JPH107796A - ポジ型耐熱性感光性重合体組成物及びレリーフパターンの製造法 - Google Patents

ポジ型耐熱性感光性重合体組成物及びレリーフパターンの製造法

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JPH107796A
JPH107796A JP16746596A JP16746596A JPH107796A JP H107796 A JPH107796 A JP H107796A JP 16746596 A JP16746596 A JP 16746596A JP 16746596 A JP16746596 A JP 16746596A JP H107796 A JPH107796 A JP H107796A
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Japan
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group
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relief pattern
general formula
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JP16746596A
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Masataka Nunomura
昌隆 布村
Shunichiro Uchimura
俊一郎 内村
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Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感度が高い耐熱性感光性重合体組成物及びこ
の組成物を用いたレリーフパターンの製造法及びこの組
成物を用いたレリーフパターンの製造法を提供する。 【解決手段】 (a)一般式(I) 【化1】 (式中、R1は炭素数2以上の4価の有機基を示し、R2
はカルボキシル基又はフェノール性水酸基を有する炭素
数2以上の2価の有機基を示し、R3は芳香環を含む3
価の有機基を示し、R4は水素原子または炭素数1以上
の1価の有機基を示し、R5は炭素数1以上の1価の有
機基を示し、mとnの比率は、mが20〜90%、nが
80〜10%である)で表されるポリマー、(b)o−
キノンジアジド化合物、を含有してなる耐熱性感光性重
合体組成物及びこの耐熱性感光性重合体組成物を支持基
板上に塗布、乾燥後、露光、現像し、加熱処理するレリ
ーフパターンの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性感光性重合
体組成物及びこの組成物を用いたレリーフパターンの製
造法に関し、さらに詳しくは加熱処理により半導体素子
等の電子部品の表面保護膜、層間絶縁膜等として適用可
能なポリイミド系耐熱性高分子となる耐熱性感光性重合
体組成物及びこの組成物を用いたレリーフパターンの製
造法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリイミドは耐熱性、機械特性に優れ、
また、膜形成が容易、表面を平坦化できる等の利点か
ら、半導体素子の表面保護膜、層間絶縁膜として広く使
用されている。ポリイミドを表面保護膜、層間絶縁膜と
して使用する場合、スルーホール等の形成工程は、主に
ポジ型のホトレジストを用いるエッチングプロセスによ
って行われている。しかし、工程にはホトレジストの塗
布や剥離が含まれ、煩雑であるという問題がある。そこ
で作業工程の合理化を目的に感光性を兼ね備えた耐熱性
材料の検討がなされてきた。
【0003】感光性ポリイミド組成物に関しては、
(a)エステル結合により感光基を導入したポリイミド
前駆体組成物(特公昭52−30207号公報)、
(b)ポリアミド酸に化学線により2量化または重合可
能な炭素−炭素二重結合及びアミノ基と芳香族ビスアジ
ドを含む化合物を添加したポリイミド前駆体組成物(特
公平3−36861号公報)が知られている。感光性ポ
リイミド組成物の使用に際しては、通常、溶液状態で基
板上に塗布後乾燥し、マスクを介して活性光線を照射
し、露光部を現像液で除去し、パターンを形成する。
【0004】しかし、(a)及び(b)のポリイミド前
駆体組成物はネガ型であり、また、現像に有機溶剤を使
用する。そのため、ポジ型のホトレジストを用いるエッ
チングプロセスからネガ型の感光性ポリイミドに切り替
えるためには、露光装置のマスクや現像設備の変更が必
要になるという問題点がある。一方、ポジ型感光性ポリ
イミドに関しては、(c)o−ニトロベンジル基をエス
テル結合により導入したポリイミド前駆体(特開昭60
−37550号公報)、(d)ポリアミド酸エステルに
o−キノンジアジド化合物を混合したもの(特開平2−
181149号公報)が知られている。
【0005】しかし、(c)のポリイミド前駆体は感光
する波長が主に300nm以下であるため、感度が低いと
いう問題がある。(d)の樹脂組成物はポリアミド酸エ
ステルが現像液であるアルカリ水溶液に対して溶解速度
が小さいため、感度が低いという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】請求項1に記載の発明
は前記した従来技術の問題点を克服し、感度が高い耐熱
性感光性重合体組成物及びこの組成物を用いたレリーフ
パターンの製造法を提供するものである。請求項2に記
載の発明はこの組成物を用いたレリーフパターンの製造
法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)一般式
(I)
【化2】 (式中、R1は炭素数2以上の4価の有機基を示し、R2
はカルボキシル基又はフェノール性水酸基を有する炭素
数2以上の2価の有機基を示し、R3は芳香環を含む3
価の有機基を示し、R4は水素原子または炭素数1以上
の1価の有機基を示し、R5は炭素数1以上の1価の有
機基を示し、mとnの比率は、mが20〜90%、nが
80〜10%である)で表されるポリマー、(b)o−
キノンジアジド化合物、を含有してなる耐熱性感光性重
合体組成物に関する。また、本発明は、前記耐熱性感光
性重合体組成物を支持基板上に塗布、乾燥後、露光、現
像し、加熱処理するレリーフパターンの製造法に関す
る。
【0008】前記一般式(I)において、より具体的に
は、R1はポリイミド又はポリイミドイソインドロキナ
ゾリンジオンの原料になるテトラカルボン酸無水物の残
基であり、炭素数が4〜25のものが特に好ましく、R
2はカルボキシ基又はフェノール性水酸基を有するジア
ミン化合物のアミノ基を除いた残基であり、カルボキシ
基を除いた炭素数が2〜25のものが好ましく、R3
ポリイミド又はポリイミドイソインドロキナゾリンジオ
ンの原料になるジアミン化合物の残基であり、炭素数2
〜25の有機基であることが好ましく、R4が1価の有
機基の場合、さらにR5はそれぞれ、炭素数1〜10の
有機基、特に炭素数1〜10の炭化水素基が好ましい。
一般式(I)中のmが小さすぎるとアルカリ水溶液への
可溶性が劣るようになり、mが大きすぎると現像時に膜
べりが大きくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、(a)成分は、
一般式(II)
【化3】 (但し、式中、R1、R4及びR5は、一般式(I)に同
じであり、Xは塩素、臭素等のハロゲン、水酸基等のア
ミンとの反応基を示す)で表されるテトラカルボン酸ジ
アミド化合物のアミド形成性誘導体と一般式(III)
【化4】 (式中、R2は一般式(I)に同じである)で表される
ジアミン化合物及び一般式(IV)
【化5】 (式中、R3は一般式(I)に同じである)で表される
ジアミン化合物とを反応させて得ることができる。この
場合、反応は脱塩酸触媒の存在下に、有機溶媒中で行う
ことが好ましい。
【0010】テトラカルボン酸ジアミド化合物のアミド
形成性誘導体としては、テトラカルボン酸ジアミドジク
ロリド等がある。
【0011】前記テトラカルボン酸ジアミドジクロリド
は、一般式(V)
【化6】 (但し、式中、R1は一般式(I)に同じである)で表
されるテトラカルボン酸二無水物と一般式(VI)
【化7】 (但し、式中、R4及びR5は一般式(I)に同じであ
る)で表されるアミン化合物を反応させて得られる一般
式(VII)
【化8】 (但し、式中、R1、R4及びR5は一般式(I)に同じ
である)で表されるテトラカルボン酸ジアミド化合物と
反応させて得ることができる。
【0012】前記一般式(V)で表されるテトラカルボ
ン酸二無水物としては、例えばピロメリット酸二無水
物、3,3′,4,4′−ビフェニルテトラカルボン酸
二無水物、3,3′,4,4′−ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物、2,3,3′,4′−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物、2,2′,3,3′−ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物、3,3′,4,4′−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3′,
4,4′−ビフェニルエーテルテトラカルボン酸二無水
物、1,2,3,4−シクロペンタンテトラカルボン酸
二無水物、1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン
酸二無水物、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボ
ン酸二無水物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカル
ボン酸二無水物、2,3,5,6−ピリジンテトラカル
ボン酸二無水物、3,4,9,10−ペリレンテトラカ
ルボン酸二無水物、3,3′,4,4′−ジフェニルス
ルホンテトラカルボン酸二無水物、3,3′,4,4′
−テトラフェニルシランテトラカルボン酸二無水物、
2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサ
フルオロプロパン二無水物等の公知のテトラカルボン酸
二酸無水物が単独で又は2種以上を組み合わせて使用さ
れる。
【0013】前記一般式(VI)で表されるアミン化合物
としては、例えば、メチルアミン、エチルアミン、n−
プロピルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミ
ン、イソブチルアミン、n−アミルアミン、イソアミル
アミン、n−ヘキシルアミン、ジメチルアミン、ジエチ
ルアミン等公知の化合物が単独で又は2種以上を組み合
わせて使用される。
【0014】また、前記一般式(III)で表されるジア
ミンとしては、例えば、2,5−ジアミノ安息香酸、
3,4−ジアミノ安息香酸、3,5−ジアミノ安息香
酸、2,5−ジアミノテレフタル酸、ビス(4−アミノ
−3−カルボキシフェニル)メチレン、ビス(4−アミ
ノ−3−カルボキシフェニル)エーテル、4,4′−ジ
アミノ−3,3′−ジカルボキシビフェニル、4,4′
−ジアミノ−5,5′−ジカルボキシ−2,2′−ジメ
チルビフェニル等のカルボキシル基を有するジアミン化
合物、1,3−ジアミノ−4−ヒドロキシベンゼン、
1,3−ジアミノ−5−ヒドロキシベンゼン、3,3′
−ジアミノ−4,4′−ジヒドロキシビフェニル、4,
4′−ジアミノ−3,3′−ジヒドロキシビフェニル、
ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン、ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェニル)
スルホン、ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニ
ル)ヘキサフルオロプロパン、ビス(4−アミノ−3−
ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン等のフェ
ノール性水酸基を有するジアミン化合物が単独で又は2
種以上を組み合わせて使用される。
【0015】一般式(IV)で表されるジアミン化合物と
しては、4,4′−ジアミノジフェニルエーテル、4,
4′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノ
ジフェニルスルホン、4,4′−ジアミノジフェニルス
ルフィド、ベンジシン、m−フェニレンジアミン、p−
フェニレンジアミン、1,5−ナフタレンジアミン、
2,6−ナフタレンジアミン、ビス(4−アミノフェノ
キシフェニル)スルホン、ビス(3−アミノフェノキシ
フェニル)スルホン、ビス(4−アミノフェノキシ)ビ
フェニル、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル]エーテル、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)
ベンゼン等の芳香族ジアミン化合物がある。
【0016】一般式(IV)で表されるジアミンとして
は、さらに、一般式(VIII)
【化9】 (但し、式中、R7は炭素数1〜5のアルキレン基又は
炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよいフェ
ニレン基を示し、R8は炭素数1〜4のアルキル基又は
炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよいフェ
ニル基を示し、qは1〜200の整数である)で表され
るジアミノシロキサン化合物、例えば
【化10】 等の化合物を用いることができる。
【0017】また、市販品としては、一般式(VIII)に
おいて、R7がどちらもトリメチレン基でありR8がいず
れもメチル基である場合に、qが1のもの、平均10前
後のもの、平均20前後のもの、平均30前後のもの、
平均50前後のもの及び平均100前後のものは、それ
ぞれ、LP−7100、X−22−161AS、X−2
2−161A、X−22−161B、X−22−161
C及ぴX−22−161E(いずれも信越化学工業株式
会社商品名)として市販されている。
【0018】さらに、一般式(IV)に包含されるジアミ
ン化合物としては、4,4′−ジアミノジフェニルエー
テル−3−スルホンアミド、3,4′−ジアミノジフェ
ニルエーテル−4−スルホンアミド、3,4′−ジアミ
ノジフェニルエーテル−3′−スルホンアミド、3,
3′−ジアミノジフェニルエーテル−4−スルホンアミ
ド、4,4′−ジアミノジフェニルエーテル−3−カル
ボキサミド、3,4′−ジアミノジフェニルエーテル−
4−カルボキサミド、3,4′−ジアミノジフェニルエ
ーテル−3′−カルボキサミド、3,3′−ジアミノジ
フェニルエーテル−4−カルボキサミド等のジアミノア
ミド化合物も用いることができるが、これらは、耐熱性
向上のために使用され、ジアミン化合物の総量中、15
モル%以下で使用することが好ましく、0.5〜10モ
ル%の範囲で使用することがより好ましい。これら一般
式(III)のジアミン化合物は単独で又は2種以上併用
して使用できる。
【0019】前記一般式(VII)で表されるテトラカル
ボン酸ジアミド化合物を合成する方法は、公知であり、
例えば、テトラカルボン酸二無水物と過剰の一般式(V
I)で表されるアミン化合物を混合し、加熱して反応さ
せた後、余剰のアミン化合物を除去することにより得ら
れる。カルボン酸二無水物と一般式(VI)で表されるア
ミン化合物の好ましい割合(モル比)は、1/2〜1/
20の範囲とされ、より好ましい割合は1/2.5〜1
/10の範囲とされる。好ましい反応温度は30〜13
0℃、好ましい反応時間は3〜24時間とされる。
【0020】テトラカルボン酸ジアミドジクロリドを合
成する方法は、公知であり、例えば、テトラカルボン酸
ジアミド化合物と過剰の塩化チオニルを加熱により反応
させた後、余剰の塩化チオニルを除去して得られる。テ
トラカルボン酸ジアミドと過剰の塩化チオニルの好まし
い割合(モル比)は、1/2〜1/10の範囲とされ、
より好ましい割合は1/2.2〜1/5の範囲とされ
る。好ましい反応温度は0〜100℃、好ましい反応時
間は1〜10時間とされる。
【0021】(a)成分のポリマーは、一般式(II
I)、(IV)で表されるジアミン化合物とピリジン、ル
チジンなどの脱塩酸触媒を有機溶剤に溶解し、有機溶剤
に溶解したテトラカルボン酸ジアミドジクロリドを滴下
して反応させた後、水などの貧溶剤に投入し、析出物を
ろ別、乾燥することにより得られる。一般式(III)、
(IV)で表されるジアミン化合物の総量とテトラカルボ
ン酸ジアミドジクロリドの好ましい割合(モル比)は、
0.95/1〜1/0.95の範囲とされ、より好まし
い割合は0.98/1〜1/0.98の範囲とされる。
好ましい反応温度は−30〜40℃、好ましい反応時間
は1〜10時間、好ましい重量平均分子量(ゲルパーミ
エーションクロマトグラフィーによるポリスチレン換算
値)は10,000〜100,000とされる。
【0022】脱塩酸触媒とテトラカルボン酸ジアミドジ
クロリドの好ましい割合は前者/後者(モル比)が、
0.95/1〜1/0.95の範囲とされ、より好まし
い割合は0.98/1〜1/0.98の範囲とされる。
一般式(III)、一般式(IV)で表されるジアミン化合
物の使用割合は、それぞれ、20〜90モル%及び10
〜80モル%で全体が100モル%になるように使用さ
れる。一般式(III)で表される化合物は、ポリマーに
アルカリ水溶液の可溶性を付与するために使用され、こ
れが少なすぎるとアルカリ水溶液の溶解性が劣り、多す
ぎるとアルカリ水溶液による現像時に膜べりが大きくな
る。
【0023】本発明に使用される(b)成分の感光剤で
あるo−キノンジアジド化合物は、1,2−ベンゾキノ
ン−2−ジアジド−4−スルホン酸エステル又はスルホ
ン酸アミド、1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−5
−スルホン酸エステル又はスルホン酸アミド、1,2−
ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸エステル
又はスルホン酸アミド等がある。これらは、例えば、
1,2−ベンゾキノン−2−ジアジド−4−スルホニル
クロリド、1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−5−
スルホニルクロリド、1,2−ナフトキノン−2−ジア
ジド−4−スルホニルクロリド等のo−キノンジアジド
スルホニルクロリド類とポリヒドロキシ化合物またはポ
リアミン化合物とを脱塩酸触媒の存在下で縮合反応させ
て得ることができる。
【0024】ポリヒドロキシ化合物としては、例えば、
ヒドロキノン、レゾルシノール、ピロガロール、ビスフ
ェノールA、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオ
ロプロパン、2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,3,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン、2,3,4,2′,3′−ペンタヒドロキシベン
ゾフェノン,2,3,4,3′,4′,5′−ヘキサヒ
ドロキシベンゾフェノン、ビス(2,3,4−トリヒド
ロキシフェニル)メタン、ビス(2,3,4−トリヒド
ロキシフェニル)プロパン、4b,5,9b,10−テ
トラヒドロ−1,3,6,8−テトラヒドロキシ−5,
10−ジメチルインデノ[2,1−a]インデン、トリ
ス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、トリス(4−ヒ
ドロキシフェニル)エタンなどがあげられる。ポリアミ
ン化合物としては、例えば、p−フェニレンジアミン、
m−フェニレンジアミン、4,4′−ジアミノジフェニ
ルエーテル、4,4′−ジアミノジフェニルメタン、
4,4′−ジアミノジフェニルスルホン、4,4′−ジ
アミノジフェニルスルフィドなどがあげられる。
【0025】o−キノンジアジドスルホニルクロリドと
ポリヒドロキシ化合物またはポリアミン化合物、o−キ
ノンジアジドスルホニルクロリド1モルに対して、ヒド
ロキシ基又はアミン基0.5〜1当量になるように配合
されることが好ましい。脱塩酸触媒とo−キノンジアジ
ドスルホニルクロリドの好ましい割合は、0.95/1
〜1/0.95の範囲とされる。好ましい反応温度は0
〜40℃、好ましい反応時間は1〜10時間とされる。
反応溶媒としては、ジオキサン、アセトン、メチルエチ
ルケトン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、N
−メチルピロリドン等の溶媒が用いられる。脱塩酸触媒
としては、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化カリウム、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、ピリジンなどがあげら
れる。
【0026】(b)成分は、露光部と未露光部の溶解速
度差と、感度の許容幅の点から、(a)成分100重量
部に対して好ましくは5〜100重量部、より好ましく
は10〜40重量部の範囲で配合される。
【0027】本発明の感光性重合体組成物は、前記
(a)成分、(b)成分を溶剤に溶解して、溶液状態で
使用することが好ましい。溶剤としては、例えば、N−
メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキ
シド、ヘキサメチルホスホルアミド、テトラメチレンス
ルホン、γ−ブチロラクトン等の非プロトン性極性溶剤
が単独で又は2種以上併用して用いられる。
【0028】本発明の耐熱性感光性重合体組成物は、接
着助剤として、有機シラン化合物やアルミキレート化合
物を含むことができる。有機シラン化合物としては、例
えば、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランな
どがあげられる。アルミキレート化合物としては、例え
ば、トリス(アセチルアセテート)アルミニウム、アセ
チルアセテートアルミニウムジイソプロピレート等があ
げられる。接着助剤は、(a)成分100重量部に対し
て、好ましくは0.1〜20重量部、より好ましくは1
〜10重量部の範囲で使用される。
【0029】本発明の耐熱性感光性重合体組成物から
は、以下のようにしてポリイミド化合物のレリーフパタ
ーンを得ることができる。すなわちガラス基板、半導
体、金属酸化物絶縁体(例えばTiO2、SiO2等)、
窒化ケイ素などの支持基板上に、この耐熱性感光性重合
体組成物をスピンナーなどを用いて回転塗布後、ホット
プレート、オーブンなどを用いて乾燥する。次いで、支
持基板上で被膜となった感光性重合体組成物に、マスク
を介して紫外線、可視光線、放射線などの活性光線を照
射する。露光部を現像液で除去することによりレリーフ
パターンが得られる。現像液としては、例えば、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、ケイ酸ナトリウム、アン
モニア、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルア
ミン、トリエタノールアミン、テトラメチルアンモニウ
ムヒドロキシドなどの水溶液があげられる。これらの水
溶液の塩基濃度は、0.1〜10重量%とされることが
好ましい。
【0030】更に上記現像液にアルコール類や界面活性
剤を添加して使用することもできる。これらはそれぞ
れ、現像液100重量部に対して、好ましくは0.01
〜10重量部、より好ましくは0.1〜5重量部の範囲
で配合する。ついで、得られたレリーフパターンに15
0〜450℃の加熱処理をすることによりイミド環や他
に環状基を持つ耐熱性重合体のレリーフパターンにな
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。 実施例1 攪拌機、温度計、ジムロート冷却管を備えた0.5リッ
トルのフラスコ中に、3,3′,4,4′−ビフェニル
エーテルテトラカルボン酸二無水物93.07g、n−
ヘキシルアミン142.97gを仕込、95℃で5時間
で攪拌し反応させた。余剰のn−ヘキシルアミンを減圧
下、留去して、3,3′,4,4′−ビフェニルエーテ
ルテトラカルボン酸ジn−ヘキシルアミドを得た。次い
で、攪拌機、温度計、ジムロート冷却管を備えた0.5
リットルのフラスコ中に、3,3′,4,4′−ビフェ
ニルエーテルテトラカルボン酸ジn−ヘキシルアミド7
1.49g、塩化チオニル46.40g、トルエン2
5.00gを仕込、40℃で3時間反応させた。減圧に
より、余剰の塩化チオニルをトルエンと共沸させ、除去
した。N−メチルピロリドン154gを添加し、3,
3′,4,4′−ビフェニルエーテルテトラカルボン酸
ジn−ヘキシルアミドジクロリドの溶液(α)を得た。
【0032】次いで、攪拌機、温度計、ジムロート冷却
管を備えた0.5リットルのフラスコ中に、N−メチル
ピロリドン103gを仕込、3,5−ジアミノ安息香酸
13.70g、4,4′−ジアミノジフェニルエーテル
12.01gを添加し、攪拌溶解した後、ピリジン2
3.73gを添加し、温度を5〜10℃に保ちながら、
3,3′,4,4′−ビフェニルエーテルテトラカルボ
ン酸ジn−ヘキシルアミドジクロリドの溶液(α)を1
時間で滴下した後、1時間攪拌を続ける。溶液を4リッ
トルの水に投入し、析出物を回収、洗浄した後、減圧乾
燥してポリアミド酸n−ヘキシルアミドを得た。重量平
均分子量は、18,000であった。
【0033】このポリアミド酸n−ヘキシルアミド3
0.00g、o−キノンジアジド化合物(4NT−30
0、東洋合成工業株式会社商品名、2,3,4,4′−
テトラヒドロキシベンゾフェノン1モルに対して1,2
−ナフトキノン−2−ジアジド−5−スルホニルクロリ
ド3モルを反応させて得られたエステル)6.00g、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン0.90
gを、N−メチルピロリドン(NMP)70.00gに
攪拌溶解した。この溶液を1μm孔のテフロンフィルタ
を用いて加圧濾過して感光性重合体組成物を得た。
【0034】得られた感光性重合体組成物をスピンナー
を使用してシリコンウェハ上に回転塗布し、ホットプレ
ート上80℃で5分間加熱乾燥を行い、6μmの塗膜を
得た。この塗膜に、露光装置PLA600F(キャノン
(株)製)を用い、マスクを介し、200〜600mJ/cm2
の露光をした。次いで、テトラメチルアンモニウムヒド
ロキシドの2.38重量%水溶液を現像液とし100秒
間パドル現像を行い、純水で洗浄してレリーフパターン
を得た。パターン観察により、適正露光量は400mJ/c
m2と判断された。得られたレリーフパターンを窒素雰囲
気下140℃で30分、200℃で30分、350℃で
1時間加熱処理し、ポリイミド膜のパターンを得た。
【0035】実施例2 攪拌機、温度計、ジムロート冷却管を備えた0.5リッ
トルのフラスコ中に、3,3′,4,4′−ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸二無水物96.67g、n−アミ
ルアミン156.89gを仕込、90℃で6時間で攪拌
し反応させた。余剰のn−アミルアミンを減圧下、留去
し、3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸ジn−アミルアミドを得た。次いで、攪拌機、温度
計、ジムロート冷却管を備えた0.5リットルのフラス
コ中に、3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸ジn−アミルアミド69.08g、塩化チオニ
ル46.40g、トルエン25.00gを仕込、40℃
で3時間反応させた。減圧により、余剰の塩化チオニル
をトルエンと共沸させ、除去した。N−メチルピロリド
ン124gを添加し、3,3′,4,4′−ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸ジn−アミルアミドジクロリドの
溶液(β)を得た。
【0036】次いで、攪拌機、温度計、ジムロート冷却
管を備えた0.5リットルのフラスコ中に、N−メチル
ピロリドン103gを仕込、3,5−ジアミノ安息香酸
14.83g、4,4′−ジアミノジフェニルエーテル
9.01g、LP−7100(信越化学製)1.86g
を添加し、攪拌溶解した後、ピリジン23.73gを添
加し、温度を5〜10℃に保ちながら、3,3′,4,
4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸ジn−アミルア
ミドジクロリドの溶液(β)を1時間で滴下した後、1
時間攪拌を続ける。溶液を4リットルの水に投入し、析
出物を回収、洗浄した後、減圧乾燥してポリアミド酸n
−アミルアミドを得た。重量平均分子量は、30,00
0であった。
【0037】このポリアミド酸アミルアミド30.00
g、o−キノンジアジド化合物(4,4′−ジアミノジ
フェフェニルエーテル1モルに対して1,2−ナフトキ
ノン−2−ジアジド−5−スルホニルクロリド2モルを
反応させて得られたエステル)6.00gを、NMP8
0.00gに攪拌溶解した。この溶液を1μm孔のテフ
ロンフィルタを用いて加圧濾過して感光性重合体組成物
を得た。得られた感光性重合体組成物をスピンナーを使
用してシリコンウェハ上に回転塗布し、ホットプレート
上80℃で5分間加熱乾燥を行い、6μmの塗膜を得
た。この塗膜にPLA−600Fを用い、マスクを介
し、200〜600mJ/cm2の露光をした。次いで、テト
ラメチルアンモニウムヒドロキシドの2.38重量%水
溶液を現像液とし90秒間パドル現像を行い、純水で洗
浄してレリーフパターンを得た。パターン観察により、
適正露光量は400mJ/cm2と判断された。得られたレリ
ーフパターンを窒素雰囲気下140℃で30分、200
℃で30分、350℃で1時間加熱処理し、ポリイミド
膜のパターンを得た。
【0038】実施例3 実施例2で得られたポリアミド酸アミルアミド30.0
0g、o−キノンジアジド化合物(4,4′−ジアミノ
−3,3−ジヒドロキシビフェニル1モルに対して1,
2−ナフトキノン−2−ジアジド−5−スルホニルクロ
リド4モルを反応させて得られたエステル)5.00g
を、NMP80.00gに攪拌溶解した。この溶液を1
μm孔のテフロンフィルタを用いて加圧濾過して感光性
重合体組成物を得た。
【0039】得られた感光性重合体組成物をスピンナー
を使用してシリコンウェハ上に回転塗布し、ホットプレ
ート上80℃で5分間加熱乾燥を行い、6μmの塗膜を
得た。この塗膜にPLA−600Fを用い、マスクを介
し、200〜600mJ/cm2の露光をした。次いで、テト
ラメチルアンモニウムヒドロキシドの2.38重量%水
溶液を現像液とし100秒間パドル現像を行い、純水で
洗浄してレリーフパターンを得た。パターン観察によ
り、適正露光量は350mJ/cm2と判断された。得られた
レリーフパターンを窒素雰囲気下140℃で30分、2
00℃で30分、350℃で1時間加熱処理し、ポリイ
ミド膜のパターンを得た。
【0040】比較例1 攪拌機、温度計、ジムロート冷却管を備えた0.5リッ
トルのフラスコ中に、3,3′,4,4′−ビフェニル
エーテルテトラカルボン酸二無水物93.07g、n−
ブチルアルコール133.41gを仕込、90℃で5時
間で攪拌し反応させた。余剰のn−ブチルアルコールを
減圧下、留去して、3,3′,4,4′−ビフェニルエ
ーテルテトラカルボン酸ジn−ブチルエステルを得た。
次いで、攪拌機、温度計、ジムロート冷却管を備えた
0.5リットルのフラスコ中に、得られた3,3′,
4,4′−ビフェニルエーテルテトラカルボン酸ジn−
ブチルエステル63.36g、塩化チオニル46.40
g、トルエン25.00gを仕込、40℃で3時間反応
させた。減圧により、余剰の塩化チオニルをトルエンと
共沸させ、除去した。N−メチルピロリドン138gを
添加し、3,3′,4,4′−ビフェニルエーテルテト
ラカルボン酸ジn−ブチルエステルジクロリドの溶液
(γ)を得た。
【0041】次いで、攪拌機、温度計、ジムロート冷却
管を備えた0.5リットルのフラスコ中に、N−メチル
ピロリドン120gを仕込、4,4′−ジアミノジフェ
ニルエーテル30.04gを添加し、攪拌溶解した後、
ピリジン23.73gを添加し、温度を5〜10℃に保
ちながら、3,3′,4,4′−ビフェニルエーテルテ
トラカルボン酸ジn−ブチルエステルジクロリドの溶液
(γ)を1時間で滴下した後、1時間攪拌を続ける。析
出物をろ別した後、溶液を4リットルの水に投入し、析
出物を回収、洗浄した後、減圧乾燥してポリアミド酸n
−ブチルエステルを得た。重量平均分子量は、35,0
00であった。このポリアミド酸n−ブチルエステル3
0.00g、4,4′−ジアミノジフェニルエーテル1
モルに対してナフトキノン−1,2−ジアジド−5−ス
ルホニルクロリド2モルを反応させて得られた化合物
6.00gを、NMP80.00gに攪拌溶解した。こ
の溶液を1μm孔のテフロンフィルタを用いて加圧濾過
して感光性重合体組成物を得た。
【0042】得られた感光性重合体組成物をスピンナー
を使用してシリコンウェハ上に回転塗布し、ホットプレ
ート上80℃で3分間加熱乾燥を行い、5μmの塗膜を
得た。この塗膜にPLA−600Fを用い、マスクを介
し、200〜600mJ/cm2の露光をした。次いで、テト
ラメチルアンモニウムヒドロキシドの2.38重量%水
溶液を現像液とし100秒間パドル現像を行い、純水で
洗浄したが、レリーフパターンは得られなかった。
【0043】
【発明の効果】請求項1における感光性重合体組成物
は、感度が高く、半導体素子等の表面保護膜、層間絶縁
膜等に使用することができる。請求項2における方法に
より有用なレジストパターンを容易に得ることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/037 501 G03F 7/037 501

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)一般式(I) 【化1】 (式中、R1は炭素数2以上の4価の有機基を示し、R2
    はカルボキシル基又はフェノール性水酸基を有する炭素
    数2以上の2価の有機基を示し、R3は芳香環を含む3
    価の有機基を示し、R4は水素原子または炭素数1以上
    の1価の有機基を示し、R5は炭素数1以上の1価の有
    機基を示し、mとnの比率は、mが20〜90%、nが
    80〜10%である)で表されるポリマー、(b)o−
    キノンジアジド化合物、を含有してなる耐熱性感光性重
    合体組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の耐熱性感光性重合体組成
    物を支持基板上に塗布、乾燥後、露光、現像し、加熱処
    理するレリーフパターンの製造法。
JP16746596A 1996-06-27 1996-06-27 ポジ型耐熱性感光性重合体組成物及びレリーフパターンの製造法 Pending JPH107796A (ja)

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