JPH11102781A - 高周波用強制冷却複合導体及び電磁誘導加熱コイル - Google Patents
高周波用強制冷却複合導体及び電磁誘導加熱コイルInfo
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- JPH11102781A JPH11102781A JP9263079A JP26307997A JPH11102781A JP H11102781 A JPH11102781 A JP H11102781A JP 9263079 A JP9263079 A JP 9263079A JP 26307997 A JP26307997 A JP 26307997A JP H11102781 A JPH11102781 A JP H11102781A
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より高い周波数領域においても電磁誘導加熱
コイルの損失改善を実現できる高周波用強制冷却複合導
体及び電磁誘導加熱コイルを提供する。 【解決手段】 周波数によって定まる電流浸透深さより
も小さい所要断面寸法を有する所要数の素線2を互いに
絶縁し且つ素線を互いに撚り合わせて複合導体3を形成
し、この複合導体3を絶縁物からなる被覆管5で被包
し、且つまた複合導体3を強制冷却する冷却媒体の通路
6を複合導体3の内部もしくは複合導体3と被覆管5と
の間に形成して高周波用強制冷却複合導体1を構成し
た。
コイルの損失改善を実現できる高周波用強制冷却複合導
体及び電磁誘導加熱コイルを提供する。 【解決手段】 周波数によって定まる電流浸透深さより
も小さい所要断面寸法を有する所要数の素線2を互いに
絶縁し且つ素線を互いに撚り合わせて複合導体3を形成
し、この複合導体3を絶縁物からなる被覆管5で被包
し、且つまた複合導体3を強制冷却する冷却媒体の通路
6を複合導体3の内部もしくは複合導体3と被覆管5と
の間に形成して高周波用強制冷却複合導体1を構成し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波電磁誘導加
熱装置に用いられる高周波用強制冷却複合導体及び電磁
誘導加熱コイルに関する。
熱装置に用いられる高周波用強制冷却複合導体及び電磁
誘導加熱コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電磁誘導加熱コイルにおける銅
損などの損失を改善するために種々の対策が講じられて
いる。電磁誘導加熱コイルは使用温度が高いので導体自
体や絶縁物の保護のために冷却する必要があり、そのた
め図6(a)、(b)に示すように内部に冷却水路12
を形成した導体11を用いられることが多い。なお、図
3(a)は円筒状に単層巻きしたコイルを、図6(b)
は多層巻きしたコイルを示し、11aは導体11の外面
の電気絶縁材、13はコイルを巻回する断熱筒体であ
る。
損などの損失を改善するために種々の対策が講じられて
いる。電磁誘導加熱コイルは使用温度が高いので導体自
体や絶縁物の保護のために冷却する必要があり、そのた
め図6(a)、(b)に示すように内部に冷却水路12
を形成した導体11を用いられることが多い。なお、図
3(a)は円筒状に単層巻きしたコイルを、図6(b)
は多層巻きしたコイルを示し、11aは導体11の外面
の電気絶縁材、13はコイルを巻回する断熱筒体であ
る。
【0003】ところで、図6(a)に示す単層巻きコイ
ルを使用したものに比して多層巻きコイルを使用すると
巻数が増加することにより電気効率が高くなる。そのた
めに多層巻きにされることが多いが、多層巻きコイルに
おいては、内層側に巻かれたコイルの導体にはその外側
に巻かれたコイルにより誘導電流が流れて銅損が増加
し、多層巻きの効果が発揮されなくなる。そこで、例え
ば特公昭58−14037号公報に開示されているよう
に、図6(b)に示す如く外層側コイル14の導体11
の厚さに比して内層側コイル15の導体11の厚さを薄
くしたものが提案されている。
ルを使用したものに比して多層巻きコイルを使用すると
巻数が増加することにより電気効率が高くなる。そのた
めに多層巻きにされることが多いが、多層巻きコイルに
おいては、内層側に巻かれたコイルの導体にはその外側
に巻かれたコイルにより誘導電流が流れて銅損が増加
し、多層巻きの効果が発揮されなくなる。そこで、例え
ば特公昭58−14037号公報に開示されているよう
に、図6(b)に示す如く外層側コイル14の導体11
の厚さに比して内層側コイル15の導体11の厚さを薄
くしたものが提案されている。
【0004】また、特開平6−36869号公報には、
図7に示すように、冷却媒体を通す冷却管17の外周に
複数の導体18を接触させかつこれら導体18の両端間
で少なくとも1周するように螺旋状に巻き付けて配置し
て成る複合導体16が提案されている。図4において、
18aは電気絶縁材、19は導体18を冷却管17に固
着する電気絶縁性及び熱伝導性を有する装着材である。
図7に示すように、冷却媒体を通す冷却管17の外周に
複数の導体18を接触させかつこれら導体18の両端間
で少なくとも1周するように螺旋状に巻き付けて配置し
て成る複合導体16が提案されている。図4において、
18aは電気絶縁材、19は導体18を冷却管17に固
着する電気絶縁性及び熱伝導性を有する装着材である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6(b)
に示す多層巻きコイルにおいては、内層側に巻かれるコ
イル15の導体11には周波数により定まる表皮効果に
よる電流の浸透深さよりもかなり薄い厚さの導体を用い
なければならないことが知られているが、導体11に冷
却水路12を形成したものでは薄くするのに限界があ
り、電流浸透深さが大きい商用周波数領域には適用でき
ても高い周波数には適用できないという問題がある。
に示す多層巻きコイルにおいては、内層側に巻かれるコ
イル15の導体11には周波数により定まる表皮効果に
よる電流の浸透深さよりもかなり薄い厚さの導体を用い
なければならないことが知られているが、導体11に冷
却水路12を形成したものでは薄くするのに限界があ
り、電流浸透深さが大きい商用周波数領域には適用でき
ても高い周波数には適用できないという問題がある。
【0006】また、図7に示した複合導体16を用いた
コイルでは、導体18が冷却管17の管壁を介して間接
的に冷却されるために冷却作用が十分でなく、通電能力
が抑制されるので、所要の電流値を流すにはより多くの
導体18を必要とすることになり、結果として所定電流
値を流すには多層巻きが必要となり、複雑かつ高価とな
るという問題がある。さらに、多層巻きを行うと、内側
に巻かれたコイルの複合導体16の冷却管17が外層側
に巻かれたコイルにより誘導加熱されて損失を伴うこと
になる。
コイルでは、導体18が冷却管17の管壁を介して間接
的に冷却されるために冷却作用が十分でなく、通電能力
が抑制されるので、所要の電流値を流すにはより多くの
導体18を必要とすることになり、結果として所定電流
値を流すには多層巻きが必要となり、複雑かつ高価とな
るという問題がある。さらに、多層巻きを行うと、内側
に巻かれたコイルの複合導体16の冷却管17が外層側
に巻かれたコイルにより誘導加熱されて損失を伴うこと
になる。
【0007】従って、この複合導体16を用いた多層巻
きコイルでも適用周波数の限界は1〜2KHz程度の低
いもので、より高い周波数への適用ができないという問
題がある。
きコイルでも適用周波数の限界は1〜2KHz程度の低
いもので、より高い周波数への適用ができないという問
題がある。
【0008】このように何れもより高い周波数への適用
が困難であるため、高い周波数領域においては、図6
(a)に示すような内部に冷却水路12を形成した導体
11を用いた単層巻きコイルが使用されており、より高
い周波数での損失改善が実現されていないのが現状であ
る。
が困難であるため、高い周波数領域においては、図6
(a)に示すような内部に冷却水路12を形成した導体
11を用いた単層巻きコイルが使用されており、より高
い周波数での損失改善が実現されていないのが現状であ
る。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、より
高い周波数領域においても電磁誘導加熱コイルの損失改
善を実現できる高周波用強制冷却複合導体及び電磁誘導
加熱コイルを提供することを目的とする。
高い周波数領域においても電磁誘導加熱コイルの損失改
善を実現できる高周波用強制冷却複合導体及び電磁誘導
加熱コイルを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の高周波用強制冷却複合導体は、図中の参照符
号を付して示すならば、請求項1にあっては、周波数に
よって定まる電流浸透深さよりも小さい断面寸法を有す
る所要数の素線2を互いに絶縁し且つ素線を互いに撚り
合わせて複合導体3を形成し、この複合導体3を絶縁物
からなる被覆管5で被包し、且つまた複合導体3を強制
冷却する冷却媒体の通路6を複合導体内部もしくは複合
導体3と被覆管5との間に形成した構成を採用するもの
である。
に本発明の高周波用強制冷却複合導体は、図中の参照符
号を付して示すならば、請求項1にあっては、周波数に
よって定まる電流浸透深さよりも小さい断面寸法を有す
る所要数の素線2を互いに絶縁し且つ素線を互いに撚り
合わせて複合導体3を形成し、この複合導体3を絶縁物
からなる被覆管5で被包し、且つまた複合導体3を強制
冷却する冷却媒体の通路6を複合導体内部もしくは複合
導体3と被覆管5との間に形成した構成を採用するもの
である。
【0011】また請求項2にあっては、複合導体3とこ
れを被包する被覆管5との間に略等間隔おきに複数のス
ペーサ4を配設して冷却媒体通路6を構成した構成を採
用するものである。
れを被包する被覆管5との間に略等間隔おきに複数のス
ペーサ4を配設して冷却媒体通路6を構成した構成を採
用するものである。
【0012】また請求項3にあっては、請求項1〜2の
何れかに記載の高周波用強制冷却複合導体1を用いて構
成を採用するものである。
何れかに記載の高周波用強制冷却複合導体1を用いて構
成を採用するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の高周
波用強制冷却複合導体を用いた電磁誘導加熱コイルを図
1、図2を参照しながら説明する。
波用強制冷却複合導体を用いた電磁誘導加熱コイルを図
1、図2を参照しながら説明する。
【0014】図1は高周波用強制冷却複合導体1を示し
ている。2は周波数によって定まる電流浸透深さよりも
小さい所要断面寸法を有する素線であって、その外面は
エナメル等の耐水性電気絶縁材2aにて絶縁されてい
る。この素線2を所要数撚り合わせて所要の転位を行い
且つ集合させることによって複合導体3が構成されてい
る。
ている。2は周波数によって定まる電流浸透深さよりも
小さい所要断面寸法を有する素線であって、その外面は
エナメル等の耐水性電気絶縁材2aにて絶縁されてい
る。この素線2を所要数撚り合わせて所要の転位を行い
且つ集合させることによって複合導体3が構成されてい
る。
【0015】この複合導体3は、図2に示すように、そ
の外面に略周方向等間隔置きに軸芯方向と略平行に配設
された3本以上のスペーサ4を介してテフロン等の絶縁
性と耐熱性の高い材料から成る被覆管5内に収納されて
おり、被覆管5と複合導体3との隣接間に略その全周に
わたって複合導体3を強制冷却する冷却媒体の通路6が
形成されている。スペーサ4は、被覆管5と同様にテフ
ロン等の絶縁性と耐熱性の高い材料から成る断面円形の
線状材にて構成されている。
の外面に略周方向等間隔置きに軸芯方向と略平行に配設
された3本以上のスペーサ4を介してテフロン等の絶縁
性と耐熱性の高い材料から成る被覆管5内に収納されて
おり、被覆管5と複合導体3との隣接間に略その全周に
わたって複合導体3を強制冷却する冷却媒体の通路6が
形成されている。スペーサ4は、被覆管5と同様にテフ
ロン等の絶縁性と耐熱性の高い材料から成る断面円形の
線状材にて構成されている。
【0016】かくして、この高周波用強制冷却複合導体
1は、複合導体3に通電し、冷却媒体通路6に冷媒を通
して複合導体3に生じる熱を強制的に奪い取るものであ
り、そのため両端末には図示しない通電端子及び冷媒通
し口が装着されている。
1は、複合導体3に通電し、冷却媒体通路6に冷媒を通
して複合導体3に生じる熱を強制的に奪い取るものであ
り、そのため両端末には図示しない通電端子及び冷媒通
し口が装着されている。
【0017】以上の構成の高周波用強制冷却複合導体1
においては、複合導体3内の個々の素線2は互いに同一
レベルの電気的作動特性となり、従って素線2相互の絶
縁レベルは薄膜で形成した低レベルのもので良く、電気
絶縁材2aの層厚が小さいために冷却特性が高く、その
結果高い通電能力を持たせることができる。
においては、複合導体3内の個々の素線2は互いに同一
レベルの電気的作動特性となり、従って素線2相互の絶
縁レベルは薄膜で形成した低レベルのもので良く、電気
絶縁材2aの層厚が小さいために冷却特性が高く、その
結果高い通電能力を持たせることができる。
【0018】上記の高周波用強制冷却複合導体1を用い
た電磁誘導加熱コイル7は、内部に被加熱物を通す断熱
筒体8の外周に高周波用強制冷却複合導体1を、図5
(a)に示すように単層巻きし、又は図5(b)に示す
ように多層巻きすることによって構成される。
た電磁誘導加熱コイル7は、内部に被加熱物を通す断熱
筒体8の外周に高周波用強制冷却複合導体1を、図5
(a)に示すように単層巻きし、又は図5(b)に示す
ように多層巻きすることによって構成される。
【0019】上記実施形態によれば、素線2を集合した
複合導体3とスペーサ4と被覆管5から成る簡単な構造
でかつ複合導体3が直接冷却されて冷却特性がよいため
に小型・安価で通電能力の高い高周波用強制冷却複合導
体1が得られる。また、そのために電磁誘導加熱コイル
7においては多層巻きにしなくても単層巻きのままでも
損失の改善が図れる。また、十分に細い素線2により構
成されているので、電流浸透深さの影響を受け難く、多
層巻きにしても外層側に巻かれたコイルによる誘導加熱
の影響を受け難いので、高い周波数の電磁誘導加熱コイ
ル7でも多層巻きが可能となり、低い周波数から高い周
波数まで多層巻きによる電磁誘導加熱コイル7のより一
層の損失改善ができる。
複合導体3とスペーサ4と被覆管5から成る簡単な構造
でかつ複合導体3が直接冷却されて冷却特性がよいため
に小型・安価で通電能力の高い高周波用強制冷却複合導
体1が得られる。また、そのために電磁誘導加熱コイル
7においては多層巻きにしなくても単層巻きのままでも
損失の改善が図れる。また、十分に細い素線2により構
成されているので、電流浸透深さの影響を受け難く、多
層巻きにしても外層側に巻かれたコイルによる誘導加熱
の影響を受け難いので、高い周波数の電磁誘導加熱コイ
ル7でも多層巻きが可能となり、低い周波数から高い周
波数まで多層巻きによる電磁誘導加熱コイル7のより一
層の損失改善ができる。
【0020】また、十分に細い素線2と絶縁物の被覆管
5にて構成されているために可撓性に富んで加工性が良
い、高周波用強制冷却複合導体1が得られる。そのた
め、電磁誘導加熱コイルの導体としてだけでなく、可撓
性が要求される高周波電路のリード線としても利用でき
る。
5にて構成されているために可撓性に富んで加工性が良
い、高周波用強制冷却複合導体1が得られる。そのた
め、電磁誘導加熱コイルの導体としてだけでなく、可撓
性が要求される高周波電路のリード線としても利用でき
る。
【0021】具体例でその効果を示すと、例えば5KH
zにて30mm2 断面積の単一導体を用いる従来の単層
巻き電磁誘導コイルにおいては、5KHzにおける電流
の浸透深さの関係から厚さ1mm程度のものが選定され
るため、厚さ1mm、幅30mmの導体が必要数だけ巻
かれることになるが、本実施形態においては30mm 2
の導体断面積を確保するのに直径7mm程度の複合導体
3で良く、それを収納する管5は直径13mm程度の大
きさでよい。したがって、従来の1巻き分の幅30mm
のスペースに本実施形態の高周波用強制冷却複合導体1
を2.3巻することができる。すなわち、コイルの損失
を従来に比べて2分の1に低減できることが分かる。
zにて30mm2 断面積の単一導体を用いる従来の単層
巻き電磁誘導コイルにおいては、5KHzにおける電流
の浸透深さの関係から厚さ1mm程度のものが選定され
るため、厚さ1mm、幅30mmの導体が必要数だけ巻
かれることになるが、本実施形態においては30mm 2
の導体断面積を確保するのに直径7mm程度の複合導体
3で良く、それを収納する管5は直径13mm程度の大
きさでよい。したがって、従来の1巻き分の幅30mm
のスペースに本実施形態の高周波用強制冷却複合導体1
を2.3巻することができる。すなわち、コイルの損失
を従来に比べて2分の1に低減できることが分かる。
【0022】なお、上記実施形態では、素線2を撚って
集合させることにより複合導体3を形成し、複合導体3
とこれを被包する被覆管5の間に線材から成るスペーサ
4を介装し、複合導体3と被覆管5との間に冷却媒体通
路6を形成した例を示したが、例えば図3に示すよう
に、素線2を撚って集合させて複合導体3を形成する際
に、複合導体3の一部が外周側に部分的に突出するよう
にして複合導体3の突出部分に空隙9を形成し、該空隙
9を冷却媒体通路6としてもよく、あるいは図4に示す
ように素線2を撚って集合させて複合導体3を形成する
際に、複合導体3の中央部に空隙10を形成し、該空隙
10を冷却媒体通路6としてもよい。またその他の手段
を適用してもよく、要は所要数の素線2を撚り合わせて
複合導体3を形成し、該複合導体3を被覆管5に収容す
る際に、複合導体3の内部または外周側あるいは複合導
体3と被覆管5との間の一方あるいは両方に、その長手
方向に連通した冷却媒体通路6が形成されればよいので
ある。
集合させることにより複合導体3を形成し、複合導体3
とこれを被包する被覆管5の間に線材から成るスペーサ
4を介装し、複合導体3と被覆管5との間に冷却媒体通
路6を形成した例を示したが、例えば図3に示すよう
に、素線2を撚って集合させて複合導体3を形成する際
に、複合導体3の一部が外周側に部分的に突出するよう
にして複合導体3の突出部分に空隙9を形成し、該空隙
9を冷却媒体通路6としてもよく、あるいは図4に示す
ように素線2を撚って集合させて複合導体3を形成する
際に、複合導体3の中央部に空隙10を形成し、該空隙
10を冷却媒体通路6としてもよい。またその他の手段
を適用してもよく、要は所要数の素線2を撚り合わせて
複合導体3を形成し、該複合導体3を被覆管5に収容す
る際に、複合導体3の内部または外周側あるいは複合導
体3と被覆管5との間の一方あるいは両方に、その長手
方向に連通した冷却媒体通路6が形成されればよいので
ある。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、周波数によ
って定まる電流浸透深さよりも小さい断面寸法を有する
所要数の素線を互いに絶縁し且つ素線を互いに撚り合わ
せて複合導体を形成し、この複合導体を絶縁物からなる
被覆管で被包し、且つまた複合導体を強制冷却する冷却
媒体の通路を複合導体内部もしくは複合導体と被覆管と
の間に形成しているので、簡単な構造でありながら複合
導体が冷却媒体にて直接冷却されるため冷却特性がよ
く、従って小型・安価で通電能力の高い高周波用強制冷
却複合導体を得ることができる。また、十分に細い素線
により構成されているので、電流浸透深さの影響を受け
難く、多層巻きにしても外層側に巻かれたコイルによる
誘導加熱の影響を受け難いので、高い周波数の電磁誘導
加熱コイルでも多層巻きが可能となり、低い周波数から
高い周波数まで多層巻きによる電磁誘導加熱コイルのよ
り一層の損失改善ができる。また、可撓性にも富んでい
るので、可撓性が要求される高周波電路のリード線とし
ても利用できる。
って定まる電流浸透深さよりも小さい断面寸法を有する
所要数の素線を互いに絶縁し且つ素線を互いに撚り合わ
せて複合導体を形成し、この複合導体を絶縁物からなる
被覆管で被包し、且つまた複合導体を強制冷却する冷却
媒体の通路を複合導体内部もしくは複合導体と被覆管と
の間に形成しているので、簡単な構造でありながら複合
導体が冷却媒体にて直接冷却されるため冷却特性がよ
く、従って小型・安価で通電能力の高い高周波用強制冷
却複合導体を得ることができる。また、十分に細い素線
により構成されているので、電流浸透深さの影響を受け
難く、多層巻きにしても外層側に巻かれたコイルによる
誘導加熱の影響を受け難いので、高い周波数の電磁誘導
加熱コイルでも多層巻きが可能となり、低い周波数から
高い周波数まで多層巻きによる電磁誘導加熱コイルのよ
り一層の損失改善ができる。また、可撓性にも富んでい
るので、可撓性が要求される高周波電路のリード線とし
ても利用できる。
【0024】請求項2によれば、複合導体とこれを被包
する被覆管との間に略等間隔おきに複数のスペーサを配
設して冷却媒体通路を構成しているので、簡単かつ安価
に冷却媒体通路を形成することができる。
する被覆管との間に略等間隔おきに複数のスペーサを配
設して冷却媒体通路を構成しているので、簡単かつ安価
に冷却媒体通路を形成することができる。
【0025】請求項3によれば、電磁誘導加熱コイルを
上記高周波用強制冷却複合導体を用いて構成しているの
で、上記のように高い周波数領域においても損失改善を
確実に実現することができる。
上記高周波用強制冷却複合導体を用いて構成しているの
で、上記のように高い周波数領域においても損失改善を
確実に実現することができる。
【図1】本発明の一実施形態の高周波用強制冷却複合導
体を示す斜視図である。
体を示す斜視図である。
【図2】同実施形態の軸芯に対して垂直方向の断面図で
ある。
ある。
【図3】同他の実施形態の前記と同様の断面図である。
【図4】同更に他の実施形態の前記と同様な断面図であ
る。
る。
【図5】同実施形態の高周波用強制冷却複合導体を用い
た電磁誘導加熱コイルを示し、(a)は単層巻きのコイ
ルの縦断面図、(b)は多層巻きのコイルの縦断面図で
ある。
た電磁誘導加熱コイルを示し、(a)は単層巻きのコイ
ルの縦断面図、(b)は多層巻きのコイルの縦断面図で
ある。
【図6】従来例の電磁誘導加熱コイルを示し、(a)は
単層巻きのコイルの縦断面図、(b)は多層巻きのコイ
ルの縦断面図である。
単層巻きのコイルの縦断面図、(b)は多層巻きのコイ
ルの縦断面図である。
【図7】他の従来例の強制冷却複合導体を示し、(a)
は斜視図、(b)は軸芯に対して垂直方向の断面図であ
る。
は斜視図、(b)は軸芯に対して垂直方向の断面図であ
る。
1 高周波用強制冷却複合導体 2 素線 2a 電気絶縁材 3 複合導体 4 スペーサ 5 被覆管 6 冷却媒体通路 7 電磁誘導加熱コイル
Claims (3)
- 【請求項1】 周波数によって定まる電流浸透深さより
も小さい断面寸法を有する所要数の素線を互いに絶縁し
且つ素線を互いに撚り合わせて複合導体を形成し、この
複合導体を絶縁物からなる被覆管で被包し、且つまた複
合導体を強制冷却する冷却媒体の通路を複合導体内部も
しくは複合導体と被覆管との間に形成したことを特徴と
する高周波用強制冷却複合導体。 - 【請求項2】 複合導体とこれを被包する被覆管との間
に略等間隔おきに複数のスペーサを配設して冷却媒体通
路を構成したことを特徴とする請求項1記載の高周波用
強制冷却複合導体。 - 【請求項3】 請求項1〜2の何れかに記載の高周波用
強制冷却複合導体を用いて構成したことを特徴とする電
磁誘導加熱コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9263079A JPH11102781A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 高周波用強制冷却複合導体及び電磁誘導加熱コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9263079A JPH11102781A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 高周波用強制冷却複合導体及び電磁誘導加熱コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11102781A true JPH11102781A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17384551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9263079A Withdrawn JPH11102781A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 高周波用強制冷却複合導体及び電磁誘導加熱コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11102781A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000208246A (ja) * | 1999-01-12 | 2000-07-28 | Tokuden Co Ltd | 誘導発熱ロ―ラ装置 |
| JP2001164315A (ja) * | 1999-12-06 | 2001-06-19 | Netsusan Heat Kk | 高周波加熱方法および高周波加熱装置 |
| JP2002050464A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-02-15 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 誘導加熱炉の冷却構造 |
| WO2005104622A1 (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-03 | Japan Science And Technology Agency | コイル装置及び磁界発生装置 |
| JP2012033513A (ja) * | 2011-11-17 | 2012-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱コイルおよび誘導加熱調理器 |
| JP2012094440A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Takubo Engineering Co Ltd | 誘導加熱装置に用いる加熱コイル用の電線及びそれを用いた誘導加熱装置に用いる加熱コイル |
| JP2012094441A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Takubo Engineering Co Ltd | 誘導加熱装置に用いる加熱コイル |
| JP2020511915A (ja) * | 2017-02-21 | 2020-04-16 | エルエス ケーブル アンド システム リミテッド. | 電気車充電用ケーブル |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP9263079A patent/JPH11102781A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US11315704B2 (en) | 2017-02-21 | 2022-04-26 | Ls Cable & System Ltd. | Electric vehicle charging cable |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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