JPH1111350A - カウルルーバの取付け構造 - Google Patents
カウルルーバの取付け構造Info
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- JPH1111350A JPH1111350A JP16551297A JP16551297A JPH1111350A JP H1111350 A JPH1111350 A JP H1111350A JP 16551297 A JP16551297 A JP 16551297A JP 16551297 A JP16551297 A JP 16551297A JP H1111350 A JPH1111350 A JP H1111350A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 9
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡易な構成によってカウルルーバの長手方向端
部の浮き上がりを防止できるようにし、しかもカウルル
ーバの浮き上がり防止効果以外の他の有益な効果をも期
待することができるカウルルーバの取付け構造を提供す
る。 【解決手段】自動車のカウルパネル3の上面部3aおよ
びこの上面部3aに対向するフロントガラスの下縁部2
aを覆うカウルルーバ1の長手方向端部1aを固定する
ためのカウルルーバの取付け構造であって、上記フロン
トガラス2の下縁部2aの表裏両面を挟み込むようにし
て上記フロントガラス2に装着されたクリップ5を具備
しているとともに、このクリップ5の底面部51は、上
記カウルパネル3の上面部3aに当接しており、上記ク
リップ5の上部と上記カウルルーバ1の長手方向端部の
下面部とのそれぞれには、上記クリップ5に上記カウル
ルーバ1を掛止させるための互いに係合可能な係合手段
4,6が設けられている。
部の浮き上がりを防止できるようにし、しかもカウルル
ーバの浮き上がり防止効果以外の他の有益な効果をも期
待することができるカウルルーバの取付け構造を提供す
る。 【解決手段】自動車のカウルパネル3の上面部3aおよ
びこの上面部3aに対向するフロントガラスの下縁部2
aを覆うカウルルーバ1の長手方向端部1aを固定する
ためのカウルルーバの取付け構造であって、上記フロン
トガラス2の下縁部2aの表裏両面を挟み込むようにし
て上記フロントガラス2に装着されたクリップ5を具備
しているとともに、このクリップ5の底面部51は、上
記カウルパネル3の上面部3aに当接しており、上記ク
リップ5の上部と上記カウルルーバ1の長手方向端部の
下面部とのそれぞれには、上記クリップ5に上記カウル
ルーバ1を掛止させるための互いに係合可能な係合手段
4,6が設けられている。
Description
【0001】
【技術分野】本願発明は、カウルルーバの取付け構造に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、カウルルーバは、フロン
トガラス(ウインドシールドガラス)とカウルパネルと
の接合部分の目隠しに用いられ、自動車の見栄えを向上
させるのに役立つ。また、カウルルーバは、カウルパネ
ルの前縁部とフードとの間の目隠しを行うのにも役立
つ。
トガラス(ウインドシールドガラス)とカウルパネルと
の接合部分の目隠しに用いられ、自動車の見栄えを向上
させるのに役立つ。また、カウルルーバは、カウルパネ
ルの前縁部とフードとの間の目隠しを行うのにも役立
つ。
【0003】このようなカウルルーバは、たとえばボル
トに似た形状のクリップピンを用いてカウルパネルに取
付けられるのが一般的であるが、このクリップピンの頭
部がカウルルーバの長手方向端部の上面に露出すること
は好ましくなく、上記クリップピンを用いてカウルルー
バの長手方向端部をカウルパネルに対して体裁良く取付
けることは難しい。このため、従来では、上記クリップ
ピンを用いたカウルルーバの取付けは、カウルルーバの
長手方向中間部分に限られていたのが実情であった。と
ころが、このような取付け構造では、カウルルーバの熱
変形や組み付け誤差などに原因し、その長手方向端部が
カウルパネルやフロントガラスの上方へ浮き上がること
が懸念される。とくに、このような事態は、自動車のデ
ザイン上の理由から、フロントピラーとフェンダとの割
線(これらのパネル外面における境界線)の位置を高く
し、これに伴ってカウルルーバの長手方向端部を上記割
線の近傍部分まで細長い形状に延ばした場合には、一層
顕著となる。
トに似た形状のクリップピンを用いてカウルパネルに取
付けられるのが一般的であるが、このクリップピンの頭
部がカウルルーバの長手方向端部の上面に露出すること
は好ましくなく、上記クリップピンを用いてカウルルー
バの長手方向端部をカウルパネルに対して体裁良く取付
けることは難しい。このため、従来では、上記クリップ
ピンを用いたカウルルーバの取付けは、カウルルーバの
長手方向中間部分に限られていたのが実情であった。と
ころが、このような取付け構造では、カウルルーバの熱
変形や組み付け誤差などに原因し、その長手方向端部が
カウルパネルやフロントガラスの上方へ浮き上がること
が懸念される。とくに、このような事態は、自動車のデ
ザイン上の理由から、フロントピラーとフェンダとの割
線(これらのパネル外面における境界線)の位置を高く
し、これに伴ってカウルルーバの長手方向端部を上記割
線の近傍部分まで細長い形状に延ばした場合には、一層
顕著となる。
【0004】従来において、上記のような事態を解消す
る手段としては、たとえば実開平4−134786号公
報に記載された手段がある。この手段は、カウルルーバ
の下面部に所定の屈曲状に形成された板バネ部材をカシ
メ手段により固着し、これら板バネ部材とカウルルーバ
とによってフロントガラスの下縁部を挟みつけるように
した手段である。また、従来における他の手段として
は、実開平4−132809号公報に記載された手段も
ある。この手段は、カウルルーバの下面部に所定形状の
クリップ部材をネジ止めし、このクリップ部材によって
フロントガラスの下縁部を挟みつけるようにした手段で
ある。これら従来の手段によれば、いずれの場合におい
ても、カウルルーバやカウルルーバに取付けられた部材
によってフロントガラスを挟みつけることができ、カウ
ルルーバがフロントガラスの上方へ浮き上がることを防
止することができる。
る手段としては、たとえば実開平4−134786号公
報に記載された手段がある。この手段は、カウルルーバ
の下面部に所定の屈曲状に形成された板バネ部材をカシ
メ手段により固着し、これら板バネ部材とカウルルーバ
とによってフロントガラスの下縁部を挟みつけるように
した手段である。また、従来における他の手段として
は、実開平4−132809号公報に記載された手段も
ある。この手段は、カウルルーバの下面部に所定形状の
クリップ部材をネジ止めし、このクリップ部材によって
フロントガラスの下縁部を挟みつけるようにした手段で
ある。これら従来の手段によれば、いずれの場合におい
ても、カウルルーバやカウルルーバに取付けられた部材
によってフロントガラスを挟みつけることができ、カウ
ルルーバがフロントガラスの上方へ浮き上がることを防
止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手段では、次のような不具合を生じていた。
来の手段では、次のような不具合を生じていた。
【0006】すなわち、従来では、いずれの手段も、フ
ロントガラスを挟みつけることによってカウルルーバの
浮き上がりを防止しようとする考え方である。ところ
が、フロントガラスは、単なる板状に形成されているの
が実情であり、このような形状のフロントガラスの下縁
部を適切にかつ確実に挟みつけるためには、非常に複雑
な形状または特異な構造の部材をカウルルーバに取付け
ねばならないこととなって、その製造コストが高価とな
る不具合があった。より具体的には、上記従来の前者の
手段では、合成樹脂製のカウルルーバとは異なる材質の
金属製の板バネ部材を用いており、この板バネ部材をカ
ウルルーバとの一体成形によって簡易に製造することは
できない。また、上記板バネ部材は、弾発力を発揮する
ように所定の屈曲状に形成する必要があるばかりか、こ
のようにして製造された板バネ部材をカウルルーバの所
定位置に固定して取付ける手間が必要であり、これら一
連の作業工数が多く、トータルの製造コストが高価とな
っていた。また、上記従来の後者の手段では、フロント
ガラスを挟みつけ可能な複雑な形状のクリップ部材を製
造してから、このクリップ部材をカウルルーバの所定位
置に固定して取付ける必要があるために、やはりトータ
ルの製造コストが高価となっていた。
ロントガラスを挟みつけることによってカウルルーバの
浮き上がりを防止しようとする考え方である。ところ
が、フロントガラスは、単なる板状に形成されているの
が実情であり、このような形状のフロントガラスの下縁
部を適切にかつ確実に挟みつけるためには、非常に複雑
な形状または特異な構造の部材をカウルルーバに取付け
ねばならないこととなって、その製造コストが高価とな
る不具合があった。より具体的には、上記従来の前者の
手段では、合成樹脂製のカウルルーバとは異なる材質の
金属製の板バネ部材を用いており、この板バネ部材をカ
ウルルーバとの一体成形によって簡易に製造することは
できない。また、上記板バネ部材は、弾発力を発揮する
ように所定の屈曲状に形成する必要があるばかりか、こ
のようにして製造された板バネ部材をカウルルーバの所
定位置に固定して取付ける手間が必要であり、これら一
連の作業工数が多く、トータルの製造コストが高価とな
っていた。また、上記従来の後者の手段では、フロント
ガラスを挟みつけ可能な複雑な形状のクリップ部材を製
造してから、このクリップ部材をカウルルーバの所定位
置に固定して取付ける必要があるために、やはりトータ
ルの製造コストが高価となっていた。
【0007】さらに、従来では、いずれの手段も、カウ
ルルーバの浮き上がりを防止できる効果を得られるに過
ぎず、それ以外の有益な効果が得られるものではなかっ
た。すなわち、たとえば車両を製造する場合には、フロ
ントガラスの位置決めを適切に図る必要があるが、従来
の手段では、カウルルーバの浮き上がり防止のみに主眼
がおかれており、フロントガラスの位置決めを図るとい
った効果を期待することはできなかった。従来におい
て、フロントガラスの位置決めは、カウルルーバの取付
けを図るための手段とは別個に設けられたそれ専用の他
の手段によって行われていた。
ルルーバの浮き上がりを防止できる効果を得られるに過
ぎず、それ以外の有益な効果が得られるものではなかっ
た。すなわち、たとえば車両を製造する場合には、フロ
ントガラスの位置決めを適切に図る必要があるが、従来
の手段では、カウルルーバの浮き上がり防止のみに主眼
がおかれており、フロントガラスの位置決めを図るとい
った効果を期待することはできなかった。従来におい
て、フロントガラスの位置決めは、カウルルーバの取付
けを図るための手段とは別個に設けられたそれ専用の他
の手段によって行われていた。
【0008】本願発明はこのような事情のもとで考え出
されたものであって、簡易な構成によってカウルルーバ
の長手方向端部の浮き上がりを防止できるようにし、し
かもカウルルーバの浮き上がり防止効果以外の他の有益
な効果をも期待することができるカウルルーバの取付け
構造を提供することをその目的とする。
されたものであって、簡易な構成によってカウルルーバ
の長手方向端部の浮き上がりを防止できるようにし、し
かもカウルルーバの浮き上がり防止効果以外の他の有益
な効果をも期待することができるカウルルーバの取付け
構造を提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0010】すなわち、本願発明は、自動車のカウルパ
ネルの上面部およびこの上面部に対向するフロントガラ
スの下縁部を覆うカウルルーバの長手方向端部を固定す
るためのカウルルーバの取付け構造であって、上記フロ
ントガラスの下縁部の表裏両面を挟み込むようにして上
記フロントガラスに装着されたクリップを具備している
とともに、このクリップの底面部は、上記カウルパネル
の上面部に当接しており、かつ、上記クリップの上部と
上記カウルルーバの長手方向端部の下面部とのそれぞれ
には、上記クリップに上記カウルルーバを掛止させるた
めの互いに係合可能な係合手段が設けられていることを
特徴としている。
ネルの上面部およびこの上面部に対向するフロントガラ
スの下縁部を覆うカウルルーバの長手方向端部を固定す
るためのカウルルーバの取付け構造であって、上記フロ
ントガラスの下縁部の表裏両面を挟み込むようにして上
記フロントガラスに装着されたクリップを具備している
とともに、このクリップの底面部は、上記カウルパネル
の上面部に当接しており、かつ、上記クリップの上部と
上記カウルルーバの長手方向端部の下面部とのそれぞれ
には、上記クリップに上記カウルルーバを掛止させるた
めの互いに係合可能な係合手段が設けられていることを
特徴としている。
【0011】本願発明においては、フロントガラスに装
着されたクリップの上部とカウルルーバの長手方向端部
の下面部とに設けられた係合手段どうしを互いに係合さ
せることにより、上記カウルルーバの長手方向端部をク
リップに掛止させることができ、上記カウルルーバの長
手方向端部が上記クリップやフロントガラスなどから浮
き上がることを防止することができる。そして、本願発
明では、このような効果に加え、次のような格別な効果
も得られる。
着されたクリップの上部とカウルルーバの長手方向端部
の下面部とに設けられた係合手段どうしを互いに係合さ
せることにより、上記カウルルーバの長手方向端部をク
リップに掛止させることができ、上記カウルルーバの長
手方向端部が上記クリップやフロントガラスなどから浮
き上がることを防止することができる。そして、本願発
明では、このような効果に加え、次のような格別な効果
も得られる。
【0012】すなわち、本願発明では、従来とは異な
り、カウルルーバやカウルルーバに取付けられた部材に
よってフロントガラスを直接挟みつけるのではなく、フ
ロントガラスに装着されたクリップに対してカウルルー
バを係合させるようにしている。したがって、カウルル
ーバに設けられる係合手段としては、従来の平板状のフ
ロントガラスを挟み込むための複雑な形状や特異な構造
の挟みつけ手段とは異なり、製造が容易な簡単な構造の
手段を採用することが可能となる。たとえば、上記クリ
ップに設けられる係合手段を横向き状の突起状に形成し
た場合には、カウルルーバに設けられる係合手段はそれ
に係合可能な単なるフック状の突起として形成すればよ
いこととなり、このような構成の係合手段であれば、カ
ウルルーバと一体的に樹脂成形することも可能となる。
このように、本願発明では、カウルルーバに設けられる
係合手段の構造を簡素にし、また同様に、クリップの構
造についても簡素なものにすることによって、それらの
製造の容易化が図れることとなり、カウルルーバの長手
方向端部の浮き上がりを防止する上で必要となるトータ
ルのコストを低減化することができる。
り、カウルルーバやカウルルーバに取付けられた部材に
よってフロントガラスを直接挟みつけるのではなく、フ
ロントガラスに装着されたクリップに対してカウルルー
バを係合させるようにしている。したがって、カウルル
ーバに設けられる係合手段としては、従来の平板状のフ
ロントガラスを挟み込むための複雑な形状や特異な構造
の挟みつけ手段とは異なり、製造が容易な簡単な構造の
手段を採用することが可能となる。たとえば、上記クリ
ップに設けられる係合手段を横向き状の突起状に形成し
た場合には、カウルルーバに設けられる係合手段はそれ
に係合可能な単なるフック状の突起として形成すればよ
いこととなり、このような構成の係合手段であれば、カ
ウルルーバと一体的に樹脂成形することも可能となる。
このように、本願発明では、カウルルーバに設けられる
係合手段の構造を簡素にし、また同様に、クリップの構
造についても簡素なものにすることによって、それらの
製造の容易化が図れることとなり、カウルルーバの長手
方向端部の浮き上がりを防止する上で必要となるトータ
ルのコストを低減化することができる。
【0013】さらに、重要な効果として、本願発明で
は、カウルルーバの浮き上がりを防止するためのクリッ
プは、フロントガラスの下縁部の表裏両面を挟みこむよ
うにフロントガラスに装着されており、しかもその底面
部はカウルパネルの上面部に当接している。このため、
上記フロントガラスの下縁部は、上記クリップの底面部
とカウルパネルの上面部との当接作用により、必然的に
その厚み方向の位置決めが図られることとなる。したが
って、上記クリップは、カウルルーバの浮き上がりを防
止する役割を果たすだけではなく、フロントガラスの厚
み方向の位置決めを図る役割をも果たすこととなり、合
理的である。フロントガラスの位置決めを図るための手
段としては、上記クリップによって厚み方向の位置決め
が図れる分だけ、それに相当する手段を省略し、構成の
簡易化を図ることができるという利点が得られる。ま
た、本願発明では、フロントガラスの厚み方向の位置決
めを図るクリップにカウルルーバを掛止させる構造であ
るから、フロントガラスに対するカウルルーバの位置決
めを高い精度で正確に行うことも可能となる。
は、カウルルーバの浮き上がりを防止するためのクリッ
プは、フロントガラスの下縁部の表裏両面を挟みこむよ
うにフロントガラスに装着されており、しかもその底面
部はカウルパネルの上面部に当接している。このため、
上記フロントガラスの下縁部は、上記クリップの底面部
とカウルパネルの上面部との当接作用により、必然的に
その厚み方向の位置決めが図られることとなる。したが
って、上記クリップは、カウルルーバの浮き上がりを防
止する役割を果たすだけではなく、フロントガラスの厚
み方向の位置決めを図る役割をも果たすこととなり、合
理的である。フロントガラスの位置決めを図るための手
段としては、上記クリップによって厚み方向の位置決め
が図れる分だけ、それに相当する手段を省略し、構成の
簡易化を図ることができるという利点が得られる。ま
た、本願発明では、フロントガラスの厚み方向の位置決
めを図るクリップにカウルルーバを掛止させる構造であ
るから、フロントガラスに対するカウルルーバの位置決
めを高い精度で正確に行うことも可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0015】図1は、本願発明が適用されたカウルルー
バの取付け構造の一例を示す斜視図である。図2は、図
1のII−II拡大断面図である。図3は、図1のIII −II
I 拡大断面図である。図4は、本願発明が適用されたカ
ウルルーバの取付け構造の一例を示す分解斜視図であ
る。
バの取付け構造の一例を示す斜視図である。図2は、図
1のII−II拡大断面図である。図3は、図1のIII −II
I 拡大断面図である。図4は、本願発明が適用されたカ
ウルルーバの取付け構造の一例を示す分解斜視図であ
る。
【0016】図1において、カウルルーバ1は、合成樹
脂製であり、車幅方向に延びている。このカウルルーバ
1の長手方向中間部の前縁部(車両前方側の縁部分)に
は、複数の孔12が所定ピッチで設けられている。上記
カウルルーバ1は、上記複数の孔12にたとえば先割れ
状のクリップピン(図示略)を挿通し、このクリップピ
ンの先端部をカウルパネル3に抜止め状態に係止させる
ことにより、上記カウルパネル3への取付け固定が図ら
れている。上記カウルルーバ1には、カウルパネル3の
内部に外気を取り込むための通気口10が適宜設けられ
ている。図3によく表れているように、上記カウルルー
バ1は、フロントガラス2の下縁部2aとカウルパネル
3との接合部分を覆い隠すように配されている。
脂製であり、車幅方向に延びている。このカウルルーバ
1の長手方向中間部の前縁部(車両前方側の縁部分)に
は、複数の孔12が所定ピッチで設けられている。上記
カウルルーバ1は、上記複数の孔12にたとえば先割れ
状のクリップピン(図示略)を挿通し、このクリップピ
ンの先端部をカウルパネル3に抜止め状態に係止させる
ことにより、上記カウルパネル3への取付け固定が図ら
れている。上記カウルルーバ1には、カウルパネル3の
内部に外気を取り込むための通気口10が適宜設けられ
ている。図3によく表れているように、上記カウルルー
バ1は、フロントガラス2の下縁部2aとカウルパネル
3との接合部分を覆い隠すように配されている。
【0017】上記カウルルーバ1の長手方向両端部1
a,1aは、その長手方向中間部分と比較するとかなり
細幅状に形成されており、かつ車両後方側および上方側
へ延びている。これは、図1に示すように、自動車のフ
ロントピラー70とフェンダパネル71との割線72が
比較的高い位置に設けられている場合において、この割
線72の位置まで上記カウルルーバ1の長手方向端部1
aを延ばすことにより、自動車の外観体裁を良好にする
ためである。上記カウルルーバ1の長手方向両端部1
a,1aのそれぞれの下面部には、第1係合部4が設け
られている。この第1係合部4は、車両前後方向に貫通
した係合用孔40を形成するリング状またはブリッジ状
の突起部41を上記カウルルーバ1の下面部に一体的に
連設した構成である。すなわち、上記第1係合部4は、
上記カウルルーバ1の他の部分と一体的に樹脂成形され
ている。
a,1aは、その長手方向中間部分と比較するとかなり
細幅状に形成されており、かつ車両後方側および上方側
へ延びている。これは、図1に示すように、自動車のフ
ロントピラー70とフェンダパネル71との割線72が
比較的高い位置に設けられている場合において、この割
線72の位置まで上記カウルルーバ1の長手方向端部1
aを延ばすことにより、自動車の外観体裁を良好にする
ためである。上記カウルルーバ1の長手方向両端部1
a,1aのそれぞれの下面部には、第1係合部4が設け
られている。この第1係合部4は、車両前後方向に貫通
した係合用孔40を形成するリング状またはブリッジ状
の突起部41を上記カウルルーバ1の下面部に一体的に
連設した構成である。すなわち、上記第1係合部4は、
上記カウルルーバ1の他の部分と一体的に樹脂成形され
ている。
【0018】一方、上記フロントガラス2の下縁部2a
には、クリップ5が装着されている。本実施形態では、
上記クリップ5は、フロントガラス2の側縁部2a'の下
部に装着されているが、このフロントガラスの側縁部2
a'の下部は、本願発明でいうフロントガラスの下縁部に
含まれる。上記クリップ5は、合成樹脂製であり、図2
によく表れているように、断面略コ字状のクリップ本体
部50を有している。上記クリップ5は、そのクリップ
本体部50の上壁部50aと下壁部50bとによって上
記フロントガラス2の下縁部2aの表裏両面を挟みつけ
ており、これによって上記フロントガラス2に固定して
取付けられている。上記フロントガラス2に対するクリ
ップ5の取付けを確実にする手段として、これらを接着
剤を用いて接着してもよい。上記クリップ5は、図4に
示すように、フロントガラス2を自動車ボディの所定位
置へ組み付ける以前に予めそのフロントガラス2に装着
されているものである。そして、上記フロントガラス2
が所定位置に組み付けられる段階においては、図2に示
すように、カウルパネル3の上面部3aにその底面部5
1が当接される。
には、クリップ5が装着されている。本実施形態では、
上記クリップ5は、フロントガラス2の側縁部2a'の下
部に装着されているが、このフロントガラスの側縁部2
a'の下部は、本願発明でいうフロントガラスの下縁部に
含まれる。上記クリップ5は、合成樹脂製であり、図2
によく表れているように、断面略コ字状のクリップ本体
部50を有している。上記クリップ5は、そのクリップ
本体部50の上壁部50aと下壁部50bとによって上
記フロントガラス2の下縁部2aの表裏両面を挟みつけ
ており、これによって上記フロントガラス2に固定して
取付けられている。上記フロントガラス2に対するクリ
ップ5の取付けを確実にする手段として、これらを接着
剤を用いて接着してもよい。上記クリップ5は、図4に
示すように、フロントガラス2を自動車ボディの所定位
置へ組み付ける以前に予めそのフロントガラス2に装着
されているものである。そして、上記フロントガラス2
が所定位置に組み付けられる段階においては、図2に示
すように、カウルパネル3の上面部3aにその底面部5
1が当接される。
【0019】上記クリップ5の上部には、第2係合部6
が設けられている。この第2係合部6は、上記クリップ
本体部50の上部に、車両後方側を向く断面略L字状の
係合用突起60を連設した構成であり、この係合用突起
60が上記第1係合部4の係合用孔40内に挿通するこ
とによって、これらが互いに係合している。上記第1係
合部4と第2係合部6とを互いに係合させる作業は、ク
リップ5を装着したフロントガラス2を自動車ボディの
所定位置へ組み付けた後において、カウルルーバ1を組
み付けるときに、上記第1係合部4を第2係合部6より
も車両後方側に配置した状態からカウルルーバ1を車両
前方側へ移動させることによって、第1係合部4の係合
用孔40を上記第2係合部6の係合用突起60に嵌め合
わすことにより簡単に行うことができる。
が設けられている。この第2係合部6は、上記クリップ
本体部50の上部に、車両後方側を向く断面略L字状の
係合用突起60を連設した構成であり、この係合用突起
60が上記第1係合部4の係合用孔40内に挿通するこ
とによって、これらが互いに係合している。上記第1係
合部4と第2係合部6とを互いに係合させる作業は、ク
リップ5を装着したフロントガラス2を自動車ボディの
所定位置へ組み付けた後において、カウルルーバ1を組
み付けるときに、上記第1係合部4を第2係合部6より
も車両後方側に配置した状態からカウルルーバ1を車両
前方側へ移動させることによって、第1係合部4の係合
用孔40を上記第2係合部6の係合用突起60に嵌め合
わすことにより簡単に行うことができる。
【0020】上記構成のカウルルーバの取付け構造にお
いては、フロントガラス2の下縁部2aに装着されたク
リップ5の底面部51が、カウルパネル3の上面部3a
に当接しているために、上記フロントガラス2の厚み方
向の位置決めが上記クリップ5によって図られる。上記
クリップ5は、フロントガラス2の表裏両面を挟み込ん
でいるために、このクリップ5とフロントガラス2との
厚み方向の位置ずれが生じる虞れは皆無に近く、上記フ
ロントガラス2の厚み方向の位置決めを非常に正確に行
うことが可能となる。また、このようにクリップ5によ
ってフロントガラス2の厚み方向の位置決めを図ること
ができれば、上記クリップ5を装着した部分の近辺にお
いて、フロントガラス2の厚み方向の位置決めを図るた
めの他の手段をわざわざ設ける必要がなくなる。
いては、フロントガラス2の下縁部2aに装着されたク
リップ5の底面部51が、カウルパネル3の上面部3a
に当接しているために、上記フロントガラス2の厚み方
向の位置決めが上記クリップ5によって図られる。上記
クリップ5は、フロントガラス2の表裏両面を挟み込ん
でいるために、このクリップ5とフロントガラス2との
厚み方向の位置ずれが生じる虞れは皆無に近く、上記フ
ロントガラス2の厚み方向の位置決めを非常に正確に行
うことが可能となる。また、このようにクリップ5によ
ってフロントガラス2の厚み方向の位置決めを図ること
ができれば、上記クリップ5を装着した部分の近辺にお
いて、フロントガラス2の厚み方向の位置決めを図るた
めの他の手段をわざわざ設ける必要がなくなる。
【0021】また、上記構造においては、クリップ5の
第2係合部6とカウルルーバ1の第1係合部4とが係合
し、カウルルーバ1の長手方向端部1a,1aのそれぞ
れがクリップ5に掛止されている。したがって、カウル
ルーバ1の長手方向両端部1a,1aが上方もしくはカ
ウルルーバ1の手前方向に浮き上がることが適切に防止
される。カウルルーバ1の第1係合部4は、フロントガ
ラス2の下縁部2aを直接挟みつけるものではなく、既
述したとおり、係合用孔40を有するリング状またはブ
リッジ状の突起部41をカウルルーバ1と一体的に樹脂
成形されたものであるから、その樹脂成形作業は容易で
あり、また予めカウルルーバとは別体に形成された部材
をカウルルーバに組付けるといった煩雑な手間も不要と
なる。したがって、上記カウルルーバ1に第1係合部4
を設ける作業を、低コストで行うことができることとな
る。むろん、クリップ5の第2係合部6についても、こ
のクリップ5を樹脂成形するときに同時に樹脂成形でき
る。したがって、クリップ5とカウルルーバ1との双方
に係合部を設けたからといって、それによって直ちにそ
れらの製造コストが高価になるということはない。
第2係合部6とカウルルーバ1の第1係合部4とが係合
し、カウルルーバ1の長手方向端部1a,1aのそれぞ
れがクリップ5に掛止されている。したがって、カウル
ルーバ1の長手方向両端部1a,1aが上方もしくはカ
ウルルーバ1の手前方向に浮き上がることが適切に防止
される。カウルルーバ1の第1係合部4は、フロントガ
ラス2の下縁部2aを直接挟みつけるものではなく、既
述したとおり、係合用孔40を有するリング状またはブ
リッジ状の突起部41をカウルルーバ1と一体的に樹脂
成形されたものであるから、その樹脂成形作業は容易で
あり、また予めカウルルーバとは別体に形成された部材
をカウルルーバに組付けるといった煩雑な手間も不要と
なる。したがって、上記カウルルーバ1に第1係合部4
を設ける作業を、低コストで行うことができることとな
る。むろん、クリップ5の第2係合部6についても、こ
のクリップ5を樹脂成形するときに同時に樹脂成形でき
る。したがって、クリップ5とカウルルーバ1との双方
に係合部を設けたからといって、それによって直ちにそ
れらの製造コストが高価になるということはない。
【0022】さらに、上記カウルルーバ1の長手方向両
端部1a,1aは、クリップ5に掛止していることによ
り、その高さが上記クリップ5によって規定される。そ
の一方、上記クリップ5は、既述したとおり、フロント
ガラス2の厚み方向の位置決めを図る機能を果たしてい
る。したがって、上記カウルルーバ1の長手方向両端部
1a,1aは、フロントガラス2との関係において、所
定の高さに正確に設定保持されることとなり、それら両
者間に不体裁な隙間などを極力生じさせないようにする
ことも可能となる。
端部1a,1aは、クリップ5に掛止していることによ
り、その高さが上記クリップ5によって規定される。そ
の一方、上記クリップ5は、既述したとおり、フロント
ガラス2の厚み方向の位置決めを図る機能を果たしてい
る。したがって、上記カウルルーバ1の長手方向両端部
1a,1aは、フロントガラス2との関係において、所
定の高さに正確に設定保持されることとなり、それら両
者間に不体裁な隙間などを極力生じさせないようにする
ことも可能となる。
【0023】図5は、本願発明に係るカウルルーバの取
付け構造に適用されるクリップの他の例を示す要部斜視
図である。本願発明では、同図に示すように、フロント
ガラス2の下端縁2bに対して、クリップ5Aを装着す
る構成としてもかまわない。本願発明でいうフロントガ
ラスの下縁部には、上記下端縁2bも当然ながら含まれ
る。
付け構造に適用されるクリップの他の例を示す要部斜視
図である。本願発明では、同図に示すように、フロント
ガラス2の下端縁2bに対して、クリップ5Aを装着す
る構成としてもかまわない。本願発明でいうフロントガ
ラスの下縁部には、上記下端縁2bも当然ながら含まれ
る。
【0024】本願発明に係るカウルルーバの取付け構造
の各部の具体的な構成は、上記実施形態に限定されず、
種々に設計変更自在である。本願発明では、クリップお
よびカウルルーバのそれぞれに設けられる係合手段の具
体的な構成を、上記実施形態で説明した第1係合部や第
2係合部とは異なる構成にしてもよい。また、上記実施
形態では、カウルルーバに設けられる第1係合部をカウ
ルルーバと一体的に樹脂成形したが、本願発明は、やは
りこれに限定されない。本願発明では、カウルルーバの
下面部に設けられる係合部を、カウルルーバとは別体に
形成する場合であっても、この係合部は従来とは異なり
平板状のフロントガラスを直接挟みつけるものではな
く、あくまでもクリップの係合部に係合しうる構造であ
ればよいから、その構造を従来と比較すれば格段に簡易
にすることができ、その製造を容易なものにすることが
可能である。
の各部の具体的な構成は、上記実施形態に限定されず、
種々に設計変更自在である。本願発明では、クリップお
よびカウルルーバのそれぞれに設けられる係合手段の具
体的な構成を、上記実施形態で説明した第1係合部や第
2係合部とは異なる構成にしてもよい。また、上記実施
形態では、カウルルーバに設けられる第1係合部をカウ
ルルーバと一体的に樹脂成形したが、本願発明は、やは
りこれに限定されない。本願発明では、カウルルーバの
下面部に設けられる係合部を、カウルルーバとは別体に
形成する場合であっても、この係合部は従来とは異なり
平板状のフロントガラスを直接挟みつけるものではな
く、あくまでもクリップの係合部に係合しうる構造であ
ればよいから、その構造を従来と比較すれば格段に簡易
にすることができ、その製造を容易なものにすることが
可能である。
【図1】本願発明が適用されたカウルルーバの取付け構
造の一例を示す斜視図である。
造の一例を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II拡大断面図である。
【図3】図1のIII −III 拡大断面図である。
【図4】本願発明が適用されたカウルルーバの取付け構
造の一例を示す分解斜視図である。
造の一例を示す分解斜視図である。
【図5】本願発明に係るカウルルーバの取付け構造に適
用されるクリップの他の例を示す要部斜視図である。
用されるクリップの他の例を示す要部斜視図である。
1 カウルルーバ 1a 長手方向端部(カウルルーバの) 2 フロントガラス 2a 下縁部(フロントガラスの) 3 カウルパネル 3a 上面部(カウルパネルの) 4 第1係合部 5 クリップ 6 第2係合部 51 底面部(クリップの)
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車のカウルパネルの上面部およびこ
の上面部に対向するフロントガラスの下縁部を覆うカウ
ルルーバの長手方向端部を固定するためのカウルルーバ
の取付け構造であって、 上記フロントガラスの下縁部の表裏両面を挟み込むよう
にして上記フロントガラスに装着されたクリップを具備
しているとともに、このクリップの底面部は、上記カウ
ルパネルの上面部に当接しており、かつ、 上記クリップの上部と上記カウルルーバの長手方向端部
の下面部とのそれぞれには、上記クリップに上記カウル
ルーバを掛止させるための互いに係合可能な係合手段が
設けられていることを特徴とする、カウルルーバの取付
け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16551297A JPH1111350A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | カウルルーバの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16551297A JPH1111350A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | カウルルーバの取付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111350A true JPH1111350A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15813812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16551297A Pending JPH1111350A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | カウルルーバの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1111350A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008247224A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nippon Plast Co Ltd | 自動車のカウル構造 |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP16551297A patent/JPH1111350A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008247224A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nippon Plast Co Ltd | 自動車のカウル構造 |
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