JPH11101158A - 直噴式内燃機関のシリンダヘッド製造方法 - Google Patents
直噴式内燃機関のシリンダヘッド製造方法Info
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- JPH11101158A JPH11101158A JP9263352A JP26335297A JPH11101158A JP H11101158 A JPH11101158 A JP H11101158A JP 9263352 A JP9263352 A JP 9263352A JP 26335297 A JP26335297 A JP 26335297A JP H11101158 A JPH11101158 A JP H11101158A
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Abstract
おいて、生産性の向上を図りつつ、冷却水通路の形成を
容易化すること等を目的とする。 【解決手段】 鋳造時に使用する排気又は吸気ポート形
成用中子17を冷却水ジャケット形成用中子に挿入する
際に、該排気又は吸気ポート形成用中子17の一方の排
気又は吸気ポート14B形成部の先端部17Aが冷却水
ジャケット形成用中子18における燃料噴射ノズルの取
付用ボス形成部分18Aを通過するように、前記排気又
は吸気ポート形成用中子17の一方の排気又は吸気ポー
ト14B形成部の先端部17A周面の一部17aを平面
形状にカットし、鋳造後に、前記排気又は吸気ポート形
成用中子17の一方の排気又は吸気ポート14B形成部
により形成された排気又は吸気ポート14B内周面の一
部に形成された平面形状部を図1及び図2の斜線部17
bの如くに切削して湾曲面形状に加工するようにした。
Description
関、ガソリン機関等の直噴式内燃機関のシリンダヘッド
製造方法に関し、特に、鋳造製のシリンダヘッドにおけ
る冷却水通路形成技術に関する。
2つの吸気弁及び2つの排気弁を備え、かつシリンダヘ
ッドに前記4つの弁により開閉される吸気と排気の4つ
のポートを夫々有し、該シリンダヘッドの前記ポートの
略中央部に対応する部位に燃料噴射弁を備えるようにし
たセンターノズル方式の直噴式ディーゼル機関、センタ
ープラグ方式のガソリン機関が知られている。
は、燃料噴射弁又はスパークプラグをシリンダヘッドに
取り付ける構造として、シリンダヘッドに、燃料噴射弁
本体としてのノズルホルダ又はスパークプラグの取付孔
を形成したハウジングを一体成形するようにしたものが
採用されている。
ば、このような従来の直噴式ディーゼル機関のシリンダ
ヘッド構造にあっては、上記のように、ノズルホルダを
取り付けるためのハウジングをシリンダヘッドに一体成
形した構成であるから、ハウジングの外周壁と、シリン
ダヘッドに一体成形されるポート壁とは一部が連接した
構造とならざるを得ない。
壁、特に、排気ポート壁との間には、冷却水通路を形成
することが困難であり、ノズルホルダ並びにポート壁、
特に、排気ポート壁周りに充分な大きさの冷却水通路を
確保することが困難である。又、ノズルホルダ並びにポ
ート壁周りに充分な大きさの冷却水通路を確保しようと
した場合には、ポートの大きさを夫々縮小せざるを得な
くなり、今度は機関性能に支障を来してしまう。
成用中子を上下2分割して、ノズルホルダ並びにポート
壁周りに充分な大きさの冷却水通路を確保することが行
われている。しかし、この方法では、生産性が悪いのは
言うまでもなく、出来上がったシリンダヘッドの上下の
冷却水ジャケット形成用中子の合わせ面に相当する部位
にバリが発生するため、このバリを取るための面倒な後
加工が必要となる欠点がある。
開平6−304696号公報に開示された内燃機関用シ
リンダヘッドにおける冷却水ジャケット用中子型の成形
装置並びに特開平8−276243号公報に開示された
シリンダヘッド鋳型用中子が知られているが、いずれも
上述の問題点を解決し得る技術ではない。そこで、本発
明は以上のような従来の課題を解決するためなされたも
のであり、各気筒毎の少なくとも2つの排気弁同士が、
夫々クランク軸の中心軸方向に略直交する方向に並列す
るように配置され、燃料噴射ノズルの取付用ボスをシリ
ンダヘッドと一体成形する構成の直噴式内燃機関のシリ
ンダヘッド製造方法において、生産性の向上を図りつ
つ、冷却水通路の形成を容易化すること等を目的とす
る。
る発明は、鋳造製のシリンダヘッドに、各気筒毎夫々2
つ若しくは3つの吸気弁及び2つの排気弁を備え、かつ
前記シリンダヘッドに各気筒毎前記4つ若しくは5つの
弁により開閉される吸気と排気の4つ若しくは5つのポ
ートを夫々有し、各気筒毎の2つの排気弁同士を、クラ
ンク軸の中心軸方向に略直交する方向に並列するように
配置し、かつ2つの排気ポートを、各ポートのスロート
部からの流れが途中で合流する単一の排気ポートとし
て、シリンダヘッドの側壁面に開口し、シリンダヘッド
の各気筒のシリンダボアの略中心軸に直立して燃料噴射
ノズルを設け、該燃料噴射ノズルの取付用ボスをシリン
ダヘッドと一体成形し、2つの排気ポートの各スロート
部と前記燃料噴射ノズルの取付用ボスとの間に冷却水通
路を形成するようにした直噴式内燃機関のシリンダヘッ
ドの製造方法であって、鋳造時に使用する排気ポート形
成用中子を冷却水ジャケット形成用中子に挿入する際
に、該排気ポート形成用中子の一方の排気ポート形成部
となる先端部が冷却水ジャケット形成用中子における燃
料噴射ノズルの取付用ボス形成部分を通過するように、
前記排気ポート形成用中子の一方の排気ポート形成部と
なる先端部周面の一部を平面形状にカットし、鋳造後
に、前記排気ポート形成用中子の一方の排気ポート形成
部により形成された排気ポート内周面の一部に形成され
た平面形状部を切削して湾曲面形状に加工したことを特
徴とする。
明の技術を吸気ポートに適用したことを特徴とする。請
求項3に係る発明は、請求項1に係る発明の直噴式内燃
機関のシリンダヘッド製造方法に加え、各気筒毎の2つ
若しくは3つの吸気弁同士を、クランク軸の中心軸方向
に略直交する方向に並列するように配置し、かつ2つ若
しくは3つの吸気ポートを、各ポートのスロート部から
の流れが途中で合流する単一の吸気ポートとして、シリ
ンダヘッドの側壁面に開口し、2つ若しくは3つの吸気
ポートの各スロート部と前記燃料噴射ノズルの取付用ボ
スとの間に冷却水通路を形成するようにした直噴式内燃
機関のシリンダヘッドの製造方法であって、鋳造時に使
用する吸気ポート形成用中子を冷却水ジャケット形成用
中子に挿入する際に、該吸気ポート形成用中子の一方の
吸気ポート形成部となる先端部が冷却水ジャケット形成
用中子における燃料噴射ノズルの取付用ボス形成部分を
通過するように、前記吸気ポート形成用中子の一方の吸
気ポート形成部となる先端部周面の一部を平面形状にカ
ットし、鋳造後に、前記吸気ポート形成用中子の一方の
吸気ポート形成部により形成された吸気ポート内周面の
一部に形成された平面形状部を切削して湾曲面形状に加
工したことを特徴とする。
気ポート形成用中子或いは吸気ポート形成用中子を冷却
水ジャケット形成用中子に対して、シリンダ長手方向に
対して直角に挿入することができ、排気ポート或いは吸
気ポートのスロート部と燃料噴射ノズルの取付用ボスと
の間に冷却水通路を形成することができる。
本発明を詳述する。図2及び図3において、直噴式内燃
機関としての直噴式ディーゼルエンジンの鋳造製のシリ
ンダヘッド11には、夫々直動式の2つの吸気弁及び2
つの排気弁(図示せず)が備えられ、かつ前記シリンダ
ヘッド11に前記4つの弁により開閉される4つのポー
ト(吸気ポート12,13及び排気ポート14A,14
B)が形成されている。
排気弁同士は、夫々クランク軸の中心軸方向に略直交す
る方向に並列するように配置される。又、2つの吸気ポ
ート12,13は、シリンダヘッド11の一方の側面に
開口して図示しない吸気マニホールドと連通される。更
に、2つの排気ポート14A,14Bは、各ポート14
A,14Bのスロート部からの流れが途中が合流する単
一の排気ポート14とされ、シリンダヘッド11の他方
の側面に開口して図示しない排気マニホールドと連通さ
れる。
ンダボアの略中心軸に直立して図示しない燃料噴射ノズ
ルが設けられており、該燃料噴射ノズルの取付用ボス1
5はシリンダヘッド11の鋳造時に一体成形される。
又、排気ポート14A,14Bの各スロート部と燃料噴
射ノズルの取付用ボス15との間には冷却水通路16が
形成される。
態における吸気ポート形成用中子である。ここで、シリ
ンダヘッド11の鋳造時の排気ポート形成用中子を、冷
却水ジャケット形成用中子に対して、シリンダ長手方向
に対して直角に挿入する方法では、排気ポートのスロー
ト部と燃料噴射ノズルの取付用ボスとの間に冷却水通路
を形成するのが困難である(奥まったポートスロート部
におけるポート形成用中子の挿入軌跡により冷却水通路
を形成したい部分は全て駄肉となる)。
では、図1を参照すると、 (1)鋳造時に使用する排気ポート形成用中子17を冷
却水ジャケット形成用中子に挿入する際に、該排気ポー
ト形成用中子17の一方の排気ポート14B形成部の先
端部17Aが冷却水ジャケット形成用中子18における
燃料噴射ノズルの取付用ボス形成部分18Aを通過する
ように、前記排気ポート形成用中子17の一方の排気ポ
ート14B形成部の先端部17A周面の一部17aを平
面形状にカットする。図3はこの排気ポート形成用中子
17の冷却水ジャケット形成用中子18への挿入軌跡を
示している。 (2)鋳造後に、前記排気ポート形成用中子17の一方
の排気ポート14B形成部により形成された排気ポート
14B内周面の一部に形成された平面形状部を図1及び
図2の斜線部17bの如くに切削して湾曲面形状に加工
する。
を冷却水ジャケット形成用中子18に対して、シリンダ
長手方向に対して直角に挿入することができ、排気ポー
ト14A,14Bのスロート部と燃料噴射ノズルの取付
用ボス15との間に冷却水通路16を形成することがで
きる。このように、単に排気ポート形成用中子17の形
状の改善により、排気ポート14A,14Bのスロート
部と燃料噴射ノズルの取付用ボス15との間に冷却水通
路を容易に形成できる結果、排気ポート14A,14B
の大きさを夫々縮小する必要がなく、機関性能に支障を
来すことがない。
2分割して、ノズルホルダ並びにポート壁周りに冷却水
通路を形成するものの欠点(上下の鋳型の合わせ面にバ
リが発生するため、このバリを取るための面倒な後加工
が必要となる)も解消できる。尚、(2)における切削
加工は、バルブシートの加工と同時に行うことができる
ため、特に製作工程上問題とならず、生産性を低下させ
るものではない。
ート14A,14Bと比較して熱負荷が少ないため、そ
の上部に冷却水ジャケットを必要としないが、上述の排
気ポート14A,14Bの場合と同じようにして、吸気
ポートのスロート部と燃料噴射ノズルの取付用ボスとの
間に冷却水通路を形成することができる。即ち、この場
合には、各気筒毎の2つの吸気弁同士を、クランク軸の
中心軸方向に略直交する方向に並列するように配置し、
かつ2つの吸気ポートを、各ポートのスロート部からの
流れが途中で合流する単一の吸気ポートとして、シリン
ダヘッドの側壁面に開口し、2つの吸気ポートの各スロ
ート部と燃料噴射ノズルの取付用ボスとの間に冷却水通
路を形成する。
鋳造時に使用する吸気ポート形成用中子を冷却水ジャケ
ット形成用中子に挿入する際に、該吸気ポート形成用中
子の一方の吸気ポート形成部となる先端部が冷却水ジャ
ケット形成用中子における燃料噴射ノズルの取付用ボス
形成部分を通過するように、前記吸気ポート形成用中子
の一方の吸気ポート形成部となる先端部周面の一部を平
面形状にカットし、鋳造後に、前記吸気ポート形成用中
子の一方の吸気ポート形成部により形成された吸気ポー
ト内周面の一部に形成された平面形状部を切削して湾曲
面形状に加工すれば良い。
式内燃機関において、鋳造製シリンダヘッドを用いつ
つ、生産コストが有利な、シリンダヘッド一体成形式の
燃料噴射ノズルの取付用ボスとした場合において、生産
性を向上しつつ燃料噴射ノズル取付部周りの冷却水通路
を容易に確保でき、冷却性能の向上並びに耐久性の向上
を図ることができ、特に、請求項1及び3に係る発明で
は、排気ポートのスロート部と燃料噴射ノズルの取付用
ボスとの間に冷却水通路を容易に形成でき、排気ポート
は吸気ポートと比較して熱負荷が大きいため、有利であ
る。
ド製造方法の一実施形態を示す鋳造用中子の部分的な概
略平面図
面図
Claims (3)
- 【請求項1】鋳造製のシリンダヘッドに、各気筒毎夫々
2つ若しくは3つの吸気弁及び2つの排気弁を備え、か
つ前記シリンダヘッドに各気筒毎前記4つ若しくは5つ
の弁により開閉される吸気と排気の4つ若しくは5つの
ポートを夫々有し、各気筒毎の2つの排気弁同士を、ク
ランク軸の中心軸方向に略直交する方向に並列するよう
に配置し、かつ2つの排気ポートを、各ポートのスロー
ト部からの流れが途中で合流する単一の排気ポートとし
て、シリンダヘッドの側壁面に開口し、シリンダヘッド
の各気筒のシリンダボアの略中心軸に直立して燃料噴射
ノズルを設け、該燃料噴射ノズルの取付用ボスをシリン
ダヘッドと一体成形し、2つの排気ポートの各スロート
部と前記燃料噴射ノズルの取付用ボスとの間に冷却水通
路を形成するようにした直噴式内燃機関のシリンダヘッ
ドの製造方法であって、 鋳造時に使用する排気ポート形成用中子を冷却水ジャケ
ット形成用中子に挿入する際に、該排気ポート形成用中
子の一方の排気ポート形成部となる先端部が冷却水ジャ
ケット形成用中子における燃料噴射ノズルの取付用ボス
形成部分を通過するように、前記排気ポート形成用中子
の一方の排気ポート形成部となる先端部周面の一部を平
面形状にカットし、 鋳造後に、前記排気ポート形成用中子の一方の排気ポー
ト形成部により形成された排気ポート内周面の一部に形
成された平面形状部を切削して湾曲面形状に加工したこ
とを特徴とする直噴式内燃機関のシリンダヘッド製造方
法。 - 【請求項2】鋳造製のシリンダヘッドに、各気筒毎夫々
2つ若しくは3つの吸気弁及び2つの排気弁を備え、か
つ前記シリンダヘッドに各気筒毎前記4つ若しくは5つ
の弁により開閉される吸気と排気の4つ若しくは5つの
ポートを夫々有し、各気筒毎の2つ若しくは3つの吸気
弁同士を、クランク軸の中心軸方向に略直交する方向に
並列するように配置し、かつ2つ若しくは3つの吸気ポ
ートを、各ポートのスロート部からの流れが途中で合流
する単一の吸気ポートとして、シリンダヘッドの側壁面
に開口し、シリンダヘッドの各気筒のシリンダボアの略
中心軸に直立して燃料噴射ノズルを設け、該燃料噴射ノ
ズルの取付用ボスをシリンダヘッドと一体成形し、2つ
若しくは3つの吸気ポートの各スロート部と前記燃料噴
射ノズルの取付用ボスとの間に冷却水通路を形成するよ
うにした直噴式内燃機関のシリンダヘッドの製造方法で
あって、 鋳造時に使用する吸気ポート形成用中子を冷却水ジャケ
ット形成用中子に挿入する際に、該吸気ポート形成用中
子の一方の吸気ポート形成部となる先端部が冷却水ジャ
ケット形成用中子における燃料噴射ノズルの取付用ボス
形成部分を通過するように、前記吸気ポート形成用中子
の一方の吸気ポート形成部となる先端部周面の一部を平
面形状にカットし、 鋳造後に、前記吸気ポート形成用中子の一方の吸気ポー
ト形成部により形成された吸気ポート内周面の一部に形
成された平面形状部を切削して湾曲面形状に加工したこ
とを特徴とする直噴式内燃機関のシリンダヘッド製造方
法。 - 【請求項3】請求項1に係る発明の直噴式内燃機関のシ
リンダヘッド製造方法に加え、 各気筒毎の2つ若しくは3つの吸気弁同士を、クランク
軸の中心軸方向に略直交する方向に並列するように配置
し、かつ2つ若しくは3つの吸気ポートを、各ポートの
スロート部からの流れが途中で合流する単一の吸気ポー
トとして、シリンダヘッドの側壁面に開口し、2つ若し
くは3つの吸気ポートの各スロート部と前記燃料噴射ノ
ズルの取付用ボスとの間に冷却水通路を形成するように
した直噴式内燃機関のシリンダヘッドの製造方法であっ
て、 鋳造時に使用する吸気ポート形成用中子を冷却水ジャケ
ット形成用中子に挿入する際に、該吸気ポート形成用中
子の一方の吸気ポート形成部となる先端部が冷却水ジャ
ケット形成用中子における燃料噴射ノズルの取付用ボス
形成部分を通過するように、前記吸気ポート形成用中子
の一方の吸気ポート形成部となる先端部周面の一部を平
面形状にカットし、 鋳造後に、前記吸気ポート形成用中子の一方の吸気ポー
ト形成部により形成された吸気ポート内周面の一部に形
成された平面形状部を切削して湾曲面形状に加工したこ
とを特徴とする直噴式内燃機関のシリンダヘッド製造方
法。
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1998
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