JPH1090832A - シートフイルムパック - Google Patents
シートフイルムパックInfo
- Publication number
- JPH1090832A JPH1090832A JP24053996A JP24053996A JPH1090832A JP H1090832 A JPH1090832 A JP H1090832A JP 24053996 A JP24053996 A JP 24053996A JP 24053996 A JP24053996 A JP 24053996A JP H1090832 A JPH1090832 A JP H1090832A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pack
- sheet film
- lid
- opening
- film unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 21
- 239000010703 silicon Substances 0.000 claims abstract description 21
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 claims abstract description 14
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 claims abstract description 14
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims abstract description 4
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 12
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 claims description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 claims 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 claims 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 19
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 abstract description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 10
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 8
- 239000004594 Masterbatch (MB) Substances 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 235000013870 dimethyl polysiloxane Nutrition 0.000 description 1
- 239000004205 dimethyl polysiloxane Substances 0.000 description 1
- -1 for example Chemical compound 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 229920000435 poly(dimethylsiloxane) Polymers 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 引蓋の機械的強度の向上と動作抵抗の軽減を
図る。 【解決手段】 引蓋を0.5%〜2.0%のシリコンが
添加されたポリカーボネート樹脂で射出成形した。前記
シリコン入りポリカーボネート樹脂の物性値は、引張強
度が550kg/cm2以上、曲げ弾性率20000kg/cm2以
上、かつメルトフローインデックスが5g/10min 〜20
g/10min とした。
図る。 【解決手段】 引蓋を0.5%〜2.0%のシリコンが
添加されたポリカーボネート樹脂で射出成形した。前記
シリコン入りポリカーボネート樹脂の物性値は、引張強
度が550kg/cm2以上、曲げ弾性率20000kg/cm2以
上、かつメルトフローインデックスが5g/10min 〜20
g/10min とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートフイルムを
複数枚積層して収納し、これらのシートフイルムに順次
に撮影を行ってゆくシートフイルムパックの改良に関す
るものである。
複数枚積層して収納し、これらのシートフイルムに順次
に撮影を行ってゆくシートフイルムパックの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】シートフイルムパックは、パックホルダ
に装填して使用され、引蓋の押し引き操作を行うことに
より大型カメラで連続撮影を可能にするものである。シ
ートフイルムパックのパック本体には、4×5インチの
シートフイルムを1枚ずつシースに収納したシートフイ
ルムユニットが複数枚積層して収納されている。また、
パック本体の内壁底面には、積層したシートフイルムユ
ニットをパック本体の上方に付勢する圧板バネが設けら
れている。
に装填して使用され、引蓋の押し引き操作を行うことに
より大型カメラで連続撮影を可能にするものである。シ
ートフイルムパックのパック本体には、4×5インチの
シートフイルムを1枚ずつシースに収納したシートフイ
ルムユニットが複数枚積層して収納されている。また、
パック本体の内壁底面には、積層したシートフイルムユ
ニットをパック本体の上方に付勢する圧板バネが設けら
れている。
【0003】フイルムパックをパックホルダに装填して
パックホルダの蓋を閉じた後、引蓋をいっぱいまで引く
と、ホルダ本体側に設けられた係止爪が、引蓋の先端部
に形成された係止孔に係合して引蓋の抜けを防止するよ
うになっている。これにより、パック本体の開口が全開
した状態になるから、最上層のシートフイルムユニット
がパック本体の開口からホルダ本体の露光位置に移動す
る。この露光位置を規定し、露光開口が形成されたホル
ダ本体の上部内壁には、露光済みのシートフイルムユニ
ットをホルダ本体の内壁底面へ付勢する複数の板バネが
取り付けられている。
パックホルダの蓋を閉じた後、引蓋をいっぱいまで引く
と、ホルダ本体側に設けられた係止爪が、引蓋の先端部
に形成された係止孔に係合して引蓋の抜けを防止するよ
うになっている。これにより、パック本体の開口が全開
した状態になるから、最上層のシートフイルムユニット
がパック本体の開口からホルダ本体の露光位置に移動す
る。この露光位置を規定し、露光開口が形成されたホル
ダ本体の上部内壁には、露光済みのシートフイルムユニ
ットをホルダ本体の内壁底面へ付勢する複数の板バネが
取り付けられている。
【0004】引蓋を元の位置に戻すと、引蓋は最上層の
シートフイルムユニットと次のシートフイルムユニット
との間に挿入される。この後、カメラのシャッタを開閉
させて撮影を行ってから引蓋を引くと、ホルダ本体の内
側に設けられた中枠がパック本体を保持した状態でスラ
イドして引き出される。このとき、露光済みのシートフ
イルムユニットは、ホルダ本体の内壁に形成された突条
部に係止して露光位置に停止したままであるから、前記
板バネによってホルダ本体の内壁底側に向かって押しつ
けられる。
シートフイルムユニットと次のシートフイルムユニット
との間に挿入される。この後、カメラのシャッタを開閉
させて撮影を行ってから引蓋を引くと、ホルダ本体の内
側に設けられた中枠がパック本体を保持した状態でスラ
イドして引き出される。このとき、露光済みのシートフ
イルムユニットは、ホルダ本体の内壁に形成された突条
部に係止して露光位置に停止したままであるから、前記
板バネによってホルダ本体の内壁底側に向かって押しつ
けられる。
【0005】続いて引蓋を元の位置に押し戻すと、中枠
とともにパック本体がホルダ本体の元の位置に戻る。こ
のとき、間仕切り板の下端とパック本体の底面との開口
から露光済みのシートフイルムユニットが積層したシー
トフイルムユニットの最下層に収納される。以上の操作
を繰り返すことにより、パック本体に収納されている全
部のシートフイルムユニットを連続的に撮影することが
できる。
とともにパック本体がホルダ本体の元の位置に戻る。こ
のとき、間仕切り板の下端とパック本体の底面との開口
から露光済みのシートフイルムユニットが積層したシー
トフイルムユニットの最下層に収納される。以上の操作
を繰り返すことにより、パック本体に収納されている全
部のシートフイルムユニットを連続的に撮影することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、撮影
準備のため引蓋をいっぱいまで引き出すと、引蓋の係止
孔にホルダ本体側の係止爪が係合してそれ以上の引蓋の
引き出しを阻止するようになっている。このため、勢い
よく引蓋を引っ張ると、引蓋の係止孔の縁に過剰な力が
加わって、この部分に変形や欠けが生じる場合があっ
た。また、一旦引き出した引蓋を戻す際に、引蓋が最上
層のシートフイルムユニットと次のシートフイルムユニ
ットとの間に挿入されるため、引蓋の表裏面は2枚のシ
ートフイルムユニットに挟まれて擦られる。このとき発
生する抵抗が大きいと、引蓋操作の振動がカメラに伝わ
るため、この直後にレリーズ操作を行った場合には、ピ
ント不良が発生するという問題があった。
準備のため引蓋をいっぱいまで引き出すと、引蓋の係止
孔にホルダ本体側の係止爪が係合してそれ以上の引蓋の
引き出しを阻止するようになっている。このため、勢い
よく引蓋を引っ張ると、引蓋の係止孔の縁に過剰な力が
加わって、この部分に変形や欠けが生じる場合があっ
た。また、一旦引き出した引蓋を戻す際に、引蓋が最上
層のシートフイルムユニットと次のシートフイルムユニ
ットとの間に挿入されるため、引蓋の表裏面は2枚のシ
ートフイルムユニットに挟まれて擦られる。このとき発
生する抵抗が大きいと、引蓋操作の振動がカメラに伝わ
るため、この直後にレリーズ操作を行った場合には、ピ
ント不良が発生するという問題があった。
【0007】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、引蓋の機械的強度の向上と動作抵抗の軽減を図った
シートフイルムパックを提供することを目的とする。
で、引蓋の機械的強度の向上と動作抵抗の軽減を図った
シートフイルムパックを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシートフイルムパックは、1枚のシートフ
イルムがシースによって平面状に保持されたシートフイ
ルムユニットを複数枚積層して収納するパック本体と、
このパック本体の前面壁に形成され、最上層のシートフ
イルムユニットを露呈させる開口と、パック本体にスラ
イド自在に設けられ、前記開口を開閉する引蓋とを備え
たシートフイルムパックにおいて、前記引蓋は、シリコ
ンを0.5%〜2.0%添加したポリカーボネート樹脂
を用いて射出成形したものである。
に、本発明のシートフイルムパックは、1枚のシートフ
イルムがシースによって平面状に保持されたシートフイ
ルムユニットを複数枚積層して収納するパック本体と、
このパック本体の前面壁に形成され、最上層のシートフ
イルムユニットを露呈させる開口と、パック本体にスラ
イド自在に設けられ、前記開口を開閉する引蓋とを備え
たシートフイルムパックにおいて、前記引蓋は、シリコ
ンを0.5%〜2.0%添加したポリカーボネート樹脂
を用いて射出成形したものである。
【0009】前記シリコンを添加したポリカーボネート
樹脂は、引張強度が550kg/cm2以上、曲げ弾性率20
000kg/cm2以上、かつメルトフローインデックスが5
g/10min 〜20g/10min の物性値としたものである。
樹脂は、引張強度が550kg/cm2以上、曲げ弾性率20
000kg/cm2以上、かつメルトフローインデックスが5
g/10min 〜20g/10min の物性値としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1において、本発明を適用した
シートフイルムパック1は、端部に着脱自在なキャップ
部材2を有する箱型のパック本体3と、その中に積層し
て収納された複数枚,例えば8枚のシートフイルムユニ
ット4と、パック本体3の上部(カメラに取り付ける
側)に形成された開口3aを開閉する把手5a付きの引
蓋5とを備えている。シートフイルムユニット4は、4
×5インチサイズのシートフイルム6と、これを収納す
るプラスチック製のシース7とから構成されている。
シートフイルムパック1は、端部に着脱自在なキャップ
部材2を有する箱型のパック本体3と、その中に積層し
て収納された複数枚,例えば8枚のシートフイルムユニ
ット4と、パック本体3の上部(カメラに取り付ける
側)に形成された開口3aを開閉する把手5a付きの引
蓋5とを備えている。シートフイルムユニット4は、4
×5インチサイズのシートフイルム6と、これを収納す
るプラスチック製のシース7とから構成されている。
【0011】引蓋5はシートフイルムユニット4よりも
サイズが大きく、把手5aを持って押し引きすることに
より、パック本体3の両縁部に形成した一対のガイドレ
ール8,9の溝8a,9aに沿ってスライドさせること
ができる。図2に示すように、シートフイルムパック1
をパックホルダ10に装填する以前は、引蓋5は、この
先端部5bに形成された一対の係止穴5c,5dがキャ
ップ部材2の爪部材12に形成された一対の爪部12
a,12bに係合されるとともに、把手5a近傍に設け
られた突条部5eがパック本体3の端部に当接し、開口
3aを閉じる位置に係止されている。
サイズが大きく、把手5aを持って押し引きすることに
より、パック本体3の両縁部に形成した一対のガイドレ
ール8,9の溝8a,9aに沿ってスライドさせること
ができる。図2に示すように、シートフイルムパック1
をパックホルダ10に装填する以前は、引蓋5は、この
先端部5bに形成された一対の係止穴5c,5dがキャ
ップ部材2の爪部材12に形成された一対の爪部12
a,12bに係合されるとともに、把手5a近傍に設け
られた突条部5eがパック本体3の端部に当接し、開口
3aを閉じる位置に係止されている。
【0012】後述するように、フイルムパック1をパッ
クホルダ10に装填してパックホルダの蓋51を閉じた
後、引蓋5をいっぱいまで引くと、ホルダ本体10a側
に設けられた係止爪が、引蓋5の係止穴5c,5dに係
合して引蓋5の抜けを防止するようになっている。すな
わち、係止穴5c,5dの縁には大きな力が加えられる
から、本発明に係る引蓋5は機械的強度が高いポリカー
ボネート樹脂を用いて射出成形してある。
クホルダ10に装填してパックホルダの蓋51を閉じた
後、引蓋5をいっぱいまで引くと、ホルダ本体10a側
に設けられた係止爪が、引蓋5の係止穴5c,5dに係
合して引蓋5の抜けを防止するようになっている。すな
わち、係止穴5c,5dの縁には大きな力が加えられる
から、本発明に係る引蓋5は機械的強度が高いポリカー
ボネート樹脂を用いて射出成形してある。
【0013】また、一旦引き出した引蓋5を戻す際に
は、引蓋5が最上層のシートフイルムユニット4aと次
のシートフイルムユニット4bとの間に挿入されるた
め、引蓋5の表裏面は2枚のシートフイルムユニット4
a,4bに挟まれて擦られる。このとき発生する抵抗力
が強いと、カメラが振動してピント不良の原因となるか
ら、摺動抵抗を軽減するシリコンを前記ポリカーボネー
ト樹脂に添加するのが望ましい。しかしながら、シリコ
ンの添加量が多いと、摺動抵抗は減少するが、射出成形
時に押し出しスクリューと材料がスリップして成形が不
安定になり、成形寸法にバラツキが生じる。そこで、シ
リコンの添加量と、動作性(動作抵抗)、成形性との関
係をテストし、下記の表1を得た。なお、シリコンとし
ては、例えば信越化学工業株式会社製シリコンオイル
(KF96H,ジメチルポリシロキサン)を用いる。ま
た、この表1中の符号◎,○,●,△,×は、それぞれ
「優れている」,「良好」,「実用可」,「要改善」,
「実用不可」の各評価を示している。
は、引蓋5が最上層のシートフイルムユニット4aと次
のシートフイルムユニット4bとの間に挿入されるた
め、引蓋5の表裏面は2枚のシートフイルムユニット4
a,4bに挟まれて擦られる。このとき発生する抵抗力
が強いと、カメラが振動してピント不良の原因となるか
ら、摺動抵抗を軽減するシリコンを前記ポリカーボネー
ト樹脂に添加するのが望ましい。しかしながら、シリコ
ンの添加量が多いと、摺動抵抗は減少するが、射出成形
時に押し出しスクリューと材料がスリップして成形が不
安定になり、成形寸法にバラツキが生じる。そこで、シ
リコンの添加量と、動作性(動作抵抗)、成形性との関
係をテストし、下記の表1を得た。なお、シリコンとし
ては、例えば信越化学工業株式会社製シリコンオイル
(KF96H,ジメチルポリシロキサン)を用いる。ま
た、この表1中の符号◎,○,●,△,×は、それぞれ
「優れている」,「良好」,「実用可」,「要改善」,
「実用不可」の各評価を示している。
【0014】
【表1】
【0015】この表1から、シリコンの添加量は、動作
性と成形性の両方がバランスよく満足される0.5%〜
2.0%の範囲とするのがよいことが分かる。また、特
に好ましくは0.7%〜1.3%の範囲がよく、本実施
形態では1.0%とした。
性と成形性の両方がバランスよく満足される0.5%〜
2.0%の範囲とするのがよいことが分かる。また、特
に好ましくは0.7%〜1.3%の範囲がよく、本実施
形態では1.0%とした。
【0016】また、引蓋5には、押し引き操作時に変形
しないように十分な曲げ強さが要求される。また、撮影
準備のために一旦引き出した引蓋5を戻す際に、引蓋5
が最上層のシートフイルムユニット4aと次のシートフ
イルムユニット4bとの間に挿入する関係上、引蓋5は
肉薄とする必要があり、射出成形材料には良好な流動性
が要求される。
しないように十分な曲げ強さが要求される。また、撮影
準備のために一旦引き出した引蓋5を戻す際に、引蓋5
が最上層のシートフイルムユニット4aと次のシートフ
イルムユニット4bとの間に挿入する関係上、引蓋5は
肉薄とする必要があり、射出成形材料には良好な流動性
が要求される。
【0017】そこで、本実施形態の引蓋5に使用するシ
リコン入りポリカーボネート樹脂は、引張強度が550
kg/cm2以上、曲げ弾性率20000kg/cm2以上、かつメ
ルトフローインデックスが5g/10min 〜20g/10min の
物性値のものを採用した。
リコン入りポリカーボネート樹脂は、引張強度が550
kg/cm2以上、曲げ弾性率20000kg/cm2以上、かつメ
ルトフローインデックスが5g/10min 〜20g/10min の
物性値のものを採用した。
【0018】本実施形態の引蓋5の成形材料として使用
したマスターバッチは下記に示す表2のような成分構成
となっている。
したマスターバッチは下記に示す表2のような成分構成
となっている。
【0019】
【表2】
【0020】引蓋5の射出成形時に、上記マスターバッ
チをベースレジンであるポリカーボネート樹脂に添加し
て、シリコン濃度が1.0%となるように調整する。そ
して、このシリコン濃度を調整した射出成形材料を用い
て、例えば下記の表3に示す条件で射出成形を行う。な
お、成形機は、日精樹脂工業製のFS−180/355
SE型(商品名)を用いた。
チをベースレジンであるポリカーボネート樹脂に添加し
て、シリコン濃度が1.0%となるように調整する。そ
して、このシリコン濃度を調整した射出成形材料を用い
て、例えば下記の表3に示す条件で射出成形を行う。な
お、成形機は、日精樹脂工業製のFS−180/355
SE型(商品名)を用いた。
【0021】
【表3】
【0022】また、本実施形態では、パック本体3とシ
ートフイルムユニット4,引蓋5との摺動抵抗を減少さ
せるため、引蓋5だけでなく、パック本体3の射出成形
材料にもシリコンを添加した。パック本体3にシリコン
を添加する場合の添加量と、動作性(動作抵抗)、成形
性との関係をテストし、下記の表4を得た。なお、この
表4中の符号◎,○,●,△,×は、それぞれ「優れて
いる」,「良好」,「実用可」,「要改善」,「実用不
可」の各評価を示している。
ートフイルムユニット4,引蓋5との摺動抵抗を減少さ
せるため、引蓋5だけでなく、パック本体3の射出成形
材料にもシリコンを添加した。パック本体3にシリコン
を添加する場合の添加量と、動作性(動作抵抗)、成形
性との関係をテストし、下記の表4を得た。なお、この
表4中の符号◎,○,●,△,×は、それぞれ「優れて
いる」,「良好」,「実用可」,「要改善」,「実用不
可」の各評価を示している。
【0023】
【表4】
【0024】この表4から、パック本体3の射出成形材
料にシリコンを添加する場合、シリコンの添加量は、動
作性と成形性の両方がバランスよく満足される0.5%
〜2.0%の範囲とするのがよいことが分かる。また、
特に好ましくは1.0%〜1.8%の範囲がよく、本実
施形態では1.5%とした。そこで、パック本体3の射
出成形材料として使用するマスターバッチは、下記の表
5に示す成分構成とした。
料にシリコンを添加する場合、シリコンの添加量は、動
作性と成形性の両方がバランスよく満足される0.5%
〜2.0%の範囲とするのがよいことが分かる。また、
特に好ましくは1.0%〜1.8%の範囲がよく、本実
施形態では1.5%とした。そこで、パック本体3の射
出成形材料として使用するマスターバッチは、下記の表
5に示す成分構成とした。
【0025】
【表5】
【0026】このマスターバッチをベースレジンである
ポリカーボネート樹脂に添加し、射出成形材料の最終シ
リコン濃度が1.5%になるように調整した後、この射
出成形材料を用いてパック本体3を、例えば下記の表6
に示す条件で射出成形した。なお、成形機は、日精樹脂
工業製のFS−180/355SE型(商品名)を用い
た。
ポリカーボネート樹脂に添加し、射出成形材料の最終シ
リコン濃度が1.5%になるように調整した後、この射
出成形材料を用いてパック本体3を、例えば下記の表6
に示す条件で射出成形した。なお、成形機は、日精樹脂
工業製のFS−180/355SE型(商品名)を用い
た。
【0027】
【表6】
【0028】シートフイルムユニット4が積層して収納
されるフイルム収納室3bの底面には、シートフイルム
ユニット4を開口3a側に付勢する圧板バネ15が設け
られている。また、把手5a側には、カウンタ収納室3
cが設けられ、この内部にカウンタ表示板18が設けら
れている。パック本体3のフイルム収納室3bとカウン
タ収納室3cとの間には、V字形の溝20が形成され、
ここにテレンプ部材21が超音波溶着されている。
されるフイルム収納室3bの底面には、シートフイルム
ユニット4を開口3a側に付勢する圧板バネ15が設け
られている。また、把手5a側には、カウンタ収納室3
cが設けられ、この内部にカウンタ表示板18が設けら
れている。パック本体3のフイルム収納室3bとカウン
タ収納室3cとの間には、V字形の溝20が形成され、
ここにテレンプ部材21が超音波溶着されている。
【0029】パック本体3の後端部内側には、シートフ
イルムユニット4の端位置を規制する間仕切り板22
が、フイルム収納室3bの底面23との間に隙間をとっ
て設けられている。この隙間は、露光済みのシートフイ
ルムユニット4を受け入れる回収口24となっている。
イルムユニット4の端位置を規制する間仕切り板22
が、フイルム収納室3bの底面23との間に隙間をとっ
て設けられている。この隙間は、露光済みのシートフイ
ルムユニット4を受け入れる回収口24となっている。
【0030】このように構成されたシートフイルムパッ
ク1を装填して使用するパックホルダ10は、図1に示
すように、ホルダ本体10aと、これに回動自在に取り
付けられた蓋51と、ホルダ本体10a内にスライド自
在に取り付けられた中枠52とからなる。蓋51には、
シートフイルムユニット4よりも小サイズの露光開口5
3が設けられている。蓋51の裏面は、シートフイルム
ユニット4の上面を受け止めてシートフイルムユニット
4を露光位置に位置決めする受け面54になっている。
ク1を装填して使用するパックホルダ10は、図1に示
すように、ホルダ本体10aと、これに回動自在に取り
付けられた蓋51と、ホルダ本体10a内にスライド自
在に取り付けられた中枠52とからなる。蓋51には、
シートフイルムユニット4よりも小サイズの露光開口5
3が設けられている。蓋51の裏面は、シートフイルム
ユニット4の上面を受け止めてシートフイルムユニット
4を露光位置に位置決めする受け面54になっている。
【0031】受け面54の長手方向には、一対の溝54
aが形成されており、この溝54aの底面に一端が固着
された板バネ56が2個ずつ計4個設けられている。こ
の板バネ56は、シートフイルムパック1をパックホル
ダ10内に装填して蓋51を閉じた際にパック本体3を
図中下側に押圧する。更に板バネ56は、露光済みのシ
ートフイルムユニット4を上から押さえつけてホルダ本
体10a内の底側に移動させる。
aが形成されており、この溝54aの底面に一端が固着
された板バネ56が2個ずつ計4個設けられている。こ
の板バネ56は、シートフイルムパック1をパックホル
ダ10内に装填して蓋51を閉じた際にパック本体3を
図中下側に押圧する。更に板バネ56は、露光済みのシ
ートフイルムユニット4を上から押さえつけてホルダ本
体10a内の底側に移動させる。
【0032】蓋51のヒンジ近傍には、シートフイルム
パック1の装填時にキャップ部材2の溝部2aに係合し
てキャップ部材2をパックホルダ10内に係止する突条
部57と、爪部材12の突起12c,12d(図2参
照)を押し下げて爪12a,12bを引蓋5の係合穴5
c,5dから離脱させる一対の突起部58a,58bと
が形成されている。また、蓋51の内壁面で露光開口5
3の短辺側近傍には、蓋51の内壁面と引蓋5との隙間
から外光が入り込むことを阻止するテレンプ部材59が
固着されている。
パック1の装填時にキャップ部材2の溝部2aに係合し
てキャップ部材2をパックホルダ10内に係止する突条
部57と、爪部材12の突起12c,12d(図2参
照)を押し下げて爪12a,12bを引蓋5の係合穴5
c,5dから離脱させる一対の突起部58a,58bと
が形成されている。また、蓋51の内壁面で露光開口5
3の短辺側近傍には、蓋51の内壁面と引蓋5との隙間
から外光が入り込むことを阻止するテレンプ部材59が
固着されている。
【0033】中枠52の前端側に設けられた箱部62,
63内には、ホルダ本体10aとの間で中枠52のスラ
イド移動を制御するとともに、前記カウンタ表示板18
を歩進する機構等が内蔵されている。なお、箱部62,
63の上壁に形成された開口から突出された爪部64,
65は、開口3aの全開時に係止穴5c,5dに係合
し、引蓋5の引抜き範囲の規制等を行う。
63内には、ホルダ本体10aとの間で中枠52のスラ
イド移動を制御するとともに、前記カウンタ表示板18
を歩進する機構等が内蔵されている。なお、箱部62,
63の上壁に形成された開口から突出された爪部64,
65は、開口3aの全開時に係止穴5c,5dに係合
し、引蓋5の引抜き範囲の規制等を行う。
【0034】パックホルダ10の前面には、図3に示す
ように、パックホルダ10を大判カメラ71の露光枠7
2に位置決めする凸条73,74が形成されている。ま
た、符号75は、中枠52がスライドされる摺接面とホ
ルダ本体10aの内壁面との隙間から外光が射し込むこ
とを阻止するテレンプ部材である。
ように、パックホルダ10を大判カメラ71の露光枠7
2に位置決めする凸条73,74が形成されている。ま
た、符号75は、中枠52がスライドされる摺接面とホ
ルダ本体10aの内壁面との隙間から外光が射し込むこ
とを阻止するテレンプ部材である。
【0035】上記シートフイルムパック1をパックホル
ダ10に装填して蓋51を閉じると、突条部57が溝部
2cに係合してキャップ部材2がホルダ10aと蓋51
との間に保持される。そして、突起58a,58bによ
って突起12c,12dが押し下げられて爪部材12が
下方に移動され、爪12a,12bが引蓋5の係合穴5
c,5dから外れるから引蓋5のロックは解除される。
ダ10に装填して蓋51を閉じると、突条部57が溝部
2cに係合してキャップ部材2がホルダ10aと蓋51
との間に保持される。そして、突起58a,58bによ
って突起12c,12dが押し下げられて爪部材12が
下方に移動され、爪12a,12bが引蓋5の係合穴5
c,5dから外れるから引蓋5のロックは解除される。
【0036】パックホルダ10を大判カメラ71の露光
枠72に装着してから、引蓋5をいっぱいまで引き出す
と、爪部64,65が係止穴5c,5dに係合し、パッ
ク本体3の開口3aが完全に開放される図4に示す位置
で停止される。この引蓋5の引き出し操作を素早く行っ
た場合には、係止穴5c,5dの縁に大きな力が加わる
が、上述したように、十分な機械的強度を有する射出成
形材料を用いて引蓋5を成形してあるから、係止穴5
c,5dの縁が変形したり、欠けたりすることはない。
枠72に装着してから、引蓋5をいっぱいまで引き出す
と、爪部64,65が係止穴5c,5dに係合し、パッ
ク本体3の開口3aが完全に開放される図4に示す位置
で停止される。この引蓋5の引き出し操作を素早く行っ
た場合には、係止穴5c,5dの縁に大きな力が加わる
が、上述したように、十分な機械的強度を有する射出成
形材料を用いて引蓋5を成形してあるから、係止穴5
c,5dの縁が変形したり、欠けたりすることはない。
【0037】パック本体3の開口3aが完全に開放され
ると、1枚目のシートフイルムユニット4aは圧板バネ
15によって押し上げられる。このとき、板バネ56に
よってシートフイルムユニット4aは背面側に押圧され
るが、この押しつけ力は、圧板バネ15の押しつけ力よ
り小さいから、シートフイルムユニット4aは開口3a
を通り抜け、パックホルダ10の受け面54に押し付け
られる。また、このとき、箱部52に内臓したラッチ機
構によって中枠52はホルダ本体10aに係止されてお
り、引蓋5の引出し操作に伴って中枠52がスライド移
動されることはない。
ると、1枚目のシートフイルムユニット4aは圧板バネ
15によって押し上げられる。このとき、板バネ56に
よってシートフイルムユニット4aは背面側に押圧され
るが、この押しつけ力は、圧板バネ15の押しつけ力よ
り小さいから、シートフイルムユニット4aは開口3a
を通り抜け、パックホルダ10の受け面54に押し付け
られる。また、このとき、箱部52に内臓したラッチ機
構によって中枠52はホルダ本体10aに係止されてお
り、引蓋5の引出し操作に伴って中枠52がスライド移
動されることはない。
【0038】そして、引蓋5を元の位置に戻す際には、
図5に示すように、引蓋5は1枚目のシートフイルムユ
ニット4aと2枚目のシートフイルムユニット4bとの
間に挿入される。このとき、引蓋5と2枚のシートフイ
ルムユニット4a,4bとの間に摩擦力が生じるが、引
蓋5は上述したようにシリコンを適量に含む射出成形材
料を用いているから、摩擦力が低減され、少ない動作抵
抗で引蓋5を確実に元の位置に戻すことができる。そし
て、露光位置にあるシートフイルムユニット4aの平面
性が確保される。また、箱部62に内臓したラッチ機構
により、引蓋5がパック本体3に係止されるとともに、
ホルダ本体10aと中枠52との係合が解除される。ま
た、撮影者側から見える円弧状突起78の窓に撮影準備
完了を示す表示が出される。この状態で大判カメラのシ
ャッタを開閉することによって、1枚目のシートフイル
ムユニット4aに露光が行われる。
図5に示すように、引蓋5は1枚目のシートフイルムユ
ニット4aと2枚目のシートフイルムユニット4bとの
間に挿入される。このとき、引蓋5と2枚のシートフイ
ルムユニット4a,4bとの間に摩擦力が生じるが、引
蓋5は上述したようにシリコンを適量に含む射出成形材
料を用いているから、摩擦力が低減され、少ない動作抵
抗で引蓋5を確実に元の位置に戻すことができる。そし
て、露光位置にあるシートフイルムユニット4aの平面
性が確保される。また、箱部62に内臓したラッチ機構
により、引蓋5がパック本体3に係止されるとともに、
ホルダ本体10aと中枠52との係合が解除される。ま
た、撮影者側から見える円弧状突起78の窓に撮影準備
完了を示す表示が出される。この状態で大判カメラのシ
ャッタを開閉することによって、1枚目のシートフイル
ムユニット4aに露光が行われる。
【0039】こうして1回目の撮影を終えた後に、把手
5aを把持して引くと、図6に示すように、キャップ部
材2だけをパックホルダ10の奥に残して中枠52とシ
ートフイルムパック1とがパックホルダ10から一体的
に引き出される。このとき、受け面54のエッジ部54
bにより、露光済みの1枚目のシートフイルムユニット
4aはそのままの位置に係止されるため、シートフイル
ムユニット4aは、引蓋5の上面と受け面54との隙間
を通ってパック本体3から抜け出してゆく。
5aを把持して引くと、図6に示すように、キャップ部
材2だけをパックホルダ10の奥に残して中枠52とシ
ートフイルムパック1とがパックホルダ10から一体的
に引き出される。このとき、受け面54のエッジ部54
bにより、露光済みの1枚目のシートフイルムユニット
4aはそのままの位置に係止されるため、シートフイル
ムユニット4aは、引蓋5の上面と受け面54との隙間
を通ってパック本体3から抜け出してゆく。
【0040】パック本体3から排出されたシートフイル
ムユニット4aが板バネ56によってホルダ本体10a
の底側へ押し込まれ、シートフイルムユニット4aの前
端部4pはユニット受け面25に、また後端部4qはキ
ャップ部材2に一体的に設けられたL字形のシース受け
部材31に、それぞれ載った状態になる。そして、中枠
規制手段(図示省略)が作用してそれ以上は中枠52の
引き出しができなくなる。このとき、引蓋5がパック本
体3の開口3aを閉鎖しているから、シートフイルムパ
ック1がパックホルダ10から引き出されても、パック
本体3内のシートフイルムユニット4に外光が及ぶこと
はない。
ムユニット4aが板バネ56によってホルダ本体10a
の底側へ押し込まれ、シートフイルムユニット4aの前
端部4pはユニット受け面25に、また後端部4qはキ
ャップ部材2に一体的に設けられたL字形のシース受け
部材31に、それぞれ載った状態になる。そして、中枠
規制手段(図示省略)が作用してそれ以上は中枠52の
引き出しができなくなる。このとき、引蓋5がパック本
体3の開口3aを閉鎖しているから、シートフイルムパ
ック1がパックホルダ10から引き出されても、パック
本体3内のシートフイルムユニット4に外光が及ぶこと
はない。
【0041】次に、シートフイルムパック1を中枠52
とともにホルダ本体10aに挿入してゆくと、シートフ
イルムユニット4aの後端部4qがシース受け部材31
に押され、シートフイルムユニット4aは回収口24を
通ってパック本体3内に入り込み、圧板バネ15に乗り
上げ、未露光のシートフイルムユニット4の最下層に挿
入される。
とともにホルダ本体10aに挿入してゆくと、シートフ
イルムユニット4aの後端部4qがシース受け部材31
に押され、シートフイルムユニット4aは回収口24を
通ってパック本体3内に入り込み、圧板バネ15に乗り
上げ、未露光のシートフイルムユニット4の最下層に挿
入される。
【0042】このようにして完全にシートフイルムパッ
ク1が中枠52とともにホルダ本体10a内に挿入され
ると、箱部62に内臓されたカウンタ送り爪がパック本
体3aに形成された開口を介してカウンタ表示板18に
係合してカウンタ表示板18を1目盛り分だけ回動歩進
させる。そして、2枚目のシートフイルムユニット4b
が引蓋5の真下に位置している以外は図3と同様の状態
になる。以下、同様の操作を繰り返すことによって次々
と撮影を行うことができる。
ク1が中枠52とともにホルダ本体10a内に挿入され
ると、箱部62に内臓されたカウンタ送り爪がパック本
体3aに形成された開口を介してカウンタ表示板18に
係合してカウンタ表示板18を1目盛り分だけ回動歩進
させる。そして、2枚目のシートフイルムユニット4b
が引蓋5の真下に位置している以外は図3と同様の状態
になる。以下、同様の操作を繰り返すことによって次々
と撮影を行うことができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のシートフ
イルムパックによれば、引蓋をポリカーボネート樹脂で
射出成形したので、引蓋の機械的強度が向上し、勢いよ
く引蓋を抜き差し操作しても、係止孔の縁が破損した
り、変形することを防止できる。また、ポリカーボネー
ト樹脂に0.5%〜2.0%のシリコンを添加したの
で、引蓋の動作抵抗が減少し、軽い力で引蓋の抜き差し
操作を行うことができるようになり、カメラが引蓋の抜
き差し操作で振動して画像のピント不良が発生するよう
なことも防止できる。また、シリコンを添加したポリカ
ーボネート樹脂は、引張強度が550kg/cm2以上、曲げ
弾性率20000kg/cm2以上、かつメルトフローインデ
ックスが5g/10min 〜20g/10min の物性値としたの
で、引蓋の機械的強度の向上,動作抵抗の減少,成形性
の向上の全てが同時に満足できる。
イルムパックによれば、引蓋をポリカーボネート樹脂で
射出成形したので、引蓋の機械的強度が向上し、勢いよ
く引蓋を抜き差し操作しても、係止孔の縁が破損した
り、変形することを防止できる。また、ポリカーボネー
ト樹脂に0.5%〜2.0%のシリコンを添加したの
で、引蓋の動作抵抗が減少し、軽い力で引蓋の抜き差し
操作を行うことができるようになり、カメラが引蓋の抜
き差し操作で振動して画像のピント不良が発生するよう
なことも防止できる。また、シリコンを添加したポリカ
ーボネート樹脂は、引張強度が550kg/cm2以上、曲げ
弾性率20000kg/cm2以上、かつメルトフローインデ
ックスが5g/10min 〜20g/10min の物性値としたの
で、引蓋の機械的強度の向上,動作抵抗の減少,成形性
の向上の全てが同時に満足できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシートフイルムパックとパックホルダ
の外観図である。
の外観図である。
【図2】シートフイルムパックの構造を示す断面図であ
る。
る。
【図3】カメラに取り付けた初期状態におけるパックホ
ルダとシートフイルムパックを示す断面図である。
ルダとシートフイルムパックを示す断面図である。
【図4】図3に示した状態から引蓋を引き出したパック
ホルダとシートフイルムパックを示す断面図である。
ホルダとシートフイルムパックを示す断面図である。
【図5】撮影時のパックホルダとシートフイルムパック
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】撮影後にスライド枠を引き出した状態のパック
ホルダとシートフイルムパックを示す断面図である。
ホルダとシートフイルムパックを示す断面図である。
1 シートフイルムパック 2 キャップ部材 3 パック本体 4 シートフイルムユニット 5 引蓋 5c,5d 係止穴
Claims (2)
- 【請求項1】 1枚のシートフイルムがシースによって
平面状に保持されたシートフイルムユニットを複数枚積
層して収納するパック本体と、このパック本体の前面壁
に形成され、最上層のシートフイルムユニットを露呈さ
せる開口と、パック本体にスライド自在に設けられ、前
記開口を開閉する引蓋とを備えたシートフイルムパック
において、 前記引蓋は、シリコンを0.5%〜2.0%添加したポ
リカーボネート樹脂を用いて射出成形したことを特徴と
するシートフイルムパック。 - 【請求項2】 前記シリコンを添加したポリカーボネー
ト樹脂は、引張強度が550kg/cm2以上、曲げ弾性率2
0000kg/cm2以上、かつメルトフローインデックスが
5g/10min 〜20g/10min の物性値であることを特徴と
する請求項1記載のシートフイルムパック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24053996A JPH1090832A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | シートフイルムパック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24053996A JPH1090832A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | シートフイルムパック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1090832A true JPH1090832A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17061046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24053996A Pending JPH1090832A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | シートフイルムパック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1090832A (ja) |
-
1996
- 1996-09-11 JP JP24053996A patent/JPH1090832A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH1090832A (ja) | シートフイルムパック | |
| JPH032752A (ja) | フィルム一体型カメラの組立方法及びその装置 | |
| US5710952A (en) | Sheet film pack with resilient light trapping mechanism | |
| JPH1031285A (ja) | シートフイルムパック | |
| JPH09146165A (ja) | シートフイルムパック | |
| JP3802470B2 (ja) | シートフイルムパック | |
| JPH10186582A (ja) | フイルムユニット用シース | |
| JPH0934060A (ja) | シートフイルムパック | |
| JPH10104737A (ja) | フイルムパックホルダ | |
| JPH1090833A (ja) | シートフイルムパック | |
| JP2837991B2 (ja) | シートフイルムパック及びこれを使用するパックホルダ | |
| JP2837992B2 (ja) | フイルムパックとパックホルダ | |
| JPH08201983A (ja) | シートフイルムパック | |
| JPH09160123A (ja) | シートフイルムパック | |
| JPH1184515A (ja) | シートフイルムパック用カウンタ機構 | |
| JPH08286270A (ja) | フイルムパックホルダ | |
| JPH10186581A (ja) | フイルムユニット用シース | |
| JPH1020445A (ja) | シートフイルムパック | |
| JP3481709B2 (ja) | シートフイルム用シース | |
| JPH11271873A (ja) | シートフイルムパック用カウンタ機構 | |
| JPH08262558A (ja) | フイルムパックホルダ | |
| JPH08262557A (ja) | フイルムパックホルダ | |
| JP3538740B2 (ja) | 遮光部材 | |
| JP2001125226A (ja) | 遮光性シース及びホルダ | |
| JP2622311B2 (ja) | シートフイルムの装填システム |