JPH11106443A - 塩化ビニル系グラフト樹脂及び共重合体ラテックスの製造方法 - Google Patents
塩化ビニル系グラフト樹脂及び共重合体ラテックスの製造方法Info
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- JPH11106443A JPH11106443A JP9268764A JP26876497A JPH11106443A JP H11106443 A JPH11106443 A JP H11106443A JP 9268764 A JP9268764 A JP 9268764A JP 26876497 A JP26876497 A JP 26876497A JP H11106443 A JPH11106443 A JP H11106443A
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- vinyl chloride
- polymerization
- copolymer latex
- acrylic copolymer
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 優れた機械的強度と耐衝撃性を有する成形品
が得られる塩化ビニル系グラフト樹脂の製造法を提供す
る。 【解決手段】 アクリル系共重合体ラテックス1〜30
重量%に、塩化ビニル系モノマー99〜70重量%をグ
ラフト共重合させた塩化ビニル系グラフト樹脂の製造方
法に於いて、該アクリル系共重合体ラテックスは、円筒
状重合槽の下段パドル翼2が、先端部に30〜60度の
後退角を有し、該下段パドル翼2より上部に、上部パド
ル翼3が下段パドル翼2に対して回転方向に先行して交
差角度が30〜90度であって、かつ先端部に下方に延
長する部分を有すると共に、重合槽7の側壁面に上部か
ら下部まで回転軸方向に平行に沿う少なくとも1枚以上
の邪魔板5を間隔をおいて設置した重合槽を用いて、重
合する。
が得られる塩化ビニル系グラフト樹脂の製造法を提供す
る。 【解決手段】 アクリル系共重合体ラテックス1〜30
重量%に、塩化ビニル系モノマー99〜70重量%をグ
ラフト共重合させた塩化ビニル系グラフト樹脂の製造方
法に於いて、該アクリル系共重合体ラテックスは、円筒
状重合槽の下段パドル翼2が、先端部に30〜60度の
後退角を有し、該下段パドル翼2より上部に、上部パド
ル翼3が下段パドル翼2に対して回転方向に先行して交
差角度が30〜90度であって、かつ先端部に下方に延
長する部分を有すると共に、重合槽7の側壁面に上部か
ら下部まで回転軸方向に平行に沿う少なくとも1枚以上
の邪魔板5を間隔をおいて設置した重合槽を用いて、重
合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塩化ビニル系グラフ
ト樹脂及び共重合体ラテックスの製造方法に関する。
ト樹脂及び共重合体ラテックスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本来、塩化ビニル系樹脂は、機械的強
度、耐候性、耐薬品性に於いて優れた特性を有する材料
として多くの用途に用いられている。しかし、硬質用に
用いると耐衝撃性に劣るという欠点を有しており、種々
の改良方法が提案されている。特に長期耐候性と耐衝撃
性が要求される硬質塩化ビニル系樹脂の用途に、例え
ば、特開昭60−255813号公報にはアルキル(メ
タ)アクリレートと多官能性モノマーとからなるアクリ
ル系共重合体に塩化ビニルをグラフト共重合させた塩化
ビニル系グラフト樹脂が開示されている。しかしなが
ら、硬質成型品として充分な耐衝撃性を備えた樹脂は得
られていなかった。
度、耐候性、耐薬品性に於いて優れた特性を有する材料
として多くの用途に用いられている。しかし、硬質用に
用いると耐衝撃性に劣るという欠点を有しており、種々
の改良方法が提案されている。特に長期耐候性と耐衝撃
性が要求される硬質塩化ビニル系樹脂の用途に、例え
ば、特開昭60−255813号公報にはアルキル(メ
タ)アクリレートと多官能性モノマーとからなるアクリ
ル系共重合体に塩化ビニルをグラフト共重合させた塩化
ビニル系グラフト樹脂が開示されている。しかしなが
ら、硬質成型品として充分な耐衝撃性を備えた樹脂は得
られていなかった。
【0003】又、塩化ビニル樹脂に上記のような弾性体
成分を混入すると、得られた組成物は、一般に、弾性体
成分の混入量の増加と共に耐衝撃性は向上するが、その
反面、引張強度、曲げ弾性率などの機械的強度が低下す
る傾向にあり、耐衝撃性を保持しながら、機械的強度を
向上させることが工業的に要望されている。しかも、長
期間の連続成形においても表面状態の良好な成型品が安
定して得られる塩化ビニル系樹脂が工業的に要望されて
いる。
成分を混入すると、得られた組成物は、一般に、弾性体
成分の混入量の増加と共に耐衝撃性は向上するが、その
反面、引張強度、曲げ弾性率などの機械的強度が低下す
る傾向にあり、耐衝撃性を保持しながら、機械的強度を
向上させることが工業的に要望されている。しかも、長
期間の連続成形においても表面状態の良好な成型品が安
定して得られる塩化ビニル系樹脂が工業的に要望されて
いる。
【0004】曲げ弾性率の向上を目的とした例として、
特開昭61−195106号公報には、アルキル(メ
タ)アクリレートとスチレン及び多官能性モノマーとの
アクリル系共重合体に塩化ビニルをグラフト共重合させ
る方法が提案されている。しかし、この方法では塩化ビ
ニル系樹脂の機械的強度はいくらか改善されるものの、
スチレンの様に単独重合体のガラス転移温度が約100
℃のものを共重合成分としているので、スチレンの添加
量の増加に伴い弾性体成分の柔軟性が失われ、得られる
塩化ビニル系樹脂の耐衝撃性は低下してゆく傾向にあ
る。従って、十分な耐衝撃性と機械的強度のバランスを
持ち合わせた樹脂は得られていないのが現状である。
特開昭61−195106号公報には、アルキル(メ
タ)アクリレートとスチレン及び多官能性モノマーとの
アクリル系共重合体に塩化ビニルをグラフト共重合させ
る方法が提案されている。しかし、この方法では塩化ビ
ニル系樹脂の機械的強度はいくらか改善されるものの、
スチレンの様に単独重合体のガラス転移温度が約100
℃のものを共重合成分としているので、スチレンの添加
量の増加に伴い弾性体成分の柔軟性が失われ、得られる
塩化ビニル系樹脂の耐衝撃性は低下してゆく傾向にあ
る。従って、十分な耐衝撃性と機械的強度のバランスを
持ち合わせた樹脂は得られていないのが現状である。
【0005】更に、各種用途に用いられる共重合体ラテ
ックスは、ラテックスの高機能化が望まれ、その手段と
して、粒子中に相反する機能を導入するために異相構造
を有する粒子の研究開発が行われている。異相構造粒子
の代表的なものとして、コア−シェル型ラテックスが挙
げられ、例えば、特公昭55−33765号公報では、
通常の重合反応を行って得られるラテックスをシード粒
子とし、新たにシード粒子に用いたモノマーとは異なる
モノマーを添加してシード粒子へのグラフト共重合を行
うことにより、シード粒子をコアとし、その表面上に異
種ポリマーのシェル部が形成されたコア−シェル型ラテ
ックスの製造方法が提案されている。
ックスは、ラテックスの高機能化が望まれ、その手段と
して、粒子中に相反する機能を導入するために異相構造
を有する粒子の研究開発が行われている。異相構造粒子
の代表的なものとして、コア−シェル型ラテックスが挙
げられ、例えば、特公昭55−33765号公報では、
通常の重合反応を行って得られるラテックスをシード粒
子とし、新たにシード粒子に用いたモノマーとは異なる
モノマーを添加してシード粒子へのグラフト共重合を行
うことにより、シード粒子をコアとし、その表面上に異
種ポリマーのシェル部が形成されたコア−シェル型ラテ
ックスの製造方法が提案されている。
【0006】しかしながら、シード粒子及び後過程で形
成されるポリマーの重合度又は重合系の溶媒に対する親
和性によっては、後過程で形成されるポリマーが粒子内
部に存在したり、コア層がシェル層によって完全に被覆
されず、コア層のポリマーが表面に露出したラテックス
が得られる。又、シード粒子及び後過程で形成されるポ
リマー同士の親和性が良い場合は、相混合が起こって、
意図した異相構造が得られなかったり、モノマーの分散
性に劣る従来の重合装置を用いて重合を行うと、粒子を
太らせる過程で加えられるモノマーがシード粒子に供給
されず単独で新粒子を形成し、やはり意図したコア−シ
ェル構造が得られないという問題点があった。従って、
コア−シェルに用いるモノマーの種類によらず、均一か
つ完全なコア−シェル構造を有するラテックスを安定し
て製造する方法が望まれていた。
成されるポリマーの重合度又は重合系の溶媒に対する親
和性によっては、後過程で形成されるポリマーが粒子内
部に存在したり、コア層がシェル層によって完全に被覆
されず、コア層のポリマーが表面に露出したラテックス
が得られる。又、シード粒子及び後過程で形成されるポ
リマー同士の親和性が良い場合は、相混合が起こって、
意図した異相構造が得られなかったり、モノマーの分散
性に劣る従来の重合装置を用いて重合を行うと、粒子を
太らせる過程で加えられるモノマーがシード粒子に供給
されず単独で新粒子を形成し、やはり意図したコア−シ
ェル構造が得られないという問題点があった。従って、
コア−シェルに用いるモノマーの種類によらず、均一か
つ完全なコア−シェル構造を有するラテックスを安定し
て製造する方法が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題点を解消して、従来の塩化ビニル系樹脂に較べて
優れた耐衝撃性を有する成形品が得られる塩化ビニル系
グラフト樹脂及び共重合体ラテックスの製造方法を提供
することにある。
の問題点を解消して、従来の塩化ビニル系樹脂に較べて
優れた耐衝撃性を有する成形品が得られる塩化ビニル系
グラフト樹脂及び共重合体ラテックスの製造方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
(以下、第1発明という)は、アクリル系共重合体ラテ
ックス1〜30重量%に、塩化ビニル単独または塩化ビ
ニルを主成分とする塩化ビニル系モノマー99〜70重
量%をグラフト共重合させた塩化ビニル系グラフト樹脂
の製造方法に於いて、該アクリル系共重合体ラテックス
は、単独重合体のガラス転移温度が−140℃以上30
℃未満である(メタ)アクリレートモノマー(A)51
〜100重量%と、上記(メタ)アクリレートモノマー
(A)と共重合可能なラジカル重合性モノマー(B)0
〜49重量%の混合モノマー100重量部と、多官能性
モノマー0.1〜30重量部とを共重合して得られるも
のであり、該アクリル系共重合体ラテックスを共重合す
る際に、円筒状重合槽の中心部に回転可能な回転軸を垂
設し、該回転軸に重合槽の底壁面に近接させて槽底部に
配置させた下段パドル翼が、先端部に30〜60度の後
退角を有し、該下段パドル翼より上部に、上部パドル翼
が下段パドル翼に対して回転方向に先行して交差角度が
30〜90度であって、かつ先端部に下方に延長する部
分を有すると共に、重合槽の側壁面に上部から下部まで
回転軸方向に平行に沿う少なくとも1枚以上の邪魔板を
間隔をおいて設置した重合槽を用いて、重合することを
特徴とする。
(以下、第1発明という)は、アクリル系共重合体ラテ
ックス1〜30重量%に、塩化ビニル単独または塩化ビ
ニルを主成分とする塩化ビニル系モノマー99〜70重
量%をグラフト共重合させた塩化ビニル系グラフト樹脂
の製造方法に於いて、該アクリル系共重合体ラテックス
は、単独重合体のガラス転移温度が−140℃以上30
℃未満である(メタ)アクリレートモノマー(A)51
〜100重量%と、上記(メタ)アクリレートモノマー
(A)と共重合可能なラジカル重合性モノマー(B)0
〜49重量%の混合モノマー100重量部と、多官能性
モノマー0.1〜30重量部とを共重合して得られるも
のであり、該アクリル系共重合体ラテックスを共重合す
る際に、円筒状重合槽の中心部に回転可能な回転軸を垂
設し、該回転軸に重合槽の底壁面に近接させて槽底部に
配置させた下段パドル翼が、先端部に30〜60度の後
退角を有し、該下段パドル翼より上部に、上部パドル翼
が下段パドル翼に対して回転方向に先行して交差角度が
30〜90度であって、かつ先端部に下方に延長する部
分を有すると共に、重合槽の側壁面に上部から下部まで
回転軸方向に平行に沿う少なくとも1枚以上の邪魔板を
間隔をおいて設置した重合槽を用いて、重合することを
特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明(以下、第2発明と
いう)は、前記アクリル系共重合体ラテックスの共重合
において、重合槽の攪拌動力を0.2〜2.5kW/m
3 とすることを特徴とする。
いう)は、前記アクリル系共重合体ラテックスの共重合
において、重合槽の攪拌動力を0.2〜2.5kW/m
3 とすることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明(以下、第3発明と
いう)は、請求項1記載のアクリル系共重合体ラテック
スを、下記のアクリル系共重合体ラテックスに変更した
ことを特徴とする。単独重合体のガラス転移温度が−1
40℃以上30℃未満である(メタ)アクリレートモノ
マー(C)、及び多官能性モノマーを共重合して成る共
重合体に、単独重合体のガラス転移温度が30℃以上1
80℃以下であるラジカル重合性モノマー(D)、及び
多官能性モノマーから成る混合モノマーをグラフト共重
合させて得られるアクリル系共重合体ラテックス。
いう)は、請求項1記載のアクリル系共重合体ラテック
スを、下記のアクリル系共重合体ラテックスに変更した
ことを特徴とする。単独重合体のガラス転移温度が−1
40℃以上30℃未満である(メタ)アクリレートモノ
マー(C)、及び多官能性モノマーを共重合して成る共
重合体に、単独重合体のガラス転移温度が30℃以上1
80℃以下であるラジカル重合性モノマー(D)、及び
多官能性モノマーから成る混合モノマーをグラフト共重
合させて得られるアクリル系共重合体ラテックス。
【0011】請求項4に記載の発明(以下、第4発明と
いう)は、請求項1記載のアクリル系共重合体ラテック
スを、下記のアクリル系共重合体ラテックスに変更した
ことを特徴とする。単独重合体のガラス転移温度が30
℃以上180℃以下であるラジカル重合性モノマー
(D)、及び多官能性モノマーを共重合して成る共重合
体に、単独重合体のガラス転移温度が−140℃以上3
0℃未満である(メタ)アクリレートモノマー(C)、
及び多官能性モノマーからなる混合モノマーをグラフト
共重合させて得られるアクリル系共重合体ラテックス。
いう)は、請求項1記載のアクリル系共重合体ラテック
スを、下記のアクリル系共重合体ラテックスに変更した
ことを特徴とする。単独重合体のガラス転移温度が30
℃以上180℃以下であるラジカル重合性モノマー
(D)、及び多官能性モノマーを共重合して成る共重合
体に、単独重合体のガラス転移温度が−140℃以上3
0℃未満である(メタ)アクリレートモノマー(C)、
及び多官能性モノマーからなる混合モノマーをグラフト
共重合させて得られるアクリル系共重合体ラテックス。
【0012】請求項5に記載の発明(以下、第5発明と
いう)は、ラジカル重合性モノマー100重量部と多官
能性モノマー0.1〜30重量部を共重合してなる重合
体に、前記ラジカル重合性モノマーとは異なる種類のラ
ジカル重合性モノマーをグラフト共重合させるに当た
り、請求項1記載の重合槽を用いて、共重合させること
を特徴とする。
いう)は、ラジカル重合性モノマー100重量部と多官
能性モノマー0.1〜30重量部を共重合してなる重合
体に、前記ラジカル重合性モノマーとは異なる種類のラ
ジカル重合性モノマーをグラフト共重合させるに当た
り、請求項1記載の重合槽を用いて、共重合させること
を特徴とする。
【0013】以下に、第1、第2発明の製造方法につい
て説明する。第1、第2発明で得られる塩化ビニル系グ
ラフト樹脂はアクリル系共重合体ラテックスに、塩化ビ
ニル単独または塩化ビニルを主成分とする塩化ビニル系
モノマーをグラフト共重合させたものである。
て説明する。第1、第2発明で得られる塩化ビニル系グ
ラフト樹脂はアクリル系共重合体ラテックスに、塩化ビ
ニル単独または塩化ビニルを主成分とする塩化ビニル系
モノマーをグラフト共重合させたものである。
【0014】上記アクリル系共重合体ラテックスの主成
分を成す(メタ)アクリレートモノマー(A)は、塩化
ビニル系樹脂の耐衝撃性を向上させる目的で使用され、
室温での柔軟性を要することより単独重合体のガラス転
移温度が30℃未満であることが必要であり、30℃未
満であれば特に種類は限定されないが、工業的に一般に
使用されるポリマーのガラス転移温度に鑑みて−140
℃以上が好ましい。
分を成す(メタ)アクリレートモノマー(A)は、塩化
ビニル系樹脂の耐衝撃性を向上させる目的で使用され、
室温での柔軟性を要することより単独重合体のガラス転
移温度が30℃未満であることが必要であり、30℃未
満であれば特に種類は限定されないが、工業的に一般に
使用されるポリマーのガラス転移温度に鑑みて−140
℃以上が好ましい。
【0015】上記(メタ)アクリレートモノマー(A)
としては、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、n−プロピルアクリレート、イソプロピルアク
リレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチ
ルアクリレート、sec−ブチルアクリレート、クミル
アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n
−ヘプチル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メ
タ)アクリレート、2−メチルヘプチル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n
−ノニル(メタ)アクリレート、2−メチルオクチル
(メタ)アクリレート、2−エチル(メタ)ヘプチルア
クリレート、n−デシル(メタ)アクリレート、ラウリ
ル(メタ)アクリレート、シクロヘキシルアクリレー
ト、ミリスチル(メタ)アクリレート、パルミチル(メ
タ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート等
のアルキル(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート等が挙げられ、これらは単独で使用されてもよ
く、2種以上が併用されてもよい。
としては、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、n−プロピルアクリレート、イソプロピルアク
リレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチ
ルアクリレート、sec−ブチルアクリレート、クミル
アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n
−ヘプチル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メ
タ)アクリレート、2−メチルヘプチル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n
−ノニル(メタ)アクリレート、2−メチルオクチル
(メタ)アクリレート、2−エチル(メタ)ヘプチルア
クリレート、n−デシル(メタ)アクリレート、ラウリ
ル(メタ)アクリレート、シクロヘキシルアクリレー
ト、ミリスチル(メタ)アクリレート、パルミチル(メ
タ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート等
のアルキル(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート等が挙げられ、これらは単独で使用されてもよ
く、2種以上が併用されてもよい。
【0016】なお、上記単独重合体のガラス転移温度が
−140℃以上30℃未満である(メタ)アクリレート
モノマー(A)の単独重合体のガラス転移温度は、培風
館発行、高分子学会編「高分子データ・ハンドブック
(基礎編)」によった。
−140℃以上30℃未満である(メタ)アクリレート
モノマー(A)の単独重合体のガラス転移温度は、培風
館発行、高分子学会編「高分子データ・ハンドブック
(基礎編)」によった。
【0017】上記(メタ)アクリレートモノマー(A)
と共重合可能なラジカル重合性モノマー(B)は、塩化
ビニル系樹脂の機械的強度、耐薬品性及び成形性を改善
する目的で添加され、特に種類は限定されないが、例え
ば、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n
−プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレー
ト、イソブチルメタクリレート、sec−ブチルメタク
リレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、クミルメ
タクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、パルミ
チルアクリレート、ステアリルアクリレート等のアルキ
ル(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエチルメタク
リレート、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸等の
極性基含有ビニルモノマ−;スチレン、α−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、p−クロロスチレン等の芳
香族ビニルモノマ−;アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル等の不飽和ニトリル;酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル等のビニルエステルなどが挙げられ、これらは単
独で使用されてもよく、2種以上が併用されてもよい。
と共重合可能なラジカル重合性モノマー(B)は、塩化
ビニル系樹脂の機械的強度、耐薬品性及び成形性を改善
する目的で添加され、特に種類は限定されないが、例え
ば、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n
−プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレー
ト、イソブチルメタクリレート、sec−ブチルメタク
リレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、クミルメ
タクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、パルミ
チルアクリレート、ステアリルアクリレート等のアルキ
ル(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエチルメタク
リレート、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸等の
極性基含有ビニルモノマ−;スチレン、α−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、p−クロロスチレン等の芳
香族ビニルモノマ−;アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル等の不飽和ニトリル;酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル等のビニルエステルなどが挙げられ、これらは単
独で使用されてもよく、2種以上が併用されてもよい。
【0018】上記アクリル系共重合体ラテックスを構成
する(メタ)アクリレートモノマー(A)に対する、共
重合可能なラジカル重合性モノマー(B)の添加量は、
多すぎるとラテックスの柔軟性が失われ、又、塩化ビニ
ルを主成分とするビニルモノマーのグラフト効率が低下
して耐衝撃性が低下するため、(メタ)アクリレートモ
ノマー(A)51〜100重量%に対して、共重合可能
なラジカル重合性モノマー(B)0〜49重量%添加す
るのが好ましい。
する(メタ)アクリレートモノマー(A)に対する、共
重合可能なラジカル重合性モノマー(B)の添加量は、
多すぎるとラテックスの柔軟性が失われ、又、塩化ビニ
ルを主成分とするビニルモノマーのグラフト効率が低下
して耐衝撃性が低下するため、(メタ)アクリレートモ
ノマー(A)51〜100重量%に対して、共重合可能
なラジカル重合性モノマー(B)0〜49重量%添加す
るのが好ましい。
【0019】上記多官能性モノマーは、アクリル系共重
合体ラテックスを架橋し、塩化ビニル樹脂の耐衝撃性を
向上させるだけでなく、製造時及び製造後の共重合体ラ
テックス粒子同士の合着を起こしにくくする目的で添加
される。
合体ラテックスを架橋し、塩化ビニル樹脂の耐衝撃性を
向上させるだけでなく、製造時及び製造後の共重合体ラ
テックス粒子同士の合着を起こしにくくする目的で添加
される。
【0020】上記多官能性モノマーとしては、例えば、
ジ(メタ)アクリレート、トリ(メタ)アクリレート等
が用いられ、ジ(メタ)アクリレートとしては、例え
ば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパンジ(メタ)アクリレート等が挙げられ、トリ(メ
タ)アクリレートとしては、例えば、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド
変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリストールトリ(メタ)アクリレート等が
挙げられる。
ジ(メタ)アクリレート、トリ(メタ)アクリレート等
が用いられ、ジ(メタ)アクリレートとしては、例え
ば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパンジ(メタ)アクリレート等が挙げられ、トリ(メ
タ)アクリレートとしては、例えば、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド
変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリストールトリ(メタ)アクリレート等が
挙げられる。
【0021】また、上記以外の多官能性モノマーが用い
られてもよく、例えば、ペンタエリストールテトラ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリストールヘキサ(メ
タ)アクリレート、ジアリルフタレート、ジアリルマレ
ート、ジアリルフマレート、ジアリルサクシネート、ト
リアリルイソシアヌレート等のジもしくはトリアリル化
合物;ジビニルベンゼン、ブタジエン等のジビニル化合
物等が挙げられ、これらは単独で使用されてもよく、2
種以上が併用されてもよい。
られてもよく、例えば、ペンタエリストールテトラ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリストールヘキサ(メ
タ)アクリレート、ジアリルフタレート、ジアリルマレ
ート、ジアリルフマレート、ジアリルサクシネート、ト
リアリルイソシアヌレート等のジもしくはトリアリル化
合物;ジビニルベンゼン、ブタジエン等のジビニル化合
物等が挙げられ、これらは単独で使用されてもよく、2
種以上が併用されてもよい。
【0022】上記(メタ)アクリレートモノマー(A)
と、共重合可能なラジカル重合性モノマー(B)との混
合モノマーに対する、上記多官能性モノマーの添加量
は、少なくなると製造時の粒子の合着及びコア層共重合
体とシェル層共重合体の相混合が起こって塩化ビニル系
樹脂の耐衝撃性は低下し、多くなると架橋密度の過多に
より耐衝撃性が得られにくくなるため、混合モノマー1
00重量部に対して、0.1〜30重量部が好ましく、
0.3〜10重量部がより好ましい。
と、共重合可能なラジカル重合性モノマー(B)との混
合モノマーに対する、上記多官能性モノマーの添加量
は、少なくなると製造時の粒子の合着及びコア層共重合
体とシェル層共重合体の相混合が起こって塩化ビニル系
樹脂の耐衝撃性は低下し、多くなると架橋密度の過多に
より耐衝撃性が得られにくくなるため、混合モノマー1
00重量部に対して、0.1〜30重量部が好ましく、
0.3〜10重量部がより好ましい。
【0023】第1発明で用いられる重合槽とは、図1に
示すように、円筒状重合槽6の中心部に回転可能な回転
軸1を垂設し、該回転軸1に重合槽の底壁面に近接させ
て槽底部に配置させた下段パドル翼2が、先端部に30
〜60度の後退角αを有し、該下段パドル翼2より上部
に、上部パドル翼3が下段パドル翼2に対して回転方向
に先行して交差角度βが30〜90度であって、かつ先
端部に下方に延長する部分4を有すると共に、重合槽6
の側壁面に上部から下部まで回転軸1方向に平行に沿う
少なくとも1枚以上の邪魔板5を間隔をおいて設置した
ことを特徴とする重合槽である。尚、上記邪魔板5は、
冷却水を通水し、冷却能力を付加することも可能であ
る。更に、重合槽の内側に熱交換用のジャケットを備え
ていても良い。
示すように、円筒状重合槽6の中心部に回転可能な回転
軸1を垂設し、該回転軸1に重合槽の底壁面に近接させ
て槽底部に配置させた下段パドル翼2が、先端部に30
〜60度の後退角αを有し、該下段パドル翼2より上部
に、上部パドル翼3が下段パドル翼2に対して回転方向
に先行して交差角度βが30〜90度であって、かつ先
端部に下方に延長する部分4を有すると共に、重合槽6
の側壁面に上部から下部まで回転軸1方向に平行に沿う
少なくとも1枚以上の邪魔板5を間隔をおいて設置した
ことを特徴とする重合槽である。尚、上記邪魔板5は、
冷却水を通水し、冷却能力を付加することも可能であ
る。更に、重合槽の内側に熱交換用のジャケットを備え
ていても良い。
【0024】また、第2発明において、上記重合槽にお
いて重合するとき、攪拌動力は小さすぎると重合系のモ
ノマー濃度が不均一になり、一部の粒子が肥大化して凝
集物を発生するばかりでなく、ラテックス中の架橋点密
度が不均一になり塩化ビニル系樹脂の耐衝撃性が低下す
る。一方、大きすぎると生成したポリマー粒子に過剰な
剪断力がかかり、粒子同志の合着が生じて凝集物を発生
するので、攪拌動力は0.2〜2.5kW/m3 が好ま
しい。
いて重合するとき、攪拌動力は小さすぎると重合系のモ
ノマー濃度が不均一になり、一部の粒子が肥大化して凝
集物を発生するばかりでなく、ラテックス中の架橋点密
度が不均一になり塩化ビニル系樹脂の耐衝撃性が低下す
る。一方、大きすぎると生成したポリマー粒子に過剰な
剪断力がかかり、粒子同志の合着が生じて凝集物を発生
するので、攪拌動力は0.2〜2.5kW/m3 が好ま
しい。
【0025】次に、第3発明の製造方法について説明す
る。第3発明で得られる塩化ビニル系グラフト樹脂は、
第1発明と同様に、アクリル系共重合体ラテックスに、
塩化ビニル単独または塩化ビニルを主成分とする塩化ビ
ニル系モノマ−をグラフト共重合させたものである。ま
た、上記アクリル系共重合体ラテックスは、単独重合体
のガラス転移温度が−140℃以上30℃未満である
(メタ)アクリレートモノマー(C)と多官能性モノマ
ーとからなる共重合体に、単独重合体のガラス転移温度
が30℃以上180℃以下であるラジカル重合性モノマ
ー(D)と多官能性モノマーとからなる混合モノマーを
グラフト共重合させたものである。
る。第3発明で得られる塩化ビニル系グラフト樹脂は、
第1発明と同様に、アクリル系共重合体ラテックスに、
塩化ビニル単独または塩化ビニルを主成分とする塩化ビ
ニル系モノマ−をグラフト共重合させたものである。ま
た、上記アクリル系共重合体ラテックスは、単独重合体
のガラス転移温度が−140℃以上30℃未満である
(メタ)アクリレートモノマー(C)と多官能性モノマ
ーとからなる共重合体に、単独重合体のガラス転移温度
が30℃以上180℃以下であるラジカル重合性モノマ
ー(D)と多官能性モノマーとからなる混合モノマーを
グラフト共重合させたものである。
【0026】上記アクリル系共重合体ラテックスとして
は、単独重合体のガラス転移温度が−140℃以上30
℃未満である(メタ)アクリレートモノマー(C)の少
なくとも1種類、及び多官能性モノマーとで構成される
常温で柔軟性に優れた共重合体をコア層とし、シェル層
に単独重合体のガラス転移温度が30℃以上180℃以
下であるラジカル重合性モノマー(D)の少なくとも1
種類、及び多官能性モノマーとで構成される、高ガラス
転移温度の共重合体を形成した2層構造を持つ、ラテッ
クスが用いられる。
は、単独重合体のガラス転移温度が−140℃以上30
℃未満である(メタ)アクリレートモノマー(C)の少
なくとも1種類、及び多官能性モノマーとで構成される
常温で柔軟性に優れた共重合体をコア層とし、シェル層
に単独重合体のガラス転移温度が30℃以上180℃以
下であるラジカル重合性モノマー(D)の少なくとも1
種類、及び多官能性モノマーとで構成される、高ガラス
転移温度の共重合体を形成した2層構造を持つ、ラテッ
クスが用いられる。
【0027】上記、コア層を形成する共重合体におい
て、単独重合体に用いられる(メタ)アクリレートモノ
マー(C)は、室温で柔軟性を要することよりガラス転
移温度が30℃未満であることが必要であり、30℃未
満であれば特に種類は限定されないが、工業的に一般に
使用されるポリマーのガラス転移温度を鑑みて−140
℃以上が好ましい。
て、単独重合体に用いられる(メタ)アクリレートモノ
マー(C)は、室温で柔軟性を要することよりガラス転
移温度が30℃未満であることが必要であり、30℃未
満であれば特に種類は限定されないが、工業的に一般に
使用されるポリマーのガラス転移温度を鑑みて−140
℃以上が好ましい。
【0028】上記(メタ)アクリレートモノマー(C)
としては、前記の(メタ)アクリレートモノマー(A)
と同様のものが挙げられる。
としては、前記の(メタ)アクリレートモノマー(A)
と同様のものが挙げられる。
【0029】上記シェル層を形成する共重合体におい
て、単独重合体に用いられるラジカル重合性モノマー
(D)は、成形時の高温に於いて低粘着性が要求される
ことより単独重合体のガラス転移温度が30℃以上であ
ることが必要であり、30℃以上であれば特に種類は限
定されないが、工業的に一般に使用されるポリマーのガ
ラス転移温度を鑑みて180℃以下が好ましい。
て、単独重合体に用いられるラジカル重合性モノマー
(D)は、成形時の高温に於いて低粘着性が要求される
ことより単独重合体のガラス転移温度が30℃以上であ
ることが必要であり、30℃以上であれば特に種類は限
定されないが、工業的に一般に使用されるポリマーのガ
ラス転移温度を鑑みて180℃以下が好ましい。
【0030】上記ラジカル重合性モノマー(D)として
は、例えば、メチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート、n−プロピルメタクリレート、イソプロピルメタ
クリレート、イソブチルメタクリレート、sec−ブチ
ルメタクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、
クミルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレー
ト、パルミチルアクリレート、ステアリルアクリレート
等のアルキル(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2−アクリロイルオキシエチルフ
タル酸、塩化ビニリデン等の極性基含有ビニルモノマ
−;スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、p−クロロスチレン等の芳香族ビニルモノマ−;ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリ
ル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステ
ルなどが挙げられ、これらは単独または2種類以上を組
み合わせて用いることができる。
は、例えば、メチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート、n−プロピルメタクリレート、イソプロピルメタ
クリレート、イソブチルメタクリレート、sec−ブチ
ルメタクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、
クミルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレー
ト、パルミチルアクリレート、ステアリルアクリレート
等のアルキル(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2−アクリロイルオキシエチルフ
タル酸、塩化ビニリデン等の極性基含有ビニルモノマ
−;スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、p−クロロスチレン等の芳香族ビニルモノマ−;ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリ
ル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステ
ルなどが挙げられ、これらは単独または2種類以上を組
み合わせて用いることができる。
【0031】なお、ラジカル重合性モノマー(D)の単
独重合体のガラス転移温度は、培風館発行、高分子学会
編「高分子データ・ハンドブック(基礎編)」によっ
た。
独重合体のガラス転移温度は、培風館発行、高分子学会
編「高分子データ・ハンドブック(基礎編)」によっ
た。
【0032】上記コア層共重合体において、上記多官能
性モノマーの添加量は、第1発明と同様な理由により、
(メタ)アクリレートモノマー(C)100重量部に対
して、0.1〜30重量部が好ましく、0.2〜5重量
部がより好ましい。
性モノマーの添加量は、第1発明と同様な理由により、
(メタ)アクリレートモノマー(C)100重量部に対
して、0.1〜30重量部が好ましく、0.2〜5重量
部がより好ましい。
【0033】上記シェル層共重合体において、上記多官
能性モノマーの添加量は、第1発明と同様な理由によ
り、ラジカル重合性モノマー(D)100重量部に対し
て、0.3〜30重量部が好ましく、0.5〜8重量部
がより好ましい。
能性モノマーの添加量は、第1発明と同様な理由によ
り、ラジカル重合性モノマー(D)100重量部に対し
て、0.3〜30重量部が好ましく、0.5〜8重量部
がより好ましい。
【0034】コア層及びシェル層に使用される多官能性
モノマーとしては、前記第1発明で使用される多官能性
モノマーが例示できる。
モノマーとしては、前記第1発明で使用される多官能性
モノマーが例示できる。
【0035】上記アクリル系共重合体ラテックスを形成
するコア層共重合体に対するシェル層共重合体の重量分
率は、小さいと表面状態の良好な成形品が安定して得ら
れず、大きいと耐衝撃性が低下するため、5〜60重量
%が好ましい。
するコア層共重合体に対するシェル層共重合体の重量分
率は、小さいと表面状態の良好な成形品が安定して得ら
れず、大きいと耐衝撃性が低下するため、5〜60重量
%が好ましい。
【0036】第3発明においても、上記アクリル系共重
合体ラテックスの製造に際して、前記に示した重合槽を
用いて重合を行うことによって、均一なコア−シェル構
造を有するラテックスが得られ、粒径が均一で粒子径分
布の狭いラテックスが得られ、長期間の連続成形におい
ても表面状態の良好な成形品が安定して得られる塩化ビ
ニル系グラフト樹脂の製造が可能である。
合体ラテックスの製造に際して、前記に示した重合槽を
用いて重合を行うことによって、均一なコア−シェル構
造を有するラテックスが得られ、粒径が均一で粒子径分
布の狭いラテックスが得られ、長期間の連続成形におい
ても表面状態の良好な成形品が安定して得られる塩化ビ
ニル系グラフト樹脂の製造が可能である。
【0037】上記重合槽とは、第1発明と同様の構成の
ものであり、攪拌動力についても第2発明と同様であ
る。
ものであり、攪拌動力についても第2発明と同様であ
る。
【0038】次に、第4発明の製造方法について説明す
る。第4発明で得られる塩化ビニル系グラフト樹脂は、
第1発明と同様に、アクリル系共重合体ラテックスに、
塩化ビニル単独または塩化ビニルを主成分とする塩化ビ
ニル系モノマ−をグラフト共重合させたものである。ま
た、上記アクリル系共重合体ラテックスは、単独重合体
のガラス転移温度が30℃以上180℃以下であるラジ
カル重合性モノマー(D)と多官能性モノマーとからな
る共重合体に、単独重合体のガラス転移温度が−140
℃以上30℃未満である(メタ)アクリレートモノマー
(C)と多官能性モノマーとからなる混合モノマーをグ
ラフト共重合させたものである。
る。第4発明で得られる塩化ビニル系グラフト樹脂は、
第1発明と同様に、アクリル系共重合体ラテックスに、
塩化ビニル単独または塩化ビニルを主成分とする塩化ビ
ニル系モノマ−をグラフト共重合させたものである。ま
た、上記アクリル系共重合体ラテックスは、単独重合体
のガラス転移温度が30℃以上180℃以下であるラジ
カル重合性モノマー(D)と多官能性モノマーとからな
る共重合体に、単独重合体のガラス転移温度が−140
℃以上30℃未満である(メタ)アクリレートモノマー
(C)と多官能性モノマーとからなる混合モノマーをグ
ラフト共重合させたものである。
【0039】上記アクリル系共重合体を構成するラジカ
ル重合性モノマー(D)、(メタ)アクリレートモノマ
ー(C)及び多官能性モノマーは、第3発明と同様の成
分が用いられる。
ル重合性モノマー(D)、(メタ)アクリレートモノマ
ー(C)及び多官能性モノマーは、第3発明と同様の成
分が用いられる。
【0040】上記アクリル系共重合体において、ラジカ
ル重合性モノマー(D)と多官能性モノマーとからなる
共重合体をコア層とし、(メタ)アクリレートモノマー
(C)と多官能性モノマーとからなる共重合体をシェル
層とする2層構造を有する。
ル重合性モノマー(D)と多官能性モノマーとからなる
共重合体をコア層とし、(メタ)アクリレートモノマー
(C)と多官能性モノマーとからなる共重合体をシェル
層とする2層構造を有する。
【0041】第4発明において、コア層、シェル層の2
層構造が第3発明とは逆の共重合体から形成されている
が、このアクリル系共重合体ラテックスを用いると、塩
化ビニル系樹脂の耐衝撃性を損なうことなく機械的強度
を向上することができる。
層構造が第3発明とは逆の共重合体から形成されている
が、このアクリル系共重合体ラテックスを用いると、塩
化ビニル系樹脂の耐衝撃性を損なうことなく機械的強度
を向上することができる。
【0042】上記コア層共重合体において、上記多官能
性モノマーの添加量は、第3発明と同様な理由により、
ラジカル重合性モノマー(D)100重量部に対して、
0.1〜30重量部が好ましく、0.3〜5重量部がよ
り好ましい。
性モノマーの添加量は、第3発明と同様な理由により、
ラジカル重合性モノマー(D)100重量部に対して、
0.1〜30重量部が好ましく、0.3〜5重量部がよ
り好ましい。
【0043】上記シェル層共重合体において、上記多官
能性モノマーの添加量は、第3発明と同様な理由によ
り、(メタ)アクリレートモノマー(C)100重量部
に対して、0.1〜30重量部が好ましく、0.3〜8
重量部がより好ましい。
能性モノマーの添加量は、第3発明と同様な理由によ
り、(メタ)アクリレートモノマー(C)100重量部
に対して、0.1〜30重量部が好ましく、0.3〜8
重量部がより好ましい。
【0044】上記アクリル系共重合体ラテックスを形成
するコア層共重合体に対するシェル層共重合体の重量分
率は、小さいと塩化ビニル系樹脂の十分な引っ張り強度
が得られず、大きいと耐衝撃性が低下するため、5〜7
0重量%が好ましい。
するコア層共重合体に対するシェル層共重合体の重量分
率は、小さいと塩化ビニル系樹脂の十分な引っ張り強度
が得られず、大きいと耐衝撃性が低下するため、5〜7
0重量%が好ましい。
【0045】第4発明においても、上記アクリル系共重
合体ラテックスの製造に際して、前記に示した特定の攪
拌翼を有する重合槽を用いて重合を行うことによって、
均一なコア−シェル構造を有するラテックスが得られ、
粒径が均一で粒子径分布の狭いラテックスが得られ、安
定して高い機械的強度と耐衝撃性を発現する塩化ビニル
系グラフト樹脂の製造が可能である。
合体ラテックスの製造に際して、前記に示した特定の攪
拌翼を有する重合槽を用いて重合を行うことによって、
均一なコア−シェル構造を有するラテックスが得られ、
粒径が均一で粒子径分布の狭いラテックスが得られ、安
定して高い機械的強度と耐衝撃性を発現する塩化ビニル
系グラフト樹脂の製造が可能である。
【0046】上記、特定の攪拌翼を有する重合槽とは、
第1発明と同様の構成のものであり、攪拌動力について
も第2発明と同様である。
第1発明と同様の構成のものであり、攪拌動力について
も第2発明と同様である。
【0047】第1〜第4発明の製造方法において、上記
アクリル系共重合体ラテックスを得る方法としては、特
に限定されるものではなく、例えば、乳化重合法、懸濁
重合法等が挙げられるが、耐衝撃性の点より、また、ラ
テックスの粒子径の制御が行い易い点から乳化重合法が
望ましい。
アクリル系共重合体ラテックスを得る方法としては、特
に限定されるものではなく、例えば、乳化重合法、懸濁
重合法等が挙げられるが、耐衝撃性の点より、また、ラ
テックスの粒子径の制御が行い易い点から乳化重合法が
望ましい。
【0048】上記乳化重合法には乳化分散剤及び重合開
始剤が用いられる。乳化分散剤は、上記混合モノマーの
乳化液中での分散安定性を向上させ、重合を効率的に行
う目的で添加され、例えば、アニオン系界面活性剤、ノ
ニオン系界面活性剤、部分ケン化ポリ酢酸ビニル、セル
ロース系分散剤、ゼラチン等が挙げられる。特に好まし
くは、例えば、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テルサルフェート等のアニオン系界面活性剤である。
始剤が用いられる。乳化分散剤は、上記混合モノマーの
乳化液中での分散安定性を向上させ、重合を効率的に行
う目的で添加され、例えば、アニオン系界面活性剤、ノ
ニオン系界面活性剤、部分ケン化ポリ酢酸ビニル、セル
ロース系分散剤、ゼラチン等が挙げられる。特に好まし
くは、例えば、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テルサルフェート等のアニオン系界面活性剤である。
【0049】上記重合開始剤としては、例えば、過硫酸
カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素水等の水溶
性重合開始剤、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイル
パーオキサイド等の有機系過酸化物、アゾビスイソブチ
ロニトリル等のアゾ系開始剤等が挙げられる。
カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素水等の水溶
性重合開始剤、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイル
パーオキサイド等の有機系過酸化物、アゾビスイソブチ
ロニトリル等のアゾ系開始剤等が挙げられる。
【0050】また、上記乳化重合法では、必要に応じて
pH調整剤、酸化防止剤等が添加されてもよい。
pH調整剤、酸化防止剤等が添加されてもよい。
【0051】上記乳化重合法としては、モノマー添加法
の違いから一括重合法、モノマー滴下法、エマルジョン
滴下法が挙げられるが、特に限定されるものではない。
一括重合法とは、例えばジャケット付重合反応器内に純
水、乳化分散剤、上記アクリル系モノマー及び多官能性
モノマーからなる混合モノマーを一括して添加し、窒素
気流による酸素除去及び加圧の条件下において、撹拌に
より充分乳化し、器内をジャケットにより所定の温度に
した後、重合開始剤を添加して重合する方法である。
の違いから一括重合法、モノマー滴下法、エマルジョン
滴下法が挙げられるが、特に限定されるものではない。
一括重合法とは、例えばジャケット付重合反応器内に純
水、乳化分散剤、上記アクリル系モノマー及び多官能性
モノマーからなる混合モノマーを一括して添加し、窒素
気流による酸素除去及び加圧の条件下において、撹拌に
より充分乳化し、器内をジャケットにより所定の温度に
した後、重合開始剤を添加して重合する方法である。
【0052】また、モノマー滴下法とは、例えば、ジャ
ケット付重合反応器内に純水、乳化分散剤、重合開始剤
を入れ、窒素気流下による酸素除去及び加圧の条件下に
おいて、まず器内をジャケットにより所定の温度にした
後、上記混合モノマーを一定量ずつ滴下することにより
徐々に重合する方法である。
ケット付重合反応器内に純水、乳化分散剤、重合開始剤
を入れ、窒素気流下による酸素除去及び加圧の条件下に
おいて、まず器内をジャケットにより所定の温度にした
後、上記混合モノマーを一定量ずつ滴下することにより
徐々に重合する方法である。
【0053】また、エマルジョン滴下法とは、例えば、
上記混合モノマー、乳化分散剤、純水を撹拌により充分
乳化することにより予め乳化モノマーを調整し、次いで
ジャケット付重合反応器内に純水、重合開始剤を入れ、
窒素気流下による酸素除去及び加圧の条件下において、
まず器内をジャケットにより所定の温度にした後、上記
乳化モノマーを一定量ずつ滴下することにより重合する
方法である。さらに、エマルジョン滴下法において、重
合初期に上記乳化モノマーの一部を一括添加(以下シー
ドモノマーと呼ぶ)し、その後残りの乳化モノマーを滴
下する方法を用いれば、シードモノマーの量を変化させ
ることで容易に生成ラテックスの粒径を制御できる。
上記混合モノマー、乳化分散剤、純水を撹拌により充分
乳化することにより予め乳化モノマーを調整し、次いで
ジャケット付重合反応器内に純水、重合開始剤を入れ、
窒素気流下による酸素除去及び加圧の条件下において、
まず器内をジャケットにより所定の温度にした後、上記
乳化モノマーを一定量ずつ滴下することにより重合する
方法である。さらに、エマルジョン滴下法において、重
合初期に上記乳化モノマーの一部を一括添加(以下シー
ドモノマーと呼ぶ)し、その後残りの乳化モノマーを滴
下する方法を用いれば、シードモノマーの量を変化させ
ることで容易に生成ラテックスの粒径を制御できる。
【0054】上記アクリル系共重合体ラテックスの重合
反応後に得られる、ラテックスの樹脂固形分は、特に限
定されるものではないが、ラテックスの生産性、重合反
応の安定性を鑑みて、10〜60重量%が好ましい。
反応後に得られる、ラテックスの樹脂固形分は、特に限
定されるものではないが、ラテックスの生産性、重合反
応の安定性を鑑みて、10〜60重量%が好ましい。
【0055】上記アクリル系共重合体ラテックスの平均
粒子径は、大きくなると成形品の耐衝撃性と抗張力が共
に低下し、小さくなると耐衝撃性がやや低下するので、
10〜1000nmが好ましい。
粒子径は、大きくなると成形品の耐衝撃性と抗張力が共
に低下し、小さくなると耐衝撃性がやや低下するので、
10〜1000nmが好ましい。
【0056】上記アクリル系共重合体ラテックスには、
ラテックスエマルジョンの機械的安定性の向上させる目
的で、ラテックス重合反応終了後に保護コロイド剤が必
要に応じて添加されても良い。
ラテックスエマルジョンの機械的安定性の向上させる目
的で、ラテックス重合反応終了後に保護コロイド剤が必
要に応じて添加されても良い。
【0057】第1〜第4発明における、上記アクリル系
共重合体ラテックスの塩化ビニル系グラフト樹脂に占め
る割合は、少なくなると充分な耐衝撃性が得られにくく
なり、また多くなると曲げ強度や引張強度等の機械的強
度が低くなるため、塩化ビニル系グラフト樹脂に対して
1〜30重量%に限定され、好ましくは4〜20重量%
である。
共重合体ラテックスの塩化ビニル系グラフト樹脂に占め
る割合は、少なくなると充分な耐衝撃性が得られにくく
なり、また多くなると曲げ強度や引張強度等の機械的強
度が低くなるため、塩化ビニル系グラフト樹脂に対して
1〜30重量%に限定され、好ましくは4〜20重量%
である。
【0058】上記アクリル系共重合体ラテックスに塩化
ビニル単独または塩化ビニルを主成分とする塩化ビニル
系モノマーをグラフト共重合させる方法としては、特に
限定されるものではなく、例えば、懸濁重合法、乳化重
合法、溶液重合法、塊状重合法等が挙げられるが、本発
明を有利に実施するためには、懸濁重合法が好ましい。
ビニル単独または塩化ビニルを主成分とする塩化ビニル
系モノマーをグラフト共重合させる方法としては、特に
限定されるものではなく、例えば、懸濁重合法、乳化重
合法、溶液重合法、塊状重合法等が挙げられるが、本発
明を有利に実施するためには、懸濁重合法が好ましい。
【0059】塩化ビニルを主成分とするモノマーとは、
50重量%以上の塩化ビニルとこれと共重合可能なビニ
ルモノマーとの混合物を意味し、共重合可能なモノマー
とは、通常公知のビニルモノマーであって、例えば、酢
酸ビニル、アルキル(メタ)アクリレート、アルキルビ
ニルエーテル、エチレン、フッ化ビニル、マレイミドな
どが挙げられ、これらの少なくとも一種が使用できる。
50重量%以上の塩化ビニルとこれと共重合可能なビニ
ルモノマーとの混合物を意味し、共重合可能なモノマー
とは、通常公知のビニルモノマーであって、例えば、酢
酸ビニル、アルキル(メタ)アクリレート、アルキルビ
ニルエーテル、エチレン、フッ化ビニル、マレイミドな
どが挙げられ、これらの少なくとも一種が使用できる。
【0060】塩化ビニルをグラフト共重合させる際に、
重合中に重合槽内に付着するスケールを減少させる目的
で、上記アクリル系共重合体ラテックスに、凝集剤を添
加しても良い。
重合中に重合槽内に付着するスケールを減少させる目的
で、上記アクリル系共重合体ラテックスに、凝集剤を添
加しても良い。
【0061】上記懸濁重合法は分散剤及び油溶性重合開
始剤が用いられる。懸濁重合に用いる分散剤としては、
上記アクリル系共重合体ラテックスの分散安定性を向上
させ、塩化ビニルのグラフト重合を効率的に行う目的で
添加され、例えば、ポリ(メタ)アクリル酸塩、(メ
タ)アクリル酸塩−アルキルアクリレート共重合体、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリ酢
酸ビニル及びその部分ケン化物、ゼラチン、ポリビニル
ピロリドン、デンプン、無水マレイン酸−スチレン共重
合体等が挙げられ、これらは単独で使用されても良く、
2種以上が併用されても良い。
始剤が用いられる。懸濁重合に用いる分散剤としては、
上記アクリル系共重合体ラテックスの分散安定性を向上
させ、塩化ビニルのグラフト重合を効率的に行う目的で
添加され、例えば、ポリ(メタ)アクリル酸塩、(メ
タ)アクリル酸塩−アルキルアクリレート共重合体、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリ酢
酸ビニル及びその部分ケン化物、ゼラチン、ポリビニル
ピロリドン、デンプン、無水マレイン酸−スチレン共重
合体等が挙げられ、これらは単独で使用されても良く、
2種以上が併用されても良い。
【0062】上記油溶性重合開始剤の中でも、ラジカル
重合開始剤がグラフト共重合に有利であるという理由か
ら好適に用いられ、例えば、ラウロイルパーオキサイ
ド、t-ブチルパーオキシピバレート、ジイソプロピルパ
ーオキシジカーボネート、ジオクチルパーオキシジカー
ボネート、t-ブチルパーオキシネオデカノエート、 αー
クミルパーオキシネオデカノエート等の有機パーオキサ
イド類、2,2−アゾビスイソブチロニトリル、2,2
−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ
化合物等が挙げられる。
重合開始剤がグラフト共重合に有利であるという理由か
ら好適に用いられ、例えば、ラウロイルパーオキサイ
ド、t-ブチルパーオキシピバレート、ジイソプロピルパ
ーオキシジカーボネート、ジオクチルパーオキシジカー
ボネート、t-ブチルパーオキシネオデカノエート、 αー
クミルパーオキシネオデカノエート等の有機パーオキサ
イド類、2,2−アゾビスイソブチロニトリル、2,2
−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ
化合物等が挙げられる。
【0063】また、上記懸濁重合法では、必要に応じて
pH調整剤、酸化防止剤等が添加されてもよい。
pH調整剤、酸化防止剤等が添加されてもよい。
【0064】第1〜第4発明樹脂の製造方法は、例え
ば、撹拌機及びジャケットを備えた反応容器に、純水、
上記アクリル系共重合体ラテックス、分散剤、油溶性重
合開始剤及び水溶性増粘剤、必要に応じて重合度調節剤
を投入し、その後、真空ポンプで重合器内の空気を排出
し、更に撹拌条件下で塩化ビニル及び必要に応じて他の
ビニルモノマーを投入した後、反応容器内をジャケット
により加熱し、塩化ビニルのグラフト共重合を行う方法
が挙げられる。
ば、撹拌機及びジャケットを備えた反応容器に、純水、
上記アクリル系共重合体ラテックス、分散剤、油溶性重
合開始剤及び水溶性増粘剤、必要に応じて重合度調節剤
を投入し、その後、真空ポンプで重合器内の空気を排出
し、更に撹拌条件下で塩化ビニル及び必要に応じて他の
ビニルモノマーを投入した後、反応容器内をジャケット
により加熱し、塩化ビニルのグラフト共重合を行う方法
が挙げられる。
【0065】上記塩化ビニルのグラフト共重合は発熱反
応のため、ジャケット温度を変えることにより反応容器
内の温度つまり重合温度を制御することが可能である。
反応終了後は、未反応の塩化ビニルを除去しスラリー状
にし、更に脱水乾燥することにより塩化ビニル系グラフ
ト樹脂が製造される。
応のため、ジャケット温度を変えることにより反応容器
内の温度つまり重合温度を制御することが可能である。
反応終了後は、未反応の塩化ビニルを除去しスラリー状
にし、更に脱水乾燥することにより塩化ビニル系グラフ
ト樹脂が製造される。
【0066】上記塩化ビニル系グラフト樹脂中のポリ塩
化ビニルの重合度は、小さくなると成形品の充分な成形
性が得られにくくなるため、好ましくは平均重合度とし
て300〜2000、更に好ましくは400〜1600
である。
化ビニルの重合度は、小さくなると成形品の充分な成形
性が得られにくくなるため、好ましくは平均重合度とし
て300〜2000、更に好ましくは400〜1600
である。
【0067】第1〜第4発明の製造方法で得られた塩化
ビニル系グラフト樹脂は、成形する際に必要に応じて熱
安定剤、安定化助剤、滑剤、加工助剤、酸化防止剤、光
安定剤、充填剤、顔料等が添加され用いられても良い。
ビニル系グラフト樹脂は、成形する際に必要に応じて熱
安定剤、安定化助剤、滑剤、加工助剤、酸化防止剤、光
安定剤、充填剤、顔料等が添加され用いられても良い。
【0068】上記熱安定剤としては、例えば、ジメチル
錫メルカプト、ジブチル錫メルカプト、ジオクチル錫メ
ルカプト、ジブチル錫マレート、ジブチル錫マレートポ
リマー、ジオクチル錫マレート、ジオクチル錫マレート
ポリマー、ジブチル錫ラウレート、ジブチル錫ラウレー
トポリマー等の有機錫安定剤、ステアリン酸鉛、二塩基
性亜リン酸鉛、三塩基性硫酸鉛等の鉛系安定剤、カルシ
ウム−亜鉛系安定剤、バリウム−亜鉛系安定剤、バリウ
ム−カドミウム系安定剤等が挙げられる。
錫メルカプト、ジブチル錫メルカプト、ジオクチル錫メ
ルカプト、ジブチル錫マレート、ジブチル錫マレートポ
リマー、ジオクチル錫マレート、ジオクチル錫マレート
ポリマー、ジブチル錫ラウレート、ジブチル錫ラウレー
トポリマー等の有機錫安定剤、ステアリン酸鉛、二塩基
性亜リン酸鉛、三塩基性硫酸鉛等の鉛系安定剤、カルシ
ウム−亜鉛系安定剤、バリウム−亜鉛系安定剤、バリウ
ム−カドミウム系安定剤等が挙げられる。
【0069】上記安定化助剤としては、例えば、エポキ
シ化大豆油、エポキシ化アマニ豆油エポキシ化テトラヒ
ドロフタレート、エポキシ化ポリブタジエン、リン酸エ
ステル等が挙げられる。
シ化大豆油、エポキシ化アマニ豆油エポキシ化テトラヒ
ドロフタレート、エポキシ化ポリブタジエン、リン酸エ
ステル等が挙げられる。
【0070】上記滑剤としては、例えば、モンタン酸ワ
ックス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、
ステアリン酸、ステアリルアルコール、ステアリン酸ブ
チル等が挙げられる。
ックス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、
ステアリン酸、ステアリルアルコール、ステアリン酸ブ
チル等が挙げられる。
【0071】上記加工助剤としては、例えば、重量平均
分子量10万〜200万のアルキルアクリレート/アル
キルメタクリレート共重合体であるアクリル系加工助剤
が挙げられ、具体例としては、n−ブチルアクリレート
/メチルメタクリレート共重合体、2−エチルヘキシル
アクリレート/メチルメタクリレート/ブチルメタクリ
レート共重合体等が挙げられる。
分子量10万〜200万のアルキルアクリレート/アル
キルメタクリレート共重合体であるアクリル系加工助剤
が挙げられ、具体例としては、n−ブチルアクリレート
/メチルメタクリレート共重合体、2−エチルヘキシル
アクリレート/メチルメタクリレート/ブチルメタクリ
レート共重合体等が挙げられる。
【0072】上記酸化防止剤としては、例えば、フェノ
ール系抗酸化剤等が挙げられる。
ール系抗酸化剤等が挙げられる。
【0073】上記光安定剤としては、例えば、サリチル
酸エステル系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、シアノアクリレート系等の紫外線吸収剤、あるいは
ヒンダードアミン系の光安定剤等が挙げられる。上記充
填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、タルク等が挙
げられる。
酸エステル系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、シアノアクリレート系等の紫外線吸収剤、あるいは
ヒンダードアミン系の光安定剤等が挙げられる。上記充
填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、タルク等が挙
げられる。
【0074】上記顔料としては、例えば、アゾ系、フタ
ロシアニン系、スレン系、染料レーキ系等の有機顔料、
酸化物系、クロム酸モリブデン系、硫化物・セレン化物
系、フェロシアン化物系等の無機顔料などが挙げられ
る。
ロシアニン系、スレン系、染料レーキ系等の有機顔料、
酸化物系、クロム酸モリブデン系、硫化物・セレン化物
系、フェロシアン化物系等の無機顔料などが挙げられ
る。
【0075】また、上記塩化ビニル系グラフト樹脂に
は、成形時の加工性を向上させる目的で可塑剤が添加さ
れてもよく、例えば、ジブチルフタレート、ジ-2-エチ
ルヘキシルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルアジペ
ート等が挙げられる。
は、成形時の加工性を向上させる目的で可塑剤が添加さ
れてもよく、例えば、ジブチルフタレート、ジ-2-エチ
ルヘキシルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルアジペ
ート等が挙げられる。
【0076】上記添加剤を上記塩化ビニル系グラフト樹
脂に混合する方法としては、ホットブレンドによる方法
でも、コールドブレンドによる方法でもよく、また、成
形方法としては、例えば、押出成形法、射出成形法、カ
レンダー成形法、プレス成形法等が挙げられる。
脂に混合する方法としては、ホットブレンドによる方法
でも、コールドブレンドによる方法でもよく、また、成
形方法としては、例えば、押出成形法、射出成形法、カ
レンダー成形法、プレス成形法等が挙げられる。
【0077】次に、第5発明の共重合体ラテックスの製
造方法について説明する。第5発明で得られる共重合体
ラテックスは、ラジカル重合性モノマー100重量部と
多官能性モノマー0.1〜30重量部を共重合してなる
重合体に、前記ラジカル重合性モノマーとは異なる種類
のラジカル重合性モノマーをグラフト共重合させるに当
たり、請求項1記載の重合槽を用いて、共重合させるコ
ア−シェル型の二層構造を有する共重合体ラテックスの
製造方法である。
造方法について説明する。第5発明で得られる共重合体
ラテックスは、ラジカル重合性モノマー100重量部と
多官能性モノマー0.1〜30重量部を共重合してなる
重合体に、前記ラジカル重合性モノマーとは異なる種類
のラジカル重合性モノマーをグラフト共重合させるに当
たり、請求項1記載の重合槽を用いて、共重合させるコ
ア−シェル型の二層構造を有する共重合体ラテックスの
製造方法である。
【0078】上記コア層共重合体及びシェル層共重合体
を構成するラジカル重合性モノマーは、互いに全くの同
一組成でなければ特に種類が限定されるものではなく、
ラテックスに期待される性質に応じて、それぞれ1種類
又は2種類以上が組み合わせて使用される。ラジカル重
合性モノマーとしては、前記(メタ)アクリレートモノ
マー(A)、(C)及びラジカル重合性モノマー(D)
と同様の成分が用いられる。
を構成するラジカル重合性モノマーは、互いに全くの同
一組成でなければ特に種類が限定されるものではなく、
ラテックスに期待される性質に応じて、それぞれ1種類
又は2種類以上が組み合わせて使用される。ラジカル重
合性モノマーとしては、前記(メタ)アクリレートモノ
マー(A)、(C)及びラジカル重合性モノマー(D)
と同様の成分が用いられる。
【0079】上記ラジカル重合性モノマーとしては、更
に、2−アクロイルオキシエチルフタル酸、アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、フマール酸、イタコン
酸、無水マレイン酸等の極性基含有ビニルモノマー;エ
チレン等のオレフィン類;スチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、p−クロロスチレン等の芳香
族ビニルモノマー;アクリルニトリル、メタクリロニト
リル等の不飽和ニトリル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル等のビニルエステル;ブタジエン等のジエンモノマ
ー;塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ
化ビニリデン等のハロゲン化ビニル等が挙げられる。
に、2−アクロイルオキシエチルフタル酸、アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、フマール酸、イタコン
酸、無水マレイン酸等の極性基含有ビニルモノマー;エ
チレン等のオレフィン類;スチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、p−クロロスチレン等の芳香
族ビニルモノマー;アクリルニトリル、メタクリロニト
リル等の不飽和ニトリル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル等のビニルエステル;ブタジエン等のジエンモノマ
ー;塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ
化ビニリデン等のハロゲン化ビニル等が挙げられる。
【0080】上記コア層共重合体を形成するラジカル重
合性モノマーには、コア層に架橋構造を付与し、シェル
層のグラフト重合の際、コア層へのシェル層モノマーの
膨潤を妨げ、コア−シェル両相の混合及び相転移を抑え
る目的で多官能性モノマーが添加される。従って、完全
なコア−シェル構造のラテックスを得る上で、コア層へ
の多官能性モノマーの添加は不可欠な要素である。
合性モノマーには、コア層に架橋構造を付与し、シェル
層のグラフト重合の際、コア層へのシェル層モノマーの
膨潤を妨げ、コア−シェル両相の混合及び相転移を抑え
る目的で多官能性モノマーが添加される。従って、完全
なコア−シェル構造のラテックスを得る上で、コア層へ
の多官能性モノマーの添加は不可欠な要素である。
【0081】上記多官能性モノマーとしては、前記第1
発明で使用される多官能性モノマーが例示できる。
発明で使用される多官能性モノマーが例示できる。
【0082】上記コア層共重合体を形成するラジカル重
合性モノマーに対する、上記多官能性モノマーの添加量
は特に限定されないが、少なくなるとコア層共重合体と
シェル層共重合体の相混合が起こって完全なコア−シェ
ル構造が得られにくくなり、多すぎると架橋密度の過多
によりラジカル重合性モノマーによってもたらされる本
来意図した性質が失われるため、ラジカル重合性モノマ
ー100重量部に対して、多官能性モノマー0.1〜3
0重量部が好ましく、0.3〜10重量部がより好まし
い。
合性モノマーに対する、上記多官能性モノマーの添加量
は特に限定されないが、少なくなるとコア層共重合体と
シェル層共重合体の相混合が起こって完全なコア−シェ
ル構造が得られにくくなり、多すぎると架橋密度の過多
によりラジカル重合性モノマーによってもたらされる本
来意図した性質が失われるため、ラジカル重合性モノマ
ー100重量部に対して、多官能性モノマー0.1〜3
0重量部が好ましく、0.3〜10重量部がより好まし
い。
【0083】上記シェル層共重合体を形成するラジカル
重合性モノマーに対しても、ラテックスの物性、重合安
定性を高める目的で多官能性モノマーが添加されても良
い。上記シェル層共重合体を形成するラジカル重合性モ
ノマーに添加される多官能性モノマーとしては、上記多
官能性モノマーと同様のものが挙げられる。
重合性モノマーに対しても、ラテックスの物性、重合安
定性を高める目的で多官能性モノマーが添加されても良
い。上記シェル層共重合体を形成するラジカル重合性モ
ノマーに添加される多官能性モノマーとしては、上記多
官能性モノマーと同様のものが挙げられる。
【0084】上記共重合体ラテックスに占める、シェル
層共重合体の重量分率は、特に限定されないが、小さい
とシェル層の厚みが薄くなって完全なコア−シェル構造
が得られにくくなり、大きすぎるとコア層の性質が失わ
れるため、5〜95重量%が好ましい。
層共重合体の重量分率は、特に限定されないが、小さい
とシェル層の厚みが薄くなって完全なコア−シェル構造
が得られにくくなり、大きすぎるとコア層の性質が失わ
れるため、5〜95重量%が好ましい。
【0085】第5発明においても、上記共重合体ラテッ
クスの製造に際して、前記重合槽を用いて重合を行うこ
とにより、添加されるモノマーの重合系への分散性が高
まり、シェル層の重合過程において、添加モノマーが単
独で新粒子を形成することが抑えられ、均一なコア−シ
ェル構造及び均一な粒径を有する共重合体ラテックスが
得られる。
クスの製造に際して、前記重合槽を用いて重合を行うこ
とにより、添加されるモノマーの重合系への分散性が高
まり、シェル層の重合過程において、添加モノマーが単
独で新粒子を形成することが抑えられ、均一なコア−シ
ェル構造及び均一な粒径を有する共重合体ラテックスが
得られる。
【0086】又、第2発明と同様な理由により、攪拌動
力0.1〜1.8kW/m3 にて重合を行うことによっ
て、粒子中の架橋点密度が均一でゲル分率が高く、粒子
径分布の狭いラテックスが得られる。
力0.1〜1.8kW/m3 にて重合を行うことによっ
て、粒子中の架橋点密度が均一でゲル分率が高く、粒子
径分布の狭いラテックスが得られる。
【0087】第5発明の製造方法において、上記共重合
体ラテックスを得る方法としては、特に限定されるもの
ではなく、第1発明と同様な方法が挙げられ、乳化重合
法が好ましい。
体ラテックスを得る方法としては、特に限定されるもの
ではなく、第1発明と同様な方法が挙げられ、乳化重合
法が好ましい。
【0088】第3〜5発明において、コア層共重合体と
シェル層共重合体を形成するには、上記3つのモノマー
添加方法のいずれを用いてもよく、その方法は、まずコ
ア層共重合体を形成するための上記混合モノマーまたは
乳化モノマーを一括添加もしくは滴下し、重合反応を行
ってコア層ラテックス粒子を合成する。続いて新たにシ
ェル層共重合体を形成するための上記混合モノマーまた
は乳化モノマーを一括添加もしくは滴下し、コア層粒子
との共重合を行って、コア層粒子の表面上にシェル層を
形成させるものである。
シェル層共重合体を形成するには、上記3つのモノマー
添加方法のいずれを用いてもよく、その方法は、まずコ
ア層共重合体を形成するための上記混合モノマーまたは
乳化モノマーを一括添加もしくは滴下し、重合反応を行
ってコア層ラテックス粒子を合成する。続いて新たにシ
ェル層共重合体を形成するための上記混合モノマーまた
は乳化モノマーを一括添加もしくは滴下し、コア層粒子
との共重合を行って、コア層粒子の表面上にシェル層を
形成させるものである。
【0089】上記シェル層の形成は、コア層の形成と同
一の重合過程で行ってもよく、あるいはコア層を合成・
回収した後、改めてモノマーを添加してシェル層の重合
・形成を行ってもよい。但し後者の場合、シェル層の重
合時に新たに上記重合開始剤を再添加することが好まし
い。
一の重合過程で行ってもよく、あるいはコア層を合成・
回収した後、改めてモノマーを添加してシェル層の重合
・形成を行ってもよい。但し後者の場合、シェル層の重
合時に新たに上記重合開始剤を再添加することが好まし
い。
【0090】好ましい。
【0091】上記乳化重合法は第1発明と同様な方法で
行われる。その際用いられる乳化分散剤及び重合開始剤
も第1発明と同様な物が用いられる。又、第1発明と同
様に、pH調整剤、酸化防止剤が添加されても良い。
行われる。その際用いられる乳化分散剤及び重合開始剤
も第1発明と同様な物が用いられる。又、第1発明と同
様に、pH調整剤、酸化防止剤が添加されても良い。
【0092】第3〜5発明において、コア層共重合体と
シェル層共重合体を形成するには、第1発明で挙げられ
た3つのモノマー添加方法のいずれを用いてもよく、そ
の方法は、まずコア層共重合体を形成するための上記混
合モノマーまたは乳化モノマーを一括添加もしくは滴下
し、重合反応を行ってコア層ラテックス粒子を合成す
る。続いて新たにシェル層共重合体を形成するための上
記混合モノマーまたは乳化モノマーを一括添加もしくは
滴下し、コア層粒子との共重合を行って、コア層粒子の
表面上にシェル層を形成させるものである。
シェル層共重合体を形成するには、第1発明で挙げられ
た3つのモノマー添加方法のいずれを用いてもよく、そ
の方法は、まずコア層共重合体を形成するための上記混
合モノマーまたは乳化モノマーを一括添加もしくは滴下
し、重合反応を行ってコア層ラテックス粒子を合成す
る。続いて新たにシェル層共重合体を形成するための上
記混合モノマーまたは乳化モノマーを一括添加もしくは
滴下し、コア層粒子との共重合を行って、コア層粒子の
表面上にシェル層を形成させるものである。
【0093】上記シェル層の形成は、コア層の形成と同
一の重合過程で行ってもよく、あるいはコア層を合成・
回収した後、改めてモノマーを添加してシェル層の重合
・形成を行ってもよい。但し後者の場合、シェル層の重
合時に新たに上記重合開始剤を再添加することが好まし
い。
一の重合過程で行ってもよく、あるいはコア層を合成・
回収した後、改めてモノマーを添加してシェル層の重合
・形成を行ってもよい。但し後者の場合、シェル層の重
合時に新たに上記重合開始剤を再添加することが好まし
い。
【0094】上記共重合体ラテックスの重合反応後に得
られる、ラテックスの樹脂固形分は、特に限定されるも
のではないが、ラテックスの生産性、重合反応の安定性
を鑑みて、10〜60重量%が好ましい。
られる、ラテックスの樹脂固形分は、特に限定されるも
のではないが、ラテックスの生産性、重合反応の安定性
を鑑みて、10〜60重量%が好ましい。
【0095】上記共重合体ラテックスの平均粒子径は、
特に限定されないが、ラテックスの分散安定性を保ちつ
つ、安定して重合を行う為に、10〜1000nmが好
ましい。
特に限定されないが、ラテックスの分散安定性を保ちつ
つ、安定して重合を行う為に、10〜1000nmが好
ましい。
【0096】上記共重合体ラテックスには、ラテックス
エマルジョンの機械的安定性の向上させる目的で、ラテ
ックス重合反応終了後に保護コロイド剤が必要に応じて
添加されても良い。
エマルジョンの機械的安定性の向上させる目的で、ラテ
ックス重合反応終了後に保護コロイド剤が必要に応じて
添加されても良い。
【0097】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例及び比較例に
ついて説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定さ
れるものではない。
ついて説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定さ
れるものではない。
【0098】(実施例1、4〜9、比較例4〜8) (アクリル系ポリマーを含む共重合体ラテックスの作
製)表1、2の組成表に従い、所定量の純水、乳化分散
剤(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルアンモ
ニウムサルフェート)、混合モノマー〔n−ブチルアク
リレート(以下n−BAとする)、2−エチルヘキシル
アクリレート(以下2−EHAとする)、メチルメタク
リレート(以下MMAとする)、又はスチレン〕、多官
能性モノマー〔トリメチロールプロパントリアクリレー
ト(以下TMPTAとする)〕を混合、撹拌し、乳化モ
ノマーを調製した。
製)表1、2の組成表に従い、所定量の純水、乳化分散
剤(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルアンモ
ニウムサルフェート)、混合モノマー〔n−ブチルアク
リレート(以下n−BAとする)、2−エチルヘキシル
アクリレート(以下2−EHAとする)、メチルメタク
リレート(以下MMAとする)、又はスチレン〕、多官
能性モノマー〔トリメチロールプロパントリアクリレー
ト(以下TMPTAとする)〕を混合、撹拌し、乳化モ
ノマーを調製した。
【0099】一方、図1に示した内容積22m3 の重合
槽に純水を入れ、容器内の酸素を窒素により置換した
後、重合槽を70℃に昇温した。重合槽は上記昇温開始
から重合終了時まで攪拌動力1.0〜1.2kW/m3
にて攪拌した。昇温が完了した重合槽に、過硫酸アンモ
ニウム(以下APSとする)および上記乳化モノマーの
20重量%をシードモノマーとして一括して投入し、重
合を開始した。続いて乳化モノマーの残りを滴下した。
全ての乳化モノマーの滴下を3時間で終了し、その後1
時間の熟成期間を置いた後、重合を終了して固形分濃度
約30重量%のアクリル系重合体ラテックス(以下ラテ
ックスとする)を得た。重合槽内における最終的な生成
ラテックスの充満率は約90容量%であった。
槽に純水を入れ、容器内の酸素を窒素により置換した
後、重合槽を70℃に昇温した。重合槽は上記昇温開始
から重合終了時まで攪拌動力1.0〜1.2kW/m3
にて攪拌した。昇温が完了した重合槽に、過硫酸アンモ
ニウム(以下APSとする)および上記乳化モノマーの
20重量%をシードモノマーとして一括して投入し、重
合を開始した。続いて乳化モノマーの残りを滴下した。
全ての乳化モノマーの滴下を3時間で終了し、その後1
時間の熟成期間を置いた後、重合を終了して固形分濃度
約30重量%のアクリル系重合体ラテックス(以下ラテ
ックスとする)を得た。重合槽内における最終的な生成
ラテックスの充満率は約90容量%であった。
【0100】(塩化ビニル系グラフト樹脂の作製)次い
で、撹拌機及びジャケットを備えた反応容器に、純水、
上記ラテックス、部分ケン化ポリ酢酸ビニルの3%水溶
液、t−ブチルパーオキシネオデカノエート、α−クミ
ルパーオキシネオデカノエートを一括投入し、その後、
真空ポンプで反応器内の空気を排出し、更に撹拌条件下
で塩化ビニルを投入した後、ジャケット温度の制御によ
り重合温度57℃にて重合を開始した。約5時間後、反
応器内の圧力が6.0kg/cm2 の圧力まで低下する
ことで反応終了を確認し、停止した。その後、未反応の
塩化ビニルモノマーを除去し、更に脱水乾燥することに
より平均重合度が約1000の塩化ビニル系グラフト樹
脂を得た。
で、撹拌機及びジャケットを備えた反応容器に、純水、
上記ラテックス、部分ケン化ポリ酢酸ビニルの3%水溶
液、t−ブチルパーオキシネオデカノエート、α−クミ
ルパーオキシネオデカノエートを一括投入し、その後、
真空ポンプで反応器内の空気を排出し、更に撹拌条件下
で塩化ビニルを投入した後、ジャケット温度の制御によ
り重合温度57℃にて重合を開始した。約5時間後、反
応器内の圧力が6.0kg/cm2 の圧力まで低下する
ことで反応終了を確認し、停止した。その後、未反応の
塩化ビニルモノマーを除去し、更に脱水乾燥することに
より平均重合度が約1000の塩化ビニル系グラフト樹
脂を得た。
【0101】(実施例2)表1の組成表に従い、実施例
1と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を得た。ただし、
重合中、攪拌動力0.4〜0.5kW/m3 にて攪拌し
たことのみ異なる。
1と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を得た。ただし、
重合中、攪拌動力0.4〜0.5kW/m3 にて攪拌し
たことのみ異なる。
【0102】(実施例3)表1の組成表に従い、実施例
1と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を得た。ただし、
重合中、攪拌動力1.8〜2.0kW/m3 にて攪拌し
たことのみ異なる。
1と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を得た。ただし、
重合中、攪拌動力1.8〜2.0kW/m3 にて攪拌し
たことのみ異なる。
【0103】(比較例1)表2の組成表に従い、実施例
1と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を得た。ただし、
図2に示した内容積19m3 の重合槽を用いて重合を行
ったことのみ異なる。図2に示す重合槽6は図1の重合
槽とはパドル翼7の構成が異なっており、3枚翼のパド
ル翼7が底壁面から離れて2段設けられている。
1と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を得た。ただし、
図2に示した内容積19m3 の重合槽を用いて重合を行
ったことのみ異なる。図2に示す重合槽6は図1の重合
槽とはパドル翼7の構成が異なっており、3枚翼のパド
ル翼7が底壁面から離れて2段設けられている。
【0104】(比較例2)表2の組成表に従い、実施例
1と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を得た。ただし、
重合中、攪拌動力0.10〜0.12kW/m3 にて攪
拌したことのみ異なる。
1と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を得た。ただし、
重合中、攪拌動力0.10〜0.12kW/m3 にて攪
拌したことのみ異なる。
【0105】(比較例3)表2の組成表に従い、実施例
1と同様に塩化ビニル系樹脂を得た。ただし、重合中、
攪拌動力2.8〜2.9kW/m3 にて攪拌したことの
み異なる。
1と同様に塩化ビニル系樹脂を得た。ただし、重合中、
攪拌動力2.8〜2.9kW/m3 にて攪拌したことの
み異なる。
【0106】(実施例10〜13、比較例12、13) (アクリル系ポリマーを含む共重合体ラテックスの作
製)表3の組成表に従い、まず、コア層共重合体形成用
として、所定量の純水、乳化分散剤(ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテルアンモニウムサルフェー
ト)、n−BA及び/又は2−EHAとTMPTAを混
合、撹拌し、乳化モノマーを調製した。また、別個にシ
ェル層共重合体形成用として、所定量の純水、乳化分散
剤(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルアンモ
ニウムサルフェート)、MMA及び/又はスチレンとT
MPTAを混合、撹拌し、乳化モノマーを調製した。
製)表3の組成表に従い、まず、コア層共重合体形成用
として、所定量の純水、乳化分散剤(ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテルアンモニウムサルフェー
ト)、n−BA及び/又は2−EHAとTMPTAを混
合、撹拌し、乳化モノマーを調製した。また、別個にシ
ェル層共重合体形成用として、所定量の純水、乳化分散
剤(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルアンモ
ニウムサルフェート)、MMA及び/又はスチレンとT
MPTAを混合、撹拌し、乳化モノマーを調製した。
【0107】一方、図1に示した内容積22m3 の重合
槽に純水を入れ、容器内の酸素を窒素により置換した
後、撹拌条件下で重合槽を70℃に昇温した。昇温が完
了した重合槽に、APSおよびコア層共重合体形成用に
調製した上記乳化モノマーの25重量%をシードモノマ
ーとして一括して投入し、重合を開始した。続いてコア
層共重合体形成用に調製した乳化モノマーの残りを滴下
した。コア層共重合体用モノマーの滴下が終了次第、シ
ェル層共重合体用モノマーの滴下を開始した。全ての乳
化モノマーの滴下を3時間で終了し、その後1時間の熟
成期間を置いた後、重合を終了して固形分濃度約30重
量%のアクリル系重合体ラテックス(以下ラテックスと
する)を得た。重合槽内における最終的な生成ラテック
スの充満率は約90容量%であった。
槽に純水を入れ、容器内の酸素を窒素により置換した
後、撹拌条件下で重合槽を70℃に昇温した。昇温が完
了した重合槽に、APSおよびコア層共重合体形成用に
調製した上記乳化モノマーの25重量%をシードモノマ
ーとして一括して投入し、重合を開始した。続いてコア
層共重合体形成用に調製した乳化モノマーの残りを滴下
した。コア層共重合体用モノマーの滴下が終了次第、シ
ェル層共重合体用モノマーの滴下を開始した。全ての乳
化モノマーの滴下を3時間で終了し、その後1時間の熟
成期間を置いた後、重合を終了して固形分濃度約30重
量%のアクリル系重合体ラテックス(以下ラテックスと
する)を得た。重合槽内における最終的な生成ラテック
スの充満率は約90容量%であった。
【0108】(塩化ビニル系グラフト樹脂の作製)次い
で、上記ラテックスを用いたこと以外は実施例1と同様
にして、平均重合度が約1000の塩化ビニル系グラフ
ト樹脂を得た。
で、上記ラテックスを用いたこと以外は実施例1と同様
にして、平均重合度が約1000の塩化ビニル系グラフ
ト樹脂を得た。
【0109】(比較例9)表3の組成表に従い、実施例
10と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合成した。た
だし、図2に示した内容積19m3 の重合槽を用いて重
合を行ったことのみ異なる。
10と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合成した。た
だし、図2に示した内容積19m3 の重合槽を用いて重
合を行ったことのみ異なる。
【0110】(比較例10)表3の組成表に従い、実施
例10と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合成した。
ただし、コア層モノマーなしで重合を行ったことのみ異
なる。
例10と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合成した。
ただし、コア層モノマーなしで重合を行ったことのみ異
なる。
【0111】(比較例11)表3の組成表に従い、実施
例10と同様に塩化ビニルグラフト系樹脂を合成した。
ただし、シェル層モノマーなしで重合を行ったことのみ
異なる。
例10と同様に塩化ビニルグラフト系樹脂を合成した。
ただし、シェル層モノマーなしで重合を行ったことのみ
異なる。
【0112】(実施例14〜17、比較例17、18) (アクリル系ポリマーを含む共重合体ラテックスの作
製)表4の組成表に従い、コア層共重合体形成用とし
て、所定量の純水、乳化分散剤(ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテルアンモニウムサルフェート)、M
MA及び/又はスチレンとTMPTAを混合、撹拌し、
乳化モノマーを調製した。また、別個にシェル層共重合
体形成用として、所定量の純水、乳化分散剤(ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテルアンモニウムサルフ
ェート)、n−BA、2−EHA及びTMPTAを混
合、撹拌し、乳化モノマーを調製した。
製)表4の組成表に従い、コア層共重合体形成用とし
て、所定量の純水、乳化分散剤(ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテルアンモニウムサルフェート)、M
MA及び/又はスチレンとTMPTAを混合、撹拌し、
乳化モノマーを調製した。また、別個にシェル層共重合
体形成用として、所定量の純水、乳化分散剤(ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテルアンモニウムサルフ
ェート)、n−BA、2−EHA及びTMPTAを混
合、撹拌し、乳化モノマーを調製した。
【0113】一方、図1に示した内容積22m3 の重合
槽を用いて、上記コア層モノマー、及びシェル層モノマ
ーを用いた事以外は実施例10と同様にして固形分濃度
約30重量%のアクリル系重合体ラテックス(以下ラテ
ックスとする)を得た。重合槽内における最終的な生成
ラテックスの充満率は約90容量%であった。
槽を用いて、上記コア層モノマー、及びシェル層モノマ
ーを用いた事以外は実施例10と同様にして固形分濃度
約30重量%のアクリル系重合体ラテックス(以下ラテ
ックスとする)を得た。重合槽内における最終的な生成
ラテックスの充満率は約90容量%であった。
【0114】(塩化ビニル系グラフト樹脂の作製)次い
で、上記ラテックスを用いたこと以外は実施例1と同様
にして、平均重合度が約1000の塩化ビニル系グラフ
ト樹脂を得た。
で、上記ラテックスを用いたこと以外は実施例1と同様
にして、平均重合度が約1000の塩化ビニル系グラフ
ト樹脂を得た。
【0115】(比較例14)表4の組成表に従い、実施
例14と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合成した。
ただし、図2に示した内容積19m3 の重合槽を用いて
重合を行ったことのみ異なる。
例14と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合成した。
ただし、図2に示した内容積19m3 の重合槽を用いて
重合を行ったことのみ異なる。
【0116】(比較例15)表4の組成表に従い、実施
例14と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合成した。
ただし、コア層モノマーなしで重合を行ったことのみ異
なる。
例14と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合成した。
ただし、コア層モノマーなしで重合を行ったことのみ異
なる。
【0117】(比較例16)表4の組成表に従い、実施
例14と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合成した。
ただし、シェル層モノマーなしで重合を行ったことのみ
異なる。
例14と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合成した。
ただし、シェル層モノマーなしで重合を行ったことのみ
異なる。
【0118】(実施例18〜21、比較例21〜23) (共重合体ラテックスの作製)表5、6の組成表に従
い、コア層共重合体形成用として、所定量の純水、乳化
分散剤(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルア
ンモニウムサルフェート)、コア層モノマーを混合、撹
拌し、乳化モノマーを調製した。また、別個にシェル層
共重合体形成用として、所定量の純水、乳化分散剤(ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテルアンモニウム
サルフェート)、シェル層モノマーを混合、撹拌し、乳
化モノマーを調製した。
い、コア層共重合体形成用として、所定量の純水、乳化
分散剤(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルア
ンモニウムサルフェート)、コア層モノマーを混合、撹
拌し、乳化モノマーを調製した。また、別個にシェル層
共重合体形成用として、所定量の純水、乳化分散剤(ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテルアンモニウム
サルフェート)、シェル層モノマーを混合、撹拌し、乳
化モノマーを調製した。
【0119】一方、図1に示した内容積22m3 の重合
槽に純水を入れ、容器内の酸素を窒素により置換した
後、撹拌条件下で重合槽を70℃に昇温した。昇温が完
了した重合槽に、APSおよびコア層共重合体形成用に
調製した上記乳化モノマーの25重量%をシードモノマ
ーとして一括して投入し、重合を開始した。続いてコア
層共重合体形成用に調製した乳化モノマーの残りを滴下
した。コア層共重合体用モノマーの滴下が終了次第、シ
ェル層共重合体用モノマーの滴下を開始した。全ての乳
化モノマーの滴下を3時間で終了し、その後1時間の熟
成期間を置いた後、重合を終了して固形分濃度約30重
量%の共重合体ラテックス(以下ラテックスとする)を
得た。
槽に純水を入れ、容器内の酸素を窒素により置換した
後、撹拌条件下で重合槽を70℃に昇温した。昇温が完
了した重合槽に、APSおよびコア層共重合体形成用に
調製した上記乳化モノマーの25重量%をシードモノマ
ーとして一括して投入し、重合を開始した。続いてコア
層共重合体形成用に調製した乳化モノマーの残りを滴下
した。コア層共重合体用モノマーの滴下が終了次第、シ
ェル層共重合体用モノマーの滴下を開始した。全ての乳
化モノマーの滴下を3時間で終了し、その後1時間の熟
成期間を置いた後、重合を終了して固形分濃度約30重
量%の共重合体ラテックス(以下ラテックスとする)を
得た。
【0120】(塩化ビニル系樹脂の作製)次いで、上記
ラテックスを用いて、表5、6の組成表に従い平均重合
度約1000の塩化ビニル系樹脂に混合した。
ラテックスを用いて、表5、6の組成表に従い平均重合
度約1000の塩化ビニル系樹脂に混合した。
【0121】(比較例19、20)表6の組成表に従
い、実施例18と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合
成した。ただし、図2に示した内容積19m3 の重合槽
を用いて重合を行ったことのみ異なる。
い、実施例18と同様に塩化ビニル系グラフト樹脂を合
成した。ただし、図2に示した内容積19m3 の重合槽
を用いて重合を行ったことのみ異なる。
【0122】評価項目及び評価法を以下に示す方法で実
施した。
施した。
【0123】[ラテックス粒子径及び標準偏差]レーザ
ー回折式粒度分布計(堀場製作所社製)にて測定したメ
ジアン径を示した。また、同測定により得られる粒度分
布より標準偏差を求めた。 [凝集物分率]実施例、比較例で得られたラテックス1
00gを300メッシュでろ過し、メッシュ上に残留し
た凝集物の乾燥重量を測定した(w1 gとする)。次に
300メッシュを通過したラテックスを乾固して、乾燥
重量を測定した(w2 gとする)。下記の式に従って重
合中に発生した凝集物の量を求めた。 凝集物分率
(%)=〔w1 /(w1 +w2 )〕×100
ー回折式粒度分布計(堀場製作所社製)にて測定したメ
ジアン径を示した。また、同測定により得られる粒度分
布より標準偏差を求めた。 [凝集物分率]実施例、比較例で得られたラテックス1
00gを300メッシュでろ過し、メッシュ上に残留し
た凝集物の乾燥重量を測定した(w1 gとする)。次に
300メッシュを通過したラテックスを乾固して、乾燥
重量を測定した(w2 gとする)。下記の式に従って重
合中に発生した凝集物の量を求めた。 凝集物分率
(%)=〔w1 /(w1 +w2 )〕×100
【0124】[ゲル分率]実施例、比較例で得られたラ
テックスを乾燥させ、その乾燥固形物約1gを正確に秤
量し(w3 gとする)、300mlのトルエンに48時
間浸漬した。その後、300メッシュでろ過し、メッシ
ュ上に残留したゲルの乾燥重量を測定した(w4 gとす
る)後、下記の式に従ってゲル分率を求めた。
ゲル分率(%)=(w4 /w3 )×100
テックスを乾燥させ、その乾燥固形物約1gを正確に秤
量し(w3 gとする)、300mlのトルエンに48時
間浸漬した。その後、300メッシュでろ過し、メッシ
ュ上に残留したゲルの乾燥重量を測定した(w4 gとす
る)後、下記の式に従ってゲル分率を求めた。
ゲル分率(%)=(w4 /w3 )×100
【0125】[シャルピ−衝撃値]JIS K7111
に準拠し、シャルピー衝撃試験を行った。試料は、塩化
ビニル系グラフト樹脂100重量部に対し、有機錫系安
定剤0.5部、モンタン酸系滑剤1.0部を混合した樹
脂組成物を、200℃で3分間ロール混練した後、20
0℃で3分間プレス成形して得られた厚さ3mmのプレス
板より作製した。測定温度は23℃である。
に準拠し、シャルピー衝撃試験を行った。試料は、塩化
ビニル系グラフト樹脂100重量部に対し、有機錫系安
定剤0.5部、モンタン酸系滑剤1.0部を混合した樹
脂組成物を、200℃で3分間ロール混練した後、20
0℃で3分間プレス成形して得られた厚さ3mmのプレス
板より作製した。測定温度は23℃である。
【0126】[引張強度]JIS K7113に準拠
し、引張強度試験を行った。試料は、上記シャルピー衝
撃試験に用いたプレス板と同じ物を用いた。測定温度は
23℃である。
し、引張強度試験を行った。試料は、上記シャルピー衝
撃試験に用いたプレス板と同じ物を用いた。測定温度は
23℃である。
【0127】[成形品外観の評価]実施例10〜13、
比較例9〜13で得られた塩化ビニル系グラフト樹脂1
00重量部に有機錫系安定剤0.8重量部、ポリエチレ
ン系滑剤0.5重量部、ステアリン酸0.2重量部、ス
テアリン酸カルシウム0.5重量部、及びアクリル系加
工助剤3.0重量部を加え、スーパーミキサー(100
L、カワタ社製)にて攪拌混合して塩化ビニル系樹脂組
成物を得た。得られた塩化ビニル系樹脂組成物を直径5
0mmの2軸異方向押出機(プラスチック工学研究所社
製、商品名「BT−50」)に供給し、直径20mmの
塩化ビニル系樹脂管を24時間連続して成形した。得ら
れた硬質塩化ビニル管の内外面を目視により観察し、2
4時間を通して管の表面状態が良好なものを○、カスレ
・スジ・ムラ等の外観不良が発生したものを×とした。
比較例9〜13で得られた塩化ビニル系グラフト樹脂1
00重量部に有機錫系安定剤0.8重量部、ポリエチレ
ン系滑剤0.5重量部、ステアリン酸0.2重量部、ス
テアリン酸カルシウム0.5重量部、及びアクリル系加
工助剤3.0重量部を加え、スーパーミキサー(100
L、カワタ社製)にて攪拌混合して塩化ビニル系樹脂組
成物を得た。得られた塩化ビニル系樹脂組成物を直径5
0mmの2軸異方向押出機(プラスチック工学研究所社
製、商品名「BT−50」)に供給し、直径20mmの
塩化ビニル系樹脂管を24時間連続して成形した。得ら
れた硬質塩化ビニル管の内外面を目視により観察し、2
4時間を通して管の表面状態が良好なものを○、カスレ
・スジ・ムラ等の外観不良が発生したものを×とした。
【0128】[ラテックスのコア−シェル構造の観察]
実施例18〜21、比較例19〜23で得られたラテッ
クスに塩の水溶液を加えて凝固を行い、脱水、洗浄、乾
燥して樹脂を得た。得られた樹脂をエポキシ樹脂に包埋
し、酸化オスミウム又は酸化ルテニウムにより染色した
後、ウルトラミクロトームで約80nmのサンプル薄片
を切削し、透過式電子顕微鏡にてラテックス粒子断面構
造を観察した。実施例18、19及び比較例18、19
ではコア層のブタジエンが優先的に染色され、実施例2
0、21及び比較例20〜22ではシェル層のブチルア
クリレートが優先的に染色される。観察の結果、完全な
コアーシェル構造が形成されているものを○、相混合、
2層の偏在分離等の不完全なコアーシェル構造のものに
ついては×とした。
実施例18〜21、比較例19〜23で得られたラテッ
クスに塩の水溶液を加えて凝固を行い、脱水、洗浄、乾
燥して樹脂を得た。得られた樹脂をエポキシ樹脂に包埋
し、酸化オスミウム又は酸化ルテニウムにより染色した
後、ウルトラミクロトームで約80nmのサンプル薄片
を切削し、透過式電子顕微鏡にてラテックス粒子断面構
造を観察した。実施例18、19及び比較例18、19
ではコア層のブタジエンが優先的に染色され、実施例2
0、21及び比較例20〜22ではシェル層のブチルア
クリレートが優先的に染色される。観察の結果、完全な
コアーシェル構造が形成されているものを○、相混合、
2層の偏在分離等の不完全なコアーシェル構造のものに
ついては×とした。
【0129】
【表1】
【0130】
【表2】
【0131】
【表3】
【0132】
【表4】
【0133】
【表5】
【0134】
【表6】
【0135】
【発明の効果】本発明の塩化ビニル系グラフト樹脂の製
造方法は、上述の通りであり、得られる塩化ビニル系樹
脂は、耐衝撃性及び引張強度が共にバランス良く優れて
おり、塩化ビニル樹脂の成形加工に使用される通常の滑
剤、安定剤等を配合することにより、流動性良く成形加
工を行うことができ、上記特性を生かして高い耐衝撃性
や引張強度を要求される建材、異形断面を有する防音壁
のような用途だけでなく、良好な成形性を要求される窓
枠、サッシ等に好適に使用される。又、本発明の共重合
体ラテックスは、上記塩化ビニル系グラフト樹脂以外の
用途、例えばプラスチックの改質剤、塗料、粘・接着
剤、タイヤコード用バインダー、塗工紙用、繊維加工用
途等へ応用できる。
造方法は、上述の通りであり、得られる塩化ビニル系樹
脂は、耐衝撃性及び引張強度が共にバランス良く優れて
おり、塩化ビニル樹脂の成形加工に使用される通常の滑
剤、安定剤等を配合することにより、流動性良く成形加
工を行うことができ、上記特性を生かして高い耐衝撃性
や引張強度を要求される建材、異形断面を有する防音壁
のような用途だけでなく、良好な成形性を要求される窓
枠、サッシ等に好適に使用される。又、本発明の共重合
体ラテックスは、上記塩化ビニル系グラフト樹脂以外の
用途、例えばプラスチックの改質剤、塗料、粘・接着
剤、タイヤコード用バインダー、塗工紙用、繊維加工用
途等へ応用できる。
【図1】実施例で用いられた重合槽の一部を切り欠いた
斜視図。
斜視図。
【図2】比較例1、2、6、11、及び16で用いられ
た2段パドル翼を有する重合槽の一部を切り欠いた斜視
図。
た2段パドル翼を有する重合槽の一部を切り欠いた斜視
図。
1攪拌翼回転軸、2 下段パドル翼、3 上段パドル
翼、4 延長平板部、5邪魔板、6 重合槽、7 2段
パドル翼、α 下段パドル翼先端の後退角、β上段パド
ル翼と下段パドル翼との交差角
翼、4 延長平板部、5邪魔板、6 重合槽、7 2段
パドル翼、α 下段パドル翼先端の後退角、β上段パド
ル翼と下段パドル翼との交差角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末永 義伸 山口県新南陽市開成町4560 積水化学工業 株式会社内 (72)発明者 川口 泰広 山口県新南陽市開成町4560 徳山積水工業 株式会社内 (72)発明者 俵屋 誠治 山口県新南陽市開成町4560 徳山積水工業 株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 アクリル系共重合体ラテックス1〜30
重量%に、塩化ビニル単独または塩化ビニルを主成分と
する塩化ビニル系モノマー99〜70重量%をグラフト
共重合させた塩化ビニル系グラフト樹脂の製造方法に於
いて、該アクリル系共重合体ラテックスは、単独重合体
のガラス転移温度が−140℃以上30℃未満である
(メタ)アクリレートモノマー(A)51〜100重量
%と、上記(メタ)アクリレートモノマー(A)と共重
合可能なラジカル重合性モノマー(B)0〜49重量%
の混合モノマー100重量部と、多官能性モノマー0.
1〜30重量部とを共重合して得られるものであり、該
アクリル系共重合体ラテックスを共重合する際に、円筒
状重合槽の中心部に回転可能な回転軸を垂設し、該回転
軸に重合槽の底壁面に近接させて槽底部に配置させた下
段パドル翼が、先端部に30〜60度の後退角を有し、
該下段パドル翼より上部に、上部パドル翼が下段パドル
翼に対して回転方向に先行して交差角度が30〜90度
であって、かつ先端部に下方に延長する部分を有すると
共に、重合槽の側壁面に上部から下部まで回転軸方向に
平行に沿う少なくとも1枚以上の邪魔板を間隔をおいて
設置した重合槽を用いて、重合することを特徴とする塩
化ビニル系グラフト樹脂の製造方法。 - 【請求項2】 前記アクリル系共重合体ラテックスの共
重合において、重合槽の攪拌動力を0.2〜2.5kW
/m3 とすることを特徴とする請求項1記載の塩化ビニ
ル系グラフト樹脂の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のアクリル系共重合体ラテ
ックスを、下記のアクリル系共重合体ラテックスに変更
したことを特徴とする塩化ビニル系グラフト樹脂の製造
方法。単独重合体のガラス転移温度が−140℃以上3
0℃未満である(メタ)アクリレートモノマー(C)、
及び多官能性モノマーを共重合して成る共重合体に、単
独重合体のガラス転移温度が30℃以上180℃以下で
あるラジカル重合性モノマー(D)、及び多官能性モノ
マーから成る混合モノマーをグラフト共重合させて得ら
れるアクリル系共重合体ラテックス。 - 【請求項4】 請求項1記載のアクリル系共重合体ラテ
ックスを、下記のアクリル系共重合体ラテックスに変更
したことを特徴とする塩化ビニル系グラフト樹脂の製造
方法。単独重合体のガラス転移温度が30℃以上180
℃以下であるラジカル重合性モノマー(D)、及び多官
能性モノマーを共重合して成る共重合体に、単独重合体
のガラス転移温度が−140℃以上30℃未満である
(メタ)アクリレートモノマー(C)、及び多官能性モ
ノマーからなる混合モノマーをグラフト共重合させて得
られるアクリル系共重合体ラテックス。 - 【請求項5】 ラジカル重合性モノマー100重量部と
多官能性モノマー0.1〜30重量部を共重合してなる
重合体に、前記ラジカル重合性モノマーとは異なる種類
のラジカル重合性モノマーをグラフト共重合させるに当
たり、請求項1記載の重合槽を用いて、共重合させるこ
とを特徴とするコア−シェル型の二層構造を有する共重
合体ラテックスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9268764A JPH11106443A (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 塩化ビニル系グラフト樹脂及び共重合体ラテックスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9268764A JPH11106443A (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 塩化ビニル系グラフト樹脂及び共重合体ラテックスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11106443A true JPH11106443A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17462995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9268764A Withdrawn JPH11106443A (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 塩化ビニル系グラフト樹脂及び共重合体ラテックスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11106443A (ja) |
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