木枠に直径1.0mmのアミド
イミドエナメル銅線(AIW)を密接して横に6回巻回
し、次いで、その上に逆方向に6回巻回し、このような
6回の巻回を5回繰り返して合計30回巻回したモデル
コイルを作製した。このモデルコイルを各々のワニスに
浸漬し、引き上げ、巻線を垂直にした形態で、130℃
1時間、及び150℃1時間、加熱硬化したときに、ワ
ニスだまり部の発泡程度を観察した。 ○:発泡なし、△:発泡若干発生、×:発泡著しい
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】本発明の冷凍機モートル様樹脂組成物
は、加熱硬化時の発泡がなく、短時間で硬化させても優
れた耐冷媒性を有するため、冷凍機モートルのワニスの
短時間硬化とモートルの信頼性向上に寄与できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)ビスフェノール型液状エポキシ樹脂
    40〜90重量部、(2)液状トルエン・ホルムアルデ
    ヒド樹脂10〜60重量部、(3)一般式が化1の
    (I)で示されるイミダゾール化合物を(1)及び
    (2)の総量l00重量部に対して、0.5〜5.0重
    量部を含有してなる冷凍機モートル用樹脂組成物。 【化1】 (式中、R1はH又は炭素数1〜3のアルキル基を示
    し、R2は炭素数1〜11のアルキル基又はフェニル基
    を示す)
JP23116596A 1996-08-30 1996-08-30 冷凍機モートル用樹脂組成物 Pending JPH1077391A (ja)

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