JPH109446A - サーマルスリーブ管台 - Google Patents
サーマルスリーブ管台Info
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- JPH109446A JPH109446A JP16428196A JP16428196A JPH109446A JP H109446 A JPH109446 A JP H109446A JP 16428196 A JP16428196 A JP 16428196A JP 16428196 A JP16428196 A JP 16428196A JP H109446 A JPH109446 A JP H109446A
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- straight pipe
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- thermal sleeve
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L5/00—Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
- F16L5/02—Sealing
- F16L5/10—Sealing by using sealing rings or sleeves only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温高圧で使用される大型の圧力容器の貫通
部に適用でき、発生する最大応力が低く、長期間の使用
に適用することができるサーマルスリーブ管台を提供す
る。 【解決手段】 スカート部15の肉厚が直管部14との
接続部Aに向かって漸増しており、かつスカート部と直
管部との接続部Aの内面が3mmよりも大きい半径Rで
滑らかな円弧面15bに形成されている。更に、保温材
16が、スカート部と直管部との接続部Aの内面部に保
温をしない空間17を有し、空間17がホットボックス
として作用するようになっている。
部に適用でき、発生する最大応力が低く、長期間の使用
に適用することができるサーマルスリーブ管台を提供す
る。 【解決手段】 スカート部15の肉厚が直管部14との
接続部Aに向かって漸増しており、かつスカート部と直
管部との接続部Aの内面が3mmよりも大きい半径Rで
滑らかな円弧面15bに形成されている。更に、保温材
16が、スカート部と直管部との接続部Aの内面部に保
温をしない空間17を有し、空間17がホットボックス
として作用するようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度差のある配管
を連結するサーマルスリーブ管台に関する。
を連結するサーマルスリーブ管台に関する。
【0002】
【従来の技術】高温配管の圧力容器貫通部には、従来か
らサーマルスリーブと呼ぶ継手部材が用いられ熱応力を
低減する構造となっている。すなわち、図3に示すよう
に、相対的に低温の圧力容器1とこれを貫通する高温配
管2とを気密に連結する部分には、サーマルスリーブ3
が従来から用いられている。
らサーマルスリーブと呼ぶ継手部材が用いられ熱応力を
低減する構造となっている。すなわち、図3に示すよう
に、相対的に低温の圧力容器1とこれを貫通する高温配
管2とを気密に連結する部分には、サーマルスリーブ3
が従来から用いられている。
【0003】このサーマルスリーブ3は、高温配管2
a,2bに両端が溶接された比較的肉厚の直管部3a
と、この直管部3aから円錐状に延びた薄肉のスカート
部3bとからなり、スカート部3bの端部(図で左端)
が圧力容器1の貫通部に溶接された管台1aに溶接され
る。また、圧力容器内の高温配管2a及び直管部3aと
低温の圧力容器1との間には、管2a,3aのまわりに
保温材4が施され、放熱を低減するようになっている。
更に、外側の圧力容器表面と高温配管2b及び直管部3
aのまわりにも保温材5が通常施される。
a,2bに両端が溶接された比較的肉厚の直管部3a
と、この直管部3aから円錐状に延びた薄肉のスカート
部3bとからなり、スカート部3bの端部(図で左端)
が圧力容器1の貫通部に溶接された管台1aに溶接され
る。また、圧力容器内の高温配管2a及び直管部3aと
低温の圧力容器1との間には、管2a,3aのまわりに
保温材4が施され、放熱を低減するようになっている。
更に、外側の圧力容器表面と高温配管2b及び直管部3
aのまわりにも保温材5が通常施される。
【0004】この構成により、サーマルスリーブ3を使
用して低温の圧力容器1と高温配管2とを溶接一体構造
により気密に連結しながら、熱膨張差をスカート部3b
のわずかな変形により吸収し、熱応力を低減するように
なっている。
用して低温の圧力容器1と高温配管2とを溶接一体構造
により気密に連結しながら、熱膨張差をスカート部3b
のわずかな変形により吸収し、熱応力を低減するように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のサーマルスリーブを用いた管台(以下、サーマルスリ
ーブ管台という)では、高温高圧で使用される大型の圧
力容器(例えば、加圧流動層、加圧ボイラ、高温反応缶
等)の貫通部では、高温配管の直径が大きい場合(例え
ば300〜500mm)や、温度差が大きすぎる場合
(例えば高温配管約600℃、圧力容器約350℃)
に、局部的に過大な熱応力が発生し、寿命が極端に短く
なる問題点があった。
のサーマルスリーブを用いた管台(以下、サーマルスリ
ーブ管台という)では、高温高圧で使用される大型の圧
力容器(例えば、加圧流動層、加圧ボイラ、高温反応缶
等)の貫通部では、高温配管の直径が大きい場合(例え
ば300〜500mm)や、温度差が大きすぎる場合
(例えば高温配管約600℃、圧力容器約350℃)
に、局部的に過大な熱応力が発生し、寿命が極端に短く
なる問題点があった。
【0006】すなわち、例えば図3のサーマルスリーブ
3において、高圧配管2の寸法が直径300〜500m
m、圧力が約250ata、温度が約600℃であり、
低温圧力容器1の圧力が約15ata、温度が約350
℃である場合に、コンピュータ解析により、図のa部に
約10kg/mm2 の最大応力が発生する。しかも、こ
の部分は保温材4,5により保温されているため、高圧
配管2の温度(約600℃)に近い高温であり、この温
度におけるクリープ強度は非常に低く、クリープ損傷が
大きいため数年(8〜9年)程度しか使用できないこと
がわかった。なお、大型の圧力容器等には、通常30年
以上の寿命が要求される。
3において、高圧配管2の寸法が直径300〜500m
m、圧力が約250ata、温度が約600℃であり、
低温圧力容器1の圧力が約15ata、温度が約350
℃である場合に、コンピュータ解析により、図のa部に
約10kg/mm2 の最大応力が発生する。しかも、こ
の部分は保温材4,5により保温されているため、高圧
配管2の温度(約600℃)に近い高温であり、この温
度におけるクリープ強度は非常に低く、クリープ損傷が
大きいため数年(8〜9年)程度しか使用できないこと
がわかった。なお、大型の圧力容器等には、通常30年
以上の寿命が要求される。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、高
温高圧で使用される大型の圧力容器の貫通部に適用で
き、発生する最大応力が低く、長期間の使用に適用する
ことができるサーマルスリーブ管台を提供することにあ
る。
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、高
温高圧で使用される大型の圧力容器の貫通部に適用で
き、発生する最大応力が低く、長期間の使用に適用する
ことができるサーマルスリーブ管台を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、高温配
管の圧力容器貫通部に用いられ、サーマルスリーブが、
貫通部前後の高温配管に両端がそれぞれ溶接される直管
部と、該直管部から円錐状に拡径して延びたスカート部
とからなり、スカート部の拡径後端部が圧力容器の貫通
部に設けられた管台に溶接されるようになっており、高
温配管及び直管部のまわりに保温材が施されるサーマル
スリーブ管台において、前記スカート部の肉厚が直管部
との接続部に向かって漸増しており、かつスカート部と
直管部との接続部の内面は、3mmよりも大きい半径R
で滑らかな円弧面に形成されており、更に、前記保温材
は、前記スカート部と直管部との接続部の内面部に保温
をしない空間を有し、前記空間にホットボックスを形成
する、ことを特徴とするサーマルスリーブ管台が提供さ
れる。
管の圧力容器貫通部に用いられ、サーマルスリーブが、
貫通部前後の高温配管に両端がそれぞれ溶接される直管
部と、該直管部から円錐状に拡径して延びたスカート部
とからなり、スカート部の拡径後端部が圧力容器の貫通
部に設けられた管台に溶接されるようになっており、高
温配管及び直管部のまわりに保温材が施されるサーマル
スリーブ管台において、前記スカート部の肉厚が直管部
との接続部に向かって漸増しており、かつスカート部と
直管部との接続部の内面は、3mmよりも大きい半径R
で滑らかな円弧面に形成されており、更に、前記保温材
は、前記スカート部と直管部との接続部の内面部に保温
をしない空間を有し、前記空間にホットボックスを形成
する、ことを特徴とするサーマルスリーブ管台が提供さ
れる。
【0009】上記本発明の構成によれば、スカート部と
直管部との接続部の内面部に保温のない空間が形成され
るので、この空間がホットボックスとして作用し、その
部位における放射伝熱が増加し、高応力部位の温度勾配
がゆるやかになる。また、スカート部の肉厚が直管部と
の接続部に向かって漸増しているので、接続部の軸線方
向(L寸法)もしくは接続部のスカート部厚さTが増し
熱伝導が良くなって、高応力部位の温度勾配が一層ゆる
やかになる。更にLもくしはT寸法が大きくなり、かつ
接続部の内面に比較的大きい半径Rの滑らかな円弧面が
設けられるので、発生する熱応力を低減することができ
る。
直管部との接続部の内面部に保温のない空間が形成され
るので、この空間がホットボックスとして作用し、その
部位における放射伝熱が増加し、高応力部位の温度勾配
がゆるやかになる。また、スカート部の肉厚が直管部と
の接続部に向かって漸増しているので、接続部の軸線方
向(L寸法)もしくは接続部のスカート部厚さTが増し
熱伝導が良くなって、高応力部位の温度勾配が一層ゆる
やかになる。更にLもくしはT寸法が大きくなり、かつ
接続部の内面に比較的大きい半径Rの滑らかな円弧面が
設けられるので、発生する熱応力を低減することができ
る。
【0010】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
スカート部の厚さが接続部に近づくにつれてなだらかに
厚く形成され、これにより外面と内面とが少なくとも5
度以上の角度θをなし、スカート部と直管部との接続部
の軸線方向の長さLもしくは接続部のスカート部厚さT
が少なくともスカート部の最薄の肉厚tの2倍以上に形
成されている。
スカート部の厚さが接続部に近づくにつれてなだらかに
厚く形成され、これにより外面と内面とが少なくとも5
度以上の角度θをなし、スカート部と直管部との接続部
の軸線方向の長さLもしくは接続部のスカート部厚さT
が少なくともスカート部の最薄の肉厚tの2倍以上に形
成されている。
【0011】この構成により、サーマルスリーブのスカ
ート部の厚さを接続部に近づくにつれてなだらかに厚く
する(角度θを設ける)ことにより、L寸法が増し熱伝
導が良くなって、高応力部位の温度勾配がゆるやかにな
り、かつLまたはT寸法増により熱応力が低下する。ま
た、サーマルスリーブの先端部の保温を一部やめてホッ
トボックスを設けることにより、その部位における放射
伝熱を増加させ同様の効果を更に高めることができる。
更に、一部断熱部位を設けることにより急激な温度勾配
をなくすことができる。以上により、高熱応力部位が低
温側へ移り、かつ発生する熱応力が小さくなってクリー
プ損傷が低減され、大口径又は高温度差の場合も長寿命
のものにすることができる。
ート部の厚さを接続部に近づくにつれてなだらかに厚く
する(角度θを設ける)ことにより、L寸法が増し熱伝
導が良くなって、高応力部位の温度勾配がゆるやかにな
り、かつLまたはT寸法増により熱応力が低下する。ま
た、サーマルスリーブの先端部の保温を一部やめてホッ
トボックスを設けることにより、その部位における放射
伝熱を増加させ同様の効果を更に高めることができる。
更に、一部断熱部位を設けることにより急激な温度勾配
をなくすことができる。以上により、高熱応力部位が低
温側へ移り、かつ発生する熱応力が小さくなってクリー
プ損傷が低減され、大口径又は高温度差の場合も長寿命
のものにすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1は、本発明によるサーマルスリーブ管台の全体断面
図である。この図に示すように、本発明のサーマルスリ
ーブ管台10は、高温配管2の圧力容器貫通部に用いら
れる。サーマルスリーブ12は、直管部14とスカート
部15からなり、直管部14は、貫通部前後の高温配管
2a,2bに両端がそれぞれ溶接される。また、スカー
ト部15は、直管部14の中央部外面から円錐状に拡径
して延び、その拡径後端部15a(図で左端)が圧力容
器1の貫通部に設けられた管台1aに溶接される。更
に、高温配管2(2a,2b)及び直管部14のまわり
に保温材16が施されている。なお、この例では、スカ
ート部15が管台1aとb部で溶接接合されており、拡
径後端部15a側と直管部14側で異なる材質を用いて
いるが、本発明はこれに限定されず、同一の材質であっ
てもよい。
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1は、本発明によるサーマルスリーブ管台の全体断面
図である。この図に示すように、本発明のサーマルスリ
ーブ管台10は、高温配管2の圧力容器貫通部に用いら
れる。サーマルスリーブ12は、直管部14とスカート
部15からなり、直管部14は、貫通部前後の高温配管
2a,2bに両端がそれぞれ溶接される。また、スカー
ト部15は、直管部14の中央部外面から円錐状に拡径
して延び、その拡径後端部15a(図で左端)が圧力容
器1の貫通部に設けられた管台1aに溶接される。更
に、高温配管2(2a,2b)及び直管部14のまわり
に保温材16が施されている。なお、この例では、スカ
ート部15が管台1aとb部で溶接接合されており、拡
径後端部15a側と直管部14側で異なる材質を用いて
いるが、本発明はこれに限定されず、同一の材質であっ
てもよい。
【0013】本発明のサーマルスリーブ管台10では、
スカート部15の肉厚が直管部14との接続部Aに向か
って漸増しており、かつこの接続部Aの内面(圧力容器
内)は、3mmよりも大きい半径Rで滑らかな円弧面1
5bが形成されている。更に、保温材16は、スカート
部と直管部との接続部Aの内面部に保温をしない空間1
7を有し、空間がホットボックスとして作用するように
なっている。
スカート部15の肉厚が直管部14との接続部Aに向か
って漸増しており、かつこの接続部Aの内面(圧力容器
内)は、3mmよりも大きい半径Rで滑らかな円弧面1
5bが形成されている。更に、保温材16は、スカート
部と直管部との接続部Aの内面部に保温をしない空間1
7を有し、空間がホットボックスとして作用するように
なっている。
【0014】上述した本発明の構成によれば、スカート
部15と直管部14との接続部Aの内面部に保温のない
空間17が形成されるので、この空間17がホットボッ
クスとして作用し、その部位における放射伝熱が増加
し、高応力部位の温度勾配がゆるやかになる。また、ス
カート部15の肉厚が直管部との接続部Aに向かって漸
増しているので、接続部の軸線方向(L寸法)もしくは
T寸法が増し熱伝導が良くなって、高応力部位の温度勾
配が一層ゆるやかになり、薄肉のスカート部での変形が
主体となるため接続部Aの応力は大幅に低減される。更
にL寸法が大きくなり、かつ接続部の内面に半径Rの滑
らかな円弧面15bが設けられるので、発生する熱応力
を低減することができる。
部15と直管部14との接続部Aの内面部に保温のない
空間17が形成されるので、この空間17がホットボッ
クスとして作用し、その部位における放射伝熱が増加
し、高応力部位の温度勾配がゆるやかになる。また、ス
カート部15の肉厚が直管部との接続部Aに向かって漸
増しているので、接続部の軸線方向(L寸法)もしくは
T寸法が増し熱伝導が良くなって、高応力部位の温度勾
配が一層ゆるやかになり、薄肉のスカート部での変形が
主体となるため接続部Aの応力は大幅に低減される。更
にL寸法が大きくなり、かつ接続部の内面に半径Rの滑
らかな円弧面15bが設けられるので、発生する熱応力
を低減することができる。
【0015】また、図1に示すように、スカート部15
の厚さが接続部Aに近づくにつれてなだらかに厚く形成
され、これにより外面と内面とが少なくとも5度の角度
θをなし、スカート部15と直管部14との接続部Aの
軸線方向の長さLもしくは接続部Aのスカート部厚さT
が少なくともスカート部15の最薄の肉厚tの3倍以上
に形成されている。
の厚さが接続部Aに近づくにつれてなだらかに厚く形成
され、これにより外面と内面とが少なくとも5度の角度
θをなし、スカート部15と直管部14との接続部Aの
軸線方向の長さLもしくは接続部Aのスカート部厚さT
が少なくともスカート部15の最薄の肉厚tの3倍以上
に形成されている。
【0016】この構成により、サーマルスリーブ12の
厚さをなだらかに厚くする(角度θを設ける)ことによ
り、LもしくはT寸法が増し熱伝導が良くなって、高応
力部位の温度勾配がゆるやかになり、かつLもしくはT
寸法増により熱応力が低下する。また、サーマルスリー
ブの先端部の保温を一部やめてホットボックス17を設
けることにより、その部位における放射伝熱を増加させ
同様の効果を更に高めることができる。更に、一部断熱
部位を設けることにより急激な温度勾配をなくすことが
できる。以上により、熱応力部位が低温側へ移り、かつ
発生する熱応力が小さくなってクリープ損傷が低減さ
れ、大口径又は高温度差の場合も長寿命のものにするこ
とができる。
厚さをなだらかに厚くする(角度θを設ける)ことによ
り、LもしくはT寸法が増し熱伝導が良くなって、高応
力部位の温度勾配がゆるやかになり、かつLもしくはT
寸法増により熱応力が低下する。また、サーマルスリー
ブの先端部の保温を一部やめてホットボックス17を設
けることにより、その部位における放射伝熱を増加させ
同様の効果を更に高めることができる。更に、一部断熱
部位を設けることにより急激な温度勾配をなくすことが
できる。以上により、熱応力部位が低温側へ移り、かつ
発生する熱応力が小さくなってクリープ損傷が低減さ
れ、大口径又は高温度差の場合も長寿命のものにするこ
とができる。
【0017】図2は、本発明のサーマルスリーブ管台の
コンピュータ解析例を模式的に示したものである。この
図で(A)は各部の温度を示し、(B)は各部の発生応
力を示している。なお、同一条件における従来のサーマ
ルスリーブ管台における最大応力は、約10kg/mm
2 であり、図1のA部の内面に相当する位置に発生し
た。
コンピュータ解析例を模式的に示したものである。この
図で(A)は各部の温度を示し、(B)は各部の発生応
力を示している。なお、同一条件における従来のサーマ
ルスリーブ管台における最大応力は、約10kg/mm
2 であり、図1のA部の内面に相当する位置に発生し
た。
【0018】図2から、本発明によるサーマルスリーブ
管台10では、発生する最大応力は約7.8kg/mm
2 であり、しかも最大発生応力が発生する位置は肉厚変
化の少ない部分であり、スカート部15の中間位置にあ
ることがわかる。この部分は高温配管2から離れた位置
にあるため温度が高温配管2と圧力容器の中間温度(約
486℃)まで下がっており、クリープ損傷が大幅に低
減(100分の1以下)され、長期間の使用に適用する
ことができることがわかる。
管台10では、発生する最大応力は約7.8kg/mm
2 であり、しかも最大発生応力が発生する位置は肉厚変
化の少ない部分であり、スカート部15の中間位置にあ
ることがわかる。この部分は高温配管2から離れた位置
にあるため温度が高温配管2と圧力容器の中間温度(約
486℃)まで下がっており、クリープ損傷が大幅に低
減(100分の1以下)され、長期間の使用に適用する
ことができることがわかる。
【0019】なお、従来のサーマルスリーブ管台で最大
応力が発生した位置(図1のA部の内面)の温度は、約
595℃であり依然として高温であるが、応力が約2.
5kg/mm2 以下に下がっており、クリープ損傷が大
幅に低減され、長期間の使用に適用することができるこ
とがわかる。
応力が発生した位置(図1のA部の内面)の温度は、約
595℃であり依然として高温であるが、応力が約2.
5kg/mm2 以下に下がっており、クリープ損傷が大
幅に低減され、長期間の使用に適用することができるこ
とがわかる。
【0020】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できるこ
とは勿論である。
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できるこ
とは勿論である。
【0021】
【発明の効果】上述したように、本発明により、温度差
による高応力部位をスカート部15の中間位置に移動さ
せ、かつその値を小さくすることができるため、長寿命
のものを提供することが可能となる。従って、本発明
は、高温高圧で使用される大型の圧力容器の貫通部に適
用でき、発生する最大応力が低く、長期間の使用に適用
することができる、等の優れた効果を有する。
による高応力部位をスカート部15の中間位置に移動さ
せ、かつその値を小さくすることができるため、長寿命
のものを提供することが可能となる。従って、本発明
は、高温高圧で使用される大型の圧力容器の貫通部に適
用でき、発生する最大応力が低く、長期間の使用に適用
することができる、等の優れた効果を有する。
【図1】本発明によるサーマルスリーブ管台の全体断面
図である。
図である。
【図2】図1のコンピュータ解析例である。
【図3】従来のサーマルスリーブ管台の部分断面図であ
る。
る。
1 圧力容器 2,2a,2b 高温配管 3 サーマルスリーブ 3a 直管部 3b スカート部 4,5 保温材 10 サーマルスリーブ管台 12 サーマルスリーブ 14 直管部 15 スカート部 15a 拡径後端部 15b 円弧面 16 保温材 17 空間(ホットボックス)
Claims (2)
- 【請求項1】 高温配管の圧力容器貫通部に用いられ、
サーマルスリーブが、貫通部前後の高温配管に両端がそ
れぞれ溶接される直管部と、該直管部から円錐状に拡径
して延びたスカート部とからなり、スカート部の拡径後
端部が圧力容器の貫通部に設けられた管台に溶接される
ようになっており、高温配管及び直管部のまわりに保温
材が施されるサーマルスリーブ管台において、 前記スカート部の肉厚が直管部との接続部に向かって漸
増しており、かつスカート部と直管部との接続部の内面
は、3mmよりも大きい半径Rで滑らかな円弧面に形成
されており、 更に、前記保温材は、前記スカート部と直管部との接続
部の内面部に保温をしない空間を有し、前記空間にホッ
トボックスを形成する、ことを特徴とするサーマルスリ
ーブ管台。 - 【請求項2】 前記スカート部の厚さが接続部に近づく
につれてなだらかに厚く形成され、これにより外面と内
面とが少なくとも5度以上の角度θをなし、スカート部
と直管部との接続部の軸線方向の長さLもしくは接続部
Aのスカート部厚さTが少なくともスカート部の最薄の
肉厚tの2倍以上に形成されている、ことを特徴とする
請求項1に記載のサーマルスリーブ管台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16428196A JPH109446A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | サーマルスリーブ管台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16428196A JPH109446A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | サーマルスリーブ管台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109446A true JPH109446A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15790121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16428196A Pending JPH109446A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | サーマルスリーブ管台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109446A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103335402A (zh) * | 2013-07-12 | 2013-10-02 | 无锡博睿奥克电气有限公司 | 采用套管结构的高压加热装置 |
| EP2327948A3 (en) * | 2009-11-27 | 2013-12-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Heat exchanger |
| CN108053898A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-18 | 中广核研究院有限公司 | 反应堆压力容器及反应堆压力容器的安注管 |
| CN111677962A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-09-18 | 华陆工程科技有限责任公司 | 一种高温管道与低温设备的刚性连接结构 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16428196A patent/JPH109446A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2327948A3 (en) * | 2009-11-27 | 2013-12-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Heat exchanger |
| US9482475B2 (en) | 2009-11-27 | 2016-11-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Heat exchanger |
| CN103335402A (zh) * | 2013-07-12 | 2013-10-02 | 无锡博睿奥克电气有限公司 | 采用套管结构的高压加热装置 |
| CN108053898A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-18 | 中广核研究院有限公司 | 反应堆压力容器及反应堆压力容器的安注管 |
| CN111677962A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-09-18 | 华陆工程科技有限责任公司 | 一种高温管道与低温设备的刚性连接结构 |
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