JPH1090961A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH1090961A JPH1090961A JP8265555A JP26555596A JPH1090961A JP H1090961 A JPH1090961 A JP H1090961A JP 8265555 A JP8265555 A JP 8265555A JP 26555596 A JP26555596 A JP 26555596A JP H1090961 A JPH1090961 A JP H1090961A
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- toner
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現像剤や像担持体の経時、環境変動に依らず
現像特性の直線近似式を精度よく算出し、該直線近似式
に基づいた画像形成時の各種電位の制御を安定して行う
ことができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体上に複数の基準潜像を形成し、そ
の電位及び現像後のトナー付着量の測定データに基づき
現像ポテンシャルに対してトナー付着量が直線的に変化
する区間を算出し、該区間のうちトナー付着量の測定精
度が高い区間のデータに基づいて上記直線近似式を算出
する。現像特性が変化した場合、測定精度が高い区間に
トナー付着量の測定データが入るように直線近似式に応
じて潜像の光書き込み光量を変更する。
現像特性の直線近似式を精度よく算出し、該直線近似式
に基づいた画像形成時の各種電位の制御を安定して行う
ことができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体上に複数の基準潜像を形成し、そ
の電位及び現像後のトナー付着量の測定データに基づき
現像ポテンシャルに対してトナー付着量が直線的に変化
する区間を算出し、該区間のうちトナー付着量の測定精
度が高い区間のデータに基づいて上記直線近似式を算出
する。現像特性が変化した場合、測定精度が高い区間に
トナー付着量の測定データが入るように直線近似式に応
じて潜像の光書き込み光量を変更する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像形成装置において像担持体上に複
数の基準潜像を形成してその表面電位及び現像後の基準
トナー像のトナー付着量の測定データに基づいて現像装
置の現像特性の直線近似式を算出し、該直線近似式を用
いて画像形成時の各種電位を決定する電位制御方法を採
用した画像形成装置に関するものである。
リ、プリンタ等の画像形成装置において像担持体上に複
数の基準潜像を形成してその表面電位及び現像後の基準
トナー像のトナー付着量の測定データに基づいて現像装
置の現像特性の直線近似式を算出し、該直線近似式を用
いて画像形成時の各種電位を決定する電位制御方法を採
用した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電
子写真方式の画像形成装置においては、一般に感光体ド
ラム等からなる像担持体をモータにより回転させて帯電
装置により像担持体を均一に帯電させた後に像担持体に
対して露光装置による像露光で画像を書き込んで静電潜
像を形成し、この静電潜像を現像装置で現像してから転
写装置で転写材に転写している。そして、カラー画像形
成のためには、上記画像形成プロセスを各色ごとに繰り
返して像担持体上に複数色のカラートナー像を形成し、
それを転写材に一括転写するか、あるいは複数回に分け
て単色のカラートナー像を像担持体上に形成して順次転
写材に転写する方法などが採用されている。
子写真方式の画像形成装置においては、一般に感光体ド
ラム等からなる像担持体をモータにより回転させて帯電
装置により像担持体を均一に帯電させた後に像担持体に
対して露光装置による像露光で画像を書き込んで静電潜
像を形成し、この静電潜像を現像装置で現像してから転
写装置で転写材に転写している。そして、カラー画像形
成のためには、上記画像形成プロセスを各色ごとに繰り
返して像担持体上に複数色のカラートナー像を形成し、
それを転写材に一括転写するか、あるいは複数回に分け
て単色のカラートナー像を像担持体上に形成して順次転
写材に転写する方法などが採用されている。
【0003】このような電子写真方式の画像形成装置に
おいて、像担持体上に基準潜像としてのパッチパターン
の静電潜像を形成してこれを現像装置で現像し、パッチ
パターンの表面電位及びそのトナー付着量から現像特性
を測定し、その現像特性から現像バイアス電位、像担持
体の帯電電位等の各種電位を決定する電位制御方法が知
られている。例えば、予めパッチパターンの数だけ基準
値を用意しておき、これらの基準値と各パッチパターン
上のトナー付着量とをそれぞれ比較することにより各種
電位を決定する電位制御方法がある。また、他の電位
制御方法としては、パッチパターンの表面電位及びトナ
ー付着量をセンサで測定してその測定データから現像装
置の現像特性を直線近似し、その直線近似式の傾きを現
像効率とし、この現像効率から各種電位を求める方法
が提示されている。
おいて、像担持体上に基準潜像としてのパッチパターン
の静電潜像を形成してこれを現像装置で現像し、パッチ
パターンの表面電位及びそのトナー付着量から現像特性
を測定し、その現像特性から現像バイアス電位、像担持
体の帯電電位等の各種電位を決定する電位制御方法が知
られている。例えば、予めパッチパターンの数だけ基準
値を用意しておき、これらの基準値と各パッチパターン
上のトナー付着量とをそれぞれ比較することにより各種
電位を決定する電位制御方法がある。また、他の電位
制御方法としては、パッチパターンの表面電位及びトナ
ー付着量をセンサで測定してその測定データから現像装
置の現像特性を直線近似し、その直線近似式の傾きを現
像効率とし、この現像効率から各種電位を求める方法
が提示されている。
【0004】上記電位制御方法では、基準値を正しく
定めることが困難であり、とりわけ、環境変動、経時変
動の大きな現像剤が用いられる場合には上記各種電位を
制御するアルゴリズムが現像剤の環境変動、経時変動に
よる影響を回避するために複雑になり、安定した電位を
得るのに非常に時間がかかる。また、上記電位制御方法
では、直線近似式の傾きのみから各種電位を決定する
ので、現像剤や像担持体の変動に対して精度の点で十分
であるとは言えず、電位制御が不安定となり易い。とり
わけ、電位変動の影響を受け易いフルカラー複写機に応
用した場合には、電位変化により色変動が起こり易く、
特にフルカラー画像のハイライト部の安定性に欠けるこ
とになる。
定めることが困難であり、とりわけ、環境変動、経時変
動の大きな現像剤が用いられる場合には上記各種電位を
制御するアルゴリズムが現像剤の環境変動、経時変動に
よる影響を回避するために複雑になり、安定した電位を
得るのに非常に時間がかかる。また、上記電位制御方法
では、直線近似式の傾きのみから各種電位を決定する
ので、現像剤や像担持体の変動に対して精度の点で十分
であるとは言えず、電位制御が不安定となり易い。とり
わけ、電位変動の影響を受け易いフルカラー複写機に応
用した場合には、電位変化により色変動が起こり易く、
特にフルカラー画像のハイライト部の安定性に欠けるこ
とになる。
【0005】そこで、本出願人は、上記欠点を改善し、
短時間で精度の良い電位制御を行うことができるととも
に現像剤の環境変動、経時変動による画像再現への影響
を回避することができる電位制御方法として、像担持体
上に形成した複数のパッチパターンの電位及びそのトナ
ー付着量を測定し、該複数組の電位及びトナー付着量の
測定データに基づいて電位及びトナー付着量の関係が直
線的に変化する区間を算出し、この区間における上記測
定した電位及びトナー付着量の測定データから現像特性
を直線近似した直線近似式を得て、この直線近似式を用
いて画像形成時の各種電位を決定するものを提案した
(特願平6−275869号参照)。また、本出願人
は、上記特願平6−275869号において、トナー付
着量の多い多付着部に感度を持たない光学反射式の画像
濃度センサを用い、上記画像濃度センサが感度を有する
領域における上記測定した電位及びトナー付着量の測定
データの関係より求めた直線近似式から上記多付着部の
トナー付着量を演算して求め、この関係から上記画像形
成時の各種電位を決定するものを提案している。この場
合には、上記トナー付着量測定手段として光学反射式の
画像濃度センサを用いても該画像濃度センサの飽和特性
に影響されずに精度の良い電位制御を行うことができ
る。
短時間で精度の良い電位制御を行うことができるととも
に現像剤の環境変動、経時変動による画像再現への影響
を回避することができる電位制御方法として、像担持体
上に形成した複数のパッチパターンの電位及びそのトナ
ー付着量を測定し、該複数組の電位及びトナー付着量の
測定データに基づいて電位及びトナー付着量の関係が直
線的に変化する区間を算出し、この区間における上記測
定した電位及びトナー付着量の測定データから現像特性
を直線近似した直線近似式を得て、この直線近似式を用
いて画像形成時の各種電位を決定するものを提案した
(特願平6−275869号参照)。また、本出願人
は、上記特願平6−275869号において、トナー付
着量の多い多付着部に感度を持たない光学反射式の画像
濃度センサを用い、上記画像濃度センサが感度を有する
領域における上記測定した電位及びトナー付着量の測定
データの関係より求めた直線近似式から上記多付着部の
トナー付着量を演算して求め、この関係から上記画像形
成時の各種電位を決定するものを提案している。この場
合には、上記トナー付着量測定手段として光学反射式の
画像濃度センサを用いても該画像濃度センサの飽和特性
に影響されずに精度の良い電位制御を行うことができ
る。
【0006】また、上記電位制御方法や上記特願平6
−275869号で提案した電位制御方法などにおい
て、トナー付着量測定手段として光学反射式の画像濃度
センサを用いるのが一般的であるが、この光学反射式の
画像濃度センサは測定対象物であるトナーの付着量によ
ってその測定精度が変化する傾向がある。例えば、トナ
ーの付着量が多くなるに従って反射光量が少なくなって
いくため次第に測定精度が低下していくという特徴を有
している。この画像濃度センサの精度の低下は、該セン
サのトナー付着量に対する感度が低下していない区間す
なわち上記パッチパターンの表面電位の測定データに対
してトナー付着量の測定データが直線的に変化している
区間の多付着量側でも生じている場合がある。このよう
に測定精度が低下した画像濃度センサの測定データは測
定誤差を有しているため、該測定データを用いて上記現
像特性の直線近似式を算出すると、該現像特性の直線近
似式の精度が低下し、電位制御が不安定になりやすい。
−275869号で提案した電位制御方法などにおい
て、トナー付着量測定手段として光学反射式の画像濃度
センサを用いるのが一般的であるが、この光学反射式の
画像濃度センサは測定対象物であるトナーの付着量によ
ってその測定精度が変化する傾向がある。例えば、トナ
ーの付着量が多くなるに従って反射光量が少なくなって
いくため次第に測定精度が低下していくという特徴を有
している。この画像濃度センサの精度の低下は、該セン
サのトナー付着量に対する感度が低下していない区間す
なわち上記パッチパターンの表面電位の測定データに対
してトナー付着量の測定データが直線的に変化している
区間の多付着量側でも生じている場合がある。このよう
に測定精度が低下した画像濃度センサの測定データは測
定誤差を有しているため、該測定データを用いて上記現
像特性の直線近似式を算出すると、該現像特性の直線近
似式の精度が低下し、電位制御が不安定になりやすい。
【0007】また、上記現像ポテンシャルに対して上記
トナー付着量の測定データが直線的に変化する区間を算
出し、該区間内にある複数組の表面電位及びトナー付着
量の測定データに基づいて現像装置の現像特性の直線近
似式を算出する場合、上記特願平6−275869号で
示しているように上記パッチパターンの表面電位の間隔
が等間隔になるように上記パッチパターンの潜像を形成
することが一般的である。ところが、前述のように測定
データのすべてが、上記直線的に変化する区間内のもの
であるとは限らず、また所定の測定精度で測定されたも
のとは限らないため、上記現像特性の直線近似式を精度
よく算出するために有効な測定データが不足するおそれ
がある。
トナー付着量の測定データが直線的に変化する区間を算
出し、該区間内にある複数組の表面電位及びトナー付着
量の測定データに基づいて現像装置の現像特性の直線近
似式を算出する場合、上記特願平6−275869号で
示しているように上記パッチパターンの表面電位の間隔
が等間隔になるように上記パッチパターンの潜像を形成
することが一般的である。ところが、前述のように測定
データのすべてが、上記直線的に変化する区間内のもの
であるとは限らず、また所定の測定精度で測定されたも
のとは限らないため、上記現像特性の直線近似式を精度
よく算出するために有効な測定データが不足するおそれ
がある。
【0008】そこで、本出願人は、上記複数組の電位及
びトナー付着量の測定データに基づいて算出された現像
ポテンシャルに対してトナー付着量のデーが直線的に変
化する区間のうちトナー付着量の測定精度が高い区間部
分におけるトナー付着量の測定データの間隔を、該測定
精度が低い区間部分におけるトナー付着量の測定データ
の間隔よりも密にし、該測定精度が高い区間部分内の表
面電位及びトナー付着量の測定データに基づいて現像特
性の直線近似式を得て、この直線近似式を用いて画像形
成時の各種電位を決定する電位制御方法を提案した(特
願平7−233398号)。これによれば、パッチパタ
ーンの形成数が同数の条件下において、測定データ間隔
を等間隔にした場合に比して現像特性の直線近似式の算
出に用いる区間内の測定データの個数を多くすることが
できる。
びトナー付着量の測定データに基づいて算出された現像
ポテンシャルに対してトナー付着量のデーが直線的に変
化する区間のうちトナー付着量の測定精度が高い区間部
分におけるトナー付着量の測定データの間隔を、該測定
精度が低い区間部分におけるトナー付着量の測定データ
の間隔よりも密にし、該測定精度が高い区間部分内の表
面電位及びトナー付着量の測定データに基づいて現像特
性の直線近似式を得て、この直線近似式を用いて画像形
成時の各種電位を決定する電位制御方法を提案した(特
願平7−233398号)。これによれば、パッチパタ
ーンの形成数が同数の条件下において、測定データ間隔
を等間隔にした場合に比して現像特性の直線近似式の算
出に用いる区間内の測定データの個数を多くすることが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特願平
7−233398号の電位制御方法を実施するに当たっ
て、上記パッチパターンの形成条件を固定にした場合、
特に、現像剤及び像保持体としての感光体の環境、経時
変動が大きいと、現像特性が変化し、該現像特性の直線
近似式の算出に用いる区間内の測定データが不足するお
それがあった。
7−233398号の電位制御方法を実施するに当たっ
て、上記パッチパターンの形成条件を固定にした場合、
特に、現像剤及び像保持体としての感光体の環境、経時
変動が大きいと、現像特性が変化し、該現像特性の直線
近似式の算出に用いる区間内の測定データが不足するお
それがあった。
【0010】また、初期設定として上記パッチパターン
の形成条件を予め固定しておくと、現像装置や現像剤の
個体差によって該初期設定が適正ではなく、同様に現像
特性の直線近似式の算出に用いる区間内の測定データが
不足するおそれがあった。これは、現像装置によって現
像剤担持体としての現像スリーブへの現像剤の汲み上げ
量や該現像スリーブと感光体とのギャップなどの現像条
件が異なり、現像剤によって帯電量や剤使用までの放置
時間などが異なるため、これらに起因して現像特性も変
化するためである。
の形成条件を予め固定しておくと、現像装置や現像剤の
個体差によって該初期設定が適正ではなく、同様に現像
特性の直線近似式の算出に用いる区間内の測定データが
不足するおそれがあった。これは、現像装置によって現
像剤担持体としての現像スリーブへの現像剤の汲み上げ
量や該現像スリーブと感光体とのギャップなどの現像条
件が異なり、現像剤によって帯電量や剤使用までの放置
時間などが異なるため、これらに起因して現像特性も変
化するためである。
【0011】上記区間内の測定データが不足すると、現
像特性の直線近似式の精度が低下し、現像バイアス電
位、像担持体の帯電電位等の各種電位設定が適正な値か
ら外れて画像濃度の過不足を生じる。特に、上記フルカ
ラー複写機においては、画像濃度の過不足のみならず、
色調の変化が生じやすくなる。
像特性の直線近似式の精度が低下し、現像バイアス電
位、像担持体の帯電電位等の各種電位設定が適正な値か
ら外れて画像濃度の過不足を生じる。特に、上記フルカ
ラー複写機においては、画像濃度の過不足のみならず、
色調の変化が生じやすくなる。
【0012】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、現像剤及び像担持
体の経時、環境変動、又は、現像装置及び現像剤の個体
差に依らず現像装置の現像特性の直線近似式を精度よく
算出し、該直線近似式に基づいた画像形成時の各種電位
の制御を安定して行うことができる画像形成装置を提供
することを目的とする。
のであり、その目的とするところは、現像剤及び像担持
体の経時、環境変動、又は、現像装置及び現像剤の個体
差に依らず現像装置の現像特性の直線近似式を精度よく
算出し、該直線近似式に基づいた画像形成時の各種電位
の制御を安定して行うことができる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、像担持体上に複数の基準潜像を
形成し、該基準潜像の表面電位を測定し、該複数の基準
潜像を相異なる現像ポテンシャルで現像して複数の基準
トナー像を形成し、該基準トナー像のトナー付着量を測
定し、該複数組の表面電位及びトナー付着量の測定デー
タに基づいて該現像ポテンシャルに対して該トナー付着
量の測定データが直線的に変化する区間を算出し、該区
間内にある複数組の表面電位及びトナー付着量の測定デ
ータに基づいて現像特性の直線近似式を算出し、該直線
近似式を用いて画像形成時の各種電位を決定する画像形
成装置において、上記区間のうち上記トナー付着量の測
定精度が高い区間部分内の表面電位及びトナー付着量の
測定データに基づいて上記直線近似式を算出し、該測定
精度が高い区間部分に該トナー付着量の測定データが入
るように、該直線近似式に応じて次回の該複数の基準潜
像の形成条件を変更することを特徴とするものである。
め、請求項1の発明は、像担持体上に複数の基準潜像を
形成し、該基準潜像の表面電位を測定し、該複数の基準
潜像を相異なる現像ポテンシャルで現像して複数の基準
トナー像を形成し、該基準トナー像のトナー付着量を測
定し、該複数組の表面電位及びトナー付着量の測定デー
タに基づいて該現像ポテンシャルに対して該トナー付着
量の測定データが直線的に変化する区間を算出し、該区
間内にある複数組の表面電位及びトナー付着量の測定デ
ータに基づいて現像特性の直線近似式を算出し、該直線
近似式を用いて画像形成時の各種電位を決定する画像形
成装置において、上記区間のうち上記トナー付着量の測
定精度が高い区間部分内の表面電位及びトナー付着量の
測定データに基づいて上記直線近似式を算出し、該測定
精度が高い区間部分に該トナー付着量の測定データが入
るように、該直線近似式に応じて次回の該複数の基準潜
像の形成条件を変更することを特徴とするものである。
【0014】この画像形成装置は、像担持体上に複数の
基準潜像を形成してその電位及び現像後の基準トナー像
のトナー付着量の測定データに基づいて現像ポテンシャ
ルに対して該トナー付着量の測定データが直線的に変化
する区間を算出し、該区間のうちトナー付着量の測定精
度が高い区間部分内にある複数組の表面電位及びトナー
付着量の測定データに基づいて現像装置の現像特性の直
線近似式を算出し、該直線近似式を用いて画像形成時の
各種電位を決定する。そして、現像剤及び像担持体の経
時、環境変動、又は、現像装置及び現像剤の個体差に起
因して現像特性が変化しても算出された直線近似式に応
じて次回の複数の基準潜像の形成条件を変更することに
より、上記測定精度が高い区間にトナー付着量の測定デ
ータが入るようにする。よって、現像特性の直線近似式
の算出に用いる区間内の測定データが不足することがな
い。
基準潜像を形成してその電位及び現像後の基準トナー像
のトナー付着量の測定データに基づいて現像ポテンシャ
ルに対して該トナー付着量の測定データが直線的に変化
する区間を算出し、該区間のうちトナー付着量の測定精
度が高い区間部分内にある複数組の表面電位及びトナー
付着量の測定データに基づいて現像装置の現像特性の直
線近似式を算出し、該直線近似式を用いて画像形成時の
各種電位を決定する。そして、現像剤及び像担持体の経
時、環境変動、又は、現像装置及び現像剤の個体差に起
因して現像特性が変化しても算出された直線近似式に応
じて次回の複数の基準潜像の形成条件を変更することに
より、上記測定精度が高い区間にトナー付着量の測定デ
ータが入るようにする。よって、現像特性の直線近似式
の算出に用いる区間内の測定データが不足することがな
い。
【0015】請求項2の発明は、像担持体上に複数の基
準潜像を形成し、該基準潜像の表面電位を測定し、該複
数の基準潜像を相異なる現像ポテンシャルで現像して複
数の基準トナー像を形成し、該基準トナー像のトナー付
着量を測定し、該複数組の表面電位及びトナー付着量の
測定データに基づいて該現像ポテンシャルに対して該ト
ナー付着量の測定データが直線的に変化する区間を算出
し、該区間内にある複数組の表面電位及びトナー付着量
の測定データに基づいて現像特性の直線近似式を算出
し、該直線近似式を用いて画像形成時の各種電位を決定
する画像形成装置において、上記区間のうち上記トナー
付着量の測定精度が高い区間部分内の表面電位及びトナ
ー付着量の測定データに基づいて上記直線近似式を算出
し、該トナー付着量の測定データと予め設定された基準
値とを比較し、該比較の結果に応じて、該測定精度が高
い区間部分に該トナー付着量の測定データが入るよう
に、次回の該複数の基準潜像の形成条件を変更すること
を特徴とするものである。
準潜像を形成し、該基準潜像の表面電位を測定し、該複
数の基準潜像を相異なる現像ポテンシャルで現像して複
数の基準トナー像を形成し、該基準トナー像のトナー付
着量を測定し、該複数組の表面電位及びトナー付着量の
測定データに基づいて該現像ポテンシャルに対して該ト
ナー付着量の測定データが直線的に変化する区間を算出
し、該区間内にある複数組の表面電位及びトナー付着量
の測定データに基づいて現像特性の直線近似式を算出
し、該直線近似式を用いて画像形成時の各種電位を決定
する画像形成装置において、上記区間のうち上記トナー
付着量の測定精度が高い区間部分内の表面電位及びトナ
ー付着量の測定データに基づいて上記直線近似式を算出
し、該トナー付着量の測定データと予め設定された基準
値とを比較し、該比較の結果に応じて、該測定精度が高
い区間部分に該トナー付着量の測定データが入るよう
に、次回の該複数の基準潜像の形成条件を変更すること
を特徴とするものである。
【0016】この画像形成装置は、像担持体上に複数の
基準潜像を形成してその電位及び現像後の基準トナー像
のトナー付着量の測定データに基づいて現像ポテンシャ
ルに対して該トナー付着量の測定データが直線的に変化
する区間を算出し、該区間のうちトナー付着量の測定精
度が高い区間部分内にある複数組の表面電位及びトナー
付着量の測定データに基づいて現像装置の現像特性の直
線近似式を算出し、該直線近似式を用いて画像形成時の
各種電位を決定する。そして、現像剤及び像担持体の経
時、環境変動、又は、現像装置及び現像剤の個体差に起
因して現像特性が変化しても、トナー付着量の測定デー
タと予め設定された基準値との比較の結果に応じて次回
の複数の基準トナー像の形成条件を変更することによ
り、上記測定精度が高い区間部分にトナー付着量の測定
データが入るようにする。よって、現像特性の直線近似
式の算出に用いる区間内の測定データが不足することが
ない。ここで、トナー付着量の測定データと基準値との
比較の具体的態様としては、上記測定精度の高い区間部
分から外れた測定データの個数や個々の測定データの外
れ量などの比較が挙げられる。また、基準トナー像の反
射濃度の測定データからトナー付着量を算出する場合、
トナー付着量の測定データと基準値との比較に代えて、
反射濃度の測定データと予め設定された基準値とを比較
してもよい。
基準潜像を形成してその電位及び現像後の基準トナー像
のトナー付着量の測定データに基づいて現像ポテンシャ
ルに対して該トナー付着量の測定データが直線的に変化
する区間を算出し、該区間のうちトナー付着量の測定精
度が高い区間部分内にある複数組の表面電位及びトナー
付着量の測定データに基づいて現像装置の現像特性の直
線近似式を算出し、該直線近似式を用いて画像形成時の
各種電位を決定する。そして、現像剤及び像担持体の経
時、環境変動、又は、現像装置及び現像剤の個体差に起
因して現像特性が変化しても、トナー付着量の測定デー
タと予め設定された基準値との比較の結果に応じて次回
の複数の基準トナー像の形成条件を変更することによ
り、上記測定精度が高い区間部分にトナー付着量の測定
データが入るようにする。よって、現像特性の直線近似
式の算出に用いる区間内の測定データが不足することが
ない。ここで、トナー付着量の測定データと基準値との
比較の具体的態様としては、上記測定精度の高い区間部
分から外れた測定データの個数や個々の測定データの外
れ量などの比較が挙げられる。また、基準トナー像の反
射濃度の測定データからトナー付着量を算出する場合、
トナー付着量の測定データと基準値との比較に代えて、
反射濃度の測定データと予め設定された基準値とを比較
してもよい。
【0017】なお、上記請求項1又は2の発明におい
て、上記複数の基準潜像を相異なる現像ポテンシャルで
現像して複数の基準トナー像を形成するには、例えば該
複数の基準潜像を相異なる表面電位を有するように形成
する。また例えば、該複数の基準潜像を一定の表面電位
を有するように形成し、該基準潜像を相異なる現像バイ
アス電圧を用いて現像して基準トナー像を形成する。ま
た例えば、該基準潜像の表面電位と該現像バイアス電圧
との両方を変化させてもよい。よって、基準トナー像の
形成条件を変更する場合、基準潜像の表面電位の変更、
現像バイアス電圧の変更、又は、基準潜像の表面電位と
現像バイアス電圧両方の変更を行ってもよい。
て、上記複数の基準潜像を相異なる現像ポテンシャルで
現像して複数の基準トナー像を形成するには、例えば該
複数の基準潜像を相異なる表面電位を有するように形成
する。また例えば、該複数の基準潜像を一定の表面電位
を有するように形成し、該基準潜像を相異なる現像バイ
アス電圧を用いて現像して基準トナー像を形成する。ま
た例えば、該基準潜像の表面電位と該現像バイアス電圧
との両方を変化させてもよい。よって、基準トナー像の
形成条件を変更する場合、基準潜像の表面電位の変更、
現像バイアス電圧の変更、又は、基準潜像の表面電位と
現像バイアス電圧両方の変更を行ってもよい。
【0018】
【実施の形態】以下、本発明を画像形成装置に応用した
実施の形態について説明する。図2は本発明を応用した
画像形成装置としてのフルカラー複写機(以下、カラー
複写機という)全体の概略構成図、図3は同カラー複写
機の感光体ドラム・中間転写ベルト周りの拡大図であ
る。図2において、このカラー複写装置は、カラー画像
読み取り装置(以下、カラースキャナーという)1とカ
ラー画像記録装置(以下、カラープリンターという)2
とから構成されている。
実施の形態について説明する。図2は本発明を応用した
画像形成装置としてのフルカラー複写機(以下、カラー
複写機という)全体の概略構成図、図3は同カラー複写
機の感光体ドラム・中間転写ベルト周りの拡大図であ
る。図2において、このカラー複写装置は、カラー画像
読み取り装置(以下、カラースキャナーという)1とカ
ラー画像記録装置(以下、カラープリンターという)2
とから構成されている。
【0019】まず、カラースキャナー1は、原稿3の画
像を照明ランプ4、ミラー群5、及びレンズ6を介して
カラーセンサー7に結像して、原稿のカラー画像情報
を、例えばブルー(Blue、以下Bという)、グリーン
(Green、以下Gという)、レッド(Red、以下Rとい
う)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換
する。そして、このカラースキャナー1で得たB、G、
Rの色分解画像信号強度レベルをもとにして、画像処理
部(図示なし)で色変換処理を行ない、ブラック(以
下、Bkという)、シアン(Cyan、以下Cという)、
マゼンタ(Magenta、以下Mという)、イエロー(Yel
low、以下Yという)のカラー画像データを得る。
像を照明ランプ4、ミラー群5、及びレンズ6を介して
カラーセンサー7に結像して、原稿のカラー画像情報
を、例えばブルー(Blue、以下Bという)、グリーン
(Green、以下Gという)、レッド(Red、以下Rとい
う)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換
する。そして、このカラースキャナー1で得たB、G、
Rの色分解画像信号強度レベルをもとにして、画像処理
部(図示なし)で色変換処理を行ない、ブラック(以
下、Bkという)、シアン(Cyan、以下Cという)、
マゼンタ(Magenta、以下Mという)、イエロー(Yel
low、以下Yという)のカラー画像データを得る。
【0020】次に、カラープリンター2では、そのレー
ザー光学ユニット8で、カラースキャナー1からのカラ
ー画像データを光信号に変換して、原稿画像に対応した
光書き込みを行ない、像担持体としての感光体ドラム9
に静電潜像を形成する。この感光体ドラム9は、矢印の
ように反時計方向に回転し、その回りには、感光体クリ
ーニングユニット(クリーニング前除電器を含む)1
0、除電ランプ11、帯電器12、表面電位測定手段と
しての表面電位センサー13、Bk現像器14、C現像
器15、M現像器16、Y現像器17、現像濃度パター
ン検出用の画像濃度測定手段としての光反射型の光学セ
ンサ18、中間転写ベルト19等が配置されている。各
現像器は、静電潜像を現像するために現像剤の穂を感光
体ドラム9の表面に接触させて回転する現像スリーブ
(14a、15a、16a、17a)と、現像剤を汲み
上げ・撹拌するために回転する現像パドル(14b、1
5b、16b、17b)、及び現像剤のトナー濃度を測
定するトナー濃度測定手段としてのトナー濃度センサ
(14c、15c、16c、17c)等で構成されてい
る。
ザー光学ユニット8で、カラースキャナー1からのカラ
ー画像データを光信号に変換して、原稿画像に対応した
光書き込みを行ない、像担持体としての感光体ドラム9
に静電潜像を形成する。この感光体ドラム9は、矢印の
ように反時計方向に回転し、その回りには、感光体クリ
ーニングユニット(クリーニング前除電器を含む)1
0、除電ランプ11、帯電器12、表面電位測定手段と
しての表面電位センサー13、Bk現像器14、C現像
器15、M現像器16、Y現像器17、現像濃度パター
ン検出用の画像濃度測定手段としての光反射型の光学セ
ンサ18、中間転写ベルト19等が配置されている。各
現像器は、静電潜像を現像するために現像剤の穂を感光
体ドラム9の表面に接触させて回転する現像スリーブ
(14a、15a、16a、17a)と、現像剤を汲み
上げ・撹拌するために回転する現像パドル(14b、1
5b、16b、17b)、及び現像剤のトナー濃度を測
定するトナー濃度測定手段としてのトナー濃度センサ
(14c、15c、16c、17c)等で構成されてい
る。
【0021】以下、現像動作の順序(カラートナー像形
成順序)が、Bk、C、M、Yの例でコピー動作の概略
を説明する(ただし、画像形成順序はこれに限定される
ものではない)。コピー動作が開始されると、カラース
キャナー1で所定のタイミングからBk画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザー
光による光書き込み、潜像形成が始まる(以下、Bk画
像データによる静電潜像をBk潜像という。C、M、Y
について、それぞれC潜像、M潜像、Y潜像という)。
このBk潜像の先端部から現像可能とすべくBk現像器
14の現像位置に潜像先端部が到達する前に、現像スリ
ーブ14aを回転開始して、Bk潜像をBkトナーで現
像する。そして以後、Bk潜像領域の現像動作を続け、
潜像後端部がBk現像位置を通過した時点で速やかに現
像スリーブ14a上の現像剤の穂切りを行い、現像不作
動状態にする。この現像剤の穂切りは現像スリーブ14
aの回転方向を現像動作中とは逆方向に切り換えること
で行う。また、上記Bk現像器14の現像不作動状態へ
の切換は、少なくとも次のC画像データによるC潜像先
端部が到達する前に完了させる。
成順序)が、Bk、C、M、Yの例でコピー動作の概略
を説明する(ただし、画像形成順序はこれに限定される
ものではない)。コピー動作が開始されると、カラース
キャナー1で所定のタイミングからBk画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザー
光による光書き込み、潜像形成が始まる(以下、Bk画
像データによる静電潜像をBk潜像という。C、M、Y
について、それぞれC潜像、M潜像、Y潜像という)。
このBk潜像の先端部から現像可能とすべくBk現像器
14の現像位置に潜像先端部が到達する前に、現像スリ
ーブ14aを回転開始して、Bk潜像をBkトナーで現
像する。そして以後、Bk潜像領域の現像動作を続け、
潜像後端部がBk現像位置を通過した時点で速やかに現
像スリーブ14a上の現像剤の穂切りを行い、現像不作
動状態にする。この現像剤の穂切りは現像スリーブ14
aの回転方向を現像動作中とは逆方向に切り換えること
で行う。また、上記Bk現像器14の現像不作動状態へ
の切換は、少なくとも次のC画像データによるC潜像先
端部が到達する前に完了させる。
【0022】ついで、感光体ドラム9に形成したBkト
ナー像を、感光体ドラム9と等速駆動されている中間転
写ベルト19の表面に転写する(以下、感光体ドラム9
から中間転写ベルト19へのトナー像転写をベルト転写
という)。このベルト転写は、感光体ドラム9と中間転
写ベルト19とが接触した状態において、転写バイアス
ローラ20aに所定のバイアス電圧を印加することで行
う。
ナー像を、感光体ドラム9と等速駆動されている中間転
写ベルト19の表面に転写する(以下、感光体ドラム9
から中間転写ベルト19へのトナー像転写をベルト転写
という)。このベルト転写は、感光体ドラム9と中間転
写ベルト19とが接触した状態において、転写バイアス
ローラ20aに所定のバイアス電圧を印加することで行
う。
【0023】同様の動作で感光体ドラム9上に順次C、
M、Yのトナー像を形成し(Bk、C、M、Yの順序は
これに限るものではない。)、中間転写ベルト19上で
順次正確に位置合せされて4色重ねのベルト転写画像を
形成し、その後紙転写ユニット23によって転写紙24
に一括して紙転写を行う。
M、Yのトナー像を形成し(Bk、C、M、Yの順序は
これに限るものではない。)、中間転写ベルト19上で
順次正確に位置合せされて4色重ねのベルト転写画像を
形成し、その後紙転写ユニット23によって転写紙24
に一括して紙転写を行う。
【0024】上記中間転写ベルトユニットでは、中間転
写ベルト19が駆動ローラ21、転写バイアスローラ2
0及び従動ローラ群に張架されており、図示していない
駆動モータにより駆動制御される。また、中間転写ベル
ト19の表面に対向する所定位置には、ベルトクリーニ
ングユニット22が設けられており、このユニット22
は、入口シール22a、クリーニングブレード22b、
及び中間転写ベルト19からの接離機構22cなどで構
成されており、クリーニング不要時は、接離機構22c
によって入口シール22a及びクリーニングブレード2
2bをベルト面から離間させておく。
写ベルト19が駆動ローラ21、転写バイアスローラ2
0及び従動ローラ群に張架されており、図示していない
駆動モータにより駆動制御される。また、中間転写ベル
ト19の表面に対向する所定位置には、ベルトクリーニ
ングユニット22が設けられており、このユニット22
は、入口シール22a、クリーニングブレード22b、
及び中間転写ベルト19からの接離機構22cなどで構
成されており、クリーニング不要時は、接離機構22c
によって入口シール22a及びクリーニングブレード2
2bをベルト面から離間させておく。
【0025】また、上記中間転写ベルト19の上記駆動
ローラ21に巻きついた部分に対向するように、紙転写
ユニット23が設けられている。このユニット23は、
紙転写バイアスローラ23a、ローラクリーニングブレ
ード23b、及び中間転写ベルト19からの接離機構2
3cなどで構成されている。上記紙転写バイアスローラ
23aは、通常は中間転写ベルト19面から離間してい
るが、該ベルト19面に形成された4色の重ね画像を、
転写紙24に一括転写する時にタイミングを取って接離
機構23cで押圧され、該ローラ23aに所定のバイア
ス電圧を印加して転写紙24への転写を行う。
ローラ21に巻きついた部分に対向するように、紙転写
ユニット23が設けられている。このユニット23は、
紙転写バイアスローラ23a、ローラクリーニングブレ
ード23b、及び中間転写ベルト19からの接離機構2
3cなどで構成されている。上記紙転写バイアスローラ
23aは、通常は中間転写ベルト19面から離間してい
るが、該ベルト19面に形成された4色の重ね画像を、
転写紙24に一括転写する時にタイミングを取って接離
機構23cで押圧され、該ローラ23aに所定のバイア
ス電圧を印加して転写紙24への転写を行う。
【0026】上記転写紙24は、給紙ローラ25、レジ
ストローラ26によって、中間転写ベルト19面の4色
重ね画像の先端部が紙転写位置に到達するタイミングに
合わせて給紙される。そして、中間転写ベルト19面か
ら4色重ねトナー像を一括転写された転写紙24は、紙
搬送ユニット27で定着装置28に搬送され、所定温度
にコントロールされた定着ローラ28aと加圧ローラ2
8bでトナー像を溶融定着して、コピートレイ29に搬
出されフルカラーコピーを得る。
ストローラ26によって、中間転写ベルト19面の4色
重ね画像の先端部が紙転写位置に到達するタイミングに
合わせて給紙される。そして、中間転写ベルト19面か
ら4色重ねトナー像を一括転写された転写紙24は、紙
搬送ユニット27で定着装置28に搬送され、所定温度
にコントロールされた定着ローラ28aと加圧ローラ2
8bでトナー像を溶融定着して、コピートレイ29に搬
出されフルカラーコピーを得る。
【0027】なお、ベルト転写後の感光体ドラム9は、
感光体クリーニングユニット10(クリーニング前除電
器10a、ブラシローラ10b、ゴムブレード10c)
で表面をクリーニングされ、除電ランプ11で均一に除
電される。また、転写紙24にトナー像を転写した後の
中間転写ベルト19は、クリーニングユニット22を再
び接離機構22cで押圧して表面をクリーニングされ
る。
感光体クリーニングユニット10(クリーニング前除電
器10a、ブラシローラ10b、ゴムブレード10c)
で表面をクリーニングされ、除電ランプ11で均一に除
電される。また、転写紙24にトナー像を転写した後の
中間転写ベルト19は、クリーニングユニット22を再
び接離機構22cで押圧して表面をクリーニングされ
る。
【0028】また、転写紙カセット30、31、32、
33は、各種サイズの転写紙が収納されており、操作パ
ネル(図示なし)で指定されたサイズ紙の収納カセット
から、タイミングを取ってレジストローラ26方向に給
紙、搬送される。34は、OHP用紙や厚紙等を給紙す
るための手差し給紙トレイである。
33は、各種サイズの転写紙が収納されており、操作パ
ネル(図示なし)で指定されたサイズ紙の収納カセット
から、タイミングを取ってレジストローラ26方向に給
紙、搬送される。34は、OHP用紙や厚紙等を給紙す
るための手差し給紙トレイである。
【0029】以上は、4色フルカラーを得るコピーモー
ドの説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモ
ードの場合は、指定された色と回数の分について、上記
同様の動作を行うことになる。また、単色コピーモード
の場合は、所定枚数が終了するまでの間、その色の現像
器のみを現像動作(剤穂立て)状態にして、中間転写ベ
ルト19は感光体ドラム9に接触したまま往復方向に一
定速駆動し、更にベルトクリーニングユニット22も中
間転写ベルト19に接触したままの状態でコピー動作を
行う。
ドの説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモ
ードの場合は、指定された色と回数の分について、上記
同様の動作を行うことになる。また、単色コピーモード
の場合は、所定枚数が終了するまでの間、その色の現像
器のみを現像動作(剤穂立て)状態にして、中間転写ベ
ルト19は感光体ドラム9に接触したまま往復方向に一
定速駆動し、更にベルトクリーニングユニット22も中
間転写ベルト19に接触したままの状態でコピー動作を
行う。
【0030】図1は、本カラー複写機の制御系の一例を
示している。この制御系はメイン制御部201と複数の
周辺制御部により構成され、メイン制御部201はCP
U202と、制御プログラム及び各種データを記憶した
ROM203と、ワーク領域として各種データを一時的
に記憶するRAM204と、各周辺制御部との入出力を
行うためのI/0インターフェース部205とにより構
成されている。
示している。この制御系はメイン制御部201と複数の
周辺制御部により構成され、メイン制御部201はCP
U202と、制御プログラム及び各種データを記憶した
ROM203と、ワーク領域として各種データを一時的
に記憶するRAM204と、各周辺制御部との入出力を
行うためのI/0インターフェース部205とにより構
成されている。
【0031】また、上記メイン制御部201は、I/O
インターフェース部205を介してレーザー光学系制御
部206、電源回路207、光学センサ18、トナー濃
度センサ14c、15c、16c、17c、トナー補給
回路212、中間転写ベルト駆動回路213、表面電位
センサ13などが接続されている。レーザー光学系制御
部206は、メインCPU202からの指令に基づいて
レーザ光学ユニット8を制御し、電源回路207はメイ
ンCPU202からの指令に基づいて帯電器12に高圧
電圧を印加するとともに、現像スリーブ14a、15
a、16a、17aにそれぞれ現像バイアス電圧を印加
する。光学センサ18は、感光体ドラム9上のトナー像
の反射濃度を光学的に検知する。表面電位センサ13は
感光体ドラム9の表面電位を検知する。トナー補給回路
212は、メインCPU202からの指令に基づいて各
トナー補給部のトナー補給モータを制御して、各色のト
ナーを各現像器に補給する。
インターフェース部205を介してレーザー光学系制御
部206、電源回路207、光学センサ18、トナー濃
度センサ14c、15c、16c、17c、トナー補給
回路212、中間転写ベルト駆動回路213、表面電位
センサ13などが接続されている。レーザー光学系制御
部206は、メインCPU202からの指令に基づいて
レーザ光学ユニット8を制御し、電源回路207はメイ
ンCPU202からの指令に基づいて帯電器12に高圧
電圧を印加するとともに、現像スリーブ14a、15
a、16a、17aにそれぞれ現像バイアス電圧を印加
する。光学センサ18は、感光体ドラム9上のトナー像
の反射濃度を光学的に検知する。表面電位センサ13は
感光体ドラム9の表面電位を検知する。トナー補給回路
212は、メインCPU202からの指令に基づいて各
トナー補給部のトナー補給モータを制御して、各色のト
ナーを各現像器に補給する。
【0032】図4はメイン制御部201による電位制御
ルーチンのフローチャートである。この電位制御ルーチ
ンによる電位制御は、基本的には装置(複写機)の起動
時に行うが、予め定められたコピー枚数毎、又は一定時
間毎など必要に応じて行っても良い。図4の電位制御ル
ーチンにおいて、メイン制御部201はまず電源ON時
の状態をジャムなどの異常処理時と区別するために、定
着装置28の定着温度を検知する定着温度センサ(不図
示)からの入力信号に基づいて、定着温度が100°C
以上であるか否かを判断する(ステップ501)。ここ
で、定着温度が100°Cを越えている場合には異常と
判定して電位制御を行わない。一方、定着温度が100
°C未満の場合には電源回路207から感光体ドラム9
に基準電圧を印加して表面電位センサ13の校正を行う
(ステップ502)。以後の電位計算ではこの校正値を
用いる。次にメイン制御部201は、光学センサ18か
ら感光体ドラム9の地肌部に対する出力値Vsgを取り込
んで、光学センサ18から感光体ドラム9の地肌部へ照
射された光の反射光が一定値になるように、光学センサ
18の発光光量を調整する(ステップ503)。
ルーチンのフローチャートである。この電位制御ルーチ
ンによる電位制御は、基本的には装置(複写機)の起動
時に行うが、予め定められたコピー枚数毎、又は一定時
間毎など必要に応じて行っても良い。図4の電位制御ル
ーチンにおいて、メイン制御部201はまず電源ON時
の状態をジャムなどの異常処理時と区別するために、定
着装置28の定着温度を検知する定着温度センサ(不図
示)からの入力信号に基づいて、定着温度が100°C
以上であるか否かを判断する(ステップ501)。ここ
で、定着温度が100°Cを越えている場合には異常と
判定して電位制御を行わない。一方、定着温度が100
°C未満の場合には電源回路207から感光体ドラム9
に基準電圧を印加して表面電位センサ13の校正を行う
(ステップ502)。以後の電位計算ではこの校正値を
用いる。次にメイン制御部201は、光学センサ18か
ら感光体ドラム9の地肌部に対する出力値Vsgを取り込
んで、光学センサ18から感光体ドラム9の地肌部へ照
射された光の反射光が一定値になるように、光学センサ
18の発光光量を調整する(ステップ503)。
【0033】次に、図5に示すように感光体ドラム9の
幅方向中央部にN個の階調濃度を持つ基準画像であるパ
ッチパターンの静電潜像301、302、303、・・
・を感光体ドラム9の回転方向に沿って所定の間隔で作
成する(ステップ504)。例えば、14個の相異なる
階調濃度を持ち各辺が40mmである矩形のパッチパタ
ーンの静電潜像301、302、・・・314を10m
mの間隔をおいて作成する。以下、14個のパッチパタ
ーンの静電潜像を作成する場合について説明する。そし
て、これらの静電潜像301、302、・・・314の
電位に対する表面電位センサ13の出力値を読み込んで
上記校正値を用いて表面電圧値に変換してRAM204
に格納する(ステップ505)。この場合、メイン制御
部201は14個のパッチパターンの静電潜像301、
302、・・・314をBk、C、M、Yの4色分、感
光体ドラム9上に順次所定の間隔をおいて作成する。
幅方向中央部にN個の階調濃度を持つ基準画像であるパ
ッチパターンの静電潜像301、302、303、・・
・を感光体ドラム9の回転方向に沿って所定の間隔で作
成する(ステップ504)。例えば、14個の相異なる
階調濃度を持ち各辺が40mmである矩形のパッチパタ
ーンの静電潜像301、302、・・・314を10m
mの間隔をおいて作成する。以下、14個のパッチパタ
ーンの静電潜像を作成する場合について説明する。そし
て、これらの静電潜像301、302、・・・314の
電位に対する表面電位センサ13の出力値を読み込んで
上記校正値を用いて表面電圧値に変換してRAM204
に格納する(ステップ505)。この場合、メイン制御
部201は14個のパッチパターンの静電潜像301、
302、・・・314をBk、C、M、Yの4色分、感
光体ドラム9上に順次所定の間隔をおいて作成する。
【0034】次に、メイン制御部201は、感光体ドラ
ム9上の4色分のパッチパターンの静電潜像301、3
02、・・・314を1色毎にBk現像器14、C現像
器15、M現像器16、Y現像器17で現像して顕像化
することにより、各色のトナー像とし、この各色のトナ
ー像に対する光学センサ18の出力値を各色毎にVpi
(i=1〜14)としてRAM204に格納する(ステ
ップ506)。
ム9上の4色分のパッチパターンの静電潜像301、3
02、・・・314を1色毎にBk現像器14、C現像
器15、M現像器16、Y現像器17で現像して顕像化
することにより、各色のトナー像とし、この各色のトナ
ー像に対する光学センサ18の出力値を各色毎にVpi
(i=1〜14)としてRAM204に格納する(ステ
ップ506)。
【0035】なお、メイン制御部201は、感光体ドラ
ム9を帯電器12によって均一に帯電し、レーザー光学
系制御部206を介してレーザー光学ユニット8の出力
を変えてパッチパターンの静電潜像301、302、・
・・314を作成するが、レーザー光学ユニット8を作
動させずに各現像器14〜17の現像バイアス電圧を切
り換えて各パッチパターンのトナー像を作成するように
しても良い。
ム9を帯電器12によって均一に帯電し、レーザー光学
系制御部206を介してレーザー光学ユニット8の出力
を変えてパッチパターンの静電潜像301、302、・
・・314を作成するが、レーザー光学ユニット8を作
動させずに各現像器14〜17の現像バイアス電圧を切
り換えて各パッチパターンのトナー像を作成するように
しても良い。
【0036】次に、メイン制御部201は、RAM20
4に格納した光学センサ18の出力値をROM203に
格納されているテーブルを参照して単位面積当たりのト
ナー付着量に換算してRAM204に格納する(ステッ
プ507)。
4に格納した光学センサ18の出力値をROM203に
格納されているテーブルを参照して単位面積当たりのト
ナー付着量に換算してRAM204に格納する(ステッ
プ507)。
【0037】図6は、上記ステップ505で得られた表
面電位の測定データと上記ステップ507で得られたト
ナー付着量の測定データとの各パッチパターンにおける
関係をX−Y平面上にプロットした図であり、X軸上に
現像ポテンシャル(パッチパターン作成時の現像バイア
ス電圧Vbと感光体ドラム9の表面電位Vsとの差:V
b−Vs:単位(V))を、Y軸に単位面積当たりのト
ナー付着量(mg/cm2)を割り振っている。通常、
光学センサ18として用いられる赤外光反射型センサ
は、図6に示すようにトナー付着量が多い多付着量部で
は飽和特性を示し、この多付着量部での感度は低く、光
学センサ18によるトナー付着量の測定精度も悪くなっ
ている。従って、現像器の真の現像特性を直線近似した
直線近似式(Y=a*X+b)を精度よく算出するに
は、図6に示すように光学センサ18の高感度区間(高
精度区間)で、且つ、表面電位センサ13の出力値等か
ら求めた現像ポテンシャルの測定データと光学センサ1
8の出力値から求めたトナー付着量との関係が直線とな
る区間部分(以下、計算範囲という)における測定デー
タ点のみを使用して、上記直線近似式を算出し(ステッ
プ508)、該直線近似式の算出精度を高めている。更
に、この区間部分の測定データ点がその他の区間よりも
密となるように、予めROM203に格納する各パッチ
パターン作成時にレーザー光学ユニット8で用いる光量
データを所望の値に設定し、これにより、測定データの
個数の合計が同じ条件下で、測定データ間隔を等間隔に
した場合に比較して該直線近似式の算出に用いる測定デ
ータの個数を多くして、更に該直線近似式の算出精度を
高めている。
面電位の測定データと上記ステップ507で得られたト
ナー付着量の測定データとの各パッチパターンにおける
関係をX−Y平面上にプロットした図であり、X軸上に
現像ポテンシャル(パッチパターン作成時の現像バイア
ス電圧Vbと感光体ドラム9の表面電位Vsとの差:V
b−Vs:単位(V))を、Y軸に単位面積当たりのト
ナー付着量(mg/cm2)を割り振っている。通常、
光学センサ18として用いられる赤外光反射型センサ
は、図6に示すようにトナー付着量が多い多付着量部で
は飽和特性を示し、この多付着量部での感度は低く、光
学センサ18によるトナー付着量の測定精度も悪くなっ
ている。従って、現像器の真の現像特性を直線近似した
直線近似式(Y=a*X+b)を精度よく算出するに
は、図6に示すように光学センサ18の高感度区間(高
精度区間)で、且つ、表面電位センサ13の出力値等か
ら求めた現像ポテンシャルの測定データと光学センサ1
8の出力値から求めたトナー付着量との関係が直線とな
る区間部分(以下、計算範囲という)における測定デー
タ点のみを使用して、上記直線近似式を算出し(ステッ
プ508)、該直線近似式の算出精度を高めている。更
に、この区間部分の測定データ点がその他の区間よりも
密となるように、予めROM203に格納する各パッチ
パターン作成時にレーザー光学ユニット8で用いる光量
データを所望の値に設定し、これにより、測定データの
個数の合計が同じ条件下で、測定データ間隔を等間隔に
した場合に比較して該直線近似式の算出に用いる測定デ
ータの個数を多くして、更に該直線近似式の算出精度を
高めている。
【0038】なお、前述のようにレーザー光学ユニット
8を作動させずに現像バイアス電圧を変化させて各パッ
チパターンのトナー像を作成する場合は、上記区間部分
の測定データ点が他の領域よりも密となるように、予め
ROM203に格納する各パッチパターン作成時に印加
する現像バイアス電圧のデータを所望の値に設定する。
8を作動させずに現像バイアス電圧を変化させて各パッ
チパターンのトナー像を作成する場合は、上記区間部分
の測定データ点が他の領域よりも密となるように、予め
ROM203に格納する各パッチパターン作成時に印加
する現像バイアス電圧のデータを所望の値に設定する。
【0039】ここで、前述したように、現像剤及び感光
体の環境、経時変動が大きいと、現像特性が変化して現
像特性の直線近似式の算出に用いる区間内の測定データ
が不足するおそれがある。そこで、本実施形態では、現
像特性の直線近似式を精度よく算出し、該直線近似式に
基づいた画像形成時の各種電位の制御を安定して行うた
めに、現像剤及び感光体の環境、経時変動に依らず上記
計算範囲にトナー付着量の測定データが入るようにパッ
チパターンの形成条件を変更している。なお、このパッ
チパターンの形成条件の変更については後に詳述する。
体の環境、経時変動が大きいと、現像特性が変化して現
像特性の直線近似式の算出に用いる区間内の測定データ
が不足するおそれがある。そこで、本実施形態では、現
像特性の直線近似式を精度よく算出し、該直線近似式に
基づいた画像形成時の各種電位の制御を安定して行うた
めに、現像剤及び感光体の環境、経時変動に依らず上記
計算範囲にトナー付着量の測定データが入るようにパッ
チパターンの形成条件を変更している。なお、このパッ
チパターンの形成条件の変更については後に詳述する。
【0040】上記ステップ508ですべての測定データ
から上記区間部分の測定データを選択するには、例えば
上記ステップ507で算出したトナー付着量の測定デー
タに着目して0.15〜0.45mg/cm2の間にあ
るトナー付着量及び現像ポテンシャルの測定データの組
を選択すればよい。
から上記区間部分の測定データを選択するには、例えば
上記ステップ507で算出したトナー付着量の測定デー
タに着目して0.15〜0.45mg/cm2の間にあ
るトナー付着量及び現像ポテンシャルの測定データの組
を選択すればよい。
【0041】次に、数1で示す複数の式を用いて、上記
ステップ508で選択した有効測定データに対してのみ
平滑化処理を施し(ステップ509)、測定誤差の大き
な測定データについても平滑化処理を行って該直線近似
式の算出に用いる場合のように近似直線計算にズレが生
じることなく、該直線近似式を精度よく算出できるよう
にしている。ここで、i≦n≦jであり、上記区間部分
の端部の測定データに対しては平滑化処理は行わない。
また、平滑化処理後の測定データについては「’」を付
す。
ステップ508で選択した有効測定データに対してのみ
平滑化処理を施し(ステップ509)、測定誤差の大き
な測定データについても平滑化処理を行って該直線近似
式の算出に用いる場合のように近似直線計算にズレが生
じることなく、該直線近似式を精度よく算出できるよう
にしている。ここで、i≦n≦jであり、上記区間部分
の端部の測定データに対しては平滑化処理は行わない。
また、平滑化処理後の測定データについては「’」を付
す。
【数1】 X'(n)=X(n-1)*0.25+X(n)*0.5+X(n+1) Y'(n)=Y(n-1)*0.25+Y(n)*0.5+Y(n+1) X'(i)=X(i) X'(j)=X(j) Y'(i)=Y(i) Y'(j)=Y(j)
【0042】このようにして得られた平滑化処理後の測
定データに対して最小自乗法を適用することにより、各
現像器14〜17の現像特性の直線近似を行って現像特
性の直線近似式を各色毎に得る(ステップ510)。こ
の直線近似式に基づいて各色毎に各種制御電位を計算す
る。上記最小自乗法の計算には、次の数2に示す複数の
式を用いた。ここで、上記平滑化処理後の測定データを
示す「’」は、便宜上省略した。また、kは計算に用い
た測定データの数を示している。
定データに対して最小自乗法を適用することにより、各
現像器14〜17の現像特性の直線近似を行って現像特
性の直線近似式を各色毎に得る(ステップ510)。こ
の直線近似式に基づいて各色毎に各種制御電位を計算す
る。上記最小自乗法の計算には、次の数2に示す複数の
式を用いた。ここで、上記平滑化処理後の測定データを
示す「’」は、便宜上省略した。また、kは計算に用い
た測定データの数を示している。
【数2】Xave=ΣXn/k Yave=ΣXn/k Sx=Σ(Xn−Xave)*(Xn−Xave) Sy=Σ(Yn−Yave)*(Yn−Yave) Sxy=Σ(Xn−Xave)*(Yn−Yave)
【0043】そして、表面電位センサ13及び光学セン
サ18から得られたパッチパターンの表面電位及びトナ
ー付着量の測定データから算出される直線近似式をY=
a*X+bとしたとき、その係数a、bは上記数2の変
数を用いて次の数3のように表される。
サ18から得られたパッチパターンの表面電位及びトナ
ー付着量の測定データから算出される直線近似式をY=
a*X+bとしたとき、その係数a、bは上記数2の変
数を用いて次の数3のように表される。
【数3】a=Sxy/Sx b=Yave−a*Xave
【0044】なお、上記係数aの次の方法で決定しても
良い。すなわち、上記選択した区間部分内の複数組の測
定データのうち連続する数個の(例えば4個)のデータ
組が複数個得られるので、それぞれにおいて直線回帰を
行い、その中で最も傾きaの値が大きいもの若しくはそ
の中で傾きaの値が平均値に近いもの、又は直線回帰式
の相関係数が最も大きいもの等を選んでも良い。
良い。すなわち、上記選択した区間部分内の複数組の測
定データのうち連続する数個の(例えば4個)のデータ
組が複数個得られるので、それぞれにおいて直線回帰を
行い、その中で最も傾きaの値が大きいもの若しくはそ
の中で傾きaの値が平均値に近いもの、又は直線回帰式
の相関係数が最も大きいもの等を選んでも良い。
【0045】次に、メイン制御部201は、上記ステッ
プ510で各色毎に計算した直線近似式を用いて、Yの
値が、必要とする最大トナー付着量Mmaxとなるよう
に、各制御電位を決定する(ステップ511)。図7に
示すように、上記Mmaxを得るために必要となる現像電
界(Vgp)と、上記算出した直線近似式のX切片である
Vk(=−b/a:現像開始電圧)とから、画像形成時
の各種電位設定の基準となるVkp(現像ポテンシャル:
Vb−Vs)が次の数4により決まる。
プ510で各色毎に計算した直線近似式を用いて、Yの
値が、必要とする最大トナー付着量Mmaxとなるよう
に、各制御電位を決定する(ステップ511)。図7に
示すように、上記Mmaxを得るために必要となる現像電
界(Vgp)と、上記算出した直線近似式のX切片である
Vk(=−b/a:現像開始電圧)とから、画像形成時
の各種電位設定の基準となるVkp(現像ポテンシャル:
Vb−Vs)が次の数4により決まる。
【数4】Vgp=Mmax/a Vkp=Vgp+Vk
【0046】次に、上記現像電界Vgpの値から、予めR
OM203に格納されている図8に示すような電位テー
ブルを参照し(ステップ512)、帯電電位(Vd)、
現像バイアス電圧(Vb)、最大露光電位(Vl)を目標
電位として決定する(ステップ513)。そして、感光
体ドラム9の帯電器12による帯電電位が上記目標電位
Vdになるように電源回路207を調整し、レーザー光
学系8によるレーザー発光量(発光パワー)を上記目標
電位Vlになるように調整し、且つ各色現像器13〜1
7の現像バイアス電圧がそれぞれ上記目標電圧Vbにな
るように調整する(ステップ514)。
OM203に格納されている図8に示すような電位テー
ブルを参照し(ステップ512)、帯電電位(Vd)、
現像バイアス電圧(Vb)、最大露光電位(Vl)を目標
電位として決定する(ステップ513)。そして、感光
体ドラム9の帯電器12による帯電電位が上記目標電位
Vdになるように電源回路207を調整し、レーザー光
学系8によるレーザー発光量(発光パワー)を上記目標
電位Vlになるように調整し、且つ各色現像器13〜1
7の現像バイアス電圧がそれぞれ上記目標電圧Vbにな
るように調整する(ステップ514)。
【0047】以上のように、本実施形態は、上記計算範
囲内のトナー付着量の測定データの間隔を、該計算範囲
外のトナー付着量の測定データの間隔よりも密にし、該
測定精度が高い計算範囲内の表面電位及びトナー付着量
の測定データに基づいて、現像特性の直線近似式を算出
している。よって、パッチパターンの形成数が同数の条
件下において、測定データ間隔を等間隔にした場合に比
して直線近似式の算出に用いる測定データの個数を多く
することができ、より精度よく直線近似式を算出するこ
とができる。
囲内のトナー付着量の測定データの間隔を、該計算範囲
外のトナー付着量の測定データの間隔よりも密にし、該
測定精度が高い計算範囲内の表面電位及びトナー付着量
の測定データに基づいて、現像特性の直線近似式を算出
している。よって、パッチパターンの形成数が同数の条
件下において、測定データ間隔を等間隔にした場合に比
して直線近似式の算出に用いる測定データの個数を多く
することができ、より精度よく直線近似式を算出するこ
とができる。
【0048】また、本実施形態は、上記計算範囲におけ
る表面電位及びトナー付着量の測定データについてのみ
平滑化処理を行い、平滑化処理を行った測定データを用
いて現像特性の直線近似式を算出する。よって、測定誤
差の大きな測定データについても平滑化処理を行って直
線近似式の算出に用いる場合に比して、近似直線計算に
ズレが生じ難くなり、より精度よく該直線近似式を算出
することができる。
る表面電位及びトナー付着量の測定データについてのみ
平滑化処理を行い、平滑化処理を行った測定データを用
いて現像特性の直線近似式を算出する。よって、測定誤
差の大きな測定データについても平滑化処理を行って直
線近似式の算出に用いる場合に比して、近似直線計算に
ズレが生じ難くなり、より精度よく該直線近似式を算出
することができる。
【0049】次に、上記現像特性の直線近似式に応じて
パッチパターンの形成条件を変更する方法について具体
的に述べる。図9は、各パッチパターンにおける現像ポ
テンシャルと単位面積当たりのトナー付着量との関係を
示すグラフである。なお、近似直線Pは現像特性変化前
の初期のプロフィール、近似直線Qは現像能力が高くな
った場合、直線Rは現像能力が低くなった場合のプロフ
ィールである。また、上記計算範囲内の測定データを黒
丸、該計算範囲外の測定データを白丸で示している。
パッチパターンの形成条件を変更する方法について具体
的に述べる。図9は、各パッチパターンにおける現像ポ
テンシャルと単位面積当たりのトナー付着量との関係を
示すグラフである。なお、近似直線Pは現像特性変化前
の初期のプロフィール、近似直線Qは現像能力が高くな
った場合、直線Rは現像能力が低くなった場合のプロフ
ィールである。また、上記計算範囲内の測定データを黒
丸、該計算範囲外の測定データを白丸で示している。
【0050】初期のプロフィールとして近似直線Qで示
す現像特性を示す現像剤が経時変動により劣化すると、
トナーの比帯電量Q/Mが低下し、近似直線Qで示すよ
うに現像特性が変化する。これにより、計算範囲内の測
定データ数は、初期時の6個から2個に減少する。例え
ば、測定データ点iは、矢印A方向にシフトしても計算
範囲内にあるが、測定データ点jは矢印B方向にシフト
して計算範囲を外れる。この結果、計算範囲内の有効な
測定データ数が不足し、現像特性の直線近似式を精度よ
く算出できなくなる。なお、一般的に、近似直線Qに示
すように現像能力が高くなる現象は、現像剤の経時変動
による劣化に加えて、高温環境下においても発生する。
す現像特性を示す現像剤が経時変動により劣化すると、
トナーの比帯電量Q/Mが低下し、近似直線Qで示すよ
うに現像特性が変化する。これにより、計算範囲内の測
定データ数は、初期時の6個から2個に減少する。例え
ば、測定データ点iは、矢印A方向にシフトしても計算
範囲内にあるが、測定データ点jは矢印B方向にシフト
して計算範囲を外れる。この結果、計算範囲内の有効な
測定データ数が不足し、現像特性の直線近似式を精度よ
く算出できなくなる。なお、一般的に、近似直線Qに示
すように現像能力が高くなる現象は、現像剤の経時変動
による劣化に加えて、高温環境下においても発生する。
【0051】一方、低温環境下では、トナーの比帯電量
Q/Mが上昇し、近似直線Rに示すように現像特性が変
化する。これにより、計算範囲内の測定データ数は、初
期時の6個から4個に減少する。例えば、測定データ点
i及びjは、それぞれ矢印C、D方向にシフトして計算
範囲を外れる。この結果、計算範囲内の有効な測定デー
タが不足し、現像特性の直線近似式を精度よく算出でき
なくなる。
Q/Mが上昇し、近似直線Rに示すように現像特性が変
化する。これにより、計算範囲内の測定データ数は、初
期時の6個から4個に減少する。例えば、測定データ点
i及びjは、それぞれ矢印C、D方向にシフトして計算
範囲を外れる。この結果、計算範囲内の有効な測定デー
タが不足し、現像特性の直線近似式を精度よく算出でき
なくなる。
【0052】また、感光体が経時変動により劣化する
と、潜像電位が変化して、同様に計算範囲内の有効な測
定データが不足し、現像特性の直線近似式を精度よく算
出できなくなる。具体的には、図9において、初期時に
おける測定データ点を結ぶ曲線S上で、同一の光書き込
み光量のパッチパターンに対応する測定データ点が、劣
化に伴う感光体電位の変化に応じて矢印a方向、或い
は、矢印b方向にシフトする。
と、潜像電位が変化して、同様に計算範囲内の有効な測
定データが不足し、現像特性の直線近似式を精度よく算
出できなくなる。具体的には、図9において、初期時に
おける測定データ点を結ぶ曲線S上で、同一の光書き込
み光量のパッチパターンに対応する測定データ点が、劣
化に伴う感光体電位の変化に応じて矢印a方向、或い
は、矢印b方向にシフトする。
【0053】ここで、上記複数のパッチパターンのX軸
上の位置を決めているのは、パッチパターンの電位、す
なわち、書き込み光量である。したがって、現像剤及び
感光体の経時、環境変動によって現像特性が変化した場
合、現像特性の直線近似式に応じて次回のパッチパター
ンの書き込み光量を変化させることで、計算範囲内の測
定データ数を確保することができる。 (以下、余白)
上の位置を決めているのは、パッチパターンの電位、す
なわち、書き込み光量である。したがって、現像剤及び
感光体の経時、環境変動によって現像特性が変化した場
合、現像特性の直線近似式に応じて次回のパッチパター
ンの書き込み光量を変化させることで、計算範囲内の測
定データ数を確保することができる。 (以下、余白)
【0054】図10において、初期時における現像特性
の近似直線Pの直線近似式をY=pX0+bp(pは傾
き、bpはY切片)、現像特性変化後の近似直線Qの直
線近似式をY=qX1+bqとしたとき(qは傾き、bq
はY切片)、現像特性変化後に図中矢印で示すように測
定データ点のX成分のみを平行移動させるためには、次
の数5の関係を満たせばよい。
の近似直線Pの直線近似式をY=pX0+bp(pは傾
き、bpはY切片)、現像特性変化後の近似直線Qの直
線近似式をY=qX1+bqとしたとき(qは傾き、bq
はY切片)、現像特性変化後に図中矢印で示すように測
定データ点のX成分のみを平行移動させるためには、次
の数5の関係を満たせばよい。
【数5】pX0+bp=qX1+bq
【0055】上記数5を、X1について解くと次の数6
の関係を導くことができる。
の関係を導くことができる。
【数6】X1=1/q(pX0+bp−bq) X1=(p/q)X0+1/q(bp−bq)
【0056】よって、各測定データに(p/q)X0+
1/q(bp−bq)の演算をして測定データ点を再設定
することにより、現像特性変化後にも計算範囲内に入る
方向に測定データ点をシフトさせることができる。具体
的には、現像ポテンシャルをXiの値にシフトさせるた
めには、表面電位Vxi、パッチパターン形成時の現像バ
イアス値をVbとすると、次の数7を満たすように、表
面電位Vxiを変更すべくパッチパターンの光書き込み光
量を変更する。
1/q(bp−bq)の演算をして測定データ点を再設定
することにより、現像特性変化後にも計算範囲内に入る
方向に測定データ点をシフトさせることができる。具体
的には、現像ポテンシャルをXiの値にシフトさせるた
めには、表面電位Vxi、パッチパターン形成時の現像バ
イアス値をVbとすると、次の数7を満たすように、表
面電位Vxiを変更すべくパッチパターンの光書き込み光
量を変更する。
【数7】Xi=Vxi−Vb
【0057】なお、上記数6の定数q及びbqは、上記
測定データ点のシフト前の条件下において計算範囲内の
測定データから算出した近似直線Qの傾き及びY切片で
あるが、現像剤及び感光体の経時、環境変動により次回
の測定において現像特性がそれほど急激に変化すること
はないため、実質的には問題ない。また、測定データ点
の変更及び測定を繰り返すことにより、測定データ点を
変更しない場合に比して計算範囲内に入る方向に測定デ
ータ点をシフトさせるシフト量を正確に求めることがで
き、結果的に現像能力の直線近似式の算出精度が向上す
る。
測定データ点のシフト前の条件下において計算範囲内の
測定データから算出した近似直線Qの傾き及びY切片で
あるが、現像剤及び感光体の経時、環境変動により次回
の測定において現像特性がそれほど急激に変化すること
はないため、実質的には問題ない。また、測定データ点
の変更及び測定を繰り返すことにより、測定データ点を
変更しない場合に比して計算範囲内に入る方向に測定デ
ータ点をシフトさせるシフト量を正確に求めることがで
き、結果的に現像能力の直線近似式の算出精度が向上す
る。
【0058】また、測定データ点の変更は、傾きの変化
分を判断し、予め設定された変化量より大きくなった場
合のみ行ってもよい。また、Y切片の差bp−bqが小さ
い場合、上記数6の1/q(bp−bq)の項を無視して
もよい。
分を判断し、予め設定された変化量より大きくなった場
合のみ行ってもよい。また、Y切片の差bp−bqが小さ
い場合、上記数6の1/q(bp−bq)の項を無視して
もよい。
【0059】また、現像剤及び感光体の経時、環境変動
によって現像特性が変化した場合、トナー付着量の測定
データと予め設定された基準値とを比較し、この比較の
結果に応じてに次回のパッチパターンの書き込み光量を
変化させてもよい。
によって現像特性が変化した場合、トナー付着量の測定
データと予め設定された基準値とを比較し、この比較の
結果に応じてに次回のパッチパターンの書き込み光量を
変化させてもよい。
【0060】図11は、各パッチパターンにおける現像
ポテンシャルと単位面積当たりのトナー付着量との関係
を示すグラフである。なお、近似直線Pは現像特性変化
前の初期のプロフィール、近似直線Qは現像能力が高く
なった場合のプロフィールである。また、近似直線P算
出時の計算範囲内の測定データ点をトナー付着量の少な
い方から順次P1、P2、・・・P6とする。
ポテンシャルと単位面積当たりのトナー付着量との関係
を示すグラフである。なお、近似直線Pは現像特性変化
前の初期のプロフィール、近似直線Qは現像能力が高く
なった場合のプロフィールである。また、近似直線P算
出時の計算範囲内の測定データ点をトナー付着量の少な
い方から順次P1、P2、・・・P6とする。
【0061】現像剤が経時変動により劣化して、近似直
線Qで示すように現像特性が変化すると、第1、2、・
・・6測定データ点P1、P2、・・・P6は矢印方向
にシフトして、該測定データ点のうちトナー付着量の多
い方から順次3個の測定データ点P4、P5、P6が計
算範囲の上限を越える。また、図9に示す近似直線Rの
ように現像特性が変化すると、各測定データ点のうちト
ナー付着量の少ない方から順次2個の測定データ点P
1、P2が計算範囲の下限を下回る。よって、どの測定
データ点が計算範囲の上限或いは下限を外れたかを調べ
ることにより、現像特性のプロフィールを識別すること
ができる。
線Qで示すように現像特性が変化すると、第1、2、・
・・6測定データ点P1、P2、・・・P6は矢印方向
にシフトして、該測定データ点のうちトナー付着量の多
い方から順次3個の測定データ点P4、P5、P6が計
算範囲の上限を越える。また、図9に示す近似直線Rの
ように現像特性が変化すると、各測定データ点のうちト
ナー付着量の少ない方から順次2個の測定データ点P
1、P2が計算範囲の下限を下回る。よって、どの測定
データ点が計算範囲の上限或いは下限を外れたかを調べ
ることにより、現像特性のプロフィールを識別すること
ができる。
【0062】この場合、計算範囲内の測定データ数を確
保するためには、例えば、第6測定データP6のみが計
算範囲の上限を越えた場合は係数Aを、第5、6測定デ
ータP5、P6が計算範囲の上限を越えた場合は係数B
(0<B<A<1)を、各測定データP1、P2、・・
・P6に乗算することにより測定データ点を計算範囲内
にシフトさせる。また、第1測定データP1が計算範囲
の下限を下回った場合、係数F(1<F)を乗算するこ
とにより測定データ点を計算範囲内にシフトさせる。な
お、係数A、B、Fは、予め実験により求めておいて
も、計算範囲の上限或いは下限からのずれ量に応じて算
出してもよい。ずれ量に応じて測定データ点を計算範囲
内にシフトさせる場合、例えば、図11において、計算
範囲の上限をYmax、下限をYmin、計算範囲に入れたい
最もトナー付着量の多い測定データ点、すなわち、第6
測定データ点P6のトナー付着量をYupperとした場
合、ずれ量(Ymax−Ymin)/(Yupper−Ymin)の分
だけパッチパターンの電位を小さくする。但し、計算範
囲内の下限側の測定データ点の値が計算範囲の下限Ymi
nを下回るおそれがある場合、第1測定データ点P1は
固定しておき、第2、3・・・6測定データ点P2、P
3・・・P6それぞれと第1測定データ点P1とのトナ
ー付着量の差分にずれ量(Ymax−Ymin)/(Yupper
−Ymin)を乗算する。
保するためには、例えば、第6測定データP6のみが計
算範囲の上限を越えた場合は係数Aを、第5、6測定デ
ータP5、P6が計算範囲の上限を越えた場合は係数B
(0<B<A<1)を、各測定データP1、P2、・・
・P6に乗算することにより測定データ点を計算範囲内
にシフトさせる。また、第1測定データP1が計算範囲
の下限を下回った場合、係数F(1<F)を乗算するこ
とにより測定データ点を計算範囲内にシフトさせる。な
お、係数A、B、Fは、予め実験により求めておいて
も、計算範囲の上限或いは下限からのずれ量に応じて算
出してもよい。ずれ量に応じて測定データ点を計算範囲
内にシフトさせる場合、例えば、図11において、計算
範囲の上限をYmax、下限をYmin、計算範囲に入れたい
最もトナー付着量の多い測定データ点、すなわち、第6
測定データ点P6のトナー付着量をYupperとした場
合、ずれ量(Ymax−Ymin)/(Yupper−Ymin)の分
だけパッチパターンの電位を小さくする。但し、計算範
囲内の下限側の測定データ点の値が計算範囲の下限Ymi
nを下回るおそれがある場合、第1測定データ点P1は
固定しておき、第2、3・・・6測定データ点P2、P
3・・・P6それぞれと第1測定データ点P1とのトナ
ー付着量の差分にずれ量(Ymax−Ymin)/(Yupper
−Ymin)を乗算する。
【0063】以上のように、本実施形態は、算出された
直線近似式に応じて、或いは、トナー付着量の測定デー
タと予め設定された基準値である計算範囲の上下限値と
の比較の結果に応じて、次回の複数の基準トナー像の形
成条件を変更することにより、現像剤及び像担持体の経
時、環境変動に依らず上記計算範囲内にトナー付着量の
測定データが入るようにする。よって、計算範囲内に現
像特性の直線近似式を算出するための測定データが不足
することがないため、該直線近似式を精度よく算出で
き、直線近似式に基づいた画像形成時の各種電位の制御
を安定して行うことができる。この結果、画像濃度の過
不足、及び、フルカラー複写機における色調の変化を防
止できる。
直線近似式に応じて、或いは、トナー付着量の測定デー
タと予め設定された基準値である計算範囲の上下限値と
の比較の結果に応じて、次回の複数の基準トナー像の形
成条件を変更することにより、現像剤及び像担持体の経
時、環境変動に依らず上記計算範囲内にトナー付着量の
測定データが入るようにする。よって、計算範囲内に現
像特性の直線近似式を算出するための測定データが不足
することがないため、該直線近似式を精度よく算出で
き、直線近似式に基づいた画像形成時の各種電位の制御
を安定して行うことができる。この結果、画像濃度の過
不足、及び、フルカラー複写機における色調の変化を防
止できる。
【0064】なお、本実施形態は、現像剤及び像担持体
の経時、環境変動に起因して現像特性が変化する場合に
ついて説明を行ったが、前述のように、初期値としてパ
ッチパターンの形成条件を予め設定しておいた場合に現
像装置及び現像剤の個体差により計算範囲内の測定デー
タ数が不足しても、同様にパッチパターンの形成条件を
変更することにより、次回の測定データ点を計算範囲内
にシフトさせることができる。
の経時、環境変動に起因して現像特性が変化する場合に
ついて説明を行ったが、前述のように、初期値としてパ
ッチパターンの形成条件を予め設定しておいた場合に現
像装置及び現像剤の個体差により計算範囲内の測定デー
タ数が不足しても、同様にパッチパターンの形成条件を
変更することにより、次回の測定データ点を計算範囲内
にシフトさせることができる。
【0065】
【発明の効果】請求項1或いは2の発明によれば、現像
剤及び像担持体の経時、環境変動、又は、現像装置及び
現像剤の個体差に起因して現像特性が変化しても該現像
特性の直線近似式の算出に用いる区間内の測定データが
不足することがないため、現像特性の直線近似式を精度
よく算出できる。よって、直線近似式に基づいた画像形
成時の各種電位の制御を安定して行うことができるとい
う優れた効果がある。この結果、画像濃度の過不足、及
び、フルカラー複写機における色調の変化を防止でき
る。
剤及び像担持体の経時、環境変動、又は、現像装置及び
現像剤の個体差に起因して現像特性が変化しても該現像
特性の直線近似式の算出に用いる区間内の測定データが
不足することがないため、現像特性の直線近似式を精度
よく算出できる。よって、直線近似式に基づいた画像形
成時の各種電位の制御を安定して行うことができるとい
う優れた効果がある。この結果、画像濃度の過不足、及
び、フルカラー複写機における色調の変化を防止でき
る。
【図1】本発明を応用したカラー複写機の制御系の一例
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】同カラー複写機全体の概略構成図。
【図3】同カラー複写機の感光体ドラム・中間転写ベル
ト周りの拡大図
ト周りの拡大図
【図4】同カラー複写機における電位制御ルーチンのフ
ローチャート
ローチャート
【図5】同カラー複写機における感光体ドラム上のパッ
チパターンの説明図。
チパターンの説明図。
【図6】同パッチパターン現像時の現像ポテンシャルと
トナー付着量との関係及び現像特性の近似直線を示す特
性図。
トナー付着量との関係及び現像特性の近似直線を示す特
性図。
【図7】同近似直線と、最大トナー付着量Mmaxに対応
する現像電界(Vgp)及び現像ポテンシャルVkpとの関
係を示す説明図。
する現像電界(Vgp)及び現像ポテンシャルVkpとの関
係を示す説明図。
【図8】最大トナー付着量Mmaxに対応する現像ポテン
シャルVkpから画像形成時の各種電位を決定するために
用いる電位テ−ブルを示す図。
シャルVkpから画像形成時の各種電位を決定するために
用いる電位テ−ブルを示す図。
【図9】同パッチパターン現像時の現像ポテンシャルと
トナー付着量との関係及び現像特性の近似直線を示す特
性図。
トナー付着量との関係及び現像特性の近似直線を示す特
性図。
【図10】現像特性の近似直線に基づく測定データ点変
更方法の説明図。
更方法の説明図。
【図11】トナー付着量の測定データに基づく測定デー
タ点変更方法の説明図。
タ点変更方法の説明図。
【符号の説明】 9 感光体ドラム 13 表面電位センサ 14 Bk現像器 14c トナー濃度センサ 15 C現像器 15c トナー濃度センサ 16 M現像器 16c トナー濃度センサ 17 Y現像器 17c トナー濃度センサ 18 光学センサ 201 メイン制御部
Claims (2)
- 【請求項1】像担持体上に複数の基準潜像を形成し、該
基準潜像の表面電位を測定し、該複数の基準潜像を相異
なる現像ポテンシャルで現像して複数の基準トナー像を
形成し、該基準トナー像のトナー付着量を測定し、該複
数組の表面電位及びトナー付着量の測定データに基づい
て該現像ポテンシャルに対して該トナー付着量の測定デ
ータが直線的に変化する区間を算出し、該区間内にある
複数組の表面電位及びトナー付着量の測定データに基づ
いて現像特性の直線近似式を算出し、該直線近似式を用
いて画像形成時の各種電位を決定する画像形成装置にお
いて、 上記区間のうち上記トナー付着量の測定精度が高い区間
部分内の表面電位及びトナー付着量の測定データに基づ
いて上記直線近似式を算出し、該測定精度が高い区間部
分に該トナー付着量の測定データが入るように、該直線
近似式に応じて次回の該複数の基準潜像の形成条件を変
更することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】像担持体上に複数の基準潜像を形成し、該
基準潜像の表面電位を測定し、該複数の基準潜像を相異
なる現像ポテンシャルで現像して複数の基準トナー像を
形成し、該基準トナー像のトナー付着量を測定し、該複
数組の表面電位及びトナー付着量の測定データに基づい
て該現像ポテンシャルに対して該トナー付着量の測定デ
ータが直線的に変化する区間を算出し、該区間内にある
複数組の表面電位及びトナー付着量の測定データに基づ
いて現像特性の直線近似式を算出し、該直線近似式を用
いて画像形成時の各種電位を決定する画像形成装置にお
いて、 上記区間のうち上記トナー付着量の測定精度が高い区間
部分内の表面電位及びトナー付着量の測定データに基づ
いて上記直線近似式を算出し、該トナー付着量の測定デ
ータと予め設定された基準値とを比較し、該比較の結果
に応じて、該測定精度が高い区間部分に該トナー付着量
の測定データが入るように、次回の該複数の基準潜像の
形成条件を変更することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8265555A JPH1090961A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8265555A JPH1090961A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1090961A true JPH1090961A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17418744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8265555A Withdrawn JPH1090961A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1090961A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11305500A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-05 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| WO2005043888A1 (en) * | 2003-10-31 | 2005-05-12 | Hewlett-Packard Development Company L.P. | Ink thickness consistency in digital printing presses |
| JP2006113540A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-04-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2007293374A (ja) * | 2007-08-13 | 2007-11-08 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
| JP2008145745A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| EP1940142A3 (en) * | 1998-04-20 | 2009-04-15 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus capable of changing process line speed |
| JP2011053446A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置制御方法および画像形成装置 |
| JP2017203968A (ja) * | 2016-05-13 | 2017-11-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2021124519A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP8265555A patent/JPH1090961A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11305500A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-05 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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| US7481509B2 (en) | 2003-10-31 | 2009-01-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Ink thickness consistency in digital printing presses |
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| JP2011053446A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置制御方法および画像形成装置 |
| JP2017203968A (ja) * | 2016-05-13 | 2017-11-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
| CN107390486A (zh) * | 2016-05-13 | 2017-11-24 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 图像形成装置 |
| CN107390486B (zh) * | 2016-05-13 | 2020-08-11 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 图像形成装置 |
| JP2021124519A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |