JPH11113772A - 檜間伐丸太材製浴槽 - Google Patents

檜間伐丸太材製浴槽

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JPH11113772A
JPH11113772A JP9296305A JP29630597A JPH11113772A JP H11113772 A JPH11113772 A JP H11113772A JP 9296305 A JP9296305 A JP 9296305A JP 29630597 A JP29630597 A JP 29630597A JP H11113772 A JPH11113772 A JP H11113772A
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JP
Japan
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thinned
side wall
log
bathtub
logs
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JP9296305A
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English (en)
Inventor
Terumitsu Iwazawa
照光 岩澤
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IWASAWA KOGYO KK
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IWASAWA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 檜の間伐材を活用でき且つ丸太独特の自然趣
向が得られる檜間伐丸太材製の漏水のない浴槽を提供す
る。 【解決手段】 檜の間伐丸太材1を直立させ水平方向に
連結して成る側壁2で底板3を囲遶して成る浴槽におい
て、前記側壁2の低部内壁全周に遊び深さを有する切込
み溝を形成してその切込み溝内に底板の全周縁3aを液
密状態に差し込み、側壁2は、各間伐丸太材の長さ方向
に接合部5を形成して相互に密接嵌合させた上各間伐丸
太材1の直径方向に貫通する貫通孔を間隔置きに設け、
その貫通孔に高強度で耐水性を有する連結線材7を挿通
させてその両端部をバネ圧緊結具8で結んだ檜間伐丸太
材製浴槽である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、檜間伐丸太材を利
用した浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、日本の林産業においては木材価格
の低迷から採算に載らない間伐材が大量に放棄されてい
る。間伐材は利用しようとしても、太さも不規則で、節
も多くあるために精度を要求されるような物品には用意
には利用することができない。本発明者は、このような
貴重な木材資源を無駄にしている実情を憂い、なんとか
その間伐材を利用する方法はないかと研究をしてきた。
そして浴槽に利用できる技術を開発した。
【0003】既に、これまで檜材を用いた浴槽は各種提
供提案されている。檜材は、水に当っても腐りにくく、
雑菌を抑制する作用があり、また発散する香も心地好い
ものがあるため古くから浴槽に用いられている。そして
それらの浴槽は、一般的には板状に加工しそれらを組み
立てたものが用いられている。木材は材質的に含水率に
よる伸縮変化が大きく、板材の組み合わせ部分に隙間が
発生し漏水しやすく、これを防止するために高度の加工
精度と製造技術が要求されていた。また、木材の不規則
な変形による隙間発生を避けるために、木目の揃った高
価な板材を厳選して用いる必要があった。
【0004】例えば、蟻溝・蟻ほぞによる浴槽の連結技
術(実開平2−31586号)が提案されている。ま
た、連結杆を挿通させて角材を緊結させる連結加工技術
(実開平2−129が提案されている。これらの浴槽の
技術は、いずれも高い精度を得られない間伐材は使用に
適さず、精密に加工された良質の板材乃至角材を用いな
ければ成立たないものであった。また、これまでの浴槽
では、良質の板材乃至角材を用いているので表面が平滑
であり木目の美しさは強調できても木としての時には荒
々しい自然美は得られないものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の実情に
鑑みてなされたもので、檜の間伐材を活用でき且つ丸太
独特の自然趣向が得られる檜間伐丸太材製の漏水のない
浴槽を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、檜の間伐丸太材1を直立させ水平方向に
連結して成る側壁2で底板3を囲遶して成る浴槽におい
て、前記側壁2の低部内壁2a全周に遊び深さを有する
切込み溝4を形成してその切込み溝4内に前記底板3の
全周縁3aを液密状態に差し込み、前記側壁2は、各間
伐丸太材の長さ方向に接合部5を形成して相互に密接嵌
合させた上各間伐丸太材1の直径方向に貫通する貫通孔
6を間隔置きに設け、その貫通孔6に高強度で耐水性を
有する連結線材7を挿通させてその両端部7a,7bを
バネ圧緊結具8で結んだことを特徴とする檜間伐丸太材
製浴槽である。
【0007】また、上記構成において、前記側壁2のコ
−ナ−部分及び/又はバネ圧緊結具8部分の丸太材1内
部水平方向に形崩れ防止整形棒9を貫通配設して成るも
のである。
【0008】また、檜の間伐丸太材1を水平にして垂直
方向に連結して成る側壁2で底板3を囲遶して成る浴槽
において、前記底板3を多角形に形成し、前記側壁2の
低部内壁2a全周に水平方向に遊び深さを有する切込み
溝4を形成してその切込み溝4内に前記底板3の全周縁
3aを液密状態に差し込み、前記側壁2は、それぞれの
辺の長さに切り揃えた間伐丸太材1の長さ方向に接合部
5を形成するとともに前記間伐丸太材1の両端部1aに
上下の対応切込み10を設け、水平方向に密接嵌合させ
て連結させた各間伐丸太材1の直径方向に貫通する貫通
孔6を間隔置きに設け、前記貫通孔6にバネ圧緊結具1
1を有する高強度で耐水性を有する連結軸12を挿通さ
せて成る檜間伐丸太材製浴槽である。
【0009】また、上記各構成において、側壁2の接合
部5が、連結継材13を介して形成されるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面で具体
的に説明する。本発明は、図1乃至図3に示すように、
檜の間伐丸太材1を直立させ水平方向に連結して成る側
壁2で底板3を囲遶して成る浴槽と、図4乃至図6に示
すように、同じく檜の間伐丸太材1を水平にして垂直方
向に連結して成る側壁2で底板3を囲遶して成る浴槽の
異なる方向の組み方がある。
【0011】先ず、間伐丸太材1を直立させて組むもの
を図1乃至図3で説明する。この形態においては、檜の
間伐丸太材1を直立させ水平方向に連結して成る側壁2
で底板3を囲遶し、図3に示すように、前記側壁2の低
部内壁2a全周に遊びS深さを有する切込み溝4を形成
してその切込み溝4内に前記底板3の全周縁3aを液密
状態に差し込む。前記側壁2は、各間伐丸太材の長さ方
向に接合部5を形成して相互に密接嵌合させた上各間伐
丸太材1の直径方向に貫通する貫通孔6を上下間隔置き
に数箇所設け、その貫通孔6に高強度で耐水性を有する
連結線材7を挿通させてその両端部7a,7bを木材の
含水率による伸縮変化に対応するバネ14によるバネ圧
緊結具8で結ぶ。そのバネ14の力によって前記連結線
材7で側壁2の全丸太材1を締め付けて浴槽全体が液密
一体化される。
【0012】そして、図1乃至図3に示すように、前記
側壁2のコ−ナ−部分やバネ圧緊結具8部分は変形し易
いので間伐丸太材1内部水平方向に形崩れ防止整形棒9
を貫通配設する。変形し易い部分を本来の形状に保たれ
るように形崩れ防止整形棒9で補強することにより、図
12に示すように、瓢箪型など変形した多様な形状の浴
槽にすることが可能となる。
【0013】次に、檜の間伐丸太材1を水平にして垂直
方向に連結して成る側壁2で底板3を囲遶する浴槽を図
4乃至図6で説明する。この形態においては、前記底板
3を長方形に形成し、図6に示すように、前記側壁2の
低部内壁2a全周に水平方向に遊びS深さを有する切込
み溝4を形成してその切込み溝4内に前記底板3の全周
縁3aを液密状態に差し込む。そして、前記側壁2は、
それぞれの辺の長さに切り揃えた間伐丸太材1の長さ方
向に接合部5を形成しするとともに、図14に示すよう
に、前記間伐丸太材1の両端部1aに上下の対応切込み
10を設け、水平の丸太材1を積重ねた状態に相互に密
接嵌合させて連結させた各間伐丸太材1の芯部を通るよ
うに直径方向に貫通する貫通孔6を間隔置きに設け、前
記貫通孔6に木材の含水率による伸縮変化に対応するバ
ネ15によるバネ圧緊結具11を有する高強度で耐水性
を有する連結軸12を挿通させる。前記連結軸12で側
壁2の全丸太材1を締め付けて浴槽全体が液密一体化さ
れる。
【0014】また、図14に示すように、間伐丸太材1
の両端部1aの重合部分の中央縦に貫通孔16を設けて
ステンレス棒17を貫通させるとコ−ナ−部分の接合が
強化される。さらに、間伐丸太材1を横組にしたものに
おいては、平面的には図4に示す四角形や図13に示す
五角型など、各種多角形の形状の浴槽が可能となる。
【0015】上記各形態において、側壁2の接合部5に
ついては各種形態が可能でがあるが、例えば、図7に示
すように、檜間伐丸太材1の両面に板状連結継材13を
差し込める凹溝を形成し、その連結継材13を両側から
凹溝で挟み込み連結する形態が可能である。また、間伐
丸太材1に接合部5を直接形成する形態としては、図8
に示すように、一本の丸太材1の一側方に凹溝を、他方
にその凹溝に対応して嵌合する凸条を形成する形態が可
能である。また図9に示すように、二本の凸条と凹溝を
設けることもできる。また、図10に示すように、丸太
材1の一側方に丸太の径と同じ径の円凹面を形成してそ
れぞれを嵌合させる形態もできる。
【0016】前記切込み溝4と前記底板3の全周縁3a
との間に遊びS深さを設けるのは、側壁2の伸縮と底板
3の伸縮とによる相対的なズレ変化を吸収するためのも
のである。例えば、間伐丸太材1を縦組とした場合で説
明すると、図11の(イ)は収縮前を、同図(ロ)は乾
燥によって収縮した後の状態を示している。各間伐丸太
材1が収縮するとバネ圧緊結具8のバネ14の力によっ
てバネ14が開き(開き幅W1から開き幅W2へ拡
張)、側壁2の全体が締め付けられ浴槽の径R1が径R
2へと縮まり、底板3の周縁3aが切込み溝4に深く食
い込んでくる。その側壁2の全体を締め付けるにはバネ
14の弾性力はかなりの大きさが必要である。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のようで、貫通孔6に挿通
した端部バネ圧緊結具8,11を有する高強度で耐水性
を有する連結線材7及び連結軸12によって浴槽側壁2
の全体を木材の含水率による伸縮変化に対応してバネの
圧力で引き締めることによって、間伐丸太材1の接合部
5を液密一体化させ、変形しやすい間伐丸太材1による
浴槽の漏水が防止することができる。縦組間伐丸太材1
による浴槽では、変形しやすいコ−ナ−部分などに適宜
に形崩れを防止する整形棒9を補強することによって、
瓢箪型など不規則に変形した多様な形状の浴槽を作るこ
とができる。また、前記側壁2が収縮したときに間伐丸
太材1のバネ圧緊結具8,11のバネ14,15の附勢
力によって浴槽の周囲か縮小し、その分、底板3の周縁
3aが切込み溝4内に深く食い込み、寸法変化が生じて
もその食い込みによって液密状態を維持し、隙間の発生
即ち漏水を防止することができる。
【0018】檜の間伐丸太木材1では板材を用いた浴槽
よりも肉厚となるのでその高い断熱効果が得られ、温水
が容易には冷めない利点がある。さらに、厳密な精度が
得られない(収縮や変形の発生が避けられない)檜の間
伐丸太材1であっても、檜特有な腐りにくく、雑菌を抑
制し、心地好い香を発散する優れた性能を活かすととも
に、これまでの檜浴槽の特徴であった木目の美しさとは
異なった荒々しい樹木の自然美が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦組間伐丸太材の浴槽の形態を示す斜視図。
【図2】縦組間伐丸太材の浴槽の形態の水平断面図。
【図3】縦組間伐丸太材の浴槽の形態の縦断側面図。
【図4】横組間伐丸太材の浴槽の形態を示す斜視図。
【図5】横組間伐丸太材の浴槽の形態の平面図。
【図6】横組間伐丸太材の浴槽の形態の縦断側面図。
【図7】間伐丸太材の接合部に連結断材を有する形態を
示す水平断面図。
【図8】間伐丸太材の接合部の別の形態を示す水平断面
図。
【図9】間伐丸太材の接合部のまた別の形態を示す水平
断面図。
【図10】間伐丸太材の接合部のさらに別の形態を示す
水平断面図。
【図11】縦組間伐丸太材の浴槽の(イ)が収縮前、
(ロ)が収縮後を示す水平断面図。
【図12】縦組間伐丸太材の浴槽が不規則な形態を示す
一部水平断面の平面図。
【図13】横組間伐丸太材の浴槽が五角形の形態を示す
平面図。
【図14】側壁のコ−ナ−部分における横組間伐丸太材
端部の接続状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 檜の間伐丸太材 1a 間伐丸太材の両端部 2 側壁 2a 側壁の低部内壁 3 底板 3a 底板の全周縁 4 切込み溝 5 接合部 6 貫通孔 7 連結線材 7a 連結線材端部 7b 連結線材端部 8 バネ圧緊結具 9 形崩れ防止整形棒 10 対応切込み 11 バネ圧緊結具 12 連結軸 13 連結継材 14 バネ 15 バネ 16 貫通孔 17 ステンレス棒 S 遊び

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 檜の間伐丸太材(1)を直立させ水平方
    向に連結して成る側壁(2)で底板(3)を囲遶して成
    る浴槽において、前記側壁(2)の低部内壁(2a)全
    周に遊び深さを有する切込み溝(4)を形成してその切
    込み溝(4)内に前記底板(3)の全周縁(3a)を液
    密状態に差し込み、前記側壁(2)は、各間伐丸太材の
    長さ方向に接合部(5)を形成して相互に密接嵌合させ
    た上各間伐丸太材(1)の直径方向に貫通する貫通孔
    (6)を間隔置きに設け、その貫通孔(6)に高強度で
    耐水性を有する連結線材(7)を挿通させてその両端部
    (7a),(7b)をバネ圧緊結具(8)で結んだこと
    を特徴とする檜間伐丸太材製浴槽。
  2. 【請求項2】 側壁(2)のコ−ナ−部分及び/又はバ
    ネ圧緊結具(8)部分の丸太材(1)内部水平方向に形
    崩れ防止整形棒(9)を貫通配設して成る請求項1記載
    の檜間伐丸太材製浴槽。
  3. 【請求項3】 檜の間伐丸太材(1)を水平にして垂直
    方向に連結して成る側壁(2)で底板(3)を囲遶して
    成る浴槽において、前記底板(3)を多角形に形成し、
    前記側壁(2)の低部内壁(2a)全周に水平方向に遊
    び深さを有する切込み溝(4)を形成してその切込み溝
    (4)内に前記底板(3)の全周縁(3a)を液密状態
    に差し込み、前記側壁(2)は、それぞれの辺の長さに
    切り揃えた間伐丸太材(1)の長さ方向に接合部(5)
    を形成するとともに前記間伐丸太材(1)の両端部(1
    a)に上下の対応切込み(10)を設け、水平方向に密
    接嵌合させて連結させた各間伐丸太材(1)の直径方向
    に貫通する貫通孔(6)を間隔置きに設け、前記貫通孔
    (6)にバネ圧緊結具(11)を有する高強度で耐水性
    を有する連結軸(12)を挿通させて成る檜間伐丸太材
    製浴槽。
  4. 【請求項4】 側壁(2)の接合部(5)が、連結継材
    (13)を介して形成される請求項1乃至3のうちいず
    れか一項記載の檜間伐丸太材製浴槽。
JP9296305A 1997-10-13 1997-10-13 檜間伐丸太材製浴槽 Pending JPH11113772A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010172500A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Takashi Akaike 組立式風呂桶及び風呂桶の木製側板
RU236831U1 (ru) * 2025-04-17 2025-08-26 Алексей Владимирович Андреев Узел для компенсации влияния естественного разбухания и усушки древесины уличных купелей, фурако и банных чанов

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