JPH1078716A - 加熱定着装置 - Google Patents
加熱定着装置Info
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- JPH1078716A JPH1078716A JP25083396A JP25083396A JPH1078716A JP H1078716 A JPH1078716 A JP H1078716A JP 25083396 A JP25083396 A JP 25083396A JP 25083396 A JP25083396 A JP 25083396A JP H1078716 A JPH1078716 A JP H1078716A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱
材に付与する方式であって、その加熱体の温度分布を調
整できる加熱定着装置を提供する。 【解決手段】 発熱体8a,8bを設けられた加熱体2
が耐熱性フィルム3の一面側に配置され、耐熱性フィル
ム3の他面側に被加熱材Pが密着され、加熱体2の熱を
耐熱性フィルム3を介して被加熱材Pに付与する加熱定
着装置において、加熱体2上に発熱体8a,8bが少な
くとも2本以上形成され、各々の発熱体8a,8bの温
度を検知し各々の発熱体8a,8bを通電制御する温度
検知部材10a,10bを有している。
材に付与する方式であって、その加熱体の温度分布を調
整できる加熱定着装置を提供する。 【解決手段】 発熱体8a,8bを設けられた加熱体2
が耐熱性フィルム3の一面側に配置され、耐熱性フィル
ム3の他面側に被加熱材Pが密着され、加熱体2の熱を
耐熱性フィルム3を介して被加熱材Pに付与する加熱定
着装置において、加熱体2上に発熱体8a,8bが少な
くとも2本以上形成され、各々の発熱体8a,8bの温
度を検知し各々の発熱体8a,8bを通電制御する温度
検知部材10a,10bを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置、静
電記録装置などの画像形成装置の内部で、画像を被加熱
材に加熱定着する加熱定着装置であって、特に、加熱体
の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付与する加熱
定着装置に関する。
電記録装置などの画像形成装置の内部で、画像を被加熱
材に加熱定着する加熱定着装置であって、特に、加熱体
の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付与する加熱
定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱定着装置として、従来、熱ローラ方
式が多用されている。この熱ローラ方式は、所定の温度
に維持された加熱ローラと、弾性層を有して加熱ローラ
に圧接する加圧ローラによって、記録材(被加熱材)を
挟持搬送しつつ加熱するというものである。
式が多用されている。この熱ローラ方式は、所定の温度
に維持された加熱ローラと、弾性層を有して加熱ローラ
に圧接する加圧ローラによって、記録材(被加熱材)を
挟持搬送しつつ加熱するというものである。
【0003】この他にも、フラッシュ加熱方式、オーブ
ン加熱方式など種々の方式が知られており、実用されて
いる。
ン加熱方式など種々の方式が知られており、実用されて
いる。
【0004】これら従来方式に対して、最近では、省電
化、本体電源投入時から出力されるまでの時間の短縮化
などの理由により、特開昭63−313182号公報、
特開平2−157878号公報などに記載されているよ
うに、加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して記録材に付
与する方式が提案されている。
化、本体電源投入時から出力されるまでの時間の短縮化
などの理由により、特開昭63−313182号公報、
特開平2−157878号公報などに記載されているよ
うに、加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して記録材に付
与する方式が提案されている。
【0005】この方式の装置は、固定支持された加熱体
と、この加熱体に対向圧接しつつ搬送される耐熱性フィ
ルム(定着フィルム)と、この耐熱性フィルムを介して
記録材を加熱体に密着させる加圧部材とを有して構成さ
れている。そして、加熱体の熱を耐熱性フィルムを介し
て記録材に付与することにより、記録材に形成されてい
る未定着画像を記録材に加熱定着する。以下、この方式
の装置をフィルム加熱定着装置と称するものとする。
と、この加熱体に対向圧接しつつ搬送される耐熱性フィ
ルム(定着フィルム)と、この耐熱性フィルムを介して
記録材を加熱体に密着させる加圧部材とを有して構成さ
れている。そして、加熱体の熱を耐熱性フィルムを介し
て記録材に付与することにより、記録材に形成されてい
る未定着画像を記録材に加熱定着する。以下、この方式
の装置をフィルム加熱定着装置と称するものとする。
【0006】このフィルム加熱定着装置の従来例の一つ
を図6に基づいて述べる。
を図6に基づいて述べる。
【0007】このフィルム加熱定着装置は、固定支持さ
れた加熱体としてのヒータ103と、このヒータ103
に対向圧接しつつ搬送される耐熱性フィルム101と、
この耐熱性フィルム101を介して記録材をヒータ10
3に密着させる加圧部材としての加圧ローラ102とを
有して構成されている。
れた加熱体としてのヒータ103と、このヒータ103
に対向圧接しつつ搬送される耐熱性フィルム101と、
この耐熱性フィルム101を介して記録材をヒータ10
3に密着させる加圧部材としての加圧ローラ102とを
有して構成されている。
【0008】ここで、耐熱性フィルム101は、エンド
レス状に形成されている。耐熱性フィルム101は、基
層に厚さ20〜80μmのポリミドフィルムを用い、そ
の外側面(記録材との対面側)に記録材のトナー像との
離型性を保つために厚さ5〜20μmのPTFEやPF
Aの離型層をコートしてなる。
レス状に形成されている。耐熱性フィルム101は、基
層に厚さ20〜80μmのポリミドフィルムを用い、そ
の外側面(記録材との対面側)に記録材のトナー像との
離型性を保つために厚さ5〜20μmのPTFEやPF
Aの離型層をコートしてなる。
【0009】また、ヒータ103は、記録材の搬送方向
に直交する方向を長手とする絶縁性、高耐熱性、低熱容
量の基板104と、この基板104の表面側に長手に沿
って印刷して形成された一本の発熱体105と、基板1
04の発熱体形成面とは反対側の基板裏面に接触させて
設けたサーミスタからなる一個の温度検知素子(温度検
知部材)106とを基本構成としている。
に直交する方向を長手とする絶縁性、高耐熱性、低熱容
量の基板104と、この基板104の表面側に長手に沿
って印刷して形成された一本の発熱体105と、基板1
04の発熱体形成面とは反対側の基板裏面に接触させて
設けたサーミスタからなる一個の温度検知素子(温度検
知部材)106とを基本構成としている。
【0010】ヒータ103は、全体的に低熱容量のもの
である。ヒータ103は、ステー107(フィルム内面
ガイド部材)に発熱体105形成面を露呈させ断熱させ
て固定支持されている。また、ヒータ103の温度制御
は、温度検知素子106によるヒータ103の検知温度
が一定になるように発熱体105への通電を制御するこ
とにより行われる。
である。ヒータ103は、ステー107(フィルム内面
ガイド部材)に発熱体105形成面を露呈させ断熱させ
て固定支持されている。また、ヒータ103の温度制御
は、温度検知素子106によるヒータ103の検知温度
が一定になるように発熱体105への通電を制御するこ
とにより行われる。
【0011】円筒形の耐熱性フィルム101は、ステー
107に対して余裕をもってルーズに嵌め込んで支持し
てある。
107に対して余裕をもってルーズに嵌め込んで支持し
てある。
【0012】加圧ローラ(圧接ローラ、バックアップロ
ーラ)102は、芯金102aと、シリコーンゴムなど
の離型性の良いゴム弾性層102bとからなる。加圧ロ
ーラ102は、ヒータ103と対向圧接され、モータを
含む不図示の駆動系により、記録材の搬送方向に対し、
図中、反時計方向に駆動される。これに従動して、円筒
形の耐熱性フィルム101が、ヒータ103の下面に密
着摺動してステー107の回りを回転する。この時、ヒ
ータ103面と耐熱性フィルム101の内面との摺動摩
擦を低減するため、両者の間に耐熱性グリスを介在させ
ている。
ーラ)102は、芯金102aと、シリコーンゴムなど
の離型性の良いゴム弾性層102bとからなる。加圧ロ
ーラ102は、ヒータ103と対向圧接され、モータを
含む不図示の駆動系により、記録材の搬送方向に対し、
図中、反時計方向に駆動される。これに従動して、円筒
形の耐熱性フィルム101が、ヒータ103の下面に密
着摺動してステー107の回りを回転する。この時、ヒ
ータ103面と耐熱性フィルム101の内面との摺動摩
擦を低減するため、両者の間に耐熱性グリスを介在させ
ている。
【0013】そして、耐熱性フィルム101と加圧ロー
ラ102との間の定着ニップ部に記録材を挟持搬送し
て、記録材上のトナー像Tを加熱定着する。
ラ102との間の定着ニップ部に記録材を挟持搬送し
て、記録材上のトナー像Tを加熱定着する。
【0014】このようなフィルム加熱定着方式によれ
ば、耐熱性フィルム101の熱容量が非常に小さく、昇
温が早いので、ヒータ103が所定の温調温度に達する
までの時間を大幅に短縮することができるようになる。
ば、耐熱性フィルム101の熱容量が非常に小さく、昇
温が早いので、ヒータ103が所定の温調温度に達する
までの時間を大幅に短縮することができるようになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
6に示した従来のフィルム加熱定着装置では、一本の発
熱体105を持つだけなので、ヒータ103の温度分布
をなんら調整できない。
6に示した従来のフィルム加熱定着装置では、一本の発
熱体105を持つだけなので、ヒータ103の温度分布
をなんら調整できない。
【0016】また、特に高湿環境下に放置された記録材
を通紙した場合、定着ニップ直前において記録材を加熱
したために発生した水蒸気によって、記録材上のトナー
が飛び散る現象が発生するおそれがある。
を通紙した場合、定着ニップ直前において記録材を加熱
したために発生した水蒸気によって、記録材上のトナー
が飛び散る現象が発生するおそれがある。
【0017】また、加熱体に複数本の発熱体を形成した
ものを用いたときに、一個の温度検知部材により制御を
行うと、発熱体の抵抗値にばらつきがある場合、各々の
発熱体の発熱量が異なるため、加熱体が部分的に異常昇
温してしまうおそれがある。同じく、加熱体に複数本の
発熱体を用いたものを一個の温度検知部材により制御を
行うと、複数本の発熱体の内の一部の発熱体に断線など
の故障が発生した場合、他方の発熱体が発熱しているた
め、一個の温度検知部材では個々の発熱体の故障を検知
することが困難である。
ものを用いたときに、一個の温度検知部材により制御を
行うと、発熱体の抵抗値にばらつきがある場合、各々の
発熱体の発熱量が異なるため、加熱体が部分的に異常昇
温してしまうおそれがある。同じく、加熱体に複数本の
発熱体を用いたものを一個の温度検知部材により制御を
行うと、複数本の発熱体の内の一部の発熱体に断線など
の故障が発生した場合、他方の発熱体が発熱しているた
め、一個の温度検知部材では個々の発熱体の故障を検知
することが困難である。
【0018】本発明は、このフィルム加熱定着装置にお
ける課題を解決するため創案されたものである。
ける課題を解決するため創案されたものである。
【0019】本発明の第一の目的は、加熱体の熱を耐熱
性フィルムを介して被加熱材に付与する方式のものであ
って、加熱体の温度分布を調整できる加熱定着装置を提
供することにある。
性フィルムを介して被加熱材に付与する方式のものであ
って、加熱体の温度分布を調整できる加熱定着装置を提
供することにある。
【0020】また、本発明の第二の目的は、定着ニップ
直前において記録材を加熱したために発生した水蒸気に
よって記録材上のトナーが飛び散る現象が発生すること
を防止できる加熱定着装置を提供することにある。
直前において記録材を加熱したために発生した水蒸気に
よって記録材上のトナーが飛び散る現象が発生すること
を防止できる加熱定着装置を提供することにある。
【0021】また、本発明の第三の目的は、加熱体に複
数本の発熱体を形成したものを用いたときに、発熱体の
抵抗値にばらつきがあって、発熱量が異なっても、加熱
体が部分的に異常昇温してしまうことのない加熱定着装
置を提供することを目的とする。
数本の発熱体を形成したものを用いたときに、発熱体の
抵抗値にばらつきがあって、発熱量が異なっても、加熱
体が部分的に異常昇温してしまうことのない加熱定着装
置を提供することを目的とする。
【0022】また、本発明の第四の目的は、加熱体に複
数本の発熱体を形成したものを用いたとき、一部の発熱
体に故障が発生した場合に、その故障した発熱体を特定
して検知できるフィルム加熱定着装置を提供することに
ある。
数本の発熱体を形成したものを用いたとき、一部の発熱
体に故障が発生した場合に、その故障した発熱体を特定
して検知できるフィルム加熱定着装置を提供することに
ある。
【0023】さらに、本発明の第五の目的は、加熱体の
温度分布の設定を変更できる加熱定着装置を提供するこ
とにある。
温度分布の設定を変更できる加熱定着装置を提供するこ
とにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記第一の目的および第四の目的は、発熱体
を設けられた加熱体が耐熱性フィルムの一面側に配置さ
れ、耐熱性フィルムの他面側に被加熱材が密着され、加
熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付与する
加熱定着装置において、加熱体上に発熱体が少なくとも
2本以上形成され、各々の発熱体の温度を検知し各々の
発熱体を通電制御する温度検知部材を有していることに
より達成される。
によれば、上記第一の目的および第四の目的は、発熱体
を設けられた加熱体が耐熱性フィルムの一面側に配置さ
れ、耐熱性フィルムの他面側に被加熱材が密着され、加
熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付与する
加熱定着装置において、加熱体上に発熱体が少なくとも
2本以上形成され、各々の発熱体の温度を検知し各々の
発熱体を通電制御する温度検知部材を有していることに
より達成される。
【0025】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記第一の目的は、第1の発明の各々の発熱体を異なる
温度で制御する制御手段を有していることにより達成さ
れる。
上記第一の目的は、第1の発明の各々の発熱体を異なる
温度で制御する制御手段を有していることにより達成さ
れる。
【0026】また、本出願に係る第3の発明によれば、
上記第二の目的は、第2の発明の制御手段が、被加熱材
を最初に加熱する加熱体上流側の発熱体が加熱体下流側
の発熱体より低い温度になるように制御するようになっ
ていることにより達成される。
上記第二の目的は、第2の発明の制御手段が、被加熱材
を最初に加熱する加熱体上流側の発熱体が加熱体下流側
の発熱体より低い温度になるように制御するようになっ
ていることにより達成される。
【0027】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記第三の目的は、第1の発明の複数の発熱体側の発熱
体がすべて同一温度になるように制御する制御手段を有
していることにより達成される。
上記第三の目的は、第1の発明の複数の発熱体側の発熱
体がすべて同一温度になるように制御する制御手段を有
していることにより達成される。
【0028】また、本出願に係る第5の発明によれば、
上記第五の目的は、第1の発明の各々の発熱体の制御温
度を変化させ、加熱体の温度分布を変化させるように外
部から設定する外部入力手段を有していることにより達
成される。
上記第五の目的は、第1の発明の各々の発熱体の制御温
度を変化させ、加熱体の温度分布を変化させるように外
部から設定する外部入力手段を有していることにより達
成される。
【0029】また、本出願に係る第6の発明によれば、
上記第五の目的は、第1の発明の各々の発熱体の制御温
度を変化させ、加熱体の温度分布を湿度に応じて変化さ
せるように設定する湿度検知手段を有していることによ
り達成される。
上記第五の目的は、第1の発明の各々の発熱体の制御温
度を変化させ、加熱体の温度分布を湿度に応じて変化さ
せるように設定する湿度検知手段を有していることによ
り達成される。
【0030】また、本出願に係る第7の発明によれば、
上記第五の目的は、第1の発明の各々の発熱体の制御温
度を変化させ、加熱体の温度分布を気温に応じて変化さ
せるように設定する気温検知手段を有していることによ
り達成される。
上記第五の目的は、第1の発明の各々の発熱体の制御温
度を変化させ、加熱体の温度分布を気温に応じて変化さ
せるように設定する気温検知手段を有していることによ
り達成される。
【0031】また、本出願に係る第8の発明によれば、
上記第五の目的は、第1の発明の各々の発熱体の制御温
度を変化させ、加熱体の温度分布を被加熱材の種類に応
じて変化させるように設定する被加熱材種類入力手段を
有していることにより達成される。
上記第五の目的は、第1の発明の各々の発熱体の制御温
度を変化させ、加熱体の温度分布を被加熱材の種類に応
じて変化させるように設定する被加熱材種類入力手段を
有していることにより達成される。
【0032】つまり、本出願に係る第1の発明にあって
は、加熱体上に発熱体を少なくとも2本以上形成し、各
々の発熱体に対応した温度検知部材が各々の発熱体の温
度を検知し各々の発熱体を通電制御することにより、各
々の発熱体を所定温度にする。
は、加熱体上に発熱体を少なくとも2本以上形成し、各
々の発熱体に対応した温度検知部材が各々の発熱体の温
度を検知し各々の発熱体を通電制御することにより、各
々の発熱体を所定温度にする。
【0033】また、本出願に係る第2の発明にあって
は、第1の発明において、制御手段が各々の発熱体を異
なる温度で制御する。
は、第1の発明において、制御手段が各々の発熱体を異
なる温度で制御する。
【0034】また、本出願に係る第3の発明にあって
は、第2の発明の制御手段が、加熱体上流側の発熱体が
加熱体下流側の発熱体より低い温度になるように制御す
る。
は、第2の発明の制御手段が、加熱体上流側の発熱体が
加熱体下流側の発熱体より低い温度になるように制御す
る。
【0035】また、本出願に係る第4の発明にあって
は、第1の発明において、制御手段が、複数の発熱体側
の発熱体がすべて同一温度になるように制御する。
は、第1の発明において、制御手段が、複数の発熱体側
の発熱体がすべて同一温度になるように制御する。
【0036】また、本出願に係る第5の発明にあって
は、第1の発明において、外部入力手段により、各々の
発熱体の制御温度を変化させ、加熱体の温度分布を変化
させるように外部から設定する。
は、第1の発明において、外部入力手段により、各々の
発熱体の制御温度を変化させ、加熱体の温度分布を変化
させるように外部から設定する。
【0037】また、本出願に係る第6の発明にあって
は、第1の発明において、湿度検知手段により、各々の
発熱体の制御温度を変化させ、加熱体の温度分布を湿度
に応じて変化させるように設定する。
は、第1の発明において、湿度検知手段により、各々の
発熱体の制御温度を変化させ、加熱体の温度分布を湿度
に応じて変化させるように設定する。
【0038】また、本出願に係る第7の発明にあって
は、第1の発明において、気温検知手段により、各々の
発熱体の制御温度を変化させ、加熱体の温度分布を気温
に応じて変化させるように設定する。
は、第1の発明において、気温検知手段により、各々の
発熱体の制御温度を変化させ、加熱体の温度分布を気温
に応じて変化させるように設定する。
【0039】また、本出願に係る第8の発明にあって
は、第1の発明において、被加熱材種類入力手段によ
り、各々の発熱体の制御温度を変化させ、加熱体の温度
分布を被加熱材の種類に応じて変化させるように設定す
る。
は、第1の発明において、被加熱材種類入力手段によ
り、各々の発熱体の制御温度を変化させ、加熱体の温度
分布を被加熱材の種類に応じて変化させるように設定す
る。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の形
態を図1〜図5を参照して説明する。
態を図1〜図5を参照して説明する。
【0041】(第1の実施形態)図1〜図3に基づいて
本発明の第1の実施形態を説明する。
本発明の第1の実施形態を説明する。
【0042】図1には、本発明のフィルム加熱装置の第
1の実施形態の全体が示されている。
1の実施形態の全体が示されている。
【0043】このフィルム加熱定着装置は、固定支持さ
れた加熱体としてのヒータ2と、このヒータ2に対向圧
接しつつ搬送される耐熱性フィルム3と、この耐熱性フ
ィルム3を介して記録材Pをヒータ2に密着させる加圧
部材としての加圧ローラ4とを有して概略が構成されて
いる。
れた加熱体としてのヒータ2と、このヒータ2に対向圧
接しつつ搬送される耐熱性フィルム3と、この耐熱性フ
ィルム3を介して記録材Pをヒータ2に密着させる加圧
部材としての加圧ローラ4とを有して概略が構成されて
いる。
【0044】ここで、耐熱性フィルム3は、エンドレス
状に形成されており、ステー1に外嵌されている。この
エンドレスの耐熱性フィルム3の内周長とステー1の外
周長とでは、耐熱性フィルム3の方を例えば3mm程度
大きくしてある。したがって、耐熱性フィルム3は、ス
テー1に対して周長が余裕をもってルーズに外嵌してい
る。
状に形成されており、ステー1に外嵌されている。この
エンドレスの耐熱性フィルム3の内周長とステー1の外
周長とでは、耐熱性フィルム3の方を例えば3mm程度
大きくしてある。したがって、耐熱性フィルム3は、ス
テー1に対して周長が余裕をもってルーズに外嵌してい
る。
【0045】耐熱性フィルム3は、耐熱性、離型性、強
度、耐久性などのある単層あるいは複合層のフィルムを
使用する。また、耐熱性フィルム3は、熱容量を小さく
して、所定温調温度に達するまでの時間を短縮するた
め、総厚100μm以下、好ましくは20μm〜60μ
mに設定する。
度、耐久性などのある単層あるいは複合層のフィルムを
使用する。また、耐熱性フィルム3は、熱容量を小さく
して、所定温調温度に達するまでの時間を短縮するた
め、総厚100μm以下、好ましくは20μm〜60μ
mに設定する。
【0046】また、長手のステー1は、樹脂などからな
り、耐熱性フィルム3の内面ガイド部材と、ヒータ2の
支持体とを兼ねている。
り、耐熱性フィルム3の内面ガイド部材と、ヒータ2の
支持体とを兼ねている。
【0047】また、加圧ローラ(圧接ローラ、バックア
ップローラ)4は、ヒータ2との間で耐熱性フィルム3
を挟んで定着ニップNを形成し、耐熱性フィルム3を駆
動させる回転体である。加圧ローラ4は、本実施形態で
は、中心軸5と、この中心軸5に外装したシリコンゴム
などの離型性の良いゴム弾性体からなるローラ部6とか
らなる。そして、中心軸5の左右端部がそれぞれ、不図
示の左右軸受部材に回転自在に軸受支持されている。
ップローラ)4は、ヒータ2との間で耐熱性フィルム3
を挟んで定着ニップNを形成し、耐熱性フィルム3を駆
動させる回転体である。加圧ローラ4は、本実施形態で
は、中心軸5と、この中心軸5に外装したシリコンゴム
などの離型性の良いゴム弾性体からなるローラ部6とか
らなる。そして、中心軸5の左右端部がそれぞれ、不図
示の左右軸受部材に回転自在に軸受支持されている。
【0048】この加圧ローラ4の回転により、耐熱性フ
ィルム3は、ヒータ2に内周面が密着摺動しながらヒー
タ2の周りを回転するようになってる。ヒータ2は、所
定のタイミングで発熱体8a,8bに対する通電がなさ
れて、所定温度の発熱状態になるようになっている。
ィルム3は、ヒータ2に内周面が密着摺動しながらヒー
タ2の周りを回転するようになってる。ヒータ2は、所
定のタイミングで発熱体8a,8bに対する通電がなさ
れて、所定温度の発熱状態になるようになっている。
【0049】定着ニップ部Nは、ヒータ2と加圧ローラ
4との間に形成される。この定着ニップ部Nで、未定着
のトナー画像Tを上面に担持した被加熱材としての記録
材Pが耐熱性フィルム3と加圧ローラ4との間に進入す
る。そして、トナー画像Tが耐熱性フィルム3の外面に
密着して耐熱性フィルム3と一緒に重なった状態で定着
ニップ部Nを通過していく(矢印Aは記録材Pの移動方
向を示している)。その通過過程でヒータ2の熱が耐熱
性フィルム3を介して記録材Pに付与され、トナー画像
Tの加熱定着処理がなされる。
4との間に形成される。この定着ニップ部Nで、未定着
のトナー画像Tを上面に担持した被加熱材としての記録
材Pが耐熱性フィルム3と加圧ローラ4との間に進入す
る。そして、トナー画像Tが耐熱性フィルム3の外面に
密着して耐熱性フィルム3と一緒に重なった状態で定着
ニップ部Nを通過していく(矢印Aは記録材Pの移動方
向を示している)。その通過過程でヒータ2の熱が耐熱
性フィルム3を介して記録材Pに付与され、トナー画像
Tの加熱定着処理がなされる。
【0050】ヒータ2は、本実施形態では、図1と図2
(a)〜(c)とに示すように構成されている。
(a)〜(c)とに示すように構成されている。
【0051】すなわち、ヒータ2は、耐熱性フィルム3
の移動方向に略直交する方向を長手とする細長の基板7
と、この基板7の一面側(表面側)の基板長手に沿って
帯状に形成した複数本(例えば2本)の発熱源としての
発熱体8a,8bと、この発熱体8a,8bに電気を供
給するために形成された給電電極9a〜9cと、基板7
の背面側に発熱体8a,8bのそれぞれ裏面に対応して
基板7に接触させて設けられたサーミスタなどからなる
温度検知素子(温度検知部材)10a,10bと、この
温度検知素子10a,10bの出力をとるための電極1
1a,11bなどから構成されている。
の移動方向に略直交する方向を長手とする細長の基板7
と、この基板7の一面側(表面側)の基板長手に沿って
帯状に形成した複数本(例えば2本)の発熱源としての
発熱体8a,8bと、この発熱体8a,8bに電気を供
給するために形成された給電電極9a〜9cと、基板7
の背面側に発熱体8a,8bのそれぞれ裏面に対応して
基板7に接触させて設けられたサーミスタなどからなる
温度検知素子(温度検知部材)10a,10bと、この
温度検知素子10a,10bの出力をとるための電極1
1a,11bなどから構成されている。
【0052】基板7は、Al2 O3 、AlN、SiCな
どの電気絶縁性、耐熱性、定熱容量のセラミックからな
る。発熱体8aは、ヒータ2上流側つまり記録材Pの進
入側に配置されている。これに対して、発熱体8bは、
ヒータ2下流側となっている。
どの電気絶縁性、耐熱性、定熱容量のセラミックからな
る。発熱体8aは、ヒータ2上流側つまり記録材Pの進
入側に配置されている。これに対して、発熱体8bは、
ヒータ2下流側となっている。
【0053】ガラス層12は、ヒータ2の表面に設けら
れ、表面保護層として機能する。
れ、表面保護層として機能する。
【0054】温度検知素子10a,10bは、それぞれ
発熱体8a,8bの温度を検出し、検出温度情報として
出力するように設けられている。
発熱体8a,8bの温度を検出し、検出温度情報として
出力するように設けられている。
【0055】発熱体8aは、交流電源21から給電電極
9a,9cの電路で電気が供給される。一方、発熱体8
bは、交流電源21から給電電極9b,9cの電路で電
気が供給される。
9a,9cの電路で電気が供給される。一方、発熱体8
bは、交流電源21から給電電極9b,9cの電路で電
気が供給される。
【0056】通電回路20は、温度検知素子10a,1
0bから帰還された検出温度情報に基づいて、交流電源
21から発熱体8a,8bへの通電をフィードバック制
御することにより、発熱体8a,8bつまりヒータ2を
所定温度にするように制御する制御手段である。
0bから帰還された検出温度情報に基づいて、交流電源
21から発熱体8a,8bへの通電をフィードバック制
御することにより、発熱体8a,8bつまりヒータ2を
所定温度にするように制御する制御手段である。
【0057】ヒータ2の温調制御は、発熱体8a,8b
に対する印加電圧または電流をコントロールするか、通
電時間をコントロールする方法がとられる。このうち通
電時間をコントロールする方法には、波数制御と位相制
御とがある。波数制御は、電源波形の半波ごとに、通電
する、通電しないを制御するものである。また、位相制
御は、電源波形の半波ごとに通電する位相角を制御する
ものである。
に対する印加電圧または電流をコントロールするか、通
電時間をコントロールする方法がとられる。このうち通
電時間をコントロールする方法には、波数制御と位相制
御とがある。波数制御は、電源波形の半波ごとに、通電
する、通電しないを制御するものである。また、位相制
御は、電源波形の半波ごとに通電する位相角を制御する
ものである。
【0058】通電回路20による発熱体8a,8bの通
電制御は、本実施形態では、次のようになっている。
電制御は、本実施形態では、次のようになっている。
【0059】発熱体8a,8bは、それぞれ異なる目標
温度に設定される。すなわち、ヒータ2上流側の発熱体
8aは、下流側の発熱体8bより低い目標温度に設定さ
れる。この理由は、定着ニップ部N上流側において記録
材Pから発生する水蒸気を低減することにより、定着ニ
ップ部Nの直前での画像の飛び散り現象を防止するため
である。
温度に設定される。すなわち、ヒータ2上流側の発熱体
8aは、下流側の発熱体8bより低い目標温度に設定さ
れる。この理由は、定着ニップ部N上流側において記録
材Pから発生する水蒸気を低減することにより、定着ニ
ップ部Nの直前での画像の飛び散り現象を防止するため
である。
【0060】具体例として、ヒータ2上流側の発熱体8
aは、温度検知素子10aにより170℃になるように
通電制御される。また、ヒータ2下流側の発熱体8b
は、温度検知素子10bにより190℃になるように通
電制御される。
aは、温度検知素子10aにより170℃になるように
通電制御される。また、ヒータ2下流側の発熱体8b
は、温度検知素子10bにより190℃になるように通
電制御される。
【0061】上述のように構成された加熱定着装置によ
ると、次のように、定着ニップ部Nの直前での画像の飛
び散り現象を防止する。
ると、次のように、定着ニップ部Nの直前での画像の飛
び散り現象を防止する。
【0062】不図示の作像機構部から、未定着のトナー
画像Tを上面に担持した記録材Pが搬送されてくる。こ
の記録材Pは、ヒータ2と加圧ローラ4との定着ニップ
部Nで、耐熱性フィルム3と加圧ローラ4との間に進入
する。そして、記録材Pの上のトナー画像Tが耐熱性フ
ィルム3の外面に密着して、耐熱性フィルム3と一緒に
重なった状態で定着ニップ部Nを通過していく。その通
過過程で、ヒータ2の熱が耐熱性フィルム3を介して記
録材Pに付与され、トナー画像Tが記録材Pに加熱定着
される。矢印Aは、記録材Pの移動方向を示している。
画像Tを上面に担持した記録材Pが搬送されてくる。こ
の記録材Pは、ヒータ2と加圧ローラ4との定着ニップ
部Nで、耐熱性フィルム3と加圧ローラ4との間に進入
する。そして、記録材Pの上のトナー画像Tが耐熱性フ
ィルム3の外面に密着して、耐熱性フィルム3と一緒に
重なった状態で定着ニップ部Nを通過していく。その通
過過程で、ヒータ2の熱が耐熱性フィルム3を介して記
録材Pに付与され、トナー画像Tが記録材Pに加熱定着
される。矢印Aは、記録材Pの移動方向を示している。
【0063】交流電源21から給電電極9a,9cの電
路で発熱体8aに電気が供給されーる。一方、交流電源
21から給電電極9b,9cの電路で発熱体8bに電気
が供給される。発熱体8a,8bの温度はそれぞれ、温
度検知素子10a,10bにより検出され、検出温度情
報として出力される。この温度検知素子10a,10b
から帰還された検出温度情報に基づいて、通電回路20
は、交流電源21から発熱体8a,8bへの通電をフィ
ードバック制御する。
路で発熱体8aに電気が供給されーる。一方、交流電源
21から給電電極9b,9cの電路で発熱体8bに電気
が供給される。発熱体8a,8bの温度はそれぞれ、温
度検知素子10a,10bにより検出され、検出温度情
報として出力される。この温度検知素子10a,10b
から帰還された検出温度情報に基づいて、通電回路20
は、交流電源21から発熱体8a,8bへの通電をフィ
ードバック制御する。
【0064】これによって、定着実行時に、発熱体8a
の温度が170℃、発熱体8bの温度が190℃なる。
の温度が170℃、発熱体8bの温度が190℃なる。
【0065】このように通電制御されたときの定着ニッ
プ部N内のヒータ2上流側A点からヒータ2下流側B点
の耐熱性フィルム3の記録材Pの表面温度分布を図3に
示している。図3に示すように、上記通電制御により、
定着ニップ部Nのヒータ2上流部で温度を、ヒータ2下
流部の温度に比べて低くなるような温度分布になる。
プ部N内のヒータ2上流側A点からヒータ2下流側B点
の耐熱性フィルム3の記録材Pの表面温度分布を図3に
示している。図3に示すように、上記通電制御により、
定着ニップ部Nのヒータ2上流部で温度を、ヒータ2下
流部の温度に比べて低くなるような温度分布になる。
【0066】したがって、高湿環境下に放置された記録
材Pを通紙された場合に、定着ニップ部N上流側におい
て記録材Pから発生する水蒸気を低減し、もって定着ニ
ップ部Nの直前での画像の飛び散り現象を防止する。
材Pを通紙された場合に、定着ニップ部N上流側におい
て記録材Pから発生する水蒸気を低減し、もって定着ニ
ップ部Nの直前での画像の飛び散り現象を防止する。
【0067】また、例えば一個の発熱体8aが断線した
場合、発熱体8aの温度検知を行っている温度検知素子
10aの出力から発熱体8aの断線を検知できる。すな
わち、各々の発熱体に起きた断線などの故障を検知でき
る。
場合、発熱体8aの温度検知を行っている温度検知素子
10aの出力から発熱体8aの断線を検知できる。すな
わち、各々の発熱体に起きた断線などの故障を検知でき
る。
【0068】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図1、図2に図4を併せて説明する。
実施形態を図1、図2に図4を併せて説明する。
【0069】この第2の実施形態のフィルム加熱定着装
置の基本構成は、上述した第1の実施形態と同様である
ので、ここでの詳しい説明を省略する。
置の基本構成は、上述した第1の実施形態と同様である
ので、ここでの詳しい説明を省略する。
【0070】ヒータ2は、第1の実施形態と同様に、セ
ラミック製の基板7に二本の発熱体8a,8bを形成し
てなる。ただし、本実施形態では、発熱体8a,8bの
抵抗値が異なっている。例えば、発熱体8aの抵抗値が
10Ω、発熱体8bの抵抗値が9Ωとなっている。これ
は、製造上のばらつきにより、同一規格でも実際の抵抗
値には差異が生じることがあるからである。
ラミック製の基板7に二本の発熱体8a,8bを形成し
てなる。ただし、本実施形態では、発熱体8a,8bの
抵抗値が異なっている。例えば、発熱体8aの抵抗値が
10Ω、発熱体8bの抵抗値が9Ωとなっている。これ
は、製造上のばらつきにより、同一規格でも実際の抵抗
値には差異が生じることがあるからである。
【0071】通電回路20による発熱体8a,8bの通
電制御は、本実施形態では次のとおりとなっている。
電制御は、本実施形態では次のとおりとなっている。
【0072】ヒータ2上流側の発熱体8a、ヒータ2下
流側の発熱体8bとは、それぞれ温度検知素子10a,
10bにより同一温度、例えば190℃になるように通
電制御される。
流側の発熱体8bとは、それぞれ温度検知素子10a,
10bにより同一温度、例えば190℃になるように通
電制御される。
【0073】このように通電制御されたときの定着ニッ
プN内のヒータ2上流側A点からヒータ2下流側B点の
耐熱性フィルム3の記録材P側の表面温度分布を図4に
示している。
プN内のヒータ2上流側A点からヒータ2下流側B点の
耐熱性フィルム3の記録材P側の表面温度分布を図4に
示している。
【0074】したがって、本実施形態によると、各々の
発熱体8a,8bの抵抗値が製造上ばらついてしまった
場合においても、ヒータ2の一部が異常昇温することを
防止できる。
発熱体8a,8bの抵抗値が製造上ばらついてしまった
場合においても、ヒータ2の一部が異常昇温することを
防止できる。
【0075】また、本実施形態でも、個々の発熱体に起
きた故障を検知できる。
きた故障を検知できる。
【0076】(第3の実施形態)図5に、本発明の第3
の実施形態のフィルム加熱定着装置が示されている。
の実施形態のフィルム加熱定着装置が示されている。
【0077】この第3の実施形態のフィルム加熱定着装
置の基本構成は、上述した第1の実施形態と同様である
ので、ここでの詳しい説明を省略する。
置の基本構成は、上述した第1の実施形態と同様である
ので、ここでの詳しい説明を省略する。
【0078】本実施形態では、図5に示すように、通電
手段20に接続した外部入力手段22を設けて、ヒータ
2つまり発熱体8a,8bの温度制御を外部から設定で
きるようにしている。通電手段20は、下記のようなパ
ターン1とパターン2との制御方法が予め設定されてい
る。このパターン1か、あるいはパターン2のいずれか
一方を外部入力手段22により選択できるようになって
いる。
手段20に接続した外部入力手段22を設けて、ヒータ
2つまり発熱体8a,8bの温度制御を外部から設定で
きるようにしている。通電手段20は、下記のようなパ
ターン1とパターン2との制御方法が予め設定されてい
る。このパターン1か、あるいはパターン2のいずれか
一方を外部入力手段22により選択できるようになって
いる。
【0079】この外部入力手段22によると、例えば次
のようなパターン1、パターン2を任意に変更できる。
のようなパターン1、パターン2を任意に変更できる。
【0080】1)パターン1 ヒータ2上流側の発熱体8aは、温度検知素子10aに
より170℃になるように通電制御される。また、ヒー
タ2下流側の発熱体8bは温度検知素子10bにより1
90℃になるように通電制御される。
より170℃になるように通電制御される。また、ヒー
タ2下流側の発熱体8bは温度検知素子10bにより1
90℃になるように通電制御される。
【0081】2)パターン2 ヒータ2上流側の発熱体8aとヒータ2下流側の発熱体
8bとは、それぞれ温度検知素子10a,10bにより
190℃になるように通電制御される。
8bとは、それぞれ温度検知素子10a,10bにより
190℃になるように通電制御される。
【0082】要するに、この第3の実施形態によると、
第1の実施形態における定着ニップ部N直前での記録材
P上のトナー飛び散り防止と、第2の実施形態における
ヒータ2の一部異常昇温防止のいずれか一方の機能を選
択可能に構成されている。
第1の実施形態における定着ニップ部N直前での記録材
P上のトナー飛び散り防止と、第2の実施形態における
ヒータ2の一部異常昇温防止のいずれか一方の機能を選
択可能に構成されている。
【0083】本実施形態では、ヒータ2の温度分布を変
更するのに外部入力手段22を用いるようにしたが、こ
れに限らず、例えば湿度検知手段や気温検知手段の出力
や、紙の種類を入力する被加熱材種類入力手段を用い、
湿度、気温または紙種に応じて温度分布を変更するよう
にしてもよい。これによると、定着ニップ部N直前のト
ナー飛散防止を、そのときの湿度、気温または紙種に応
じて最適になしうる。
更するのに外部入力手段22を用いるようにしたが、こ
れに限らず、例えば湿度検知手段や気温検知手段の出力
や、紙の種類を入力する被加熱材種類入力手段を用い、
湿度、気温または紙種に応じて温度分布を変更するよう
にしてもよい。これによると、定着ニップ部N直前のト
ナー飛散防止を、そのときの湿度、気温または紙種に応
じて最適になしうる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、加熱体上に発熱体を少なくとも2本以
上形成し、各々の発熱体に対応した温度検知部材が各々
の発熱体の温度を検知し各々の発熱体を通電制御し、各
々の発熱体を所定温度にするので、加熱体の温度分布を
調整できる。
の発明によれば、加熱体上に発熱体を少なくとも2本以
上形成し、各々の発熱体に対応した温度検知部材が各々
の発熱体の温度を検知し各々の発熱体を通電制御し、各
々の発熱体を所定温度にするので、加熱体の温度分布を
調整できる。
【0085】また、本出願に係る第2の発明によれば、
第1の発明の各々の発熱体を異なる温度にするので、加
熱体の温度分布を調整できる。
第1の発明の各々の発熱体を異なる温度にするので、加
熱体の温度分布を調整できる。
【0086】また、本出願に係る第3の発明によれば、
第2の発明において、加熱体上流側の発熱体が加熱体下
流側の発熱体より低い温度になるようにする。したがっ
て、高湿環境下に放置された被加熱材を通紙された場合
に、定着ニップ部上流側において被加熱材から発生する
水蒸気を低減し、もって定着ニップ部の直前での画像の
飛び散り現象を防止できる。
第2の発明において、加熱体上流側の発熱体が加熱体下
流側の発熱体より低い温度になるようにする。したがっ
て、高湿環境下に放置された被加熱材を通紙された場合
に、定着ニップ部上流側において被加熱材から発生する
水蒸気を低減し、もって定着ニップ部の直前での画像の
飛び散り現象を防止できる。
【0087】また、本出願に係る第4の発明によれば、
第1の発明において、複数本の発熱体がすべて同一温度
になるようにするので、各々の発熱体の抵抗値に製造上
のばらつきがある場合においても、加熱体の一部が異常
昇温することを防止できる。
第1の発明において、複数本の発熱体がすべて同一温度
になるようにするので、各々の発熱体の抵抗値に製造上
のばらつきがある場合においても、加熱体の一部が異常
昇温することを防止できる。
【0088】また、本出願に係る第5の発明によれば、
第1の発明において、外部入力手段により、各々の発熱
体の制御温度を変化させ、加熱体の温度分布を変化させ
るように外部から設定するので、加熱体の温度分布を変
更できる。
第1の発明において、外部入力手段により、各々の発熱
体の制御温度を変化させ、加熱体の温度分布を変化させ
るように外部から設定するので、加熱体の温度分布を変
更できる。
【0089】また、本出願に係る第6の発明によれば、
第1の発明において、湿度検知手段により、各々の発熱
体の制御温度を変化させ、湿度に応じて加熱体の温度分
布を変化させることができる。
第1の発明において、湿度検知手段により、各々の発熱
体の制御温度を変化させ、湿度に応じて加熱体の温度分
布を変化させることができる。
【0090】また、本出願に係る第7の発明にあって
は、第1の発明において、気温検知手段により、各々の
発熱体の制御温度を変化させ、気温に応じて加熱体の温
度分布を変化させることができる。
は、第1の発明において、気温検知手段により、各々の
発熱体の制御温度を変化させ、気温に応じて加熱体の温
度分布を変化させることができる。
【0091】また、本出願に係る第8の発明にあって
は、第1の発明において、被加熱材種類入力手段によ
り、各々の発熱体の制御温度を変化させ、被加熱材の種
類に応じて加熱体の温度分布を変化させることができ
る。
は、第1の発明において、被加熱材種類入力手段によ
り、各々の発熱体の制御温度を変化させ、被加熱材の種
類に応じて加熱体の温度分布を変化させることができ
る。
【図1】本発明の加熱定着装置の第1の実施形態の全体
を示す概略正面図である。
を示す概略正面図である。
【図2】図1の加熱定着装置の加熱体を示す図であり、
(a)は加熱体の表面の平面図、(b)は加熱体の裏面
の平面図、(c)は加熱体の横断面図である。
(a)は加熱体の表面の平面図、(b)は加熱体の裏面
の平面図、(c)は加熱体の横断面図である。
【図3】図1の加熱定着装置の耐熱性フィルムの被加熱
材側の表面温度分布図である。
材側の表面温度分布図である。
【図4】本発明の加熱定着装置の第2の実施形態の耐熱
性フィルムの被加熱材側の表面温度分布図である。
性フィルムの被加熱材側の表面温度分布図である。
【図5】本発明の加熱定着装置の第3の実施形態の全体
を示す概略正面図である。
を示す概略正面図である。
【図6】従来の加熱定着装置の一例の全体を示す概略正
面図である。
面図である。
2 ヒータ(加熱体) 3 耐熱性フィルム 4 加圧ローラ(加圧部材) 7 基板 8a 上流側の発熱体 8b 下流側の発熱体 10a 上流側の温度検知素子(温度検知部材) 10b 下流側の温度検知素子(温度検知部材) 20 通電回路(制御手段) 21 外部入力手段 P 記録材(被加熱材) T トナー画像
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
6に示した従来のフィルム加熱定着装置では、一本の発
熱体105を持つだけなので、ヒータ103の温度分布
を微妙に調整できない。
6に示した従来のフィルム加熱定着装置では、一本の発
熱体105を持つだけなので、ヒータ103の温度分布
を微妙に調整できない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また、本出願に係る第6の発明によれば、
上記第五の目的は、第1の発明において、湿度検知手段
により検知された湿度により加熱体の温度分布を湿度に
応じて変化させるように各々の発熱体の制御温度を変化
させることにより達成される。
上記第五の目的は、第1の発明において、湿度検知手段
により検知された湿度により加熱体の温度分布を湿度に
応じて変化させるように各々の発熱体の制御温度を変化
させることにより達成される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、本出願に係る第7の発明によれば、
上記第五の目的は、第1の発明において、装置内温度検
知手段により検知された温度により加熱体の温度分布を
装置内温度に応じて変化させるように各々の発熱体の制
御温度を変化させることにより達成される。
上記第五の目的は、第1の発明において、装置内温度検
知手段により検知された温度により加熱体の温度分布を
装置内温度に応じて変化させるように各々の発熱体の制
御温度を変化させることにより達成される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】また、本出願に係る第8の発明によれば、
上記第五の目的は、第1の発明において、被加熱材種類
入力手段により加熱体の温度分布を被加熱材の種類に応
じて変化させるように各々の発熱体の制御温度を変化さ
せることにより達成される。
上記第五の目的は、第1の発明において、被加熱材種類
入力手段により加熱体の温度分布を被加熱材の種類に応
じて変化させるように各々の発熱体の制御温度を変化さ
せることにより達成される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】また、本出願に係る第7の発明にあって
は、第1の発明において、装置内温度検知手段により、
各々の発熱体の制御温度を変化させ、加熱体の温度分布
を装置内温度に応じて変化させるように設定する。
は、第1の発明において、装置内温度検知手段により、
各々の発熱体の制御温度を変化させ、加熱体の温度分布
を装置内温度に応じて変化させるように設定する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】基板7は、Al2O3 、AlN、SiCなど
の電気絶縁性、耐熱性、定熱容量のセラミックからな
る。発熱体8aは、ヒータ2上流側つまり記録材Pの進
入側に配置されている。これに対して、発熱体8bは、
ヒータ2下流側となっている。
の電気絶縁性、耐熱性、定熱容量のセラミックからな
る。発熱体8aは、ヒータ2上流側つまり記録材Pの進
入側に配置されている。これに対して、発熱体8bは、
ヒータ2下流側となっている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】変更
【補正内容】
【0083】本実施形態では、ヒータ2の温度分布を変
更するのに外部入力手段22を用いるようにしたが、こ
れに限らず、例えば湿度検知手段や装置内温度検知手段
の出力や、紙の種類を入力する被加熱材種類入力手段を
用い、湿度、装置内温度または紙種に応じて温度分布を
変更するようにしてもよい。これによると、定着ニップ
部N直前のトナー飛散防止を、そのときの湿度、気温ま
たは紙種に応じて最適になしうる。
更するのに外部入力手段22を用いるようにしたが、こ
れに限らず、例えば湿度検知手段や装置内温度検知手段
の出力や、紙の種類を入力する被加熱材種類入力手段を
用い、湿度、装置内温度または紙種に応じて温度分布を
変更するようにしてもよい。これによると、定着ニップ
部N直前のトナー飛散防止を、そのときの湿度、気温ま
たは紙種に応じて最適になしうる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0090
【補正方法】変更
【補正内容】
【0090】また、本出願に係る第7の発明にあって
は、第1の発明において、装置内温度検知手段により、
各々の発熱体の制御温度を変化させ、装置内温度に応じ
て加熱体の温度分布を変化させることができる。
は、第1の発明において、装置内温度検知手段により、
各々の発熱体の制御温度を変化させ、装置内温度に応じ
て加熱体の温度分布を変化させることができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 2 ヒータ(加熱体) 3 耐熱性フィルム 4 加圧ローラ(加圧部材) 7 基板 8a 上流側の発熱体 8b 下流側の発熱体 10a 上流側の温度検知素子(温度検知部材) 10b 下流側の温度検知素子(温度検知部材) 20 通電回路(制御手段)22 外部入力手段 P 記録材(被加熱材) T トナー画像
Claims (8)
- 【請求項1】 発熱体を設けられた加熱体が耐熱性フィ
ルムの一面側に配置され、耐熱性フィルムの他面側に被
加熱材が密着され、加熱体の熱を耐熱性フィルムを介し
て被加熱材に付与する加熱定着装置において、加熱体上
に発熱体が少なくとも2本以上形成され、各々の発熱体
の温度を検知し各々の発熱体を通電制御する温度検知部
材を有していることを特徴とする加熱定着装置。 - 【請求項2】 各々の発熱体を異なる温度で制御する制
御手段を有していることとする請求項1に記載の加熱定
着装置。 - 【請求項3】 制御手段は、被加熱材を最初に加熱する
加熱体上流側の発熱体が加熱体下流側の発熱体より低い
温度になるように制御するようになっていることとする
請求項2に記載の加熱定着装置。 - 【請求項4】 複数の発熱体がすべて同一温度になるよ
うに制御する制御手段が設けられていることとする請求
項1に記載の加熱定着装置。 - 【請求項5】 各々の発熱体の制御温度を変化させ、加
熱体の温度分布を変化させるように外部から設定する外
部入力手段を有していることとする請求項1に記載の加
熱定着装置。 - 【請求項6】 各々の発熱体の制御温度を変化させ、加
熱体の温度分布を湿度に応じて変化させるように設定す
る湿度検知手段を有していることとする請求項1に記載
の加熱定着装置。 - 【請求項7】 各々の発熱体の制御温度を変化させ、加
熱体の温度分布を気温に応じて変化させるように設定す
る気温検知手段を有していることとする請求項1に記載
の加熱定着装置。 - 【請求項8】 各々の発熱体の制御温度を変化させ、加
熱体の温度分布を被加熱材の種類に応じて変化させるよ
うに設定する被加熱材種類入力手段を有していることと
する請求項1に記載の加熱定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25083396A JPH1078716A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 加熱定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25083396A JPH1078716A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 加熱定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1078716A true JPH1078716A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17213705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25083396A Pending JPH1078716A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 加熱定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1078716A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012029394A1 (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | 村田機械株式会社 | 定着装置、画像形成装置、定着装置の電力制御方法 |
| JP2017156654A (ja) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 記録材加熱装置および画像形成装置 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP25083396A patent/JPH1078716A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012029394A1 (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | 村田機械株式会社 | 定着装置、画像形成装置、定着装置の電力制御方法 |
| JP2017156654A (ja) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 記録材加熱装置および画像形成装置 |
| US9904218B2 (en) | 2016-03-04 | 2018-02-27 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Heating device and image forming apparatus |
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