JPH1088388A - コンダクタロール及び電気めっき装置 - Google Patents
コンダクタロール及び電気めっき装置Info
- Publication number
- JPH1088388A JPH1088388A JP24800396A JP24800396A JPH1088388A JP H1088388 A JPH1088388 A JP H1088388A JP 24800396 A JP24800396 A JP 24800396A JP 24800396 A JP24800396 A JP 24800396A JP H1088388 A JPH1088388 A JP H1088388A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- conductor
- groove
- conductor roll
- polisher
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】鋼帯の電気めっき装置では、コンダクタロール
に付着した付着物が通電不良、付着物転写、押しきず等
を生ずるので、これを防止する。 【解決手段】ロール表面にロール周方向に多数条の溝2
を設けたコンダクタロールと、コンダクタロール表面を
研削するブラシ型のロールポリッシャ5を備え、付着物
を溝2内に進入させると共にブラシ型のロールポリシャ
5で清掃する。
に付着した付着物が通電不良、付着物転写、押しきず等
を生ずるので、これを防止する。 【解決手段】ロール表面にロール周方向に多数条の溝2
を設けたコンダクタロールと、コンダクタロール表面を
研削するブラシ型のロールポリッシャ5を備え、付着物
を溝2内に進入させると共にブラシ型のロールポリシャ
5で清掃する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンダクタロール及
び電気めっき装置に関する。
び電気めっき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼帯に電気めっきを施す装置の模式側面
図を図4に示した。従来一般に、電気めっき装置におい
ては、図4に例示するように、コンダクタロール1と呼
ばれる通電ロールを進行方向11の方向に走行する鋼帯
10に接触させ、鋼帯10に正の電位を与え通電するこ
とによって、電気めっきする。このコンダクタロール1
は、一般に表面が平滑なロール又は表面粗度Raが2程
度のロールが用いられている。コンダクタロール1は、
バックアプロール12にバックアップされており、めっ
きタンク13内のメインアノード15上に設けられたア
ノード14と共働して鋼帯10に電気めっきを行う。
図を図4に示した。従来一般に、電気めっき装置におい
ては、図4に例示するように、コンダクタロール1と呼
ばれる通電ロールを進行方向11の方向に走行する鋼帯
10に接触させ、鋼帯10に正の電位を与え通電するこ
とによって、電気めっきする。このコンダクタロール1
は、一般に表面が平滑なロール又は表面粗度Raが2程
度のロールが用いられている。コンダクタロール1は、
バックアプロール12にバックアップされており、めっ
きタンク13内のメインアノード15上に設けられたア
ノード14と共働して鋼帯10に電気めっきを行う。
【0003】コンダクタロールは、鋼帯に付着して来た
付着物が付着、堆積したり、めっき液との接触によって
めっき金属が付着したり、めっき後の鋼帯に付着しため
っき金属やスラッジ等の付着物が付着、堆積し、通電不
良を起したり、コンダクタロールに堆積した付着物が鋼
帯に転写され製品不良を起こしたり、押傷を作ったりす
るといった問題がある。
付着物が付着、堆積したり、めっき液との接触によって
めっき金属が付着したり、めっき後の鋼帯に付着しため
っき金属やスラッジ等の付着物が付着、堆積し、通電不
良を起したり、コンダクタロールに堆積した付着物が鋼
帯に転写され製品不良を起こしたり、押傷を作ったりす
るといった問題がある。
【0004】こうした問題を解決するために、図4に例
示したように、コンダクタロール1を研削し、付着物を
除去するロールポリッシャ23が配置され、コンダクタ
ロール1表面の付着物を除去する技術があり、実開平2
−69967号公報等に開示されている。しかしなが
ら、ロールポリッシャを用いてもその際発生する研削粉
やスラッジが鋼板とコンダクタロールの間に噛み込み押
し傷を発生する問題があった。
示したように、コンダクタロール1を研削し、付着物を
除去するロールポリッシャ23が配置され、コンダクタ
ロール1表面の付着物を除去する技術があり、実開平2
−69967号公報等に開示されている。しかしなが
ら、ロールポリッシャを用いてもその際発生する研削粉
やスラッジが鋼板とコンダクタロールの間に噛み込み押
し傷を発生する問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように鋼帯の電
気めっき装置では、コンダクタロールに付着した付着物
が通電不良、付着物転写、押しきず等を生ずるので、コ
ンダクタロール面から付着物を排除する必要がある。本
発明はこれらの付着物が鋼板に悪影響を及ぼさないよう
にすると共に、ロール表面から除去することを目的とす
る。
気めっき装置では、コンダクタロールに付着した付着物
が通電不良、付着物転写、押しきず等を生ずるので、コ
ンダクタロール面から付着物を排除する必要がある。本
発明はこれらの付着物が鋼板に悪影響を及ぼさないよう
にすると共に、ロール表面から除去することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、コンダクタロールの表面に多数条の溝を
設けたものである。コンダクタロールの溝をロール表面
の周方向に設け、ブラシ状ロールから成るロールポリッ
シャにより溝内にある異物を容易に除去することが好ま
しい。またロール表面の溝は幅2.0mmから3.0m
mの範囲としたので、めっき液中のスラッジの粒径(約
1mm)より大きく、スラッジが溝の中に入り易い。ま
た溝をロール表面にロール軸方向に向けて設けると、ス
ラッジが溝内に捕獲され易い。
決するために、コンダクタロールの表面に多数条の溝を
設けたものである。コンダクタロールの溝をロール表面
の周方向に設け、ブラシ状ロールから成るロールポリッ
シャにより溝内にある異物を容易に除去することが好ま
しい。またロール表面の溝は幅2.0mmから3.0m
mの範囲としたので、めっき液中のスラッジの粒径(約
1mm)より大きく、スラッジが溝の中に入り易い。ま
た溝をロール表面にロール軸方向に向けて設けると、ス
ラッジが溝内に捕獲され易い。
【0007】またさらに好ましくは、ロール表面の周方
向に溝を有するコンダクタロールと溝方向に回転するブ
ラシ状ロールポリッシャを用いると、清掃除去が容易で
好ましい。本発明によれば、コンダクタロールに溝を付
けることにより、ロール表面研削時に発生する研削粉や
めっき液体のスラジがコンダクタロールの溝に中に容易
に入り、鋼板とロールとの間にこれらの異物が噛み込む
ことがなくなり、その結果鋼板の押し傷発生を防止する
ことができる。
向に溝を有するコンダクタロールと溝方向に回転するブ
ラシ状ロールポリッシャを用いると、清掃除去が容易で
好ましい。本発明によれば、コンダクタロールに溝を付
けることにより、ロール表面研削時に発生する研削粉や
めっき液体のスラジがコンダクタロールの溝に中に容易
に入り、鋼板とロールとの間にこれらの異物が噛み込む
ことがなくなり、その結果鋼板の押し傷発生を防止する
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図4は、めっき装置の構成を示す
図である。コンダクタロール1は、通電中表面に錫が付
着するため、ロールポリッシャ23により、それらが研
削される。この研削の際に発生する研削粉は、従来のよ
うにコンダクタロールを平坦なロールにした場合にはコ
ンダクタロール1と鋼板10との間に噛み込むための鋼
板10に押し傷を発生させていた。また、ノズル配管2
1の先端のノズル20からめっき液を供給しているがそ
のめっき液中に含まれるスラジもコンダクタロール1を
平坦なロールにした場合に、同様に押し傷を発生させて
いた。
図である。コンダクタロール1は、通電中表面に錫が付
着するため、ロールポリッシャ23により、それらが研
削される。この研削の際に発生する研削粉は、従来のよ
うにコンダクタロールを平坦なロールにした場合にはコ
ンダクタロール1と鋼板10との間に噛み込むための鋼
板10に押し傷を発生させていた。また、ノズル配管2
1の先端のノズル20からめっき液を供給しているがそ
のめっき液中に含まれるスラジもコンダクタロール1を
平坦なロールにした場合に、同様に押し傷を発生させて
いた。
【0009】図1は、本発明の縦溝付コンダクタロール
を示す図で、(a)は側面図、(b)はそのA部拡大図
である。図1(b)に示す溝2のピッチ及び深さは、ロ
ールポリッシャ23から発生する研削粉及びスラジの最
大粒径約1.0mmより若干大きい2.0mm〜3.0
mmにした。従って、コンダクタロール1と鋼板10と
の間に研削粉やスラジが入り込んでも縦溝2の中に入り
進行方向に排除され、コンダクタロール2と鋼板10と
の間に噛み込むことがないので、鋼板10に押し傷を発
生させることがなくなった。
を示す図で、(a)は側面図、(b)はそのA部拡大図
である。図1(b)に示す溝2のピッチ及び深さは、ロ
ールポリッシャ23から発生する研削粉及びスラジの最
大粒径約1.0mmより若干大きい2.0mm〜3.0
mmにした。従って、コンダクタロール1と鋼板10と
の間に研削粉やスラジが入り込んでも縦溝2の中に入り
進行方向に排除され、コンダクタロール2と鋼板10と
の間に噛み込むことがないので、鋼板10に押し傷を発
生させることがなくなった。
【0010】図2は、本発明の横溝4付コンダクタロー
ルを示す図である。横溝付コンダクタロールを使用した
場合においても、前記縦溝付コンダクタロールの場合と
同様、溝のピッチ及び深さを2.0mm以上にすること
により、研削粉及びスラジを進行方向に排除し、鋼板の
押し傷を防ぐことができた。コンダクタロールの溝はス
ラッジが入るように、2.0mm〜3.0mmとするこ
とが好ましく、さらにコンダクタロールの溝は清掃の観
点から図2のごとく周方向に溝を有することが好まし
い。
ルを示す図である。横溝付コンダクタロールを使用した
場合においても、前記縦溝付コンダクタロールの場合と
同様、溝のピッチ及び深さを2.0mm以上にすること
により、研削粉及びスラジを進行方向に排除し、鋼板の
押し傷を防ぐことができた。コンダクタロールの溝はス
ラッジが入るように、2.0mm〜3.0mmとするこ
とが好ましく、さらにコンダクタロールの溝は清掃の観
点から図2のごとく周方向に溝を有することが好まし
い。
【0011】さらに好ましくは、図3に示すように溝方
向に回転するブラシ状ロールポリッシャ5を併用するこ
とにより容易に表面を清浄化すると共に、溝2内のスラ
ッジを排除するのでより好ましい。図3の装置を用いた
ときのめっき鋼帯表面欠陥を調査した。その結果を表1
に示した。従来、めっき鋼帯表面欠陥は5回/月〜10
回/月であり、本発明の結果表面欠陥は大幅に改善され
た。
向に回転するブラシ状ロールポリッシャ5を併用するこ
とにより容易に表面を清浄化すると共に、溝2内のスラ
ッジを排除するのでより好ましい。図3の装置を用いた
ときのめっき鋼帯表面欠陥を調査した。その結果を表1
に示した。従来、めっき鋼帯表面欠陥は5回/月〜10
回/月であり、本発明の結果表面欠陥は大幅に改善され
た。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明の効果】本発明は、コンダクタロールにロールポ
リッシング時に発生する研削粉及びめっき液中のスラジ
の粒径より若干大きい溝を付けたので鋼板の押し傷など
の表面欠陥の発生をなくすことができた。
リッシング時に発生する研削粉及びめっき液中のスラジ
の粒径より若干大きい溝を付けたので鋼板の押し傷など
の表面欠陥の発生をなくすことができた。
【図1】実施例の縦溝付コンダクタロールを示す側面図
である。
である。
【図2】実施例の横溝付コンダクタロールを示す側面図
である。
である。
【図3】ロールポリッシャを備えたロールの側面図であ
る。
る。
【図4】めっき装置の全体構成を示す模式図である。
1 コンダクタロール 2 縦溝 4 横溝 5 ロールポリッシャ 10 鋼板 11 進行方向 12 バックアップロール 13 めっきタンク 14 アノード 15 メインアノード 20 ノズル 21 ノズル配管
Claims (4)
- 【請求項1】 鋼帯の電気めっき装置の通電ロールであ
って、ロール表面に多数条の溝を設けたことを特徴とす
るコンダクタロール。 - 【請求項2】 ロール表面に溝を有するコンダクタロー
ルと、該コンダクタロール表面を研削するブラシ状ロー
ルポリッシャとを備えたことを特徴とする電気めっき装
置。 - 【請求項3】 前記ロール表面の溝が、ロール周方向の
溝であることを特徴とする請求項2記載の電気めっき装
置。 - 【請求項4】 前記ロール表面の溝が、幅2.0mmか
ら3.0mmの溝であることを特徴とする請求項2又は
3記載の電気めっき装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24800396A JPH1088388A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | コンダクタロール及び電気めっき装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24800396A JPH1088388A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | コンダクタロール及び電気めっき装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1088388A true JPH1088388A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17171751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24800396A Withdrawn JPH1088388A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | コンダクタロール及び電気めっき装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1088388A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007186755A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Jfe Steel Kk | 錫めっき鋼帯の製造方法と錫めっきセル |
| JP2008303410A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Nippon Steel Corp | 連続電気めっき装置用のコンダクターロール、金属鋼帯の連続電気めっき装置、電気めっき金属鋼帯、及び表面処理鋼板 |
| CN102124539A (zh) * | 2008-06-17 | 2011-07-13 | 施耐德电气美国股份有限公司 | 圆片级电弧检测装置和方法 |
| JP2012025988A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Jfe Steel Corp | 通電ロールの交換要否の判定方法 |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP24800396A patent/JPH1088388A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007186755A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Jfe Steel Kk | 錫めっき鋼帯の製造方法と錫めっきセル |
| JP2008303410A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Nippon Steel Corp | 連続電気めっき装置用のコンダクターロール、金属鋼帯の連続電気めっき装置、電気めっき金属鋼帯、及び表面処理鋼板 |
| CN102124539A (zh) * | 2008-06-17 | 2011-07-13 | 施耐德电气美国股份有限公司 | 圆片级电弧检测装置和方法 |
| JP2012025988A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Jfe Steel Corp | 通電ロールの交換要否の判定方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |