JPH11111059A - はんだ付性エナメル線 - Google Patents
はんだ付性エナメル線Info
- Publication number
- JPH11111059A JPH11111059A JP9266626A JP26662697A JPH11111059A JP H11111059 A JPH11111059 A JP H11111059A JP 9266626 A JP9266626 A JP 9266626A JP 26662697 A JP26662697 A JP 26662697A JP H11111059 A JPH11111059 A JP H11111059A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enameled wire
- solderable
- paint
- heat resistance
- polyamideimide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004962 Polyamide-imide Substances 0.000 claims abstract description 22
- 229920002312 polyamide-imide Polymers 0.000 claims abstract description 22
- 239000002320 enamel (paints) Substances 0.000 claims abstract description 19
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 claims abstract description 18
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 claims abstract description 18
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 9
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims abstract description 9
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 125000005462 imide group Chemical group 0.000 claims 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 13
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 11
- CDQSJQSWAWPGKG-UHFFFAOYSA-N butane-1,1-diol Chemical compound CCCC(O)O CDQSJQSWAWPGKG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- SRPWOOOHEPICQU-UHFFFAOYSA-N trimellitic anhydride Chemical compound OC(=O)C1=CC=C2C(=O)OC(=O)C2=C1 SRPWOOOHEPICQU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 9
- 229920003055 poly(ester-imide) Polymers 0.000 description 7
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 6
- 210000003298 dental enamel Anatomy 0.000 description 5
- SECXISVLQFMRJM-UHFFFAOYSA-N N-Methylpyrrolidone Chemical compound CN1CCCC1=O SECXISVLQFMRJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 description 3
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 3
- DNIAPMSPPWPWGF-GSVOUGTGSA-N (R)-(-)-Propylene glycol Chemical compound C[C@@H](O)CO DNIAPMSPPWPWGF-GSVOUGTGSA-N 0.000 description 2
- UPMLOUAZCHDJJD-UHFFFAOYSA-N 4,4'-Diphenylmethane Diisocyanate Chemical compound C1=CC(N=C=O)=CC=C1CC1=CC=C(N=C=O)C=C1 UPMLOUAZCHDJJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- ACCCMOQWYVYDOT-UHFFFAOYSA-N hexane-1,1-diol Chemical compound CCCCCC(O)O ACCCMOQWYVYDOT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 125000004432 carbon atom Chemical group C* 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 150000003949 imides Chemical group 0.000 description 1
- 239000012948 isocyanate Substances 0.000 description 1
- 150000002513 isocyanates Chemical class 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N urethane group Chemical group NC(=O)OCC JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 はんだ付性が良好であると共に、優れた耐熱
性を備えたはんだ付性エナメル線を提供するものであ
る。 【解決手段】 ポリアミドイミド構造にウレタン結合を
有するポリウレタン構造を一部重合させてなる 【化1】 の化学構造を有する塗料を主体としたエナメル塗料を、
導体上に塗布焼付してなるものである。
性を備えたはんだ付性エナメル線を提供するものであ
る。 【解決手段】 ポリアミドイミド構造にウレタン結合を
有するポリウレタン構造を一部重合させてなる 【化1】 の化学構造を有する塗料を主体としたエナメル塗料を、
導体上に塗布焼付してなるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、はんだ付性エナメ
ル線に係り、特に、高耐熱用のはんだ付性エナメル線に
関するものである。
ル線に係り、特に、高耐熱用のはんだ付性エナメル線に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エナメル線端末の接続において
は、電工作業の合理化を図るべく、エナメル線の被膜を
除去することなく、直接はんだ付けを行うことのできる
はんだ付性エナメル線が多く用いられている。
は、電工作業の合理化を図るべく、エナメル線の被膜を
除去することなく、直接はんだ付けを行うことのできる
はんだ付性エナメル線が多く用いられている。
【0003】このはんだ付性エナメル線としては、ポリ
ウレタンエナメル線が良く用いられており、特に、機械
的に被膜を除去することが難しい細径エナメル線におい
て幅広く用いられている。
ウレタンエナメル線が良く用いられており、特に、機械
的に被膜を除去することが難しい細径エナメル線におい
て幅広く用いられている。
【0004】ここで、近年における機器の小型化、高性
能化、あるいは高信頼性の要求に伴い、はんだ付性エナ
メル線においては、より高い耐熱性が要求されるように
なってきている。
能化、あるいは高信頼性の要求に伴い、はんだ付性エナ
メル線においては、より高い耐熱性が要求されるように
なってきている。
【0005】このため、ポリウレタンの一部をポリエス
テルイミドで変性して耐熱性を向上させた変性ポリウレ
タンエナメル線や、ポリエステルイミドにウレタン基を
導入してはんだ付性を付与した変性ポリエステルイミド
エナメル線などが種々検討されていると共に、実用化さ
れてきている。
テルイミドで変性して耐熱性を向上させた変性ポリウレ
タンエナメル線や、ポリエステルイミドにウレタン基を
導入してはんだ付性を付与した変性ポリエステルイミド
エナメル線などが種々検討されていると共に、実用化さ
れてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の変性ポリウレタンエナメル線や変性ポリエステルイミ
ドエナメル線などにおいては、耐熱性を重視するとはん
だ付性が不十分となり、逆に、はんだ付性を重視すると
耐熱性が不十分となる。
の変性ポリウレタンエナメル線や変性ポリエステルイミ
ドエナメル線などにおいては、耐熱性を重視するとはん
だ付性が不十分となり、逆に、はんだ付性を重視すると
耐熱性が不十分となる。
【0007】すなわち、はんだ付性と耐熱性は相反する
特性であるため、両立させることは非常に困難であり、
従来の変性ポリウレタンエナメル線や変性ポリエステル
イミドエナメル線などは、近年要求されている特性を十
分満足するものではなかった。
特性であるため、両立させることは非常に困難であり、
従来の変性ポリウレタンエナメル線や変性ポリエステル
イミドエナメル線などは、近年要求されている特性を十
分満足するものではなかった。
【0008】そこで本発明は、上記課題を解決し、はん
だ付性が良好であると共に、優れた耐熱性を備えたはん
だ付性エナメル線を提供することにある。
だ付性が良好であると共に、優れた耐熱性を備えたはん
だ付性エナメル線を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、ポリアミドイミド構造にウレタン
結合を有するポリウレタン構造を一部重合させてなる
に請求項1の発明は、ポリアミドイミド構造にウレタン
結合を有するポリウレタン構造を一部重合させてなる
【0010】
【化1】
【0011】の化学構造を有する塗料を主体としたエナ
メル塗料を、導体上に塗布焼付してなるものである。
メル塗料を、導体上に塗布焼付してなるものである。
【0012】請求項2の発明は、上記塗料中における上
記ポリアミドイミド構造と上記ポリウレタン構造との組
成比が10/90〜90/10である請求項1記載のは
んだ付性エナメル線である。
記ポリアミドイミド構造と上記ポリウレタン構造との組
成比が10/90〜90/10である請求項1記載のは
んだ付性エナメル線である。
【0013】上記数値範囲の限定理由を以下に述べる。
【0014】ポリアミドイミド構造とポリウレタン構造
との組成比を10/90〜90/10としたのは、組成
比が10/90よりも小さいと耐熱性が不十分であり、
組成比が90/10よりも大きいとはんだ付性が悪化す
るためである。
との組成比を10/90〜90/10としたのは、組成
比が10/90よりも小さいと耐熱性が不十分であり、
組成比が90/10よりも大きいとはんだ付性が悪化す
るためである。
【0015】以上の構成によれば、ポリアミドイミド構
造にウレタン結合を有するポリウレタン構造を一部重合
させてなる
造にウレタン結合を有するポリウレタン構造を一部重合
させてなる
【0016】
【化1】
【0017】の化学構造を有する塗料を主体としたエナ
メル塗料を、導体上に塗布焼付しているため、はんだ付
性が良好であると共に、優れた耐熱性を備えたはんだ付
性エナメル線を得ることができる。
メル塗料を、導体上に塗布焼付しているため、はんだ付
性が良好であると共に、優れた耐熱性を備えたはんだ付
性エナメル線を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0019】本発明のはんだ付性エナメル線は、はんだ
付性を有さないものの耐熱性に優れているポリアミドイ
ミドに着目し、ポリアミドイミドにはんだ付性を付与す
べく、ポリアミドイミド構造にウレタン結合を有するポ
リウレタン構造を一部重合させて塗料を作製し、この塗
料をエナメル塗料として導体上に塗布焼付したものであ
る。
付性を有さないものの耐熱性に優れているポリアミドイ
ミドに着目し、ポリアミドイミドにはんだ付性を付与す
べく、ポリアミドイミド構造にウレタン結合を有するポ
リウレタン構造を一部重合させて塗料を作製し、この塗
料をエナメル塗料として導体上に塗布焼付したものであ
る。
【0020】次に、本発明のはんだ付性エナメル線の製
造方法を説明する。
造方法を説明する。
【0021】本発明のはんだ付性エナメル線に用いるエ
ナメル塗料の製造方法は、先ず、トリメリット酸無水物
と過剰の4・4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
とを溶媒中に溶解させると共に、その溶媒を高温で撹拌
反応させ、イソシアネート末端のポリアミドイミドオリ
ゴマー溶液を調整する。
ナメル塗料の製造方法は、先ず、トリメリット酸無水物
と過剰の4・4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
とを溶媒中に溶解させると共に、その溶媒を高温で撹拌
反応させ、イソシアネート末端のポリアミドイミドオリ
ゴマー溶液を調整する。
【0022】その後、このポリアミドイミドオリゴマー
溶液中に、トリメリット酸無水物に対するモル比が所定
の値となるように調整された2価の脂肪族アルコールを
加えると共に、そのポリアミドイミドオリゴマー溶液を
更に高温で撹拌反応させてエナメル塗料を得る。
溶液中に、トリメリット酸無水物に対するモル比が所定
の値となるように調整された2価の脂肪族アルコールを
加えると共に、そのポリアミドイミドオリゴマー溶液を
更に高温で撹拌反応させてエナメル塗料を得る。
【0023】このエナメル塗料を、一般的な手法を用い
て導体上に焼付塗布することによって、はんだ付性エナ
メル線を得る。
て導体上に焼付塗布することによって、はんだ付性エナ
メル線を得る。
【0024】2価の脂肪族アルコールは、特に限定する
ものではないが、耐熱性を重視する場合、炭素数6以下
のものを用いるのが好ましく、例えば、ブタンジオー
ル、エチレングリコール、ヘキサンジオールなどが挙げ
られ、これらを単独あるいは2種類以上混合して用い
る。
ものではないが、耐熱性を重視する場合、炭素数6以下
のものを用いるのが好ましく、例えば、ブタンジオー
ル、エチレングリコール、ヘキサンジオールなどが挙げ
られ、これらを単独あるいは2種類以上混合して用い
る。
【0025】溶媒は特に限定するものではなく、例え
ば、N−メチル−2−ピロリドンなどが挙げられる。
ば、N−メチル−2−ピロリドンなどが挙げられる。
【0026】本発明のはんだ付性エナメル線によれば、
ポリアミドイミド構造にウレタン結合を有するポリウレ
タン構造を一部重合させてなる塗料をエナメル塗料とし
て用いているため、ポリアミドイミドが本来持つ優れた
耐熱性は略そのままであると共に、通常、はんだ付が行
われる400〜450℃程度の温度域においてエナメル
被膜が短時間で分解・溶解し、容易にはんだ付を行うこ
とができる。
ポリアミドイミド構造にウレタン結合を有するポリウレ
タン構造を一部重合させてなる塗料をエナメル塗料とし
て用いているため、ポリアミドイミドが本来持つ優れた
耐熱性は略そのままであると共に、通常、はんだ付が行
われる400〜450℃程度の温度域においてエナメル
被膜が短時間で分解・溶解し、容易にはんだ付を行うこ
とができる。
【0027】
(実施例1)1molの4・4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネートと0.5molのトリメリット酸無水物
を、900mlのN−メチル−2−ピロリドンに溶解
し、この溶液を140℃で2時間撹拌する。
イソシアネートと0.5molのトリメリット酸無水物
を、900mlのN−メチル−2−ピロリドンに溶解
し、この溶液を140℃で2時間撹拌する。
【0028】次に、この撹拌液に0.5molのブタン
ジオールを添加し、この溶液を再び140℃で2時間撹
拌してエナメル塗料を作製する。
ジオールを添加し、この溶液を再び140℃で2時間撹
拌してエナメル塗料を作製する。
【0029】このエナメル塗料を、φ0.2mmの銅導
体上に1種被膜厚さとなるように塗布した後、この銅導
体に焼付処理を施し、はんだ付性エナメル線を作製す
る。
体上に1種被膜厚さとなるように塗布した後、この銅導
体に焼付処理を施し、はんだ付性エナメル線を作製す
る。
【0030】(実施例2)トリメリット酸無水物を0.
8mol、ブタンジオールを0.2molとする以外は
実施例1と同様にしてはんだ付性エナメル線を作製す
る。
8mol、ブタンジオールを0.2molとする以外は
実施例1と同様にしてはんだ付性エナメル線を作製す
る。
【0031】(実施例3)トリメリット酸無水物を0.
2mol、ブタンジオールを0.8molとする以外は
実施例1と同様にしてはんだ付性エナメル線を作製す
る。
2mol、ブタンジオールを0.8molとする以外は
実施例1と同様にしてはんだ付性エナメル線を作製す
る。
【0032】(実施例4)0.5molのブタンジオー
ルの代わりに、0.5molのエチレングリコールを用
いる以外は実施例1と同様にしてはんだ付性エナメル線
を作製する。
ルの代わりに、0.5molのエチレングリコールを用
いる以外は実施例1と同様にしてはんだ付性エナメル線
を作製する。
【0033】(実施例5)0.5molのブタンジオー
ルの代わりに、0.5molのヘキサンジオールを用い
る以外は実施例1と同様にしてはんだ付性エナメル線を
作製する。
ルの代わりに、0.5molのヘキサンジオールを用い
る以外は実施例1と同様にしてはんだ付性エナメル線を
作製する。
【0034】(比較例1)エナメル塗料として、日立化
成社製のポリアミドイミド塗料(HI−406−30)
を用い、このエナメル塗料を、φ0.2mmの銅導体上
に1種被膜厚さとなるように塗布した後、この銅導体に
焼付処理を施し、エナメル線を作製する。
成社製のポリアミドイミド塗料(HI−406−30)
を用い、このエナメル塗料を、φ0.2mmの銅導体上
に1種被膜厚さとなるように塗布した後、この銅導体に
焼付処理を施し、エナメル線を作製する。
【0035】(比較例2)エナメル塗料として、大日精
化社製のはんだ付性ポリエステルイミド塗料(FS−
2)を用い、このエナメル塗料を、φ0.2mmの銅導
体上に1種被膜厚さとなるように塗布した後、この銅導
体に焼付処理を施し、エナメル線を作製する。
化社製のはんだ付性ポリエステルイミド塗料(FS−
2)を用い、このエナメル塗料を、φ0.2mmの銅導
体上に1種被膜厚さとなるように塗布した後、この銅導
体に焼付処理を施し、エナメル線を作製する。
【0036】(比較例3)トリメリット酸無水物を0.
95mol、ブタンジオールを0.05molとする以
外は実施例1と同様にしてエナメル線を作製する。
95mol、ブタンジオールを0.05molとする以
外は実施例1と同様にしてエナメル線を作製する。
【0037】(比較例4)トリメリット酸無水物を0.
05mol、ブタンジオールを0.95molとする以
外は実施例1と同様にしてエナメル線を作製する。
05mol、ブタンジオールを0.95molとする以
外は実施例1と同様にしてエナメル線を作製する。
【0038】実施例1〜5および比較例1〜4のはんだ
付性エナメル線またはエナメル線における絶縁破壊電圧
(kV)、可とう性、密着性、220℃×1hr後のヒ
ートショック、軟化温度(℃)、240℃×7days
後の熱劣化性(絶縁破壊電圧残率(%);(熱劣化性試
験後の絶縁破壊電圧×100)/(熱劣化性試験前の絶
縁破壊電圧))、440℃におけるはんだ付性(se
c)について試験を行った。尚、上記各試験は、JIS
−C3003に準拠して行った。
付性エナメル線またはエナメル線における絶縁破壊電圧
(kV)、可とう性、密着性、220℃×1hr後のヒ
ートショック、軟化温度(℃)、240℃×7days
後の熱劣化性(絶縁破壊電圧残率(%);(熱劣化性試
験後の絶縁破壊電圧×100)/(熱劣化性試験前の絶
縁破壊電圧))、440℃におけるはんだ付性(se
c)について試験を行った。尚、上記各試験は、JIS
−C3003に準拠して行った。
【0039】実施例1〜5および比較例1〜4のはんだ
付性エナメル線またはエナメル線の諸元、および各種試
験結果を表1に示す。
付性エナメル線またはエナメル線の諸元、および各種試
験結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】表1に示すように、可とう性、密着性、お
よびヒートショックについては、実施例1〜5および比
較例1〜4の全てのはんだ付性エナメル線またはエナメ
ル線において良好であった。また、絶縁破壊電圧は、そ
れぞれ9.0kV、9.2kV、8.7kV、8.8k
V、9.0kV、9.0kV、8.8kV、8.6k
V、9.0kVであった。
よびヒートショックについては、実施例1〜5および比
較例1〜4の全てのはんだ付性エナメル線またはエナメ
ル線において良好であった。また、絶縁破壊電圧は、そ
れぞれ9.0kV、9.2kV、8.7kV、8.8k
V、9.0kV、9.0kV、8.8kV、8.6k
V、9.0kVであった。
【0042】実施例1〜5のはんだ付性エナメル線にお
いては、トリメリット酸無水物とブタンジオール(或い
はエチレングリコール、ヘキサンジオール)との組成比
を、ポリアミドイミド構造とポリウレタン構造との組成
比が規定範囲(10/90〜90/10)内となるよう
にそれぞれ調整している。
いては、トリメリット酸無水物とブタンジオール(或い
はエチレングリコール、ヘキサンジオール)との組成比
を、ポリアミドイミド構造とポリウレタン構造との組成
比が規定範囲(10/90〜90/10)内となるよう
にそれぞれ調整している。
【0043】このため、実施例1〜5のはんだ付性エナ
メル線における軟化温度はそれぞれ370℃、390
℃、340℃、380℃、360℃、また、熱劣化性を
示す絶縁破壊電圧残率はそれぞれ90%、92%、82
%、92%、87%であり、優れた耐熱性を有してい
る。さらに、実施例1〜5のはんだ付性エナメル線にお
けるはんだ付に要する時間はそれぞれ6秒、12秒、3
秒、10秒、3秒であり、いずれもはんだ付可能であっ
た。
メル線における軟化温度はそれぞれ370℃、390
℃、340℃、380℃、360℃、また、熱劣化性を
示す絶縁破壊電圧残率はそれぞれ90%、92%、82
%、92%、87%であり、優れた耐熱性を有してい
る。さらに、実施例1〜5のはんだ付性エナメル線にお
けるはんだ付に要する時間はそれぞれ6秒、12秒、3
秒、10秒、3秒であり、いずれもはんだ付可能であっ
た。
【0044】これに対して、比較例1のエナメル線にお
いては、エナメル塗料が、100mol%のポリアミド
イミド塗料からなるため、軟化温度が420℃、絶縁破
壊電圧残率が95%と耐熱性には優れているものの、は
んだ付が不可能であった。
いては、エナメル塗料が、100mol%のポリアミド
イミド塗料からなるため、軟化温度が420℃、絶縁破
壊電圧残率が95%と耐熱性には優れているものの、は
んだ付が不可能であった。
【0045】比較例2のエナメル線においては、エナメ
ル塗料が、100mol%のはんだ付性ポリエステルイ
ミド塗料からなるため、はんだ付は可能であるものの
(はんだ付に要する時間は6秒)、軟化温度が330
℃、絶縁破壊電圧残率が80%であり、耐熱性が劣って
いた。
ル塗料が、100mol%のはんだ付性ポリエステルイ
ミド塗料からなるため、はんだ付は可能であるものの
(はんだ付に要する時間は6秒)、軟化温度が330
℃、絶縁破壊電圧残率が80%であり、耐熱性が劣って
いた。
【0046】比較例3のエナメル線においては、トリメ
リット酸無水物とブタンジオールとの組成比が47.
5:2.5であり、ポリアミドイミド構造とポリウレタ
ン構造との組成比が規定範囲(10/90〜90/1
0)外となるため、軟化温度が400℃、絶縁破壊電圧
残率が93%と耐熱性には優れているものの、はんだ付
が不可能であった。
リット酸無水物とブタンジオールとの組成比が47.
5:2.5であり、ポリアミドイミド構造とポリウレタ
ン構造との組成比が規定範囲(10/90〜90/1
0)外となるため、軟化温度が400℃、絶縁破壊電圧
残率が93%と耐熱性には優れているものの、はんだ付
が不可能であった。
【0047】比較例4のエナメル線においては、トリメ
リット酸無水物とブタンジオールとの組成比が2.5:
47.5であり、ポリアミドイミド構造とポリウレタン
構造との組成比が規定範囲(10/90〜90/10)
外となるため、はんだ付は可能であるものの(はんだ付
に要する時間は2秒)、軟化温度が310℃、絶縁破壊
電圧残率が78%であり、耐熱性が劣っていた。
リット酸無水物とブタンジオールとの組成比が2.5:
47.5であり、ポリアミドイミド構造とポリウレタン
構造との組成比が規定範囲(10/90〜90/10)
外となるため、はんだ付は可能であるものの(はんだ付
に要する時間は2秒)、軟化温度が310℃、絶縁破壊
電圧残率が78%であり、耐熱性が劣っていた。
【0048】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、はんだ付
性エナメル線のエナメル塗料として、ポリアミドイミド
構造にウレタン結合を有するポリウレタン構造を一部重
合させてなる塗料を用いることで、ポリアミドイミドが
本来持つ優れた耐熱性は略そのままであると共に、容易
にはんだ付が可能なはんだ付性エナメル線を得ることが
できるという優れた効果を発揮する。
性エナメル線のエナメル塗料として、ポリアミドイミド
構造にウレタン結合を有するポリウレタン構造を一部重
合させてなる塗料を用いることで、ポリアミドイミドが
本来持つ優れた耐熱性は略そのままであると共に、容易
にはんだ付が可能なはんだ付性エナメル線を得ることが
できるという優れた効果を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C08G 18/34 C08G 18/34 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリアミドイミド構造にウレタン結合を
有するポリウレタン構造を一部重合させてなる 【化1】 の化学構造を有する塗料を主体としたエナメル塗料を、
導体上に塗布焼付してなることを特徴とするはんだ付性
エナメル線。 - 【請求項2】 上記塗料中における上記ポリアミドイミ
ド構造と上記ポリウレタン構造との組成比が10/90
〜90/10である請求項1記載のはんだ付性エナメル
線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9266626A JPH11111059A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | はんだ付性エナメル線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9266626A JPH11111059A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | はんだ付性エナメル線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11111059A true JPH11111059A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17433442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9266626A Pending JPH11111059A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | はんだ付性エナメル線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11111059A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101058632B1 (ko) | 2006-08-04 | 2011-08-22 | 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 | 필름상 접착제, 접착 시트 및 이를 사용한 반도체 장치 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9266626A patent/JPH11111059A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101058632B1 (ko) | 2006-08-04 | 2011-08-22 | 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 | 필름상 접착제, 접착 시트 및 이를 사용한 반도체 장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3869428A (en) | Enamel composition for the manufacture of solderable enameled wires | |
| JPH11111059A (ja) | はんだ付性エナメル線 | |
| JP2005539123A (ja) | 変性ジイソシアネートの製造法、自己潤滑性絶縁ワニスの製造法、及びエナメル塗装した導電体の製造法 | |
| JPH11111058A (ja) | はんだ付性エナメル線 | |
| JP2510828B2 (ja) | 半田付け用絶縁電線 | |
| JP4794719B2 (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
| JP3525060B2 (ja) | 自己融着性絶縁塗料およびこれを用いた自己融着性絶縁電線 | |
| JP3364372B2 (ja) | 絶縁電線 | |
| JP4161398B2 (ja) | はんだ付性ポリアミドイミドエナメル線 | |
| JP2968641B2 (ja) | 絶縁電線 | |
| JP3188171B2 (ja) | 平角絶縁電線の製造方法 | |
| JPS5848304A (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
| JP5176109B2 (ja) | 電気絶縁用樹脂組成物及びこれを用いたエナメル線 | |
| JP3298768B2 (ja) | 絶縁電線 | |
| JPH0676639A (ja) | 絶縁電線 | |
| JPS633401B2 (ja) | ||
| JP2000011762A (ja) | エナメル線 | |
| JP3368668B2 (ja) | 低アウトガス性ポリウレタン絶縁電線及びこれを用いた密閉型リレーコイル | |
| JP2000030536A (ja) | はんだ付性ポリアミドイミドエナメル線 | |
| JPH028627B2 (ja) | ||
| JP2003016847A (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
| JPWO2006008827A1 (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
| JP2002334613A (ja) | 電気絶縁用樹脂組成物及びエナメル線 | |
| JPH05331367A (ja) | 樹脂組成物及びこれを用いた絶縁電線 | |
| JPS62288672A (ja) | 絶縁塗料 |